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てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

サッカーJリーグの試合をDAZNに加入しないで見られるケースが2025年シーズンでは増えてきた

まだ寒い日の多い2月ですが、プロ野球に先んじでサッカーのJリーグが開幕しました。サッカーはJリーグの試合の殆どだけでなく、日本代表の国外での試合についても有料のネット配信のDAZNの独占配信ということが増えていて、このような状況がどこまで続いていくのか不安でもありました。

2025年になって、まずDAZNが日本代表戦やJリーグの一部の試合を無料で見られるような形で提供してくれるようになりました。現在中国で行なわれているU20のアジアカップについては、日本戦は無料で見られるようになっています。

これだけでも有難いのですが、Jリーグのネット配信については新たな動きがありました。

ドコモが提供する動画配信の「Lemino」では、J1やJ2ではありませんが、Jリーグ3部のJ3の試合と、J3からJ2へ昇格するためのプレーオフについて、全試合無料で配信することを発表しました。J3に興味のない方もいるかも知れませんが、逆に今までDAZNでしか見られなかった試合をテレビだけでなくスマホの画面でもリアルタイムで見られるようになった意義というのはかなり大きいのではないかと思います。J3については、地元静岡県だと中山雅史監督が率いる沼津のアスルクラロ沼津の試合には注目しているので、J1の清水エスパルス、J2のジュビロ磐田、藤枝MYFCとどのカテゴリーにも注目したいチームがあるので、J2については重要な試合はDAZNに限定加入して見るしかありませんが、それでもかなり無料で見られる試合が増えて嬉しいです。

また、今回J1に昇格した清水エスパルスの試合は、初戦はアウェーということで地元地上波での中継はありませんでしたが、今までJリーグのテレビ中継と言えば、NHK(地上波およびBS)と地元地上波しかありませんでしたが、今回はたまたま東京ベルディとの国立競技場での試合をBS松竹東急が中継してくれたので、リアルタイムで無料放送を見ることができました。このように、多くの試合を見られる機会が増えてくることで、今後はテレビだけでなくネット配信をどのように自宅あるいは外出先で快適に見られるようにするかという事も考えたいですね。

私の場合は、手軽にということで言えばmineoのSIMを入れた8インチタブレットを使うのが一番簡単ですが、車中泊の車の中で見ることを考えると、モバイルモニターにAmazon Fire TV stickを合わせて比較的大きな画面で見られるように特にDAZNやLemioなどネット配信のサービスを見られるようにするのがまずは第一歩だと思います。先日紹介したように、モバイルモニターとFireTV Stickとワイヤレススピーカーを接続して臨場感ある音をステレオで外でも出すことはできるので、今後のお出掛けに備えてきちんとアプリの更新とすぐに配信を見られるような設定をして今後のネット観戦に備えたいものです。

低電流での充電が可能なモバイルバッテリーは今となっては貴重かも知れない

モバイルバッテリーの進化はすごいものがあり、小さなモバイルバッテリーでもノートパソコンを充電できるような高性能な製品が多く出てきています。そのため、以前なら本体の電池が切れたらコンセントから充電するしかなかったような状況下でも、自分の使っているノートパソコンの消費電力(ACアダプターの能力)に合わせたモバイルバッテリーと併用することで、本体の電池を使い切ってしまっても、何とかモバイルバッテリーで使い続けられるようになりました。

また、高出力のモバイルバッテリーを使うと、スマホやタブレットの急速充電モードを使えるようになるので、普通の充電より速く容量を満たすことができるようになるなど、朝起きてスマホの充電をし忘れたといったような場合でも、通勤時に充電するだけでそれなりに使えるようになるケースも考えられます。

もちろん、モバイルバッテリーの高容量・高出力化というのはありがたいことですが、充電する対象によってはその高出力があだになってしまうケースもあります。例えば、イヤホンやスマートウォッチ・スマートバンドは小容量の電気でも動くので、充電出力を上げすぎるとトラブルの原因になることもあると言います。そこで、今のモバイルバッテリーの中には「低出力(低電流)モード」というものがあるものがあります。バッテリーのボタンを追加で押すことで、出力を下げることができて充電するものによっては低出力の方が都合が良い場合があるのですが、私の場合はさらに頭の痛い問題がありました。

というのも、常時持ち出して使っているノートパソコン風のタブレットTransbook T90Chiのキーボード部分はBluetoothキーボードの充電式になっています。このキーボードも小電流で充電すべきものですが、普通のモバイルバッテリーで充電していると、必要とする電流が少ないため、バッテリーの方で充電を終了したと勘違いして途中で充電が止まってしまうのです。

そこで、自宅にある様々なバッテリーを使ってBluetoothキーボードの充電を行なってみたのですが、これは大丈夫だろうと思ってやってみた5V1Aの出力で容量が3000mAというダイソーで昔購入した薄型バッテリーでも充電が途中で止まってしまいました。
こうなると、あえて低電流モードのある容量少なめのモバイルバッテリーを追加購入するしかないかなと思っていたのですが、ダイソーのものよりかなり前に購入したスティックタイプのAnker Astro Mini 3,000mAhという今となっては一回分のスマホの電池も充電できないバッテリーをつないだところ、何と止まらずに最後まで充電することができました。

今となっては購入したアマゾンの方にもリンクは残っていないのですが、先人がこの製品についてその能力を検証したブログがヒットしてその中を見たら、一つ鍵になることが書かれていました。

このAstro Miniも、電力供給をしている中で一定の電流以下になると自動的に給電をストップする機能が付いているのですが、その最低電流が最小50mAとなっていたのです。現在使っているBluetoothキーボードを充電する際にはこれよりも多い電流を流していると考えて良いと思います。ということで、このバッテリーを小電流を必要とする機器向けに持ち出すことを決定しました。

また、こうしたスティク状のバッテリーなので、以前購入してモバイルバッテリーと合わせて使っていたLEDライトをつなげて懐中電灯のように使うこともできるようになりました。また、これも以前紹介した展開するとかなり大きくなるソーラーパネルの充電先としてもこうした小容量のモバイルバッテリーは比較的少ない時間でも蓄電できるので、よりソーラー充電を活用できるようになるのではないかと期待するところもあります。

こうしてみると、高容量・高出力という性能も当然必要なところではあるのですが、低に低電流低出力で容量が少ないバッテリーでも、これだけUSBでの充電先が多様化する中でまだまだスクラップにするのは勿体ないということも言えそうです。頻繁にワイヤレスイヤホンやスマートウォッチを充電するような方は、最新のモバイルバッテリーで全てまかなうというのも一つの方法ではありますが、以前使っていたモバイルバッテリーで利用可能なものはないか、確認してみるのも面白いのではないかと思います。

販売促進のための「専用アプリ」の不具合?によってじわじわ影響が出るのも今の世の中ならでは

先日、ユニクロのオンラインショップを利用してお買い物をしました。部屋着のように利用している半袖のキャラクターTシャツ(こちらは定価購入)と、常用しているバックパックのポケットに折りたたんで袋に入れると気にせずに持っていられる「ポケッタブルパーカ」が値下げされていたのでTシャツと合わせて購入することで手持ちのオンラインクーポンを使える状態にして発注しました。

オンラインショップでは、実店舗では売っていない大きいサイズのものが入手できるのでよく利用します。小物を少しの購入でも自宅への宅配ではなく、実店舗での受け取りにすれば送料がかからないというのもよく利用するポイントになっています。

昨日は、店舗に商品が到着したというメールが入ったので仕事の合間にお店へ行ってきたのですが、以前同じように店頭受取をする場合にはメールに書いてある長い長い数字を店員さんに読んでもらって確認を取っていたのですが、昨日のメールではスマホに入っているユニクロのアプリでログインした状態でメールの中にあるリンクをクリックすると、簡単に注文を読み込めるバーコードが出るということだったので、お店に着いたところでそのリンクをクリックしたのですが、何度やってもバーコードが出てきませんでした。

というか、ユニクロのオンライン・ショッピングにアクセスするためのメールアドレスとパスワードを何度入力しても「パスワードが違います」というメッセージが出てアクセスできない状態が続いていたので、仕方なくいつもと同じように店員さんにメールを見せて長い長い数字の列を読んでもらうことで注文を確認してもらい、何とか受け取ってきたのですが、アプリからだけでなく、ウェブ上のオンラインストアでのログインもできず、はっきり言うとネットショッピングができない状態になってしまっています。

もし注文するタイミングがそうした状況だったら、今回の買い物自体ができなかったことでしょう。Xで検索すると、同じように正しいメールアドレスとパスワードを入れているのにログインできていないという書き込みが頻発していました。

先日、飲食業でのスマホアプリを使った注文や会計システムについて紹介しましたが、こうしたものがもし何らかのトラブルでログインできなくなった場合、お客さんは直接店員さんにアクセスするということになるので、ほとんどの業務をシステムに任せているようなところは、大変なことになることが予想されます。

今回のユニクロのような場合は、買う気満々でいてもログインできずに値下げ価格での購入ができなかったり、使おうと思っていたクーポンが使えないということになると、もはやそこでの買い物を諦め、他のショップにお客さんが逃げてしまう可能性もあります。それほど、システムの安定した運営は今後大切になってくると思うのですが、もし私のようにアプリやネットストアにログインできないような経験をした方は、ほとぼりが覚めるのを待つしかないという感じになり、かなり印象が悪くなってしまったのではないかと思いますね。

そうなると、例えばですが、今さら紙のポイントカードに戻すようなわけにもいかないと思うので、アプリ自体に会員証を表示するような機能を付け、その画像を自動保存させてもしネット環境が悪かったり、システムの調子が悪い時のために、バーコード付きの会員証画像をオフラインの状態でも表示できるようにするとか、デジタルの中のアナログというような準備も必要なのではないかと今回の体験でふと思いました。めったにはないことでも、やはりそういう場面に遭遇してしまうと結構凹むので、そうならないような工夫を自社アプリの開発の中でして欲しいものです。

タブレットをノートPC化したことでお蔵入りになっていた中途半端なACアダプターの出番が出てきた

現在、古いノートパソコンを含めてほぼPC出力(USB-TypeC)からの充電ができるようになったので、専用のACアダプタを持ち運ぶことなく、電源回りの持ち物が激減したのはノートパソコンのモバイル運用によっては本当に楽になった事の一つです。現在は、今持っている全てのノートパソコンを使いながら充電するためには45Wから60Wくらいのものを用意して持って行けば何とかなるような感じなのですが、端末によってはもっと少ない出力で済むものもあります。

以前購入したWindows11の入ったノートパソコンについては、大体30Wくらいあれば十分なので、大きなポータブル電源を持たなくても、30W出力のモバイルバッテリーがあれば、何とかそこから充電できるので便利に使っていたのですが、先日から紹介していて私の常用パソコンとして現在持ち出しているASUS Transbook T90Chiは更に電力消費が少ないので、さらに電源回りの用意が楽になっています。

当然、ACアダプターも大は小を兼ねるという面はあるのですが、出力が高い充電器やモバイルバッテリーは今までスマホやタブレット用として使っているものの流用だと力不足になり、買い直しを考えなくてはいけない部分があります。ただ、古いWindowsタブレット(T90Chi)を現役復帰させたことで、持ち歩くUSB出力のACアダプターを変えてみました。

これはたまたまソフトバンクのショップがアウトレットセールをやっていた時に格安で購入したPDとUSB-A端子の二つを持つACアダプターですが、PDが20Wで、USB-Aが12W出るので、トータルで32W出力をうたうものです。スマホ二台とかスマホとタブレットを一緒に持ち出す場合にはこれ一つで両方の充電ができるのが便利で一時期は持ち歩いていたのですが、USB出力のACアダプターでノートパソコンの充電をするようになったことで、この種のアダプターは押入れにしまい込んでしまっていたのですが、今回復活させました。

多くのモバイルバッテリーは、最新型のものではなく、今まで安値で買い込んだものも多いので、充電するためにはこのくらいの出力があるアダプターでも十分に充電できます。で、今はモバイルバッテリーとスマホ・タブレット・T90Chi(タブレット)の充電をこなす、この持ち物では万能に充電可能なアダプターとして機能しています。

写真のアダプターは二口USB端子があるタイプなので若干図体が大きいのですが、最近は20WのPD出力のできるアダプターであればかなり小さいものがあります。できるだけ外に持ち出す荷物を減らしたいという場合には、山登りの荷物ではありませんが、g単位で持ち物の見直しも行なうことで、全体の荷物を軽くすることもできるでしょう。

現在はモバイル関連の持ち物だけではなく、外出先で災害が起きた場合を想定し、簡易的な防災リュックといった感じでバックパックに荷物を詰めている関係で、そこまで荷物の軽さには神経を使ってはいないのですが、ただ同じ事をする中で荷物が重いとやはり大変なので、できるだけ荷物を軽くするために同じ事ができるならできるだけ小さく軽いものをという形で物を揃えるようなことも考えていければと思っています。

今のところ、私の荷物の重量を上げているのは恐らく複数持っている「モバイルバッテリー」と内蔵電池の入った通信機器である可能性が高いです。もちろん、災害に遭遇してコンセントからの充電が長く行なえない状況を想定すると、多くのモバイルバッテリーを同時に持ち運びたくなるわけですが、旅行中であれば最近は飲食店や空港でもコンセントを使えるので、そんなにバッテリーを持ち運びしなくても困ることはないでしょう。また、災害対策ということで、ソーラーパネルを持っているので、あえて小容量(せいぜい10000mAくらい)のモバイルバッテリーを2つローテーションさせていけば、それ以上持っていたとしても使える電力量にはそう変わりはないのではと思います。

そう考えると、低電力なCPUを搭載したWindows10が使えていたタブレットあたりをLinux化して使うという私の考えは、荷物の軽量化には役に立つのではないかという気がします。もちろん、ノートパソコンでもかなり軽いものがありますので、本体と電源回りのものとトータルで持ち出し重量を軽くするための試行錯誤を今後も行なっていきたいと思っています。

スマホのみで完結する飲食店のサービスはさらに進化していて乗り遅れることがストレスになる?

先日、全国チェーンの食事処に行ってきました。今月末で使えなくなってしまうクーポン券があったので、それを消費するために出掛けてきたのですが、いつもはお弁当を事前注文してクーポン券と一緒に注文した弁当をもらいに行くだけの感じで利用させていただいていました。その際、もらった割引券があったのですが、久しぶりに行ったらレジは対面ではなくセルフレジになってしまっていました。

店内で食事をする場合には、自分のスマホではなくテーブルやカウンターに置いてある専用タブレットから注文します。おすすめのメニューは目立つところから注文できるようになっていますが、店員の方と直接話さなくても良いので、安いメニューでも気がねなく注文できるのが個人的には見栄をはらなくて済むのが個人的には良いですね。

注文から料理到着までは全く店員さんとの接触はなく、お茶やお水もセルフサービスなので、ここまで全く店員さんと言葉を交わすこともありませんでした。食事をしていると、目の前にあるタブレットの画面が変わり、その画面でしつこく勧められることがありました。頻繁にこうしたお店を利用される方にとっては当り前になっていることかも知れませんが、そう頻繁に利用していないとちょっと戸惑うことにもなってしまいます。

それは何かというと、お店の注文用タブレットの画面に表示されるQRコードを自分のスマホで読み取り、お店の専用アプリを電子マネーやクレジットカードと連携すると、食事を食べているその場で決済ができ、食事を食べ終わってもレジに向かわずにそのまま席を立って帰っても大丈夫ということになっているようです。さらに、お店のアプリは各種大手ポイントサービスとの連携も可能なのですが、席からキャッシュレス決済をすると、お店のポイントと大手ポイントサイトのポイントをダブルで獲得できてお得ということなのです。

そうした一連の説明を見ながらふと隣の席(その時はカウンターで一人食でした)の前にある店用の備え付け専用タブレットを見ると、「この席のお客様の会計は完了済」みたいな表示になっていました。もしこの表示が出ていないのにそのままお店を出てしまったらまずいことになるでしょうが、こうしたシステム上の表示で、一連の手続を十分知っている、お店をよく使う人にとっては便利に早くお店を出ることができるようになります。

平日のお昼など、入店はスムーズにできても、出る時にレジが混んでいた場合にはこの手続きができるのは有難いですね。今回はセルフレジを使ったのでやりませんでしたが、これだと入店時に声は掛けられるものの、その後は注文を取け取りする以前には店内でお店の方と話をすることもなく、お店の人とのコミュニケーションを取らないで利用が可能になになります。

これを良いと見るか悪いと見るかですが、今回私は前回もらった割引券のセルフレジでの扱いについて不明な点を店員の方に聞きましたが、レジ自体はセルフで終了してしまったので、もう次回の分の割引券をいただくことができず、その点については残念でした。当然アプリクーポンとかはあるのですが、今までそのお店を利用するメリットは、次回使える割引券を出してくれることにありましたので。

今後、どのチェーン店も同じように注文から決済までほとんどお店にある機械(タブレット)や自分のスマホだけで済んでしまうので、事前にアプリを開きながらお店を選択するような形になるので、魅力的なメニューやクーポン(割引)がなければ、ある所へシフトしてしまうように思うので、お店同士の競争は大変になってくるのではないかと思います。
ただ、一連のシステムがうまく回っていけば、人件費を少なくしても以前通りのサービスや味をキープできるかと思うので、利用する私たちにとっても美味しい食事を安くいただけるようになると思うので、こうした流れに乗っていければと改めて思っています。

XiaomiサウンドポケットとFire tv Stickをモバイルモニターに繋ぐと相当快適になった

現在、パソコン以外で動画を見る方法としてAmazon Fire tv Stickを使っています。リビングにあるテレビに繋いであるものは日常的に使っていますが、その他にもう一台導入して、スピーカー付きのモバイルモニターに接続して、外でも使えるようにしています。ただ、安いモバイルモニターなので音量および画像に関する設定を開くのに本体横のボタンをいちいち押して設定し直す必要があるのですが、画質の設定はともかく、音量の設定ぐらいはFire Stickのリモコンでできればと思ってはいたのですが、その点が不満になっていました。

それとは別に、以前購入してパソコンやスマホ、タブレットに接続していい音で音を出せる小さなBluetoothスピーカー、「Xiaomiサウンドポケット」をわざわざ二台購入し、セットで使うことでモノラルでないステレオで音を出して楽しんでいます。現在、音楽を楽しむためのコンポは持っていないので、今はこのスピーカーが音楽をじっくり聞くための頼りになっているという部分があるのです。

今回、試しにモバイルモニターに接続したFire TV Stickの設定でXaomiサウンドポケットをBluetoothでペアリングしてみました。ようやく二つのスピーカーをステレオ化する事にも慣れてきたので、問題なくモバイルモニター本体からではなく、サウンドポケットからそれなりに重低音の効いた音を出すことに成功しました。で、問題の音量調節ですが、モニターではなくFire Stickの方の設定からペアリングしているので、Fire TV Stickに付属しているリモコンから音量調節が可能になりました。

今まではモニターから離れて見ていても、音量を変えるのにわざわざ移動しなければならなかったのが、今後は普通のテレビと同じように全て手元のリモコンで操作できるようになったので、さらにモバイルモニターが使いやすくなりました。今後はスピーカーの付いていないパソコン用のモニターでも十分使えるようになりますし、停電の時でもインターネットが使えていればテレビ番組は無理でもネットでの同時配信をしているものをリアルタイムで見ることはできます。とにかく、モバイルモニターとFire TV Stickとの組み合わせは消費電力が少ないので、手持ちの小さなポータブル電源だけでなく、大き目のモバイルバッテリーでも十分長い時間使えるので、災害対策という点でも優れているように思います。

ちなみに、Xiaomiサウンドポケットは連続使用時間は約10時間だとのことで、モバイルモニターとセットで使う分には十分な使い勝手なので、今後は音量を気にせず車中泊の旅用の荷物としてセットで持って行くのも悪くないのではないかと思ったりもしています。

実店舗で買いたくても結果としてネット通販に追い込まれてしまう事も起こってしまう

お気に入りで常に使っている電動歯ブラシ(ミニマムという会社が製造・販売している「ハピカ」という商品です)が、モーターはいたって元気なものの替えブラシとの接続がどうにもままならなくなってしまったので、かなり使ってきたのですが本体を買い替えることにしました。

しかし、このシリーズを置いてあった近所のコジマ電気が撤退してしまったので、改めてドラッグストアを回ったのですがことごとく在庫がなく、あってもキャラクターの子供用のものが一個しかなく、しかも安くないという店頭で購入するメリットを感じないお店ばかりでした。

恐らく、エディオンやコジマ電気、ヤマダ電機のような家電量販店の方にそれなりに置いてあるとは思ったのですが、昨日はそこまで出向く気力が無かったので、諦めてネットの方で注文してしまいました。

たまたま直前にビックカメラのネットショップから「残ったポイントの有効期限が迫っています」というメールが来たばかりだったので、そちらからポイント分を割引させて購入したのですが、ヨドバシカメラやビックカメラは安い価格(ビックカメラでのハピカ本体の価格は660円)でも送料が無料なので、時間はかかるものの普通に購入できるのはラッキーでした。

このハピカは、電動歯ブラシとしてはかなり前からあり、他のメーカーのものと比べると本体だけでなく替えブラシも安く購入できるということで、過去に替えブラシをまとめ買いして使っていたのですが、今回の本体入れ替えを機に替えブラシも見に行ったのですが、ドラッグストアの中では唯一置いてあったお店は本体は売っていず、今は会社のホームページの製品リストにも載っていない古いタイプの替えブラシしか置いていない状況で、どれだけお店で売る気がないのかと思ってしまいます。

確かに、お店の売上としては安いものなのでメリットがないのでしょうが、製品としてそこまで他の電動歯ブラシと比べて劣っているということも無いと思いますし、お財布に優しいものは置かずにそれなりにお金のかかるものを(本体だけでなく替えブラシの購入コストが高いもの)優先して置いているのかという皮肉も言いたくなりますが、そこでは先に替えブラシだけ先に購入して新しい本体を待つことになりました。

実は、ハピカを作っているミニマムという会社も直接通信販売を行なっていまして、今だに郵便振替での振り込みや、代金分の切手を送ることで支払いに換えるということをやっているような会社でした。色々調べてみたらコストコにセットが安く置かれているらしいとか、別に会社自体は普通に色々な製品を売っていて今後使っていても今のこの社会の中であれば今回注文したビックカメラやヨドバシ、さらにアマゾンのように小額のものでも送料を安くしてもらえた上で購入できることがわかり、今後は替えブラシについても店頭購入にこだわらず、ネット通販で買うのも良いかもと思えてきました。

今回の場合は、単に実店舗よりかなり安いからというわけではなく、単に過去には置いてあったはずのドラッグストアに置かれていないか、置いてあってもかなりぞんざいな扱いをされている感満載だったので、結果的にネット通販を優先させることになりました。最近は小さな商店は商売が大変であることは十分承知していますが、自分が気に入って使っているものが実店舗で購入できないという状況にも遭遇します。確かに利益を上げたいという事だと安いものよりも高いものを置きたいという心情は理解できるものの、ある程度かゆいところに手が届く品揃えがあると嬉しいのですが。

東京都の「シルバーパス」値下げのニュースを受けて感じる「地域格差」と高齢者ドライバーの問題

対象年令にならないとあまり気にならないのが、ある程度年を取ってから受けることのできる国や地方自治体が圃場して利用できるサービスについてです。今回はたまたま漫画家のすがやみつるさんがXの発言として挙げていた、東京都の「シルバーパス」(満70才以上の東京都在住の方が購入可能な公共交通機関が利用できる交通パス)の値下げのニュースに地方在住者としてびっくりしました。

ニュースによると、現在は年間20,510円(月にすると約1,709円)で利用できているのですが、新年度となる2025年10月からは約4割値段が下がり、年間12,000円にするということです。

ふるさと納税の影響で、東京都をはじめとする都市部の税収は減っているという話がありますが、都はそれ以上に高齢者自らが自分で外出して、健康状態の維持や社会参加につなげることにより、将来的な医療費の支出を減らそうという意図があるということです。東京都内はバスだけでなく、都電や地下鉄も利用可能になるので、日常の買い物だけでなく、シルバーパスを使ったちょっとした旅行も可能になるということで、シルバーパスを使っての旅について書かれたエッセイ『いきあたりバッタリ東京都内シルバーパスの旅』もあるので、この話題に敏感に反応したのだろうと思います。

公共交通機関のバスについては、運転手の労働問題によって便の減少が都市部でも起こっているのですが、その結果高齢者の外出の機会が減るだけではないかと思っていたところ、そうした状況に逆行するような東京都の対応に、同じ日本に住んでいてもその地域差というものをどうしても感じてしまいますね。

もっとも、地方で公共交通機関が発達していない場所は、東京と同じようなシルバーパスを作ったとしても乗ることのできるバスが無いというような事も起こり得ます。地方はその反動として家族一人に一台というような自動車が普及していった面もあるのですが、ここに来て、高齢者がハンドルを握ることは加齢による反応がにぶることで、事故の危険性も増し、高齢者自らの意志で免許返納をすることが推奨されていますが、公共交通機関が発達していない地域の場合だと、それこそ家に引きこもって寝たきりになってしまう高齢者も増えてしまうことが予想されますので、この問題については多方面から様々な対策を考えなければならないと思います。

まずは、都市部以外でも必要な時に車を持たなくても移動ができるようなシステムを作ることです。個人的にはこの点については運転手を雇う必要のない無人運転の車をスマホアプリで呼び出し、高齢者であれば無料とはいかなくても日常的に利用できるくらいの「無人タクシー用シルバーパス」を作ることを意識して地方の交通インフラを再構築する必要があると思います。それだけの社会的インフラが整備されれば、買い物やお出掛けを自家用車がなくてもできるようになってくると思うので、地方でも状況は変えられる気がします。

ちなみに、私の住む静岡市では市の方でこうしたシルバーパスに対する効果を認識していないので、市や県が補助しない状態で地元のバス会社が高齢者パスを出していますが、割高で私の知っている人に聞いても利用している人は多くはないようです。今後、東京都の高齢者医療費が減るような形で推移してくれば、安い価格で公共交通を高齢者が使えるパスの効果を今までやってこなかった地方公共団体も感じてくれるようになると思うのですが、果たしてどうなるのでしょう。個人的には自分がそうしたパスの対象年令になった時に、それなりに使えるものが出ていて欲しいものですが。

Bluetoothテザリングのパソコン使用はmineoの最大1.5Mbpsの利用がベストか?

T90ChiのLinux Mintによる利用にもようやく慣れてきました。T90Chiは外部出力はUSBのMicro-B端子が一つあるだけなので、基本的にはパソコンとしては十分に使えるものの、音や画像を出すには少々力不足なところがあります(途中で止まってしまうのです)。まあ、その代わりにAndoridタブレットの方で音楽や動画を楽しめるので、基本的にはネットを見たり文章の入力をしたりという感じの使い方になります。

動画を見ないということになると、T90Chiではそこまで高速なネットが使えなくても大丈夫ということになります。電源関係は、基本Windowsタプレットで最大10Wしか使わない仕様になっているので、昔のスマホ用の小さなモバイルバッテリーを接続すればその電力供給で使えてしまうので、本体自体が小さいだけでなく、かなりミニマムな感じで使うことができます。私の持っているノートパソコンの中には本体にSIMスロットを持ち、単体でネットに接続できるものもありますが、外でT90Chiを使う場合には、手持ちのハードからのテザリングを使うということになります。

テザリングというと、基本的にはWiFiを利用してのテザリングを想像する方が多いと思いますが、先述のようにT90Chiでは動画を見まくるというような使い方はしないため、手持ちのハードからはBluetoothテザリングを使ってのネット接続を試しました。

Bluetoothテザリングは電力をWiFiより使わないことで、外でのバッテリー(送受信とも)を節約できるというメリットがありますが、いくら元の回線が高速であっても、テザリング先のハードで出る速度はせいぜい1Mbpsくらいというディメリットがあります。こうした遅さは他のパソコンで使う場合にディメリットになりますが、T90Chiではそれだけ出ていれば動画は見ないので、それなりに快適に外でも使用することができます。

ちなみに、手持ちのスマホ・タブレットでBluetoothテザリングをしてつないだところ、IIJmioの低速(最大300kbps)ではT90Chiの方では100kbpsくらいしか出ませんでした。高速にしても最大で1Mbpsくらいしか出ないので(当初はもっと遅くてどうなるかと思ったのですが、何回か繰り返しテストしているうちに何とか高速であれば1Mbpsくらいまで出ていることがわかりました)、ここで気になるのが、タブレットに入れているmineoのマイそくの低速(パケット放題Plus加入済)の最大1.5Mbpsだとどのくらいロスするかということでした。

最初は300kbpsとかちょっと遅かったものの、日や時間を変えてテストしたところ600~700kbpsくらい出るようになり、昨日試したところ、何とか1Mbpsの数値が出ました。やはり、日や時間によって速度にはバラツキが出るのですが、最大1.5MbpsでもBluetoothテザリングであっても、何とか1Mbpsをマークするだけのポテンシャルはあるようなのは本当に良かったです。

これで、mineoのSIMを入れたハード(私の場合は8インチタブレット)とT90Chiとの使い分け方についての目処が立ちました。もちろん、他のスマホに入れたSIMでもテザリングができるようにペアリングは済ましていますので、回線の状況に応じで使い分けながら、日本全国で最小構成のセットで使っていける目処も立ったわけです。

複数のハードを使い分けることを前提にしたことで、T90Chiで作業をしながら、タブレットをサブディスプレイのような感じで動画や音楽を流すような使い方もしてみたいですね。mineoのマイそくは最安でもパケット放題Plusへの加入が必要で、2千円弱になってしまいますが、平日お昼の接続をしないと割り切れば平日お昼は32kbpsでその他の時間は最大1.5Mbpsで接続できて月額990円のマイピタスタンダードも、平日昼間を補完できる別の回線を用意して使えば、それなりに実用的に使えるのではないかと思います。

ただ、私の場合はT90Chiだけでなく他のパソコンを持ち出す機会もあると思うので、あえて高速でWiFiテザリングをして使うケースも出てくると思うのでこのまま行きますが、BluetoohtテザリングはLinux Mintでも簡単に接続できますので、外ではBluetoothテザリングの1Mbpsくらいで十分だと思えば、元回線をmineoにするという選択肢は十分にあるのではと思っています。

IIJmioのプラン改定とキャンペーンを利用してプラン変更を行ないSIM構成も変更

IIJmioからメールが来て、2025年3月からプランの一部料金や利用データ量の見直しを行なうことがわかりました。その内容というのはまとめると以下のようになっていると思います(今回は音声対応SIMのプランのみ紹介します)。

・5GB/月 990円/月から950円/月へ
・10GB/月 1500円/月から1400円/月へ
・20GB/月が25GB/月へ(月額2000円は変わらず)
・30GB/月が35GB/月へ 2700円/月が2400円/月へ
・40GB/月が45GB/月へ(月額3300円/月は変わらず)
・50GB/月が55GB/月へ(月額3900円/月は変わらず)

私はこの中には入っていない2GB/月で月額850円の契約をしているのですが、今回の改定で、月3GB増やして月5GBにしても月額にして100円しか変わりません。IIJmioは翌月への繰越が可能で、高速一辺倒ではなく、バースト接続があるのでそれなりに実用的に使える低速(最大300kbps)があるので、節約して必要な時に一気に使うことも可能なので、最大二ヶ月分で10GB溜め込むような使い方も可能になります。他のプランについては(10GB/月や30GB/月あたり)、今使っている楽天モバイルやmineoの契約プランとかぶるので変更はしないと思いますが、月100円であれば変更しても良いかなと思っていたところ、その行動を後押しするようなキャンペーンが行なわれていることを知りました。

それは、2月4日から3月30日までに既存のプランを変更した人を対象に抽選で毎月350人に3000円分のJCBギフトカードをプレゼントするキャンペーンです。抽選ですので多くの人がプラン変更をしたら当選しない可能性の方が高いと思いますが、2GBから5GBへ変更するコストは100円しかかかりませんし、使っていて明らかに月2GBの高速通信を使わないということであれば、再度元に戻すことも当然できますので(月一回)、お試しで変えてみるのも悪くないのではと思い、早速抽選対象の変更を行ないました。

変更に際して、改めて自分のSIM回線の構成も変えてみることにしました。今まではIIJmioのSIMカードはモバイルルーターに入れていたのですが、先日再契約したpovo2.0のSIMを入れていたサブのスマホに入れ替えました。povo2.0のSIMはとりあえずモバイルルーターに入れましたが、低速で60kbps前後のスピードでは恐らく使い物にならないので、この組み合わせで使うには何らかのトッピングをして使うようになると思います。

逆に、IIJmioの5GB/月のSIMをサブスマホで使えるようになると、ラジオや音楽などを聞くために気楽に使えたり、パソコンとのテザリングで使いやすくなるなど、メリットは増えそうです。私がIIJmioに加入したのは、ちょうど昨年のこうしたキャンペーンの一環で回線乗り換えで安くスマホが買えたからで、スマホを落としたりとか色々あって、今メインで使っているのはその時に購入して長くサプスマホとして使っていたスマホなのですね。

そういう意味ではおよそ一年契約を続けていても十分に元が取れたと思っています。月額千円以下で月5GBというのは、翌月繰越・高速と低速の切り替え可とトータルで考えるとそう悪くない選択だと思うので、同時に開催されているスマホのセールの中で欲しい端末があれば、IIJmioの回線導入を考えるのもいいのではないかと思います。