スマホカーナビは使用前に設定内容の確認を

先日このブログに書かせていただいた、高速道路や自動車専用道路上に降りてしまうことの危険性についての話がありました。今回たまたま見た新聞に、走行中の車から降りてしまう危険ではなく、徒歩や自転車、原付などが高速道路や自動車専用道路に入ってしまう事故についてのニュースがありました。昨年度には何と3678件もあり、その割合は5割が歩行者で、原付が約3割、残りが自転車の2割だということです。5年前の統計よりも約4割も増えているという事が国土交通省により指摘されているのだそうですが、このニユースはそれだけではありません。

普通に考えて原付はともかく、歩いていたり自転車に乗っていたりして、わざわざそんな場所に迷い込むのかと思う方がほとんどだろうと思います。間違えて入り込むにしても、高速道路を逆走するような高齢者が中心だろうとも思えますが、その記事によると50才以上のケースが5年前と比べると約1.3倍増えていて、50才以下の場合を見ると、同じ5年前と比べると何と約2.2倍増えているとのことで、決して高齢者とは言えない人や若年層でもそこそこ高速道路や自動車専用道路に入ってしまうケースがあるのだとか。年代別で言うと一番多いのが何と20代で、多い順に70代・60代・10代・30代となっています。なぜ20代や10代が30代より多いのか、その大きな要因として記事で名差しされていたのが、「スマホのカーナビアプリ」だというのです。

記事の中では無料で提供されるカーナビアプリが主にやり玉に挙がっていましたが、これから説明する内容については、有料のカーナビアプリでも十分起こり得ることですので注意が必要です。記事では主に徒歩や自転車での利用に限定して書いてありましたが、普通にカーナビアプリを利用される場合、スマホの方で自動的に利用する交通手段を選んでくれるわけではありません。

グーグルアプリの場合、「車」「公共交通機関」「徒歩」の大きく三つに分かれていますが、車でのナビ結果というのは、特に設定をしない限り早く着くことを優先するので、近い所でも高速道路に乗るルートを案内してしまいます。歩行者や自転車が高速道路に進入してしまう理由の大きなものはそうした交通機関ごとの設定の間違いによるものが多いと思うのですが、記事では何と「徒歩」や「自転車」でのナビを選んでも通行が禁止されている高速道路に誘導された例があったといいます。記事ではこのような動作をするアプリが何なのかの記載はありませんでしたが、国土交通省では当該のナビアプリを出している業者には徒歩・自転車モードで高速道路に誤誘導しないように改善を求めたそうですが、この件については更に調べたところ、自分がよく利用している自動車専用道路でもよく誤誘導が起きているようです。

高速道路を使わないで一般道を走行する場合、ありがたいのが信号のないバイパスの存在です。私が住む静岡市から西へ行く場合、国道一号線の「藤枝バイパス」に入り、そこから「島田・金谷バイパス」「掛川バイパス」(この間は一般道でつながっているので歩行者・自転車の通行可能)「袋井バイパス」「磐田バイパス」と、元々有料の自動車専用道路であった所と無料であった区間が混在するバイパスを経由して静岡県内をほぼノンストップで現在は通行料金がかからず走ることができるのですが(償還期間が終了したため)、実は各バイパスについては自動車しか通行できない所と、原付でも入ることのできる区間があります。この辺は実に複雑で、現在は県道となっている国道のバイパスと並走している旧国道一号線にどのように入っていけばいいかということも、通り慣れていないと良くわからないというのが正直なところです。

私自身も125cc以下の二輪車通行禁止の看板は良く見るのですが、場所によってはツーリングの自転車や歩行者が入っているケースがあり、果たしてどこが歩行者・自転車の通行ができないのかという問いに対して即答できない状況であることは確かです。一部ネットの記載によると大井川を渡る「島田・金谷バイパス」は歩行者・自転者進入禁止なのにも関わらず、多くのスマホのナビアプリで徒歩ルートでナビをしていてもバイパス方面に誤誘導されるケースがかなりあるという話が出ていました。これはさすがに詳しく調べないでアプリに反映させてしまった業者に非があると思うので、このルートを含め、日本国内で徒歩・自転車でのナビを表示した場合に通行禁止区間を通らず、安全に走ることのできるルートを表示してくれるアプリであって欲しいと願わずにはいられません。

ただ、これはあくまでも例外的で複雑な区間であるので、先述のように徒歩や自転車なのに自動車用のナビを設定して使ったとしたら、道路を通る際に「一般道のみ」に設定していたとしてもバイパスのような自動車専用道を通るようにナビされてしまう可能性は高いと言えるでしょう。まずは、ナビ機能を使う前にきちんと設定することが大切であるということとともに、いくらナビが案内を出したとしてもその内容を過剰に信頼しないことも頭の中に入れておいた方がいいと思います。

車でカーナビアプリを使っている時に、もし徒歩ナビモードで起動してしまったら進入禁止の所も平気で通るようにナビをしてきますし、きちんと車用のナビにしていたとしても、自分の車ではかなり通りにくい細い道や山道を案内されてしまうケースもまだ多くあります。無料のナビだからしょうがないとも言えますが、不安を感じたらナビでなく自分の信じる安全そうな道を選んで進み、その都度ナビの進路計算をし直してもらい、大きな道を中心に進むことも大切です。

過去には大雨で高速道路も止まっている中、東海地方から関西に遊びに行こうとしていた人が、大変危険な鈴鹿峠越えの山道をナビの案内に従って進み大きな事故にあったという悲しいケースも有りました。最近のナビでもまだ周辺の天候情報と連動させて「案内不能」という結果を出すような機能はないと思います。単に「高速不使用」「一般道優先」として案内されたルートを辿って行けば問題なく目的地に着くかというと、当日の天候や道路状況によって変わってくるので、ナビだけでなく刻一刻と変わる道路情報も収集しながら進むようにしないと命の危険まで出てきます。

さらに、原付を含む排気量125cc以下のバイクに乗っている方については、一部の自動車専用道路と高速道路では通行そのものが禁止されていますので、旅行で遠距離を走るような場合に安易にスマホのカーナビアプリを使うと通行禁止の区間に入ってしまう可能性はかなり高くなってしまいます。基本は自分の目で125cc以下の二輪車通行禁止の交通標識を確認して進むのがいいと思います。どうしてもナビアプリが使いたいなら、自転車用に作られた設定で使うことを徹底するか、自転車専用のカーナビアプリを使うという手もあります。ただしこの場合も自動車専用道路の判定が危うい場合もあるかも知れませんので、目の前の標識を確認して、降りなければならない所をしっかり確認するようにしましょう。

毎日ずっとスマホを手元に置いている人は多いでしょうが、いくらスマホの扱いに慣れている人であっても、自動車と徒歩・自転車・原付の利用が混在している方は、ちょっとした拍子に違う設定でナビアプリを使ってしまうということは完全に起こらないとは言えません。だからこそ、スマホに一番慣れ親しんでいる20代にカーナビアプリを使って誤進入してしまうのだろうと思います。間違えてしまうことは仕方ない部分もあるわけですが、大事なのは悲惨な事故につながらないように、何らかの違和感をナビの画面と周辺の景色を見て感じた場合は、あらゆる可能性を疑ってみることではないでしょうか。そのためには、今お使いのカーナビアプリにはどんな機能があって、設定の変更によって何ができるのかということを身を持って試してみることが重要です。スマホはあくまで生活を便利にしてくれる「道具」に過ぎないのですから、そういった意識を持ってスマホと付き合ってみるのもいいのではないかと思います。


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フィッシングメールを見抜く方法の一つは「あて先」にあり

このブログのメールフォームから送信できるメールを含め、全てのメールは別途設定したGmailのアドレスに転送したものを確認しています。Gmailの迷惑メール検知機能はかなり優秀で、これから紹介するメールというのは直接迷惑メールフォルダに入ってしまっているので日頃目にすることはありません。

しかし、時々は必要なメールが迷惑メールフォルダに入ってしまっているのではないかという危惧があるので迷惑メールに分類されたメールで必要なものはないか見ることがあるのですが、そんな確認作業をしていると、改めて最近のフィッシングメールというのは巧妙になってきたということを感じています。

先だってはオリコのクレジットで車を買ったような体のメールが来たのですが、さすがにこれは自分が車を買っていないので大企業名を騙ったメールだとわかったのですが、自分が実際に使っているサービスを模したメールが来ると、ちょっと不安になったりします。今回来たメールの題名は以下のようなものでした。

「【重要】カスタマセンターからのご案内【楽天カード株式会社】」

最近はそれほど楽天カードは使っていないのですが、何か連絡があったのかと思って内容を確認してみたのですが、ここではあえてその内容を紹介します。

(ここから引用)
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【重要】カスタマセンターからのご案内

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(ご注意:本メールにご返信頂くことはできません。)

 

平素は、楽天カードをご愛顧賜り誠にありがとうございます。

当社からの重要なご案内をお送りいたしますので、

下記内容をご確認いただきますよう、何卒お願い申し上げます。

 

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■ 振込先口座のご確認方法について

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下記から楽天e-NAVIにログインいただき、ご確認いただけます。

 

▼お客様への重要なお知らせ▼

詳しくはこちら(☆引用者注 この「こちら」の部分がリンクになっています)

 

なお、携帯電話からは本サイトをご覧いただけませんので、パソコン又はスマートフォンからお手続き願います。(※スマートフォンの一部ではご利用いただけません。)

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<お問い合わせ先>

楽天カード株式会社 カスタマセンター

電話番号:0570-041-☆☆☆(以下2つの電話番号を加工しています)

(一部ご利用いただけない場合は092-303-☆☆☆☆をご利用ください。)

営業時間:8:15-20:40

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※このメールの送信アドレスは送信専用となっておりますので、

本メールへのご返信はご遠慮いただきますようお願いいたします。

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発行元  楽天カード株式会社

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(引用ここまで)

まったくもってもっともらしいメールで、知らない人はリンク表示に従ってクリックしてしまいそうですが、この種のメールが来た場合、まずはリンク先ではなく問い合わせ先とされる電話番号を疑ってみます。

具体的にはこのメールにある二つの電話番号、「0570-041-☆☆☆」「092-303-☆☆☆☆」をそのままネット検索にかけてみます。このメールが本物なら、検索結果に「楽天カード カスタマーセンター」のページが引っかかるはずです。もちろん、このメールを送信した輩がそうした対応までされることを想定し、フィッシングサイトにこれらの番号が記載されたニセのサイト情報を記載したサイトまで用意しているかも知れません。

ちなみに、上記の番号は、公式サイトにあった電話番号と比較して「0570」「092」の最初だけ同じであったものの、それ以下の番号は全く違っていました。さらに、楽天カードは「カスタマーセンター」ではなく「コンタクトセンター」として自動音声でない問い合わせ先を用意しています。なお、メールには営業時間は「8:15-20:40」と書いてありますが、実際の営業時間は「9:30-17:30」と全く違います。もし電話でも架空請求の詐欺を行なっているとしたら、仕事をしている人でも掛けやすい時間に設定しているという感じです(一般の始業時間より少し早く、終了時間も遅いため)。

今回のメールはクレジットカードの利用に関してのメールだったので、カードの裏面にも小さい文字ではありますが連絡先の記載があります。不安に思った場合はまずはカード記載の連絡先に電話するのがセオリーだとまずは覚えておきましょう。

さらに、これは先に紹介したオリコのメールでも共通していたのですが、メールの宛先がどうなっているかという事を見ていると、内容云々ではなく根本的におかしい事に気付いたという事があります。もし、楽天カードに登録している以外のメールアドレスに届いたのなら論外ですが、それ以上にひどかったのは送信元こそ「楽天カード株式会社」となっているものの、送信先は私のアドレス一つではなく、「@」以降の文字列が同じである同一プロバイダのメールアドレス5ヶ所に同時送信していたのでした。

さすがに登録したメールアドレスの流出がニュースになる現在、こんな杜撰なメールを送っているのが本物の楽天カードだったら、すぐさま会社の不祥事として報道されるレベルの話であり、偽メールであると確信するに至りました。

早速、グーグルには「フィッシングメールとして報告」をしましたが、他にこうしたメールを受け取った方がいた場合には積極的に報告をすることで、更にGmailのフィルタが強固なものになりますので、単に消去するのではなくきちんと報告することをお願いするとともに、適切な対応を行なうことを心掛けて下さい。

これは詐欺まがいの郵便物を受け取った時と同じように、企業や役所を騙った内容のものにリアクションする場合、決して受け取ったものに書かれている連絡先にアクセスしたり電話したりする前に、まずは自分で調べた問い合わせ先に連絡してそもそもそんな郵便物やメールを送ったのかを確認するようにしましょう。騙される方の大半は、つい先に送られてきた連絡先に電話して何らかのお金を払ってしまった後で正式な連絡先に連絡を取って騙された事がわかることが多いのです。

今後もさらに巧妙に本物のメールであることを模したフィッシングメールがやってくる可能性はありますが、既に代替可能な連絡方法としてLINEに移行するような事も試しつつ、悪質なメール送信業者にひっかからないようにこちらも考えていきたいと思っています。参考になりましたら幸いです。


生命を守るための情報を入手するために必要なこと

先日車の中でラジオを聞いていたところ、広島の原爆投下に関するラジオドラマを放送していたのを聞きました。こういう話をすると、原爆の悲惨さと戦争への憎しみというテーマのゴリ押しに終始しているのではないかというような感想を持つ方もいるかも知れませんが、実際に原爆の直撃を受けた中で生き残った方の体験談を基に構成された番組は、現代に生きる私達にとっても有益な情報が含まれていることがあるので意外と侮れません。

というのも、番組の内容を聞いていてちょっとした知識のあるなしで生死が分かれる状況というものが普通に存在することを改めて感じたのでした。主人公で当時13才の女の子がとある橋のたもとで被爆したのですが、同じように橋の近くにいて原子爆弾にやられた人々はひどい火傷を負ったということから、我れ先にと水で体を冷やそうと川に向かって殺到したのだそう。その女の子は、その川は小さい頃遊んでいたことで知っている大切な情報がありました。この川は時間によって潮の満ち引きにより大人でも背が立たないほどの水量になるというのです。

女の子は川に向かって進む多くの人達に、大声で川には入るなと叫んだそうですが、原爆投下直後でパニックになっていたり、とにかく体を冷やしたいという多くの人の流れに乗ることによって反対方向に引き返す人はほとんどなく、その女の子が成長し、被爆の体験を多くの人に伝える語り部となっても、その後に起こった悲惨な光景を忘れることができないということでした。

これと同じような状況というのは、戦争でない場合でもしばしば起こっています。東日本大震災よりかなり前に東北地方を襲った1960年のチリ大地震による津波が来る前に、東北のある地方では一時的に引き潮になったことで海岸で貝類が面白いように獲れたことから多くの人達が貝を拾いに集まり、結果的に避難が遅れて多くの犠牲者が出ました。また前年の1959年に日本に上陸した伊勢湾台風についても、大きな台風ではあったにしても、停電によりテレビ・ラジオが使えなかった事により警戒情報や避難勧告を出しても多くの人に届かなかったり、実際に大きな被害があった場所に住む人たちに、事前にこの地域で大雨が降ったり台風がやってきたら高潮にやられるというような危険の周知徹底ができていなかったことが被害を広げたのではないかと言われています。

さすがにテレビ・ラジオだけでなくインターネットでも情報収集するためのツールが多くある現代ならこのような情報が入らなかったり無知による人的被害は起こらないのではないかと思われるかも知れませんが、情報伝達ツールが発達した現代の災害ではtwitterによるデマのツイートによって多くの人がそのニセ情報に踊らされて、最近でも熊本地震の時にはライオンが動物園から逃げ出したというフェイクニュースを信じていた方も少なくなかったのではないかと思われます。これから起こるであろう災害で直接的には被害を受けなくても、その後の情報のやり取りによっては直接の自然災害によるものではなく、誤った情報を受けた人間が起こした行動で命まで危険になる状況というのは当然考えられますので、単なる情報収集だけではなく情報の取捨選択をどうするのかという点についても考えておく必要があるでしょう。

最初に紹介した広島の女の子の場合は、自身が身を持って感じていた経験からの情報であるので十分信頼性に足る情報であるものの、小さな子供の言う事だと受け流した大人が多かったことが悔やまれます。非常の時にはパニックになっている大人よりも冷静な子供や学生の方が正しい判断のできる状況もあるかも知れませんし、とにかく自分で納得できるだけの情報を元にして、あくまで自分で考えた上で動きたいものです。

そんな中、ちょっと気になる話が起こったのが先日に沖縄本島の東にある東村に不時着した米軍の大型ヘリの墜落炎上に関するニュースの中で報道された情報です。米軍のヘリのプロペラの中には、羽が破損したことを乗務員にいち早く知らせる装置として、昔のヘリコプターを中心に一本一本の羽の中にストロンチウム90という放射性物質が仕込まれているのだそうです。実際にプロペラが破損した場合、常時測定している装置の中の放射線量が変わることで異変を乗務員に知らせることになっているのだそうです。

今回墜落した大型へりにその装置が付いているかどうかはわかりませんが、過去に沖縄国際大学の校舎に墜落したヘリコプターにはこの装置が使われており、実際にいくらかの放射能が大気中にばらまかれたのだそうです。沖縄国際大学の事故の時にはやってきた米軍関係者がとにかく現場にいた日本人を警察官を含め追い出した映像をそのインパクトの強さから覚えているのですが、今から考えると近くにいる人が被爆する恐れがあるので追い出していたのだとようやく理解したのですが、残念ながらその時には放射能云々という話は私が見たり聞いたりしたニュースの中にはありませんでした。こうした事実を知ったのは、それこそ今回の東村での墜落事故の報道の中であって、かなりの長い間事実誤認をしていたわけです。

今回、新たな情報を得たことにより考えることは、米軍ヘリの演習場の近くで生活をしていたり、観光しているような場合にそうした事故に遭遇したら、決して近くに行かない方がいいですし、家族や知り合いと一緒だったら決して近くには行かせないように促すということです。実際にヘリコプターの墜落に遭遇した際の行為は、風向きの状況もあるかも知れませんが、最悪の場合には煙と一緒に飛散してきた放射線を口や鼻からまともに吸い込んでしまい内部被爆して、重い後遺症に苦しむ事になってしまうかも知れません。まずはその場から離れる事がいいと思いますが、ある程度の安心が確保されたと思って遠巻きに見ているだけでも安いマスクだけでも用意していつでも使えるようにしておくことぐらいはやっておいた方がいいのかも知れないと思うほどです。何しろ実際の事故直後でも個別の案件について直後には詳しく報道されることがなく、重要で極めて大切な真実が後出しで出てくるような状況なだけに、事故のニュースなどを見ていても、なかなか公に情報公開されないものに対しては、特に神経質に情報収集をして危いものには近づかない方向に進むのがいいだろうと思います。

このように、過去に報道されている事実があったとしても、受け取る側が見逃すなどして大事な情報を入手しないままその危険に遭遇するような事は避けたいので、今後も気を付けて日常生活や旅行で出掛ける際の危険について、日常的に手に入る情報を見逃さないように追って行きたいと思っています。


シャープ ドコモSH-01J その15 定期的なアプリのバージョンチェックを

SH-01Jに限らず、OSにAndroidを使っているガラホ全般について言えるのですが、動作の安定性を保ちガラケーと同じように利用することができるようにするためか、公式に利用できるアプリはLINEやおサイフケータイに入っているアプリなど限られたアプリしか使えないようになっています。

ただ、多くの方はできればスマホに入っている便利なアプリも使ってみたいと思い、直接アプリをインストールしていると思います。私自身も例外ではなくメーカー推奨外の使い方として様々なアプリをインストールしていますが、使い方に慣れてくるうちに、改めて考えたのが、そうして入れたアプリの管理をどうするかということがあります。

普通のスマホの場合、Google Playからインストールしているので、悪意を持ったウィルス入りのアプリの導入を避けることができたり、アプリの新しいバージョンがあれば通知してくれ、設定によっては自動的にアップデートさせるようにもできます。

それに対して、ガラホに入れた各々のアプリについては、LINEのような限られたアプリを除き、新しいバージョンがあっても通知や自動アップデートしてくれる機能はありません。これは不便なようでもありますが、特に自動的にアプリをバージョンアップする設定にしていた方の場合、今まで便利に使っていた機能がバージョンアップによって使えなくなってしまったり、使えるものの使いにくくなってしまったりすることがあるので、人によっては手動でアプリを入れ替える方が好都合だと思う方もいるでしょう。

また、アプリバージョンアップによってファイル自体の容量が増大してストレージを圧迫したり、Androidの特定のバージョン以上でないとうまく動かなくなったりする場合もあるので、基本的にアプリの入れ替えが手動ということのメリットディメリットを理解した上で使われるのがいいだろうと思います。

セキュリティ関連のバージョンアップの場合、どうしても以前のバージョンにこだわりがあるのでなければ、すぐにバージョンアップするのが望ましいと思います。ただ、機能についてのバージョンアップにそれほど魅力を感じない(ガラホだと使えない機能があったりするので)という事であれば、そのままのバージョンで使ってもいいでしょう。アプリの中には起動した時にバージョンが最新でないとアラート表示が出て、スマホを使っている場合はその画面から最新バージョンのインストールに進めるものもありますが、その機能もガラホでは使えませんので、そうした表示が気になる場合もアプリの更新を考えてもいいでしょう。

個人的におすすめなアプリ管理の方法は、ガラホに入っているアプリが全て入っているスマホをセットで持ち、「Esファイルエクスプローラー」というアプリを使ってアプリの転送およびインストールを管理することです。バージョンの違いをチェックし、バージョンアップしたいアプリをまとめて選択して送信するとアプリファイルが転送され、SH-01Jから手動でファイルをインストールすることができるようになります。そうすれば、ガラホで使っているアプリの最新版をいちいち探す手間がなく、常に最新のアプリが入っているスマホからアプリを選んでバージョンアップできます。

ただ、スマホとガラホに入っている同じアプリのバージョンについてはお互いに設定画面を開いて個別にバージョン確認をする必要が出てきます。少なくともガラホ側に入っているアプリについては、スマホでもパソコンでもいいのですが、テキストファイルなどでガラホに導入しているアプリの一覧をそのバージョンとともに記録したデータを作っておくと、現状でのスマホに入っているアプリの最新バージョンとガラホでのバージョンの違いをいつでも確認できます。

後は、Google Playのアプリページにある更新遍歴の内容を確認しつつ、セキュリティ関連で特定のアプリのバージョンアップがされることがないかどうかを確認するようにしましょう。

改めて、スマホと比べると不自由なガラホのアプリの管理について見ていきましたが、こまめにアプリのバージョンチェックなどをしておくと、入れたものの全く使う場面のないアプリについてもわかってくるのではないかと思います。多くのアプリを入れ込んで行くと全体の動作に影響する可能性も出てきますので、まめに管理しながら、改めてガラホに入れておく自分なりのアプリを発見するようにするのも大事ではないかと思います。使い慣れた方であればなおのこと、定期的なアプリのバージョンチェックをお忘れなく。

※ドコモのガラホ「SH-01J」について書かせていただいた記事をまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 通話専用でも安く本体を買うには?
その2 オンラインショップで購入後開通手続き
その3 F-05Gとの二台持ちにしたわけ
その4 どのSIMを入れて使うか
その5 まずは「ベル打ち」の設定を行なう
その6 モバイルルーターとはBluetoothテザリングで
その7 基本的な使い勝手
その8 入れておくと便利なアプリ
その9 一通り使ってみての感想
その10 本体にnanacoをセットする
その11 あえて通話専用SIMを入れる使い方
その12 ソフトウェア更新でテザリング可?
その13 アップデート試用結果も上々
その14 単体使用およびテザリングの使い勝手
その15 定期的なアプリのバージョンチェックを


アルミ製材部品関連のリコールがあるかチェックしよう

車を毎日の足として利用し、さらに旅行や災害時のシェルター的にも使える自動車はあえて言うまでもなく多くの人の生活に必要不可決なものであり、特に日本が誇る工業製品として「日本車こそが最高だ」と思っている方も少なくないと思われます。私自身も基本的にはそうした考えで日本車に乗っています。

過去に一部のメーカーが車の燃費表示を改ざんしたという事がニュースになった時も、個人的にはカタログ値の数字を高くしても、実質的な燃費からするとそうは変わらないこともあり、具体的にカタログ上燃費が良いように見せかけたメーカーに対してもそこまで憤ることはありませんでした。あくまで税金を安くするための小手先の競争の結果であって、すぐに新車を買う場合以外には関係ないと思っていたのですが、そうした「ちょっとぐらいならいいだろう」という意識自体に問題があるのではないかと最近思うようになりました。

というのも、自動車メーカーは部品を作って組み立てはするものの、全てを0から作っているのではなく、多くの企業と連携して素材集めから始めて最終的に自動車という製品を完成させています。今回出てきた問題というのは、車にとってはその土台となる車を作る材料のひとつ、アルミ製材を提供していた神戸製鋼所が強度や寸法というデータの不正改ざんを行なっていたというものです。こういう事をされては、いくら自動車メーカーがいい車を作ろうと努力しても、部品を作る材料そのものに欠陥がある可能性もあるわけですから、出来上がった製品の耐久性や衝撃対応の面において自動車メーカーが目指す性能が発揮できないという問題が出てくるかも知れません。

私も全ての報道を読んだわけではないのですが、自動車メーカーではトヨタとホンダ、三菱自動車、日産、スバル、マツダという国内メーカーの多くが神戸製鋼所のアルミ製材を使っていたことが明らかになっているので、もしかしたら私の乗っているホンダ・フィットでも使われているのか? もしかしたら長年乗っているので急に部品が壊れたりしないのか? と疑心暗鬼になってしまいます。

もしこの事が原因で過去に事故が起きた際、本来ならば壊れないはずのものが壊れたりしていたとしたら大きな責任問題になります。もちろん、全てを完璧になんてことを要求することは難しいとは思いますが、メーカーのセールスが技術部門のデータを信じて顧客にその性能を誇るようなセールストークをして売っていたとしたなら、神戸製鋼所はそうした人たちに対しても謝らなくてはならないでしょう。

工業製品を作るというのはあらゆる状況を想定して安全対策を行ないますが、直接的に部品の強度を調べることはできても、実際に昔に車を購入したユーザーの車が経年により劣化していくところまではテストはできません。それこそ、データから類推する部分も出てくると思うので、こうしたデータ改ざんを暗黙の了解で行なってきた罪は重いと言えます。今後は企業内部での不正の構造だけでなく、業界ぐるみの不正や政府の関与がなかったかというところまで徹底的に調査して、二度と同じ事が起こらないようにしてもらいたいものです。

今後、エンドユーザーがどうすればいいかということを考えると、今自分の乗っている車に神戸製鋼が作りデータの不正な改ざんがされたアルミ製材が使われているかどうかを知ることが大事です。とりあえず使われていなければいいのですが、使われていた場合、メーカーはリコールまでして部品を換えるのか、安全や強度には問題なしとしてそのままにするのか、さらにメーカーによって対応の違いが出てくるのかというところも注目です。

今のところホンダの公式ページにはこの問題についてのお知らせなどはありませんが、どちらにしても会社のスタンスについては発表されていくと思います。現在作られている車に問題のアルミ製材が使われていた場合にはその対応が最優先されると思いますので、実際にリコール対応を決めたとしてもすぐにできるものではないでしょうが、恐らく現状でディーラーに行って聞いたとしてもホームページ発表くらいの情報しか出てこないと思いますし、何よりも自動車メーカー各社が神戸製鋼所との話しをどう付けるかによっても対応が変わってくる可能性があります。すぐに各自動車の対応が動くということはないと思いますが、今後の情報については追っていくつもりですので、具体的なメーカーの対応があれば改めてここで紹介したいと思います。


高速道路上で車道に降りるのはどれほど危険か

先日このブログでも紹介した東名高速下りで、故意に進路を遮って後方のワゴン車を停車させ、あろうことか自ら車道に降りて後ろの車に因縁を付けている際中に後ろから来たトラックに追突された死亡事故について、直接事故を起こさなかった前方にいた乗用者の運転手が逮捕されました。報道されてからあまりにも早い逮捕で、そちらの方にもびっくりしたのですが、それだけ大きな関心を世間では集めていたということになるのでしょう。

このニュースが大きく報道されることになって、高速・一般道に限らずたまたま鉢合わせした運転者同士がいざこざになった時、あまりに理不尽な行為をすれば逮捕されて刑務所行きもありうるという事を多くの人に知らせてくれました。今後は駐車スペースでのいざこざがあったりしてもその続きを道路上に持ち越す事は止めて欲しいですし、高速道路の車道上で車を停めて降りる事の危険性を多くの人に感じてもらえればいいと思っています。ただ、ニュースを見ない人もいるでしょうし、見ても自分と関係ないと思っている人も少なからずいそうで、なかなかすぐに状況が変わるとも思えません。ということで、車を使って旅をしていて、あおられたり嫌がらせを受けたりした場合にどうすればいいのかという点についてここでは考えてみます。

まず、長距離を車で移動する場合、今回の高速道路上の事故の悲惨さを見た場合、高速を走るよりも一般道を走った方が危険が少ないのではないかと思う方もいるかも知れません。ただ、今回の東名下りの事故のように、時間はかかるにしても当時者の車だけではなく事故が起こった時に現場を通り抜けていたり、反対方向からすれ違っていた車があった場合、NシステムやETCを利用して高速道路を通過した記録が残っているので、そうした記録を解析した上で目撃情報やドライブレコーダーの映像を出し、逮捕まで至ったことが想像されます。このような対応は高速道路だからできる事でもあります。

また一般道を逃げた場合、大通りから一本も二本も細い道に追い詰められて停止させられると、人気もなく通報するにもどこだかわからないということで、相手のなすがままになってしまう危険もあります。さらに通報したとしても一般道の方が逃げる道は無限にあるので、はっきりとした証拠を押さえていなければそのまま逃げられてしまう可能性も高いです。そのような状況を避けるためには、一般道よりも高速道を使うようにした方が通報もしやすいですし、相手の逃げ道もつぶせる点で有利です。しかし、その中で気を付けたいのが、高速道路上で停止することによる危険です。

もし明らかに集団暴走している車に囲まれてしまったような場合は、身動きが取れない状況で高速道上で停まってしまう可能性がありますが、その場合でも今回のような追い越し車線ではなく、主に走行車線を走り、逃げる場合も右には行かず左側に避けるような形で路肩のガードレール寄りに進み、進めるなら出口や休憩施設などの高速道路会社の職員のいるところで停まるようにします。ただ、それが無理でどうしようもなければ路肩のできるだけ左側で停まりましょう。その際、同乗者も含め決してシートベルトは外さないで全てのドアのロックもそのままにしておきましょう。

走行中の車に追突されて一番恐いのは、その衝撃で車外に放り出される事による二次災害です。今回の事故でも車の中にとどまっていたお子さん二人は命が助かりました。そして余裕があれば距離表示のキロポストの数字を覚えておき、車内から110番して位置情報を伝え、とにかく車の中で救援を待ちましょう。電話をそのままつないでおけば、その内容は録音されていますので、実際に暴力を受けた場合、後々の証拠にもなります。

相手の車が一台で尋常ではない感じで煽られ続けてしまった場合は、同じように左側の走行車線をゆっくり進みとりあえず110番してそのまま止まる事なく走り続けるようにした方がいいでしょう。警察が対応してくれることになれば、その指示に従って走行するようにしましょう。

今回の事故がどうしても高速道路上で止まらないといけなかったのかどうかはわかりませんが、そういった事を考えると、多少無理をしても止まらないで走り続けることが安全を確保することにつながることはわかるでしょう。場合によってはゆっくり走ることによって同じ速度で走り続けられなくなってそのままいなくなってくれるかも知れないので、高速道路の最低速度についての知識も持っておいた方がいいでしょう。

高速道路上で最低速度の表示がある場合はその速度まで落としても違反にはなりませんし、何の標識もない場合は基本的には50km/hが最低速度です。もし登坂車線がある道なら、この車線は大型トレーラーが必死になって坂をノロノロ登っていく車線なので、さらに速度を落としても違反にはなりません。もし登坂車線をノロノロ走っている状態で真後ろをぴったり付いて来る車があったとしても慌てずにスピードをキープして警察の指示を仰ぎましょう。相手が付いてくる時間が長ければ長いほど、警察車両が現場に来てくれる可能性が高まります。

なお、高速道路の車道に停まってしまう事の危険については、政府広報オンラインのページに詳しい記載があります。一度しっかり読んでおくことをおすすめしておきます。

http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201307/5.html

実際問題、高速道路上で故障した場合にはどうしても車道で停まらなければならないわけで、その場合は上記の内容の通り、車道に立つのではなくガードレールの外の道路外に出て周辺の状況を見ながら救援を待つことが良いとされています。私自身高速道路を走っている時、まれにではありますが高速道路の路肩に車が停まっているのを見る場合がありますが、走行車線にまで人が出て来ない限りはそんなに危なくないのではとも思えます。しかし、実際に高速道路上で起こった事故では、救援に来たJAFの職員が巻き込まれた死亡事故もあるということで、決して高速道路に止まることを甘く考えてはいけません。

現在のJAFが高速道路に停まった状態で救援に行く場合、一台で来るのではなく2台でやってきます。一台目が救援作業を行ない、二台目は後方から車が来る場合に危険を作業している人に知らせるための警戒のみを行なう役割を担っているのみです。ということは、それだけ高速道路で作業することには大変な危険を伴うということで、素人が救援になかなか来ないからとスペアタイアの交換くらいならという事でも決してやってはいけない事だということは少なくとも知っておいていただきたいです。

さらに、もし路肩に緊急避難的に車を停めたような場合でも、その車道で渋滞が起こった時には別の危険も生じます。渋滞した時に必ずいるのが空いている路肩に入って渋滞する車を抜かしていく車です。もし路肩上に故障車が停まっているだけでなく、人が路肩に降りて作業をしていたら、路肩を抜けようとした車の行き先はどこにもなく、そのまま突っ込まれる可能性は高くなります。かなり頻繁に車の往来がある高速道路ですが本当にちょっとした事で(先頭の車が少しスピードを落としただけでも)渋滞になってしまう可能性がありますので、何とか走れるならできるだけ出口でも休憩施設でも、バス停まででも走り、安全が確保できる所でないと停まらないように考えることも必要かなとも思います。


日本版GPS衛星みちびき4号打上成功でどう変わるか

昨日、種子島宇宙センターから打ち上げられた日本国内でGPSと一緒に利用できる日本版GPS衛星「みちびき4号機」の打ち上げが成功したと発表されました。実際に運用されるのは表題の通り来年の4月からということになるのですが、これによって日本が上げている日本版GPS衛星の数が増えるため、日本国内での利用が更に便利になることが予想されています。

そもそも、インターネットの仕組み自体と同じく、GPSというものも本来は米国の軍事用に使われているものを民間でも利用できるようになっていますが、軍事用途ということで一つ問題がありました。というのも、技術的には十分自分のいる位置を正確に表示することができるはずなのですが、実際に米国のGPS衛星だけを利用して表示できる現在位置というのは数メートルずれて表示されるようになっています。

これは、世界的に使われる場合、米国がいつ敵対するかも知れない相手国にも同じように正確な情報を提供することを避けるためなので、軍事利用のおこぼれを使わせてもらっている日本としてもその事自体に文句は言えません。現在はスマホをカーナビに使う人や、歩きナビにも使っていたりする方もいることもあり、日本政府は独自の日本版GPS衛星の打ち合げを継続して行なっており、今回の「みちびき4号機」の打ち上げなどによって、2018年度からの日本版GPS衛星の数は1機から4機に増えることになります(常用は3機の予定)。

一般的に、安定した高精度測位のためには最低でも8個の衛星を端末の方で捕捉する必要があるということです。今まではきちんと測位をするためには米国のGPSを最低7個使い、日本版GPSは1機のみの運用だったため、何かのトラブルが起こると全て米国のGPSに依存することになってしまいます。そうなった場合、急に位置情報受信の精度が落ちる可能性をはらんだ状態で使っているのですが、日本版GPSの数が増える2018年度からは日本版GPS衛星を多く捕捉することで、スマホのような端末でも常に正確な位置を表示することができるようになることが期待されています。

さらに、正確な位置情報を測定することは今後の交通インフラにとっても重要になっていくことが予想されています。政府では2023年度までにさらに衛星の数を増やし、7機体制で回し常時5機にまで増やす計画になっているとのことです。最終的には米国のGPSに頼らなくても済むように日本版GPSの整備を行なっていくことは、マスコミではほとんどその重要性については報道されませんが、大変大事な事だと思います。

昨日から始まった衆議院選挙の結果によってこれらの方策はどこが政権を取っても変わらないと信じたいですが、この計画の通りに日本版GPS衛星が整備されていくことになると、夢の自動運転の車が実用になった場合、誤動作を心配することなく正確に日本国内をどこでも走るために必要不可決な技術になるでしょう。

私を含め、多くの日本に住んで日本国内のインフラを使っている方は、全てが日本国内のコントロールのもとにあると思って様々なものを使っているケースがほとんどだと思います。しかし、現状では米国からGPSの信号をストップされた場合、かなりの混乱に見舞われる可能性は十分に考えられます。電気・ガス・水道のように、日常生活で不可決なインフラの中にはGPSの情報もあるわけですので、まずは来年度からの日本版GPSの本格運用に期待したいところです。


理不尽な状況にも我慢することの大切さ

昨日何気なく新聞を見ていて驚くべきニュースに遭遇しました。2017年6月に東名高速道路でトラックが乗用車とワゴン車2台に追突して死者が出た交事事故のニュースで、単なる追突事故ではなく、それ以前に高速のパーキングエリアで2台の車との間にトラブルがあったために大きな事故につながった可能性があるというのです。

これはあくまで父母が亡くなったお子さんの証言に基づいた形での報道ではあるのですが、基本的にはその話を前提に書いていきます。東名高速下りの中井パーキングエリアの施設の前の通路に乗用車が停まっていて、証言したお子さんの話では通路を塞ぐように停まっていたといいます。テレビでのイメージを図式化したものを見たら、施設の前に横付けするような形の駐車のようでした。東名中井パーキングエリアはこじんまりとしていて決して通路は広くないので、トイレなのかちょっとした買い物かも知れませんが、すぐ動くからといっても一台車が停まっていると、少し幅の広い車が通りにくくなっている状況があっただろうと思われます。

とにかく、その後事故に遭ったワゴン車がその場を通り抜けにくくなっていた事は確かで、施設の前に乗用車を停めているドライバーに運転をしていない父親の方が注意をしたところ(この辺はその状況により判断が分かれるところで、かなり強い調子で喧嘩を売られたと相手が判断したのかも知れません)、ワゴン車が本線の方に走っていったのを注意を受けた乗用車もすぐに追い掛けるとワゴン車の前に出て、事もあろうに追い越し車線で車を停めて(この部分も実際に高速道路に出てからどのような経緯で追い越し車線で停まって車から降りてきたのかは当事者同士の意見は食い違っています)、あわてて停まった車に文句を言うために相手のドライバーらが高速道路上を降りて来たというのです。

そこで実際に注意した父親の胸ぐらをつかむなどの接触をし、その時には父親は平謝りだったそうですがからんでいる時に後ろからやってきたトラックが2台の停車しているところに突っ込んできて大事故になったとのことなのだそうです。結果ワゴン車の両親が死亡、乗用車に残っていた女性が腰の骨を折る重傷で、ワゴン車のお子さん二人は軽傷で済んだとのことです。

今後、この訴えが本当だとしたら追い越し車線で故意に停車したドライバーに対して危険運転致死傷罪での起訴の可能性も生まれてくるのですが、個人的には少し違う感想を持ちました。というのも、多くの人が集まる高速道路のSAPAや道の駅などでドライバー同士のトラブルが起きた場合、今回の事故のように逃げようとしても強制的に停止させられて車から引きずり出され、身体的な被害を受けたりすることも起こり得ることなので、こうした危険を回避するにはどうしたらいいのかという事についてです。

今回のケースの場合は、車が通り抜けられない時点で少し狡猾ならば何も言わずクラクションも鳴らさずにその場に停まり続けていれば、必ず後続の車が何事かと出て来ると思うので、文句を言わせるのを後続車のドライバーに任せるというやり方もあったと思いますし、そのまま争いを避けて一旦バックして、違う通路から出口を目指す方法もあったはずです。

車に乗って運転していて、あまりにもマナーを守らない運転車にカチンとくるような経験は私にもありますし、恐らくこの文章を読んでいるほとんどの人たちが感じる事でもあると思います。しかし、その感情を車の中だけで収めずに外に向かって放出してしまうことで、極端な話自分の命まで危険にさらされる可能性まで出てくるというのでは、やはりむやみに注意することもすぐにはやらない方がいいのではないかと思えてきます。

こうした状況に対面してしまった場合の基本的な考え方としては、いくら頭に来る事をされたとしても我慢するのが後々の事を考えればベターな選択になると個人的には思います。その場合はとにかくその場から立ち去るということで相手との接触を自分の方から絶つことができます。問題なのは立場が逆の場合です。

どういう事かというと、自分が普通に運転をし、マナー違反をしているとは思ってはいないのに、自分の運転の仕方や車の停め方を注意されるような場合です。そのような非難を受けるケースの中には、相手が自分と他の車を間違えて、自分は全く動いてもいないのに怒りの矛先が自分に向かってくることも考えられます。私自身も同じような車が多く走っている一般的な車に乗っているので、そうしたリスクを避けることは完全にはできないでしょう。全く身に覚えのない場合には特に相手に対してカチンと来ることは当然あると思います。

私の場合、過去に自分にマナー違反があったのか今だにわからないものの、かなりの勢いで並走していた車に怒鳴られたことがあったのですが、その時にはとにかく頭を下げてわびたところ、いざこざまでには発展することなく、相手が先にその場を離れていきました。同乗者がいたこともあったので、とにかくその場を穏便にという感じで行なったのですが、せっかくの出先で何かあったらそれまでの楽しい気分が吹き飛んでしまうだけでなく、場合によっては同乗者にも迷惑がかかることも確かです。

自分に非があるかどうかわからないのに謝るというのは人によってはとてもできないと思われるかも知れませんが、その場で喧嘩だけなら自分と相手だけで済みますが、最初に紹介したように、続きを命の危険もある高速道路上でやるような輩と関わらないとも限りませんので、もやもやした気分の発散は後で考えるとして、その場では怒らず挑発にも乗らないようにすることが何よりも大事だということは肝に銘じておきましょう。


観光施設のシャトルバスを観光に組み入れると

私は静岡市に住んでいますが、静岡市の観光は11月初旬の大道芸ワールドカップというイベントがあるものの、駅周辺の観光以外でおすすめしたいのは国宝の久能山東照宮参拝といちご狩りというコースだったりします。いちご狩りは今は苗の生育期だそうで、年明けからいちご街道と呼ばれる久能山東照宮への道に名物の「いちご娘」が出始め、いちご狩り自体は5月のゴールデンウィークくらいまで楽しむことができます。

さらに、冬の時期は空気も澄んで晴れることが多いので、いちご狩りを楽しんだ後で富士山の全景を見ながら世界遺産の三保の松原まで足をのばすような予定を組むなら、1月から2月あたりのうち、正月休みの混雑も落ち着いた一月中旬から下旬あたりで静岡県地方が晴れている時に出掛けるのが最高ではないかと思います。

最近になって、久能山東照宮まで上る石段の下から若干静岡市街寄りの少し離れたところに、一日200円で停めることのできる駐車料金入れの置かれた無人有料駐車場があり、車で来る場合にはそこの利用がおすすめです。そこに車を置いた上でいちご狩りや久能山東照宮への参詣まで楽しんだ方が、石段の真下にある管理人のいる駐車場に停めるよりも安く時間を気にせずに観光することができます。

ただ、家族総出でいちご狩りに来たものの、石段を登って東照宮の本殿に歩いて登るのは体力のある大人でも大変なものです。石段は上まで行くと1159段もあるので、親子孫の三世代で観光に来たものの、祖母祖父世代は石段登りをパスしてゆっくり休みたいような人がいる場合、別の選択肢もあります。これは私が地元の方に聞いた話なのですが、東照宮近くなある大江戸温泉物語グループの経営する入浴施設「天下泰平の湯 すんぷ夢広場」(名称が長いので以下よりの名称は「すんぷ夢広場」とさせていただきます)では、無料シャトルバスのサービスを行なっており、施設利用者へのサービスの一環として「JR静岡駅南口」から施設までの路線だけでなく、施設から東照宮石段下まで路線を伸ばしているというのです。

「すんぷ夢広場」の駐車場は施設利用者については無料になっているので、一旦車を「すんぷ夢広場」に置いて、温泉に入るグループと東照宮へお参りといちご狩りのグループに分かれてシャトルバスで石段前まで往復するようにすれば、駐車料金を掛けずにしばらくゆっくりしたい人と目一杯観光したい人とを分けることができます。

また、どちらも楽しみたいという場合には、車で「すんぷ夢広場」に車を置き、シャトルバスで先に東照宮にお参りやいちご狩りを済ませてから「すんぷ夢広場」に戻り、石段の昇り降りで疲れた体を一旦リセットするために入浴して帰るというパターンも使うことができるでしょう。

シャトルバスの運行については施設側の好意ということなので施設を利用しないで乗るのはご法度ですが、JRを利用して静岡駅で十分に時間があるなら、新幹線の改札を出て左側が南口なので、そこから「久能山東照宮」→「すんぷ夢広場」というコースで観光とお風呂を楽しむプランもできるでしょう。

入浴料金は大人の場合、平日700円、土・日・祝日900円ですので、多くの場所を回る場合は乗り放題切符を買って入浴はしない方が安く上がる場合も考えられますが、こういうシャトルバスを有効利用する手もあるという一つの選択肢として活用されるのはいいのではないでしょうか。シャトルバスの時刻表については以下に「すんぷ夢広場」公式サイトへのリンクを貼っておきますので参考にしてみて下さい。

http://sunpu.ooedoonsen.jp/

この内容を見ると、営業時間は午前6時からなので、深夜のうちに仮眠を取って車で施設に入り、朝風呂と朝食を堪能した後シャトルバスで石段下まで行って午前中に観光を済ませてしまうという手もあります。車を使う場合はなかなか他の交通機関を利用する機会はないと思いますが、今回紹介したように大きな入浴の行なえる有料施設では、駅や周辺観光地までのシャトルバスを運行しているところもあるので有効に使えるものなら使った方がいいと思います。旅行に出掛ける先が決まったらその周辺にある観光施設や入浴施設などで独自にシャトルバスを運行し、その路線はどこまで行っているのかという事も確認してみるのもいいでしょう。


生中継にこだわらないスポーツ中継を行なうTV局って

世間では連休に入りましたが大雨でなかなか出掛けられない時にはついテレビを見てしまいます。昨日は未明から「DAZN」で欧州や中南米のサッカーワールドカップ予選の試合をネットの生中継で見ていましたが、もし見逃してしまった場合、ハイライトにして見る事が多くなっています。

というのも、今の世の中では録画や見逃し配信で見る前にはすでに試合の結果はテレビのニュースやネットの速報によってわかってしまうので、見ていてわくわくする感じがなくなってしまうからです。よほどプレーの内容が見たいほどのファンなら別かも知れませんが、「感動をもう一度」というようなことでなければ、録画中継をそのまま見るというのは、なかなか見ても感情移入ができないという個人的な気持ちがあるのは確かです。

しかし、そういう意味でいうと、この文章を書いている期間に地上波で放送しているカナダで行なわれている「世界体操2017」の録画放送というのは、本当に見る気も起こらないほどの先に結果だけが入ってきてしまう状況になっています。というのも、後でこの文章を見た方のために書いておくのですが、テレビ局が一押しで男子個人総合連覇なるかと期待されていた内村航平選手が予選の段階で足に怪我をして棄権したことが、中継よりかなり前の段階でテレビや新聞・ネットニュースで明らかにされたことで一気に期待がしぼんでしまいましたし、男子の白井健三選手の個人総合3位と、女子の村上茉愛選手の個人総合4位というのは、どちらもテレビの録画放送が始まる前にその結果がわかってしまっていました。

これらの結果は結果として受け止めたいものの、生中継で予選から放送してくれれば、白井選手の歓喜や内村選手や村上選手の演技終了後の無念さというものをリアルタイムで見ることができたわけで、結果がわかっていて見るのとはまた違う感動を味わうことができたと思われます。

しかし3連休を網羅する形で予定されている地上波テレビ朝日系の中継は全て録画放送で、関連のあるBSやCSでの生中継も計画されていないようです。昨年にオリンピックがあり、生中継での最終種目が終わるまで金メダルの結果がわからないという、息詰まる男子個人総合での争いを堪能したからかも知れませんが、見やすい時間に録画放送するのは当り前としても、やはりスポーツは生で中継するものではないかと思うのはおかしな考え方なのでしょうか。

テレビ朝日と言えばサッカーのワールドカップ予選については深夜や未明であっても生中継をしていたことが記憶にあるのですが、競技によって中継形態が変わってしまうのだとしたら大変残念です。

最近ではDAZNやスポナビライブのような有料のスポーツ専門のネット中継サイトも国内にでき、多少のタイムラグはあるもののライブで楽しめるので、必ずしもテレビ局がスポーツの中継をやるものではないという状況も出てきました。現在でも贔屓のサッカーJリーグチームの試合を全てテレビでは生中継してくれないので、私は有料でDAZNを契約して見たい試合はネット中継を利用して見ています。今後もしテレビ局が放映権を獲得したにも関わらず、その試合を生中継しないような事が起こるなら、そのスポーツのファンを中心にして、もっと声高に生中継を求める声を挙げたほうがいいのではないかと、今回の一連の放送を見て思いました。

このブログではテレビの地上波放送のネット同時配信について書くことも少なくありませんが、現在はその開始時期についてNHKと民放が口論しているようなところがあります。ただ、そうしたゴタゴタした中でサービスを拡充してきたのが、様々なネットで動画を楽しむことのできるサイトの存在です。前述のDAZNもその一つですが、バラエティでも制約の多すぎる地上波からネット配信を楽しむような流れも起きつつあります。アマゾンプライムやネットフリックスなどは挑戦的な地上波でのコマーシャルを放送していますし、ネットでの配信というのは時間および視聴場所の制約を受けず、見たい人は生中継と録画(見逃し配信)を自由に選べる分、自宅に戻ってテレビを見るよりも利用しやすい点はあると思います。

今後の事を考えるとネットが使える方なら、今でも例えば海外で独自に生中継されているサイトを探して見ることができ、さらにスマホやパソコンの画面の動画をテレビ画面に映るようにするChromecastのようなハードもあります。もちろん最近のテレビではテレビをネットに繋げば直接ネット配信のサービスが使えるものも出てきていますので、さらに導入のハードルは下がってきていると思います。

今回の世界体操ももし生中継が海外のサイトから見ることが可能だということがわかっていて、具体的な視聴方法を多くの人が知り得た場合、そちらで見て後から放送される地上波テレビは見ないことも十分ありえます。今まで通りテレビだけでスポーツを見ている方には更に難儀な時代にもなっていきそうな感じもするのですが、そうなると様々な視聴手段を持っている人がネット放送やオンデマンドに移行することで地上波テレビを見なくなり、地上波のネットによる同時配信すら選択外になってしまう状況にもつながりかねないと思うのです。

さすがにオリンピックのような大イベントで録画中継をメインにすることは今後もないでしょう。ただ単一競技であっても世界の一流のプレイが見られる世界選手権については、たとえ生中継だと深夜から未明になってしまうにしても、ネットのないご家庭でもリアルタイムで見られる状況にして追いていただきたいです。もともとテレビというものはリアルタイムを大切にしてきたメディアではなかったかと思うのですが、今後の状況を見ながら、私自身も今後、どのメディアを選んでいくのかを考えていきたいと思っています。