月別アーカイブ: 2018年2月

キーボード入力に代わる日本語入力は「視線入力」という方向も

来春社会人となる新卒者の中にある問題について、また今年も新聞が報じていました。現在の新卒にあたる年齢の人たちは、物心がついた時からスマホが普通に使えるようになっていたので、インターネットを全て手の中のスマホで利用していたことから、パソコンが使えない採用者もいるという話です。こんな状況については一年のうちで新卒者の研修にあたる期間に出てくる話題なのですが、少し前なら少なくともパソコンを使ってインターネットを楽しんだりレポートを書いたりしていれば、研修はすぐに実践的なところから入れるのですが、キーボードに慣れ親しんでない人が多いと、それこそ両手を使ったタッチタイピングから教えなければなりません。

就職活動中のメールやSNSによるコミュニケーションについては秀でている世代の方々であるだけに、業務に問題ないとして採用し、新卒者もスマホは相当使いこなしていてもパソコンを使っての文書作成やエクセルによるデータ入力やその応用については業務としてこなせる水準に達していない場合もあるわけです。

しかしながら、時代はその時点からさらに進化していて、定形の業務用の文書であれば人間が作らずに基本的なひな形を利用し、さらにAIを利用することでコンピューターが勝手に小説まで書いてくれる時代になっています。機械の手による小説が果たして面白いのかという話は置いておくにしても、新たなテクノロジーの進歩によってキーボードを使わずにパソコンで文章を書くことはすでにできています。

その場合に多くの人が思い付くのがAIスピーカーの登場とともに脚光を浴びた「音声入力」でしょう。私のところにあるアマゾンのECHOスピーカーあたりでもきちんと使い方さえ覚えておけばそこそこの動きをしてくれます。ちょっと前にはここまで音声入力は必要だろうかとも思ったことがありましたが、普通に音声入力を使えるデバイスが安く提供されることで、社会的にも大きな意義があると言えます。

各社のAIスピーカーを使えば、テレビのリモコンの代わりにもなるものもありますので、視覚障害の方が普段使いにするものとしては、好きな時にネット検索した結果を聞いたり、今の時間を確かめたりが音声だけでできてしまい、それが特別な料金を掛けることなくできてしまうのですから、いい時代になったものです。

ただ「音声入力」だけでキーボードの代わりになるかというと、たとえクセのある声を100%認識できる技術を作ったとしても、多くの人がいる部屋の中でそれぞれが音声入力を使うことになればうるさいことこの上ないですし、モバイル環境で音声入力をしながら文章を作成するというのはさすがに社会的にマナー違反を問われる場合もあるでしょう。

ですからスマホやタブレットの画面を使ったフリック入力やキーボードを外部入力装置として使うことになるのですが、さらに今利用されている技術を使えば、音を出さずに効率的に文字入力をできる環境を作ることはそこまで難しくはないと思います。それが表題に出しました「視線入力」です。

元々はこの方々はアナログな方法としてご存知の方もいるかも知れません。体を動かすことができないALSや脳性麻痺の方がご自分の意志を他人に伝える方法として、五十音の書かれたパネルを用意し、補助する方が意志を確認したい人の目を見ながらパネルの上を移動していきます。どの文字を選ぶかは目で合図し、一文字ずつ目で選ばれたカナを拾い上げたり、「はい」「いいえ」などはパネルに別に表示しておけばさらにコミュニケーションは楽になります。

改めてこの「視線入力」できる機器について調べてみたところ、画面を見るだけでマウスのカーソルが動いて文字入力を行なったり合成された音声を使って会話もできる専用の端末が作られているようです。ただこれを、限られた人だけに使わせるようにせず、キーボード入力に代わる入力装置として、市販されるパソコンやスマホ、タブレットでも使えるようにできれば、文字入力における革命になる可能性もあると思うのですが。

というのも、視線をスマホやタブレットの画面に移すだけでカーソルが文字盤の上を移動できるようになれば、50音の一つ一つを選んで入力できるわけですから、日本語をローマ字に変換して入力することもないので、入力する文字盤に工夫をすれば、日常的に日本語を書いている方なら基本的な研修だけを行なえば、タッチタイピングを習得するよりも早く実用的な日本語入力能力を持てるようになるのではないでしょうか。

さらに、音声入力のように機械による認識ではなく文字盤の上の文字をそのまま選び、漢字に変換するだけですから、認識ロスを起こすことは基本的にはありません。あとは慣れた時にどのくらいのスピードで入力できるかですが、視線の移動だけでカーソルを思った場所に移動できるような技術ができれば入力の方法として広く使われる可能性も出てきます。

もちろんこの視線入力は長く続けていると目が疲れそうですし、音声入力やキーボード入力と併用しながら使うのがいいのだろうと思うのですが、本体を手で操作しないでも文字入力および端末の操作ができ、さらに特別な訓練を必要としなくても何とかできそうな視線入力が今後一般化されれば、私たちの生活だけでなく今までなかなか自分の頭の中だけに留めていて自分の意見を言えなかった体を動かせない難病の人にも安くハードとシステムを提供できるようになります。在宅ワークで完結する仕事であれば、もしかしたらALSの人が今までパソコンを使ったことのない新卒の人より仕事をこなすようなこともできるかも知れません。個人的にも外にいてキーボードを出せないような状況でさっと長文を書こうと思える普及価格のスマホやタブレットが出てくれば、さらに世の中も変わってくるのではないかと個人的に期待しています。


大杉漣さん追悼にも地域格差が

俳優の大杉漣さんの訃報には大変驚きました。過去には「60の坂」という言葉もあったように思いましたが、私の周辺でも70才を越えて元気な人の方が多いという感じですので、それまで元気で多くの番組に出演していただけに、その訃報にはかなりショックを受けました。

テレビ番組ではいち早く日本テレビの「ぐるぐるナインティナイン」のコーナー「ゴチになります!」の中で追悼コーナーが設けられましたが、報道によるとお亡くなりになった状況というのは、テレビ東京のドラマ「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」の撮影終了後に出演者のグループラインからお腹が痛いという内容を発信し、その発信にいち早く気付いた共演者の松重豊さんが救急病院に連れていき、共演者に見守られながらの旅立ちとなったようです。大杉さんのご家族の意志により、その「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」は2月21日の第三話が放送され、最終回までの残り2回の放送についても放送するという方針で動いているということです。

しかし、このドラマが放送されているのはテレビ東京系のネット局がある場所だけで、私の住む静岡県などテレビ東京のネット局がない地方においては、そもそもこの「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」が放送されるのかすらわかっていません。番組自体は2月7日からテレビ東京系列で放送が始まったので、長い場合には半年以上も遅れて人気番組がこちらで放送されることもあるのですが、大杉さんが急逝した今だから見たいのに、なぜこんな地域格差を付けるのかと思う方も地方在住の方を中心に考えている方もいるかも知れません。

ただ、民放のポータルサイト「TVer」において、あくまでも見逃し配信ということで本放送が行なわれた分についてのみ期間限定で一部のドラマを見られるようになっています。幸いなことに「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」もその一部の中に入っているので、先週の第三話についてはネット経由ではありますが見ることができました。奇しくも第三話の内容は、大杉さんでなく共演者の田口トモロヲさんが高熱で寝込んでいて、誰も田口さんの発するSOS(体調に関することではありませんでしたが)をグループLINEを組んでいる他の共演者全てが見逃すというストーリーでした。

そこでの大杉さんは演技の中の事ということもあり、元気な姿を見せてくれていて、何故こんな人が急に心不全を起こすのかと思うと、見ていて本当に切ない気持ちになってきてしまいました。それでも、こうしたネット環境の整備されている状況であればパソコンやスマホ・タブレットの画面で不正のない動画として大杉さんの元気な姿を見ることができたことは、本当に幸いでした。テレビ放送が行なわれるならその分のネット配信もされるとは思っていますが、テレビ東京のリアルタイム視聴ができない地域の人達のためにも、できれば最初から通しで見られる環境をテレビ東京さんやご遺族の方に作っていただければと個人的には思います。

ただ、このドラマには大物のシークレットゲストを含め、かなり多くの俳優・女優さんが出演されていますので、その権利関係がクリアにならないと再放送というもの自体が難しいことはわかってはいるのですが、それでも単に住んでいる地域が違うというだけで、東京や大阪など大きな都市に住んでいる人がドラマを見て大杉さんの姿を見られるのに、ドラマを見ることができない人がいるというのはこのブログでは何回も書かせていただいていますが、純然とした地域格差をそのままにしていると言われても仕方ないでしょう。

テレビ東京系では最近になって全国で見られる衛星放送の「BSジャパン」を使って、それまで見られなかった卓球の大きな大会をテレビ東京とBSジャパンで同時中継をしてくれています。この辺は局自体の努力になると思いますが、BSの場合は厚い雲に覆われたり台風が来たりするとその向きにアンテナを向けている地域では見られなくなるという事もありますので、やはり地域格差があって見られないキー局がある地方におけるネットでの同時配信という事も、今後は考えて欲しいところです。


車検項目大幅拡大でどんな影響が出るか

いつの世も、技術の進歩に制度が追いつかないという事はあるものですが、日本の車検制度についても同じ事が言えます。安全装置が何もない時代の後、エアバッグやABSという装置が車に導入されるに従って車検の中でもそうした機能についての点検項目が増えることになったのですが、最近では自動ブレーキや事故防止のための各種センサーなど、将来の自動運転車の実現に向けて多くの新しい技術が導入されているものの、車検時にはそれらの機能が正常に動くかの確認が取られない状況になっていました。

国土交通省はそうした状況に対応するために車検の際の点検項目を増やす方針を固めたというニュースが有りましたが、これは逆に自動ブレーキなど新しい車の機能がうまく動作しないケースがあることの裏返しでもあります。少なくとも車検のある期間中には不具合が出ないようにしっかり点検することは必要ですので、今後対象車両の車検費用は今までよりも余分にかかり、さらに先日対人センサーを正確に動かすためにタイヤのホイールについても純正のものが必要になるような事で、交換部品代も上がることが予想されますが、そういう事については仕方がありませんし、いつもより高い車検費用の請求があってもあわてない心構えが大切になってくるのではないでしょうか。

自動ブレーキについて車検で見られるということで言えば、車のフロントにカメラを搭載している場合、もし事前に飛び石などでフロントガラスの交換を余儀なくされた場合、あくまで純正のガラスでなければ車検が通らなくなるのか、それとも日本製以外の社外品でも車検は通るかで、今後の保険についての考え方にも変化が出てくるように思います。

車が古くなるに従って車両保険はいらないとするような考え方をする人が今でも多くいると思いますが、少なくともエコノミー車両保険を付けていれば飛び石の際にも保険でガラス代が出ますから(保険料を安くするために一定の自己負担を付けた場合はその分の負担分は用意しておきましょう)、自動ブレーキ搭載車については古くなっても車両保険を掛けておくのが当り前になるような可能性もあります。

また、各種センサーの正常と異常を車検が通るように事前に調整する役目を負う業界の中で、果たして大手以外の個人事業主は生き残って行けるのだろうかということも思います。ハイブリッド車の車検用の機材だけでもかなりの負担になると思うので、今後更に新しい車を車検が通るようにするためのテスターなどの機材を改めて購入するなどの負担が出てくるとしたら、いわゆる「町の修理屋さん」という存在が成り立たなくなり、メーカー直営のディーラーか、大手のガソリンスタンド、全国チェーンの車買い取り・中古車販売店など体力があるところしか生き残っていけないようにも思えます。まあこれも、時代の流れということになってしまうのかとも思えるのですが。

さらに、車を利用する私たちも、今後の車検費用がどのくらい上がってしまうのかというところであえて車を持って乗ることよりも、必要な時に借りるという選択肢が今よりも大きくなっていくことも考えられます。安く駐車場を借りることができたり敷地内なら無料で車を置ける場所のある地方ではそこまで行かないでしょうが、最近のカーシェアリングの状況を見ると、「車代」「車検費用」「税金」「保険料」「駐車場代」のトータルで考えると、必要な時に車が借りられる状況が整ってくれば首都圏を中心としてあえて車を所有しないという選択肢も現実のものになるかも知れません。

その場合、借りた車で車中泊を実行するには、ハイエースや軽1ボックスなどの決まった大きさの車の中に入れて就寝できる環境を作ることのできるセットだけを作り、車中泊の旅の時にはそのセットとともに完全に整備された車で出掛けた方が良いと考える人も出てくるかも知れません。このような事は新しい技術で便利になるのとは裏腹に、費用がかかることは仕方のないことですが、これから新しい車を買おうと思われている方は、ディーラーさんから今後の車検費用はどのくらいかかる見込みであるのかということもしっかり確認して、将来にわたって安定した車両運用ができるようにきちんと計画した上で車の購入計画を立てることをおすすめします。


温泉地の立入禁止場所には理由がある

ネコが施設内に入り込んだという通報を受け、神戸市北区有馬町の資料館「神戸市立太閤の湯殿館」(注・入浴できる温泉施設「太閤の湯」とは違います)の中に展示されている「岩風呂遺構」の中で倒れている同施設職員の男性がお亡くなりになりました。このニュースでは現場ではない入浴施設や、有馬温泉全体への風評被害が今後起こるかも知れないので、あくまで冷静に現状をとらえることにします。

話は阪神淡路大震災の時にさかのぼるのですが、今回事故のあった「神戸市立太閤の湯殿館」という建物はその場所には建っておらず、極楽寺というお寺がある場所でした。震災によって極楽寺の書庫を建て替えることになりその場の発掘調査をしたところ出てきたのが豊臣秀吉が入浴したという「岩風呂遺構」を含む湯山御殿跡の数々でした。豊臣氏から徳川の世になったことで豊臣の世がしのばれる施設はそのほとんどが潰され、その跡地に極楽寺と念仏寺が建てられたということなので、震災後の調査をきっかけにして神戸市はその遺構を約400年振りに再現して保存するための施設を作りました。それが「神戸市立太閤の湯殿館」なのです。

当時の庭については埋め戻してあるものの、蒸し風呂と岩風呂については復元して豊臣秀吉が入浴した時の姿を今でも見ることができます。今回事故が起きたのは岩風呂の中だと思われ、さらにこの遺構は室内に展示されているものだったので、岩風呂遺構のところから有馬温泉特有の炭酸ガスが出ていたとすると、展示室の一番下の部分にはほとんど空気がなく炭酸ガスだけだったことが事故につながったものと思われます。炭酸ガスは空気より重いので、建物の一番低いところにある岩風呂の底に溜まっていたものと思われ、そこまで人間やネコが降りてしまったとしたらすぐに意識を失い、命の危険のある場所であったことは今回の事故の結果を見ても明らかでした。

恐らく一般のお客さんが上から岩風呂遺構を見るだけなら問題ないと思われますが、温泉の様子も再現しているということになると昔から変わらずに炭酸ガスが出ていたということになると思うので、なぜ職員に無防備で岩風呂の底まで行かせてしまったのかということが、事故の検証をする中で今後問題になってくると思います。

今回は建物の中で普段人が入ることのない場所であったこともあり、そこまでの危険性が徹底されていなかったことが考えられますが、温泉というものは単に温かいお湯が出てくるだけでなく、その泉質によっては有毒なガスが出てくることもあります。今回の炭酸ガスのように炭酸水など人の役に立つものではあってもまともに吸い込んだら命に関わる事もあるので、むやみに入浴や立入禁止の区域に入っていくことは避けた方がいいでしょう。

古くは福島県の安達太良山で火山性ガスの硫化水素を吸い込んでしまったことにより多くの犠牲者を出してしまった事故がありました。この時には危険な地域に人が入らないように柵やロープで人が入らないように対策されていたそうですが、霧が出ていて不幸にも火山性ガスが出ている場所に迷い込んだ人がいた事が悲劇につながってしまいました。

ガスはたとえ屋外であっても窪地に溜まりやすく、有名な温泉地でもそうしたガス中毒の危険があるところでは立入禁止区域として規制されているのが普通です。しかし、以前北海道の登別温泉に行った時、河原から湯気が上がる場所に入って遊んでいる観光客の姿を見たのですが、その人たちは温泉から発生するガス中毒の恐さというものを知らないのでしょう。河原から湯気が吹き出しているということは、状況によっては急に吹き出してきた水蒸気で火傷をする危険性もあります。

また、車中泊の旅では見知らぬ土地で自然の温泉に入浴するような事をされている方もいると思いますが、地元の人が管理している温泉の場合には地元の方の指示に従い、立入禁止になっている場所にはその理由があることをまずは連想し、決して無理に入ろうとしないことも大事です。また、全く人の手が入っていない場所で温泉に入るような場合も、事前に情報収集したりその時の風向きに気を付けたり、どうしても入りたい場合はガイドしてくれる人に同行をお願いするなど、くれぐれも自然の力を甘く見ないように心掛けていただきたいです。


来年の年賀状は62円に

昨年発売になったお年玉付き年賀はがきは、期間中に投函することを条件にして、通常のハガキより10円安い52円で発売されたのですが、こうしたお得感を出したにも関わらず、肝心の売上げについては前年比5.6%の減少になり、収益的にも失敗だったと日本郵政が発表したことがニュースになっています。

今年発売予定のお年玉付き年賀はがきの価格は62円になることがすでに発表されており、たとえ昨年よりも売上げが減少しても収益的には増えることを見込んでいるということですが、もっと根本的な改革が行なわれないと、年賀状の未来は暗いのではないかとすら思ってしまいます。

私の場合、例年かなり多くの枚数を買っていたのですが、今年はできるだけ無駄を省くために届いたものに対して書く方式に切り替えました。ただこの方法だと、毎年こちらの年賀状が届いたのを確認してから書くような人との交渉がなくなってしまう可能性も出てしまいます。ただ、そうしたディメリットも考える中でも、普通に買った年賀ハガキが他の用途ですぐに使えないというのはやはり不便なので、これはこれで正解だったのではないかと思います。

では、来年以降の年賀状はどうするかを考えた時、また前のように戻すかというとそれもちょっと考えてしまいます。やはり、多めに買って余らせるというのはいい買い方ではないと思いますし、購入のコストも増えることが決まってしまったわけですから、ニュースで日本郵政が言ったように売上自体が増加に転ずるのかということもちょっとわかりません。

今年は何回も届いた年賀状の返事を書くためにインクジェット用の年賀状を郵便局に買いに行った時に、年明け早々にはまとまった数の年賀状が購入できたものの、52円で出すことのできる1月7日にかけて郵便局では年賀状が買えず、ぎりぎりまで売っているコンビニ店頭を探し回ったのですが、今年から来年にかけては大きな郵便局に行けば抽選日まではいつでも年賀状が買えるような体制を取って欲しいとは思います。今年はそろそろ使っているプリンターがだめになりそうなのでそちらの方の出費も出そうなので、年賀状は出したいものの、それにかかるコストは削減したいのです。


乾電池利用の際の電池本数と「角型ランプ」

私がこのブログを始めた頃には、デジカメの電池としてアルカリ乾電池を使い捨てするような製品も多く、まだ充電池対応のなかった各社のデジカメに充電可能なニッカド電池を入れて使うことでゴミを出さず電池代も節約することができていました。

その後、デジカメの電池は充電可能で扱いやすいリチウムイオン電池やリチウムポリマー電池に置き換えられ、乾電池も使えるデジカメ自体がなくなって行きましたが、ラジオやライトを始め、まだ乾電池で動く家電も多く、充電池の方も三洋電機が「エネループ」を発売してからは、今まで電池を使い捨てていたこともしなくなり、ゲーム機のリモコンなども含めて単三や単四電池が使えるものはほとんどエネループでまかなうようにしています。

そんな中で車中泊や災害時に役立ちそうなアイテムとしてはやはりラジオとライトが双璧をなします。基本的には単三にしても単四にしても、2本・4本という偶数本で動くものが過去には主流だったので、充電器を使う場合には最大4本同時充電できるものでは4本充電して4本まとめて使うか、2本ずつ使うなどしてローテーションを組んでいたのですが、ブログで様々な電池を使った製品を使っていくうちにその状況も変わってきました。

これは、特にライトの劇的な変化によってその様子も変わってきたと思うのですが、それが電球からLEDへの光源の変化だと言えるでしょう。白色LEDの場合は4V前後あれば十分に使えるので、アルカリ電池一本だと1.5Vになり(エネループの場合は1.2V)3本使うと4.5V(エネループの場合3.6V)となり、LEDを光らせるなら十分な電力になります。2本では足りないので電圧を上げる回路が必要になり、さらに余分に電力を使うので利用時間にも影響が出るので、最少にして最大の効率を発揮する本数が3本ということに変わってきたということなのだそうです。さらに単一や単二という容量の大きな電池を使わなくても、単三でも十分になってきています。

もちろん、4本使うようにもできるそうですが、乾電池の場合は一本増えればその分本体も大きく重くなるので、3本で使える製品が普通になれば3本ずつローテーションを組むように変えていけばいいだけなので、今後電池を使う製品を購入する場合は、3本の電池で動くものを多く購入すれば、一つの製品で電池が切れた時に、別の製品に入っている電池を全て入れ替えてもすぐに使えますし、3本ずつ充電をしたセットがあればすぐに使えます。

今回、こんな事を書くのはパナソニックが昔の松下電器の時代、1927年にナショナルブランドで発売した「角型ランプ」をLEDの2ウェイランプとして復刻発売するというニュースが有ったのですが、このランプで使用する電池も単三が3本のタイプだということがわかったからです。

手に持って使えるハンドルが付いていて、遠くまで光を届かせたり、本体の底にもLEDが入っていてランタンのようにも使えるようになっているそうです。電車の車掌さんがホームで使っているようなライトなのですが、ちょっと面白そうなライトです。まだ現物を見ていないので何とも言えないのですが、こうしたライトには何より耐久性が大事だと思っているので、店頭に出てきたら特に電池を入れる構造とスイッチ部分を見て、今使っているGENTOSのランタンより作りがしっかりしていたらいいなと思っています。

単三3本仕様といえば、外部入力端子としてUSBのBタイプのコードが使える5Vで動く中国製のラジオもエネループ3本で十分に動きます。日本製と比べて小型ですが短波やワイドFMもカバーするので、現在は単三3本を使う家電製品としてLEDライトとラジオとの間でローテーションをするのが効率よく使え、4本セットのエネループが一本余ったら手持ちのモンベルのヘッドライトが単三1本で使えるので、いざという時に備えて置いておくか、4本のセットを3つ購入し、3本セットを4つ作ってローテーションしていくかということも考えます。

充電する場合でも4本充電するより3本の方が充電時間が少なくて済みますのでメリットは出てきます。災害用に揃えているグッズについても改めて見直し、使っている電池の本数によってどの製品を非常用持出袋に入れるかということも考えておいた方がいいのかなと思っています。


日本国内の遠征を地味に支える車中泊のノウハウ

この文章を書いている最中の2018年2月下旬というのは、冬季平昌オリンピックの話題が連日報道されています。昨日行なわれたスノボード男子ビッグエア予選に登場した大久保勇利選手は残念ながら決勝にわずかの差で進めませんでしたが、彼のオリンピックへの挑戦を紹介するフジテレビの作ったVTRの中で強調されていたのは家族の協力で、特に日本国内の遠征に同行し、遠征代を節約するために車中泊でしのいだということでした。

大久保選手は北海道出身で、当然国内の大きな大会は北海道以外でもあるので、その度にフェリーで本州に渡り、車で移動しながら大会を転戦するのに全ての大会前にホテルを取るだけの金銭的な余裕がないようであれば、最初から車中泊しやすい車を選び、単にシートを倒すだけの形で寝るのではなく、翌日に体に影響が出ないように全身を伸ばして寝られるような形にできる車中泊用の車をカスタマイズしたことが想像されます。

それでも、車のガソリン代や食費・お風呂・洗濯など車中泊生活にだってお金は掛かります。ただ、日本は海外とは違いスキーやスノーボード競技というのはマイナーな競技で、大久保選手の他にもソチオリンピックの銅メダリストで平昌のスノーボードではハーフパイプ男子に出場し、惜しくも決勝には進めなかった平岡卓選手も幼少の頃から自宅のある奈良県から大会に出場するため車中泊用の車を週末に走らせ、さらにお金のかかる高速道路はできるだけ使わずに遠征に付き添ったという話があります。

最近は先に紹介した大久保選手がクラウドファンディングで遠征費を募ったということがニュースになっていましたが、それも大会で好成績を挙げてから後のことなので、いくら才能があってもその才能が花開くまではできるだけお金を掛けずに遠征を続けるためには車中泊の環境を整えることが重要なポイントになってくるだろうということがわかります。

基本的にはフラットな就寝スペースを確保することができれば大丈夫でしょう。というのも、現在はアスリート用のお供としてあの浅田真央さんや高梨沙羅さんもオリンピックの時に現地に持ち込んで使っていたと言われる「エアウィーヴ」のポータブルタイプあたりを使えば、車内を生活空間として使えますし、この辺はあくまでも本人との相性が大切にはなりますが、宿舎の手配にお金を掛けることを思えば、他メーカーでもアスリート支援に多くの商品を販売しているので、それらの中で本人の体に合う最高のものを選んで購入しても多く使えば使うほど高価なものでも十分元は取れるようになると思います。

また、車内で寝るという事に関して隣の車のアイドリングや話し声がうるさいというようなディメリットも考えられるのですが、この就寝環境について常識はずれな「トレーニング」として一流のアスリートに対して行なったのが日本のレスリングを強くしたと言われる八田一朗さんの睡眠に対する考え方でした。

オリンピックは海外で、さらにいつもと違う環境で行なわれるため、時差ボケで力を発揮できなくならないように真夜中に選手を叩き起こしてすぐに練習させたり、そうは言っても大事な試合の前には睡眠を取ることが必要だと考えた八田氏は、いかなる状況であっても、さらにごく短時間であっても体を休めるために眠ることのできるような訓練が必要だと説いていたのだと言います。つまり、多くの人や車が行き交う駐車場内での車中泊でも十分に睡眠を取り、翌日の試合でベストパフォーマンスのできる選手なら、大きなプレッシャーの掛かるオリンピックでもプレッシャーを力に替えていい成績が期待できるのではということにもなります。

そんな、車中泊をしながら全国を転戦している多くのアスリートがまだ日本には多くいると思いますが、基本的には寝ていてエコノミークラス症候群に陥らないようにフラットな床を作り、その上には体を休めるのに適したマットや枕を採算度外視で探し、チャレンジする本人が体を痛めないで寝られる環境を作ってあげれば、お金に恵まれて常にホテル泊しかしていないライバルと比べて車中泊をすること自体が良い鍛錬になる分有利になることもあるでしょう。今後のオリンピック・パラリンピックの競技を見ながら、そんな車中泊に関するエピソードにも今後は注目していこうかなと思っています。


モバイル回線が止まると考える複数社契約の必要性

一昨日にソフトバンクの回線を使っている方に発生した東京03のエリアに対しての通話がしにくくなった問題というのは、現在ソフトバンクの携帯回線は「おうちのでんわ」で使ってはいるものの、東京方面に電話をする用がない私からすると蚊帳の外の話だったのですが、関係者からするとはるかに重大な事故であるという話がありました。というのも2月19日の午前中から夕方までおよそ9時間復旧までかかるということで、週明けの状況で先週末から連絡事項がたまっている中で連絡が取れないというのはかなり響いた方もいたということです。

基本的にそういう事を考えてしまうと、究極的にはMVNOの回線であっても大手3社の回線を借りている業者を使い分けることで、少なくとも回線障がいのトラブルで困ることはないように思えました。今回の障がいは主に通話に滞りがあったということなのですが、データ通信にも関わる形で特定のキャリアだけ使えないという状況が起こる場合、ドコモとauのようにできれば2社の回線を使い分けられればいいでしょうし、さらに万全を期したい場合は、最近になってMVNOにも回線を開放しだしたソフトバンクの回線も契約するのはありだろうと思います。また、私のように「おうちのでんわ」で固定回線を置き換えた場合は、実質的にはソフトバンクの回線を使って電話やファクシミリを使っているわけなので、モバイル回線でそこまで重複して持つことはないかも知れません。

私の場合、現在はMVNOについてはドコモ回線が中心になってしまっていて、今回のような通信が滞ることが起こったとしても、回線が込み合っているのか事故による不具合なのかを知る手段が出先では限られるということが問題であったりもします。どういう事かというと、スマホでアンテナが立っているのにウェブページやSNS、メールが全く見られない場合に、スマホを使っての情報収集ができなくなるので、テレビやラジオで大きな回線障がいということがニュースで確認できてはじめて、自分だけがスマホを使えないわけではなかったのだとわかるわけです。この場合、もし回線障がいの影響のない他社回線も使っていれば、回線を切り替えて使えばネット上から回線の障害情報を入手できたり、ネットニュースでいち早く事故のニュースを手に入れられます。

こうした作業をスムーズに行なうためには、SIMが2枚差して複数のキャリアのSIMカードを入れで使えるデュアルスタンバイ(DSDS どちらかのSIMで通話中はもう一つのSIMでの通信できず)やデュアルアクティブ(DSDA 通話中でももう一つのSIMで通信可能)対応のスマホを購入して2枚差して使うようにできれば、2社のSIMのいいところを合わせることで日常的に使うにも便利になりますし、どちらかの回線が止まっても安心です。

ただ、2枚のSIMが差せるSIMフリーの端末であっても私の使っているタブレットの場合は2枚同時にSIMを使う場合にはmicroSDカードが使えなくなったりするので、端末購入時にいざという時に差し替えで対応するのか、常に2枚差しで使うのか考えておいた方がいいでしょう。

具体的には「通話SIM」と「データ通信用SIM」との組み合わせや、同じデータ通信用SIMであっても、「メイン利用SIM」と「とにかく基本料の安い非常用SIM」というように分けてもいいでしょう。ちなみにドコモならロケットモバイルが税抜289円でデータ低速専用SIMが使えますし、auならイオンモバイルが高速回線1GBまでに限定すればSMSが使えて月額税抜480円からというデータ専用プランが2018年3月1日から受付を開始します。また、現在のLINEモバイルのデータ通信の最安(高速クーポン1GB)が税抜月額500円ですが、この金額でソフトバンク回線が使えるようになるなら、今後注目のデュアルSIM用の候補になります。さらに「データ中速SIM」と「高速クーポン付きSIM」の組み合わせというパターンもいいでしょう。この場合は中速をメインで使い、どうしても高速が欲しい時にもう一枚高速クーポンの繰越ができるSIMをキープしておくというパターンもありです。

今のところ、おサイフケータイ機能を使っているということもあってデュアルSIMの使えるSIMフリースマホは使っていないのですが、スマホとは別にタブレット端末を使っているので、タブレットに別のキャリア回線を使ったSIMを入れるような運用も考えるかなとも思います。今後の事を考えると、今使っているMVNOのバランスを考えて、もしLINEモバイルがドコモ回線からソフトバンク回線に変更させるキャンペーンをすることがあったらあえてそれに乗ることも考えておくことにします。


迷惑メールと情報送信の狭間で

昨日は、一日で東京の渋谷・新宿まで車で出掛け、その日のうちに静岡に帰ってくるという強行軍でしたが、帰りには定番ですが東名海老名サービスエリア下りのメロンパンを買って帰りました。

夕食も海老名で簡単に食べてしまったのですが、その後、富士川サービスエリア下り(富士川楽座でない方)にも寄ったのですが、ここのフードコートには高円寺に本店のある「麺処 田ぶし」さんの支店が入っていました。田ぶしさんは沼津や静岡にも支店があり、地元でも人気なお店なのですが、お昼時に行くといつも駐車場が埋まっているのでなかなか食べに行けないお店なので、もう少し夕食を待って食べれば良かったと本気で思いました。

ちなみに富士川サービスエリア下りにも一般道から行くことはできますが、ちょっと遠い上にわかりにくい場合にあります。基本的には高速道路をはさんで反対方向にあるので、一般道から富士川楽座に行って食べたいものがなかった場合には少々歩きますが下りのフードコートも考えてみてもいいのではないでしょうか。

さて、東京には友人を送りがてら色々話をしながら行ったのですが、なかなか話す時間が足りず、その分は調べてメールで送るという話をして別れたのですが、その友人がいつも送ってくれるメールがauのキャリアメールでした。それはそれでいいのですが、その友人のキャリアメールはどうやら全てのURLの入ったメールをフィルターによってはじいているようで、届かないまま戻ってきてしまいました。

確かに、今回送ったURLについても悪意ある人が用意したウェブページを自分がそれとは知らずにコピーして送ることにより、相手のスマホやパソコンに損害を与えてしまう可能性を否定することはできません。ちなみに、友人のスマホはiPhoneなのでGmailのアドレスも持っていないようなので、仕方なく昔もらった名刺を探し出して、そこに書いてある仕事用のパソコンのメールアドレスにメールを送ることができましたので目的は達したのですが、今後は同じメールを出すにもその内容によってアドレスを変えることも考えなければならないということが起こってきます。

私は基本的にパソコンのメールアドレスを相手に教えており、さらにそのアドレスの方で「メールをサーバーに残さない」という設定した上でGmailに転送したものをパソコンとスマートフォン両方で読んだり書いたりしています。これで完全にウィルスやスパムを排除できるわけではないですが、明らかにウィルスメールであると疑われるメールについてはGmailの方でブロックして、Gmailのシステムの方から「このようなメールが来たがブロックした」という連絡が来るようになっています。

私が使っている端末の中にはiPod mini2もあるのですが、GmailのアプリもあるのでiPhoneだからGmailが使えないということもありません。ビックデータをGoogleに収集されるという危惧もあるのかも知れませんが、キャリアメールであってもそのような危惧はあるわけですし、普段Gmailは使わなくても、いざという時にIDとパスワードさえあればWeb上でメールの送受信が可能な環境というものを作っていた方が、あらゆる連絡手段を考えた時には有利です。

ほとんどメールが来ることがなくても、いつでも手持ちのスマホでメールの有無をチェックできる分頼りになると思いますので、現在スマホでキャリアメールを中心に使っている方は、ぜひGmailのアカウントを取ることも検討してみてはいかがでしょうか。


期間限定ポイントの上手な活用の仕方

たまたまヤフージャパンのサイトにログインして気づいたのですが、画面に表示されるポイントの中に「期間限定のポイントがあります」というふうに書かれているのを発見しました。

しかもポイントは500ポイントもあったので、1ポイント1円と考えるといきなりそんな金券をくれるのかと思って調べてみたところ「ショッピング」の文字が。ちなみに私にはヤフー経由でポイントの付いた日にネットショッピングをした記憶はありません。

さらに詳しくその内容を調べてみると、このポイントは私が買い物をしたから付いたポイントなのではなく、「Yahoo!ショッピングからのポイント進呈」として今月末までの限定で、さらにネットの中でしか使えないものであることがわかったのです。

私自身はヤフーから商品を購入することはめったにないので、ヤフーのポイントは主に「Tカード」をお店に出してためたポイントだけなので本当に取るに足らないポイント数だったので、500ポイントというのはかなりのポイントだと思ってしまい、せっかくだから何かヤフーショッピングで購入しようかと思ったのですが、普通に考えればわかると思いますが、500ポイントだけでは欲しいものはなかなか買えないので、「通常のあらゆるネットショッピングから500円引き」という期間限定のクーポン券であるというふうに考えたほうが良さそうです。

そこで問題になるのが、何か欲しいものがあったとして、その価格は様々なネット通販の会社の中ではまちまちであり、今回の期間限定クーポンを使って出た金額よりも、他のネット通販経由で購入したほうが安いということも結構あるのです。この辺はせっかく頂いたポイントを有効活用しようという思いが先走ってしまうと、まさに期間限定ポイントを出した狙いに乗って、結果としては他の安いところから同じものを買ったほうが良かったという結果になってしまうこともあるでしょう。

ただ、こうしたクーポンはネットショッピングとはいえ、どんな商品にも使えるというところでのメリットはあります。今回の私には具体的に狙っている品物はなかったので残念ではありますがポイントは消滅させると思いますが、価格調整がされていて、どの店やネット通販で買っても値引きがほとんどない品物にこうしたポイントを使うというのが一番有効な使い方だと言えるでしょう。キャンプ用品などはスノーピークやモンベルなど、メーカーによっては本当に横並びの価格で、もう少しなんとかならないかなと思うのですが、一部期間限定ポイントを使って購入する場合はショップが値引きしたことにはならないため、結果的に価格の安定した商品をそのポイント分値引きしてもらったような形で手に入れることができます。

ですから、すぐには買わないもののいつかはほしいと思っている品物をピックアップしておいて、今回のようなポイントが出たタイミングでポイントを使って購入するというのは売上を伸ばしたいネットショップ側と、ネットショッピングを使う側の両方にメリットが有る使い方だと言えるでしょう。ただ、気をつけてポイントを確認していないと、使うタイミングをのがしてしまう可能性もあるので、大手のネットショップのポイントについてはある程度把握しておき、期間限定ポイントが出たらすぐにわかるようにしておくことも大事です。