先日の宮崎県の地震は、またまた南海トラフ巨大地震の前ぶれではないかと思わせるような地域で起こった大きな地震でした。専門家の見解は、そこまで心配することはないというものでしたが、「天災は忘れた頃にやってくる」ということもありますし、日頃の生活のやり方にもこれからは考えてみて、自宅にいる時だけでなく外に出ている時に大きな地震が発生したら? というテーマで日々持ち出す荷物について考えていることを書きましたが、全て満足ではないものの、仕事に持っていく荷物をバックパックにして、両手が空いた状態で移動ができるように変えました。
職場のロッカーはお風呂の貴重品用のロッカーぐらいの大きさしかないので複数のバックインバックを用意し、細かいものがバラバラにならないようにしました。リュックに入れたそれらの持ち物は、仕事上で使わないものはリュックから出してロッカーに入れ、リュック自体は普通の棚に入れる方式で問題は起こらないような感じです。バックパックは昔から使っているものを流用しているので、他の人の目から見ると単に重いだけの価値のなさそうなリュックに見えるような感じですし、もしそれを誰かに持っていかれても、大事なものは分けた状態でロッカーに入れているので、もしもの時の機能というのはそれだけで使えるようになっています。
私の場合、スマホだけでなくタブレットやモバイルバッテリー、ケーブル類といったような少し多目の周辺機器とともに持ち歩いていますので、本来まだ軽くするために持っていくものを減らすことはできると思うのですが、日常において全て災害のためというのでは寂しいと思い、先日購入した2つ合わせてペアリングするとステレオスピーカーとして機能するスピーカーセットや、ちょっと時間が空いた時に音を出さないで楽しめるように、Amazon Kindleの専門機なども合わせて持っていっているので、以前持っていたバッグの中味よりちょっと増えているということはあります。それでも、リュックの中にはそれなりに隙間を作っているので、ちょっとした旅であればひげ剃りや洗面道具のようなものを入れ、換えの下着を入れれば2~3日の旅行にも対応できるようには作っています。
サバイバル系としては電池式のライトや寒さ対策のアルミシート、携帯用トイレや簡易浄水器、水を入れて運ぶための折りたたみタンク、防災用ラジオなどを中に入れています。また、食料として用意した羊羹と飴もちゃんとまとめてあり、これもいざという時の事を考えると心強いかなと思っています。
リュックの中味については人それぞれで色々と変わっていくものかと思いますが、ここ数日手持ちからリュックタイプの中に必要なものを詰め込んでみて、やはり背負って体に密着させるような設計になっている登山用のリュックは、長く背負って歩いても体力的にきついということはないので、ビジネス利用には困る点はあるかも知れませんが、それほど派手でないものなら、通勤用としては問題なく便利だと思います。
一昨日は地域限定ではあるものの津波注意報が出たりと、もし自分の回りで地震が起こったら? と心配されている方もいると思います。別にお金を改めて掛ける必要はないので、家にあるものの中で災害時に役立ちそうなものをリュックに詰め込んで用意しておくだけでも安心できるのではないかと思います。ネットで検索したり、AIからの助言を求めたりすれば、自分で考えてはいないものの、いざという時に自分には必要なものが何かということもわかってくるのではないでしょうか。