日本のマスコミはトップニュースにWBCのVTRを延々と流している現在(2026年3月)ですが、日本から海外に目を転じると大変な事になっています。イランにイスラエルとアメリカが攻撃をして、イラン国内の通信インフラはほとんど使えない状況のところもあるということです。
今回は中東での話でしたが、場所を限定することなく世界中どこへ行ってもクーデターや政変、戦争などに巻き込まれる恐れはあるので、その時に慌てないように正しい情報を得るように日々考えておくべきだと思います。
そんな中、NHKは世界に向けたラジオ放送のうち日本語を使った放送(中東向け)を24時間放送にし、AMのNHK第一放送を中心に現地で役立つ情報なども合わせて放送することを発表しました。ちなみにその周波数は「6150 kHz フランス」「11800 kHz フランス」「11675 kHz 八俣」の3つです。以下のページは外務省のページですが、そこからNHKの海外放送サイトへのリンクがあり、そこから最新の情報がダウンロードできますので、海外旅行に行く前にこの中の周波数と放送時間がまとまっているPDFファイルを保存した上、印刷して持っていくことを強くおすすめします。
https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_tanpa.html
番組表とともにバッグに入れておきたいのが「ラジオ」ですが、これは日本国内で使えるAM/FM局だけしか聞けないものでは意味がありません。少なくともSW(短波放送)の聞けるラジオを用意しておくべきでしょう。私は日常的に短波放送を使っていると思われる、お隣の中国のメーカーのラジオ、通称・中華ラジオを複数台持っています。2~3,000円くらいでも短波が聞けるものが結構あり、昔なら4~5万するような機能を備えた高性能ラジオであっても1万円くらい出せばアマゾンでも買えるようになっています。そうしたラジオとホテルの窓のカーテンレールにぶら下げることで感度不足を補う簡易アンテナをセットで持っていって、何とかNHKの日本語放送を聞けるように頑張ると思います。
ちなみに、地球規模でインターネットの利用が可能なStarlinkについては、今回のイランについても意図的に遮断したり利用者を逮捕するというような危険が伴う場合があります。ラジオの場合はそれでも外から見えなければどこでラジオを聞いているかわかるということはありませんし、本体が小さいので危険な時には隠すこともできます。運悪く没収されたとしても、物自体は安いものを持って行けばそうダメージは食らいません。
私が今年になってから購入したものでは、XHDATAのD-219はDSPラジオにも関わらずアナログ選局ですが、操作は昔のラジオと同じなので悩むことなく使え、短波は6MHzあたりで自宅からでもラジオNikkeiの電波を拾うことができるくらいの感度があるので、失くしても惜しくないという点で言えば、海外旅行に持っていくためのラジオの候補にはなると思います。