災害由来でない「計画停電」が実行に移された場合に家庭でどこまで対応できる?

暗い未来を考えることはしたくないですが、ホルムズ海峡の封鎖の影響で車のガソリン価格が上がるのではないかという話も出てきていますが、さらに状況が悪くなってくると車だけでなく日々産業用に使っているエネルギーも不足気味となり、その影響が家庭内にまで来てしまうのではないかという心配があります。

具体的に言うと、2011年に起きた東日本大震災後に行なわれた「計画停電」を再び行なうようになった場合どうなってしまうのかという事があります。大きな災害とは違いますが、ライフラインである電気が止まったら何が起こり何を用意すればいいか、さらに何を我慢しなければならないか改めて考えてみると、なかなか洒落にならない状況が起こるかも知れず、真剣にその対策を考えないといけないのでは? と思います。

計画停電とは、事前に告知されていつどのくらいの時間停電するかわかっている停電です。大事なのはその事前告知された計画停電のスケジュールを把握することだろうと思います。その上で考えるのは、実際に停電が起こったら何が困るのか? ということです。

オール電化のお宅の場合は、調理器具が火を使わないIHコンロになっていますが、停電になると基本的に家の設備での調理が難しいということになります。もし計画停電が食事時に当たるような場合は、事前に火を使わないでも食べられるものを用意することも必要になります。

食の関連で言うと、家庭内で止まって一番困るのは冷蔵庫だろうと思います。普通の冷蔵庫は、それ自体に保冷性能があり、中のものがすぐに傷むということはないと思いますが、例えば冷凍庫に複数の保冷剤を蓄えておき、停電時は冷蔵室に保冷剤を入れて停電している時間も冷蔵庫内の温度を保ち、停電が終わったらまた冷凍庫に戻すというような工夫も必要になるのではないかと思います。

また、冷蔵室だけでなく冷凍庫まで保温をキープしたい場合は、普通の保冷剤より高性能な「氷点下保冷パック」を複数個、冷凍庫に入れっ放しにすることが対策になります。停電になってもしばらくは氷点下をキープしてくれるので、冷蔵庫への電源供給が一時的にとぎれても、入っている食材が一気に溶けることを防いでくれます。氷点下保冷パックは完全に凍るまでにそれなりの時間はかかりますが、常に入れておくつもりなら、そうした凍るまでの時間について問題になることはないでしょう。

ポータブル電源を使って停電中はそこから電源を取るような追加投資をするのも一つの方法ですが、計画停電の対策だけなら二種類の保冷剤を冷凍庫で冷やして使うことでも何とかなるのではないでしょうか。ただ、計画停電のスケジュールが出たら、冷凍庫の食材を食べながら減らし、基本的には日常的に保冷剤を多く入れるスペースを作り、食材はその隙間に入る分だけ購入するというような、新たな生活パターンに変えるという方が安上りに計画停電対策ができます。

さらに、知らないで困ることに「ガス給湯器を使ったお風呂」があるお宅です。計画停電でも水は出ますが、ガス給湯器であっても機械はコンセントから給電して動くので、計画停電中はお湯が出ません。LEDランタンをお風呂場に持ち込み、これで夜の停電時でもお風呂に入ることができると思っても、電気が復旧するまでお風呂に入れないということを頭にたたきこんでおきましょう。

あと、ご自宅に光回線のインターネットを引いている場合、光回線は電気がないと利用できないので、もしポータブル電源でモデムやWiFiルーターを動かせるような準備をしていても、家の外やマンション内にある光回線ユニットが停電で動いていないと使えないわけです。停電時のネットは、スマホやモバイルルーターなどのモバイル回線に依存することになります。長い時間動画を見続けるようなデータ利用に耐えられるプランで契約があるなら、スマホからテザリングすることで、ネットと同時配信されるテレビ放送から情報を得ることもできますが、それほど多くのデータ容量(いわゆる「ギガ」)の契約をしていない方は、夜に部屋を照らすLEDランタンくらいは別に用意して、情報の入手にはネット接続不要で、さらに電池単体で使えるラジオを活用することも考えてみましょう。

あと懸念される事として、集合住宅の環境によっては水回りの特にトイレが使えなくなる可能性もあるので、水の汲み置きおよび、沸かしたお湯を真空断熱ボトルに移し、停電時でもお茶やカップ麺が食べられるくらいのお湯の量を確保することも大事です。私のところでは日常的に2Lくらいは保管できるボトルに沸かしたお湯を移して使うようにしています。

水の使い方にしても、日々の洗い物に使う水を水道を使って出すのではなく、蛇口付きのウォータータンクや大型ジャグに入れたものをキッチンに置き、使い終わったら補充するような使い方を計画停電の時だけでもしてみるという事も一つのアイデアではないかと思います。

それから、工夫だけでは何ともならないような事もあります。冬の寒さは電気以外の暖房器具を使うことができますが、夏の冷房についてはそれこそ大き目のポータブル電源がないと我慢をする場面が増えます。小さなお子さんやペットなど、暑さを我慢できない(体調を崩す恐れがある)ような家族やペットを守るためには、出力1500W(家庭用コンセントと同じ)で容量が1000Wh以上あるポータブル電源が必要になりますので、水シャワーなど電気を使わない方法ではとても暑さに耐えきれない人が家族の中にいる場合には、早めに対策をしておく方が良いでしょう。

なお、計画停電に備えるという目的のためだけにポータブル電源を使う場合は、停電時に使った電気については電気供給が復旧した時にコンセントから改めて充電し、次の計画停電に備えれば良いので、同時にソーラーパネルをセットで購入する必要はありません。セットになったものを購入する予算があるなら、その分エアコンの使える時間が長くなる、蓄電容量の多い製品を単品購入して、ソーラーパネルについては後でどうするか考えた方が良いでしょう。

今後もし実際に計画停電が行なわれるということになったら、その時点での色々な電気節約グッズやポータブル電源の購入は難しくなることが予想されますので、その前にしっかりとご家庭内でのシミュレーションを行なうようにしたいものです。

スポンサーリンク

スポーツ中継で皆がネット配信を見ている中で密かにラジオを聞いていると「予言者」になれる?

世の中はテレビで大きなスポーツイベントが見られなくなるという事について大きな話題になっていますが、現在行なわれている野球の世界選手権とも言えるWBCについては、全国の多くの地方で、民放ラジオ(AM)局が試合を生中継しているので、映像はないもののその場の雰囲気は無料で(ラジオについてはNHKの聴取料は現在ありません)楽しむことができます。

今後も、ネットフリックスで日本の試合を楽しもうと思われている方はいると思いますが、ラジオ中継も楽しめる地域にお住まいの方は、同時視聴(聴取)をすると、かなりの違和感に見舞われるのではないかと思います。

かつてテレビがアナログ放送だった頃、テレビは現場で行なわれている事を即時的に家庭にあるテレビ画面に映しだしていました。それが、デジタル放送が開始されるにあたり、少しではありますが現場との時差を付けて放送するようになりました。テレビというのは、そこで起きている全てのもの(カメラに映っているもの)を全て流してしまいますが、もし生中継中に大きなハプニングがあり、それを見た多くの人がトラウマを引き起こすような「事件」が起きた場合、それをそのまま伝えてしまいます。現在はそんなことはなく、テレビ局側が常に映象を監視しており、テレビに映したくないような事が現場で起こったら映像を切るという選択肢を持たせるために現場から多少の時差を作って放送しています。

さらに、ネット配信の場合はその時差はさらに長くなり、さらにアクセス集中などが起こると技術的な問題がなくても映像が切れてしまう可能性を常に持っています。つまり、テレビであってもネット配信であっても、「LIVE」「生中継」と画面に表示されていても、数秒から数十秒というタイムラグが出ています。今回のWBCではイニング毎のコマーシャルタイムが決まっている(2分くらい?)ようですが、CM再開後には当り前のようにプレイが始まっているのは、何らかの調整が行なわれているのではないかと私は思っています。

先日、WBCで日本対韓国の試合が行なわれたのですが、私の家ではネットフリックスで中継を見ていたのですが、5対3と日本がリードしていて韓国のバッターがロサンゼルス・ドジャースのキム・ヘソン選手というところで、おもむろに地元でも放送されているラジオのスイッチを入れたところ、ラジオからは「韓国同点!」というアナウンスがありました。テレビの方を見ると、全くそんな感じではなかったのですが、しばらくネット配信の中継を見ていてその理由がわかりました。キム・ヘソン選手が2ランホームランを放ち、それで同点になっていたのですね。

改めて、そこでネット配信とラジオと中継とではかなりのタイムラグがあるということがわかりました。だとすると、現地て行って観戦しながら解説も聞いたいという場合は、ポケットラジオを持って行くことが今でもベストな選択であることを認識しました。

昔は、ソニーやナショナル(現パナソニック)のトランジスタラジオにイヤホンを接続し、野球場で解説付きの野球観戦を楽しんでいる人が多くいましたが、もし同じことをスマホを使って行なおうとした場合、ネットフリックスの動画配信はなおのこと、Radikoを使ったインターネットラジオでも同時配信はしてくれませんので、現地では実況および解説が過去の現場について喋ることになり、聞く方もストレスがたまるかも知れません。野球だけでなくスポーツイベントでラジオ中継があるような場合は、スマホに頼るのではなくポケットラジオも持っていくことをおすすめします。

逆に、パブリックビューイングで多くの人が楽しんでいる中でラジオを聞いていると、その場だけですが自分が「予言者」のような事をすることができます。先述のタイミングで私がパブリックビューイングの会場にいた場合、一番にキム・ヘソンの同点ホームランという事実を知ることができるので、それを周りに伝えれば「なぜ?」という風に思われるでしょう。

ただ、皆で試合を楽しんでいるのに、一人だけ先行して結果を知っているというのはあまり良い事ではないと思うので、ラジオで一刻も早く結果を知りたいと思っている方は、あまり周りの人にその結果を言うべきではないと思います。それでも、各メディアの特性を理解することで、ネット配信やテレビで隠したいことをラジオは伝えてくれるかも知れません。というわけで、ここのところ多くのラジオ製品を紹介していますが、やはり一家に一台はラジオを持っておくことは無駄ではないと思います。

スペア電池と充電機を買うよりも安くその機能を満たすハードをより安く購入してみた

先日購入した「Retekess V115」というポケットラジオはかなり使い勝手が良く、最近はラジオだけでなくCDデータをmicroSDカードに移して聴いたり、ラジオ本体で録音したラジオ番組を聞くような事もしています。持ち歩くだけでなく家でもラジオを付けながら作業する際に使ってみたりして、すっかりお気に入りになってしまいました。

このラジオの特徴の一つに、電池の形態があります。日本でポケットラジオと言えば単三や単四の乾電池(充電式のエネループを代用に私は使っていますが)で動くものがほとんどだと思うのですが、「Retekess V115」は昔の携帯電話用の「BL-5C」という1000mA/3.7Vという薄型のリチウムイオン電池を使っています。

充電は本体にあるUSB-C端子から行なうのですが、空の状態からだとそれなりに時間がかかり、放送を聴きながら充電もできるのですが、場合によってはノイズが乗ることもあります。それでも、充電式のラジオの多くがユーザーが内蔵の充電池を交換できない仕様になっているものも少なくない中で普通に交換できるので、例えば過充電で電池が膨らんだとしても追加で電池のみを購入すれば修理に出す必要がないのは有難いことです。

そこで、日本で売っているROWA(各社リチウムイオン電池の互換電池の販売で有名)から予備用の電池と充電器を購入しようとしたのですが、今回はちょっと変わった予備電池と充電器のセットを購入する事にしました。

先日から始まったアマゾンの新生活セールでいくらか安くなってくれると有難いなと思っていたのですが、残念ながらROWAの互換電池はセール対象外で、充電器とBL-5Cのセットが1,450円でした。ラジオにセットされている電池は単体で買うと高く付くものだなと思って色々調べてみたら、AliexpressでBL-5Cを使っているRetekess V115とは違うポケットラジオ「XHDATA D-328」が1,390円で売っているではないですか。このラジオは今年最初に購入した同じXHDATAのD-219というアナログ表示の短波の感度が良いラジオにMP3プレイヤーが付いているモデルなのですが、当然ながらUSB-C端子からの充電に対応しています。

今回の価格は他に2点どんなものでもまとめ購入することで適用されるので、純粋に1,390円だけで済むわけではないのですが、まとめ買い製品の中に、航空機にモバイルバッテリーを安全に持ち込むことができるバッテリー用の耐火袋があったので、それらを合わせて2,000円弱でまとめ購入しました。

どちらにしても、BL-5C自体が昔のリチウムイオン電池ということもあるので、他のモバイルバッテリーと一緒に耐火袋に入れて持ち運ぼうと考えていたところで、耐火袋は日本で買うと結構高いので、さすがにジップロックにバッテリーを入れて運ぶよりは安心できるだろうということで、こんな感じでラジオを増やすことになってしまいました(笑)。

XHDATA D-328については、D-219を使っているので感度的にはRetekess V115の短波の感度を補うものとしても使えますし、Retekess V115を使っている時にはBL-5Cの充電器としても使えます。これはD-326を使っている時でもV115で充電するというような使い方もできるので、二台のラジオをリレー的に使うことで連続使用が可能になるというメリットもあるのではないでしょうか。

それにしても、予備電池と充電器を買う値段より安くそれなりに使えるラジオが入手できるとはびっくりです。恐らくこの二台のラジオを持っていけば、海外旅行先でもそれなりに使い分けられるようになると思います。バッグの中には20Wクラスの折りたたみソーラーパネルもあり、いざという時にはモバイルバッテリーへの充電も可能なので、専用電池であってもまさに携帯電話を充電するように、災害時でも連続使用はできるだろうと思います。

ただ唯一、乾電池使用ラジオの場合は使い切りのアルカリ電池を使えるというメリットはありますが、災害時には電池は普通に買えないと思いますし、災害時にはスマホの充電ができるような感じで環境を整備しているので、専用リチウムイオン電池使用のラジオでもそこまで困らないのではないかと、ある意味楽観的に考えています。ただ、以前ここで紹介した単四電池2本使用のイヤホン専用ラジオもバッグには忍ばせてあるので、その点にも抜かりはないと思うのですが。

全く0からの状態でテレビでWBCを見られるようにするにはどうしたら良いか?

一昨日から野球のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が始まりました。昨日から日本チームも登場し、盛り上がっています。私はLYPプレミアムの魅力に負けてNetflixのセット(広告付きプランの月890円)で加入済みだったので、一昨日の東京ドーム開幕戦から見ていますが、全くネット環境がない人は大変です。自宅のテレビで見るにはNetflixの契約だけでなくネット環境の整備およびテレビがインターネット視聴に対応していなければ、さらに対応するハードが必要になります。

で、今後もWBCだけでなく他のスポーツイベントにおいて、ネット配信のコンテンツを見るには何かの契約をしないと見られない状況が同じように来ると思うので、今回は私が考える自宅でその日から利用できそうな環境の揃え方について、全く0からの場合自分だったらこうする的な事をこれから書いていきたいと思います。

まず、自宅のインターネット環境が無ければそこから考えなければなりません。光回線の場合申し込んですぐ開通ということはないので、工事なしですぐ自宅でインターネットが使える方法についてまずは考えなければなりません。料金的にもスピードにしても、やはりここでの一番は、自宅で高速通信が利用可能な場所に住んでいるという前提で言うと、楽天モバイルのモバイルルーター「Rakuten WiFi Pocket 5G」の契約が安くてお手軽でしょう。

最近はネット上からの契約ではなく、地元のショッピングセンターに営業所(といっても本当に簡単な作り)を設けている楽天モバイルの店舗も増えてきたので、そこでモバイルルーターと回線をセットで加入するか、大きな家電量販店での契約という形になるでしょう。なおその際、U-NEXTが付いた「Rakuten 最強U-NEXT」を勧められるかも知れませんが、U-NEXTではWBCは見られませんので注意しましょう。今後、U-NEXTでないと見られないライブやスポーツイベントを見たいと思えば契約はセットで問題はありませんが、今回はNetflixとのセットを考えるのであくまでサブスクの付かない「Rakuten 最強プラン」で契約します。

次に、ネット配信の見られないテレビで見たい場合は、外付けのハードが必要です。一般的なのは、私も使っているAmazon Fire TV Stickで、これが個人的には無難だと思います。価格的にはアマゾンのネットショッピングで買うとセール価格で買えるのですが、さすがにアマゾンでもその日のうちには届かないので、直接お店で購入しましょう。電気屋さんに行けば売っているので「WBCを見られるもの」と指定して一番安いタイプのもので良いので購入しましょう。ネット契約とAmazon Fire TV Stick購入を別々の場所ですると面倒くさいと思ったら、大手家電量販店へ行くのが良いでしょう。

で、肝心のネットフリックスですが、インターネットをそれまで契約したことのない人の場合、クレジットカードを持っていない可能性があります。楽天モバイルは手数料がかかるものの、一応銀行の口座振替が使えますので、クレジットカードがなくても利用可能で、もしイベント終了後に使わないからと短期解約をしても大丈夫なのですが、Netflixの短期契約(クレジットカードなし)はどうするかと言うと、大手家電量販店でもこれだけWBCが話題になっているので用意はあると思いますが、コンビニでも売っているNetflixのギフトカードのうち一番安い2,000円のカードを利用しましょう。これでWBC開催中はNetflixを使うことができるようになります。

ただその前に、モバイルルーターの電源を入れた状態でAmazon Fire TV Stickをテレビにつなぎ(その場合も電源を取る必要があるので、モバイルルーターともコンセントから給電するための電源コードの必要性についてもAmazon Fire TV Stickを購入した電気屋さんに相談に乗ってもらうことをおすすめします)、さらにAmazon Fire TV Stickのリモコンを使ってNetflixアプリの導入から設定までを完了する必要があります。

Amazon Fire TV Stickを購入した電気屋さんに出張してもらって設定までやっていただけるなら(その場合、その電気屋さんで楽天モバイルの回線を合わせてお願いできれば頼みやすいかも)、出張料金がかかってもお願いしてみるのが一番良いのですが、その日中の出張設定が難しいなら、親戚でも友だちでも誰かに設定をお願いできないか考えてみましょう。いったん設定が済んでしまえば、家のテレビでWBCを見ることができます。

もし、現在スマホを使っているなら、そのスマホとモバイルルーターをWIFI接続する設定をできれば楽天モバイル契約の際お店の方にお願いし、YouTubeなどに上がっているNetflixを登録してAmazon Fire TV Stickで見るにはどうすれば良いか、何とか自力で検索してみることにチャレンジしてみるのも良いかと思います。

すでに手持ちのスマホを携帯ショップで契約している場合、定期的なスマホ教室を開催しているショップもあるので、そうしたものを調べておいて申し込んで事前に利用するのも良いのですが、その日のうちに全てやろうとしてもダメなので、少なくともスマホの使い方には慣れておかないとどうにもなりません。この辺はもう本当に仕方ありません。

そう考えると、持つべきものはネット関係に詳しい親しい知人や親戚だとは思いますが、いざという時は自分だけが頼りでもあります。シニア世代の方は、それでなくても家の中でテレビを観る時間が増える傾向にあると思うので、今回の騒ぎで悔しい思いをしている方については、まずはスマホで色々と調べられるようなスキルを取得し、今後テレビで様々なネット配信動画を見られるような環境を作ることについて自分で調べられるようにスキルを上げ、そこまで自分で設定できるようなスキルを上げることも考えてみましょう。

ネット関連の設定とは関係ないかも知れませんが、まずクレジットカードを作ることができれば、支払方法として一枚は持っておくことも現代を生き抜くためには必要な部分もあります。WBC視聴だけでなく、スマホから調べられることで色々な便利なものを使えるようになる喜びを感じることで、人生が豊かになります。今回のWBC中継がNetflix独占になったことで色々思うことは私にもありますが、スマホを使いこなすことで現代を生き抜く知恵を付けることが、これからの社会を生きていくためには大切だということは確かでしょう。今回のシミュレーションを読めば、その大切さが理解できるのではないかと思います。

様々なところから詐欺まがいのメールが来る現在であるからこそ気を付けてもらいたいメールの「題名」

現在、複数のメールをGmailに転送して管理しているので、露骨なフィッシングメールは「迷惑メールボックス」に自動的に入るようになっています。ですから、偽メールに騙される前にそもそも多くのその種のメールを目にしなくて済むようになっています。

ただ、誤って大切なメールが迷惑メールフォルダに入っていると困るので、そちらの方も一応は見るようにしているのですが、恐ろしい題名の付いたメールはほぼ目に触れないようになっているので、そのフィルターの確かさを感じています。具体的には、

・【重要】未納税額に関するご案内(e-Tax)
・【重要】ポイント有効期限のお知らせ
・【重要】国税局からの最終納税督促通知

など、【重要】というワードが見る人を一気に引き付けるのですが、これらのメールは各サービスに登録した覚えのない(というか登録することのない)、このブログ用に作っているメールアドレスに来るので、少なくともどのメールアドレスに来たメールであるかを確認すればこれがフィッシングメールであることは明白で、迷惑メールフォルダから動かさず放置(時間経過とともに削除される)でOKなのです。

しかし今回、迷惑メールフォルダに入らずに、現在利用しているメールアドレス宛に来てしまったメールの題名にちょっとぎょっとしました。それが、以下の題名のメールです。

・【重要】全サービス停止のお知らせ(3月14日)

このメールの送り主は「PayPay銀行」となっていました。フィッシングメールは、自分がそもそも入っていないサービスであってもこのようなサービスを騙る形でメールが来るのですが、私はPayPay銀行の口座はかつてのジャパンネット銀行の時から作っています。ただ、このメールの題名は詐欺メールの匂いがぷんぷんするようなもので、本当にこれはフィッシングメールではないのか? と思いながらメール内のリンクをクリックしないように気を付けて中を覗いてみました。

中を見たら3月14日にシステムメンテナンスを実施するというもので、これは正式なPayPay銀行からのメールだったのです。ただ、ご丁寧にメンテナンスのお知らせのところにリンクがあり、その他にも問い合わせ用のリンク、公式ホームページへのリンクも貼ってありました。

ただ念の為、Googleで「PayPay銀行」と入力してメールのリンクを踏まないようにして公式ページに入ったところ、ページの頭からずっと見ても「メンテナンス」の文字は見えないのですね。一番下にあるお知らせのところに「定期システムメンテナンスに伴うサービス停止のお知らせ(3月14日)」というところがあり、これを確認してようやく先のメールがフィッシングメールでないことがわかったという次第です。

今回のことで思ったのは、いくら重要な事でも、出回っているフィッシングメールのような題名付けは止めて欲しいということと、「重要」と出すなら公式ページにアクセスしたらわかりやすいように「全停止のお知らせ」というような、メールと同じ表示方法を使っての告知をすべきではないか? と思います。銀行は大切なお金を直接扱い、下手をしたら根こそぎ取られてしまう可能性のある中、ネット銀行も営業されていると思います。だからこそ、ユーザーへの告知の手法についてご一考いただければ幸いです。

無料で使えるOCRソフト「NDLOCR-Lite」がウェブアプリに対応したことで使いやすくなった

現在、ブログ書きなど色々な作業はWindowsOS搭載パソコンでなく、中古の安いノートパソコンに導入したLinux mintで行なっています。人によってはChromebookでも十分作業用パソコンとして使えるようになると思うのですが、非インターネット利用時にも使いたいということと、日本語入力ソフトでローマ字入力でない入力方法をセットできるという理由からLinux mintにしています。これから紹介するのは、インターネットさえ繋がっていれば使える「Webアプリ」についての報告です。

以前、書籍をスキャンして編集可能なテキストデータに変換する「OCRソフト」について書いたことがありました。有料のアプリでも自分の使い勝手に合わないものもあったりして、なかなか選ぶのが難しかったのですが、先日のブログで何とか無料で使えるサービスを紹介しました。ウェブブラウザを使い特定のサイトに接続し、元ファイルをWeb上にアップロードすることで、一日に10ページまでという制限はあるものの私の持っている昔のOCRソフトよりきちんと日本語のテキストに変換してくれるので有難かったのですが、先日のニュースで国立国会図書館のラボから軽量なAI-OCRツール「NDLOCR-Lite」がリリースされたというのがニュースになっていました。

対象OSはWindwos・MacだけでなくLinuxもあるのですが、複数のマシンに全てインストールするのは大変だなと思っていたら、さらに驚きのニュースがX(旧ツイッター)に投稿されていました。(ここからは「X」の内容の引用になります)

(引用ここまで)

どういうことかというと、ブラウザーから当該サイトに接続すると、ウェブブラウザ上で「NDLOCR-Lite」が動くようにウェブアプリとして移植してくれた方がいるのです。これで、そのURLをブックマークして必要な時にアクセスするだけで、高性能のOCRシステムをどのパソコンからでも利用することができるというわけです。

ちなみに、OCR読み取りソフトとしての性能は私が使う古い本をスキャンしたものを編集可能なテキストファイルにするという点では申し分なく、今後はそのページをブックマークして複数のパソコンで使うことができそうで、本当に開発してくれた方へは感謝しかありません。

パソコン上でさらに便利に、普通のソフトのように使うために、ウェブブラウザChormeには「ウェブアプリ」という仕組みがあり、使いたい機能のあるサイトを開いたら、ブラウザの右上にある点々のアイコンから「キャスト、保存、共有」を選ぶと「ページをアプリとしてインストール」という項目が出てくるのでそこを選ぶと、結果ウェブサイトが「Googleアプリ」の中に入って表示され、次からはそこからウェブアプリを呼び出すことができるようになります。

この設定は、先にLinux Mintでアプリをインストールしたところ、Chromebookでは本当のアプリのような形で呼び出すことができるようになりました。ただ、複数のLinux Mint搭載機では反映されていなかったので改めてインストール(上にあるウェブブラウザ上での作業のくりかえしをする)しましたが、Chromebookとのやり取りでは手続き不要になると思うので、本当に便利です。作業した後は、左下のメニューの「Googleアプリ」から呼び出せるだけでなくデスクトップにアイコンを作ってくれるので、パソコンを付けてすぐに必要なWebアプリにアクセスできるようになりました。

今回のOCRシステムの他、私は各種クラウド、ネット上で利用可能なテキストエディタ、画像編集アプリが使えるサイトをウェブアプリ化して共有していますが、LinuxとChromebookが混在する環境の中で、いつどのパソコンを使っても同じ作業ができるので、非常に便利になりました。今回OCRシステムが加わったことで、モバイルインターネット環境があれば家と同じように作業が行なえるようになって大変満足しています。

こうしたWebアプリはOSを選ばないので、現在Windowsを使っている方でも使ってみて使い勝手が良ければ、そこを起点にしてOS乗り換えという方法も考えることができます。どうしてもWindows上で動くアプリが必要であれば仕方ありませんが、WindowsOSを継続して使うのは結構コストがかかるようになってきました。LinuxやChromebookなら安く手に入りますし、古くてWindows11がインストールできないパソコンでも普通に使うことができるものも多く市場に流れています。まだ具体的にOS乗り換えを考えていなくても、Webブラウザでどこまで何ができるのか、試すのも面白いのではないかと思います。

(驚愕の追記)

と、書いて終わりにしようと思ったのですが、これを書いている途中でさらにバージョンアップされたWeb版「NDLOCR-Lite」が発表されました。今まではパソコンのブラウザで使うために最適化されていたようですが、新しくできたものは何とスマホに対応します。パソコンでファイルをアップロードさせる部分をタップすると、カメラおよびスマホのカメラで撮った写真アルバムを開くことができ、目の前にある書籍をスマホのカメラで撮ってそのままテキスト化したり、本の内容をスマホ内に収めた状況でこのウェブアプリをスマホ上から使えるので、さらに便利になりました。

データを目の前にしてすぐ使うか、カメラで一通り撮影してから後で使うかには個人差があると思いますが、私なら先にスマホカメラで撮っておいて、後でじっくりと認識させ、画像のPDF化はスマホの写真をパソコンに移して作業を行なうような形で、スマホとパソコンの両方をうまく使いながらその時の状況に応じて使い分ける方が良いかなと今は思っています。今回の対応のおかげで、撮影から認識、変換までモバイル運用でできてしまう自由さは、Webアプリという形で提供されているからということもできるので、今後の可能性は大いに広がっています。

私はChromeでパソコンとスマホの相互同期を行なっているので、いつもはスキャナーでスキャンしたPDFデータをパソコンで利用する形が基本なものの、家に持って来られないような資料をデータ化したい場合、今まではスマホのカメラで画像として保存するところくらいまてしかできませんでしたが、これからはスマホだけで読み取ってテキスト化までできるので、状況によってはかなりの時間短縮効果が期待できます。

今後、Webアプリがもっと便利になれば(スマホのブラウザでも使えるのが普通になれば)、あえてノートパソコンでなくても8インチクラスのiPad miniやAndroidタブレットとキーボードだけで何とかなってしまいそうで、そうしたハードの共通化にも期待するところ大です。

旅の荷物を減らすため多機能ラジオ「Retekess v115」購入レポート(2)便利な付随機能

前回は、この「Retekess V115」購入の決め手となったスピーカー回りの機能について、リンクとともに紹介しましたが、このラジオにはそのスピーカーを単にラジオ聴取だけでなく他の事にも利用可能な二つの仕組みがあります。まず、一つ目は本体にあるイヤホン端子とは別に存在する「Line in」と書かれた端子についてです。

その昔、ラジカセの中でも比較的高性能をうたう製品にはこの端子がありました。外部入力に特化した端子は、別の機器を接続してその機器からの音をパッシブラジエイター対応のこのラジオのスピーカーから出すために存在します。実は、このラジオを購入する直前まで、常用持ち運ぶバッグの中にBluetoothだけでなく有線によるLine入力にも対応したAnkerの「Soundcore2」およびケーブルを持ち歩いていたのです。

これはこれで、ステレオ出力に対応しているので小さい割にかなり良い音は出るのですが、バッテリーは内蔵式でずっしりとした重さがあります。旅行やお出掛けの際に、野外で音楽などを楽しみたい場合に使いたいと思っていたのですが、明らかに取り回しは悪く、単体で使う状況も限られてしまいます。

しかし、このラジオを外部有線接続スピーカーとして使えば、出力はモノラルにはなるものの、それなりによい音でラジオとして使いつつ、外部音源からも遅延なく出力をすることができます。具体的にはスマホ・タブレット・パソコン・ポータブルオーディオプレーヤーと接続して使うことも想定しています。ケーブルを接続するとラジオの方で自動認識されるので、簡単に外部スピーカーとして使うことができます。出力もそれなりになるので、ノートパソコンから出力する音が小さいと思った時に使うには良さそうです。

今まではそれを単体のスピーカーで行なってきたのですが、これからはラジオのスピーカーを流用することになり、バッグの中味をかなり減らすことができました。ステレオで聴けないというディメリットはあるものの、大幅に荷物を減らしさらには電池を交換すればスピーカーが電池トラブルで使えなくなることもないというメリットの方が大きいと思います。

更にこのラジオは、本体にメモリーカードスロット(国内販売されているmicroSDカードが入る)を搭載しており、音楽を直接メモリーから読み込んで聴くことができる機能や、ラジオ番組や普通に外部の音を録音するICレコーダー機能が付いています。音楽再生については本体の操作で、フォルダにあらかじめCDアルバムの全曲を入れておけば、フォルダ内だけ聞いたり、ランダムに全曲の中から聞いたり、一曲をリピートさせることもできます。ファイルの日本語表示がうまく出ないところもありますが、そこは日本メーカーでない中華ラジオの味と言うこともでき、個人的には許容範囲です。2~3千円のラジオとしては素晴らしい機能だと思います。

本体設定で90分までのスリープ機能(自動的に電源を切る時間を設定できる)もありますので、車中泊などで聞きながら寝てしまっても安心です。これは個人的な楽しみなのですが、以前「着うた」で購入した群馬電気「呼びこみ君」の音(「No.4」という曲名のスーパーの焼き芋コーナーでよく流れている耳に残る曲)を「一曲リピート」でかけると車内がスーパーの雰囲気になります。また、ラジオ体操を番組録音したデータも入っているので、車中泊の朝、誰もいない場所で一人ラジオ体操もできます(笑)。

このように、追加性能も実に面白く、旅に持っていくだけではもったいない、常に使っていたいラジオに仕上っています。唯一残念なのは、先に購入したD-219と比べるとAMとFMの感度は素晴らしいものの、短波の感度が少し落ちることです。ラジオNikkeiは家の中でも場所を選びますが何とか聞こえますが、良く入感するところに移動しないと難しいので、海外旅行に行く場合にはD-219も持って行く方が良いのかなとも思えます。ただ国内で常用するのなら、追加機能も楽しく使え、スマホの役割を一部肩代わりしてくれるこのラジオは十分買いのモデルであると思います。

最後になりますが、同じメーカーから新機種の「V115P」というモデルが出ていますが、電池が「BL-10P」という容量は多いものの国内では購入しにくいものに代わっていて、時計機能が付いたり、さらにBluetoothスピーカーとして使えたりLEDライトが付くといった「全部入り」になっているものの、そこまでのてんこ盛り機能は私には必要なく、最少音量の「01」の音量がV115よりかなり大きいといった口コミもあるので、おやすみラジオとして使うには気になります。気軽に使うなら旧モデルの「V115」の方が私には向いていますし、V115Pになって聞ける範囲が増えた点を補うために、別のラジオ(例えばXHDATAのD-808など)を追加購入してこれをホームラジオとして使い分けた方が幸せになれそうです。

旅の荷物を減らすため多機能ラジオ「Retekess v115」購入レポート(1)購入の経緯

昨年から日々持ち運ぶラジオについて試行錯誤を繰り返していまして、かなり変な変遷を繰り返しています。基本は、スマホが使えないような状況に備え、単三電池(といっても充電式のエネループ)2本で長時間動く手のひら大のラジオということで、一応落ち着いたのが日本のメーカー山善の「YTM-R100」というアナログ手回し発電可能なFM/AMラジオです。

このラジオは電池を充電池にためるのではなく、容量は少ないですが半永久的に利用可能なスーパーキャパシタにためるようになっていて、手回し発電の他、モバイルバッテリーからでも蓄電可能です。ラジオの回路は昔のラジオ(アナログ)なので、電池持ちも最近の主流であるDSP(デジタル)ラジオよりも長時間使えます。どこへ行っても電池が手に入らない、さらに充電池(この場合は外部電池として乾電池の代わりとして使うエネループのこと)も充電できない状況では今でもベストバイだと思います。LEDライトが付いているのも心強いです。

ただ、2026年に入って大きな地震で地元のラジオ送信施設が使えなくなり、ラジオが聞けなくなるとか、前回書いた海外旅行時のもしもの借えとして短波が聞け、さらに単三電池2本で利用できるラジオが欲しくなりました。そして手に入れたのが、中華ラジオのXHDATA「D-219(1Kモデル)」です。このラジオはダイヤルを回して放送局を探すアナログラジオのような見てくれをしていますが、中味はデジタルのDSPラジオです。ただ、それなりに感度は良く、特に短波の感度は今回紹介する中でも一番高いのでは? と思います。

海外旅行に行く場合、念の為このラジオを予備として持っていく可能性は高いですが、操作が簡単ではあるものの、ちょっとしたことでダイヤルがずれると、アナログラジオのように聞こえ続けないでいきなり放送が切れてしまいます(それが1か0かのデジタルの特長であるわけなのですが)。それでも、ラジオ単体で使うにした場合2千円くらいで海外でも使えるラジオは便利なので、このラジオを一軍として使っていたのですが、今回また交代となりました。新しく購入したのが「Retekess v115」というポケットラジオです。改めて3台のラジオを並べてみました。上がYTM-R100、下の向かって左がD-219、右がV115です。本体の厚さはYTM-R100が際立って厚く、V115は薄くて小さくて軽いという特長があります。

「Retekess V115」は、D-119と比べると大きさは同じくらいですが、その薄さが際立ちます。なぜかというと、このラジオは昔のガラケーに使われているような薄い長方形のリチウムイオン電池(型番はBL-5Cというノキアやソフトバンクの3Gガラケー用の製品で、現在は汎用的に他のラジオなどにも採用されているそう)が使われています。

かつてコンデジをメインで使っていたころ、互換の予備バッテリーを購入していたロワジャパンでも充電器付きの製品が売られていて、電池2つ+充電器のセットが2千円強ぐらいになっています。多くのリチウムイオン電池を使用したハードはユーザー自身で交換することができませんが(強引に交換すると保証無しになる)、これはガラケーのように簡単に交換できます。この場合、単三2本使用のラジオを常にエネループに代替して使っている私としては(つまりアルカリ・マンガン電池は使わない)、単に電池の形状が変わるだけで、大きさ的にはかなりエネループよりも小さくなって持ち運びしやすいので、私にとっては専用電池ということがディメリットにはならないと思いました。

充電する場合、本体にはUSB-C端子があり、低出力のACアダプターに接続して本体での充電ができます(ただし充電時間は長い)。別に充電器を買えばもっと便利になるのですが、最悪充電器を持っていなくても、USBケーブルさえあれば何とかなる安心感はあります。

ラジオ自体は全てデジタル表示のDSPラジオで、オートスキャンの他、周波数を直接入力することもできます。放送局のプリセットも可能なので、いちいち選局をしないで良いという点では、アナログチューニングのラジオよりも楽です。しかし、世の中にはデジタルチューニングができるポケットラジオなどかなり多くあります。その中でなぜ私が「Retekess V115」にたどり着いたのかというのは、以下の「宮甚商店」さんのYouTubeによる本機レビューを見たことにあります。単なる感想ではなく、データも加味した素晴らしいレビューです。私のこの文章以上の情報が下のリンク先動画には詰まっているので、興味のある方はどうぞご覧下さい。

・YouTube「宮甚商店」さんによる「Retekess V115」レビュー

普通のポケットラジオは、それこそソニーが世界で初めて小さなトランジスタラジオを出した頃から、そこまでスピーカーから出力する音に変わりはないというのがそれまでの私の思い込みでした。しかし、レビューを見たら付いているスピーカーの性能だけでなく、本体裏にある「MEGA BASS」という装置を使って低音を出す仕組みによって、普通のポケットラジオ離れな音がするとのこと。さらに、FM/AMの感度はアイコムの数万する受信機と比べても悪くないとのこと(SWの感度が気になりますが……)。

ちなみに、このスピーカーの仕組みはパッシブラジエイターというものだということも知りました。興味のある方のために、その機能について紹介しているページがありましたので、そちらのページも紹介します。

【オーディオTips】小型スピーカーに豊かな低音を与える、パッシブラジエイターの魅力

Amazonでは2026年3月現在、3,300円ほどですが、大きなセールの時には3千円くらいにまで下がる場合があります。私は、中国のAliExpressのセールでクーポンを使える時期に、2千円ちょっとで購入することができました。2~3千円のラジオとしては基本性能が優れているだけでなく、かなりの多機能でそれが今まで私が持っていた荷物を減らすことができる素晴らしい機能があります。次回はそうしたラジオ以外の追加機能について紹介します。

海外有事の際に持っていると日本からの情報を取ることができる「短波ラジオ」の話

日本のマスコミはトップニュースにWBCのVTRを延々と流している現在(2026年3月)ですが、日本から海外に目を転じると大変な事になっています。イランにイスラエルとアメリカが攻撃をして、イラン国内の通信インフラはほとんど使えない状況のところもあるということです。

今回は中東での話でしたが、場所を限定することなく世界中どこへ行ってもクーデターや政変、戦争などに巻き込まれる恐れはあるので、その時に慌てないように正しい情報を得るように日々考えておくべきだと思います。

そんな中、NHKは世界に向けたラジオ放送のうち日本語を使った放送(中東向け)を24時間放送にし、AMのNHK第一放送を中心に現地で役立つ情報なども合わせて放送することを発表しました。ちなみにその周波数は「6150 kHz フランス」「11800 kHz フランス」「11675 kHz 八俣」の3つです。以下のページは外務省のページですが、そこからNHKの海外放送サイトへのリンクがあり、そこから最新の情報がダウンロードできますので、海外旅行に行く前にこの中の周波数と放送時間がまとまっているPDFファイルを保存した上、印刷して持っていくことを強くおすすめします。

https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_tanpa.html

番組表とともにバッグに入れておきたいのが「ラジオ」ですが、これは日本国内で使えるAM/FM局だけしか聞けないものでは意味がありません。少なくともSW(短波放送)の聞けるラジオを用意しておくべきでしょう。私は日常的に短波放送を使っていると思われる、お隣の中国のメーカーのラジオ、通称・中華ラジオを複数台持っています。2~3,000円くらいでも短波が聞けるものが結構あり、昔なら4~5万するような機能を備えた高性能ラジオであっても1万円くらい出せばアマゾンでも買えるようになっています。そうしたラジオとホテルの窓のカーテンレールにぶら下げることで感度不足を補う簡易アンテナをセットで持っていって、何とかNHKの日本語放送を聞けるように頑張ると思います。

ちなみに、地球規模でインターネットの利用が可能なStarlinkについては、今回のイランについても意図的に遮断したり利用者を逮捕するというような危険が伴う場合があります。ラジオの場合はそれでも外から見えなければどこでラジオを聞いているかわかるということはありませんし、本体が小さいので危険な時には隠すこともできます。運悪く没収されたとしても、物自体は安いものを持って行けばそうダメージは食らいません。

私が今年になってから購入したものでは、XHDATAのD-219はDSPラジオにも関わらずアナログ選局ですが、操作は昔のラジオと同じなので悩むことなく使え、短波は6MHzあたりで自宅からでもラジオNikkeiの電波を拾うことができるくらいの感度があるので、失くしても惜しくないという点で言えば、海外旅行に持っていくためのラジオの候補にはなると思います。

スマホ機種変更でデータを全て移行したつもりだったが、やはり抜けがあった件

スマホを乗り換えてからしばらく経過し、もう以前のスマホと同じようにあらゆる状況で新しいスマホが使えるようになったと思っていたところ、思わぬ抜け穴がありました。

今のところ、冬のうちは車でのお出掛けを封印しているのですが、そのため今年に入ってからの給油は月一回のペースに落ちてしまっています。で、前回給油したのがスマホの機種変をする前で、昨日それ以来初めて給油をしたのです。

現在、ガソリンについては地元で活動する時にはスタンドは決めていて、出光のカードを利用したアプリを使っています。キーホルダー大のタッチ決済用のグッズでも給油できるのですが、アプリのQRコードを機械に読み込ますと、利用できるアプリを選択でき、会員価格からさらに1リッターあたり3~4円引けるクーポンが出るので気に入って使っています(トータルで1Lは147円にになっていました)。

今回も新しいスマホで同じように使おうとしたら、まさかの乗り換え手続きをしていないことに気付きました。IDとパスワードは控えてあるので、スタンドで正しく入力してやれやれと思ったら、まさかの展開が待っていました。本来、クレジットカードと紐付いた手続きをするため、本人確認が必要だったのです。私が使っているアプリの本人確認の方法はたまたま自分の免許証番号を入力するというものだったので、何とか給油機の前であたふたしながら本人確認を終え、スムーズに給油できました(楽天ポイント1Pを1円換算で利用可能なのです)。

今回はたまたま簡単に現場でアプリを利用可能にする手続きができましたが、事前に行くことがわかっているお店でアプリクーポンを使いたい場合は、実際にすぐアプリが使える状態になっているかをきちんと確認してから行くべきですね。私が給油に行った時スタンドは混んでいませんでしたので、他のお客さんをイライラさせることはなかったですが、無用なトラブルを避けるためにも、きちんと確認してからスマホアプリを使うようにすることには今後気を付けようと思っています。

早速帰宅してから、前のスマホから引き継いだショップアプリ(基本的に会員カードとして利用するもの)の起動を確認し、ログインできないものについてはいちいちログインし、ポイントサイトと連携が必要なものについてもきちんと連携させました。生活パターンの変化で最近あまり使っていないお店やポイントもあるのですが、今回改めて全ての登録を行ないましたが、これでようやく本格的に新しいスマホが使えるようになったという感じがします。とりあえずストア系は網羅したものの、ネットサービス系にはまだ漏れがあるかも知れません。今後は急に利用する時に慌てないように、気付いたらスマホに入っている(前機種から引き継いだ)アプリを開いて確認することを常にしたいと思っています。