カテゴリー別アーカイブ: 車関連ニュース

特定の車のリコール情報や新しい車中泊に適していそうな車が出た時など、車関連のニュースはここでお伝えします。

リレーアタック対策に専用ポーチ、将来的にはスマホによるNFC+アプリを

最近の車の窃盗団はすごいことになっているようで、現在の車では当り前のように使われているリモートコントロールキーの盲点をついて高級車を盗む人がいるようなので注意が必要です。

どのように盗むのかというと、最新型のリモートキーは1m前後届くくらい微弱な電波を常に発信している構造なのだそうですが、この「常時発信」という仕組みを狙い、キーが有るところのそばにできるだけ近づき、特殊な受信機でその電波を受信します。その受信機には電波を増幅して送信する機能もあるのだそうで、もし買い物に高級車で来ている人を狙う場合、その人がキーロックをして歩き出した瞬間を狙ってリモートキーから発信された電波を受信した上に高出力で車に向けて「中継」するように電波を送信すると、普通にリモートキーを車の前や中に置いているのと同じ状態になってしまうため、普通にドアが開いた上にボタン一つでエンジンが掛かり、自分で止めない限りどこまでも行けてしまう恐れがあるのだそうです。

実のところこうした話は眉唾ものでもあるわけですが、最近になって専用の器具を使って実際に窃盗されたり、盗まれる寸前までになった状況もあるという話がネット上でも紹介されるようになり、本格的に対策が必要になってくるのではないかと思えます。

この方法は増幅された電波を使って車を動かすだけなので盗難グループの実行犯(車のドアを開けて運転していく人)については特別な作業は一切必要なく、数秒の間に車が盗まれる危険性があるということです。さらに、キーを玄関の入った場所すぐに置いてあるような人は、その様子(車を玄関のキーボックスに掛けるなど)を目撃されてしまうと、深夜になって玄関前でリモートキーからの受信を行ない、自宅の車庫に入っているような車でも、まさか盗難されているとは思わずに(明らかに普通にドアを開けてボタンを押してエンジンを始動させるので)、簡単に車を盗まれてしまう可能性があります。

こうした情報を自動車メーカーからの発表ではなく、ネットニュースによって知らされるというのは特に高級車のオーナーからすると解せない所もあると思いますが、対策としては電波を通さない缶の中や特殊なポーチの中にリモートキーを入れて保管・所持するか、リモートキーの操作で電波を止められるタイプのリモートキーなら、車を離れる際に電波を切るというような方法はあるものの、やはり常に電波を出し続けているというのは以上のような窃盗の手口には弱く、気になります。

今後、日本における自動車は急速にシェアリングするものになってくると思いますが、気になるのがセキュリティについての対策です。今後ネットで車を借りることを予約し、時間単位で借りるということになると、期待されるのがわずか数センチ間での通信を行ない「かざす・タッチ」とも言われるスマホのNFC機能と専用アプリを使ったスマートフォンをリモートキーとして使うような方法ではないかと思います。

今でもNFCを使って物理的な鍵の代わりにする方法が利用されていますが、これだとスマホでなくてもカード型のキーをタッチするだけでカードキーに電源は必要なく事務所などの自動ロックされたドアを解錠できます。この方法を使って自分の車のドアを開ける時と、エンジンを掛ける前に必要な箇所にタッチしてエンジン始動ボタンを押して車を動かす仕組みを作ると、本来のキーとしてカードキーをディーラーから渡されたとしても、専用アプリを使ってカードキーの内容をスマホでも実現させることが可能にるでしょう。当然セキュリティ対策がきちんとなされなければなりませんが、将来の車はキーがなくてもスマホだけで車を動かすことも可能になるでしょう。

前述のカーシェアリングが日本で普及するためにもこうしたスマホを車のキーにするやり方が普通になればさらにシステムが簡単になります。電子マネーやクレジットカードで決済が行なわれたら予約した時間だけスマホが借りた車のキーになるようにアプリが制御するようなことも今の技術で十分可能になるのではないかと思います。

このやり方が定着すればレンタカーを旅行先の駅から借りる際にも事務所が必要なくなり、配車まで待たされることなく駐車場所に直行しそのままスマホでエンジンを掛けて利用すればいいので、人件費がカットされる分リーズナブルな料金で車が借りられるようになってくるかも知れません。

少なくとも、私が新しい車を買う際には車のリモートキーがどうなっているかということにも考えをめぐらしながら、現状の常時電波を発信しているタイプのリモートキーはできるだけ避けたいというのが正直な気持ちです。すでにそうしたリモートキーを採用している車に乗っている人については、以下にあるようなリモートキーを入れるだけでリレーアタックによる盗難を防ぐポーチを使って車を使わない時には入れておき電波を受信されることを防ぐことが大事でしょう。くれぐれも鍵の在り処を窃盗団に察知されたり、外出先で目星を付けられて尾行され、自分のキーの情報を盗まれないように注意しましょう。


車が高速で停まったら路外避難しよう

明けましておめでとうございます。昨年から今年にかけ、カレンダーの関係から早めの帰省ラッシュが起こるのではないかと思います。さらに今年は天候の関係で雪が路面に積もった状態では事故に巻き込まれる可能性もあるので慎重な運転をお願いしたいですが、もうひとつの問題があります。

これは昨年末ぎりぎりの事故の話ですが、高速道で単独事故を起こし立ち往生していた車を動かすために自ら押して動かそうとしていた20代の女性と、その様子を見て車を路肩に停めて車を押す手伝いをしていた40代男性が後続のトラックに轢かれてしまうという悲惨な事故が起こってしまいました。

これは、このブログで過去にも紹介したことがあり、昨年は「あおり運転」とのセットで高速道路の路上に出ることの危険性については多くの方が認識しているとは思うのですが、運転中に今回の事故のように車が停まって難儀している人を見掛けたらどうすればいいのでしょうか。

基本的には110番をしてきちんとした事故処理のできる人を呼ぶべきで、昨年末の事故のように自ら手伝うのではなく、徐行して大声で「車はそのままにして早く路外に出て助けを呼べ」と声を掛けるのが個人的に考えるベターな方法ではないかと思うのですが。

高速道路上で車が停まり、JAFなどのロードサービスを呼んだ時、ロードサービスは一人で来るのではなく、二人以上で来て作業を行なう人と後方の安全を確保する人を分けてロードサービスを行なっています。逆に言うと万全の体制を用意して作業していても事故の危険は残ります。そう考えると日々の業務の中での危険な業務ということで、この時期に出動される方は改めて大変なお仕事だということですね。

今年もできる範囲にはなりますが、色々なところに出没してこのブログで紹介していければと思っています。その際にはまず安全ということに気を配って、無理な旅というのは避けられれば避けたいです。ご訪問いただいた方々におかれましても、くれぐれも無茶な行程が原因で体調を崩したり、事故を起こしてしまうとせっかくの楽しい旅が思い出したくもないものになってしまうかも知れませんので、気持ちを引きしめてお互い旅をしたいものです。それでは、本年もどうぞよろしくお願いします。


ネット接続可能な車の未来は「汎用性」にあり

先日紹介した自分の車に搭載しているAIスピーカー「Clova Friends」は大変面白く、しかも手持ちのテザリングのできる環境に3千円(クリスマスセール時の特別価格ですが)のスピーカーを加えただけで実現できたのも大変リーズナブルで(^^;)、新たな可能性を模索しているところです。

そんな中、たまたまテレビで見たのは自分のシステムとは到底及びのつかないところで音声による操作を実現しているメルセデス・ベンツのAクラスに搭載された「MBUX」というシステムを見ましたが、一見したところネットに接続していなくてもそこそこの操作ができてしまうようで、そこは車の中に内蔵されたシステムとしての強みを感じました。

さらに、このシステムは音声だけでなくタッチ操作にも対応しているようで、まさに大き目のタブレットがそのまま本体に内蔵されているというような感じでした。Aクラスの車両価格は日本車と比べてもそんなに高いという感じは受けないので、これは日本メーカーもまごまごしていられないぞと思うのは私だけではないでしょう。

ただ、AIの学習能力を上げていくためには常時インターネットに接続した方がいいわけで、メルセデス・ベンツでは専用のアプリからユーザーのスマホと車を紐づけして音声操作以外にも色々できる機能をスマホからも操作可能にするなど、最初から車に組み込まれていなければ不可能な機能も搭載していて、かなり羨ましいですね(^^)。

ここでポイントとなるのは、今後日本のメーカーもこうした「インターネットと接続する車」を作る場合に、肝心なネット環境を自前でユーザーに提供するのか、それともユーザーの持っているスマホを利用できるようにしたり、格安SIMも入って使えるモバイルルーターでも接続可能にするのかということです。車というものは全ての人が新車で購入するものではなく、中古車としても価値の高い車はいくらでもあります。もしメーカー独自のネット接続を行なうことができる車が出たとして、そのネット接続方法がメーカーの考えるものだけに限定されてしまうと、かつてホンダが行なったシステム「インターナビ」のように、車の発売時期によって接続方法が限られたり、当初使えていたウィルコムのPHSによる通信が使えなくなってしまったりとユーザーが通信会社の栄枯盛衰に引きずられるような形で接続方法を変えるために余計な負担をその都度しなければならないような問題が発生します。

今後、メルセデス・ベンツと同様なネット接続のできる車を出すメーカーがある場合、特定のキャリアと組んで特別な接続プランを販売するような形ではなく、汎用でテザリングができるハードとの接続をしてそのまま使えるようにしてくれれば、オーナーが変わっても車の持っている大切な機能を使い続けることができ、メーカー自体の信頼にもつながって行くのではないかと思います。

なかなかそれだけのために車を買い替えたくないという場合、こうしたシステムがない車で同じような事を実現することは可能かと思いますが、私がやっているようにAIスピーカーを車内にセットしたり、それ自身が音声操作可能な使い古しのスマホやタブレットを車載することによって、全くカーオーディオとつながらない車であってもできることは飛躍的に増えます。私の場合なら、テザリング用に使っているスマホがアンドロイドのため、ナビゲーションや検索をして欲しい場合には「オッケーGoogle」と話し掛けて操作を行ない、タブレットとAIスピーカーをBluetooth接続してどちらからの音もClova Friendsから出すようにすれば、それだけでも結構なことが実現できます。

さすがにスマホで車をコントロールして駐車させるなんてことは無理ですが、それでも今現在のAI技術の先端の成果を格安SIMのネット接続でも味わうことはできるでしょう。

今年はもう時間もありませんし、場所によっては猛吹雪で大変なところになっている地域もあるので無理ですが、来年は機会を見付けて古い車でもこのくらいのことはできるということを色々と試してみたいと思っています。


高齢者が安全に低コストで持てる車とは

年末も近くなって、高齢者の運転する車がお店に突っ込んだり、歩道を延々と走っているような動画がテレビのニュースで紹介されるなど、80代前後の高齢ドライバーにとっては今後も車に乗ることを継続できるのかどうか不安な気持ちを持っている方もいるかも知れません。

日常的な移動に十分な公共交通機関があり、自ら運転して移動したり買い物をしたりする必要のない都市在住の方なら車を諦めたとしてもそれほどの影響はないと思いますが、人の流出が止まらない過疎の村では、自らの意志で移動できる車の存在がないと生活ができないような状況もある中で、若い人のいない場所では自分の車がその場所で生活を営むための手段となってる現状もあります。そんな中でただ単に高齢ドライバーは免許を返納すべきだと言うのではなく、何らかの対策が必要になるのではないかと思われます。

最初に考えられるのが、万が一アクセルとブレーキを踏み間違えても障害物を感知するとストップする最新の車種に買い替えることですが、年金のみで生活している高齢者にとって、新しい車を買う事が負担となることも十分考えられます。さらに、そうした「ぶつからない車」を実現するセンサーについては、今までの車にはない装備になり、さらにアイドリングストップ機能も付いているような車だと、バッテリーやオイルの劣化も従来の車よりは激しくなることが考えられるため、定期的な車の整備費や車検費用の上昇を招きます。年金がそうした点を考慮して車を持っている人に対しては上がるというならいいのですが、国の財政を考えるとそこまでの大盤振る舞いは不可能でしょう。

普通に考えて、最新の車に乗らなくてもアクセルとブレーキの踏み間違いを起こしにくい車というのは存在するのではないかと思います。というのも、現在の主流であるオートマ車というのは右足だけでアクセルとブレーキを踏むだけで運転できてしまうのに加え、シフトレバーについても従来のように特別な操作をしなくても「R」に入ってしまうので、前進するつもりで勢いよくバックして事故になるような事例も多く出ています。

ここまで書けばわかる方はわかると思いますが、車を今主流のオートマ車ではなく、左足でクラッチを切ってギアを変えなければならないマニュアル車に変えれば、少なくとも急発進急後退になった場合にエンストして停まる可能性は高いですし、バックギアに変える時には特別なシフトレバー操作をしなくてはならないため、通常の場合で前進と後退を間違えることはなくなるのではないかという気がするのです。

ただ、今の日本のメーカーでは全ての車種がオートマになる傾向があり、燃費を上げるために商用車に設定されていた4ナンバーのバンでもマニュアルの車がなくなるというダイハツの「ミラバン」のようなケースもあります。それでは、中古車で入手すればいいと思うかも知れませんが、今の日本の自動車に対する税制では初期登録から13年を経過した車については自動車税および重量税を上げる措置が取られてしまうことで、車検の時だけでなく毎年の負担も増えるため、古くても燃費が良く安全なマニュアル車がこれから急速に消えていくだろうと予想されています。

テレビでは連日高齢ドライバーの事故についてニュースで報道し、それまで小さな事故も起こしていなかった人についても不安を煽るような効果を生み出しているようですが、こうした流れが進んでいけば「車が運転できない」という理由で山村で生活できない人が増え、結果あちこちの町や村でゴーストタウン化が進むような状況にもつながってきかねません。

マニュアル車というのは、燃費という面においては新しいガソリンのオートマ車を凌ぐ場合もあり、本来は古い車であっても完全に車が電気自動車に置き換わるまでは、エコカーとして認定し13年超の自動車税や自動車重量税の値上げの対象から外すというような施策も必要なのではないかと個人的には思います。

たまたま昨日は近所の100円ショップが消費税還元デーで、全ての100円商品が消費税なしで買える日だったのですが、多くの人がお店に押し寄せて店は大混乱でした。景気はいいと言われているものの、今後の負担の増加を見越しての買い控え、節約をする人も多くいるのではないかと実感する今日このごろです。今年起こったフランス・パリでの大きなデモの原因も車を利用しないと買い物にも行けない地方切り捨てのような政策を続けてきた政権がさらにガソリンを上げるということになったことで、主に地方在住者が首都に押しかけての騒動であったように聞いています。日本でもそんな事にならないように、地方で車が必要な人に優しい政策を行なっていただけるようにお願いしたいものです。


運転中の携帯電話使用の罰則が強化傾向に

運転中にかかってくる電話への対応の中で一番まずいのは、そのまま運転しながら出てしまうことだと思うのですが、最近ではそこまで通話を必要とすることは減りつつあるのではないかと思います。これだけ携帯電話やスマホを持つ人が増える中で、お互いに電話に出られない状況というものは運転中だとわかっているわけですから、運転中には「ドライブモード」にしておけば、留守電にメッセージを吹き込むより、メッセージアプリで連絡を入れて、お互いに電話を受けられるタイミングをはかることができます。

友人同士の連絡ならskypeやLINEで音声およびテレビ電話なんてこともできますので、以前ほどは電話に出ないこと自体で咎められることもないと思います。ただ、今回のテーマとして挙げたいのは、2019年中に今の車での携帯電話を運転しながら使った場合の罰則が厳しくなり、反則金の額も上がるような形での道路交通法の改正を警察庁は考えているようなのです。

この背景には、運転者が電話をするというよりも、Pokemon GOを運転中にしていて人をはねる事故が起こって社会問題になったり、アプリを動かしたり検索をするなど運転しながらスマホを使ったり、スマホの画面を注視して脇見運転をしてしまうケースが増えているからこそ法律を改正してまで厳罰化を行なおうとしていると思われます。

ちなみに、この文章を書いている時点での法律では、運転中の携帯電話の使用の罰則は「5万円以下の罰金」ですが、警察庁の試案では「6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金」に変更される予定です。さらに、事故を起こしかねない危険を生じさせた場合には、現在「3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金」から「1年以下の懲役または30万円以下の罰金」とかなり罰金の額も高く、刑罰も厳しくなることが予想されています。

さらに、携帯電話の使用による違反切符を切られた場合の反則金の上限額について、現状と来年法律が改正された場合の違いについてもまとめてみました。

・大型自動車…1万円から5万円
・普通自動車…8千円から4万円
・小型特殊自動車…6千円から3万円

こうしてみると、ちょっとした出費になる可能性もあるので、警察に止められてないからと日常的に運転中にもスマホをさわってしまう方は、その行動を改めることが最善の策でしょう。というのも、2018年は東名高速でのあおり運転による大きな事故があり、その裁判までこと細かに報道される中で、多くの車で「ドライブレコーダー」が設置されたという事実があります。もし事故の当事者に自分がなり、事故の原因が自分のスマホ操作だと相手の車に付けられたドライブレコーダーの映像から認定されてしまったとしたら、最悪30万円の罰金を払わなければならなくなる可能性が出てくるのです。

ですから、スマホを運転しながら使いたい場合には、手に持って使うのではなく車にスタンドを取り付けて、さらに操作は手を使わずに音声認識を利用して極力画面を注視しないで検索などを行なうような使い方を車の中ではすることというのも一つの方法です。

スマホスタンドはダッシュボードに吸盤で付けるものもいいですが、車内で使う場合にどうしても気になるのはスマホ本体が熱を持ってしまうことなので、自分の車のエアコン吹き出し口に取り付け可能なスタンドの方が、長距離ドライブ時に熱暴走する危険を避けることができます。

さらに、もう一歩進んで車内でのハンズフリー電話を同乗者と一緒に楽しめるように、手持ちのスマホでテザリングをしながらLINEの出しているClova Friendsシリーズを融合させ、LINE電話やメッセージのやり取りをハンズフリーでClova Friendsから友人と行なうという構想もあります。もちろん、イヤホンを自分で付けて他の車に乗っている誰かの携帯電話に電話を掛けてもいいのですが(^^;)、車に乗っている人の共通の友人と連絡を取る場合は、同乗している全員が話に参加できますし、AIスピーカー本来の使い方としてスマホ画面を使わないで必要な情報をClova friendsから引き出すことで、スマホに触らないという当初の目的も達しやすくなります。電話を使わない時や、モバイル通信が圏外の時にはBluetoothスピーカーとして、スマホアプリから音楽を配信したものを鳴らすこともできるので、現在セール期間で安くなっていることもあり、車載用に一台、ミニオンズのスピーカーでも買ってしまおうかと画策しています。


走行距離による自動車税の変化は何を意味するか

未来の日本の車の動向が、本格的に脱石油を達成し、水素による燃料電池車より電気自動車に移行していく感じになっている中で、このままではおかしくなってくることに自動車税の決め方があります。

現在の自動車税は、軽自動車は一律ですが、普通車ではエンジンの排気量によって年間の税額が変わっていて、排気量が大きければ税金も高くなっていました。しかし、未来に走る車のほとんどが電気自動車になった場合、排気量による振り分けを行なったままだと、排気量とは関係ない電気自動車からは税金が取れなくなってしまいます。自動車税は国の税金でなく、県(普通車)・市町村(軽自動車)で徴収している税金なので、この税金が入ってこなくなると地方の財政には大きな影響も出てきてしまいます。

そのため、自民党の税制調査会では、先日紹介したように車検証がICカード化されるに伴い、正確な走行距離を車検の時に計測することができるからでしょうか、年間あたりの走行距離によって自動車税の額を変えるようにして、電気自動車からでも自動車税を取るような事を考えているそうです。

一連のニュースを見る中で、「自動車税引き下げの方向で」というようなキーワードで今回の事が報じられていたニュースも目にしたものの、自動車税の収入が下がったら直接地方の財政が影響を受けるので、自動車税を下げることについて猛反発する可能性があることも確かです。ただ、国としてはその対策についても考えているようです。

実は自動車税を下げる代わりに、上がる可能性が高い税金があります。それが車検の時にかかる「重量税」です。この税金は名前の通り自動車の重さによってかかってくる金額が違います。ガソリン車から電気自動車が主流になってきた場合、全体的な車の重さは重くなることが予想されます。というのも、満充電した際に十分な走行距離を保つためには大きな電池を搭載することが必要であり、電池の重さというのはガソリンとは違って走っても減りませんので、その分道路への負担は大きくなるでしょう。

そのため、本来は国に納められる重量税の一部について、自動車税が下がって地方の税収が目減りした分の穴埋めをするために地方に分けることも検討されているようです。ということは、トータルで考えるとそれほど自動車についての税金は変わらずに、さらに旅行などで全国くまなく回るような場合には自動車税も高くなってしまうことが予想されるので、かえって自分の自動車に乗るための税金が高くなってしまうことも考えられます。

現在の車はさらにアイドリングストップ機能を使っている車でのエンジン整備や専用バッテリーの交換によるコストも上がりますし、さらに事故防止センサーを常に安定して動作させるための整備費や、ちょっとぶつかってもセンサーが正しく働かない場合の修理代もそれなりに掛かるようななってくることはちょっと考えればわかってくるので、今後も車を利用する場合はそうした家計の負担増についても考えておくことが必要になってくるのではないでしょうか。

ちなみに、私の乗っているホンダ・フィットは今回の車検ではついにエコカー減税の対象から外されてしまい、重量税は普通にとられてしまいましたが、それでも車重は1トン以下で一部の軽自動車より軽い車なので、そこまで重い負担ではありませんでした。しかし次回もし同じ車で車検をした場合には、新規登録から13年を経過してしまうということになるので、古い車からは税金を多く取るという方針でさらに車検費用が上がってしまうということになるようです。

私の車は別に古いからといってもきちんと整備して乗っていれば乗っていて不具合もなく、燃費もリッター20キロ以上高速道路でなら十分出る車なのに、2年後はどうすればいいのかと今から心配しています(^^;)。こんな現状と未来だと、ますます車を所有しようと思わない人が増えてしまうのではないかと心配になります。自動車というのは日本の主力産業でもありますし、日本国内で多くの人が無理なく所有できるような税制の再検討をお願いしたいところですが、やはり事前にどのような形で車の税金が決まっていくのかを知っておくことで、今後はどのような車を選ぶべきかということも変わってくるかも知れません。


車検証の電子化で何がどう変わるのか

まず、先日のブログ記事で紹介した宇宙から帰ってきた日本の実験サンプルについて、タイガー魔法瓶の作った「究極の魔法瓶」の中で無事に一週間4℃を保ち、中のサンプルの劣化もなく、ニュース映像で見た限りでは魔法瓶本体の損傷もなく綺麗で、今回の試験は大成功に終わったということになったようです。今後、タイガー魔法瓶の新たな宇宙品質の新製品開発に期待します。

さてここからが本題ですが、国土交通省は2022年度(2022年4月)から、今までの紙の車検証を止める方向で考えているらしく、ICカード方式で電子化する方針を固めたという事がニュースになっています。四輪だけでなく自動二輪も対象に考えているということですが、あまり気にしない人にとってはどうでもいい話だとは思います。ただ利用者にとっては車検費用が安くなるのではないか? と思われるところもあるので、現在わかっている範囲の中で、何がどのように変わるのかについて紹介させていただきたいと思います。

まず、現在の車検証については、紙にプリンターで印字したものが交付されるものですが、新しい車検証はキャッシュカードやクレジットカードのような、ICチップの入ったカードの形で交付されることになります(当初は紙による今までのような形式の明細が付くそうです)。カードには車の「所有者」「使用者」「車の登録番号・車体番号」のような自分の名義にして乗っている分には変わらない情報が印字されることになります。

実際の車検証にはこの他、車自体の詳しい内容や車検満了日などが記載されていますが、車検を通すことで新しくなる車検の有効期限などの情報がICチップの中に入ることになります。現在の車検証でも欄外にQRコードが印刷されているのを確認できるかと思いますが、そのQRコードをスマホのカメラで撮影しながらコードを読み込むことによって出てくるデータが小さなカードの中に入るということになるでしょう。

新車や中古車を購入する場合は、新たに自分名義のカードを作る手間がかかるので、これは車検証を発行するところまで直接行かないとカードを発行して即日交付ということは難しいと思いますが、住所が変わらない状態で継続車検をするような場合にはかなり手続が簡略化されることが期待されています。

というのも、継続車検の場合は紙の車検証の内容は住所氏名が変わらなければ、前の車検証と変わっているのは車検の有効期限がいつまであるかということだけだったりします。今まではその内容を書き替えて紙の車検証として出力するには全国の陸運事務局(普通車の場合)、軽自動車検査協会(軽自動車の場合)まで直接出向かなければならず、お住まいの場所からすぐには行けない可能性もあります。そのため、整備業者に代行車検を頼んで車検を行なう場合の費用の中には、この書類を提出して紙の車検証を出力して受け取ってくることについて手数料(主に現場まで往復して書類を作成して提出する人件費でしょう)が含まれていたと思います。その点についてはニュースによると、車検を行なう業者はカードリーダーを使ってパソコンに電子車検証の内容を読み込み、ICチップの中に記録された車検期間の部分を書き替えることで、直接車検業者が役所に出向かなくてもネット上だけで完結し、新しく車検を取った内容が内部に記載されたカードで更新されるようになるとの方針でした。そうなると、人が車検証発行のために出向く必要がなくなるので、その分の費用が発生しない分車検費用が安くなるのではないかということになります。

ただこうした動きを業者側から見ると、ネットにつながるパソコンとICチップの書き替えが可能なカードリーダーを導入する必要が車の販売店や整備工場には出てくるわけですが、いわゆる古くからやっている小規模なお店では車検自体ができなくなって止めるところも出てくるかも知れませんので、車検でお世話になっている業者さんに、次の車検の時期にでも今後の状況について聞いてみることをおすすめします。

また、カードの中に入っている内容については、ユーザーがすぐに確認できるようにNFCセンサーが付いているスマホやタブレットにかざすと車検証の内容が全て見られるような形にしてくれると、ユーザー側の利便性も上がると思いますが、そうではなくICカードに印刷されたQRコードをスマホで撮影することでネットから確認するようになるのか、その点についてはまだどうなるかはわかっていません。

また、車検をする前にカードをリーダーに通してネットに接続することで、その車の個有のリコール情報を事前に入手することができるようになります。現在は車検を受けて、紙の車検証を出力する際に同時にリコール情報を書いた紙が出されるので、業者の方としては車検がようやく終わったと思ったら、まだ未対応のリコール情報が出てきた場合、改めてディーラーに電話をしてリコール対策の作業をお願いするため、完全な状態でユーザーが車を受け取るまでにさらに時間がかかってしまうのが当り前でした。それが、車を預かってカードリーダーを通すことによって先に未対応のリコール対策作業の必要がある場合には迅速に連絡ができ、結果として早く作業を終わらせることもできるようになるでしょう。

ここまでは主に車検についての話でしたが、今回の電子化を機に、車の登録をするための書類の提出や実印の捺印などの極めてアナログな作業が省略できるようになることも期待しています。具体的には特に普通車の登録の際に必要になる警察に提出して出してもらう「車庫証明」や、手続きを第三者に委任する場合に必要になる所有者の実印と印鑑証明書について、一部の書類だけでも省略できるようになれば便利です。この辺についても、実務の簡略化ということが電子化でできるようになればお願いしたいところです。

また、これは全く私の空想の話に過ぎませんが、車検証カードを常に車内に携行するために、車内にカードスロットを作り、車検が切れた状態ではエンジンがかからないような車ができれば、現在問題になっている「車検切れでの走行」を撲滅することができます。ただこれはメーカー側が「飲酒運転検知車」のように、そんな車は作らない可能性もありますが、本気で車検切れの車を走らせないためにはそこまでの仕組みを作る必要も出てくるのではないかと思っています。

さらに国土交通省では検討を重ね、2019年3月くらいまでにはセキュリティ対策やシステム構成などについても結論を出したいとのことです。すでに車検の際の納税証明書の添付については2015年に電子化されており、払ってあれば問題なく車検が通ります。実は私の車は今月車検なので、今の車では恐らく電子車検証を利用することはないとは思いますが、次回車を買い換える時にできるだけ書類を少なくすることができるような対応をお願いしたいと思います。


クルマの定額乗り放題で気になること

トヨタ自動車が、まだ明細は発表されていないものの、車代・保険・税金・メンテナンスが全て込みというだけでなく、定額で複数の車の乗り換えも可能という新しい定額制サービス「KINTO」を、2019年から始めると発表しました。

高級車のレクサスも乗れるようにするという話ですが、個人的に気になるのは選べる車種の中に「ハイエース」が入るか? というところもあったりします。普段はコンパクトカーを使いつつも、車中泊の旅に出る時には負担が変わらずに車中泊最強の車に乗り替えて遊びに行けるようなら面白いですし、ラインナップの中にキャンピングカーがあったら更に面白くなりそうで車両の所有を止めてもいいかなと現実をあまり考えずに妄想するのもいいのですが、どうしても現実はどうなのかというところが気にかかります。

というのも、この種のサービスで一番気になるのが事故を起こした時にどうなるかということです。毎月定額とは言っても車に乗って事故を起こしてしまったら、毎月の支払いとは別に何らかのペナルティはかかるでしょう。それがどの程度の価格差となって現われるかとか、さらに事故までは行かなくても車を乗り換える際、レンタカーのように知らない間に傷が付いていた場合に前の車について何らかの追加支払いが生じると思うのですが、その場合の負担金額はどのくらいになるのかというのが気になります。

定額の目安としては、報道の内容では車一台を購入するよりも割高になるということなのですが、税金と保険に定期的な整備代が含まれたローンのようなものと考えればいいのかも知れません。そうなるとダブるのがスマホを毎月割賦で購入しながら新機種が出るとどんどん変えていくというイメージです。

ただ携帯の場合、端末を交換して使い続けるためには一定の長期契約が前提となるところがあります。iPhoneの新品を使い続けられるというソフトバンクの下取リプログラムがその典型ではないでしょうか。スマホと違って車一台というと定額のケタが違ってくるわけですから、契約を途中で打ち切った後、半年休んでまた復活させるような手続きができるのか、それとも一定期間の契約は必須になるのかということも気になります。

元々トヨタの狙っている客層が自分が使おうと思っているサービス内容と違っていることなのかも知れませんが、トヨタの新サービスの価格が高すぎるというなら、従来のリースサービスを利用するか、条件によってはこのサービスを使わずに車を購入するのも一つの手です(無事故なら自動車保険料が下がります)。駐車場を確保するのも大変ならもっと手軽なカーシェアリングのサービスを利用した方がいい場合もあるでしょう。

ただ、今までの定額による新車に乗れるサービスとは違い「乗り換え自在」というところに大きな特徴があるわけなので、今回挙げさせていただいたような内容に、トヨタがどんな形でサービス内容を出してくるか今から楽しみです。希望としてはある程度お金がかかってもいいですから、乗用車同士の乗り換えだけでなくとハイエースをはじめとする他の車種との乗り換えも自由ということができれば、車中泊だけでなく各種レジャーに車を使いたい人にとってはありがたいと思うのでぜひやって欲しいです。


ガソリン高騰になかなか文句が出ない不思議

2018年は9月から10月の休みというのは普通に土曜日曜と祝日が休みという環境の方なら三連休が多くあって、車でのお出掛けもされた方はいると思いますが、台風のニュースなどはあったものの、車を動かすにはこれがないと困ってしまうガソリン価格の問題についてほとんどマスコミでは今まであまり問題提起されることは少なくとも私が見たテレビや新聞ではなかったような気がします。

ようやく今週末になって私の見ていたテレビのニュースでも紹介されるようになったのですが、先日まで安いところでは130円/Lくらいでの給油ができていたスタンドも近所にはあったのですが、今では安いスタンドでも150円/Lを割るような価格で給油できるスタンドはなかなか見付けられません。

資源エネルギー庁が10月11日に公表した「石油製品価格調査」によると、レギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル=157.5円となり、前週の155.2円から2.3円の大幅な上昇になったことでようやく注目度もアップしたようです。これで6週連続の値上がりということなのですが、今後の展望を考えると、ガソリンが下がる材料というものが全く見当たりません。

元々はアメリカがイランへの制裁を発動し、日本がそれに追随したために安いガソリンを買うことができなくなっただとか、ガソリン卸の再編が進み、安売り競争によるスタンドの疲弊が少なくなった代わりにガソリン価格を高値で卸が決めてしまっているとか色々言われていますが、これで160円/Lを超え、180円/Lくらいまで上がってしまったらどうなるでしょうか。今現在政府が言っている「携帯電話代を4割安くする」と言ったところで、ガソリンだけでなく灯油も上がることを考えるとかなり生活への影響が出てくるので、携帯も車も使っている家庭にとってはいくら携帯料金が安くなっても意味がなくなってくる可能性もあります。

もちろん、この問題は日本政府が動いただけでは価格は下がることはないのですが、日本のガソリンにはガソリン税の他に暫定的に税金がかかっているので、一定以上の価格帯に入ってしまったら暫定分を徴収しないことによってガソリンの価格を下げることは可能です。かつてその動きは時の政府が名言したこともありましたが、一度も実現されないまま現在にいたります。

このまま何の対策もないまま市場原理に任せてガソリン価格が推移するのだとしたら、さすがに秋の行楽シーズンの人出にも影響は出てくるのではないでしょうか。公共交通を使えば直接的にはガソリン価格の影響は出ないため、そちらの方にシフトするとか考える人も出てきてしまうのではないでしょうか。車を利用している人でもすでに満タンにはしないで定量や定額のみでの給油しかしないという人も多いでしょう。そうした動きがさらに進むと、ちょっとした移動であれば自転車で移動するとか、車を使わない生活にもシフトしてしまうことも考えられなくはありません。

さすがに、レギュラーガソリンが1リッター160円を超えるとテレビニュースだけでなくワイドショーでもこの話題が出てくることになるでしょうから、一気に多くの不満の声が挙がってくる可能性もあります。さらに本当に10円刻みで上がっていけばそれもまたニュースになり、ついに1リッター200円まで行ってしまうとしたら、いわば「事件」の様相も出てくるのではないかと思っています。現在はそこまでの騒ぎにはなっていないことが、かえって不気味な気がするのは私だけでしょうか?


電気自動車普及の鍵は「停電対応」か

日本の車社会が変わろうとしています。先日のニュースで75才以上の人でも「自動ブレーキ」などのいわゆる「ぶつからない車」に限定するなら免許を交付する、オートマ限定のような形の新しい運転免許の新設を現政権は考えているようです。これからの時代は当然ハイブリッド車でも主流ではなくなり、本格的に全ての車が電気自動車になるような形でメーカーもかじを切るのではないかと考えられています。

それは、日本の国内事情だけでなく、どの国が電気自動車のイニシアチブを取るかということによっても状況は変わってきます。ただ、どちらにしても今の日本のハイブリッド車はガソリンを消費する車であることには変わりなく、電池の性能が落ちた場合には普通のガソリン車以下の燃費で地球環境に影響を及ぼす可能性もあり、ガソリンを一切使わないプラグから充電する電気自動車の方に流れることも考えておかなくてはいけないでしょう。

現在の専用プラグから充電する電気自動車は、高速道路や幹線道路、地域的には首都圏で走るには都合が良いと思いますが、どちらにしても充電施設のある場所を経由して移動するようにしないと、いざという時には動けなくなる可能性があります。それこそ、出川哲朗さんの番組のように、家庭用のプラグから充電ができるようであれば見ず知らずのお宅に飛び込んで充電させてくださいと懇願することで何とかなるかも知れませんが、それは少し前までの話であり、今後の事を考えると純粋に電気の充電だけで走る車というのは、レンタカーで乗るのはいいにしても、真剣に考えてしまうところがあります。

この点については全国にある有料駐車場の全区画から充電できるようでもなれば、かなり状況は電気自動車にとって追い風になるのではないかと思います。もっとも、そんな事が本当に起きると全国のガソリンスタンドの経営に大きな影響が出ます。その辺をどう解決していくのか、電気自動車の普及とともに起こってくる問題についてもその対応をどうするか見ていかなくてはならないでしょう。

しかしそうした問題以上に深刻なのは、非日常の出来事があった場合、インフラごと使えなくなる恐怖でしょう。先日の地震による北海道や、台風24号が通過する際に静岡県内で長期間停電したことによる問題です。この場合、普通のガソリン車と比べて大きなバッテリーを持つ電気自動車が、安定して電気が回復するまで車の電池を使うことは難しくなることは当然考えられます。ガソリンがあれば発電して少しの電気でも取り出すことができるガソリン車やハイブリッド車に比べ、電気自動車を走らせている旅行先で停電が起こったら、最悪どこか安全な場所に車を停めて自力で帰るか停電が終わるのを待つかという、かなり苦しい選択を迫られることになるでしょう。そうなると、プラグからの充電だけでなくガソリンでの発電にも対応した車の方が、現在の状況では災害に強い車と言えるかも知れません。1500Wのコンセントを車内で利用できる車なら、車に電子レンジを持ち込めばパックごはんと電子レンジ専用の食品を用意しておくだけでも温かい食事をいただけます。

現在でも電気自動車の方がハイブリッドより使えるような可能性としては、自宅に大がかりな太陽光発電の設備を置き、停電が起きても自宅で発電した電気を車の電池に充電する設備が使えるケースが考えられます。太陽電池で作った電気を効率よく車のバッテリーに蓄電できるくらいの太陽光発電の設備があれば、家の電気を最低限賄ったり、さらに車にコンセントがあれば家電も車の周辺で使えるかも知れません。しかしその際に気がかりなのは、自宅の発電システムが地震や台風の風で使えなくなってしまった場合には蓄電や出力そのものができなくなってしまうことです。壊れるかどうかは状況に左右されるため、最悪の状況に備え、家の火災保険や地震保険には必ず加入し、少なくともいざという時のための設備復旧の費用を確保するようでないと、安心して電気自動車も持てなくなるという近い将来の想定が現実のものにならないように祈りたいところです。

個人的にはやはり、これだけ電気に依存するような社会になっていくなら、電力会社から電気を買うだけでは困るので、家庭に置いておけ、一週間くらいの家庭で使う電気を貯めておける蓄電池が普通の世帯で使えるようになるか、ガソリンでもガスでもいいのですが、従来からある燃料を利用して発電する家庭用の発電システムの開発も電気自動車の実用化と並行して行なうことが不可欠になるでしょう。まだ近くて遠い将来の話ではありますが、そんなことも頭の中に入れた車選びをする方がいざという時に慌てずに済むのではないでしょうか。