地方の一般家庭に本当に車は必要ないのかを改めて大雨の中で考えてみる

台風が北海道に上陸し、雨雲が東海地方から関東地方に居座るような天気になっています。すでに東海地方では梅雨が明けていますが、関東はこの雨があがらないと梅雨明けとはならないでしょう。天気予報では私の住む静岡では昨日だけでなく本日および明日くらいまで雨の影響が続くのではと言われていたので、今後外に出ないで済ますために買い出しに行ってきました。

一応、雨が小降りになった時を狙って出てきたのですが、買い物帰りにはまたひどい雨になっていて、歩きだったり自転車ではなかなか買い物に行けないというのは確かです。こういう時には屋根のある駐車場付きのスーパーで、そういうところの場合、少なくとも買ったものを車に運び込む場合には濡らさずに済みますので、周辺のお店についてそういう場所をチェックしておきたいものです。

改めて思うのですが、歩いて行ける範囲にコンビニやスーパーがない地域で生活をしていると、やはり地方では車が必要であるということをしみじみ感じます。もし車がないということを考えると、自宅近くのバス停留所から大きめのキャリーケースを引っ張って買い物に行くか、必要な時に車を借りて買い物に行くか、自転車に乗って買い物に行くかということになります。ただ、昨日のような大雨の時には、カーシェアサービスを思い通りの時間に借りられるかわかりませんし、晴れていればバスや自転車で買い物に行こうという気になりますが、大雨の中傘やカッパを着て買い物に出るというのは結構大変です。

まあ、こういう時にこそデリバリーの出前やネットスーパーの利用をするという方もいるかも知れませんが、運転免許すら取らないで生活している方は、必然的にそうした選択肢を選んで今後の生活をやりくりしていくのかなという感じはあります。ただ、どうしても交通機関にすら影響が出るような大雨や台風の際には届くまでに時間がかかったり、サービス自体が休止になってしまう可能性もあるわけで、数日間買い物に行けないような状況でも何とかなるような日々の準備というものを本気でやる必要はあるのではないかと思います。

昨日は、私の住む静岡でも突風というより局地的な竜巻のような風が発生して軽自動車が横転したり、瓦が飛んだりしたので、車があるからといって暴風雨の中であえて車で出掛けることは本当に緊急の場合以外は避けたいところです。

車を持つには維持費など様々な費用かかかって無駄だと考える方も今は少なくないと思いますが、比較的維持費の安い軽自動車の中古が一台あるだけでも、いざという時には役立ちます。個人的には日本の自動車産業の動向も気になるので、国内での自家用車の売上を保つためにも、税金など高い維持費についても何とかして欲しいと思うところでもあります。

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商売人でなくても必要になる時がある「お釣り」の用意は果たしてどうしたら良いか

近所で頼まれて町会費の集金をすることになりました。頼まれたのは来月の分一回だけなのですが、単に家を回るだけなら良いのですが、用意されたものは領収書だけで、全員からきっちり貰えれば良いのですが、会費が百円単位になってしまっているので、一万円札を出された時はもちろん、千円札だけで出された場合にも「お釣り」の用意が必要になります。

こちらも頼まれて善意でやることなので、余計な手間は掛けたくないのですが、一昔前ならまだしも、現在は両替をするにも色々大変になります。とにかく、銀行で両替をする場合には今は手数料がかかってしまうというのが最大の問題点で、集金する自分が自分でお釣りを用意しなければならないのか、ひどくおっくうなのは確かです。

これが、自分で行なうものだとしたら、事前に買い物で小銭を貯めておくなどできるのですが、今回の事は急に言われたことなので、いちいち自分で買い物をして小銭をもらってお釣りを作るような事もしたくないわけです。

そう考えてみると、今回のように誰かから頼まれたような場合、もう素直に銀行へ行って両替に手数料がかかるならそれをきっちりお支払いして釣り銭を作り、別途町内会の方に銀行が出した手数料分の領収書を提出して集めた金額から差し引いて渡すようにするのが一番問題がなさそうであることに、今さらながら気が付きました。現状を知らない人にとっては「両替に手数料がかかる?」と思う人もいるとは思うのですが、きちんとした金融機関の領収証を出せば、問題がないと思いつつ実行する予定にします。

色々調べると、都市銀行・地方銀行・信用金庫での両替手数料は微妙に違うようなので、それらの中で一番安く両替できるところで両替することで、相手に対してもきちんとこちらの意志を主張することもできると思いたいです。とにかく近所のことなので、あまりトラブルめいたことは起こしたくないので、多少のストレスを感じつつ、さぞ当り前のように話してみようと今は思っています(笑)。

こういう事になってみると、現金での集金というのは本当に大変だなと思うわけですが、町内には色々な人がいるので、全てQRコードによる払い込みというわけには現状では行かないというのも正直なところです。今回のような町会費というのは、色々と電子決済が整備されている中でも最後まで現金が使われる可能性が高いところだろうと思います。今のところは、そういったところも含めて、色々な対応ができるように今回は釣り銭の確保に動こうと思っています。

企業サイト中心の検索結果だけでは足りないと思った場合Google以外の検索サイトの利用も

改めましてこの広いインターネットの中からわざわざ私の個人サイトに訪問いただいて本当にありがとうございます。ここのところ、サイトのチェック(主にGoogle)をしている中で、明らかに検索結果の上位どころか、こちらがきちんとブログの題名の中に入れている言葉を検索ワードにしても、自分のサイトが最後まで見付からないような状況が増えてきました。

これは、Googleが企業や対策をしている大手サイトを中心に検索結果を表示するような形で検索サイトを運営しているためだと思われます。別に、自分のブログが表示されない事に腹を立てているわけではありません。私のような個人の備忘録的なサイトについても同じように上位どころか基本的な検索ワードを入れても表示されなくなっている可能性があることが問題だと思っているのです。

ちなみに、「YTM-R100」という防災ラジオについて書いたページは、Googleで型番を検索ワードにして表示してみたところ、最後まで私のページは出てきませんでした。ちなみに、マイクロソフトが運営しているBingでは5ページ目に何とか自分のページが表示されました。何とかインターネットの広大な世界への入口は確保されているものの、現在ネット検索と言えばGoogleかYahoo!というのがほとんどなので、世の中の大多数の方々は残念ながら今私が書いている内容についても届かないという現状があると思った方が良いのかも知れません。

このサイトは一応Xの方にもリンクを出しているので、もしかしたらXの方から検索をして来てくれる人がいるかも知れませんが、私と同じように個人ブログをやっている方は、同時にXの方にもリンクを貼った方が自分の書いたものを広げることができると思います。企業や大手と比べて個人のブログなんてと思うかも知れませんが、かなり昔のものであっても、細かな状況やレポートをされている個人サイトに私自身色々助けられてきたため、逆にそうした情報を逃さないためのインターネット検索方法についてここでは考えてみます。

ここまで書いてきた通り、Google・Yahoo!の検索は優秀なところもありますが、どうしても個人のブログについては弾き出すような感じになっているようです。そこで活用したいのが、それ以外の検索サイトも同時に使うということです。

・Bing
https://www.bing.com/

とりあえず、上のマイクロソフトの検索であれば自分のブログもかなり下の方にはなるものの表示されるので、Google検索で思うような痒いところに手が届くような個人サイト(ブログなど)がヒットしなかった場合、こうした他社サイトで改めて検索しています。

ただ、かつて多くの個人ブログサイトを展開していたサービスが、その運用を終了してしまって多くの貴重な情報が見られなくなってしまった事はつらいですね。このブログは一応そうしたサイトから引っ越して運用しているので、いきなり消えることはないのですが、文字情報はそれほどディスク容量を食わないので、きちんとアーカイブする仕組みは作れないのかとも思います。

今の世の中はとうにブログは廃れ、動画にノウハウ的な情報も流れていっていますが、動画は検索もしにくいですし、複合ワードによる検索で、自分の欲しい情報にたどり着きたい場合には、まだ文章だけで完結するページの方に優位性があるのではないかと思っています。というか、最近書いたページの中で検索サイトからであろう経路で訪問をいただいている(と思われる)「Linux Mintでアプリのメニューが豆腐文字化した場合の対応は?」について、キーワードを入力して動画検索しても、その方法について解説しているページがあったとしても、動画の中のどこでその内容が出ているのか、結局は動画をたどっていかなければならず、文字ページの中で検索をするよりかなり見付け出すのに時間がかかるだろうと思います。

というわけで、まだまだ文字中心の情報を提供するブログの存在価値はあると思うので、自分でも先人たちの書かれたものを活用させていただきながら、自分の中の知識を増やすためにもインターネット上にわずかに開いた入口を探す試みは続けていきたいと思っています。

地域商品券の情報収集はネット通販の大きなセールよりも家計には助かる?

全国各地、地域によって違いはあると思いますが、私の住む自治体が政府からの補助金を使って多くのお店で利用可能なデジタル商品券を売り出し、今月から使えるようになったので買い物に行ってきました。結構色んな場所で使えるのですが、我が家では日々のスーパーの買い物に使うようにしています。

商品券の詳細は、一口5,000円で一人4口まで購入でき、一口ごとにプレミアムが1,250円付くので最大4口2万円購入すると25,000円までの利用ができるようになっています。商品券の有効期間は4ヶ月で今年の10月いっぱいまで使えるので、日々の買い物のために使ったとしても比較的早く使い切ってしまうだろうと思います。

この商品券が発売される際には、市民が多く申し込むことが予想されたので、一定の申込み口を超えた場合、抽選で購入できるかが決まると言われていました。実際、昨年も同じ商品券が販売されたのですが、家族の分も申し込んだものの、5口中1口がハズレてしまい、結局15,000円分の3,750円の上乗せに留まったという経験もしていたので、今年は満額使えるようになるかと抽選の日を待っていました。

すると、政府から出た補助金を使うことで期限内に申し込んだ人は全ての口数を当選にするという発表がありました。それで我が家では申し込んだ全員が2万円→2万5千円分使えることになりました。家族の人数が増えればその分お得になる金額も増えるわけで、こうした情報を事前に知っているかいないかで、補助金などの恩恵を受けていない方でも家計費の助けになるかが変わってくることになります。

商品券の使い方は、電子マネーのようにかざしたり読み込んだりするとその分の決済が完了するわけではありません。これは、この商品券が追加チャージ不可ということもあるかと思いますが、商品券が使えるお店のレジに設置されたQRコードを商品券専用アプリで読み込み、改めて請求金額(足りない場合は残額)を手入力して支払いを行なうという形になっています。不足分はもちろん他の方法で決済可能です。

今回の参議院選挙ではある党が公約として給付金の存在に言及していますが、それだと使わないで消費に回らないような事も当然起きるでしょう。今回のプレミアム付き商品券があったからこそ買うものもあると思いますし、使わなければ失効するだけなので補助金がそのまま消費に回る効果はあるのではないかと個人的には思っています。地域によっては難しい部分もあるかと思いますが、以前のような紙による地域振興券のようなものよりも、印刷・輸送・販売に掛かるコストが浮いていることもあるので、今後の地域で利用できる商品券はスマホのアプリから使えるデジタル商品券になる傾向は変わらないでしょう。こうした試みによって多くの人がスマホに親しみその便利さも享受していただきたいと思ってしまいます。

「Redmi Pad SE 8.7」はアマゾンのFireタブレットと比べて何が良いのか?

先日購入したRedmi Pad SE 8.7 4G(SIMフリー)の設定をしているのですが、以前使っていたHardWolfのタブレットと比べると、ちょっと画面が大きく、片手ではギリギリ持てる(男の人の手で)ものでした。画面も8.7インチということで、電子書籍の漫画を読むには、紙のコミックスくらいの大きさで見られるので、個人的には漫画を見るためだけに買うというのも有りという気がします。今回は、もうすでに色々なところで語られているRedmi Pad SE 8.7に関してのレビューを自分の使い方とともに紹介して行こうかと思います。

先日も書きましたが、今回購入したRedmi Pad SE 8.7は、CPUは非力で、メモリ4GBの保存領域64GBと、今のメインとして使うためのスマホ以下くらいのスペックになっています。ただ、音楽や動画・写真などを保存するには、スロットに入れられるmicroSDカードに保存できるようになっています。ちなみに、このタブレットはeSIMこそ使えませんが、SDカードを入れた状態でもさらに2枚のSIMカード(nanoSIM)をセットできるようになっています。

今使っているスマホでも、物理SIMはSDカードを入れた場合1枚しか入りません。ただeSIMが使えるので2回線での運用はできているのですが、物理SIMを中心に使っている方にはありがたい仕様だと思います。

表題のAmazon Fireタブレットと比較で大きいのは、SIMカードが使えることはもちろんですが、決定的なのはFireタブレットの方ではGoogle Playが使えず、Amazonのアプリストアに配信されているアプリしか使えないことです。特に、TVerが使えないというのは私にとって大きなマイナスポイントで、今回のアマゾンのセールでシャオミのタブレットがそれほど価格差がなく購入できるということになったので、もはやFireタブレットよりこちらを選ばれた方が良いと思ってしまうほどです。

本体を横にした際の左右側面にスピーカーが付いていて、「タブレットの耳」を付けることで正面からの音を聞くことができるということは以前紹介しましたが、コスト的には100円ショップで紙コップを買い、かなりラフに加工しても、他のタブレット(スピーカーの位置が残念なものが多い)と比べると、悪くない結果を生みます。外で使う場合にはこれも100円ショップで購入可能なタブレットスタンドもセットで購入すれば、特にセルラータイプの場合、音楽・動画・映画・ラジオ(Radiko)・インターネットテレビ(NHK+やTVerなど)まで楽しめるので、昔あったラジカセにテレビ(白黒)を強引に詰め込んだ「ラテカセ」のような感じで使えるようになります。別に外付のスピーカーを付けなくても良いというところが個人的にはありがたいです。

また、このタブレットは電話回線有りのSIMを使えば、これでも通話可能な作りになっていますので、その点もいざという時にはありがたいかも知れません。恐らくイヤホンマイクやスピーカーフォンに切り替えて使うことになるとは思いますが、私は小型の受話機型イヤホンマイクを一緒に持ち歩いているので、こちらから掛ける場合には問題なく使えると思います。もしメインスマホが壊れてしまった場合、こちらの方にSIMを入れ替えて使うこともできるというのは、大型のタブレットではできない事かも知れません。

そして、シャオミのスマホ・タブレットでは他のメーカーにはない「赤外線ポート」が付いていて、Redmi Pad SE 8.7にも付いています。赤外線ポートを何に使うの? という声もあるかも知れませんが、赤外線リモコンアプリを使えば、家電のコントロールもリモコン無しで行なうことができるようになります。以前メインで使っていて、赤外線リモコンも使えたシャオミのスマホを失くしてしまったので、しばらくその機能を使うのをあきらめていたのですが、改めてこのタブレットを手に入れたことで、以前使っていたリモコン機能が使えるようになりました。自宅で使うというよりも、旅先でホテルのテレビやエアコンを操作するとか、アプリが家電に対応していれば普通にリモコンとして使用できるようになるので、この機能をもう少し使えるようにしておきたいと思っています。

最近はスマホアプリにも本人確認用にマイナンバーカードを利用するものが増えてきた

新型コロナが言われてきた時くらいから、情けないと思いつつも仲間うちで遊びに行くことがしばらくなかったのですが、ようやくそうした状況にも変化があり、ここ数年全く行っていなかったカラオケに行こうかどうしようか? という話になりました。

今は何でもスマホで調べて、お店の予約までできてしまうので、とりあえず便利そうな全国チェーンのお店が出している専用アプリをスマホに入れてみたのですが、しばらくこうしたサービスを使っていなかったので、その内容に少々驚きました。

というのも、今まではお店へ行って必要であれば免許証による本人確認をしてから会員証を作ってもらうという流れだったのが、今ではアプリをダウンロードして会員証の発行が全てオンラインで完結してしまうのです。

その際、運転免許証を撮影して本人確認をするというのは、MVNOの回線を契約する時に経験してきたのですが、最近はモバイル回線でも運転免許を使わない本人確認の方法として主流になりつつあるのは、マイナンバーカードの内容を読み取って本人確認をするという方法です。

今回のカラオケ店での会員登録についても、免許証の写真をアップロードするだけではなく自分の顔の写真を主面だけでなく色々な角度で撮影して本人確認をするというめんどくささと比べると、取り出したマイナンバーカードをスマホにかざして(対応スマホのみ)それだけで本人確認が完了するというのは本当に楽になったと感じました。

こういった確認方法が浸透すると、事前に会員でない本人確認が必要なサービスをアプリをダウンロードするところから行なう場合でも、自宅か外出先(この場合はマイナンバーカードを持ち歩いている必要があります)で先に会員登録して、そのまま予約というような手段が使えるということになります。

今後は、事前に電子証明書をスマホの方に読み込ませてあれば、いちいちマイナンバーカードをかざさなくても手続きができるように進化すれば(当然電子証明書を利用する前には指紋認証などの生体確認がないと怖いですが)、例えば天気が急変してその場所から動けなくなった時に様々なお店の予約を会員になって割安で利用できるような事もできるようになるのかも知れません。

ちなみに、会員登録はマイナンバーカードを読み取ることのできる機能のあるスマホでないとできないのですが、いったん本人確認を済ませて会員登録をしてしまえば、そうした機能のないタブレットにも同じお店の専用アプリを入れ、そちらはメールアドレスとパスワードでログインすれば同じようにアプリが使えるようになります。メニューが多い専用アプリの場合、画面が大きなタブレットで操作した方が便利な点もあるので、そういう点でもスマホとタブレットの2台持ちのメリットというものが出てくる気がします。

アマゾンプライム先行セールで安いRedmi Pad SE 8.7は「タブレットの耳」を付けるとさらに良くなる?

以前からマークしていた格安の8.7インチタブレットRedmi Pad SE 8.7は4G対応のシムフリータイプが1万2千円台で買えてしまうので、「Redmi Pad SE 8.7 4G」を強力におすすめしておきたいと思います。

ただ、CPUが貧弱なため、ゲームをやりたい方やきびきび動かないものはちょっとと思われる方にはオススメしません。私がポチってしまった理由の一つはその「音」にあります。

スピーカーが本体を横にした時の左右の上の側にあり、本体だけでステレオ感が味わえます。また、Dolby Atmosにも対応しているので、短辺側に二つというようなタブレットとは本質的な違いがあります。

が、問題なのは画面を見ながらだとスピーカーが横を向いているので、大きな音を出しても音が広がってしまって細かな音を感じることが難しいという感じがしました。

で、その対策としてこのタブレットに「耳」を付けることで音がサイドに広がらず、画面を見ている自分の方に音が広がってきます。では、どうやって「耳」を付けるのかというと、原始的で申し訳ありませんが、よく温泉などにある小さな紙コップを使います。

このように、底に近い側面に切り込みを入れ、タブレットにはめ込むようにするわけです。ただ切り込みを入れてもタブレットにはセットできないので、本体の幅に合わせて、ブカブカにならないように気を付けながら細長い穴を開ければそれだけで大丈夫です。

このようにタブレットに取り付けるとまさに「耳」ですね。これを付けるだけで、音が広がらず正面から出てくるので、かなり細かい音までわかるようになりました。問題はこれをどうやって持ち運ぶかということになりますが、これから改めてこの紙コップが入るハードケースを探そうと思います。

最初はこの紙コップくらいのシリコンカップがあれば良いと思っていたのですが、以前市販品で紙のスピーカーが売られていたこともあったりして、紙コップを音の出口として使うというのはそんなに悪くないし、壊れてもまたすぐ作ることができるという事もあるので、これから小さなシリコンカップを探しつつ、必要に応じてこの「タブレットの耳」を有効活用していきたいと思っています。

イヤホン専用ラジオ用に改めて背伸びしない程度の有線イヤホンを合わせることにした

前回の記事で紹介したライター型イヤホン専用ラジオには、付属品としてステレオイヤホンが付いているのですが、そのイヤホンはあえて使わずに確か千円くらいで買ったパナソニックのイヤホンで聞いていたのですが、ふと今のイヤホン(有線)はどうなっているのだろうと思いました。で、調べてみたところ私が現在使っているイヤホンの後継品らしいRP-HJE150というパナソニックのイヤホンが、アマゾンで900円で売っていました。

ただ、現在でもイヤホンは使えているので、これから改めて買ってその音の差を感じるには別のメーカーで千円前後くらいのもので、価格相応でも安物のラジオに付いているイヤホンをそのまま使うよりはマシだろうと思って注文したのがHi-UnitというメーカーのHSE-A1000というイヤホンを追加で注文しました。

実際のところ、無線イヤホンも持っていて、その便利さも十分感じているのですが有線のイヤホンは断線が起こらなければ性能に影響はありませんし、充電の手間を考えることもありません。スマホ以外にも前回紹介した乾電池で利用可能なFMラジオでも使えますし、最近のイヤホンジャックがないスマホで使う場合にも、USB−Cから二股でイヤホンジャックとUSB-Cの両方が使える変換プラグをかますことで、今までと同じように使えます。

有線であるがゆえの、「からむ」「ひっかかる」という弱点から逃げることはできませんが、有線イヤホンは付けていればスマホと一体化するため、スマホ自体を落とした場合に気付きやすいという、かつてスマホを落として失くしてしまった自分からしても、無線イヤホンにこだわりがそこまでないため、今後も有線イヤホンを中心に使っていった方が良いのではないかと思っています。

本当は、もう少し予算を出してさらに有線イヤホンの良いものを買えば良いのですが、実は本日別のものを先に買ってしまったため、最初から予算を出さない前提でイヤホンは購入しました。今後はほんの少しですが、外でも音楽や映像コンテツを楽しむための工夫をしていきたいと思っているので、今回の有線イヤホンの購入はその第一段階になります。お金を掛けずにそこそこ(昔のイメージで言うと片手で持ち運べるラジカセを外に持ち出す感じ)に楽しんで行くための第一歩という感じかも知れません。

結局安いイヤホン専用のFMステレオ対応DSPラジオをポチってしまいました

先日、FMのイヤホン専用ラジオとしてはちょっとお高目のFIIO RR11を紹介しましたが、確かに昔からのラジオを好む自分からすると相当物欲を刺激されたのですが、今回はちょっとその物欲を思いとどまる事にして、その代わりに購入したのが、RR11と比べると相当安くて質感にも違いのある、オーム電機のRAD-P333Sの方を購入しました。写真の通り、イヤホン専用のAM/FMが聞けるラジオです。

RR11を先に買わなかったのは、アマゾンで売られている価格が急に上がったというのが一つの理由で、さらにパソコンやスマホと接続させて使うアンプの機能を使うことまでは考えていないことと、充電式というのは便利なようでいて、内部の電池が劣化した場合にはモバイルバッテリーとセットで使わざるを得なくなり、その分本体の小ささというメリットが失なわれる可能性があります。

私は、あくまでも持ち運ぶことの容易なイヤホン専用のFMステレオ放送が聞けるラジオを欲していまして、その中でもサイズ的には小さく、単四2本で動くという、様々なものを持ち歩く中で、同じように単四2本で動くマウスやキーボードなどを多く持っていることから、電池の使い回しができるという点をまずは重視しました。

RAD-P333Sは、ラジオの回路を小さなチップ1つにまとめたDSPラジオと呼ばれるものですが、AMの方はあくまで内蔵のアンテナの大きさが感度を決めるものの、FMであればそれなりに感度が良いという話もあります。この辺は実際に使ってみなければわからないのですが、そもそも私は、室内や外出先で多くの放送局を聞くために使うことはそれほど想定してはいません。

実際に使ってみた感想は、ラジオの感度はアンテナの性能に影響されるので、まあ他の防災ラジオと変わらず、FMなら自宅から聞こえにくい時があるコミュニティFM局は窓際に行かないといけませんが、NHKFMと民放については窓から離れてもちゃんと雑音なく入ります。ただ、ラジオ自体が小さくて周波数を選ぶ範囲が狭いので、アナログダイヤルを回しながら目的の放送局を探すのにはかなりの「慣れ」が必要になることだけは確かでしょう。その点を克服できるなら、かなりお買い得な製品であると思います。

以前にも書きましたが、手元にあったものの使いあぐねていたDC出力で使えるFMトランスミッターとセットにして、モバイルモニターに接続したAmazon FireTV Stickをトランスミッターとペアリングすることで、様々な動画配信の音声をモバイルモニターのスピーカーからではなく、FMの電波に乗せてラジオで聞けるようにセットしてみました。

先日購入した小型ポータブル電源からDC出力ができるので、写真のようにシガーソケットアダプターを接続してFireTV Stickとのペアリングを行ないました。これで、設定した周波数にラジオを合わせればFireTV Stickからの音がラジオから聞こえるようになりました。小さなラジオでもFMトランスミッターの電波が届く範囲で楽しむのであればFMラジオの音質で動画を楽しむことができます。

ただ、近い場所であっても結構ノイズが室内では入るので、ノイズが出にくい場所やラジオの置き方を工夫しなければなりません。それでも、そうした場所を見付けたら、音の大きさはFireTV Stickのリモコンで上げることができるので、結構良い状態で利用することは可能です。なお、ノイズはどうしてもFMステレオモードにすると乗ってしまうので、ラジオの切り替えスイッチでFMモノラルにするとノイズは少なくなります。元々ステレオ配信ではないソースを聞く場合にはあえてステレオにしなくても良いかも知れません。

今回のFM電波を使ってのワイヤレス化がBluetoothと違うのは、ワイヤレスイヤホンをペアリングするわけではなく、単にFMの電波に乗せて音声を狭い範囲(弱い電波なので5m程度しか届かないよう)に流す、ミニFM放送局として機能するので、その狭い範囲に入れば複数の人間が同じ音をFMラジオを通して聞くことができるメリットがあります。ただ、狭い範囲で多くのラジオを同時に使うと、それでノイズが増えてしまうかも知れず、そうした点については事前に確認が必要ですが、これは実際に車中泊をする際にどんな感じになるか確かめてみたいと思います。

ただ、このラジオは普通に使える性能を有しているので、旅行中にFMミニ放送でのアナウンスをしている時にさっと出して使えますし、移動中でなくどこかで停まってまったりしている時であれば、一番気軽に使える情報収集機器になるのではないかと思います。とりあえず今後の持ち歩き用のバッグに入れて、必要に応じて使っていきたいと思っています。

これからの電気代の仕組みはこのままでいいのか社会問題になる前に考えてみたい

2025年も夏は暑くなるだろうと思っていたら、もはや東海地方では梅雨が明けてしまい、普通の生活をしていても6月からエアコンをガンガン回しているという方も多いのではないでしょうか。我が家でも7月に入ってからはエアコンを付けていないと体調がおかしくなってしまう可能性があるほどの暑さなので、部屋に人がいる時には必ずエアコンを付けるという状況になっています。

こうした暑さへの対応だけでなく、電気代が上がった影響もあり、今月の電気代は果たしてどうなるのか、常に電力会社のWebサイトから毎日の利用量と月末の料金予測を見ておかないと、翌月になって請求が来た時にびっくりするくらいの料金が来る可能性があるので、これを読んでいる皆さんも闇雲に電気を使うのではなく、この調子で電気を使っていたら月の請求額がいくらになるのか?(こうした予測はどの電力会社でも情報として提供していると思います)ということを意識した方が良いと思います。

ちなみに、我が家では先月分は1万円弱でしたが、今月の料金予測は大体1万6千円と、下手をしたら倍に増えてしまう可能性すらあります。ただ、これだけエアコンが活躍していると、もしかしたら2万円を超えてしまうのではと思っていたので、日々無駄に使っているところを節電しながら少なくとも現状の予測料金を超えずに少しでも安くなりつつ、だからといって体の事を優先して使う時には惜しげなく使うということを考えています。

私のように常に月々の料金を気にしている人はそれなりに家計の中の電気代を管理できると思いますが、そうでない方は特に先月と今月の電気料金のあまりの違いに青くなってしまう人も出てくるのではないかと心配します。クレジットカードでの支払いが嫌いで、現金決済を主にしている方でも、ライフラインに関わる公共料金というのはそのほとんどが即時決済ではなく、月ごとに使った分が後日請求されるというパターンになっています。以前はそうした仕組みがアダとなって、長距離電話や国際電話、延々と電話回線でインターネットを楽しんでいた人たちは下手をしたら数十万の電話代の請求がいきなり来て泣きながら料金を払ったという方もいたかも知れません。

今年を含め今後は、電話代は使い放題のプランがあるのでそこまでびっくりするほどの請求はなくなりましたし、水道代もガス代も、間違えて切ることを忘れるような事をしなければ、翌月びっくりするような請求を受けることはないと思いますが、電気代は違います。

季節的には夏のエアコン使用量がすごいことになりますし、豪雪地帯や一日中気温がマイナスになる地域では、冬の電気代も暖房費としてかかるので、一年を通して一気に電気代が上がるということも考えられます。

そこで、ユーザー的には虫のいい話だとは思いつつ、かつて電話(携帯電話含む)のプランに上限のあるプランができたように、使った月と使わなかった月との差がつかない代わりに、ある程度の利用量については現在のように青天井の請求にならないようなプランが作れないものかと思ってしまうのです。

もちろん、電気代を安く済ますには、最初に書いた通りに自分で利用量をきちんと把握した上で、生活に不便(当然体調を崩さないという事もあります)を生まないくらいに節電を行なえれば良いのですが、世の中には頻繁に電力会社のホームページを見られないという方もいます。そうした人が月の生活費が限られているのであれば、一年通して極端に電気代が増えたり減ったりしないプランを作ってくれる電力会社ができないかなと思ってしまいます。