カテゴリー別アーカイブ: 車関連ニュース

特定の車のリコール情報や新しい車中泊に適していそうな車が出た時など、車関連のニュースはここでお伝えします。

改めてリチウム電池の扱いに注意する点を考える

このブログでは市販品ではありませんが、ドライブレコーダーに関する記事を書いている関係もあり、先日流れてきたニュースはかなり気になるものでした。ユピテルが販売している車に据え付けて前方の様子を撮影できるドライブレコーダー「DRY-FH200」について、本体内蔵のリチウムイオン電池が燃え、本体および設置場所周辺が燃えるという事故が2017年5月に国内2ヶ所で発生したのだそうです。その原因を調査した結果、ユピテルはこの製品「DRY-FH200」のリコールを行なうことを決定し、約8万5000台出ている商品を回収し発火の恐れのない代替製品に交換するということを発表しました。

当該製品の販売期間というのは2012年10月~2013年8月ということで、発売されてから約5年が経っているということもあり、車自体を変える時に新たな製品を利用するようにしたり、ドライブレコーダー自体を付け替えてしまった方は大丈夫でしょうが、中古で購入したり(購入した中古車にすでに設置されている場合もあるかも知れません)、新品で購入しても長く使っている方も少なからずいるかと思いますので、まずは自分の車にドライブレコーダーが付いている場合はそれがユピテルの製品かどうか、さらに型番が「DRY-FH200」かどうかを確認するようにしましょう。なお、メーカーの方の発表が掲載されたページは以下のリンクからたどれますので、もしご自身の車にこのドライブレコーダーが付いている場合の参考にしてみて下さい。

https://www.yupiteru.co.jp/corp/important/170904.html

個人的にこの話を聞いて注目したいと思うのは、いわゆる製品の初期不良ではないということです。販売されたのが2012年10月からということで、この文章を書いているのが2017年の9月ですからおよそ5年間は問題が出ていなかったということになります。それでも、製品として世に出した以上は、問題があれば責任を持って回収・交換しなければならないメーカーの大変さというものを感じるわけですが、特にこの「ドライブレコーダー」という製品の特性である、直射日光をまともに浴びながらも正確な動作および電池の安全な利用ができないといけないわけです。

このブログでは様々なモバイル機器の事を紹介していますが、熱が発生しているのにそのまま使うようなことはとてもおすすめできないのですが、ドライブレコーダーは車をスタートする時点で本体が熱くなっていたとしても、誤動作や発火を決してしないように設計して世に出さなければなりません。そして今回のように発売してから5年経ったのでもういいだろうという風にもならないという事もあります。

改めて、私たちの身の回りを眺めてみると多くのものの中に動作用のリチウムイオン電池が入っているものが少なからずあると思います。スマホについては胸ポケットに入れているような人もいると思いますが、下手をしたらポケットの中で発火するような可能性もないとは言えません。

日本製のスマホの中には防水防塵をうたうものが多く、私もそうですが多くの人が安心し切ってスマホを使っているケースが多いかと思います。当然正常に動くことが当り前なのですが、手で持ってみてちょっと電池の部分が膨らんでいるとか、それまでと比べて本体がかなり熱くなっているなどありましたら、少なくとも体に密着しての使用は中止し、できれば販売店やメーカーのサポートに連絡して異常がないか見てもらうことも必要になってくるのではないかと思います。

それだけ電池のトラブルというものは恐いもので、特に最近のものは本体を薄くするために本体一体型で自分で交換することは不可というタイプのものがほとんどになっています。それはそれで時代の流れとして仕方ないところもありますが、モバイル機器を利用している中で、電池に対する違和感というものを事前に感じることができるようになることで、自分の生命や財産を守ることができるようになると思います。

今回のドライブレコーダーのニュースは、一見すると過去に起きたサムソンのスマホの発火事故のように、初期不良的な原因のような感じも受けたのですが、詳しく見て行く中で、ずっと安全に使ってきたものでも経年劣化によって発火する可能性も示されたものではないかと個人的には思っています。毎日のスマホやタブレットの充電時の挙動にも気を付けながら安全にモバイル機器をはじめとする電子機器を使えるようにしたいものですね。


テロ対策に車に対してできる対策を考える

過去には世界中で国と国とのいさかいが戦争になり、様々な悲劇を生んでいますが、現代の社会というのは、相変わらず国家間の緊張関係はあるものの、なかなか一線を越えて大きな戦争にまではつながらず、小さな集団が国家であったり国際社会にであったり単独で暴力行為を仕掛けるテロが数多く起こるようになりました。

日本でも、昔は時限爆弾を仕掛けて爆発させるようなテロを行なっていた集団がいましたが、今の世の中ではそうした行為を仕込んだところで監視カメラに見付かってしまうのがオチです。そのため、現代のテロリストというのは自ら爆弾を持って目的地に行き、一番被害が出そうな所で爆発させるいわゆる「自爆テロ」に走るようになりましたが、爆弾の持ち込みそのものを厳しく規制される中で、またその方法が変わりつつあります。特に普段は平穏な都市を狙う場合は、爆弾を持たずに単身で乗り込み、多大な一般市民に被害を与えるテロを引き起こします。

その方法が車に乗り込んでの暴走運転なのですね。この文章を書いている前日には、スペインのバルセロナで車を暴走させた事件が起こり、多くの尊い命が犠牲になってしまいました。更に前にはニースを狙ってバカンスで多くの観光客が集まる場所を狙って大型の車を使って人の波に突っ込むという事件もあり、犠牲になった方は本当に無念だろうと思います。

この種のテロというのはみだりに銃を持つことを禁じている日本でも当然いつ起こってもおかしくありません。隣国がミサイルを日本国内に打ち込んでくる確率より高いか低いかというのはこの文を読んでいる各々の方が考えていただきたいですが、少なくともそのような輩がテロを実行に移したとしても被害を最少限に抑えられるかも知れない対策だけはやっておくべきではないかと思います。

最近の日本で販売されている車は、消費者の意識の高さが表れているからなのかも知れませんが、車載カメラが付き、前方に障害物や人を発見した時に自動的にブレーキがかかる車が標準化しつつあります。実際のところ、こうした車で繁華街の歩行者天国に猛スピードで突っ込もうとしたらどうなるのかというのはわかりませんが、前方に人を認知したらそれ以上アクセルを踏んでも前に進まなくなる性能が現在でもあるなら、少なくともお金のある運輸・流通などの企業は悪意あるテロリストに車を盗まれても凶器の代わりとして使われないように、新機能を搭載した車に全て交換すべきではと思うのです。

また、大手のレンタカー会社も一度には無理かも知れませんが、新しく購入する場合は大きな車を優先的に衝突回避機能の付いた車にしていくことがまずはテロリストに国内の自動車を利用されないための第一歩になるのではと思います。昔の車にはそれこそエアバックもなかった時代からすると、現代はエアバッグが全く付いていない車を探す方が難しいくらいです。テロリスト対策として、ぜひ儲かっている企業の車からまずは乗り替えを行なって、人を傷つけない車が当り前になるように政府も音頭を取っていただきたいところです。

さらに、自動車を使ってのテロというのは自爆テロほどではないものの、普通の人間がそれを実行しようとしても、何らかの心の葛藤があるものではないかと思います。昔からテロリストにテロを実行させるために、テロリストを操る人たちがしてきたのが、思考をお酒や薬によって鈍らせて行動させるということです。

ただ、こうした意識が朦朧としたままで運転できないようにする試みというのは、現在市販されてはいないものの、車を発進させる前に自分の息をセンサーに吹きかけることでお酒を飲んでいると判定されたら動かせない車を作る技術は既にあると言われています。昔ならいざしらず、今ではお酒を一滴でも飲んで運転しては駄目ですし、法律で禁止されている薬物を吸って運転していいわけがありません。だったら、これも業務用の大型の車から積極的に、しらふの状態でないと車が始動しないセンサーも一緒に付けて販売するようにしていただきたいです。特に業務用の運送・流通用の車というのは専門のドライバーが運転し、経路も決まっていると思いますので、会社の人間でないと運転できないような仕組みを作って乗ってもらうとかすれば、車を強奪されてそのままテロに使われる恐れは少なくなるでしょう。

先日のブログでは未来の車を考える際に、主に化石燃料を使うか電気を使うかという事に絞って考えてみましたが、それとは違う基準で考えると、「車を走る凶器にしない技術」を搭載したものが当り前になる社会が来たら、それはそれで十分に意義のある事ではないかと思います。それは単に日本で免許を持つドライバーの事故が減るということだけでなく、車を盗んだり借りたりして、その車をテロに使おうとする輩の行為を未然に防止する事にも繋がると思いますので、こんな話も実際に日本でバルセロナと同じようなテロ事件が起こってしまう前に盛り上げて行きたいですね。


自動車のEV化は本当にエコ社会に結びつくのか

先日ブログで紹介した英仏で2040年から化石燃料を使った自動車の販売がされなくなるという政府の決定は、私だけでなく他の方にもインパクトがあったようで、このニュースをきっかけにして関連の話が様々な所で語られているようです。そんな中で、今のガソリン車やディーゼル車、更にハイブリッド車の代替として電気自動車が本当に日本で普及するのかという話も出ているようです。

というのも、現在の日本では家庭用や業務用の電気というのは原子力発電所が動いていないということもあり、火力発電所で作った電気に依存している状況で主な車を動かすためのエネルギーを電気にしてしまうと、化石燃料を燃やして作った電気を使うということもあり、車自体では排気ガスを出さなくても、電気を作るために二酸化炭素を放出するようになってしまっては、地球環境に与える影響が出てくるのではないかという話が出てきているようです。今の日本では水力発電に加えて地熱発電を増やすとか、ソーラーパネルで発電した電気を大量に貯めることができる充電装置が開発されないと、クリーンエネルギーとは必ずしも言えなくなるというジレンマが出てきます。

現在日本ではエコカーの主流として存在するハイブリッド車がありますが、その生産および販売台数は主にトヨタがダントツで、私の周りでもプリウスやアクアといったハイブリッド車があふれています。ハイブリッドの仕組みは特殊なため、ハイブリッド車の販売からメンテナンスまで一気にメーカーや大手資本の業者にやられてしまうと、販売チャネルとしての小規模な中古車販売店を駆逐してしまう可能性が大きいと思います。

というのも、私個人が次の車としてハイブリッド車の中古車を購入候補にした場合、必要だと思うのはいざという時の保証です。電気的なトラブルで購入して1ヶ月で動かなくなってしまったり、電池の寿命によって燃費がひどく落ち込んでしまった場合、零細業者から購入した車ですとバッテリーの不良や電気系統のトラブルを出たたびに保証していたら、業者は経営自体ができなくなってしまうでしょう。となると、メーカーとは関係ない業者はできるだけ高年式で新車の時の保証が残っている車を中心に売るか、ハイブリッド車自体を扱わないかしないと、なかなか利益を上げられなくなるのではないかと思います。修理業者でも専用のテスターなどがないと、どこが悪いのかを判断することができませんから、これからの町の修理屋さんは多額な設備投資をするか、ディーラーに丸投げかという感じになれば、これもなかなか大変でしょう。

しかしながらトヨタのディーラーでは、現在それなりに距離数を乗った中古車でも独自の保証のあるハイブリッド車を整備して販売しています。普通に考えて、安くていざという時も安心なハイブリッド車を欲しいと思った場合は、街の中古車屋さんはスルーして直接ディーラーの中古車コーナーを訪れるという流れはすでに出来上がっています。もっとも、ハイブリッド車が古くなればなるほどコスト面でのリスクが出るわけですが、そこは国の税制で新車登録から13年が経過した車については自動車税を上げているので、今のガソリン車はまだしも、ハイブリッド車については新車から13年以上が経過したものは、保証もつけられず電池の消耗により燃費性能が極端に落ちる可能性が多いので、普通に走れている車でも電池を変えないで燃費の悪いガソリン車として乗り続けるか、さっさと処分・解体して新しい車に乗り換えるかの選択を迫られるようになるでしょう。

しかし、まだ乗れる車を一定の期間使っただけで潰すというのは、解体するにも結構なエネルギーがかかりますし、本当にエコであるのかという疑問はそちらの面からも付きまといます。中古車ということで言えば、同じトヨタでも古いディーゼルのランドクルーザーやハイエースには海外での大きな需要があり、部品がなくてもアジア各国やアフリカでは現地の修理業者が、自分で足りない部品を作って修理し、それこそ新車から100万キロ乗ったような車でも普通に走っているのですが、日本の車が全て電気自動車やハイブリッドになったら、そうした日本車の国外での再利用のサイクルも途切れてしまいます。

こうしてみると、いくら日本国内だけで乗っている車であったとしても、解体されずにリユースされ、地球のどこかで再利用されているということを考えながらメーカーも一部の製品開発をしていかないとまずいような気がします。最終的には世界中のすべての車が電気自動車になればいいですが、日本国内はともかく、日本者が売られていく国でも同じようなインフラ整備がすぐには見込めないのであれば、今の車をすべて電気自動車にするというよりも、ガソリン車やディーゼル車で排出ガスを少なくしたり、同じ燃料でも長い距離を走ることができるエンジンの開発というのはまだ必要ではないかと思うのですが。

いくらメーカーが電気自動車の開発に努力しても、現在のキューバのように簡単にエコカーを購入するだけの余裕がない地域ではいつまでも古い日本車を乗り続け、その地域で有害がガスを巻き散らし地球温暖化問題はなかなか解決しないという流れにもなりかねません。その時には確かに日本国内は排出される二酸化炭素が減って暮らしやすくなっているかも知れませんが、単純に有害なガスを出さない電気自動車に全ての車を置き換えればいいという事でもないということも、今後考えていかなければならないのではないかと思います。


JAFから来たのは自動車税制に関するアンケートメール

このブログではあまり政治関係の話については展開していませんが、車中泊を行うのには車がなければ始まりませんし、モバイル通信についても公共の電波を使うこともあって、行政とからめた話にならざるを得ない場合もあります。今回の話は、私達が車を維持するためには必要不可欠な車についての税金の話です。

期間外に読まれる方からすると唐突な感じもするかもしれませんが、ちょうどこれを書いている現在政権与党である自民党が内閣改造を行い、内閣総理大臣である安倍晋三氏にとってはいかに国民の支持をえるのかという正念場という認識を持っている時期になります。そんな時に、私が加入している日本自動車連盟(JAF)から、アンケートのお願いのメールが届きました。

今回のアンケートは「自動車ユーザーの声を税制改正要望として政府へ届けるため」ということで、様々な自動車に関する税金(取得税、重量税、自動車税、揮発油税など)の現状を解説しながら、今のままでいいのかそれとも不満があるのかを正直に回答してくれということでした。

普段の生活をしているとなかなか政治への参加や意見を直接述べることは難しいのですが、たまたま今回は私がJAFに入っていたということから、来たんない意見をアンケートに記入して送信しました。

具体的に書いたのは、ガソリンを購入する場合、揮発油税の入った単価に消費税を掛けるのは他の品物ならありえないので、購入するガソリンの単価が今と同じくらいになるとしても、消費税とは分けて請求してほしいということと、新規登録から13年以降になると自動車税が高くなることへの不満でした。

消費税と揮発油税のはなしは以前から問題になっていたのでご存知の方も多いかもしれませんが、自動車税については自分が該当の年式の車に乗っていないとなかなかわかりずらいかもしれません。もし今の日本がフランスやイギリスのように、期限を決めてガソリン車やディーゼル車の販売を全面的に禁止するような施策をうっているならその中での措置として古い車に乗っている人から税金を余分に取ることで非ガソリン車に買い替えてもらう方法の一つとして有効に働くかもしれません。しかし今の状況ではまだ燃料はガソリンのままのハイブリッド車が国内では主流であり、すぐに電気自動車に乗り換えられるようなケースはまれでしょう。

車を廃棄するにもエネルギーがかかるわけですし、ガソリン車でも厳しい環境基準をクリアしてきているのが日本の車なわけですから、単純に年式から13年を経過したからと、まるで環境に配慮していないかのように大事に古い車に乗り続けている人から多くの税金を取るというのは個人的には再考していただたいと前から思ってきました。それでも、環境基準をクリアしない車や実質の燃費が悪い車について増税するというのならわかるのですが、どんな車でも一律13年過ぎたら増税になるというのは取る方は楽でいいですが、すべての計算を手作業でやることもないわけですし、多少複雑になっても実務に影響が出ることは少ないのではないかと思います。

実際のところ、JAFがユーザーの声を政府与党に届けたとしても今の税制が変わるとも思えないのですが、それでもなんらかの意見を出すことのできる機会があるというだけで、多少の希望は持てるのではないかと思います。最近ではJAFのことを単なるロードサービスを展開する団体だというような認識しかない方もいるのかもしれませんが、ドライバーの意見を代弁してくれる団体として期待したいですし、同じようなアンケートメールのお願いがきたら真面目に回答しようと思います。


英仏はガソリン車の販売を禁止して大丈夫か?

☆最近のニュースでフランスに続いて英国でも2040年までに石油を原料とするガソリン車とディーゼル車の新車販売を禁止することが決定したようです。となると、今日本で売られている最新テクノロジーが搭載されたハイブリッド車やガソリンで発電機を回すタイプの電気自動車も駄目ということになりますから、ヨーロッパでは本格的に電気自動車の開発へと舵が切られたということになるのでしょうか。

今回の発表で気になったのは、トラックや重機まで期限を切って全て電気を動力にして動くものにするのかということと、今まで特にヨーロッパでは有害な排気ガスを少なくして環境に優しいと言われたこともある「クリーンディーゼル」の技術まで止めてしまっていいのか? ということです。私自身もすぐに電気自動車に行く前の段階としての、マツダのクリーンディーゼルの技術に期待していたところもあったのですが、主戦場のヨーロッパの一部の地域で全否定となれば、国内の車種の販売状況にも変化が出てくるのかも知れません。もっとも、クリーンディーゼル車を多く作っているドイツは英仏とは一線を画すという話ですし、そこまで脅威に感じることもないのかも知れませんが。

ただ、英仏ではニュースを見ると将来のエコカーはEVが全てというような感じも受けるのですが、社会的なインフラ整備が間に合うのかというところも少し疑問です。もし将来のエネルギーを水素として現状のガソリンスタンドを「水素ステーション」にするようにし、水素で発電機を回すタイプの電気自動車を作るようにできれば、ガソリンスタンドでは新たな設備投資が必要になるものの、ガソリンスタンド自体が全くなくなってしまうような事は起こらないでしょう。

それが、単に電気を充電するための設備だけになってしまったらガソリンスタンドを取り巻く状況も変わるでしょうし、急速充電といってもプラグから充電する方法では、全ての車が電気自動車になってしまっては、充電ができた車から動くので、多くの車が急速充電ができないと動けない場合も出てくるでしょう。冠水した道路上て立ち往生した車が自走できないような大雨などの災害時には、レッカー頼みにするしかないケースが増え、ロードサービスがやってくるまでの待ち時間は、現在のヤマト運輸が陥っているようなロードサービス業者が、ハードワークとなりそれが社会問題化する恐れもあるかも知れません。

そうした問題を解決するためには、以前にもこのブログで書きましたが、電気自動車の電池が高性能になり、できるだけ短時間な急速充電でも走れる距離が増えればいいのですが、電池性能が今とそう変わらないなら、どのメーカーの車種でも使える共通の大きさの着脱式のものにし、電池をその都度充電するのではなくスタンドで既に充電したての電池と車の防水機能を保ったままで交換するような方式にし、プラグからの充電以外でも車を動かせる方法も電気自動車に持たせるような事ができればいいのにと思います。そうすれば、急に満充電した電池を使いたい場合、今のようにスタンドに飛び込めば何とかなるわけです。スタンドでは汎用の電池を常に充電して用意し、車が来たら交換すればいいだけなので水素ステーションのような新たな設備投資もそこまで必要ないでしょう。車載の電池が消耗すれば車自体の寿命が来るような状況も変えることができます。

そういう意味では水素自動車よりも電気自動車の方が優れていると言えないこともないのですが、これから英仏の自動車メーカーが、メーカーの垣根を超えた共通の電池の規格を作ることができるのかと言われれば、電池交換に際しての破裂や爆発などの危険の問題もあり、そうは簡単に行かず、汎用の電池という意味でも全ての車種でテストを十分しないといけない分、難しい部分も多くあることは確かですが、それでも車の場合は急に長距離を走らなければならない事もあるので、わずかな時間で満充電された電池に載せ替えることのできる方式へもチャレンジをしていただきたいと個人的には思います。

また、電池に関する最近のニュースではより安価に高性能な車載用電池として、液漏れや発火事故の心配がないという「全固体電池」というものが日本の東京工業大学・菅野了次教授の元で開発されているということです。この内容が実現されるようになれば、将来においての電気自動車について、大きな希望が持てます。その内容については以下のリンクからご覧下さい。

http://www.titech.ac.jp/research/stories/faces16_kanno.html

このようなものが実用化されれば、それはそれで電気自動車がガソリン車に取って代わる状況というのも見えますし、少なくとも爆発する心配なく交換できるような汎用の自動車用交換電池の登場も見えてくるかも知れません。そうなれば既存のリフトに車を載せて、防水のパッキンを外せば比較的安全にスタンドで交換できるような汎用の電気自動車用の電池の出現も夢ではなくなるのではないでしょうか。

もちろん電池自体の性能が上がり破裂や爆発の危険がなくなるだけでもかなり電気自動車の普及にこの新しい技術が寄与するだろうと思います。日本全国どこでも同じように、いつでも誰でも利用できる電気自動車のインフラが整えば、電気自動車だからこそできる車中泊の旅というものもありますし、何より夏の車中泊でクーラーを十分効かせたまま寝られる車や、料理はIHと電子レンジで、さらに冷蔵庫も付いた安全にできるキャンピングカーが当り前になるかも知れません。どちらにしてもすぐ実現するものではないとは思いますが、新技術が新しい電気自動車に搭載されて便利に使えるようになるのは本当に楽しみです。そうした期待を込めて英仏は目標を具体的に決めて動いているのかも知れませんが、日本のように具体的な電池なりインフラ整備について実用化直前の技術があるのかということも気になります。


「ひょう災」に対応する自動車保険は?

先週の東京ではこぶし大くらいの「ひょう」が降ってきたということで、大きなニュースになっていました。その事による被害はかなりのものになったという話を聞き、もし自分が運転してこぶし大くらいのひょうが降ってきてボディがボコボコになった場合にどうなるのかということが気になってきました。

自分の車について、確か車体にも保険を付けていたと思ったのですが、保険証券を引っ張り出して確認してみると、保険に入っていたのはいわゆる「エコノミー車両保険」と言われる「車対車+A」という形のものでした。一般的には相手のある事故を起こした場合に自分の修理費が出るものと理解していたのですが、対車の事故でしか保険が出ないとなると、ひょうが落ちてきても保険金が出ないことになってしまいます。

そこで、自分が契約している保険会社のホームベージから、車についての保険についてのページに辿り着き、エコノミー車両保険では何が出て何が出ないのかということを調べてみました。

まず、エコノミー車両保険で出ない場合は、以下の内容になっています。

・ガードレール、電柱、自転車に衝突
・当て逃げ
・車庫入れに失敗
・地震、噴火、津波

このうち、二番目の「当て逃げ」については、事故の後ですぐに逃げられたとしても、個人的に設置しているドライブレコーダーに相手の車のナンバープレートが映っていれば、その番号から所有者の特定は可能になるので、元からナンバープレートを偽造して走っている車でなければ何とかなりそうです。

自分の運転ミスによる事故と、地震による損害以外は大丈夫ということになると「ひょう」が降ってきた場合でも出そうですが、保険会社のホームページにはもう少し詳しく保険が出る場合についての記載があります。では次に、私の入っている自動車保険で保険が出る場合について紹介します。

・お車同士の衝突
・二輪自動車、原動機付自転車との衝突
・火災、爆発
・盗難
・いたずら、落書、窓ガラス破損
・飛来中、落下中の他物との衝突
・台風、竜巻、洪水、高潮

この中で見ていくと、ひょうによる窓ガラス破損は問題なく出ると思えますし、単純にひょうが落ちてきてボディを直撃した場合の修理費については、「飛来中、落下中の他物」ということで何とかなりそうです。それと、これはひょうとは関係ありませんがゲリラ豪雨で急に道路が冠水し、車が水浸しになった場合にも「洪水」の場合で補償される可能性が高いということでほっとしました。だからといって勇猛果敢に台風や大雨の中に車で用もないのに出掛けて行くようなことは避けましょう。たとえ保険が下りても、お金がからむことで申請して出るまでには時間がかかりますし、何よりも修理中は代車がなければ車に乗ることもできなくなります(代車を出すための保険に入っていればこの点の心配はなくなります)。

また、全ての保険会社でここで紹介したような条件で「エコノミー車両保険」を販売しているかどうかはわかりませんので、あくまて私の入っている自動車保険ということで今回紹介させていただきました。ただ、基本的に他社でもエコノミー車両保険は売られているので、私の場合とそんなに違いはないと思いますが、もし気になる場合には私と同じようにしてネットから保険が出る場合と出ない場合の条件について確認してみることをおすすめします。


「見守る」新自動車保険 は高齢者対応の専用端末とのセット

私自身はこのブログで紹介している自動車保険と連動したドライブレコーダーである東京海上日動の「ドライブエージェントパーソナル」を利用しているのですが、他の保険会社でも新たな機能を付けた自動車保険のサービスを今後は行なっていくようです。

今回紹介するのは「三井住友海上」と「あいおいニッセイ同和」の連合グループが2018年1月から取り扱いを始めるということでの発表がありました。まだちょっと開始までには時間がありますが、先に発表があった新しい保険の内容について記者発表用の資料からその概要及び特徴について紹介していこうと思います。新たな保険の名前はそれぞれの会社により違いまして、

・三井住友海上「GK 見守るクルマの保険」

・あいおいニッセイ同和「タフ・見守るクルマの保険」

となっています。この保険では有料で専用端末を車に設置するというところで東京海上日動の保険と似ていますが、この端末自体にはドライブレコーダーの機能があるわけではなく、高齢ドライバーの運転をアシストしたり状況を家族にメールで送信したりするような機能を追求しているもののようで、全くターゲットとする層が違うという印象です。

さらに、保険会社から貸与される専用端末は単体でユーザー側から使えるものではなく、Bluetooth接続のできるアプリを入れたスマートフォン(具体的な対応機種については現時点では不明)とセットにして、スマホのアプリから利用することになるようです。もちろん、スマホを持っている人でないと以下に紹介する機能は使えません。

具体的に専用端末とスマホで何ができるかと言うと、まず専用端末ではリアルタイムでの走行情報をセンターに送り、車に何らかの衝撃を受けたり、事前に登録しておいた(例えば自宅から半径20キロ以内など安全に走行できそうな範囲を登録しておくことが可能です)区域外の場所を走ったり、自動車専用道路を逆走したような場合に検知して動作します。ペアリングしたスマホを経由して危険運転をした内容が別に登録した運転者のご家族のスマホやパソコンなどにメールとして届くので、車を運転したまま帰って来ないような場合、このシステムを使ったメールで運転者の安否の確認が遠く離れた家族との間でできる可能性があります。

メールでの通知だけでなく、専用端末では上記のような危険な運転をした場合に運転者に認識させるためのアラーム音を鳴らしたりすることもできるので、より運転者が危険を察知することができるようになります。また事故を起こして端末が大きな衝撃を感じた時には端末が自動的にコールセンターに通知し、折り返しペアリングしているスマホに向けて「安否確認コール」を送るそうです。向こうからかかってくる分、自分で発信する必要がないので事故を起こしパニックになっていても連絡を取りやすいということはあるでしょう。

そうした一連の専用端末が収集したデータをまとめて家族にメールで送ったり、運転者の運転パターンを表示したりできるとのことで、基本的に運転に不安を感じる高齢者用のシステムであるということがわかります。

特にこの一連の内容について気になるのはこの専用端末からのアラームで、最近よく起こる逆走事故を未然に防ぐことができるなら、高齢者の方が主に運転する車に付けてもしもの時に対応するように加入するのもいいのではないかと思います。ただその場合、事前に逆走アラームが鳴った場合、速やかに車を端に寄せたまま停止させ、救援を待つように運転者には良く言いきかせておく必要があるでしょう。

また、「安否確認コール」についても、常に専用端末とスマホが正しくペアリングされているかということと、運転している高齢者にそもそもスマホに掛かってきた電話を受けるという事ができるのか? という疑問はあります。単に画面を一部分をなぞって電話を受けることは生まれた時からスマホがある世代にとっては簡単でも、物理的ボタンを押すことが当り前だと思っている人に、そんな基本的なスマホの扱い方を理解してもらうことも大変なことであるとも言えるので、先ほどの逆走アラームの件もそうですが、事前に十分なスマホ利用のためのレクチャーが必要になることは覚悟しておいた方がいいかも知れません。

また、スマホを持っていない場合はどうするのかということもありますが、当然ながらスマホでないとこのプランは使えません。となると新たにスマホを契約する必要のある方もいるかと思いますが、その場合はお子さんなどが車に置くスマホとしてMVNOで安く音声通話SIMを用意して、保険会社の推奨するスマホの中でも安く購入できそうなスマホの白ロムと一緒に入手して常に車にセットしておくような方法も考えられます。

ただそういうことはかなりのスマホにおけるスキルがないと導入は難しいとも思えますので、広く一般に普及するのかという点においては疑問に思う点も拭えません。さらに、少し紹介した安いMVNOを利用したスマホを新たに契約して車に設置することは、保険会社自らがやる仕事でもないので、契約者の方で何とかできる方を中心に注目し、スマホに興味を持っている運転できる高齢者が身近にいた場合、今年中にスマホを契約してみて最低限の事故時の扱いができるかどうかを確かめてみるのもいいかも知れません。

なお、今回紹介した内容についての発表資料については以下のリンクからご確認いただければと思います。

http://www.ms-ins.com/news/fy2017/pdf/0627_1.pdf


行楽シーズン前に古めの車はエアバックの確認を

先日のニュースで、ちょっと気になるニュースがありました。私の乗っている平成18年登録のFitでは済ませているのですが、全米で問題になり日本にもその問題が飛び火したタカタ製エアバックの不具合という問題があったことを覚えている方も少なくないと思います。そんな中、2015年に静岡県内で起こった事故が単なる事故ではなくタカタのエアバックを交換するはずでディーラーに持ち込まれたものの、部品がなくその時の処置を怠ったために、そのままエアバックの交換をしないまま乗っていて事故が起きてしまったのだそうです。そこでエアバックが異常破裂し乗っていた人が怪我をしたことで、責任問題になってしまったというわけです。

ニュースではタカタと自動車ディーラーの担当者を書類送検したことおよび、タカタのエアバックでの初めての国内での怪我を伴う事故ということが紹介されていましたが、タカタ自体も民事再生法の適用をするのではないかというようなニュースも入る中、まだリコール対応されないで乗っている車もあると思いますので、長く乗っている車があったり古い車でも調子がいいので最近購入した方は注意が必要です。

今回事故になった車はたまたまなのかディーラーに持ち込まれたにも関わらず、エアバックの交換が行なわれなかったことが今回の悲劇につながってしまったのですが、こうしたリコールでエアバックを交換済みなのかまだ交換していないのかを調べる方法があります。私の場合ですが、車がFitなのでホンダのホームページの中からリコール対応のページに進むと、自分の車にのみ付いている車台番号を入力する欄があり、その番号を入れて検索をかけると自分の車にどんなリコールが過去にあり、それがきちんと対応されているかどうかがわかるようになっています。

わからなければインターネットで「メーカー 車名 リコール (わかれば)型式」というような語句でネット検索を掛けると直接メーカーのリコール調べのページにたどり着けると思います。先日、私と同じくらいの年式のホンダの軽自動車を購入したという知り合いに頼まれてネットで調べたところ、車に個有の「車台番号」を入力して検索することで、問題なく過去に全てのリコールについて処理が行なわれていることがわかりました。

そうした確認でエアバック交換のリコールがまだ行なわれていないことがわかった場合、追突などで派手にエアバックが開くと大怪我になる可能性がありますので、すぐにお近くのディラーに連絡しましょう。町の中古車屋さんで購入した場合でもリコールの時にはメーカーが修理をすることになっているので、インターネットサイトの店舗一覧にあるご自宅に一番近い店舗で大丈夫です。

今回のニュースは広く全国に報道されていますので、ディーラーの方でも対策としてすでに部品を入庫したり、独自の調査で車検証の住所に改めて告知のためのダイレクトメールを送るなどの行動はすでにされているかも知れませんが、処理は早いに越したことはありません。普通の場合は連絡を入れた後に部品を発注し、用意が出来た時点で改めて来店ということになると思います。毎日車に乗る方なら日々事故の危険性がありますので、できるだけ速く連絡を入れ、不安があるなら代車を出してもらえることは可能かどうかということも含めて相談してみることをおすすめします。

今回のエアバックの不具合以外にも、今回紹介した方法によって重大なリコールを見逃している可能性もあるわけで、特に最近中古車を購入した方は、購入元の業者の方を疑うのも悪いとは思いますが、念のため自分の車の車検証を手元に置いてリコール未処理の有無についてまずは調べてみることは大事です。同じような内容の事はすでにこのブログで書いているのですが、たまたまニュースでエアバックが古くなったことによる怪我を伴う事故が現実に起きてしまったこともあり、改めて紹介させていただきました。すでにこうしたリコールを全て受けている方がおりましたら、ぜひ知り合いの方などにもこうした話題を振っていただいて、まさに時限爆弾のような欠陥の恐れのある車のリコール対応が全て終わるようになっていって欲しいと思います。


アクセルを踏んで車を避ける心理

東名高速道路の新城PA付近で起こった観光バスと乗用車の事故が2017年6月10日朝にありましたが、最初はラジオの交通情報で付近が通行止めになっているくらいの認識だったのですが、観光バスに備えられていたドライブレコーダーの映像を見て思わず背筋が凍るほどのショックを受けました。何といっても、観光バスが右車線を普通に走っている状態で、かなりの距離のある反対車線から乗用車がジャンプするように突っ込んできたのですから。

テレビニュースの中でその映像を見た専門家の話として、乗用車は下手をしたら130km/Lくらいのスピートが出ていたのではないかという予測を口にしていました。さらに現場付近がちょうどパーキングエリアになっていて、もしかしたら左車線を走っていた車がパーキングを出て高速道路に流入してくる車を避けようとして、ブレーキを踏まずにそのまま抜けようとしたのか、急に車線変更をしようとしたのかはわかりませんがスピードが上がった状態で体勢を崩し、左路面にあるガードレールにぶつかった反動で車を制御できなくなり、横滑りするような形で一気に中央分離帯から反対車線までジャンプしてしまった可能性があるとのことです。

確かに、高速道路をスムーズに走っている中で、急に合流してきた車が遅いため自分の車のスピードを緩めなくてはならないような状況になるのはイライラするものです。ただ、現場が直線でなく緩いカーブだったりすると、カーブに入ってもスピードを落とさず、逆にアクセルを踏み込んでしまったとしたら、緩いカーブを曲がりきれずに重大事故ということにもつながります。たとえ直線が続く道だったとしても、ちょっとしたことでも車の姿勢がふらつくようなスピードが出ていたとしたなら、まずはアクセルを踏み込んだままハンドルで逃げることなく減速をしながらまずは流入車に車線を譲ってから、改めて安全に車線変更をして抜きにかかるような動きをしないと、今回事故を起こしたドライバーと同じになってしまいます。

今回の事故の原因は完全に解明されたわけではないですが、こうした事故が起こる落とし穴として、自分の車は自分の運転でコントロールできているという過信を多くの人が持っているという事もあるでしょう。車の安定性は道路状況だけでなく風や雨など自然環境によっても変わってきます。

特にこのブログを読まれる方は普通車でも多くのレジャー用品を積んで走ったり、キャンピングカーを運転したりキャンピングハウスを牽引しているような場合には、自力で制動することは難しくなりますので、高速走行の折にスピードを出し過ぎることでさらに危険度は増します。そのような状況の中で、何か予期しない事が起こっても避けられるような余裕を持った運転をすることがまずは大事です。こうしたニュースがないと考えないという批判もあろうかと思いますが、同じような事故が再び起きないように、さらに自分がその当事者にならないように自分自身を戒めることも忘れないようにしたいと思います。


車の建物突入事故を施設面から考える

昨日起こった大分市内中心部の病院の待合室に高齢者ドライバーの運転する軽自動車が飛び込んで多くのけが人が出た事故について、夜のニュースで現場の状況を把握することができました。

相変わらずブレーキとアクセルを踏み間違える人が多いということと、パニックを起こした後の車の制御ができない点において、高齢者ドライバーへのバッシングが強まるような感じがするのですが、今回の事故現場の様子をテレビで見ただけの私でも思ったのは、病院側の事故防止のための対策がもう少しあれば今回の事故は防ぐことはできたのではないかとも思えたので、今回はその点について書いてみたいと思います。

現場となった病院の入り口は駐車スペースも少なく、両側が車椅子マークの付いた駐車スペースになっています。病院に薬をもらいにやってきたドライバーは駐車スペースがいっぱいのため道の端に車を停車させ、車をそのままにして病院の中に入って受付をしている様子がたまたまその車の後ろで客待ちをしていたタクシーのドライブレコーダーに記録されていました。

普通に考えて、かなり多くの人が待合室で自分の番が来るのを待っていたため多くの怪我人が出たわけですが、そうした人が全て車でやってきて同じスペースに駐車することができていたのか、まずは判然としません。そんなに広くなさそうな病院の前の道で車を停車させて待てるというのも、昔からの慣習と言われればそんなものかとは思いつつも、すぐ前が待合室という駐車スペースに薬をもらいに来るような人が車で来て停められてしまうというのは、ちょっとルール的にゆるいという感じがしました。

そして、もう一つ感じたのは、駐車スペースはすぐ前が待合室になっているのですが、前の道の往来の様子を考えると、今回のような事故はなくても道路通行中の車同士が衝突してそのはずみで病院に突っ込んでくるという可能性も考えられなくもないので、なぜ建物の前に最近の駐車スペースにはよく設置されているのを見ることができる「ガードパイプ」がなぜ設置されていないのか不思議に思いました。

このガードパイプというのは結構車との衝突にも強く、私は実際そうした現場に居合わせたことがあります。といってもアクセルとブレーキを間違えたわけではなかったのですが、お金を下ろしに銀行にやってきた私の前に見るからに危なっかしい運転をしている新車とおぼしきBMWがやってきました。その車は車庫入れをするために銀行の入口付近の駐車スペースにバックをして車を入れようとしているのですがうまく入らず、もしかしてこれはやるかもと思っていた私の心配そのままに、かなりの勢いでガードパイプに車を当ててしまい、さらに前後に動かす中で何回もパイプに当てていました。かなり車にへこみが出来てしまったのがわかりましたが、驚いたのはかなり勢いよくぶつかったのに、パイプにはちょっと見た限りでは傷が付いていないように見えたということです。

もし病院の待合室前のところにガードパイプが設置されていれば、今回の事故を起こした車両は軽自動車の中でもかなり小さいダイハツのエッセだったので、かなりアクセルを更かして前から進んだとしても、ガードパイプは車を跳ね返したのではないかとも思えます。もちろん病院の方になかなか設備を新しく作るだけの予算がなく、安全のため待合室の前を駐車禁止にもできない事情があったのかも知れませんが、今回の事故の影響というのはかなり大きかったようで、連休に入る前にやってきた人たちは診療ができずに大変困ったということですから、何とかして今後は同様の事故が起きても病院内に車を入れさせないような設備の増強をした方がいいように思います。

あと、自分が車を運転するということもありますので、広い駐車場ならできるだけ建物の前に駐車することは避けるとともに、コンビニのようにお店の前にしか停められないような場合は、今回の事故のように車を頭から突っ込むのではなく、あえてバックで慎重に停めるように気を付けることを実践したいと思います。

連休中には駐車場内にも車があふれるので、空いたスペースに一気に車を停めたいといきり立ってしまうこともあるかも知れませんが、そんな感じで運転していて勢いがつきすぎて人身事故を起こさないように、くれぐれもお気を付け下さい。