カテゴリー別アーカイブ: 車中泊実践編

東京にパーク&ライド&車中泊 その4 都市部では大きなトイレ問題

車中泊では比較的良く寝られたと言うものの、知らないうちにシュラフから出てしまったようで、早朝に寒さを感じて目を覚ましてしまいました。時刻は午前5時を回ったところでしたが、ここで二度寝をした場合、大変なことになるかな? と思ったのがトイレの問題です。基本的に地方の高速道路、道の駅や公園など、車中泊をする場所を決める際には24時間使えるトイレがある場所を優先するというのが一つの車中泊をする方の考え方であるということは十分理解しています。

しかし、今回の場合は普通の車中泊とはちょっと違い、まずは東京方面に近く、さらに安く24時間定額でしかも安く停められる駐車場がある場所という事を第一に場所の選定をして決めたのが小田原で、そして今回の場合は特に料金が安いという理由で駐車場を決めてしまったので、今回は必ずしもトイレが近くにあるということを基準には決められませんでした。このように、トイレの確認が後回しになってしまったことは車中泊をする際のセオリーから外れていると思われる方もいるかもしれませんが、常に外に出られないような状況を考えて車内での生理現象に対応する考えを持って車中泊をしている方もいると思いますので、どちらにしても緊急時の対応を考えておくことは大切だということです。

具体的には、災害用としても役立つ携帯トイレやポータブルトイレを用意してあるのなら、車中泊の旅でも積極的に使っていこうという考え方です。というのも、携帯トイレの薬剤や、ポータブルトイレの消臭剤にも使用期限があり、あまり長い間そのままの状態で置いておくと、いざという時に本来の性能を発揮できないというある意味最悪の状況になってしまう可能性があります。それなら、災害時のシミュレーションとして積極的に携帯トイレやポータブルトイレを使うということも考えておくべきでしょう。

ただ、今回車中泊したのはあくまで閑静な住宅街のある場所なので、今まで全くその種のものを使ったことがないとすると、初回のシミュレーションをある意味本番に近い状況で行なうことに不安を感じることもあるでしょう。実のところ私もそこまで考えた上で出て来たわけではなかったので、乗用車の狭い車内でポータブルトイレを設置するには荷物の入れ替えをするなどかなり苦労することが予想されました。幸い当日はそこまで切羽詰まることはなかったのですが、もしそのような事に見舞われたとしたら携帯トイレよりも紙おむつで処理をする方がまだ現実的ですし、我慢できるなら近くのトイレまで出向いた方がいい事は言うまでもありません。

ちなみに、朝起きた後にもしもの事を考えつつスマホのマップアプリで周辺のトイレについて探そうと思ったのですが、深夜や早朝でも使えそうな公衆トイレの情報というものはなかなか見付けることができませんでした。地の利がある地元ならば、いわゆる公園にあるトイレの場所はわかっているのでスムーズに行くことはできますが、ほとんど土地勘のない小田原の住宅街を歩きでも車でもウロウロしてしまうのはスマートではありません。土地勘のない場所でトイレを探す場合は、やはりコンビニを探すのがスマホの地図アプリでも簡単に調べられることからおすすめの対策ではないかと思えます。

これは、駐車場から車を出した後に国道を走っていて思ったのですが、特に深夜から早朝にかけての時間にはドライブイン的な利用も想定されるようなコンビニにはちゃんとトイレマークが入った看板が設置されていることもあります。コンビニによっては保安上の理由でトイレを貸してくれない場合もありますので、このような表示を頼りにコンビニに入る方がいいだろうと思います。

今回の旅では、最初に書いたように飲み会とともに神奈川県内の鎌倉近辺にあるお店に荷物を取りに行くというミッションもあり、そのお店は午前9時開店だという話は聞いていましたので、トイレの他に朝食をいただきつつ時間調整をする必要性も感じていたことで、少し予定より早かったものの、目的地のお店へ行く前に時間を潰せる施設に立ち寄ることにしました。それが、東名高速道路の海老名サービスエリアを一般道から利用できる「ぷらっとパーク」という施設です。海老名のぷらっとパークは今まで私が利用してきた場所とは少々違う状況がありましたので、次回はその事について細かく紹介させていただこうかと思っています。


東京にパーク&ライド&車中泊 その3 きちんと出発駅に戻る大切さ

今回の飲み会は前回紹介しましたように、週末の午後から開始され、他の参加者の事も考えて夜と言っても8時~9時には終了するような感じで行なわれました。そうは言っても東京から飲み会に参加する人もいますし、その人達と一緒に4次会・5次会までなだれ込み深夜まで飲むというパターンもあるでしょう。

ただそんな状況が予想される場合はそもそも途中まで車で行くことが間違いで(^^;)、会場から終電がなくなってもタクシーでたどり着けるような場所にホテルを取るような感じで考えた方がいいでしょう。あくまで車中泊との組み合わせというのは、都市部でそんなにヘビーに飲まない場合を想定しています。ただヘビーに飲む場合では、地方での飲み会の場合はそもそも始発を待つことのできるお店(ホテルやネットカフェだけでなく飲み屋さんなども含む)もないような場所での行動を助けるという意味で、やる価値はあると思いますが。

今回の場合、一部の人で3次会に行った人もいたかも知れませんが、おおむね2次会で終了し、解散したのは午後8時くらいでした。ただ、そこから車が停めてある小田原まで戻るには、先に購入していた小田急の株主乗車回数券を使うことを考えると、最初から帰る時間を逆算してからペースを考えて飲むのがいいと思います。飲み会は土曜日だったので、小田急の2018年4月現在のダイヤをまずは紹介します。

・新宿発23時42分発 快速急行 小田原着25時06分(小田原までの最終電車)
・新宿発23時13分発 急行 小田原着24時48分
・新宿発23時01分発 快速急行 小田原着24時29分
・新宿発22時41分発 快速急行 小田原着24時07分
・新宿発22時21分発 快速急行 小田原着23時52分
・新宿発22時01分発 快速急行 小田原着23時29分
・新宿発21時41分発 快速急行 小田原着23時09分
・新宿発21時21分発 快速急行 小田原着22時54分
・新宿発21時03分発 急行 小田原着22時42分
・新宿発21時00分発 特急ホームウェイ13号 小田原着22時18分

少し長い引用になりましたが、今回乗った電車は下から2番目の新宿発21時03分発で小田原に23時より前に到着する急行でした。今になって思うと、飲み会終了後にダラダラせずにその前の特急に乗れればずっと座って行け、もし体調が悪くなってもトイレが付いていますので急行のように途中で降りなくても大丈夫なのも心強いです。

今回は小田原までの最終電車だけを調べて、もし23時くらいまで話が伸びても大丈夫だくらいのことしか考えていなかったのですが、行きにはロマンスカーでかなり楽をしたことがあるので、できれば帰りも特急型車両で小田原まで行けるぎりぎりの時間を把握しておけば良かったと思えました。というのも、ぎりぎりの時刻で急行に乗った時には席は埋まっていて、本厚木辺りまでの一時間あまりは全く座れずに体力を消耗してしまいました。今から思うともう少しスマートに帰りの電車も決めておけば、それほど居残りをしたくないような場合には先に帰るためのいい口実になりますし、ここまで調べておいて状況によってさらに早く戻り、小田原で少しお茶や軽食を取りつつインターバルの時間も作れます。

ちなみに、小田原駅前には飲み屋さん以外にはファミリーレストランの「夢庵」がありますが、営業時間は24時までなので、多少お店でゆっくりするなら最終の特急に乗って小田原着を目指したいところです。

行きと違って帰りの駐車場への道は、商店街を通っていると飲み屋か女の人のいるお店の客引きの人がそれなりにたむろしており(^^;)、私はその商店街にあるコンビニに寄りたかったので、そのまま通り抜けましたが、そんな雰囲気が苦手な方は、昼間と夜の様子が全く違ってくるというのが全国どこでもあると思いますので、駅へ出向く時にそうしたお店の情報は自分でチェックしておいて、苦手ならその道を避けるルートを通って帰るなど、ちょっとした工夫が必要になるかも知れません。

そうして何とか無事に帰ってきた私は、すでに寝るためのセッティングをしてある車にのぞき見防止用のキャンプ用銀マットを切って作った窓型をはめ込み、マットとシュラフをコットにセットして、そのまま早めに就寝しました。お酒を飲んでいると体がほてってしまって最初はシュラフ単体を体に掛けるだけでも十分ですが、季節にもよりますがやはり日の出前はかなり冷え込みますので、シュラフより大き目の掛け布団の方が良かったかなという感じもしました。というのも、シュラフの中に入ってしまうと、かなり自分の体温でシュラフの中が熱くなってしまって無意識にシュラフを脱ぐようになってしまう可能性があります。真冬ではシュラフの方が暖かくていいと思いますが、春や秋の場合は車に載せられるならちょっと大きめの掛け布団をそのまま持って行くようにしようと思います。車内での就寝環境はコットを使ったため体が痛くなることもなく、さらに体全体を伸ばして寝られるためエコノミークラス症候群とは無縁でした。

その日は恐らく日付が変わる前には寝入ってしまったと思います。駐車場で寝るということも大丈夫かとも思いましたが、完成な住宅の回りだったせいか、夜中にうるさくなるようなこともなく早朝に起きるまでそこそこ熟睡できたと思います。いつもはもっと遅く寝ることが当り前になっていたことから、まさに日の出とともに翌日は起きるようなことになってしまいましたが、この旅の問題というのは車中泊で夜を明かした翌日にあることも今となってはわかりました。その事については次回紹介します。


東京にパーク&ライド&車中泊 その2 出発と注意したいこと

すでに全ての行程(一車中泊二日)はこなして無事に帰ってきたのですが、ここからは今回計画した内容と実際に行なってみて感じたことを併記しながら進めていきたいと思います。

今回の飲み会は、開店前のお店を貸し切って午後から夕方くらいまで一次会で、希望者が二次会三次会へと行くものですが、メンバーは割と全国から集まっているので、深夜まで続くようなものではありません。私よりさらに遠くから来ている人もいるので、解散は割とあっさりとして後ろ髪を引かれることはまずないという飲み会です。

ということで、午後開始という時間もあることから、小田原まで車で休憩を含めると2時間、さらに小田原から有楽町銀座付近まで3時間弱(小田急特急から地下鉄丸の内線経由)の計5時間くらいは計算して朝早めに出発することにしました。なお、車での予定時間を算出するにあたっては、スマホに入れたカーナビアプリの到着時間予定を参考にしています。

さて、だいたいの予定が決まったところで考えておきたい事の一番目としては、当り前のようですが前日は早めに床に就き、暴飲暴食を控えることです。飲み会でそれほど飲んでいなくても、いつも会わない人と久し振りに会うことで気分がハイになり、いつもと変わらない酒量でも体調を崩してしまう可能性があります。特に今回は帰りについては特急には乗れず、場合によってはずっと立ったまま2時間以上小田原に向けて電車に乗り続けなくてはならなくなります。もしその時に体調がおかしくなったら途中で電車を降りねばならず、もしそれが終電だったらと考えると、まずは体調を整えることが大事です。

そして、私の車は車中泊が利用できるようにするためには手間がかかるので、最初からコット(キャンプ用のベッド)を組んでいつでもすぐに寝床がセットできるように組んだコットを載せました。さらに寝る時はコットの上にマットを敷き、その上で寝袋に入るので、マットや寝袋も完全には畳まないですぐに寝られる準備をした上で出発することにしました。

車での行程は全く問題なく進み、最初のポイントである24時間定額の駐車場に停められるかということが心配でしたが、土曜日の午前9時過ぎぐらいに、目標にしていた駐車場に着いたところ、無事に駐車場の空きがありました。さらに、ネット上ではわかりませんでしたが、私が停めた駐車場の直ぐ側に大手のコインパーキングがあり、この駐車場も揃えたのか入庫後24時間まで500円という破格の料金で運営していました。コインパーキングについては土地オーナーの事情で急な閉鎖や料金の改定が行なわれたりしますので、細かい情報については実際に出掛けることになったら改めて調べてから行かれるのがいいかと思います。

車から降りて駅へと行くのに、前回も紹介した駅まで約1.2kmという事が気になる方もいるかも知れません。今回は晴れていたのでそれくらい歩いても気になりませんでしたが、大雨とかになってしまっては少々大変なところもあるかも知れません。人間の平均時速で考えると、1kmを歩くのに約12分ということなので、だいたい15分も歩けば駅に着く勘定になります。ただ、行きは体力的にも元気なのでそんなに問題なく歩けるわけですが、電車で往復し飲み会でも周辺をウロウロしている中でそのくらいの距離でも歩くのが大変に思われる方もいるかも知れません。私の場合は途中のコンビニで休憩しつつ買い物をしながら、何とか歩き切れる距離だと感じたので、もし次回こんな機会があった場合には今回利用した駐車場が同じくらいの料金で入庫から24時間定額であるうちは利用したいと思っています。

そんなこんなで小田原駅に着いたのは午前10時過ぎでした。新宿行きのロマンスカーは10時半過ぎにあったので、そこはしっかり指定席を確保して新宿に向かいました。今回の旅での最初のハプニングが起こりました。というのも家を出る時にしっかり充電してきたはずのタブレットの充電コードが外れていたようで、残量を見ると40%ほどしかありません。こんな時のためにモバイルバッテリーも持って来ているのですが、私の座った窓側の席にはコンセントが付いていたので、これも持ってきたミニサイズのUSB出力のアダプター経由でタブレットの充電ができたので事無きを得ました。

今回はあえて電車移動中にはパソコンを持ち出さず、乾電池駆動のポメラDM100でブログを書いていましたが、通常の運賃に890円を加えるだけで座席でコンセントが使えるのなら、よほど交通費を切り詰めなければならない状況でなければ、ロマンスカーを使った方がいい場合もあることが改めてわかりました。

ここまで、下準備と実際の行動の中でそれほど無理をしなくても計画したことが実行に移せることがわかりました。次回は飲み会から戻ってきてからのポイントを指摘させていただきたいと思います。


東京にパーク&ライド&車中泊 その1 この計画を実行したわけ

先日は東京銀座に集まって飲み会があり、当初静岡から参加するのに普通に電車で行って帰りは泊まって翌日帰りにするか、早めに最終の新幹線までねばるか、さらに深夜バスを使ってリーズナブルに当日帰りをするか考えていたのですが、ちょっとした頼まれ事をしたことで、計画の変更を余儀なくされることになってしまいました。

というのも、元々の飲み会の関係者以外の知り合いにその話をしたところ、東京方面にいくついでがあるなら、神奈川県にあるお店にある品物の加工を依頼しているので、お店の人には言っておくので取ってきてくれというのです。その品物は電車で運ぶには大きいので、それなら車でその品物を受け取って車に乗せたまま車を神奈川県内の一日固定料金の設定のある駐車場に停めれば、何とか両方の予定をこなして帰ってくることができます。お酒を飲まない決意をすれば静岡までとして考えていた終電の時刻はさらに遅くて済みますし、翌朝まで車の中で寝ながら酒を抜いて、ゆっくり帰ってくることも可能になります。

いろいろ考えた末、小田原までは車で行くことにし、その先は小田急で新宿まで行ってから東京方面へ行くことにしました。そう決めれば小田原から新宿までのきっぷは、駅で買うよりも小田急の株主乗車回数券のバラが金券ショップやネットオークションで安定して売られており、その回数券を2枚確保すれば、少なくとも東京から小田原までは帰ってこられます。私は金券ショップより安いネットオークションで購入しましたが、オークションの場合送料を入れても安ければ一枚あたり600円くらいで購入することも可能です。ただ、オークションの場合は落札した品物が届かず、旅行に間に合わないようなケースも考えられるため、過去の評価のいい人から早めに購入することをおすすめします。

そうして、現地までの交通手段が決まって、次に考えるのは駐車場をどこにするかです。今回の場合、静岡を早朝に出てだいたい小田原駅までは箱根を越えて2時間前後のドライブになります。そこでの駐車場は、小田原に戻ってすぐに運転できない場合には翌朝くらいまで駐車し続けることも考えられますので、入庫後24時間まで定額の駐車場に入れられるかどうかが鍵です。

ネットで調べたところ、小田原駅まで1.2kmくらいの住宅地の中で入庫後24時間まで500円というかなりリーズナブルな駐車場を発見しました。他に調べても、駅に近づくにつれて600円、900円という定額制の駐車場は複数あるので、「小田原まで車、小田原から東京は電車移動で小田原に戻った後は車内で仮眠」という今回の行程が見えてきました。

このパターンだと人によっては車の運転区間がストレスになる人もいるかもしれませんが、かなり込んでいる電車で座れないこともあると考えると行きの小田原~新宿間はロマンスカーを使えばかなり楽ができますし、私の場合はほとんどストレスを感じないまま楽しいドライブもでき、さらに新幹線を使うことを考えると交通費も相当節約できるということで、もうこの方法を使ってこれからは東京方面に行こうかとも思っているところです。

ちなみに、この文章は小田原から新宿へ向かうロマンスカーの中で書いていて、順調に旅はスタートしたことも合わせて報告させていただきます。パーク&ライドとさらに車中泊までからめたこの旅がどうなったかというのは、この後に続きとして紹介させていただければと思います。


目的地を港にすることで得られる普段味わえない出来事

これから、このカテゴリーでは今まで自分が出掛けた先で車中泊というシチュエーションに合いそうな感じの場所であったり、実際に車中泊の旅をしていて気付いた事などを紹介していく予定です。まず最初は、旅人の行きかう所へ行って、その旅気分だけでも味わってしまおうという目論見の元で出掛けたくなるターミナルの一つ、港についてです。

ターミナルといえは駅や空港などが思い浮かびますが、鉄道の一大ターミナルになるとまずは駐車場代も高いですし、行きかう人も旅をするというよりビジネスの出張という人がほとんどなら興ざめしてしまいます(^^;)。以前なら夜中に大きな駅へ行きつつ、長距離を走る寝台列車とそこにある旅人の様子などを感じるのも良かったのですが、今では寝台列車自体が廃止となるケースが多く、駅も夜中には閉鎖される事が多くなり、風情も何もあったものではありません。

空港についても、私の住んでいる静岡県には地方空港としては後発の富士山静岡空港があるのですが、最近は中国からの観光客をいかに誘致するかという事に運営会社がやっきになっているようで、車は無料で置ける駐車場があって出掛けるにはいいのですが、空港や飛行機を見に行くために出掛けるという事までは最近はしていません。

そんな中、先日たまたまテレビのニュースで、大型客船の「クリスタル・セレニティ」が静岡県の清水港に入っていて、その日の午後9時に出港し、その際に花火を上げてお見送りするということだったので、夕食を食べ終えグダグダテレビを見ながら一日が終わってしまうのも何だと思って出掛けて来ました。

清水港のターミナルは普段は清水から西伊豆の土肥まで定期便のフェリーが運行しているのですが、出港の一時間前くらいに着いたところ、手前にあるビルよりも高い客船が停泊しているのが見えました。

連水港1

すでにお見送りのイベントは始まっていて、地元の人の踊りや吹奏楽の演奏、シャボン玉を使ったパフォーマンスもあり、ちょっとした出店も出ていたりしてなかなかの盛況でした。改めてその客船の大きさのものすごさに圧倒されているうちにも出港の時間が迫ります。

清水港2

船が岸壁を離れたとともに小じんまりとした中にも花火が上がり、その音に気付いたからでしょうか客室で休んでいたと思われる乗船客が私たちの方まで出てきて手を振ってくれています。吹奏楽の演奏が続く中、こちらもその音に合わせるようにして手を振り、港を離れゆく大型客船を見送ったのですが、別に自分が旅に出ているわけではないのに、何かもの悲しい気分になったりしてしまうのですね。

私自身、仕事の関係もあって週末に少し泊り掛けで出掛けることはできても、少なくとも一週間以上か、それ以上の時間を船の上で過ごすような旅に出ることすら今まで想像できていませんでした。しかし、こうして大型客船が目の前にあり、誰かもわからない人を見送る行為の中で、こんな旅もいずれはしてみたいなという想いもこみ上げてきました。

今回紹介したのは単なる港での見送りだけなのですが、清水港のフェリー乗り場からすぐには商業施設や映画館が併設している「エスパルスドリームプラザ」があり、さらに生きのいい魚を食べさせてくれる市場と食堂「河岸の市」もあります。さらに今回車を停めた県営の駐車場「清水マリンパーキング」は、0時から24時までの駐車料金の上限が300円なので、日をまたいで駐車し続けると割高になりますが、車中泊の場所は別に決めた中で夜中まで十分に清水港を満喫できるようになっています。

海のない所にお住まいの方が、こうした大型客船の発着する港へ行けば、さらなる未知の体験ができるかも知れません。お近くの港についてはホームページでイベント情報や駐車場情報などを仕入れて出掛ければ、かなり楽しめるでしょう。目的地にする港のイベントや大型客船の就航情報についても、興味がありましたらそれぞれの港のホームページを調べてみて下さい。


荷物のつめ方について

ここのところ、ちょこちょこと車の中に入れておくものをいじっているのですが、改めて何をどこにしまっておくかということについてちゃんとしておかないとまずいなあと感じることがあります。

いくら便利な道具であっても、それがどこに仕舞ったか忘れてしまったり、荷物の奥深くに入ってしまっていていざという時に使えないというのでは困ります。かくいう私も最初に荷物を積み込んだときは、必要なものが全ての荷物を出さないと取りだせない床下に入れておいたことがあってひどく後悔しました(^^;)。

車中泊のために用意するものというのは、だいたいの種類で分けるとこのような感じになるのではないでしょうか。

・家電、携帯電話、パソコンなど機械物系
・寝床作りや毛布、シュラフなどの寝具系
・調理器具系
・水筒、カップ、歯磨きセットなどの日用品系
・食料およびミネラルウォーターなどの食品系
・薬、工具などの非常用具系

だいたいこんな感じですが、車中泊の旅においてどんなものを使うかということは数多く出掛けているうちにだんだんわかってくることだろうかと思います。ただ、非常用具を出す頻度はそれほど多くはありませんし、寝具は寝るときに使うだけなので移動中にはほとんど出番はないでしょう。キャンプ場を使わない旅ならばそもそも調理器具を使う事もないので、旅の中で全く使われない可能性も出てきます。

私の場合はとりあえず、水筒やカップ類、歯磨きを含めたお風呂セットはすぐ出る場所に置いておき、クーラーボックスもすぐに開くような形でセッティングしています。使わないものをどこにまとめられるかによって、旅先での快適度がアップすることは間違いありませんので、改めてご自身の荷物のセッティングについて考えてみるのもいいかも知れませんね。


ワゴンR内部の目隠しを作る

この週末は、新しいワゴンRに荷物を積み込むとともに、車中泊を快適にするために欠かせない外から中で何をしているかわからないような目隠しを作っていました。カー用品店や車中泊のためのグッズを作っているショップでは、すでに車種によってきちんとカスタマイズされたカーテンを売っているところもありますが、それだけのお金もないのですべてキャンプ用の銀マットで自作します。

幸いにして前の車で作ったものがあったので、前の左右ガラスをのぞいては以前作っておいたものをリサイズするだけでぴったりとはまるものが作れました。前の部分については180センチの銀マットを追加購入し、それを半分に切ってからぴったりとはまるように微調整していきます。私のやり方だと、まず上下をぴったりと合わせてから周辺を切っていくのですが、真四角なガラスではないため、一気に切りすぎてしまうと、せっかく買った銀マットをみすみすゴミにしてしまうので慎重に作業しましょう。何とかそれなりに仕上がった写真は以下の通りです。

フロントガラスはサンシェードで代用していますが、小さいスペースも入れると、銀マットは前と後ろでそれぞれ4枚ずつ、計8枚必要になります。カーテンと違ってまとめてもそれなりの大きさになるので、改めて何を載せておくかということも考えていかないとならないでしょう。ただ、これではまだ完全ではありません。後ろの目隠しは、以前のワゴンRでは、ブレーキランプの部分にござを差し込むことで対処していましたが、ブレーキランプの取り付け方が変わってしまったため、このままでは後ろの目隠しができません。しかし、以下の写真のように何とか同じござを設置することができました。

最初は磁石でくっつけようかとも思ったのですが、私が持っているござは巻いて収納する場合の紐が先端についていましたので、これを活用しようと思い、後部の中央上にあるブレーキランプを固定するためのビスをちょっとゆるめて、紐が結べるように紙の荷紐をかませることにしました。これだと車本体を傷めることもありませんし、現状復帰も容易です。写真のようにござを紐に結びつけることで固定しているだけです。

でもまあこれで、何とか外からの視線を気にすることなく車内で活動できるようになりました。元々持っているものや、自宅にあるものを使って作業しただけで、不足していた銀マットを買い足しただけです。ただこれも、窓が小さいワゴンRだからお手軽にできたのかも知れません。同じように軽自動車で車中泊を考えていらっしゃる方の参考になれば幸いです。


流星群を見よう!!

11月ももうすぐ終わりですが、下旬ごろとあるネットショップで1000グラムの羽毛が入ったダンロップのダウンシュラフが1万円弱で在庫処分されていると言う情報を聞きました。購入しようかどうしようかちょっと迷った結果、今あるものを重ねて利用すれば車の中なら大丈夫だろうと言うことで購入までには至りませんでしたが、在庫もなくなり手に入らないことがわかったら後悔の念が出てきてしまいました(^^;)。とりあえず同じショップの楽天モールで注文可能だったので注文をかけましたが、まず手に入る望みが薄いのが悲しいですね(;_;)。

件のシュラフには安いなりの理由があるのですが、マイナス20度まで対応するダウンシュラフということは、極寒の野外でもシュラフカバーを付ければある程度の時間耐えることは可能でしょう。となると、今回紹介する流星群の観測には実におあつらえむきではないかと思います。

車中泊の旅と流星観測というのは、実に合理的なやり方だと思います。流星は夜しか飛びませんし、観測が深夜に及ぶこともしばしばです。ある程度の観測をした後、すぐハンドルを握って帰宅するよりも、その場に留まり十分な休息を取り、日が出てから動き出す方が安全です。

これからの季節ですと、12月上旬から中旬ごろにかけて、ふたご座あたりから流れ星が飛ぶ「ふたご座流星群」が全国で見られます。年によって出現数は変わるものの、街灯など街の明かりの影響のない場所まで移動すれば、1分間に1個以上見られることが期待できます。出現数が多いものの中で他に有名なのは8月の「ペルセウス座流星群」がありますが、夏よりも冬のほうが天候が安定し、空気が澄んでいるので多くの流星を確認しやすくなります。

流星は放射状に四方八方に飛びますので、確実に多くの流星を見るのには、地面に寝ながら見るのが一番です。立ったままだと首を痛めてしまう危険性がありますので、長時間観測される場合には十分な準備をして観測したいものです。

観測といっても、空が開けた場所まで車で行き、適当な場所に寝る場所を確保するだけです。ただ、これからの時期、晴れて観測に好条件な気候になればなるほど冷え込んできますのでちゃんとした準備が不可欠です。地面にそのまま寝ると、冷気をそのまま受けてしまいますので、マット類を必ずひき、用意できるなら冬用のシュラフに入ります。長時間観測をする場合は夜露がシュラフに付かないようにシュラフカバーを用意した方が無難です。

ここまで書けばおわかりと思いますが、今回逃した冬用シュラフがあれば、ある程度着込んで中に入れば、冬の野外の観測でもそれなりに快適に過ごせたのですね(^^;)。車中泊の旅をしながら流星群の観測をしたいという方もおられるかも知れませんが、冬用のシュラフが用意できない場合、汚れてもいいような毛布を重ね着をした上に巻きながらカイロと併用することで寒さに対応するなど、もう一工夫が必要になってくるかも知れません。しかし、そうして苦労して見る星空や流星の姿は素晴らしいと思いますので、流星が一番よく飛ぶと予想される極大日(新聞やニュースなどで確認してみてください)に時間が取れる方は出掛けてみられてはいかがでしょうか。ただし、地域によっては目的地の周辺道路が凍結する可能性もありますので、車の足回りの準備もお忘れなく。


コンビニの利用の仕方について考える

車中泊の際の食生活はどうしても偏りがちになってしまいます。普段はそれほどでなくても、観光地へ行って名物があると食べたくなってしまうというのは仕方のないことなのかも知れません。肉や魚、炭水化物が中心の食事になると、どうしても野菜が不足してしまうのですが、個人的には繊維質のあるものをどうしても欲してしまいます。

サプリメントも日常的に使っていないので、そうしたものを便利に使っている方にとっては深く考えなくてもいいのかも知れませんが、できれば野菜を多く摂る事で、旅行中の体調管理につなげたいと思っています。

さしあたって保存のきく野菜成分ということで、各社から出ている野菜ジュースをある程度ストックしていますが、加工されたものだけに塩分が心配であったりもするので、野菜そのものを摂るための工夫が必要になってきます。最近ではスーパーでも、洗わずにそのまま食べられる野菜が袋入りで売られていますので、そうしたものをクーラーボックスに補給するのが一番よさそうですが、高速道路に乗ったままの移動ではそうした方法もなかなか取れません。サービスエリアの食堂を利用し、野菜が主体のメニューが食べられない場合、頼りになるのがコンビニにおいてあるサラダです。

写真のものは近所にたまたまあったローソンのものですが、コンビニ各社では105円という価格設定でサラダを置いてあるところが増えてきました。量的にはかなり少ないので、十分とは言えないまでも、それほどの金銭的負担がなく気軽に野菜が摂れるようになったのはいい傾向だと思います。ちなみに、旅先ではパッケージは店頭で処分できるよう食べる前にタッパーなどに移すことでゴミの増量を抑えることができます。

車での旅におけるコンビニの使い方というのは、冷蔵庫代わりに使える反面、全てをコンビニでまかなおうとすると結構高くついてしまう感じがします。全てをコンビニに頼らず、いざという時の利用のほか、今回紹介したサラダや、同じように小分けされて安価に販売している薬品類など、スーパーでは買えないものを見付けて買うのが面白いですね。先日紹介した無印良品のミニラーメンも系列のコンビニで売っていますし、タッチパネル式の情報端末を利用し、入場券や乗車券などの入手、クーポンの受取りなど、観光地をめぐるような場合はいろいろと役に立つでしょう。普段コンビニで買い物をする習慣がない方でも、旅先でのコンビニ攻略について傾向と対策を練っておけば、いざという時の頼りになるでしょう。