宅配荷物の再配達について郵便局が他社と違うことは「不在票」ありきということ

ネットニュースを見ていたら、郵便局の方が荷物や書留などを不在時に持ち戻る際、不在票を残していくのですが、この不在票を無くしてしまった人のルポが目に入りました。私は、現在郵便局を含めた宅配業者については、ヤマト運輸と佐川急便の無料登録会員になって、荷物を受け取る場合のロスをできるだけ少なくしています。

ヤマト運輸からの受取りについては、自分の登録住所に荷物が発送された場合、メールやアプリ、LINEに連携されていればLINEでの通知が事前に来るようになっています。佐川でもメールで事前通知される仕組みがあります。ネット通販で物を買うような場合には、宅配業者の方のデータベースに記載される前に、購入業者の方から荷物の追跡番号が案内されることが多いので、ヤマトや佐川と郵便局の間の差というものはないのですが、今後お中元で荷物が来たりすることもあるので、その場合には差が出てきます。

というのも、例えばヤマトならクロネコメンバーズに登録していれば、配達前に誰から荷物が送られてくるかというのは会員登録してアプリを使ったりメールやLINEでの通知ができるように事前にしていれば、スマホの中に勝手にそうした通知があるのですが、郵便局の場合(荷物だけでなく書留などの追跡番号のある手紙も)は、ウェブやLINEから追跡することはできるものの、追跡番号は事前に送ってくれる人がこちらに知らせてくれない限り、不在票が入らないとわからないのです。

ですから、自分がゆうパックや、550円である程度のものが送れてしまうレターパックプラスを送る場合には、早めに追跡番号をメールやLINEで送ることにしています。ネットニュースで見たケースでは、たまたま役所からの書留であったことから、不在票がなくてもその手紙を探してもらうことができたようですが、全く宛先を思い出せないような場合には、直接郵便局に出向く場合には、追跡番号がない分、時間がかかることを覚悟しなければならないでしょう。追跡番号さえあれば、直接郵便局で聞かなくてもネットやLINE上から再配達の指示ができるので、直接郵便局に行けない場合には、再々配達でもう一回配達されるのを待つしかないような状況にもなってしまいます。

逆に言うと、荷物だけでなく書留のような手紙についても配達を行なっている郵便局の場合、事前にメールやLINEで配達前にお知らせをもらえるようなシステムが整っていないということになります。ですから、不在票をもらった場合には失くさないようにするのはもちろん大事ですが、不在票を見たらスマホを使って、LINEからでも追跡番号を打ち込んでスマホ内に追跡番号のデータを残し、さらにスマホから再配達や別場所での受け取りをとっとと申し込んでしまうようにした方が、もし万が一、不在票を失くしたりしても、追跡番号はスマホの中に残っているので、スムーズに探してもらえると思います。

荷物を受け取る場合には自分で配送業者を選ぶことはできませんし、手紙の場合はそもそも他社はサービスがありませんので、システムに不満を感じていても、そうしたユーザー側の対策を取っておくことで、大きなトラブルを防ぐことができます。もし自宅のポストに各社の不在票を見掛けたら、通常のDMなどの束とは別にして置く場所を確保することも良い対策になると思います。細かいことですが、同じ流通業といっても、ヤマトや佐川と郵便局の仕組みは違うということは覚えておきましょう。


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「好きな時に出掛けて好きなところで泊まる」車中泊のメリットは何処へ

昨日、テレビ朝日系列の「グッド・モーニング」という朝の情報番組で、軽を中心にした車中泊の特集をしていたので興味深く見ることができました。取材は2つのパターンが有り、まずは利用に登録が必要で(申請料30,000円と年間登録料10,000円/年)、利用の際にも人気の場所では事前予約をしなくては泊まれず、中には利用日一ヶ月前には予約が埋まってしまうこともあるという千葉県の「RVパーク」を利用する方々へのインタビューがありました。

軽自動車を使って車中泊をRVパークで行なっている方でテレビに出てきた方というのは、軽トラックをベースとして荷台部分に居住スペースを載せ、箱の中だけでなくポップアップルーフと併用することによって二人での車中泊も楽々という軽のキャンピングカーを使っている方や、市販のワンボックスの軽自動車をDIYして利用するような方の二組が取り上げられていました。前者は車の価格が400万円ほどだと言い、後者は車自体は100万円くらいで、DIY費やキャンプグッズを揃えると前者の半額以下というような感じで紹介されていました。

ただ、インタビューの中で利用者の方の中には、車中泊のメリットとして「好きな時に出掛けられて好きな所で泊まることができる」というような事を仰っていましたが、料金支払いを伴う事前登録が必要で、さらに泊まる場合には予約が必要なRVパークの利用では、そうしたメリットは感じられないのでは? と私などは思ってしまいます。それでも、現地に着いたらテント設営の手間がいらずすぐに食事や就寝ができるのは車中泊のメリットでしょうし、車中泊をすることを考えた上でのRVパークという施設は、キャンプ場より安く、電源も使え、さらに場内で火器を使っても咎められることがなく、ゴミについても利用場所によっては処理をしてもらえるということで、RVパークに登録することにメリットを感じており、快適に過ごせる車および装備を持っている方であれば、こうした旅の形態というのはますますニーズが広がっていくことが予想されます。

特集の中では、もう一つの軽自動車を使った車中泊をしている方を取材していて、その方々(ご夫婦?)は人間だけでなく犬二匹と一緒に旅をしているので、必然的に宿泊については車中泊になったと言いますが、その車というのがスズキのワゴンRやMRワゴンのような助手席側がフルフラットになるものの、運転席側はヘッドレストを取っても前席側はちょっとボコボコするタイプの普通の軽自動車でした。

取材を受けたお二人は、仕事を辞めたのを機に、全国の道の駅をコンプリートして回ろうと日本一周の旅をしているのだそうで、番組で取材を受けた際には出発してから半年ぐらいの時に、バーベキュー用途などで賑わっている河原で取材を受けていました。個人的にはこの方たちの車中泊ライフが私のスタイルに近いので、結構興味深く見たのですが、女性の方の方が背が低いので運転席側で、男性がフルフラットになった助手席側でマットや布団を敷いて寝ているようでした。ただ、やはりこの手の車で運転席側で寝ることを続けていると、もしかしたらエコノミークラス症候群になってしまう可能性もあるので、体に不調を感じたらその日はビジネスホテルやネットカフェの個室など、車内より環境がよく体を思い切り伸ばして寝られる場所にエスケープして欲しいと思いました。

ちなみに、ガソリン代や食費、日用品などの月ごとの費用については、大体月15万くらいだとのこと。テレビでははっきり言いませんでしたが、何しろ彼らの目的は全国の道の駅を回ることというので、常に道の駅を宿泊場所として使っている可能性があるのですが、さすがに日本一周しているという場合は、道の駅に車を停めて寝ていると、道の駅のポリシーとして許される「仮眠利用」ではなく、場合によっては咎められることもある「道の駅の宿泊目的利用」と捉えられてしまう可能性も0ではありません。

個人的には車中泊をしている方々というよりも、テレビを見ている人にこうした疑念を抱かせるテレビ局現地スタッフおよび、内容を編集して車中泊の良いところしか出さない局のスタッフにもう少し考えていただかないと思いました。お二人は、今後テレビに出たことによって、今後の日本一周に支障が出るようなトラブルに巻き込まれる可能性だってあります。テレビでは車の車種や内部を出してしまっているので、今後出掛けた先でも特定されやすくなってしまうでしょう。ぜひご無事に旅を終わられることを願って止みません。

私自身、もし現地でテレビの取材をもちかけられた場合でも、今回のように単に視聴者の興味を引くような形で編集されてしまい、自分が意見を言ってもその部分については無視される可能性が大きいので、安易に取材は受けないと思います。車中泊が流行っているとは言え、その中には必ず光だけでなく影の部分があり、その辺まで考えてしまうと、極端な話、道の駅での車中泊は一切できなくなってしまいます。

今回のように車中泊がテレビで特集されるのは、道の駅でも仮眠までは規制できないというような、グレーゾーンによって利用できる状況であるからだとも言えます。しかし、今後の政府の動向により、道の駅での宿泊は全面禁止、トイレだけは24時間利用可能というような場所が増えてしまったら、オートキャンプ場を予約して使うか、RVパークに登録して利用するか、無理を承知で人の来ない場所で強引に車中泊するかというような感じにも変わってしまう可能性があります。

私が車中泊を始めた時には、宿泊予約を取ろうとしてもどこも満室でどうにもならないオンシーズンに、とりあえず車で出掛けて現地でも宿泊場所がない時に(といっても、現地で宿が取れることはまれでしたが)、車中泊を利用するようなスタンスからスタートしたのですが、個人的にはこれだけ多くの人が車中泊についての興味を持っている時代になっているので、RVパークのように登録費用がかからずに、駐車場を利用する金額くらいで使えるような車中泊場所を全国で作ってくれるようでないと、車中泊の魅力の一つである「好きな時に出掛けて好きな場所で泊まれる」メリットは無くなっていく方向に行ってしまうような気がします。そのためにも、テレビ局やマスコミの方々には、安易に車中泊の面白さだけを報道するのではなく、その中で起こっている問題や、今後への展望についてもしっかりとフォローして欲しいものですが。


気が付いた時には一気に変わっているかも知れない地方のコンビニ事情

毎日の生活を自宅中心にしているとなかなか気付かないことが多いですが、確実に社会の状況は今までとは変わってきているように感じています。このブログでも前に書いたように、銀行での硬貨入金についての手数料を取るようになったり、郵便ではがきや手紙を週末に出せば今まで週明けの月曜日に到着していたところが、到着までの日数がかかるようになるなど、今まで当り前だと思っていたことができなくなっている部分が増えてきたように感じています。

今回紹介したい事は、コンビニエンスストアに関する事です。今までも、新型コロナ感染が広まる中で、アルバイトしている人が感染したり、深夜・早朝の時間を中心に人が集まらなくなり、一定の期間休業するようなコンビニがあったことをブログで書いた記憶がありますが、さらに状況は悪くなっているようです。

というのも、近くのコンビニのアルバイト募集のチラシが目に入ったのですが、その中に書かれているアルバイトの募集時間にちょっとした違和感を覚えました。それは、今までコンビニと言えば24時間営業が当り前だったのですが、そのコンビニでは夜11時以降および、朝6時までの間が空白になっていたのです。

新型コロナの影響が日本でも出てきてから、日本の大手コンビニチェーンでは24時間営業でない営業時期短縮店舗を増やすというようなニュースがあることは知っていたのですが、深夜はともかく、電車がすでに走っているような時間にコンビニが開かないということになると、何の用意もせずに旅に出るような場合、とりあえずコンビニで食料品や旅行用品を入手して出発するようなこともやりにくくなってしまいます。

また、車中泊の旅を楽しむような場合でも、食料などの調達をしないまま長い時間走ってしまい、車中泊場所到着が深夜になってしまった場合、地方に行けば行くほどコンビニはその地域に存在していても、到着時には閉まっていて、早朝から出発するような場合にも開いていないので、夜食や朝食は出たとこ勝負でコンビニで買うということがしにくくなってしまうことが予想されます。

もっとも、一昔前の日本は、深夜早朝営業のお店は極端に少なかったので、旅行の際にはきちんとお店の開いているうちに必要な食料や生活必需品は買って用意しておいて、お店が開いていなくてもスムーズに行動できるようにしていました。ですから、今後車中泊で日本の隅々まで出掛けたいと思っている方は、お店が開いているうちにある程度のものは必要であれば買っておき、コンビニが営業時間外となっていても慌てないようにする必要が出てくるでしょう。

個人的には、コンビニが24時間開いていないと、コンビニの端末を利用したチケット購入や、ATMを利用するような場合、さらに荷物の受け取り、発送やコピーなどの便利なサービスも使えない時間が出てくるので、素直にコンビニが閉まっている時間は車内で寝るようにするか、何らかの対応策を考えながら移動することを考えなければならないなと思います。

現実的には、やはり深夜・早朝にはアルバイトも集まらず、あえて24時間営業にこだわるとオーナーが毎日シフトに入らなくてはならなくなることで、コンビニの存在自体も危うくなっていく場合があるのだろうとも思えますし、そうしたことを十分考慮しながら旅の計画を立てるように変わってくるのだろうなと思います。それはコンビニだけに限ったことではないと思いますし、その中で大切になってくるのが、闇雲に動くのではなく、事前に周辺に開いているお店があるのかスマホなどを使って確認するような事ですね。その点は、昔と違ってピンポイントに必要なものを入手するための行動がインターネットを使うことで計画できるので、しっかりとその辺が行なえるならそこまで恐れることもないでしょう。今後の旅というのは、旅先で思わぬことが起こっても、慌てずに情報収集することを考えながら出掛けることが大切になるのではないでしょうか。


楽天には早く「イエデンワ」型の単体で電話になるホームルーターを出して欲しい

楽天モバイルが0円での契約保持を止めることで、まるで楽天モバイル自体が終わってしまったように他の業者に乗り換える人が出て、実際に対抗策を出しているところもあり、楽天はいまいち勢いがないように感じます。

しかし、楽天モバイルの特徴は決して0円維持で利用していては感じることのできないところにもあるわけで、私が利用し続けている理由も0円とは別のところにあります。楽天モバイルは、ぜひ今のプランに自信を持って新たな展開を目指していって欲しいと思っていますが、一つ苦言を呈するとしたら、せっかくのプランを生かすだけのハードを提供できていないという事があります。

楽天モバイルは大手3キャリアと比べると利用できるエリアが狭く、山間部や海上ではさらにつながりにくくなるという、新参者の通る道とはいえ、直近の努力では仕方のないディメリットがあります。しかしその代わり、楽天回線が安定して使える場所であれば、他社とそれほど遜色ない通信ができ、Rakuten linkアプリを使えば通話料・SMS0円で利用することができます。

ということは、今のプランを代えなくても新しいハードを投入するだけで一気に加入者が増え、状況が変わる可能性があります。先日、私の知り合いが自宅のインターネットと電話利用をもう少し安くできないか? と相談を受けたのですが、さすがに現状では、5G通信で工事不要のWi-Fi環境であるドコモの「home5G」をすすめ、さらに安くしたいなら同じドコモの「homeでんわ」とのセットで月額約5,600円(homeでんわは「homeでんわライト」)との比較になってしまいます。

自宅のインターネット価格を劇的に下げる方法の一つとして「楽天モバイルの自宅利用」が十分ありだと個人的には思っています。楽天モバイルの場合基本的に高速通信が無制限で使え、一日データ利用量が10GBを超えてしまうとその日のうちは最大3Mbpsに制限されるという点は確かにあります。しかし、私が使っているものだけでなく、モバイルルーターでは純正のものでもいつの間にかauのパートナー回線を掴みに行ってしまい、その利用量が定量に達すると一気に最大1Mbpsに制限されるので、個人的には今使っているモバイルルーターが勝手にauのパートナー回線を掴みに行ってしまう事の方がストレスになるくらいで、ほとんどの方ならこの楽天モバイルの無制限で自宅でのインターネットを賄えるのではないかと思います。

もし、楽天が自社の回線のみを掴むホームルーターを出せば、楽天モバイルの月20GBを超える場合の料金が月3,281円となるので、ドコモの「home5G」の月額4,950円と比べても安いことがわかります。そして、固定電話の番号をそのまま使い続けたい場合にはドコモの提供する「homeでんわ」を追加で契約するにしても、一番安い「homeでんわ ライトプラン」を追加しても月額1,078円になるので、合計しても4,359円となり、電話が使えない「home5G」の単体契約よりも安くできます。

また、前にも書きましたが長く持っている固定電話の番号は、特に昔電話帳に記載されていた番号であれば、さまざまな営業電話や世論調査の電話が掛かってくるだけでなく、各種詐欺グループからもターゲットにされる可能性があります。それでも自宅から持ち出さない電話番号を持ちたい場合には、今ある楽天モバイルの仕組みを利用したハードを楽天が出す気になれば、状況はがらっと変わる可能性があると思うのですが。

過去、PHSのウィルコムが出したり、ドコモ回線の3G回線用に作られた「イエデンワ」という単三電池4本でも動く移動電話の事を覚えている方はおられるでしょうか。この端末はその名の通り固定電話のような形をしていますが、回線を登録したりSIMカードを入れる事によって電話やルーターとして使えるようになるというかなり変わった端末だったのですが、現在4Gや5Gの利用できる後継機は出ていません。

もし、楽天が自社のSIMカード(当然eSIMでも)を使える端末としてこの「イエデンワ」を復活させた場合、一応は持ち運べるので、自宅の固定用に取った携帯電話番号で移動時でも連絡が取れるだけでなく、無制限の楽天モバイルのデータ通信を自宅だけでなく楽天回線が使える場所でならどこでも利用できることになります。

もし、このハード内で「Rakuten Link」が利用できるということになれば、この携末からの通話は無料で、しかもスマホと同じなので利用料を一切出さずにかかって来た相手の電話番号の表示が可能になり、そしてデータ通信も一度パスワードを設定してしまえば、自宅でも外に持ち出しても同じ使い勝手での利用が可能です。

ちなみに、ドコモやソフトバンクが行なっている固定電話サービスや家族用の無線ルータのサービスは自宅以外の場所へ持ち出しての利用はできないようになっています。楽天はもしハードの導入さえしてしまえば、こうしたディメリットのない可搬性を備えた「イエデンワ」ならびに「インターネット環境」を提供することができるわけで、あえてスマホにこだわらなくても、こうした「イエデンワ」型の端末と一緒に楽天モバイルを契約して使いたいと思っている人はかなりいるのではないかと思います。

また、このブログ的にも車中泊旅に持って行く場合、最近は車の中を改造してリビングや書斎のように使う方もいると思いますので、これ一台を車の中に入れて、楽天回線がつながる場所へ移動して使えば、その場が仕事場にもリビングとしてインターネットを使いながら過ごすことも可能になります。自宅でも使っていれば、ネットの設定も変えずに使えるので便利だと思います。

楽天側としても、こうした端末とセットで回線を契約した人というのは、料金を節約せずに満額までデータを使ってくれるので、一回線あたりの収入が伸びることも考えられます。楽天自体がひかりインターネットを提供しているので、こうした端末を出すことについては慎重だったのだろうと思いますが、このままでは回線数も収入もジリ貧になっていくことも考えられるわけですから、回線のプランを見直さなくても十分にメリットのある新携末の導入というものを本気になって考えて欲しいものです。そうなれば、先述の私に相談してきてくれた人にも自信を持って楽天モバイル回線を勧められるのですが。


耳から入ってくる情報量を増やすためにも時々はラジオの利用をおすすめするわけ

家の中で生活をする事が多くなると、自宅内で音を発生するものにはどんなものがあり、普通に考えるとちょっと違和感のある音というものをこの新型コロナによる自粛期間を過ごしているうちに感じることができるようになりました。といっても、家族がガス台にヤカンを掛けたまま止めなくてお湯が沸騰する音が長く続くような音や、水道の蛇口が完全に閉まっていなくて水が流れる音と、洗濯機から水が出ている音を聴き分けられるようになったとか、大したことではありません。しかし、今後生活をしていく上では、いろんな生活音を聴き、その異常さを感じられるようになっておくことは大切ではないかと思っているので、自宅にずっと引きこもっていることも全く無駄ではなかったのだなと思っています。

そんな、人間が聞くことのできる音で、最近面白いニュースを知ることとなりました。テレビというより、スマホやタブレットで字幕付きの動画を見ることに慣れきってしまっている若い世代にとって、ラジオの内容をうまく聞き取ることができない人がいるという話です。ネットニュースにもなっているので聞いたことがあるという方もいると思いますが、個人的に思うには、私自身もそうだったのですが、ラジオの出す音声を理解できないという方は、単純にラジオをほとんど聞いたことがない人なのではないかと思います。

私自身、ラジオとは違いますが、音楽を聴く場合には現代音楽だったり、ジャズだったり複雑で奥深い音というのを聴いてすぐに理解するのは難しく、ラジオやCDだけでなく直接演奏しているライブに赴いたりして色々経験することで、ようやくその奥深さというものがわかるようになった実体験があるのです。最近になって私もYou Tubeのいろんな動画を見ることがしばしばあるのですが、様々な物の紹介・レポート動画についてはあえて音を出さなくても多くの字幕を追っていけばあらかたの内容がわかるように作られている場合が多く、ラジオの内容が聞き取れないという人は、もしかしたら、そんなに動画とともに流れる音を聞いていなくても内容は理解できるようになっているのではないかと思います。

逆に言うとラジオから流れる情報は音が全てであり、それなりに集中して聞いていないと内容が理解できないということは、わかっていただけるのではないでしょうか。ただ、そうは言ってもそこまで難しく考えることではなく、ラジオの内容はおしゃべりが中心であり、最初だけは集中してラジオを聞きながらその内容を理解するように努めれば、そこまでラジオの内容を理解できなくなることはないと思います。

最近は、ラジオ受信機がなくても、スマホでアプリを使えば日本国中のラジオ放送を聞くことができます。昔はAMはモノラル放送が主でしたが、ネット経由ではステレオの高音質で聞くことも可能です。さすがにスマホのスピーカーでは細かいところまではわかりませんが、イヤホンを経由して聞くと、オペラなどでは役者が舞台上を移動していることも慣れればわかってきます。

そこまで本格的にラジオに聞き入らなくても、もし災害時などに情報収集方法がラジオしかなくなってしまった場合、その内容を理解するためには、日頃からラジオの手法に慣れ、必要に応じて自分でメモを取るなどして情報の確認をするというような、普段テレビやYou Tubeに依存している中ではやることがないような方法を取る必要が出てきます。昨日も東北で大きめの地震がありましたが、ラジオからの情報というのは震度を地域別に淡々と述べるだけで、その土地の地理がわかっていないと全体の情報を把握するのは難しい部分もありますが、そうなるといざという時に情報を把握するために何を学習しておくかということもわかってくるでしょう。

キャンプという行為が、電気を使いスイッチだけ押せばほとんど全ての事ができる現代の生活とは離れ、自分で火を起こすことから始めるように、情報入手手段としてのインターネットが全く利用できなくなった時にどうすれば良いかと考えた場合には、小型ラジオ一台で自分や家族に必要な情報を入手するにはどうするのか考えることから始めるべきことだと思います。といってもキャンプのように多くのグッズを揃える必要はありません。他の情報を自ら遮断し、ラジオ(アプリを使って流すためのスマホ)から流れる言葉をしっかりと聞き取り、その内容を理解してラジオというメディアを利用できるようになれば、その体験はいざという時に役に立つように思います。


LINEMOミニプランの楽天モバイルからの乗り換えを誘うキャンペーンについて

私自身は月によっては200GB以上ものデータを使うこともあるので楽天モバイルの契約を止める気は今のところありませんが、今まで0円で「Rakuten linkアプリ」を利用した「通話・SMS」を中心に使い、ほとんどデータ通信を使っていなかった人たちが、これまでと同じ使い方をしていても(0GB~3GB未満のデータ使用)、税込1,078円がかかってきてしまいます。そこで、代替回線を考えている人に向けて、具体的なキャンペーンを始めているのが今回紹介するLINEMO(ソフトバンク回線)のミニプランです。

今まではミニプラン契約の場合には「一年間通話定額(5分間以内)オプション無料」および一定期間継続利用の場合、2~3千円のPayPayポイントバックがありましたが、新しく2022年5月20日からは、新規契約およびソフトバンク・ワイモバイル・LINEMOなどソフトバンク系キャリア以外からの乗り換え(つまり楽天モバイルからの乗り換えも)をした人に、新しいPayPayポイントバックが行なわれます。これが半年にわたり、ミニプラン月額の990円分のポイントが継続されるので、毎月利用している買い物に使えば「実質通信料無料」ということになるのですが、その分をいつも使っていないものに使い込んでしまうと、実質無料ではなくなってしまいます。その点がこの「実質」という表現のあやふやなところではないかと思います。

LINEMOのミニプランは月額990円で月3GBの高速クーポンが利用できるのですが、楽天と比べると3GBを超えてしまった場合も料金は変わりません。高速クーポンを使い切った場合には月末までは最大300kbpsの低速となります。ソフトバンク自体の契約だと低速は最大128kbpsで、他のMVNOでも最大200kbpsということなので、それに比べると多少はスピードが出ます。具体的にはradikoや音楽ストリーミングは問題なく使え、You Tubeの動画は低解像度にすれば何とか見られるレベルですが、他の動画サービスを利用するのはちょっときつく、電子マネーの支払いは問題ないものの、企業の提供するアプリの中には低速ではもたついたり起動しないような事もあるので、とりあえず一年間は楽天モバイルの0円運用と同じように、5分定額が無料で使えるうちは利用可能になります。

私自身、LINEMOのミニプランを一時期使っていましたが、楽天モバイルと比べるとエリアは広く、スピードもほとんどソフトバンクと同じくらいのスピードが出るので、利用に関しての不満は出ないのではないかと思います。ただ、当然ながら1年を超えると通話定額を続けるためには5分定額オプションの月額550円が追加でかかります。

もっとも、LINEMOの特徴としてはLINE経由のやり取り(LINE電話含む)についてはカウントフリーなので、楽天モバイルでもRakuten linkを使っての電話をしていないということなら、1年後に通話オプションを解約して電話はLINE電話を中心に使い続けても良いし、他に自分に合うプランがあったらドコモやau系の回線であればまた有利な条件を利用して移ることも可能になります。

これはあくまで個人的な考えですが、LINEMOのミニプランで半年なのか1年なのかキャンペーンの恩恵を受けた後は、頃合いを見計らって自分の欲しいSIMフリースマホが格安で買えるキャンペーンがある時期を狙ってOCNモバイルONE(こちらはドコモ回線)に移行しながら自分が長く使えそうな回線についてリサーチを続けるというのが良い気がします。

ただ、自分のスマホに入れる回線についてはLINEMOにするとしても、楽天の回線を残して代わりに自宅に引いている光回線を解約して自宅用のネット環境として楽天回線を使うというパターンもあります。この場合はLINEMOの特典だけでなく、楽天のポイント還元のメリットも続けて受けられるので、解約の前に自宅での楽天回線の状況を確認してから動いても遅くはありません。なお、楽天モバイルを自宅用に使う場合には別にLTE通信が使えるルーターの購入が必要になりますので、LINEMOでもらえるPayPayポイントを貯めておき、ルーターの購入資金の一部として使うというのも良いかも知れません。


Amazonが出してくる7インチタブレットの新型はセールまで待つのが賢い買い方

先日、Amazonの7インチタブレットをスマホ用のカースタンドに取り付けて、声による操作が可能になり、ラジコや音楽配信サービス、様々な動画サービスを車内で利用できるようになって悦に入っていることをこのブログ内で書かせていただきましたが、先日のニュースでAmazonが7インチタブレットを廃番にせず、2022年6月に次世代機が販売になるというニュースが入ってきました。これを書いている5月中は予約受付中となっています。

電源ケーブルがType-Cに変更され、落下の衝撃にも強くなったというのは、外に持ち出すにはかなり面白い端末になったのではないかと思います。メモリは相変わらずRAMのメモリーは2GB(それでも前機種の倍)、内部ストレージ16GBと控えめな数字ですが、新たなCPUの搭載により約30%速度アップ、バッテリーの持続時間も最大10時間(前機種では7時間)というのは、現行機を使っていて多少の動作のもたつきを感じていた私にとってはかなり期待できる状況です。ただ、一連のニュースサイトを見てもわからないのが、本体のスピーカーがモノラルなのかステレオなのかということですが、イヤホンを使えば良いということもありますし、車内ではBluetoothスピーカーに接続して大きな音を出すので、もし次世代機のスピーカーがモノラルでもそこまでがっかりすることはないと思います。

価格は通常価格で6,980円ですが、今後の大きなAmazonのセールがあれば、私の希望的観測に過ぎないものの、二千円くらいは下がった価格で売られる期間も出てくるように思います。Wi-Fi専用のタブレットであるので、1万円台の前半くらいで買える安いLTE通信可能なタ8インチブレットと比較する場合、安いとは言え単体では使えないことがネックだと感じる方もいるかも知れませんが、このタブレットを「車載用」と考えた場合、そこまでのディメリットは感じません。

というのも、AmazonのタブレットはWi-Fiでインターネットにつながっていれば、スマートスピーカーとしての機能も使えるようになるので、声によるリモートコントロールが可能になり、様々な「スキル」を運転席からの声でコントロールすることが可能になります。手持ちのスマホでWi-Fiテザリングをしてしまえば、車内ですから電源は取れるので電池の消耗の心配をしなくても車の中で利用を使い続けられます。スマホもタブレットも内蔵電池があるので、車のエンジンを止めても使い続けられます。スマホではなく、モバイルルーターと連動させて使っても良いのですが、問題はテザリングをする回線の質にもよってくると思います。

一般的に、ニュース・天気予報の告知や音楽系のサービス(radikoや音楽配信サービス)を利用するだけなら、最大200~300kbpsくらいが出る回線(低速切り替えで使うことも含めて)で十分だと思いますが、動画まで見たいというなら、最低速度が1~1.5Mbpsくらいまでスピードが出る回線を使えば、ワンセグやフルセグの届かない山間部であっても回線が普通に使えれば、十分実用になるくらいの品質の動画を車内で見ることは可能でしょう。

そういう意味では、低速でも最大1~1.5Mbpsが使える回線プランが複数あって、さらに旅行の時だけ使いたいならpovo2.0のように24時間使い放題のトッピングを車で長距離移動する時だけ付けて使うというような用途も考えられます。もっとも、7インチタブレットというのは8インチと比べるとやはり小さくて取り回しがし易いので、毎日持ち出してスマホでは見ずらい動画視聴や電子書籍の閲覧などでスマホからテザリングさせて積極的に使いたいものです。

前の7インチタブレットでも私が便利に使っていたキッズ用の本体カバーは別売2,980円で出るそうですが、このカバーを付けるとスタンドの代わりになるだけでなく、かなり荒い使い方をしてもしっかりと本体を守ってくれますので、個人的にはAmazonの大きなセールの時にでも本体とカバーを別々に購入するようにした方がお財布には優しいのではないかと思います。最後に商品リンクを貼っておきますが、どうしても予約して購入したい人はともかく、しばらく待っての購入が正解ではないかと思いますし、私自身もそのようにして購入したいと思いますので、試用レポートは実際にセールで安売りが来てからということになるであろうことをこの時点ではお断りしておきます。


釣った魚に餌をやらない政策だと言われないために税金の電子マネー支払にもポイントを

車中泊を楽しんでいらっしゃる方には年に一度の自動車税支払いの期日が迫ってきました。ネットではJAF(日本自動車連盟)の会員や自動車ユーザーにアンケートを取った結果を発表し、なぜ大事に長く乗っている車の自動車税を一律に上げるのか? というこの制度が決まった時から言われている問題だと多くの人が思っていることを継続して問題化しようと声を挙げている事について、様々な意見が出ています。

私の車はもはや製造後13年を超えた自家用小型自動車の1500ccクラスの車ですが、車重は最新の軽自動車よりも軽い1トン弱ということもあって、長距離の定速走行においては余裕で20km/Lをオーバーする燃費で利用できています。電気自動車と比べれば燃費は悪いものの、まるで古い車を乗り続けることがペナルティのように通常より高い税額を請求するのは(ちなみに、今年の自動車税額は39,600円でした)、安易に新しい車に乗り換えないことで、大きな廃棄物を出さないことできちんと配慮していると思えるのですが。

実は、私自身はもうすでにこの自動車税は支払っているのですが、今年は昨年とは違って送られてきた支払書類を銀行やコンビニに持ち込むことはせずに、スマホで請求書類にあるバーコードを読み取り、電子マネー決済で払いました。この支払い方法はわざわざ出掛ける必要がないということもありますが、私の場合は自分の銀行口座から1円単位でチャージすることによって無駄に電子マネー残高を残さずに一気に支払え、わざわざ支払う前に銀行へ出向き、お金を下ろす必要もないという、ある意味社会の進歩を実感することのできる支払い方法を利用しました。ただ、その事について言いたいことがあります。

最初に書いたように、自動車税の税率や請求金額はいくら文句を言っても変えることはできませんが、昨年までは電子マネーで税金を支払っても一定のポイントが付いていたのですが、私の利用している電子マネーでは今年からポイントが付かなくなったそうなのです。

こう言っては何ですが、電子マネーについては今政府は、マイナンバーカードを多くの人に持ってもらうために、様々なキャンペーンを行なっています。以前は作ると各ポイントが5000ポイントもらえるというものをやっていましたが、来月からマイナンバーカードを保健証として使えるように手続きしたり、政府から個人に銀行振込する場合の振込先を登録した上で、2022年6月30日までに申請すると改めて各種ポイントをプレゼントするキャンペーンが行なわれます。

個人的にはこうしたキャンペーンがあるからマイナンバーカードが普及するのかは疑問ですし、こうした大盤振る舞いするお金があるなら、自動車税に限らず各種税金を電子マネーで払った場合のポイントを付与することを続けた方が、「現金で納めるより得になる」というメリットを受けようとする人の方が多いと思うので、せめてそのキャンペーンで用意した税金をポイント還元に活用して欲しかったというのが正直なところです。

まだ今年については、自動車税支払いでのポイントの付く電子マネーもあるようですが、私としてはそのためだけに今メインで使っているのと別の電子マネーをチャージするのもめんどくさいのであえてポイント無しの電子マネーで利用しましたが、今回の自動車税は結構な金額でもあるので、もしポイントが付いたらその分自販機でジュースが買えるくらいのポイントしか付かないにしても、そういたポイント還元は嬉しいものなのですが。

今回、私の電子マネーによる自動車税納付というのは、自宅に来た封筒に入っている納付書のバーコードを読み取り、事前にきっちりになるようにスマホからチャージしておいた電子マネーによる決済を利用してスマホから支払いを実行しただけなので、自宅から一歩に出ることなく、お金を銀行からスマホを通じて県税事務所の方に移動させたような形になります。銀行にも、県の施設にも出向かずに(その分のエネルギーのロスもない)全てが完了し、車検を通す場合には支払いデータが記録されていれば自動車税の領収書(納税証明)を添付しなくてもそのまま車検が受けられます。公的機関はもっと便利に電子マネーが使えるようになることをアシストして欲しいと思えた今年の自動車税に関する雑感でした。


ダイソーの70mlステンレスカップは二重構造ではないもののアイデア次第で色々使える

ダイソーの食器の中では「落としても割れず熱を外に伝えにくい」というメリットがあるので、各種大きさが揃ったステンレス製の二重構造の丼・茶碗・小鉢の三つを揃えています。熱いスープやラーメンを入れても両手で持って食べられるというのは日常生活でも結構便利ですし、プラスチック製のものに比べるとお手入れもしやすいということで、メイン使用ではありませんが、いざという時に登場するような感じになっています。

私自身、キャンプギアの関連ということもあって、金属製の食器につい興味が行ってしまうのですが、今回ついに購入してしまったのは、ダイソーの「ステンレスカップ70ml」でした。

言うなればステンレス製のお猪口のように使えるのですが、残念ながらこのカップは二重構造になっていないので、手で持つと熱さ冷たさが直に手に伝わり、熱もどんどん逃げていって温かいものも冷たいものも次第にぬるくなるというものです。

ただ、これをお猪口として使う場合は、ぬるくなる前に飲み干せてしまうくらいの分量しか入りませんし、キャンプなどでは瓶を湯煎して熱燗にして、飲むときだけこのカップに注いで飲むようにすれば、特に冬は手に直に暖かさが伝わるので、これはこれで良い感じで飲めるのではないかと思います。

逆にこれからの季節は、日本酒なら冷蔵庫で冷やした冷酒を飲んでも良いですし、私は食欲のない時などは、このカップに冷蔵庫で作った氷を2~3個入れ、梅酒を入れてロックにして食前酒にします。このくらいの量だと私は酔うこともなく、食事の前に飲む量としてはこのくらいが適正ではないかと思ったりもします。

また、二重構造ではないということは、直火と言ってもティーキャンドルやキャンドルランタンで温めることで、例えば溶けるチーズを入れて野菜を浸けて食べたりするには、一人分くらいならこのくらいのカップで十分なので、ソロキャンプでもお酒だけでなく色々と使い様があるのではないかと思ったりもします。

ちなみに、ニトリの超保温できる山用保温ボトルに付属する金属カップがあるのですが(写真左)、そちらは二重構造になっているので、お出掛けの際には、ホットワインを飲む時にはニトリの方にするなど(持つ手が熱くなりにくいのです)二つのカップを使い分けるのも面白いと思います。ちなみにこのカップ購入時には、もしかしたらニトリのボトルに付いているカップの代わりがダイソーのカップでできないかと思ったのですが、ごらんの通り高さが違うので、ダイソーの方のカップをはめ込んだとしても蓋が閉まりません。ここは、あくまで持ち運びやすく落としても割れない便利なカップとして使うのがよろしいかと思います。


大手携帯キャリアのガラケープランは契約前に格安SIMとの比較をしてから契約を考えるべし

auが、新たにフィーチャーフォン用のプランを2022年6月1日から「ケータイプラン」で提供することを発表しました。まずはその料金について紹介しましょう。

これは、4G LTEフィーチャーフォン向けの料金プランで、スマホでの利用はできなさそうです。音声通話のみの場合の基本料金は1,265円で、月間300MBまでのデータ通信を利用する場合は、330円のLTE NET使用料と合わせて1,595円になるそうです。もし料金支払いを「au PAYカード」で支払う場合、「au PAYカードお支払い割」により187円が割引きされ、それぞれ1,078円と1,408円になるということですが、この金額は通話オプションなどは入っていない金額であり、別に「通話定額2」(かけ放題/月1,980円)「通話定額ライト2」(一回5分以内の通話が定額/月880円)の料金がかかります。ということは、通話のみでかけ放題のガラケーをauの契約で作りたい場合は3,158円/月、5分以内かけ放題なら1,958円/月となるでしょう。

ここで、冷静になって考えてみると、もしauの4G対応のガラホを持っているなら、同じauの回線を使ったpovo2.0に番号をそのままにして契約変更を行なえば、povo2.0のSIMをガラホに入れて使うこともできます。auのメールアドレスが使えなくなることを我慢すれば(そもそも通話のみだとネットが使えないので)、通話オプションを使わなければ月額0円でとりあえず6ヶ月契約を維持することができますが、急に解約されてしまうことに不安を覚えるなら、最初から通話オプションのトッピングを付ければ、自動解約の心配なくガラケーを使い続けられるだけでなく、スマホに変えたいような場合もSIMをそのまま差し替えれば、低速にはなりますが一応データ通信も使えます(ガラケーでもデータ通信設定をすればガラケーで低速ネットを利用可能です)。ちなみに、通話オプションはauのオプションと同じ「5分以内かけ放題」が月550円、通話かけ放題が月1,650円となっていて、auのスマホに入れ替えて使えないと思われる「ケータイプラン」の価格と比べても、同じauの電波を使いながらなぜこれだけの価格差が出るのか、普通に考えるとわけがわからないレベルです(その理由は後述)。

また、auのメールを使い続けたい場合も、au解約の際に「auメール持ち運び」という月330円という「ケータイプラン」のLTE NET使用料と同じ金額を毎月払えば、auメール宛に来たメールをpovo2.0のSIMを入れたガラケーからでも送受信が可能になります。

ただ、povo2.0を契約してガラケーで利用するには2つの問題があります。まず、契約は店頭ではできないので、自分で行なう必要があると言うことです。これは、ガラケーしか使えない人にとってはかなりハードルが高いものですが、家族や親戚に頼める人がいれば代行をしてもらう手はあります。

ただ、もう一つ重大な問題があります。povo2.0は専用アプリからトッピングをしたりサポートに連絡したりする必要があるので、SIMはガラケーに入れて使うにしても、別に専用アプリの使えるスマホ・タブレットを用意する必要が出てくるのです。申し込む際にもガラケーからはできず、auからの乗り換えの場合には、auIDをアプリで入力して申し込む必要があるのです。ガラケーでpovo2.0を使う場合でも、申し込むためにスマホを用意しなければならないというのは、初心者にとっては致命的ではあるのですが、良く通信や料金の事を知っている人が得をし、スキルも何もなければ、大手キャリアの専用プランを契約する代わりに、店舗での直接のアフターサービスが受けられるというような事になります。ですから、auとpovo2.0のコストの差というもののカラクリは、人件費および店舗なしの直接販売のため単純に移ることができないから、というところに尽きると思います。

個人的には電子マネーや各種生活情報を利用するためには、ガラケーからスマホへの機種変更は必要になってくると思うので、ガラケーを使うならガラケー(ガラホ)とスマホの二台持ちにして、スマホを別のMVNOのSIMを入れることでデータ通信や電子マネー(おサイフケータイが使えればさらに便利)に使うか、ガラケーにそこまで固執しないなら、auのガラケーからpovo2.0ではなくUQモバイルに回線を変え、そこでガラケーからスマホに変えるというやり方もあります。こちらの方は、auショップへ行けばUQへの移転は店頭でも可能になります。そこで改めてスマホを使ってみて、どうしてもガラホに戻りたいということであれば、UQで機種変したスマホからpovo2.0を自力で契約することは可能です。

今回紹介したように、ガラケー利用者は意志はあっても簡単に移ることのできないキャリアがあるということもあるので、ガラホは残しつつスマホと併用する事を考える必要が今後は出てくるのではないかと思います。ただ、その先には今までよりも安く便利にモバイル通信を使える世界が待っているわけですから、何とか多くの人が安くて便利な方向に行って欲しいと思っています。