あらゆる災害の起こり方がわからない中でたとえ一方通行でも情報を取れるラジオを備えることの大切さ

昨日の続きのような話になりますが、もし富士山が大規模な噴火をした場合、富士山付近に住んでいる方は溶岩の流出など、大きな危険を伴いますが、さらに広範囲でも火山灰の降り方がどうなるかでインフラが全てつぶれる可能性について前回書きました。

これは、衛星インターネットのStarlinkにおいても例外ではないでしょう。普段私が持っているアンテナを衛星に向けてインターネットをする場合、アンテナの向いている方向が開けていないと、衛星とアンテナの間を邪魔する形になり、うまく衛星からの電波を受信できなくなってしまいます。その遮蔽物としての火山灰はどのくらいの影響があるかというところですが、昼でも空は真っ暗ぐらいの降灰になってしまうと、恐らくスムーズな接続は難しいでしょうし、アンテナを外に設置した場合にはアンテナの中に細かい灰が入って本体が故障するリスクもあります。

そんなわけで、今のところ私は、火山灰が流れて空が見える状態になるまで自宅避難ができるような環境を作るしかないと思っています。噴火の第一報が入ったらとにかくお風呂に水を組み置くようにして、その後やってくると思われる断水に備えながら飲み水・手洗用の水として確保し、食品も何とか数日間は部屋の中で頑張れるくらいの量をストックしておくべきだと思っています。

今後、もし自宅周辺をかなりの火山灰が覆い、しばらくの間ライフラインが使えない状況になったとして、その復旧情報をどこから得るのかということは考えないわけにはいきません。灰の影響で携帯電話の基地局も中に灰か入り込むことでダメージを受けてしまうと思いますので、Starlinkを含むインターネットが全く使えなくなっている状況の中でいかにそうしたライフライン関係の情報をゲットできるのかというと、衛星通信よりも伝搬に影響を受けにくいラジオからということになるのではないか? と思えるようになりました。

ただ、地震のような災害ではなく火山噴火による降灰被害の場合、一番頼りになるコミュティFM局だと、送信設備自体が降灰の影響により使えなくなる可能性も考えておかねばなりません。また、インターネット基地局について基地局の設備をトラックに載せた簡易基地局が災害時には活躍しましたが、まず灰が降った中で車が動けなくなるかも知れませんし、移動中でも装備に灰がたまることで正常に動作しなくなるトラブルなども考えられる中、やはり頼りになるのは遠方の放送局からの電波を受けられる「短波放送対応ラジオ」ではないかと考えます。AMでも出力の大きい局であればかなりの広範囲に届くことはありますが、夜には入感しても昼間には入らなくなる可能性が大です。そういう意味で短波放送も聞けるラジオは持っておいた方が良いと改めて思ったわけです。

実際に、家の周りが降灰でまっ暗になり、Starlinkを含む通信・電気・水道が使えなくなった場合(その際にはガスは何とか使えるのでは? と勝手に思っているのですが)、ラジオから情報を得つつ、いつになったら空が見わたせるようになるか、さらに携帯の電波が復旧するかどうかぐらいの情報を取れれば、いくらかはその場の不安を抑えられるのではないかと思っています。こういう時、アマチュア無線の利用をしていれば簡単にこちらからもネット不通時に発信できるのでしょうが、火山噴火という極限状況のためだけにそういった装備をするというのも難しいので、何とかラジオを有効活用して情報を取ることを目指したいと思っています。

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限られた物の中でいかに効率的にエネルギーを使っていくかという事も大事

自然災害のような危機でなく、国家同士の紛争によってこれほど私たちの生活が影響を受けることになるとは、ロシアとウクライナとの間での紛争が始まる前にはそこまで考えることがありませんでした。ただ、日本は昔から食料などは輸入に頼らなくてはいけない国で、政府も極力国同士の紛争を無くしたり、紛争の解決に努力しないと自国が立ちゆかなくなることは明白であるのに、なかなか思った通りに動けず、難しいところだなあと思いながら、将来の不安についてあれやこれやと考えているところです。

石油は燃料としてだけでなく、様々な石油製品として使われる原料でもあるので、このまま入ってこなくなるとしたら、まず人々の暮らしにとって大切な順で使われていくようになると思います。そうなると、個人の楽しみで旅行へ行くような事も控えなくてはいけなくなることも考えられ、今まで常識的にやっていたこともできなくなるかも知れません。

ここまでは、今起きている事について改めて考えてみたことですが、さらに自分たちの考えていなかったような危機が起こる可能性というものも当然起こってきます。というのも、昨今改めて日本における火山の噴火の危険性が言われることもあり、テレビでは富士山噴火をシミュレーションした番組を放送するという話もあったりして、そう言えば私の住む静岡は富士山とはかなり近いので、その影響が出てくるのではないかと思えるからです。

富士山が噴火すると、ごく近くの地域が流れ出た溶岩で壊滅的な影響が出る可能性があるということと、風向きによってかなり広い範囲で火山灰が降り、その影響も出てきます。またかつて江戸時代に浅間山が大噴火した後、国内の農業に大きなダメージがあり、その後「天明の大飢饉」が起きたというような歴史も忘れてはいけないでしょう。

今回のブログを書くにあたって、富士山噴火の複数のシミュレーションを見てみましたが、東京および関東に灰が降り注げば直接の影響だけでなく首都圏に食料を供給する農業地域にも多大な被害が起こることが予想されます。風向きが変わった場合、灰は私の住む静岡市(富士山から見て西方向)にもかなり降ってくることが予想されています。この辺は本当に、人間の都合でどちらに風が吹くかわからないので、富士山が噴火して近所が灰まみれになるような状況も考えておかねばなりません。

常に火山灰と隣合わせで生活している鹿児島の場合、大規模な噴火で火山灰の降灰があった場合、太陽光発電の出力が平常時と比べて低下したというようなデータもあります。災害で電気が供給されなくなってもソーラーパネルからの発電で何とかなるというような事にならない可能性もあるということですね。

我が家のソーラーパネルは、晴天時に展開して大雨などの時には部屋の中にしまうようにしているのでパネル自体についての被害はないと思うのですが、天気が晴れていても灰の影響でポータブル電源への充電ができないということは覚悟しなければならないと思います。そのため、それなりに蓄電池を持っていたとしても(電気自動車内の電池を使っている場合も同様)、大事に電気を使うことも考えなくてはなりません。

具体的には、調理には電気はあえて使わずにカセットコンロやキャンプ用の燃料、さらには身の回りにあるものを工夫してお湯をわかしたりご飯を炊く技術についてもそのノウハウを持っていた方が良いでしょうし、夜の明かりにも明るさを落としたりエネループで照らせるライト・ランタンを優先して使うようにして、ポータブル電源の持続時間を増やすように工夫するような事も必要になってくるのではないかと思います。

単に計画停電だけだったら停電時にポータブル電源を使い、通電したらコンセントから充電をするだけで十分なので、かなり贅沢にポータブル電源で何でもやってしまえる所があると思いますが、さらに過酷な状況が起きることも考えつつ、改めて「非電化技術」についても考えていく方が良いかなと思っています。

なぜ従来の通信大手3社はこうも横並び的にサービスを展開していくのか

先日、ドコモがStarlinkと提携してauのStarlink directのようなサービスを今月末から開始することを紹介しましたが、それからすぐソフトバンクの方も、au・ドコモと同じようなStarlink衛星を使ったスマホ単体での衛星通信サービスを開始することを発表しました。

先日、ドコモのサービスの中でahamoで使えるようになるということを紹介しましたが、ソフトバンクの方はどうなのでしょうか。私は一応、ソフトバンクのサブブランドであるLINEMOと契約をして使っていますが、安いプランだとそれなりの費用がかかりそうな感じではあります。

しかし、楽天を除いた大手3キャリアがまたもサービスについて横並びのものを打ち出したことで、iPhoneやPixel(Android機)を持たない人については、自社の販売した特定の機種でしかスマホとの直接通信が使えないということを三社とも行なっているようですが、これはキャリア販売のスマホを使っていて、そのスマホがたまたま衛星直接通信に対応していたら、おいそれと回線を乗り換えすることは難しくなるのではないかと思います。

それは、やっと最近になって無くなってきたと思っていた大手3キャリアの独占を進めていくようなものになるのではと危惧しています。

私自身はそこまでiPhoneに対してのこだわりはありません。スマホにこだわりを持つというのは、長くてもせいぜい5年くらいしかセキュリティやOSの関係でスマホの機種変更をせざるを得ない中で、かなりのストレスになります。私の場合は、iPhoneやPixelと比べて安くて機能も豊富なものをチョイスしたわけですが、今まで発表したキャリアの対応スマホの中には入っていません。そもそもSIMフリースマホではiPhoneとPixelしかまだ選択肢がなく、なおかつ現行モデルの型落ちの廉価版PixelであるPixel9aではメッセージ機能のみしか使えないというのは三社を回っても同じようですし、ここでもサービスを受けられる人とそうでない人の格差が出てきてしまいます。

楽天の提携先は大手3キャリアとは違うので、多少は期待しているものの、問題は衛星通信サービスの試用期間を過ぎ、現在は「当面の間無料」となっている毎月の使用料が請求された時にどうなってしまうのかというところです。

個人的には、現在も払っている本家Starlinkのスタンバイモードより衛星通信のオプション料が高くなるのなら、素直にスマホでの直接的な衛星通信は諦めた方が良いのかなと思っています。大手キャリア3社が今、横並びでサービスを行なうという昔ながらのやり方はいつまで続くのでしょうか。

アンプなし単純構造のループアンテナでも災害目的としては十分な及第点

ポケットタイプのラジオながら受信感度も良く、さらにはイヤホンジャック形式のアンテナ入力に対応し、短波だけでなくAMでも外部アンテナが利用可能なTECSUN PL-330というラジオがあります。国内でも八千円台でこれを書いている現在購入可能で、最近このブログで紹介したラジオと電池の型式(BL-5Cという元々はガラケー用のリチウムイオン電池)が共通化できるので、購入して試したところ、他の安いラジオと比べて圧倒的に感度が良く、国内向け短波放送のラジオNIKKEIが昼間でも何とか聞けるくらい入感します。ただ、ラジオ付属のロッドアンテナだけではどうしても感度が不安定になるというのが問題でした。

そこで、本当に使えるのか? と思いながらその安さにつられて購入したのが、YouLoopのループアンテナというものですが、これは単に同軸ケーブル二本を輪にしてアンテナにするというものです。リンク先のセットだけではPL-330とはつながらないので、別に同軸ケーブルメスと3.5mmイヤホンジャックが両端についているものを別途購入しました。

このブログで購入報告をした安い中華ラジオ単体でも、夜であれば自宅(鉄筋の集合住宅の5F)窓際からならテレビを消してノイズ発生を押さえればかなりのAM・短波局が入感しますが昼間はなかなかそうはいきません。それでもこのPL-330は地元の静岡の局だけでなく、AM1242KHzのニッポン放送は何とか入感しますが、このニッポン放送もFM局に行ってしまうので、昼夜問わず自宅から聞けるラジオ局というのは限られます。

写真のようにダイソーでトラベルグッズとして売っていた折りたたみハンガーに同軸ケーブルを巻きつけ、窓際のカーテンレールに設置しPL-330を接続した上でラジオNIKKEIの周波数(6.055MHz・6.115MHz)に合わせたところ、不安定さおよびノイズも軽減され、昼間でも地元局のようにラジオNIKKEIが入感するようになりました。

はっきり言って、この結果だけで私的には十分満足です。なぜなら、もし南海トラフが動くほどの大きな地震が起き、地元のテレビ・ラジオ局からの送信が途絶えたような場合、もはや外からの放送を聞くには災害の影響を逃れた場所に送信施設のある放送に頼るしかありません。日本国内の場合、夜であればNHKのAM局の遠方受信はできるだろうと思いますが、昼間は電波が遠くまで飛びにくいため、くっきりとした音でラジオを聞くためには国内向けの短波放送を聞くことのできるラジオNIKKEIに希望を託すしかないと思っています。

ちなみに、ラジオNIKKEIの送信所は千葉県長生郡長柄町にあり、東日本大震災の発生直後にも地震に関する情報を発信していました。ラジオ自体は鉄筋コンクリートの住宅内で聞くより、外に出た方が安定して聞けるようになりますが、自宅避難をしている場合、やはりうかつに外に出たくはないですし、そこまでラジオ聴取の環境が良くない場所でも、簡単な構造のループアンテナだけでもかなり家の中で聞けることがわかったことで、今回紹介したYouLoopとPL-330は組み合わせて旅行先(特に海外)に持って行き、そこで万が一の場合の情報入手手段として活用することも考えたいと思います。

auに続きまずはdocomoが「docomo Starlink Direct」を4月27日に開始

日本の通信キャリアと通信衛星はauが提携したStarlinkが、ドコモとソフトバンクにも同様のサービスを提供するという流れになっていましたが、まずはドコモが「docomo Starlink Direct」という名で通信衛星との直接接続サービスを2026年4月27日に開始すると発表しました。

サービスの内容についてはauのものと同様であると思われますが、個人的にはドコモの廉価版プランで海外でも実用的に使える「ahamo」でも使えるというのがミソです。月30GB(海外でも利用可能)の高速通信および、通話も5分以内であれば追加料金なし、月額2,970円で今月末からはドコモ電波が圏外でも最低限のSMSと特定のアプリを使ったネット利用ができるというのは、かなりコストパフォーマンスが良いと言えます。

ドコモのサイトを見たら、まだ対応するスマホがiPhoneの他AndroidはPixelの一部の機種のみと少ないのと(個人的にはPixel9aでデータ通信に対応していないのが残念)、スマホとの衛星通信でできる事はまだそう多くはない事が残念ではあるのですが、対応機種を持っているならそれこそ、auが月1,650円で他社のSIMを使っている人に向けてサービスしているものより千円ちょっと足すだけでかなり使えるSIMになりますので、今後の対応機種に期待しながら待つのも良いかなとも思えてきます。

ドコモもauもソフトバンクも契約されていない方でこのサービスが使いたいと思い、さらに対応するスマホを持っているなら、改めてahamoへの乗り換えを考えるのも良いでしょう。今後出てくるソフトバンクのStarlinkサービスもドコモのものと同じようなものだろうと思いますので、ソフトバンクの契約をされている方は待った方が余分なコストを払わずに済みます。

問題は、楽天モバイルをメインで使っている方ですね。楽天だけはStarlinkとは提携せず、別の業者(AST Space Mobile)のサービスを使うことをアピールしています。他の三キャリアからは遅れてのサービス開始(そもそもサービスがスタートするかも未知数)となるので、考えどころです。というか、私の場合メインで今使っていて、これから5年くらいは使い続けようと思っているスマホ(Xiaomi Redmi Note 15 Pro 5G)が対応機種にないので、全ては今のスマホが対応スマホとして名前が挙げられないとどうにもならないというところです。

その代わりとして、現在同じStarlinkでも専用アンテナ+WiFiがセットになったStarlink Miniをスタンバイモード(月額730円)でキープしているので、メールを含むデータ通信をスマホだけでなくパソコンやタブレットでも利用できるようにしているので、よほど画期的なサービスが始まらない限りはスマホで直接通信衛星を使えなくても良いと思っています。楽天のサービスが、iPhoneやPixel以外のスマホでも使えるようになってくれればまた改めて通信契約をどうするのか考えることになるでしょう。

今回のドコモ・ソフトバンクに加え、auのStarlink Directサービスがどのように進化し、通話やネット通信まで衛星を介してできるようになるのかというのも気になります。ちなみに、通信衛星のやりとりにかかる費用について、当初はしばらく無料でサービスされますが、その後有料サービスになった場合にも引き続き契約しようと思えるか、それくらいのサービスの充実度があるのかというのも問題ですね。通信衛星を通じてインターネットを接続するのに、できるだけかさばらない組合せでできるのが理想ではあるので、スマホと通信衛星を直接つなぐ方が良いだろうと個人的には思っています。今年はそういう意味では本当の通信衛星利用元年だと思っていますので、当初の予定通り年度末くらいまでにその自分なりの解答を出せるようなサービスの拡充を期待したいですね。

わが街の地域デジタル商品券の抽選結果がわかりいくらお得になったかがわかりました

世の中というものはあっという間に変わってしまうもので、かつて政府がおこめ券を配るという話がありましたが、現在(2026年4月)になって、ある程度お米の価格が落ち着いてきたので、おこめ券配布を打ち出した頃と比べると、実際に家計の中でのお得感というものは目減りしてしまっているのではないでしょうか。

地域によってはおこめ券を配布したところもあったそうですが、私の住む町ではその補助金を使って「デジタル商品券」を市民に向けて販売開始されました。こうした地域専用の商品券はいろんな自治体で出ていますが、私の街のようにスマホアプリから利用するデジタル商品券がメインの場合、申し込みから購入について全てスマホ内で済んでしまうことから、紙の券だけで出しているところと比べるとプレミアを付けやすい部分もあります。

さすがに、紙の券を失くしてしまうわけには行かなかったらしく、例外的に紙の券の申し込みも受けていたのですが、お得感はデジタル商品券で利用する方がお得になっています。

基本、5,000円払えば10,000円分の商品券をいただけるのですが(紙の商品券を申し込んだ場合)、デジタル商品券を事前に申し込むと、最大10,000円出して倍の20,000円分の商品券がもらえるチャンスがあります。抽選に外れたら5,000円出して10,000円分の商品券をもらえ、もしラッキーにも抽選に当たった場合、10,000円出すことで20,000円分のデジタル商品券をもらえるのです。

その、抽選日が昨日の4月1日だったのです。我が家は一人が当たり、もう一人がハズレたので、15,000円出して30,000円分の商品券をゲットしました。それでも、一家で15,000円分の家計費補助をいただいたということになるわけで、この値上げの続く時期には本当に助かります。

スマホでの支払いについては、クレジットカードからの支払いだけでなく、コンビニ支払いも選べます。今回は二通り試しまして、ローソンのロッピーにQRコードを読み込ませるとレシートが出るので、それをレジに持って行き現金を出して設定してもらうだけです。クレジットカードがなくてもスマホがあれば使えるのは良いですね。

デジタル商品券を出すについて、地元の市の偉い方がおこめ券にせずデジタル商品券を主軸にして展開してくれたのは感謝でしかありません。デジタル商品券の有効期限は7月末までですが、普通にスーパーで使っていればすぐに無くなってしまうでしょう。それでも皆んな公平に補助を受けることができるのは、地域全体で経済の停滞を防ぐ効果もあるのではないかと思っています。

泊まりの旅行に持っていくボトルはペットボトルホルダーとボトルの合わせ技が良いか

先日、近所の大手スーパーで2021年に買ってこのブログでもかつて紹介したことのある、巾着袋カバーの付いたペットボトルカバー(商品名は「「ステンレス製真空ペットボトルキーパー」)が破格値の税込550円で売っていたので、一つあるのにもう一本追加購入しました。ちなみに、当時書いたブログはこちらです。

https://syachu.net/category/bosai/bottle/%e7%9c%9f%e7%a9%ba%e6%96%ad%e7%86%b1%e3%83%9c%e3%83%88%e3%83%ab/page/3

恐らくこの製品はもう一般には流通していないのでこのくらい安く買えたのかも知れません。巾着袋が付かない真空断熱方式のペットボトルカバーはダイソーでも770円で売っているので、改めてこの商品に飛び付く必要はないかと思いますし、カバーのない商品に100円ショップで売っているペットボトルカバーを合わせて使えば同じように使えるので、今回書く内容について興味がある方は参考にしていただけると幸いです。

今回、このペットボトルカバーを使って旅先でも飲み物の保温・保冷に活躍させるためのノウハウについて改めて紹介します。まずは、以下の写真をごらん下さい。

左からステンレスストローがセットになったタイガーのMCS-A35という350mlの真空断熱ボトル、ペットボトルカバー、そしてナルゲンの500mlボトルになります。

これから暑くなるとゴクゴク冷たい水を一気に飲んでしまいがちになりますが、基本的には少量をこまめに行なうことが推奨されています。その点、一気に飲むことができず、自分で飲む量をコントロールでき、ストロー部分の劣化がないステンレスストローを採用した冷たさのキープできる水筒は、旅での移動中に水分補給するには最適だと思います。

ただ一つ、350mlという容量に不安を持つ方も少なくないでしょう。その場合はペットボトルの水を買ってペットボトルホルダーに入れておけば水の冷たさをキープしたまま必要に応じてストローボトルに補給できます。

さらに、水でなく味の付いた飲み物、炭酸飲料が飲みたいというような場合は、その際購入したペットボトルをペットボトルホルダーに入れて保冷したままでそちらをメインに飲めばいいわけです。

そうなると、ナルゲンボトルは必要ないのではないか? という話もあるのですが、この辺はかなり色んな使い方ができるのがこのセットの特徴で、例えばコンビニで購入したホット・アイスコーヒーを持ち運びたい場合、紙およびプラスチックカップに入ったコーヒーをナルゲンボトルに入れてペットボトルホルダーに入れれば、保温・保冷したままかなり長い間その温度をキープできます。

ただし、ホット飲料の場合、ナルゲンボトルを開けてそのまま飲もうとすると一気に中味が出て口をやけどする恐れがありますので、飲み口が最初から付いていたり、別売りのものがあるクリアボトルで代用する方が良いかも知れません(私が今持っているナルゲン500ml用飲み口は現在取り扱いが無いようなのが残念です)。ナルゲンボトルは洗えば匂いが付かないのが特徴なので、冬に温かいコーヒーを持ち運びたいと思ったり、外でボトルにお茶などを詰めてもらえるサービスを利用したい場合は、こうしたプラスチックのボトルを合わせるのが良いと思います。

なお、このペットボトルカバーは私が旅行用で使っているバックパックのサイドポケットに入ります。さらに、布カバーを付けたタイガーのMCS-A35もすっぽり入るので、バックパックの中に空のナルゲンボトルを押し込めば、さほど荷物にもならず、最大約1.3Lの飲み物を持ち歩けます。長期旅行に出ると、出発時にある程度の用意はしていっても、やはり飲み物は現地調達することが必要になります。行く場所にもよりますが、旅先でいわゆる名水に出会うことも少なくないと思います。単に水を運搬するだけなら使わない時には折りたたんでおけるプラティパスのような水タンクも持って出るとなお良いのでしょうが、出先で水分補給をするくらいなら、このくらいのセットでも十分だと思います。旅先ではボトルとペットボトルをうまく使い分けながら利用していきたいものです。

NHKラジオ第2放送がひっそりと終了したが改めてラジオと教育番組について考える

2026年3月30日の0時5分をもって、NHKラジオ第2の放送が終了しました。これを書いている30日の間中は、「ラジオ第2放送 終了告知放送」が延々と流れています。内容は第2放送が終了したことと、代替番組がある場合の移転先(主にFM波)の紹介を軽快なBGMとともに流し続けていました。

これで、純粋な教育関連に特化したラジオ放送はデジタルラジオの放送大学だけになったということになりますが、普通のラジオで聞ける放送局は消えたということになります。

ただ、ラジオによる教育放送というのは、ラジオの性能および電波状況に左右されるため、放送を明瞭に聞くことのできる地域かそうでないかの差が起きがちです。ただ、NHKラジオ第2放送は全国に送信所があったので、よほどの山奥でない限りは明瞭に聞くことができていました。

NHKの朝ドラの題材にもなったラジオの英語講座は、多くの人たちが英語を学ぶ手段として今まで続いてきました。ただ、これについては必ずしもラジオ放送という形でやらなくても、効果的に学習することは可能です。

私の経験ですが、NHKではないのですがラジオの大学受験講座を当時のラジオ短波(ラジオNIKKEI)で聞いていたのですが(首都圏では普通に聞けた文化放送は地方ではほぼ聞くのは無理だったのです)、短波放送はAM・FMと比べても時間によって波があり、良く聞こえたり聞こえにくくなったりします。講義を聞いていてここは大事だと思われる所に差し掛かった時、急に電波の入りが悪くなるような事もしょっちゅうでした。少なくともクリアにラジオの大学受験講座を聞けていたら、もう少し自分の成績は上がっていたはず(笑)という風にも思ったりします。

また、当時は違法CB無線などで露骨にラジオに妨害電波が入ってくることもありましたので、そうした心配なしに学習することができるネット配信および聞き逃しの講義内容をまとめてダウンロードできる環境があれば、ラジオ放送を主に聞きながらも聞けなかった時や放送が中止になった時でもその分を何とかすることは可能です。最初から聞いていたのに不可抗力で一回聞けなくなったことで講座そのものの受講を挫折することも無くなるわけです。

放送時間の関係で、早朝に起きて本放送を待って聞くのも良いですが、朝が苦手だったり夜勤や早朝出勤でどうしても聞けず、再放送の時間にも勉強する体勢が取れなくても、自分のできる時間に無理なく学習を続けることが、ラジオ学習用に特別なハード(予約タイマー付きラジオなど)を買わなくてもインターネットラジオを使えばできるわけで、この点についてはリアルタイムでなくても良いと私は思います。

今はNHKラジオに特化して、聞き逃し用の放送をまとめてダウンロードできるスマホアプリもたくさんあります。そうしたアプリを使えば、ラジオがなくても学習をすることができ、わからない所があれば何度でも聞き直すことができます。ラジオテキストについては、社会的にも批判的な話も出ている受信料とのからみで、ネットから今よりも安く入手(ダウンロードして印刷するなど)できればもっとNHKのラジオを使って学ぼうと思う人は増えていくのではないでしょうか。放送停電ということで一抹の寂しさはあるものの、今後はそんな感じでラジオおよびインターネット放送が活用されていけば良いなと思っています。

デジタルエアチェックしたラジオ番組をMP3プレイヤー付きラジオで聞く楽しみ

NHKの第一放送とFMで放送されている「リワインドタイム」という音楽番組がありまして、一つのテーマに関わる楽曲を番組の方で選択し(国内・海外問わず)、約50分間にわたってノンストップで楽曲を流すという実にシンプルな構成になっています。アナウンスは最初に今回のキーワードを述べるだけで曲紹介もありません。

ただ、今の時代あえて伝えない情報でもインターネットで補完している部分があり、番組のホームページにちゃんと局紹介の部分があるので、気になった時に見に行けるようになっています。一昔前だったらNHKは決してこんな構成の番組は放送しなかったと思うのですが、ラジオで聞くよりも「らじる★らじる」のようなアプリを使ってスマホやパソコンで聞く人が増えたからこその番組と言えるかも知れません。

今回は単なる番組の紹介ではありません。先日購入した、MP3プレーヤーが付いているのですが、ディスプレイは無く曲名などを選べず単に曲飛ばしボタンがあるだけのD-328というラジオ(写真のラジオ)があるのですが、こんな仕様だと色々な音楽をmicroSDカードに入れたとしても、全曲ランダムで聞くような使い方しかありません。そんな中でどのアーティストのどんな曲をカードにコピーするか、その扱い方に困っていたのですが、その問題をあっさり解決してくれたのが最初に紹介した「リワインドタイム」という番組であることに気付きました。

というのも、基本NHKはCMがないのでCMカットをする必要がありません。さらに最初にテーマ紹介をするだけでそのテーマに沿った音楽を流すというコンセプトの番組なので、膨大なライブラリの中からどの曲を選ぶか? という点については番組の選局をする方にお任せになるので、単にこの番組を録音したファイルをmicroSDカードにコピーするだけで、様々なジャンルの曲を再生できるようになります。

ファイルは一回分の放送で1つになるので、一曲一曲を切り離すことはできませんが、ネットで手に入るラジオ録音アプリを使って番組をダウンロードし(その際ダウンロードしたファイルを扱いやすいMP3ファイルに変換しておくと便利)、さらにホームページにある曲紹介の内容をコピーし、それをセットにしてクラウドに保管します。

私はそうして保管した番組の音声ファイルをmicroSDカードにコピーし、番組単位で聞けるようにしました。こうすると、コピーしたファイル名がわからなくても、番組最初のアナウンスで出てきたキーワードですでに聞いたものかまだ聞いていないかを判断することができます。聞いていて曲名を知りたくなったらスマホで番組ホームページや曲名をコピーしたファイルを開けばすぐ内容にアクセスできます。

ラジオの良さというのは、自分で全て編集するのではなく、プログラムの内容は他人任せにして、そこから新たな発見をすることができるというところにもあります。今回紹介した「リワインドタイム」で流れる曲は古き良き作品が多く、個人的にはあまり知らない曲はないのですが、それでも一部に知らないものがあるので、そこから興味ある曲を見付けたら、新たにサブスクの方でその曲と関連するものを聞くということもできます。私にとってこの番組はラジオとインターネットをつなげてくれるような面白い番組だと思いました。すでにご存知で楽しみに聞いている方にとっては書くのは野暮かも知れませんが、この番組は過去に放送されたものの再放送も多いので、今からでも「らじる★らじる」の「聞き逃し」から検索して一気にライブラリを増やすことが容易です。

今後はぼちぼち自分のライブラリを増やしながら、デジタルエアチェックした番組を、ポケットラジオのスピーカーから聞くことを楽しみたいと思っています。

地元の一本桜を探していたところ見付かった由緒ある旧家に植えられた栃沢のシダレザクラ

先日、山梨県にシダレザクラや一本桜を見に行った事を紹介させていただきましたが、調べてみたら私の住む静岡市内にも樹齢300年を超えるのではと思われるシダレザクラの巨木があるということで、お昼を食べてから出発しました。山道を長いこと走るものの、車で1時間かからずに到着することができる場所に咲いている桜です。

場所は静岡市葵区栃沢にある「栃沢のシダレザクラ」です。全国にある一本桜は、地元の方々が長い間守ってきているものの、どういう理由で植えられたのか、それとも鳥や動物が種を運んできて自然と芽吹いたものなのかというのはなかなかわからないものも多いと思うのですが、この栃沢のシダレザクラは植えられている場所に特徴があります。

この写真の桜がそうなのですが、左側にある家と手前にある茶畑が大きなポイントになっています。この家は古くから続く米沢家の家で、恐らくそのお家の方が植えたのだろうと思います。実はこの米沢家、中国から命がけの航海で日本にお茶の種を持ち帰った円爾(えんに・後の聖一国師)という鎌倉時代中期の臨済宗の僧で、この米沢家の出身なのです。

ここ静岡では「お茶の祖」として有名ですし、福岡では博多祇園山笠の産みの親としても知られています。食べ物でも福岡の名物であるうどんも円爾が中国から持ち帰ったという説があり、現代の私たちの生活とも関わりのある人物なのです。

家の前にはその円爾が持ち帰った茶の実から栽培したものだろうと思われるお茶(この地域は本山茶の原産地)畑があり、家の横には聖一国師生誕の地の石碑もあります。

さらに、写真でもわずかに見えていますが、桜の木の下には祠があるのですが、これが何と、日本三大八幡宮である九州博多・筥崎宮(はこざきぐう)の日本唯一の分社になっています。静岡と博多祇園山笠には実際に静岡の代表の方々が聖一国師の生家の水をくみ、その水を福岡に空輸し、追い山笠でその水を静岡の方がかけるという流れで参加をしているのです。まさに聖一国師が取り持った縁とでも言えましょうか。

桜と筥崎宮分社との関係もかなり古くからあるのだろうと思います。この桜の樹齢は300年ということですが、そうなると桜が植えられたのは江戸時代中期で、町人文化も発展しそうした中で桜・祠・茶畑というようなものが形作られていったのではないか? と思いながらこの桜を楽しんできました。静岡市中心部からも近い一本桜、機会がありましたらぜひどうぞ。