防災コラム」カテゴリーアーカイブ

自分で発信する前にもう一度その内容が正しいのかを確認することでトラブルは防げることもある

今回、単なる火事のニュースとしては火元が有名人だったことから注目された、タレントの林家ペー・パー子ご夫妻の火事について思うところを書こうと思っておりました。最近はモバイルバッテリーから発火する火災が起こったことで、バッテリーの不始末ではない林家ペー・パー子さんのケースについても考えてみようかと思ったのです。

当初、火が出た時にその場に居たパー子さんの話が原因のようにテレビで報道され、お仏壇のローソク(線香?)に火を付けようとしたら一気に火が回ったと、火を自分で付けたことによる失火だという報道でした。私が家では火を使うことはガス台を使う時ぐらいしか火を使うことがない生活を送っていますが、もし大きな災害で電気・ガスが使えなくなった場合にはアルコール燃料を使ったキャンプ用具を使ってお湯を沸かしたりお米を炊いたりすることを考えていたので、やはり部屋だけでなくベランダに出して使っても火事の危険があるから使わない方が良いのかと思っていたのですが、そもそも林家ペー・パー子宅の火事の原因が仏壇周りの火の不始末ではないという後追い報道があったのです。

これは、私がブログを書こうとしてネットニュースの検索をしなければ、最初のテレビ報道を信じたまま終わってしまっていました。ですので、当初書こうとした題材も変化する事になってしまいました。

後追い報道によって消防から原因の発表があったのですが、それは家の中の延長コードから火花が散り、それで火が上がってしまった「漏電」が原因だったとのことでした。恐らく古い延長コードをタコ足配線したり、コード自体を家具で踏んづけるような形で使っていたりして、コード内部が一部断線し、熱を持つようになってしまったのだと考えられます。

対策としては長く使い過ぎている延長コードを交換したり、タコ足配線を無くすような家電の使い方をするなど、安全に電気を使うように務めることになります。実際のところ、最初に書いたモバイルバッテリーの火災と同じで、製品としては問題なくてもその使い方が悪かったり、物として寿命になっているのをそのまま使い続けることで火災を起こす危険性が上がるということになります。

あと、実際に火花が散っても慌てずにブレーカーを落とし、消火器を使えるようにその使い方を覚えておくことも、放水で階下の住民に水漏れ被害を与えてしまうような大事にならずに済ませることもできたかも知れません。ただ、初期の報道のように、自分が仏壇にお線香を供えようとして火を使った事が原因だと思い込んでしまったら、全然見当違いのところへ水をかけたり消火器を使ってしまって、火事の拡大を防ぐことができなくなります。

今回は、実際にこの火事の事を書く前に本当の原因がわかった上で書けているので、あらゆる火事が起きる可能性というものを頭に置いた上で紹介できていますが、この確認を行なわないまま書いてしまうと、誤った対策や考えを広めてしまうことにもなります。

ブログを書くというのは日記とは違って公開することが前提になっているので、安易に書いてしまうことの影響というものを考えて書き、間違いに気付いたりコメントで指摘された場合は、すぐに訂正して別にメッセージを添えるくらいはする気持ちで書かないと、単なる炎上では済まないような事にもなるかも知れません。日々色々とネットやSNSを見て回っていると、書き込んで公開するのに何も躊躇しなかったのかと思えるような内容のものを見掛けることがありますが、私自身も無意識に間違った考えを広めてしまうこともあります。

話は火事の話に戻りますが、災害時に停電になった際に湯沸かしや調理にアルコール燃料を部屋の中で使うというのは、特に集合住宅の場合、こちらが粗相をしなくても大地震の後で大き目の余震が来た時に火器が倒れて一気に火事になってしまう事は十分考えられますので、建物の外に出てこっそり、手持ちのキャンプ用火器の中では目立たず煮炊きできる「アルポット」を使うか、大きな地震で停電したらまずブレーカーを落とし、必要な電気については、ポータブル電源で使える家電を使うかという風に決めて中途半端な行動はしないように気を付けようと思います。

備蓄用の食品を準備する中で「冷凍食品」から常温食品への切り替えを進める

安いだけがなく価格が安定しているということで、ついスーパーに行っても手が伸びてしまいがちになる「冷凍食品」。最近はおかずだけでなく、お弁当のような形式で出ているものもあり、全く食事を作ろうと思わないような時に本当に有難いものです。

また、時間がない場合の朝食用にもパスタとかチャーハンとか、それ自体を解凍すればすぐに食べられるのも良かったので、今までは常にすぐに食事として食べられるもの系の冷凍食品は冷凍庫に常備し、追加で冷凍食品用の冷凍庫を買ってしまおうかなとも考えたこともありました。

しかし、最近はある理由で備蓄してあった冷凍食品を食べ切って、必要な分の少量のみを買うような感じにしています。それは、ポータブル電源を購入して色々使っているうちに感じた冷凍物の保存の難しさというものがあります。

大量に冷凍食品を専用の冷凍庫に保管している場合、もし停電が起きた場合の事を考えると、せっかく備蓄しておいた冷凍食品が台無しになってしまう可能性があります。起きている時だったら停電にすぐ気付くので、冷蔵庫のコンセントをポータブル電源に付け替けてしばらく状態を保つことはできると思うのですが、もし寝ていたり忘れてしまったりして、電気が来ない状態で冷蔵庫を放っておいてしまったら、冷蔵品は多少中の温度が室温になるまでは猶予がありますが、冷凍食品については修復不可能なくらいになってしまう可能性が大きいと言えます。

私は現在、家の冷蔵庫で凍らせた保冷剤を入れ替える方法で、容量のある6面真空パネルのクーラーボックスを「第二冷蔵庫」のように使っていますが、ちょっと気を許すと中の温度が12~14℃くらいまで上がってしまいます。カチンカチンになった保冷剤をクーラーボックスに入れ替えると一気に7℃くらいまで中の温度を下げることができますが、冷凍状態をキープできる保冷剤を凍らせるのにも時間がかかるので、クーラーボックスだけで中味を冷凍庫状態にするのは難しいと思います。

自宅には消費電力の少ないポータブルの冷蔵・冷凍庫(空間は一つなので温度調節で機能を切り替える方式)を持っていますが、電力を使わない分、当然ながら冷やすのに家の冷蔵庫よりもさらに時間がかかります。自宅の冷蔵庫をポータブル電源で使うにしても、それなりに消費電力も多くなるので、凍らせた保冷剤はポータブル電源があっても貴重なものになるでしょう。実際、停電が長期間にわたるとソーラーパネルによる充電が追い付かないという問題も起こりますので、通電させた小型冷凍庫に入れた保冷剤を少しずつ交換しながら使っていくことになるでしょう。また、家で使う電気は冷蔵庫とは別のものにも使うので、やはり我慢すべきところはしなくてはならなくなると思います。

というわけで、これからは徐々にではありますが本格的に備蓄食糧の常温化を計ることにしました。レトルト食品、缶詰に加えてカップ麺やアルファ米(カップ飯含む)とかなら安く買えるので食べながらローテーションしていく方が、停電になった時点で中の食材を保冷剤を入れたクーラーボックスに移し、それを消費した後は、夏にはペットボトルの飲み物を冷やすことに使ったりしながら復旧を待つというところまでを今は「最悪の場合」として想定しています。

全く電気が使えないということになると、様々な必要なものが実際にそうした場面に遭遇した場合に新たに出てくることが想定できますし、十分にポータブル電源に電気を貯めてあっても、大事に使う算段はしておきたいと思っています。

スマホが当り前に使える世界が無くなってしまったら何をどうすれば良いのか

昨日は映画「8番出口」を見てきました。有名なゲームを映画化したわけですが、スマホでもできるゲームではあるものの、映画の中での「ゲーム」では当然ながら「スマホは使えない設定」になっていました。

最近はAIが自分で考えなくても代わりに考えてくれますので、動画を撮りながらその内容に違和感がないかをスマホに分析させれば脱出することはできそうですが、それだと映画はすぐ終わってしまいますので、実際にWiFiやモバイル通信が届いているはずの地下通路では、カメラ自体もまともに動かない物語の設定で、それが物語の展開に一役買っていました。

映画の内容について、ここではこれ以上述べませんが、地下鉄の中や移動中にもスマホを操作しながら通勤・通学している人がほとんどの今の世界では、もし地下鉄でスマホが使えなくなったらどうするか? という視点で考えている人がどのくらいいるかということを映画を見ながらつい考えてしまいました。

地上にいる場合でなく、地下鉄に乗っていたり駅を出て地上出口に行く途中で大きな災害に見舞われ、停電が起きるということは容易に想定しうる状況です。その際、スマホのライトを使って周りを照らしながら進むというのが普通に考えられるやり方ではあるのですが、これは実はあまり良い方法だとは思えません。

スマホの電源を入れたまま携帯電話の電波を全く受け取れなくなった場合、スマホは本来発信されるべき電波を探すために通常時(スマホにアンテナが立っている状態)より多くの電池を使ってしまいます。ですから、スマホでモバイル通信ができなくなった時点で、まずは本体の設定から「機内モード」を選択し、スマホの方で電波を受信しない設定にした上でスマホを使うようにするという心掛けが大切になります。特に地上から直接電波を受信できる場合は良いのですが、地下で停電した場合はまずはスマホの「圏外」表示を確認した時点で機内モードにしましょう。

そして、スマホのライトを長時間付け続けていると、当然ながら電池は減っていきます。本来スマホは通信が利用できるようになった時点で通話やメールなどの連絡、さらには状況がどうなっているかの確認のためにデータ通信を行ないたいところです。外に出ていてモバイルバッテリーを持っていたとしても、大きな災害の場合、いつ通信が復旧するか、停電が解消されるかということもわからない中では、本来スマホの電源は切った状態でその場から脱出できるような用意をすることを考えるべきではないかと思います。

特に地下鉄で通勤・通学をされている場合には、スマホのライトとは別に頭に付けるヘッドライトをバッグの中に忍ばせておくことをおすすめします。もし停電で全く周辺が見えなくなってしまった場合でも、両手をフリーにした状態で動くことができます。登山用のものなら、防水加工されているものがほとんどなので、大雨で地下道に水が入ってきた場合でも安心して使えます。スマホのライトは別に用意したバッグに入れたライトを探すためぐらいに個人的にはとどめておきたいです。

さらに、自分で声を挙げられなくなる中で外からの救助を待たなければならなくなった場合に備えて、電池がなくても大きな音を出すことができる災害用ホイッスルはあった方が良いと思います。家の鍵などと一緒にホイッスルをキーホルダーに付けて持ち歩くだけでも、いざという時には役に立つのではないかと思います。

あと、映画とは関係ないのですが、最近になってスマートバンドだけだと時間を見るだけでも腕を上げたり画面をタッチしないと時刻の表示ができないので(今使っているスマートバンドは最新の常時表示には対応していないのです)、空いているもう片腕に昔使っていた軽いチタン製のソーラー発電のアナログウオッチを付けるようにしました。スマートウォッチ・スマートバンドがあれば普通の時計は必要ないと思っていたところもあるのですが、災害時にスマートバンドの充電ができなくなったらアウトだということに今さらながら気付いたので、最近は両腕に時計をはめて外出しています。

生まれた時からスマホがあり、常にネットにつながっているのが当り前だと思っている方も普通にいると思いますが、そうなくなってしまった時に最低限の準備をすべきかということを、完全にフィクションの物語ではありますが、今回見た映画を見ながら改めて考えてしまった次第です。私は毎日自転車通勤なので、電車・地下鉄とは無縁の生活を行なっていますが、毎日いつ止まるかわからない公共交通機関で動いている方は、ご自身の行動を一度しっかりと検証してみることをオススメします。

インスタント食品のローリングストックは計画的に賞味期限をずらしながらした方が良いか

昨年、南海トラフ地震への警戒が言われている中で近くのスーパーで一個100円前後でカップ麺が安売りされていることに注目し、いざという時に食べられるように購入しつつ、賞味期限が来る前に日常の食べ物としていただきながら災害に備えるという「ローリングストック」を行なっているのですが、ここ最近でちょっとしたストレスになっています。

というのも、私自身は好きだからこそ日常的にインスタントラーメンやカップ麺を食べないというような、体に気を付けた生活を送っているのですが、先に説明したように、近所のスーパーで格安のカップ麺が売られる時期というのが不定期であるため、自分で見て食べたいなと思ったものを見付けた時、とりあえず複数買いをしてしまうことがそのストレスの原因であることは確かなようです。

同じ時期に購入した製品の賞味期限というのは、同じ商品であれば全く同じ日であったり、かなり日数が詰まっているという感じになっています。先月あたりから、複数個まとめて買っていたカップ麺の賞味期限切れが一気に迫ってきたので、意識して連続して食べるようになり、ここのところ意識して以前に購入したカップ麺の消費期限が切れる前に食べることになってしまって、確実にここ数日は3食のうちどれかにカップ麺を合わせるようなちょっと変わった食事になってしまっています。

こういう感じになってみると、やはりお金の使い方と一緒で、安いから一気に買うというよりも、保管しているものの賞味期限をチェックして、少なくとも月に一度くらい食べるようにしてできるだけ同じ月での購入は避け、バランスの取れた賞味期限の商品を備蓄して回していくような買い方がベストだと改めて思いました。

こうしたデータはスマホで管理可能なので、切羽詰まって一気にカップ麺を食べ続けるような事にならないために、せめて月一回くらいにできるように、購入時にチェックした賞味期限を記録しておいて、店頭でそのデータを見ながら、食べ物を無駄にせず、自分の健康にも影響が出ないような計画的な購入をこれからは目指していきたいと痛切に思っています。

家族がいる場合でも、家族が災害時以外の時期に賞味期限が切れそうだからと残ったインスタント食品を喜んで食べてくれる保証はありません。そうなると、責任はやはり率先して買った人が取らなくてはいけないので、災害に備えて多くの食品のストックを考えている方についても、最初から一気に買うのではなく、時期を置いて少なくとも前回購入したものから一ヶ月以上先に賞味期限のあるものを徐々に買っていくような事も無理なく消費するためには必要ではないかと思います。

詐欺電話対策で「示談交渉付き個人賠償責任保険」に入っておくと相手と話してしまってもきちんと対応できる

最近、私の使っている電話にも結構ワン切りの着信が入るようになりました。この現象は、掛けた先の電話が「生きている(契約があって相手に掛かる)」かの確認ではないかという話があり、そうしたデータを使って無駄なく詐欺電話が今後掛かってくる可能性もあると言えます。

基本的に自分のところに掛かってくる電話について、知らない番号であったり非通知でかかってきたものについては決して出ないようにしています。一応、通知で掛かってくる場合はスマホに番号だけ残るので、その番号をネット検索するとその番号がいかにも怪しい会社からなのか、さらには最初に「+」が入っているような場合は海外から掛かってくるいかにも怪しい電話だとわかります。

ちなみに、親族や友人で海外で生活している人は、ほとんど例外なくLINEのような通話料金がかからない電話を使うか、メールで連絡が来るので、海外から重要な電話が自分のところに掛かってくることはまずありません。もし、役所とか病院とかであったら、こちらから掛けるよりも大切な用件であれば必ずもう一回掛かってきますので、その時に受けるようにすれば良いでしょう。その際、電話帳に登録をしておけば、その後はスムーズに取ることができるようになると思います。

それでも、つい電話を取ってしまって相手と話してしまう可能性は0ではありません。私自身は家族が粗相をして賠償しろというような電話は幸い受けたことがありませんが、その種の電話を受けてしまった場合の強力な交渉アイテムについて今回は紹介しようと思います。過去にもこの件については書いたことがあったと思いますが、昨今はミャンマーから専門に日本人をターゲットにして詐欺電話を掛けているような事例もありますので、こうした情報は定期的に紹介していくのも悪くないと思っています。

詐欺電話の内容としてありそうなものの一つが、家族が外出先で粗相をしてしまい、大切な持ち物を壊したのでそれを弁償しろというようなものがあります。過去には妊婦とぶつかって妊婦が大怪我をしたのでその責任を取れというようなものもあったように思います。単なる物とは違って、それが本当だったら大変ですし、賠償するにもいくら位になるのか想像もしにくいと思います。それは、詐欺電話の対策だけではなく、私たちが出掛ける際には起こり得ることです。特に自転車に乗っている時には歩行者とぶつかっただけでもかなりの怪我を負わせてしまう可能性がありますので、もしそうした事への対処をしていない場合、お早めに対策を講じることが大事です。

具体的には、表題にある「示談交渉付き個人賠償責任保険」への加入です。実際はこの保険には単体で入るというよりも、「自動車保険」「火災保険」「自転車保険」にオプションでセットできるようになっている場合が多いです。自動車保険や火災保険、自転車保険に入っている方はネットで契約内容が見られるなら、個人賠償責任保険に入っているか、そしてそれが「示談交渉付き」なのかをチェックしましょう。個人賠償責任保険自体は安く入れますが、「示談交渉付き」のオプションがないと、自分で相手と交渉して賠償額を決めなければなりません。示談交渉のオプションが付いていれば、こちらが粗相をして相手に怪我をさせたり物を壊したとしても相手側との交渉は保険会社の担当者にお願いできます。これが詐欺電話対策としても有効なのです。

もし、相手が警察や弁護士を名乗ってお金を出せと言って来た場合、こちらの方に賠償する義務があると言われた場合でも、自腹で払うのではなく保険に入っていれば保険会社にその交渉と支払いをお願いできるので、「改めて加入している保険会社の担当に連絡をさせるので、本人か代理人の連絡先をお知らせ下さい」と対応すればOKです。もし本当にそうした事があれば、相手はちゃんと名乗り、連絡先を教えてくれると思いますので、改めて事故の届出をし交渉を依頼します。

もし、そんな事件などが無く、全くの詐欺のための電話だとしたら、「じゃあいいです」とは言わないと思いますが(笑)、こちらから金を引き出すことは無理だと思って電話を切るだろうと思います。こちらとしては、ごく正式な手続きをするので、決してハッタリではないことがポイントです。もしこちらの言う事はどうせハッタリだろうと思って本当に電話番号を知らせてきたら、こちらからその番号には掛けず、保険会社の担当者に電話をお願いしましょう。保険会社は本当に事故であれば保険金を支払いますが、架空の事故を偽装したことがわかれば、弁護士を入れて徹底的に追い込むこと場合によってはあります。警察とも連携し、相手に厳罰が課される可能性もあるので、社会のためにもなります。

というわけで、まずはご自宅の保険の加入について調べ、すでに掛けている保険に「示談交渉付き個人賠償責任保険」のオプションを付けられるのであればその手続きをしたり、もしそうした事ができない場合には、自転車運転中の賠償事故にも使える「自転車保険」に新たに入るというのも一つの手です。ここでは具体的な保険会社の斡旋は行ないませんが、ネット内で完結する契約もありますので、興味のある方はご自身で調べて「示談交渉付き」の「個人賠償責任保険」があるかどうか確認してから加入してみて下さい。

大手マスコミの報道を見たり聞いたりしない人たちはどれくらい情報収集を行なっているのか

昨日、テレビの夕方のニュースを見ていたら、自宅に帰ることのできない人にインタビューしていました。その方々は恐らくテレビ局が恣意的に選んで放送されているとは思うのですが、それにしても数日前からきちんと情報を収集していればもっと早く予定を変更することもできたのではないかと思いながらニュースを見ていました。

今の世の中は、何かが起こってから対処するのではなく、天気予報である程度の天候の変化が予測される場合には、鉄道の「計画運休」や道路(高速道路)の「予定通行止め」という措置が行なわれるようになってきました。台風や昨日の首都圏に大雪が降るということがわかっている場合、予報と実際の天気の状況を見ながら、列車が途中で運休になって途方に暮れたり、自動車の渋滞や立地往生で全く動かなくなってしまい、車の中で雪隠詰めになってしまうような事のないように、先に先に考えて交通規制が行なわれます。

昨日の道路の予定通行止めについては一昨日あたりから首都圏に大雪が降ることへの注意喚起とともに、昨日の夕方くらいから具体的な場所(高速道路や国道)を示しながら通行止めになるということをテレビでは繰り返し報道していました。

もちろん、テレビがなくてもインターネットでも同じニュースは発信されているのですが、私などはニュースの時間を目処にテレビを付けて、今後のお出掛け計画がある時にはリアルタイムでの状況を考えながらその後の行動について、先んじての手を打つようなことはすると思います。

最初に書いた、テレビのインタビューを受けていた人たちは、昨日の夕方に雪が降ることを知らないで遊びに出たり、高速バスで遠方の自宅に帰ろうとした人がほとんどで、このように出掛けるのにほとんどお出掛け先や途中のところでトラブルになってしまう可能性があるという情報があるのに、それを見ないで動いてしまう傾向にあるように思えました。

私だったら決して取らない行動なのですが、もし「テレビがオワコン化」しているという理由でテレビを見ない人でも、ネット配信の天気予報(ウェザーニュースなど)やニュース(Abemaなど)があるわけですから、そうしたところから情報を意識的に取っていくような事をしないと、出掛けた先でどうにもならなくなって困ることになります。

最近、大手通販祭とのセールで、チューナーのないスマートテレビがかなり安く売っていて、インターネットからだけの情報収集なら安く上がるのにとちょっと思ったりもしたのですが、停電で光回線が使えなくなっても、ポータブル電源を使えばいざという時には地上波だけでなくBS放送を見ることはできるというメリットは大きいと思います。単に報道の内容が気に入らないから見ないということではなく、いざという時には見られる状況にはしておいて、世の中が今どうなっているかネットで何か不穏な感じのするニュースがあったらそれをテレビで確かめるというような、複数の情報を収集できるような形にしておいた方が良いのではないかと今回は思いました。

昨日の道路における予定通行止めは、決まった時間に行なわれるものではなく、実際の天候を見て実施時間が決まったような事もあったので、予定されていた午後3時くらいから情報収集を始め、一時間後くらいから高速道路が通行止めになったのを見ていました。高速バスは予定通行止めのニュースが出た時点で、こちらからバス会社に連絡して運休になった場合のキャンセル料金などを確認した上で、別の交通機関に振替えるような積極的な行動をした方が安心できます。

ただ、外に出ているとさすがにテレビは見られないので、その場合はラジオ(インターネット経由で同時配信が利用可)やライブの動画ニュースなどを活用してリアルタイムでの状況把握ができるようにもしておきたいものですね。

財布を落としてアタフタする前に使用中止や再発行の手続きがまとめでできるように内容を控えておこう

先月、スマホを落として紛失してしまった時、実はスマホと一緒に財布を持ち出していました。スマホと財布のどちらを落としても大変なのですが、私の場合は予備のスマホにも同じようなアプリを入れていたので、スマホの中にどんなアプリがあるのかということは何とか全て把握した上ですぐに対応が取れました。もしスマホでなく財布の方を落としていた場合、財布の中に入っているもの全てを把握していなかったので、とりあえず必要な分の届出はできても、いざ使おうとした時に実は財布を落とした時に同時に失くしていたと気付く事も少なくなかったのではないかと思います。

そんなわけで、少なくとも財布を失くしたり落としたりした場合に、迅速に手続きをまとめて取れるような対策を個人的に実行しています。どんなことかと言うと、パソコンだけでなくスマホやタブレットからでもアクセスが可能なクラウド上のフォルダの中に、財布の中に入っている物のリストおよび、カード類の最低限の情報を記した覚書を保管しておくというものです。

私の場合は、「運転免許証(マイナンバーカード)」「クレジットカード」「キャッシュカード」「診察券類」などを別々にまとめて、カード独自の番号とともに控えます。ただ、クレジットカードの裏にある「セキュリティコード」については、カード番号とセットにすると誰かに見られたらすぐに不正利用されてしまう可能性があるので、再発行する際に必要な情報は入れるものの、あくまで最低限のものにしています。

このようにリスト化することによって、別のメリットもありました。というのも、どうしても何もかも財布の中にその時に使うものを入れてしまって元に戻さないということもあるので、普段使わないものの必要とする時に必要なカードについてはあえて財布から出し、他の場所にしまうようにして、いざという時に届ける場所をまとめつつ、財布を失くしたことでのダメージも多少少なくするということができます。私もリスト化する際にずいぶんと使わないカード類が入っていることに改めてびっくりし、きちんと管理することができるようになりました。

最近はポイントカードやクレジットカードの代わりにスマホのアプリで代用できるような仕組みも増えてきていますので、スマホ内の操作で済んでしまうサービスで発行したカードについては、あえて財布から出すようにしています。具体的にはJAFの会員証や、ガソリンスタンドで発行したクレジットカード(アプリのQRコード読み取りでカード決済できます)は、別に保管し、予備のETCカードについては普段持ち歩かずに、旅行の時だけ持って行くような形に切り替えました。

当然ながらスマホや財布を落とさず、スリに取られないように持ち出す場合の注意も十分にすることは当然なのですが、どんな準備をしていても完全に防止することはできないというスタンスを取っておかないと、それこそ大きな災害に遭遇した場合、持っているもの全てを捨てて逃げる方が良い場合もありえます。そのため、出先で全く何もなくなってしまったとしても、ネット上にデータを残しておくことで、後から新しいハードを使ってクラウドにアクセスすれば、今持っているものを取り戻すためのヒントを得ることができるような環境を作っておくことは個人的におすすめさせていただきたいと思っています。

今あるものの中で行ない日常生活の中でも持ち運べる「防災用リュック」を考えてみました

先日の宮崎県の地震は、またまた南海トラフ巨大地震の前ぶれではないかと思わせるような地域で起こった大きな地震でした。専門家の見解は、そこまで心配することはないというものでしたが、「天災は忘れた頃にやってくる」ということもありますし、日頃の生活のやり方にもこれからは考えてみて、自宅にいる時だけでなく外に出ている時に大きな地震が発生したら? というテーマで日々持ち出す荷物について考えていることを書きましたが、全て満足ではないものの、仕事に持っていく荷物をバックパックにして、両手が空いた状態で移動ができるように変えました。

職場のロッカーはお風呂の貴重品用のロッカーぐらいの大きさしかないので複数のバックインバックを用意し、細かいものがバラバラにならないようにしました。リュックに入れたそれらの持ち物は、仕事上で使わないものはリュックから出してロッカーに入れ、リュック自体は普通の棚に入れる方式で問題は起こらないような感じです。バックパックは昔から使っているものを流用しているので、他の人の目から見ると単に重いだけの価値のなさそうなリュックに見えるような感じですし、もしそれを誰かに持っていかれても、大事なものは分けた状態でロッカーに入れているので、もしもの時の機能というのはそれだけで使えるようになっています。

私の場合、スマホだけでなくタブレットやモバイルバッテリー、ケーブル類といったような少し多目の周辺機器とともに持ち歩いていますので、本来まだ軽くするために持っていくものを減らすことはできると思うのですが、日常において全て災害のためというのでは寂しいと思い、先日購入した2つ合わせてペアリングするとステレオスピーカーとして機能するスピーカーセットや、ちょっと時間が空いた時に音を出さないで楽しめるように、Amazon Kindleの専門機なども合わせて持っていっているので、以前持っていたバッグの中味よりちょっと増えているということはあります。それでも、リュックの中にはそれなりに隙間を作っているので、ちょっとした旅であればひげ剃りや洗面道具のようなものを入れ、換えの下着を入れれば2~3日の旅行にも対応できるようには作っています。

サバイバル系としては電池式のライトや寒さ対策のアルミシート、携帯用トイレや簡易浄水器、水を入れて運ぶための折りたたみタンク、防災用ラジオなどを中に入れています。また、食料として用意した羊羹と飴もちゃんとまとめてあり、これもいざという時の事を考えると心強いかなと思っています。

リュックの中味については人それぞれで色々と変わっていくものかと思いますが、ここ数日手持ちからリュックタイプの中に必要なものを詰め込んでみて、やはり背負って体に密着させるような設計になっている登山用のリュックは、長く背負って歩いても体力的にきついということはないので、ビジネス利用には困る点はあるかも知れませんが、それほど派手でないものなら、通勤用としては問題なく便利だと思います。

一昨日は地域限定ではあるものの津波注意報が出たりと、もし自分の回りで地震が起こったら? と心配されている方もいると思います。別にお金を改めて掛ける必要はないので、家にあるものの中で災害時に役立ちそうなものをリュックに詰め込んで用意しておくだけでも安心できるのではないかと思います。ネットで検索したり、AIからの助言を求めたりすれば、自分で考えてはいないものの、いざという時に自分には必要なものが何かということもわかってくるのではないでしょうか。

年末の大掃除の時期に合わせて家のものの不具合を直すことのできる工具の整理も行なっておきたい

普段の生活の中でめったに出番がないものでも、用意していた方が良いものがあります。昨日、リビングに置いていたスチールの組立式の椅子が急にガタガタ言い出したので、そうしたガタを収めるために緩んでしまった組立部を何とかしっかり締めたいと思ったのですが、その椅子を組み立てた時に使ったのがドライバーやナットではなく、六角レンチを使うタイプのものだったので、かなり困ってしまいました。

ドライバーやスパナ、ペンチやニッパーなどはまとめているのですが、組み立て時に使ったレンチはもはやどこかに行ってしまっていて、過去に同じように困った時に100円ショップで購入した六角レンチのセットがどこかにあったはずなのですが、こういう時には全く見付からないのですね。

それでも工具が入っている場所や普段は使わないものが入っているケースを開けてみたところ、今まで一回も使っていなかった「自転車パンク修理キット」(これも100円ショップで購入)の中に三つほど六角レンチが入っていて、そのうちの一つのサイズが組み立て椅子を止めているものにサイズがぴったり合ったので、これで一気に緩んだレンチを締め、何とか椅子のガタガタする音はなくなり、安定して座れるようになりました。とりあえず、今回使った自転車パンク修理キットはすぐ出せる工具の入っている場所にしまうことにしました。

工具というのはあまり使わないのですが、小さなドライバーはメガネのネジ止めだけでなく、ボタン電池を使った家電(歩数計など)の電池交換をする場合には必須なので、これも何回も小さなドライバーを買っているのですが、これがまた仕舞い忘れてしまうと気が付いた時にはもうどこかに行ってしまっていて、これまで何度買い直したか知れません。

今回はたまたま目的に合う工具をすぐに見付けることができましたが、これは年末の大掃除の時にでも一通り家にある工具をきちんと確認して、どうしても見付からないものについては改めて用意してわかる所に置き、いざという時に備えることも大切だろうなと改めて思いました。これは日常生活の中だけではなく、災害時にも工具があるかないかというのは死活問題になる可能性もあるかも知れません。

以前購入したものの中には、キャンプ用のマルチツールというものもあって、それだけでも複数の用途をこなせます。先日、おいしそうな瓶入りのりんごジュースを買って帰ったのは良かったのですが、瓶は王冠を使って閉められていたので「栓抜き」が必要であることを知った時には、このジュースを飲むにはどうしようかと思ったのですが、たまたまマルチツールの中に栓抜きに使える機能も付いていたので、無事に開けて飲むことができました。ちなみに、これも最近全くと言っていいほど使わなくなった「缶切り」もマルチツールには付いているので、災害時に缶切りがないと開かない缶詰をもしいただくことになったらこれが活用できるのではないかと思っています。

災害時におけるメディアリテラシーについてのシンポジウムに参加してきました

昨日、地元の日本テレビ系のテレビ局「静岡第一テレビ」が主催する『「災害情報のウソ・ホント」メディア情報を読み解く』というメディアリテラシーシンポジウムに参加してきました。私もこのようにネットを通じて情報発信をする立場にあるので、特に大きな地震が起きた場合にどのように何を伝えていくかということについて興味があったので、入場無料ではありましたが抽選で何とか聴講できるようになり、出掛けてきました。

まず、ネットではオールドメディアと揶揄されることもあるテレビによる発信を信頼できるのか? と思う方もいるかと思います。今回参加して感じたことのまず一つが、予定された時間(13時半から15時半まで)のタイムスケジュールはきっちり守られていたという事です。

司会の方が終了のアナウンスをした時に時計を見たら、見事に15時半ぴったりでした。これは個人ではなかなかできないことで、今回のシンポジウムにもきちんとした準備が行なわれていて、裏方の人たちの仕事がきっちりしていることの表れだと私は見ました。ユーチューブで発信している人でもここまできっちり時間を切って行なうということは難しいと思いますし、これだけでもきちんと来場者に向けて情報を発信したいということなのだろうと思います。地道な事の積み重ねでこのような事ができると思うのですが、そうした事を理解することができれば、その放送局の出す情報にも信頼性が生まれます。大きな災害の情報を少なくとも真面目にきちんと報道しようという姿勢の中、会は進行していきました。

シンポジウムの前の講演として、最近テレビでメディアリテラシーについて情報を発信する専門家として登場することの多い、国際大学の山口真一氏のお話がありました。そこで一通りのネット(SNS)によるフェイク情報の拡散についての話を聞きました。

これは私もうすうす気付いていることですが、自信満々に「自分は騙されない」という人はフェイクニュースに騙されやすいだけでなく、ネット詐欺にも引っかかりやすいという指摘をされていましたが、これは本当に自分で常に考えておかなければならない事だろうと思います。ネットからしか情報を取らなくても、情報を選ぶことでフェイクに引っかからない方法というものは、SNSでも自治体やマスコミ、ライフラインを提供している会社のアカウントをまとめておいてそちらから情報を得るなど、やり方はいくらでもあります。しかし、つい情報源が良くわからず、それらしい写真や動画とともにセンセーショナルな情報が出ていると、その内容を信じてしまうだけでなく、自分でコピペして拡散してしまうことによってさらに被害を増やしてしまいます。

シンポジウムに参加いていた元日本テレビのアナウンサーで現在はフリーアナウンサーの藤井貴彦氏は、自らの経験からの話として、興奮して心拍数が上がることでアナウンスでも失敗することがあるという例えから、心拍数を上げた状態でSNSに自ら発言したり情報をコピペして拡散するべきではないと言っていました。これについては、今では常にスマートウォッチやスマートバンドを使っている方が多いですから、興奮しないでネットを見ている時の心拍数が数値化していつでもわかりますので、発言ボタンをポチッとする前にスマートウォッチの心拍数表示を確かめてその数値が平常時より著しく高かったら発言をキャンセルするなどの対応は取れるでしょう。私の場合は運動していないのに心拍数が100以上になったら危険信号です。ちなみに今書いている際の心拍数は75くらいです。

シンポジウムでは10代から30代くらいの人の中で、災害時のSNS発信の情報についての信頼度が高いという事についても意見が出ていたのですが、個人的にはやはりテレビ・ラジオからの情報も災害時には入手して欲しいと思うのですが。シンポジウムの最後に、ライフラインが遮断され、停電が起きるとテレビは見られないのでどうすれば良い? という質問がありました。会場では言及されませんでしたが、アンドロイドスマホがあれば、スマホに入っているFMラジオユニットを使って非通信時でもFMラジオをスマホで聞くことができます。ただ、その場合スピーカーから音は出せず、アンテナの代わりに有線のイヤホンを付ける必要があります。もしご自身のスマホがアンドロイドの場合、自分のスマホのアプリ一覧の中に「FMラジオ」というアプリが入っていればスマホでラジオを聞くことができますので、いつもはワイヤレスのイヤホンを使っている方も、100円ショップへ行って有線のイヤホンを入手しておきましょう。

地震が起こってすぐは、事前に想定された準備情報を使い、自分の意志で命を守るためにまずは物が落ちてきたり家具が倒れてきても怪我をしないような準備をし、足元に注意しながら外に出て海に近ければできるだけ高台に逃げるまでの事をした後にネットやラジオからの情報を使ってさらに自分の身を守る方法について考えるようにしたいものです。

そして、今年の能登半島地震でもありましたが、現地から被災地の様子を頻繁に発信することによって、その発言に反発するだけでなく罵詈雑言を浴びせるような中傷被害に遭遇するような状況もあったようです。目立つこと自体に反発を覚えるような人は災害も関係ないところがあるのかも知れませんが、自分は良かれと思って発信していても、それで自分の行動が非難されると、ひどい時には発信したことで精神を病んでしまうような結果になる可能性もあります。そんな時には自分のアカウントで直接SNSに投稿することはしないで、地元のテレビ・ラジオ局の情報受付窓口に投稿して自分が矢面に立たないような選択をした方が良いでしょう。そのために地元マスコミは大いに利用したいものでもあります。