ホンダ N-VANは走るカプセルホテル?

新たなホンダの軽商用バンとして登場した「N-VAN」ですが、お値段はともかく個人的には同じホンダの「N-BOX+」よりも一人用の車中泊車としては実用的なのではないかと思います。というのも、「N-BOX+」のシートアレンジの一つに「ベッドモード」にすると2人が寝られるだけのスペースが作れるのですが、そうして寝る場合には前席と後席をまるまる使って190センチ超のスペースを作り出していて、便利な半面運転席のスペースを潰してしまうのがポイントです。例えば先日あったような大雨で急に川が氾濫するような危機的状況になった場合、車を出すためには「ベッドモード」を元に戻さないといけなくなります。元に戻すには時間がかかるだけでなく、パニックになってしまったら車を動かすことすら難しくなるかも知れません。

これは、限られた軽自動車の規格の中で空間を作り出している関係で、エンジンを後ろに置くことでボンネットの部分を極力短くし、その分で荷室の長さを確保しているスズキエブリィやダイハツハイゼットと違って、「後部座席」+「荷室」の長さがどうしても大人が手足を伸ばして寝るためには足りなくなってしまうのです。その分、「N-BOX+」や今回紹介する「N-VAN」もそうですが、フロントの長さを確保して、運転者の安全性やエンジンを前に置くことによってのメリットも有ります。

私自身、過去にはスズキのワゴンRに長いこと乗って車中泊の旅をしていましたが、同じスズキでもエブリィにしなかったのは、「後部座席」+「荷室」のスペースだけでは車内で手足を伸ばして寝ることは難しい空間であったものの、助手席を前に倒すことで長いスペースを作り出すことが可能で、これなら大人一人での車中泊なら十分に使えるものになったからです。この考えを押し進め、ある意味一人で出掛けるための車中泊車として仕上げてきたのが「N-VAN」ではないのかと思っています。

詳しくはホンダのホームページから「N-VAN」の概要を見ていただきたいのですが、ホームページで紹介されている標準のシートアレンジで何と常に助手席をフラットに畳んで後部座席および荷室まで凹凸なく一直線になっているスペースを出してきています。ホンダが考える商用バンとしての使い方というのは、荷物を運ぶ場合はほとんど一人乗車なので、常に助手席を倒しておいても何も問題がないと思ってのことでしょう。さらに「N-VAN」はピラーレスの構造になっているので、助手席を畳んだ状態で後方からだけでなく助手席側からも出入りや荷物の積み込みがしやすいようになっていて、自転車だけでなくバイクが一台積めるということも大きな話題になっています。

助手席はフラットになる他に運転席側からテーブルとして使えるモードも有り、フラットにする場合はホンダお得意のシートが下に沈み込むことで、車高に比べて車内の空間的に天井が高くなるという特徴もあります。これは、私が現在乗っているフィットで使われているアレンジと一緒で、必ずしもハイルーフでなくても多くの荷物が載せられたり、ネットを天井に設置すれば天井収納も活用できるような作りになっています。

この車で車中泊を考える時、ちょっと疲れたらすぐに寝られるように車の助手席側である左半分を寝床として空けておき、キャンプ用のマットでも十分ですが、さらに快適に寝られることを考えると、このサイズに合わせてふとん屋さんでふかふかの敷布団をオーダーメイドで作ってもらい、使わない時には荷室に収納できるようにしておけば、体調がすぐれずちょっと横になりたい時にはスペースに布団を敷けばすぐに休めます。この場合は、常に運転席以外の空間がフルフラットになっているだけなので、災害など緊急の場合でもすぐに運転席に移り車を発車することができます。

あとは、車で日本一周するような場合には圧倒的に荷物を車内のみに収納することは厳しくなるでしょうからルーフキャリアのような屋根の上に収納を新たに加えるとかも考えたり、オートキャンプ場で使えるようにサイドオーニングを付けるとか、用途に応じて自分好みの機能を付け加えるのも面白そうです。私自身はシートをフルフラットにして寝床を作り、残りの運転席後方のスペースに机を置いて、ノートパソコンが使えるようにすれば、まさに走るカプセルホテルとして使えるようになるので、それで十分かなと思っています。ただ、あくまでシングルユースのカプセルホテルになるので(^^;)、同乗者がいる場合にはちょっと厳しいかも知れません。


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熱中症の危険回避策として作業時間を早くできないか

西日本の豪雨の後始末の話題が連休中には一斉にニュースで報道されていました。個人的にはとても現地までお手伝いに行くことはできないのですが、この文章を書いている2018年7月現在、現地までの交通網が寸断されているということと、かなり遠いため強行軍で車で出掛けた場合、先日山陽道で起こってしまった事故(現地まで支援に出掛ける中で事故を起こして現地までの交通網が滞ってしまった)を自分が起こしてしまったらと思うと、なかなか思い切って行けないということがあります。

そして、ニュース報道の内容を見ていると、明らかに太陽が照りつける中で過酷な作業をすることが予想されるので、自分が行ってもし体調を崩してしまったら周辺の人にさらに迷惑を掛けるのではないかと思いました。もし今後私の居住する地域の近くで同じような作業ボランティアの募集があったら出向くことも考えたいですが、果たして炎天下の中、ヘルメットをし手袋を付けて、さらに防塵のためにマスクをしてまともに動けるのかどうかということも大きな問題になりそうなので、地道な体力作りをしてそうしたいざという時のボランティアができるようにということも今回の報道を見て考えてしまいました。ただ体力を十分に蓄えてから出掛けたとしても、果たして今のように炎天下の中で活動した場合に、熱中症の方は大丈夫なのかという疑問があることも確かです。

というのも、現在の日本の気候では朝の9時か10時にはもう気温は30℃を超えてしまっているので、朝8時に集合してそこから順次派遣するにしても、作業開始から30℃以上の気温の中で作業をしなければなりません。これでは、一日中通して作業をしていれば誰でも体力的にきついですし、水分補給のために水やスポーツドリンクを持ってきたとしてもガブガブ飲んでしまうと、とても足りなくなってしまいます。元より水分補給というのはのどが渇いていなくても定期的にするのが良いと言われているので、できれば暑いから飲むというよりも、のどが渇いていない状態で定期的に水分を補給できる環境が望ましいと思えます。

幸い、7月なら日の出も早いので、もし開始時間をかなりずらして作業をすることが可能なようなら、例えば作業を午前5時から開始し、気温が30℃を超える午前9時から10時には終了するかいったん休憩するような日程は組めないものかと思います。どうしても日中の作業が必要な場合には十分な休息を取ることを条件にして短時間の作業に限定し、夕方になって日中ほどの暑さがなくなってきた時に残ったところをまとめて作業するとかできないのかと思います。もっとも、作業する人が朝の5時からということになると、作業先への説明や作業場所に住んでいる人がいる場合など、詳しい説明や事前準備などでボランティアの方々を受け付けて派遣する側の作業が大幅に増えることが危惧されます。しかし、これだけ暑い日々の中で作業をすることを想定する際、最初に「一番暑い時間の作業は中止」というコンセプトで現地でのボランティア活動を考えるというのも、一つの方法ではないかと思うのですが。

思えば、今まで大きな地震というのはまだ春になっていないような時期に起こったことで、雨や雪が降る中での寒さ対策というのがその後の復旧に向かう中のボランティアの活動の中でも求められてきたと思います。今回は梅雨明け前後に大雨が降ったものの、まさか7月中に猛暑日が連続するような状況になるとは私も思いませんでした。

昨日までのニュースの中でも、自らボランティア活動を志願して出掛けても体調を現地で崩したり、最悪の場合には命にも関わるような事が起こりつつあります。今回のボランティア対応では無理かもしれませんが、現地に行って被災者を助けたいと思った人が命の危険にさらされるような状況にならないようなボランティアの活動計画を考える必要というものはあると思います。そんな選択肢の一つに早朝や夕方の作業というものも加えていただけると個人的にも参加しやすくなるかなと思うのですが。


象印ステンレスボトル SJ-JS10

前回の内容で予告通り、ネットで注目して翌日には自宅にやってきたのが1.03Lというちょっと中途半端な容量の象印のステンレスボトル「SJ-JS10-BA(ブラック)」です。

実際のところ、今使っている象印の旧モデル「SD10-XA」と比べると取っ手やストラップホールもないためかなり軽いものの、本体の太さは少し細いくらいで手の小さい人が片手で持つには苦労するサイズであることは確かだろうと思います。にも関わらず全長は旧モデルよりさらに長いのが特徴です。性能は保温6時間後82℃以上ということで、サーモスの山専ボトルやモンベルのステンレスサーモボトルのカタログ値よりも高い性能を持ってきながら実売の最安値で2,500円前後という価格ということで、個人的に注目していたのです。もしここまでの話で興味を持った方は実際にお店でその大きさを確認した方がいいと思います。

ともあれ、本体だけを裸で持ち歩くのは辛そうなので、ボトルを入れるカバーを探しに行ってきました。一番都合が良さそうだったのが、昔から100円ショップの定番商品だと思われる、1.5Lペットボトル用のソフトケースでした。このケースは今でもコンパクトキーボードの入れ物としても利用しているのですが、なかなか具合はいいです。

このように本体がすっぽりと入り、わずかではあると思うのですが保温保冷機能を向上させることにも期待が出てきます。もちろん、カバーを付けたまま中味を注ぐことができますので、安いものですがとりあえずこのカバーを使ってみることにしました。

私がこのボトルを持ち出すことを想定しているのは、バックパックのサイドポケットにカバーに入れた状態で入るかということでした。もちろん、使っているバックパックによってその機能には違いはあるものの、写真のように十分サイドポケットに入れて落とさずに運べることがわかりました。過酷な登山に向くかどうかはわかりませんが、ちょっとした山登りで中に熱々のお湯を入れていけば、カップヌードルなら最大3人分くらいは行けそうですし、2人ならカップヌードルにコーヒーをいただいてもこれ一本で十分になるでしょう。

あと、本体を手にして確認したいと思ったのですが付属カップの容量です。写真のようにねじ込むための線の手前まで入れると約150mlということで、いわゆるインスタントコーヒーをいただくには十分な容量です。ただ、ギリギリまで水を入れようとしても約180mlくらいまでしか入りませんので、200ml以上の容量を飲みたい場合は素直に別のカップを持って行くのがいいと思います。
今回はこれで、気軽に使える1リットルのボトルが2つ揃うことになりましたが、旧製品でも冷たい飲料や氷入りの飲料は十分に冷たさが持続しますので、旅先で水を切らしたらスーパーやコンビニで安い2リットルの冷やされた水を購入して移し換えれば、氷いらずで冷たさを持続させることができますので、ドライブ中の水分補給には十分です。

また、旅の出発時にあらかじめ中味を温めておいたこのボトルに熱湯を入れておけば早朝出発の時でもお昼には十分な熱さのお湯がいただけます。車中泊の旅を道の駅や高速道路のサービスエリアで行なうのが主という方にとって、現場でお湯を沸かさなくとも必要十分な熱さと量のお湯が火を使わないで手に入るためのグッズとしてはもっと注目されてもいい製品ではないかと思うのですが。

最後になりますが、この製品はスポーツドリンクのような酸のきつい飲料を入れ続けても中のフッ素コーティングがだめにならないように従来品の2倍のコーティングをしていることもあり、麦茶やお茶、コーヒーを直に入れて使われる方も少なくないと思いますが、水とお湯だけを入れて旧製品を使っている身からすると、旅先でも手入れはカップだけで良く、そのカップも抗菌加工が施されているということで、水やお湯をカップに移してお茶でもコーヒーでもジュースでもスープやみそ汁でも作る方が物として長持ちさせることができるということで、私は今後もこの使い方を崩すつもりはありません。車の旅では思わぬところで安全に飲めるおいしい水が汲める場所に行き付くこともあるので、汲んだ時と近い冷たさを大量にキープできる大きめのステンレスボトルを狙っている方にはなかなかいい製品ではないかと思います。色違いで赤もありますので、水とお湯でボトルを替えるというのも面白いのではないかと思います。


大は小を兼ねるという観点から選ぶ真空断熱ボトル

先日東京へ行った時、多くの外国人観光客の方々がいらっしゃいましたが、一人で4本も5本もペットボトルを買い込み、無造作にバッグに入れているような方をお見かけしました。今後の梅雨明けの状況からするとかなり日本国中が暑くなりそうなので、特に旅行先での十分な水分補給の必要性ということからするとその場その場でペットボトル飲料を買いたくなる気持ちもわかります。

しかし、ペットボトルは買った当初は冷えていますがだんだんと生ぬるくなり、長時間飲み掛けにしていると口から雑菌が増えてしまう可能性があります。これは、スポーツタイプのボトルの多くで採用している直接口を付けて飲むタイプのボトルも同じで、スポーツの試合中など短時間のうちに飲み切るような使い方であればいいのですが、旅行中の水分補給に使うには長時間になればなるほど雑菌を体に取り込んでしまって健康に悪い影響を与える可能性も無いとは言えません。

私自身のボトルの使い方は中に直接味の付いた飲み物を入れるのではなく、水やお湯を入れてカップに移して飲むためカップ付きのボトルを旅行には極力持って行くようにしています。今までは500mlと350mlというように用途に応じてボトルを複数持っていくという考え方だったのですが、これだと中味を飲みきった場合に空のボトル何本も持って行き、状況に応じてその組合せをどうするかというのが問題になっていました。今回東京駅の売店を見ていると、中心に揃っているのは500mlの商品であることは当り前ですが、そんな中にひっそりと1リットルの水も置かれているのを見て、今後はあえて1リットルサイズの真空断熱ボトルを一本持って行くのもいいのではないかと思い、このエントリーを立ち上げました。

実は、すでに私は過去にカップ付きの1リットルサイズの真空断熱ボトルを持っています。象印の「SD10-XA」というタイプのもので、取っ手が付いていて持ち運びやすく、重さやスリムさは最新モデルよりも劣りますが、外に持っていくには便利な一品です。ただ肝心の保温性能について1リットルの容量がある割には若干あのモンベルの「アルパインサーモボトル0.9リットル」に劣るというのが残念でありました。95℃の熱湯と、4℃の冷水を保温する能力はこんな風になっています。

・アルパインサーモボトル0.9L 保温6時間後81℃以上 保温24時間61℃以上

・象印 SD10-XA 1リットル  保温6時間後79℃以上 保温24時間54℃以上

ちなみに、現行の象印のカップ付きの真空断熱ボトル「SJ-TG10-AA」(取ってはないものの紐付きで軽くなっています)でもSD10-XAと同じカタログ値で、天下の象印が何をやっているんだと思ってしまう結果になっています。モンベルのアルパインサーモボトルは、モンベルのホームページを見るとどうやら在庫限りの売り止めになっているようで、新しいボトルが出るのか出ないのかわからないのが不安ですが、できれば0.9リットルでなく1リットルで保温能力が高くて安いボトルがないかと思ってネット上を探したところ、何と象印が昨年に出したカップ付きの別のボトルがありました。

それが「SJ-JS10」という持ち手もストラップホールもないスリム型(とは言ってもかなり太めのボトルです)の1.03リットルというちょっと1リットルより多い真空断熱ボトルで、スポーツドリンクを入れても大丈夫なように中のフッ素加工が2倍になっているせいなのか、保温・保冷性能がモンベルのアルパインサーモボトルより高いことがわかりました。保温6時間後82℃以上でアルパインサーモボトルをしのぎ、保冷機能は同等です。

ハードな使い方には向かないかも知れませんが、旅に持って行く場合には100円ショップなどでぴったりのケースやシリコン関連グッズでも探して、自分なりに仕上げればデイパックのサイドにも収まり、自宅から用意して行った水を飲み干しても出先で1リットルの水を買って補充すれば一人だけでなく家族での水分補給にも対応できるでしょう。ボトルの色は黒と赤の2種類あるので、家族で2本持って行って片方に冷水、もう一本に熱湯を入れて行き、出先でコーヒーやお茶、または外でフリーズドライのお味噌汁やカップ麺をいただくにも十分な保温能力と容量を誇ります。また、2本1リットルの真空断熱ボトルがあれば、車での旅などで荷物にならずにボトルを複数持って行けるなら、現在のペットボトルに入った水のコストは恐らく2リットルタイプのものが一番安いと思うので、キンキンに冷えた水をスーパーなどで購入すれば長いことその温度を維持することができます。

また、公共交通機関等を使っての旅でも1リットルタイプのものを家族で2本持って行けるようであれば、中味を全て飲み切ってもコンビニで2リットルのボトルを2本の真空断熱ボトルに移せば旅の途中の熱中症対策としても役立ちます。個人的にはボトルの中にスポーツドリンクを入れるよりも、水と塩飴やクエン酸が配合されたタブレットを併用した方がボトルの洗浄もカップのみで済みますし、スポーツドリンクにおける糖分のとりすぎもせーぶすることができるように思います。そんなわけで、手持ちの1リットル用の真空断熱ボトルを2本にすべく、つい「SJ-JS10」を新たに注文してしまいました(^^;)。実際に到着しましたら、ハード的な部分のレポートをしてみようと思っていますので、これから夏に向けて新しい真空断熱ボトルの購入を検討されている方がいましたらぜひこの続きをお読みいただければと思っています。


「やいづ黒潮温泉」の営業情報と温泉施設情報

以前このブログでお伝えした、静岡県焼津市に湧き出す「やいづ黒潮温泉」の原泉の一つが不具合を起こし、まだ回復していません。原泉の施設を直すのも難しいという話もあり、一つの方法として新たに温泉を掘るという案も出ているという、かなり深刻なトラブルであることが伺えるニュースが入っていました。つまり、現状でも復旧していないのですが、地元マスコミによる新たな施設営業情報が入ってきましたので、ここで紹介させていただきます。

今まで温泉の供給を中止してきた施設のうち、「なかむら館」で使っていて、今回被害を受けなかった小型の井戸による原泉から引き入れる形で温泉の営業をはじめているところがあります。具体的な施設は以下の通りです。

・湊のやど汀家 既に再開中

・エキチカ温泉くろしお(旧焼津駅前健康センター)既に再開中

・ホテルアンビア松風閣 7月9日から営業開始

・焼津グランドホテル 7月9日から営業開始

・やいづマリンパレス 7月11日から営業開始

なお、「かんぽの宿焼津」については、現在は焼津市の方で「やいづ黒潮温泉」と泉質の似た熱海温泉を運んできて使用しているそうですが、8月からは「やいづ黒潮温泉」に切り替える予定になっているそうです。なお、「サンライフ焼津」および「焼津駅南口足湯」は引き続き休止しています。

今後の状況については、新たに掘るのではなく不具合のある現施設を修理する方向で決まったという話で、原泉の管理をしている会社が修理のための部品調達に入っているとのことです。

なお、今後の状況については時間の経過とともに変わっていく可能性があります。また、小さな井戸から引き入れるということになると、以前とは各旅館での温泉の扱いが変わってくる可能性もあります。温泉自体の状況については焼津市のホームページへのリンクを貼っておきますが、実際に泊まりたい宿がある場合は、宿の方に現状を電話やメールでお聞きになった方が正確な情報を入手できると思います。ともあれ、夏休みを前にして全く温泉が利用できないという状況は避けられたようで、ほっとしています。

・焼津市のホームベージ

https://www.city.yaizu.lg.jp/index.html


考えてみると理不尽かも知れないスマホについての話

このブログを読んでいただいている方はそうではないと思いますが、ずっと前に契約した携帯電話からスマホへの移行へとともない、毎月の通信料をあまり意識しないでこんなものだろうと払っている方というのは、大手キャリアの意のままになっている可能性があります。

そんな方々にもいわゆる「格安SIM」のような情報が入り、単に通信料金を見て比較するのは良くないとは思うものの、今まで毎月支払っている通信料よりもかなり安くスマホが使えるなら乗り換えてみようと思う事もあるかも知れません。しかし、その前に高いハードルになるのが、いわゆる「2年縛り」という2年ごとに更改月というのを設けてそれ以外の月に解約し乗り換えようとしても(一般的なケースで説明します)、一律9500円という料金がかかり、さらに毎月の通信料金が日割りが効かない場合には月初に思い立ったとしてもその月分の費用がまるまるかかることで、窓口で説得されるなどして躊躇して異動できないというようなケースがあるのではないかと思われます。

この件については、政府の総務省からお達しがあったことで変わりつつあるのですが、先日NTTドコモ社長のインタビューの様子が新聞記事になっており、今年度中にドコモは他の2社の様子を見ながら変えていくという意向を語っていましたので、今回はその内容について紹介します。

まず、ドコモについて契約を解約して他の業者に移ろうと思った場合について、いわゆる2年縛りという状態で毎月の通信料が安くなる料金大系を持っているのですが、「2年」といっても24ヶ月目の最終日に解約をしても、ドコモが解約料がかからない「更新月」としているのが25ヶ月目と26ヶ月目の2ヶ月間となっているので、9500円の解約料を請求されてしまいます。

また、それを避けるために25ヶ月目の初日に解約をしたとしても、今度は毎月の通信料の日割りが効かないため、加入しているプランに応じるところがありますが、その月の分の通信料をまるまる払った上で解約ということになってしまいます。

こうした利用者の利便性を妨げ、大手キャリアが他の業者に異動させないかのような仕組みについて、ドコモの社長さんは今年度中に是正をするという風に答えています。具体的には、24ヶ月目の下旬から解約料がかからないようにするとか、異動に伴う解約の場合でも通信料金は日割りにして「使った分だけ請求する」ことについても検討する(決まったわけではないので、今後の展開を見て行く必要があります)という話が活字になっていました。

私自身はドコモに契約しているのは主に通話に使っている回線で、データ通信についてはMVNOに完全に移行しているので、当分はドコモとの契約を続けようと思っていますが、この期に及んで他社の動向を見ながらという言葉を使うというのは、競争相手が実質的にいないという事の弊害ではないかと思います。新たに携帯事業に参入する楽天が、こうした護送船団式横並びの料金大系を変えてくれることを願わずにいられません。

ドコモ社長のインタビューではもう一点興味深い内容が語られていました。今までは自社のドコモブランドの付いた端末のSIMロック解除をするには、端末を契約した本人が持ち込まないとできなかったのが、今後は中古端末をそのまま持ち込んでもSIMロック解除に応じるという方向性を示唆しました。

それが普通に行なわれるようになると、中古端末を仕入れて販売する中古端末の販売業者がまとめてドコモに持ち込んでSIMロックを解除し、他の通信業者のSIMが使えるようになった状態の中古スマホを直接販売できる可能性が出てきたということになります。今でも海外製・国内製に関わらずSIMフリー端末を入手すればマルチキャリアで使えたわけですが、今後はさらに多くの端末が買ってそのままでマルチキャリア端末として使えるようになり、中古市場のニーズも変化してくることが予想されます。

しかし、元々携帯キャリアが端末を販売しないで、メーカーが家電量販店で端末を販売していればこんな面倒な事にはなっていないでしょう。自動車と同じで常に新車に乗りたい人はスマホを下取りに出したり、リースにして新品を使うという方法もあるでしょうし、安いものをという方にはスタンダードタイプのシンプルスマホの新品を購入するとか、中古のスマホで不人気機種を探すとか、そのまんまお買得な中古車物件を探すというような形でも対応は可能でした。

私自身は新型が好きな人が一応使ってみてやめたような端末が安く購入できるなら、それでも十分だと思っていますので、早くそのような時代が来てくれることを祈っています。


新幹線でワインをいただく愉しみ

東京での用事を済ませた後、別にどこへと行くこともなく東京駅周辺に戻ってきてしまいました。地下鉄丸ノ内線の東京駅で降り、地下をJR東京駅方面に歩く中でたどり着いたのは東京駅の地下街ではなく、東京駅お隣の郵便局にある多目的ビル「KITTE」でした。

このビルは、かつての郵便局の外観を残しつつも中は様々なお店の入ったテナントビルになっています。レストランやカフェもありましたが、何しろ用事の中で先方が用意してくれた昼食が結構豪華で食べ過ぎてしまったので、この都会の中で涼みたいと思ってきました。

ビルの中のエアコンが良く効いた場所に設置してある椅子ありのスペースは、おしなべてサラリーマン風の男性に占拠されていました。そこで彼らが何をやっていたかと言うと、スマホでゲームをやっているというのですから、さすがに同じ空間にいたくないと思い、エスカレーターの案内板に惹かれ6階の「屋上庭園」というところに行ってみることにしました。

このスペースは旧郵便局の屋上に緑豊かなスペースを設け、さらに東京駅や丸の内のビルの様子や、東京駅を出ていく新幹線などの列車も見られる公共のスペースです。当時は夕方近くになっていたためか高いビルの影になっているからなのか直接日光は当たらず、ビルを通って来る風がかなり気持ち良かったので、かなりの長い時間をこのスペースでのんびりしていました。

行ったのが平日であったこともあるのか、観光客というよりも散歩に来たお子さんとお母さんというグループが目に付いたという感じで、ここが本当に東京の都心なのかと思ってしまったくらいのんびりさせていただきました。屋根がないので雨の時には無理ですが、晴れていればちょっとした休憩スペースになるこのKITTEの屋上庭園は、また機会があれば使わせていただきたいと思った場所です。

その後、東京駅を丸の内口の方から入り、丸の内方面の古い駅舎の様子を拝見しながら、連絡通路を通って八重洲口の方にやってきました。ぷらっとこだまエコノミープランでは改札から直接新幹線に乗ることができる改札が八重洲口の方にあるのでそこを利用するのですが、その前に購入したのが念願だった新幹線で売っているワインの購入でした。

以前に紹介した通り、ぷらっとこだまエコノミープランに付いてくるドリンク券では日本酒と交換することはできないものの、ビール・酎ハイ・第三のビールのようなアルコール類でもそのまま引き換えることができます。その中で唯一特殊なのが、赤と白がそろったミニボトルのオーストラリア産ワイン「ストーンサークルクラシック」で(2018年現在、187mlのクォーターサイズ)、引き換え対象の売店でクーポン券に加えて170円を出すとこのワインがいただけます。ちなみに、お店やこだま以外の新幹線の車内販売での価格は490円なので、このドリンククーポンは最大320円だということがわかります。今回は白の方を購入しました。

さすがにワインだけというのはきついので、軽いつまみとして八重洲ブックセンター隣りにあるローソンでつまみとしてポテトチップを購入してきました。駅構内のお店で買っても良かったのですが、駅周辺のコンビニでは扱っている品物も多く税抜き100円の柿の種も売られていました。個人的には東京駅発着の深夜バスを使う時にこの八重洲口からすぐのところにあるコンビニは重宝したのですが、今回もついつい使ってしまいました。

帰りの新幹線に乗り込んで早速いただきましたが、甘みはそこまで強くなくすっきりとしていて、万人に愛される味のように思います。私もこの味が嫌いではないのでぐいぐい行けてしまい、東京を出発して小田原の手前でもう空けてしまいました(^^;)。なかなか列車に乗りながらワインをいただくということもありませんが、今回ぷらっとこだまエコノミープランとの組み合わせで、安くワインが楽しめるなら、今後も利用してみようかなとも思えます。

帰りはまだ自宅までのバスがある時刻に到着したので、車やバイク、自転車に乗ることもなく、安心してドリンククーポンとの引き換えでお酒を飲めましたが、車やバイク・自転車で出てきてしまった場合は、ボトルを買っても車内で飲まず、自宅に帰ってから楽しみましょう。

今回の東京までの「ぷらっとこだまエコノミープラン」での旅は、新幹線こだま自体に車内販売がなかったり各駅停車であることとともに、こだまやのぞみに抜かれるために5分程度ではありますが途中駅に停車する時間が長いなどディメリットもありますが、そんなディメリットを払拭するだけのお得さと、N700系の列車の窓側を指定できれば、行き帰りのパソコンによる作業も可能と、時間を大変有効に使うことができて満足しています。次はぜひ、東京ではなく京都や大阪への観光にも利用してみようかなとも思えた今回の旅でした。


ぷらっとこだまはN700系を選んで出掛けよう

用事で東京に日帰りで行ってきました。いつもは徹底的に運賃をけちるのですが(^^;)、今回は久し振りに新幹線で往復することにしました。その際、利用したのが乗車券ではなく出発駅から到着駅までの新幹線「こだま」指定券と指定のお店で購入できる1ドリンクがセットになった「ぷらっとこだまエコノミープラン」を利用しました。

当日は出発時間より1時間くらい早めに駅に到着し、改札を通ってから新幹線用の待合室に入ります。一部の席はコンセントが付いていてパソコンを立ち上げ、さらに無料で使えるWi-Fiサービスも使えるようになっているので、早速パソコンをネットに繋げて本日の情報収集を行ないました。この待合室のフロアにあるキヨスクでドリンク券と交換できるのですが、車内で冷たいものをいただきたいため、ぎりぎりまで待合室で過ごそうという魂胆です。

ちなみに、新幹線の中では「こだま」は全日車内販売がないため、ドリンククーポンを使う場合には事前に引き換えた上で乗車することになります。ですから、そのサービスを受けるためには時間に余裕を持って利用されることをおすすめします(クーポン自体の有効期限は1ヶ月あります)。

今回乗車をする新幹線を選ぶ際に気にしたことは型式が「N700系」のものかどうかということがあります。この「N700系」かどうかというのは、インターネットでJR東海ツアーズのホームページにある「ぷらっとこだまエコノミープラン」のページまで接続すると、新幹線の時刻表が示されているページに記載があります。私は行きも帰りも「N700系」で、指定席を取ったのが窓側にしました。なぜかというと、車内でパソコンを使うためには「N700系」の場合窓側にコンセントが設置されているということがあるので、待合室と同じようにバッテリーの減りを考えずにパソコンを使い続けることができます。

実は過去に同じ「N700系」の新幹線に乗ったのにも関わらず、トイレに立ったりする時にすぐに行けるからと通路側の席を取ってしまい、コンセントが有るのを確認して結局使えなかったという情けない体験があるからなのです。私が利用した静岡~東京間は約1時間30分なので、ちょっとしたものなら十分書いたりできます。

ちなみに、コンセントの位置は床下の一番下のところにあるので、やはり窓側に座っていないとコンセントを利用することはほぼ不可能といってもいいでしょう。そして、床からテーブルのところまで線を繋がなければなりませんので、パソコンに付属するACアダプターでは問題にならないかと思いますが、USB出力のアダプターと汎用の充電ケーブルをつなぐ場合、使いながら利用することを考えると充電ケーブルのコードの長さは十分に余裕を持って選ばれるのがいいでしょう。

しかし、改めて新幹線のテーブルにパソコンを置き、さらに小型マウスも置いた上、クーポン券でもらったドリンクを置いてもじゃまにならずに作業できるというのは、まさにこのキングジム・ポータブックならではの状況だと言えましょう。もしかして、新幹線の普通席で使うことを考えてこの大きさにしたのかも知れないと思ってしまうほど、車内では利用しやすいセッティングが作れました。

新幹線の車内では残念ながら無料Wi-Fiはないようですが、携帯電話会社が提供するWi-Fiや有料のWi-Fiサービスが利用できるようです。ただ、常時接続でなければ情報をダウンロードしたり発信したりする際にテザリングを使ってもいいですし、テキストエディターを開いて文章を書くだけならインターネットは必要ありません。こだまのダイヤは出発したと思ったらすぐ次の駅に着き、さらに駅でひかりやのぞみに抜かれるため長時間の停車も多いですが、そんな時にも座座上でブログを書いていられると、むしろそうして伸びる時間が有難いような気になってくるから不思議です。

ゆったりくつろぎたい場合はグリーン車の方を利用すべきだとは思いますが、静岡~東京間くらいなら私の感覚では何とか乗っていられます。京都や新大阪あたりまで乗るなら、グリーンを使うという選択もありだと思いますが、特に静岡~京都あたりでは日帰りではなく一泊のプランで往復ぷらっとこだまで一人2万円を切るコースもあります(ホテルは複数人で一部屋)。そう考えると、基本このプランで不満があればその部分を改善するような感じで考えればいいでしょう。


公営のままがいいか民営化がいいのか

このブログで何回もお伝えしている静岡県の清水港から西伊豆の土肥港を結ぶ「駿河湾フェリー」の運行について、現在運行している会社が2019年3月で航路を廃止すると発表したことで、静岡県がフェリーの存続を見据えたプロジェクトチームを作り、今後どうするのか考えているということで、その状況を地方ニュースが入るたびにここでも紹介しています。

先日は、伊豆の観光関係者の方々が存続を県に陳情していることがニュースになっていましたが、何らかの対策をしない限り、航路自体は赤字体質を逃れることはできないので、静岡県の判断になりますが、そのまま廃止ということも十分考えられます。

普通に考えると、採算が取れないなら赤字を垂れ流すよりもすっぱりやめるのが筋だということになるかも知れませんが、その考えを貫き通すと過疎化が進む地方の村や町の中には自身で住民サービスをやりくりできないところもあります。私はそのような地域に住んではいませんが、観光という名目で訪れることもありますが、世の中が都会だけになったら田舎らしく作ったリゾートが残るだけになってしまいかねません。

今後、そうした土地で生活している人たちをどうするのか、政策次第で変わることになるでしょうが、あえて赤字路線でも交通手段を残すことの意味というものもあるということで、私の住む静岡市のケースを今回紹介させていただきたいと思います。

私は実際に乗る機会がなかったのですが、かつてJRが国鉄と呼ばれた時代に、全国で一番短い路線が静岡市にありました。鉄道に詳しい方はご存知でしょうが、1984年に廃止された清水駅と三保駅を結ぶ「清水港線」です。

この路線は距離が短いだけでなく、私が知った時には一日一往復しかしないダイヤになっていたので、よほど鉄道が好きでなければ乗りませんで、結局当時は何の感慨もなく廃線になったニュースにも無関心でした。元々は三保方面にある工場まで行く貨物支線として始まり、荷物の輸送が鉄道からトラックに変わる中でその役目を終えたと見られて廃止になったわけです。

しかし、1984年で廃止されずに地方の足として赤字覚悟で残していたら、また変わった運命を清水港線はたどったかも知れません。その9年後にサッカーJリーグが発足し、初年度からご当地の「清水エスパルス」がJリーグ最初の10チームの中に入りました。現在の清水エスパルスのホームスタジアムは、清水港線の廃線跡から歩いてもそれほどかからない所にあります。今までもそしてこれからも、全国からエスパルスとの対戦チームのサポーターがやってくるのですが、現在のように渋滞が起こったら帰りの時間が読めないシャトルバスでの移動よりも、試合の時には臨時便を出したりしてスタジアムにいる人の多くを時間通りに運ぶことができる鉄道の方が好まれるに決まっています。

さらに、2013年には富士山が世界文化遺産登録された際に、富士山から遠く離れていながらも美術作品などで富士山とセットで紹介されることが多く、その眺望も素晴らしいということで三保の松原が世界文化遺産に選ばれることになりました。そのため、今までとは比べものにならないくらいの観光客が訪れることになったのですが、今までは松の群生するすぐそばまで観光バスで行けていたのが、あまりにも多くの人が来ることによって松の生育に影響を与えるということで、観光バスの駐車場から三保の松原までかなり歩くことになってしまいました。

もし清水港線がエスパルス人気のお陰で存続していたとしたら、今も公園として残る旧三保駅からなら観光バスの駐車場より少し遠いものの、十分歩いて駅から三保の松原に行けるので、エスパルスの試合がない日でも週末を中心に観光客が安定して訪れる場所になっていたかも知れません。基本的なことですが、常に鉄道の路線として駅から歩いて行ける名所があれば、その観光地が知られていればなおさら、「静岡まで来たからついでに行ってみよう」と思う人も増えることが考えられます。特に三保の松原は世界文化遺産登録前から知られていた名所でしたから、なぜ観光路線として残すことができなかったのかとも思えます。

同時に、儲かるのは観光業者だけで鉄道会社は赤字を埋めるだけということになるとそれはそれで問題です。ちなみに、同じ日に廃線となった路線を第三セクターという形で路線を維持したのが岩手三陸鉄道の南リアス線と北リアス線になり、これも長い間赤字路線として苦労して維持されていましたが、NHKの朝ドラ「あまちゃん」の効果で多くの人が訪れるようになったのは皆さんご存知の通りです。

個人的には「駿河湾フェリー」は「清水港線」と同じ道を辿るようだと、もし浜岡原発で深刻な事故が起こった場合、住民を逃がすルートの一つが失なわれるという点もあるので、個人的には静岡県や私たち周辺住民の力も加えながら存続への道を探って欲しいものですが、なかなか背に腹は代えられないというのも事実です。改めてどんな結果が出てくるのかを今後も注目していきたいと思っています。


車内から脱出するために必要なもの

西日本を中心にした大雨による被害状況についての映像を見ていると、多くの車が水没してしまったことがわかりました。また、急に水が増えてそれまで普通に走れていた車が流されてしまっている映像を見て、特に日没後の状況では車を使って逃げるということはたとえ周辺の地理を知っていたとしても、何が起こっているかがわからないので車での避難は難しいのではないかという思いを強く持ちました。

また、岡山県や広島県では山が崩れて土砂に埋まったような状態の映像が見られましたが、たとえ車の側面の半分以下の土砂であっても中からドアを開けて外に出ることは難しくなると思われます。そんな時に役に立つのが先の尖った形の車のサイドガラスを割ることのできる緊急脱出用ハンマーの存在です。

ご自身の乗られている車に愛着を持っている方だと、自分の力でドアが開けられるならできるだけ車を壊したくないと思う方もいるかも知れません。しかし、容易にドアが開けられないくらい冠水した水で水没してしまった場合や、土砂に埋もれてしまった場合、もはやその事自体で車の機能(主に電気系統)は使えなくなり、普通は保険を使って全損扱いになってしまう状況にあります。雨が降り続いていたり、さらなる土砂災害の恐れがあるような場合は車の窓を割るか割らないか悩んでいる前に行動を起こさないと、運が悪ければさらに車の周りに水や土砂が流れてきて脱出にさらなる困難が起こる可能性があります。

脱出用のハンマーがない場合、かなりの力のある人がガラスを叩いても、ヒビは入るかも知れませんがなかなかガラスを割って脱出することは難しくなります。緊急脱出用のハンマーは先が尖っていることで少ない力でも一点に集中させることができるという特徴を持っています。

現状で私の車は普通車であるものの、後ろに人を乗せるということはあまりないので、前方ドアのサイドポケットに一つずつ入れています。こんな事を書いていてもまだこのハンマーを使ったことがないので説得力がないかも知れませんが、もし同乗者がいた場合は一人一つハンマーを持って叩き割ることができるので、どちらかが先に破ればそこから二人逃げてもいいですし、二人同時にやれば心理的にもパニックになることか少なくなるのではないかと思った上で用意をしています。

そんな私のように考えた人がいたのか、ネットショップの中では緊急脱出用ハンマーを2個セットで販売しているところがあります。実際にカーショップだったり100円ショップでも売っているところがあるのでネットで購入することが全てではありませんが、こうした「いざという時に役立つ」物というのは買おうと思った時に買って車に載せておかないと、本当に必要な時には間に合わない場合があります。本来は車を購入した際の標準装備として用意されるべきものではないかという感じもするのですが、まだ持っていないという方は真剣に購入を考えておくべき品ではないかと思います。