3Gガラケー終了でフィーチャーフォンが使えなくなる? というのは誤解に近い

新型コロナウイルスの大規模会場における予約が電話予約はなしでネット予約限定ということもあり、デジタルガジェットを使いこなせなかったり、あえて使わない人に焦点を当てた「ガラケー」についてのニュースがそうした意図のもとで出てきているような気がしています。

たまたまネットで見た文春オンラインの記事では「ガラケーサービス終了に抗議する愛用者の「言い分」」という記事の中で「NTTドコモは2026年、auは2022年、ソフトバンクは2024年までしかガラケーを使えない」という内容がありましたが、これはこれで事実ではあるものの、天下の文春が読者を混乱させるような内容をそのまま出していることには疑問があります。

ここで言う「ガラケー」というのは3Gという通信方式を使用する携帯電話のことだと思われ、最先端の通信方式である5Gの範囲を広げるためということもあり、3Gを廃止するということはその分を現状で多く使われている4Gや5Gに代替させるということであり、決して「折りたたみ式で物理ボタンのある携帯電話」が終焉を向かえるということではありません。

私自身の事で言えば、音声通話の品質が高いことでサービス開始以来使ってきたPHSのサービスが終焉を迎える中で、3Gのガラケーよりも通話品質が良いVoLTEという仕組みを使える4G対応のフィーチャーフォンである「ガラホ」に機種変更し、現在も使っています。

この「ガラホ」は、4Gというまだまだ終了する心配のない通信方式を使っているだけでなく、OSに非iPhoneのスマホで多く採用されているAndroid OSが使われていて、ガラケーのように通信方式が大手通信会社だけでなく、MVNOと言われる大手の回線を安く提供する会社の通信設定を入力して使えるということがあります。

私の場合、ドコモでかつて契約したSH-01JというガラホのSIMロックを念のため解除し、同じドコモの回線を借りて音声もデータ通信も安く提供している日本通信のSIMを入れて使っています。小さい画面のガラホなので大したことはできませんが、本体のウェブブラウザを使ってのネット検索や、同じくブラウザ上からのメールの読み書きぐらいはできます。残念ながらLINEをはじめとするGoogle Playを利用してのアプリを使うことはできませんが、最低限のネット利用はガラホ本体だけでも利用可能です。

もっとも、私のガラホはWi-FiでもBluetoothでも、USB経由のテザリングでも利用可能なので、それこそahamoのSIMを入れて使っても、パソコンやタブレットの外での通信手段としても使うことは物理的には可能です(実際に試していないので、ahamoでは使えない可能性はありますが、現状で使っている日本通信の4Gの使えるSIMではテザリングも使えます)。

このガラホは当然ながら電池パック使用で、先日予備用の電池を買ったばかりなので、ドコモが3Gを廃止して多くのガラケーが使えなくなる2026年以降にも十分使えるでしょう。心配なのは5Gから6Gへと通信手段の主流が移っていく中で4Gが使えなくなった時にどうするかということなのですが、そこについては大手キャリアが5G対応のシニア向けのガラホ(らくらくホンのようなシリーズ)を出せば、それを中古あたりで手に入れることで、物理的ダイヤルボタンから発信できる環境は保てることになりますが、そこはまだ未来の話なので、心の隅に置いておくくらいでいい事だと思います。

現状で、もう少しフィーチャーフォンを使い続けたいと思う方は、今なら中古で程度の良い4Gの使えるガラホを購入し、携帯ショップでそのガラホに入るSIMカードへの交換(3GのままnanoSIMに私は代えてもらったこともあります)は可能だと思います。3G停波になった時点で4Gのプランに変えてもいいでしょうし、いっそのことドコモを解約してMVNOのSIM(4Gや5G対応)に入れ替えてガラホを使い続けていくというのも良いと思います。

最初に紹介した文春オンラインの記事では、取材された方の一人の「ガラケーのサービスが終わるなら、私はもう携帯を持つこと自体をやめる」という言葉が紹介されていましたが、ガラケーのサービスが終わってもガラホに乗り変えれば同じように携帯電話を使えるということを取材者に紹介しない(?)ような記事のまとめ方になっているのは、裏でしっかりと情報を伝えていたとしても、読む方にとってはそうした経緯がわからないわけですから、さらなるフィーチャーフォン離れを加速させる可能性もあります。どうしてもガラケーの使い勝手を使い続けたい方は、まずは4GのSIMを入れても使える「ガラホ」をまずは手に入れることから始めましょう。


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キャンドゥで取扱いが開始された330円アルコールストーブが引き起こす問題とは

ソロキャンプのための装備が日々充実している100円ショップの中で、ついにアルコール燃料を使用するバーナー(アルコールストーブ)がキャンドゥの300円商品(税込330)として販売され、ネット上ではかなり盛り上がっています。

そのストーブはトランギアと同じように芯はなく、中にアルコール燃料を入れて揮発してくるアルコールに点火して燃焼させるタイプのもので、用法を守って使えば格安のソロキャンプ用の装備の一つになりますが、早速購入して使った人の中には「キャンドゥのアルコールストーブが爆発した」という話が出てきています。

普通の100円ショップで売られているものだからと言っても、直接火を扱う商品であるだけに燃料用アルコールの性質および、アルコールを燃料に使って火を扱うことのできるアルコールストーブを安全に使いこなすにはある程度のノウハウが必要であり、説明書きを読まないで火傷をしたり火が他のものに燃え移って火事になってしまったとして、製造・販売側に文句を言うのは違う気がします。そうは言っても、クレームが100円ショップの方に行ってしまうことは今後起こり得ることで、それが商品の販売自体に影響を及ぼさないかどうか心配ではあります。

私は、ネット作家の方が作った市販されていないアルコールストーブを使っていますが、その仕組みは中に入っているセラミックフェルトにアルコール燃料を吸わせて燃焼する仕組みなのですが、液体アルコールが爆発で飛び散って手に付き火傷したりする恐れはないものの、液体であるアルコール燃料をストーブの中に入れ、そこに火を付ける場合、入れる燃料が少ないと空気とストーブ内部で気化したアルコール分が結び付き、爆発的に燃える事は十分に考えられます。キャンドゥのアルコールストーブの場合は液体がそのまま入っているのでたとえ小さな爆発でも熱くなったアルコール燃料が外に飛び散るような事は普通に起きる可能性はあります。飛び散った燃料が手に付いたら火傷するかも知れず、周りに燃えやすいものがあればそこに引火するかも知れず、さらに言うとアルコール燃料をこぼしてしまった場合にストーブが爆発すると、一気に周辺に火が燃え上がる可能性もあります。

キャンドゥのアルコールストーブの場合、容量が80mlで、安全に使うには燃料をその3分の2(約55mlくらい)は入れないと、容器内に存在する空気と反応して爆発を起こしやすくなり、さらにアルコール燃料が空気との反応するのはアルコールを入れてすぐにより爆発しやすくなるそうなので、しばらく待ってから点火することも大事です。

さらに、点火するために火花を飛ばすタイプの器具を使う場合は、アルコールストーブの外側にも火花が飛ぶので、外部に火花といっしょに引火する可能性も出てきますので、点火するにはチャッカマンのような点火部分と手が離れているライターを使う方がいいでしょう。どうしても火花を出す器具を使う場合は屋外およびアルコールストーブの周りに燃えそうなものを置かず、万が一アルコール燃料をこぼした場合には場所を移動するなどの配慮も必要になるでしょう。

かつてのニュースで、着火剤の代わりにアルコール燃料を焚き火に掛けて爆発事故を起こしたケースがあったように記憶していますが、同じような理由でアルコールストーブの燃焼が収まってすぐに燃料を注入したりする事でも大きな音を立てて爆発を起こす危険があります。当り前ですが、直に火を扱う事は危険な事であり、便利に使うためには細心の注意を必要とします。特にアルコール燃料は燃えやすいので、その取扱いには十分に注意しなければなりません。今後の100円ショップがキャンドゥに続いて各社がアルコールストーブを出すかはわかりませんが、正しい利用方法を守って使用することを徹底することはぜひお守り下さい。


楽天モバイルとUQモバイルを併用してみて お互いのウィークポイントをうまく補完するために

2021年5月から、ついに私の契約している楽天モバイルが通常料金になります。ちなみに、昨日(5/15)までの楽天回線の利用データ量は55GBといったところで、余裕で月100GBを使うペースになっていて税込3,278円の支払いがすでに決定的になっています。

これだけ使っているのは、楽天回線のSIMをモバイルルーターに入れて自宅用のネット回線として使い、さらに自宅のテレビとつなげてTVerやYouTube、アマゾンプライムビデオなどの動画コンテンツを見続けているためなのですが、時間によってはやはりストリーミングが止まってしまうようになるのは変わっていません。

さらに、テレビで動画を見ている時に楽天回線がつながったWi-Fiルーターに繋げたスマホ・パソコン・タブレットを同時利用すると、回線に負荷がかかる状況もあります。そこで活用しているとが、スマホにSIMを入れて使っているUQモバイルのくりこしプランMです。このプランは高速クーポンもあるものの、低速でも1Mbpsくらいで常時使えるので、自宅でもあえて楽天回線にはスマホで繋がずに、UQモバイルの回線で同時利用したり、スマホからテザリングしてタブレットを使うようにするなど工夫しています。

ちなみに、くりこしプランMは税込2,728円ですので合わせると約6,000円くらいになりますが、いざという時にUQモバイル回線を自宅用の回線に変更できる自由があり、さらに外でも最大1Mbpsでならスマホで全く無制限に使えることを考えると、多少不便な事はあるにしても、楽天回線の安定性が出てくるまではこの組合せが最強ではないかと思います。

あと、今月からはパートナー回線につなげても楽天回線で使っても、使った量だけで料金が決まるという仕組みになっているので、パートナー回線の高速/低速切り替えスイッチを常に高速にして使っていたのですが、月半ばにしていつの間にかパートナー回線の5GBを使い切ってしまっていました。

これは、まだ楽天回線が不安定で、電波強度の関係でauのパートナー回線につなぎに行ってしまう事がまだ続いていて、私の住む静岡市内ではまだパートナー回線が切られていないということなのですが、電波の状態が悪くても楽天回線ならパートナー回線に制限がかかる最大1Mbpsより早くネットを利用できるので、いっそのこと自宅周りはau回線が使えなくなってもいいかなという風には思っています。

明らかに楽天回線のスピードが落ちた時には(パートナー回線に自動的に変更してしまった場合を含む)、モバイルルーターの再起動をすることで何とかもち直しますので、多少の不便は頭の中で納得して、工事のいらないモバイル回線での運用は今後も続けていくつもりです。

5Gについてはまだ全然というところです。本当なら東京オリンピックに合わせる形で関東地方から5Gのエリアが急速に広がっていくはずだったのですが、一応政府ではオリンピックを開催すると発表しているものの、観光客が外国からは来ないので5Gの利用範囲はまだ広がらないのではないかと思っています。もう少し待って、楽天のホームルーターでもモバイルルーターでも自宅でそれなりに使えるようになれば、今より使い勝手はUPすることでしょうが、全国をウロウロする場合にはやはり安定したエリアでのスピードが速いUQモバイルは手放せないような気はします。楽天モバイルのエリアが広がり、政府からプラチナバンドが割り当てられれば状況は変わるかも知れませんが、それはその時になったら考えることにしましょう。


印象的なアナログ予約システムについて考える かつての「赤福」の「朔日餅」の販売における恨みっこなしのシステムとは?

新型コロナウイルスの接種予約は、利用できるならインターネット(スマホ)からの予約がおすすめです。自宅でインターネットを使える環境があれば利用することができますし、受付をする先方の事務的な負担も軽減されると思うからです。ただ、どうしてもインターネットを使えない方はいつの世の中でもいるものです。多くの人が集中するとわかっていても、アナログ的な予約システムは0にすることは難しいのではないかと思います。

また、様々な事で行列を作るというのも日本国内では良くあることで、行列を見たら購入する気が失せるような人がいる一方で、我慢強く行列に並ぶことを選択する人もいます。かつてテレビ朝日系列で放送されたバラエティ「いきなり!黄金伝説」のコーナーで、現在も活躍している漫才コンビのU字工事さんが、あらゆる「行列グルメ」の一番乗りを目指すというロケがあったのですが、その中でどうしても一番を取れなかったものに、伊勢神宮参道にある「赤福」で毎月一日に販売になる「朔日餅」(月に一度季節に合ったお餅の詰め合わせが販売される)がありました。この行列システムは単純に早く行けば良いというものではなく、かなり複雑な仕組みになっているという話を聞き、今回改めて新型コロナウイルスの騒動前に発動されていたその仕組みについて、ネットで色々と調べてみました。

ワクチン接種の順番も、偉い人優先を止めて全て同一のシステム上で行なえば恨みっこなしになるのではと思いますが、これから紹介する赤福の仕組みについても、時間が有り余っている地元の人でないとトップを取ることは難しいのですが、当時は行列をすること自体が楽しみという部分もあったのでしょう。というわけで、当時の予約システムについてネットで調べた結果というものを紹介することにします。

改めて書きますが、赤福の朔日餅は1月を除く毎月1日の午前4時45分から販売されます。しかし、これだけだと前日前々日からではなく一週間以上前からお店の前に並ぶ人が出現する可能性があり、赤福自体の営業に支障をきたす恐れがあることから、整理券を配ることにしたそうなのですが、その整理券をもらうために何日も前から並ぶ人が出たということがあったそうで(^^;)、整理券自体を持っていても「朔日餅」とは交換(もちろんお代の支払が必要ですが)できない仕組みになっという話を聞いています。

その仕組みとは、朔日餅販売前日(前月の月末)の午後5時から配布される、「列整理券」をもらうための「受付番号票」がまずは配られます。この「受付番号票」の1番をU字工事さんはどうしても取れなかったというのですが、この「受付番号票」は整理券をもらうための整理券というもので、早く買いたい人はまず「受付番号票」をもらうことで、長時間の行列待ちを避けられるということだそうです。恐らくトップの人たちは地元の方で何日も前から「受付番号票」をもらうための行列を作っていて(赤福の方でも営業に支障のない場所を行列の場所に指定して、テレビでもその場所で行列をしているところが映ったはず)、当時から売れっ子だったU字工事さんは、どうしても「受付番号票」の1番を取るためだけに何日も行列のためにその場に居続けることはできない事情があったように記憶しています。

「受付番号票」をもらった人は、1日の午前3時30分までに店の前に集まり、すでにもらっている「受付番号票」と引き換えに、「朔日餅」購入のための列に並ぶことができる「列整理券」をもらうのだそうです。「受付番号票」ではもちろん、「列整理券」でも朔日餅は購入することはできません。ここまで苦労しても列に並ぶ権利を得るだけということになります。

そして、それから約1時間後、1日の午前4時40分から「列整理券」の順番に列に並びます。そして午前4時45分から販売が始まるのです。もっとも「列整理券」を持っていなくても、早朝に赤福の前に出来た行列の後ろに並べば、普通の場合は「朔日餅」を購入することができましたし、私は早朝に行かなくても「朔日餅」を店頭で購入することができました(材庫があれば)。さらに、確実に買いたい場合には、事前に予約をして赤福の本店および支店から(高速道路の御在所SAのお店でも大丈夫だったはず)受け取ることは可能でした。こうした仕組みというのは、あくまで早く手に入れたり、行列に並ぶことを楽しむために集まってくる人に対してのイベントという意味あいもあるのだろうと思います。

もし新型コロナウイルスのワクチンについて、インターネットが使えず、電話も繋がらないので直接予約がしたいと思う人のためには、抽選がベストな選択だとは思うのですが、こうした何回にも分けた「予備整理券」を配ることで最後まで残る人をふるい落とすシステムを導入するのも、列に並ぶ人の熱意をくみ取ると全く否定すべきものでもないのではないか? とふと思います。もちろん、健康に影響が出るかも知れない泊まり込みを禁止し、予備整理券を得るために抽選を行なう(用意できるワクチン分の整理券を発行するとか)方法もあるでしょう。一連の手続きの中での行列は密にならずにソーシャルディスタンスを保つ必要がありますので現実には難しいでしょうが、今回のワクチン注射には当日キャンセル待ちの設定も出てくるので、ある程度の行列は避けられないのではないかと思います。地域の中で接種が必要だと考えている年代の人の中で、インターネットも電話を使えない人の不満を解消させるため、キャンセル待ちの受付の一部でこうした整理券配布方式を検討する余地はあるのではないでしょうか。

あと、これは余談になりますが、新型コロナウイルスの感染の恐れが去り、普通に出掛けられるようになったら、どこかの月の1日早朝に伊勢神宮に行き、その頃には予約の仕組みも戻っているであろう「朔日餅」を買いに行きがてら、「列整理券」の1番を持っている人はどんな人なのかを見に行ってみたいです(^^;)。


ワクチンを接種すれば1億円が5人に当たる? 改めて日本との状況の違いが浮き彫りになった米オハイオ州の政策

現在、アメリカではだいたい46%くらいの人が新型コロナウイルスのワクチンを少なくとも1回は接種しているのだそうです。先日は米大リーグの球場で大規模な無料の接種ができることを告知したり、また当地の住民でなくても接種ができる機会を設けることで、国境の町には中南米からわざわざワクチンを打ちに来る(住民である確認を取られないので外国人でも打てるのだそう)取り組みがニュースで報じられてきました。

もし同じことが日本国内でも行なわれたとしたら、一気に人口の7割とか8割まで接種が進みそうな感じもあるのですが、まだ全人口の半分にも達していないことから、いかに多くの未接種者にワクチン注射を行なってもらうかというのがアメリカの現在の問題だということで、この日本との差は何なのかとつい思ってしまいますね。

そんな中、米国の全体よりもさらにワクチン接種をしている割合の低い米オハイオ州(42%)では、ただ羨ましさしか感じないようなワクチン接種率UPのための政策を発表しました。それが表題にある「ワクチンを初めて接種した州民に抽選で賞金を出す」というものです。今月末から5週間連続で行なわれ、18才以上の州民が一週間ごとに一人が当選するのだそうです。賞金は100万ドル(約1億1千万円)と膨大なもので、お金のためにワクチンを打つような人が増えることで、接種率が上がり、多くの人が免疫力を持つことが期待されます。

また、今回の対象に入らない17才未満の州民については、こちらも5週連続で、地元のオハイオ州立大の4年間の学費や寮費、教材費が全てまかなえる奨学金を出す人を抽選で決める意向であると言います。

こうした方法には賛否両論があり、否定的な考えを持たれている方も少なからずおられると思います。それでも自国でワクチンを開発し、自国民中心に打つ体制を早々と備えたからこそできることなのですね。先日、付録付き雑誌が好調な宝島社が、太平洋戦争でアメリカと戦うために竹槍(本当は木刀?)で訓練をしている少女の当時の写真とともに「このままじゃ、政治に殺される。」という新聞広告を出したことが話題になりましたが、当時も今も日本とアメリカの物量の差というのを私自身は感じざるを得ず、今回のこうしたニュースを見るだけでも、日本とアメリカの国力の差というものはやっぱりあるのだと認めるしかないという気がします。

国産ワクチンについては、順調に行けば塩野義製薬の治験に問題が出ないようなら、今年中には認可されて使える可能性もあるのですが、ワクチンには副反応もあり、その点については今の政府もかなりナーバスになっているため、スケジュール通りに認可され、ワクチン接種が予定通りに行くかどうかはわかりません。ただ、もし日本で潤沢にワクチンが利用できるようになったとしても、いわゆる「アメ」をちらつかせて、とにかく多くの人にワクチンを打ってもらうような政策は日本ではなかなか難しいでしょう。しかし、これも昨日のニュースで見ましたが、埼玉県宮代町では地域商品券1,000円分をワクチン接種者に渡すという取り組みがされているそうですので、こうした取り組みにが全国的に広がっていくかどうかも注目したいです。

個人的にはそうした賞金や商品券まで出してもらわなくても良いと思っていますが、今年はともかく来年か再来年くらいにはインフルエンザとの混合ワクチンを希望する人に秋ぐらいには普通に打てるようになって欲しいと思うのですが。直近では大都市のある地域だけでなく、今年のゴールデンウィークに感染したと思われる人が私の住む静岡県でも増えていて、来週あたりまで減らないのではないかという気もします。

とりあえず、今の日本の状況ではあまり外に出ないでひたすら現状に耐える生活を送るしかないのですが、その中でも自分なりに自宅のベランダで焼肉をしたりしています(^^)。ベランダで火事の心配はなくても、ソロの用具でいろいろ調理していると全てがうまく行けば良いのですが、失敗して後片付けが大変になることもあります。しかし、これも外に出て失敗するよりも、うまく行かなかったことも自分で前向きに捉え、いよいよ外で思う存分できるような時には失敗しないでスマートに一連の作業ができることを目的に試行錯誤を繰り返しているところです。先日、静岡県内では屋外でのバーベキューでクラスターが発生したので、外でのバーベキューも控えるようなお願いが出されているような状況ですので、今後も自宅内で火事に細心の注意を払いながら手元のソロキャンプグッズを試す生活が続きそうです。


国民に不安感を与えることが「詐欺」の格好の標的をあぶり出す ワクチン接種メールが来たら注意したいこと

前回、SMS(電話番号から電話番号に送れるショートメール)を悪用して、あたかも不在荷物の配達を装ったスマホ乗っ取りのメールについて紹介しましたが、ここ数日の新型コロナウイルス対応のワクチン接種について、ここまであまりにも供給量が少なく、さらには専用サイトの相次ぐシステムトラブルで利用ができない中で、早く打ちたいと思っている対象者の多さによる混乱を見ると、新たな詐欺メールが発生する予感がしてなりません。以下の内容はあくまで私が考えたストーリーであることを最初にお断りした上で、もしこんなメールが来たらどうなるかを考えてみて下さい。

とあるワクチン接種対応の年代の方(接種券はすでに到着している前提で)の元に一通のSMSが届いたとします。内容には以下のような事が書いてあったとしたらどうなるでしょうか。

「新型コロナウイルスのワクチンの予約については、電話が繋がりにくく、ブラウザからもなかなか接続できないいため、予約専用のアプリをご用意しました。以下のリンクをクリックして専用ワクチン予約アプリをダウンロード・インストールした上でアプリを開き、必要事項を入力した上でご希望の日時などをアプリからお手続き下さい」

この方法だと、もしすでに接種券が届いていてまだ接種の予約をしていない人が受け取った場合、SMSにあるリンクをクリックして、アプリの導入に行ってしまいかねません。Androidを狙う場合はアプリをインストールさせればそのアプリがスマホ内の情報を抜けるのでそこで終了ですが、アプリのインストールができないガラケーや、iPhone利用の人からも情報を抜くために、もう一段の仕掛けを打ってある可能性もあります。

リンクしたサイトにダウンロードボタンをクリックしてもアプリがインストールできない場合のさらなるリンクをサイトに作っていて、さらに進むとメールフォームのようなものが用意されており、そこに必要事項を入力して連絡を待つように指示があった場合、多くはないとは思いますが、わざわざ自分から大切なクレジットカードなどの個人情報を悪意ある人たちのところまで送り、その結果自分の口座内の電子マネーやクレジットカードを使わてしまったり、ひどい場合にはアップルのパスワードまでハッキングされてしまうとか、何を入力するかにもよりますが、アプリをインストールしなくても被害を受ける可能性があります。

こうしたあまり良くない想像をなぜするかと言うと、まだウイルスのワクチンを打っていない人にとっては何としても早く打ちたいと考えてなりふり構わない事をする人が少なからずいるからです。どれほど地域に貢献していた人であっても、いやだからこそ、ワクチン打つ順番を優先させることはできないと思った方がいいでしょう。今後、そんな状況の中でなかなかワクチンが打てずに日時だけが過ぎて行くようだと、この不安状況をうまく利用して利益を挙げようとする良くない輩が出してくる詐欺メールにひっかかる人の数も多くなっていくのではないでしょうか。

詐欺被害を避けるためには、想像力を働かせて感情のおもむくままに発信元の良くわからないメールに対応しないことも大切ではありますが、早く社会全体に広まりつつあるワクチンを打てないという状況を変えていくべく関係者の方々に頑張ってもらうことも大切なのではないでしょうか。今後、情報が錯綜して本当でないサイトから予約手続きをしようとして情報を抜かれないためにも、きちんと情報の出所を確認しながら、手続きを行なうとともに、「ここだけのおいしい話」に惑わされないような心の持ちようも大切になってくるのかも知れません。


通販を日常的に使っているスマホ中級者ほど騙されやすい? SMSを利用したスマホ乗っ取りの手口

ここのところネット通販で品物を購入することが続いていましたが、昨日はミニマム調理キットのキモとなる、ステンレス製の丈夫な燃料入れを注文していたものが届きました。

左のステンレスのものが今回注文したものですが、だいたい120ml弱くらい入ります。右にあるボトルは、アルコールストーブを購入した時におまけで付けてくれたものですが、このアルコール用のボトルが大変便利なので、現在はボトル付きの購入セットまであります。大体30mlくらい入るのですが、目盛り付きの注射器で計ったものを自分で目盛りに付けて、10・15・20・25・30mlを入れ分けられるようになっています。今回新しく購入したステンレスのボトルから小さなボトルに必要量だけ移して使うように考えていますが、中国産の中国発の製品とは言え、作りはしっかりしていて十分使えるという感じです。一応製品についてのリンクも貼っておきます。

もっとも発送はチャイナポスト→日本郵便経由の船便(?)で、2週間もかかったのですが送料無料で500円くらいで販売している業者から購入できたので(Amazonでは最安業者が最初に表示されるとは限りません。中国の業者でも口コミ評価と価格のバランスが取れたと思った業者から注文から長くかかるのを承知で購入しています)、これについては十分満足しています。

ただ、今回の内容の本題はここからになります。すでにAmazonからの発送状況を見ている中で、国内の発送業者は日本郵便だということはわかっていたので良かったのですが、ついに自分自身のメインの電話題号にSMSを使った恐ろしい騙しのメールがこの商品が到着したその日に来ていたのでした。
ここで、改めてそのメールについて説明すると、そのメールというのはいわゆるメールアドレスからではなく、相手の電話番号が表示されるショートメール(SMS)でやってきます。内容は、以下の通りで日本語的には破綻しているところはありません。

(引用ここから)

佐川急便よりお荷物のお届けに上がりましたが宛先不明の為持ち帰りました。
※以下URLが記載されていましたが内容は略しています。

(引用ここまで)

これだけだと、佐川急便のセールスドライバーが自宅宛の荷物を持っていて、荷物の宛名からSMSを送っているように見えますが、この文章の次に、ウェブサイトへのリンクが貼られていて受信者をリンク先に誘導するようになっています。普通なら直接電話が来たり、ドライバーの携帯電話への電話を誘導するように思うのですが、そうではないというのがポイントです。

ここからは実際に被害にあった方の話をもとにして、国民生活センターの注意喚起を載せているサイトがあったのでそこからの受け売りになるのですが、このサイトにアクセスしたとしてもすぐにどうにかなるということではないようです。ただ、そのサイトにはさらにリンクが張ってあり、そのリンクをクリックすると、特にAndroid用の野良アプリをダウンロードさせるというのです。

スマホを購入したばかりの頃には、本体の設定で「提供元が不明のアプリのインストール」についてはしないようになっていると思うのですが、これは主に多少スマホの扱いに慣れてきた方が、昔は利用できていたアプリがGoogle Playから消えてしまったり、現在出ている最新のアプリのバージョンをダウンさせるために、セキュリティの設定から「提供元が不明のアプリのインストール」を許可してアプリをそのままインストールし、その設定がそのままになっていた場合、今回のような悪意のある野良アプリをスマホにインストールすることで、問題が発生することがあります。今回のケースでは主に「SMSの大量送信」「キャリア決済の悪用」で自分が使った覚えがない金額を通信会社から請求されるケースがあると言います。

これは私の考えですが、今回私のところに送られてきたSMSの電話番号を持つ方は、少し前にそのトラップに引っかかりスマホを悪意ある第三者に乗っ取られたのではないかと思います。同じようなメールが来た際、送って来た本人を問い詰めたところで、本当に悪い人は高みの見物を決めこんでいる状況になっているのではないかと思われます。

恐らく、この場合ではスマホ初心者は本体の設定で「提供元が不明のアプリのインストール」を拒否する設定になっていると思うので、気を付けなければならないのは、かつて本体のセキュリティを変更し、Google Play以外から入手したアプリを使った経験がある方ではないかと思います。

同じようなケースで、個人のホームページで便利そうなスマホ用のアプリを配布しているような場合も注意が必要でしょう。Google Playから消えてしまうアプリの中にも、そうした悪意のある機能が存在していることがわかって消される場合もあり、多少不便はあっても正式にGoogle Playから配布されたアプリを使うことが大切です。

今回のケースではスマホをカスタマイズして、ネット通販をバリバリ使っているネット中級者が狙われているような感じなので、まずはスマホのアプリインストールの設定をまずはチェックし、もし騙されてクリックしてもクリックのみでアプリをインストールしない設定に戻しておくことが大事です。ネットで安く物を買ってもその分以上をそっくり取られてしまわないとも限らないので皆さんも十分ご注意を。


本格的なメスティン沼に突入か キザキの硬質アルマイト加工 メスティンH KO-G010を注文

いつもは冷静に買い物をしているつもりでも、今回はさすがにそれほど高くない買い物とは言え、本当に買って良かったのか? と自問自答する買い物になってしまいました。

というのも、先日のブログで紹介した中国産ながら国内メーカーのキザキが出しているトランギアのメスティンと同じサイズで、本体にアルマイト加工がされてある上、バリ取りの必要もなく、一合のお米と水の目盛りまで付いているメスティンを買ったばかりなのですが、今回はその上位機種とも言える同じメスティン(購入金額は税込2,200円)を注文してしまったのでした(^^;)。

なぜそんな事をしたかと言うと、今回購入したメスティンは、本体の加工に単なるアルマイト加工ではなく、色も黒みを帯びた硬質アルマイト加工をしてあり、より安心に使えるようになっています。これでトランギアのメスティンに、ダイソーのメスティン(小型)を合わせると、4つのメスティンが揃ってしまうということになり、「同じものを何個も買って」という非難を普通に見た人から受けそうな感じになってしまいます。ちなみに、本体サイズや内容については先日購入した普通のアルマイト加工をされたもの(購入金額は税込1,650円)と同じですので、興味のある方は以下のリンクを参照してみて下さい。

改めてメスティンを中心としたミニマムクッカーセットを組むにあたり本家でないメスティンを選んだわけ

今回ついポチってしまったのは、ネット上ではいわゆる定価販売をしている所ではAmazonを含めて送料別になっていたり、メルカリなどでは多少プレミア価格が付いて売られていたのです。しかしたまたまヨドバシカメラの通販で(石井スポーツの取扱い?)送料無料で定価で買える在庫が復活していたため、今後もキャンプブームは続くと考えると、なかなか定価では買えないのでは? という風に考えてしまいました。

またヨドバシはAmazonと比べるとポイントが10%付くので、いわゆる消費税分がポイント還元されるので、どこか別のところを我慢すれば、物はずっと使えますし、そんなことで無理やり自分を納得させながら、ソロキャンプグッズをまた増やしてしまいました(^^;)。

現在、小さくまとめるソロクッカーセットを作っているのですが、小さく一つに持って行くものをまとめる場合、シェラカップのようなものは便利ではあるものの本体が丸いことと、ハンドルが突き出てしまうことで、なかなか外で食べるための食器というものを考える際、常に持ち歩くわけにはいかないということがありました。

その点、メスティンは中にキッチングッズだけでなく、その形状から日々使う道具を入れて持ち運ぶことができるので、小物ケース代わりに常備できます。さらに通常サイズのメスティンの中にはダイソーのメスティンを入れてマトリョーシカのようにスタッキングできるので、限られたスペースの中で、クッカーと食器を同時に持ち歩くことも可能です。そういう意味ではメスティンは複数あっても全てをクッカーとして使わずに食器としても使え、網などのオプションも同じ大きさなら使い回しができますので、今後は同じキザキから出ている保温用ケースやまな板などのオプションを購入して、お出掛けの際に持ち出すメスティンと、常時持ち出しで外出時に災害に遭遇した際に使うことを考えるセットと分けることもできます。

今回注文した硬貨アルマイト加工のメスティンは、常備用のセットにすることにする予定ですが、それは通常加工のアルマイトと比べると本体が固くて汚れも落ちやすいのではないか? と思われるからです。実際のところ、持っていて満足するだけの品ではないかと思われるとは思いますが、今のところ持ち出しサイズの関係から他の中華メスティンやラージメスティンには行かない予定です(^^)。ただこんな風に買い足してしまうと、更なるメスティン沼にはまるかも知れず、そこは自制したいところなのですが。


乾電池式シェーバーのベストバイだったフィリップスのシリーズの廃盤と利用者の対策

私がずっと使っていて、多くの皆さんにおすすめしたいものが、生産中止になっているのを発見したのは最近のことでした。というのも、かつては替刃よりも本体を買い替えた方が安いくらいの低価格(だいたい二千円弱)で全国の家電量販店で購入でき、電源が単三電池2本で動き、音も静かでコツをつかめばかなりキレイに剃れるフィリップスの乾電池式シェーバーのPQ209/17の価格がネットで倍以上の価格になっているのを発見したのです。

こういう時には何かあると思っていたら、メーカーが生産中止にしていたというのがわかったというわけです。私自身は前のモデルのHQ130を使い続けているのですが、まだ刃が欠けたわけではないのですが、下の写真のように替刃のカバーが外れてしまったのです。

メーカーでは毎日使用すれば約2年で替刃交換を推奨していますが、私自身はそんなにヒゲが濃くはないので、恐らくその期間の倍以上は使えていて、本体自体のモーターにも全く問題はありません。今までは替刃を購入するより安く替えられる本体交換で購入することを続けていたのですが、今回はさすがに本体の価格が上がっていることから、別の乾電池式モデルを探すか、替刃を買うべきかの判断を迫られることになりました。

ちなみに、乾電池式モデルでアルカリ電池の使用が推奨されているものの、充電式のエネループでも私の場合は問題なく剃ることができるため、ランニングコストも掛からず、旅行の際も充電する必要がない(充電済のエネループと交換するだけで良い)というのが大きなポイントで、そのあまりの使い易さにフィリップスが乾電池シェーバーの生産中止を決めたことを察知するのが遅れてしまったことが悔やまれます。

ただ、調べたところこの乾電池シリーズの専用替刃の型番は「HQ56/51」というもので、1パッケージに3つの替刃が入っており、普通フィリップスのシェーバーは替刃を3つ使うものが主流なのですが、乾電池式のものは2つで済むため、このパッケージを2つ購入しておけば、合計6つで3回の替刃交換が可能です。これを書いている現在、ネット上の最安値は1パッケージ2千円くらいなので、2パッケージ購入代金を3で割ると、一回ごとの替刃交換にかかる費用は1,300円ちょっとと、逆に現在は替刃のセットを購入する方が安くなっています。

とりあえず、今の刃はまだ刃こぼれしていないので継続して使いながらも、替刃はゲットし、今後しばらくは電気シェーバーのメンテナンスに心を砕かなくても良くなるようにしておこうかなと思っています。

現在主流の充電式シェーバーはその性能には驚愕するものの、私にとってはオーバースペックで(髭の濃い人には高性能の電気シェーバーも必須ではありますが)、本体モーターが大丈夫でも電池消耗により定期的な買い替えが必要になります。また、災害時に身だしなみを整えたい場合にも、支援物資として入手可能な乾電池が使えるシェーバーは、あっても全然困らないわけで、改めて廃盤になったことは残念ですが、少なくとも私は本体がぶっ壊れるまでは使い続けたいので、今後は本体を壊さないように気を付けながら使おうと思っています。

企業論理としては売上を増やし利益を上げてこその仕事であるとわかってはいるものの、安定した電源を確保できない地域は今も世界の中では存在します。CO2排出を減らすために、小さなソーラーパネルからでも充電でき単価も安いエネループのような乾電池形状の充電池を利用できる家電製品を作ることは、むしろ時流に乗っているのではと思うのですが、今後の状況も見ながら個人的にも大量にエネルギー消費をしない生活を目指す一環として、今のシェーバーを使い続ける方向で考えます。


東京では何故固定電話への通信を規制したのか? ワクチン接種予約のための第三の方法を考える

NTT東日本は、2021年5月6日9時頃から11時43分頃まで「東京都内の固定回線宛」の着信制限を実施したという事がニュースで流れてきました。テレビなどではそこまで大きいニュースにならなかったと思いますが、同時に「何故着信規制をしたのか?」という点については当初私が確認した限りではほとんど報道されず、改めて色々調べたところで一つの可能性が浮上しました。

というのも、規制が行なわれた時期には、東京都内の高齢者への新型コロナウイルスのワクチン接種に関しての予約を各自治体が開始しており、恐らくその影響があるのではないかと思われます。

固定電話の着信規制といえば、昔はインターネットがない頃のコンサートチケット予約は電話予約が主だったので、予約専用の電話番号には予約開始と同時に一斉に通話が集中するので、固定電話でなく携帯電話やPHSから掛けた方が良いとかどうとかいう話が広まったりして、恐らくその際には規制がかけられたと思うのですが、これだけインターネットが普及した現代にこのような事が起こるというのは、やはりピンポイントで「インターネットが使えない」人が、「電話を使って予約を取ろうとした」回数が相当あったのだろうと思われます。

過去にこのブログで紹介した0570から始まるナビダイヤルでも同じような事が起こっていたとしたら、相手先につながってテープ案内が流れる前にNTTの方から混雑メッセージが流れてくれた方が料金がかからないのか? とも思いますが、どちらにしても今では一人に一台携帯電話(スマホ)を持つ人がいて、なかなかスマホの小さな画面で予約の手続きを進めようとするよりも、直接相手と話しながら予約を取りたいと思う人が多いということの現れという気がします。

私の住む静岡ではまだ高齢者へのワクチン接種に関する案内は来ていないと思います。そうなると、時間の経過とともに日本の多くの地方でも東京と同じようにワクチン接種予約の窓口への電話連絡をする場合、単に通話が集中して話し中になるだけでなく、NTTの方でも規制される可能性は大きいのではないかと思われます。

こうした規制を回避するためには、どちらにしても忍耐が必要になるとは思うのですが、同じスマホを使う場合でも電話するのではなくインターネットを使った予約を利用することではないかと思います。そうなると、過去に私自身が経験したのですが、いつ予約サイトと繋がるかわからないながら何度もブラウザをリロードしつつ、途中で止まって最初からやり直しになってもめげずに何回もトライし、必要ならばあまり他の人がサイトに接続しないであろう未明から早朝の時間に予約するようにするなど、やり方によっては電話よりも早く予約が取れる可能性はあります。

自国でワクチンを製造しているアメリカでは、ネットが使えない人のために予約なしでもワクチンを打つことができるシステムがすでにできているそうですが、完全にワクチンを海外からの輸入に依存する日本では、あらゆる方法を使いつつ、ネットから予約を行なう方が現状では予約が取り易いのではないでしょうか。

ただ、この対策というのは当然ですがワクチンが限られている中では根本的な解決になるものではありません。自分や自分の家族だけがワクチンを打てたとしても、ネットが使えずに電話をつながらないとワクチンの接種を諦める人が増えてしまったら、用意したワクチンが余ってしまうかも知れず、接種していない人が感染してそこから感染が広がってしまう恐れもあります。

難しい事だとは思うのですが、電話でもネットでもない、例えば地域の様々な場所での整理券の配布のような方法(情報を用紙に記入し、専用ポストに投函することで役所の担当に届くようにするとか)でも接種の予約ができるように自治体が考えていかないと、現状で接種を諦めてしまう人は出てくるのではないでしょうか。緊急事態でなければ、スマホが使えない人が不便を強いられることも致し方ない面はあるものの、少なくともワクチンを打ちたいと思う人全員にはトラブルなく接種できる環境を作ることがこれからは必要になっていくのではないでしょうか。