NHKの第一放送とFMで放送されている「リワインドタイム」という音楽番組がありまして、一つのテーマに関わる楽曲を番組の方で選択し(国内・海外問わず)、約50分間にわたってノンストップで楽曲を流すという実にシンプルな構成になっています。アナウンスは最初に今回のキーワードを述べるだけで曲紹介もありません。
ただ、今の時代あえて伝えない情報でもインターネットで補完している部分があり、番組のホームページにちゃんと局紹介の部分があるので、気になった時に見に行けるようになっています。一昔前だったらNHKは決してこんな構成の番組は放送しなかったと思うのですが、ラジオで聞くよりも「らじる★らじる」のようなアプリを使ってスマホやパソコンで聞く人が増えたからこその番組と言えるかも知れません。

今回は単なる番組の紹介ではありません。先日購入した、MP3プレーヤーが付いているのですが、ディスプレイは無く曲名などを選べず単に曲飛ばしボタンがあるだけのD-328というラジオ(写真のラジオ)があるのですが、こんな仕様だと色々な音楽をmicroSDカードに入れたとしても、全曲ランダムで聞くような使い方しかありません。そんな中でどのアーティストのどんな曲をカードにコピーするか、その扱い方に困っていたのですが、その問題をあっさり解決してくれたのが最初に紹介した「リワインドタイム」という番組であることに気付きました。
というのも、基本NHKはCMがないのでCMカットをする必要がありません。さらに最初にテーマ紹介をするだけでそのテーマに沿った音楽を流すというコンセプトの番組なので、膨大なライブラリの中からどの曲を選ぶか? という点については番組の選局をする方にお任せになるので、単にこの番組を録音したファイルをmicroSDカードにコピーするだけで、様々なジャンルの曲を再生できるようになります。
ファイルは一回分の放送で1つになるので、一曲一曲を切り離すことはできませんが、ネットで手に入るラジオ録音アプリを使って番組をダウンロードし(その際ダウンロードしたファイルを扱いやすいMP3ファイルに変換しておくと便利)、さらにホームページにある曲紹介の内容をコピーし、それをセットにしてクラウドに保管します。
私はそうして保管した番組の音声ファイルをmicroSDカードにコピーし、番組単位で聞けるようにしました。こうすると、コピーしたファイル名がわからなくても、番組最初のアナウンスで出てきたキーワードですでに聞いたものかまだ聞いていないかを判断することができます。聞いていて曲名を知りたくなったらスマホで番組ホームページや曲名をコピーしたファイルを開けばすぐ内容にアクセスできます。
ラジオの良さというのは、自分で全て編集するのではなく、プログラムの内容は他人任せにして、そこから新たな発見をすることができるというところにもあります。今回紹介した「リワインドタイム」で流れる曲は古き良き作品が多く、個人的にはあまり知らない曲はないのですが、それでも一部に知らないものがあるので、そこから興味ある曲を見付けたら、新たにサブスクの方でその曲と関連するものを聞くということもできます。私にとってこの番組はラジオとインターネットをつなげてくれるような面白い番組だと思いました。すでにご存知で楽しみに聞いている方にとっては書くのは野暮かも知れませんが、この番組は過去に放送されたものの再放送も多いので、今からでも「らじる★らじる」の「聞き逃し」から検索して一気にライブラリを増やすことが容易です。
今後はぼちぼち自分のライブラリを増やしながら、デジタルエアチェックした番組を、ポケットラジオのスピーカーから聞くことを楽しみたいと思っています。






