月別アーカイブ: 2017年1月

京セラTORQUE SKT01 その9 ネット接続のいらないアプリを導入する

前回書き忘れましたが、スマホと登山用腕時計PROTREKを合わせてもないセンサーが「湿度計」です。ただ、湿度計についてはデジタル・アナログ問わず様々な種類の製品が出ていますので、どうしても湿度を計る必要がある場合には購入を検討するといいと思います。

さて、その上で、TORQUE SKT01に導入するアプリについて考えてみましょう。私の場合は通話にしか使えないドコモ契約で無料通話のある3GプランのSIMカードを入れていますので、まずは通話用のアプリについてです。山登りをされる方はそもそもSIMを入れないで運用する方法について説明しているページもありますが、私の場合はそこまではしないので、中途半端に思える方も多いかと思いますがその点はご了承下さい。

・g電話帳

このアプリは標準の電話アプリの拡張版とでも言うもので、googleのアドレス帳に入れた住所録をそのまま使えます。プレフィックス発信の設定もこのアプリでできるので、MVNOの提供する5分定額のサービスもこのアプリから利用することもできますが、これについては利用していません。私がこのアプリで一つ、スマホで電話を使うための必須の機能として使っているのは、「設定」「その他の設定」と進むと出てくる「発信確認」です。

ガラケーだった人がスマホになってよくやる失敗の一つとして、電話帳アプリから番号を選んだだけで発信されてしまい、その時点で発信する気がなくてもそのまま発信されてしまい、相手の電話に発信履歴が残って「何事か?」と思わせてしまうことです。特に深夜にそういった事をしてしまうと、身内に不幸でもあったのではないかと逆に心配されてしまうかも知れません。こうした悲劇を防ぐためにも、アプリを導入したら必ず「発信確認」の部分をチェックしておきましょう。

そうすると、普通に発信してしまう前に「本当に発信しますか?」というダイヤログをアプリが出してくれ、そこで「OK」をタップしなければ発信されません。電話する気がない場合は「キャンセル」を押せばいいのです。電話帳から電話を掛ける場合には極力「g電話帳」を使うようにしておけば、いつの間にか相手につながるような事も起こりにくくなると思います。

・GPSの状態

このアプリ一つで、TORQUE SKT01が電子コンパス(水準器付)になり、GPSをつかみさえすれば今自分のいる位置が経緯度で表示され、標高やGPSから送られてくる時間までわかります。しかもインターネットに接続する必要はありません。山登りをしない人でもこのアプリだけは入れておくべきだと私は思います。

・TeslaLED

カメラ撮影用のライトをアプリにより付けたり消したりできるアプリです。私はファンクションキーにこのアプリを割り当て、画面タップで懐中電灯として使っています。

・潮汐ナビFREE

フリーの潮汐を計算するアプリは多くありますが、このアプリはGPSを利用して現在地から近い港を複数選べるようになっているので、ちょっと便利かなと思い入れてあります。ただ、他のアプリもありますので、よくこの手のアプリを使われる方は、複数のアプリの使い勝手を試しながら利用するアプリを決めるのがいいと思います。

・TCスマホナビ

これは厳密に言うとネット接続が必要になる場合もある車および徒歩でのナビを行なうアプリですが、テザリングをしたり、公衆Wi-Fiのネットを使える時にはできる限り地図をダウンロードしてオフラインでも使える範囲を増やしておいていざという時のために備えています。

あと、地味に痛いのが、TORQUE SKT01はSIMフリーのスマホであるため、NTTが緊急の際に送信している防災用の緊急メールが受信できないことです。さらに通話専用のSIMを入れていると「Yahoo!防災情報」のようなアプリも利用できないので、将来的には先日無料通話を5分まで定額としていたのを10分間まで定額に変えたOCN モバイル ONEあたりをにらみながらデータ通信も使えるSIMを入れられればかなり便利になるのではないかと思いますが、無料通話分のあるドコモの3G契約はとりあえず3G停波まで使い続けようと思っているので、悩むところもあります。

※京セラTORQUE SKT01について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 ずっと見送りつつも購入したわけ
その2 充電台の自作
その3 ファーストインプレッション
その4 文字入力アプリは「Graffiti Pro」で決まり?
その5 本体に導入したアプリ
その6 格安グッズでカーオーディオにも
その7 本体をガラホのように使う
その8 各種センサーの不足分は代替品で補う
その9 ネット接続のいらないアプリを導入する


京セラTORQUE SKT01 その8 各種センサーの不足分は代替品で補う

TORQUE SKT01には様々なセンサーが付いているように思えますが、実際のところ普通のスマホと同じくらいのセンサーしか付いていません。この点は私が目標とするガラホTORQUE X01と比べると残念な点です。

アプリ「GPSの状態」には様々な機能があり、「メニュー」の中の設定から「センサー」を見ると、何のセンサーが付いているかいないのか確認することができます。多くのセンサーの中で見てみると、「温度計」「気圧計」「湿度計」が付いていないので、それらに関するアプリを入れても測定されません。X01にはこうしたセンサーが付いているので、この差を埋めることはできませんが、無いものはしょうがないし、どうしても使いたければ代替品で何とかするしかありません。

スマホ以上に小型でさまざまなセンサーを内蔵したグッズとして思い付くものに、登山用として作られた腕時計、カシオのPROTREKシリーズが有ります。基本的には時間を見るものではあるのですが、私の持っているトリプルセンサー搭載のPRG-270-1AJFは電波時計でないので割安に購入でき、タフソーラーという蛍光灯の光でも充電できるタイプの太陽電池搭載のモデルなので、一緒に持ち運ぶことで十分代替になります。時刻を手動で合わせるのに手間はかかるものの、TORQUE SKT01には付いていないセンサーのうち、「温度計」と「気圧計」が付いています。高度表示もできますが、これは気圧の変化から数字を読み取るので、この点についてはTORQUE SKT01からGPSをとらえてその場の海抜を測定した方が多少時間はかかりますが正確な値を得られます。ですから、TORQUE SKT01で基準値の標高をはかって合わせることで、PRG-270-1AJFを使って一発でだいたいの標高を表示させることもできます。

今回いろいろ考えていく中で、普段持ちのバッグに付けて持ち歩くことで邪魔にもならず目立ちもせず、必要な時に使えるグッズとしてPRG-270-1AJFを生かすことができるようになって個人的にも満足しています。というのも、PRG-270-1AJFに付いているセンサーの一つに「温度計」がありますが、この時計を手に付けていると手の温かみで気温との誤差が出てしまうので、できるだけ触れない状態で温度を計ることもこれでできるようになります。

PRG-270-1AJFは液晶が黒い中に文字が浮き出る形になっているのが特徴で、その黒さが黒いバッグには映えていい感じではありますが、もう少し表示を見やすくという場合には通常の液晶表示のPRG-270-6AJFの方を購入した方がいいかも知れません。どちらにしてもタフソーラーて電池交換もいりませんので、一度購入すればTORQUE X01よりも長持ちするかも知れませんので、普通のスマホと併用する形で持っても面白いと思います。

※京セラTORQUE SKT01について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 ずっと見送りつつも購入したわけ
その2 充電台の自作
その3 ファーストインプレッション
その4 文字入力アプリは「Graffiti Pro」で決まり?
その5 本体に導入したアプリ
その6 格安グッズでカーオーディオにも
その7 本体をガラホのように使う
その8 各種センサーの不足分は代替品で補う
その9 ネット接続のいらないアプリを導入する


京セラTORQUE SKT01 その7 本体をガラホのように使う

auから6年振りにタフネスケータイタイプのガラホTORQUE X01が発表されたのは先日子のブログで紹介した通りです。すでに長くauのガラケーを使っている方にとってはすぐにでも機種変更をしたいという人も多いようです。私はというと、残念ながら前年にauのガラケーからドコモのガラホに機種変更してしまったので、しばらくはメインの番号の通話SIMを新しいタフネスガラホにすることができません(;_;)。ただ、ドコモのガラホはMVNOのSIMに簡単に入れ替えて使えるのに対し、auの場合は発売されてみないと今出ているMVNOの通話SIMやデータ通信用SIMが使えるかどうかはわからないところがあり、その点は勝っているかなと思ってはいるのですが。

そういう微妙な点もあるので、今後X01が白ロムで売られたとしてMVNOの提供するSIMで使えるか使えないかというのが今後私が手に入れるための条件になりそうです。ただ、この話をここで終わらせてしまうには大変に悔しいので(^^;)、今あるハードの中で一番ヘビーに使える同じ京セラのタフネススマホSKT-01に通話専用のSIMを入れて外でもガラホのように使えるようにしようではないかというのを今回の目的にしました。

SKT-01は一応SIMフリーのスマホですので、Wi-Fiでのネット接続が可能です。また、テザリングの親機としてもWi-Fi、Bluetoothが利用可能です。ただ、別の機器を親にしてテザリング子機としてBluetoothを利用することはできないようです。

次にボタン類は全て手袋をしても操作できるように独立して作られていて、画面下に「戻るボタン」「ホームボタン」「メニューボタン」があります。右サイドには「カメラボタン」左サイドには「ボリュームボタン」および好きな機能を割り当てられる「ダイレクトボタン」があります。また上部には押すと画面を付けることのできる「電源ボタン」と通話中に押すと本体に2つ付いている大型スピーカーから相手の声を聞きながら話すことができる「ハンズフリーボタン」があります。

防水防塵はキャップで保護するタイプなのでより高度な耐久性能を有します。タフネスさでもTORQUEの名が付いたものだけあって防水防塵に加え、耐衝撃・耐振動・耐日射・防湿・温度耐久・低圧対応・塩水耐久の機能も合わせ持っています。この点では2つ折りのタイプよりスマホタイプの方が強い気もします。ちなみに、画面を守るために私はガラスフィルムを貼っています。

現状でドコモの無料通話分のある3G通話専用のSIMを入れて使うことにしたのですが、これをX01に近づけるためには様々なアプリの導入で何とかなる点も、アプリではどうにもならない点も考えながらダメな点は諦めるか代替品を使うかを決める事が必要かと思います。それでも、普通のスマホということでGoogle Playが使えるというメリットもありますので、基本的に通話専用SIMだけ入れてもいざという時に数々の機能を使えるようにこれから仕上げて行こうと思っています。

SKT-01は過去にかなりディスカウントされて売られていた機種であり、とりあえず購入したという方もいるかも知れませんので、このスマホを災害時に最悪通話も使えなくなったとしてもGPS+αで使える機能を増やしていこうとするのが今回の試みになりますので、これからは主に災害時で電話としても使えないような状況でも利用可能なものにできるだけ近づけて行きたいと思っています。

※京セラTORQUE SKT01について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 ずっと見送りつつも購入したわけ
その2 充電台の自作
その3 ファーストインプレッション
その4 文字入力アプリは「Graffiti Pro」で決まり?
その5 本体に導入したアプリ
その6 格安グッズでカーオーディオにも
その7 本体をガラホのように使う
その8 各種センサーの不足分は代替品で補う
その9 ネット接続のいらないアプリを導入する


お気に入りの腕時計は新規購入かオーバーホールか

先日紹介したスマホ用のアプリを使い、たとえ携帯電話の電波が止まっていてもGPSからの信号を受信してより正確な時刻を合わせられるようになったので、オフタイムのお出掛けに便利そうなクオーツ時計を物色することにしました。

一口に腕時計と言っても個人の好みでおすすめの機種が変わってくると思います。私が旅行の時に欲しいと思うものは、ミリタリー的なナイロンバンドが似合う、とにかく付けていても重さを感じない軽いもので、ライトの付くデジタルよりも、夜光塗料が付いて車がトンネルに入った時でも自ら光ってはっきりと時間がわかるアナログのアウトドア系のものということになるでしょうか。

GPS受信や電波時計でなくても良く、ただメンテナンスの手間は掛かりそうにないソーラー充電のあるもので探していくと、2016年10月にごくわずかの数が限定で出たアウトドアメーカー「mont-bell」とCITIZENのコラボモデルに行き付きました。CITIZENのソーラ充電技術「エコドライブ」を使ったプロマスターというブランドにmont-bellの名前を刻印したモデルで、以下の型番があります。

・BN0111-54E(金属ベルト、文字盤ブラック)
・BN0111-11E(ナイロンベルト、文字盤ブラック)
・BN0111-20L(ナイロンベルト、文字盤ネイビーブルー)
・BN0111-38Y(ナイロンベルト、文字盤サンドベージュ)

どのモデルも500本限定と出荷数が少ないので手に入るかはわかりませんが、30気圧防水で裏のケースに継ぎ目がなく、チタン製で前面のガラスはサファイヤガラスとアウトドア用の時計としての基本性能はしっかりしています。さらに電波時計でないため定価も3万から4万というリーズナブルな価格になっています。

個人的にはBN0111-11Eあたりが好みなのですが、この文章を書いている時点でのAmazonの在庫はありませんでした。ただ、この時計を見て以前に買った時計がこれと同じようなものであったことを思い出し、引っ張り出してきました。

この腕時計は今から20年以上前に購入したPMU56-2481という型番の、メンズサイズより小さいボーイズサイズのものです。こちらの方はmont-bellコラボモデルとは違って防水は20気圧ですが、見てくれはかえってこちらの方がいいくらいでした。

ただ、改めて太陽に当てても正確な時刻を刻めず、さらにすぐ電池が切れてしまいます。ここであきらめて新品に手を出すか、この時計を修理に出して修理自体が可能かどうかを調べてもらうのも一つの方法かなと考えました。

いろいろ考えた結果、とにかくこのボーイズサイズという小さなサイズ自体が今は購入できないということで、ダメ元でCITIZENのホームページのアフターサービスのサイトにアクセスし、型番を知らせ修理ができるのか聞いてみることにしました。

すでに製造から20年以上経っているので、中の部品が壊れていたら代替部品がなければ修理不可能になると言われましたが、部品の破損はなかったので部品の洗浄及び潤滑油の交換で正しい時刻を刻むようになるとの回答がありました。びっくりしたのは20年以上経っていてもソーラー発電で充電する充電池の性能は基準の値を保っていたということです。ただ、念のためということで充電池は交換してもらいましたが、一つだけ注意点があると言われました。

この製品は裏蓋に継ぎ目のない特殊な形状をしているので、中を開けてまた閉めることによってそれまであった防水機能がない普通のクオーツ時計になってしまうとのことでした。それでも、これだけ長く一つの時計を使うことができるのならばその方が嬉しかったですし、そのままオーバーホールを依頼することにしたのです。ちなみにオーバーホールの料金は9,000円(税別・送料別)でした。

そうして2週間くらいかかって手元に戻ってきたのですが、今も上の写真の時計をはめながらパソコンのキーボードを使っていて、ほとんど付けている感覚がない程の軽さに満足度は大きいです。さらに文字盤の表示も古さというものを全く感じることなく使えますし、まだまだオーバーホールしながら使っていこうと思うほどです。メーカーからは大体5年に一回は点検をした方がいいと言われましたが、バンドはナイロンなので安いものを交換していけますし、電池も新しく夜光塗料は今でも十分暗闇で光るこの製品は、うまく使っていれば一生モノになってくれそうなので、これからも旅行の時には付けて行って、大事に使おうと思っています。


高齢者が免許証を返納した後の環境は整っているか

相変わらずというか、自動車の運転免許について、本人が自主的に返納するまでそのままにしていていいのか数々の高齢者が運転して起こる事故のニュースとからめて議論になっています。将来的には誰でも起こりうる問題なので、いつまで自分で運転する車に乗ることができるのか、それとも自動運転が進化してほとんど機械による自動運転ができるような車なら後期高齢者でも運転できるようになるのか、そんなところも気になります。

ただ現実的な話をすると、今私たちが生活している公共交通機関がどのくらい整備されているか、バリアフリーに関する考え方はきちんと浸透しているのかによっても違ってきます。自宅まで帰る場合に最終の電車やバスは何時まであるのかということから、実際に乗車していてスムーズに乗り降りができて、時刻通りにやってくるのかどうか(特にバス路線で)など、今までほとんどの所へ自家用車で出掛けていた人たちが毎日利用するにあたってストレスの種にならないのかなど、継続して公共交通機関を使ってみないとはっきりとした結論は出てこないのではないかと思うわけです。

そんな中、たまたま先日平日の日中に私の住む市内を循環するバス路線を利用したのですが、そこでちょっと気になるケースに遭遇しました。私の住む地域で運行しているバスはバリアフリーをうたっていて、乗降口が地面と同じ高さまで下がるのでベビーカーや車椅子に乗った人の乗り降りについて車を押すだけでできるようになっています。

その日は、先にベビーカーに赤ちゃんを載せている人が乗っていて、降りる際にはスムーズに降りて行ったのですが、その後、一人で乗ってきた車椅子の男性がいました。その人は介助者は付かずに自分一人でバスに乗ろうとしたのですが、電動でない自分で車輪を回すタイプの車椅子だったため、自分一人の力ではバスに乗り込むことができず、バスの運転手さんが運転席を離れ、介助する形になりました。

今回乗り合わせたバスには車椅子専用のスペースはなく、乗降口正面にある優先席を手動で折りたたむことによりスペースを作っていました。ただその際には優先席に他の乗客が座っていたため、運転手さんがその場にいる乗客に移動をお願いしていました。しかし優先席に乗っている方も高齢の方が多いとなれば、混み合っている車内で同じような状況が起こった時には車椅子を入れるために優先席に座っていた人を立たせなければならなくなります。もちろん、そうなったら一般席に座っている人が改めて席を譲ればいいのでしょうが、全てがそううまく行くとは限りません。

そうして、やっと出発かと思ったらまだ出発することができず、車内から車椅子をスペースに固定するシートベルトを持ち出してきて、急停車急発進をしても車椅子が動かないように固定してはじめて出発となりました。この一連の作業というのは乗り合わせた乗客が手伝おうと思っても、特に車椅子をベルトで固定する点についてはなかなか手出しはできないような感じでした。

乗客の中にはこうして長く待たされることでストレスがたまってしまって車内が険悪な雰囲気になってしまうこともあるのではないかと、時間帯によっては考えられますし、逆に車椅子利用者の中にはこれだけ手間を掛けさせてしまうならバスを使いたくないと思ってしまう人も出てしまうのではとも思えました。何もこうしたことは私の住んでいるところだけでなく全国的に同じような事はあるのではないでしょうか。

また、鉄道でもバリアフリーを実現するための整備ができずに、入口からホームへの移動にエレベーターがないような場合には人海戦術で車椅子を下ろすか、階段にセットされた車椅子専用の機具を使って降ろすということになると傍目から見てかなり大掛かりに思えるため、外出を控えるような人もいたでしょうし、今後についても同様の推移をたどるのではないかとも思えます。

人は誰でも自由に動けなくなる可能性がありますし、そうした場合でも安心して移動できるようでないと、いつまで経っても自家用車を手離さずに使い続ける人が増えていく可能性もあります。排除の論理で一定の年齢に達した人から免許を取り上げるという話になる前に、いかに免許を返納した人に快適に利用してもらえるような公共交通機関の中のバリアフリーを整備していくのかというのが大事になるのではないでしょうか。東京近辺はオリンピックの開催とともに整備されるでしょうが、地方都市でも同じようにやっていけるのか、今のままでは現場の運転手さんの負担を増やすだけなのではないかと心配になります。


電波・GPS時計よりスマホと普通の腕時計の組み合わせ

すでにスマホがあれば腕時計はいらないと思っている方も多いと思いますが、それも毎日きちんとスマホを充電できるライフラインがあってこそのものなので、今後起こることが予想される南海トラフを震源とする大規模な地震が起こった場合、スマホの電池を節約するためにふだん切っておくことが多くなると、常に正確な時間を知るためには腕時計のお世話になることも出てくるでしょう。

趣味でロレックスなど高額な機械式時計を持っている人は別にして、多くの方は電池式のクォーツ時計を使っているかと思います。その中でも市場で多く見掛けるのが、電波時計というやつで、かく言う私も出た当初に電波ソーラー時計を買ってしまいました。

普段の生活の中で標準時を発信している送信所からの電波を一日一度受信し、常に正確な時刻に修正してくれるというのが電波時計で、技術の進歩というものを感じるところですが、この電波時計というのは使っていると一つの問題につきあたります。

例えばしばらく電波時計を使わないで電波の届かないところにしまっておいたものを再び動かしたい場合、ソーラーの場合は太陽にしばらく当てていれば動きますが、電波を受信できなければそれまでは正確な時刻を表示してくれません。手動で時計を合わせる方法もあるとは思いますが、そんなにあることではないので、改めて説明書をダウンロードして時刻の合わせ方を見ているうちに自動的に時刻が合ってしまうかもしれません。

ただそうして電波の受信が安定してできる環境にあれば問題はないものの、過去にも東日本大震災において日本に2つしかないうちの日本標準時送信所のうちの一つが止まってしまい、主に東日本に住む人全体が電波を受信できず正確な時刻を電波時計が表示しないという事がありました。その経験を機に、私自身の腕時計を選ぶ基準が変わってきたのです。

最新の機種では電波だけでなくGPSからの信号を受信して地上の建物が壊れても正しい時刻を人工衛星から取るものも出てはいますがゴツくなりますし高価になります。それならとふと思ったのは、同じGPSを搭載しているスマホのアプリで何とかならないかということでした。

私が現在持っている車に備え付けの古いカーナビの時計は、空からの衛星を使って正確な時刻を表示しています。これをスマホのアプリで表示できるのがAndroid用のアプリになりますが、GPSからの電波を受信することでも正確な時刻を表示できます。これをスマホで表示する方法にはいろいろありますが、時刻表示に特化したアプリとして「衛星時刻リーダー(無料)」があり、誰でも無料で使えます。

このアプリをスマホに入れてGPSを起動させ、正確な位置の測定ができれば、ネット回線に接続しなくても正確な時刻を表示させることができます。そこでいざという時にはこのアプリを入れたスマホを動かして正確な時刻を秒単位で調べ、改めて時計を取り出して時刻合わせをすればいいのです。いちい時計を合わせるのに説明書を見なければならない時計よりも、竜頭を回すだけで針を動かして時刻合わせができる自動巻きかシンプルなアナログ時計で一日に一回時刻を合わせれば、高額なGPS機能付きの代わりとして十分なものになると思います(^^)。

こうした前提のもとに腕時計を選ぶとすると、あえて高額なGPS搭載の腕時計や、電波時計すら選ぶこともなくなります。普段の生活の中では使うことはないとは思いますが、アプリを入れておきいざという時に使えるようにしておくことで安心できるのではないでしょうか。


今後のアメリカと軽自動車の関係

アメリカ合衆国の大統領にトランプ氏が就任し、早い時期にやり玉に挙がったのが自動車の輸出入についての事です。日本車が米国で売れることで、国内メーカーの経営にいい影響を与えないというのは昔からある日米貿易摩擦の象徴として語られて来ました。今後のトランプ大統領がこの問題に対して日本に対してどのような対言をされるか注目されますが、日本が米国に売る車以外の事についてもいろいろ言ってくるのではないのかと、ちょっと心配になります。

私自身は日本の道をどこでも通って出掛けることができないと困るので、昔は日本独自の軽自動車に乗り、現在は小型車に乗っていますが、このままではアメリカが日本の軽自動車という規格自体を無くせと圧力を掛けてくるのではないかと心配しています。

日本の軽自動車の規格というのは最新の車を見るとわかりますが、わずか660ccのエンジンで、場合によっては1トン以上の車体を動かしていますのでエンジンの負担は大きくなり、耐久性(といっても数十万キロ走る場合のものですが)に不安を感じて小型車以上にする人もいます。小型車で1トン以上あれば重量税は一気に上がりますが、今の日本では軽自動車というくくりで共通化されていて、かなり税金が優遇された存在であることがわかります。米国を含む外国メーカーが日本の軽自動車の規格に合ったサイズおよびエンジンの車を作ることは技術的にはできるかも知れませんが、そんな車は日本国内でしか売れないので、わざわざ日本で売ることを考えて新車を開発することは難しいでしょう。作るなら1,000cc前後の車にして日本だけでなく他の地域でもニーズがあり売れるものをとなると、市街地走行だけで十分だと維持費の安い軽自動車を購入候補にする人にアメ車のコンパクトカーが売れるとは思えません。

となれば、手っ取り早く日本独自規格である軽自動車というジャンル自体をつぶして、世界に向けたアメ車の戦略車を投入するという流れも出てくるのではないかという話も十分あるのではと思うのですね。

ただし、軽自動車がなくなり、純粋に排気量と車両重量のバランスで税金が決まるようになっても、日本で車を利用している人がアメリカ車を買うのか? というと疑問符が付かざるを得ないというのが正直な気持ちであることも確かです。

なぜこんなことを書くかというと、これは昨年中にブログで書いたことですが、世界で最初の自動車メーカーで古くから日本に営業拠点を設けていた「フォード」のディーラーが日本から2016年9月いっぱいで撤退してしまったという事実があるからです。現在アフターサービスは引き継がれてはいるものの、日本にディーラーがなければ購入するのを不安に思う方も多くいるのではないでしょうか。

私が考える最悪のシナリオは、米国の横槍で軽自動車という規格がなくなり、これで売れると思った米国のメーカーも小型車を日本市場に投入したものの、思ったほど日本で売り上げを伸ばせないまま再度撤退し、残ったのは軽自動車と比べて税金だけが高くなった小型車しか選択肢がなくなった日本の自動車市場だったというものです。少なくともそんなことになれば、スズキ・ダイハツ・ホンダは大きな影響を受けるでしょうし、軽自動車税を扱ってきた市町村や、関連団体も大きな痛手を被るでしょう。

まあ、日本政府もそこまで米国の言いなりになることはないと思うので私の予想が当たるはずはないとは思っていますが、今までのように軽自動車の出力が660ccでなく800ccくらいまで上げられたら、アメリカにも新たな小型車を日本だけでなく世界中で売れる可能性を提示することもできるでしょうし、日本のメーカーにとっては軽自動車の規格の中で世界に売れる戦略車としても流用できる魅力ある車が作れるのではないかという気もしています。もしそうなれば、一人から二人で使う分には車中泊最強の車を作ることもできるのではないかという気もしますので、アメリカからの軽自動車廃止の圧力が本当に来たら、その後日本がどういう風に対応するのかということにも注目していきたいですね。


シャープ ドコモSH-01J その11 あえて通話専用SIMを入れる使い方

現在、私の手元には3G回線用のガラホF-05GとSH-06GとともにこのVoLTEでの通話が可能なガラホSH-01Jと3台のガラホがあります。これらの端末はどれもnanoSIMが入るのでドコモ契約のSIMならどの端末でも入れ替えて使え、3G回線をサポートしているMVNOのデータSIMカードならどのガラホでも使えます。ただしLTEしかサポートしないMVNOのデータSIMはF-05GとSH-06Gの3G専用端末では使えないのでその点には注意が必要ですが、今自分が持っているSIMをガラホのどれに入れればいいのかというのは色々悩んだ結果、今はSH-01Jには、VoLTEも使えるLTE回線で通話できるデータ契約なしのSIMを入れる事で一応落ち着いています。

というわけで、SH-01Jに入れているのは当初契約した通話専用のLTEプランのカケホーダイプラン(24時間)の付いたSIMにしているのですが、当初機能も多いガラホに通話だけにしか使えないSIMを入れてもしょうがないだろうと考えていたのですが、今になってみるとこれはこれで入れるメリットが見えてきたので今回はそうした事について紹介しようと思います。

まず、この3台のドコモ発売のガラホは当然ながらデータ専用SIMを入れて使うことは考えられていないと思いますので、データ通信SIMを入れて使う場合、SMSオプションのないプランのSIMを入れるとセルスタンバイ問題が発生します。アプリを入れて一日使う分くらいなら十分に使えるだけ電池は持つのですが、何も使っていなくても徐々に電池が減っていくことにはなります。これは、他の3GガラホにSMSオプションの付いていない「0SIM」を入れて比べてみると、メニューの電池のところで「セルスタンバイ」が96%を占めていることからも明らかです。

逆に、通話専用のSIMを入れたSH-01Jは使わなければほとんど電池を消費しません。この辺はデータ通信自体ができないSIMを入れていることにより、AndroidOSが入っているガラホでもバックグラウンド通信ができないことが影響しているようです。
SH-01JはBluetoothやWi-Fiでもテザリングの子機としてインターネットに接続できる機能が付いているのですが、別にスマホを持っていれば、私のように強引にインストール出来ないはずのアプリを入れて使おうとでも思わなければ、通話以外の機能はほとんど使うことはないでしょう。しかし、何らかの理由によって気付いたらスマホの電池が0%になってしまうようなトラブルも、長くモバイルで利用する中には全くないわけでもないのです。

電池がすっからかんになるとセカンドバッテリーを持っていたとしても使えるようになるまでにはある程度は充電をしなければなりませんので、そうした緊急時にSIMを入れ替えたり、外部の機器と接続したり公衆Wi-Fiを利用してテザリングしてガラホを使ったりすることで何とか緊急連絡をしたり情報を入手することができるようになることは覚えておいて損はないでしょう。

そんな事を考えながら、通話専用のSIMをガラホに入れて使うための具体的な方法を考えます。まずは、通話よりもデータ通信がしたいという状況に備え、いつでも併用しているスマホに入っているSIMを入れ替えて使えるように、スマホで使っているMVNOのSIMを入れ替えた時にガラホ自体で接続するための設定はやっておき、新たなAPN設定をガラホにも作っておきます。さらに、いつもスマホで使っているアプリも事前にガラホに入れておき、使えるようにしてあります。

アプリを試しに使うことについては、Wi-Fiの使えるSH-01Jにおいて自宅にWi-Fi環境があればデータ通信が必要なアプリであってもWi-Fiに接続すればすぐにネット接続は利用できますので動作確認は容易です。さらに、外出先であっても様々な無料で使えるWi-Fiサービスが存在するので、ガラホ単体で外に飛んでいる無料Wi-Fiを使ってネット利用がしやすいような設定も合わせて行ないます。

元々は日本を訪れる外国人用のアプリとして開発されたものですが、日本在住の人にも使えるアプリがあります。日本国内にある様々な無料Wi-Fiに自動的に接続することをサポートしてくれる「Japan Wi-Fi」というアプリがそれです。このアプリは頻繁にアップデートを繰り返しているので、お出掛け前にアプリを起動し、アップデートの存在を確認し、さらに自分の使いやすいログイン方法でログインしておくことで使えるようになります。なお、ログインの効果はずっと保たれるわけでなく、90日間アプリからログインしてWi-Fiを利用しなかった場合ログイン情報はクリアされるので、改めてログインし直す必要があります。しかしまめに外でもこのアプリを使っていれば、いざという時にも慌てずにスマホからテザリングするよりもスムーズに高速なインターネットができるようになります(なお、この話はWi-Fiを搭載しているSH-01Jでの場合で、SH-06Gの場合はWi-Fiが使えないので、外でのネット環境はスマホやモバイルルーターからのBluetoothテザリングに頼ることになります。)。

また、公衆Wi-Fiのような外でのデータ通信が使えなくても単体で動作するアプリを入れておくこともいざという時には役立ちます。無料で使えるカーナビアプリの中で、トヨタが提供する「TCスマホナビ」は一度表示した地図は2ヶ月間キャッシュとしてストレージ内に保存し、オフラインでも車・徒歩でのナビを利用できるので、事前に利用したい場所へ行った際にアプリをネットに接続した状態で起動し周辺の地図を表示しておけば、ネット通信を切った状態でもナビが使えるようにすることもできます。

いざという時に利用することを想定するならば、駅前からよく行くお店や場所については、駅に着いた時点でSH-01JやSH-06Gをネット接続して地図をダウンロードし、目的地についてはネットが接続しているうちに検索し、目的地を直接アプリに登録しておくとネットが使えない時にも簡単に目的地設定をしてナビが機能するのでおすすめです。同時に自宅も事前登録しておけば、いざという時に徒歩で自宅まで帰らなければならなくなっても、それまでに多くの地点で地図をダウンロードしておけば最新の地図はガラホの中に一時ファイルの中に蓄積されるので、徒歩でのナビとして十分機能させることもできるでしょう。

このように、ネットを使わずに利用できるアプリや、GPSのみで使えるアプリをガラホに入れておき、日頃から使い慣れておくということは、災害時にネットが使えない時に応用が効くと思いますので、通話のみしか使えないSIMをガラホに入れた状態で、どのアプリが使えるのかと考えてアプリ選びをするのも面白いと思います。そう考えるとガラホの中でもBluetoothしか使えないSH-06Gよりも、Wi-Fiによるネット接続も使えるSH-01Jの可能性というのは、今後さらに大きくなると言えるのではないでしょうか。

※ドコモのガラホ「SH-01J」について書かせていただいた記事をまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 通話専用でも安く本体を買うには?
その2 オンラインショップで購入後開通手続き
その3 F-05Gとの二台持ちにしたわけ
その4 どのSIMを入れて使うか
その5 まずは「ベル打ち」の設定を行なう
その6 モバイルルーターとはBluetoothテザリングで
その7 基本的な使い勝手
その8 入れておくと便利なアプリ
その9 一通り使ってみての感想
その10 本体にnanacoをセットする
その11 あえて通話専用SIMを入れる使い方
その12 ソフトウェア更新でテザリング可?
その13 アップデート試用結果も上々
その14 単体使用およびテザリングの使い勝手


手近な「電子ペーパー」技術から電子ブックの未来を展望する

スマホやタブレットを持ち歩くようになって、以前購入した電子ブックリーダーを持ち出す機会がなかなかなくなってしまったのですが、これはこれで、将来の電子書籍をまとめて管理するためには便利になるのではないかなと思う反面、まだまだ発展途上の技術であることは確かでしょう。

そんな中、以前口座を作ったジャパンネット銀行から、ワンタイムパスワードを発行する「トークン」という機械が更新ということで新しいものが送られてきました。以前はキーホルダーに付けるくらいの小さいものでしたが、常に自分の使っている鍵束の中に付けて使うにはそれほど使いませんし、ただいざ使おうと思った時にトークンがないとできない事も多く、他の銀行と比べて利便性の点からいうとどうかという気がしていたのでした。

しかし、中に電池が入っていて、液晶画面で6ケタの数字を常に表示するトークンの仕組みというのはある程度の大きさがなければ作ることは難しいだろうと思っていたのですが、今回送られてきたトークンは、ちょっとこちらの予想を超える形をしていました。

新しいトークンはキャッシュカードと同じ大きさで、中に電池が入っていて必要な時にカードの右下のボタンを押すことで6ケタの数字が表示されるようになっています。さらに驚くことに、このカード状のトークンに入っている電池は18,000回のワンタイムパスワード表示か、10年経過するまでは持つと送られてきた説明書きには書かれていました。

これは、電池の性能が極端に良くなったわけではなく、数字を表示する方法が変わっているからです。従来の液晶表示から「電子ペーパー」に変わったことにより最長10年という長く使えるカード型のトークンを実現しているのだそうです。これで、持ち運ぶという感覚を持つことなく、他のカードと一緒に持ち歩けば、必要な時にいつでも使えるわけで、良く考えたものだと思います。

最近は電子ブックリーダーにおいても電子ペーパー搭載のものが出ていますが、文字の認識も良く、今の液晶のように扱えるものが安くなれば、更に普及されていくように思います。今は白黒の電子ペーパーを使った電子ブックしかありませんが、将来的にはカラーでの表示に対応するような電子ペーパーを使った電池持ちの良い電子ブックが出てきたら、より紙の本に近い電子ブックとして私自身も持ってみたいと思います。

紙の本が電子ブックの普及によってなくなっていくのではないかという懸念を持つ方もいるかも知れませんが、今のように複数の仕様による電子ブックが乱立する中では、専用の端末やアプリがないと読めないものがスタンダードになるということはちょっと考えられないのではないかと思います。よって今後紙の本が無くなるとは思えないのですが、個人的にはそれよりも、専用端末によるブックリーダーに期待する点はあります。

というのも、学校や企業で配られる膨大な一回しか使わない資料を電子化することに電子ペーパーが一役買ってくれることを期待します。会議の資料として配られる紙の資料の多さにはいい加減辟易していて、勝手に捨てるというのも最近では難しい面もあるのが困ります。

例えば、端末に書類をダウンロードした場合、配布資料で一定の期間だけは必要なものの、新しい資料が出れば必要なくなるという類のものが出てしまう場合、3GかLTEによる発行元の案内による指示で古い資料を消して常に最新の資料が残るような仕組のある電子ブックリーダーがあれば、書類を捨てなくても済みます。また、社外に持ち出ししても部外者に見せるのは禁止されるような内容の書類の場合、その種の書類を見るには本人の指紋認証がなければ開けないとか、端末を落としても中味を悪用される恐れのない電子ブックリーダーがあればいいなと思いますね。

また、スマホやタブレットのように新品を購入して数年後にスペック的に使えなくなってしまうようなものでなく、購入しても電池だだめになるまで5年とか10年とか、今回送られてきたトークン並みに長く使えるものでもあって欲しいという事もあります。今までの古い資産をより多く表示できれば機能はシンプルでも一向に構いませんし、夜に読みたければバックライトではなく別に読書用のライトを用意してもいいと思えるような製品を出現を望みたいと思います。


無料アプリでも十分? スマホナビの現状

私は車での旅に備えてカーナビの利用を考えた時、初めに導入したのはSONYのゲーム機PSP用に出た外付GPSアンテナとカーナビソフトの組み合わせでした。その後、スマホに搭載されるGPSや各種センサーが高度になるにつれ、専用品ではなくスマホを活用したナビを利用するようになっています。

専用品と比べるとスマホナビのウィークポイントはどうしても出てきてしまいます。まず、GPSでの測位には対応していてもGPSからの電波が受けられないトンネルや、高速道路の真下の道路を通行している場合に位置が割り出せずに止まってしまうことがあります。さらに、多くのスマホナビでは地図のダウンロードに対応していないものが多いので、携帯電話の電波が届かない所ではナビとして使えないという問題です。ただ、こうした問題に対応したアプリは出てきていて、今回は通信料は払うにしても、アプリ自体は無料で使えるフリーのアプリの中で紹介することにします。

GPSが使えないトンネル内の測位について、スマホに加速度センサーが付いていればそのセンサーを使って位置を測定することができるスマホ用の無料アプリが使えるようになっています。それが「Yahoo!カーナビ」です。当然、スマホの機種によってセンサーの感度に違いがあり、ナビ専用に作られたものと比べると精度の違いはあるのですが、それでもこうした機能があるとトンネルから出た後のGPSによる測位も早くなる傾向にあるので便利です。

そして、携帯電話の電波が届かない場合については、今までは有料のアプリには地図をダウンロードしてオフライン状態でも利用できるカーナビアプリはあったものの、これは使っている中で常に更新していかないと新しい道ができたり、コンビニやガソリンスタンドの情報が古くなって使い物にならないなどの問題が起こってきます。

そうした問題を解決するような無料のカーナビアプリがトヨタ自動車が出した「TCスマホナビ」です。このナビは、一度本体に保存した地図データはおよそ2ヶ月間保存され、もし携帯の電波が届かない場所を通る場合でもそうしてダウンロードした地図データがあればそのままナビを続けてくれる機能を持っています。

果たしてどんなものだろうかと思い、実際にスマホに入れてまだ自宅周辺くらいの地図しかダウンロードしていない状態でネット接続を切り、さらに目的地にそのまま向かわないで回り道をして試してみたところ、地図のダウンロードができていない所ではルートの直線表示だけにはなりますが、地図のある場所まで移動すれば普通にナビを行なってくれました。地図のないところは周辺情報や道路の情報も取れないので、常に使っておいてお気に入りのお店などを登録するようにすれば、全くネットを使わないでもナビを利用できるかも知れませんが、このナビはあくまで携帯電話の電波が圏外になる時の備えとして使うのがいいだろうと思います。

全てのキャリアで圏外になってしまうような場所はそうそうなく、FOMAプラスエリアが使えるドコモのSIMを使っているなら地図をその都度拾っていく「Yahoo!カーナビ」でも困ることはないと思います。ただちょっと心配になるのが、3G回線の利用ができなくなり、LTE回線専用のSIMでMVNOを提供しているau回線を使ったSIMカードです。もしau回線を使って山の中など通ったり山奥の温泉を目指すような場合には「TCスマホナビ」を使うようにするのがいいのではないでしょうか。

逆に、トンネルの中での分岐が多い首都高速を良く通るような場合は、トンネルの中でも現在位置を取得してくれる「Yahoo!カーナビ」の方を主に使うようにするなど、アプリを使い分けることによってスマホのナビだからと心配することなく使えるようになるのではないでしょうか。あと、これら2つのアプリに加えて、最初から入っている「Google Map」も使えるアプリではあります。特にGoogleで検索した画面から直接アプリを呼び出すこともできるので、状況によって3つのアプリを使い回すような形で使うのがいいような気がします。

ちなみに、私は現在カーナビ用としてかつてメインで使っていたものの今はサブ機になってしまっているNexus5に月額298円(税抜価格)で低速固定のロケットモバイルのSIMを入れて使っています。年間にするとおよそ4,000円弱になり、だいたい年間契約でオフラインでも使えるようになるNavieliteと同じくらいになるのですが、このアプリでも定期的にネットでの更新作業が必要になるので、SIMを抜いて使おうとしてもアプリが起動しない恐れもあるので、アプリにお金を掛けるよりも通信費の方に振り替える方を選びました。さらにSIMカードをスマホに入れておくと、通信機能を使って音楽の再生なども車内でできるようになるので、それはそれで便利です。

本格的に車内専用のスマホを使うことに伴い、スマホ用のスタンドも新調しました。私の車のダッシュボードは幸いにしてすべすべの部分があったので一般的な吸盤で止メルタイプのものでも十分な強度で固定できるので、今後日本中どこへ行くにも安心してスマホでカーナビを使えるようになりました。もし今後カーナビをどうしようかと考えておられる方の参考になりましたら幸いです。