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てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

ファクシミリはオワコンではあるものの霞が関で全廃というのは早過ぎないか

私自身の事からまず今回の内容を書くにあたって紹介させていただくと、固定電話を解約した時点ですでにファクシミリ(以降はFAXと略します)の利用をしなくなりました。まだ電子メールやクラウドを使ってのデータの受け渡しが普通にできなかった時代には、郵便より早くデータを送るには相手の電話番号に直接データを送ることができるFAXを結構使っていました。

まだアナログ携帯電話の時代には、携帯電話からケーブルを繋ぐと外からでもFAXの送受信ができるポータブルFAXなるものも持っていて、仕事上で時間を争う報告をする場合には外出先からFAXを送ったり、足りない資料を逆にFAXで送ってもらったりすることも実際にありました。

また、ノートパソコンにもFAXモデムが内蔵されているのが普通だった頃には、公衆電話のモジュラージャックにパソコンを繋ぎ、ワープロで作った書類をFAXで送ったり、外にいる場合には携帯電話のポータブルFAXと合わせ、パソコンからFAXで携帯電話につないだFAXの方に書類を送ることで、モバイルプリンター代わりに使ったこともありました。当時のポータブルFAXは感熱紙を通すとインクが必要なかったので、たまにしか使わない外での出力に多少通話料を掛けても、ファクシミリの普及もあって感熱紙を買えないことは当時なく、それなりに便利に使っていました。

筋目が変わったのは、スマホを誰でも使えるようになった頃からで、個人レベルではもはやFAXを必要とする事というのはありません。デジタル携帯電話(3G)以降は、直接携帯電話やスマホでFAXを受けることもできなくなりましたし(ポータブルFAXも携帯電話のデジタル移行で単なるゴミになりました)、メールやLINEで十分になった今、もはやFAXは必要ないという話は理解できます。

今回、政府の河野行政改革担当相が、2021年6月中にFAXを原則廃止するよう、各府省に指示を出したことがニュースになっています。テレワークの推進や業務効率化の観点からの指導だということで、全く無くしてしまうのではないらしいのですが、私の読んだニュースでは単に役所間のFAX連絡を廃止するのか、外部からの連絡先としてFAX番号を案内するのも止めるのか、どちらとも取れるような内容になっていました。ただFAX自体は今後のネット社会では使わなくなる事は確かなので、ここではさらに状況が進んで、いわゆる公に開かれた問い合わせ先としてのFAX番号を公開しなくなってしまう可能性のある将来に向けて考えてみたいと思います。

もし今後、霞が関だけでなく全国の自治体のホームページ等に掲載されている各省庁や役所への問い合わせ先としてFAX番号を載せることがなくなっていくということになれば、私のようにFAXを必要としなくなった人間がいる一方で、パソコンも音声通話もうまく使えない(うまく喋れなかったり相手の声を聞くことが難しい人、さらに長文をパソコンやスマホで打ったり、図などをパソコン・スマホで描くのが難しい人も世の中には多くいます)一部の方々の連絡手段を遮断してしまう恐れも出てきます。

今現在、高齢者の新型コロナワクチンの接種が始まっていますが、このブログでは何回も書いているように、その問い合わせ先に0570から始まる「ナビダイヤル」を使うことが多くなっていますが、問い合わせの内容によっては0570電話での問い合わせ先を残すのだったら、専用の台紙に問い合わせの内容を記載しFAXで送ることで、電話することができる人でもFAXで十分な場合もあります(当然、メールアドレスを記載してFAXを送れば返答を電子メールでもらうことも可能でしょう)。自治体の接種予約の方法にも色々ありますが、はがきを使っての予約を行なっているところもありますが、締切まで時間がない場合に限っては、電子メールやウェブを利用できない方が直接接種の申込みをするには、FAX番号を公開しておくことは、できるだけ多くの人が行政サービスを受けさせるためにも無駄なことではないと思うのですが。

まあ、今回の話は全国の自治体ではなく霞が関での話なので、ワクチン予約についてはほとんど影響がないか、限定的な影響ではあると思うのですが、もし今回のニュースをきっかけにしてFAX廃止の流れが一気に進んでしまうと、FAXを利用して社会とのつながりを作っている人が、社会との関係性を閉じてしまう恐れもあるように思います。

今回と同じ考え方で行くと、直接やり取りをする資料や現金・有価証券など、さらに荷物以外の手紙についてはわざわざポストに投函して配達してもらわなくても、電子メールでやり取りをすればいいのではないかということになりますが、未だに自宅には分厚い通販のカタログが届いたりしますし、不効率だと思っても止められない事情というのはどんな業界でもあります。

もちろん、自発的にFAXや紙のカタログを止め、全てをネット経由で行なえるような社会へと進んでいくことは大事で私もそれを実践しているものの、公的な機関が一気に今まで使えたものを止めるなら、その前にちゃんと利用者への説明および実情についての調査をして今後の影響を検討してからでも決して遅くはないのではと思います。早く一気に進めるのも必要な場合もありますが、FAXにはサーバーが止まっても電話のように相手の業務をストップさせないで直接に、さらにいつ発信したか確認できる形で連絡できるというメリットもあります。今の官公庁の使っているサーバーが止まることがなければいいと思うのですが、わずかでも不安があるなら、個人的には行政同士の連絡手段としても、一般の方からの問い合わせの手段としても、もうしばらくはFAXという手段は残して、徐々にフェイドアウトしていくような方策を取るのが良いのではないかと思っています。


新型コロナウィルスのワクチン大規模接種センターの全国展開をどう考えるか

日本国内の旅行業者はかなり大変な状況に追い込まれていると思いますが、特に海外への渡航というのは普通に考えると難しいと思います。しかし、特定のツアーが今多くの参加者がいるのだという話があり、正直なところどんなものか興味がわいたので、今回はその話から書くことにします。

というのも、アメリカでは多くの場所で無料で新型コロナウィルスに対応するワクチンを無料で接種することができるのですが、その対象は自国民に限らず、アメリカを訪れた海外渡航者にも適用することから、パスポートなどでの本人確認ができ、スマホでの問診を受ければ日本からでもワクチンを打ちに行けることで、渡航費・宿泊費別で、5万円くらいのコストで添乗員付きの「ワクチン接種ツアー」が行なわれているそうです。

私がテレビニュースで見たケースでは日本では認証されていないJohnson&Johnson社のワクチンなので、副反応が現地で出ても、日本へ帰国後に出たとしてもその対応は自己責任になるというものの、取材を受けた方で副反応の発熱があった方には添乗員が用意した解熱剤でその場は収まるなど、旅行会社も必死で今の状況での新しい事業として、まだ日本国内ではワクチン接種の順番が回ってこない年代の方々を中心に申し込みはあるそうです。

ただ、日本国内であれば特定の年代の方ならそこまでお金をかけたり、リスクを負わなくても、地元でワクチンが打てない場合に早く打つ方法が動き出しました。自分の住んでいる自治体からワクチン接種券が届いているということと、年齢が65才以上の人でまだ一回もワクチン接種を受けていない人であれば、今までは特定の地域のみに限定されていた東京と大阪の大規模接種会場を予約して接種を受けることができるようになったというのです。

こうした事が起こる背景には、自治体でのワクチン接種が進んでいるのか、思ったほど東京・大阪や周辺地在住の方々が大規模接種会場までやってきてワクチン接種をしなかったという目論見の違いがあるのだと思います。予約は専用ウェブサイトかLINEからできるようですが、2021年6月12日の午前7時から電話での予約も可能とのこと。しかし、この仕様変更というのは、さらなる困惑を生むようにも思えたりします。

というのも、先に紹介したアメリカまで行ってワクチンが必要だと考える方はいわゆる働きざかりの人に多く、恐らくまだ自治体から接種券も送られて来ない、それでいてワクチン接種が必要な海外での仕事を持っている方がしびれを切らしてアメリカまで行っているのだろうと思われます。ワクチン接種は人口の少ない地方の住民であればそこまで焦らなくても、自宅で待機しながら自分のかかりつけ医で接種した方が副反応が出たとしても適切に対応してもらえるでしょうし、ワクチン接種に出向くことによっての感染の危険も少ないと思います。

しかし、もし遠方から東京や大阪までワクチン接種に行くとなると、往復の交通機関や、途中の食事などの際に感染する可能性は生まれてきます。さらに、過去にこのブログでも紹介したかと思いますが、予約を取る方法が電話しかない場合、その電話番号というのが、0570から始まる携帯電話の通話定額が通用しない「ナビダイヤル」であることから、2回接種のための交通費(場合によっては宿泊費も)と通信費でお金を掛けるより、地元で打てる時を待った方が費用もかからず、事後に副反応が起こった場合の対応がとってもらいやすいということで、あえてリスクを冒してまで、東京・大阪へ行くべきなのか考えてしまいます。

個人的な考えになりますが、東京・大阪の一部の地域ですでに年齢を下げて接種券が送られているとしたら、その接種券を持っている東京・大阪在住の方限定で打つために大規模接種会場を利用した方がいいのではないかと今でも思っています。地方在住の身としては、それに加えて、今まで不要不急の外出はせず、県をまたいでの移動は控えるように言われていたので、急に県をまたいでの移動を勧められるというのは、今までのルールが一気に変わってしまうような感じで、そこからなし崩し的に人の移動が始まってしまうのではないかという不安もつきまといます。

東京都内でのオリンピックパブリックビューイングも中止の方向で考えられているようですし、今後は東京都で特に感染者が爆発的に増えないよう、必要とする多くの人に大規模接種会場で用意されたワクチンが活用されることは願っていますが、現在の状況というのは必ずしも喜ばれない部分もあるのではないかと思うのですが。とりあえず東京・大阪の警察・消防で働く方には医療従事者並みの接種をして欲しいですし、オリンピックのボランティアの方にも先に接種するために大規模接種会場を利用した方がいいのではないかと素人考えではありますが、オリンピックを開催するなら考えた方がいいのではと思います。


ついにワイモバイルのシンプルプランでも高速データの繰り越し開始 しかしUQとの決定的な差とは?

今まで、スマホ回線の変更について相談された場合、ドコモの場合はちょっとめんどくさいのですがau使いならUQモバイルに行った方が多くの場合幸せになれるのではと言ってきました。同じ理由でソフトバンク使いの人にはワイモバイルへの変更をおすすめしてきたのですが、ワイモバイルとUQモバイルのプランにはちょっと違いがあったのです。

というのも、月額三千円で十分に使える(docomoのahamoなどのプラン対抗で考えています)、プランとしてワイモバイルで言うと「シンプルプランM」(UQの場合はくりこしプランM)をおすすめするものの、プランの名称に出ているように、UQの場合は使い切れなかった高速データ容量を翌月まで繰り越すことができていたのに、今までのワイモバイルでは高速データ通信量がMの場合の月15GBに達しなかった場合には翌月リセットされるだけでした。

それが、先日のニュースで2021年8月からいよいよワイモバイルのシンプルプラン全てで、その月に余った高速データ容量を翌月まで繰り越すことができるようにするということです。これで、スペック上はワイモバイルもUQに追いついたということですが、使い方によっては不満が残る方もいるかも知れません。

データをほぼ毎月使い切るような方は、たまたま使い切れずに残した場合に翌月より多くの高速データが使えて便利ではありますが、ワイモバイルの案内ページではワイモバイルは繰り越し可能になることは書いてあっても、UQモバイルのように専用アプリから「高速」と「低速」を切り替えて使えるようになるとは書いていません。

感じ方には個人差がありますが、私自身はUQモバイルの「くりこしプランM」における低速の最大1Mbpsでもスマホであらゆる事を行なっても問題ないくらいのスピードが出ていると思ったので、日頃からあえて高速にせずに低速中心で使い、パソコンにテザリングするような場合に高速にして使うことで、一月高速通信を使うのを我慢すると、常に月初めには高速クーポンが30GB(繰越分15GB・当月分15GB)から始められるというメリットがありました。

しかし、ワイモバイルの場合は速度切り替えをユーザー側からできないなら、常に月初から高速で使い続けることになり(個人的な感想で低速で十分なスマホでのサイトチェックのような場合も高速クーポンを消費)、その分を無駄に使ってしまうことが気になります。

ただ、あまり高速データがもったいないという風に考え過ぎると、翌月に繰り越した分の高速データも使い切れずに終わってしまうので、これは考え方と使い方の違いで両社のプランを選ぶのが良いでしょう。

つまり、高速・低速などの意識がなく、常にストレスなくスマホを使いたい場合は、ワイモバイルの方がデータの使い残しがなく、仮にその月の使い残しがあっても翌月に使い切るようにすればいいので、データ使用量のムダが出ません。

対して、日常的に使うデータ容量が多く、状況によって高速と低速を使い分けることによって効率的にデータ消費を考えたいという方は、通信回線を変えてもUQモバイルの方を選んだ方が幸せになれます。データ量があまりそうだったら、スマホからテザリングしてパソコンなど大きな画面のハードで映画の一本や二本を見るだけで相当の高速データを消費できますし、月末をそうしたデータ調整に使って好きな映画を見るという楽しみもできるでしょう。

どちらにしても、制限がある高速データ消費について先に使わないと使い切れないと思うか、後からでも使い切る調整は可能かと思うかで選ぶ会社は違ってくると思います。

あと、これもあくまで個人的な考えですが、月々のデータ量の20GBと15GBを気にするよりも、データの翌月くりこしができるかできないかを比べた方が良いと思います。車に乗って音楽ストリーミングやインターネットラジオをかけ流すような事をする場合、UQモバイルで低速にすれば無制限でデータ通信を使え、音声ストリーミングなら速度には全く不安はなくなるので、毎日長距離を移動している場合ならより有利になります。

ちなみに、音声ストリーミングでは双方のプランにある「S」プランの低速が最大300kbpsでも十分に使えるので、スマホをカーナビや音声プレーヤーとして車内で使うことを想定している場合には、UQで低速に切り替えて安く便利に使うことが実はおすすめだったりします。ここまでは、ワイモバイルで高速・低速の切り替えが出来ない前提で書いていますが、今後の状況によってこの内容も変わってくる可能性もあることをお断りしておきます。


BE-PAL2021年7月号付録の「ブービーバード焚き火台SOLO」を固型・アルコール燃料で使うには

アウトドア雑誌のBE-PALは、今や本文だけでなく毎月の付録を楽しみにするものになってしまったように思います。定価は税込1,100円ですが、それ以上の価格を見出すことができる付録が付くと、一気に本屋さんから消えてしまうので、今回のソロ焚き火台を欲しい方は早めに確保した方がいいと思います。

この付録はCHUMSとBE-PALがコラボをして実現したもので、ステンレスを合わせて組み上げるソロ焚き火台になっています。その大きさはかなり小さいので、松ぼっくりや小枝を燃やして楽しむもので、当然ながらファミリーキャンプには向きませんが(^^;)、このサイズは絶妙で、レギュラーサイズのメスティンの中にバラして入れることができるサイズになっています。

組み上げた状態でレギュラーのメスティンは付属のゴトクを使わなくても乗ります。さらに、底の板は二段階で高さが変えられるので、この焚き火台を焚き火だけで使うのはもったいないような気がしてきます。はっきり言うと固型燃料やアルコール燃料を使うアルコールストーブ用のゴトクとして使えるのではないかと思ったのです。

ちなみに、焚き火台付属の十字ゴトクを使うと、写真のようにシェラカップを直接温めたり、シングルカップで飲んでいた飲み物を再度温め直すような場合にも結構使えそうなんですよね。小枝を燃やしながら必要な時にカップを乗せてもいいのですが、固型燃料やアルコールストーブの場合点火が簡単ですし、燃えカスの片付けも必要ありません。ただ、ちゃんとした風防を用意しないと、風の強い日には全く使えなくなります。

そこで、ふと思い出したように引っ張り出してきたのが、長く使っていなかったユニフレームの「ウィンドスクリーンS」でした。ちょっと重めなステンレスで、板は3枚しかないのですが、これが今回手に入れた焚き火台にジャストフィットするのですね。これで三方向からの風には大丈夫で、正面に座っていればそちらからの風の影響は少なくて済みます。

また、十字ゴトクを付けた状態でも十分に風防としての効果を発揮するような形でセッティングできます。ウィンドスクリーンSはそれまでも小さく折り畳めてメスティンの中に入れて持ち運びできることが売りだったのですが、ソロ焚き火台をばらした状態でこのウィンドスクリーンと大きさが揃うので、焚き火台とウィンドスクリーンが一緒にした状態でメスティンに入れて持ち出すことができて便利です。

すでにポケットストーブを使ってはいますが、こちらの方は熱源から鍋までの距離が多少離れていて、さらにその距離も若干調整できますので、使う火器にもよりますが、より効率的に火をあてることができます。そして、やはり仕舞いのコンパクトさというのは魅力です。今回の試行で、風防まで含めてメスティンに収納可能であることがわかったので、メスティンの中にカトラリーや燃料、ライターなどを入れれば、最低限の湯沸かしや炊飯をどこでもできるセットをメスティンの中に全て収納可能にすることもできるでしょう。

ともあれ、ソロキャンプのお供から、災害時の持ち出しセットの中に入れていつでも使えるようにするような使い方もできそうな、この焚き火台は組み上げただけではありますが、結構使えそうです。興味のある方は、書店に在庫があるうちにゲットされることをおすすめします。ネットでも購入できるかも知れませんが、付録の焚き火台が付属しない出品だったり、電子書籍のため付録は付かないというものを買ってしまわないように気を付けて下さい。


オリンピックは全ての競技を日本国内なら無料で見られるの?

東京オリンピックの話題は毎日テレビや新聞などで報じられていますが、私の知り合いの中にもまだ観戦チケットを持っている方もいて、どのようになるのかという事に注目しています。

普通に考えれば大会は開催するとしても観客を入れての競技はできないのではないか? と思うのですが、まだそこまで突っ込んだ発言は組織委員会からは出てきていません。大会に参加する場合にはワクチン接種が条件であることは間違いないので、観る方もワクチンを2回接種できなければだめのように思えるのですが、現在の日本国内では全ての人が平等にワクチン接種ができず、私の住む静岡市ではネット予約サイトが機能せず、ネット予約の再開は6月14日まで待たなければならないということがアナウンスされています。現状では75才~84才の方に接種券が届けられている状況なので、そこで滞っているということは果たして私が打てるのはいつになるのかと気が遠くなります。

可能性としては、職場での接種が可能になることではありますが、こちらも大企業から始まって中小企業や個人事業主は蚊帳の外にされる可能性もあり、そういう人がチケットを持っていたとしても、もしワクチン接種が観戦の条件になったとしたら、チケットを見せることで優先的にワクチンを打てるような流れを作らないと、後々まで遺恨を残すような気がしてなりません。

もしそうしたきめ細やかな対応ができず、全ての競技を無観客で行なうことになった場合、今度は別の問題が起こるでしょう。海外選手の場合、肉親の同伴についても自粛の傾向にあるそうですが、国内のオリンピック出場選手の家族や親戚の方は何とかして身内の晴れ姿を脳裏に焼き付けたいと思ってチケットを入手した方もいるのではないでしょうか。そうした方まで無観客という流れの中ではじくということになると、いかにしてオリンピックを日本国民に見せるのか? という事が問題になってくるのではないでしょうか。

これはオリンピックとはちょっと違いますが、先日行なわれたゴルフの全米女子オープンはCSのゴルフ専門チャンネル(有料)での中継はあったものの、地上波はおろかBSでもテレビ中継はなく、プレー中でも多くの人は朝のワイドショーが報じた経過報告のみで手に汗を握って応援した方もいるでしょう。放映権は契約なので見たいから見せろというわけには簡単には行かないことはわかっていても、このような事が東京オリンピックで起こったら、国内が盛り上がるどころか不満だけが蔓延するようになってしまうのではないでしょうか。

恐らく国内の地上波やBSでは日本選手が出場する有力種目や注目種目を中心に中継を行なうと思いますが、全ての種目が見られるようにテレビのサブチャンネルやネット配信サイトを手配してくれているのか、それによっては主もスポーツでは大切な同時性が失なわれ、いわゆるマイナー競技で日本選手が活躍しても、国内で行なわれているのにその様子を見たい人が見られないような事が起こるかも知れません。競技によっては、今回の全米女子オープンゴルフのような、中継画像のないままやきもきしているテレビスタジオだけが映るだけの中継になりはしないか心配ですね。

せっかく多くの人がahamo、povo、LINEMOといった通信制限されてもスマホでなら十分ライブ映像が見られるクオリティのプランに変更したのに、その意味もなくなりかねない状況も考えられるというは本当に何とかして欲しいものです。そのためにはスマホ・タブレット・パソコンを利用してネット経由の中継を充実させ、オリンピックのタイムスケジュールをスマホ内で管理して、見たい競技が始まる前には(競技名や見たい選手名でリクエストするなどして)、アプリに通知が来て見逃さないような仕組みを少なくとも作らないと、チケットを取ったものの入場できない人は納得しないのではないでしょうか。

本来は、どうしても開催にこぎつけるならより具体的な放送スケジュールをまとめ、在宅の人たちがどうやって競技を見るかということについてアナウンスするのが筋だと思います。私自身は、状況によっては中止も止むなしだとは思っていますが、中止すら考えないで進んでいくというなら、まずは地上波・BS・ネット中継の詳しい内容をまずは出して欲しいですし、特にテレビはそういうことも報道して欲しいものですが。


安心して使い続けられる仕様となったUQモバイルの「くりこしプラン」

先日、auのスマホを使っている友人から回線乗り換え相談を受け、au回線を使っているなら(その友人はまだ今使っているスマホの支払いが残っていたこともわかっていたので)、同じau回線を使っているUQモバイルの「くりこしプラン」しかないだろうと思っておすすめしたのですが、何とか契約の更新月に乗り換えることができたようです。

その際、店員からはより月々の負担が少ない「くりこしプランS」を勧められたそうなのですが、こちらからかなり強く「くりこしプランM」の方を推していたこともあり、Mの方をそのまま契約したそうで、今後スマホの使い勝手についてこちらにさらなる相談が来ることはないだろうとほっとしています。

ちなみに、毎月の料金でいうと「くりこしプランS」が税込1,628円と安いですが、税込2,728円で契約できる「くりこしプランM」と比べると、意識することなくスムーズにスマホを使えるという意味では差額の千円以上の価値があると思うからです。

高速データ量はどちらでも翌月まで繰越ができて、Sは3GBでMは15GBと3倍の違いがありますが、この差よりも大きいと思うのが、高速クーポンを使い切ったり、アプリで切り替えた場合の「低速」の差です。Mの方は最大1Mbpsとは言うものの、使い始めにはそれ以上のスピードが出て、この種のサービスでは現状最高のクオリティを誇り、スマホで使う分については動画視聴を含み、ずっと低速で使っていても不自由することはないくらいだと個人的には感じます。では、高速クーポンはどうすればいいかというと、大きなファイルやアプリのダウンロート時間を短縮するために使ったり、パソコンなどにデザリングをして使う時くらいでないと、スマホではその差は実感できないのではないかと思うくらい、UQモバイルのくりこしプランMは低速のままでも使えます。しかも低速時なら制限なく使える状況なので、あらゆる利用についてセーブする必要がないというのも、あまりスマホの事をよく知らない人にとっては都合のよい形で仕上がっているように思うのです(あくまで個人的な意見であることをお断りします)。

かと言って「くりこしプランS」が全く使えないプランかというとそういうことではありません。高速クーポンを使い切ったりアプリで切り替えた場合の低速の上限は最大300kbpsと、大手キャリアの128kbpsや他のMVNOの200kbsよりも早い「中速」で無制限に使えるので、例えばカーナビ・マップ・音楽ストリーミング・ネットラジオ・レートの低い動画視聴でも十分実用になります。ただ、Mで使える最大1Mbpsとの差をわからないで同じように使っていると、一部の動画サイト・重めのサイトやアプリがスムーズに動かない場合があり、そこでストレスが生まれたり、スマホが壊れたのでは? と使い慣れていないと誤解することがあるかも知れません。

この辺は「くりこしプランM」を普通車とすると、「くりこしプランS」は軽自動車で、常にどんな場合でも快適な走行(通信)を目指す場合には普通車レベルの「くりこしプランM」、山道や長距離などパワー不足は明らかながらも、できない事をわかって乗りこなすなら軽自動車タイプの「くりこしプランS」という風に考えればいいと思います。私が最近になってくりこしプランSにしたのは、全てを一回線でやるよりも、回線を増やしてスマホとタブレットでやる事を分けるには、スマホについては低速300kbpsでできる分だけに限定して使い、動画視聴などはタブレットでやろうという使い分けを選択したからで、今も一回線だけ使うなら「くりこしプランM」がおすすめであることには変わりはありません。

ただ、それほどスマホを使っての通信に興味がなかったり、ガラホの中に入れて通話中心に使いたいと思うなら、無料通話70分が付いて税込1,390円で使える日本通信の「合理的みんなのプラン」がバランが良い上で安く、こちらも検討する余地があります。もしスマホでのデータ通信に目覚めて月6GBではデータ量が足りなくなったらUQモバイルの方に移るという選択も可能です。

そんなUQモバイルでは新たな発表があり、2021年夏に今のくりこしプランと同じ価格で5G回線用のプランを提供することが決まったようです。これを伝えたニュースサイトでは、現在の4Gプランをどうするかは検討中であるというような事も書いてありましたが、どちらにしても近い将来には回線は5Gに置き換わって行くことから、4Gが値下げになることも考えにくいですし、今のままの価格で5Gのサービスを続けてくれるということが明らかになったことで、現在UQモバイルのくりこしプランに加入した方々も安心してUQを使い続けられるのではないかと思います。

個人的にはまだ5Gのメリットを受けられるのは先の話になりますが、5Gが当り前になるとより高速でつながるため、高速クーポンを使い切ってしまうスピードが早くなってしまうので、今のプランにプラスアルファした5Gユーザーにはより使いやすい新プランの登場も各社で考えておかなければいけないような気もします。個人的には今の価格のままで、くりこしプランSの低速が最大1Mbpsになり、MやLプランではさらに低速のスピードが上がる(3Mbpsくらい?)になってくれすと嬉しいですね。この点については、現在契約をしだしたmineoが低速500kbpsでオプションプランを提供し始めた時、これで1Mbpsだったらいいのにと思っていたら現状では制限はあっても最大1.5Mbpsでの新たなサービスを始めたという前例もあるので、UQモバイルにもさらなるユーザーの期待する使い勝手を実現するサービスをお願いしたいと思います。


アルポットの中のバーナーを自作系携帯灰皿流用のものに替えることのメリット

先日、釣り人のお供としてロングセラーを誇る「アルポット」のアルコールバーナーをネットで購入したポケットストーブの中に入れて持ち運ぶことのできる小型アルコールストーブに入れ替えて使う事について紹介しました。

今回は、その交換した小型アルコールストーブのうちでアルコールが最大40ml入り、今の時期なら火が35分くらい持続する燃費の良さが売りの「アルコールストーブ 【TYPE: H】」をセットして一合の炊飯を試してみました。前回紹介した時の写真の使い回しになりますが、シリコンのシートを敷いた上に小皿を乗せ、その上に写真のようにこのアルコールストーブをセットすると安定してセットすることができます。

このアルコールストーブではアルポットに付属のバーナーとは違い、アルコールの量によって火が持続する大体の時間がわかるため、必要な分のアルコールを注入して火を付けたら、後はそのまま放ったらかしておけば自動的にご飯が炊ける「自動炊飯」を行なうことが可能です。一合炊きの場合のアルコール量は20mlが目安で、二合の場合は30mlで自動炊飯ができます。今回は一合を炊くことにして、20mlのアルコールを注入して火を付け、フタをした上で上に重しを乗せて火が消えるまで放置し、その後十五分くらい蒸らしました。といっても大体30分くらい危険がない事を確認しながら放置していただけです。

フタを取ると、このようにいい感じにご飯が炊けています。中が沸騰してくるとかなり湯気が上がり、水が漏れてきたのですが、フタは中にかぶさるようになっているので鍋の外への吹きこぼれまでには至らず、フタの取っ手のついた方まで水が溢れてきて少し汚れましたが、アルコールストーブの特性として燃料が少なくなってくれば火も弱まってくるので、一合であれば全く何をしなくても周りを汚すような事にはなりませんでした。

小さなしゃもじでご飯をよそったら、底の方が若干焦げていました。家のベランダで炊飯する分にはキッチンで後片付けできるので問題ありませんが、今後外で炊飯をすることを考えると、このようなこびりつきは避けたいところです。対策としては、ご飯に水を吸わせて火を付ける前にマドラーのようなもので中味をかき回し、火にかけて沸騰したくらいでセオリーを無視してあえてフタを取り(アルポットの取扱い説明書では沸騰後にフタを取るようにとあります)、さらに中味をかき回すことでこびり付きが抑えられるのではないかと思っています。

どちらにしても、一合で20ml、二合で30mlのアルコールを注入するだけで自動炊飯が可能で、鍋にはお米の量と水の量の目安となる目盛り(一合二合とも)があり、さらに暴風の中でも調理可能ということで、下のバーナーを交換しただけですが、これだけで私のアルポットは、かなり効率的に湯沸かしに炊飯に鍋料理に使えるように進化したのではないかと思っています。

「アルコールストーブ 【TYPE: H】」は見ためは100円ショップでの販売がある携帯灰皿を加工したものですが、数年で交換が必要なガラスの芯ではなく、燃焼温度では痩せることは考えにくいセラミックフェルトが入っているので、大事に使えば相当長く使い続けられる物に仕上がっているように思います。これで、アルポットの欠点である「バーナーのメンテナンスの悪さ」も払拭され、燃費も良く、さらに単体でもミニストーブなど別のゴトクに流用できるので、今後の可能性はかなり広がります。アルポット単体でも、複数このアルコールストーブを用意して、火が消える時間になったら底を外して交換することで、長時間の煮込み料理も少ないアルコール燃料でできるようになります。

自分的にもここまでアルポットが便利に使えるようになるとは思いませんでした。交換したアルコールストーブはセラミックフェルトにアルコールを染み込ませる構造になっているので、倒してもアルコール燃料を周辺に撒き散らすようなことも考えにくいので、きちんとセットして本体の転倒に気を付ければ、使用時の安全性についてもそれなりに保っているのではないかと思います。

火を使った調理というのはどうしても危険を伴いますが、良いこともあります。電気を使って車内で炊飯器を使うことを考えると、いったんポータブル電源の電気を使ってしまったら、再充電には結構時間がかかり、もし電源が途中で切れてしまったら簡単に電気を持ってくることも野外ではできないので、コンセントがない所での利用には厳しいものがあります。アルコール燃料の場合はごく少量でも簡単に燃え、一合から二合のご飯を簡単に炊くことができるエネルギーの源であるわけですから、状況に応じてこのメリットを生かし、将来の車中泊旅に役立てたいですね。


日本通信の「合理的みんなのプラン」は通話とデータの両方で満足行くプラン

ドコモのahamoの契約者数がすごいという話を聞いていますが、その点について、これは個人的な見方にはなるかと思いますが、色々な会社のahamo対抗の別プランの内容を見ていると、必ずしもahamoが一番選ばれるべきプランではないのではないかと思います。ここで何回も紹介しているUQモバイルのくりこしプランMもそうですが、現在新型コロナワクチンをネット上からスマホを使って予約するためには、できれば通信量だけではなく通話についても毎月安心して定額で使え、しかも安いプランの方がシニア層には合っているのではないかと思います。

そんな中、日本通信が過去の革新的なプランと比較してもかなりディスカウントされた「合理的みんなのプラン」を出してきました。このプランはドコモ回線を使った、専用アプリの必要ない無料通話が70分/月だけ付いていて、超過した場合は30秒11円と通話料をドコモ本家の半額で提供しています。今までは同じ無料通話にデータ通信月3GBで、オンライン健康管理「FiNC Plus」の月額料が含まれる「Wスマートプラン」が月額税込1,738円で、これでも十分安かったのですが、今回の「合理的みんなのプラン」はデータ利用量が6GB/月と増えても月額税込1,390円とダントツの安さを誇ります。

ちなみに、私が現在契約している「合理的かけほプラン」(月額税込2,728円で通話無制限データ通信3GB)とのプラン変更が可能で、もう一つあるahamo対抗プランの「合理的20GBプラン」(月額税込2,178円で無料通話70分/月 データ20GB)の3つのプランについて、相互変更は手数料を掛けずに可能になっています。

私は現在、「合理的かけほプラン」のSIMはガラホに入れてほぼ通話専用にしているのですが、通話についてUQモバイルのSIMを入れたスマホの方にも、アプリ「Rakuten link」を入れているので、例えば企業や役所などへの問い合わせをする場合にはRakuten linkからにすることも可能です。こうした「電話番号を知っている人に対してはメイン番号から掛ける」「電話番号の通知はしなくても良い電話はRakuten linkを使って掛ける」二重体制にすれば、恐らくメイン番号からの通話も月70分以内で十分収まるのではないかと思い、「合理的みんなのプラン」にプラン変更を行なってしまいました(^^;)。

ただこれは通話だけの目的で変えたのではなく、その前にmineo回線を増やしたり、UQモバイルのプランを変更したりと、こまごまとした変更を行なっている事もあり、今回のプラン変更をすることによってそれほど使い勝手を変えることなく月々の料金を安くできるのではと思ったからです。参考までに、少し前までの私の契約内容と、最新のものとの比較を月々の支払い金額とともに紹介させていただきます。ちなみに、以下の内容にはユニバーサルサービス料は入れていません。(※は変えたプラン)

【変更前】3回線合計8,734円
・日本通信「合理的かけほプラン」通話無制限 データ容量月3GB 月額税込2,728円
・UQモバイル「くりこしプランM」データ容量月15GB 月額税込2,728円
・楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」通話・通信量無制限 月額税込3,278円

【変更後】4回線合計7,521円
・日本通信「合理的みんなのプラン」通話70分/月 データ容量月6GB 月額税込1,390円※
・UQモバイル「くりこしプランS」データ容量月3GB 月額税込1,628円※
・mineo「データ1GB+バケット放題plus」データ容量1GB 月額税込1,275円※
・楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」通話・通信量無制限 月額税込3,278円

回線を一つ増やしても、2つの回線でプラン変更を行なって千円以上月額は安くなりました。利用可能な高速データ通信量は18GBから10GBに減りましたが、変更前のUQモバイル「くりこしプランM」は主に低速最大1Mbpsで使うことがほとんどで高速通信分を余らせてしまっていたので、変更後の方が効率的に高速通信を使えなくてもそれほど響かない感じにうまくまとまっているのではないかと思います。

実は上の内容とは別に親用に契約し、ちゃっかりオンライン健康管理「FiNC Plus」の有料プランを自分用に使っている日本通信の「Wスマートプラン」を別に契約しているのですが、健康管理はしばらく続けていくつもりなので、この分の負担を加えても、固定・モバイル通信込みで1万円を切る金額で収まるというのは感動的ですらあります。

この中でやはり「日本通信」「UQモバイル」のプランは月ごとにプラン変更が可能なので、今後状況に応じて他のプランに一時的に変えるかも知れませんが、通話については友人や職場での連絡に音声通話を使うにしても、月70分以上は通話をしないと思いますし、イレギュラーなワクチン接種の問い合わせなど、電話番号通知で相手に知らせる必要がない場合には楽天モバイルアプリ経由で掛けることで、無料通話を必要以上に減らすこともなく使えるのではないかと思っています。

データ通信についても、いざとなれば楽天モバイル回線を持って行くことも可能で、さらに新たに契約したmineoの「パケット放題plus」は相当使えると思っているので、昼以外はメインに使い、UQモバイルSIMの入っているスマホでは高速と低速(最大300kbpsで無制限で使えるのでそれなりに便利です)を使い分け、パソコンやタブレット(mineoのお昼通信対策)での使用はガラホに入れた「合理的みんなのプラン」の月6GBをテザリング利用で使い切るようにすればいいわけです。ちなみに6GBを使い切ってしまっても、ガラホでのネットは最大128kbpsくらいに制限されても十分でしょう。

先日、総務省が大手キャリアの「通話料」について値下げを求めたというニュースがありましたが、今回の「合理的みんなのプラン」はその値下げを先取りしたかのようなプランなので、今後比べる場合は日本通信のプランと比べるのがいいと思います。テザリング可能なガラケー型のガラホを持っている方は、必ずしも通話のみだけではなくデータ通信にも使えるプランですし、スマホでも先日紹介したGalaxy A21に入れるSIMとしてトータルの通信費を下げられる組み合わせとして、大いにおすすめしたいと思います。


mineoのDプランSIM「パケット放題 Plus」で動画はどのくらい制限なく見られるか

今回、mineoの回線を契約するにあたり、すでに音声通話用には別の契約を持っているということから、あえてデータ通信専用・SMSオプション無しのDプラン(ドコモ回線)を選びました。mineoのデータ通信契約の場合、本人確認書類等のアップロードは必要なく、SIMカードも手渡しでなくポストに直接投函される形で届きました。データ通信専用SIMにも電話番号はあるものの、かけてもかからない電話番号であり、SMSもできないということで、こうした簡単な手続きでも契約できるのでしょう。

来たSIMは過去に使っていた7インチタブレットに入れて運用を開始しました。これは主に動画コンテンツをタブレットを使って外でも普通に見られるようにしようと考えてのことです。動画といっても色々種類があり、過去のmineoの「パケット放題」の最大500kbpsではYoutubeやAbema TV、NHK+は見られても、TVerや自宅のテレビサーバーを使った外からのテレビ視聴については満足に見ることはかないませんでした。

今回mineoがスタートさせた「パケット放題 Plus」について、SIMが到着してすぐの午後2時頃と、夜のゴールデンタイムも一段落した午後9時頃の二回、インターネットのスピードテストを行なったのですが、下りについてはしっかりと1.5Mbps出ていて、早速期待できる数字が出ました。

個人的に利用パターンとして考えているのが、車で移動中の利用があります。カーナビだけでなく、音楽ストリーミングやネットラジオ、動画までどこまで外でできるものかという中で、音だけのサービスはもちろん、動画関連でもスムーズに再生ができたことで、平日のお昼は除き、車内での利用はmineoのSIMで行なおうかと半は本気で考えております。

そうなると気になるのが「3日で10GBをオーバーした場合」にかかる速度制限(最大200kbps)です。そこで、ここでは私が良く使うアプリ別に速度制限を食らわないように、目安となるデータ消費量について探っていきたいと思います。

まず、テレビ番組の見逃し配信および、地域ではネットしていない地方局(関東・関西ローカルも含む)の番組を期間限定でいつでも見ることのできる「TVer」について調べてみました。

TVerの画質は「自動」と「低画質」に分かれており、パケ放題plusではどちらでも問題なく視聴することができますが、個人的な意見になりますが「低画質」でもそこまで見られないことはないので、画質は「低画質」で十分のように思います。肝心のデータ消費量は、「自動」だと10分ごとに約160MBくらいで、一日の上限利用量を約3.3GBとすると、だいたい3時間ちょっとくらいになります。

画質を「低画質」にした場合は、10分ごとに約90MBぐらいで、2時間で1GBくらい、ずっと見ていると4時間半くらいは使えるという感じになります。画質はコンテンツを再生する際に画面上からその都度変更することになります。一番組見終わって、次の番組を見る際には改めての設定が必要になりますので、その点にはご注意下さい。

同じような動画サービス別では、You Tubeは画質によって変わり、480pの場合は1GBで約120分(2時間)、360pの場合は約180分(3時間)となり、480pでTVerの低画質と同じくらいという感じでしょうか。360pでも大丈夫なら7時間くらいは行ける感じになるでしょうか。ただこれらはあくまでずっと同じサービスを使い続けた場合であり、ウェブ検索をしたりカーナビとして使ったりすると総再生時間はその分減ることになります。

また有料サービスになりますが、Amazonプライムビデオでは「最高画質0.46GB/時」「高画質0.35GB/時」「標準画質0.27GB/時」「データセーバー0.14GB/時」となります。標準画質でも1GB使わないで3時間は利用できますので、3.3GBで見られる時間はデータセイバーにするとかなり長くなります。ロングドライブで後方の同乗者に映画を見せるというような用途では、かなり使えそうな感じです。

同時配信系ではAbema TVには「最低画質(1GBあたり5時間)」よりデータ量を使わない「通信節約モード(1GBあたり約10時間)」があります。動画ニュースや独自バラエティや、ドラマ・アニメなどを退屈しのぎに見たい場合は、Abema TVが結構相性良く使えるのではないかと思います。さすがに画質的には厳しい場合も通信節約モードではあるかも知れませんが、通信制限を考えずに使えるだけのポテンシャルがあります。車での移動だけで具体的にその日のニュースが見たい場合には、Abema TVで見るのが結構いいかも知れません。

また、NHKとの受信契約があれば同時配信だけでなく見逃し配信も見ることのできる「NHK+」アプリでもアプリの画質設定からモバイル回線での画質を選ぶことができ「高 約0.7GB/時」「中 約0.4GB/時」「低 約0.2GB/時」「最低 約0.1GB/時」と、だいたいAbema TVと同じくらいの消費量ですが、NHK+の場合は、著作権上の関係から同時放送を行なわない時間帯もあります。旅先で連続ドラマの続きが気になった場合には、見逃し配信で後から見ることもできます。

あと、これは限られた人のみに当てはまるかと思いますが、いわゆる自宅テレビサーバーを外出先から見る「エリアフリーTV Plus」の最低画質である「低速回線用画質」では1時間あたり約0.5GBくらいのデータが消費されることがわかりました。TVerの自動設定での視聴くらいデータ量を必要とするのですが、自宅で見られるTV番組を外でも見られるというのは、自宅のTV視聴環境が揃っていれば、BSやCSもサーバー経由で見られ、旅先でも自宅で見られる番組をそのまま見られるメリットがあります。ただ、エリアフリーTV Plusにはハードディスクに番組を録画して後で見ることもできるので、どうしても見たい番組は後から見ることに徹し、旅先で見る動画は低レートのものに絞ることで、通信制限を食らわずに済むということになります。

車で移動する場合、運転車がスマホやタブレットの画面を注視することは法律違反だけでなく危険ですので、あえてradikoや音楽ストリーミングサービスを流すように設定することで使用データも抑えることができます。ラジオ・音楽系のストリーミングで消費するデータ量は4MB/時くらいに過ぎないので、スマホ自体のデータ消費量表示を確認しながら、一日の終わりにあと何の動画サービスをどの画質で何時間見られるかという風な計算をしながら見るくらいの努力はしたいものです。

最後に、私自身は使っていませんが、ネットで調べた各種サービスの最低画質のデータ使用量についてもわかる範囲で記載しておきますので参考にしてみて下さい(表示形式は各社によってまちまちで、必ずしも最新の情報ではないかも知れませんのでその点はご了承下さい)。

・Netflix 低画質:0.3GB/時
・Hulu 最低画質:1GBあたり3.5時間 通信節約:1GBあたり11.5時間
・DAZN データセーブ機能使用:1時間あたり平均450MB
・dTV きれい(最低画質):1時間あたり約0.9GB
・Paravi さくさく(最低画質):1時間あたり173MB

こうした努力をしたくない場合には、UQモバイルの「くりこしプランM」の低速(最大1Mbps)にすれば、これまで挙げたサービスでも画質を調整してコマ落ちが無いくらいの画質に設定すれば、今のところ制限なく外出先での動画やストリーミング系サービスを楽しむことができます(低速利用では高速クーポンを消費しません)。個人的にはUQモバイルの方でも十分安いと思いますが、さらに安く外出先で動画を利用したいと思われる場合には参考にしてみて下さい。


楽天モバイルの休眠回線化回避策は「180日間利用なしで自動解約」

楽天モバイルが1GB未満のデータ通信利用者には(複数回線契約者では一回線目)月々の請求を0円にすると発表された時には、かつてあった「0SIM」を思い出したものですが、やはり楽天の方でも全く通信を利用しないで放ったらかしておく「休眠回線化」するユーザーのための対策を打ち出してきました。

楽天モバイルでは2021年7月1日から契約約款を変更し、0円契約の対象回線が180日間利用なしで(恐らくRakuten linkを経由しない電話発信やデータ通信など、料金発生のためのカウントができる利用ではないかと思われます)、楽天モバイル側で利用停止の措置を取ることができるようになったという文句が増えました。当然、当該ユーザーにはメールやRakuten linkへの通知などで「○月○日までに利用が確認できなければ契約解除になります」というような通知は来ると思うので、手持ちのスマホやタブレットに楽天SIMを入れて使っている方にはまず問題なく0円契約をキープすることができると思うのですが、モバイルルーターに入れて別のスマホでRakuten linkアプリを入れていなかったり、全く端末に入れないで放っておいている方は注意する必要がありそうです。

個人的には、逆に楽天モバイル側がこうした条件変更について出してくるのが遅かったと思うほどで、やはり購入したSIMは使ってなんぼのもので、それこそ過去のブログでも触れたように、SIM2枚同時利用のできるスマホに入れて使えば、データ通信専用SIMとの組み合わせで、通話はRakuten linkから通話料がかからずにでき、データ通信の補完で使うことはあるかも知れませんが、普通に使っていても0円で維持することは可能でしょう。また、楽天モバイルの連絡先のメールアドレスを楽天SIMが入っていない端末で受けられるようにすれば、楽天モバイルからの連絡が何で来るかによりますが、その時になって慌ててSIMを端末に入れて何かデータ通信をすればOKなので、0円で回線を継続させようと思うならそれくらいはやってほしいということなのではないでしょうか。

私の場合、楽天回線は自宅の固定回線代わりに使っていて、月100GBに到達するぐらいのデータ量を使っているので全くこの点について心配することはないのですが、今回のように楽天モバイルで後出しの契約約款が変更されることが起こる場合、どちらかというと今回の休眠回線対策よりも、現在の「一日10GBを超えると翌日午前0時まで最大3Mbpsに制限」というデータ通信の制限がさらに厳しくなるかどうかというのが大きな関心事です。今のところ4Gエリアがほとんどなのであまり関係はないと思うのですが、5Gが普通に使えるようになると、特にダウンロードで大量のファイルをダウンロードするようなユーザーが増えて、別の通信制限がされる可能性もなくはないのですが、状況はこうした発表の仕方によってガラッと変わってしまうこともあります。

今後、楽天モバイルの将来については大いに期待しているのですが、過去の例から見ても、素晴しいサービスを提供するところがそのまま成功するわけではありません。今後、同業者の横やりで全てが順調に行かずに変わってしまう可能性も含め、私にとって楽天モバイルが使えなくなった場合の代替についても考えておくことも、今だからこそ必要なのかも知れませんね。