月別アーカイブ: 2015年3月

2015年春の新製品 モンベルの封筒型シュラフ 旧製品との違いについて

 先日、近くのモンベルショップへ行ってきました。すでに2015年春の新製品が出てきていまして、どこがどう変わっているのか興味がありました。ちなみに、以前このブログに紹介した単なる湯沸しから火力調整のできる新しいジェットボイルミニモはまだ発売の気配もありませんでした。

 気になる製品の中には、先月ネットのアウトレットショップで安いからと買った、車中泊で重宝する封筒型の寝袋「ファミリーバッグ#1」の新製品もありました。私の購入した旧製品は真冬でも使えるだけの厚手のもので(カタログ上の快適睡眠温度域は-9℃~)、持ち歩くのに大きいのが残念なところだったのですが、新しい「ファミリーバッグ#1」を見たら私の持っているものよりかなりコンパクトに収納されているではありませんか。しかも、定価ベースで言って3千円くらい安い5,900円(税別)で売られていました。以前にこのブログに書いた旧ファミリーバッグ#1についてのレポートは以下の通りです。

http://syachu.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/1-d328.html

 もし、旧製品の性能(特に耐寒性能)と同じものがこの値段で、さらにコンパクトになってしまったとしたら、焦って旧製品を買ってしまった自分が莫迦だったのかと軽いショックを受けつつ帰宅したのですが、改めてネットでその内容を調べてみると、新旧の製品にはやはり違いがありました。新しい「ファミリーバッグ#1」の快適睡眠温度域は-1℃~になっています。番号の振り方から言うと、旧製品の「ファミリーバッグ#3」と同じような仕様(旧製品の#3は快適睡眠温度域が-0℃~)です。ちなみに、旧製品の#3が総重量1.8kgなのに対し、新製品の#1は1,690gと軽くなっていて、さらに安いので、個人的にはむしろ、ファミリーバッグ#3の新製品として出した方がインパクトがあったのではないかと思います。

 車中泊で使う場合、旧製品のような厳冬期でもこのシュラフ1つで何とか寝られるようなタイプの製品が無くなったのは残念ですが、新しい製品は3シーズンは1枚のみで使え、厳冬期は毛布などを加えてやれば、その畳んだ大きさと重さがかさばらないので、モンベルの出している封筒型のシュラフの中で一番のおすすめが#1であることには変わりないと思います。個人的には今後、この路線でさらに寒い気候の中で使えるものを出してほしいと思いますね。


ケロリン桶を外に持ち込んで使う問題とその解決法

 以前にもこのブログの中で紹介させていただきましたが、私の車の中には洗面器を常備しています。単なる洗面器としてではなく、バケツ代わりなどにハードに使用することがあるので、その耐久性に注目して入手したのがよく公衆浴場や温泉に置いてあるケロリンの名前が入った黄色い桶です。ご存じない方はどこかの公衆浴場から盗んできたのかと思われる方もいるかも知れませんが、ケロリン製造元富山市内だけでなく全国の東急ハンズやLoftといった雑貨店にも売られています。

 ただ最初に書いた通り、このケロリン桶を車内のみで使っているうちはいいのですが、これを持って各地の公衆浴場に行く場合、やはりあらぬ誤解を受けてしまう可能性は常にあります。これさえ何とかなれば車中泊にケロリン桶の組み合わせは最高だと思っていたのですが、昨日ついにこの問題を解決するかも知れないケロリン桶を入手しました。

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 通販を古くから手がけているニッセンが「銀河英雄伝説」とコラボしたグッズとして、ストーリーの中に出てくる自由惑星同盟の国父・アーレ・ハイネセンが唱えた「自由・自主・自律・自尊」の文字がプリントされた限定版ケロリン桶です。

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 ニッセンでは同じくアニメ・ケロロ軍曹とコラボしたケロリン桶もありますが、こちらも限定品なので欲しい方がいたら入手は早めにした方がいいでしょう。大きさはいわゆる関東用の大きさになっていて(もう一つのサイズ、関西用は関東のものより一回り小さい)、私の持っているかなり前に購入したサイズと同じで、重ねての持ち運びも容易です。

 マニアにとっての物欲と私自身の物欲の種類はまるで違いますが、私はそこまでプレミアム感を持たずに使っていこうかと思っています。そうは言っても普通の人から見たら珍しいケロリン桶なので盗難には注意が必要なものの、公衆浴場にある桶が全てケロリン桶であっても、これなら自分の私物であると強烈に主張できます。こうしたものは時期を逃すと後で定価で購入することは難しくなると思いますので、私と同じように普通のケロリン桶を車外に持ち出していやな経験がある方は、販売終了前に早めの入手をおすすめします。



Wi-Fi対応のデジカメとタブレットの相性

 全国的にそろそろ桜の花の便りが聞かれる頃となりましたが、私もまだ咲き始めではありますが、カメラを持って撮影に出掛けてきました。

 市内中心部の公園は桜が多く植えられていて、私のようにカメラを持ってお花見という人もかなり多かったですが、かなり一眼レフを持ち歩いている人が多買ったのが印象的でした。しかし、コンパクトカメラにはコンパクトさのメリットがあります。私の使っているオリンパスのSTYLUS1ですが、これにはWi-Fiによる通信機能が付いていまして、スマートフォンやタブレット端末とやり取りができて、なかなか便利です。

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 私が今メインで使っているモバイル通信はWi-FiのみのiPad mini2でも専用アプリを利用すればiPad mini2上からカメラをコントロールしたり、撮影した写真を端末の方に転送することができるなどいろいろ便利なのですが、Wi-Fiでの画像転送スピードはそこそこに早く、撮影した写真の確認をデジカメ側でやるのではなく、上の写真のように転送してすぐiPad mini2の方で行なえるのが大変ありがたいです。

 いったんiPad mini2に取り込んでしまうと、モバイルルータと改めてつなぎ、ネット接続ができる状態にしておけば、すぐに誰かにデジカメの写真を送ったり、netprint(セブンイレブン用)、PrintSmash(ファミリーマート、ローソン、サークルKサンクスなど)というアプリを使えば、コンビニのプリンタで出力することもできるようになります。もちろん、iPad mini2自体がフォトフレームとしても機能しますので、同じことをスマートフォンでやるよりも何とか片手で持てるタブレット端末と組み合わせて使うと旅先で写真を見たりする場合も役に立ちます。

 私の場合は旅から帰ってから改めてiPad mini2からflickrの方に直接画像をアップロードして(一応、撮影日別のアルバム形式にするので撮影した日付だけ覚えておけばわからなくなることはありません(^^))画像の管理はそれ以上行ないません。タブレット端末本体に入っている画像もアップロード完了時点で削除し、デジカメのメモリカードの内容も消してしまいます。

 もし、flickrのサービスが有料になったり日本から使えなくなったりしたらどうにかしなければなりませんが、今のところは全てケーブルレスでメモリカードも出し入れなく、閲覧および利用する際はパソコンを含めたどの端末からでもできるようになるということで、過去の映像管理のしかたと比べると本当に楽になりました。今のカメラを買う前にはあえてWi-Fi対応のデジカメではなく、SDカードにWi-Fiが付いているものでいいかなと思っていましたが、旅先でデジカメで撮影した写真を活用したい場合は対応のデジカメを選んだ方がいいと思います。モバイルルーターを持たない方でも、デジカメと通信する方法としてWi-Fiを使うだけでも便利です。もし買ったものの使っていないタブレット端末を持っている場合は、デジカメとセットにするためだけに持ち出してみてはいかがでしょうか。


テレビがなくてもテレビ番組を見られる環境を作る試み

 ここのところ、地方在住の私にとっては地域格差というものを感じるニュースが多くなってきました。難視聴地域対象のBSによる東京地区で放送されている全地上波を再送信していた放送が終了するとか、NHKが将来的にNHKオンデマンドを見られる可能性のあるインターネットを利用している人からも(つまりはアンテナもテレビもなくても)受信料を徴収するとかいう話もあります。いわゆるテレビ東京系の放送局や、他の民放系列の放送局がない地方にとっては受信料だけが全国と同じレベルで、地上波で見られる放送に格差があるというのに納得がいかないという方も多いのではないでしょうか。

 そんなテレビ東京ですが、予定では4月13日からいわゆる「見逃し番組」を放送終了から1周間の間は見られるようにするサービスを、インターネットサイトの「Gyao!」で始めるという話が入ってきました。見られる番組は「Youは何しに日本へ?」「チマタの噺」「ヨソで言わんとい亭」「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」「ゴッドタン」の5つのバラエティだけということはありますが、今までどうしても見られなかった地方にいる人にとってはネット環境とGyao!が見られるハード環境を揃えれば会員登録などしなくても見られるようになるというのはいいですね。詳しくは以下のページを確認してみてください。

http://gyao.yahoo.co.jp/special/tvtokyocatchup/

 この、Gyao!が見られる環境ということで言うと、今まであえて興味のないふりをしてきた(^^;)、Googleの「クロームキャスト」というハードをテレビのHDMIポートに差してコントロールするパソコン・スマートフォン・タブレット端末があれば大きなテレビの画面で見られるようになるということになります。クロームキャストについては改めて語ることもないほど売れているハードですが、今後、こうした民放の見逃し番組視聴のサービスが拡大してくるならば、TVチューナー自体がいらなくなる状況も見えてこようと言うものです。

 以前から、NHKが映らないテレビがあれば、受信料を払わなくてもいいのにという話はありましたが、日本および海外のメーカーがNHKの映らないテレビを販売するわけがありません(^^;)。しかし、ネット上からのニュースと動画だけでいいとなれば現状でテレビ受信契約をしないで正式にテレビ局が配信した番組を大型ディスプレイでも楽しむことができるようになりますね。

 これはクロームキャストがすごいというよりも、今後のネットによるテレビ番組の配信サイトがクロームキャストに対応するかがポイントです。これからの状況によっては、NHKを除く民放がネット配信をクロームキャストに対応させながら内容を充実させてくれるかによって、本当にテレビを購入して見なくて済んでしまうような時代が現実に来てしまうかも知れませんね。

 ただ、その際に注意したいことは、自宅にNHKの局員が来たとして、部屋の中にテレビ放送を受信できるものがなかったとしても、ワンセグの受信できる携帯電話やスマートフォンがあると認識された場合、同じように受信料を請求されてしまうことになります。この点ではiPhoneやNexus5 ZenFoneなどの日本仕様でない端末が有利です。

 そんな状況だから今、NHKがインターネット環境がある所にも同じように受信料を請求しようとしているのだと思います。ただ、もしインターネット環境があるだけでNHKが受信料を徴収することになるなら、従来の受信料を払っている人には、過去のアーカイブスを今より格安で公開する(受信契約をしていない人との料金の差はあってほしいですし、衛星契約があればBSの番組も見られるとかの措置は必要でしょうが)というような事はやってくれないと(^^;)。さらにその内容をクロームキャストから大型テレビで見られるようにしてくれれば、アーカイブスをいつでも利用できるようになり、受信契約をするメリットも出てくるように思います。

 とりあえず、今回のニュースを受けて、私も遅まきながらクロームキャストを導入してみることにしました。今のテレビが駄目になる頃に、果たしてネット配信の環境がどうなっているのか期待半分不安半分といったところでしょうか。


車中泊の際の服装によって快適度が変わる?

 車の運転をしながら、さらに車の中で寝るという旅のスタイルは車中泊をしない人にとってはずいぶん過酷に映るかもしれません。単に車のシートを倒したままの状態で仮眠を取るならその指摘ももっともなことですが、旅慣れた人ほど車の中であっても快適に過ごすことができるセッティングを工夫して、ちゃんと体を伸ばせるだけでなく寝返りも打てるような環境で車中泊を行なっていることと思います。

 ただ、外に出れば何が起こるかわからない状況も考えられる中、夜中に車の外に出ることも考え、いわゆるパジャマ姿で寝るということはやめたほうがいいのではないかという思い、パジャマのかわりにジャージを持って行くということを以前はやっていました。ジャージを寝巻き代わりに使っていると、例えば深夜にトイレに行くため外に出たとしても、それほどおかしな感じを周辺に与えなくても済む感じがします。しかし、こうした観点とは別に、ただでさえ休まりにくい車の中での就寝環境を快適にするために、ジャージで寝るのはどうかという話をテレビでやっていたのでちょっと気になりました。

 最近よくあるお医者さんが健康のために提言する番組の中で、快適に睡眠を取るためには、寝返りは打った方がいい、枕も沈み込むものだと熟睡しているとその場から動けなくなるため多少固めが良い、服装についても寝返りを打ったりいろんな寝相をする中で体がひっかかりやすいジャージは避け、ゆったりした格好で寝るのがいいという話に耳が止まりました。

 確かに体を締め付けるものを付けたまま寝ると疲れが取れないなんて話も聞きますし、普段より寝付きにくい車中泊の旅であればこそ、リラックスして寝られる服装に気を付けた方がいいのではないかという気がしてきました。

 私の今後の旅について考えると、具体的にはジャージよりもゆったりめで襟のないスウェットを用意し、そのまま車の外に出るのがはばかれる場合は、上に羽織るものを別に用意して就寝するのがいいかなと思います。状況によっては普段着のまま就寝せざるを得ない場合もあるでしょうが、短時間でも質の良い睡眠を取るためには、服装にも気を使ってみた方がいいのだと改めて思いました。単にパジャマと言っても普段着にも合わせられそうなものも探せばあるでしょうし、自分でも気に入ったパジャマと一緒に車中泊の旅に出るというのもいいかも知れません。


航空機事故の衝撃から国内旅行の動向を考える

 スペイン・バルセロナからドイツ・デュッセルドルフに向かった格安航空の事故は、改めて飛行機の事故の恐ろしさを多くの人に呼び起こさせた感じがしています。事故で亡くなるということについて言えば、自動車の交通事故で亡くなる確率と比べても飛行機は安全だという風に捉えることもできるでしょう。しかし、これも先日フランスのテレビ番組に出演していた有名アスリートが亡くなったヘリコプターの事故のことを考えると、車同士ならちょっとの接触なら多少の怪我ぐらいで済むところ、空中で接触すること自体が重大な事故になってしまうという怖さは決して払拭することはできないでしょう。

 もし今、日本の格安航空会社の飛行機に事故が起こったとしたら大変なことになるだろうと思いますが、今後の格安航空会社の経営を左右しかねない新たな新幹線計画が進行していることも確かです。先日開通した北陸新幹線の後、ついに平成27年度末に新青森と新函館北斗間で開業する予定の北海道新幹線は、日本国内の旅行のあり方を変えてしまう可能性を秘めています。

 ちなみに、私が初めて飛行機に乗ったのが北海道旅行に出掛けるためでした。まだ青函航路が国鉄により運行されていた頃は青森から連絡船に乗り換えになりましたが、青函トンネルができたことで、先日廃止になった寝台特急の北斗星やトワイライトエクスプレスを使えば乗り換えなしで札幌まで行けるようになりました。しかし、寝台車は定員が限られているため席を取るのが大変で、しかも様々な安売りチケットがある飛行機と比べると高くて時間がかかるということで飛行機を使う方も多いでしょう。その後も何度か北海道に行きましたが、時間の制約がある中で、北海道へ行く途中を楽しむのなら在来線や高速バスで何とか青森までたどりつき、そこから青函トンネルを通って北海道入りというのもいいのですが、時間が限られた旅では飛行機を使うしかなくなります。そうした選択が新幹線の北海道乗り入れによって変わってしまうのではないでしょうか。何より画期的なのが、座席の予約をしなくても乗車券と自由席特急券さえ買えば当日中に東京から函館(将来的には札幌)まで行けてしまう気軽さでしょう。飛行機ではとてもこんなことはできません。

 もちろん、沿線上に台風が来たり雪で進めなくなるような事もあるでしょうが、少なくともその時には飛行機は全く飛ばないと思いますので、多くの人が気軽に北海道に行けるチャンスが生まれるという意味で、実際に開通日が発表されれば、今盛り上がっている北陸新幹線が霞んでしまうほどの盛り上がりが出てくるのではないでしょうか。


プリングルズのポテトチップを食べてオリジナルスピーカーが必ずもらえるキャンペーン

 ここのところのスマートフォンの周辺機器の興味は、本体では小さい音を出すスピーカーに行ってしまっていますが、まさにそうした興味に応えるかのように、ポテトチップブランドの「プリングルズ」で、応募者全員がもらえるスマートフォン用有線スピーカーのキャンペーンを2015年6月30日まで行なっています。

https://jp.partyspeakers.pringles.com/

 キャンペーン概要は上のリンクからたどっていただければいいかと思いますが、赤い中フタに「ハンパないうまさ!」という記載のあるもの10枚を集めて送ればだれでもポテトチップの筒に差し込んで使う小型スピーカーがもらえるそうです。

 詳しい仕様などはキャンペーンページだけではわかりませんでしたが、単四電池3本で動く有線のスピーカーなので、先日購入した統合端子からミニプラグ出力のできるアダプタを使えば、十分使えそうです。このプレゼントは抽選や先着順ということもなく、応募者全員がもらえるというのがいいですね。恐らくポテトチップを食べる方なら一番安いコストで手に入れることのできるスピーカーだと思うので、車中泊のお供に気軽に加えられる一品になるのではないかと期待しています。

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 というわけで、近くのディスカウントショップに出向き、購入に当たっての個数制限がないのを確認した上で、早速ショート缶を10個確保してきました(^^;)。すぐに食べ切って応募というわけにはいきませんが、これを食べきったところですぐ応募できる体制は整いました。しばらくはおやつにポテトチップということが続きそうです(^^)。


タフネススマホはぞんざいに扱っても大丈夫なのか?

 この記事が読まれる頃にはすでに売り切れているかも知れませんが、京セラが出したSIMフリースマートフォンのTORQUEが3万円弱の安値で売られていたようです。私は同じくらいの値でiPad mini2を買ってしまったこともありますが、まだ買えるうちにそのストアで在庫があるのを確認したものの、購入はしませんでした。

 実を言うと私は昔から防水や耐衝撃などのうたい文句には弱く(^^;)、ついついごついものを買ってしまうという傾向がありました。一応、今使っているガラケーやスマホは防水のものが多いですし、チャンスがあれば使ってみたい気もありましたが、私の中では何を差し置いてもタフネススマホが一番だという価値判断が揺らいできてしまったこともあり、あえて手を出さなかったと言えるかも知れません。

 実際のところ、スマホやガラケーの防水はどうなのかと考えた場合、大雨の中であえて雨に打たれた状態でガンガン使おうとは思っていません。お風呂の中で使う場合も、できるだけ水滴が付かないように注意して、お風呂から出たらすぐに拭いています。それでも一応防水にこだわるのは、今の時期は大丈夫ですが、夏の間に胸ポケットに入れていて自分の汗で水没反応が出ないようにするためというのが一番大きい理由です。しかしそれも、白ロムで端末を入手しているようだとキャリアの補償を使わずに新たな端末に買い替えるようになってしまったので、水没反応が出ても動くならいいかとも思えますし。

 これはスマホの話ではありませんが、いくら防水機能があるものでも無茶をすべきではないと考えるようになったきっかけがありました。かなり前の話ですが、それなりの値段を出して10気圧防水の腕時計を購入して嬉しくなって、何をするにも常に腕時計を付けていたら急に動かなくなってしまいました。なぜかというと調子に乗って寒い冬に露天風呂に入る際にも付けていたからと思われます。時計に詳しい知り合いに聞いたら、温泉の成分によってはいくら防水だといっても長時間浸けているのは故障の原因になるそうです。私の場合はそのせいもありますが、温泉に浸けた後に外に出して急激に冷えたりその逆をやったりして、内部が結露したのではないかと思っています。

 最初に紹介したタフネススマホの口コミを読んでいて思ったのは、タフなものだからどんな使い方をしても大丈夫だろうと思っている人が少なくないということです。例えばスキー場で手に持って使っていて、そのまま暖房がきいた部屋に入ってしまったら確実に結露が発生します。この場合困るのが、防水機能が付いているものは水だけでなく空気も通さないようになっているため、そのまま内部の回路が錆びてしまって故障する可能性が出てくることです。

 こうした故障を防ぐためには、スマホ自体が冷え切ってしまった場合、そのまま温かいところに持ち込まず、バッグの中に入れて持ち込み、徐々にその場の温かさに慣らすような配慮が必要です。結局のところ、いかに頑丈なものとは言っても精密機械には違いないわけですから、それなりに大切に扱ったほうがいいのではないかと思います。頑丈だからと自ら落下試験をして壊れたら怒りの持って行き場がないわけで(^^;)、こうした機能はあくまで万が一のための機能の一つと考えて使えば、これほど壊れにくいスマートフォンもないとないわけで、何事も過信は禁物だということはしっかりと理解した上で使われるのがいいでしょう。


「統合端子ガラケー」用の充電しながらイヤホンが使えるアダプター購入

 私が使っているガラケーはどれも外部端子が充電用のもの一つだけという統合端子になっています。防水を考える場合にできるだけ端子の数は少ない方がいいということはあるのですが、これだと充電しながらイヤホンや外付スピーカーを使うことができません。そのため、各種Bluetoothスピーカーを物色していたのですが、ガラケーの中にはBluetoothを搭載していないものもあるので、安い予算で何とかならないかと思って、Bluetoothスピーカーを購入する以外の選択肢として、充電とイヤホンの機能を分配できるアダプターがないものか探していました。

 さすがにこういうものは100円ショップでは見付かりませんでしたが、ネットで調べていたところ、RASTA BANANAというところから出ている「ドコモ統合端子用 ステレオ変換アダプタ 充電機能付き RB8VC02」というものを見付け、取り寄せてみました。

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 パッケージの説明を見てくれればどんなものかおわかりかと思いますが、ドコモとソフトバンクに共通の一般的な充電用端子のみしか搭載していないガラケーにこのアダプタを差すと、充電器を繋いだままステレオミニプラグと携帯用平型プラグの二股でステレオ出力することができるようになっています。

 ちなみに、私の持っていて現在使っているガラケーのどちらも統合端子しかないものなので、このアダプタが使えるようです。パッケージの裏面を見たら、まさに私の使っているドコモSH-06Cおよび、ソフトバンク202SHの両方が適合機種になっていました。

 このアダプタが入手できたことで、とりあえずBluetoothスピーカーを焦って購入する必要はなくなりました。手持ちのさまざまな有線で出力できるアクティブスピーカーおよびラジオがこれで使えますし、ワイヤレスで出力させたい時には、単四電池一本で使えるFMトランスミッターを持っているので、そちらと併用することでさらにメリットが出ます。災害にあってしまった時にはスピーカーを持ち歩かなくてもFMラジオが聞けるものがあれば、そこからワンセグの音声を出力させることが可能になります。これはむしろ災害対策的に言えば手持ちの荷物を少なくしてその場にあるものを利用できます。

 私の場合、こうしたアダプターが購入可能な時期に気が付いてラッキーでしたが、この製品のいいところは、古くからあるガラケーで使われている端子を網羅しているということです。三種類の携帯用イヤホンマイクのどれかがあればどれでも使えるというのは実に心強いので、ちゃんと手持ちのガラケー用のアクセサリを用意している方でもお守り代わりに買っておいていいものだと思います。


一合炊きのできる万能ミニマムクッカー? ロータス アルミポット

 ちょっと前のブログ投稿で小物入れと兼用のトランギア・メスティンで一合のお米を炊いてみましたが、今はケーブル類などの小物入れになっており、取り出しと片付けの手間を考えると、本当にいざという時にしか使いたくない状況になってしまっています。

 今後、気楽にバイクや自転車で出掛け、外で調理して食事するという場合、お湯を沸かしてカップ麺かフリーズドライ食品というのが楽なことはわかっているのですが、お金をかけずに満足できる食事ということになると、やはり米の飯というのが食べられればいいのにと思います。

 バックパックの中に忍ばせているシェラカップでご飯を炊くのもいいのですが、炊ける量はせいぜい0.5合くらいということで、しかもチタンのものなら全体に熱が通りにくいという問題があります。お米を美味しく炊いたり、ちょっとした調理全般に使えるようにアルミ鍋とフライパンのセットであるトランギアミニセットでも追加しようかと思いましたが、色々ネットで調べていると、ミニセットの鍋よりも小さくフタもあり、肉厚0.8mmのアルミで作られた小型のアルミ鍋があることがわかり、今回紹介するロータス アルミポットを注文してしまいました。たまたま数年かけて貯めていたショッピングポイントの範囲内で購入できたのでラッキーでした。

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 サイズ的にはカップヌードルリフィルがまるまる入るチタン深型シェラカップを収納でき、それほど大きくないさいずは普段持ちの食器兼クッカーとしてぴったりです。ハンドルはサイドではなく上から吊り下げられるようになっています。これは、焚き火台でも使えるということで、災害時にも臨機応変に使えるものではないかと思います。目盛りが3つありますが、200mlごとに付いているので、およそ600mlを計ることができます。これに一合のお米を入れて炊いてみようというのが今回のミッションです。

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 炊き方については室内でも使える青色の固形燃料を使いました。中がグツグツしてきたら重しとして湯飲みを置き、中の水分を飛ばすのですが、フタが内側に入ってはいるもののかなりぴったりのため盛大に外側に吹きこぼれてしましました(^^;)。

 しかし、やはりアルミ製だけのことはあり、一合炊きにしてはおいしいごはんがいただけました。一人用の調理器具としてはこれで十分ですし、今後さまざまな状況の中で活躍してくれるものになるように思います。災害用としてミニマムな調理セットを考えておられる方は、この鍋の中にエスビットの固形燃料と五徳を入れ、後は風防さえ何とかできれば一まとめにして入れておくだけで何かの時に役立ちます。マグカップやシェラカップで調理することに限界を感じておられる方は、マイナーな品ではありますがおすすめだと思います。