ユーザーに参加を募って全国でオフ会を開催するMVNO事業者とはどんなところか?

一昨日の話になりますが、ほぼオンラインからの発信およびコメント欄で交流をさせていただくブログというメディアを使っている私ですが、かなり久しぶりにネットを使わない「オフ会」という形での交流会に参加してきました。

私自身のオフ会デビューは、はるか昔のニフティの各フォーラムでの交流が初めてで、オフ会で交流した方の中には現在でもやり取りを続けている方もいるほど、ネットでのつながりがきっかけで人間関係を作ることのできる場が「オフ会」であると考えています。

今回は、このブログでも実際に契約してその利用状況や感想などを紹介してきましたMVNOの雄のひとつ、関西電力系の「mineo」が主催するオフ会です。今回参加することになった経緯は、いつも使っているmineoの専用アプリの告知で、mineoが初めて静岡に会場を用意してオフ会を行なうことになったという情報を知ったからでした。

ただ、ニフティ時代のように参加したい人が誰でも参加できるわけではなく、大体20名くらいという参加の枠を設けて、応募者が多数の場合は抽選で当選した場合のみ連絡という感じのものです。その代わり参加費やその後の懇親会(アルコールも入る食事会)の費用も無料になっています。

ちなみに、静岡駅付近の会場ということだったので、自宅は静岡駅まで徒歩15分という近いところにあるので、かなり参加しやすい立地の場所で開催されるということになります。ということで、日程が仕事や用事にかぶらないことを確認した上で参加申し込みをしましたが、応募の時点では実際に行くことになるとは思いませんでした。

そして、参加申込みをしたことすら忘れかけていた時に、mineo事務局からオフ会当選の知らせが届き、参加ということになったわけです。当然ながら、きな臭い裏取引とかそういう事は全くなく、私より行きたいと思っていた方がその希望が叶わなかったというような話を後からお聞きしました。

で、実際どんなオフ会だったのかというと、会場の運営はmineoの方々が行ない、事業報告や今後の展望、参加メンバーとの交流という、MVNOとしてのmineoのファンミーティングという感じのものでした。ちなみに、オフ会開始前には会場内で見聞きした具体的で生々しい話は口コミやネットを通じても決して流出させてはいけないという誓約書を書きます。ですから、残念ですがここで今後のmineoがどんな感じで今後の事業を行なっていくかというような事は一切紹介することはできません。

ただ、mineoスタッフの方は全く面識のない人間に対しても積極的な形でお話をしてくれ、少なくとも自分の意志で参加したものの話すきっかけを失なうような事はないのではないかと思います。自己紹介も全体ではなくテーブル別に分かれて行なわれるので、席順は決められているものの、そこでご一緒した方とは普通に話をしていけるような感じで雰囲気作りをされている感じがして、全く知り合いがいない中で参加した私もそれなりにお話することができました。

最近、一部の大手キャリアが値上げを行なう中で、その大手キャリアの帯域を借りて独自サービスを展開しているMVNOは、大手の提供するサブブランド(ahamo・UQモバイル・povo・ワイモバイル・LINEMOなど)の勢いに押されつつありますが、それでも「日本通信」「IIJmio」そして今回オフ会にお邪魔した「mineo」が頑張っている印象です。

極力無駄を省いて安さを追求する日本通信、インターネットサービスの老舗であり、交渉力の強さから回線乗り換えで端末を安く買えるIIJmioとそれぞれ特徴がありますが、mineoの魅力というのは今回のオフ会を開くなど、ユーザーの声を生かしたプランを提供している印象があります。すでにご存知の方もいるかも知れませんが、mineoにはユーザー同士が交流できる掲示板があり、Googleでランダムに入ってくるニュースサイトの中で、mineoのコミュニティサイト「マイネ王」での質疑応答の内容をそのままニュースにしていることもけっこう目にしていて、その中味も濃く、mineoの掲示板なのに他の通信会社の話を詳しくしていたり、結構自由に多くの人がノウハウの交換と交流をしています。

恐らく、今後もこうしたmineoの方向性は変わらないと思いますし、普通のSNSでの活動に疲れたような方でも比較的安心して使える感じです。今回、実際にマイネ王サイトの運営をされている方もオフ会でお話ししてくださいましたが、mineoに加入しつつスマホに入るもう一枚のSIMはどこが良いか? なんて質問をしても良さそうな雰囲気を私は感じました。

私の発信するブログというメディアはすでに時代遅れなためか、比較的のんびりした交流を行ないながら好きな事を発信しているのですが、今から色々始めるには結構ハードルが高いのではないかと思います。そんな方の一つのネット社会への入り口として、mineoのコミュニティサイトは機能していくような感じがしています。ニフティともmixiとも違いますが、今後もこういったユーザー同士の交流は続いていって欲しいと思えた今回のオフ会でした。

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ついにアマゾンまで売りだした政府備蓄米ですが通常の購入と「米」の違う点

日々、ニュースで政府備蓄米について、どの小売店が販売するのかという情報は入手しているものの、細かな販売情報はネットでは入手しずらかったりするので入手は難しいですね。

近所のスーパーで、一昨日500袋限定で5キロ2,000円ちょっとで販売があったというニュースを後で知ったのですが、平日の早朝から整理券をもらうために並び、その整理券の配布は午前8時からで、さらに開店して販売するのが午前10時というスケジュールでは普通に働いている人は誰かに代わって並んだり買いに行ってもらわないと買えませんし、そもそも新聞を取っていないので、チラシで購入の細かな情報を入手することも不可能です。

そんな人たちが唯一頼りにするのがネット通販であるわけですが、今回のアマゾンでの備蓄米販売については事前に知らなかったので、あっという間に売り切れていることすら後になって知ったのですが、楽天市場でも同じように、見付けたから買えることはなく、抽選販売でも買えないので、買うためには常に情報をあさるようなことをしなければなりませんが、他の食品と比べても「米」というものは特殊で、こうした販売方法では買いたくないと個人的には思っています。

もともとお米は、狩猟採取の縄文時代から劇的に食に対する環境だけでなく社会をも変えてしまった穀物です。というのも、動物の肉や木の実というのは取れる量が限られるだけでなく保存が効かないものだったのが、お米は収穫してすぐに食べなくても倉庫に籾をつけた状態で保存が効くことで、その日ぐらしから安定した生活が生まれ、さらに日本ではお米は財産として江戸時代まで「石高」によって大名の格を決めるなど大きな影響がありました。

ただ、米は保管できると言っても籾を取って精米してしまうと比較的すぐに食べるようにしないとなりません。自宅に精米機を持っているなら、保存庫に玄米を入れておくことで買いだめをしたり家庭内備蓄もできるわけですが、一般家庭ではそうはいきません。

今回、もし安い備蓄米を購入できるチャンスがたて続けに来た場合でも、日々お米を食べてかなりのお米を消費する家であれば良いですが、他のものも食べている家庭ではまだ十分お米が残っている中でさらに買ってしまったら、最悪虫がわいてせっかく安く買ったお米を台無しにしてしまう可能性が高いと言わざるを得ないでしょう。

そういう買い方をしたくないので、私がお米を買う基準は、そろそろ前に買ったお米の残りが心もとなくなってきた時に買いに行きます。つまり全くの不定期で新たなお米を買おうと思うわけなので、十分に自宅用のお米が残っている時に急に備蓄米の在庫が出てきても、安いから買うという行動にはならないというわけです。

今回、一応アマゾンの備蓄米は「買いたいものリスト」に加えましたが、そろそろお米の残りが少なくなってきたという状況で買える状態だったら買うという感じで、恐らく今の状況ではほとんどアマゾンから買える見込みはないかなと思います。

すでに、近所のスーパー(イオン系)ではカリフォルニア米が4キロで3千円弱で、しかも購入制限なく売られています。他の外国産米では台湾のお米も輸入されて出てくるようですが、近い将来こうしたお米もダブついてしまって価格が下がるころに新米が出てくるというような事になったら、それはそれで大変なような気がします。

どちらにしても無理に買わずに、騒動の中に飛び込むような事は極力避けることが肝要かと思う今日このごろです。

「超小集電」の取り組みは面白いがソーラーパネルと比較してみると

テレビのニュース特集で、自然界にあるあらゆるものに金属製の二本の電極を差してそれをつなげると、多かれ少なかれ電気が発生してLEDライトを光らせることができるという夢のような話を実現にこぎつけた研究をされている方に取材されていました。

様々な素材を試すうち、いわゆる肥沃な「土」に電極を差すとかなり多くの電気を発生させることができるのだそう。電動自転車の電池のようなパッケージに土を入れたものを番組では4つぐらい使ってスマホの充電にチャレンジしていましたが、一般的なスマホの場合、だいたい2日間ぐらいで満充電にできるそうです。自然界にあるものを使い、天候の影響を受けず電気を使ったりためたりできるというのは、たとえその量が大変少なくても夢があるように私には思えます。

ただこれでも研究当初よりはより多くの電気を集めることができるようになっているということですが、それでもスマホの充電用としてはまだまだ難しいという感じですね。現在、私の自宅ではベランダに吊り下げるソーラーパネルを複数持っていて、複数のソーラーパネルを連結させれば、日が陰っているような天気でもわずかながら充電するので、恐らくこの「超小集電」よりも電気を集めてモバイルバッテリーやポータブル電源にためることはできると思います。ただ、今後の技術の進歩でさらに多くの電気をためられるようになれば状況はさらに変わってくるかも知れませんが。

現状では、主に土に電極を差すことで安定して集電できる特性を生かし、小さなLEDを部屋全体に散りばめた家を作っていることが紹介されていました。これだと太陽が出ていない日や夜でも安定して集電した電気を使ってLEDを点灯し続けられるというメリットがあり、世界中でまだ電気のない生活をしているところで、暗闇に光をもたらすのが目的の研究のようです(もちろんさらに研究が進めば家庭の電気として使うことも可能になっていくのでしょうが)。

そして、実用化にあたっては現在の世界で送電網と切り離された場所(地域)で設備を作っていくということです。これが実現すれば、送電線を伸ばす必要なく基本的な家の明かりが確保でき、恐らくは小型ラジオ用の電源であれば何とか取れるのではないかと思うので、それだけでも使えるようになれば、多くの人の生活が豊かになるのではないかと思います。今後の研究成果にも期待したいですね。

ただ、現在でもソーラーパネルとモバイルバッテリー・ポータブル電源を使用すれば、パネルの大きさやバッテリーの性能によるところもあるものの、かなりの電気を取り込んで蓄えることは可能になっています。以前は家の屋根に設置するようなソーラーパネルは高くて手が出ませんでしたが、今では個人的な趣味のような感じで機器を用意しても、スマホやタブレットの運用、ラジオ用の電池への充電などは十分に行なえるのではないかと思います。

最近は、ポータブル電源というと、エアコンや電子レンジなども停電時(災害の時など)でも普通に使えるような性能を要求しがちですが、「超小集電」の思想のように、まずは日が沈むと漆黒の闇になってしまいかねない災害時の夜に明かりを照らすことを第一の目的にすれば、手持ちのモバイルバッテリーを小さなソーラーパネルで充電するようなところから始められます。もちろんコストを掛けずに、日が出たら設置したソーラーパネルにモバイルバッテリーをつなぎっぱなしにすれば、常に晴れていなくても少ない電気をじわじわとためることはできます。複数の使い古しのモバイルバッテリーを気が付いた時にソーラーパネルに接続するようにするだけでも、いざという時には役立ちます。

私はと言えば、エアコンや電子レンジ、ドライヤーやIH調理器など1000W以上ないと使えない家電を災害時にも使うつもりはありませんが、室内の明かりや情報(ラジオだけでなくスマホが使えるように)に加えて、冷蔵庫の中味を食べ切るまで家の冷蔵庫を動かし続けたり、ガス湯沸かし器の電源くらいはポータブル電源の組み合わせで災害で停電している時でも使っていければと考えています。前回紹介した二度楽天市場からキャンセルされた買い物がそのためのグッズなので、実際に届きましたら改めて自分の使い方について紹介させていただければと思っています。

楽天市場のシステム監視(?)による強制キャンセルをくぐりぬけたようです

前日のブログでちょっと書かせていただいたのですが、昨日終了した楽天市場のタイムセールで安くなっていたものを買おうとして、2回連続で出店しているお店から受付メールが来る前にシステムから強制キャンセルを受けてしまいました。

楽天市場では先日政府の随意契約で売り出した古々米の販売で、開始1分で売り切れになって購入できなかったことを紹介しましたが、買えた人は自動プログラムを組んで、手動でいちいち繋いでいる人が苦労している時に楽々購入しているのでは? という疑いを持っていましたが、楽天ではサイトの監視を行ない、疑わしい購入方法や、クレジットカードと楽天市場に登録した内容が合ってない場合など、本人が使っていないのではないかと疑われたり、不正な購入のやり方をしている人が購入できない仕組みがあります。

しかし、私は神に誓って不正な購入方法はしていないと断言できます。ただ、そのような強制キャンセルを連続で受けてしまい、いよいよセールは最終日になってしまったため、いちかばちかの最終手段として取ったのが「払込方法の変更」だったのです。

普通、クレジットカードでの決済を終了すると、しばらくしてお店からのメールが来るのですが、今回は当日中にお店からのメールは来ず、翌日の朝一番に自動返信メールという形で楽天のシステムから注文キャンセルの連絡が届きました。私の注文がキャンセルになった理由については、以下の内容のどれかだと言うことですが、個別案件ではない一般的な内容なのでこの理由の部分だけをメールから抜粋して紹介します。

(引用ここから)
・ご注文者様の氏名とクレジットカードの名義が異なっている
・クレジットカードの番号やその他の登録情報に不備がある
・送付先住所の表記に不足・不備がある(番地等を含む)
・メールアドレスに不備がある(ドメイン等の入力間違い、利用制限があり連絡がつかない等)
・アクセス環境や購入内容に急激な変化がある
・キャンセル、返品、受取拒否、または期限までにお支払いされないことが多い
・複数アカウントを作成・利用している
・ボット等を用いた自動化された手段で注文している
(引用ここまで)

クレジット関連の点は、同じカードで今回購入した金額以上の支払いをした新品のノートパソコンを問題なく購入できていますので、クレジットカード自体の問題とは考えたくありません。この中で唯一可能性があるとしたら5番目に書いてある「アクセス環境の変化」です。アクセスするパソコンは変わっていないものの、OSを入れ替えて使っているので新しい端末(スマホも落として新しいものにしているのでかなりの数の違ったハードからアクセスしているのは確か)を複数使って楽天市場にログインしているのは確かです。

ただ、サポートに連絡してもなかなか繋がりませんし、つながったとしても正確な理由を答えてくれる可能性はほぼ0と言わなければなりません。セールの終了時間は迫っていて、残されたチャンスはあと一回しかありません。

で、クレジットカードをからめるとどうしても「カード情報の漏洩」を心配されてのキャンセルという可能性を考え、支払い方法を「コンビニ前払い」にしたのです。キャンセルを知らせるメールでも、数回注文してもキャンセルが続く場合にはクレジットカード以外の支払い方法をご検討下さいとあったので、素直にその内容に従ってみました。そうしてオーダーは無事に購入まで進み(不正な注文だと購入まで進めないと思うのですが)、改めて前払いの方法についてのメールを待ったのですが、このメールは結構すぐに来たので、すぐ商品代金分のキャッシュを持ってコンビニに行き、即時入金してきました。

ほどなくして入金確認の自動受付メールが届き、これなら大丈夫か? と思いつつ、まだ翌日朝にキャンセルメールが来るのでは? と思ったところキャンセルメールは届かず、しばらくして購入したお店から「注文完了」のメールが無事に届きました。

私の場合は特殊なので、あまり他の方の参考にはならないかも知れませんが、私が使っているパソコンについて、Windows10のサポート終了に伴いLinux OSに入れ替え、さらに中古ノートを複数購入してそれもLinux化して使っていたことが裏目に出たのではないか? と推測されます。

ただ、セール期間中に何とか注文が完了したのは本当に良かったです。楽天市場の場合、クレジットカードでの決済の方がポイントが多くもらえたのですが、その辺は仕方がないと諦めて、安くいいものをセールで手に入れられそうという事実の方を喜びたいと思います。私がここで出した結論も、本当にキャンセルが連続した理由なのかはわからないというのが正直なところなのですが、その解決方法についての一つの方法として参考になるかと思い、今回その顛末を色々と紹介させていただきました。

NTTドコモのdアカウントがあれば回線がなくても自由に使えていたdWiFiの変更について

通信料の実質的な値上げを発表した後、どのように動くのか注目していた大手キャリアの中で、NTTドコモが新たなサービス変更について発表しました。

かつては回線を契約していたユーザーのみに開放していたものの、決済手段の陣地取りのために(ドコモはdポイント、auはau Pay、ソフトバンクはPaypay、楽天は楽天Pay)非回線契約者がdアカウントを持っている場合には、ドコモが提供するd Wi-Fiを利用することで、ドコモのアクセスポイントがあれば自動的にWiFiに接続させることができるようになっていたのですが、回線を持っていない人についてはこの契約を2025年12月以降に自動解約にするそうです。

ドコモ本体の回線を契約していない人については、「0000docomo」のアクセスポイントであれば、事前にWiFi用のパスワードを設定しておけば、今までのように自動での接続ではなく、手動によるログインは可能なものの、1日あたりの利用回数と時間に制限を付けるということです。

そもそも、大手企業が利用者へのサービスで提供していた公衆WiFIは、そのサービスの縮小を余儀なくされ、さらにはセキュリティの問題も言われるようになって、今までのように気軽に公衆WiFiを使いにくくなっていることは確かです。しかし、今後の状況を考えるとこうしたサービスが使いにくくなることのディメリットもあります。

たまたま昨日の話ですが、ネットショップのセール(楽天系)でメール限定のクーポンを使ってかなり安く物品を購入できるかと思ったらたて続けにキャンセルを食らいました。キャンセルのメールの中には、クレジットカードの本人確認で問題が出ている可能性があるので、続けて注文がキャンセルされる場合には別の支払い方法にしてみてくださいとありました。楽天のセールは昨日いっぱいで終わってしまつたので、色々言いたいことはあったのですが(これまでは同じクレジットカードで問題なく注文できていたので)、コンビニ店頭での前払いをすることにしました(支払いは済みましたが、クーポンの利用状況が不正だと判定された場合にはさらにキャンセルを食らう可能性もあると今は冷静に考えています)。

コンビニのレジに行く前に、メールにあるURLをクリックしてバーコード付きの支払票を出し、お店の端末を操作することで、紙の支払票を請求しなくてもすぐに支払える便利な仕組みです。しかし、もし自分のスマホで高速通信を使い切ってしまっていたり、低速での通信しかできないような場合、最初の画面を出すにも結構な時間がかかって自分だけでなくお店の人や、自分の後ろに並んでいる人も合わせてストレスが貯まるような感じになってしまいます。

個人的には、コンビニ各社はお店全体をカバーしてどのサイトへも接続できるような店頭WiFiではなく、電子マネーの支払いや払込票を出したり、自社のホームページを見るために特化したWiFiサービスはあっても良いのではないかと思ったりします。こうした環境が整えば、最悪SIMカードが入っていないスマホであってもその場でストレスなく決済ができるようになります。

逆に言うと、まだauなどでは回線のないユーザーにもWiFiを提供していますし、今回使い勝手が悪くなるドコモでも一応はパスワードを登録しておけばいざという時にはWiFiが使えるようになるので、お金がなくてSIMカードを入れられなかったり低速通信しかできない状況だけでなく、大きな回線のトラブルで自分の契約している回線が全く使えなくなったような場合にも知っていれば役には立ちます。

私自身、できるだけ外出先での通信トラブルを起こさないようにと思っていますが、どうしてもモバイル回線が使えなくなった場合の非常手段として、dWi–Fiが自動解約された後も手動ログインで使えるようにはしておきたいと思っています。

火災保険の満期の案内を見ていて不安になった「マンション水漏れ加害事故」に対応するには?

一戸建てから集合住宅に引っ越してすぐに加入した火災保険が満期になるという通知が来ました。5年契約にしていたのですが、まさにあっという間の5年間だったような気がします。

実のところ、そんなに新しい集合住宅ではないのでそもそも保険に継続して入ることができるのか? という不安もあったのですが、継続加入の場合は「自動継続」で引き続き入ることができるようになっているということで、ちょっと安心しました。

ただ、自動継続ということになると、何も申告しないと前年と同条件のまま継続になってしまいます。つまり、前年の契約内容はどうだったのかきちんと確認しないと、思わぬ落とし穴があるかも知れないのです。

で、改めて郵送されてきた火災保険の案内を見ていたのですが、その中で気になることを発見しました。基本的な火災などの補償にも、地震保険にも加入しているので(部屋・家財とも)、心配はないように思ったのですが、ちょっと前にある方から入っておいた方が良い補償があるということを思い出したのです。

現在私は上にも下にも両隣にも人が住んでいる集合住宅で暮らしています。生活をしている中のリスクの一つとして、こちらが粗相をして火事ではなくて水を出しっ放しにして下の階が水浸しになるような事も考えられます。この場合は、火災保険の中に日常生活で起こった賠償について出る「賠償責任保険」が付いていないと、下の住人から現状を元に戻すための費用を請求された場合、自腹で何とかしなくてはいけなくなります。

そう思いながら火災保険の「賠償責任保険」のところを見たら、何と加入していなかったのです。しかし、加入時にはそうした事(賠償責任保険加入の必要性)も不動産会社の方から言われた記憶があるので、なぜ火災保険に賠償責任保険を5年契約で最初から付けなかったのか? という風にも考えてみて、改めてあることを思い出しました。

私は火災保険に入る前から自分の車に自動車保険を付けています。自動車保険にも「賠償責任保険」を付けるか否かの判断があり、以前からずっと賠償保険を付けていたのでした。

この「個人賠償責任特約」(ネットで自動車保険の方を調べたら正式な名称が出てきました)をセットしておくと、自動車事故の賠償責任と同じ額(私の場合は無制限)の賠償事故について保険金が出るとのこと。ここからはその説明の受け売りですが、

・「自転車で人をはねて、ケガをさせてしまった。」
・「マンションでお風呂の水が溢れ、下の部屋を水浸しにしてしまった。」
・「自宅の窓から誤ってモノを落とし、歩行者にケガをさせてしまった。」
・「友人から借りたデジタルカメラを持って旅行に行った際、旅行先で誤って落とし壊してしまった。」

のような支払い例が出ていたので、私は5年前にこれを見て火災保険に賠償責任保険を付けなかったということを思い出したのです。

現在、私は自転車通勤しているので、自転車事故を起こした時も、今回ポイントになったマンションの漏水も、旅行先でしでかした粗相についても、めんどくさい交渉は保険会社にお願いし(ここが重要で「示談交渉付」のものに入っています)、何かあった場合は家の事故であっても自動車保険の会社に連絡すれば良いということがわかったので、このまま火災保険は自動継続ということにしようと思います。

ただ、ここで注意したいのは、様々な理由があって自動車の所有を止めることになって、それにともなって自動車保険を解約した場合にはこうした補償が一切なくなってしまうということになるので、自動車保険を解約する前に火災保険の方の賠償責任保険を追加する必要が出てきます。また、自転車の事故について自分が怪我をした場合の補償には入っていることが今回わかったので、自動車を止めても自転車には乗る場合には自転車専用の保険も視野に入れつつ、交通事故に関する何らかの補償に入り直すことも別に必要になることがわかりました。

このブログは自分自身の備忘録も兼ねているので、ちょっと細かく自分の契約内容まで踏み込んで書いていますが、皆さんもこの「個人賠償責任特約」にそもそも入っているのか、入っているとしたら火災保険か自動車保険か、さらにはもっと別の保険に合わせて入れているのかということと、その条件が「示談交渉付き」かどうかをきちんと調べてみることをおすすめします。私の場合、こちらの粗相で階下に漏水させてしまった場合は、自動車保険の事故受付窓口に連絡をすることを忘れないようにしたいと思います。

5キロ2,000円前半のお米を求めても常に買えるかわからないので現実的な対応を考える

東京を中心にニュースが流れていて、大都市を中心に広く安い備蓄米の販売が行なわれているようですが、個人的には事前にわかっていてもお店の開店前から整理券をもらうために行列に並ぼうとは思えません。

実は先週、例年は仕事の都合で行けなかったのですが、山梨県中央市にある「道の駅とよとみ」で朝取りとうもろこしを売るイベントに行ってきたのですが、さすがにそこには人が集まり、とれたての激ウマとうもろこしが食べられるので、スタート1時間半前くらいに会場に着き、無事に甘いとうもろこし(品種はゴールドラッシュ)を友人の分を加えてゲットしてきました。

そういった旬のものというものではない古米について、さらなる時間を費やすのもどうかなあと思ってしまい、先日紹介したアイリスオーヤマの古古米販売についても(抽選販売は昨日も抽選が行なわれたようですが、現在は再入荷待ちだそうです)、私自身は抽選には参加せず、他の欲しい方にチャンスを譲っています。

現在、水道水をろ過して純水にしたものを利用可能なスーパーに水を汲みに出掛けているのですが、そのスーパーへは結構な頻度で通っています。その際、毎日のお米の棚を見るのですが、毎日だいたい同じ時間に店内を見ながら買い物をついでにしていくと、お米の入荷状況と何が売れているのかがわかって面白いです。

現在自宅で食べているのが、前の農水大臣が放出した方のお米をブレンドした3千円後半くらいのお米なのですが、この種のお米は全く棚にない日の方が多いですが、毎日行っていると午前中であればわずかに在庫があってその気になれば購入可能であるような日も増えてきました。

逆に5キロ5,000円以上の有名な銘柄米は常に多くが積み上げられているものの一向に在庫は減らない状態です。私の場合、お茶やコーヒーを飲むために毎日の水汲みは欠かせないので、自宅のお米の残りを確認しつつ、できるだけお米を食べ切ってから次のお米を探すようにしていますが、格安ではなくても比較的安いお米を並ばないでゲットするためには、こまめにお米の品揃えが充実しているお店を巡回し、その分買い物の回数を増やす(l精米した米は保存が効かないので一度に多くは買わない)のが今のところはベストではないかと個人的には思っています。

そして、どうしてもお米が安く買えなくなれば、別の主食に切り替えつつ今年の新米が出てくるまで待ってその後どうするかを考えるという、いわゆる「プランB」以降の展開も考えながらしたたかに食べていくようにすることも大事ではないかなと思っています。

普通の乗用車で車中泊をする人たちは今も頑張っている事を知ったテレビ番組

「おぎやはぎの愛車遍歴」というBS日テレの番組は、主に古い車のオーナーを紹介したり、芸能人の方が今まで乗った車のオーナーを探して実際に車に乗りながらその車を紹介する、車好きにとっては興味深いプログラムなのですが、今回(2025年6月7日放送回)は「車中泊」に焦点を当ててこだわりの車中泊を行なっているオーナーが出演する回ということで、改めてここでその内容についてレポートします。

番組オープニングで、キャンピングカー大集合になるのではというようなフリをして出てきたのは、どれも普通の人の常識から言うと、車中泊には全く適さないと思える車ばかり。かつて、「タモリ倶楽部」で車中泊車オーナーを紹介した回のオチで出てきた、パジェロミニで車中泊をするオーナーが出てきた事を彷彿とさせる内容になっていました。出演されたオーナーの車は、日産の3代目マーチ、スズキの2代目ジムニー、スバルの初代インプレッサ、ホンダのCR-Vという、最後のCR-Vを除いてシートを倒しても全くフルフラットにならない車ばかり。

そして、全て発売時から13年以上経過した自動車税が高くなっている車ばかりというのも、現在私の乗っている2代目フィットを車中泊仕様にしている私と共通点がありました。

この方たちはどのように車中泊をしているのかというと、やはり倒したシートの上に足の長いコットをのせたり(マーチ)、専用にカスタマイズした板を載せたり(ジムニー)、単にシートを倒した状態で足先にオットマンを載せてスムーズに足を伸ばせるように工夫したり(インプレッサ)、狭いながらも足を伸ばして寝られる環境を作り出していました。最後のフルフラットになるCR-Vのオーナーさんは、新車で購入してから10年経ってはじめてシートアレンジでフルフラットになることを知ったというのも面白かったですね。

私の場合は、助手席側のシートを倒し(フルフラットにはならない)、その上に組み立てたコットを載せることでそれなりに快適な車中泊空間を作り出していますが、今回の番組でオットマンをうまくシートと同じ高さになるようにセットすれば、最悪2人での車中泊も可能になりそうで、参考になりました。常にシートを倒しただけの状態だとエコノミークラス症候群が心配になりますが、仮眠程度の緊急利用であれば良いかなとも思えます。

一応、もし二人でドライブしている時にどうしても車で夜を明かさないといけなくなった場合に備えて、一人用のテントは車に積んであるのですが、最近は山の中での車中泊には熊が出没する可能性があるので、車内で二人寝られる状態にしておくことは大事だと思っています。今後は、違和感を感じずに運転席で足を伸ばせる工夫は今後してみたいと思っています。

最近は、このブログで紹介しているように使えるポータブル電源も増えてきましたので、狭い車内でも調理家電は使えますし、走行充電も小容量であれば移動中にできますので、こうした「必要最低限」の装備しかない車での車中泊というものに注目していただいた番組には敬意を感じます。車中泊環境を作るにあたっては、エコノミークラス症候群に注意する必要はありますが、工夫次第で何とかなるということも今回の番組では紹介されていましたので、皆さんも色々と工夫をしながら、いざという時に車中泊をしなければならない場面に備えるためにも、自分の車で手足を伸ばして寝られる環境作りにチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか。

マイナ保険証がスマートフォンに入れられるようになるものの新たな問題が

2025年6月24日から、iPhoneでもマイナンバーカードをかざすことなく電子証明書をダウンロードすることでマイナポータルにログインして各種情報を見ることができるようになったり、本人確認機能をスマホだけで利用できるようになるようです。Androidではすでに電子証明書はスマホ内に入れられていて、私も便利に使っていましたが、今後は本人確認機能についてはiPhoneの方が先行するものの、徐々にiOSとAndroidのスマホの両方で色々できるようになっていくようです。

私が今後に向けて期待しているのが、マイナンバーカードの情報の中でも「マイナ保険証」「マイナ免許証」の機能について、直接マイナンバーカードを持ち歩かなくてもスマホをかざしたりQRコードを読み取らせるだけで手続きができるような状況でした。保険証や免許証の場合、目視で確認できるように物理的な保険証・免許証はあった上でマイナカードの情報をスマホに入れて、スマホ単体でも使えるようにしてもらえるのが理想ではあります。

なぜかと言うと、自分で判断してスマホで手続きをすることができれば良いのですが、大きな怪我や意識不明の状況の中で、本人の顔認証や指紋認証がないと画面を開けないスマホが使えない場合も想定できます。マイナンバーカードを常に持ち歩くようにすれば良いのかも知れませんが、これはこのブログでも何回も書いていますが、もしマイナンバーカードの入った財布を落としたり盗まれたりしてしまったら、精神的にも事務的にもかなりの苦労をして再発行の手続きを取らなければならないので、そうしたことはしないでも単体で機能のある証明書は別に持っていたいと思っているのです。

今回のニュースの中では、私のそうした希望を満たしてくれるような将来的な話も書かれていました。マイナ保険証とマイナ免許証のスマホ対応は、マイナ保険証の実施スケジュールの方が早いということで期待しているのですが、ニュースを見ると、現在多くの医療機関に置かれているマイナンバーカードの読み取り機だけでスマホ対応は無理で、今の機械にスマホをタッチして読み取れるアタッチメント(リーダー)を装着して運用する予定だと言うのです。

将来的にスマホに保険証機能を持たせるという話は前からあった話であって、本来はスマホリーダー機能を備えたものを先に作って普及させるというのなら話がわかるのですが、現在マイナンバーカードを保険証として使っている医療機関は、今後また新たな金銭的負担(汎用のカードリーダーだということでそこまでの負担にはならないでしょうが)を迫られるということになるので、技術として問題なくできることでも、対応するハードを導入した医療機関でしか使えないという状況が出てくる可能性があります。もし私が関係者だったら、最初からスマホ対応のカードリーダー付きの製品をなぜ出さなかったのかと思うでしょう。

こういう話を聞くと、状況が変わったら改めて負担を強いられる感じもするので、本当にがっかりしてしまうというのが正直なところです。個人的な事で言うと、次回の運転免許更新ではマイナ免許証と今までの運転免許証の二枚持ちにはしないといけないかなと思います。個人的にはスマホさえ持っていれば、検問などがあって財布の中に入れた運転免許証(マイナカード含む)を忘れてもスマホから有効な免許証の内容を表示できるような状況が理想なのですが、こうした事が実現できるまでにはどのくらいの時間がかかるのか。できれば早く色々な問題を解決して早く実現して欲しいです。

ただ、今回の事でiPhoneでもマイナカードなしでマイナポータルへのアクセスができるようになるのは、スマホ選びという観点ということで言えば良いことだと思います。技術の進歩とともに解決する問題も多いと思いますが、今回の事を機にもっと早くスマホでできることを増やして欲しいと思っています。

ネット通販での購入が不便になれば地方の状況も今より悪くなる気しかしない

日本郵便のドライバーが出発前の点呼を行なわず、さらには飲酒運転があったという事が明らかになり、今まで使っていた業務用のトラックやワンボックスかー2500台について、5年間使えなくなるという衝撃のニュースが飛び込んできました。一応日本郵便の発表では宅配便のサービスを止めることはないという発表は出ているものの、今までできていたことができなくなるだけでも大きな影響が考えられます。

個人的にも、通販で物品を購入することが多いので、先日あったヤマト運輸の非正規社員の大量解雇の影響がどうなるのか不安に思っていたところ、今回の日本郵便の問題が出てきて、ヤマト運輸と同じように人員削減の可能性もあることが想像できます。恐らく大きな会社でもまるまる人的補充はしないで、少ない人数で回していくような形になると思いますので、その分サービスの質にも関わってくるのではないかと考えると、今後日本の宅配便はどうなってしまうのか不安しか感じません。

考えてみると、インターネットを誰でも使いこなせるようになって、日本国内であれば大体どこにいても同じように情報を収集できるようになって、本当に直に見たいというものは無理でも、田舎生活をしたり、日本全国を移動しながら普通に仕事をこなすこともできるようになったというのは昔と比べて今の状況が良くなった点の一つだと思います。それに加えて、一部の地域を除いて(島などでは送料が高くなる)同じ送料で全国どこにいても同じものが同じ価格で購入できるようになったのは、宅配便がネット通販と結び付き、発達してきたおかげであると思っています。

しかしここにきて、再配達の問題を一部置き配やロッカー受け取りにするなどして多少状況は変わってくる中での今回のニュースは相当深刻のように思います。

今回のニュースで処分を受ける理由について色々読んでみると、配送ドライバーだけでなく内勤の社員においても通勤途上での飲酒運転があり、それも影響したということもわかってきました。現状では自動車やバイク通勤が注目されますが、これからの流れとして罰金を含む厳しい対応を自転車においても課す方向に来ています。今まではそこまで厳しくなかった自転車についての風当りが強まり、飲酒運転での検挙もされていく中で、自転車で来ているのに帰りに飲みに行ってそのまま自転車に乗って帰ってしまうように事も十分考えられます。

何もこれは日本郵便だけの問題ではなく、あらゆる企業においてのリスクの種になるだろうと思いますが、こうした事が元で私たちが受けていたサービスの「当り前」だったことができなくなってしまうと、当然また地域によって変わるサービスの差というものが生まれてきます。そうなると、どれだけ地方にとっての痛手となるのか、そんな事も考えながら正すところは正して現状のサービスを継続するだけでなく進化させるような取り組みをお願いしたいものですが。