月別アーカイブ: 2013年7月

データ通信用の白ロムスマートフォン選択のポイント

 月額千円以下で運用できるSIMカードを使って、通話専用の電話機を別に持つことで毎月の経費を抑えようと思われている方は多いと思います。ただここで問題になるのが、データ専用で使う場合、どのスマートフォンを選べばいいのかという事でしょう。中古店に行くとかなり安いものも売られていますが、簡単なメールやインターネット接続はできても、アプリを導入しながら使おうと思っても使えなかったりする場合も多いでしょう。実は私自身、便利に使っていたスマートフォンを落として壊してしまったので(;_;)、新しいスマートフォンを手に入れる必要性に迫られています。そこでここではスマートフォンの機能による選択のポイントについて箇条書きの形で紹介していきます。なお、機能は万全でも電源回りや不具合が頻発するなどの理由で、ここで紹介するボイントをクリアしているような端末であっても人気がなく安価に売られている地雷のような端末もあるかも知れません。最終的に機種を機能で絞り込んでも、そうした情報も総合的に加味して機種を選ぶようにしてください。

・SIMカードの種類
 iPhoneを除いてドコモで売られているスマートフォンで採用しているSIMカードの種類は「標準SIM」「microSIM」のどちらかになります。標準SIMのスマートフォンにアダプターを使ったmicorSIMを使うことはできますが、その逆はできません。また、アダプターを使うことによって本体を傷めてしまう可能性のある構造の端末もあるので、十分注意して選定することが大事です。

・処理能力
 画面をスクロールするのにも遅い処理能力の端末では使うたびにストレスが溜まります。できれば購入したいと思った時期より少し前くらいの処理性能があるものにしておいた方が無難でしょう。しかしそうしたものを選ぶと高額な出費を覚悟しなければならないので、処理速度については割り切るという選択もありではあります。

・本体メモリ
 大きいに越したことはありませんが、中でもカーナビとして使いたい場合、外付けのSDカードに地図データを逃がすことができないアプリもありますので、その場合には本体内に保存できるメモリは大きめの記憶容量があるものを選びましょう。

・画面の大きさと表示領域
 画面は大きいければいい場合もあれば、とり回しを良くするためにはあえて小さな液晶のものもいい場合もあります。また、表示領域が大きい場合、スマートフォン程度の画面では領域が大きいほど表示される文字が小さくなっていくという問題もあります。アプリの中には内容を拡大できないものもありますので、できれば店頭でどのようにホーム画面が表示されるか確認出来ればしておきたいところです。

・通信方式
 新しいものはLTEのみですが、端末によっては電池の減りが早いためあえて3Gを選ぶ場合もあります。ただ、LTE対応のSIMカードのポテンシャルを十分に享受するにはLTEの方がいいでしょう。

・使用可能エリア
 海外で売られているスマートフォンを日本で使用する場合、技適マークが付いているものかという確認がまず必要になりますが、さらに山間部などをカバーする800MHz帯が使えるのかという事も確認が必要です。このエリアがカバーできないと露骨に使えないエリアが多発しますので、主に海外仕様のSIMフリー端末を購入の際にはぜひ確認しましょう。

・OSのバージョンアップの状況
 スマートフォンはOSのバージョンアップをくりかえしており、発売当初は古いバージョンでもメーカーが新しいOSへのバージョンアップを提供している場合があります。反対にメーカーがバージョンアップをサポートしないと、新たに出てきたアプリが動かないなどの影響が考えられます。古い機種であってもバージョンアップのサポートがあるかどうかによって使い続けられる期間にも違いが出てきますので、この点も確認しておきましょう。

・USBホスト機能
 スマートフォンに付いているmicroUSB端子は充電用かデータ通信用のものですが、特別な「ホストケーブル」を使うことによってマウスやキーボード、メモリカードの読み書きにができるものがあります。ただこれは販売するメーカーが対応させていない場合もあるので、この機能が使いたいと思う場合はこの点を重点的に選ぶべきでしょう。

・充電方式
 多くのスマートフォンはUSBケーブルを使っての有線での充電になると思いますが、中にはワイヤレス充電に対応しているものもあります。毎回コードを繋ぐと端子の部分の故障の原因となったり、防水機能を持つ機種の場合は防水機能そのものにも影響が出てきます。対応の充電機を持っている場合はおさえておいていいポイントです。

・防水機能
 通信用のSIMカードを頻繁に入れ替える使い方(ルータと共用など)では、防水機能が付いたものはSIM入れ替え時に手間がかかるだけでなく防水機能自体の劣化の恐れもあります。そういう使い方をする場合は、防水機能にはかえってこだわらない方がいいかも知れません。

・エリアメールの有無
 ドコモのサービスとして、地震や津波の緊急警戒警報が出たらデータ通信専用の格安SIMカードでの運用でもメールで知らせてくれる「エリアメール」があります。新しい端末の場合はほぼ搭載されていますが、そうでないものもありますので、念のため確認しておいた方がいいでしょう。

・セルスタンバイ問題
 スマートフォンの端末によっては、格安SIMカードを入れているとアンテナ表示が出なかったり、異常に電池の減りが激しいものがあります。画面が消えている時に通信を行なわないようにするアプリで電池の減りについては対応可能ですが、全く問題が出ない端末もあります。これが「セルスタンバイ問題」と言われるものですが、インターネット上の口コミ情報などでセルスタンバイ問題が起こらない端末の情報を入手できれば、買ってから後悔することもありません。情報の信ぴょう性にも留意しながら問題の起こらない端末を入手するようにしましょう。ちなみに、こうした問題の解決方法として、画面が消えたら全ての通信をシャットダウンさせるアプリがあるので、こうしたアプリを導入することによって極端な電池の減りをおさえることもできます。ただその場合、画面を付けないとメールを受信しに行かないので、常に新しいメール通知が必要な方は対応する端末を入手するしかありません。

・その他自分に必要な機能

 最後に決めるためには、個人の好みということもあるのですが、ワンセグやおサイフケータイ機能がないといやだとか、赤外線通信機能は必要だとか、人それぞれ譲れない部分はあると思います。購入してから当然付いていると思っていた機能がない事に気付いたら、さすがにへこむと思いますので、そうした自分にとって必要な機能についてはその有無を十分に確認してから購入しましょう。

 念のため、今まで使っていたGalaxy S2 SC-02Cについてスペックを見ていくと、結果的にかなり私の理想に近い事がわかりました(^^;)。しかし、近くの中古店を見ると安いところでも1万5千円くらいと、かなり前の機種にも関わらず売値が下がっていません。私自身購入した金額が2万円弱くらいだったので、わざわざまたそのくらい出して同じものを買うのも躊躇してしまいます。ネットで白ロムの価格を調べていると、安いものは2~3千円くらいからあるのですが、上で挙げたポイントにほとんど合わないものばかりなので、何を選ぶにしても、ある程度の割り切りが必要なようです。


携帯電話・スマートフォンのゲリラ豪雨対策

 日本は広いのでさまざまな天候があり、暑い場所もあれば気温がなかなか上がらない場所もあります。特に今年はそうした差が激しいのかも知れませんが、急に大雨が降るゲリラ豪雨だけは全国的に起こっているようです。

 2013年の隅田川花火大会は開始されてからおよそ30分で中止になるほどのすごい雨になってしまったようですが、東京では多くのイベントも開かれていたようで、バッグの中に入れておいたスマートフォンも濡れるほどの強い雨があったとのこと。どんなバッグに入れていたのかという情報は残念ながらわかりませんでしたが、防水がしっかりしたものや、カバーを付けたものでなければ、恐らくバッグの中にも浸水するような雨だったことは間違いなさそうです。

 電子機器が水に濡れた場合、正常に動いていても、機器本体や電池パックに水濡れの情報が表示されている場合があるので注意が必要です。

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 写真は普通の携帯電話の本体と電池パックの写真ですが、どの機器でも赤で囲んだような部分があり、ここが赤く染まっていると過去に水没した証拠となり、もし今使っている端末を売りたいと思った場合でも、水没した端末ということで買取価格が露骨に下がる事が予想されます。水に濡れていなくても汗でこの部分に水が入ると、水没したものと同様にみなされます。防水をうたう携帯電話・スマートフォンでも安心はできません。専用の充電機器を使わずにコネクタ経由で充電をしている場合は、その隙間から水が入ってくる可能性もありますし、長年パッキンを交換せずに使っているとパッキンが劣化して、その隙間から水が入る可能性は十分にあります。必要もなく雨に当てて使っていると劣化も早くなりますので、防水の過信は禁物と言えるでしょう。

 もし外出中にゲリラ豪雨に遭遇した場合、スマートフォンをバッグの中に入れるだけでは不十分です。心配な場合はジッパーにより密封できる調理用の袋でもいいので、そうした袋を用意して早めにその中に入れておいた方がいいでしょう。また、バッグ全体を包むように保護できる防水機能のある風呂敷や、ザックカバーのようなものも有効でしょう。何もなければスーパーやコンビニでもらえる袋でもかまいません。

 私の場合は、いつも持っている手下げ袋の中に、その袋がすっぽり入る買い物袋とともに、背負える形の買い物バッグを入れています。バッグそのものは両手で十分に抱えられるくらいの大きさなので、ビニールの袋で包んで抱え込めばバッグの中が浸水することはないと思いますが、これだけスマートフォンが普及すると自分の身よりもバッグの中の方が大事だと思われる方もいるでしょう。大事なものがびしょ濡れになってしまわないように、何らかの用意をしてから出掛けられる事をおすすめします。


メールの不具合は自分ではわからない

 私が利用しているメールアドレスは複数あるのですが、主に友人にあてて使っているメールアドレスに不具合があったらしく、何度送っても戻ってきてしまうと電話がありました。

 あわててそのメールアドレス宛にメールを送信して確かめてみると、確かにメールは届かないで戻ってきてしまっています。こうした不具合というのは人に指摘されるまでわからないというのは問題ですね。そういった意味では同じメールでもSMSの方がいざという時には信頼できます。

 今回のトラブルは、プロバイダのメールアドレスではなく別のドメインを取得して作ったメールアドレスで、わかりやすいメールアドレスを作り、プロバイダのメールに転送していたのでした。そこでの設定がこちらで何もしていないのにおかしくなっていたようで、改めてドメインサービスを行なっている業者のホームページにログインして再設定を行なったら元通りに届くようになりました。なぜ急に届かなくなったのかは不明ですが、ほとんど無料でこうしたサービスを受けているのでそう文句も言えないのがつらいところです。

 今回の私のようなトラブルは一般的なプロバイダのメールを使っている場合には起こらないかと思いますが、もう一つ問題になるのがメールサーバーの迷惑メールの設定によりメールが届かないことです。

 Gmailをメインで使いながら他のメールアドレスと共用する場合、Gmail経由でメールを送るものの、差出人のメールアドレスは別のプロバイダメールのアドレスにして送るという場合があります。この場合、いわゆる「なりすまし」のような感じで差出人の部分に記されたメールアドレスと、実際に送ったGmailのサーバーが違うため、受け取る方のメールソフトやサーバーの設定によっては迷惑メールとして送られなかったかのように受信できないことがあるのです。

 この対策としては、相手に告知して迷惑メールのフィルターをはずしてもらうしかありません。スマートフォンやタブレット端末でメールを使う場合、取得したGmailのアドレス以外のメールアドレスを使う場合、いちいち別のメールアプリを使わなくてもいいですし、Gmailの容量はかなり大きいので、サーバーに多くのメールを残しておけるというメリットがあるわけですが(当然ハッキングされた場合は情報流出の危険もあります)、別のメールアプリを相手がメールフィルタを使ってGmail経由のメールをブロックしていた時のために用意しておくことも必要になるでしょう。

 そうした状況を冷静に捉えていくと、連絡方法としてのメールよりもアプリのLINEで直接メッセージのやり取りをする人が増えているというのもわかる気がします。個人的にも一つの手段だけに固執しないで。様々なコミュニケーション手段を用意しておこうと思っています。


高速道路でのトラブルにどう対処するか

 前の話題に引き続いてまた車の事故に関する話になってしまって申し訳ありませんが、2013年7月26日早朝に愛知県飛鳥村の伊勢湾岸道で起こった事故は、結構私が利用する道路なので人ごとではないような気がしてここで紹介させていただきたいと思います。

 現場は大きな橋の上で、名古屋港が一望できる場所です。その橋の上で3車線あるうちの真ん中で乗用車が止まっていて大型トラックが避けきれずに追突してしまったということだそうです。早朝で車の数は少なかったと思われますが、本来なら止まっているはずのない場所で自分の行く手をさえぎるような形で車が止まっていたらそれはびっくりするでしょう。報道によると急に車が止まったので車内で運転を変わろうとしていたところ後ろから来た大型トラックに追突され、同乗していた子供を含む3名が命を落としたということで、本当に残念なことです。報道では車はレンタカーで、アクセルを踏んでも進まなくなり、エンジンが急に止まったとのこと。事故後に確認したところ右前輪がパンクしていたということですが、最悪の結果を回避することはできなかったのか、いろいろな可能性を含めて考えていきたいと思います。

 アクセルを踏んでも車が走らなくなるというのは、何らかのトラブルが車に起こったかガス欠であるかということが考えられます。右前輪がパンクしていたというのは事故の前からなのか後からなのかということも重要です。普段車を運転しない人の場合、もし車のタイヤがパンクしていても多少の違和感があるもののそんなものかと思いながら運転を続けてしまう可能性もあり、そのため十分にあった燃料が早く消費され(推進力が落ちるとスピードを維持するためにより多くエンジンを回さなければならないため)、気づかないうちにガス欠してしまったということもあり得ます。ただ、こうした不具合や警告灯によるさまざまな注意喚起を運転者が感じていなかったということであれば、車自体の構造的な欠陥で事前の警告なしに突然アクセルを踏んでも車が加速しなくなったという可能性も0というわけではありません。

 しかしどのような原因で減速してきたにしても、ハザードランプを点灯させながらギアをニュートラルにして左車線から路肩に移動して止まることはできなかったのでしょうか。かくいう私もパニック状態になれば呆然としたまま走行車線でストップしてしまったかも知れませんが、もしそのような形で止まってしまったら、すぐに車を降りてその場から逃げるしかないでしょう。そうなれば後続の車に生命の危険を与えてしまうことになるので、車に異変を感じたら今回のような最悪の状態を避けるためにも、事故の危険性があってもとにかく車を左に寄せるよう心がけたいと思います。

 ただ、そうして安全に路肩に停車したとしても、高速道路に止まっているというのはそれだけで危険を伴います。車外に出る場合も細心の注意を払わないと、いつ走行している車に接触してもおかしくありません。本来なら停止表示板や発炎筒などで後方の車に危険を知らせた後、ガードレールの外に逃げてから救援を呼ぶのがいいのでしょうが、そうした作業をしている最中にぶつけられる可能性もあります。さらに今回の事故の場合は橋の上でのトラブルなので、どこへ逃げるのが安心なのか、これは私がこうした状況に遭遇しても迷ってしまうでしょう。事故現場の様子をテレビで見ましたが、路肩の外に出たら海に落ちる危険性もある怖い場所です。それでも非常電話は1キロおきに設置されているので、高速道路上の車の流れから目を切らさずに移動すれば、どちらの方向に非常電話があるかわからないようなところでもも5~6分で非常電話のある場所まで行くことができるでしょう(分速80メートルが徒歩で移動できる距離だと仮定して)。できれば橋を渡リ切ってしまいたいところですが、自分で判断せずに連絡を入れた先で進む方がいいか留まる方がいいのか判断を仰いだ方が安心です。ここまで読んできて不安を感じるような方は、高速道路に乗っても左車線をキープしながら制限速度内でゆっくりと走るようにすれば、たとえパニックになって車線にかかる状態で車が止まってしまったとしても、車を押して路肩まで移動させることができるかも知れません。ただし、車を押して動かす時にはギアをニュートラル(オートマでの「N」レンジ)にしないと動きませんので、そうしたことも覚えておきましょう。


「緩いカープを曲がり切れない」事故を起こさないために

 2013年7月にスペインで起こったばかりの高速鉄道脱線事故は、カーブを曲り切れずに脱線したことで大惨事になりました。鉄道の事故というのはこのように大きくあつかわれがちですが、日々報道されている自動車事故のニュースで、

「緩いカープを曲がり切れず衝突した」

 というような見出して出てくる事故が結構あるように思います。この文章だけを見ると、急カーブならまだしも緩いカープを曲がり切れないってと嘲笑の対象として捉えてしまう向きもあるかも知れません。

 しかし、普通に運転をしている側からすると、走り屋のようにコーナーに突っ込んで行くような運転をするのでなければ、直前に急カーブの標識があった場合、ほぼ例外なくスピードを落としてカーブに入るでしょう。急カーブが続くような山道などではそもそも車のスピードを上げられないというのが現状ではないでしょうか。しかし、最初に紹介した列車では、制限速度の2倍のスピードがカーブ直前に出ていたといいます。直前が続き、その先に緩いカーブがあるのに手前で減速できないというのは、自分で思ってもいないスピードが出ていたためであり、それなりにスピードが出ている状態ではたとえ緩いカーブがであっても甘く見てはいけないという事が今回の事故の動画を見てわかることです。

 車の場合はさらに様々な体勢を崩す要因があります。人や荷物が偏って積載されていたり、過積載だったり、そもそも車自体の形が背が高く横転しやすかったり、特に車中泊のためにキャンピング仕様にしている車は走行性能を犠牲にしている事が多いですから普通車を運転するようにはいかないということはあるでしょう。

 普段からそうした車に乗り慣れていれば無茶な運転もしないと思いますが、旅行の時だけしか乗らなかったり、レンタカーでキャンピングカーを借りたりする場合は、普段の運転を封印して安全な走行に切り替える必要があります。

 日常から離れ、広々とした空間をドライブしていると、高速道路でない一般道でもついついアクセルを踏んでしまうことがあるかも知れません。しかし、たとえ緩いカーブであってもそのままのスピードで飛び込んだら車はそれまでの体勢を維持できなくなるかも知れません。旅の行程の中で時間に追われて急ぎたくなる状況もあるでしょうが、カーブの直前ではアクセルをゆるめ、必要に応じてブレーキを踏むなどして減速して入り、カーブから出る際にアクセルを踏むという「スローインファーストアウト」の基本を忘れないようにしたいものです。


SIMフリー機は「FOMAプラスエリア」使用可能かがカギ

 Googleが出している7インチタブレットNexus 7の新機種「Nexus 7 (2013)」が発表になりました。OSはAndroid 4.3になり、プロセッサは従来機と比べてCPU1.8倍、GPU4倍という値とのこと。メモリは倍の2GBで解像度も1920 x 1200と広くなりました。外部ストレージ(microSDカードスロット)がないのは変わりませんが内蔵スピーカーはステレオになり、従来機にはなかった背面カメラも500万画素のものが搭載されました。Wi-Fi専用モデルの他、SIMロックフリーのLTE通信機能付きのモデルも発表されています。

 価格は従来機より高めに設定されているので、総合的な評価は実機が日本に流通するまで待ちたいと思いますが、個人的にはLTE通信ができるタイプのものが気になります。今も従来機で、格安SIMカードを入れて使える3G通信付きのものがありますが、これは価格が高いことの他、SIMフリーではあるもののFOMAプラスエリアに対応しないという理由で私は購入を見送りました。今度出るLTEタイプで、果たしてこの点は改善されるのかが私にとっての興味ある点です。

 そもそもFOMAプラスエリアとは何かというますと、元々ドコモの携帯電話のアナログ端末で使われていた周波数が携帯電話のデジタル化とともに使わなくなってしまったので、この周波数が1つの基地局で受けもつエリアが広いという特性を生かし、山間部など電波が届きづらい場所で利用できるように改めて割り当てたエリアのことです。FOMAプラスエリアでは800MHz帯となっているので、端末が800MHz帯に対応している必要があります。

 ドコモが出しているスマートフォンやタブレット端末ならこうした日本特有の事情に対応して800MHz帯を使えるようになっているのですが、海外で売られているものをそのまま持ってきたようないわゆるSIMフリーをうたう端末では、800MHz帯に対応しないものはFOMAプラスエリアだけが使えないという事にもなってしまいます。こうした端末を手に入れた場合、ほぼ市街地から動かないというのならいいと思いますが、日本全国をくまなく車で回るような旅をする場合はFOMAプラスエリア対応の端末でないと肝心な時にネットに繋がらないという旅用としては使えない端末になってしまいます。また、カーナビの代用としてNexus 7を使おうという場合、移動する場所によって通信が切れるというのは致命的です。

 というわけで、日本で発売されるNexus 7(2013)のLTE付きモデルがFOMAプラスエリアに対応するか否かで、私の中での評価が全く違ってきてしまうのです。もし使えれば、ガラケーともう一台格安SIMカードを使ったデータ専用端末の本命として十分おすすめできると思います。もし従来機と同じように使えなければ、あえてLTEタイプはすすめず、Wi-Fi専用モデルにFOMAプラスエリアが使えるルーターをセットで使う方をおすすめするでしょう。

 そんなわけで、Googleが日本の電波事情に合わせたLTE通信付モデルを出してくるかというのが目下の関心事です。ただ、こんな端末が出たら、日本の携帯電話会社が出している7インチタブレットおよび大型画面のスマートフォンの売上にも影響が出てくることが予想されるので、すんなり出てくるかどうかはわかりません。しかし、技術的には簡単に実現できるかも知れないものをあえてつぶして出してくるとしたら、大変に残念ですね。まあ、あまり期待しないで発表を待つことにしましょう。


モバイルプリンタの可能性はあるか?

 先日冷蔵庫を修理してもらった際、修理内容の控えをもらうのに、以前は手書きの書類だったように思ったのですが、会社が違うと(以前修理を頼んだものとは別のメーカーのものを現在使っています)システムも違うようで、実にスマートな方法で控えを出してきました。

 修理業者の方は携帯電話(ガラケー)を使って修理内容を入力し、おもむろに取り出したのが、恐らく写真のブラザーのものと思われるモバイルプリンターでした。

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 携帯電話とは赤外線で接続しているようで、ほどなくして修理内容が記載されたレシートくらいの感熱紙か出てきて、それをいただいて終了となりました。このプリンター自体はかなり前からあるものらしいですが、インクでなくファクシミリと同じようなタイプのプリンタなので耐久性もあるということなのでしょう。よく仕事で端末を使っている方は専用の端末とプリンタが一つになったようなものを使っていますが、これはさすがに業務のみに特化したものなのであれを欲しいとは思いません(^^;)。しかし、このような手軽に使えそうなプリンターは意外と役に立ちそうな感じもします。

 とりあえず思ったのは、QRコードを印刷し名刺代わりに渡すとか、お店の地図や電話番号、クーポンを印刷するとか、その日のスケジュールなどちょっとしたものをメモにして打ち出しておくとか、写真印刷には使えないもののスマートフォンで入力したものを人に渡す場合に便利そうです。

 ただ問題は、紹介したプリンターも当時の定価が3万円以上と業務用として作られたものらしく高値になってしまっているということです。それと、業務に利用しているところでも今は積極的にペーパーレス化を叫んでいるところもあるので、これからこうしたモバイルプリンタの需要が喚起される事がないのかも知れません。

 こういった出力系のデバイスは以前から好きで、インスタントカメラのフィルムを出力できるチェキプリンターも持っていますが、今こうした用途で使う場合、近くにコンビニがあれば据え置きの写真プリンターで出力すればいいわけですし、そのためにプリンターを持ち運ぶのは非効率的と言われても仕方ないでしょう。

 それでも今回紹介したモバイルプリンターが出てきた当時は、これだけ多くの人がスマートフォンを使うことは想定していなかったでしょう。今は自宅のプリンターをスマートフォンから動かして出力するアプリも普通にある時代ですから、Bluetoothを利用して小さめのロール紙やシール用紙に印刷できるプリンターは、システム手帳あたりとセットで使えば字が下手な人でもきれいに整理されたものが作れると思いますので、それなりに需要はあると思えるのですが、一般の人でも購入しようと思える金額で出てくれないですかね(^^;)。


旅先でもナルゲンボトルで麦茶を作ろう

 先日、とある医療関係者と話す機会がありまして、日常的な水分補給にお茶と水道水を使っていると言うと、水道水は体の中をうすめるだけだから、色付きのお茶の方が良く、簡単に作ることができる麦茶がおすすめだという事を言われました。スポーツドリンクは日に一本くらいならいいが、糖分が高いので何本も自動販売機で買い続けるのはさすがに良くないとのこと。これは日常の生活の中でというよりも、旅行中に休憩してついつい何本もスポーツドリンクのペットボトルを買ってしまいがちな自分への戒めとして聞きました。

 もし旅先で水分補給をするなら、2リットルの麦茶のペットボトルを購入し、小分けしながら飲む方がいいかも知れません。お茶は確かにいいものの、カフェインが入っているので夜飲むと人によっては疲れていても寝られないような事になってしまうとさらに疲れは蓄積してしまうので大変危険です。改めてノンカフェインの麦茶というのは体にやさしいものであると思いますね。

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 ただ、日常的にペットボトルを買うのもお金がかかりますし、ゴミも増えてしまいます。そこで、水出しの紙パックになった麦茶を購入しましたが、私が買ったのは52袋入りで198円でした(^^;)。以前にも書きましたが私の住んでいる地域の水道水はカルキ臭さもそれほど感じないので、これを使い水分補給用に麦茶を作ることにしました。

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 そして容器に使ったのが透明なナルゲンボトル1リットルです。今回購入した麦茶パックも1リットル用になっているので、このボトルに1パック入れればいいので楽です。

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 そして、ネットを見ていて使えるのではないかという技が、そのままパックをボトルに入れないで、一度お湯に浸すことによって煮出した時の香ばしさがある程度出るということで試してみました。結果それなりに香ばしさが付いた麦茶ができたように思います。一応こうした過程を挟まずにそのままボトルに入れて水出ししたものも作ってみましたが、水出しのみの方はかなりすっきりして飲みやすくなっています。煮出した麦茶の味を知っている人にとっては物足りないかも知れませんが、この辺は好みということで、興味ある方はお試しください(^^)。

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 こうして蒸らしたパックをボトルの中に入れます。ボトルが透明なので、どれくらい抽出されたか目視できるのが透明なボトルのいいところです。というわけで、麦茶を作るためにナルゲンボトルを購入しようと思われる方は、透明の1リットルタイプをおすすめします。ナルゲンボトルは蓋もきっちり閉まるので寝かせて冷蔵庫に保管しても中の麦茶は漏れません。頑丈なので落としてもまず割れませんし、安心して使えるのが市販のペットボトルとの違いです。ボトルのまま自分一人で飲むならこれ一つでもいいでしょうが、家族で飲まれる方は複数用意してローテーションした方が飲み残しもなくおいしい麦茶をいつでも飲める環境が作れます。

 旅先でも水が調達できるなら、紙パックの麦茶を持っていってナルゲンボトルで作りながら移動するのがお金もかからずいいですね。必要に応じて小さめのボトルに移し替えながら、時間をかけて1リットルを飲み切るようにすれば脱水症状に陥る危険性は軽減されると思いますので、車内にスペースがあれば事前に安く購入できる2リットルのミネラルウォーターのペットボトル何本か用意して麦茶用に使うというのもいいかも知れません。


災害時の簡易ネットスポット構築術

 災害時にライフラインが寸断された場合、その復旧にはそれなりの時間を見なければなりません。それでも水道が使えない場合は給水車のお世話になれば比較的早く水を手に入れることはできるかも知れませんし、ガスはプロパンを使えば普通に使えるまでは早いでしょう。しかし、インフラそのものを復旧しないとどうにもならない電気や電話はその後ということになるかも知れません。

 私たちが使っているインターネットについては、広く普及している光インターネットについて考えると、光ファイバー網だけではなく電気も同時に供給されないと使用することはできません。その点、携帯電話による音声通信やスマートフォンによるネット接続については、基地局までの通信網が寸断されず、通電も保たれていて、端末の電池があればネット接続は可能になります。また、基地局そのものを臨時に設置する移動基地局によって仮復旧させるということもできるでしょう。

 電気の復旧は書いた通りそう早くはできないでしょうが、災害に備えて多くのものを備蓄しているところでは、発電機(太陽光パネルを含む)やバッテリーを用意しているところも多いでしょうから、携帯電話・スマートフォンの充電を無料で利用させることも可能でしょう。しかし、それでは端末を持っている人しか恩恵を受けられません。そうした機器を持っていない人も安否確認が簡単にできるように、だれでも使えるようなインターネットに接続されたパソコンを用意することも大切なのではないかと思います。避難所が学校や公共機関で、被害を免れたノートパソコンがあれば端末を改めて用意する必要はないでしょう。避難所となる多くの公共のスペースにインターネットにつながったパソコンを複数設置し、誰でも簡単に周辺情報や安否情報などを確認できれば、かなりの情報収集および情報発信についての手間が軽減され、何よりも避難所に留まる人たちのためにもなるでしょう。携帯電話しか通信手段がない中でどうやって非常時の通信手段を確保するのかについて今回は紹介したいと思います。

 まず考えられるのは、テザリング可能なスマートフォンを使って、無線LAN経由でノートパソコンを動かすという方法です。ただこの場合は、テザリングを行なうスマートフォン自体をノートパソコンの近くに置いておかなければならず、有線での接続もできませんのでデスクトップパソコンは基本的に使えなくなります。ただ、それでも回線が復旧するまでのつなぎには十分なので、もしそういった状況に陥った場合、自分のスマートフォンでテザリングが可能であるなら、他の人のために使うという判断をされてもいいかと思います。

 私が個人的趣味で購入したのは、USB端子を持ち、USB接続によるデータ端末からのインターネット接続をサポートする無線ルータ「MZK-MR150」(写真右)です。以前、ドコモのLTEで使える「L-02C」(写真右上の赤い端末)というデータ端末を購入して使っていなかったので、これをいざという時に使おうという魂胆です。普段スマートフォンに入れて運用している格安のデータSIMカードをL-02Cに入れ、ルータ本体の設定を済ませて真上にあるUSBポートに接続すると、電源は必要ですが(5V1Aが必要)無線での接続はもちろんのこと、有線での接続も可能です。もちろんSIMカードなしのスマートフォンもWi-Fiでネット接続可能です。さらに小型のスイッチングハブ「ロジテック LAN-SW08/PSW」(写真左)を繋げば、有線で使えるパソコンの台数を増やすことができます。

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 今回、試験的に使っているノートパソコンをルータ経由で有線LAN接続してみました。スイッチングハブにも電源は必要ですが、パソコンのUSB端子に繋げば問題なく動きます。無線ルータの方は最低1Aが必要なので、パソコンのUSB端子単体からの電源供給では電力不足でL-02Cを接続して動作させる事はできません。

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 今回は付属のACアダプターを使いましたが、写真のケーブルが二股になっていて500mA×2で電力供給ができるケーブル(ケーブル単体で、ディスクドライブを安定動作させる用途で売られています)を使えば、ノートパソコンに最低3つのUSB端子があれば何とかノートパソコン用のACアダプターのみで有線と無線が混在したネット環境をどこでも構築することができます。

 このようなシステムを組む場合、問題になるのがSIMカードでサポートされるスピードとダウンロード容量になると思います。ドコモ本家では動画を見続けるような行動を規制すればまず問題はないでしょうが、私が使っているIIJmioのSIMカードは約200kbpsの低速でも、

「24時間(8時~翌8時)のご利用実績が300万パケット(366MB)以上のお客様に対して、ネットワーク混雑時(21時~翌2時)に通信速度制御を行います。 」

 との見解が示されています。多くのユーザーで一枚のSIMカードによる通信を共有する場合、すぐに通信容量が300万パケットを超えてしまうことも想定されますので、非常用回線という事でドコモとの本契約をしているデータ通信端末に入っているSIMを用意すれば、普通に使う分にはストレスはほぼなくなるでしょう。あくまで日常使っている格安SIMで運用をしたいような場合は、今のところ通信速度制御を発表していない「ocn モバイル エントリー d lte 980」の方がおすすめかと思います。これでも、携帯電話の基地局が使えない状態では使えない事に変わりありませんが、アンテナが立っている状況なら通話が規制されていてもネット接続については期待が持てます。私はこれら通信セット一式をリュックに入れて逃げられるようにしていますが(^^;)、いざという時には自動車のバッテリーを使ってインターネット環境を開放することも考えています。

 今回紹介したシステムは、価格が安い時に買ったということもあるかも知れませんが、全部で五千円以下で揃えられました(^^;)。巾着袋に全て入れても片手で持てるくらいコンパクトになりますし、個人的に十分用意して持ち運べるものとなっています。行政の方々がどの程度こうした対策をされているのかわかりませんが、普段でも他の人とインターネット接続を共有したり、有線LANしかないホテルで無線環境を作りたい時にも無線ルータ単体で使えたりするなど、旅全般で使えるようになっていますので、興味ある方はぜひお試し下さい。


SMS(ショートメッセージサービス)について

 前回の報告の通り、今まで興味がありつつもわざわざ手数料を払ってまで変更しようとは思わなかったデータ通信専用サービス「ServersMan SIM 3G 100」がLTE化されるのを受けて、月々150円の追加で実現できるSMS(ショートメッセージサービス)サービスを追加しました。SIMカード無償交換のタイミングと同時ならば事務手数料の3,150円がかからずに変更できるようになっていたのが大きなポイントでした。

 私が加入したのはドコモ網を使ったデータサービスなのでNTTドコモのサービスに準じますが、auやソフトバンク、イーモバイルでも、いわゆるメールアドレスのついたメールではなく電話番号で直接送受信できるSMSが各社間相互でやり取りできるようになっています。

 このサービスは通話機能を使ったメールのサービスなのでインターネットの通信機能は使わず、スマートフォンでなくても利用でき、iモードなどのメールサービスを契約しなくても使えます。つまり、最安のプランで契約した携帯電話でも使えるということです。さらに、通話と同じく受信するだけなら無料というのがポイントです。送信については、一通3.15円(イー・モバイルは一通2.1円)と、パケット数ではなく一通ごとの課金で通話料金として請求されます。もしパケット定額のプランを付けていても別料金で請求されてしまうのですが、その反面無料通話付きのプランならば無料通話分がSMSの送信料に充当して使えるようになっています。また、携帯電話会社でSMSの同社間送信が無料になるプランがありますので、友人同士で会社とプランを揃えれば、個人的なやり取りだけならお金もかからず、チャットのように使えます。送信できる文字数はだいたい全角70字程度と少ないですが、相手のメールアドレスがわからなくても携帯電話の番号だけでどの携帯電話にもメールが送信できるので、普段のチャット用としてだけでなく、元々メールアドレスを持っていない人や、メールアドレスは知らないが携帯番号だけを知っている人と連絡を取る時に重宝します。使う機種によっては送信が正常に行われたかの確認をすることもできるので、返信をもらわなくても、少なくとも送った先の携帯電話でメールを受信しているという確認が送信側からもできるというのも素晴らしいですね。ただ、地震など災害発生直後に電話を掛けようとしてもかからないのと同じように、SMSについても直接のやり取りには影響を受けます。しかしこの問題はシステムの構築によってある種の情報発信の手段となることも期待されています。音声通話を使った「災害伝言ダイヤル」のように規制のかからないサーバーに、SMS専用の番号を割り当てて送信することでツイッターのように情報をとりまとめるような方法も提起されているようなので、ぜひこうしたサービスが災害時に使えるようになってほしいものだと思います。

 おそらく日本の携帯電話ではSMSの機能が付いていないものはないと思いますし、パソコンが無くてもリアルタイムにやり取りができるというのは知らないと勿体無いでしょう。一度お手持ちの携帯電話のメール画面を開き、「SMSを使う」「SMS新規作成」というようなメニューから使ってみましょう。なお、auではSMSではなくて「Cメール」というのがSMSのことですので、あて先は相手の携帯電話の番号にして送信が可能です。

 すでにスマートフォンに機種変更してしまっている方についても、通話できる通信カードが入っていれば基本的にSMSを使う事ができます。自分の番号にSMSが送信されてくると「メッセージ」というアプリが起動して内容が表示されると思いますが、さらに高機能なSMSを使いこなすためには「Handcent SMS」というアプリが便利ではないかと思います。内容と詳しい使い方は以下を参照してみて下さい。

http://andronavi.com/2010/12/62675

 また、通話のできる携帯電話を持っていない場合でも、2013年7月現在では私のようにスマートフォンに入れて使えるDTIの月額490円のデータ通信SIMカード「ServersMan SIM LTE 100」なら月額150円の追加料金でSMSが使えるようになります(送信料は1通3.15円)。こうしたSMSサービスを使うには実は別の側面もあります。データ通信専用のSIMカードは、スマートフォンに入れるとアンテナ表示が出なくなってしまったり、異様に電池の減りが早くなるという問題が出る端末があることがわかっています。それらの問題を解決するためにSMSサービスを契約する方もいるようです。ただ、このサービスを中心に使う場合、有料でクーポンを使わないと接続スピードの遅さに我慢できない可能性があるのでその点には注意が必要です。今後、もう少し基本の速度が速い他のデータ通信サービスを行なっているところでこのSMSサービスが付いてきた場合、追加の登録やサービスの乗り換えも検討されてくるかも知れませんね。