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てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

格安リゾートホテル利用の松本・浅間温泉への旅(3)評判のお蕎麦をいただく

松本城での観光を終えると、もうお昼になっていたので、昼食を松本市内でいただくことにしました。今回たまたま松本市の観光を選びましたが、次回また行くかどうかというのはこちらの事情もあるので全くわかりません。せっかくなのでそばの名店と言われるところの蕎麦の味を頭に叩き込もうと、松本城から近くにある「野麦」というお店に行くことにしました。

このお店は、天ぷらなどのサイドメニューどころか、基本冷たいざるそばだけの提供になっていて温かいそばも出していません。普通盛りが1,200円、大盛りで1,400円、普通盛りのハーフサイズが800円(2024年7月現在の価格)というのが蕎麦に関するメニューの全てです。しかし、人気店だけあってお昼前からかなりのお客さんが行列を作っていました。

後で店の中に入ってわかったのですが、お店には大小のテーブルが3つしかなく、一度に入ることのできる人数が限られているため、お昼時にはかなりの行列(週末を中心に)なってしまうのです。私たちが松本城観光を終えて、12時過ぎにやってきた時には、かなりの人数が並んでいまして、結局1時間近くは炎天下の中待たされたということになってしまいました。

並んでいる人は若い人も年配の方もほどよく混ざっていて、やはりお蕎麦にこだわったお店という感じがしました。お店の前で待つための椅子は六脚のみで、そこならひさしがあるので直射日光も抑えられますが、そこの後に並ぶとかなり暑さを感じながら待つことになってしまいます。

並んでいる通りを、西洋系の観光客の方が、なぜ行列などしているのかという感じで見ていきます。その日は行列の中には国内旅行で来た人が殆どで、海外からの観光客によってさらに行列が伸びるということはなかったことが救いだったでしょうか。お店の方では暑さ対策として、冷たい麦茶の無料サービス(セルフで紙コップに入れて飲む)と、大き目の日傘・雨傘の兼用傘の無料貸出サービス、さらにお店の上の方からミストを出してくれていて、風の具合で自分の顔にミストがかかる時には涼しさを感じましたが、もはや修行という感じで並んでいました。

私たちの前に並んでいたのは関西から車で来たと思われる男女で、女の人の方が、お店から松本城まで徒歩7分だから、お蕎麦を食べたら行ってみようかと、直前に松本城の混雑ぶりを身にしみて感じている私らとしてはとんでもない話をしていました。個人的には「食べてから行ったら、私たちが行った午前10時でも入城に20分待たされ、城を出た時には30分に伸びていたので、この行列よりさらに過酷な行列に行かない方が良い!」と言ってあげたかったのですが、見ず知らずの男がそう話し掛けたところで引かれるだけですし、その後その方たちはどうなったのかわかりませんが(お店には同時に入り、出るのは私たちの方が早かった)、松本城まで行ってその待ち時間を見て懸命な判断をされたのではと今でも思っています。

お店に入ると、とになくメニューはざるそばだけなので大きさだけを指定して注文したら、すぐにお蕎麦が茹で上がるまでにと切り干し大根を出してくれました。実際は切り干し大根を食べているうちにすぐお蕎麦は出てきました。お茶は冷たいもので、蕎麦湯が後から出てきます。お蕎麦は細くてツルッとして喉越しの良い、評判通りの美味しさでした。

かなり待ったのに食べればあっと言う間で、すぐにお店を出たのですが、出た時には行列もほぼ解消していました。お昼時に行ったことがまずかったのか? という感じですが、人が押し寄せれば蕎麦が売り切れで閉店してしまうかも知れず、松本市でも評判のお蕎麦を食べられて私自身は良かったと思っています。

ただ、同行者はどう思うかという事もあります。このお店は、店主のこだわりで冬でも温かいお蕎麦は出さずざるそばのみ、さらにサイドメニューの天ぷらなどの提供もありません。そういったものを出す蕎麦屋さんが当り前だと思っている人には、いくら美味しいお蕎麦でも1時間近く待つのはどうかと思ってしまうでしょう。ちなみに、お城に行く時に停めた駐車場の近くにもお蕎麦屋さんはありまして、そちらは天ぷらのセットもリーズナブルな価格で出ていました。恐らく待ち時間も少ないと思います。今回は夏であえて温かいお蕎麦は食べないこともあり、そこまで不満は出ませんでしたが、今回は私がこだわってお店を決めたので、次回がある場合はこうした「こだわりの蕎麦店」は選ばないかも知れません。それでも、やはり松本市内のお蕎麦屋さんはレベルが高いと思うので、何度も色々なお店を回ってみたいですね。

(3)おわり


格安リゾートホテル利用の松本・浅間温泉への旅(2)真夏の松本城観光対策について

今回、梅雨明けした後に車で観光に出掛けるにあたり、事前に用意したものがあります。我が家では夏季には冷たい飲み物をいただく場合、冷蔵庫で冷やすだけで簡単に飲むことができるティーバック方式の麦茶や緑茶を冷やして飲んでいます。その味に慣れているということもあるのですが、水道水から不純物をろ過した純水(近くのスーパーでいただいたもの)で作ると、ペットボトルのお茶を買わないでも済むだけでなく、すぐに飲み切ってしまえば味も悪くありません。

今回は、ナルゲンの1リットルのボトル二本にティーバックを入れて冷茶を作り、保冷剤とともにクーラーボックスに入れて持っていきました。道中に乗むだけでなく、観光をする前に小さな保冷できる真空断熱ボトルに入れ替えてその時飲む分だけ持って行くことができるので、結局今回の旅では全くペットボトル飲料を購入することはありませんでした。

クーラーボックスはワークマンの内部に真空断熱構造を採用した「スクエア真空ハイブリッドコンテナ」を利用しました。私の車の後部座席中央にぴったりとはまるので、据付の冷蔵庫のように使えるのが便利です。

これにダイソーで購入した350gのハードタイプの保冷剤を3つ入れても、ナルゲンの1リットルボトルを二本入れても余裕があります。当日はこの他に同じナルゲンの500mlボトルを入れて移動していました。保冷力はかなりのもので、出発した朝7時から宿に着いた午後4時までの約9時間、保冷剤はまだかろうじて凍っているくらいの保冷力でした。当然、ずっと作って持って行った冷茶はキンキンに冷えていて、垂直に近い階段を登っていく松本城観光にずいぶん役立ちました。

松本市内には午前10時くらいには着いていたのですが、その日が日曜日ということもあり、天守閣へ観光客が殺到しており、通常の観光時間が50分に加えて天守閣に上るまでの待ち時間が20分かかるという表示が入口に出ているほど観光客は多かったのでした。

もう少し早く出発していればというのが本音ですが、これは同行者がいるためある意味仕方のないところでもあります。松本城に入城するにも多少門前で待たされ、さらに階を上がっていく時にもフロアのところで上から観光を終えた人たちが降りて来るのを待つため、かなりの行列になっていました。ただ、お城の全景は入らなくても十分見ごたえがあります。

城内には業務用の大きな扇風機もあり、その部分は涼しかったものの、その他のほとんどの状況では暑さに耐えるしかありませんでした。周りを見渡してみても、そのために用意したものを持っていた人は限られていたという印象です。私たちはバッテリーで回る扇風機や、扇子やうちわを用意していたので、そこまで大変ではなかったのですが、小さな子供を連れて来た人などは大変だなと思いながら見ていました。本当は、天守閣内の急勾配の階段を紹介したかったのですが、表から階段を撮ると自分が危険になるだけでなく不特定多数の観光客の方まで写ってしまうので、公式に階段付近の写真撮影は禁止になっていました。せめて、どのくらいの急勾配かわかるように、階段の裏から撮った写真を上げておきます。

話をお城内の待ち時間の話に戻すと、各種ある風を起こしたり首元を冷たくするグッズなどは用意した上でお城観光に行かないと、なかなか大変です。私たちは以前、真夏の姫路城に行った時にはしみじみそうした苦労を感じたということもあってしっかり準備したのですが、中に入って天守閣まで登るならしっかりとした準備は必要です。また、急な階段を登るため、できるだけ両手が空くように、でも多くの観光客がいるので、背負うタイプのバッグではなく、斜めに掛けられるショルダーバッグに観光に必要なものと、履物(城内は土足厳禁で入場時に履物を入れるビニール袋を渡される)を入れて登る方が危険度は下げられます。

今回、天守閣からの景色を楽しむために小型の双眼鏡も持って行きましたが、景色を楽しむことはもちろん、目で見るものからさらに拡大して街や遠方にある山々の様子を見ることができたり、外から見るお城の装飾を詳しく見られたので、荷物は増えましたが持って行って正解でした。ちなみに、天守閣からはこんな感じでお堀と松本市街が一望できます。

あと思ったのは、城内は土足での入場ができないので、裸足にサンダルという状態からサンダルを脱いで城内に入ると、古い木造建築のため、足裏に思わぬ怪我をする可能性もあるので、靴下は履いた状態でサンダル履きで入る方が、せっかくの観光地でいやな思いをしないで済むと思います。人が多かったため大変ではありましたが、それでもまだ空いている時刻に城内に入れたのはラッキーでした。ちなみに、お昼前に城を出た頃には待ち時間は10分増えて30分になってしまっていました。快適に涼しくお城を見るためには、いかに早く出掛けて人より先に観光を終えるかということも大事になります。今の時期だと、松本城は午前8時半から開いていますので、これから松本城へ行きたいという方は参考にしてみて下さい。

(2)おわり


格安リゾートホテル利用の松本・浅間温泉への旅(1)日帰りから宿泊にできたのは

前回、鹿児島への旅は車中泊で一泊はあったにしても、実質的には0泊3日(前日夜から出発して帰宅したのは翌々日未明だった)というハードなものでした。ただ、家族の同行者が基本土日休みで平日はどう頑張っても出勤時間を午後1時くらいまでしかずらせないということで、こうした日程になることは仕方なかったのでした。

今回、松本城を中から入って見るためにお出掛けを計画したのですが、私の住む静岡市内からだと高速道路を使えば3時間くらいで途中休憩を入れても松本に着くので、早朝に出発すれば松本城を見て街を観光しても十分その日のうちに満足できるような日程を組むことができると思いました。

そのつもりで、効率良く観光するための方法などを色々と調べているうちに、ふと気にかかったのが、松本市中心部から近いながらも温泉街として昔から発展してきた「浅間温泉」を松本市は持っているということです。駅などの中心部から車で15分で温泉街に行けます。それは他の地域にはない松本の良い所ではないかと思っていたのでした。

当初は、足湯とか日帰り温泉の利用を旅のルートに入れようと思っていたのですが、浅間温泉の旅館の中には、大手の格安リゾートを提供する伊東園ホテルズが経営する旅館がある事でちょっと部屋の空きがあるか調べてみる気になりました。伊東園ホテルズは、平日・休日関係なく料金が一定で安く、さらに基本的に一泊二食付きで、現在は例外もありますが、ビールや日本酒、酎ハイなどの飲み放題を含めたサービスを提供していることで知られています(現在は特別料理を付けることでもう少し基本料金が高かったり飲み放題をやっていない場合もあるかも知れないので、事前に調べて予約しましょう)。

今回宿泊した、伊東園ホテルズ浅間の湯は宿泊基本料金が税抜き7,800円でその他一人あたり入湯税150円がかかるものの、一人あたり二食付いて税込8,565円(入湯税込)で済みます。普通のビジネスホテルに素泊まりしても最近は宿泊料金も上がっていますし、もし部屋が空いていれば泊まっても良いかなと思っていたら、日曜日に7.5畳の和室に一部屋だけ空きがあるのを発見し、思わず勢いで予約してしまいました。

ネットでの予約時には宿までの交通手段を聞かれまして、車で来ることを申告することで宿の駐車場を割りふるようです。鉄道利用の場合には松本駅から送迎バスが出ていますが、このバスも事前予約が必要になるので、しっかりと申告して当日にトラブルが出ないようにすることはこうした格安ホテルを予約するにあたっては必要なことだと思います。

なお、チェックインは午後3時からで、翌日のチェックアウトは午前10時になっています。私はちょっと観光に余裕を持たせつつ、夕食前にしっかりと温泉を堪能したかったので、午後4時にチェックインということで予約を終えました。予約には宿泊費決済は伴いませんが、直前のキャンセルには当然ながらキャンセル料がかかります。今回、恐らく前に抑えていた方が部屋をキャンセルしたことによるキャンセル空きをゲットできたのだろうと思いますが、宿泊7日前からキャンセル料金(20%~)がかかってきます。ちなみに私が空きを公式ページで見付けて予約したのがちょうど宿泊前7日ぐらいの時だったので、うまくはまったと思います。以前もこのブログで書きましたが、休みに何の予定も入っていなくて、どこかへ行ってのんびりしたいと思っている方は、ぱっと見全く空いていなくても、伊東園ホテルズの公式ページを予定日の一週間前くらいからこまめにチェックしてみるというのが良いだろうと思います。

もちろん、早めに宿を押さえておいて、その日程で無理(仕事や急な予定などが入るなど)になったらキャンセルしても料金はかかりませんし、キャンセルされた部屋は、安く旅行したい人のところに恐らく回ることが考えられますので、そういった形で予約するのも一つの手ではあるでしょう。でも、全く考えていなかったことをやる方がワクワクするので、私自身の宿の取り方は、ぎりぎりでも取れれば行くという形の方が良いかな? と思っています。

今回、私はこの手の宿に泊まるのは初めてだったので、特に宿については色々と気を付けて写真を撮るなどしてその様子を記録してきました。というわけで、これからしばらく観光および宿泊したレポートを含みながら、松本市の印象および伊東園ホテルズの実際のところを自分なりの書き方で紹介させていただきたいと思っています。

(1)おわり


パリオリンピックの観戦に困ったらNHK+とTVerの利用方法を抑えておこう

興味のある方には、4年に一度の大きなスポーツイベントであるパリオリンピックをどうやって見るかということは大きな問題かも知れません。

私など地方在住の人間にとっては、たとえそれが人気競技であっても普段ネットされていない東京キー局であるテレビ東京系で生中継がある競技の場合、地元の地上波やBS放送では同時中継されない可能性もあります。そんな中、オリンピックのネット配信について発表がありました。

基本的に、NHKで放送されない競技を民放で中継することになりますが、民放がお金を出し合って立ち上げたTVerでほぼ全種目をネット配信(生配信含む)されることになりました。ただ、注意点もあります。

見逃し配信の場合は普通にスマホ・タブレット用のアプリやパソコン用のウェブサイトで見られるのですが、権利の関係で、テレビとの同時中継をアプリで見られない可能性もあります。私の場合、TVerを大画面テレビで見るためにAmazonのFireStickTVを利用しTVerアプリを使って見ているのですが、地上波テレビとの同時配信は見られないケースも多々ありました。テレビ東京が見られない地域では今までこの問題が起きていたのですが、今回の発表によると、テレビ東京で放送される競技も同時配信はされるものの、TVerアプリで見られない場合には対応が必要です。

私の場合ですが、生配信がアプリを使わずweb上から見られるパソコンを用意し、HDMIケーブルでテレビと接続した上でパソコンで見られる配信の画面をテレビで見るというやり方を使っています。パソコンの画面とスピーカーでなく、自宅の大型テレビで生配信を見たいという場合には、事前にHDMIケーブルを用意しておくと、地方住まいであっても、恐らく地上波やBSで生中継のない競技でも配信という形でテレビ画面から見ることができるようになると思います。ケーブル自体はそれほど高価なものではありませんので、今後のためにも一本用意しておくことを個人的にはおすすめします。

もし、パソコンの画面で見る場合、どうしてもパソコンに付いているスピーカーからの出力は貧弱なので、競技の雰囲気を十分に伝えることができない場合があります。小さいものでも良いので、USBから電力を得るタイプの外付スピーカーがあれば、多少はマシになります。

もちろん、パソコンを専用のオーディオシステムにつなぎ、映像出力をプロジェクターにして見るという事ができれば良いのですが、その辺については人それぞれでしょう。今の視聴環境よりグレードを上げて、テレビ中継がないもので見たいものがある場合には、そうしたものの手配をしておくのも有りかな? とは思いますが、テレビからの画と音で満足できるなら、まずはネットに繋がったパソコンとHDMIケーブル一本用意すれば何とかなります。まずはそれで試して、満足できなかったら次のハードをというように考えるのが良いかと思っています。競技によってはオリンピックでないとなかなか見られないものもあると思いますので、ぜひ後悔したくないような下準備をしておくことをおすすめします。


旅行の際の交通機関選びを考える場合自分で車を運転できるメリットは有るか

一昨日、松本の浅間温泉で一泊して昨日自宅まで帰ってきました。昨日はたまたま早く目が覚めてしまったので、朝5時くらいから宿の周辺を散歩してきたのですが、ホテルから出る直前にテレビのニュースを見ていたら、現職のアメリカ大統領が大統領選から降りるという大ニュースを伝えている中で、速報という形で流れてきたのが、新幹線に関するニュースでした。

第一報は名古屋と三河安城の間で、保守車両が脱線してしまったということで、新幹線が折り返し運転をしていて、復旧は早朝の段階ではお昼頃か? という感じでしたが皆さんご存知の通り復旧は長引き、事故場所付近では終日運休になってしまいました。新幹線に乗れない人たちは他の交通機関に振り替えるため、この時期に事故のあった場所を通過して旅に出ようと思っていた方々は大変な目に遭ったのではないかと思います。

私の場合は、そもそも松本から静岡に帰るということで、恐らくJRを使ったとしても影響は無かったとは思いますが、今回は車での移動だということで、長野道から中央道、中部横断道から東名という経路での工事渋滞によって時間はかかったものの、おおむね3時間くらいで自宅に帰ってこられました。もし高速道路で大きな事故が起こったとしても、経路で事故場所を通らないように設定してカーナビを検索すれば、時間はかかるものの何とか自宅までその日のうちに到達できます。

ただ、今回の新幹線の事故の場合は、もし予約していた新幹線が運休になった場合には窓口に並んで払い戻しか変更の手続きをしつつ、代替の交通機関をゲットする必要があります。払い戻し自体は後からでもできると思うのですが、振替交通機関というのはあくまで自分で用意する必要があるので、在来線で移動するにしても一部の駅では利用者が多くなってホームが規制されていたようですし、最新の情報を得て次に何をするかは自分で決めなくてはならないので、色々と大変です。

基本的には、スマホを使って調べたり代替の移動手段を探したりするため、長時間スマホを利用するための電源の確保が必要です。もしモバイルバッテリーを持って来なかったり、小さなモバイルバッテリーしか持っていなかったりした場合には、近くのお店でバッテリーをゲットしつつ、コンセントが使えるお店に入ってスマホを充電しながらバッテリーも同時に充電できるような充電機器を使うことで、いつ復旧するかわからない状況に備えることも必要になります。

車での移動の場合は、今回の私も走行中にシガーソケットからスマホやモバイルバッテリーを充電することはできるので、そこまで充電に神経を使わなくても良いですし、何より車が走れないような天候にならない限りは、何とか移動はできるので、選択肢として自分の運転で移動できるようなことができるかということが大事になると思います。

昨日新幹線が動かないことで商談が飛んでしまうという嘆き節をテレビカメラに向かってしていた方をニュース映像で見ました。詳細はわかりませんが、運転免許があれば代替交通機関を手配できなくても、レンタカーの片道or代替交通機関が確保できる場所まで利用(乗り捨て料金は覚悟で)という手段が取れます。多くの新幹線利用者の方々はそこまで切羽詰まることはないと思いますが、私自身どうしても帰らなくてはならない状況に追い込まれた場合、24時間営業しているレンタカー業者に連絡して自走で帰るという選択肢も考えるかも知れません。

そういう意味では、レンタカーを使うための運転免許を持っているかいないかというのは、今回のような天候に関係ない事故やシステム障害で予約した交通機関が動かない場合には選択肢の一つとして機能するのではないかと思います。車を所有することは止めても、自分の体が言うことを効かなくなって免許返納するまでは、免許は持っておいた方が良いですし、新幹線利用の旅行にも免許は携帯して万が一に備えることも必要になるかと思います。


システム障害によるネット接続機器が使えなくなる事態を避けるための考え方

この数日、飛行機で移動しようと思っていた人たちは、天候不良でも自然災害でもなく自分が予約していた飛行機が欠航してしまうという事になってしまいました。予約システムを扱っているコンピューターが使えなくなって、思わぬところでサービスが利用できなくなるというのはユーザーからどうこうすることはできないので仕方がないものの、今回のトラブルでは、サービス停止の原因になったとも言われている、Windowsパソコンに特定のセキュリティソフトを入れていることによって問題が起こったとも言われています。

幸い私のWindowsパソコンではそのソフトは入っていなかったので普段と変わらずにパソコンを使っているのですが、今後自分の環境で同じようなトラブルが起こらないとも限りませんので、もし自分のパソコンが今回のような外的要因で使えなくなった時に備えて、色々と対策をしておきたいと思います。

まず、基本的にはパソコンとスマホとは違うものなので、パソコンが使えなくなってこのブログを更新できなくなった場合には、スマホの小さな画面でネット接続をして使わざるを得ない状況も考えられます。その場合、比較的長い文章を書くことが多いので、Bluetoothキーボードで自分の手になじむものを用意しておくといざという時には便利かも知れませんね。なお、キーボードからの入力の場合、一緒にマウスも接続して使うことで、パソコンライクな使い方をスマホでもやることは可能になります。

ただ、ここで一つおすすめしたいことは、Windowsに固執せずに別のOSを利用したパソコンを併用しておくこともありだと思うのです。私の場合は、WindowsパソコンとChromebookを併用しています。私のChromebookの使い方は、単体では主にChromeブラウザを使ってのWeb検索機能を主に使用しています。今回のような再起動を要求されるトラブルにWindowsパソコンに起こってしまうと、ウェブサイトやメールの利用ができるだけでも、十分に有難いものです。また、私の場合は家にあるミニPCを使うために、Chromebookでリモートアクセス機能を使ってChromebookの画面でミニPCの利用を行なうことが多いです。そうなってくると、もし何らかの問題がWindowsで発生したとしても、ウェブを利用した作業に限っては、Chromebookで何の問題もなく続けられるということになります。

私が今使っているChromebookはいわゆる文教モデルで、価格も1万円台で購入できました。安いものでも、十分に使えますし、セキュリティについても発売から10年はシステムのアップデータが配布されるので、Windowsパソコンのバックアップには最適と思われます。

今後も様々なネット関係のトラブルは起こってくると思いますが、少なくともWindowsのシステムに関するトラブルで、パソコンの一切が使えなくなると困るので、私と同じではなくても、Windows以外のバックアップにも使えるパソコンを用意してみてはいかがかと思います。


ネット経由でなくテレビからの情報の方が思わぬ情報を得やすいのでは?

旅のガイドというか、現地に行って何をしよう? というような事を考える場合、具体的にどこへ行ってどんなことをするか決まっている場合には、今はわざわざガイドブックを買わなくても、ユーチューブの動画が結構頼りになります。今度予約して訪れる旅館についても、しっかり宿泊・食事レポートをアップしてくれている人がいるので、予約した部屋のタイプの広さはどうだとか、実際の夕食・朝食はどんな感じなのかとかいう疑問は動画を見れば解決してしまいます。そういう意味ではコストも掛からず調べられるので、いい時代になったと思います。

また、特定の食べものについてのお店のレポートなども、個人的にはテレビの旅番組よりも動画の方が普通の人が普通に入って利用していることがわかるので、意外とそこから外れることはないだろうと考えます。

今回はそうした事をしてもなお、思いもよらないような情報が転がっているテレビの情報について考えてみたいと思います。

まず、こうした情報を得るための前提として、テレビ番組の視聴とはいいながらもネット環境が必要になります。というのも、テレビ局は今、インターネット経由で番組の見のがし配信を行なっているのです。具体的には「TVer」や「NHK+」は日常的に利用できるようにしておくと、思わぬ発見があります。どちらのアプリ(パソコンではサイトアクセス)でも、提供される番組というのは東京発の番組だけでなく、全国の地方発の番組があるので、旅の目的地でなくても、面白そうなサムネイル画像をチェックし、面白そうなものがあれば見ておくと、その地域に行った際の参考になります。

今回は、たまたまNHKの地方局発(前橋局)の情報番組を見ていて、世界遺産の富岡製糸場近辺のグルメロケをしていました。今回は群馬県にも富岡製糸場にも行きませんが、世界遺産になって割とすぐに車でお邪魔した事はあります。ただその時には、その後こんにゃくパークへ行って無料のこんにゃく料理をたらふくいただいてしまったので、富岡製糸場周辺の食事処には行っていなかったのでした。

富岡周辺の名物と言えば、ご飯に一口大のカツを乗せ、そこにたれをかける「タレカツ丼」が有名で、私自身大好きなのですが、私が見た情報番組では「高田食堂」さんの、「工女さんが愛したカレー」(650円)を紹介していました。具材は豚肉と玉葱だけだそうですが、その素朴な見た目と、それなりに辛いというカレーは、事前に知っていたらぜひ食べたかったと思わせるものでした。

今後、富岡製糸場を再訪問するかどうかはわからないものの、車でなく高崎駅から上信電鉄を使えばそれほど大変でなく行けるので(運賃は片道810円で約37分)、静岡から高崎直通の普通電車を利用して18きっぷシーズンに行くのも良いかなとも思ってしまいました。

このようにして、行きたいところと食べたいものをリストアップしておけば、急に休みになってその使い方に困った時などは、早朝発であれば丸一日暇をつぶしながら、未知の体験もできるわけです。大事なのは、そうした旅のストックをたくさん持っておくと、いざという時に考えることなく一気に出発することができるのです。

そういう意味でも日常的に旅の情報をチェックすることは旅好きであれば大切なように思います。ネットを使う場合、テレビの地方局の情報というのは、そこまで外れはないと思いますので、見たものをメモしておくとかやっておくと、自分が考えていない場所の意外な名物に会えるかも知れません。


スマホを使ったモバイルチケットの取得は事前に用意しておく方が良い

今回、松本城を中心に観光に出掛ける予定ですが、実際に使うかどうかはわからないながら、色々調べているうちに気付いた事があるので備忘録的にここで紹介させていただきます。

松本へは車で行くので、基本的にはスマホで行なう決済というのは駐車場に関するものになるかと思いますが、状況によっては一日駐車できるような郊外の駐車場に停められるのであれば、市内観光は公共交通機関を利用するというパターンも出てきます。先々月鹿児島を訪れた際にも、鹿児島市内は路面電車で回るためにフリー乗車券を買おうかと思ってはいたのですが、時間の関係上市内中心部に駐車をして天文館界隈は歩いて回ったのでチケットは購入しませんでした。ただ、状況はその場に行かなければわからないので、あらかじめどうなっても大丈夫なように準備はしておきたいものです。

今回訪問する松本においては、訪問予定の松本城入場券がセットになった市内バスの24時間利用できるフリー乗車券「タウンスニーカーPlus24時間券」なるものが販売されていまして、これがスマホ内で完結するモバイルチケットになっているのです。

個人的にはこうしたチケットは全国どこにもあるので、どうやってモバイルチケットを購入するのかなと思っていたのですが、私も実はインストールして使っているアプリ「乗換案内(ジョルダン)」のメニューにある「チケット購入」のところから利用が可能になっていました。クレジットカードの他、電子マネーでも決済が可能で、販売所をいちいち探さなくても、スマホ上で決済が完了すればすぐに使えるということなので、あわてて母親のスマホにも「乗換案内」アプリをインストールしました。新規ログインはGoogleアカウントからも可能になるので、細かなログインについての作業がなかったので、母親個人の名前で問題なく登録できました。

この乗換案内アプリでは、ジョルダンモバイルチケットを提供していて、多くの地域でこのシステムを利用する形で特別なアプリを利用者が導入することなしに全国各地のお特なフリー乗車券が利用できるようになっています。ただ、これで全ての地域をカバーできるわけではないので、実際に観光を考えている都市がある場合、その地域のフリー乗車券はどうなっていて、どんなアプリが必要なのか、またはQRコード表示で良いのかなどを調べておいた方が良いのではないかと思います。

ちなみに、普通にクレジットカードを決済に使っている場合にはほぼどんなモバイルチケットを使っても問題はないかと思うのですが、今回利用するかも知れない乗換案内のモバイルチケットは、PayPayとauPayが利用できるようです。電子マネーの場合は銀行口座から直接引き落としでもチャージできるので、クレジットカードがなくても対応する銀行口座を持っていればモバイルチケットの決済ができますので、そういう点からも事前に調べておくことは大事だと思います。ちなみに、母親の場合はGooglePayで登録したクレジットカードから決済可能なので、もし現地でバスによる観光に切り替えた場合にもスムーズに利用できるのではないかと期待しています。


2024年11月末で無料での提供を終了する楽天モバイルの留守番電話サービスについて思うこと

今まで楽天モバイルを他の人に勧める場合のメリットの一つだった、「Rakuten Linkアプリを使えば留守番電話利用料金および録音内容の確認が無料でできる」というメリットが今年の11月末で終了することがわかりました。

12月以降は留守番電話330円/月、割込通話サービス220円/月で提供されるようです。現在無料で各サービスを利用されている方は、移行利用期間(8月9日~11月30日迄)中にサービスの利用設定が自動的に解除になるようです。これは、無料だと思って使っていて、知らない間に利用料金がかかってしまい、クレームになるのを避けるためだと思われます。

有料になっても引き続き各サービスを使いたい場合には、改めて「my楽天モバイル」経由で申し込みを行なう必要があるということです。解除された後、改めて申込みをするまでは留守番電話は利用できなくなるようですので、必要な方は改めて申し込みましょう。

私の場合は、あえて留守番電話を使う必要性をそこまで感じていません。今では直接電話をするよりも、LINEやSMSを使って連絡を取る事がほとんどで、電話がどうしても取れない場合には後から電話かSMSで「今なら電話に出られます」というメッセージを送るなり直接電話すれば何とかなることがほとんどです。

ただ、こうした変化について思うことは、やはり契約人数が増えても楽天モバイルの経営自体はまだまだ不透明な部分があるということですね。他社が今回発表されたくらいの追加料金を取っている以上、楽天モバイルの今回のやり方をひどいと思うような事はありません。0円で回線維持ができていた時代と今という関係と同じように、基本料金はともかく追加サービス料を他の大手キャリアと揃えることで、その分の収益を取りたいと思うのは、これから膨大な赤字を回収しなければならない楽天モバイルにとっては当り前の戦略だと私は思います。

今までと同じように、無料で留守番電話を使い続けたいという場合には、スマホ本体に留守番電話機能の付いたスマホにするのも手ですが、留守番電話からの卒業を個人的にはおすすめしたいです。基本的な先方への連絡はまずLINEやSMSなどに切り替え、先方の都合を文字情報で確認してから電話を掛ける(お店などへの電話は除く)ようにすれば解決するような気がします。

そもそも、電話を掛けたり受けたりすることが苦手な人も少なくないと思いますし、今後私が電話に出ない場合には諦めて電話番号だけを残してくれれば、知り合いの電話番号であることがわかれば電話を掛け直します。もし、知らない番号であればわかっていても出ないかも知れません。
私自身、これまで家の固定電話を使っていた頃から留守番電話機能を使用していました。それは、留守番電話以外に通信手段がなく、FAXを持っていない相手からは連絡が入らないような状態では必要な部分もあったからだと思います。

現在はスマホと腕にはめるスマートバンドと連携しているので、入電したら仕事中や就寝中などどうしても電話に出られない時以外は電話に出られますし、SMSが無料で発信できるので、LINEを知らない知り合いに対しては何かあったら電話ではなくSMSで連絡を取るようにしているので、もし電話が通じなかった場合に向こうからSMSで連絡をしてきてくれる場合もあります。そんな中で打ち合わせする事項が多くてメールでは書き切れないような場合には事前にメールで了承を取った上で電話連絡するようにすれば良く、そこにあえて留守番電話を介在させなくても良いという風に今は考えています。

コスト面で考えると、月330円の留守番電話オプションを毎月払うつもりなら、一般的には国内送信一通 約3.3円になるので、月101通以上SMSを送信しなければコスト的には留守番電話よりもSMSを活用して相手が電話に出ない場合に文字によるメッセージを送る方が安上りになるということです。もちろん、自分の方にもSMSが送られて来ないと自分宛の用件は届かないわけですが、私のように楽天モバイル契約なら送信は無料ですし、それ以外の回線契約での場合には同じ「+メッセージ」アプリを使ってSMSの交換をするなら、アプリユーザー同士であればデータ通信内でできるので、自分の交際範囲にアプリユーザーを増やしていけば、さらにSMS送信料が安く上がり、結果として留守番電話にかけるオプション料金は必要なくなるかも知れません。楽天回線の場合は+メッーじアプリ自体が使えないのが残念ですが、このアプリには要件を録音して相手に送る機能もあるので、まさに留守番電話的な利用の仕方もこのアプリならできてしまいます。

SMSもLINEと同じように、相手がメールを開いたかどうかについては送信先でもわかるようになっていますので、うまく使えば留守番電話を使うよりは安く便利に連絡事項を伝えられると思っています。今回の楽天モバイルの仕様変更を機に、送信料無料のSMSを活用してみるのも悪くない気がするのですが。


近所のスーパーの棚から安いお米が消えてしまう状況に立ち合ってみて思ったこと

一昨日、買い物を頼まれて仕事帰りにいつも行くスーパーに行ってきました。頼まれたのは無洗米でないお米(5kg)だったのですが、今まで体験してこなかったような体験をしてしまいました。

なぜそんな事になったのか今だにわからないのですが、スーパーの米がならんでいる筈の棚に米が殆どなかったのです。それでも無洗米は少し置いてありましたが、普通のお米は全くなく、スーパーのプライベートブランドのお米が少し残っていただけで、その価格は2千5百円(税込)くらいでした。はっきり言ってプライベートブランドとしては安くないという印象でした。

いつもは、1,800円くらいの安くて味もそこまで悪くないお米が置いてあるお店なので、今回の買い物もそのお店に行ったのですが、もはや安いお米どころか全てのお米が売り切れ状態なのには本当に驚きました。

その後、別の大きなスーパーに行ったところ、そちらには材庫が多くありました。ただ、安いというわけには行かず、それでも前のスーパーで見掛けたものよりも比較的安くておいしそうなお米を買ってきたものの、今後も同じような事が続くのかと本気で心配してしまうような体験でした。

以前、テレビのニュースで安いお米がないという情報を見た事があったのですが、一部では量を減らして価格を維持するために5kgではなく4kgのパックが新たに作られているという話も聞いていました。実際、チョコレートの原料価格が上がっていることから、製品の値上げor内容量の減少が起きていることは知っていたのですが、もしかして主食であるお米にもそんな状況が来るのかと心配になってしまったことは事実です。

糖質制限の食事をされている方はあえてお米は食べないという人もいるかも知れませんが、人が生きていくためには食事が必要で、その中でも一番コストが低く食事できるのがお米であるのではと私は思っています。専用の炊飯器が国内であれば多くの家庭にあり、もし災害が起きたような場合でも、カセットコンロに鍋をのせて炊いたりできます。私の場合はメスティンや軍式飯盒を持っているので、アルコールストーブで自動炊飯することもできます。我が家では日々消費するものですので、急に大きな災害が起きても知らない間に食料を備蓄しているという感じになります。

パンの場合はなかなか日本では水分の少ないパンを主食として食べる習慣が少なく、小麦自体を調理して食べるというのも大変ですので、今は多くのご家庭ではお米を買って家で炊いて食べている数が私の住む地域でも増えているのか? という感じがしますね。

普段、材庫豊富な食料品店を利用しているとなかなか気付きませんが、何か一つイレギュラーな事があると、今まで当り前のように棚に置いてあるものが急に手に入らなくなってしまうこともあるのだと改めて思いました。それは、断水が起こった直後にペットボトルに入った水が消えたのと同じような感じがしました。

今回の経験を受け、改めて日本の米に関するニュースを色々と読んでみましたが、米自体が無くなるのではなく、一部の銘柄のお米が不足していて、そのあおりで不足している印象があるような感じではあります。それでも、かつてのデマによるトイレットペーパーの買い占め騒動のように、ちょっとしたきっかけでお店からお米が消えてしまう可能性も今後出てくるのではとも思ってしまいます。

先にも書いたように、常温である程度の保存が効き、水と燃料さえあれば食べられる携帯食・非常食としてお米は私にとって無くては困るものなので、うまくローテーションしながら安い時にちゃんと買っておくことの大切さを再認識したという今回の経験でした。