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てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

車旅とレンタサイクルのベストマッチングとは

コンビニチェーンの大手「セブン-イレブン・ジャパン」は、全国の主要エリアの店舗において自転車シェアリングサービスを行なうことを発表しました。その第一歩として、すでに11月21日から埼玉県さいたま市の店舗でスタートしていまして、2018年中には全国の1000店舗で5000台のレンタルサイクルのサービス開始を目指すとのことです。

このように、全国規模で同じサービスが気軽に利用できるということになると、特に公共交通機関を使って移動している場合、観光地などをきめこまやかに回りたいと思っているような場合には便利そうに思えます。

ただ、大きな都市の中で元々自転車が多い地域の場合はそもそも自転車を商店街や観光地周辺に置く場所がないことがないところも問題になっているので、さらに地元のローカルルールを知らない観光客、特に海外からの観光客が地元民とトラブルになるような可能性も考えられます。もしシェアサイクルやレンタサイクルのサービスを地域の協力を得て行なう場合は、観光地周辺ならコンビニのない場所にもレンタサイクル専用の自転車置き場をきちんと確保してから始めないといろんな問題が出てくるように感じます。

もし、きめ細やかに様々な場所に自転車を置いたり返したりできるスペースが確保できるならば、同じ返却スペースの中に現在使用中で乗り出し不可の自転車と利用終了ですぐに利用可な自転車を混在させても一目でわかるような工夫が必要になるかも知れませんが、一台の自転車でずっと市内観光もでき、歩くのがしんどい時だけ限られた区間の移動に使うのも可能になるので、観光客には便利に使えるのではないでしょうか。

そういう意味でも、大きな都市ならいたるところにあるコンビニエンスストアの一部のスペースを使って自転車を借りたり返したりできるというシステムは、どのくらいの範囲に広がるかによっては観光客にとっては便利に使える可能性があります。ただ、こうしたシステムが一般化することはすなわち、観光客と地元民との自転車の取り合いにつながることも考えられるわけで、最初の内容からするとセブン-イレブンで一店舗ごとに置かれる自転車は5台程度と少ないので、今後の利用状況がどうなるのかということは後追いのニュースで出てきたら注目して見ていきたいと思っています。

あとこれは、個人的な希望のような話になってしまいますが、車を使っての旅と公共交通機関をつなぐ手段としてシェアサイクルの仕組みが活用できないかなと思うことがあるので、その点について書きます。

車での旅というのは公共交通機関による旅と比べると時間にも空間にも制約を受けにくいというメリットがある反面、渋滞するとどうにもならなかったり、道の狭い都市に乗り入れると駐車場を探すのも大変ですし、車で観光地を複数移動するということになると、それぞれに駐車場に停めなければならず、駐車場代もかさむなど悪い点もあります。

そこで車での旅のいい部分を生かし、悪い部分を最少限に抑えるため「パーク・アンド・ライド」という考え方があります。安く駐車できる郊外の一日駐車場に車を長い時間停めておき、観光地などへの移動は別の交通手段を使うというものです。私自身も京都へ車で行く時には、浜大津駅の駐車場に停め、京都への乗車券を購入することで駐車場の料金が当日限りの一日券が500円で利用できるのでほとんどこのルートを使っています。

駐車場と駅は隣接しているのでスムーズに電車に乗り継ぐことができるので便利なのですが、もしもっと安い駐車場が郊外にあり、その駐車場から最寄り駅や近くのバス停まで使えるシェアサイクルが用意されていて、駅で乗り捨てが可能であるなら、天気の具合にもよりますが駐車場が多少駅から離れていても駐車料金が安ければ(レンタサイクルの往復利用料込みで)、「駐車」→「自転車で駅(バス停)まで」→「駅から目的地へ」という流れが作れます。

こうしたシステムを実現する場合、駐車場に自転車を置くことは簡単だと思いますが、最寄り駅やバス停に乗り捨て&乗り出し(駐車場まで)に返却システムを搭載した駐輪スペースの設置が必要になり、特に設備の面でお金がかかるということにもなるでしょう。そういう意味でも、最初に紹介したセブン-イレブンのシェアサイクルのビジネスが成功するかどうかで、他社も追随する可能性があれば、時間貸し駐車場を展開する企業とコンビニがコラボして駅前(バス停)から効外駐車場のルートが構築できる可能性も開けてくるのではないかと思っています。

現状では、それこそ自分で折りたたみ自転車を車に積んで持って行き、常に自転車を持ち運んで観光という手段しか取れないのですが、この部分が社会的なインフラでできるようになれば、さらに車で出掛けようと思う人も増えるのではないでしょうか。


「Androidスマホはセキュリティーに甘さがある」と言った人の行動は

先日、ネットセキュリティに関してのセミナーを受講する機会がありました。私自身はできるだけスマホを含むパソコンにはデータを残さないようにしたり、スマホを使う場合でもウィルス対策アプリを導入した上で、素性のはっきりしないアプリはインストールしないなどの基本は守っているのですが、専門家から見ると自分でも考えてもいないような穴があるのではないかと思ったのですが、それなりに得るところはあったものの結果からするとちょっともやもやした気持ちが残ったまま帰ってきました。

その時の講師の方は主にパソコン販売や修理などを行なう業者としての立場からクライアントが狙われたのはどんな場合かということなどを主に話されていたので、個人でパソコンやスマホを使っている自分としては、ちょっと違ったかなという感じはしましたが、なかなか聞けそうにない企業の状況を知れたというのはそれなりに収穫ではあったのですが。

セミナーの説明は、iPadの画面をプロジェクターに映す形で行なわれました。それはそれで別にどうということもない事なのですが、個人的にどうかと思った話を講師の方が最後にされたので、それがちょっと気になりました。

まず、講師の方は出席者の人々に向かってスマホは何を使っているかを聞き、もしそのスマホがAndroidならセキュリティが甘いのですぐにiPhoneに変えるべきだという事を言ったのです。最初にそう言って、後から「もしAndroidを使い続けるならウィルス対策アプリを入れろ」とも言ったのですが、最初の言葉があまりに衝撃的で、さらにセミナーに参加していた方々は必ずしもスマホに関する知識が豊富な方ではなさそうな方も多くいたため、講師の方の語った意図をどこまで理解しているかわかりませんでした。もし講師の方の最初の言葉に従ってすぐにiPhoneに変えてしまう人がいたとしたら、これはこれでお金がかかりますし、そのお金でもっと別のことができていたかと思うと、もし本当に買い替えまで行ってしまった人がいたらちょっと可哀想な気がします。

そこまで言う講師の方が問題にしたのが、実際にあったというハッキングの実例でした。とある企業に務める人のスマホ(当然Androidでしょう)をハッキングし、その人が胸ポケットにスマホを入れていたことで、スマホのカメラを使ってハッキングをしたスマホを持つ人物が会社内をウロウロする中で会社の中の状況をつかみ、さらにその中の一つのパソコンに、付せんのようなものでパスワードとおぼしき文字が貼ってあったのを見付け、文字の羅列を読み取ったことで、ハッキング集団が改めて会社内にあるパソコンをハッキングすることができたという話を披露してくれたのですが、そうした事を避けたいなら、カメラ付きの端末の特定の部屋内での使用を禁止するとか、そこまで行かなくてもスマホを胸ポケットには入れないように徹底することで個人のスマホがハッキングされても社内の様子を撮影される事を防ぐやり方も考えられます。

こうしたカメラのレンズを塞ぐという対策は実は私もやっていて、パソコンで画面上にカメラの有る機種については、ガムテープでもビニールテープでも、自分の顔が勝手に撮影されないようにカメラを塞ぐことで、パソコンがハッキングされても隠し撮りを防ぐことは簡単にできます。際めてアナログ的な方法ではありますが、こうした方法も併用する方が情報流出を防ぐためには有効ではないかと思うのですが。

さてここで、AndroidスマホとiPhoneを比べて、本当にAndroidスマホの方がセキュリティが甘いのかということも、特に今Androidスマホを使っている方にとっては気になると思います。結論を書けば、確かにその通りなのですが、これは講師の方が最初の言葉の後に言った通り「セキュリティ対策アプリ」を導入することや、いわゆる定番以外の怪しいアプリを使用しないということを心掛けることでも状況を十分に改善できます。

まず、AndroidでもiPhoneでも明らかにユーザーに過失によってウィルスに感染してしまう可能性について考えてみます。スマホで受信したメールの添付ファイルを直接開くとか、悪意のあるフィッシングの疑いのあるサイトに接続して自分のIDとパスワードを入力してしまったりとか、明らかに機種に関係ない利用者側の過失については対策以前の問題でしょう。ですから、こうした経緯でスマホを乗っ取られる危険というのはどちらのスマホでも確実に感染する危険があるということで、iPhoneだから絶対大丈夫だということはありません。

2つの陣営で違いが出るのは、アプリの導入についてです。iPhoneやiPadでアプリをインストールするためにはApple社が管理するサイトApp storeに有料で登録する必要があり、さらにウィルスが入っていないかなどのきちんと審査が行なわれるのに対し、Androidの場合はGoogle Playにアプリを登録する場合でもきちんとした審査がされていないケースもあるとのことです(最近ではある程度セキュリティ面については改善されているとの報告もあります)。

同じAndroidのOSが入っている端末であっても一部の「らくらくフォン」や、各種ガラホでGoogle Playが使えないようにデフォルトではなっている原因というのは、実はセキュリティ面でガラケーのように使われることを見越しているとも言えそうですが、さすがにウィルスが入っているアプリがGoogle Playに登録されているのがわかれば即時削除されることになるでしょうし、基本的な定番アプリをGoogle Playからインストールしていれば、まず問題にはならないと言えます。

困るのが、Androidの場合はアプリをGoogle Playを経由しなくても直接ファイルをダウンロードしてインストールしてしまうことができるので、GoogleはGoogle Playに登録されていないアプリまで管理できず、結果としてスマホが悪意のあるアプリをインストールしたことによってウィルスに感染したり乗っ取られたりする可能性です。これについても、怪しげなアプリは入れないという対策しか取れないのですが、スマホにウィルス対策アプリを導入しておくことで、怪しいアプリをインストールした時に同時にウィルスチェックを行なってくれる機能があるのでそれを有効にしておけば、問題がある場合にはインストール直後に知らせてくれるようになります。少なくとも新しいAndroidスマホを購入したら一番先に何らかのウィルス対策アプリを入れて常時有効にしておくことで、十分対応は可能なのです。

ここからは個人的な見解になりますが、スマホの乗っ取りやウィルスの感染や情報流出を避けるためには、単純にAndroidスマホを止めてiPhoneにすればいいということではなく、いかに多くの可能性を考えてスマホを使うかということが大切になってくると私は思います。新たにスマホを使い始める時にはウィルス対策アプリを最初に入れるようにするというのもそうですし、必要によってはカメラを塞ぐように持って移動するようなアナログ式な対策も併用することは、あらゆる情報流出の可能性を想定して自分の頭で考えるということでもあり、そこが重要だと思うのです。

なぜそんな事を思うかというと実は、このセミナーには少し早めに着いていたのですが、その時は講師の人があまりにもAndroidに厳しい言葉を言い放つとは思わなかったのでその時にはどうも思わなかったのですが、講師の方が自分のiPadをプロジェクターに映している時に画面がロックしたのですが、その時講師の方のiPadの画面がプロジェクターを通じて私の目の前に大映しになっているにも関わらず、プロジェクターの電源はそのままにロック解除のパスワードをこちらに一字一字わかるように入れていたのです(文字が出てから隠れるような設定になっていたので)。もし私に悪意があれば、そこですぐパスワードを書き写し、講師の方のiPadへの進入がパスワードを変更するまでは自由にできてしまうことになります。あるいは、こちらの方で勝手にパスワードを変えてしまい、持ち主に使われない中でゆっくり内部をコピーするなりデータを全消去するなりやりたい放題できてしまうことになります。

こういった何気ない行動が付け込まれるという点を指摘しない中でAndroidスマホのセキュリティが甘いということを強調するような事をその講師の方は言っていたのですから、まさに反面教師としての教訓を私に与えてくれたわけで、この事が実は私がこのセミナーで得た一番の収穫でした(^^;)。皆さんも、技術的な方法は当然ですが、いつもは何の問題もないような操作でも、状況が違ってくればいつでも全てのデータを抜かれる可能性もあるということを考えながら対処することこそ大事だということをまずは理解してみてください。

Androidだから駄目なのではなく、iPhoneなら大丈夫というところで思考が止まっている方がいるのだとしたら、そちらの方が問題なのではないかと私は思います。


AbemaTVの「通信節約モード」は低速でも使えるか?

旅先でのエンターテインメントを楽しむための大きな味方は、最近は必ずしもテレビのワンセグだったり、ダウンロードしてきた動画ファイルでは必ずしもなくなってきました。ワンセグには山の中に入ると電波が届かなくなって全く見られなかったり移動に弱かったりする場合があり、ダウンロードした動画ファイルを見るような場合も事前準備が大変です。個人的にはもし山の中でも安定して利用できるモバイル・インターネット回線が使えるならば、旅先での情報収集を考えればその都度ネットにアクセスして利用する方がいいだろうと思います。

そんな中、AbemaTVのスマホ用アプリが新しくなり、新たな低画質モードが使えるようになりました。今までの最低画質は5時間見続けると1GBのデータを消費するくらいの計算になっていたのですが、今回新しくできた「通信節約モード」では、画質をできるだけ落とさずにデータは最低画質の半分である1GBのデータを10時間見続けることで消費する程度に抑えています。

モバイル回線を使ってAbemaTVのアプリを立ち上げると、最新のアプリの場合には「画質モードを通信節約モードにしますか?」と聞いてきますので、利用したい場合はそこで選んでもいいですし、設定の項目から再設定するようにしても大丈夫です。月間7GBあたりの高速クーポンが使えるような契約をしている方でも、何かにつかてAbemaTVを見ている人にとっては、データ消費量を減らすことができますからなかなかいい変更だと言えます。

さて、気になる「通信節約モード」の画質についてですが、5インチのスマホくらいでは全画面表示にしても文字が潰れないで読める感じ(AbemaTV側で画質を落とされる場合は別)になるので、スマホでの利用には問題ないと思います。ただ、手持ちの7インチタブレットでは全画面表示にすると若干画面が荒れるので、マルチチャンネルが選べる全画面表示でない状態で利用する方がきれいな画面を楽しめると思います。

ただ、MVNOを使っている方の中で気になるのは通信節約モードと言っても低速SIMで使えるのか? ということでしょう。そこで、私の持っている2種類の低速SIMでアプリを動かすことで、実用になるのかを確かめてみることにしました。

最近は試すSIMはいつも同じですが、以下のSIMになります。

・ロケットモバイルの「神プラン」
‥‥低速200kbps固定 ビデオは難しいがラジオ・音楽系サービス利用には十分

・OCNモバイルONEの「低速」
‥‥低速200kbps固定は同じですがYouTubeの最低画質やDAZNは止まらずに見えるギリギリ

今回、アプリをアップデートさせた後で両方のSIMの入ったスマホでAbemaTVを見てみましたが、ロケットモバイルは途中で止まってしまったり画面がブラック・アウトしたりする回数がかなり多く、普通の視聴には耐えられないというのが正直なところです。ロケットモバイルのSIMは、大人しくカーナビ専用か音楽関係のみに使うのが良さそうです。

では、次に試したOCNモバイルONEの「低速」ですが、これはロケットモバイルのSIMでも同じですが、低速回線のSIMの場合最初にアプリを立ち上げてもしばらくはまっ黒で何も映らないような状況になる場合がありました(チャンネルを変えた直後も状況によっては同じようにすぐには映らない場合もあります)。しかし、しばらく待っていると何とか再生が始まります。こちらもスムーズに放送が見られるとはおせじにも言えないところはあったのですが、いったん動画が止まっても頑張って復旧したり、ブラックアウトも一瞬で済むなど、明らかにロケットモバイルと比べると状況はいいです。先述の通りタブレットで全画面表示にすると画面にはブロックノイズも少なくなく、見にくいことは見にくいのですが、それでも何とかかろうじて内容がわかるくらいに放送を見ることができました。

ただ、放送の動画が止まるのはもしかしたら回線のせいではなく、視聴者が集中している可能性もあります。自宅の回線で見ていても多くの視聴者がいる番組の場合は急に動画がストップするところもインターネット放送のデフォルトだという風に考えることもできます。要は最初からこんなものだと思って使えば、それなりに使えないものではないという感じです。

もし、山の中で情報を入手しようと思ってラジオすらも聞こえないような場合は、radikoからじる★らじるのアプリでインターネット経由でラジオ放送を聴くのもいいですが、電波の状況が良く(電波の状況が悪いと都市部のような速度が出ない場合があります)何とかAbemaTVが見られるようなら、テレビと同じような感覚でインターネット放送が見られるというのは有難いものです。

特にOCNモバイルONEの「低速」で放送を見る場合、OCNモバイルONE公式アプリで低速の方に切り替えてからアプリを起動すれば、現状では低速ではデータ量の制限なく見続けることができますので、旅行へ行くような場合はAbemaTVのアプリを最新にして実際に見られるか確認するのがいいと思います。

またご自身の入っているMVNOによって高速と低速の切リ替えスイッチのあるアプリを提供しているところであれば、まずは低速の状況でAbemaTVが見られるかどうか確認の上、もし低速でも何とか見られた場合には、いざという時に利用することも考えておけば、日常生活とそれほど変わることなく日々のニュースを入手できますし、暇つぶしとして大容量の動画ファイルを用意して持って行かなくても、アニメやドラマをリアルタイムで楽しむことができるようになります。

今回試してみて、改めてOCNモバイルONEの「低速」の実力を感じることになりました。かなり悪い画質でもとにかく見られればといいやと思うか思わないかという限定が付きますが、データ専用のSIMでは月額千円以下でYouTubeやAbemaTVを見ることができ、radikoや各種音楽ストリーミングを十分楽しめるのですから、そういう事をわかって楽しむなら、あえて高いお金を出さずに低速中心に音楽や動画を楽しむというのも賢いMVNOの使い方であると言えるのではないでしょうか。

なお、このページで何回も紹介しているガラホについても裏技を使えばAbemaTVアプリを導入することが可能です。既に導入されている場合ですが、スマホのように自動的にアップデートを行なってくれないので、そのまま上書きする形で最新のAbemaTVアプリを手動で導入し、「通信節約モード」を利用されることをおすすめします。

OCN モバイル ONE


琵琶湖でのバーベキューが禁止にならないために

昨日のニュースで、琵琶湖の湖岸緑地でバーベキューを行なう人について、禁止区域(湖畔には禁止区域と可能区域があります)で行なったり、ゴミを放置したり火の不始末で問題が出ていることを受けて、それまでなかった罰金(5万円以下)を付けて、禁止区域でのバーベキューを抑えるために滋賀県が来春に罰則付きの規制を始めることがわかりました。

琵琶湖というのは、車中泊を楽しまれている方にとってはバーベキューが禁止されていない場所に限ってはなかなか便利で、道の駅のように調理に火器を使うことについて問題があるということもなく(もちろん直火でのたき火はできませんが)、利用規則を守りゴミを放置せずしっかり後片付けをして、夜間は静かにして過ごすなら誰でも楽しめる場所であると言えます。

http://www.ohmitetudo.co.jp/kogan/shisetsu/index.html/

上記リンクの表にある湖岸緑地で「○」が付いているところでバーベキューを行なっていればいいのですが、「✕」の付いている場所であえてバーベキューを行なう事が問題になっているのですが、なぜできる場所とできない場所があるのかということを考えると、それは湖岸緑地公園の近くに民家が多くあることによる近隣トラブルであったり、最悪の状況も考えられると想定されるからでしょう。

近隣トラブルの例としては、「ゴミを持ち帰らない」ことによる衛生状況の悪化や、バーベキューの煙が生活圏内に直撃することによる洗濯物・布団が干せなくなるというような住民の苦情、さらに夜間から深夜にかけてお酒を飲んで騒ぐ人や、花火を楽しむ中での騒音問題など色々あります。ゴミの件はバーベキュー可能な公園であってもゆゆしき問題ですが、周辺にほとんど人や民家がなければ、夏の一時期の事でもあり許されるところもあるでしょう。

ただ、私の中で記憶に残っている新たな危険として、たとえバーベキューコンロや焚き火台であっても新聞紙などを燃やして、強い風に煽られて燃えた紙が遠くへ飛んで行ってしまう「飛び火」の存在があります。あの糸魚川市での大火も、火元のラーメン屋さんの火の不始末は責められるべきではありますが、当時の天候は相当強い風が吹いており、火災現場から飛び火が起こったことで局地的ではなく広範囲に渡っての大火になってしまいました。

以前にもロケット花火を垂直ではなく並行に打つことにより、海水浴場やバーベキュー会場に隣接する民家に被害がおよぶケースはあったそうですが、今回滋賀県が罰則を強化した背景には、湖岸緑地のうちでのバーベキュー禁止区域でバーベキューをした人が火の付いた炭を捨てたまま帰ったことから、近隣の民家のぼやにつながったという事情もあるようです。

こうしたマナーを守らない人たちをテレビカメラが追ったものをよくバラエティーで見ることはありますが、すでに罰金を取ることを看板で表示してあってもほとんどその対象として摘発されたケースというのはほとんどないようです。今回の報道も現状で琵琶湖岸のバーベキュー禁止の湖岸緑地ではこんなことになっているという状況を広く知らせたいという想いがあるものの、来年の夏に禁止区域でのバーベキューがなくなるかというと、なかなかそうはいかないというのが正直なところであるでしょう。

どうしても状況は変わらず、近隣の民家への迷惑行為がなくならないということになると、行政側の取る方法の一つとして、今まで公園としてきて使われてきた湖岸緑地や駐車場自体を使えないようにするという方法も考えなくてはならなくなります。それまでバーベキューを行なわず持ってきたお弁当を食べて無料で遊べる貴重な場が失なわれる可能性というものも、湖岸緑地を利用している方々は想定しなくてはいけなくなります。

http://www.ohmitetudo.co.jp/kogan/info/2017.10.01bbq/index.html/

さらに、そうした場所を利用させていただいて一夜の宿を取るだけの車中泊派も、夜間の駐車場に停めているだけでマナーの悪い利用者と同じに見られて、現地でトラブルになる可能性すら出てきます。現状ではまだ琵琶湖岸の駐車場や湖岸緑地を使う事については問題はないと思いますが(2泊以上のキャンプの場合、管理事務所にて事前の手続きが必要。具体的なキャンプ可という表示は案内ベージにはありませんでしたが、上記記事の中に「1泊キャンプ」とあるので、1泊までの湖岸緑地でのキャンプについては2017年10月7日以降も黙認されているということがわかります)、現状では日本国内でも珍しい、全く予約しないでもバーベキューおよびキャンプが可能な場所が使えなくなるという最悪の状況を生み出さないためにも、マナーを守った利用を車中泊をされる場合も心掛けることが大事だと改めて思いました。


夜間・早朝の移動は高速道路が無難か

先日、那覇市の国道58号泊交差点で起こった交通事故で、60代の地元男性の乗った軽トラックと、20代の海兵隊の隊員が運転していた2トントラックが正面衝突したのですが、どうやら2トントラックの運転手の方に飲酒運転の疑いがあり、さらに赤信号なのに交差点に入ったことが事故の直接の原因になったようです。

もう一点この事故について見ていきたいと思うのは、事故が起こった時間について詳しく見ている必要があるのではないかと思います。事故発生の日時は11月19日午前5時25分頃と言われています。恐らく米兵は前夜からお酒を飲んでいて、朝になったのでそのまま帰ろうとして事故になったと思われます。

普通の生活をしているとなかなか午前6時前に車で動くこともそうはないでしょうが、仕事としてその時間に動かざるを得ない場合もあります。恐らく今回の事故もそうした状況の元で事故に遭ったと思われ、本当にお気の毒としか言えない部分があります。そして車の旅で距離を稼いだりしたい場合は日の出前から動くこともありますので、旅行者にもあながち縁のない時間ではないということが言えるでしょう。

こういう事故というのは今回の場合は加害者側が米兵ということなので、特に沖縄では起こりやすい可能性があるという地域性というものもあるのかも知れませんが、深夜から早朝にかけては、車が来ないだろうと早朝の散歩をしながら無理な道路横断をする歩行者は地域に関係なくいるので、夜間や早朝に死亡事故は起こりやすいというデータもありますし、自らがそうした事故に巻き込まれないとも限りません。今後改めて、あくまで事故を無くす取り組みを考えるというよりも、いかにして安全に車の旅での長距離を移動するためにどうしたらいいのかと考えてみることも大事なのではないかと思います。

まず、最初に紹介したケースのように繁華街で飲んで深夜から早朝にお酒が体内に残った状態で車を運転する人を避ける場合には、酒気帯び運転をするドライバーが一日のうちで一番出ると思われる深夜から早朝にかけてはしっかり車の中で睡眠を取るようにして、動き出す時間もあくまで世の中の人々が動き出す時間まで待ってから移動した方がいいという一つの考えにたどり着きます。

ただし高速道路を走行中の場合は、さすがにお酒を飲んで高速道路に入ってくる車もいないでしょうし、明らかな逆走でない限り正面衝突もありません。高速道路やバイパスに入ろうとして逆走するほど酩酊している人が運転しているなら、本線に入る前の段階で壁などにぶつかって動けなくなる可能性も高いですが、万が一の逆走自動車との正面衝突を避けるためには、深夜から早朝に高速道路を下りる場合には念のため制限速度までスピードを落とし、いつでもハンドルで避けられるようなスピードで走行することをすすめます。また深夜早朝の高速道路の走行については、トラックに囲まれると何かあった時に逃げ場がなくなりますので、あえて自分からトラックが前後にいる場所に入らないように気を付けて安全に走行することを心掛け、寝落ちしそうになったらすぐに最寄りの休憩場所で車を停めて休むことを心掛ければ、それほど危険はないと思います。

最初に紹介した事故も、亡くなった男性にはほとんど事故の過失がないと思われます(信号無視が事実ならという前提です)。本当にその人の人生というものを考えると、なぜ死ななければならなかったのかと考えてしまうくらい理不尽な事ではあるのですが、残念ながら車に乗っていれば、こういった事故というものにはいつも遭遇する危険性があることを承知しながら車の便利さを享受するような考えを持たなければなりません。

したがって、自分で考えながら、過去の悲惨な事故のケースを発掘し、自分がそうした事にならないような危機回避のための運転を心掛けなければならないのです。先に述べましたが、基本的には事故自体は夕方に多いと言われていますが、死亡事故に限っては特に週末の夜間・早朝の発生が多いようです。これは週末で飲みに行く人がいるからだと思われるので、酒気帯びのままハンドルを握る人がまだまだいるということでもあります。テレビのニュースでどれだけ報じても、代行運転を頼まずに自分で運転して帰ろうと思ってしまう人は必ずいると思いつつ運転をするのがいいだろうと思います。

休みが暦通りの方はどうしても金曜の夜からスタートするような形で遠くへ行く計画を立てることになると思いますが、その場合はできるだけ早くに高速道路に入り、一般道で起こる可能性のある事故の形態から逃げることをまず第一に考える方がいいと思います。

時間があるとすぐに高速に乗らずに一般道でできるまで遠くへ行って高速代を節約したいと考える方もいるかと思いますが、やはり一般道では昼間では考えられないような運転をするドライバーがいるかも知れないということも頭に入れて、できれば自分や家族の安全を第一に考えた運行を考え、多少渋滞に巻き込まれるにしても、悲惨な事故の当事者にならないことをまず第一に考えてのドライブの計画が改めて大切ではないかと今は思っています。


迷ったら夏タイヤのまま出掛けないという選択を

毎年雪に悩まされている地方の方からすると信じられないかも知れませんが、私の住む静岡県の中部地方では、さすがに標高の高い山間部では雪が降りますが、海に近い平野部では雪は「舞う」程度に降るものであり、翌日にすら残らないのが「初雪」になってしまうか、そもそも雪が一年を通して降らないという地方に住んでいます。

そのため、日々の仕事やレジャーで使う車のタイヤについては、東は御殿場、西は関が原を通るような場所に出掛けるのでなければ一年中夏タイヤを履いたまま取り替えることはありません。さらに、近場移動だけならチェーンも使わないので多くの人は買ってもいないと思います。しばしば東京に雪が降った場合の自動車ユーザーのタイヤ交換やチェーン購入の姿が話題になることがありますが、恐らく静岡県中部の平野部が一面雪になったらそれとは比較にならないほどの大パニックと化すでしょう。

2017年もようやく冬将軍がやってきて、雪の心配をしながら車を使わなければならない季節がやってきたという感じですが、そんな雪道に慣れていない私のようなドライバーは、遠方へ車で行くなら、少なくともタイヤをスタッドレスに履き替えたり、自分で装着できることを前提にタイヤチェーンを用意した上でないと、とても車では出掛けられないと思っています。というのも、自分が事故を起こしたり動けなくなって困るという事だけではない大きなリスクを考えてしまうからです。

過去にこのブログでも触れたことのある約千台の車が8時間半にわたり立ち往生した今年2月の新東名御殿場ジャンクション付近におけるインター閉鎖というのは、そもそも雪を甘く見て夏タイヤのまま高速道路に入った車が相当いたことが原因ではないかと思われます。そんな状況になると、いくらきちんと雪対策を行なっていたとしても、身動きが取れない車の中にはまってしまったら全く動けなくなってしまいます。普通車や軽自動車の場合は、周辺にいる人たちがみんなで動けなくなった車を押して道路脇にでも移動させることができるかも知れませんが、トラックの身動きができなくなったらこれはもう無理です。その車が安全に動くまでは立ち往生を覚悟しなければならなくなります。

道路上で止まったままの場合でも危険は生じます。路肩が空いている場合、その路肩を通って抜けようとする不心得者がいたとして、そうして走ってきた車が滑ったりして立ち往生している自分の車にぶつかってくることもあるかも知れませんし、もしそんな事故が起きてしまったとしたら、いざという時には緊急車両の通行路となる隙間まで塞がれて、病人の搬送や救援物資も届かなくなる可能性もあります。

そう考えると、実際に急に雪に降られた場合に対処する術を持たないまま車で出掛けることは止めた方がいいという考えにつながるでしょう。もし電車に乗り換えて出発して同じような立ち往生の状況になったとしても、車内で休むこともできますし、線路は高速道路のように渋滞はしていませんので自力では動けなくても他に雪でも動ける電車や汽車があれば救援に来てもらえる可能性もあります。

私自身は過去には冬の温泉を楽しむために雪の関越道を利用して群馬県の温泉を車中泊で回ったりしたこともありましたが、当時はまだスパイクタイヤでの走行が許されていた時でも坂道でアイスバーンにはまってしまうと運転手の意志で車を制御するのは難しく、物理的な事故を避けることができないことを知ったり、これも冬季に岩手県の花巻温泉郷にある大沢温泉に出掛けた時(その時はさすがに車は使いませんでした)、花巻駅から乗ったタクシーの運転手の方が、最初から雪道で滑ることを計算して運転していることに感心したことと、同じ日に台湾からやってきてレンタカーを借りて運転していたグループが死亡事故を起こしたという事をそのタクシーのカーラジオから聞こえてきたニュースで知り、さすがにここまで雪道の運転に慣れることは難しいと、その時から冬季の車での外出には積極的になれないまま今に至ります。

改めてこんな話題を書こうと思ったのは実は理由があります。車でよく出掛ける友人に昨日電話をしたら、何と岩手の陸前高田にいるという話で、しっかりスタッドレスタイヤを履いているだろうと思ったらまだタイヤ交換はしないまま来てしまったとのことでした。さすがにチェーンは持っているだろうとは思いますが、週末は東北や北海道で天候が悪くなり雪の予報もある中で、スタッドレスを履かずに出掛けるとは、やはり雪の降らない地域に長く住んでいることによる楽観主義が染み付いてしまっているのかとちょっと恐ろしくなりました。友人には無事に帰って来て欲しいですが、くれぐれも現地の方々に迷惑がかからないようにと願っています。


Appleはスマートスピーカー市場でも王者になれるか?

過去にスマートスピーカーの紹介をする際に、あえて日本発売のアナウンスがないAppleのHomePodについての詳細は説明しなかったのですが、今になってというか気になるニュースが入ってきました。現在GoogleやAmazon、LINEなどが出しているスピーカーはそれほど音楽を聴くのに適しているという程ではなく、あくまで日常的に便利に使える程度の性能でせいぜい2万円弱といった価格設定というものがメインでした。

それに対してAppleのHomePodは、スピーカー単体の性能にもこだわりがあるのが特徴で、7つのツイーターに4インチのサブウーファー、6つのマイクを搭載し、349ドル(約3万9000円)という高めの価格設定ながら、Apple Musicで楽曲やアルバムを楽しんできた人にとっては専用のコンポを買わなくてもHomePodだけあれば、それなりに音を楽しめそうなものになっているという印象です。

Appleのブランドイメージは日本では一番あると言えるでしょうし、Siriを使ってのアシスタントは現在使っている人もいると思いますので、日本語での処理能力にも問題はないでしょう。iPhoneが新しくなるたびに購入するようなファンも多いですし、他社と比べて高いという価格的な問題は既存ユーザーにとっては関係がないと思えるので、問題はいつから日本で販売することになるかということでもあったのですが、当初予定されていた海外での発売時期が2017年12月中ではなく、翌年にまで持ち越しということになってしまったそうです。そうなると日本での販売開始はさらに後になると思われますので、Appleの大好きな人がスマートスピーカーを手にするには、まずは別の陣営のものを手に入れつつ待つか、それとも本命のHomePodまで待つのか、悩んでしまいそうです。

ただ、私のようにどの陣営のスマートスピーカーを購入しようかと迷っている人にとっては、既に販売されているものの中から選ぶようになってしまうわけで、特にApple Musicを含む音楽サービスを今まで使っていない人に別のスマートスピーカーを買われてしまった場合、自分達の音楽関係のシェアを増やせないというAppleにとっては痛恨の結果にもなりかねないわけで、他のスマートスピーカー発売元の、対Appleに対しての力の入れようはさらに激しくなっていくのではないかと思うわけです。

実際にはGoogleの「Google Home」や、LINEの「Clova WAVE」はすでに日本で販売されていますが、Amazonの「Amazon Echo」はまだ販売受付も開始されていません。今後、日本のAmazonで販売や配送が滞ったとしたら、自然と既に販売している方に流れる可能性すらありますし、まだ商品としてのスマートスピーカーの魅力が広く伝わっていない段階でどの製品が売れていくのかというのは、まだ持っていない立場からするとまだ迷いますね。

昨日のニュースでは、「Clova WAVE」において、赤外線リモコンを使っている照明器具において、スピーカーに向かって話すことで点灯および消灯ができる機能が追加されたということがニュースで流れてきたりしているので、テレビと照明のリモコンを探すのもめんどくさいというご家庭では、音楽を聞くのに使わなくてもいいと割り切ればなかなか面白いことになってきているという感じがします。

私がこうしたスマートスピーカーの期待することは、今のところそれ自体が音質のよいスピーカーというよりも、未来の生活として自分達が想像していたことができてしまったり、手が使えなかったり目が見えなかったりしても声で操作でき、家電をも遠隔操作できるマルチなパートナーとしての存在です。特にAppleの技術というのは、私たちにバラ色の未来を感じさせてくれるような製品を出し続けてくれているだけに、現在のiPhoneとの親和性や、全く新しい技術が発信される可能性を秘めています。個人的には選挙のセリフではありませんが、次の次あたりに個人的には検討したい製品になっていってくれればいいなと思っています。


東芝のノートパソコン「Libretto 30」の思い出

東芝の経営問題というのは原子力発電にこだわったことによりそれまで育ててきた様々な種類の製品の歴史をも捨ててしまったかのようで、決して現在の日本の経済が好景気と言われてもにわかには信じられないというのは、このようなメーカーの衰退を目にしているからだとも言えるかも知れません。

そんな中で、私の東芝のイメージとしては家電製品もありますが、やはりノートパソコンの製品の数々で世界を席巻した事です。そんな中、決して世界戦略の中で出てきたわけではない、ほとんど日本国内専用という感じで出てきたのがWindows95の時代のモバイルパソコン「Libretto 30」でした。以下のリンクはPC Watchの当時の発表時の紹介ページです。

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/961105/toshiba.htm

私自身、最初にパソコンを購入したのはMacで、デスクトップからノートブックまでしばらくはMac専門に使っていたのですが、いかんせんその大きさと重量はモバイル向きではありませんでした。私がパソコンを使う少し前に出ていたSONYがその設計に携わったと言われる「PowerBook100」くらいの大きさのものはもう市場にはなく、モバイル用と思われるものではDockとセットにして家ではデスクトップ、外では小型ノートとして使うPowerBook Duoシリーズがありました。憧れのマシンではあったものの定価が50万くらいするものもあるほど高価だったので、一時期は本体もACアダプタも今考えると拷問くらい大きいPowerBook150を10万円を切る安値で買えたこともありしばらくは使っていました。

たださすがに重いのでその次に買うものはモバイル運用が簡単なものにしたいと思っていたのですが、次に出たのがPowerBook2400というこれも本体が大きいもので、ここに来てMacでモバイルをやるという野望は私の中でついえてしまいました。実際、ようやくモバイル運用で楽しめるものが出てくるまでというのはiPhoneやiPadの登場まで待たなければならなかったのですから、当時のAppleは実験的にNewtonやeMate300というペン入力の端末を出していたとはいえ、私のパソコン遍歴の中ではなかなな縁がなかったという事しか言えません。

そんな中、旅先に持ち出してホテルの部屋の中で最低限のメールチェックや、当時のパソコン通信の読み書きを行なうためには、2つの方法がありました。本当に最低限の方法として、当時出ていた電子手帳やWindowsの簡易版「Windows CE」搭載機を使って簡易的に見たり書いたりする方法と、当時のWindows側の最新OSであるWindows95入りのノートパソコンを持ち出すことです。

私の場合は上記の理由でMacからWindowsに移りかけていた頃だったので、自宅以外で使うパソコンでもWindows95が使いたいと思っていたので購入したのが東芝の「Libretto 30」だったわけです。付属のポートリプリケーターを接続すれば自宅でも大きなキーボードを繋げたりできましたので、家でも外でも一般的なソフト(アプリ)が使えるということも大きく、しばらくは旅のお伴に「Libretto 30」を持って行くことで、早いうちから自宅でできることが旅先でも全てできるという環境は整っていました。

唯一問題だったのが旅先でのネット接続をどうするかということでしたが、当時のノートパソコンにはPCカードを装着することで様々な周辺機器を利用することができ、モデムをグレーや緑の公衆電話に繋いだり、携帯電話やPHSに接続したりして使うことも可能でした。当時はすでにアップロードされていた文字データをダウンロードするくらいのものでしたから常時接続はしなくても良く、その後PHSが接続スピードは遅いものの月間定額でインターネットつなぎ放題のプランを作ったことで、さらにリブレットのような小型パソコンの活躍の場は増えていきました。

ただ、現在このパソコンを見ると、キーボードは大きさの関係で両手で打つことができないほど小さく、長文を作って送るような時には片手一本で入力しなければならず大変でした。今の考え方ならとてもこんなパソコンを作ることはできないのではないかと思われますが、このシリーズは私のような外出先でWindows95を使いたいと思っている人の支持を受けてヒットしたのでした。

当時の東芝は、まさか海外メーカーに買収されるような事は全く考えられず、世界で一番ノートパソコンを売っているメーカーとして国内向けにこんな変態マシンを出せるほど力があったという事を忘れないためにも今後も覚えておきたいマシンの一つです。東芝のパソコン子会社自体は台湾のASUSとの売却の話がまとまったというニュースがあります。ただ、東芝の方ではこの話を否定するといった話が新たなニュースになるなど、ぎりぎりまでどうなるのかはわからないものの、そんな事がニュースになってしまう状況は、過去に東芝のノートパソコンを好んで使っていた身からすると、一抹の寂しさを感じざるを得ません。


続報のないテレビ・ネット報道への不満

月曜から土曜までの朝8時から8時15分という時間は、NHKの朝ドラが放送されている時間で、民放はそうした状況を把握する中で動画のショッキングなニュースを投入するような事が多いのではないかと思います。そうした動画のニュースは海外の動画サイトから持ってきたようなものが多いのですが、先日このブログにも関係ありそうな衝撃的な動画がテレビで放送されたのを見ました。

これは、後で詳しく調べようとしても第一報しか見付けることができなかったのですが、11月13日(月)の午後3時頃、長野県伊那市の国道152号の杖突峠付近でキャンピングカーが燃えているとの一報が運転手から入り、約1時間ほどで火は消えたもののキャンピングカーは全焼したということで、燃えさかるキャンピングカーの動画がテレビで紹介されたのです。全て焼やし尽くして何も残らないような壮絶な火事になったことはインターネットに掲載された写真からもわかりました。事故が起きた場所から推測するに、キャンピングカーは過去にこのブログでも紹介したことのある高遠城の紅葉を見に行った帰りなのかも知れません。

こういう時は必ず、何か続報がありましたらお知らせしますとは言うのですが、この衝撃的な光景を見て一番思うことである、炎上の原因は何かということについての続報については知ることが今までできていません。キャンピングカーに乗っていたご夫妻2人は早く車から逃げ出して無事だったとのことですが、炎上当初のインタビューでも火事の原因についての言及はなく、走っていて燃えだしたのか(この場合は車自体の不具合が疑われます)、峠で止まって調理中に起きた事故だったのか(この場合はキャンピングカー自体の不具合ではなく、コンロを車内で倒してしまったなど、調理機具を扱う人間側に原因があった可能性もあります)、このくらいは現場で運転者や同乗者にインタビューすることでだいたいの原因について取材できなかったのかと思われます。

よく、車中泊をする場合に、「車内で調理をするのは大丈夫か?」とか「車内でカセットガスを使ったストーブを使うのはいいのか?」というような疑問を持ち、車中泊の道具を揃える場合にどうしようか迷うことがあるかと思いますが、もし今回の火災がキャンピングカーの車内で調理中に起こったものだとしたら、乗用車などではさらにキャンプ用のコンロを倒して車が燃えてしまうリスクが高くなりますので、車内での使用について考え直さなければはらなくなるでしょうし、何もしていないのに燃え出したのだとしたら、そのキャンピングカーは自作なのか業者におまかせで作ってもらったものなのかというところまで検証し、改めて車内で調理しても安全な装備であったのかまで考えてみる必要も出てくるでしょう。

コンロが倒れたり、カセットコンロのようなものでも簡単にテーブルから落ちないようなストッパーが付いているだけでも火器転倒や落下が原因の火災を防ぐことができますし、お気に入りのキャンプ用品があるなら、その用品専用の安全な調理台を作るなどの対策も出てくると思います。それでなくても車というのは大きなガソリン・軽油タンクが付いているため、車内で火が出てもすぐに消せる消火器を常備しているかということも問題になってくるかも知れません。

ここまで書いていてまだ原因がわからないまま書かざるを得ないのは本当に残念なのですが、火事という結果だけがあり、その原因についてこれまで続報を出してくれないマスコミは、やはりもう十分だと思えるような話題を延々と長い時間に報道する暇があったら、少なくとも第一報を自社で出したニュースについては、続報をサイトにリンクをはる形で載せてくれるとか、まだ警察から何の発表がないとしたら発表の際に改めて記事を発信してくれるとか、何らかのアフターフォローをこの件についてもそうですが、別の事件報道でも関連すると思われる方のために是非お願いしたいと思います。単なるインパクトを視聴者に持ってもらうために動画を使うなら、海外のニュースだけにしてもらいたいとも思ったりするのです。

(2017.11.24追記)

この記事を書いてから定期的に地元のマスコミのニュースサイトを見ながらその原因が書かれているニュースはないだろうかと思いましたが、その後個人のブログの中で、事故当初の報道として警察によると走行中に出火」という文字を見付けました。

普通にこの情報を捉えると、車の走行中に調理などを行なわないと思えますので、車自体の整備不良を疑うべきなのかも知れませんが、サブバッテリーを使って電化製品を走行中も使い続けている場合に、コードから出火ということも考えられますので、基本的には走行中には炊飯や湯沸かしを避けることを徹底し、その上で定期的な車自体の定期点検を欠かさないように気を付けるというのがまずは大切でしょう。

さらに車内で調理が可能な車であるため消火器を用意したり、いざという時にはすぐに水が掛けられるように消火用の水についても車内に置いておくこともキャンピングカーの装備を考える場合は大切ではないかと思います。

家電製品の使用については乗用車でもやってしまう場合があるかも知れません。火事以外にも走行中に家電製品を利用することについてのリスクについてもこの機会に改めて紹介しておきます。よくある車のシガーソケットを利用した湯沸かしポットや炊飯器は、お湯が湧いたりごはんが炊き上がるまでに時間がかかるのでアイドリングをしながら1時間近く待てずに走らせながら使うことも経験ある方がいるかも知れませんが、利用中に事故を起こしたら、車内に沸騰しつつあるお湯や熱々のお米をばらまくことになるので、特にお子さんと一緒に移動している場合はアイドリング禁止場所以外に停めて行なうように心掛けた方が良さそうです。


NHKが受信料を下げないのは「ネット配信のため」もあるのか

このブログでは、実際に自宅を離れてモバイルのネットが頼りになるようなケースを考えつつ、従来のワンセグが使えないような場所でもテレビが見られる可能性のある、テレビ放送の常時同時ネット配信についての流れについて、何か新しい情報があれば書くようにしています。

先日、NHKが具体的な年度まで目標にして地上波と同じ放送をネットでも流すという方針に対し、民放のトップが反対を打ち出したところまで紹介したと思います。今回は、そうした流れでいくとネット配信の実現は遠のいたのかと思ったところ、思わぬところからネット配信についての話がニュースになっていました。

NHKの受信料を下げるという話が最近あり、今後のなり行きを期待していた方も少なくないと思いますが、昨日のニュースによると2018~20年度の次期経営計画案とともに受信料の値下げについて議論している中で、受信料は値下げしない方向で調整に入ったということが毎日新聞の取材でニュースになっていました。

民放からの意見はあるものの、NHKは将来的にはあくまでネット同時配信は行なう予定のようで、ネット配信のための初期投資(常時で同時配信するためには回線のバックボーンなどがしっかりしていないと集中するアクセスに対応できないためと思われます)に約50億円、運用に年約50億円などを見込み、さらに18年末に実用放送を開始する超高精細映像4K・8Kなどに多額の経費がかかるということで、受信料はそのままでという方向らしいです。

個人的にはネット常時同時配信というのはあれば有難いという立場ですが、もし上記のような投資をネット配信を開始することになると民放もそれぞれしなければならないなら、さすがに民放各社の中には離脱するところも出てくるかも知れませんし、もしかしたらNHKしか同時配信をしないようになってしまうかも知れません。さらに、NHKが常時同時配信を実際に開始すると、現在日本で一番普及しているiPhoneを使っているだけで(iPhoneにはワンセグチューナーは入っていません)テレビは持っていない人からも受信料を取る根拠になるわけで、NHKがどうしてもネット常時同時配信をやりたいと意気込む理由もわかります。

元来、公共放送の使命とは何かということを考えると、常時同時ネット配信というインフラの整備は当然必要だと考える方もいるかも知れませんが、ネット接続であるからこその不確定要素というものもあります。それが長期にわたる電力供給ができない場合などの災害時に使えないという問題です。

そう言った意味では、前回紹介した新ラジオシステムの「i-dio」は地域ごとにそれぞれ違う細かな情報を配信することも可能で、送信設備さえ無事で専用端末が電池でも動けば停電とは関係なく情報の入手が可能です。そう考えると「i-dio」が生き残る道の一つには、そうした非常時の利用を前提としたところもあると思いますが、災害時の地上波テレビのネット配信については、送信設備だけでなく、ネットを使いたい場所の近くにある中継局も止まることなく動いてなければならず、その点は電波による直接受信と比べると劣り、災害用としては使えない場合の方が多くなるのではないかとも思えます。

そう考えると、普段の生活の中で地上波テレビの常時同時ネット配信を使うというケースは、iPhoneのような元々チューナーが付いていないスマホを除けば、ワンセグがどうしても映らない野外でテレビを見たい場合でもないと使わない人も多いのではないでしょうか。そこまでしてテレビは見なくてもいいと思う人もいるでしょうし、低速通信ではスムーズに見えなければ、あえて高速クーポンを使ってまで見る人というのはよほど特殊な場合であると言わなけれはなりません。

現状でも車に設置するアンテナを付けるなどしてワンセグをそのまま使うか、さらにBSを直接受信する設備を付けることで、どうしても車の中でテレビを見たいというニーズには対応できます。さらに、自宅の上り回線が高速の光回線を使っていれば、自宅のテレビをネット経由で外でも見られる方法についても確立されているので、自宅にそうした機材を用意してモバイルでも高速回線が使えれば(私の使っているセットでは低速ではさすがに快適にはテレビ視聴は無理でした)、ネット経由でBSCSを含めたテレビ放送をネット同時配信の仕組みを自前の装置のみで利用することも可能です。

まあ、NHKは初期投資に50億円も掛けるのですから低速の128kbps(大手キャリアの低速に制限された場合の速度)でも十分に鮮明な画像でネット経由のテレビを楽しめるように準備するのでしょうが、まずはコアな旅行者以外にどのくらいのスマホユーザーが地上波常時同時ネット中継を望んでいるのかをまずは調査した方がいいような気もするのです。私自身は衛星放送を含め受信料はきちんと収めていますので、できればBSまでネットでの常時同時配信をやってほしいと思いますが、個人の希望と契約者全体の意向とは違なることもあるわけですから、NHKには実勢を的確に判断して、多くの契約者のためになるような方向へ進んで行って欲しいと思います。