ついに楽天モバイルの固定回線利用を諦めることにした理由と新たに選んだ自宅インターネット回線

昨日になって、楽天モバイルの契約ユーザーに対する特典として、2023年4月1日から「NBA BASIC PASS for 楽天モバイル」と「Rakuten パ・リーグSpecial for 楽天モバイル」を始めることを発表しました。

「NBA BASIC PASS for 楽天モバイル」は試合が行われる日に1日1試合、「NBA Rakuten」が厳選した試合を配信で見ることができ、「Rakuten パ・リーグSpecial for 楽天モバイル」は2023年のパ・リーグ主催のプロ野球公式戦(一軍戦)を見ることができるようになるそうです。特にパ・リーグの試合が無料で見られるようになるというのは、今までSoftBankがヤフープレミアム会員対象に行なっていたサービスが無料から有料になったため、昨年と同じように配信でパ・リーグの試合を見たいという方で、楽天モバイルを使っている方にとっては朗報です。私自身も現在はそうした恩恵に預かることができる環境にあるのですが、今年に入ってBS設備を使えるようにしたため、無料で見られるNPBの試合が増えたこともあり、こうした特典をそこまで有難がることはなくなりました。

実は、楽天のホームルーターが出た時からずっと考えていたのですが、ここに来てついに思い切って楽天モバイル回線の固定化を止め、自宅用の回線を改めて契約する決心を付けたのです。そうは言っても光回線やらWiMAXやら、実に色々な回線があり、その中でも微妙に料金が違ったり割引が付いたりということでさんざん考えたのですが、最近自宅のテレビサーバーにモバイル回線を使って外からアクセスする機会が増え、その不安定なつながり方は外からのアクセス先である自宅で使っている、外で使っているのと同じモバイル回線である楽天モバイル自宅回線として固定化することに原因があるのではないかと思っていたので、少なくとももう少し安定して使える回線をということで、同じようなWiMAXには行かず、有線の光回線を選ぶことにしました。

現在、私はいわゆる集合住宅(それなりに古い)住まいで、調べたところ自宅に引く光回線と比べて割安なマンションタイプの契約を選ぶことができ、実際にNTT西日本のホームページから自宅の住所を入力して調べたところ、一応今住んでいるところの建物までは光回線が来ているということで、工事があるとしても内部工事で済むものの、データの取り込み口は昔のモジュラージャックしかないのでVDSL方式となり、この場合最大でもスピードは100Mbpsが限度なのですが、現在の楽天モバイルのスピードが50Mbps以下なので、回線自体が安定し、安ければとりあえず試してみてもいいかなというのが、光回線をあえて選ぶ理由です。

ちなみに、光回線はキャッシュバックの額がすごいところも多いですが、私自身はそうしたキャッシュバックに踊らされず、あくまで月々の利用料が安くていつでも解約できる(違約金がかからない)ところを中心に調べていましたが、そうなると出てくる答えは「おてがる光」マンションタイプしかないのですね。

ちなみに料金は、税込月額3,608円で、Ipv6オプションが別途税込165円かかるので、トータルで3,773円になるのですが、価格com経由で申し込むと、一年間毎月500円引きになり、初期登録手数料や工事費も実質無料で契約できるので、私の場合1年間は3,273円とほとんど楽天モバイル(月額3,278円)とほぼ同じくらいの価格で利用可能です。もし時間帯によって極端に遅くなるような回線であれば、改めて楽天モバイル回線に戻しても良いと考えるとかなり気が楽で、この月3,773円という価格は、かつてADSLを契約していた時の固定電話とADSL契約を合わせた金額くらいなので、WiMAXなどにするよりはやはり光回線の方がいいでしょうという流れで仮の申し込みをしてしまいました。

先日楽天モバイルを固定して使うため、WiMAXでも使えるauのホームルーターを購入してしまいましたが、これはこれで、今後光回線のバックアップ用として楽天モバイルのSIMだけでなく、mineo契約のdocomo回線や、povo2.0のSIMカードを入れて緊急避難的に使うこともできます。特にmineoのSIMはいざという時に備えて夜間は高速無制限、それ以外の場合でも高速データ容量をほぼ無制限に貯めておけるオプションを契約済なので、いざという時にはmineoSIMで代替できるのではと思っています。そうなると、モバイルWi-Fiよりもホームルーターに入れて使うので、一時期使わなくても無駄になるということもないでしょう。まだ最終的に光回線をすぐに引けるのかは回答待ちですが、今年4月からは自宅を光回線にして、改めて外でモバイル回線を使っての自宅テレビサーバーに安定して接続できるか試してみたいと思いますね。


スポンサーリンク

日本通信「合理的シンプル290プラン」とmineo「マイそくスーパーライト」が合う人合わない人

現在、スマホを家に置いたまま電話しかしない私の母親用の回線として日本通信の「合理的シンプル290プラン」を契約しています。これ以上安く上がるプランはないだろうと思っていたら、最近はmineoの「マイそくスーパーライト」の月額250円に、オプションで「10分通話パック」(月額110円)を付けて月額360円で回せば、月10分までは通話料がかからず、もし無料通話分が余ったら翌月に繰り越せるという、ちょっと電話をする機会があるパターンでは最強ではないかと思えるプランがサービスをスタートしています。

そこで、改めて現在加入している日本通信のプランよりも、mineoのプランの方が良いのではないか? という風に考えたわけです。ただ、何も考えずに乗り換えてしまって、後で元に戻そうと思ったら大変なので、改めて両プランの内容を復習してみることにします。

まず、日本通信「合理的シンプル290プラン」は、docomo回線のみで通話料は標準の電話アプリから利用しても30秒11円と、大手キャリアの半額で通話できます。音声通話オプションについては、かけ放題にするとプラス1600円(計1,890円)、月70分まで無料通話が付けると(繰り越しなし)プラス700円(計990円)となります。ただ、音声オプションを付けずに契約していても月の請求額が千円を超えることはないので、あえて音声オプションは付けていません。

また、データ通信は月1GBまで基本料金で使えますが、今後高速クーポンを使い切ったら月末までデータ通信を使えなくなる恐れがありますので、現実的に足りなくなったら1GBごと220円で追加することができます。これも、ほとんどデータ通信は使わないのですが、LINE電話が外からかかってくるような状況を考えると、やはり高速通信はあった方が良いかな? という感じもします。

そして、mineoの「マイそくスーパーライト」は、標準アプリから電話をすると30秒22円と、日本通信の倍になりますが、申込みの上専用の「mineoでんわ」アプリから発信すれば、30秒11円で通話できます。回線はdocomo・au・SoftBankの中から選べます。音声オプションは、全て専用アプリ不要になり10分かけ放題が月550円、かけ放題が1,210円、月10分までの通話が無料で使わない分は翌月に繰越可能な10分通話パックが月110円となっています。ちなみに、10分かけ放題の超過分は30秒11円の請求なのでそれなりに安いですが、「10分通話パック」を申し込むと、専用アプリを使って30秒11円で通話できる「mineoでんわ」のサービスは利用できなくなるので、月10分超の電話料金は日本通信の倍になってしまいます。

また、データ通信は一日中最大32kbpsとメールくらいしかできないくらいの速度ですが、追加で一回198円出すと24時間使い放題のオプションがあります。
ここまで見ていくと、こまめに自分の通話を管理でき、月10分も電話しないような人であれば、「マイそくスーパーライト」の方が安くなり、さらにスマホにこちらの回線だけでなくデータ専用回線の別回線、例えばiiJmioのeSIM2GBプランなら月440円ですから、通話とデータ通信をそれなりに使えて月額690円(マイそくスーパーライトのみの場合)、月の無料通話10分を付けても月額800円で通話・データ通信までそれなりにできるセットが完成します。

ただ、月10分以上に通話時間が伸びてしまうと「10分通話パック」が足かせになって、通話料がかさんでしまいますので、その点を自制できるかが鍵になるような気がします。

ちなみに、「マイそくスーパーライト」にIIJmioのeSIM 2GBプランをセットにすると月2GBになりますが、同じ条件を日本通信のプランだけで行なおうとすると、マイページからデータ通信量を最大2GBにしておくと、データを使わなければ基本料の290円プラス通話料、データを使ってしまった時だと510円(基本料290円に1GB220円が加わる)プラス通話料となり、トータルで考えるとmineoよりも日本通信のプラン一つだけの方が安くなるケースもあります。

このように考えると、私の母親の場合は、いちいち通話時間を考えて発信することはないので計算して通話代を安く上げることができず、使わない時には全く使わないので、日本通信のプランをこのまま続けた方が安上りになるという結論に達しました。

とりあえず自宅からの発信で、お互いにLINEのお友だち状態になっている親類・友人には極力LINE電話を使ってもらうようにすれば、自宅インターネットは使い放題なので、自然と毎月の通話料金を下げることができるようになると楽観的に考えていますが、なかなか難しいものです。

それでも、通話料込みで月250円・290円から使えるわけですから、私のようにスマホを電話にしか使わない家族がいる場合には、その使い方によってどちらかのプランに変えてみるのもいいかも知れません。なお、これら2つのプランについては、初期登録料金の3,300円はどうしても掛かってしまいますので、その分を回収できるまで使うことも考えておくといいでしょう。


スポーツイベントと外出が重なった場合の数々のモバイル回線利用で体感する方法について

先日WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が日本チームの優勝で幕を閉じました。野球好きではない人にとってはずっとテレビでWBCに関わる内容だらけだったことについて言いたい事は十分にあるのではないかと思います。

私自身は実戦はともかく、大きな試合をテレビ観戦するのは普通にやるのですが、それでも世の中の流れをわざわざストップさせなくても、興味ある人だけが見られるようにする方法はいくらでもあると思います。例えば、中継やその後の結果による特別番組についてはメインチャンネルではなくサブチャンネルの方で放送し、通常番組をメインチャンネルで放送したり、インターネット配信でこれでもかというばかりに流したりするなど、コンテンツに興味のある人がすぐにアクセスできるような流れを作ることで、急に番組の放送予定が変わってしまって憤慨するような事はなくなります。昔はともかく、今はそんなやり方もできるわけですから、スポンサーの問題はあるにせよ、午前中にやった試合を急遽夜のゴールデンタイムで再放送するような事はしない方が良いのでは? もしどうしても放送したければサブチャンネルで画質は我慢してもらうなり、動画配信の見逃し配信を活用してもらうなりのやり方も考えた方が良いのではないかと思ったりもします。

ちなみに、私自身もWBCの準決勝と決勝は、仕事がらみでまるまる見ることはできませんでした。そんな中、車で外に出ている時はリアルタイムで動画を見るなどしましたが、さすがに仕事中はそういうことはできない雰囲気だったので、トイレタイムだけスマホで速報画面から得点経過を見るくらいしかできませんでした。

そんな中、そこまで行動を拘束されない移動中に役に立ったのは動画でなく耳だけで聴く「radiko」からの中継でした。といっても地域によってはラジオでの生中継がない地域もあったと思いますが、私の場合は有料のradikoプレミアムに加入中だったので、東京をキーステーションにするニッポン放送の中継をエリアまたぎで聞いていたのですが、イヤホンから聞いていたこともあり、それなりに球場の臨場感もわかったので、スマホからアマゾンプライムの特典として生中継されたものよりも、スムーズに入ってきて、逐次その内容を把握することもできました。

こうした事は、私自身かなり前からやっていて、お正月に電車での長距離移動をしている時に、NHKのラジオアプリを使うと、新年の箱根駅伝の中継を行なっているので、ワンセグだと通る場所によって見えなくなってしまう携帯電話のテレビ機能を使って見るよりも、安定してその内容を把握しながら移動することができました。

ラジオの配信を聞く場合にはそれほど容量を必要としないので、必ずしも多くない高速クーポンしかない場合でも利用しやすいこともありますし、いわゆるサブブランドの低速時の最大1Mbpsでは余裕で、月3GBプランの低速最大300kbpsでも途切れることなくラジオを聞き続けることができます。テレビと同時にラジオ中継もあるスポーツイベントというのはそれこそオリンピック級のものなので、その時に出掛けなくなってしまうこと自体が好きな人にとっては不幸ではありますが、スポーツ観戦の一つの方法として覚えておくといいと思います。

ラジオ放送について、もう一つ書かせていただくと、特にJリーグで贔屓のチームがあるものの、DAZNの高い利用料は毎月は出したくないような場合、Jリーグの試合は地域密着という理念があるため、地元のラジオ局で生中継していないか確認の上、全国のラジオ放送が聞けるradikoプレミアムで利用するのも一つの手ではないかと思います。昨年2チームあったJ1のチームがJ2に降格したことで、なかなかBSでの試合中継がないJ2や、その下のJ3についても、御当地チームがホームで試合をする場合には地元のラジオ局が中継を行なっていることがあります。

具体的には私の住む静岡市をホームタウンとする清水エスパルスは、2023年4月1日に第7節でヴァンフォーレ甲府と甲府市で試合があるのですが、この試合は地元のAM局であるYBS山梨放送で中継があります。動画ではリアルタイムに見られなくても、試合の様子は耳からの情報だけでも十分にわかり、さらには全国どこにいてもradikoプレミアムに入っていれば聞けます。

また、全国のコミュティFMで試合の模様が生中継されることもありますが、その場合にはスマホアプリで聴けるものや、直接局のホームページからリンクされている先を辿って行くものなど様々ですが、Jリーグの場合には直近の放送日程は中継する放送局名ともに出ています。特にコミュニティFMの場合には聴取に料金がかからないことがほとんどなので、興味のあるスポーツ中継を自宅や移動中にも聞きたいと思ったら、そうしたネット配信情報をチェックすることで、「ネットで文字情報だけしか試合経過がわからない」というストレスから開放されるでしょう。

特に、最後に紹介した地域のコミュニティFMのスマホ聴取(データ配信)の方法については、災害時の情報源としても有効です。ちなみに、自宅にある警報級の災害情報が発生したらラジオの電源が入る市から購入した防災ラジオは、私の住む地域をエリアとするコミュニティFMの電波を受信するような設定になっているので、もし自宅から遠く離れている時に大きな災害が起こった時に、現在自宅はどうなっているのかという点について情報が入ってくる可能性もあります。テレビに比べると軽視されがちなラジオではありますが、いざという時に活用できるような体勢だけは取っておいてもいいのではないでしょうか。


音通通話に関係する新たなサービスと終了するサービスから音声通話の未来を考える

NTT東日本と西日本は、昨今の凶暴化する「アポ電」による強盗傷害事件の発生と関係あるのだろうと思いますが、ついに70才以上の人がいる世帯の固定電話契約について、2023年5月から、かかってきた番号を電話で表示することができる「ナンバーディスプレイ」のサービスや、番号を通知せずに掛けてきた電話をつながない「ナンバーリクエスト」のサービスを無料で提供することを発表しました。また、特殊詐欺の被害に遭遇していたり、今後かかる可能性を感じるような電話を受けて不安な人がいた場合、電話番号変更にかかる費用も無料になるように変わるようです。

現在使っている固定電話にも、ナンバーディスプレイが無料で利用できるようになれば、電話機に付いた迷惑電話対策の機能が使えるようになりますし、知らない番号から掛かってきた場合には電話には出ず、改めてその番号を調べてから電話を掛け直すというような事が携帯電話と同じようにできます。また、家族との話し合いで、よく掛かってくる家族や友人、お店などの電話番号を電話機に登録しておき、番号ではなく登録した名前で着信表示された時だけ出るようなことも、毎月の料金を考えることなく行なえるようになりますので、お宅に70才以上の人がいる方は、まずNTTの方に連絡してナンバーディスプレイを無料で使えるようにしてもらうようにすることをおすすめしますね。

それと同時に入ってきたニュースが、LINEが提供している通常の電話番号のある電話に、LINEアプリから直接電話を掛けることができる「LINE OUT」のサービスを2023年5月31日で終了するという話です。一応LINE OUTでは電話番号認証されている番号を、固定電話にアプリ設定で表示することはできるのですが、ガラケーやスマホのような携帯回線への電話については「通知不可能」「非通知設定」と表示されます。これはLINE OUTでは厳密に言って必ずしもLINEの入っているスマホに割り当てられている番号でない可能性もあるので、仕方のないことなのですが、今後はこうした「通知されない音声通話」については利用されなくなる感じが、今回のLINE OUT終了のアナウンスを聞き、感じてしまったというところです。

番号通知ということで言うと、今までSIMを入れないでも他のSIMのデータ通信やWi-Fiの環境があれば割り当てられた番号で電話番号の通知ができていた楽天モバイルのRakuten Linkを使った発信について、「非通知」の表示で着信されるようになってしまいました。通話無制限が売りの楽天モバイルですが、このままこの機能を通知ができるように使おうと思った場合には最安で980円出して回線を増やすような形にして、SIMカードと一緒の運用をするようになってしまいます。ただ、今後世の中は自分の電話番号を通知して掛けることが普通になってくると考えると、今まで便利に使っていたRakuten Linkからの電話もちょっと使えなくなってしまうかなという気もしてきます。

私の場合、楽天のSIMカードはホームルーターに入れて使っているので、かなりイレギュラーな使い方ではあるのですが、それなら050番号でIP電話を使うというパターンもありかな? と思ったりします。というのも、現状で0570から始まる電話を一番安く利用するには、050PlusというNTTコミュニケーションズのIP電話からが一番安くなり、さらに企業に伝える電話番号と普通に家族や友人などと連絡を取り合う電話番号を分けておけば、それこそ「かけ放題」をわざわざ契約しなくても大丈夫ではないかと思ったりします。友人との長電話にはLINE電話(LINE OUTではありません)を利用すればデータ通信量の範囲で追加料金はかかりませんし、誰から掛かってきたかもわかるので安心して電話に出ることもできます。

そういう意味では、mineoの月額250円の「スーパーライト」は音声通話用の回線としてかなり面白くなるのではないかという気がします。もし一般の電話や携帯電話に少しは電話する場合にはオプションの「10分通話パック」(月額110円)を契約して月360円で回しつつ、0570番号には掛けられませんが、月額110円の利用料がかかるものの、mineoの回線で契約する場合には無料通話が110円ある「LaLaCall」を加えても月額470円で無料通話のある2つの番号を使える電話が完成します。

さらに、これも入ってきたばかりのニュースですが、mineoでは「マイそく」契約の回線で利用することのできるデータ通信についてのオプション「24時間データ使い放題」を現在の一回330円から198円に値下げすることを発表しています。基本的には月500円以下で通話専用に使い、データ通信用のSIMは別に用意するとして、いざという時に無制限で使いたいシチュエーションにも使えるこのmineoのスーパーライトは十分に有りではないかという気もします。

また、今後固定電話がIP化されるにともなって、固定電話同士への電話について、距離とは関係なく3分8.5円(税抜)になるということですが、例えば無料通話の付いたプランや、固定および携帯電話への通話が定額になるようなプランもあって良いと思います。データ通信と比べると地味ではありますが、今後の音声通話の動向にも注目していきたいですね。


高速道路周遊パスが季節販売から通年販売で更に平日利用での特典キャンペーンも

先日紹介したテレビ東京の「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」では、2023年2月上旬に(出川さんの誕生日の直前という風に紹介されていたことから)静岡から山梨方面に出掛けた様子を紹介していたことを先日のブログで紹介しましたが、すでに雪は路肩に見えるだけで、恐らく現状ではノーマルタイヤでも十分に行って帰って来られるようになっているのではないかと思います。

となると、本格的に車に乗り、さらには高速道路を利用した旅をしたいと思う方も少なくないと思いますが、そんな人たちに嬉しいニュースが入ってきました。今まで、期間限定の販売だったものの通常料金よりかなり安く利用することができ、さらには周遊区間であれば乗り降り自由という「高速道路周遊パス」の通年販売が決定したというのです。

この「高速道路周遊パス」には色々種類があって、出発場所から周遊区間までの料金がセットになっているものと、周遊区間のみを利用できるものがあり、利用できる日数(2日間や3日間)、さらに普通車か軽自動車かによって料金が違っています。これらの周遊パスは発券がされるものではなく、使っているETCに紐づけされて後から利用料金が引き落としになるような仕組みになっています。

周遊パスには単体のものの他、観光施設の利用料金がセットされたものや、宿泊料金がセットされたものもあります。本来車での旅は自由なものですが、別々に予約をするのが面倒な場合には料金を比較しながら選ぶのも面白いかも知れません。

高速道路周遊パスは全国で販売されていますが、今までは高速道路会社がそれぞれ紹介していたのですが、今回改めて全国全てのプランを検索できるサイトがオープンしています。実際に出掛ける際に以下のサイトから自分の旅程にはまるプランを申し込んだ上で利用することができるようになります。

https://www.driveplaza.com/special/drivepass/

申し込みには会員登録および利用するためのETCカードが必要になりますが、ETCカードはどの車でも利用できるため、周遊したい現地までは電車やバスなど他の交通機関で行き、現地でレンタカーを借りてその車に装備されているETC機器にカードを差し込んで使うような事もできます。そうなると、かなり旅の自由度も上がるだけでなく、車を持っていなくても利用可能になるわけで、特に一人でなく家族で出掛ける時にはこうしたものを利用しての旅を考えていくのも良いのではないかと思います。これからはようやくみんなが旅に出られるような事になってきているので、上記サイトを利用してみるのも良いのではないでしょうか。現在、利用が集中する土日祝日がからむ日程でなく、平日利用の場合にはETCのマイレージポイントが多くたまる(高速道路周遊パスの販売価格の15%のETCマイレージサービスのポイントを追加付与)キャンペーンが行なわれているようですので、そういったものにも注目してみて下さい。


安心して暮らせる世の中にするためには正すことはしっかり正して欲しいと思うところも

いつもは車中泊に関係ない社会問題などはこのブログでは書かないのですが、本日は私の地元である静岡市で起こった「袴田事件」の再審について、検察が最高裁に特別抗告しないことがわかり(2023年3月20日が特別抗告をするためのタイムリミットでした)、正式に再審が行なわれることになりました。

報道では再審になれば無罪は決まったようなもの的な話もされていますが、検察の方でもこうした決定に文句があれば、改めての裁判で白黒付けて欲しいと思っています。ただ、まだどうなるか完全に決まったわけではないとは言うものの、一旦厳しい取り調べおよび非取り調べの時間にもプレッシャーを掛けたことによる自白だけで死刑判決にまでなってしまった犯罪捜査の手段についても考えてもらいたいと思います。

私自身は事件について書かれたものを読んだりした程度ですが、一度、再審を求めている中での支援者の集いのような場所に出くわしたことがあり、そこで健気に弟の無実を訴える今回の被告袴田巌さんの姉のひで子さんのお姿を拝見したことがあります。私の住む静岡では昔から警察のかなり強引な捜査というのは知られていて、一時期数々の冤罪と言われる事件に再審の道が開かれ、無罪という結果を得ることになった「免田事件」や「島田事件」の裁判のような事もあったものの、その後なぜか、同じような「この事件は冤罪ではないか?」と思われるような事件においても再審への道はかなりハードルが高くなってしまいました。

袴田事件はまさにそのような中で何度も再審への道を閉ざされてきた歴史があるので、関係者や弁護団の方々にはここまで支援を続けた事には、ゆるぎない信念があったのだろうと思います。それでも、実際に裁判で死刑が言い渡されたということで、袴田被告を犯人だと信じている人もいて、こうした地域の中の歪んだ関係を生み出してしまった「事件」とは何だったのか? そんな事も再審の中で語られて欲しいと思いますね。

袴田被告については、「元プロボクサー」という経歴が犯人像を作り上げていく中で逮捕起訴へと進んでいったところがあるため、多くの世界チャンピオンを含むボクサーからも支援があることでも知られています。昔の「プロボクサー」に対する印象というのは今とは違っていて、今回の再審を求めた運動というのは、ボクシング界にとっても他人事とは言えなかったのだろうと思います。殴り合いとは言え、ボクシングは一定のルールの元で競われるスポーツで、だからこそ今でもオリンピック種目として続いているのだろうと思います。裁判では、ぜひこうした当時のプロボクサーについての偏見が今回の結果をもたらしたのかどうか? というような所にもしっかりと判断して欲しいと思っています。

私はいわゆる正義という言葉が好あまりきではありませんが、さすがにこの事件の流れを見ていると、きちんと公平に袴田被告が裁かれたのかという点では十分な疑問があります。逮捕したり起訴をする人たちの偏見によって不公平に裁かれる社会であれば、私たちは安心して生活をすることはできません。車中泊をしていると中には夜中に警察官による職務質問を受ける方もいるかも知れませんが、全く自分が身に覚えのない事で突然逮捕されるような社会になって欲しいとは思いませんし、きちんと自分の主張を聞いてもらい、裁判では検察に都合の悪い証拠を隠したりしないで、公平に裁かれる社会であって欲しいと思います。

しばらくして行なわれる再審の裁判は、こうした事をきちんと検証し、今後安易に人々の普通の生活を脅かすような出来事が起こらないような方向に進んで欲しいと思いますね。今回は地元の事件ということもあり、WBCの野球の話ではなく裁判の話をさせていただきました。


地元でいつも利用していた道がテレビで紹介されて初めて気付いたこともある

2023年3月18日にテレビ東京系の地上波で放送された、「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」のルートは、私の住む静岡市にある久能山東照宮から由比・蒲原を抜けて身延方面へ進み、甲府市の甲斐善光寺に至るコースで、私が山梨・長野方面に車で出掛ける際の定番コースがそのままルートになっていたので興味深く拝見しました。

由比ではようやくお店で桜えびを食べられるようになったので、複数のお店を回って桜えびを色々と楽しんでいたようですが、過去にはほとんど桜えびがとれなかったこともありまして、今は何とか放送の通りに食べられるようになったことは幸いでした。

ご存知の通り番組は、一回の充電で20kmくらい走れれば良い方の電動バイクで旅をするのですが、中部横断道が全線開通する以前の状況でも自動車とバイクとでは同じ道を通ってもそこで見える景色が違うということを改めて感じることになりました。というのも、興津から身延へと続く国道52号線を甲府へ向けて出掛ける際に、途中休憩を取る場合というのはどうしても道の駅やドライブインといった駐車場が確保しているところが中心で、途中にある農産物直売所にも食堂がある場合も多いので、街道の途中にある食事処というのは全くのノーマークでした。

番組で「からあげ金賞」のお店として紹介されていた山梨県南部町の「南部路」というお店は何回も通るのでお店の前にある大きな釜のモニュメントとともに記憶にあるものの、そこを目指して食べに行くというような感じではなかったのですが、テレビで見た様子をみていると、地元ではおすすめのお店(充電をお願いしたお宅でオススメのお店として紹介されたのでなおさら)だということがわかりました。同じ国道52号線沿いには「うな富士」という有名なうなぎのお店があるのは知っていたのですが、こうした情報というのはああした番組のコンセプトがあって初めて、今まで知らずに通り過ぎてしまっていた人間にもわかるという感じがして、改めてあの番組は他の旅番組とは違う面白さというものを再確認しました。

番組を見ていて一つ残念だったのは、番組内のハプニングで、初日ゲストの竹内涼真さんが自宅に免許証の入った財布を忘れたため、急遽番組の方で購入した電動アシスト自転車で並走するという事になった時、電動アシスト自転車の能力をそこまで感じていなかったのか、由比から蒲原というかなり短い距離しか移動しなかったということです。電動アシスト自転車は法令の関係上、アシストできる最大のスピードが原付の制限スピードの手前に抑えられているものの、それ以上は自力で漕いだり、下りを走る分には電動バイクと遜色なく、番組でも相当きつい坂でも楽々と登っていたことを考えると、普段の出川さんたちのペースでも十分竹内涼真さんは伴走できたのではないかと思います。そうなると、例えば予備の電池を用意して電動自転車でツーリングをするような旅の形も見えてくるのではないかと思ってしまったのですが。

過去に車中泊の旅の計画および装備を考える中で、車に折りたたみ自転車を積み込んで、車をいったんどこかに停めて、いわゆる「パーク・アンド・ライド」で旅を楽しむ方法について模索したことがありました。ただ、折りたたみの電動アシスト自転車も一般的になる中だと、車を停めてからの移行範囲はかなり広がるだろうと思います。観光は自転車で回り、車はその地域周辺の一日定額の駐車場に置くような形にすれば、地域で生活する人からオススメのお店を聞きながら自由に観光することもより楽にできるようになります。

ただ、今の世の中はわざわざ自転車を用意して積み込んで行かなくても、地域で電動アシスト自転車をシェアして、レンタル自転車を使っての観光も普通になってきています。一昔前のレンタル自転車とは状況も変わってきているので、色々なサービスを利用して行動範囲を広げるための手段についても色々と新しい方法を考える余地がありそうです。


自宅の2Kテレビに4Kシングルチューナーを追加してなんちゃて4K放送を受信してみた

色々と自宅のテレビについての機器追加を行なってきましたが、ここでようやく一段落と思える機器を追加しました。以前のブログでちょっと書きましたが、今後NHKの衛星放送(2K)において、衛星受信料を値下げするための一つの理由として今まで2波(BS1とBSプレミアム)あったのが、2024年3月いっぱいでBSプレミアムを停波すると発表しました。

その後のNHKBSの衛星チャンネルはBS1が「新BS2K」となり今までBSプレミアムで放送していた番組を含めて幅広い番組構成に変わり、さらに4Kの「新BS4K」チャンネルを再編成するということを発表しています。

現在の4Kチャンネルというのは、画面の繊細さというところに優位性はあっても、番組の内容という点では、特に無料で見られる民放の4K放送などはBSチャンネルと全く同じ内容を流すだけというような状況で、現状ではあえて4Kチャンネルを見られるようにする意味はないかも知れませんが、やはり一波が停波されることになると、その代替的な意味が4Kには出てくると思っているので、とにかく今の環境に少しの投資をするだけで4K放送の映像の素晴らしさはともかく、ハイビジョン画質に変換してでも内容を見られるようにするために、外付けのチューナーを中古でゲットしました。2018年発売のシャープ「4S-C00AS1」というシングルチューナーです。

早速、テレビ台の下に設置してみましたが、8インチタブレットより少し小さいくらいの大きさです。新品でも5千円弱で買えますが、中古だと3千円台くらいから出ていて、たまたま近くのお店に売っていたので、説明書なしリモコンなど付属品ありの品を買ってきて設置しました。

ちなみに、このチューナーにはBCASカードはなく、代わりにACASチップというもので管理されています。NHK4Kチャンネルにしたら、早速BSと同じように消えないメッセージが出てきたので、設定から出すと画面に出てくるACASチップ番号をメモし、BSの時と同じようにNHKのホームページからメッセージ消去の手続きをすると、すぐにメッセージを消すことができました。

今回購入した「4S-C00AS1」は、そのまま2KのハイビジョンテレビにHDMIケーブルで繋いでも多少青白いような感じになるものの、私の環境ではブースターなど付けなくてもきれいにNHKと民放の無料4K放送を見ることができます。スカパーなど一部の有料チャンネルを見るためには、古いBSアンテナを4K対応のアンテナに変えないと放送そのものが見られませんが、私の場合はそうしたチャンネルは当分加入する気はないので、まずはNHKBS4Kチャンネルが見られるようなっただけで十分満足です。

現行品ではありますが古いハードなので、一応本体のファームウェアをチェックした上で、最新のものにアップデートする事が大事でしょう。本体には有線LANをつなぐ端子や、録画用ハードディスクを繋ぐUSB端子があるので、そこにダウンロードしたファームウェアのファイルを入れたUSBメモリを繋いでバージョンアップをすることはやっておいた方が良いでしょう。念のため、今後のバージョンアップに備える形で、4Kチューナーにはルーターから伸ばしたLANケーブルを繋げておき、自動的にファームウェアを最新にできるようにしてあります。ちなみに現在の私の本体のバージョンは「BS1909122」(2020年4月更新?)です。

私の場合、4Kに対応するゲームや映像ソフトを持っていませんし、あくまで今後NHKBSプレミアムが停波した影響を埋めるために4Kを見られるようにしておきたかったということだったので、テレビの買い換えではなく、追加の外付チューナーで対応しました。同じようなチューナーは他社からも出ていますが、シングルチューナーのハード提供元がこの「4S-C00AS1」と思え、私の環境では無事に2Kテレビ上で4K放送を見られているので、私のように単に番組を今のテレビで見たいという方には最良の選択になるのではないでしょうか。今後の番組改変で、特に民放の4Kチャンネルに変化が出てくることを期待したいですね。


mineoの「マイピタ」プラン全般の平日お昼の速度低下について調べてわかったこと

先日契約し、データ専用SIMをモバイルルーターに入れて使っているmineoの「マイピタ」プランのオプション「パケット放題Plus」は、平日のお昼(12~13時)以前には低速に制限しても最大1.5Mbpsでの利用ができるので、格安でそれなりに使いたい方にとっては便利に使えます。

ただここで気になるのは、その「平日お昼」をあえて使った場合に、速度はどのくらい出るのか? ということです。mineoで同じように平日お昼以外の時間にずっと最大1.5Mbpsで通信できる「マイそく」プランでは、平日お昼には最大32kbpsという、ウェブ閲覧にも厳しいような速度に制限されるわけで、果たして「マイピタ」の場合にはどのくらいの速度に制限されるのかというのは一度体験してみた方が良いと思ってその機会を伺っていました。

今月は何とか平日お昼に宣言をして利用しない回数によって特典を得ることができる「ゆずるね。」10回達成分の特典「深夜フリー」の権利を取得できたことから、一日は宣言をせずに平日昼に実際にネットに繋いでその速度について確認してみることにしました。ちなみに、マイピタプランの場合は、低速と高速の切り替えも可能であるため、その速度についてもどうなっているか見てみることにしました。

私の場合、どうしても平日昼間に高速通信をしたい場合に備えて、UQモバイルのくりこしプランSを契約しているのですが、高速でその時間に通信した場合、やはりキャリア関連の回線だけあって、20Mbps前後の値がきちんと出るので、人によってはmineoよりもUQモバイルやahamo、LINEMOなどのキャリア関連の回線を使う方が良いケースもあります。きちんと代替できる目処が立てばマイピタではなく「マイそく」の平日お昼はほぼ諦めるという選択も無くはありませんが……。

計測は、お昼前の11時50分くらいから始めましたが、低速・高速とも時間前には全く問題ない速度となりました。そして12時を超えても低速時がリミット限度の1.5Mbps前後くらい出続けていて、高速になるとさすがに最大3Mbpsくらいに下がったものの快適に通信ができていて、これは地域によって差があるのか? と一瞬思いましたが、それは甘い考えであったことを理解することになります。

一回計っただけなので誤差があるかも知れませんが、12時半をピークとしてスピードが一気に下がり、低速・高速時とも最低時には270kbpsくらいまで落ち込み、13時に近づくに従って徐々に12時前の速度に近づいていくという感じでした(あくまで私の住んでいる地域および個人の感想になることをお断りいたします)。

そうなると、どうしても平日昼間にmineoを使わなければならない場合でも、あえて高速にしてもそこまで違いはないので、低速のままにして使い、さらにスピード的には音楽やラジオの聴取くらいはできるものの、動画視聴についてはその時間諦めるか、他の回線(平日昼にも安定したスピードが出るキャリア系の回線利用が良い)で代替するといった考え方でいった方が良いという結論になりました。

私自身以前は月額990円という安さにひかれて「マイそく」を契約していましたが、最大32kbpsの平日昼間のスピードはかなり使いづらく、非常時に使うことを考えると、多少支払いがかさんでも「マイピタ」の方にしていざという時に約300kpbsという「マイそく」の10倍のスピードで利用できる余地を残しておいた方が私の場合は良いかな? と思っています。というのも、現状で使えるデータ回線はdocomo契約のmineoを除くと楽天・auに依存しているので、やはりいざという時に使えるdocomo回線を持っていたいという想いがあるのです。

mineoの「マイピタ」の場合、「ゆずるね。」の特典で深夜フリーの権利を得ると、いざという時に深夜から早朝にかけて、Windowsパソコンのアップデートにも何とか使えるような速度を確保できるので、いざという時に備える回線にもなります。

今回の測定の結果を頭に入れておき、速度の低下に遭遇した場合、UQモバイルの高速切替で凌ぐか、povo2.0のトッピングを使うなどの対応が可能です。安くてそれなりに使える回線の利用を考えておられる方の参考になればと思います。


やはり着信がわかっていてもそのまま出られない企業からの連絡電話についての対策

わからない事は全てインターネット上で解決できれば良いのですが、そうそううまくいかないところもあります。たまたま一昨日、とある企業の問い合わせ窓口に問い合わせをネット上からしました。その回答はメールで来るのかと思いきや、ネットで同じような事例について調べていたところ、どうやら本人確認をかねて、対応は入力必須とされていた電話番号への連絡になるということがわかり、昨日は念のため自分の携帯電話の方にそうした電話が入るのか気にしていました。

そんな中、昨日は午前中から通常はめったにかかってこない携帯電話に着信がありました。番号は03から始まる固定電話だったので、これは早速問い合わせの回答かと思って出ようとしたのですが、最近は電話に出ることによって回線がつながっていることを確認した上で詐欺行為に利用するような事がありそうなので、一応出ないでおいて、改めてその番号についてネット検索を掛けてみたのですが、その番号はなぜか保険の勧誘を行なう代理店? の電話番号になっていたので、こちらから掛け直すことはしませんでした。その後は同じ番号から掛かってくることはなかったのですが、午後になって新たな番号(今回は0120から始まるフリーダイヤル)から掛かってきたのでした。

さすがにこの状況では、もしかしたら問い合わせをした企業からかもと思っていても素直には電話に出ることはできません。午前の電話よりもかなり電話を鳴らしていましたがそこは我慢し、改めて番号でネット検索を掛けたところ、この番号こそが、問い合わせをした企業のサポートの電話番号でした。

ちなみに、すぐにその番号にコールバックしましたが、一般的な企業の窓口ということで、最初は録音された音声が流れ、番号を押して何回かしないと窓口のオペレーターにつながらないような仕組みなっていて、さらにはこちらの氏名と電話番号を名乗り、メールで問い合わせた事実を確認の上で、改めて担当者から掛け直すということになり、しばらく待たされました。企業としては順番に業務をこなすために当然のやり方ですが、早く回答を受けたいと思って、わからない番号からの電話にすぐ出るというのは、こうした事があってもやはり止めておいた方が良いのではないかと思います。

0120から始まるフリーダイヤルでも、安心できる内容の電話が常に掛かってくるわけではありませんし、電話を掛けたり掛かってきたりという手間があっても、やはり自分が知らない番号からの電話には出ないで、まずはその番号がどこからのものかネットで調べてから掛け直すということが、日常生活のトラブルを防ぐことになるので、その辺は今後も徹底したいと思っています。

それにしても、自分の電話に企業からの問い合わせ回答がかかってくる直前のタイミングで、まさに迷惑電話である可能性の高い番号から電話が掛かってくるとは思いませんでした。こうした偶然から迷惑電話に応対してしまう可能性もあるので、やはり掛けてきた番号のわからない固定電話よりも携帯電話を使い、すぐにその番号の素性を調べられるような形にしておきたいものです。皆さんもそうした迷惑電話に応対しないようにお気を付け下さい。