電話番号を使ってショートメッセージを送る「SMS」は、最近「RCS」というデータ通信を使って、テキストだけでなく画象や動画なども送ることのできるサービスに置き換えられつつあります。しかし、このRCSは相手も使ってくれていないと、一回送るごとに料金が発生するSMS扱いになってしまいます。
相手の電話番号さえわかっていれば無料で使える便利なメッセージ送信の方法であるのですが、その点はすぐに解決が付くわけではないので、何とか国内であれば誰でもRCSが使えるようになって欲しいのですが、今回はもしそうなったらそうなったで別の問題が起こるのではないかという事について書いていこうと思います。
実は昨日、普段は各種サービスの二段階認証でしか来ないSMSに、変なショートメールが来たのです。ほとんどの人に電話番号を知らせていない母親の番号には、なぜかセクシーな女性を騙った迷惑メールが多く来るのですが(笑)、私のところにはそうしたメールは一向に来なかったのですが、ついに来てしまいました。
内容は「Spotifi登録失敗。詳しくは以下へ」というような内容でショートリンクが添えられていました。全く心当りがない(Spotifiは無料会員で利用)ため、発信元の番号について検索をしてみたら、見事にこの番号から詐欺と思われるメールが送られているという結果が出ました。メール内にあるリンクをクリックしてしまった場合、詐欺サイトの入口にアクセスすることになってしまうわけで、やっぱりなと思うとともに、騙されてクリックしてしまう人も少なからずいるのではないかと思われます。
ネット検索の内容では、荷物の発送を装った詐欺メールの例が報告されていました(同じく荷物追跡を連想させるリンクを踏ませる内容になっている)。今回のSpotifiの内容は新しいもので、この内容ならいくらでも応用が効くでしょう。もしSMSからRCSが主流になった場合、そうしたメールによって情報を抜かれてしまう人が増える可能性があるので、何らかの対策をしないといけないのではないかと思われますね。
なお、私がショートメール用に使っているGoogleメッセージの場合、メールで来た番号について「ブロックしてスパムとして報告」することができるので、同じ番号からはもうメールが来ないように設定はできます。ただ、もう一歩進んでAIを駆使して詐欺と思わしきメールを逃がすような形でメッセージアプリが進化するような感じで進んでいって欲しいなと思います。



