タッチパッドが付いた三つ折りキーボードは慣れれば使いものになりそうな魅力的なハードだった

注文していた三つ折りのBluetoothキーボードが到着しました。EWiNというメーカーのEW-RB023(第六世代)という製品で、世代まで書かないと細かいところが違っているような感じです。購入価格は6千円弱という、ちょっと高めの価格なのですが、安いものはプラスチック製なのに対し、これは金属製(アルミニウム)で、ヒンジの部分も金属でしっかりしている印象です。

観音開きをした後に、ストッパーを掛けると(左右2ヶ所)多少たわむものの膝の上に載せて使うことができるくらいフラットで固定できます。これだと、電車の中でテーブルを出して使うような場合に便利です。あと、モバイル利用の場合マウスを使えないような場合も多いので、フルキーボードとタッチパッドがセットになっているということでこの機種を選びました。左右のボタンはクリックすることができ、キーボードの横にタッチパッドがあるというイメージです。

あと、キーボードの充電をしたり、電源を入れて使っている時には写真のように内蔵充電池の残量が%表示で出てきます。これも、いざという時に使えるか使えないかわからないというのが今までのBluetoothキーボードあるあるだったことを考えると、使う前と使う後に表示を確認し、後から充電をするような使い方をすれば、使いたい時に電池切れで困ることはないだろうと思います。

実際、この文章は購入したEW-RB023で書いているのですが、右Shiftキーがなかったり、リターンキーが小さいなど、少々戸惑うところもあるのですが、そもそも現在使っているLenovo IdeaPad D330付属のキーボードは一番上の数字キーが小さくて、うまくタッチタイピングができないで苦労をしていましたので、少なくともこのキーボードであれば手元をいちいち確認せずにスラスラと入力できます。これはある意味当り前で、手持ちの非折りたたみキーボードと同じではあるのですが、このキーボードは折りたたむことでバッグの隙間に入り、さらにキーボードを保護するカバーは変形させてタブレットスタンドとしても利用できるので、そのためこれ一つでキーボードスタンドおよびマウスの持ち運びをしなくて済むことにもなります。

当然ながら金属製のキーボードでしっかりしたカバーもあるので、その分バッグの重量は重くなってしまいましたが、そうしたディメリットを上回る使い勝手の良さは感じています。一応、タブレットは手持ちのモバイルバッテリーの中でも30W出力のできるものであれば充電しながら使え、ACアダプターも汎用のUSB-C端子のあるものを使えるように、電源変換ケーブルをすでに用意しているので、他の余分なものは買い足さないでも十分使えます。いざという時には自宅にあるWindows11が入ったデスクトップパソコンを呼び出して、リモートデスクトップから使えるようになるので、かなり荷物を軽くした上でも小さなバッグ一つ持って行ってできることが変わらないというのもうれしいですね。

もちろん、複数の機器を登録して使うこともできるので、Androidタブレットやスマホ用のキーボードとしても使えます。ちょっとした文章を送る場合にはむしろメインスマホと接続させてSNSの投稿用に使うということも有りかも知れません。今後、旅先で使うのが楽しみです。

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折りたたみキーボードを導入することで10インチタブレットを持ち運べる可能性が出てきた

前日に注文した折りたたみキーボードがまだ来ないので、今回はさらに持ち物を増やすことで今までと使えるハードを変えずに利用できるように色々と考えてみました。

今まで持ち運べるノートパソコンとしてバックパックに入れていたASUS T90chiは、本当にパソコンとして使えるとは思えないほど小さいものですが、分離式のキーボードとセットだとかなりバッグの中を占領してしまいます。さらに、音がうまく出ないので動画やインターネットテレビの視聴には向いていないので、せっかく持ち出せてもちょっと不満が残るハードではありました。

今回、折りたたみ式のBluetoothキーボードを注文したことで、キーボード自体は恐らくバッグの中に余裕で入ると思うのですが、T90chiのタブレット部だけ切り離して持ち出すなら、同じように本体とキーボード部分が離れて単体使いも可能なもう一つのLinux mint化した元Windowsタブレットがあることを思い出しました。それがLenovoのIdeaPad D330という2in1のパソコンです。

すでにペアリングしてある非折りたたみBluetoothキーボードと、タブレット本体にあるUSB-C端子に変換ブラグを付け、ワイヤレスマウスを接続してみたところ、問題なく使えることを確認できました。画面もそれなりに大きいですし、貧弱ではありますが本体正面下にステレオのスピーカーも付いているので、音楽や動画鑑賞用にも結構実用になるのではないかと思います。

サイズ的には用意したバッグの中にぎりぎり収まるサイズ感ではあるので、写真のタブレットと今回購入したタッチパッド付き折りたたみBluetoothキーボードを持ち出しグッズの中に加えるのも悪くないかなと思いました。

ちなみに、電源については付属のACアダプターは独自規格の45Wのものですが、汎用USB出力のACアダプターに繋げられる変換ケーブルを使って運用中で、ACアダプターも45W以上で小型のものを持っています。さらにアダプターを接続しながら使うのが基本ではありますが、USB-Cにつなぐことのできるミニドッグもあるので、そちらも合わせて持ち運ぶことで、本体の主要端子が付いた専用キーボードがなくても色々と使える余地は出てきました。

もちろん、バッグの中味が増えることで重量は増しますが、手持ちの他に肩掛けでも使えるバッグなので、そこまで体に負担がかかることはありません。あとは、やってくる折りたたみキーボードがどのくらい手になじむかということがありますが、専用のキーボードは本体の大きさに合わせて作っていあるため、かなりキーピッチが狭く、そのために打ち損じが多発していたので、写真にある外付けのBluetoothキーボードを購入したという経緯があるため、専用キーボードほど打ちにくくなければ、ちょっと外で作業をするためには十分使えるようになると思います。

改めて思いますが、ちょっとした環境の変化(今回はスーパーの水汲みを自転車でしようと思ったからというしょうもない理由ではありますが)が、自分のモバイル環境をも劇的に変えてくれる可能性があり、ちょっと自分で工夫を凝らすことで今まで難しいと思っていた事も実現できるということがわかりました。

今までは、色々と揃えるとLCCの手荷物の上限である7kgにモバイル機器を含む旅用具をまとめるのは難しいかもと思っていたのですが、日常で持ちだすバッグの中味を基本にして旅に出るならかなり余裕を持ってLCCを使えるのではないかと思えてきました。今後もこうした状況については改善を加えて、気軽に色々なところに出掛けられるように改善のヒントを探していきたいと思っています。

スーパーの水問題をきっかけにして持ち物の再構築を行なうことにしました

先日このブログで書きました、日常的な飲水、炊飯・料理用に依存していた純水を提供してくれていたスーパーが無くなるという話からまず書いていきたいと思います。てっきり撤退だと思っていたそのスーパーはこれから新装開店のための準備に入るという事だそうです。ただ、この不景気なので本当に営業を再開するかはそこまで確証はないものの、新装開店しても水のサービスが続けば、また同じように水を汲みに行ける可能性は残りました。

ただ、来月からそのお店には水を汲みに行けなくなるので、色々考えたのですが、浄水器の類は購入せず、代替で純水のサービスを行なっている別のスーパーで水タンクを買い、同じように買い物のついでに水を汲むようなことができるようにしました。新しいお店は、何と職場から自宅へ帰る途中に水のサービスをしてくれる店舗があるので、朝自転車で出る時に空の容器を持って行って、帰りに買い物および水を汲んで帰るようなこともできるようになりました。以前は仕事が休みの時や、仕事から帰ってきた後に出掛けていたので、それなりに時間短縮になるので、これはこれで良かったのではないかと思います。

ただ、水汲みと買い物ということになると、今までのようにデイパックにモバイル系のハードを積み込んで自転車に乗っていくことになると、帰りに相当物が増えるので、かなり大変になってしまいます。ということで、泣く泣く出掛ける時に持っていくバッグを小さなものに変更し、その中味も最低限なものだけに絞ることにしたのですが、それだとLinux mintを入れた9インチ細長タブレットのTransbookでも大きくて持ち出せなくなってしまいました。

今回見直して持ち出すつもりのモバイル機器は、バッテリー・ケーブル・ACアダプターの入れ場も考えなければならないので、8インチのアンドロイドタブレットがぎりぎりになります。ただそれだと、キーボードが付かないので別に用意する必要があるのですが、手元にあるBluetoothキーボードはノートパソコンぐらい横幅が広いので、バッグの中には到底入らないのです。さらに、パソコン的にタブレットを使う場合(手持ちのタブレットにはSIMカードが入っていて自宅デスクトップパソコンを呼び出してリモート使用が可能)には、別にマウスを持たないと満足に使えないという問題もありました。

そんなわけで検討したのが、Bluetoothキーボードの中でも折りたたんでバッグの中に入るサイズのものです。最近の折りたたみキーボードはふたつ折りのものもあるのですが、三つ折りになっていて、フルキーボードに加えてテンキーやタッチパッドが付いているものもあり、私の用途の場合にはタッチバッド付きの三つ折りBluetoothキーボードであれば、限られたバッグのスペースの中に入ってタブレットとセットで使えるようになるのでは? と思いました。

もちろん、本格的な旅に出る時にはLinux mintを入れたノートパソコンを持って行った方が単体でそれなりに使える分有利なので、当然ノートパソコンを持っていく予定ですが、普段のお出掛けの中でちょっと使いたい場合に、何とかタブレットとBluetoothキーボードを使って何とか最少構成でブログ更新ができるくらいの事をしようと、三つ折りのキーボードを注文しました。

通販の恐いところは具体的な物を見ないで買うことになるので、届いたらこんなはずではなかったと思えるものが届くかも知れないということですね。どちらにしても届きましたらレビューはしようと思っていますので、改めてその時には紹介します。

新しいハードを買っても以前使っていたハードもすぐに処分しないことが大事

今では結構な人がアップルウォッチを使っておられると思います。健康管理に関するデータを収集できるだけでなく、eSIMを設定して単体で通話ができたり、電子マネーの決済もできるという便利さがあります。

私は昔から自動巻きの腕時計を複数買って使い分けるような趣味もあったのですが、アップルウォッチは少々家電的には高額だと思う反面、腕時計で自分のステータスを示すような人であったとしても、あえて数十万~数百万する腕時計を何本も持つよりも、新型が出たらすぐに買い換えるような使い方をしていても、アップルウォッチであればそれなりにどこへ付けて行っても恥ずかしくない腕時計としての認知度があるのが良いですね。

ただ、そうは言っても私はiPhoneやアップルウォッチを新型が出る度に買い替えるようなことはしないのですが、手持ちのスマートバンドは結構新しいものに交換して使っています。

スマートバンドというのは、電子マネー決済も通話もできない、スマートウォッチよりもさらに小さなデバイスになります。アップルウォッチと比べてもその価格は安く、1万円以下で買えるのがリーズナブルです。一応、運動や睡眠、健康管理の機能や、スマホと連携してメールやSNSの内容を表示したり、スマホに着信した時に知らせてくれたりと便利なので、もう私は腕時計代わりに使っているという感じです。

今使っているのが三代目になるのですが、実は買い替えの理由は落下による紛失だったりします。一番新しいスマートバンドはきちんとバンドと止め具で密着しているので落ちることはないのですが、以前のバージョンはシリコンで作られたバンドにはめ込むだけのものだったので、ちょっと腕をどこかにぶつけただけでも肝心なスマートバンドの機能を持つ部分だけ落下してしまい、紛失ということで2回買い替えました。

ただ、前の代に使っていたものは、落としたのがたまたま家の中だったため、新しいスマートバンドを購入したちょっと後に部屋の掃除をしていたら出てきたのです。ただ、新しいものを買って使っていたので、とりあえず売ったり処分したりせずに置いておいたのですが、これが私にとってはラッキーな結果となりました。

もう普通に使っていても落下の心配なく使えていた新型スマートバンドでしたが、実は昨日からスマホとの接続ができなくなってしまいました。何度も本体リセットや、スマホに入れたアプリの再インストールを繰り返していたのですが、なぜかBluetoothで接続すら常時できなくなってしまって、これだとスマホの情報を手元で見ることができません。

もしかしたらこちらのやり方が悪いのかも知れませんが、本体自体が壊れた可能性もあります。もし代えがない場合はすぐに代替機を買わなければならないところですが、前の代のものをとりあえず使いながら、新しいスマートバンドがセールで安くなるのを待つことにしました。実は前の代のスマートバンドは今のスマホとすでにペアリングをしていて、本体の充電も定期的に行なっていたので、今回の場合もバンド本体を付け替えるだけですぐに使えるようになりました。

今年は、何と言ってもメインで使っていたスマホを落として紛失してしまったというとんでもない経験をしてしまったことが大いなる後悔だけでなく、常に最悪の状況を考えて便利に使っているハードを遅滞なく使い続けられるようにすることを考えながら使っていくことにしたのが、今回のスマートバンドの動作トラブルについてもずいぶんと役立ったわけです。

ブログ公開には必要なパソコンについても、今は古いパソコンを含めてかなり多くのパソコンのOSを入れ替えて使っています。ここで大事なのは、一つのパソコンをずっと使い続けるのではなく、それぞれのパソコンを同じくらいの頻度で使っていくことだと思います。なぜなら、長くパソコンを使わないことで、アプリやシステムが古くなって最新のバージョンにするには結構時間がかかるようになってしまうからです。

複数のパソコンで同じことができるようにしておくと、一つのパソコンが駄目になっても、そのダメージはほぼなくなります。データはクラウド上に保管することで、パソコンの中に残すことはあってもそのコピーを複数のパソコンで共有している状態になっているので、例えばこの文章の場合でも、途中まで作業したパソコンと、仕上げた段階のパソコンが違う場合も結構あります。旅先で書いた文章を使って作業する場合でも、旅に持って行ったパソコンを開かなくても家にあるパソコンで作業の続きができるなど、複数のハードで同じように使える環境を持つことは本当に大事だと思います。

ソフトバンクも2026年のスマホとの通信衛星接続の利用開始について言及

すでにSMSで直接通信衛星との利用が可能になっているauに対抗する形で楽天モバイルが2026年度の通信衛星との通話・データ通信を含むサービスを開始すると発表しました。

となると、残った大手キャリアのドコモとソフトバンクはどうするか? ということになるのですが、先日ソフトバンクも通信衛星とスマホを直接つなぐサービスを2026年から開始すると発表しました。

すでにサービスを開始しているauがプラン改定による料金の値上げを行なっていますが、逆に言うとそうした新しいサービスを行なうので料金を上げるという理由付けには確かになっていて、他社もそうした行動をしないとauに対抗して値上げできないような事があるのかも知れませんが、とにかくソフトバンクも具体的な提携先などを発表しないまま方針の発表のみ行なって、今後はauと同じように新プラン値上げということになるのかも知れません。まあ、果たして私たちがどこまで通信衛星経由の通話やネット通信を行なうのかということもあるので、実際にサービスが開始されるまでは値上げとは関係ないところで回線を利用するという感じで考えるのも良いかとは思います。

ドコモがまだそうした発表はせず、基地局の代わりに飛行機に積んだ基地局で通信衛星と同じような圏外場所での通信を提供することを方針として出していましたが、今回の発表で方針の転換があるのかどうか、そちらの方も注目したいですね。

個人的には、まだauのStalink Directを利用するつもりはなく、今使っている端末ではサービスが使えないのでこれからの動向を見つつ、次に換えるスマホを何にするかということも考えていく必要はあると思います。

次のスマホの購入を考える際、私はずっとアンドロイドを使っているので、アンドロイドのスマートフォンでもOSのアップデート・セキュリティアップデートの期間が長い機種への変更を考えています。

となると現実的なのがGoogleのスマホPixelのaシリーズ(9a8a7aなど)が候補になります。ちなみにPixel8aから発売日から7年間のOSおよびセキュリティアップデートが利用可能になる見込みなので、Pixel8aでも今から6年間はハード的な問題が起こらなければ、予定ではAndroid21までと、かなり長い期間使い続けられます。

まだauはともかく、楽天やソフトバンクの衛星通信のサービスが具体的にどの端末で利用できるのかはわからないので(楽天はほとんどの機種で使えるようになると発表はしていますが)、実際に衛星通信のサービスが各社で始まった時に、そのサービスが概ねのキャリアで使えて、さらにアップデートも安心なPixel aシリーズの型落ち中古くらいを狙うのが(現実的には今年発売になったPixel9aや今後出るであろう10a?)購入コストを下げつつ長く使えるようになるのではないかと思っています。

となるとますます、それまでは今使っているスマホ(OPPO Reno9A)には頑張ってもらいたいです。落としたりしないように気を付けつつ、さらにバッテリーも満充電しない設定にして電池の性能も維持しながらだらだらと使い続けられればと思っています。

映画・舞台・コンサート開演中のスマホの扱いについて自分なりに考えてみる

一般的に、映画・舞台・コンサートなど会場を暗くして鑑賞するタイプのレジャーではスマートフォンを使うことはNGというマナーが言われています。あくまでマナーなので、厳密に守らなくても良いのでは? と思う人もいるとは思いますが、最近ちょっと考えることがあって、自分的には開演前にはスマホの電源を切り、終演後に電源を入れるという形が一番無難かなと思うようになりました。今回は、この種のマナーに関しての意見は色々あると思いますので、こちらの意見を押し付けるつもりは毛頭ないことをまずははっきりと述べておきます。その上で以下の内容について読んでいただけると幸いです。

スマホが各種エンタメ鑑賞に悪い影響を与えると思われていることの第一は「スマホによる録音・録画」の問題です。映画上映前には「映画泥棒」の告知がされ、違反した場合には罰則があることが明言されていますので、これは駄目だということは多くの方はわかるでしょう。この問題は、スマホをマナーモードにしても、機内モード(電波自体を遮断)にしても画面が付いているスマホを出せば盗撮を疑われるわけなので、疑わしい行動と見られないためにも手元にスマホを置かないことが面倒な事にならないためには必要だと思います。

ただ、盗撮さえ疑われなければ良いということでもないのが、スマホの問題です。まず、少なくともマナーモードにしておかないと、電話がかかってきたり、メッセージが入ったりした時にうるさく鳴り出してしまうので、鑑賞に来ている他の方に大迷惑となります。また、上演中にスマホを扱うことは、たとえマナーモードにしていても他の方の迷惑になる可能性が大です。

例えば、映画で夜のシーンになっている場合、演劇やコンサートで暗転している時にスマホを出していると、スマホの画面が照度を落としていてもかなりスマホを中心として周辺に光が広がってしまうので、その光が他の人たちの目に入ってせっかくの雰囲気がぶち壊しになってしまいます。真っ暗が前提のプラネタリウムではさらに悲惨な状況になります。マナーとは言え、他人への迷惑行為ということで退出を命じられる可能性もありますので上演中はスマホはバッグかポケットの中に入れて操作しないというところも考えておいた方が良いと思っています。

で、ここまで来ると、とりあえずスマホは上演前には手から離し、ポケットやバッグの中に忍ばせておけば大丈夫ということになるかも知れませんが、それだけだとまだ完全ではないということに最近になって気付きました。というのも、マナーモードにしたりサイレントモードにスマホをしていても、スマホが大音量を発する可能性は残っているということです。それがJアラートや緊急地震速報、災害関連の避難勧告などの緊急アラームです。当然、実際にそうした災害が起きたことを知らせる事はエンタメを楽しむ以前に命を守るためには必要だと思うのですが、実際命の危機でも何でもない時に鳴ることがあるのが問題です。訓練でスマホがけたたましく鳴ることは結構あるので、事前に訓練で鳴るのがいつか知らないのなら、やはりスマホの電波を遮断する「機内モード」にするか電源を切るのが無難だと思うようになったのでした。

ただ、私の場合は機内モードにしておくと、切り替えたことを忘れてしまい長いこと機内モードにしたまま重要な連絡を遮断する危険性があるので、上演前にスマホの電源を切っておくというのが自分自身がトラブルに巻き込まれず、終わった後にスムーズに元に戻せるという点でも無難かなと。自分が原因で上演を台無しにしたくないということで、このようなことを考えつつ実行に移していこうと今は思っています。

au Starlink Directは便利だが常に圏外になる場所へどれくらいの人が行く?

先日サービスが開始されたauのスマートフォンと通信衛星を直接つないで、もし回線が圏外でもSMSによる連絡や自分の位置情報を送ることのできる「au Starlink Direct」ですが、サービス全体がau契約者だけでなくUQモバイル及び他社のユーザーに向けて販売されることになりました。

気になる価格ですが、利用する回線によって変わってきます。まず、au回線の場合は利用料は当面無料ということでしたが、既存のプランの料金が2025年8月から値上げになるそうで、その金額は110~330円となっています。今回の値上げは恐らく安定してau Starlink Directを提供できるようにするためとも思えますが、そうなると対応端末を使っていない方には単なる値上げになってしまうというところはあります。

そして、今回のニュースではサブブランドのUQモバイルや、他社の利用が主である人にもauはStarlink Directを開放するということが発表されました。楽天モバイルを使っていて2026年度まで待てない方や、ドコモやソフトバンクを使っていて、衛星通信への道筋が見えないという方でも日本国内で圏外が無くなるというのはありがたい人がいるのではないでしょうか。

まず、「au Starlink Direct」は、専用SIMという形で提供されます。UQモバイルの場合にもSIM交換(eSIMへの変更)が必要になるようです。そう考えると、衛星通信用のSIMはeSIMにするという選択肢もありそうです。auと同じ回線を使っているUQモバイルについては、auよりは高いですが、一般利用よりは安い税込550円の負担で利用ができるようになるようです。ただ、今後UQモバイルは契約できるプランを一新するようなので、そのプランが自分に合うかどうかもUQモバイルで衛星通信を使うかどうかの分れ目になるのではないでしょうか。

衛星通信のみを使いたい場合、auと契約して「au Starlink Direct」専用のSIM発行が必要になりますが、そのSIMでは月1GBまでauの4Gエリアでモバイル通信を利用でき、その上で4Gが圏外の場合衛星通信が使えて月額は税込1,650円となります。この金額が安いか高いかというのは、実際に今までスマホが圏外になって大変な思いをしたかどうかで変わってくると思います。

登山や車中泊のための移動中、全てのモバイル回線が圏外になる場所に来てしまうことはそれほど珍しくありません。その場合でもあえて連絡する事がなければ良いのですが、登山中や車で移動中に事故を起こして助けを呼ぼうにもスマホは圏外だった場合、最後の命綱がこの「au Starlink Direct」になるということになります。

圏外と言えば、海の上でも安定してモバイル通信ができませんので、釣り船で漂流したような場合にも、役に立つ場面が出てくるかも知れません。大きな地震などでの避難生活で、基地局が使えなくなったような場合には、この仕組みはあくまでSMSで発信ができるだけなので、あまり有用性はないのではないかと思います。

ちなみに、昨年の能登半島地震でも活躍した本家Starlink(「au Starlink Direct」より高い位置にある衛星を使ってデータ通信が可能)の料金は、無制限なら月額9,900円、月50GBで6,500円になりますが、専用のアンテナなどが必要なので、スマホ本体だけで通信できる「au Starlink Direct」とはその手軽さが違います。

ただ、この仕組みは、私の考えではかなり用途が限られるサービスだと思うので、あえて月1,650円でお守り代わりの回線をすぐに持つかと言うとちょっと考えてしまいます。実際に使うためにわざわざモバイル通信の圏外の場所まで行かないと使えないということもありますので、その点も考えながら利用するかどうか考えた方が良さそうですね。

宅配便で相手に物を送る時に気に掛けたいことは色々あるけど相手がネットが使えるなら

インターネット上で色々検索を掛ける中で、様々な内容のブログや情報が上がっていますが、中にはちょっと「決め付けが激しいな」と思えるものもあります。何かを買って設定する時にこれだけはやっておけというような「熱い」内容が心に刺さる時もありますが、その熱さに引いてしまうような場合もあります。そんな事を踏まえて、今回は相手のことを思いながら何かを送る場合に自分で気を付けないと思ったことについて、あくまで自分自身の事ですが、ちょっと紹介していこうと思います。

もし、急にそこまで頻繁に連絡を取っているわけではない人に物を送ろうと思った場合、それが宅配便であった場合、時間設定をどうしようかと考えることがあります。その人の生活パターンを知っている人であれば、日中仕事や学校に行っている人であれば平日の夕方から夜に着くように出そうと思うこともありますが、何事もイレギュラーな点も出てくるので、それが全てではない場合も当然起こってきます。

となると、あえて時間を指定しないで送るべきかどうかと、細かな事を気にしてしまうのですが、こういう事は別にどうでも良いと思う方もいるでしょう。今回はたまたまこちらから送るのではなくて、あまり会うことのない知り合いから現地の特産品を送ってもらったのですが、先方がこちらに気を遣って、時間指定を夕方にすると事前にメールが届きました。

ほどなく、宅配業者から配達予定のメールが来たのですが、それは私が大手宅配業者の無料会員に登録しているからで、この会員に登録する事で事前に連絡がもらえるだけでなく、荷物を受け取りやすいように時間や場所の変更もできるようになるのです。

ですから、今回も状況によっては夕方以外の時間に時間変更ができると思っていたのですが、その人が預けた宅配業者のサイトで事前に手続きをしようと思ったら、最初に相手が設定した夕方以降でしか変更ができないようになってしまっていたのです。

そこで思ったのは、今回のように発送直後にメールやLINEなどで連絡が取れるような場合は、もし相手がウェブからこちらが設定した時刻を自分で変更できるようだったら、あえて希望時間なしに設定した上で送り、その後でもし受け取りたい時間があればそちらで時間変更をお願いしますと書いて送るのが良いかなと思ったわけです。

発送時の追跡番号と追跡用のURLを並列して案内すれば、すぐに配達状況を確認してもらえますし、必要であれば無料で会員登録をしてもらえば、時間変更だけでなく受取りを専用のロッカーや営業所に変えることもできるようになっています。当然、タイミングによってできないこともありますが、少なくともメールやSNSで連絡ができるのであれば、そういった形で発送後に連絡をして必要であれば時間などを向こうの都合で変更してもらえるようにすると思います。

ちなみに、先日同じ友人にこちらから物を送ったのですが、その発送には発送料の節約のため郵便局のレターパックプラス(一通600円)を使いました。この金額で速達扱いで中に入れたものを送れますが、こちらの方は手渡しでも時間設定ができないというのが玉に瑕です。今回はこちらから新茶を送ったのでレターパックの封筒に入ったのですが、今後レターパックに入らないものを送る場合には、荷物だけでなく事前・事後の連絡を蜜にとってできるだけ再配達にならないように配慮することができればと思います。

アメリカの国内産業の保護は映画にも及ぶ中でエンタメ関係の輸入にもコストがかかるようになるのか?

アメリカのドナルド・トランプ大統領がかつての「強いアメリカを取り戻す」ための関税を他国に課す政策というのは、本当にそれで強いアメリカが復活するのかと思ってしまうのですが、今回は自動車や鉄鋼などの製造業ではなく、エンタメ系の産業においてもアメリカ国内に海外のものが入っていく場合に関税を課すような事が発表され驚いています。

ニュースになったのは、アメリカ発のコンテンツとして世界をリードしてきた主にハリウッド発の映画についても海外映画をアメリカに入れる場合に関税を100%課すという内容でした。実際にどうなるかわからない事ではありますが、アメリカ以外の国で作られた、アメリカからすると「外国映画」は輸入する場合に今までより購入額が上がるということになります。

それをアメリカの興行主がどうするのかはわかりませんが、コストを観客に負担してもらうということにすると、単純に海外映画をアメリカ国内で見ようとすると、映画館で払うチケット代が関税分高くなってしまうということになるでしょう。問題なのは、単にチケット代が安いというだけでアメリカ国内の観客は外国映画を敬遠し、今後も国産映画を見るようになるのかということだろうと思います。

もちろん、それほどの話題作ではないミニシアター系の映画については、あえてアメリカに輸出するだけのメリットがなくなるので、その分国内のクリエイターの活躍する余地は出てくるでしょうが、観客の選択肢は狭くなってしまいます。

エンタメ系の関税ということで、まずは映画がピックアップされたということになるのですが、日本にとってはアニメーション作品もアメリカで上映しにくくなる可能性も出てきます。コアなファンについてはそれなりに継続するとは思うのですが、そこまでコアなファンではない人がふらっと映画館に足を運んで、そこで日本を含む海外映画のアメリカ映画との違った面白さに気付くというような事はなくなってしまうかも知れませんね。

今後の事を考えると、エンタメ系の規制が映画だけにとどまらずビデオゲームあたりにも波及した場合、関税がどのくらいになるかにもよりますが、確実にこれから出てくるゲーム機やゲームソフトのアメリカでの購入価格が上がってしまうでしょうから、こうした事に対する不満は出ないのかということも気になります。アメリカ第一の思想を持っている人であれば、国内で作られたコンテンツを見たり楽しんだりすることの方が古き良きアメリカを復活させるには大事だから海外のエンタメコンテンツに今までかけてきた費用を国内で作られたものに振り替える感じになるのか、それでアメリカに住む方は満足なのか、気になりますね。

ちなみに私は日本に住んでいても国産のコンテンツばかりでは満足できず、海外からのコンテンツについても積極的に観られる環境があることが素敵だと思っています。気分によってアメリカの映画を見たい時もありますし、ヨーロッパ・アジアもまた違った趣があるので、見られるならまんべんなく見る中で、日本で作られる映画もそうした海外の映画と比べて見劣りしないくらいのレベルを高めて欲しいと思っています。

今回のトランプ大統領の政策は大いなる実験ではあるのですが、もしこの政策が彼の任期中続いた場合、アメリカの映画産業は力を取り戻し、私たちに今よりも良質で面白い映画を輸出してくれるのか、そもそもアカデミー賞などでの外国映画の扱いはどうなるのか、その辺の事を心配しつつも状況は冷静に見ていきたいですね。

地域スーパー閉店の影響は買い物だけでなく飲料用の水の確保にも出てくる

私たちは普通の生活がいつまでも続くと思って生活しているのですが、急に今まで使っていたサービスが使えなくなることで生活プランの変更を迫られることがあります。通信関連では色々と経験していますが、今回はよく利用していたスーパーマーケットの閉店という今までにはないパターンの対応について考えていきます。

このスーパーはイオン系列の安売りスーパーで、今は行ってもほとんど棚に品揃えはないのですが、近辺のスーパーの中ではお米の価格は一番安いところでした。ということで、今後はお米の価格チェックに他のスーパーを回ることになりそうです。

今回私が痛いと思ったのは、このスーパーでは水道水をろ過した純水をボトルを購入すれば、各種カードを機械に通すと無料で給水できていたのが、今月中に閉店するというので来月から水を汲みに行けなくなるということです。

となると、別の系列のスーパーで給水サービスを行なっているところに鞍替えするのが一番安上がりですので、当面はお店を変えて水を汲みに行くことは続けようと思っています。ただ、こうした給水サービスというのはスーパー側にとってはなかなかの負担になるわけで、新しく変更したチェーンのスーパーでもずっと同じように給水サービスが続くのかどうかは今回の事を経験してそこまで期待はできないと思うようになりました。となると、今後はある決意を持ってその次の段階を想定して水について考える必要が出てきたように思います。

具体的には「我が家の水道水は本当に美味しくないのか?」ということです。集合住宅のため、屋上にある貯水槽に溜められてから利用している関係上、飲み水は給水してきた水を主に利用してきたものの、蛇口から出てきた水自体に違和感を覚えるほどの品質ではありません。水道水をそのまま飲んでも不味いとは思えないくらいのレベルではあるので、あえて水道水を飲むことも考えておかなくてはと思ってきました。

塩素が気になる場合は、蛇口から水を汲んで一日置いた水を飲むようにすると良いという話もあります。当然、スーパーで提供されているような品質の純水を作ることができる浄水器を導入したり、いっそのこと大きな水のボトルを利用するようなウォーターサーバーを利用するような事も選択肢としてはあるのですが、実際のところは水道水の汲み置きで違和感を感じないくらい地域の水道水を使えるのなら、毎日飲む分を今使っているスーパーで水を汲むために購入したボトルに汲み置きして使うようにするというような事も考えてみようかなと思っています。