いつになったら楽天は第4のキャリアになれるのか

地方在住者からすると最初から蚊帳の外に置かれた新キャリアとしての楽天モバイルでは、まだ正式なサービスを開始せず、新たに2万名の無料サポータープログラムの募集を開始する事が先日発表されました。しかしその対象地域は東京23区、名古屋市、大阪市、神戸市に住んでいる人のみで、正式に楽天独自の回線サービスがスタートするのもその地域のみになるだろうという事は、ほぼ確定でしょう。

もっとも新楽天モバイルのサービスエリア外ではauのエリアが使えるようになっているそうなので、今ある楽天モバイルのお店で新エリア(非ドコモエリア)の取扱いが始まるようになってもそこまで困ることはないのかも知れませんが、やはり気になるのが楽天モバイルが独自に整備したエリアはどんな感じで、移動しながら使った場合どのくらい使えるのか? という事なのですが、これは今後新たにテストに参加する2万人の方々がネットに報告してくれる内容を待ちたいと思います。このテストは一応3月31日までの限定プログラムということですが、このまま4月1日から正式なサービス開始になるのかということも気になるところです。

私自身は、過去には携帯電話とは方式の違ったPHSのスタート時には人柱になるつもりでサービス開始時から利用させていただいたのですが、今回はあえて無料サービスのなさそうな(私の住んでいる地域は今回のサポータープログラムのエリアでもないので)状況で先走っての加入は控えようと思っています。現在はスマホによるデータ通信用に3つのキャリアの回線を持っているということもあります。

現状ではこの3つのキャリアは一応、全国を回ってもそこまで圏外が頻発したり通信の安定性が損なわれることはないと思うのですが、新しい楽天のエリアについてはどうでしょう。むしろau回線が使えるエリアで使った方がいい結果になったとしたら、私はすでにauのデータ回線を利用していますので、だぶって持つことはないわけです。これは、他の地方在住の方とも同じだろうと思います。

今回の流れは、楽天が新たな第4のキャリアとして誕生するために、まずは大都市圏に集中してのサービス開始前のチェックを行なっているということになるのでしょう。しかし当初2019年10月からのサービス開始をうたっていただけに、今回の発表でさらに全国での自回線提供が遅れ、現状ではいつになったら日本全国で自社網の通信を提供するかということが見えてきません。これまで私のように、興味を持って楽天モバイルの展開を地方で待っていた人にとっては、熱が冷めたという感じになってしまっているのではないでしょうか。

もちろん、楽天のエリアはこれから形成されるので極力無駄を省いて「使える」回線ということになれば興味はあります。ただ、現状では私個人の考えとしてWi-Fiが使える場所が増えればLTEや5Gはその途中に利用するものに限定するような使い方をして安く安定したモバイルネット回線を使う方を優先しようかという事も考えてしまいます。

今のテストをされている方の書き込みの一部には、まだ移動中の安定性が悪いだとか、エリアの穴もそれなりにあるという書き込みも見えます。だったら逆にWi-Fよりも広いエリアで、留まって使う分には安定して使えるような特徴があり、かなり安く提供してくれるなら旅先で車を停めて使うようなシチュエーションで持ってもいいかなという気もしますが、それでは第4のキャリアとしては機能しないわけで(^^;)、早いうちに何かとんでもない特徴を出さないと、他の3つのキャリアに押し出されるような形で埋没しかねないと思われます。とにかく、今後のインパクトある楽天モバイルの展開に期待したいとは思っているのですが、さてどうなるでしょうか。


スポンサーリンク

ネット検索での調べ方は一つだけでない

人間が生活をしている中で、あまり他人の行動を細かく知ることはないので、たまたま流れてきたネットニュースにびっくりしたり感心したりすることが度々あったりします。今年に入って私の持っている常識とは違う世間のありようでびっくりしたのは、今の世の中は「ネット検索」という場合には「ググる(Googleの検索を行なう)」というように、ウェブブラウザーを使っていない人も少なからずいるということでした。

そもそも、「ウェブブラウザー」という言葉自体が通じない人も世の中にはいるという話もあり、そういう方は主にアプリを使ったり、ツイッターやYou Tubeを使ってわからない事を調べる人もいるそうなのです。

確かに、スマホしか使わず、さらに利用するアプリも限られるということになるといつも使っているもので調べられ、自分で満足できるなら、それでいいのではないかと思われます。それだけ今の時代はインターネットと言ってもパソコンではなくスマホでネットをする方が当り前になってきているということになるでしょう。

ただ、物事を深く調べる場合にはインターネットというのはその入口にしかならないということも確かです。昔と比べると確かに調べられることは増え、私自身もネット検索でかなりの事を調べて活用させていただいているのですが、それも数々の検索の癖を知り、どこまでならネットでも調べられるかということを知っているので、ネットの限界を感じた時には辞書アプリを引いたり、図書館でもう少し専門的な知識を得ることを心掛けています。

ちょっと話題がずれるかも知れませんが、私自身は現在Amazon music unlimitedの4ヶ月99円会員になって色んな音楽を聴きまくっているのですが、これで自分の聴きたい曲が全て聴けるのかというと、実はそんな事はありません。過去のヒット曲のオリジナルを聴こうと検索したところ、ある曲については私自身よく知らないアーティストがカバーしたバージョンしか出てこなかったり、あとは「またか」と思われる「オルゴールによるインストロメンタル」だけだったりすることがあります。

こういう事が起きた場合、過去のオリジナルを知っている人ならば、これでは目的を達せられないということで他の手段をネット上で探したり、それこそ中古CDをあさってCDからデジタル化して手に入れるということもできますが、そもそもオリジナルを文字や話でしか知らない人であれば、そこまでの労力をかけてオリジナルの作品を入手するだけの情熱を持つ方は少ないでしょう。そういう人が多くなっていけばいつの間にかオリジナルの価値を重んじる人は少なくなり、私から見るとあれだけ一世を風靡した作品が消えていってしまうということにもつながっていく感じがしてなりません。

ネット検索というのは足を使って歩き回って探すよりも楽に様々なものを見付ける事ができるのに、少なからぬ人がその一部しか使わずにその結果に満足しているかと思うと、ちょっと残念な気がしてなりません。今現実の社会に出ている様々な作品というのは、過去のデータや作品にインスパイヤされたものも多く、音楽にしろ様々な文芸・芸術にしろ新しい作品にはそれ以前の状況を知ることで見えてくるものをあると思います。そういう事を語るにはやはりツイッターのような少ない文字数ではどうしても足りないですし、一つのサイトの意見だけでは見方が一方的というところもあるかも知れないので、様々なサイトを見比べながら考えることも必要になるのではないでしょうか。

ただ、このままではインターネットサイトにそうした貴重な情報がたまっていかないのではないかという危惧もありますので、個人のサイトやブログはもっと見られるべきだと思いますし、私自身もネットで様々な事を調べるような時にはそうしたサイトを参考にさせていただき、必要があればリンクも貼らせていただきたいと思っています。


それでも「マスクをしての接客は非常識」なのか

昨年末に入った少し前のニュースで、大型スーパーやショッピングモールを運営しているイオングループで働く人に対し「マスクを装着しての業務は遠慮を」という話があったということでした。この背景には、マスクをするとその人の表情がわからなくなり、お客さんからクレームが入ったということなのですが、状況が変わるとこのニュースも当初とは変わった意味を持ってきてしまうような気がします。

このニュースが報道された頃は、イオングループでも風邪気味だったり、花粉症、家族に受験生がいる等のケースでは、上司が着用を許可するという話で、問題はあくまで「調子も悪くないのにマスクを付けることが当り前ではない」という接客業の側からの従業員に対する問題提起だったような感じではあるのですが、2020年に入ってマスクを付ける新たな理由が出現しました。

それが、お隣の中国・武漢市で発生したと言われる現状では正体不明の新型肺炎のウィルスの問題です。このウィルスはすでに日本に入ってきて、さらにそのウィルスが人から人に感染する可能性が言われています。さらに、これからの季節は旧正月の連休で、中国から多くの観光客がやってきます。イオングループとしては中国からやって来る人たちもターゲットに色々考えていたのではないかと思いますが、空港や港での検査をすりぬけて、新型肺炎のウィルスを持った状態の人がお客さんとしてお店にやって来る可能性も出てきました。イオングループではそれでも従業員のマスク着用での接客を原則禁止するのでしょうか。

今回の新型肺炎騒ぎがなくても、お子さんが受験生でパートとして働いている方がお店のお客さんからインフルエンザのウィルスをもらい、受験生にうつしてしまったらどうするのか? とか、逆にお客様に不快な思いをさせないため、くしゃみを飛ばさないようにするマスクまで現場判断で付けられないのかという不安な声は多かったですが、もし自分が接客したお客さんが新型肺炎にかかっていて、長時間の商品説明や販売を行なっている中でウィルスを吸い込んでしまったら? と考えると患者数の割に死者の数が多いということもあり、インフルエンザ以上に感染の恐怖が出てくるでしょう。イオンスーパーは全国にあり、さらに私も過去に訪れたことのある中部国際空港のすぐそばにある大型店舗(イオンモール常滑店)など空港や港に近い店舗では、多くの海外からの旅行者が利用すると思いますので、果たしてアルバイト従業員の人員確保がこれからの旧正月期間にできるのか他人事ながら心配になります。

こうした対応自体が逆に極端な差別を生むような事として批判されるかも知れませんが、少なくとも全く予知のできない地震のような災害と違って、感染症にかからないための生活習慣というものは存在します。とある地方自治体のホームページから拾ってきた内容について紹介するとともに、本当にマスクは必要ないのかということを多くの人に考えていただきたいと思います。

・手洗い(爪を切り時計などを外した上で隅々まで洗う)
・咳エチケット(自分の咳・くしゃみのしぶきを他人にかけない)
・うがい(日本特有の習慣だそう)
・湿度と換気(部屋の感想を避けしぶきが飛んだ場合はウィルスを外に出すために換気)

感染症はかかっていても発症する人としない人がいて、そういう人がたまたましぶきを飛ばしてしまい睡眠不足などで体力が低下してしまったり、小さいお子さんや老人など感染した時の抵抗力が弱い人にかけてしまったらと思うと心配ですね。職場で、できるだけ咳やくしゃみを直接他人にかけない「咳エチケット」が徹底されているかというところも大事ですが、今回の新型肺炎の場合は感染者がマスクを付けていない可能性もあります。

基本的にマスクは自分のしぶきを撒き散らさないためのものですが、マスク着用で周囲のしぶきを吸い込むのを抑えられると指摘する専門家もいます。ワクチンがない中での正体不明の感染症についての対応という意味では「顔を手で触らない」「こまめに手洗いをする」ということとともに、「マスクを付けてこまめに交換する」ことも大切になってくるのではないかと個人的には思うのですが、皆さんも正体がわからない感染症の対策なだけに、常に最悪の状況を考えての対応を心掛けることが大切ではないかと思います。


24時間営業の食事処がなくなる時代の深夜行はどうすればいいか

ファミリーレストラン大手であるすかいらーくグループで、今後の店舗の営業について全てのチェーン店で24時間営業を止めることを発表したことがニュースになっています。2019年の大晦日に多くの外食チェーン店が夜間営業を止めたこともニュースになりましたが、1日の中でほとんどお客さんが来ない時間帯については店を閉めて従業員の働き方について環境を変えることを第一に考える企業が多くなったことの現れなのでしょう。

24時間営業のファミリーレストランでは、すでにロイヤルホストが24時間営業を止めていますが、今年はこうした動きが広がり深夜から早朝にかけて利用できるお店が少なくなることは仕方がないことかも知れません。ただ、私が車中泊の旅で走る際には、日中の渋滞を避けるために車の流れが静かになる深夜から早朝に距離をかせぐような事を過去にはやってきました。その際に大変お世話になったのが深夜営業のファーストフードやファミリーレストランだったので、今回のニュースは個人的には残念でした。

まあ自分の個人的な意向が社会の流れとは相容れないことは仕方ないので、今後の深夜ドライブには別の方法を考えるべき時代になってきたということが言えるでしょう。では具体的にどうすればいいのかということを考える必要があります。

恐らく、地域によってはファミリーレストランだけでなくコンビニの24時間営業も行なわれないような状況になってくることが予想されます。まだ24時間営業のお店がそれほどなかった時代の事を考えて、「事前に食料を用意する」ことと、「深夜から早朝も営業しているお店を目指す」という二段構えの対策を考えるべきなのですが、一つ問題があります。

というのも、特に冬の時期に温かいものが食べたい場合には、どうしても調理した食品をすぐに提供してくれるお店で食べる事の優位性があるのに、地域によってどうしても深夜から早朝に開いているお店がないような場合は、それこそ車に調理器具を持ち込み、自炊するしかないような状況も出てきてしまいます。

しかしサービスエリアや道の駅で火を使った調理をするのはご法度な部分があるので、温かいものを外で入手するには自販機の飲み物くらいしか得られないような事も考えられます。しかしその中で、どうしても深夜から早朝にかけて働かなければならない方もいます。特に日本全国を車で回っている運送業の方は、交代勤務にはなるものの、車通りの少ない時間に移動するような事は今後も変わらないと思いますので、まさに飲食店が閉まる時間にどうやって温かい食事をとったらいいのか? という問題が出てきます。

こうした問題については、先日ちょっと紹介させていただいた24時間にわたって人間の代わりに商品を売り続ける自動販売機を使うことで、人が接客し調理しなくても温かいものを供給できる可能性はあります。コンビニエンスストアでは、お弁当・パスタ・麺類などは電子レンジであたためるだけで食べられるものがすでにありますし、食品ロスを避けるために新開発された同じくレンジでチンする「おでん」がファミリーマートの一部店舗で提供がはじまりました。ということは、無人販売と電子レンジ設置のされた空間が道の駅や高速のサービスエリアで用意されれば、フードコートの全店舗が閉まっていても何とかその場で温かい食事を利用できるということになります。

考えてみると、過去にはまだ24時間営業のコンビニなど考えられなかったころ、幹線道路沿いにあって深夜の利用も可能だったドライブインには様々な自動販売機が置かれ、ハンバーガーを温めて売るものや、麺類の自販機、さらにはカップヌードル本体とお湯を別々に供給する自販機など、夜間営業での人の代わりを自販機がしっかりと務めていたということもありました。

当時の自販機の中には焼きおにぎりなど、冷凍食品を単に温めたものを提供したものもありましたが、現代の冷凍食品はさらに進化していて、ごはんにはレンジでいつでも炊きたてのような食感を得られるパックご飯もあります。お好み焼きも冷凍とは思えない出来栄えです。それらをアレンジして様々な食堂の定食類も冷凍食品だけで提供することが可能になるのなら、その「無人食堂」自体が新たなビジネスモデルにもなり得るので、ファミレスの営業時間の見直しをするなら、少なくても深夜から早朝にかけての食事を必要とする人のために、新たな人を使わない食事の提供方法についてもいい知恵を出していただきたいものです。

ちなみに、てっとり早く車で外に出た際に火を使わずに温かいものを食べたり飲んだりしたい場合は、深夜の出発前にお湯を沸かし、保温機能に優れた真空断熱ボトルにたっぷりのお湯を入れて出掛けましょう。私は1リットルのボトルを持っているので、二人ぐらいまでなら夜食用のカップ麺とコーヒーやスープの利用は十分に可能になります。


リニューアルされた「道の駅富士」に行ってきました

昨年末にリニューアルオープンした、国道1号線の富士川沿いにある「道の駅富士」に行ってきました。基本的に「食堂」「ショップ」「トイレ」「屋上展望台」という構成は変わらないものの、全体的に新しくなって特にトイレは気持ち良く使えるように変わりました。

上り側が主な施設なのでそちらの方に寄ったのですが、外観はこんな感じで今までなかったものとして、建物の中央にソフトクリームのお店ができています。建物の中は入って左側が食堂で、右側には削り節のお店と野菜が置かれたスペース、さらに土産物店が入っています。

さらに上に登ると展望所もリニューアルされていまして、そこそこきれいな富士山が見えるようになっています。ただ、出掛けた当日には笠雲がかかっていてすっきりというわけにはいかなかったのは残念でした。写真は撮ってきましたが、大して面白くないので割愛します(^^;)。

今回この道の駅を見たかったのは、全国でも珍しい赤ちゃんを連れての旅をサポートする施設内の装備「授乳室」および「赤ちゃん用品自販機」にあると思います。入口も室内も狭いので冷やかしで利用するのはあまりいい感じはしなかったのですが、今回は利用者がいないことを確認して中に入ります。

まず、奥に入ると鍵のかかる授乳室が用意されています。中に入って鍵をかけるとモニターによる案内がスタートするということですが、一回の利用時間の目安は20分くらいと公式ページではされていますので、マナーを守って利用しましょう。なお、この部屋は女性専用ではなく男性の利用も可能とのことです。

そして、このブログでもたびたび紹介してきました赤ちゃん用の「液体ミルク」を含む様々な赤ちゃん用品が自販機で売られています。こちらで確認したのが紙おむつ・キューブ型粉ミルク・缶入り液体ミルク・赤ちゃん用スープの素などが用意されていました。自販機なので24時間利用可能です。コンビニでも買えないことはないものではありますが、授乳室と同じスペースにこうしたものが用意されているというのは嬉しいですね。

同じフロアにはインフォメーションがあり、富士周辺の観光情報のパンフレットを入手することができます。最近は富士周辺の工場夜景スポットが有名になっているためか、夜景スポットマップも私が行った時には用意されていました。夜間利用でもこの道の駅を基地のように使って絶景の写真を撮りに行くというのも面白そうです。隣接する東名高速のサービスエリア内にある「富士川楽座」の方がさらに色々なものはあるのですが、下道を走って東西を走る場合にはやはり国道一号線沿いの「道の駅富士」はタイムロスなく休憩が取れるので便利ではあります。

以前の古い道の駅と比べると格段にきれいになっていまして、今回紹介できなかった下り側もお蕎麦屋さんが入った建物がリニューアルされているので、上下で建物の新しさについての差はありません。下り線を利用の場合でも地下通路を通れば徒歩で反対側に行けますので、下りを走っているからと諦めないで、付近を通ることがありましたらぜひ一度訪れてみてはいかがかと思います。


モバイル通信が全く使えない場合の用意も必要

昨日は休みだったので早くに出掛けたのですが、その途中でとんでもない事に気付いてしまいました。さすがに車で出掛けたので免許証は持って出たのですが、何か持って出るのを忘れたかもと思って気付いたら、普通ならまず最初に持って行くものとして用意するスマホやガラケーといった携帯電話関連の端末をまるごと置いて来てしまったことに気付きました。その代わり、小型のタブレット端末(Wi-Fi利用可)はあるので、どこか適当な所のWi-Fiが使える場所に行ってメールチェックはできるものの、直電が入ったらそれも確認できなくなります。

今回はたまたま家を出てから早い段階で忘れ物に気付いたので改めて戻って取りに帰ったので事無きを得ましたが、今後の事を考えると全くスマホやガラケーを使えないとか、失くしたり壊れたり、はたまた災害時に充電できずに使えなくなった場合の事を考えておくべきではないかと思いました。

というのも、今の生活の中で家にある電話を使う機会がほとんどなく、さらに家族も常に家にいるとは限らないので、家の電話より家族それぞれの携帯電話の番号に公衆電話から電話した方が連絡が付きやすいと思うのですが、私自身家族や親戚の携帯電話番号について頭の中にあるかというと全く覚えていないのです(^^;)。少なくとも携帯電話の着信やLINEのメッセージが入っているかどうかを何もない状況の中で何とかして確認するためには、電話番号を用意しておく必要があるわけです。

昔は手帳に電話帳をいちいち書いて持っていた方も多かったと思いますが、私自身も紙の手帳を止めてスマホに移行してしまっている中、あまり覚えていない番号についてはスマホがなければどうにもならなくなっています。せめて家族や親戚、勤務先や学校など緊急の用事で電話をする可能性があるところくらいは、紙に書いていざという時には公衆電話から連絡することも考えておくべきだと今回思いました。

さらに、今回はバッグは持って行ったもののスマホ類だけ忘れてしまったので(^^;)、小型のWindowsタブレットは持っていたので、Wi-Fiとタブレットの組み合わせでメールチェックだけではなくLINEへのアクセスもできるように準備しておくことも大切だと思います。メールについてはメールソフトでもウェブ上からでも確認はできると思いますが、パソコン(Windowsタブレットを含む)でLINEにアクセスするためには、専用のアプリをインストールするとともにメールアドレスとパスワードの登録が必要になります。具体的なやり方はネットで調べればすぐにそのやり方は見付かると思います。

そうしてアプリを導入すれば、スマホが手元になくても設定したメールアドレスとパスワードさえ覚えておけばスマホで使っているLINEの内容を同期できるものの、初回アクセス時のみ本人確認のためスマホでコード入力が必要になってくる(4ケタの数字をスマホ側で入力することで本人確認を行なう)ことを忘れないようにしましょう。特にモバイル利用で持ち出すパソコンについては、スマホが手元にない場合でもLINEが使えるように、LINEのアプリをパソコンにインストールするだけでなく、パソコンの方から一回メールアドレスとパスワードを入力する方法でアクセスして、きちんと持ち出すパソコンの登録を行ない、実際にパソコンでLINEを使う方法についても、その状況を確認しておくことをおすすめします。パソコンでメッセージを打つ場合、はじめの設定のままではEnterキーを押すと改行ではなくすぐに送信されてしまうので、その点には注意しましょう。ちなみに、メッセージに改行を付けたい場合はSHIFTキーを押しながらEnterキーを押すようにすると改行できます。それが面倒くさい場合には、送信方法の設定で送信するキー入力をAlt + Enterに設定すると、Enterキーを押すだけでは改行を行なえるようになりますが、お好みで選ぶようにしましょう。


TVerの同時配信が進めばテレビはいらなくなる?

先日紹介したNHKの同時配信および見逃し配信の実施を受けるような形で、民放が主に一部の番組の見逃し配信を提供しているアプリ「TVer」で、民放の一部の番組の同時配信実験が行なわれることになりました。

実験では平日夕方の報道番組を主に配信することになるということですが、全ての番組の同時配信は難しいにしても、多くの放送局が各局の看板番組の同時配信を行なうような形でNHKの同時配信に対抗するようになった場合、本格的な5Gの到来と合わせて、テレビの見方というものが根本的に変わりそうな感じになってくるのではないかと思います。

これは、テレビを購入してアンテナ工事をしなくてもパソコンやスマホがあれば多少テレビ放送からは遅れるものの、内容の同じ番組を見られるということになるわけですので、極端な話、生活をする中で高速インターネット回線を準備することができればいいということになります。

私の自宅でのテレビ視聴環境の中には「TVer」がかなりの重きを占めていまして、テレビにアマゾンのFire TV Stickを接続し、アプリとしての「TVer」をインストールして、「YouTube」や「AbemaTV」「DAZN」とともに楽しんでいます。今まではあえて「TVer」で配信されている番組については録画せずに見逃し配信を利用して大画面のテレビで時間をずらして見ているのですが、今後同時配信が当たり前になったら、リアルタイムで見られるならそちらを優先し、全面的にネット配信に移行することもあり得ます。

4月から始まる「NHKプラス」は、受信料支払いをしている人がコード入力をすることによって現在のBS放送と同じような案内文を消すことができるのですが(受信料支払いがなくても見ることは可能)、そもそもNHKの受信料を払う必要を見出せないような場合は使わなければいいだけなので、パソコン用の大型モニタにFire TV Stickを組み合わせれば民放テレビとネット動画のみを見られるテレビセットが完成するということになります。

ただし、今後NHKがネット回線を利用して動画を見ている人全員から受信料を徴収するような方向を考えているのではないかと言われているので、現状のまま進むのかという懸念点はあります。ただ、今の時点で4月から新生活を送る場合にテレビを購入せずネットからの同時配信のみでテレビ番組を見るようにすると、差し当たって新生活開始と同時にNHKと契約する必要はなくなります。これはかなり大きな状況の変化だと思いますし、いったん受信料を払わないことが当り前だと思ってしまった人が、NHKが請求したからすぐに受信料を払うようになるかどうかという事もあると思います。

もちろんNHKにはある程度の新しい受信料の取り方を考えた上での同時配信のスタートなのだろうとは思いますが、今回のNHKの同時配信自体がやぶ蛇のような形でNHKの首を締めるような事にもなりかねなくなってきたように私には思えて仕方ありません。

TVerでは関東関西のキー局だけでなく地方局でも自局制作の番組を登録していて、それなりに現在楽しんで視聴している方も少なくないかも知れません。今後、夕方の地方発の情報番組がTVerを通じてブレークする可能性もあります。有料で全国配信をすでに行なっているラジオでは、もはやリスナーが全国の番組を聴き比べて自分の住まいとは関係ない放送局の番組を聴くようになったケースもあるので、テレビでもそのような状況が出てくる可能性もあります。

全国を旅する場合、ガイドブックやネットで情報をあさるのもいいですが、現在その地域で起こっている事を即座に伝えてくれるのがテレビの情報番組だということもあります。本来は地元民向けに新しくできたおいしいお店やレジャースポットの情報を流してくれますが、こうした番組を旅に出る前に見ておき、そこで紹介された場所を回る旅の方ががっかり感も少なく楽しめるのではないかという気もするので、全国の民放もNHKより濃い地域情報の発信をすれば、全国のネット民はそちらの方に流れるかも知れません。個人的には今回のTVerの同時配信実験がうまくいき、多くの民放が同時配信をスタートする流れになってくれれば面白くなると思います。差し当たっては先日紹介した公衆無線LANの有料サービスに入って外出先でもワンセグがなくてもテレビ放送をスマホから見られるようにしておくのもいいかなと思い始めています(^^)。


道の駅での車中泊は今後更にいい顔をされなくなる?

今年が東京オリンピックの年で、今年を目指して日本にやってくる多くの観光客を見込んで多くのホテルが作られたり、民泊の規制緩和が行なわれたりしてきたわけですが、さらに将来に渡って地方でのホテル建設計画があるということを知りました。

これは、共同通信が住宅メーカーの積水ハウス社長の仲井嘉浩氏に取材したインタビュー記事に端を発しています。積水ハウスでは、各地の「道の駅」周辺を中心にホテルを展開する計画があるのだそうで、どのくらいの規模かというと、全国23道府県で計約3千室を提供するのだそう。

まずは2020年秋以降に栃木、岐阜、三重、京都、奈良、和歌山の6府県で15施設、約1150室を開業し、その後さらに開業を加速していくのだそうです。ただ、ホテル運営は積水ハウスが行なうのではなく、アメリカのマリオット・インターナショナルとタッグを組んで施工を積水ハウスが行ない、運営をマリオット・インターナショナルが行なう予定だということです。

これはもしや、日本では全国チェーンになっている「旅籠屋」さんのようなアメリカのモーテルのような安宿かと思いきや、そうではないようです。訪日観光客を主に狙い、地域と密着した経営にするためホテルでは基本宿泊特化型にして、一室あたりの料金は1万円から1万5千円くらいのものを想定しているそうなので、いわゆる安宿では全くなく、ビジテスホテルでもない快適さを提供する空間を考えているのではないかと思います。地域密着のため、食事や観光を道の駅を中心とした地域とタッグを組んで行なっていくという話なのですが、確かに一定の需要はあると思います。

先日、中国からこの旧正月にやってくる観光客のホテル志向についてのテレビニュースのレポートが有り、彼らは必ずしも安い価格というものを追求しないのだという実情があることがわかりました。これは確かに思い当たるところがあって、過去に日本に来て炊飯器を買い漁るような状況があった時、「高級機をディスカウントして安く手に入れる」よりも、「日本円で10万円以上する高級機をそのまま買う」ことに意味を見出す人が少なからずいたというのと似ています(つまり自分の家では10万円を出して炊飯器を買える財力があるということ(^^;))。一泊5千円前後のビジネスホテルではステータスが満たされないという人が多くいる中国からの観光客を取り込むには、確かにマリオット・インターナショナルの運営する素泊まりに近い状態でもそれなりの宿泊料がかかるホテルの方が人気になるということは十分に考えられることです。

ただ、こうした高級志向のホテルが道の駅の周辺にできるということになると、今まで以上に道の駅の駐車場で仮眠を取るような人は地域に落とすお金が少ないということになるので、地元の人たちからはあまりいい顔をされなくなるかも知れません。

日本国内を車で家族全員が旅をするような場合、できれば家族5人くらいまで一室の料金で使えるようなリーズナブルな宿があった方が少なくとも私はいいですが、私自身が積水ハウスの作るホテルを使うかどうかは、あくまで料金に見合った設備やサービスが行なわれるかどうかを把握してからということになるでしょう。まあ、そんな事を考えている間にも多くの訪日観光客がそのホテルを占拠するほど繁盛し、もし宿泊したとしてもその場所が日本なのか海外なのかわからなくなくなるのなら、改めて宿泊するかどうかを考えてしまうでしょう。ただ、日本好きな海外の人が増えていけば、今まではあまり海外からの観光客が行かなかったような場所に行きたくなるのは道理で、そこまで考えてのホテル建設計画だと捉えることもできます。

そうは言っても最近の京都をはじめとして、京都駅からの市バスにも満足に乗れなくなってしまい、京都駅から三十三間堂で降りたいのに大量に乗っている観光客に遮られて清水寺までバスを降りられないような状況が海外からの観光客によって起こっている中、もはや京都というのはわざわざ観光で訪れようとは思えなくなっている自分がいます。車中泊込みの旅で出掛けるというのはできるだけ日常生活とはかけ離れた体験をしたいと思っている所が私にはあるので、逆にこうした計画が明らかになったことで、自分の目的地がホテルができる近くの道の駅を避けるような形になっていくのかとも思います。道の駅の目的というのは作られた時から変わっていることは確かではありますが、これで逆に、鉄道駅近くの安いビジネスホテルの空きが出るようになれば安いコストで旅をしたいと思っている方にはいいニュースになるかも知れませんね。


静岡空港の無料駐車場はどこまで残るのか

恐らく、静岡県で生活している人以外にはあまりなじみがないと思いますが、静岡県牧之原市にある静岡空港は、国内線・国際線もある地方空港の一つです。東京にも名古屋にも近く、新幹線や高速バスで行きやすい地理条件の中で、静岡に空港が本当に必要なのか? ということで、地権者との話し合いはこじれ、最終的には土地の強制収容が行なわれた後に開港となりました。

私自身は空港を利用したのは一回のみで、かつてクレジットカードを利用することでマイルが貯められたカードを持っていた時に、航空会社のキャンペーンを有効に使って家族で沖縄まで往復の航空券をマイルと交換できたので、2泊3日でだいたい今くらいの時期に沖縄に行ってきました。

その時には自宅から車を使って空港まで行ったのですが、およそ二千台分ある駐車場は全て無料なので、行ってから帰って来るまでずっと置きっぱなしでも良く、だいたい自宅から1時間ちょっとで空港前まで横付けできるというイメージなので、確かにこれで国内線が充実したら東京や名古屋に行くよりも便利だなと思ったものです。

その後、静岡空港の利用者は中国便を中心に伸び、何より増えたのが無料駐車場があるということで空港の中のショップへ行ったり離発着する飛行機を見に行くなどの「見学者」の利用でした。最近になってようやく空港にも新しい見学用施設やカードラウンジができたり、飲食店やショップがリニューアルされたりして、それなりにグレードアップされています。

個人的には飛行機に乗らなくても、毎日全国各地との行き来があるのであれば、飛行先の名物を空港内の売店に常に用意してくれれば、それだけでも空港に行く動機になると思うのですが、今後の空港見学者の扱いについて、ちょっと微妙な事になってきました。

全ての駐車場が無料のため、繁忙期に飛行機を利用する人が近くに車を停められないような事もあるということで、昨年から一部の区画を予約制の有料にしたところ、かなりの利用者がいたということです。もとより、静岡空港は経費がかかる施設なので、安定した収入を確保するために今までの無料駐車場の一部を有料化し、一泊二日500円くらいで全体の半分くらいを整備できないかという話が出てきたのが昨年の話なのですが、先日のニュースではそうした有料化に反対する声も多いということで、今年の4月に予定されている一部区画の有料化をどこまでやるかということで運営会社は厳しい決断を迫られるという事なのだそうです。

静岡空港にはかつて新幹線の新駅を作るという構想もあったのですが、そうなると静岡~掛川間にもう一つ駅が増えてしまうため、ほとんどの新幹線利用者にとっては反対されると思います(^^;)。現状では鉄道との直結が難しければ、バス路線しかない陸の孤島というようになってしまうわけで、だからこその駐車場無料という事を大きくアピールして見学者および利用者を伸ばしてきたこともあるので、「駐車場有料」というイメージが先行して、空港を訪れる見学者の減少につながるという声も出ています。

しかし、空港は見学者のためのものではないのですから、少なくとも飛行機を予約した人が停められないような事を避けるための有料化は仕方ないような感じがします。どうせなら、航空券を予約する時に車利用なら駐車場の手配も同時にできてしまうようになってくれれば、安心して出掛けられます。

私自身、静岡から沖縄に自腹を切って行くのは高いので(^^;)、スカイマークの飛行機で安く中部国際空港から沖縄に出掛けたことがあったのですが、その際使ったのが宿泊すれば10日間は駐車料金が掛からない仕組みのあるビジネスホテルの東横インを利用することでした。ただし、ホテルを予約しても確実にホテルの駐車場を利用できるかどうかは当日にやってきて駐車場の「空」のマークを確認するまでわかりませんでした。

スカイマークでは自社便利用者に向けて、中部国際空港の専用駐車場の料金を補助するキャンペーンをやっていましたが、私が出掛けたのは繁忙期ではなかったのでスムーズに東横インの駐車場に入れたので事無きを得ましたが、これが繁忙期の利用だった場合、確実に駐車場が確保できるかわからない場合は、車で出掛ける事自体を諦める必要も出てきます。

個人的な見解ではありますが、さすがに静岡空港にそこまで多くの飛行機利用者があるとは思えないので、半分くらい有料駐車場にしてもいいとは思うのですが、ちょっと空港の近くに来たから寄ってみようとは思わなくなるでしょう。しかし、やはり空港は飛行機に乗る人のための施設なので、その辺を履き違えないようにこの駐車場有料化問題は進んでいって欲しいと思っています。


総務省が認可したNHKの「常時同時配信」はフェアなのか

2020年1月14日に総務省がNHKに対してテレビ番組を放送と同時にインターネットに流す「常時同時配信」の計画を認可したという報道がありました。世間では、これでワンセグ機能のないスマホやインターネットにつながるパソコンを含む映象機器を持っているだけでも受信料を請求されるのではないかと疑心暗鬼になっているような感じですが、個人的にはそうした問題とともに、過去にも書いていますが、これで他の民放との公平公正な競争ができるのかというところについても考えてしまいます。

現在、インターネット配信による放送を行なっているのは地上波ではないものの、テレビ朝日のスタジオからニュースも報道している「AbemaTV」がありますが、この配信もネットが繋がれば全国で見ることができますし、画質を落とせば高速の使い慣ぎで低速になってしまっても何とか見られるクオリティを確保しています。

個人的に気になるのが、果たしてスマホの高速通信時でしかまともに見られないくらいのクオリティで配信されるのか、ユーチューブの最低画質くらいで低速でも何とか連続して見られるくらいのものになるかということです。少なくとも、高速通信が条件であるような配信だったら、それで受信料を取ろうとするのは問題が出てくるのではないでしょうか。例えば高速クーポンを切ったり使い切った状態でまともに同時配信の番組を見られないような現状であれば、あまり配信されてもメリットを感じない人もいるでしょう。

個人的な考えでは、当然大手3キャリアが通信制限を行なった後の最大128kbpsでも何とか止まらないで見られるクオリティを保てるようでないと(画質の面は別にして)、モバイル環境で普通に見ることすらできなくなるわけですから、あまり利用しなくなると思います。もし、こちらの希望通り低速でもそれなりに見られるインターネットでの同時配信が実現したら実現したで、問題は起こってくると思いますがNHKはどこまで想定しているのでしょうか。

どういうことかと言うと、車で車中泊の旅に出掛けて、ワンセグすら映らない場所であっても携帯電話の電波が届くところにいれば、NHK東京の番組がリアルタイムで受信できるということになったとしたら、他の民放や他の地域のNHKの番組制作者はどう思うのかという話です。NHKでも地方には地方のスタッフがいて、ローカルニュースおよびローカル番組を独自に放送しています。今回の同時放送がラジオの「radiko」のように、GPSなどで位置を把握してその土地のあるNHKの局が出している電波と同じものを配信で見るようになるのか、それとも全国どこにいてもNHKの東京局の内容を配信するのかということにもなるでしょう(配信は「総合」「Eテレ」の両方だそう)。整合性で言えばその場所で放送されている地方局の電波と同じものを配信すべきで、天気予報や大きな災害が起きた時など、避難や移動に必要な情報を出すためには九州にいて東京の天気予報のみしか見られないとしたら、見る側にとってはとても有益な情報だとは言えないでしょう。

もしそうした事ができないで、NHKの配信内容が東京局の電波を配信で流すということになると、今度はまた別の問題が出てきます。天気予報の場合は九州にいて東京の天気を見てもあまり意味がないと考える人は少なくないですが、NHKのローカル番組枠ではその地域独自の番組でなく「東京ローカル」の番組を見ることができます。これは、今までは東京近辺に住んでいなければ見ることができなかった関東の情報を日本全国どこにいても入手できるということになります。これによって、あえて「東京ローカル」の番組を見たいと思ってネット配信の方でNHKを見るということになると、地方局の立場はどうなるのかということになります。

地域に根ざしているNHKのローカル局や民放のローカル局は、今回の同時配信がきっかけとなって東京ローカルの民放も同時配信をされてしまったら、本格的な「自分の局の番組が見られなくなる」恐れが出てくるわけで、それが今までBSでの同時配信の流れを押さえつけてきたところもあります。過去のBSではだめでこれからのネットではなぜ良いのかということもわからない中、2020年春から同時配信放送を行なうというニュースだけが先行報道されているのは、あまりいい事ではないような気がします。民放は現在、一部の番組を見逃し配信していますが、個人的にはNHKは定時のニュースを同時配信し、全国で放送している番組の見逃し配信くらいから始めるのがフェアではないのかという気もするのですが。

(2020.1.16追記)

改めてNHKが発表した内容が明らかになりましたので、その点について記載しておきます。同時配信と見逃し配信を行なうサービスの名称は「NHKプラス」と言い、2020年4月1日からスタートするということです。

同時配信は午前6時から翌日午前0時までで、地上2波(総合・Eテレ)の番組を配信します。見逃し配信は放送日から7日で、配信ビットレートは最大1.5Mbpsになるそうです。視聴には受信料の支払いが必要で、確認コードを入力すると衛星放送のような案内文が表示されなくなるということで、受信料を払っていなくても利用不可能というものではないようです。また、番組の内容については東京をはじめとした関東ローカルの内容が当初は配信されるということです。