車関連ニュース」カテゴリーアーカイブ

特定の車のリコール情報や新しい車中泊に適していそうな車が出た時など、車関連のニュースはここでお伝えします。

スペアタイヤ搭載なしの車で旅をするならJAF会員限定の「タイヤ貸し出しサービス」の存在を知っておこう

自動車を常に運転するなら、何らかのロードサービスに入っていないと心配になりますが、現在では自動車保険にもロードサービスが付いているので、それで十分だと思われる方も多いと思います。私の場合、今は乗っていませんが昔は原付に乗っていたので、二輪車のロードサービスも行なっているJAFにずっと入っています。年会費は毎年かかるものの、いざという時の安心感というのは十分にあるので、ほとんど疑問を持たずに維続加入しているのですが、今回たまたま興味深いサービスを行なっていることを知ったので、今回はその内容について詳しく紹介します。

それは会員限定の「タイヤ貸し出しサービス」というもので、会員であれば無料でタイヤを貸してくれます。貸し出しされる場合には一定の条件はあるのですが、これを知っていると今の新しい車(スペアタイヤのない車)でも自走して帰ってこられるケースもあります。ただ、利用するには色々な条件があるようです。

まず、このサービスを提供していない地域があるということと、車種は乗用車に限定されます(貨物車や二輪車は不可)。さらに、最初からタイヤの貸し出しに限定しての申し込みはできず(基本スペアタイヤがなかったり、タイヤが修理不可でスペアタイヤも使えないと隊員が判断した場合のサービスだからです)、タイヤのピッチなどの関係で取り付けられない場合もあり、返却時に実費(宅配便で返却するような場合)がかかるということです。

ちなみに、タイヤのパンクのトラブルは私にも経験があります。私の車は古いのでスペアタイヤは装備しているのですが、その時には保険会社のロードサービスでJAFを指定することのメリットとして一般会員でももしタイヤの応急修理が可能な場合、その実費を保険会社が出してくれるというサービスがあったことを思い出し(サービスの内容は加入している保険会社によって異なります)、自分でタイヤ交換をせずにJAFに保険会社を通して連絡を取りました(サービス併用の場合は直接JAFに連絡するのでなく、保険会社の事故受付に連絡してからJAFの出動をお願いするのが基本です)。

その時は、現場でのタイヤ修理はできないという判定だったので、スペアタイヤとの交換になったのですが、まずは空気圧チェックをして(長年使っていなかったので空気が抜けていた)、問題なく使用可能であるかの判定をまずは受けました。そしてパンクしたタイヤが前輪だったため、駆動輪の前輪にスペアタイヤをそのまま付けるのではなく、後輪に付いているタイヤを前輪に付け、残った後輪にスペアタイヤを付けるという、自分でやったらめんどくさいことこの上ない作業をJAFの作業員の方にはやっていただきました。

その時には自分の車にはスペアタイヤがあるので、タイヤの貸し出しという話にはならなかったのですが、もしスペアタイヤの状態が悪いと判断された場合には、もし在庫があって自分の車に合うタイヤがあれば、今ではそのタイヤを借りることができる可能性もあるということになります。

そういう意味でも、スペアタイヤのない車がほとんどになっている現在の状況を見て、そうしたサービスを行なってくれているJAFの信頼性というものは私の中では大きいですね。車で遠出する場合に、車のトラブルになることなどあまり考えない方もいるかも知れませんが、タイヤトラブルでもその場でお金が掛からず、その場から自走して帰ってこられる可能性のあるタイヤ貸し出しのサービスがあるということだけでも、年会費を払ってJAFに加入するメリットが、特にスペアタイヤのない車に乗っている人には十分あるのではないかと思います。車に搭載されているパンク修理キットではうまく対応できない場合もありますので、よくわからないままパンク修理剤を使うよりも、プロに対応を任せるという意味で、先にJAFに連絡をして待ち、ロードサービスを利用する方が私には良いのではないかと思います。

今後は新しい車の整備・車検の費用がどうなるのかの話を聞いていて恐ろしくなった話

およそ一週間車のない生活を続けましたが、その間にも実は新たな発見がありましたが、それはまた別の機会に書かせていただくとして、今回は車検の話を修理屋さんとしていて思ったことがあったので、それについて書かせていただきます。

今回の車検費用は樹脂が曇ってしまって車検を通らない(下向きのライトで一定の明るさが必要)事によるヘッドライトユニットを2つ交換したことで、トータルの車検費用が約20万になってしまったのですが、その他にもプラグを全て交換し、ファンベルトも交換してもらいました。ブレーキパッドは前回の車検で交換してもらったので、今回は交換の必要はないということで、その点はほっとしました。

とりあえずは、少なくとも次回の車検では今回くらい費用がかかる事はないと言われました。エンジンについては調子は良いし、もし何かあってもバラして調整はできるので、まだまだ余裕で乗れますよと修理工場の方には言っていただきました。そんな話の中、話は新しめの車についての話になりましたが、アイドリングストップとか、事故防止のための各種センサーが付いた車は、車検とは別にセンサーが正常に作動するかどうかのチェックをするのですが、そのためのテスターを揃えている中小の修理工場は少ないらしく(今回お願いした工場もそう)、なかなか大変だとのことでした。

もっと大変なのは、新しいセンサーやコンピューターに異常が出た場合、それを直すと言うよりも、ユニットごと全交換になる可能性が高いということなので(センサーが作動しないと車検が通りません)、私のようにのほほんと構えていて、エンジンの調子が良いから大丈夫だろうと思って車検に出しても、もろもろの部品を交換しなければならなくなると、もはや車検を通すよりも中古車で程度の良いものに買い替えた方が良くなるレベルの請求が来る可能性がある状況は今後は予想できるとのことでした。

まあ、この辺は時代の流れであらゆる部分でコンピューターによる制御が行き届いていて、事故防止のためのセンサーを付けていない車を探す方が難しいわけで、そうなると車に乗り続けること自体が贅沢な行動になってくるのかなという感じはします。といっても、今から車を買って乗る人は、各種安全装置の付いていない時代の古い車を買ってもあまり良い事はないわけなので、そこそこ安い車を買い替えて乗っていく選択をする方が安上りになるような状況も考えられます。

ともあれ、私の車については次回事故なく過ごすことができれば、今回ほどの費用はかからないそうなので、今後かかってくるであろうタイヤ交換にも備えながら、大事に乗り続けていこうと思っています。車を買う時に次の車検とか点検整備費、あとタイヤの価格などを調べて買う人は少ないかも知れませんが、タイヤ交換の必要性に迫られても、安い(よくカー用品店で激安なタイヤが売られることがあります)タイヤが付けられず、高い定価のタイヤしか付けられないような事も起こってくるので、車を買う時にはそうした下調べをした上で、乗り続けていくことのコストについてもこれからは考えていく必要があるのではないかと思います。

また、車検の話とは違いますが、最近の車にはスペアタイヤが付いていない車が多いので、昔の車には当り前に付いていたタイヤ交換のためのジャッキも付いていない(オプションになっている)車も多いようです。先日、地震が起きた時に役立つグッズの一つとして、このジャッキの存在がありました。今年の能登半島の地震でも家屋が倒壊し、倒れてきた建物に挟まれて脱出できないようなケースがあったのですが、力のない人間一人でも、隙間に車に積んであるジャッキを使って隙間を広げ、そこから救助するための道具としても使えるので、その点でもスペアタイヤとジャッキが積んである今の車に乗り続けることは個人的には悪くない選択だと思っています。

「地獄の深夜バス」から「快適な寝台夜行バス」への転換ができれば旅行には大きな変革となるのでは?

国土交通省は、2024年11月19日に高速バスのフルフラット座席に関する新しいガイドラインを発表したそうです。私はバスの座席をフルフラットにすることによって、事故が起きた場合の影響が心配な部分はあるのですが、社会的な流れの中で深夜バスの利用環境が良くなるのなら、どんどんやって欲しいと思っています。

一口に夜行バスと言っても、その内容というのはかなり違います。まず、座席が観光バスのように4列シートのバスは隣席との間が狭く、もはや寝ることを拒否するような環境であるだけでなく、隣の乗客から痴漢行為を受ける可能性もあるので、全ての人が安心して使うことは難しいと思います。ただ、私の住む静岡から出たり、静岡へ向かう夜行バスは殆どが従来型のバスを流用しただけの4列シートなんですね。これだとよほど神経が強い人でないと目的地まで熟睡することは難しく、翌朝から観光をするにも疲れてしまいます。

今後、大都市のビジネスホテルでも海外からの観光客との競争になる中で、少し前なら5~6千円くらいで泊まれたところが、平気で一万円以上かかることも珍しくありません。そうした状況の中で夜行バスの環境も変わっていくことが望まれます。

今あるのは、4列でなく3列で全ての座席と座席との間に通路があるようなタイプのバスですが、これなら少なくとも隣席の知らない人との接触は避けられます。しかし、前後の空間が狭いとリクライニングをする場合、例えばそれが途中から乗って行く場合には後ろの乗客に迷惑を掛けないかというストレスになってしまいます。

そうした状況の中で国土交通省がガイドラインを出してきたのだろうと思うのですが、走行中に寝るので完全にフルフラットになってしまうともしバスが交通事故を起こしてしまった場合に体がシートに固定しにくくなるかも知れないので、シートに工夫をして背もたれをそれなれに倒すことができ、さらに最大限座席を倒した状態でカーテンを使って他者とのコンタクトを遮断するようなスペースを確保できるような夜行バスが一般的になれば、隣の人のいびきがうるさければ耳栓をし、車内の明かりが気になるならアイマスクをして、何とかバスの中で寝る体勢が取れるだけでもかなり違います。

当然、長時間の乗車になるわけですからエコノミークラス症候群にならないくらいのシートは必要ですが、そうしたシートが夜行便で当り前になってくれば、移動しながら快適に一夜を過ごせる乗り物として、今よりも更に注目が集まるようになると思います。

ただ、車内の快適さを求めれば求めるほど、バスの定員が少なくなり、バス会社の収入という点では魅力が薄れることは確かです。ただこれも、最近の路線バスでは一台のバスにもう一台の「客車」を連結する「連節バス」が走っていますので、このバスに高速道路を走らせる事ができれば(現在は連節バスは高速道路は走れないようです)、また状況は変わっていくだろうと思います。

今後、夜行の列車について新しいものが出てくるどころか、今走っている車両もかなり古いものなので、いつ無くなってもおかしくありません。バスの中の寝台をどうするのかという問題はあるものの、多くの乗客を乗せて乗客が快適に過ごすことができるような知恵を関係される方に考えていただくことで、新たな旅の形としての「夜行バスによる車中泊からの観光」というリーズナブルな旅の形も現実味を帯びてくるのではないかと想像します。バスの自動運転とともに寝台の進化が行なわれることを期待したいですね。

2024年8月よりヘッドライトの車検基準が変わるので古い車では高額なヘッドライト交換の必要性も

昨日、車検になったのでいつもお世話になっている修理屋さんに車を持って行きました。経費節減のため代車はもらわず、バスと徒歩で帰ってきました。その時に実に不吉な話を聞きました。

というのも、今年(2024年)8月から今まで経過措置で古い車でも審査がゆるかったヘッドライトの検査が厳格化されたそうで、特に私の車(GD1・ホンダフィット)は樹脂製のヘッドライトカバーが付いているのですが、それが紫外線の影響でかなりくすんできており、厳格化になった検査をパスしない可能性があることを指摘されました。

その場合、まずは樹脂の部分に磨きをかけたり、ライトを出力が大きいものに変えるという方法があるようですが、それがうまくいかなかった場合、ヘッドライト自体を新品に交換する必要があると言われました。部品の価格は片方で3万くらい? ということなので、工賃と合わせると新品交換の場合は通常の車検費用に加えて7万円くらい余分にかかるのではということで、もしそうなったら実に痛い変更であるということになります。トータルの車検代を考えたら新しい中古車が買える(古い車なのでそのくらいの価格でも売られている可能性あり)という話までされましたが、こちらとしては長年乗り慣れている車ということもあり、最悪そのくらいの負担が出ても仕方がないと話して帰ってきました。

逆に、中古車を新たに購入するにしても、恐らく前オーナーが車を手離す理由がそうしたヘッドライトの劣化に起因するかも知れず、よくヘッドライトの状態を見て買わないと、買ってすぐ後の車検で同じようにヘッドライトの部品交換をしなくてはならないかもわかりません。そうなったら、今乗り慣れた車を乗り続けた方が良いわけで、そうした状況を考えた上で車検費用を用意する必要が古い車を乗り続けている人には大切になってくるということになります(このような費用が古い車にはかかるので、せめて古い車の自動車税を高くするのは止めて欲しいですが)。

まあ、恐らくガラスからプラスチック樹脂にヘッドライトのカバー部分の素材を変えたのは、変更当時に事故の時に割れにくいなどのメリットを考え、そこまで長く乗る人がそこまで増えることは想定されていなかったのではないかと思われます。ただ、昔から日本の車は海外での評価が高く、日本で乗り切ったと思ってもその車が廃車にはならず、海外で新たなユーザーに使われるような状況もあります。そんな中、エンジンの性能はそこまで落ちなくても、ヘッドライトの安全性は日本で車検が通らないので処分され海外に行った車ではかなり落ちるということなので、その辺の事も今後は色々と考えなければならないでしょう。

今年は海外のツアーでバス事故による被害が多く出ましたが、特に日本の中古車がまだ現役で走っている地域において、大きな事故として報道されることはなくても、夜間の正面における認識性が落ちることで事故につながることも出てくるのではないかと思われます。今回、車検に出してからこんな話を聞いたので、今回はうまく今のままの状態で車検を通るにしても、将来的には費用を掛けても部品を交換することを考えた上で車を乗り続けるか別の車に替えるかということを考えなければならなくなるということになります。

さしあたっては、これから中古車を安く買おうと思っている方は、いくら安くてもヘッドライトカバーが黄ばんでいて、他の車と比較すると明らかに光量が落ちるような車については、こうした状況があることを考えた上で購入の判断をすることが必要になってくるかと思います。

マイナ免許証は2025年3月からで従来の免許証との併用も可能との情報が

マイナカードについては様々な意見があり、従来の健康保険証を廃止して、マイなカードを唯一保険証として利用するための準備が行なわれています。今後は他の用途にも使えるようになるという話は聞いていましたが、昨日ニュースでマイナカードが運転免許証として来年の3月24日から運用開始されるというニュースが入ってきました。

個人的に興味を引かれたのは、保険証と違って従来の運転免許証を発行したままマイナカードを運転免許証として使うことも可能だということです。マイナカードで「証明書」「保険証」「運転免許証」をまとめることもできるのですが、もし落としたり盗まれたりした場合、保険証は後から窓口での負担分を返してもらうような事ができるのに対し、運転免許証は失くしたら即刻その人は車を運転することができなくなります。

しかし、ニュースによると2つの免許証を使えるようにしておくと、1つを紛失してももう一つの免許証を使って運転が可能ということで、常に車を運転しなければならない人にとっては格好の予備用の免許証になり得るわけで、多少お金はかかったとしても従来の免許証とマイナカードの免許証化を行なって、2枚の免許証を使い分けたり、どちらかを家に置いておいて、いざという時には使うという形での活用が可能になってくるのではないかと思います。

さらに、マイナカードを免許証にすると、免許講習をオンラインで受けることができるようになるそうです。ただ、従来の免許証はマイナカードと違って新しいものを受け取る必要があるので、どちらにしても警察や運転免許センターに行く必要はありそうですが、日常的には従来の運転免許証を携帯している中で免許証を失くしてしまったら、家に置いてあるマイナカードを持って車で運転免許試験場に行って再交付できるというのは、それだけでもありがたいことです。

また、車中泊で長期旅行中に財布をどこかに忘れてきてしまったような場合も、車の中にマイナカードを保管しておけば、免許不携帯のまま運転しなくても済むようになります。もし現状で免許不携帯の状態のまま警察の職務質問を受け、免許不携帯がわかった場合は、3,000円の罰金が課されます。そうしたリスクを回避することができるなら、更新時の手数料が千円弱余分にかかっても、基本的には免許証2枚体制にすべきであると私は思います。

仕事で運転を生業にするケースでは、従来の免許証をきちんとした管理のもと勤務中の職場に預けておき、もし出先で紛失・盗難に遭った場合、現場まで預かった免許証を届けることによって、免許証を受け渡すための時間はかかるものの、従来と比べて業務の滞りは最少限に抑えられる可能性があります。こうした使い方が推奨されるかどうかはわかりませんが、個人でももし出先の近い場所で免許証を失くした場合に、誰か在宅している人に持ってきてもらうことで窮地を脱することができるというのは一つの安心材料になるでしょう。

私の次の免許更新時期は再来年なので、その頃にはまた内容に変更があるのかも知れませんが、こういった事ができるのなら、なぜ健康保険証も併用できるようにしなかったのでしょうか。基本的に免許証も保険証も携行しつつ、もし紛失した場合には速やかに再発行の手続きを取りつつマイナカードで一時しのぎをするというような事ができれば、それなりに便利になると思うのですが。

自動車税の払い方はまだ楽天キャッシュ使用でポイントが付くうちに納付

すでに払ってしまった方も多いとは思いますが、今年の自動車税の季節がやってきたので、納入のタイミングを図っていたのですが、昨日一気に払ってしまいました。毎年この時期になると同じ事を書いてしまっていますが、ここ数年は電子マネーをチャージして、納付書にあるQRコードから払うということを続けていました。基本ポイントということですとクレジットカードの利用が考えられますが、クレジットカードから電子マネーをチャージすれば同じことですし、電子マネーの場合はまだポイントが付くものがあります。

ということで、多少でもポイント還元される楽天キャッシュからQRコード払いで今回の自動車税を支払いました。何せ、今乗っている車は初年度登録から13年以上経過している車なので、自動車税も割増感が高く、できるだけお得にと考えると、やはり現金を使って支払うよりも、チャージした電子マネーでポイントが付くうちはこれ一択という感じですね。

今乗っている車は、先日鹿児島旅行から帰る際中に、ちょっとエンジンのふけが悪くなり、昨日は念の為懇意にしている車の修理屋さんに伺ったのですが、夜の雨が降る中走ったことで調子が悪くなったものの、昨日調べてもらったら同じ症状は出ていない正常な状態だと言われました。古い車なので調子に波があるのは仕方ないという事でもあるらしく、今年の11月にある車検までだましだまし乗りながら、車検の時に気になる部品を交換してみてはどうかと言われました。実際のところ車の調子は現在戻っているので、ここで見当違いの対策のために費用を負担するのも何だなと思い、そのまま帰ってきたので、その勢いで税金まで払ってしまったという感じです。

自動車税は収めないと車検を受けられないもので、今月末までにはどうあろうと払わなくてはならないものなのですが、古い車を大切に乗っているのに割高な税金をなぜ払わなければならないのかという自分の中での葛藤があって、今まで伸ばし伸ばしになってしまっていました。しかも最悪のパターンとして車の修理代と税金のダブルパンチも考えていたのですが、修理屋さんとの話の中で、少しでも乗り続けていれば、大きなトラブルに発展することはまずないだろうという言葉を信じることにしました。

と今年の状況を書いてきましたが、今回支払った楽天のポイントで納入するとポイントは付くものの、一部の電子マネーではポイントが付かなくなっているようです。楽天自体も今後同様にポイントが付くかどうかはわかりませんが、楽天カードを持っていたり楽天市場でのネットショッピングを使うというなら、キャッシュと同じように使えるポイントですので、他にもポイントが付く電子マネーがあるかも知れませんが、今利用しているなら楽天ポイントを使うのは悪くないと思うのですが。

ダイハツの不正報道を受けて思い出す「センターピラーレス車」の安全性は大丈夫なのかという問題

ダイハツ車の自動車販売における不正発覚の問題は、普通に考える以上に深刻な問題をはらんでいると言われ、今後メーカーはユーザーにどうやって内容の改善を行なっていくのかということが気がかりなのですが、個人的なイメージとしては私はあまりダイハツの車については悪いイメージはありませんでした。

以前は、主にスズキの軽自動車に長く乗っていましたが、スズキの車は車価が安い見返りとして部品自体の壊れやすさがあるという話がありました。例えば、パワーウィンドウを操作するレバーが折れるといったトラブルがあって、そんな時はスズキでなくダイハツの同車種にすればという話を聞いたこともありました。

これも本当かどうかはわかりませんが、客観的に言えばスズキは他社と比較して何とかコストダウンをしても安い車を出すという傾向は確かにありましたので、そうしたトラブルを避けるためにはダイハツを選ぶというような考え方もかつて私の中にあったことは確かです。しかし、まさかきちんと試験をしないでそのまま製品化をするような事が普通になっていたとは、特に安全性をないがしろにしているというエアバッグの話などが出ているので、今回はかつてそんなダイハツの車に感じた「不安」について語ってみたいと思います。

具体的には、ダイハツの軽自動車の中でも売れ筋の「タント」で、車からの乗り降りをしやすくするために採用された「センターピラーレス車」の存在です。サイズの小さい軽自動車にとって、4ドア車の場合ドアの大きさも小さくなるので、乗り降りがしにくいというのが普通なのですが、「タント」では前後の座席の間にピラー(柱)を付けていたのを省略することにより、前席のドアを開け、後席のスライドドアを開けばかなり広い乗り口を確保できます。

それはそれで便利なのですが、もしピラーのない側面から衝突を受けた場合、乗車中の人間の安全性はどうなっているのか? と普通は考えます。当時は、ピラーのない代わりに通常の鋼材よりも強くて軽いハイテン材を配置し、強席を確保しているという説明がありました。また、ピラーのないのは助手席側だけなので、左右の鋼材の重さが違う中で車の直進性は大丈夫なのか? という心配もありましたが、これもダンパーに左右で違うものを配置することによってバランスを取っているという説明がありました。

ただ、今回のニュースを見てしまうと、このようにメーカーが説明するピラーレス車を量販することについて行なった車の改良が、正しく機能しているのかどうかというのが改めて説明を求められるのではないかと思ってしまいます。私の知り合いでも数年前に新車でタントを購入して現在も毎日乗っている人がいるので、もし同じような他車の車に乗っていれば大丈夫だったのにといような事故があったらどうするの? と心配してしまうのですね。

今回挙げたのは数多くあるダイハツの車種の中でも「タント」一車種だけの話ではありますが、モデルチェンジをした際にすら気になったことだったので、メーカーにはこの件について安全性の検証をまずやってもらい、他社の同じような車と比べて安全性に疑問が出た場合には、特にきちんと対応(恐らくリコールでは何ともならないと思うので他社の中古車に買い替えられるくらいの金銭的な補償までする必要があるのではと思うのですが)をしてくれないと、毎日乗っている人にとって不安は消えないのではないかと思います。

今後、ダイハツについて色んな不具合のニュースが出てくると思いますが、そんなわけで私は「タント」の「センターピラーレス車」の動向についてマスコミの方々にきちんと取材をしていただけることを希望します。そして、過去の事故についてもしっかり検証して欲しいと思います。願わくば、タントの側面衝突に対する安全性能が他社並みと認定されることを願っています。

ハンドルを握ることについての責任とあえて車に乗らないというプロ意識

先日、たまたま見ていたテレビのバラエティ番組でお笑い芸人のハリウッドザコシショウが色々と語っているのを見ました。(フジテレビ「トークイーンズ」2023年10月12日放送分)

最近はYou Tubeで手品・マジックの種明かしがされてしまうほどの物事を裏側を見せるような事で注目を集めようとする傾向がテレビバラエティにもあるようで、今回紹介する放送でも、裸で大声を挙げてネタを行なう、人によっては生理的に嫌うような芸風のハリウッドザコシショウさんの内面について、本人から言わせると「営業妨害では?」と思わせるような感じで番組は進んでいきます。

このハリウッドザコシショウさんは、私の住む静岡市出身の方で、まだ売れる前から地元のローカルバラエティに出演していたので、比較的好意的な感じでその出演番組を見ていたのですが、こうした番組だけでなく、ネットニュースでも真面目に努力している姿が紹介されていまして、単なるネタ披露ではない内容のものもなかなか面白いと思えました。

今回、ハリウッドザコシショウさんがデビュー当時からの仲間である野々村友紀子さんとの対談の中で、野々村さんが「これだけ売れているのになぜ車を買わないのか?」という疑問に答えたその内容が、最近の大きな芸能ニュースとシンクロしてとても印象に残りました。

ハリウッドザコシショウさんは学生のころから芸人を志し、吉本興業のお笑い養成所に入ったもののそこで人気者となることができず、相当苦労をして現在の事務所に入り、40代になってようやくテレビに出ることができるようになりました。本人の考えでは、学生の頃からの夢が叶い、お笑い芸人として認知されているので、この立場を手放したくないという事がまず第一にあるということでした。

お笑い芸人を含む、人気のある芸能人が「事件」を起こし、檜舞台から強制退去せざるを得なくなった状況については多くのパターンがあります。特にハリウッドザコシショウさんにとっては、先にちょっと触れた静岡発のローカル番組に呼んでくれてかわいがってもらった、お笑い芸人ではありませんがピエール瀧さんの事件にはかなりのショックを受けたのではないでしょうか。

また、過去に所属していた吉本興業所属の芸人についても、様々な事件がある中で、外的要因でお笑い芸人として自粛したり、その場から退場したくないという事がまずあり、そのためには自分で移動するために車を運転すること自体をしないので(免許は持っていても)、「事故をしたら終わり(大きな人身事故をしたら続けられないことが前提としてあったのでは?)」だから、車を買う必要はないと野々村さんに答えたそうです。

この収録がいつあったのかはわかりませんが、まさに自分で車を運転したことで事故を起こしただけでなく、その場から逃げてしまった藤本敏史さんとは完全に明暗を分けたような感じになってしまいました。藤本さんも逃げてしまったら芸能活動ができなくなることは十分わかっていただろうと思いますが、それでも逃げてしまうというのは、魔が差したということになるでしょうか。そんな事を起こさないために、そもそも最初のところで、車を買わないという選択をするというのは、相当プロ意識が高いのではないかと私は思います。本当は、こういうことは外に向かって出すような話ではないと思っているかも知れませんが、逆にそれくらいの想いでお笑いをやっている人は少ないでしょう。そこに、私はハリウッドザコシショウさんの凄さを感じます。

車を日常の足として使っている私としては、車を使わないという選択をしろといわれても難しいですが、だからこそ守らなければならないルールを守ることを今以上に大切に考えたいと思いました。私は芸能人や有名人ではないので、事故をして名前が出ることはまずないと思いますが、それでも、当て逃げやひき逃げをした場合には全国ニュースに名前が出るだけでなく、回りからの信用や仕事を失なうことになる可能性は十分にあります。

過去に様々な芸能人が事故を起こすたびにそうしたことを思いますが、今回ははからずも相当なプロ意識を持つことで、ハンドル自体を握らない決意をしてテレビに出ている人がいるということも頭の片隅にでも入れておくと、運転をする場合に生半可な気持ちではできないなとも思えます。これから行楽で車を利用する方も多いと思いますが、事故が起きるのは回避できない点もありますが、その後に逃げるような事は本人の問題ですので、その場から逃げずにきちんと事故処理のための対応することを第一に考えていただきたいと思います。

自家用車のライドシェアを普及させたければ若年層の「車離れ」を何とかしないと

以前このブログでも紹介しましたが、全国の路線バスが無くなっていくような状況が問題視されているように思います。大きな都市では、公共交通機関を使って旅をするような場合、タクシーはつかまりやすいと思いますが、地方の人が少ないような地域の駅にタクシーを呼んだとしても、駅で待っているタクシーがいない場合にはかなりの時間待たされる可能性が高く、場合によってはタクシーの運行が休みになっている場合にはタクシーを呼ぶこと自体が難しいような状況も出てきます。

そんな中で政府が出してきた解決策が、地域住民にお願いして必要な時に住民の自家用車を使って送迎をする「ライドシェア」です。当然タクシー業界は大反対していますが、どんな車でも送迎に使えるのか? ということがまずは気になります。

タクシーは走っていて故障で止まる事がないように、きちんと整備をされ、事故が起こった時にもその対応が専門のスタッフによって管理されているのですが、もし整備不良の車で送迎を行なっている時に途中で止まってしまった場合など、運行している中での様々なトラブル対応について安心できないという気もします。

そして、タクシー業界で働いている人の高齢化が問題になる中で、最大80才まで運転手として働くことができるようにするという話も出ています。これは、逆に言うと若年層の人がタクシーの運転手として働く人がいないことの裏返しでもあります。これは路線バスが消える原因の一つでもあるわけですが、現在新たな技術として無人運転の研究が進んでいますし、電車網が発達している地域で生活をしている人の中には、わざわざお金を出して免許を取っても車が買えないし、買ったとしても駐車場代が払えないからそもそも車を持つ前の段階の免許を取らないという方向に考えが行ってしまっても仕方がないでしょう。

最近増えてきた電気自動車にしても、自宅に充電用のコンセントを付けるのにはガソリン車と比べて車両代以外の費用がかかりますし、昔からの分譲マンションで生活をしている場合には、マンションの駐車場に設備が追加されなければそれまでです。また、駐車場を借りるにしても、電源完備の駐車場だと今よりさらに高くなるでしょうし、今後はガソリン代と比べても電気代が常に安くなるかどうかという問題もあります。

となると、そんな中で「ライドシェア」を普及させたい場合には、自家用車ではなく、カーシェアリングとして用意した車を誰かが運転して送迎するというような形で考えていくことも必要になってくるのではないでしょうか。私自身も今の駐車場で車のバッテリー充電はできないので、電気自動車は購入候補にはなりません。中古車でガソリン車が手に入るうちはまだ良いですが、ハイブリッド車の中古は電池が劣化すれば燃費はガソリン車よりも悪くなることが予想されます。それならもはや車の所有は止めてしまって、必要な時だけ車を借りて使う「カーシェアリング」に移行せざるを得ません。

しかし、これから免許を取れるようになる年の人が、カーシェアリングやレンタカーを運転するためだけに免許を取るか? という問題はあります。将来的にはタクシー業者がむしろ積極的に「ライドシェア」の業者に入っていき、車の整備や運転手の研修制度などのノウハウを生かし、タクシーとは別にパートタイムで免許があれば働けるような仕組みを作るようにして、車の送迎でもそれなりに稼げるようにすれば、それなりに送迎を空き時間に副業的にやりたいという人は出てくるかなという気もしますが、それで免許を取る人が増えるかどうかは、やってみないとわかりません。

とにかく、今では軽自動車でさえ高額で、さらに衝突を回避する安全設備が加わったこともあり、メンテナンス費用も上がり、人々が普通に車を持つことが難しくなっていることで、免許をあえて取らない人が出てくることを個人的には懸念します。せめて、現在かなりかかっているガソリン税を含む自動車関連の税金を安くして、車の維持費を圧縮するような事ぐらいは政府の方で行なってくれないと、さらに状況が悪くなるような気がしてなりません。今後は地方での交通が不便になる時期が続き、その見通しが良くなるためには自動運転で動く車をタクシーにできる時代まで待たなければならないのでしょうか。

マスコミがガソリン節約の方法をレクチャーする前に伝えていくべきことは

このブログでは直接的にはおしていないものの、「節約」に関する内容について色々書いています。これは、個人の限られた収入だけであれもこれも贅沢に生活するというのは難しいので、多少コストを抑えることで他の方に予算を使えるようにと色々考えた内容を紹介するとともに、自分の生活に活かすことを目的にしています。ただ、その場合には、できるだけそれまでの使い勝手を損なわないやり方を模索しています。そうしないとどうしてもネガティブな考え方に向かってしまうのではないかと思うからです。

最近、ガソリン代の値上りが過去と比べてもかなり高くなっていて、今年中に自宅の近くのスタンドでもレギュラーガソリンの1リッター当たりの価格が200円を超えてしまうのでは? という勢いになっています。今まで、政府の補助が入っていたものがしだいになくなってきたからだと言うことですが、同じように電気やガスの補助も無くなってしまったら生活そのものをエネルギー消費に向けざるを得なくなる以上、そのために生活自体が困窮するというケースも出てくるのではないかと心配になります。

そんな状況の中、マスコミ(ネットニュース含む)報道で見る機会があったのが、「自動車の運転の仕方でガソリン消費が減る」などという、個人ブログやユーチューブなどで発信されるべき情報を大手マスコミがコーナーを作って行なっているのですが、確かに個人的な努力が必要だと思う反面、単に節約だけを多くの人たちに紹介するだけで良いのか? という疑問も湧いてきます。

現在の日本には、一定のガソリン価格より値上がりした場合にガソリン税を引き下げてガソリンの価格安定を目指す「トリガー条項」があります。これはレギュラーガソリンの価格が1リッター160円を3ヶ月連続で超えた場合に上限25.1円分(ガソリン税の暫定徴収分)の税金を適用しないというものでしたが、東日本大震災の影響でその復興財源を確保するという事で凍結されたまま現在に至っています。

本来マスコミは、個人でいくら叫んでも変わらない政策に付いて物申すことで、社会的に訴えるような事をもっとやってもらっても良いのではないでしょうか。個人的にはトリガー条項に関わらず、現在のガソリン税の暫定税率分の徴収を止め、本体にのみ掛けないで各種税金との合計にかけている消費税を、ガソリン本体価格のみに掛けるようにするだけで、相当価格を下げることはできるでしょう。

暫定はあくまで暫定であり、それが訂正されることなく今まで続いていること自体がおかしいわけですし、販売価格のうちかなりの割合になっているガソリンに掛ける税金(ガソリン本体+ガソリン関連の税金)にも消費税を課すということも、やはりおかしいわけで、今の状況を正当化するなら、まずそうした矛盾を解消してから改めてガソリンに関する税金のあり方に付いて広く議論をすれば良いと私は思います。

ただ、今まで色々なところで同じような意見が上がっても全く政府は動かなかったわけですので、せめてマスコミはこうしたガソリン節約のためのノウハウを伝える前に、今のガソリン価格の仕組み自体がおかしいことについてもしっかりアナウンスしてから、節約のためのノウハウについての情報を流すべきではないかと思うのです。

電気自動車を使われている方もいると思いますが、今のお盆の大渋滞を伴う列島大移動をする車全てが電気自動車になった場合、途中でバッテリーが切れた場合どうなるのでしょうか。充電待ちの列とそれだけの充電をこなす施設(広い敷地)が整わないうちはとても電気自動車を主流にするのは難しいと個人的には思います。あとは電車のように高速道路を走行しながら電気を供給するような設備を作れば充電のための渋滞もなくなるでしょうが、そんな道路を作るためには果たしていくらかかるのか。そのために今の高いガソリン税や自動車関連税を取っているというのなら納得もできるのですが。