カテゴリー別アーカイブ: お知らせ・各種ニュース

このブログについてのお知らせや、ブログで扱っている内容について新たなニュースがありましたらここで紹介および解説を行ないます。

固定電話はそのままでも使えなくならない理由

昨日自宅に一通のハガキが届きました。NTT西日本から直接送られてきた、固定電話の回線を契約している人向けの告知です。わざわざ赤い帯入りで加入者全員に送られてくるということは、何か問題が起こっていて、その注意喚起だろうと思ったら案の上でした。

この通知ではっきりしていることは、昔からの電話線を使っている固定電話をまだ契約している人がいたとしても、今の電話機やファクシミリなどの固定電話用の機材はそのまま使うことができ、今後固定電話回線をインターネット通信に置き換える動きがあり、2024年1月以降に切り替えられたとしても、それは電話局内の切り替え工事のみで、家庭に張り巡らされた回線や配線についてはそのままで使えます。

そういう公式なアナウンスをネットやポスターだけで出すのではなく、わざわざ全員に郵便で通知するというのは、かなり悪質な電話回線を変更させるための勧誘が入っているとみて間違いないでしょう。

ちなみに、今私の家の固定電話はほぼADSLを使うためかファクシミリの送受信をするために使っているに過ぎないので、常に留守電状態にしてあるので実際自分のところにも勧誘電話が入ってきているのかも知れませんが、わざわざそういう方は内容を残す形で留守電に用件を吹き込まないのでわかりませんが、改めて電話で営業をしてくる人達には気を付けましょう。

そもそも、電話回線について変えたいということがあれば、NTT東日本/西日本の代理店と名乗る人物から契約しようと思わず、今回のハガキに書いてある直通のフリーダイヤルによるサポートセンターに電話をして、具体的に怪しげな業者がいた場合にはその内容も報告をすることをお勧めします。もし本当に電話でアポイントを掛けてくる業者がNTTの代理店だとしたら、今回のハガキ送付にはかなりの経費もかかっているでしょうから、何らかの対応が行なわれることも予想されます。

・NTT東日本のサポートセンター 0120-815-511
・NTT西日本のサポートセンター 0120-190-022

ともに受付時間は午前9時~午後5時まで(12/29~1/3は休み)です。この通知が来ているにも関わらず、中をよく見ないでそのままにしている方もいるかも知れませんので、もし知り合いなどで「もう少しすると固定電話が使えなくなるので変えないと」なんて話があったら決してそんな事はないということを伝えてあげていって欲しいと思います。


天気予報を確認して大雪には無理せずに

福井県内で立ち往生していた車列も何とか動いたというニュースがありましたが、そんな中、福井県坂井市の国道364号で雪に埋まって身動きできなくなった車の中から倒れている男性が発見されました。この男性はJAFや警察に何度も連絡を入れていたそうですがなかなか救出されず、沿線の住民による避難誘導にもかからず、さらにようやく除雪に来た人が車の窓を叩いて呼んだものの、その時には中に人がいるかわからずにそのままにされていたという不運が続き、エンジンを掛けたままで排気ガスが車内に充満してしまったものと思われます。

被害に遭った男性は富山県の方だったそうで、雪の恐さというのは十分にわかっていて被害に遭ってしまうのですから、いかに短時間で多くの雪が降ったかということがわかります。さらに、エンジンを止めた車の中というのはそのままでは寒くていられない場所になってしまいますので、毛布やカイロのようなエンジンを切った車内で猛烈な寒さに対応できるものを持っていないと、車の中体調を崩す可能性もあり、エンジンを掛けて寒さをしのごうとするので最悪の場合に一酸化炭素中毒になってしまうのです。

最近の大雪に関する情報というのはかなりピンポイントに危ない地域を示してくれますので、普段車を使って通っているような場合でも、大雪が予想される場合は車でない交通機関を利用できるものなら利用するようにするのが一つの方法であると思います。ただ私自身が今のところ雪の心配はほとんどないような所で生活しているので、実際にこのような状況に陥るケースというのは、車で旅行をしていて途中で雪に降られてしまうような場合として考えることになるでしょう。

まず、普通に多くの人が考えることでしょうが雪の影響で幹線道路が立ち往生になっていることがわかれば、何とかして通ることのできる迂回路を探したいところです。今回の被害者がそうだったかはわかりませんし、目的地に向かうためにどうしても必要なルートだったのかもわかりませんが、国道8号と平行して山の方を走る3ケタの国道で立ち往生してしまっているというのは、もしかしたら多くの車が集まる国道8号を避けたのかとも思えます。これは一般的な話ですが、車が少ないということは多くの車はあえてその道を選んでいないということも言えます。さらに沿線に民家がないような道だと、助けを求めることも難しくなります。大渋滞を引き起こす幹線道路で立ち往生した場合は大変ではありますが、前後に同じように動けない車がいれば、一人で電話して救助を待つのではなく、前後のドライバーとともに対応策を考えていれば最悪の状況にはなっていない可能性もあります。

このブログでは過去に色々書いていて、寝袋やカイロ食料などを常備してなんてことも一部書いていますが、それを全ての人に要求するというのは無理なこともわかっています。もし幸いにして周辺住民から炊き出しを受けられたり、トイレを借りたり、さらには避難所として公民館を開放してもらうことができれば、早めにそういった方へ避難する方がいいに決まっています。ただ、そうした救いの手は多くの車がたまって困っているような所に先にやってくるわけですから、渋滞を避けようとしてあえて車が通らない道に入って身動きが取れなくなった時に困るわけです。もしそういうルートを取るならそれこそ万全の体勢を取って出発すべきでしょう。使い古しの毛布(本来は寒冷地仕様の寝袋があるといい)や使い捨てカイロ、そして濡れた足元をそのままにしないように就寝用の厚手の靴下を車の中に入れておき、さらに急に雪が降ってきた時のためにスコップはスタッドレスタイヤに履き替えるのと同じタイミングで積んでおくのがいいのかなと思ったりもします。

ただ、そうして万全の用意をしていても、1時間単位で降る雪の量が今回はとんでもなく多かったようなので、場合によっては雪の降り方を見て一時間以内毎に外に出て除雪するようにしないと、雪で車の外に出られなくなってしまう可能性もあり、そうなるとちょっと寝入ってしまっていざ車のドアを開けようとして全く雪の重みで開かなくなることも考えられます。そう考えると常に外を気にしながら自分が外に出られる程度に除雪をしながら待つことも孤立した中では必要になってきます。当然ぐっすりとは寝られなくなることは覚悟して、「仮眠」→「除雪」→「仮眠」というような感じでないと、一人で回りに誰もいないところでの救援待ちは厳しいということになるでしょう。

そして、旅行であちこち回っていて雪に閉ざされても大丈夫なように、例えば地域限定のスナック菓子のようなものなど、食べられるお土産を買っておいたり、水については全国にチェーンがあるスーパーがあれば、手持ちのカードで無料給水できるようなら出先でも水を汲んでおくなど、普段用意していなくても出掛けてからでも余分なお金を掛けずに用意することができますので、そんな事も心掛けておくといいでしょう。個人的におすすめな食材としては、登山をなさる方に人気の「行動食」として定評のある「柿の種パック」です。これは全国どこへ行っても売っていますし、ご当地でちょっと違った味が売っていたりするので、おみやげとしても喜ばれるかも知れませんし、小分けパックとして売られているものなら、一気に食べないで少しずつ食べることで避難が長期間に及んでも持ちこたえられるという点でもおすすめです。

しかし、大事なことは大雪になるという予報が出たら、できれば大雪が予想される場所は避けて必要ならばその場に留まることです。この連休でも北日本で大雪の予報が出ています。出掛ける方が大雪で進めなくなった場合についても、無理に連休明けに学校や会社に出るために大雪の恐れのある道を進むよりも、その場に留まるか大回りをして遅れてしまうことへの了承が電話連絡をして取れるなら安全に確実に進める方を選ぶことも考えるか、旅の計画を余裕を持って立てるなど、くれぐれも無理はせず楽しい旅行にして欲しいです。


ソフトバンクの動向から今後の通信業界を展望する

ここのところ、ソフトバンク関連のニュースが多く出てきています。他のキャリアやMVNOの動きがない時期だけに、より一層目立つということもあります。先日紹介したLINEモバイルの買収や、ソフトバンク自体の株式上場、そして今回明らかになった「スポナビライブ」の「DAZN」への吸収(実際はサービス終了なので今までのユーザーがコンテンツを継続して楽しみたい場合には改めてDAZNへの加入が必要になります)があります。

スポナビライブで中継しているサッカーの放送権料が高騰していて、とてもこのままサービスを維持することができないという理由があるようですが、ソフトバンクはプロ野球の「ソフトバンクホークス」のオーナー会社であり、プロ野球中継が一つの売りになっているだけに、プロ野球を含めて全てをDAZNに丸投げすることでの影響は少なからずある中での決断ということがわかります。

とりあえずは、今後のソフトバンクは何でもかんでも手当り次第に事業を広げるのではなく、今後もし楽天モバイルが第四の通信メジャーとして攻勢を掛けてくることも睨みながら、先発するドコモとauに比べても選んでもらえる個性を際立たせようと考えているように思えます。

DAZNはドコモと提携し、ドコモの回線を持っていれば格安料金で加入できるので、今後出先でも多くのスポーツを楽しみたい方はドコモに流れるというのは折り込み済みで、それとは違った方向性を出していくという決意表明のようにも思えます。

スポーツ中継の生配信というのは放映権料が高騰する今の時代、商売としてはなかなか成り立つことは難しいものの、子会社化したLINEモバイルのノウハウを使っての新サービスや他キャリアのLINEユーザー(特にドコモ・auのMVNO利用者)には使えないサービスを作ることで、ソフトバンクに入るメリットを際立たせる腹積もりなのでしょうか。

ただ、ユーザー的には必ず一人一回線というわけでもないので、もし今後ソフトバンクやその系列のY!mobile、LINEモバイルに入っていないとどうしてもできない事があるなら、毎月の利用料金のバランスを保ちながら平行して加入することで両方のサービスを便利に使うことを考えるでしょう。私自身のことでは現在、ドコモは24時間通話定額のみという形で加入しています。現在の楽天モバイルが通話無制限のオプションを止めることを発表したことで、しばらくはドコモでの契約を維持することになりそうなので、DAZNの方もとりあえずJリーグとの大型契約が終わるまでは加入を続けることになるでしょう。

その上で今後のauおよびソフトバンク、さらに回線を借りてサービスするMVNOがどういう形でのサービスを始めるのかによって、現在ドコモ回線で契約しているLINEモバイルをソフトバンク回線に変更する必要があるのか、さらにauの格安回線を使った方が幸せになれるのかの判断をすることになりそうです。

希望としては、500kbps上限くらいでもいいので1日制限や3日間制限を考えないでも使えるようなプランが安く出てきてくれれば、今住んでいたり移動するところがエリア内であるならば回線の種類にはこだわらずにメインのモバイル回線にしたいと思っています。恐らく次世代通信の5Gの時代になれば今の低速回線を無制限で提供しているMVNOの中で最低速度を200kbpsから多少なりとも上げてくれると信じていますが、それまで約2年です。大手キャリアに切り替えると最低2年継続しないと解約料が発生しますので、この夏くらいまでに大手キャリアの中でも魅力的なモバイル通信プランが今回のソフトバンクが動いたことにより出てきてくれることを期待しています。


ドコモの「ドコッチ」サービス終了にあたり

個人的に腕時計型の端末が好きで、今までにもSIIのラピュータを使っていたり、カシオのBluetoothで対応スマホとの連携が取れるGショックを使っていたりしたのですが、まだアップルウォッチが出る前にこれは面白そうだと思ったのが、ドコモがお子さん用に出してきた「ドコッチ01」という端末でした。
この端末で通話はできないのですが、この端末を付けているお子さんの現在位置をスマホで確認できる「イマドコサーチ」は他の端末でも使えるためこの端末で今後も使えるそうですが、この端末独自のアプリや機能は3月31日以降は使えなくなるそうです。ちなみに私は早くからこの端末に興味はあったものの、その時にあえてこの端末を使うためにドコモとの契約をしたくなかったので、安く売っている「ドコッチ01」という中古白ロムを見付けても、私にとっては使えない端末だなと思ってスルーしておりました。

「イマドコサーチ」にしても本家ドコモに入ってさらにオプション利用料がかかるので、MVNOを使っている身としては出る幕がありません。この端末やサービスに限らず、例えばらくらくスマホの白ロムを買ったとしても単に通話とSMSしか使えず、本家と紐付けにされたサービスが多いので、MVNOを使ったままらくらくスマホにしたいという人がいた場合、通話と基本的なメールしか外では使えなくなるかもという事を考えないと使えないということで、一般的なスマホやガラケー以外で面白い端末に興味を示しても、MVNO利用ではその端末の使用も諦めざるを得ないケースも多くあると思います。

「ドコッチ01」のハード自体はけっこう遊びに行く時なら許されるような感じの魅力ある腕時計型端末で、MVNOで出来ることがもう少しあれば4月以降に使えないというような評価を(当然使える機能もあるので、全く使えないことはありませんが)されることもなかったでしょう。SMSオプション付きのデータ端末を入れれば無料アプリから位置確認ができたり、LINEやtwitterの投稿を画面で確認できたりするようならかなり制限はあるものの時計代わりに子供に持たせて位置確認をしたり、スマホを持たないでも自分のところに入ってくる連絡をこの端末上で見ることができるのは便利なのになあと思います。

ただ、ドコッチが出た時にはスマートウォッチの市場というのはあっても今のように大きくはなかったのでこのような端末を出したことも考えられます。しかし時間の経過につれ用途について十分ユーザーのニーズを満たしてくれるようなスマートウォッチが出た後としては改めてこんなサービスにドコモ本家に入っている人でも入らないだろうと判断したのかも知れませんね。今後特殊なハードが出て、そのハード専用のプランを出したとしても、失敗すればある程度の損失を出す可能性が出てくるので、今後は大手では極めて独創的なハードに則ったサービスというのは行なわれなくなるのではないでしょうか。

ただ、基本的なデータ通信やメールのできる腕時計型の端末が「おもちゃ」としてSIMフリー端末として出てきてくれれば「なんちゃってApple Watch」のような感じで遊べるのではないかと思うのですが、nanoSIMあたりを入れて使えるようなおもちゃを出してくれるところはないものでしょうか。ドコッチサービスの終了の話を聞いて、そんなことも考えてみたくなります。


格安SIMの状況に新しい状況が

ここのところ、MVNOのニュースというのは殆どなかったのですが、先日たて続けにLINEモバイルと楽天モバイルについての新たなニュースが入ってきました。今後どのような事になっていくのか不安でもあるのですが、その内容を紹介するとともに今後の展望を考えていきたいと思います。

まず、LINEモバイルが発表したのが現在ドコモの回線を使ってサービスを提供しているものの、ソフトバンクとの合弁会社になって今後は回線もソフトバンクになってくる可能性が出てきました(既契約者については現状ではドコモの回線を使い続けられるとのアナウンスが出ています)。同じようにソフトバンクと合併したウィルコムとイーモバイルが一緒になった「Y!mobile」との差別化をどうするのかが気になりますが、全国に店舗があるY!mobileと違って、オンライン上で完結するサービスにするという意向がネットニュースでは報道されています。

もちろん今まではソフトバンク自体がSIMだけの販売および他社に回線を使わせる事をしてこなかったため、LINEモバイル自体もソフトバンクの回線が使いたくても使えないという状況があったため、ソフトバンクが回線の貸し出しを行なうようになったことで、今回のような状況が生まれてきたと言えます。

個人的にはLINEモバイルというのは大手キャリアに加入していなくてもLINEの個人認証機能が使えるという他のMVNOにはないメリットがあるので、ソフトバンクだけに特化されるとどうなるのかとか、考えてしまうこともあります。別にドコモだからいいということでもないのですが、現状のドコモから借りている回線は高速クーポンを使い切った後でも低速はそこそこの速度を保って無制限で使えるという認識があるので、ソフトバンク回線に移ったとたん、低速でも3日間366MBのような制限を低速利用者に対して行なってくるようなら、現在契約している回線を続けるかどうか考えてしまうと思います。

また、もう一つ気になるのが、ソフトバンクがかんたんQRコードで決済ができるLINEPayを本家でも取り扱うのかどうかということです。ソフトバンクがLINEPayをドコモの「d払い」に競合させようと思っているのなら、電子マネーの覇権をめぐってさらに競争が激しくなっていくでしょうから、面白いといえば面白いですが、よくわからない人にとってはさらにわけがわからなくなってしまうのではないでしょうか。

次に出てきたニュースが、もう一つの大手「楽天モバイル」が決断した「電話かけ放題」オプションの廃止に関することです。元々、楽天モバイルの独自回線を使った5分以内話し放題のプランを出してきたことで、大手キャリアをはじめとする多くのMVNOが追随しました。そういう事もあったのでしょう。大手キャリアはスマホの安定した収入があるため、通話定額を5分のものに加えて、無制限に使えるプランを大手3社横並びで出しています。

通話定額では先行した楽天も、いかに自分の回線を通話用に使ってはいても、時間無制限に電話されてはなかなか大変なところもあるので、他のMVNOと同様5分定額のみしか出していなかったのですが、MVNOの中では初めてと言える通話無制限の定額を出してきました。ただ、オプション料金が2,380円(税抜価格)と高く、データ通信料が別にかかるということで、大手ゃリアのガラケーで通話無制限のプランに入るより高くなってしまうということで、あまり多くの人が加入していなかったのだろうと思われます。

楽天モバイルでは通話無制限オプションを2月末日で強制的に終了させることを発表しました。その後5分定額のオプションに加入しないと通話料金は基本料金の30秒10円の従量課金になってしまうので注意が必要です。ただ、このオプションがあるがために楽天モバイルに加入した人によっては途中解約した上で乗り換えられなければしょうがないくらいのショックでしょう。しかしこの点についても考えられていて、通話定額オプションに加入していた人が解約またはMNPで転出する際は、2018年12月末まで契約解除料とMNP転出手数料が免除されるとのことなので、もはやMVNOでは通話無制限はないと諦めて、大手3社のどこかと契約し直した方がいいかも知れません。

こうなってくると、楽天が新たに申請して第四の通信会社を目指している件で、実際に会社ができたとして、その会社は大手3社が全てサービスしている通話無制限のサービスを付けてくるのかどうかもわからなくなってきました。ただ、通話に重きを置くのは仕事で携帯電話を利用する人や、メールやSNSができない人に限られます。それこそLINEを使ったLINE通話を使えば友人同士なら通話はフリーになるので、それで十分という方も少なくないでしょう。

ただ、友人同士でなく不特定多数の場所に連絡を取りたい場合や、向こうからかかってきた電話に出られずに掛け直す場合には、やはり固定にも携帯にも時間を気にせず掛けられるプランというものはありがたいものです。これから卒業・就職のシーズンとなり初めて出合う人も増えれば、5分や10分の定額では足りない場合も出てくるかも知れません。今回の楽天モバイルの決定が、新たに通話無制限のプランを打つ布石なのか、通話無制限から手を引くのか、どちらにしても今通話無制限が必要な方で楽天モバイルに入っている方は今月中にどうするか考えておいた方がいいでしょう。


「仮想通貨」のブームは終わるのか

大手仮想通貨取引所のコインチェックが、外部から不正なアクセスを受けて顧客から預かっていた仮想通貨「NEM(ネム)」の約580億円分が流出した件が、日を追うごとに大きなニュースになってきています。一番有名な仮想通貨であるビットコインについてはテレビで取引きを扱う会社がテレビコマーシャルをかなり行なっていますが、この仮想通貨についての広告について、フェイスブックが関連する広告を禁止することを発表しました。

今後インターネット大手のGoogleなども追随するとなれば、テレビでの広告も止めざるを得ず、かなりの広告費を投資してきた所はその広告費の回収もままならないでしょう。取引所がうまくいかなくなれば当然仮想通貨そのものもその存在についての疑問が付き、相場に影響を出すのではないかと思われます。

ちょっと前にはビットコインで億単位のお金を儲けたという「億り人」という人がテレビに出て急激な値上がりを喜んでいましたが、今回の騒動で全財産を全てNEMに替えていたというお笑い芸人が話題になるなど、一気に反転してしまったという感じになっています。私自身はコインチェックの流出騒ぎが起こる前の段階で、中国など多くの国が仮想通貨の取引を禁じたことによりビットコインがちょっと下がった時に、儲けを狙って購入する時期から完全に乗り遅れたことを知り、その後仮想通貨を買おうとは思わなくなりました。

何でもそうですが、やっている人みんなが儲かる仕事やうまい話というのはないというのは例外はあるかも知れませんが定説でもあります。ただ今回、フェイスブックが広告から手を引いたということはかなりのダメージになったのではないかと思います。さらに他の大手サイトやSNSでもこうした流れは止まれないように思えるので、今後の日本の仮想通貨の取引きはどうなってしまうんだろうと他人事ながら心配になってしまいます。

もちろん、今の世の中現金だけを持っていればいいわけではありません。同じ預貯金でも外貨での預金や、金投資、株式投資、不動産投資など様々な形にして分散して運用することが過去には推奨されていたこともありましたが、そうした投資と同列に仮想通貨を置くということは今後は難しいように思いますね。もし仮想通貨でもレートが安定して世界中で使えるようなものが出てくるなら電子マネーとしての選択肢の一つとして持っておくのも悪くはないと思うのですが、少なくとも現状のままでは持つ気にはなれません。

ただ、私も気付いたら本屋さんにはビットコインを始めとする仮想通貨の本や雑誌の特集が並び、テレビでも複数の仮想通貨取引きの業者がコマーシャルを行ない、有名なタレントを起用しているのには改めて驚くばかりです。こうした仮想通貨関連の事業に関わった人たちもせっかくお金を掛けて作ったものが売れなくなるなどの影響が今後出てくると、景気の動向にも影響が出てこないかちょっと心配になります。ただ、一過性のプームが終われば価格も安定すると思いますし、今後の動向についてはそれなりに興味を持って見て行きたいとは思っています。

これからもちょっと儲かりそうな所には一気に注目が集中することが続くのかも知れませんが、少なくとも車中泊のブームは早く終わって良かったと思っています(^^;)。個人的にはお金と時間をうまく使うための手段として車中泊を行ない、これからも自分の中で考えることや実践して役に立ちそうな事をここで紹介できるようにしたいと思っています。

(おまけ)

今回たまたま私の住む静岡県で見事に皆既月食を見ることができましたので、Twitterでは同じ写真をアップしたのですが、ここでも改めて紹介させていただきます。この写真は食の最大である1月31日の午後10時30分以降にコンパクトデジカメを三脚に固定してレリーズを利用して撮影しました。

ちなみに、左側に見える小さな星は4等星で名も無き星だとのことですが、当然ながら普段の明るい月ではこんな暗い星は月の近くでは見えないでしょう。こんな事も皆既月食の時だからこそですね。

車中泊の楽しみというのは、夜中に起きて車から出てトイレに行くような時に空を見上げた時に、場所によってはあまりの星の多さに感動するようなところにもあると思います。昔は星を見るにも星座早見盤を買って持って行ったり(実は今も100円ショップで売っていたりするのですが)していましたが、今ではスマホのアプリでどの星が何の星座かというのが簡単にわかるので、多くの星を見た時にアプリをダウンロードするのもいいかも知れません。皆さんは同じような月を見られましたでしょうか。


楽天の損保参入はアマゾンと正面から争わないため?

車中泊の旅をする場合には必ず関わってくる自動車を安心して乗るための自動車保険ですが、火災保険や傷害保険とともに自動車保険を業務の中枢にすえている損害保険会社について、業界の再編としてはかなりインパクトの有るニュースが入ってきました。

一般的には知名度がそれほどないと思われる朝日火災海上保険を楽天が買収し、本格的に「楽天損保」として損保業界に参入することを表明したのです。楽天といえば少し前に第4の大手携帯電話会社を目指すことが発表されたばかりで、すでに生命保険の事業には参入して、テレビコマーシャルも流しています。ニュースによると従来の代理店による販売とともにネットでの勧誘もするということで、今後楽天がどのように生き残ろうとしているのかその方向性が見えてきたような感じがしています。

通信業務と自動車保険が結び付くというとすぐに思い付くのが、このブログでも紹介し現在私も使っている通信用のSIMが入っていて、事故が起きれば直接事故センターと話すこともできるドライブレコーダーです。東京海上日動火災保険の場合はNTTドコモの作った端末を利用していますが、もし楽天がこの形のビジネスに興味を抱けば、自動車保険とドライブレコーダー、さらにAIスピーカーをセットにしたような端末とドライブレコーダー向けのプランを新たに作ったりすることも可能になり、何より競争が生まれることでさらなるサービスの向上が期待できるということにもなるでしょう。

さらに、過去に買収した楽天トラベルとセットで旅行保険とのセット販売も計画しているとのことなので、旅行の申し込みと一緒に保険の申し込みもできるようになります。このように契約がまとまるということは、保険の付け忘れがなくなるということなので、もし旅先で怪我をしたり盗難にあったとしてもネットや電話一本で対応が可能になり、利用者にとっての利便性が上がります。実はこうした多業種の融合こそが楽天の今後に向けた戦略だと考えることができます。

通販の勢力争いとして現在はアマゾンが送料無料のプライム会員に登録させることでビデオ・音楽・電子書籍の利用をフリーにする「大盤振る舞い」を行なって会員を拡大させていますが、楽天は同じことで争うのではなく、例えば今回買収した損害保険会社を使って楽天市場で購入した一定額以上の商品について、わずかな金額でも延長保証や、メーカーの無償修理の対象外となる落下や盗難被害に対応するものとして、損保の物保険をくっつけたサービスの展開をしてくることは十分考えられます。

ですから、ユーザーはあくまで安く買えればいいのか、それとも購入したものを長く使いたいのかで通販で購入するサイトを選ぶ明確な違いというものが見えてくるということにもなります。今までと同じような経営を続けているだけではアマゾンに飲み込まれてしまうという可能性を考えた上での買収だと考えれば、新しい楽天市場のサービスや、楽天モバイルと今回の楽天損保がどうからんでくるのかというのは注目しながら見ていく必要があります。というのも楽天も損保におけるシェアを上げるために様々な事を仕掛けてくる可能性があるからです。

現在、ネットから見積をし、契約まで行なうことができるネット損保が一定の評価を受けて定着している中、今回の楽天損保はその中にも切り込んでくることになります。自動車保険は1年満期のものが多いので、新しくものが出てきてとりあえず入ってみて、もし気に入らなかったらすぐに元に戻すこともできるので、楽天の攻勢によってはかなりの数のユーザーが移動してくる可能性も出てきます。持続的に契約者をキープするにはそれなりの顧客対応が必要なのでその点については不透明な部分もありますが、個人的には車中泊の人用の補償が出てくると面白いかなと思います。

例えば、人の来ない道の駅で寝ていて襲われたような場合、車や積載物、人が犯罪被害に遭った場合に保証してくれるような保険ができれば、少なくともそんな事になった時に急いで逃げずに身の安全だけを守るようにするなどの心構えが変わってきます。他にも「当たり屋」にからまれるようなこともあるので、楽天の新損保会社には魅力的なドライブレコーダーを楽天モバイルとの共同で開発して欲しいです。


自動運転車の保険は当分現行通りか

2025年をめどに自動車メーカーが高速道路での自動運転を実用化させるように目指しているということだそうで、それを受けた国土交通省では自動運転モードのある車の保険をどのように考えているのか、方針を決めるための会議が行なわれたことがニュースになっていました。

なぜ政府が自動車の保険にからんでくるかと言うと、現在車やバイクに乗る人が必ず加入しなければならない「強制保険」である自賠責保険は政府の事業であるからです。ただし、この保険は保険会社が扱う保険と違って交通事故に遭った人に対する保険で、物に対する保険や、自分の車自体に掛ける車両保険は対象外になっています。で、その自賠責保険については、自動運転車が普及しても事故になれば普通に払う現状は変わらないという風に話しでは出たということです。

ただし、事故自体が自動運転車の増加によって減れば保険料はその分安くなります。これは毎年見直されて保険料は安くなったり高くなったりしているので、その点は変わらないでしょう。ただ、今後大きな事故を自動運転車が起こした場合、運転者の責任ではなくメーカーに原因があるケースも考えられます。その場合は改めて保険会社がメーカーを訴えて支払った保険金を肩代わりさせるような仕組みを考えることも議題になっているようです。さらに自動運転車独自のリスクも出てきます。常に自動運転車はネットに接続してクラウドのAIから自動運転のためのノウハウを得て動く形のものも考えられるので、外部からハッキングされて自動運転のためのコンピューターを乗っ取られ、車を勝手に動かされてしまうような事が起こった場合の対応についても盛り込む予定なのだそうです。

ただ、まだ自動運転のできない車は残るわけですし、一般道でも自動運転する車というのはまだできないということもあります。さらに、いくら自動運転ができるといっても凍結した道路で滑って事故が起こることはいかに機械制御でもどうにもならないこともあるでしょう。今のところは自動車保険自体がすぐになくなるということは考えなくてもいいでしょうし、むしろ自動運転の仕組みを使って逆走の事故を防ぐなど今は後期高齢者にとっては自動車保険料も高くなっている中で、保険料を下げ安心して高齢者が車を使えるような形になるといいなと思います。

ただ、前回書いたようなカーシェアを行なっても自動運転でほとんど事故が起きないような状況ができてくると車自体の台数も減り、さらに保険料も下がるとなると現在多くある損害保険会社に淘汰が進むのではないかという気がしてきます。保険会社自体も今後は国内のユーザーだけではなく世界に出ていくようではないと会社として存続することが難しいかも知れません。しかし海外で事業を行なうこと自体にリスクはありますし、先日は銀行の今後を心配しましたが、今まで盤石と言われていた企業も今後は生き残りをかけて大変なことになるなという感じもしています。個人的にはまだまだ長い期間車を運転できる環境を作ってもらいたいので、今後の車の自動運転の流れには期待しています。


車中泊自作派の方には面白いかもしれない「カーシェアサービス」

テレビのニュース番組を見ていたらカーシェアリングの特集をやっていまして、個人間でのシェアを仲介する「エニカ」に取材していました。よく使われるケースなら車の維持費をも稼ぎ出すケースがあるという話になっていて、ちょっと身を乗り出して見てしまいました。傷だらけの7人乗りの車(アルファード)は、逆にこの傷があることが人気になって、安く貸し出すことで利益も出ているそうです。

12時間ないし24時間貸す値段は貸主が決め、その車は24時間3,980円という料金にして、さらにちょっとこすったぐらいでは加入が義務付けられている保険を使わないという点が受けているようです。ちなみに、保険の内容は対人対物は無制限で、車両保険も付いていて車のオーナーが修理費を負担することはありませんが、利用者は事故の際の自己負担が10万円あります。もっともレンタカー契約でも同じような負担が生じますので、その分安く、さらにレンタカーにはないような車を借りられるのならということで、利用者も増えているとのこと。

また、もう一台のケースは恐らく専門の業者さんによってカスタマイズされ、全面フラットになったりリビングにも切り替わるハイエースの車中泊仕様車が一番人気なのだそうです。こちらは24時間14,800円+1,800円(保険代)で借りられるということで、キャンピングカーを借りるよりはずいぶん安くなります。レジャーシーズンには多くの予約が入るのだそうで、普段車を持っていない人の中にも車中泊をしながら出掛けることの潜在的なあこがれがあるという感じです。

私はカーシェアサービスの回し者ではないのでカーシェアを積極的におすすめするような事はしませんが、もしご自身で車中泊を楽しむのに、自分でDIYをして内装を作ってしまったり、軽トラにミニハウスを乗せて自作のキャンピングカーを作って楽しんでいる方がいたら、オーナーとして登録してみるのも面白いと思います。軽トラキャンパーを自作している方なら、居住部分を安く自作し、ベースとなる車については載せ替え可能なら、多少の事故ではショックにならないくらいの軽トラに居住スペースを乗せれば費用も安くそれなりのきゃんぴんぐかーが作れると思うので、ちょっとした商売のように車を貸し、予約が入らない時には自分で使うような形でも十分に次のキャンピングカーを作るための費用の一部が賄えるのではないかと思えます。

「エニカ」のサイトを見たらキャンピングカーとして登録してある車の中で軽キャンパーは2台しかなく、エブリィやアトレーというワンボックスタイプの中に居住空間を作っているタイプの車でした。ただ、レンタル料金は安く24時間4千円から5千円くらいで借りられる設定になっています。ただ、車中泊前提のキャンピングカーならちょっとそこまでという用途や、一度乗ってみたいというような用途とも違い、最低でも2日以上という感じで使われることが多くなると思いますし、自分の車を他人に使わせ、さらに事故を起こされるリスクについても割り切れるならこうしたサービスを使って自分の理想のキャンピングカーのあり方を利用者に問うてみるというのも面白いのではないでしょうか。興味を持たれた方はまずは以下のリンクから確認してみて下さい。

https://anyca.net/


バーコード決済の主流はどこになるか

このブログで折に触れて紹介してきたスマートフォンのQRコードによる決済機能を提供するサービスですが、先行する「LINE Pay」や「楽天ペイ」を追い、NTTドコモが「d払い」をスタートさせました。さらに、クレジットカードのクレディセゾンもベンチャーのOrigamiと組んで「Origami pay」をオープン化するという大きな新聞広告を打ちました。セゾンカード・UCカードのスマートフォンアプリで決済ができるようになるようです。

このようなバーコード決済の新サービスが出てくる背景というのは、今でこそiPhone本体で支払いのできるApple Payが出てきたものの、今まではガラケーの時期から続く「おサイフケータイ」機能が入っていないスマホではスマホと各種カードを両方持つ必要があり、端末単体での利用ができないという問題がありました。

これも日本だけの問題なら良かったのですが、現在日本に大挙して押し寄せてきている中国からの観光客は中国国内での買い物にQRコードを使っての決済システム(アリペイなど)を使っている人がほとんどで、日本でもそうしたおサイフケータイでないスマホでの決済サービスを確立すれば、お店の方に置く端末は日本のサービスだけでなく中国のサービスでの決済にも対応するということもあり、現金のみで決済をするよりも多くの中国人客をさばけるようになります。

日本ではこうした現金のない電子マネーが定着するかという問題もあるものの、まずは中国を対象にしていても、日本でも多少こうした決済方法が普及すれば、ビジネスチャンスは増えるだろうという目算もあるのではないかと思います。

ただ、私自身の考えとは違って今の日本ではクレジットカードを作ることに対してもなかなか思い切ることができない人がいるということも確かで、期待するほど多くの陣営が乱立しても体力がないところは危ないのではないかと思います。ただ、利用する側としては生き残ったサービスを使うしかないのがつらいところですね(^^;)。

今のところ一番最近に出てきたクレディセゾン陣営についてはちょっとわからないのですが、既存の3社については見事にモバイル通信業務とつながっています。つまり、

・LINE PayはLINEモバイル(NTTコミュニケーションズから帯域を借りるMVNO)
・楽天ペイは楽天モバイル(近いうちに第4の通信業者になるかも?)
・d払いはNTTドコモ

というようにスマホは通信事業者から購入して通信料金も電子マネーで払えるような感じです(もちろん、特定の通信会社に加入しなくてもスマホにアプリをダウンロードすれば電子マネーの利用は可能です)。ただ私が使っているLINE PayではLINEモバイルの料金を払っているのですが、他のサービスはおおむねクレジットカードと紐付けるのに対し、LINE Payでは以前にもこのブログで紹介したようにローソン店頭で販売しているLINE Payカードをスマホに紐付けることで更に便利になります。

カードを使ってローソンのレジやコンビニATMからのチャージ、自動チャージも銀行口座を登録していればデビットカードのようにも使え、JCBと提携しているので残高の範囲内でクレジットカードのようにも使えます。クレジットカードを持っていなくても電子マネーを使いながらLINEモバイルの料金を払うことができるので、個人的なセーフティネット(万が一クレジットカードが使えなくなってしまった場合を想定しています)として、いざという時にネット接続は使えるようにLINEモバイルの契約とともにキープしています。

また、楽天ペイのアプリも入れていますが、このサービスでは楽天ポイントをそのまま支払いに使えますので、私の場合はいざという時に備えて楽天ポイントを簡単には使わないで楽天ペイでも使えるようにしています。

個人的には、クレジットカードが持てない人というのもいるので、各種チャージが充実しているLINE Payを推したいですが、これも使い勝手がいいから普及するものではなく力の強いところがゴリ押しで他の陣営を飲み込むということも十分あると思うので、今後の動向には注目ですね。QRコードを利用した決済自体については、何しろどの陣営も中国人観光客に使ってもらうために「アリペイ」のようなサービスとセットで自社の電子マネーを使えるようにしているところがほとんどで、導入する費用も「iPad」一台あれば後はアプリで対応できるので、全ての陣営を使えるようにすることは田舎の商店でも難しいことではありません。とりあえず使う予定がなくても、今からこの種の電子マネーを使えるようにしておくことは何かの時に役に立つかもしれないので、これから2020年の東京オリンピックに向けての状況には期待したいものです。

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