昨日書いたきっぷを当日駅で購入して、静岡から横浜まで行ってきました。何とか無事に行ってこられたものの、実際はかなりひやひやするものでした。
現状で静岡と横浜を一本で結ぶ列車はないので、乗り換えを数度行なうことになりました。ブログも人が少なくなった車内で書いたりしていたのですが、行きの最後になってひやひやものでした。というのも、昨日の朝に湘南新宿ラインで(赤羽あたり?)人身事故があったらしく、静岡から熱海までは時間通りに行ったものの、本来乗るためにホームで待っていた小金井行きの快速アクティが熱海のホームに止まっているものの長い間ドアが開きません。
こうした事故の影響は以前はそこまで広がらなかったのですが、ダイヤの変更により首都圏のあらゆる路線で影響が出るようになり、私が乗った電車もそのまま進むと事故処理の影響でストップしてしまう可能性があったのか10分くらい待たされて快速アクティは発車しました。その後、どこかの駅を出発する前に「線路に人が入った」という先程の状況とは違う情報が入り、その確認が済むまで出発できなかったり、後発の特急踊り子号を先に行かすために待たされたりして、私の乗った快速アクティが横浜駅に着いたのはおよそ16分も遅れてしまったのです。
私にとって幸いだったことは、石川町駅で待ち合わせの時間より30分早く着くタイミングで静岡駅を出ていたということでしょう。もちろん、ぎりぎりに着くようにすればもう少し遅く出発できたのですが、実際は予定よりも一本早い列車に乗り、熱海で途中下車して駅前にある足湯に浸かり、それまで少したまっていた足からくる疲れを癒やすことができました。
今回熱海でインターバルを取った時には人身事故の事は全く知らなかったのですが、早く熱海から出発したところで人身事故の影響で電車が動かなかったので、足湯に入れた分特をしたという感じでした。それも、時間に余裕のあるプランを組んでいたおかげでした。
来月には春の青春18きっぷが利用できるようになります。普通列車乗り放題のきっぷを使ってできるだけ遠くへ行こうと思うのは人情ではありますが、やはり途中で事故があって列車が遅れても日帰り旅行では当日帰りができるような日程にすべきですし、当日にホテルを取ってあるような場合や、別の交通機関に乗り継ぐような場合でも十分に間に合うよう、十分に時間を取った計画をする方が何もないような場合でも観光したり食事をゆっくり楽しんだりできるので、あまり無理な計画はしない方がいいと思います。
ただ、自分のこれまでの18きっぷを使った旅を振り返ってみると、終点前にドアから次の列車に向かってダッシュを繰り返しながら旅をしたこともあり、今考えるとよくそんな事をやったものだとしみじみ思います。もしその時に何かがあって途中でストップしていたらどうなっただろうと考えると冷や汗が出ます(^^;)。こうした旅を今の時代に行なおうと思う方はとにかくお金を切り詰めるということではなしに、時間をうまく使ってのんびり行くという風に考え、今回のようなトラブルも逆手に取れるような心掛けでいくべきでしょう。
さらに、今回の帰りの行程の中で、何回も帰りの経路を調べる中で気付いたことがありましたのでその点について最後に書いておきたいと思います。
石川町の駅を出て横浜で東海道線に乗り換えたのですが、スマホの乗換検索アプリでは横浜ですぐに乗り換えられるような形で列車をつないでいたのですが、帰りの時間が午後5時を過ぎていたことにより、隣のホームでなくいったん階段で下に降りてから別のホームに移動する必要があり、ホームから通路に降りた時点でアプリで指示された列車にはもはや乗れなくなってしまっていました。予定では熱海~沼津と乗り継いで沼津から快速運転のホームライナーに乗り継げる予定だったのが乗れずにがっかりしていたのですが、次の電車で熱海に着いた時に、目の前のホームに豊橋行きの普通列車が待っていました。
恐らく時間だけで次に乗れる列車を案内している関係で、すぐ目の前なので1分の乗り換えでも乗り継げるようなケースであっても次の列車を案内してしまうようになっていたのだろうと思うのですが、今回の乗り継ぎ時間はおよそ3分でした。その列車に乗ったことによって次はどうつながるかということを改めてアプリで調べたところ、何と乗れないと思っていたホームライナー号に乗れることがわかりました。沼津駅に着いたら正面のホームにすでに列車は止まっていたので、すぐに320円の乗車整理券を券売機で購入し、空いている席にゆうゆう乗車して、そこでブログの続きを書くことができました(^^)。
静岡駅への到着も早くなり、最後になってようやく一息着いたというのが本音でしたが、改めて諦めずに常に次の列車がどうなっているかということを調べることの大切さが身にしみた旅でもありました。今後の18きっぷの旅でも旅行中にでも次進むところについては何度も調べることで、思わぬ発見があることも出てくるかも知れません。一回検索した経路がベストということはないということもありますので、皆さんの旅の参考にしていただければ幸いです。