車中泊実践編」カテゴリーアーカイブ

車が山の中に入った時にもラジオから「インターネットラジオ」への切替が良いと思ったこと

先日ちょっと車で遠出したのですが、その際感じたのが、ちょっと山の中に入ると一般道の場合なかなかラジオ(AM)が受信できないということでした。私の車のアンテナの性能がそれほど良くないということもあるのかも知れませんが、雑音が入るということではなく、音量を上げても場所によって全く音が出なくなるほど入感しないようになってしまうのです。

これだと、定時のニュースを車の運転をしながら聞けなくなるばかりか、走行中には必要だと思われる周辺の交通情報についても入って来なくなるので、何とかならないかと思ったのですが、ふと良い方法を思い付きました。

先日は行程の一部で、車に固定したタブレットを使って動画配挙によるニュースを見ていたのですが、ラジオなら途切れ途切れになるケースでもほぼ問題なく動画を見ることができました。当然ながらラジオのAM波と携帯電話の電波というのは性質が違って、AMラジオは一つの送信所から出力されたものを広範囲エリアとして送り出すのに対し、携帯電話の電波は数多くの基地局を様々な場所に置くことによって、人口カバー率を上げていくということで、車がそれなりに通る場所であれば、まず途切れることなく通信を続けることができます。

そこで、帰りには地元のラジオ局のインターネットでの同時配信(Radiko)を使って、車内で安定してラジオからの情報を拾うことができました。さすがに本当に山の中に入ってしまった時や、古いトンネルで携帯電話の電波が中継されていないような場所では通信が切れて使えなくなってしまったことはありましたが、それ以外の野外では比較的安定して車内でラジオを聞き続けることができました。

ちなみに、私の場合ですが車内オーディオはスマホ対応になっていないので、しっかりと音を出すために外付けのBluetoothスピーカーとペアリングをさせています。最近の車では純正オーディオでもスマホと接続でき、車内スピーカーを使えるものもありますので、ラジオの入感がされないような場合は、積極的にRadikoとカーオーディオを接続して情報を入れることはやった方が良いと思います。

なお、交通情報を仕入れるためにインターネットラジオを聞く場合は、県をまたぐ際にはRadikoの場合は、スマホの位置情報で聞ける放送局が変わってくるので(無料会員の場合)、その都度変更をかける手間がかかりますが、NHKの提供する「らじる☆らじる」の場合、同時配信地域をアプリから「札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・松山・福岡」から選べるようになっています(デフォルトでは東京になっています)。大雑把でも交通情報を入れたい場合には走行中の地域に近いところに合わせて利用するのがおすすめです。地震情報が番組の途中に地域から流れることもありますので、面倒だとは思わず、聞く前に設定で地域の変更を行なった上で利用することを心掛けましょう。

少しの保冷剤追加で保冷時間をアップさせることができた状況報告と今後へのさらなる展望

先日、効率よく保冷剤を入れたクーラーボックスでの保冷時間を伸ばすための一つのチャレンジを行ないました。前のブログを読んでいる方からすると繰り返しになってしまいますが、まずは今までの状況だけ簡単に説明させていただきます。

チャレンジ前にはミニ冷蔵庫に入れて凍らせられる量ということで、500gの普通タイプの保冷剤を4つずつローテーションさせて底面のみ真空パネルを搭載した20Lのクーラーボックスに入れて温度を計っていました。ただ、クーラーボックスの中には入れ替える保冷剤とは別に、3つの保冷剤を入れっぱなしにしてあります。というのも、その3つの保冷剤は、普通の保冷剤ではなく、6℃になると中が凍るような特殊なポリマーを使用している「冷気まもるくん」という保冷剤で、この保冷剤を使うことで、多量の保冷剤をクーラーボックスの中に入れていても、常にクーラーボックス内の温度を低温に保っていれば、ずっと凍ったままになっているので、交換の必要がないのです。その保冷剤の容量は一個550gが3個なので、全ての保冷剤の量で言うと、合計7個で3,650gになります。

これで、入れ替えた直後は1℃台までクーラーボックス内の温度は下がり、この量だとだいたい14~15時間くらいは5℃未満をキープしてくれます。この文章を書いているのは12月で、部屋の温度は20℃ちょっとというところを差し引いても、底面だけでも真空パネルであるクーラーボックスの底力はすごいと正直思います。しかも、500gの保冷剤はダイソーに置いてあったもので一個110円で買えるので、ローテーション用に8個買っても880円と格安です。ただ、夏のシーズンになると一気に在庫がどのお店からも無くなるので、今の時期がまとめ買いのチャンスです。

今回は、トータルの保冷剤の容量がちょっと中途半端なので、同じくダイソーで売っているサイズ違いの保冷剤350gを追加購入して、トータル4000gの保冷剤を使って同じように5℃未満まで保冷できる時間を計ってみました。350gのものも、500gのものと同じ110円なので、買うなら500gの方を増やした方が良いのでは? ということもあるのですが、ミニ冷蔵庫にまとめて入れる場合に、やはり窮屈になってしまいますし、クーラーボックスに並べる場合にも本来冷やすべきものが入らなくなってしまっては本末転倒なので、今回は小さな保冷剤一つでどのくらい保冷力が伸びるかということで試してみたのです。

実験は前日の夜19時30分に保冷剤を入れ替え、翌日の夕方近くなった15時30分に室内に置いたBluetooth温度計の数値を見ると、おおよそ4.9℃になっていたので、この時点でまた保冷剤を入れ替えました。時間にして20時間5℃未満をキープしていたということになります。この20時間という時間は、保冷剤4個で6℃未満をキープできる時間とほぼ同じで、5℃未満をキープできたのは14~15時間といったところでした。場所や季節で当然違いは出てきますが、たった350gの保冷剤の追加で、今回の実験ではおよそ5時間も5℃未満をキープできたということになります。5℃未満の状態で保冷剤の交換を行なうことによって、保冷剤を凍らせているミニ冷蔵庫内の温度は設定の−20℃をキープできているのも、私がこの温度にこだわっている理由です。6℃未満の状態で保冷剤を交換すると、ミニ冷蔵庫の庫内温度が上がり、一時は−4~7℃くらいまで上昇してしまうこともあるので、効率的に保冷剤を凍らせるためにも、交換時の保冷剤の溶け具合にも気を使いたいと思っているのです。

ちなみに、クーラーボックスは必要時以外は全く開けず、温度もBluetooth温度計で計っているので、クーラーボックスを閉めたままで測定ができています(測定結果はスマホのアプリで見られるのです)。夏は部屋の温度も上がりますし、冷やすものが多くなればその分保冷剤への負担も大きくなるので、当然5℃をキープできる時間も短くなってしまうとは思いますが、逆にどういく使い方をすればクーラーボックス内の温度を上昇させないかということもわかりますし、毎日こまめに保冷剤の入れ替えを行なえば、日常生活の中でもサブ冷蔵庫としてクーラーボックスを活用できそうです。

今後は、状況の厳しい夏でもこのくらいの保冷時間を確保するためには、今のものよりもさらに保冷効果が高いクーラーボックスを用意することも考えています。というか、同じ容量で高性能なクーラーボックスを増やせば、2台を同時に使いながら保冷剤を時間差(性能差の違いが保冷時間の違いになるので)で交換することも可能なので、ミニ冷蔵庫の電気代はそのまま(稼働時でも30W未満)で容量upでき、災害時やキャンプ・車中泊でも実用になると、私の使用目的と合っています。普段は一つのクーラーボックスを使いながら、いざという時に容量を倍にできるということにもなるので、すぐにではありませんが、冬のうちに新しいクーラーボックスを買おうと今は思っています。

流星群を見るためには意外とキャンプ用品が役に立つのでその点で揃えたいもの

昨日はふたご座流星群の極大日でした。天気の都合もありますが、冬は比較的天候が安定しているので、一年を通じて見やすい流星群の一つです。夏にはペルセウス座流星群が多く飛ぶことで有名ですが、どちらも一分間に1個ぐらいの割合で飛びますので、きちんとした準備をして出掛ければ、まず流星を見逃すことはないだろうと思います。

と、こんな事を書けるのも学生時代にサークルで見た経験があるからなのですが、学校に夜残って見るというのは環境的には最高でした。というのも、サークルの部室が二階建ての建物だったのですが、屋上にも上がれ、私たちの部室は2階にあったので、特別な用意をしなくてもいつでも即席の流星観望会(一応はデータを取ったりもしていたのでまるまる遊びではなかったのですが)を行なえました。

どういうことかというと、電気こたつを持って屋上に行き、そこから延長コードを部室まで伸ばせば、上着だけはちゃんと着るものの、寝ながら真上をずっと眺めていられ、さらにはきちんと東西南北の方向を担当して流星のチェックまでできるようになるのです。もし屋上に上がれるような住宅や集合住宅に住んでいる方であれば、最近のポータブル電源を使えば、電気こたつも連続稼働させることができますので、家族で暖かい状態を保ちながら夜空を見つつ、ついでに流星も見られるかも知れません。

残念ながらそうした環境がない方でも、キャンプ場では明かりもそう眩しくないと思いますので、キャンプ用具を使っての流星観測を行なうためにお出掛けするというのも悪くない休日の夜の楽しみ方ではないかと思います。特に流星を連続して見続ける場合には、立ったままや座って見ようとしても全天を見渡すことは難しく、無理に首を天に向け続けると確実に首を痛めてしまいますので、寝る体勢を作ることのできるキャンプ用品があればかなり観測が楽になります。特に冬の時期について、用意すべきものを挙げておきます。

まず、寝袋は必需品ですが、それに加えて、地面に直接寝転ぶようなことはしないで、コットの上に寝袋をセットしてそこで見るのが良いと思います。マットを地面に敷くような形でテント内で寝る方は多いと思いますが、寒さは地面からやってきますので、地面と身体との空間を作ることのできるコットは便利です。さらに湯たんぽを使い寝袋の中に入れておけば、寝袋の性能にもよりますが、特に足先が冷たくなってしまうことを防ぎます。

その時の寝袋の使い方は、テントの中ではなく野外でそのままという形になるので、オールシーズン物だと辛いかも知れません。ただ、車で色々と持っていけるなら、寝袋の上に毛布を掛けるとか、ポータブル電源を使って電気毛布を使うとか、冬キャンプの装備がそのまま流星観測に使えるということになります。理想は冬用の寝袋ですが、それでも風など吹くと寒いですから、寝袋に加えられるものを家の中で探して持っていくというのが良いと思います。また、温かい飲み物を真空断熱ボトルに入れて持ち出せば、体の中から暖かくなります。

年内の主な流星群はこれで終わりですが、来年の1月4日にはしぶんぎ座流星群の極大日が来ます。こちらはまだ正月休みという方も多いと思いますので、見るために出掛けやすくはなるでしょう。肝心の飛ぶ数は一時間あたり20~50と、今回のふたご座流星群と比べて少ないですが、すでにコットや寝袋を持っている方はチャレンジしてみても面白いかも知れません。

最近増えてきたセルフレジで溜まったポイントを消費する 全国で使えるポイントを貯める意義

今年になって、いわゆる「ポイ活」なるものをするようになり、買い物をする中でポイントカードを使ってポイントを貯めることは、なかなか侮れないという感じです。さらに最近は各種アプリをスマホに入れているので、財布の中をごそごそしなくても色んな種類のポイントが貯めやすくなっていると感じるところがあります。

メインで使っている楽天ポイントは毎月のガソリン代の支払いで一月に一回全て使ってしまってリセットされるのですが、その他のポイントというのはたくさんではありませんが、長期間かけて買い物をしているとそれなりに溜まっていくものです。

近所でよく利用している安いスーパー(非楽天ポイント)のポイントも結構溜まっているのですが、レシートを見ると、そのうち少なくないポイントが今年いっぱいで期限切れになることが最近わかりました。ただ、いつも使うお店はいつも混んでいるので、なかなかポイントを使った支払いをレジ打ち担当の方に言い出せないという事もありまして、どうしようかと思っていたのですが、昨日ようやく期限切れになる分のポイントを有効活用してきました。

それは同系列の別のお店が、最近セルフレジを増やしているという話を聞いていたので、そのセルフレジを使ってポイントを使うことにしました。このセルフレジは、エコバッグをレジの右側に掛けて、一つ一つレジに付いているセンサーを使って商品のバーコードを読み取り、読み取りが完了したものをエコバッグに詰め、最後に支払いになるのですが、その際に現金で払うのか、クレジットカード、電子マネーに加えてポイントで払うという選択肢があるので、今回は全てポイントを使って現金やクレジット残高を減らさずに支払いまで完了しました。

今回使ったのは全国にチェーン店を持つイオングループのポイントだったので、感染症の影響がなく、普通に旅行ができれば、旅先でちょっと訪れたショッピングモールでポイントを使うような事もありだと思います。最近はセルフレジも増えてきましたので、全国で使えるポイントを買い物をしながら貯めて、旅先でセルフレジを使い、飲み物やおかしなどをコンビニより割安な料金でポイントだけで買えれば、旅の費用の一部を節約し、食事の方に費用を投入することもできるでしょう。

ただ、同じ旅行でも車を使った旅というのは自分でポイントの使えるお店を探しながら進めるというメリットもあります。今回は旅先でポイントを使うことができなくて残念でしたが、改めて今後も買い物をしながらいざという時にごほうびのように使えるポイントを貯めることが旅のモチベーションになったりするので今後もまめに来たるべき時にそれなりに使える分のポイントを貯めようと思っています(^^)。

ネットカフェは終電後の利用だけでなく車中泊補助やテレビ視聴にも

埼玉県さいたま市の大宮地区(JR大宮駅前)にあるネットカフェで女性従業員を人質にして立てこもった事件は、コロナ後の状況にも影響が出るのではないかと思えるほど、大きな問題をはらんでいます。

私自身は、一応大手のネットカフェの登録会員になっており、フロアでの利用ではなく主に鍵のかかる個室で仮眠を取ることを目的に利用していたのですが、このネットカフェは都市部でこそ駅周辺にあって終電後の仮眠用に使うようなパターンがありますが、地方では立地的にそこまで駅前にないことが逆に有難かったりします。

どういうことかと言うと、車で長距離を移動する際に、車中泊ができる環境が常にあればいいのですが、同乗者がいるなど普通車では車中泊が厳しいような状況の中でとにかく手足を伸ばして仮眠が取れる施設として、ビジネスホテルより利用する価格が安く、室内のプライバシーが確保されており、さらに室内のコンセントで各種モバイル機器や家電の充電が可能で、フリードリンクやネット利用、有料での食事サービスが有る郊外型ネットカフェは、結構安心して利用できる施設だったのです。

最近のネットカフェは居抜きで出店しているところもあり、駐車場もそれなりのスペースがあります。さらにプライバシーが保てる鍵付きの個室が増えていることから、車の中に貴重品を置かずに、室内に貴重品を置いてシャワーを利用したり公用スペースを利用したり、ビジネスホテルのような使い方ができて利用価格が安いというメリットがあります。今後そうしたメリットが、犯罪防止の観点から、施錠なし外から中の様子が見えるようなパターンになると、ホテル代わりとしての利用を特に女性の方などは躊躇することになるかも知れません。

今後完全個室のネットカフェ営業が難しいとなると、一部のスペースは個室であっても施錠なしになり、貴重品は専用ロッカー利用という感じの形態になっていく方向性もあるかも知れませんが、つくづく、今回のような事例によって人々の自由が制限されるようになるのは悲しいですね。

今回の事件があったことで、改めて自分が会員になっているネットカフェはどうなっているのか検索して見てみたのですが、ここまで書いてきたように出掛けた時に自宅に帰れないから使うという用途だけでなく他の使い方もありなのではないかと思うサービスが掲載されていました。

といっても珍しいものではありません。自宅においてテレビとインターネットはあっても、BSは契約していないので見たい番組(スポーツ中継含む)を見られない場合だけでなく、通常時であればスポーツ観戦の場合スポーツバーでみんなで楽しみたいという方もいるとは思いますが、さすがに今回東京オリンピックが開催された場合にはスポーツバーの営業も難しいでしょう。そこで、個人での利用にはなってしまいますが、ネットカフェを利用すれば安全に個室内でパソコンのモニター画面にはなりますが、BS放送やネット中継(DAZNも利用店舗では見られるようでした)をフリードリンクを飲みながら楽しむことができます。

番組やスポーツの内容によっては有料放送でしか見られないのでこの方法は使えないかも知れませんが、わざわざ一試合・一番組だけのためにBSアンテナを設置したり、ネットの有料会員になりたくない場合は近所のネットカフェで基本料金のまま利用できるのであれば、感染症に気を付けて人との接触をうまく避けながら利用するのも有りなのではないでしょうか。

ちなみに、直近で言うとボクシング井上尚弥選手の世界タイトルマッチなど、どうしても有料BS放送のWOWOWをその一試合だけ見たい場合は、ビジネスホテルになりますが全国のルートインホテルの客室でWOWOWは提供されているようです。ちなみに、宿泊の場合は今回のタイトルマッチは放送時間の関係で利用は難しいですが、実はルートインには「日帰りデイユースプラン3,000円」があります。最大午前8時から午後8時まで12時間利用可能で、8時利用開始なら8時から9時まで提供される朝食バイキングや、時間指定になりますが大浴場の利用、ロビーでのコーヒー無料サービスが利用可能というかなりお得なプランです。自宅でWOWOWを契約しているなら録画対応や契約者向け配信サービス、テレビサーバー機能を使えば外出時でも見られますが、そうでない場合でどうしても見たい場合は、個室でゆっくりできるこうした方法もあるということで覚えておくといいかも知れません。

宅配便の発送はどこが一番安いのか? 安さと手間と割引を総合的に判断するために

色々考えることはありましたが、ついにインターネットのADSLサービスを解約することを決めました。同時に、固定電話も解約予定ですが、その代替としてはしばらく楽天モバイルの回線を自宅用に使うつもりです。無線がゆえの不安定さもありますが、速度が落ちる時は電波の入りが悪い楽天回線を捉えきれず、最大1Mbpsのauパートナー回線を掴んでいることがあるので、モバイルルーターの電源をいったん切って再度電源ONすると復活します。安定した有線の回線と違って戸惑うことは多いですが、今後の楽天回線の拡大(および安定)に期待したいです。

さて、ADSLを解約するについて、加入していたYahoo!BBではモデムをレンタルしていて、契約終了とともにモデムを返す必要があります。そして、Softbankらしいと言うべきか、モデム返却の送料はユーザー持ちということなので(^^;)、できるだけ安く送れる方法について調べてみました。

モデムは何とか宅配便の最低サイズである「たて・よこ・高さ」の合計が60センチ以内で重量が2kg以下である「60サイズ」に収まるように梱包できたので、その内容でいわゆる送料比較サイトに行き、検索をかけてみました。ちなみに静岡(中部)から千葉(関東)への料金ということで各社の料金を見てみました。

結論から言うと、一番安かったのが佐川急便の「飛脚宅配便」で、料金は770円で営業所持込をするとさらに100円引きで670円で送れることがわかりました。ただ、自宅から佐川急便の担当営業所までは結構距離があるので、自宅まで取りに来てもらうようになると、料金的な事では別の業者の方が安くなります。

ちなみに、ヤマト運輸の宅急便は930円で、営業所に持ち込むと100円引きとなります。同じ条件では郵便局のゆうパックは870円で、郵便局持ち込みで120円引きです。さらに、最近スマホにインストールした専用のアプリを使うと、料金をクレジット決済にして宛名書きを郵便局にあるプリンターから印刷した上、「スマホ割」で基本額から180円引きとなり、近くの郵便局から今回の荷物の場合690円で送ることができることがわかりました。

ゆうパックで最大限の割引を付けても佐川急便の営業所に直接持ち込んだ方が安いのですが、手間などを考えるとゆうパックの方が楽だったので今回は近くの郵便局で発送を完了しました。

これは、各々の方の状況によって選ぶ運送会社は変わってくると思われます。自宅に電話一本で取りに来てもらうことを考えるなら、安さの点で言えば佐川急便が一番になるでしょうし、お買い物のついでに営業所やコンビニで発送したいならゆうパックか宅急便を選ぶことになるでしょう。また、友人に送る場合にはどの会社を使った方が相手にとって受け取りやすいか(営業所や郵便局・コンビニが近くにあるか、相手が専用アプリをスマホにインストールしているかなど)も計算に入れながらどこから送るのか決めた方がいいのではないかと思います。

今回は使い終わったモデムの返却なので、その辺は全く考慮に入れずに料金と発送の手間という面を総合してゆうパックに決めましたが、単に荷物を送るのにもなかなか奥深いものがあります。

また、これは普通に全国に旅行に行けるようになったらの話ですが、旅先での荷物を減らすためにたまったお土産や、使い終わった持ち物などを自宅に送り返したりすることもあると思うのですが、この時は各企業の営業所に車でなら行けますし、電車移動の場合でも駅や宿泊地周辺に営業所のある企業や、コンビニからの発送を考えて安く便利に送る方法を使い分けるために、各企業の違いや特徴について見ておくといいと思います。

とりあえずこれで、自宅のインターネットを楽天モバイルに頼るというかなりギャンブル的な事に手を染めてしまいましたが、逆に楽天モバイルが駄目なら、ドコモの無制限プランなど代替になりそうなプランもあるため、今後の楽天モバイルのエリア展開を楽しみに、人柱的に使い込んでいこうと思っています。

車中泊のノウハウが役に立つ時代?

このブログはあくまで車中泊のブログなのですが、現在はほとんど車中泊用のグッズを揃えてしまったこともあってなかなかグッズ紹介はできませんが、まさかこうしたノウハウが旅行以外で役に立つときが来るとは思いませんでした。

現在の私の車中泊スタイルは、シートを倒してその上にコット(組み立て式のキャンプ用ベッド)を組み立てて寝るというスタイルに落ち着いたのですが、それ以前に試行錯誤したキャンプ用のマット各種や、季節ごとに使い分けられる寝袋などは古くなっても使えるので、しっかりキープしています。

今後、都市のロックアウトが起こったとして、どうしても出かけなくてはならなくなった場合、様々なお店はもちろんのこと、ホテルの営業自体もしていないということも考えられます。さらに今もそうなのですが、海外から日本に戻った人が検査を受けて、たとえ陰性だったとしても、二週間は自宅かホテルなどで経過観察をする必要があります。その報道を見ていて大変だと思うのは、自宅やホテルに移動する手段に、公共交通機関が一切使えないということになっていることです。

そんな時でも空港でレンタカーを借りて自分で運転して移動することは許されているので、たとえ迎えに来てくれる家族がいない場合でも、軽自動車のワンボックスカーを指定してレンタカーを乗り捨て利用すれば二週間ホテルに泊まるよりも安く安全に移動しながら簡易隔離状態を作ることができます。その際、キャンプマットと簡易寝袋があれば、何とか手足を伸ばして寝られる状況を空港のロビー床でも車内でも構築することができます。かなり小さくなるマットも寝袋も、さらにテントだってありますので、海外に長期で出かける場合にはそうしたミニキャンプセットを持っていくのもありではないでしょうか。

もし、単身世帯でなく自宅に誰かいる場合は、出かける前に「車中泊お出かけセット(マット・寝袋・アイマスクなど)」をわかるところにバッグに入れて置いておき、足止めされている空港の郵便局や宅配便の営業所留めという形でバッグごと荷物を送ってもらえるように日本に出発する前から手配しておけば、車中泊環境がまるでなくても、空港で荷物を受け取りしばらく空港で待たされる場合は仮眠に使うもよし、自宅へ出発することができるようになったらすぐレンタカーを借りればいいわけです。長期ではなく短期の観光や商用で海外に行かれる場合、あまり荷物を持っていきたくない場合で、留守番の人がいるなら、そうした方法も使えます。こうした車中泊お出かけセットを作っておくと、こうしたときだけでなく大きな災害の時にも有効に使えますので、今回の騒動をきっかけにして、荷物として送れそうなバッグにすべて入るものを厳選してみるのも面白いと思います。

そう考えてみると、一時期は自動車の運転免許を取らない方が生活にかかる経費は安く上がるという考え方もあるかなと思ったことがありましたが、車は手放しても免許だけは持っていたほうが、自分で好きな場所に行けるだけでなく、自宅へもちゃんと帰ることができるようになります。そして車中泊を快適に行うためのノウハウを身に着けていれば、空港から自宅がかなり遠くでも、車中泊の連続がそこまで苦にならないので、自分のペースを守って帰宅することも可能です。

もちろん、成田から九州・北海道なんていう移動を車でするなら専用プランで安く泊まれるホテル利用もいいでしょうが、現在はそうした費用はすべて自費になるので、同じ自費なら車中泊をしながらのんびり自宅に帰る(どちらにしても14日間は自宅待機になるので)という考え方もあるのではないかという気もします。もしこうしたプランを実行される方がいましたら、観光は基本的にはせず景色は車の窓から眺めることにとどめ、買い物や食事などでお店の方や他のお客さんと濃厚接触しないように細心の注意を払うことだけは忘れないでください。

消費税引き上げ後に起こるかも知れない道の駅の受難とは?

消費税の8%から10%への引き上げによって起こるかも知れない事はいろいろ予想することができますが、このブログで主に書いている車中泊の旅において影響は出てくるのかということを考えた場合、やはり一番考えられるのは食品を「持ち帰る」と8%のままで、外食はもちろんですが、出来合いのお惣菜や弁当、すぐに食べられる食品を購入した場所で食べた場合にも消費税は10%が請求されるようになりることについての影響でしょう。

具体的には、コンビニやスーパーに併設されている「イートインスペース」を利用するか否かによって請求される消費税の額が変わってきます。さらに最近の報道ではコンビニの前にあるベンチでの飲食も消費税10%の対象になるという方針を国税庁が発表しました。実務ではお店側はどのように判断するかというと、会計時に「お店の敷地内でお召し上がりになりますか?」という風にいちいち聞く必要が出てきます。スーパーのレジは最近「セルフレジ」という方式のものも導入されていますが、ここでも「店内飲食」が「持ち帰り」かの表示が画面に出て精算前に選ぶような新たな手間ができると思いますが、その後「持ち帰り」としたのにイートインスペースで買ったものを食べようとしたり、カップ麺のお湯を入れて外のベンチで食べようとしたり、店内電子レンジの使用をするかどうかまでいちいち確認するような事までお店側がやることが普通になる可能性もあったりします。

というのも、事は税金のことですから、とにかく外食分として2%余分にお金を出したくないと思う人は、お店のイートインスペース内では食べなくても、店の外にあるベンチの所で食べようとする人もいるかも知れません。そうした行為が予想されるがための「店の前のベンチでの食事も10%」という指針を出しているのだと思うのですが、それはそれでお客さんの利便性を損なうこともあるでしょう。コンビニではさすがに難しいでしょうが、スーパーの敷地内に休憩用のベンチが設置されているような場合、あえて「ベンチでの飲食禁止」というルールを徹底し、お店の敷地内で食事をしている実態がないことが確認できないと「店内で食べない」ことを証明できないため、8%しか消費税を払っていない人たちに対して、店内および敷地内でも決して飲食はしないというルールを徹底させてくることは十分に考えられます。

しかし、それでもなお少なくない人たちがお店のイートインスペースでは食事はしていないものの、外のベンチで食べていることが常態化してきた場合には、お店と8%分しか払っていない買い物客との間でトラブルになる可能性があります。最悪の場合、彼らが払わない2%分の負担をお店の方でしなければならなくなったとしたら、一年のトータルで考えるとかなりのお店負担になると思いますので、冗談ではなく次のきちんとした対応をお店はやってくるでしょう。

この辺は、本当にちゃんとできるのかという疑問点はありますが、店内でのルール徹底がうまくいかなかった場合、会計時にあいまいな返事しかしないお客さんに対しては一律消費税10%をお店側が請求してトラブルになるような事も考えられなくもありません。どちらにしても食品を扱う小売店にとっては、最悪の状況を常に考えた対処方法を考えておかないと、思いもよらないトラブルが出てくるかも知れません。

さて、ここからが本題ですが、コンビニやスーパー、ファーストフードでお会計をする際に「ここでは食べずに持ち帰り」と宣言した場合、普通の人はそのお店を出て他の場所で食べるようになるわけですが、自宅に戻って食べたりする状況ではなく、車中泊でもドライブでも旅行で来ている場合、お店の中でなくどこで買ってきたものを食べるか? というのが旅をする人間としては重要になってきます。

車で移動しながらそれなりの設備の整った場所を探すか車の中で食べるかということになると思いますが、車の中で食べると車の中が汚れますし、もしベンチやテーブルがあって誰でも使える場所があればという時に一番思い当たる場所が「道の駅」ではないかと思うのです。もちろん、公園や河川敷というような場所もあるものの、24時間利用可能でトイレも併設されていますし、カーナビでは簡単に今いる場所から近い道の駅を検索して直行することもできるようになっているのは大きいでしょう。

しかしここで、道の駅の運営をされている方の立場になって考えてみますと、コンビニやスーパーと同じように、お弁当やファーストフードを店内や屋台で売っているような道の駅の場合、先に紹介したスーパーのように、店外のベンチでの飲食を簡単に禁止するわけには行かないでしょう。そもそもスーパーと道の駅とでは作られた目的が違います。道の駅に直売所があっても、長距離ドライブに疲れてトイレ休憩だけの目的で入ってくる車を追い出すこともできません。そうなると、道の駅が外で買ってきたお弁当やファーストフードを食べる場所として使われてしまう可能性も出てくるわけで、さらにそうして食べた後のゴミだけを道の駅のゴミ箱に置いていかれてしまうようだと、道の駅での車中泊の可否という問題以上に、道の駅の利用方法について揉める可能性が出てくることが考えられます。

大変なのは実際に道の駅の運営に携わっておられる方々だろうと思います。このように外からやってきて食事だけしていく人とともに、店内で買い物をしてそのまま持ち帰るのか店内でなく外で食べるのかという事をいちいち確認したら、それなりにきちんとできるかも知れないスーパーやコンビニとは違って、かなり現場は混乱するのではないかと思います。道の駅としては全ての買い物を一律で消費税10%にしてしまうのが楽なのですが、そうなるとますます外から食べ物を持ち込んで道の駅で買わない人が増える可能性もあります。

そうなると、今回「持ち帰り」8%「店内飲食」10%と分けたガイドラインについて、本当にきちんと区分けすることができるのかということが改めて問題になってくることも考えられます。実際に消費税が引き上げられた場合、今回挙げさせていただいたコンビニやスーパー、道の駅での対応はどうするのが正解で、利用者の側はどのように利用すればトラブルに巻き込まれないのかということも実務として様々なパターンが出てくる中で解決策も出てくるかなという気もしますが、どちらにしても車で出掛けて食事について考える場合、食事を持ち出して他の場所で食べる際には十分に注意する必要がありそうです。

東京にパーク&ライド&車中泊 その5 都市と地方の違いを痛感

小田原市内の駐車場を出発して30分以上かかったと思いますが、一般道から東名海老名サービスエリアに入場することができる「ぷらっとパーク」という一般車両向けの駐車場に到着したのは、まだ午前6時前のことでした。写真は海老名サービスエリア上りの一般道からの歩行者用入口です。

日頃この施設を利用している方なら当たり前だと思うことかもしれませんが、駐車場に入ってすぐに地方の同様な施設との差を感じてしまいました。一般車の駐車施設は上りと下りの両方にありますが、上り方面に近い駐車場の方が広くわかりやすかったので、まずそちらの駐車場に停めたのですが、24時間開いている駐車場ではあるものの、利用時間について「3時間まで」という表示があちこちにされていました。このローカルルールは海老名サービスエリア周辺にある他の駐車場でも同じルールで、基本的には車中泊はできませんし仮眠をするにしても制限時間を設けられるということになります。おそらくネットの口コミを事前に調べればこうした情報を入手できたでしょうが、完全に行き当たりばったりで海老名のぷらっとパークで車中泊をしようと思っても、注意されてトラブルになる可能性がありますので、まずはその点には注意しましょう。細かい内容については写真を撮ってきましたのでそちらの方でご確認下さい。

駐車してからとりあえず上りのサービスエリアに入りましたが、やはりというか下りとの施設の差は歴然としています。これは、単純に早朝に出発し朝食や休憩利用でサービスエリアを利用するお客さんが多く、逆に帰りには海老名以外のところで買い物や食事をすませてしまうとそこまで多くの人がサービスエリアに寄らない(あくまで下りに比べての話ですが)ためではないかと考えたりしました。ちなみに、メロンパンで有名な「ぽるとがる」や、吉野家があるのは下りです。

上りにもメロンパンを売るパン屋さんは入っていますが、営業は7時からということで早朝のお客さんにとっては残念なことになっています。ただ、一般道の出入り口を使って反対側まで歩くこと10分少々で下りのサービスエリアに移動することができますので、高速道路を使っている方でも下りのサービスエリアのお店や施設を使いたい場合には歩かなければならないものの利用は可能です。

一般道からの駐車場は、上り駐車場から東名高速をまたぐ直前にもう一カ所ありますが、こちらのほうは住宅に隣接しているためか写真のように午後6時でクローズしてしまいます。下りの一般道から入ることができる駐車場は台数が限られるため、下りの駐車場が満車になっている場合、日中の利用なら東名のすぐ近くの駐車場利用の方が下りの施設を使いたい場合にはおすすめでしょう。

下りの方は何と言っても吉野家さんが24時間営業で朝定食のメニューも充実していて6じ前だというのにもう行列ができていました。メロンパンのぽるとがるさんは本店が午前6時からの営業でしたが、メロンパンを売る専用売場の方は6時前から店員さんがいて購入可能でした。この辺も週末のレジャー利用を見込んで売り時を逃さないしたたかさが感じられます。そういう意味ではもし早く出発できるなら、午前6時前後に朝食やメロンパンの利用をしていたほうが混まないうちに食事や買い物を完了できるのでおすすめかと思います。

というのも、ご飯を食べて時間調整をする前にと、まだ下りの駐車場が満車にならないうちに、最初に停めた上りの24時間開いている駐車場に戻り、そこで車中泊のために広げていたシュラフとコットを片づけてから改めて車で移動して下りのサービスエリアに入ったところ、もはや館内の食事スペースは満員になっており、外にある席もかなり埋まってきていました。午前7時過ぎでもこんなに週末には人が集まるのかと思いましたが、大勢の人が移動するゴールデンウィークにはさらにひどい混雑になると思います。関東から西に車で出かける場合には早めの海老名到着を心がけるか、もう少し走ってから朝食をするかの決断をしたほうがいいのではと思います。

しばらくはサービスエリアで時間調整をし、午前8時過ぎに車で出て、何とか無事に鎌倉の店舗に着き荷物を受け取り、そこからは予定もないので休みつつ走って、比較的余裕を持って帰ってくることができました。ところどころ認識の甘いところはあったものの、次回があるとしたらここで問題にしたところをつぶしていけばいいので、同じような飲み会があっても何とかなるのではないかというのが今思っているところです。

今回の行程を振り返ってひとつ思うところは、キャンピングカーのように自分の車をしたいと思うなら、やはりいつ何が起こっても利用できるポータブルトイレの設置をまずは考えるべきだということです。今回はたまたまトイレを探して切羽詰まるような状況はなかったので良かったですが、もし実際にそのような事が自分ないし同行者の中で起こったとしたら、車内で生理現象に対処できれば、今回の行程の中で急に体調を崩したとしても何とかなるでしょう。設備を整えれば、車中泊場所を決めるときにも公衆トイレの有無を気にする必要はないので、今回以上に自由な計画を組むこともできるでしょう。

ただ、私の乗っている今のホンダフィットでは、コットを設置しつつポータブルトイレを車内に設置しようとすると、他の荷物をいったん外に出したり戻したりという作業が必要になるので、個人的には車を替えない限りは同じ問題を持ちながら車中泊を続けることになるでしょう。次回車を買い替える場合は、そんな事も考えて選ぶのがいいかなとも思ったここまでの報告が、さし当たってのゴールデンウィークにおけるみなさまの長距離ドライブの参考になれば幸いです。

東京にパーク&ライド&車中泊 その4 都市部では大きなトイレ問題

車中泊では比較的良く寝られたと言うものの、知らないうちにシュラフから出てしまったようで、早朝に寒さを感じて目を覚ましてしまいました。時刻は午前5時を回ったところでしたが、ここで二度寝をした場合、大変なことになるかな? と思ったのがトイレの問題です。基本的に地方の高速道路、道の駅や公園など、車中泊をする場所を決める際には24時間使えるトイレがある場所を優先するというのが一つの車中泊をする方の考え方であるということは十分理解しています。

しかし、今回の場合は普通の車中泊とはちょっと違い、まずは東京方面に近く、さらに安く24時間定額でしかも安く停められる駐車場がある場所という事を第一に場所の選定をして決めたのが小田原で、そして今回の場合は特に料金が安いという理由で駐車場を決めてしまったので、今回は必ずしもトイレが近くにあるということを基準には決められませんでした。このように、トイレの確認が後回しになってしまったことは車中泊をする際のセオリーから外れていると思われる方もいるかもしれませんが、常に外に出られないような状況を考えて車内での生理現象に対応する考えを持って車中泊をしている方もいると思いますので、どちらにしても緊急時の対応を考えておくことは大切だということです。

具体的には、災害用としても役立つ携帯トイレやポータブルトイレを用意してあるのなら、車中泊の旅でも積極的に使っていこうという考え方です。というのも、携帯トイレの薬剤や、ポータブルトイレの消臭剤にも使用期限があり、あまり長い間そのままの状態で置いておくと、いざという時に本来の性能を発揮できないというある意味最悪の状況になってしまう可能性があります。それなら、災害時のシミュレーションとして積極的に携帯トイレやポータブルトイレを使うということも考えておくべきでしょう。

ただ、今回車中泊したのはあくまで閑静な住宅街のある場所なので、今まで全くその種のものを使ったことがないとすると、初回のシミュレーションをある意味本番に近い状況で行なうことに不安を感じることもあるでしょう。実のところ私もそこまで考えた上で出て来たわけではなかったので、乗用車の狭い車内でポータブルトイレを設置するには荷物の入れ替えをするなどかなり苦労することが予想されました。幸い当日はそこまで切羽詰まることはなかったのですが、もしそのような事に見舞われたとしたら携帯トイレよりも紙おむつで処理をする方がまだ現実的ですし、我慢できるなら近くのトイレまで出向いた方がいい事は言うまでもありません。

ちなみに、朝起きた後にもしもの事を考えつつスマホのマップアプリで周辺のトイレについて探そうと思ったのですが、深夜や早朝でも使えそうな公衆トイレの情報というものはなかなか見付けることができませんでした。地の利がある地元ならば、いわゆる公園にあるトイレの場所はわかっているのでスムーズに行くことはできますが、ほとんど土地勘のない小田原の住宅街を歩きでも車でもウロウロしてしまうのはスマートではありません。土地勘のない場所でトイレを探す場合は、やはりコンビニを探すのがスマホの地図アプリでも簡単に調べられることからおすすめの対策ではないかと思えます。

これは、駐車場から車を出した後に国道を走っていて思ったのですが、特に深夜から早朝にかけての時間にはドライブイン的な利用も想定されるようなコンビニにはちゃんとトイレマークが入った看板が設置されていることもあります。コンビニによっては保安上の理由でトイレを貸してくれない場合もありますので、このような表示を頼りにコンビニに入る方がいいだろうと思います。

今回の旅では、最初に書いたように飲み会とともに神奈川県内の鎌倉近辺にあるお店に荷物を取りに行くというミッションもあり、そのお店は午前9時開店だという話は聞いていましたので、トイレの他に朝食をいただきつつ時間調整をする必要性も感じていたことで、少し予定より早かったものの、目的地のお店へ行く前に時間を潰せる施設に立ち寄ることにしました。それが、東名高速道路の海老名サービスエリアを一般道から利用できる「ぷらっとパーク」という施設です。海老名のぷらっとパークは今まで私が利用してきた場所とは少々違う状況がありましたので、次回はその事について細かく紹介させていただこうかと思っています。