月別アーカイブ: 2016年7月

東名高速富士川サービスエリア上り改修情報

ここのところ出掛けていなかった富士・富士宮方面へ出掛けてきました。久しぶりだったせいか、富士川楽座とEXPASA富士川の内容はかなり変わっていたのでここで改めて紹介します。

まず、高速道路のサービスエリアであるEXPASA富士川につながる「ぷらっとパーク」が工事のため通行できなくなっています。一般道から富士川楽座やEXPASA富士川に入るためには富士川楽座の方の駐車場へ入れてから入る必要があります。駐車場の台数が減ってしまうというのは下道から入る場合に入れないケースもお盆期間の最盛期には出てくるかも知れませんのでまずはご注意を。

観覧車

で、何のための工事なのかというと、写真のように富士山の姿を見ながらしばしの空中散歩を楽しめる観覧車の設置工事をしているのだということです。観覧車ができたらその分の駐車スペースはどうなるのかという気はしますが、これが完成すれば、この場合では観覧車とプラネタリウムの両方を楽しむことができる施設となるわけです。

あと、EXPASA富士川の中に入っているテナントの中で、以前旧ブログで紹介したキャンプ用品や日本野鳥の会の長靴などは撤去されていてちょっと残念です。あと、富士川楽座にあるレストランのうち、3階にあるレストランの形態が少し変わっていました。

今までは入口で食券を購入し、食券の回収から注文した品の配膳まではフロア担当の人がやってくれたのですが(食器返却はセルフサービスでした)、現在は複数のお店の前に券売機が置かれる形になり、ポケベルが鳴ったら品物を取りに行き、食べ終われば返却するという完全なセルフサービス型の仕組みになりました。ただ、そうしてコストを削減した効果なのか、持ち帰らずその場で食べるという条件で新鮮な生卵とお醤油が自由に食べられるように用意されるようになりました。卵かけごはん大好きな方はこの点を考慮した上で頼むメニューを決めた方がいいでしょう。

今回の目的地は富士宮に生の落花生を買いに行ったのですが、まだ出始めなせいか、店頭に品物はあったもののちょっと少なかったのが残念でした。残念といえば、今、知っている人は知っているであろうピンクのタンクトップで夏はクワガタ春はたけのこを売る「静岡のタケノコ王」さんが富士川楽座からそれほど遠くない所で直売所を出しているので帰り掛けに通ってみたのですが、外から見た限りでは店主のタケノコ王どころか誰もお店にはいないようだったので素通りしてきてしまいました。

この方はまだ全国区のテレビに出る前にタケノコのシーズンに地元のテレビ局が取材している番組を見たことがあったのですが、恐らく店頭で応対するのは普通だと思うので(^^;)、やはりテレビで見て面白がっていた方がいいのかも知れませんね。


エリアフリーTV Plus SB-TV06-WRIP その9 単体使用でのBS放送視聴に注意

関東や東北で梅雨が明けたタイミングでこの文章を書いていますが、さあ本格的なレジャーシーズンの到来だと思った矢先、何ということか自宅のテレビが突然映らなくなってしまいました(;_;)。

電気屋さんの修理窓口に電話をしたところ、大変修理担当が忙しいとのことで、修理の受け付けをするだけでもかなり時間がかかってしまいました。ようやく半日くらいしてメーカーの修理担当者から電話はかかってきたものの、すぐに修理とはいかず、土曜日曜の間待たされることになってしまいました。

ただ、前回同じテレビが故障の憂き目にあったことで今回紹介しているSB-TV06-WRIPを購入するきっかけになったので、現在は自宅にある中で一番大きな画面を持つ10インチのAndroidタブレットをテレビにして修理に来てくれるまでのつなぎとして使っています。

安物のタブレットではありますがそれなりに綺麗な画像も映り、大型のモバイルバッテリーを繋げばどこにでも持ち運びができるのでバックアップ的なテレビとしては十分なのですが、一つの問題につきあたりました。地上波デジタルは見られるもののBS/CSが一切映らないのです。

これはSB-TV06-WRIPとつなげていたテレビの電源が入らなくなったことと関係があります。BSアンテナを使って放送を見るには、どこかでBSアンテナに電源を供給してあげる必要があるのですが、実はSB-TV06-WRIPには電源供給の仕組みがなく、今まではテレビの方でBSアンテナに電源供給をしていたのですが、そのテレビが壊れてしまったことでアンテナに電源供給ができなくなってしまったのです。

SB-TV06-WRIPの仕様を見ると、本体には電源供給を行なう機能がなく、本体のみでBS放送などを見たい場合は別に電源供給器の用意が必要になります。私の場合は電源供給のできるチューナーを持っていたためそのチューナーを電源供給のためだけにつなげることでSB-TV06-WRIP単体でもBSを見ることができるようになりましたが、今回の私の場合のように、テレビが壊れてしまった場合のバックアップに使おうと考えている場合、地上波デジタルだけなら特には必要ないですが、BSまで見たいと思われる場合は何らかのBSアンテナに電源を供給する仕組みを用意しておかないと私のように慌てることになります。

改めて、普段何の問題もなく使っているものでも、ひとつトラブルが起きてしまうと、今まで気にも留めていなかった事が解決できずにイライラすることになってしまうかも知れません。

今回の事でも、なぜちゃんとアンテナがつながっているのに受信信号が0なのかいくら考えても最初はわかりませんで、途方に暮れました(^^;)。テレビの故障でなくても、大型テレビを使わないようにとコンセントを抜いてしまっても同じようにSB-TV06-WRIPでBS放送が見られなくなる恐れがありますので、もしそんな状態でBS放送の予約録画をしていたとしても当然ながら録画されなくなり、にわかにはその原因がわからなくなるかも知れませんので、ここで改めて紹介させていただきました。


IIJmioの「通話定額オプション」は3分と5分 さらに家族同士通話は優遇

前回、OCN モバイル ONEの通話定額サービスを紹介したばかりなのですが、大手のMVNOの中では良きライバル関係があるIIJmioはどうするのかなと思っていたら、すぐにアナウンスを出してきました(^^)。こちらの方はサービス開始は2016年9月1日からで、先行受付開始日は同年8月3日からとなっています。

IIJmioではすでにプレフィックスタイプの電話サービス「みおふぉんダイヤル」を行なっていて、今回はこれに付けるオプションとして以下の2種類の通話定額サービスが用意されています。

・誰とでも3分 家族と10分 600円/月(税抜 以下の表記も同様)
・誰とでも5分 家族と30分 830円/月

5分定額の金額は他のプレフィックスサービスの定額オプションの850円と比べて若干安くなっています。さらに、FREETELの1分定額だと少ないという方には3分定額の設定が用意されているというのも安く通話定額を実現させたいという方には魅力あるプランになっていると思います。

また、ここで言う「家族」とは同じIIJmioのmioIDで契約している人との間での通話になります。同一契約で複数のSIMカードを契約したりするのは家族間で普通にできますので、特に家族同士で頻繁に連絡を取り合うようなケースではかなり魅力的に思えます。

また、全国のビックカメラでも申込みを受け付けるということで、対象とされる店舗がお近くにある方には加入前にわからない事があれば直接お店へ行って疑問点を明らかにしてから加入することもできます。さらにMNPで移る場合にも直接受け取れるというのは有難いものです。

さらに、この「みおふぉんダイヤル」はすでにサービスが普通に使われていて、個人的には心配になる番号通知についても、携帯電話および、NTT東日本・NTT西日本の固定電話に番号通知が可能(もちろんプレフィックス番号は表示されません)というアナウンスがIIJmioからされていますので安心して申し込めるでしょう。

これから「楽天でんわ」「みおふぉんダイヤル」「OCNでんわ」と三つ巴の競いが今後起きそうですが、各社のサービスの違いはないようでいて、組み合わせるデータ通信プランによっても色々と変わってくることになります。キャンペーンでSIM追加の手数料を割引いたり、契約最初の月に料金を割引くこともアナウンスされていますので、興味のある方はどのMVNOのどのプランが自分や家族に合うのかということを考えてみましょう。


ついに大手でも通話定額 OCN モバイル ONEの「OCNでんわ」サービス

2016年になってデータ通信でない通話サービスの拡充を各MVNOが行なっている中、ついに大手MVNOが動きました。今回紹介するOCN モバイル ONEが展開するのは相手番号の前に「0035-43」を付けてからダイヤルする「プレフィックス型」の通話サービス「OCNでんわ」を利用することになり、手動でも発信できますが、プレフィックス番号を電話番号の前に付けず、スムーズに発信するためには専用通話アプリのインストールが必要になります。

2016年8月1日から「OCNでんわ 5分かけ放題オプション」の受け付けが始まります。これはオプション料金の月額850円で「OCNでんわ」の通話が最初の5分間以内が定額となるものです。「OCNでんわ」の通話料金は他のプレフィックス型の通話サービスと同じように、通話料金は普通の場合の半額の30秒10円になりますので、止むを得ず通話時間が5分を超過した場合でも通話料金が安く済むようになります。

このオプションは音声通話プランならどれにでも付けることができますので、最安の1日110MBコースだと1,600円+850円=2,450円(2016年9月30日までは「まるまる2ヶ月キャンペーン」により2ヶ月間は1,750円)でデータも通話も十分にできるお得なプランであると言えます。また、月3GBコースにすると1日110MBコースと比べると月200円増しになります。ちなみに、「ポケモンGO」のように連日高速通信をする方には1日コースがおすすめで、たまに多量の高速通信を利用される方は月毎プランがおすすめです。

他のMVNOサービスと比べると最安料金がそれなりに高いのが気になるものの、他にはない1日コースがあり、さらにアプリにより高速と低速の切り替えが可能、さらに繰り越し可能な上低速時のバースト転送ができるなど基本性能が充実している上、かなり使えると評判の公衆無線LANサービスも料金内で使えるため、1枚のSIMカードで通話もデータ通信もそれなりに楽しみたい場合には十分この「OCNでんわ 5分かけ放題オプション」を付けた音声通話プランは比較検討すべきものになるでしょう。

こうしたプレフィックスタイプのサービスの場合、気になるのは携帯電話だけでなく固定電話にも自局の番号が通知されるかどうかということがありますが、プレスリリースが書かれたOCN モバイル ONEのホームページには以下のような記載があります。

“アプリからの発信時、自動的にプレフィックス番号「0035-43」が追加されることで、通話料がお得になります。なお、通話相手には、プレフィックス番号のない現在お使いの携帯電話の番号が表示されます。”

ここでは、あえて「通話相手」という書き方をしているので、相手が携帯電話の場合だけでなく、ナンバーディスプレイの固定電話にも番号が通知されると見るべきでしょう。ただ、サービス開始が2016年8月1日でまだ本当にそうなのか確認できるわけではないので、実際に全ての電話に番号通知ができるのかというのはネット上の口コミ情報を待つ必要があるかも知れませんが、どうしても固定電話にも自局の番号通知を行ないたいと思う方はそうした情報が確実のものになるまでは申込みを控えるのが得策かも知れません。こうした状況を受けていよいよ他の大手MVNOで通話定額のプランがどういう風に出てくるのかというのも更に楽しみです。

ちなみに、私が今使っているガラケーの更新月はOCN モバイル ONEのキャンペーンが終了する2016年11月なので(^^;)、晴れて通話SIMもMVNOに移すのか、まだ携帯大手の中でガラケーを続けるのかはこの後の展開でどうなるか考えたいと思っています。




車中泊における危機管理術について

現在私が乗っている普通車や、過去に乗っていた軽自車はシートアレンジの関係から、前と後ろの席をシートアレンジでフラットにした場合、一人分の就寝スペースを生み出すのがやっとなので、車中泊の旅は基本的に一人旅の時しかしないようにしています。

ただ、最近の車では運転席の方も一緒にフルフラットにして二名分の就寝スペースを確保できるホンダNbox+のような車もありますが、個人的にはこの手の車に乗るなら、荷台部分で二名分の就寝スペースが作れるエブリィワゴンやハイゼットのようなワンポックスタイプの軽自動車にすると思います。なぜなら、前にも書いたかも知れませんが、運転席はいつでもすぐに運転して脱出できるように空けておくことが大事だと思うからです。

車中泊というのは道の駅の整備により一般的になった感じがありますが、あくまで自己責任による安全管理が求められる危うい所があることも確かです。一般的に車中泊は天候が荒れた場合に身動きが取れなくなるとか、地震や竜巻などの天災による影響が考えられるものの、実は本当に危ない事があります。それが、自分以外の「人」との関わりによる危険です。

よく、他に誰もいない駐車場に車中泊をする時、あまり人が来ないとお化けが出そうで恐いという話を聞くことがあります。しかし、本当に恐いのは実際に目の前にいて何をするかわからない人間が一番恐いというのが本当のところなのではないでしょうか。ほんの些細なトラブルを巡って人の生命にも関わる襲撃を受けたりする事は実際にありますし、自分の車が目標にされて付け狙われたらと思うと車の中にキーロックして大人しくしていれば車に傷は付くかも知れないものの生命の危険までにはならないケースの方が多いだろうと思われるヒグマ・ツキノワグマよりやはり人間が恐いという事は明らかでしょう。

もしそうしたトラブルに遭った場合、個人で対処することは難しいだろうと思うので、高速道路はまだしも(高速の場合、出入口を閉鎖すれば袋のネズミになるので大それた襲撃などは、犯行の後で逃げるつもりならばほぼされないと思います)、道の駅で何か不穏な空気を感じた時は付近の警察署か駐在所の所在地と電話番号を事前に調べておき、いざという時には先に電話をしてから車を走らせて、保護を受けられるように準備だけはしておきましょう。そのいざという時が来たら、早目にその場から逃げられるだけの逃げ足の早さを持てるよう、少なくとも運転席は空けておき、すぐに車を出して目的地に向かえるような準備はやっておいた方がいいでしょう。

こうした準備が無駄に終わればいいですが、車の外というのはいくら安全な日本国内と言えども、外にいる人間の心掛け一つで状況は極端に変わることもあります。今までそんな事例はありませんが、こんな形のテロ行為も日本でならあり得るかもという一つの事例としてお読み下さい。地方の道の駅で、常々旅行中の車中泊をする人のマナーの悪さについてストレスが溜まっていた人が、その復讐とばかりにたまたまその日に車中泊で利用していた車がことごとく襲われるような事もあるかも知れません。いくら自分とマナーの悪い車とは違うと弁明しても、相手から見れば夜な夜な道の駅で夜を過ごす車があること自体がストレスの源であったとしたら、簡単にその感情を収めることはできないでしょう。

もし、道の駅で地元の方と車中泊で利用している人とのトラブルが起こったり、車中泊者同士の小競り合いで殺伐な様子を感じたら、その場所で仮眠を取ろうと思っても、万が一の時のために場所を移るようにした方がいいかも知れません。気の回し過ぎという事であるかも知れませんが、一度車で旅に出たからには危機管理を含めて自分の安全は自分で守るような覚悟も必要になる場合がある事も確かです。

先日起こった神奈川県の養護施設内で起こった事件は、一般的な常識の範疇ではとても推し量ることが難しい理不尽な事件でした。被害者の方につきましては、全く理由らしい理由のないまま被害に遭われたわけで、心よりお悔やみを申し上げるしかありませんが、現実の社会ではそんなことも起こり得るということも改めて多くの人に感じさせた事件でもありました。

今回の事件がそうであるとは今の所は言えないものの、今の世の中は格差社会と言われていますが、金銭的な格差だけではなく、実社会でのストレスから逃避するためにすがったネット社会からも爪弾きにされたと本人が感じてしまうことで、よりやり場のない絶望感に苛まれ、それが爆発することで大きな事件が引き起こされることがあります。

古くは「西鉄バスジャック事件」や、「秋葉原通り魔事件」など、実社会だけでなくネット社会からも自らの存在を否定されたと感じたことにより、通常の精神状態からかけ離れてしまった所から大きな事件が起こってしまったこともありました。人の心の内面というのはにわかには他人が推し量れないものでもありますし、今の私たちにできることは、自分の身の回りにある異常さを感じたら、その対応は専門家に任せ、ただひたすら逃げることが大事です。これからのレジャーシーズン、そうした嗅覚を働かせて、自分から危ない所に飛び込まないようくれぐれもお気を付け下さい。


煽り文句の行き過ぎとサービス発表までの期間にはご注意を

低速データ通信SIMの中でも最安を誇るロケットモバイルに私は加入していますが、その際に同時に発表されたのは、以下のような煽り文句が踊る通話プランの案内でした。

2016年7月、業界に未曾有の激震走る!? 前代未聞、空前絶後の通話プランを提供予定!!

ちなみに、私が入っている低速無制限データ通信の最安価格で298円(税別 以下の表示も同じ)というプランの名称は「神プラン」と、こちらの方もかなり煽っていますが(^^;)、一応他のMVNOと比べても一番安いことには違いはなく、低速ではあってもバースト転送機能もあり、今でもそれなりに使えていて個人的には評価は悪くないものです。

で、上記の通話プランがいつ発表されてどのような「前代未聞、空前絶後」のプランなのかずっと気になっていたのですが7月も終わりに入り7月25日の時点でようやく発表されました。

内容については、低速無制限の「神プラン」に通話料30秒20円の音声通話を付けたプランが948円と、データ通信SIMから650円増しという感じの料金設定がなされていてそれほど前代未聞のプランと言えるのかというと、個人的にはそうでもないような気がします(^^;)。

金額的な事を言うと、So-netの「0SIM」を除いた最安である「@モバイルくん。」の月額800円より安い月額798円あたりで出てくれば空前絶後とはいかないまでも煽り文句との一貫性が出たようにも思えたのですが、やはりと言いますか、音声プランは最安を実現するというのは資金的な何か後ろ盾がないと難しいものだということが改めてわかります。一般的な音声プランの加算料金は700円であることを考えると、650円とぎりぎりの所で頑張っているという気はします。

このように、MVNOの料金の仕組みを知っているとロケットモバイルの料金についての理解はできるものの、事前に煽りすぎたきらいがあるのでその影響が出ないかどうかちょっと心配になりますね。個人的にはきっちりとアナウンスされたものでなければ信じないようにしないといけないとしみじみ思います。ただ、データ専用の「神プラン」については今も便利に使っているのでそちらの方は安くて使いやすいサービスだと評価はしているのですが。

そこで、一つ思い出した事があります(^^)。2016年夏、あのLINEがMVNOのSIMを出すというニュースがあり、このブログでも紹介した記憶がありますが、その明細についてもまだ関東地方が梅雨明け前ということもあってか発表はありません。

当初は月500円前後のプランも出すということでしたが、あまりこうした金額の事だけが一人歩きしてしまうようだと、実際に出た時の期待とのギャップが出たらかなりのがっかり感も出てしまうかも知れません。とりあえずは、それほど期待しないままLINEの発表を待つのがいいのではないでしょうか。

この発表があった時には「ポケモンGO」など全く話も挙がっていなかったので、LINEのMVNOに入ろうと思っていて待っていた人も、ポケモンGOを使う場合の高速通信をフリーで使える他社のプランに浮気した方もすでに出ているかも知れません。今後、LINEだけでなくポケモンGOもやりたい場合は、他のMVNOのプランも比較しながらじっくり自分にはどの格安SIMがいいのか考える方がいいと思われます。そういう意味ではユーザーの意識が高いうちにサービス内容の発表およびサービス自体も開始しなかったことで、今後のユーザーはどう動くのか、そんなところも気に掛けて今後の動向も見ていきたいと思っています。


モバイルバッテリー全盛の中ニッケル水素電池はどの大きさを選ぶ?

私と充電池との付き合いは深く、古くは民生用デジタルカメラ一号機と言われるカシオのQV-10というレンズが回転して自撮りもできる31万画素のデジカメを使っている時から利用しています。当初は、使い捨てのアルカリ単三電池を旅行のたびごとに買って使っていたのですが、それを続けていくと大量のゴミが出るため、当時はまだ性能の高くなかったニッケルカドミウム電池を入れて使っていました。

今のような長期間使っていなくてもきちんと使えるものではなかったので、充電してから時間が経つにしたがって自然放電していき、きちんと準備して満充電された電池を持ってきたはずが、いざ入れて撮影しようとしたら全く使えないほど放電してしまっていたこともざらでした。それが当時の三洋電器の「エネループ」の登場とともに安定して使えることがわかってから、外に出て安値のものを見付けたり、ネットで安くエネループが売られているのを発見したらどんどん買い込んで行ったので、かなりの数の単三エネループが自宅にはうなっています。

そんな中で車のバッテリーを使わなくても使える家電製品として主に単三電池で使えるものを揃えてきたわけですが、最近になって日常使いでは気にならないものの、災害時の事を考えるとこのままでいいのかという風に考えることも多くなりました。

というのも、安定した充電環境がなくなってしまう極限状態でこそ電池を使った製品を使うことが多くなるわけですから、もしそうした状況が長く続いた場合、手持ちの充電池の中味を使い切った時点で利用できなくなってしまうとも思えます。

さらに、多くの人が買い求めると思うので新品の電池の調達も難しいだろうという中で、いちるの望みを託すのはさまざまなサバイバル充電機能を持つグッズであると言えます。その中には太陽電池パネルだったり、たき火をしたりお湯を沸かすことで発電するぐっずだったり、手回しで人力で発電したりということが考えられますが、恐らく単三エネループを4本満充電にするというのは大変だと思います。

これらの中で一番可能性があるのが大きな太陽電池パネルで発電する方法だと思いますが、毎日晴天になるかというのはわかりませんし、大雨の天気ならたき火も安定してできるかという問題もあります。

あくまで私の場合ですが、かなりの量がある単三充電池については雨でも曇りでも太陽電池パネルにつなげでいつでも充電できる体制にしておくつもりですが、もしかしたら急な用途には間に合わない場合もあるかも知れませんので、もう一つの方法を平行して用意しておくようにしました。

それは、単三だけでなくより容量の少ない単四充電池も用意しておき、さらにより少ない本数で使えるものも用意しておくということです。そうすることによって非常時の充電時間は短縮されますし、最悪のケースでも自分の力だけで数百回手回しハンドルを回すことで、急場しのぎに使えるようにもなると思うからです。

ちなみに、私の持出袋の中には単四を単三電池として使える電池ホルダーも用意していて、とにかく少しの時間だけでも単三対応のラジオやライトを動かしたい場合はこの電池ホルダーを使って急場しのぎにすることも考えています。

最初に用意したデジカメでの利用というのは本当に限られた機種だけになってしまいましたし、スマホの充電ということになると以前には結構あった単三電池を使ったモバイルバッテリーというものはとんと見掛けなくなってしまいました。リチウムイオン電池を利用したモバイルバッテリーは小さくて高容量になり便利になったものの、それも安定して充電できる環境があってこそです。私自身はこうした大容量のモバイルバッテリーも便利に使いながら、単三や単四電池で動く製品やUSB経由で充電できるグッズも大切に準備して使っていきたいと思っています。


ポケモンGOは低速SIMで使えるか?

日本で配信が開始されたスマホ用のゲーム「ポケモンGO」ですが、私が使っているスマホもタブレットもAndroid4.2なので、4.4以降でないと使えないポケモンGOのアプリはインストールすることができませんでした(^^;)。

ただ、以前購入して今はほとんど使っていなかった最新のAndroid OSにアップグレードしたNexus5があるのを思い出し、こちらの方にアプリをインストールしてみました。問題なく正規のアプリを導入できたので、一通り使ってみたのですが、多くの方が気にするところはこのアプリは低速SIMでも使えるのか? ということでしょう。

Nexus5には低速(最大200kbps)ながらデータ容量無制限のロケットモバイルの神プランのSIMを入れて使ってみましたが、問題なく使うことができました。というのも、このゲームは歩きが基本で、実際の地図を出しながら移動して行き、その場その場でモンスターやアイテムをゲットしていくということで、カーナビアプリと似たところがあります。カーナビアプリは低速でも十分動きますし、地図にはマークの付いたポイント以外には何の記載もないためデータ量はカーナビアプリより少なくて済む可能性が大きいと思えます。

ただ、ポイントをクリックして事前に用意されていた場所(ポケストップ)の写真を出す際に、低速だと少し待たされることがあるのですが、アイテムをゲットする場合には写真が出てくるまで待たなくてもポイントの写真が出る部分をタップして回転させるとアイテムの方はすぐに出てくるので、どうしてもポイントの写真を早く見たいというのでなければ、今のところ月額298円(税抜価格)のロケットモバイルの神プランがあればゲーム用としては十分のように思えます(あくまで個人的な感想ですが(^^;))。

セルスタンバイ問題の発生しないスマホと組み合わせて使えば、お子さんのゲーム用としては十分のような感じがしますが、スマホだけでは電池がすぐに無くなってしまうので、モバイルバッテリーで充電をしながらやらないといよいよという時に電池切れになってしまいます。

小型モバイルバッテリー

私の場合、Ankerの小型バッテリーを持っていたのでこの写真のセットを持ち出していますが、数時間歩けばNexus5の電池は半分近くまで減ってしまいますので、こうした充電池で時々充電しないとまともにゲームを続けられないと思います。

昨日はこの夏の旅行のためのチケットを買いに駅まで歩いて行ったのですが、モンスターやアイテムをゲットするために遠回りしたりして(^^;)、普段よりも歩く歩数は増えます。歩きスマホの状態になりがちにはなりますが、アプリを立ち上げておけば画面が消えていても周辺を捜索し、モンスターが近くにいるとバイブレーションで知らせてくれるので四六時中画面を見ながら歩かないようにもできます。アイテムをゲットできるポイントの目星がつけば、スマホの画面を見ずにそこまで歩けばいいわけですし、何よりもこのゲームは歩いた距離によって結果が変わってくるので、ポイントとポイントを結ぶところは歩く方に重点を置いて途中でモンスターが見付かったら回りを見て迷惑にならないところに移動した上で冷静にモンスターをゲットすればいいでしょう。くれぐれも歩きスマホだと他人から指摘されないようにゲームを楽しみたいものです。

あと感じたのは、いったんスマホをゲームに使い出したら電池の減リが半端ないので(^^;)、電話を受けたり掛けたりする頻度が多い方は、電話はガラケーにして、2台持ちとしてゲーム専用のスマホにポケモンGOを入れて使うようにした方がいいかも知れませんね。

(追記)
上の所で書いたのは、まだ一定のレベルに達する前の、歩いてモンスターやアイテムを集める行動についての事です。今後、レベルが上がりバトルをするようになると、ポケモンの表示が3Dになるケースで低速SIMの場合表示が追いつかない状態になったり待たされたりする場合があるという報告が出ています。

そうした状況を折り込み済みで安い低速SIMを使うという方法もありでしょうが、できるだけ安くストレスなくゲーム全般を楽しみたい場合は素直にDTI SIMやFREETELのポケモンGOを立ち上げて利用するデータ通信を規制しないプランに入るか、500kbps以上3Mbps以下の中速無制限のSIMで使うか、OCNモバイルONEの一日コースで、バトルの前にアプリで高速に切り替えて使う(高速クーポンは翌日繰越が効くので千円前後の価格でもゲームで使い切ることはないと思います)というような低速プランに少し色を付けたプランを検討するのもいいのではないでしょうか。


こんな時だからこそ車の設計に「災害対応」を

熊本の地震から3ヶ月経ち、先日になってようやく崩壊を免れている熊本城の修復についての映像がテレビから流れてきて、さらには補助による九州への旅行に割引きが出るチケット「九州ふっこう割」も売れゆきが好調らしいとのことで、ようやく復興に向けての流れが出てきたように感じています。

そんな中、政府では4月に発生した熊本地震の初動対応に関する検証報告書を公表し、その中で車中泊をしている人の把握がうまくできなかったということと、同様の災害で車中泊を解消するために、避難所確保などの改善策を年内にまとめる方針だという事です。

こうして内容を紹介すると、車中泊をしている人というのは避難をしている人の把握を難しくしていて、更にはエコノミークラス症候群になる可能性もあるので、できるだけ車中泊をさせないという方向性を政府が打ち出していることがわかります。

今後、避難所を確保して今回の地震で車中泊をしていた人を誘導するための改善策を出すならば、そもそも多くの人が車中泊をせざるを得ない原因もつぶしていく必要が出てくるでしょう。具体的には、

・ペットの避難場所の確保も同時に行なう
・就学児未満の子供のいる家族の避難場所は一般とは別に確保する
・避難所内での近隣トラブルを未然に解消するための人員を確保する

今思い付くだけでもこれだけの事はしっかりと対策しないと、避難所に行かないで車中泊をする人を減らすことはできないように思えます。避難生活における車中泊というのは体を伸ばして寝ることができないというケースにおいて生命の危険もあるということで、車中泊はしないで欲しいというような論評も多く、このブログでも無理な姿勢で車の中で寝るよりも、足を伸ばして避難所で寝る方がいいということは書いてきましたが、今後の災害対策ということで考えるなら、あえて車中泊できる環境を作るような取り組みも有りなのではないかとも思えます。

現在日本で売られている車には様々な種類がありますが、シートを折りたたんでも大きな段差が残るためそうした車の中で車中泊を強行するには、単にシートを倒しただけで体に負担が出るような寝かたしかできないケースが多くありました。もし政府レベルでいざという時の対応を考えてくれるのなら、国内の自動車メーカーに打診してシートを倒して前列と後列が一直線になる形でフラットになるような車も設計して欲しいと頼むこともできるのではないかと思います。

例えばセダンタイプの車であってもトランクスペースまで使えるようなシートアレンジにして、さらに前席とつなげてミッションもフロアにすれば、大きめのエアマットを敷けば家族で足を伸ばしていざという時は寝られる車となります。非災害時には車中泊用として使い、いざという時にはエコノミークラス症候群発生の恐れなく車中泊できる車が多くなっていけば、あえて避難所拡充という対策を取らなくても、とりあえずは車内に避難できる環境は整うわけです。

車のメーカーとしてもいざという時には車の中で足を伸ばして寝られるという事はいわゆる災害シェルターの代わりになるということで、セールスポイントの一つになるような気もするのですが。少なくとも今回の熊本地震ではきちんと避難場所が用意されていてもあえて車中泊を続けた人が多くいたわけですから、車中泊の環境を上げる方策も同時に取って行って欲しいと思います。


So-net 「0SIM」の申し込み日を2016年8月から規制 その先にあるものは?

私自身、毎月少しずつではありますが利用させていただきながら0円で運用させていただいているSo-netの「0SIM」について、新しいアナウンスがありました。何でも「仕入条件の変更や原材料の高騰」のため、一般的な「0SIM」の契約募集を続けることができなくなり、2016年8月から申し込める日が末日に「0」の付く日に限定されるとのことです。具体的な申し込み可能日は以下の通りです。

2016年8月:8月10日、8月20日、8月30日
2016年9月:9月10日、9月20日、9月30日

ここで、2016年10月以降の日付けがないことにご注目下さい。単に「0」の付く日だけを申し込み可能日にするなら、上記のような具体的な記述はいらないわけで、もしかしたら2016年10月以降は申し込み自体ができなくなってしまうのか? という恐れもないとは言い切れないところがあります。

メインSIMのバックアップ用や、とにかく安くSMSオプションや音声通話のできるSIMが欲しいと思った場合、「0SIM」のメリットは確かにあります。しかし、スマホに入れてフル活用したいと思うなら、低速無制限の格安SIMに行ったり、一般的な月千円前後のスタンダードプランの方が安心して使うことができることも確かです。SIMを手に入れたものの、500MBに達しないように使うことはかなり気を遣うので、かえって不便だと感じる人もいるのかも知れません。

多くの方は課金されないような方法で維持しているのかも知れませんがその結果、申し込みはされたもののほとんど収益を発生することのない「0SIM」のユーザーをこれ以上増やしたくないと考える人がいてもおかしくないということも確かです。安く維持できることに魅力を感じながらもつい申し込みそびれている方は、こうした発表を受けて改めて加入するかどうか、更に言うと加入したものの全く使わないで放っておくことにならないかまで考慮してとりあえず9月末日までの動向を決められるのがいいのではないでしょうか。