投稿者「てら」のアーカイブ

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

今までノートパソコンで使っていたACアダプタを使わなくなったことで変わったこと

ここ数ヶ月、今までの自分のパソコンの環境を新しいハードを購入しないまま変えることに成功しました。それまでのメインパソコンは、モバイル用途の10インチのノートパソコンだったのですが、試しにWindows11にアップグレードできなかったり、Windows11にアップグレードしてもまともに使えなくなったしまったノートパソコンにLinux Mintという無料で利用できるOSを入れたところ、現在のところ3台のノートパソコンが生き返りました。

3台のうち1台はWindowsタブレットのようなクセのある端末で(Lenovo IdeaPad D330)、普通のノートパソコンでない分、ストレスがかかるものの、いったん立ち上げてしまえば普通に使え、さらには電源も汎用USBアダプターが使えるUSB-Cタイプの端子があるケーブルを買い足したので、家にいる時には単にケーブルを汎用アダプターのUSB端子に差すだけで使えるようになり、その利便性は大いに上がりました。

あまりに使い勝手が良いので、ブログでも紹介しましたが、その前にLinux Mintを入れた東芝ダイナブック用の汎用ケーブルを買ったのですが、このケーブルは東芝だけでなく富士通やNECのパソコンにも対応すると銘打たれていたものでした。仕様については、19V~20Vまでのアダプタの代用になり、プラグ径が外径5.5mm/内径2.5mmなものならメーカーをまたいで使えるということで購入し、主にダイナブックで使っていました。

さらにもう一台、NECのVersaPro VK25L/X-Nという15インチでDVDドライブの付いたノートパソコンもLinux Mint化したのですが、このACアダプタもよく見たら電圧が19Vで、プラグ径もダイナブックと同じということがわかりました。早速、ダイナブックとセットで使っていたケーブルをNECのパソコンにも接続してみたのですが、全く問題なく本体に充電できていました。これで、現在使っているノートパソコンは全て汎用のUSB-C端子があるACアダプタがあれば、それで全て動かせるようになってしまったということになります。

今までは、自宅でパソコンを使う場合、PD充電のできるパソコンは良かったのですが、それ以外のパソコンを使う場合にはそれぞれ違ったACアダプターを一緒に持ち出してコンセントにつなげる必要があり、その片付けを忘れてしまうと大きくて足を引っ掛けそうなACアダプタが部屋にゴロゴロ転がっているというような、あまりよろしくない状況になっていました。

しかし、こうしてChromebookを含めて全てのパソコンが汎用ACアダプターのUSBスロット経由で利用できるようになると、本体とケーブルをケースにしまっても、ケーブルだけでは全く邪魔にならないので、ノートパソコンの保管も楽だし、作業しているコンセント回りが大変にすっきりしました。今使っている汎用アダプタは複数のType-C端子があるので、一つはノートパソコンでもう一つでスマホやタブレットを充電するような事もできます。普通に考えてLinux Mintを入れたパソコン2台を同時に使うことはないのでパソコン毎にもう一本汎用ケーブルを購入はせず、一本のケーブルで2台のパソコンを使い分けるような形にしていくだろうと思います。

こうなってくると、今後新たに中古PCを購入する場合、何よりもまず今使っている汎用ケーブルが使えるか? というところをリサーチした上で購入すれば、基本Linux Mintを入れる前提にはなりますが、今のケーブルをそのまま使って付属のACアダプターを使わないようにすることでさらにノートパソコンのとり回しは楽になります。また、ジャンクパソコンでACアダプターが付属しないようなものでも本体が動けば、私の場合それで十分(今持っているノートパソコン付属のACアダプターで使えるなら汎用ケーブルでも使えるというわけ)なので、掘り出し物をゲットしやすくなるのではとも思っています。

というわけで、もし今ノートパソコンを使っている方は、お使いのACアダプターの規格およびプラグの内容を見てみることをおすすめします。もし私のように、同じ仕様のACアダプタを複数のパソコンで使っているような場合は、汎用USBケーブルを買い足すことを考えてみるのもいいと思います。日々のパソコン利用にACアダプターが必要ないという生活は家でも外でもかなり快適です。


小型スマホにガラケー時代のBluetoothキーボードCPKB/BTをペアリングしてみた

私は今こそスマホ主体に利用していますが、少し前まではフィーチャーフォンにこだわって、通話はガラケーでデータ通信はスマホやタブレットで行なっていました。現在でもLTEが使えるガラケータイプの端末はあるので同じような事はできるのですが、回線を楽天モバイルに変更した中でeSIM専用の小型スマホであるRakuten Hand5Gを利用することになりました。

ガラケータイプの端末では、残念ながら楽天回線を使っての通話やSMSを無料にできる「Rakuten Link」を使うことができません。Rakuten Linkの仕組みは通話回線でなくデータ通信を使って通話やメールを実現しているので、仕方のないところでもあります。本来は、Rakuten Linkを入れられるガラケータイプのAndroid端末があれば良いのですが、かつて使っていたAndroid搭載のガラケーは、発売当初はLINEも本体にプリインストールされていて使えていたのですが、機種が古くなるにつれLINEの動作環境では無くなり、ソフトもバージョンアップできなくなりました。やはり、スマホの自由さというものがないと、長く同じサービスを使い続けるのは難しいということです。

そんなわけで、大きさだけはガラケーとさほど変わらないRakuten Hand5Gを主に通話用として使っているのですが、その本体の小ささゆえ、画面に出すキーが小さくて押しずらく、長文(といってもこのブログほど長くはないですが)の文章を書いて送ること自体にストレスがたまります。Rakuten Linkにはデスクトップ版もあるので、パソコンが使える状況であれば、スマホからではなくパソコンでメールを書いてパソコンから送るということもできるのですが、外でそれなりに込み入ったメールを出さなければならない時(普通の方ではないと思うのですが私の場合はあるのです)、何とかならないかと思っていました。そこで思い出したのが、かつてガラケーの使い勝手を良くするために購入したガラケー用のBluetoothキーボードでした。

ガラケー用 Bluetooth キーボード IODATA CPKB/BT

もはや普通に売っているものではないので商品リンクも貼りませんが、単四電池2本で動き、小さいだけでなくカバーの存在によりバッグの中に入れていても間違って電源が入ったりすることはありません。極端な話、スマホ一台にこのキーボードとモバイルバッテリーだけあれば、最悪このブログ更新もできてしまうということで、しばらく押し入れの中に放置していたものですが、改めて復活させることにしました。

通電も問題なく、非ペアリング時(約7秒間押し)には赤と青のライトが交互に点滅している中、スマホ上でペアリングを行なうと、ペアリング設定のための数字が出てきますので、それをキーボードで入力すれば問題なく接続でき、青のLEDが点滅して接続することができました。電源を入れるには約3秒長押しで起動します。入力は基本ローマ字入力ですが、問題なくできるのは心強いです。何より、Rakuten Linkを使ってSMSの送信をする機会がそれなりにあるので、ちょっとした内容ならスマホ本体のキーボードで入力するものの、業務上の連絡などこみいったものを送る場合(相手のメールアドレスを知らなくても送れるのがSMSの良さだと思っています)には役立ちます。

あまりにも使い勝手が良いので、今8インチタブレット用にバッグに入れて持ち運んでいるポケモンキーボードが単三2本使用ということもあり、同じようなキーボードで単四2本用のものがあれば買い替えようとも思っています。それがうまく行けば、電池は2つのキーボードで共通化できる分、日常的な利便性は上がると思います。

Rakuten Hand5GではLINEも使っているので、短文のやり取りでも本体ソフトキーボードではどうしても押し間違いも出てしまうので、キーボードを出せる余裕があるなら、このキーボードを使ってみるのも良いかな? と思っています。フルサイズのキーボードではありませんが、同じようなキーボードは今でもネットで入手できるでしょう。

外でササッと入力するにはこうしたキーボードの利用もありだということを改めて実感しています。引っ越しの際に処分しなくて良かったというのが今の心境です。


本家パナソニックの充電器で充電できないエネループをEBLの充電器で充電する

パナソニック本家の充電器は、自分的にはまだまだ十分使えると思えるような電池まで充電できない(取り替え時期お知らせ機能?)仕様になっていて、同じエネループであるのにちょっときびしすぎるくらいの判定を受けることがあります。そのための充電器を用意はしているのですが、かなり前に購入した無骨な充電器なので、もう少しスマートに本家パナソニックの充電器で充電できない電池の充電をしたいと以前から思っていました。

色々とそのための充電器を物色していたのですが、いわゆる定番の充電器というものは、これといって見付からない感じだったのですが、安くてもそこそこ使えそうな充電器を見付けたので、手に入れてみました。ただ、この選択が決定版か? と言われると必ずしもそうではないことは購入した充電器の仕様を見ると明らかなのですが(後述)、その不足する機能については手持ちの機材で何とかなるということから、今回購入しました。EBLという会社から出ている単三・単四を4本充電できる小型の黒い充電器です。商品ページから型番を探したのですが、ちょっとわからなかったというある意味怪しい充電器なので、購入される際は自己責任でお願いします。

私が欲しかったのが、使えそうな電池を弾いてしまう、パナソニックのUSB端子から充電のできる急速充電器のUSB端子は今は最新ではないmicro-B端子でUSB-Cではないのですね。micro-B端子は表裏を間違えて押し込んでしまうと端子が壊れてしまうリスクがあるので、表裏の関係がないUSB-Cタイプの端子から充電できるタイプの充電器は一つ持っておきたいと常々思っていたのです。

早速、新旧のエネループを四本(全て単三です)充電してみました。新しいものは本家の充電器でも普通に充電できますが、古い2本はどちらもエラーメッセージが出て充電できませんでしたが、この充電器に掛けると問題なく充電を開始しました。メーカーの説明書きによると、この充電器は4つの端子ごとの独立充電で、一本ごとに電池の状況を判定して充電しているようです。充電が終わっても本家と比べて電池はそこまで熱くなっていないというのも好ポイントでした。あくまで主観ではありますが、本家よりこちらで充電した方が電池は長持ちするのではないかとも思ったりします。

ただ、この充電器には放電機能(リフレッシュ機能)が付いていないので、いったん安全なところまで放電してから充電し、電池の性能を戻したいという場合には困ることになります。私の場合は放電機能を持っている充電器を別に持っているから良いのですが、放電機能を使うとかなり時間がかかりますので、この製品では省略しているのではないかと思います。

もし、そうした機能を使ってまで判定で使用不能になった電池を復活させたい場合には、別に放電機能付きの充電器を買っておけば、いざという時には役に立つでしょう。ただ、エネループだけでなく様々なメーカーの電池を気楽に充電したいというような用途では、価格もそんなに高くありませんし、ケーブルは必ずしも本体に付いてきたものでなくても大丈夫なので、とり回しも楽です。

今回、新たに充電器を購入したことで、USB経由で充電可能な充電器で充電できるエネループの本数は8本になりました。USBで充電できれば、今ある汎用アダプターにはUSBポートは複数あるので、充電器を同時に使って最大8本充電できます。そんな多くの充電をなぜするのか? と思う人もいるかも知れませんが、現在メインで使っているLEDランタンの電池が単一3本仕様なのですが、単一形のアダプターには一本につき3本入れることのできる特別なアダプターを使い、連続稼働時間を伸ばしています。つまり、LEDランタンだけでも一度に9本のエネループを使うので、少なくとも8本以上は同時充電できるものということで、今回は4本分充電できる本数を増やしました。

実は、さらに2本USB経由で充電できる充電器を物色しているのですが、それについてはさらに一般的な使い方にはならず、限定的な使い方になってくると思うので、とりあえず普段使いには便利で、扱いも簡単な充電器としてEBLの充電器をまずは紹介させていただきました。


路線バスが今後も存続していくためには運賃値上げもやむなしとは言え固定費の値上げは厳しいか

私の住む静岡でも、具体的に生活するための費用が目に見える形で上がってくることになりました。現在、静岡市で走っている静鉄バスが値上げを発表したからです。

私自身は、バス自体はそんなに使ってはいないのですが、通勤通学で毎日バスを利用している人には結構な負担になるのではないかと思います。具体的には、現在は市内190円で行ける区間があったのがその料金大系が廃止され、初乗り料金が200円になるそうです。あと、具体的な料金は走行距離に応じた料金に変わるのだそうです。また、観光客向け? という感じで静岡駅などを中心とした短距離区間は一律100円という、旅行者に利用しやすそうな料金もあったのですが、それも値上げになり150円と5割増になるとのこと。

実のところ、現在の自宅は駅から100円で行ける区間内にあったのですが、それが値上りするというのは飲み会の後の足代が上がるのでちょっとショックだったりします。ただ、そうしたケースの場合は、時刻表をよく調べないで停留所に行くと、バスが出たばかりというケースが少なくなく、そうなるとバスを待つより歩いた方が早く自宅に着くので、そこまで利用しない人がとやかく言うこともないのかも知れません。ただ、観光で静岡市内を訪れる場合、過去に100円区間のバスに乗って便利だったと思っていると、いきなり料金が上がっているということが起こるので、注意は必要でしょう。

個人的な感想として、これは運転手さんの賃金を上げて人手不足を解消するためにはどうしても必要な事だと思います。値上がりがあったとしても自家用車を維持する費用や、タクシーを使う費用と比べても安いことには変わりはないので、値上がりしたから利用を止めるという事ではなく、自分の生活パターンを変えるなどして、生活のための固定費を考え直すような事も必要になってくるだろうと思います。

代替のパターンとしては、現在でもなかなか使いたい時に使えない状況にはあるのですが、市内各所にある時間貸し(シェアサイクル)の自転車を利用するというパターンがあるでしょう。基本15分70円という低料金なので、近場で空いている自転車があればバスの代わりに使ってみるというのも手ではあります。私だけでなく静岡市に住む多くの人たちは、市内各所は平坦なので、一人に一台自転車を持っているという土地柄でもありますし、雨が降らなければバスではなく体のために自転車を使う選択肢も十分にあります。

静岡市中心部には多くの駐輪場が整備されていて、数時間の利用なら料金がかからずに利用も可能なので、今後自転車を使って用事を済ませたり観光に使ったりというような機会も増えていくのではないかと思います。ただ、市民としてはバスを使わないという選択をすると、さらにバス会社の経営は大変になってしまいますので、用途に応じて使っていくことも大事です。目の前の状況に一喜一憂しないで冷静に対応することも大切であろうと思います。


新しい製品に依存するのではなく今あるものを活用しようとすることを拒むような企業の論理は正しいのか

新たに物を作り出すには労力だけでなく多くのエネルギーがかかります。ですから、昔の日本では手に入れたものを使えなくなるまで使うだけでなく、さらに捨てる時にも単なるゴミにはしないで、再度何かに利用することを考えるという文化がありました。それが、「もったいない」という言葉になり、世界でも受け入れられている所もあるわけです。
現在、この夏の暑さだけでなくさらなる平均気温の上昇というものが予想されていますが、物を作るにあたって多量の二酸化炭素の発生が起こることで、地球の気温の上昇を考えざるを得ないので、かつての日本では普通に行なわれていた物を大事に最後まで使うということに注目が集まっています。

そんな中、使えなくなるまで整備して古い車に乗り続けることがさも環境に悪いかのように税制において登録後13年以上を経過した自動車は運行コストが高くなっています。古いものは当然壊れるわけですが、まだ十分に整備すれば乗れる車なのであれば、そのまま乗り続けたいと思う人は少なからずいます。どう整備してもまともに使えないことがわかれば買い換えということになるのでしょうが、そうではないのに新しい車に買い換えを促すような減税を新車に対して行なっている政策は地球環境ということを第一に考えた時に方向性が違ってはいないのかと考える人もいるようです。

ただこれは、自動車会社としては新車を作って売らないことには利益が出ないというビジネスモデルのもと業務を行なっているので、理想と現実が違うといってしまえばそれまでなのですが、私自身は古い車でも実際の燃費が長距離走行では20km/Lを超える車が環境に悪いとはどうしても思えず、現在のエンジンの調子は快調なので今年の車検もそのまま通そうと思っています。古い車である分、車検代がかさむという事は仕方がないと割り切って、整備業者からストップがかかるまでは乗り続けようと今は思っています。

同じような事が、最近というわけではありませんが、電池の業界でもあることをご存知でしょうか。ここで言う電池は、いわゆる単三や単四という乾電池と同じサイズのニッケル水素電池の事です。日本におけるこの分野の最大手は、「エネループ」事業を三洋電機から引き継いだパナソニックなのですが、現在店頭で購入できるパナソニックのエネループ用充電器の仕様に個人的には疑問を持っているのです。

例えば、私が持っているパナソニックの中でUSBによる急速充電が利用できるBQ-CC87という充電器があるのですが、この充電器には「買い替え目安診断機能」が付いていまして、電池をセットしてもLEDが点滅して充電できない場合には、この電池が買い替え時期だということを教えてくれる機能ということらしいです。

しかしながら、「もったいない」精神で考えてみると、ニッケル水素電池というのは内部の化学反応により充電によって再度容量を復活できるものであるので、単純に○と×といったことで分けられるものではありません。急速充電用に大きな電流を流すとうまく充電できないということはあるかも知れませんが、その場合は急速でない普通充電を試したり、いったん電池を放電させてからゆっくりと充電を行なえば充電自体は可能な場合もあります。

メモリー効果により満充電と表示されても容量が半分以下になってしまうということもあるかも知れませんが、その場合には利用する機器を変え、例えばテレビなどのリモコンに入れるようにすれば、古い充電池でもまだまだ現役で使えます。

私は、このようにして古いニッケル水素電池でも使うものを変えながら長く使い続けることによって、一回使ったらゴミになってしまうアルカリ電池やマンガン電池を買わないことで環境に貢献できるのではないかと思っています。少なくとも私が住んでいる自治体では乾電池類は普通のゴミとして出すことはできず、だんだん使えない電池がたまってくるに従って、かつてはかなりのストレスになってきていました。今は家の中で乾電池を使う機器に充電池を置き換えることによって、電池のゴミは著しく減りました。こういう事こそ、環境に優しい生き方なのではないかと思っています。

過去でも今でも、国産以外の充電器の中には放電機能や電池診断機能、制御した上での充電機能など様々な機能を持った充電器があり、BQ-CC87で「買い替え」と判断された電池をちゃんと満充電まで持っていけています。急速充電というわけにはいきませんが、充電器を変えれば普通に充電できるものを「買い替え必要」と診断されてしまうと、何のための充電池なのか? と疑問を感じざるを得ません。

ただ、だからと言ってどの充電器がベストバイなのか? と言われると、ネットショップで売られている海外製の充電器は様々なものがありすぎて、それを実際に試すこともできないので、ネット上での評価を調べて買うしかないというのがきついところです。

私の場合、急速充電器は普通に使っていて、その充電器で「買い替え」と診断された電池は改めて同じパナソニックでも急速でない充電器を使ってみて普通に充電されるものはそのまま充電し、その充電器でも充電できないほど深刻なものは、現在はもう古くて販売されていませんが、かつては私のような充電池愛好家が所有していたことで知られているBearmaxという会社の「スーパーチャージャー」という単一や9V電池まで充電できる大きな充電器に一本ずつかけて(複数同時にかけると平均値を取られるので、手間を掛けても一本ずつ充電になります)、必要であれば放電もして丁寧に充電させることで、古い電池でも廃棄せずに使い続けています。

個人的には日本メーカーで、同時に充電器にセットしてもきちんと一本一本その電池を診断し、その電池に合った電流で充電をし分けてくれるものがあればと思っているのですが、そんなものを作ったら、新しいエネループが売れなくなるとでも思っているのか、国内メーカーからはそうした充電器が出てこないのが残念です。

ただ、一つの希望的な話として、それまで少量のインクカートリッジを売って利益を挙げていた国内のプリンタメーカーは、今までの製品に加えて大容量タンクを装備して長く使えるタイプの業務用インクジェットプリンターを売るという方向も見せています。これは、海外のユーザーがプリンターを改造して大容量インクを取り替えて使えるようにした品が流れたため、そうした類の製品を自らも作って国内販売したという流れがあるのでしょう。また、最新の製品ではそれだけでなくクリーニングした際のインクを吸収する「インク吸収体」もユーザー自身で交換できるような構造とした製品も出てきています。

こうなってくると、業務で多くの印刷をする方々にとっては、本体が物理的に壊れるまでインクを継ぎ足しつつユーザー自身でメンテナンスをしながら使えるわけで、そちらの方では劇的に状況は変わっています。願わくば、ニッケル水素電池の世界においても、そうした流れになってきて欲しいものです。


昔使っていたノートパソコンを使えるようにするにはOSだけでなく充電ケーブルのリニューアルを

先日、Lenovo IdeaPad D330用に作られたPD充電に対応するケーブルを購入したのですが、これはすこぶる便利ということを実感しています。それは、現在使っているWindows11搭載のモバイルノートがPD充電に対応していてそれを使っている時にも思ったのですが、もしアダプターに不具合が起きても汎用充電器の再購入(旅行先でも購入可能)で対応できるからです。

汎用のUSB充電器は、パソコンだけでなくそれ自身でスマホやタブレット(どちらもUSB-Cタイプの端子)も充電できるわけですから、外で使う場合には一つのACアダプタを持って行けば、それ一つでスマホ・タブレット・パソコンまで充電できてしまう便利さは使ってみると本当に便利だとわかります。当然ながら、USBから充電できる品は他にも多くありますので、いざという時にも役に立ちます。

今回、さらに手持ちのモバイルノートを外に持ち出して気楽に使うため、古い13.3インチのダイナブック(Linux Mint導入済)に合うケーブルを買い足しました。端子の反対がUSB-Cになっていて、プラグのサイズが外径55mm、内径25mmという、複数メーカーのノートパソコンでも使われている、汎用のUSB充電器で使えるようにしたサンワサプライの汎用品で買い値は1,200円くらいのものです。

ものは単なるケーブルなのですが、これがあればACアダプタは外に専用品を持ち出す必要がなく、どこかにコンセントがあれば汎用のアダプタで充電しながら使うことも可能になるわけです。私自身、こうした事をするためには、新たにPD充電端子の付いたノートパソコンを買わなくては実現できないと思っていたのですが、Windows7時代のノートパソコンでも同じことができるというのは、本当に地球に優しい製品だなと感慨深いものがあります。

ケーブル購入時には、使っているACアダプターの定格とプラグの形状を調べて同じものを購入する必要がありますが、今はネットで十分調べられます。今回ケーブルを新たに購入するにあたり、実測も行ないましたが、同時に手持ちのACアダプターの型番を調べ、そのスペックを確認した上で、汎用のPDケーブルでも使えるということがわかり、改めてネットで注文してしまいました。ケーブル自体はほとんどかさばることがないのでノートパソコンと一緒のケースに入れてそのまま持ち出すことで、常に持って出ているバッグに入っているACアダプターを併用できます。

ですから、昔持っていたWindowsの入っていたノートパソコンにLinux Mintを入れて復活させたいと思っている方は、ぜひACアダプターの詳細を調べた上、汎用ACアダプターが使えるケーブルも同時に購入することを検討してみることをおすすめしたいですね。専用のPD充電のできるノートパソコンを持っていなくても、ケーブルを一本買うだけで、一つ汎用のUSB出力でPD充電できるアダプターがあれば、旅行の時など全てのハードの充電を一本化できることになります。

もはや再活用などできないと思っていた古いパソコンが復活したことで、たとえ壊れてしまったとしてもそこまで大きなダメージにはならないというメリットが、古いパソコンのOSを入れ替えて使うことについてはあります。さらに言うと、古いパソコン(特に中古)を使っていてのトラブルで意外と多い、ACアダプタの不調から使わなくなってしまうようなことも起きにくくなります。今回購入したケーブルはダイナブックだけではなく他社のノートパソコンでも使える汎用性を持っているので、今後中古パソコンを購入してそれにLinux Mintを入れようと思う場合には、このケーブルが使えるタイプのノートパソコンにすれば、ケーブルも使い回しができるわけで、コストをより掛けずに新たな展開も考えることができて楽しいです。


mineoからのお知らせでわかった2024年台風10号に対しての災害支援ギガの条件について

私は様々なモバイル回線を契約しているのですが、その中では楽天モバイルのように無制限で最初から使えるものもあるのですが、少ないギガ数で運営するような回線も含まれています。そんな中、唯一今回の台風に関するデータ通信の支援をするということでメールが来たのがmineoでした。今回はその内容について紹介するとともに、改めて災害時のモバイル通信利用について考えてみます。

まず、数あるmineoのプランの中でも月間の高速通信容量を決めることができる「マイピタ」という契約で利用が可能であるということで、その中でも利用対象は、「契約者の住所が災害救助法適用または特別警報発令市町村内に該当する方」か、「災害救助法または特別警報が発令された市町村でGPSを利用された方」とあるので、旅行中に罹災した場合も大丈夫ということです。

高速通信のギガはmineoで多く利用されている、災害用の「フリータンク」から契約者が引き出すことができます。ただ、上の条件に当てはまっても全ての人が利用できるわけではないことに注意しましょう。基本的には持っているギガを使い切って翌月の支給まで低速でしか接続できない人を対象にしています。具体的に言うと、残容量が1,000MB以下になったら利用できるという条件が付いています。一日引き出せるギガ数は2GBまでで(回数も1日1回のみ)、2周間の間合計10GBまでということになっています。

また、mineoユーザー同志のやり取りの場として、「災害支援シェアスペース」というものが用意されていて、災害の被害を受けていないユーザーが保持している「プレミアム1Dayパス」を必要としている罹災者の契約者にゆずることができるようになっています。もらえるのは2週間のうち一回1枚までということになりますが、高速通信を使い切ってどうにもならない場合にはまずこうした相互扶助のサービスから高速通信を利用しつつ、足りなければ有料で購入するような事を考えるということになります。

私の場合は、再加入してからあえて高速通信を使わないで「パスケット」にいつでも自分で引き出せるギガを持っているので、特別警報が出た地域に住んでいるのですが、今回の災害対策の恩恵は受けられません。逆に言うと、元からmineoにある「パスケット」の仕組みを災害対策に利用させていただいているので、自分で何とかするという感じです。

mineoの「マイピタ」契約の場合は、平日の昼休みに利用しないと宣言してそれを実行する(「ゆずるね。」)ことによって高速クーポンがもらえたり、深夜に高速通信を使ってもギガが減らない「深夜フリー」の権利を獲得できます。「深夜フリー」を利用するためには月10回のゆずるね。の宣言実行が必要になりますが、大体月の半分くらい昼間mineoを使わなければ、毎日当り前のように午後1時から翌朝7時までは高速通信の利用が可能なので、高速クーポンを使い切っている状態であっても、何とか深夜フリーの時間にネット配信の動画で情報を入手することはできるようになります。その中でどうしてもそれ以外の時間に高速のインターネットを使いたい場合には、mineoが用意してくれている対策を利用することになるのかも知れませんが、私は自分で溜め込んだ高速通信容量をそのまま使うことになるかと思います。

このように、普段は使わなくてもいざという時に自分だけの力でも何とかなる方法を用意してくれているmineoは、災害対策という点においても優れていると個人的には思います。現在、「マイピタ」では中速の最大1.5Mbpsで使える「パケット放題Plus」というオプションも付けているので、昼間でも高速クーポンを使わなくても大丈夫だと思います。私が現在契約しているのは月1GBの「マイピタ」に「パケット放題Plus」と「パスケット」を付けて月額約1,800円といったところです。

ただ、この金額は災害対策だけで使っているわけではなく、今はmineoのSIMは8インチタブレットに入れて十分活用させていただいていますので、日常便利に使いながらいざという時も安心ということになるでしょうか。もちろん、一回線だけで楽天モバイルやahamoを持っていれば、月約3千円で日常でも災害時でも、さらに海外でも便利に使えるわけですから、手段は違っても災害時ということにこだわらず、いつでも快適に使える上にギガの残りを気にする必要のないプランにするというのも一つの災害対策ではあります。今回は楽天を除く大手3キャリアでの契約が可能なmineoの災害時の利用について考えてみました。


8インチタブレットを買うならジャイロセンサーが付いた「Alphawolf APad1」で決まりか?

先日購入したばかりのFPad5(私が購入したのはフラッシュメモリが倍のProですが)にバージョンアップ版のAlphawolf APad1が発表され、アマゾンで販売中です。定価は税込29,999円ですが、1万円のクーポンが付いているので、19,999円で今なら購入できます。

フラッシュメモリの容量は128GBで、新たに六軸ジャイロセンサーが付いたので、対応するゲームを楽しんだり、本格的にカーナビとして使う方には良いでしょう。何より今のところ全部入りという感じで、結果的にはやってしまった(もう少し登場を待っておけば)という感じではあるのですが、こういうことはよくあることなので、私が書いた過去のFPad5のレビューを見た方は、APad1の購入を考えるのが良いだろうと思います。

それにしても、これだけ早くライバルメーカーとの対抗措置を繰り出して来られると、本当に新しい製品の買い時がわからなくなってしまいます。つらつら考えてみるに、もし私が今まで買い控えをしていたとしたら、もしかしたらタブレット自体を買わずに過ごしている可能性もあるので、まあ買い時を誤ったことにはくよくよせずに、今のFpad5 Proを使いたおそうと思います。

新たなFPad1でも、モバイル通信は4Gのみで5Gには対応していません。今後の事を考えると、LTEで使いたおしながら今後は5Gに対応する全部入りのタブレットが安く買えるまで待つというのが良いと思います。その頃には今よりも5Gが一般的になっており、通信会社のプラン頼みというところもありますが、さらに早く安定した状況でタブレットを使えるというだけでなく、テザリングを利用することで他のモバイル機器と合わせて使えることが考えられるからです。

さらに、もう一つ次のタブレット(スマホ含む)購入にあたって考えたいことは、次に出てくるAndroid15で実装されると言われている、携帯端末自体で直接通信衛星とのやり取りができるようになる機能がどうなるか? ということですね。FPad5もAPad1もAndroid14で、恐らくアップデートは無いと思うので、こうした機能を使うためにはどちらにしても端末の買い替えが必要になることには変わりありません。

まずは、次にスマホを購入する場合には衛星通信可能なモデルを持っておきたいですし、その機能が使えるということになったら、電話のできるタブレットでも使えるようにしておきたいと思っています。その時には今と同じような状況で色んなモデルが出てくるのか、それとも8インチタブレット自体の人気度が変わってしまって新製品が出て来なくなるのかはわかりませんが、新しいものを買うまでは今の製品で十分使えることだけは確かです。ジャイロセンサーについてはあった方が嬉しいとは思うのですが、さすがに車載して8インチタブレットをカーナビだけに使うというのは勿体なく、お出掛けの際のカーナビはジャイロセンサー付きのスマホで行なっているので、その利用に問題はありません。

逆に言うと、次に購入するスマホ・タブレットについての明確な購入基準がはっきりしたということはあります。衛星対応というのは新しい技術なのでまだどんな製品が出るのかわかりませんが、国内だけでも通常の電波が入りにくいエリアはあるわけですし、その問題を解決できる可能性を秘めた製品が出るまで今の機材でつないでいこうと思っています。ただ、これからタブレットを買いたい方にとっては新製品は魅力的で、価格も安いので、個人的には強烈にオススメしたいですね。


警戒情報が出ているうちは天候が回復していても用が無ければ外出をすべきでないと感じた件について

昨日は東海道新幹線が終日計画運休になるくらいの台風が影響する雨に注意をすべき一日でした。ただ、その日は早朝から多少の雨は降ったものの、お昼になるに従って日が差してくるような天気でした。自宅に籠もっている私としても、「こんな状況で本当に台風がやってきているのか?」という天気ではありました。

ただ、静岡で晴れ間がのぞいている時間には岐阜県を中心に大雨になっていて、ネットやテレビのニュースで雨雲の動きを見ていると、いったん天気が持ち直してもまた降ってくるだろうと思ったら本当に降ってきました。そんな感じで自宅から出ないで過ごしながら地元のテレビ局が放送する台風情報を見ていたのですが、そこで衝撃的なニュースを目にしてしまったのです。

私の住む静岡市では、生活に密着し河川敷には多くの人が集まってスポーツ(主に野球など)を楽しんでいるのが「安倍川餅」という名前に聞き覚えがあるかと思いますが、静岡市中心部の西を流れる「安倍川」です。大雨の場合、水位が上がるとかなり危険なこともありますが、その時には警戒水位を超えたというような話はなく、水位は上がっているにしても、堤防が決壊するとかそんな情報もありませんでした。

その安倍川(流されたのは安倍川水系の大門川という支流)で、男性が安倍川に流されているという通報があり、消防により60代くらいの男性が救助されたものの心肺停止の状態であるというニュースが入ってきました。ニュースソース自体はまだそこまで詳しく確認していないのですが、男性が安倍川の支流から安倍川に流されて救助されたのはテレビニュースで速報として流れてきたので間違いはないと思います。

これはあくまでも自分の推測ではありますが、警戒情報が継続しているとは言え、晴れ間の出た天気に外出し、家の近くの小さな川の近くまで様子を見に行ったのではないかと思われます。たとえ晴れていても過去に降った雨が多く支流にも流れているので、何かの表紙にバランスを崩して川に入ってしまって、あっという間に流されてしまったという風に考えることができます。

恐らく時間的には晴れ間がのぞくくらい天気が良い中で起こった出来事ではないかと思うので、たとえ拍子抜けするような警戒情報発令中の状況であっても、むやみに外出しないで川に近づかないことの大切さということをひしひしと感じた次第です。

すでに台風が過ぎてしまい、警報が全て解除されたところなら良いとは思いますが、今後まだまだ国内の多くの地方で大雨に関する警報や避難勧告が出てくるのではないかと思います。そんな時にはむやみに外出したり、水路や川の様子を見に行ったりすることで命の危険にさらされるかも知れませんので、ここは改めて皆さんにも注意喚起をさせていただきたいと思います。まずは全ての警報が解除されるまで、十分に注意をしてお過ごし下さい。


パソコンやスマホにNHKプラス・TVerアプリやサイトブックマークをしていない方は早めの登録を

日本全国で長い雨や風の被害が起きてしまっています。状況は変わっていきますが、直接の被害に遭遇しなくても、日本各地ではかなり長い時間にわたって停電が続いている地域があるということが気になりました。

もし大雨の中停電した場合、多くの方は明かりの準備くらいはされているとは思うのですが、部屋が多少明るくなっても、今後どうなるのか、そして家回りはどのような被害が起きているのかなど、情報を得られない中で過ごさなくてはならなくなります。

そのために、乾電池や手回し発電でも比較的長い時間利用することができるラジオの常備が勧められるわけですが、私たちは普段からラジオで伝えられる情報について慣れがなく、日々刻々と変わる状況を伝え続けてくれるテレビの情報というものは、台風に対する備えとしては必要ではないかと思うわけです。

ただ、停電になってしまうとテレビは付きません。テレビを停電の中で付けるためには、別にポータブル電源などを用意してテレビにつなぐことになるのですが、テレビの消費電力にもよりますが、そう長い時間テレビを見続けることは難しいという事はあると思います。

ということで、個人的におすすめしたいのは、停電になっても予備電源で基地局が動いている限りは利用可能なモバイル回線(携帯電話会社の回線)を利用して、インターネットで同時配信されるテレビをリアルタイムで見られるような仕組みがあります。主なものでは、

・「NHK+」登録しなくてもNHK総合とEテレの同時配信を提供。受信契約者がログインすると、過去の放送の見のがし配信が利用できる。

・「TVer」民間放送の見逃し配信中心のサイトだが、通常時でも夜のゴールデンタイムに限って同時配信している

・「AbemaTV」テレビ朝日系のインターネット放送でニュース専門チャンネルあり

こんなものが、スマホでインターネットが利用できれば、テレビとの同時配信が見られます。ただ、こうしたことを知らなければそれまでですし、知っていても何の準備もしていなければアプリのインストールをしたり、どのサイトで情報提供しているのかを停電が起こってから探さなければならなくなります。

というわけで、このブログではせめて挙げさせていただいた3つのアプリ(スマホ)やサイト(パソコン)については、いつでも呼び出せるように準備をしておき、必要に応じて会員登録をしておくことをおすすめします。テレビが普通にあるご家庭では、ほぼ例外なくNHKの受信契約はされていると思います。最初に挙げた「NHK+」は、受信契約者が登録をすると、過去のニュースなどの見逃し配信を受けることができるので、リアルタイムで見のがした場合にも役立ちます。

天気の情報だけなら、YouTubeの「ウェザーニュース」のチャンネルでは、ライブ配信で全国の天気情報・台風情報を流していますので、こうしたサイトもお気に入り登録して、いざという時にはすぐに見られるように準備しておくことで、真夜中に具体的な情報を得続けることができるようになります。

ただ、ネットで動画を流し続けられるのかという問題は出てくるでしょう。当然、ずっと配信を流し続けるためにはスマホの高速通信容量が必要になりますし、スマホ自体の電池の減りも気になります。

そういう時に備えるためには、モバイルバッテリーの準備はもちろんですが、いざという時に無制限で利用できる回線を用意しておくのも手です。例えばpovo2.0のデータSIMだけを契約しておいて(ほとんど維持費用を掛けずに回線を維持できます)、いざという時には24時間無制限のトッピングを使うというような非常用のネット環境を揃えたり、あとはもちろんモバイルバッテリーを複数事前にしておいて、いざという時にはスマホからずっと情報を流し続けられるような環境を作っておくことも必要でしょう。

長く続く停電中でも、明かりと情報が刻々と入ってくれば、その後の対策も立てられるので、多少は不安が和らぐのではないかと思います。モバイルバッテリーや通信回線の見直しなどは今の台風には間に合わないかも知れませんが、今のスマホでも登録すればすぐに使える、テレビとの同時配信を利用可能なアプリやウェブ設定についてはできる限り台風がやってくる前に済ましておきたいものです。