現在乗っている車は、初年度登録をしてから13年以上超過したガソリン車ですが、改めてハイブリッド車や電気自動車・水素自動車に乗り換えるつもりはありません。もっとも、車にそれだけ出費できるだけの余裕もないのですが(笑)、それでも普通に考えると現在の車に乗り続けるのと、例えば電気自動車に乗り替えることで新たに生まれるメリットを比べても、そこまでのメリットは見出すことはできない(あくまで個人的な感想ですが)と今も思っています。
確かに技術の進歩で世の中はどんどん便利になっていき、画期的なハードも続々誕生しています。しかし、どんな素晴らしい技術でも、それを普通の人が普通に使えるくらいに製品の価格が安くなり、普通に使えるくらいにならないととも思えます。
現在、車の他に揃えてきたのは最近だと各種ポータブル電源とソーラーパネルなのですが、今売られているポータブル電源は以前売られていたものと比べても発火の危険は減少していますし、繰り返しの充電をしても使い続けられる回数も3~4000回充電しても7~80%容量が残ると言われているリン酸鉄リチウムイオン電池を使っているので、価格がセールで安くなった時期を狙って買い足しても、全体としての蓄電量を上げることができるので、新品で良さそうなものが出てもすぐには飛び付かず、ある程度値がこなれるのを待ってタイミングが合えば買うという形になっています。
また、自宅で発電するためのソーラーパネルについては、色々なものを試してみて、何とか自宅の窓にぎりぎり設置できる組合せのものを常用するようになり、自宅用としてこれ以上買い足すことはないと思っています。ただソーラーパネルについては、先日紹介したように容量128WhのBluetti AORA10を常にバッグの中に入れて持ち出すことにしたので、それに合わせたモバイル利用に特化したソーラーパネルがあればと思っているのですが、なかなかそういうものはありません。
実はそうした用途で一番合っていると思われるソーラーパネルを私は持っています。以前同じBluettiのセールで買ったAC50Bに付いていた折りたたみ60Wのソーラーパネルが一番小さくなり、それなりに晴れの日には発電するので、大き目のバックパックであれば、AORA10とセットで持ち出すことは問題なくできるのですが、今持ち出しているバックパックは一回り小さなサイズなので、残念ながらポータブル電源に見合ったソーラーパネルを同時に持ち出すことはできなくなっています。
ただ、将来に向けての希望はあります。以前から「次世代のソーラーパネル」とさんざん紹介されてきた「ペロブスカイト太陽電池」というシート状のソーラーパネルなのですが、いっこうに製品化されないのが残念でなりません。
もし、この技術が実用化されると、賞状や画用紙を持ち運ぶための筒の中にソーラーパネルを入れて、バックパックのペットボトルが入るサイドポケットに入れて持ち運ぶことはできるだろうと思います。この場合、パネルがシート状なのでほとんどパネル自体の重さを感じることなく、いざという時には60~100Wくらいのパネルでも持ち運べるのではないかと思います。
現在、それらしき製品について調べたらシート状の太陽電池というものは存在するもののサイズが小さく(15W出力くらい)、それがペロブスカイト太陽電池だったとしても、まだ今の折りたたみ式のソーラーパネルくらい安くもなっていません。
シート状のペロブスカイト太陽電池は耐久性の問題があったり、逆に軽すぎることから台風や突風・竜巻が起こった時にすぐ飛んでいってしまうという問題もあります。非常用に持ち運ぶだけならそれらの点について目をつぶることもできるかも知れませんが、もし製品として出てきたとしても従来のパネルと比べて高額になっている可能性もあるので、早いところ製品として世の中に出し、多くの人にその魅力を訴え、その結果として価格が下がるようになって欲しいと思っています。
今のソーラーパネルは曇ったり雨になったりすると極端に出力が落ち、今の梅雨入り後の利用についてはほぼ考えられないのですが、ペロブスカイト太陽電池は今のシリコンよりも曇りや雨でも出力を出すことができ、室内の明かりからでもわずかながら発電できるという話もあるので、大規模な発電施設だけでなく、個人のベランダ発電やモバイル発電で使う場合でもそれなりの発電がしやすくなるのではないかとも思われるので、早く今のポータブル電源と接続できるような製品が出て欲しいというのが正直なところです。
実際のところ、そうしたものが市場に出てくるまで待つしかないところがあります。ソーラー発電関連のものも車にしても、あせって高い価格で新しい技術を先に楽しむというのも一つの方法だとは思いますが、こちらとしては焦らずに今の安いものを使いつつ、徐々に新しい技術を使ったものを導入していくような形で進んでいければと思っています。



