自転車・原付」カテゴリーアーカイブ

車がない生活の中で興味がわいてきた電動アシスト自転車について感じたこと

車検に出していた車がようやく戻ってきました。この2年はちょうど新型コロナのまん延で全国的に活動の自粛が行なわれたため、例年と比べても極端に車を運転する機会がなくなったため、車検費用も若干かさみ、日々それなりの距離を運転することで、部品の劣化を抑えられることがあるということを改めて知りました。コロナ自粛中には、それこそ近くのスーパーなど買い物でわずかな距離しか走っていなかったのですが、できれば週一度は10キロ前後連続して走ることを勧められました。古い車ではありますがそこそこ走るので、そうしたアドバイスを真摯に受け止めて、時間がある時はドライブでもしながら自分のストレス解消も兼ねようと思っています。

そんな感じで、およそ一週間の間、車のない生活をしていたのですが、まずは車を取りに行くことになって、前回は路線バスを乗り継いで行ったのですが、今回は市内あちこちに点在するレンタサイクルを活用して行きました。

自宅近くのサイクルステーションに貸出可能な自転車があることを確認した上で、借りたい自転車をスマホアプリで予約してからステーションに向かいました。そうしないと、ステーションに着いてその場に自転車があっても、他の人に貸し出し予約が先にされてしまって、自転車を使うことができなくなる可能性もあります。

自宅から予約したので、予約が解除になる時間までに自転車を取りに行き、レンタル手続きをすればそこからは電動自転車で移動できます。目的地の近くにはステーションがないのが残念ではありましたが、バスを利用した場合とそれほど変わらず、ステーションから改めて歩くことにはなりましたが、途中で銀行に寄り、追加分のお金を下ろすようなことも自転車を使えばかなり効率的にできます。

私は現在非電動の自転車を使っているのですが、原付に乗らなくても電動自転車があれば、車を使わなくてもかなりの行動範囲を広げられるのではないかと思います。そして、厳格に適用される可能性のある交通違反についても、例えば一時停止の標識が出ている交差点の場合、電動自転車であればきちんと停止を繰り返しても、漕ぎ出しが軽いので、きちんとルールを守って走行しやすくなります。買い物用に前後のカゴ(及び雨が入らないためのカバーも必須)を付けたりすれば、一人で出掛けるには十分という感じもしますが、自転車に依存してしまうと逆に車に乗らなくなり、最初に書いた通り車の調子が心配されるということで、今後の利用には迷うところです。

ただ、自転車の最大の問題は複数で出掛ける時と、雨などの悪天候の時の移動のストレスがあるということがあります。そして、電動自転車を使っている方はおわかりでしょうが、アシスト機能を使うとかなり勢いよく走れてしまうので、対歩行者や自転車と接触や衝突してしまうような場合には、相手にはかなりのダメージを負わせてしまう可能性があるという点もありますね。

ちなみに、そうした自転車に乗っている場合の保険は自動車保険の中で追加してカバーしているので、その点は安心なのですが、それも自動車に乗っていなければ、改めて自転車用の保険に加入する必要があるので(賠償責任だけでなく自身のケガの保険も必要です)、その点も自転車に乗る場合のコストとして考えるべきでしょう。

電動アシスト自転車には、電池のメンテナンスという問題もあります。予備の電池は安くなく、さらに盗難の危険もあります。電池は安くなく、劣化して長く乗るには買い替えが必要ですが、それも考え方一つでしょう。原付の代わりに電動自転車に乗るなら、オイル交換や点検、そしてガソリン代だけでなく、自動車税もかからないメリットは大きいですね。ただ、タイヤの交換ぐらいしか手間を掛けない非電動の自転車と比べてしまうとお金はかかるので、今後も必要に応じて電動のレンタサイクルと併用するのも良いかな? という風に思っています。


軽車両である自転車の交通ルールは今後しっかりと把握しないと大変なことに?

2022年10月末より、今までは厳しい取り締まりがなかった自転車について「赤切符」を切るような取締が行なわれることになっています。私自身も日常的な移動に自転車を使っているので、それまでの適当な考えで自転車を利用していると、手痛いしっぺ返しを受ける可能性は大きいのではないかと思えます。
警視庁によると、以下の4つの違反において、事故を伴わない場合でも悪質な場合には赤切符を切るということです。

・信号無視
・一時不停止
・車道の右側通行
・徐行せず歩道通行

今までは自転車だからと「止まれ」の標識を素通りしたことのある方もいるかも知れませんが、自転車も軽車両であるので、標識には従わなければいけません。さらに「車は左、人は右」という言葉は自転車にも当てはまるので、歩道の走行以外に車道を通る場合には左側通行を遵守しなければなりません。

また、上の四つにはありませんが、自転車やバイクでは一発で止められて切符を切られてしまう、横断歩道を歩いている歩行者を遮るように走っているような場合にも指摘される可能性があります。四番目の「徐行せず歩道通行」というものも、歩行者の保護という考え方の上にありますので、どんなに急いでいても歩道を通行する場合には歩行者の安全に気を付けて走行する必要があります。

これら4つの違反の中で、一番無さそうなものが最初の「信号無視」ではないかと思う方も多いと思うのですが、実は後から指摘されてはっとすることがありそうなのも信号無視に関する事です。私がいつも通る道にはスクランブル交差点があるのですが、まず車用の信号が青になり、その後斜め横断用の歩行者用信号が青になるのですが、見ていると車の信号が青になってすぐ交差点に入る人、車用の信号が青になっても動かず、歩行者用の信号が青になってから交差点に入る人と二通りのケースがあるのですが、実はこれは前者の方が正しいのですね。

というのも、自転車は押して歩けば歩行者ですが、乗って運転すれば自転車は「軽車両」という立派な車両ですので、基本的に車用の信号を守って進むことになります。もし、今回例に挙げたスクランブル交差点で進行方向の車用信号が変わってしまった場合、歩行者用信号がたとえ青であっても、立派な信号無視として最悪の場合赤切符を切られてしまう可能性はあるということです。

自転車の場合、なかなか交通法規を学ぶ機会なく乗る人も少なくなく、新たな取締範囲の変更についての対応も自分で調べてきちんとやるようにしないと、事故は起こさなくてもかなり強烈な取締を受ける場合もあるかも知れません。これは自分の備忘録も兼ねていますので、これをお読みの自転車を日常的に利用されている方も十分に注意しましょう。電動自転車の場合は歩道でも徐行とみなされるような走りができなくなる可能性もありますので、その点にも十分に注意して下さい。


スマホアプリと連動したレンタサイクルサービスは普段使いしなくても登録しておこう

私の住む静岡県中部の静岡市は比較的平坦な道が多いので、かなりの自転車が走っています。大きな荷物を持っていったり買い物をする時には自動車を使いますが、ちょっとそこまでの移動についてはほとんど自転車を使うという人が多い土地柄です。

つまり、ほとんどの家には自分専用の自転車がある人が多く、私のところでも家族はそれぞれの自転車を所有しているのですが、このブログでも以前紹介したことのあるスマホアプリを使ったレンタサイクルサービスは観光客だけでなくそこに住む人にも浸透しているようで、かなり利用されている状況になっています。

普段は自分の自転車を使うので、レンタサイクルには用はないと思いつつも、サービス開始時には電話番号(携帯)およびクレジットカードを登録し、いつでも使えるようにしていたのですが、昨日必要に迫られてこのサービスを使うことになりました。

というのも、自転車で出掛けたのはいいのですが、肝心の自転車の鍵をどこかで落としたらしく、全く動かせない状況になってしまったのです。それなりに荷台に荷物も載せていたので、歩いて自宅に帰って予備の鍵を取りに行ってまた歩いて帰ってくるというのはかなりしんどく、バスを使っても良いのですが、時間がかかりますし、今回はいったん自宅に戻ってからまた自転車のある所まで戻らなければいけないので、往復の交通費がかかってしまいます(静岡市を走る静岡鉄道の市内特定区域の一律料金は190円なのでおよそ380円かかります)。

そこで、では使ってみようと思ったのが15分70円というレンタサイクル(ハローサイクリング)だったのでした。自転車を置いたところから比較的近くにまだ借りることのできる自転車が置いてあるステーションがあるのはスマホアプリで確認済みだったので、まずは他の人に先に借りられないようにスマホから予約を完了させ、予約した番号と同じ自転車があるところまで歩きました。

レンタサイクルの鍵は予約時に出る4桁の暗証番号で管理されており(交通系ICカードを登録することでタッチアンドゴーも可能な場合あり)、自転車の通信部にあるディスプレイから暗証番号を入力すると解錠され、そこから時間がカウントされます。自転車は電動アシストなので、かなり楽に進むことができます。いったん自宅まで走り、予備のを鍵を取って同じ場所に戻ったのは何とか30分以内に完了したので、クレジットカードへの請求額は140円と片道のバスの料金よりも安く済みました。

今回はたまたま必要とした時に近場のステーションに使える自転車があったというのが大きいですが、普段全く使わなくても、アプリを導入した上で登録までしておくと、いざという時には本当に役に立つと今回はしみじみ思いました。

ただ、残念なことに自宅に近いステーションを探すと、約300メートルも離れているということでしょうか。今回こんなことになったので、自転車を取りに行った後で、自宅から一番近いステーションに向かい、そこから自転車を降りて歩きながら自宅を目指したところ、徒歩約5分といったところでした。この時間というのは結構重要で、私の最寄り駅から自宅まで歩いたとすると約20分くらいかかるのですが、家族で出掛けて駅から自宅まで帰る場合、タクシーを使うよりも、駅にあるレンタサイクルを借りていったん自宅から近いステーションまで行けば、まず15分以内に到達できるので、70円払ってあとは歩けば自動車が停めてある場所まで5分歩くことを許容できるなら、自分で運転することになりますが、家族には駅で待っていてもらえれば、タクシーを使わなくてもそれなりにスムーズに帰ることができます。

これは、始発の電車に乗りたいような場合にも使えるテクニックです。同じく自宅から最初に5分間歩くことを許容できるなら、近くのステーションから駅にあるステーションに移動して乗り捨てすれば良く、有料の駐輪場よりも安い価格(15分以内なら70円なので)で自転車を使っての移動が可能になります。ちなみに、最寄り駅の駐輪場の料金は一日100円ですが、大きな交通トラブルがあると当日帰りができないような事もあるかも知れません。レンタサイクルなら出発前に自転車を返し、戻ってきたらまた借りるだけなので、駐輪代金の心配をすることもありません。

問題は、乗りたいところに自転車があり、さらに乗り捨てたい場所で自転車を返せるかということになりますが、それはスマホアプリで状況がわかるので、自転車を使うということを決めたら先に自転車および返却場所の予約をアプリからしてしまえば良いので、始発に乗って終電近くまで電車で帰ってくる旅であれば、まずは問題なく自宅までの足も確保できるのではないかと思います。

さらに、静岡市で導入している「ハローサイクリング」のサービスは、全国でも同じように展開しているので、旅先の足としても活用できます。地元でその使い方に慣れておけば、旅先での移動もスムーズに安く、さらに時間を気にせず利用ができるのではないでしょうか。本当に今回は、他の公共交通機関と比べて、レンタサイクルのメリットを感じることとなりました。今後もこのサービスをうまく使いこなして、行動の幅を広げてみようかなと改めて思いました。


自分の体も周りの道具も自分勝手な判断で放置する事に注意 最近の自転車のトラブルから

昨日紹介した「スマートバンド」は、自分の健康について身勝手で自分に都合の良い考えで大きな問題を見逃さないようにサポートしてくれる機器であるわけですが、同じことは身の回りにある「物」についても当てはまります。

昨日、自転車に乗ろうとしたら何かが後輪からポロッと取れてしまったのがわかりました。写真で見ると見づらいかも知れませんが後輪を支えているスポークが一本折れてしまって取れてしまったのでした。この時、自転車に詳しい方ならすぐに対処すると思いますが、ちょっとした素人考えだと、たくさんあるスポークのうちの一本が折れただけなのだからしばらく乗っていても大丈夫ではないか? と思ってしまいそうになるのですね。

幸いなことに今の時代にはインターネット検索という強い味方があるので、「一本ぐらいスポークが折れても(取れても)大丈夫なのか?」という事で検索を掛けてみたら、たとえ一本でもスポークが無い状態で自転車に乗り続けていると、バランスが崩れて最悪ホイールそのものを交換しなくてはならなくなるリスクが有ると書いてあるページにたどり着くことができました。

そのサイトの説明によると、スポークは多くの数を引っ張り合うことにより安定するものであって、たとえ一本でも欠落した場合にはバランスが崩れやすいということが書かれていました。サイトには修理する場合の目安の料金まで書かれていたのですが、そのサイト主(自転車屋さん)では部品代としてはわずかでも、ほぼ工賃で3,500円ほどとなっていましたが、行きつけの自転車屋さんではそこまでは言われませんでした。

一本だけなら千円くらいでやってあげると言われて、ちょっとほっとして自転車を預けて再び取りに行ったところ、衝撃の事実が判明することになりました。読んでいる方にはそこまで衝撃ではないかも知れませんが(^^;)、自転車屋さんが詳しく後輪をチェックしたところ、車輪から外れてはいなかったものの、他の一本のスポークも折れてしまっていて、結果的に2本のスポークを交換ということになりました。その際の請求額は私の場合ですが1,600円でした。ちょっと見ただけではわからないトラブルの芽がすでにあったわけで、乗らずにすぐに自転車屋さんに持って行って本当に良かったと改めて思いました。

今乗っている自転車は相当長いこと乗っているので、今回のトラブルは経年劣化と言えるかも知れませんが、知らずにそのままにしていたら一気に後輪が潰れるような事になっていたかも知れません。その前に、スポークが折れたことすら気付かずに乗ってしまっていたらと思うと、恐ろしくもあります。旅に折りたたみ自転車を持って行き、現地で使っている方は、そもそも折りたたみ自転車の構造自体が弱いため、さらにスポークが折れたりしたら、そのまま乗り続けることによって破損だけでなく乗っている人の怪我の心配も出てきます。自転車はコストのかからない乗り物ではありますが、メンテナンスというよりも違和感に気付いたらすぐに修理に持ち込むことをおすすめします。


日常の足である自転車のトラブル事情 ホームセンターでタイヤ交換

最近は近場への移動のためには車を使わずに27インチの自転車を使うことが増えてきました。先日、このブログで紹介しましたリコールが出ていたオートロック装置の交換を行ない、快調に乗っていたのですが、昨年の車に引き続いていつの間にか後輪のタイヤがパンクしているのを発見しました。

今までは自転車を購入した街の自転車屋さんで全ての事を見てもらっていたのですが、引っ越しをしてそのお店からちょっと離れてしまったので、自宅から近くにあるホームセンターに自転車を持っていきました。

実は、かなり自転車に乗っていることから後輪のタイヤがかなりすり減っていまして、今回のパンクもタイヤを新らしくしておけばパンクしなかったのではないかという感じなのです。この辺は自動車も自転車も、早めにタイヤ交換をしなければと思いつつそのまま放置してしまい、実際にパンクして自走できなくなってからお店に飛び込むという、皆さんには決しておすすめできない乗り方になってしまいます。

今回は、前回いつタイヤ交換をしたのかもわからず、パンクでチューブにも傷が付いていることを考えて、タイヤとチューブ(後輪のみ)の交換ということでお願いしました。ホームセンターの中には各種作業料の表がありまして、タイヤ交換の作業料は2,200円となっていました。

料金について詳しく聞くと、作業料とは別にタイヤとチューブの購入が必要で(当り前ですが)この料金はスタンダードかメーカー品かで価格が変わってくるということでした。今後の事を考えると、まずはスタンダードタイプのタイヤ・チューブでの耐久性を試して、あまりにも早く交換しなければならなくなったらメーカー品も考えるということにし、俗に言う一番安いパターンで発注しました。

作業時間は40分ぐらいということでしたが、担当者がすぐに作業に入れないということでいったん自転車は預け、作業が完了したら電話をもらうことにしました。ちなみに、そのお店では自転車以外に足がない人のために、代車を貸し出してくれるサービスも行なっていました。

パンクに気付いたのが前の日の夜だったので、お店の開店とともにだいたい午前10時ぐらいに持って行き、当日のお昼過ぎには作業完了の電話をもらいました。安いタイヤとチューブだったので、双方合わせてだいたい2千円ジャストくらいで、支払いの合計は約4,200円で交換ができました。

以前は購入店で、恐らくメーカー純正のタイヤと交換していたと思うので(それ以外の選択肢は選べませんでした)、6~7千円くらい払っていたのですが、これくらいで済むなら、タイヤの溝が減ってきたら気楽にタイヤ交換を頼んでもいいかなと思っています。

ママチャリや通勤・通学用自転車の場合、タイヤ部分の取り外しが簡単にできないので、自分で交換作業をやるよりもこうしたお店を使って安くやってもらう方が私には合っているようです。

普通の自転車屋さんの場合、自転車を持って訪れると、もはやそこで必ず交換しなければならない雰囲気になってしまいます。今回利用したホームセンターや大手スーパーの自転車コーナーの場合、担当者がいない無人の状態でウロウロできるので、そこに出ている料金表や部品の価格を見て、そのお店で頼もうかどうしようか、はたまた下見でお店の比較ができるのが良いですね。もちろんこれは、人によって違うかと思いますが、この種の話は私がこうだったと書いてもその情報は書いた瞬間から古くなってしまいますし、最新の情報はネットで正確なものを掴むのは難しいように思います。

今回はパンクでしたのでタイヤ・チューブ交換する気満々でホームセンターを訪れたものの、あまりにも作業料がいつもやってくれるところと違っていれば、そのお店では交換せずに他のお店を見に行くこともできます。ただ、スタンダードタイプのタイヤだとは言っても、今後乗っているうちに品質が悪くて後悔するかも知れませんが、その時には同じ店でメーカー純正のタイヤと交換することもできますので、お店の人に主導権を握られるのではなく自分の方で内容を決めてタイヤ交換を頼みたい場合は、ホームセンターやスーパーの自転車売場を活用することも十分にありではないかなと思います。

ただ、一つ注意したいことは、お店によっては担当者が開店時からスタンバイしていない場合や、お店が閉店する前に修理受付を終えてしまう場合もあります。そういう事も含めて、今回の私のようにパンクしてからタイヤ交換をしに行くのではなく、タイヤの溝が少なくなってきたら、近くにある複数のお店を回ってだいたいの様子をじっくり見てから決める事をおすすめします。


自転車防犯登録の名義変更や住所変更はお早めに

引っ越してしばらく経ちましたが、具体的に今の生活に直ちに影響を受けないものについては、つい住所変更の手続きを忘れてしまいます。先日は、ネット上で住所変更の手続きが可能な、各種クレジットカードの住所変更を行ないましたが、先日はちょっとした空き時間を使って懸案事項であった自転車の防犯登録につについて調べてみました。

私が過去(夜だった)、巡回のおまわりさんに自転車に乗っていて止められた時には、自転車に貼ってある防犯登録の番号を確認した上で身分証明書上の住所と防犯登録された住所氏名とを照合し、問題がなかったのでそのまま帰ることができました。しかし、住所が変わっているのに防犯登録の住所が違っていた場合には、なぜ変更手続きをしていないのかを聞かれる可能性もあります。
しかし、普通に生活していても自分で自転車の防犯登録をした事がない人がほとんどで、自転車購入時に販売店で防犯登録をしてもらった人がほとんどだろうと思います。登録状況についての書類も無くしてしまったようなケースも多いと思います。

とりあえず警察のデータベースにあるのだから、とりあえず近くの警察署に行った方がいいのだろうかと思って調べてみたところ、そうではなく自分の自転車に貼ってあるステッカーの種類によって担当する団体が違うということがわかりました。

自転車の防犯登録ということでは、自転車を誰かからもらったり、オークションやフリマアプリで中古を購入するような場合もあるかと思いますが、中古を手に入れる際には防犯登録についての確認が必要です。ここでは、今回調べたことについて紹介していきます。

中古ですでに防犯登録されている自転車については、データベースにアクセスした場合にはいくら自分がもらったり、ネット購入したことを主張しても元の所有者の住所氏名が登録されている以上、人の所有物を勝手に持ち出して使っているのでは? と疑われてしまうことになります。そうしたことを避けるためには、元の持ち主にいったん登録した防犯登録を解除してもらう必要が出てきます。

その際、新しく購入したりもらって乗り出す前に手続きをしないと、前所有者の登録のままで使ってしまうことになるので、オークションの場合には落札や売買が成立しても、防犯登録の解除がされているかの証明を受けるまではお金を払ってしまうと後々面倒な事になります。手渡しで受け取るような近くの人から買うことは恐らくないと思いますので、先方に防犯登録の解除をしてもらってから取引をするなり、購入前に防犯登録の解除の有無を確認した上で入札するようにしましょう。

また、近所の方に自転車をもらうような場合、恐らく近くの自転車屋さんで購入手続きをした際に防犯登録をした可能性が高いので、くれると言った人が購入店を覚えていたら、そのお店に行き、具体的な防犯登録の解除および、自分の分の防犯登録について聞いてみるといいでしょう。

私の場合は自転車に貼ってあるステッカーから防犯登録をとりまとめている販売店組合がわかったので、直接連絡を取って住所変更の手続きを行ないました。住所変更したことがわかる身分証明書のコピーを添えた住所変更の書類を組合に送ることで、名義はそのままで住所変更の手続きを行なってくれるということで書類を郵送しました。

これから年末年始にかけ、新型コロナウィルスの関係で外で飲む機会は減るとは思いますが、夜飲みに行ってそこらへんに置いてある自転車をそのまま乗って帰るような人がいる限り、警察も夜に自転車に乗って走っている人を止めて、きちんと防犯登録しているかの照合をする事は無くならないでしょう。その時になって慌てないように、もし自分が使っている自転車について不安があったら、地元の自転車屋さんか組合の方に問い合わせてみることをおすすめします。


自転車のリコールがようやく完了

現在使っているブリジストンの自転車について、自転車の鍵のハンドルロック「一発二錠」(ハンドルロック(前錠)と後輪錠(サークロック)を組み合わせた錠前システムで、一つの鍵でダブルロックされるシステム)が採用されていて、便利に使っています。このシステムが搭載された古い自転車の場合、ロック状態を表示するケースが破損すると、ケースの破損が原因で誤作動する恐れのある設計になっているという連絡を受けて、メーカーに直接連絡していたのですが、ようやく無料点検および部品交換の用意ができたという連絡が入りました。

連絡はメーカーからではなく、修理を希望した自転車店から直接入りました。その電話で、いつなら大丈夫なのかという話をして、こちらの予定も合わせて日曜日の午前中にということで話がまとまり、昨日出掛けてきました。

そこで、改めてお店の人から詳しく話を聞いたのですが、私の自転車の場合、ケースの破損は全くないので、そのままでもロックが誤作動したり、前輪がハンドルロックする心配はないのですが、それでも部品交換は必要とのことです。今回新しく交換するロックシステムは、たとえロック状態を表示するケースが破損しまったとしても、ロックする回路とは別になった設計に改まっているので(今回のリコール対象外になっている自転車も同じだそうです)、同じようにケースが破損しても走っていて急にロックが掛かって大きな事故につながる可能性は少なくなるということです。

ちなみに、部品交換には約1時間くらいかかるということで、自転車をお店にあずけて約1時間その辺をブラブラしましたが、なかなか何のお店もないところで過ごす一時間というのは大変です。スマホを見ながら何とかやり過ごしましたが、もう少し修理中の時間のことを考えてスケジュールを決めれば良かったかなと思いましたね。

自動車の場合はリコールでの部品交換はディーラーで行なわれるので、ディーラー内のロビーで飲み物でもいただきながらゆっくりしていればいいのですが、自転車屋さんの場合はそうもいかないので、これからリコールによる部品交換をお願いする方は、近くに暇をつぶすお店や施設があるとか、自宅から比較的近く、いったん歩いて帰宅しても大丈夫そうな場所にあるお店を希望した方がいいでしょう(お店はネット連絡の場合、自宅近くから地図で探すことができます)。

それこそ小一時間で電話連絡をもらい、自転車を取りに行ってきましたが、そこでは一応こちらの住所氏名および署名をする書類に記入し、先ほど説明を受けた内容が記載されているメーカー発行の書類をいただきました。新しいロック状態を表示するケースが破損するような事があったとしてもロック機能自体に影響はないものの、部品が壊れるほどのショックを受けたことには変わりないので、近くの自転車店で点検をする必要があることも書類には書かれていました。

また、自転車のロックに関する全ての部品を交換したため、今まで使っていた自転車の鍵も新しくなりました。新しい鍵は予備も含めて3つですが、いつもつかっていない予備の鍵として今まで用意していたスペアは、とっとと処分しておかないと間違って使おうとしてもロック解除はされないのですから、よほどの鍵マニアでなければとっておかないほうが良いでしょう(^^)。

私の場合、元々ロックシステムはスムーズに動いていたので、そこまでの変化は感じませんが、以前のシステムでは走行中に「ハンドルロック」と「後輪ロック」が急に起きる可能性もあったので、自転車に乗っていての怪我の危険性は減ったと思われます。たまにしか乗らない自転車であっても、リコール対象であればできるうちに部品交換をした方が良いですし、もし人に譲るような場合の事を考えても対応は早めにやっておくことをおすすめします。


思いがけないトラブルの連鎖に事前準備の必要性を感じる

何事もめぐり合わせの悪い日というものはあるもので、私にとっては昨日がそんな日でした。朝イチで自転車で出掛ける近場での用事があり、万全にしようと後輪のタイヤの空気を入れようとしたらちょっとした悲劇が。タイヤのバルブの虫ゴムがもはや限界に来ていたようで、いくら空気を入れてもすぐに逆流し、もはや後輪に空気が入らない状態になってしまったのでした。

さすがに虫ゴムの用意が瞬時にできているということはないので、仕方なく家族の自転車を借りて用事を済ませたのですが、今回のトラブルはパンクではないため、新たに虫ゴムを買ってきて付ければいいのですが、交換をするにも手間がかかるため、私が虫ゴムの代わりに使っているのが、100円ショップのダイソーで売っている「自転車用スーパーバルブセット」なのですが、長く使ったためか今回とうとう寿命が来てしまったようです。

ちなみに、このセットはダイソーで100円+税で購入できるのですが、Amazonのマーケットプレイスではプレミア価格が付いて売られているくらい、100円ショップの品としては便利でダイソーで販売されている虫ゴムと比べても10倍長持ちという事で、この製品の存在を知った時からは今乗っている自転車のバルブをこれに代えており、近くのダイソーでこのスーパーバルブセットを買ってくれば、翌日から問題なく自転車が使えるようになると思って近所のダイソーに行ったのですが、やはりその日は何をやってもだめなのか、近所のダイソーでは棚陳列はあったものの、ちょうどスーパーバルブセットだけが品切になってしまっていました(T_T)。

仕方がないので、近いところから同じダイソーを回ったのですが、二軒目ではお店に取扱い自体がなかったので(お店によって取り扱っていないところもあるようです)、すぐさま次のお店へ出掛け、何とかスーパーバルブセットをげっとすることができました。

このバルブセットは2本で100円なので、またもし同じようなトラブルが起こった場合にはすぐに交換できるように、自転車の籠の下の方に忍ばせることにしました。まさかこのスーパーバルブをねらってそれだけ盗られるとは思えませんし、何より今回のようなトラブルが起こった場合、空気入れをどこかから調達できたとしても(大きなショッピングモールの駐輪場には誰でも使える空気入れがあったりします)、それだけではどうにもならないので、部品を交換するだけで面倒な作業が必要ないこのスーパーバルブを用意しておくことはいざという時に泣かずに済むような気がします。

今回紹介したスーパーバルブセットはママチャリなどの普通に利用される自転車が使っている英式のばるぶになります。定期的に虫ゴムの劣化をチェックするより、スーパーバルブでも空気が入らなくなったら、もはや寿命だと考え、すぐに交換できるようにストックを用意しておくのがいいと思いますね。それから、日々乗りっ放しになっていると、自然と空気が抜けていてもそのまま乗ってしまうような事もあるでしょう。しかしその行為はタイヤ自体を痛めますので、運行前の空気チェックだけはしっかりとやっておきましょう。もっとも、私の場合はそれが仇となったわけですが(^^;)、それでもトラブルがいつ発生してもおかしくない状況だったのは確かです。特に毎日の通勤や通学に自転車を使っていて、もし自転車が使えない場合の代替手段を考えていない場合には、一通りの定期的な点検は必要です。私のようにならないように、十分気を付けて下さい。


やはり自転車運転は恐いので

私の住んでいる静岡市の街というのは急な坂というものが市街地移動する場合にはそうはないので、通勤通学には自転車が多いという傾向があります。かくいう私も学生の頃には自転車で15キロくらいの道のりを通学してしましたし、現在もいわゆるママチャリとスポーツタイプの自転車を持って状況によって利用を分けています。

昨日は雨から一転ものすごい勢いで晴れて風もほとんどなかったのでまさに自転車日和というような天気なので、日が暮れる前にちょっと自転車で出掛けてきたのですが、久し振りに自転車に乗っていて恐い思いをしました。

大きな交差点を渡って細い路地に入ったところ、一方通行で正面に普通車のトラックが停まっていたのですが、その近くにどう見てもそのトラックを運転していそうな男性がいたのですが、もしかしたらこのトラックは赤信号で停まっているところで、信号が青に変わるとともに運転席に戻るのかなと思いながら運転していたのですが、まさかこちらが直進してくるのは見てから動くと思っていたのですが、こちらを全く見ずに道路を渡ってトラックに乗り込もうとしたので、思わず急ブレーキをかけたものの危うくその男性とぶつかってしまうところでした。

こうした状況については、当然相手の言い分もあるので、こちらに全く過失がなく終わるということは考えられず、こちらに怪我がなく相手に怪我をさせてしまったとしたら、賠償請求の責任が生じるとともに、医者へ付き添ったりなど時間まで取られてしまうことになります。

実際、車での事故を経験していると自転車で人に怪我をさせてしまった後にどうすればいいかということはだいたいわかりますが、今まで自転車の保険を付けて自転車に乗っている人というのは少なく、学生などで専用の保険を付けていても、ごく簡単なもので自動車保険のように保険会社に連絡して任せるというわけにいかないケースが少なかったりします。

私の場合は、今入っている自動車保険の追加補償として示談交渉付きの個人賠償責任保険というものに入っているので、自転車で事故を起こした時だけでなく、個人で何か粗相をしてしまって損害賠償の請求を受けるような事態に遭遇した場合(例えば旅先のショーウィンドウで売り物を壊してしまったなど)にも対象になります。その場合も電話をして対応してもらえるのでその点は安心しているのですが、今回は本当にすれすれのところで衝突を回避したに過ぎないので、自転車でも目の前で動く人には十分に注意するとともにその後の動向を予測しながら安全運転を心掛けたいと思っています。

最近のニュースではセブン-イレブンのマルチコピー端末から自転車に乗っての怪我と示談交渉付きの個人賠償責任保険がセットになった自転車向けプランの保険(1年契約)が個人だと約4千円、家族では七千円強で加入できるようになっているようです。他にもそうした保険はありますが、特に保険会社による「示談交渉サービス」が付いているかかどうかで値段が違ってきますので、もし自動車保険に入っていない場合にはそうした自転車向けの保険を検討し、できれば入っておいた方が自分だけでなく家族のためにも安心だと思います。

ただし、実際に事故を起こしてしまったら保険により十分な補償ができると言っても、その場から逃げずに相手に怪我をさせてしまったら安全な場所に移動し、保険会社から相手や医療機関への連絡を頼むなど、後から対応が悪いと言われないようにきちんとした対応をこなすことも大事です。


自転車で楽しむ三保の松原周辺(2)

三保の松原へはサイクリングロードから幹線道路に出て、さらにその道路を渡って行きます。三保の松原に行く前に、その手前の御穂神社にお参りした後で向かうことにしました。

環境保護のため観光バスが近くの駐車場に置けなくなったため、バスを降りて三保の松原へ向かうバスツアーの観光客を横目で見ながら三保の松原入口までたどり着きました。

自転車の駐輪スペースは入口のすぐ前にあり、ここに自転車を停めます。そうして人でごったがえす中、松原まで付きました。

これが新しく「羽衣の松」と認定された松です。恐らく知らないと素通りしてしまうような場所にありまして、かなりの人が出ているのにこの松には人は集まっていないという有様です(^^;)。わからない場合は地元の人や観光案内でしっかり確認してから行くのがいいでしょう。残念ながら富士山は雲に隠れて見ることはできませんでしたが、季節的には春から夏は良くなく、冬の季節の方がおすすめです。

ここまで、全くのノープランで走ってきたのですが、ふと静岡市の観光協会が行なっている自転車優遇の措置が行なわれていることを思い出しました。三保周辺と清水方面を結ぶ交通機関として、今も運行されているのがいわゆる連絡線である水上バスです。水上バスには安く自転車も乗せられるという話を聞いていたので、観光案内所へ行き詳しいことを聞きました。

三保の松原から三保海水浴場方面に水上バスの桟橋があり、そこから自転車を載せられる水上バスが来ます。実は主に午前中に走っている「三保羽衣ライン ちゃり三保号Ⅱ」に乗れれば200円で人も自転車も三保から江尻(清水駅方面)、日の出(エスパルスドリームプラザ方面)まで行けたのですが、時間の関係で水上バス通常料金の400円かかることがわかりました。詳しい内容については以下のリンク先をご覧ください。

http://www.dream-ferry.co.jp/waterbus/enjoy/index.html

とりあえず私は清水港線跡の自転車道に戻り、旧三保駅の広場にやってきました。津波避難用の施設が完備されていますが、駅の施設があるところは草が生い茂り、まるで時が止まったようです。ここでは駅のホームが残っています。

さらに、正面にはディーゼル機関車が展示されていますが傷みが激しいのが気になりました。貨物船としてこの先の工場まで線路が引かれてあったようでした。ここからは自転車道はありませんが、観光案内所でもらったマップを参考にしてさらに三保の先端を目指すことにしました。(つづく)