お知らせ・各種ニュース」カテゴリーアーカイブ

このブログについてのお知らせや、ブログで扱っている内容について新たなニュースがありましたらここで紹介および解説を行ないます。

ついに楽天モバイルの固定回線利用を諦めることにした理由と新たに選んだ自宅インターネット回線

昨日になって、楽天モバイルの契約ユーザーに対する特典として、2023年4月1日から「NBA BASIC PASS for 楽天モバイル」と「Rakuten パ・リーグSpecial for 楽天モバイル」を始めることを発表しました。

「NBA BASIC PASS for 楽天モバイル」は試合が行われる日に1日1試合、「NBA Rakuten」が厳選した試合を配信で見ることができ、「Rakuten パ・リーグSpecial for 楽天モバイル」は2023年のパ・リーグ主催のプロ野球公式戦(一軍戦)を見ることができるようになるそうです。特にパ・リーグの試合が無料で見られるようになるというのは、今までSoftBankがヤフープレミアム会員対象に行なっていたサービスが無料から有料になったため、昨年と同じように配信でパ・リーグの試合を見たいという方で、楽天モバイルを使っている方にとっては朗報です。私自身も現在はそうした恩恵に預かることができる環境にあるのですが、今年に入ってBS設備を使えるようにしたため、無料で見られるNPBの試合が増えたこともあり、こうした特典をそこまで有難がることはなくなりました。

実は、楽天のホームルーターが出た時からずっと考えていたのですが、ここに来てついに思い切って楽天モバイル回線の固定化を止め、自宅用の回線を改めて契約する決心を付けたのです。そうは言っても光回線やらWiMAXやら、実に色々な回線があり、その中でも微妙に料金が違ったり割引が付いたりということでさんざん考えたのですが、最近自宅のテレビサーバーにモバイル回線を使って外からアクセスする機会が増え、その不安定なつながり方は外からのアクセス先である自宅で使っている、外で使っているのと同じモバイル回線である楽天モバイル自宅回線として固定化することに原因があるのではないかと思っていたので、少なくとももう少し安定して使える回線をということで、同じようなWiMAXには行かず、有線の光回線を選ぶことにしました。

現在、私はいわゆる集合住宅(それなりに古い)住まいで、調べたところ自宅に引く光回線と比べて割安なマンションタイプの契約を選ぶことができ、実際にNTT西日本のホームページから自宅の住所を入力して調べたところ、一応今住んでいるところの建物までは光回線が来ているということで、工事があるとしても内部工事で済むものの、データの取り込み口は昔のモジュラージャックしかないのでVDSL方式となり、この場合最大でもスピードは100Mbpsが限度なのですが、現在の楽天モバイルのスピードが50Mbps以下なので、回線自体が安定し、安ければとりあえず試してみてもいいかなというのが、光回線をあえて選ぶ理由です。

ちなみに、光回線はキャッシュバックの額がすごいところも多いですが、私自身はそうしたキャッシュバックに踊らされず、あくまで月々の利用料が安くていつでも解約できる(違約金がかからない)ところを中心に調べていましたが、そうなると出てくる答えは「おてがる光」マンションタイプしかないのですね。

ちなみに料金は、税込月額3,608円で、Ipv6オプションが別途税込165円かかるので、トータルで3,773円になるのですが、価格com経由で申し込むと、一年間毎月500円引きになり、初期登録手数料や工事費も実質無料で契約できるので、私の場合1年間は3,273円とほとんど楽天モバイル(月額3,278円)とほぼ同じくらいの価格で利用可能です。もし時間帯によって極端に遅くなるような回線であれば、改めて楽天モバイル回線に戻しても良いと考えるとかなり気が楽で、この月3,773円という価格は、かつてADSLを契約していた時の固定電話とADSL契約を合わせた金額くらいなので、WiMAXなどにするよりはやはり光回線の方がいいでしょうという流れで仮の申し込みをしてしまいました。

先日楽天モバイルを固定して使うため、WiMAXでも使えるauのホームルーターを購入してしまいましたが、これはこれで、今後光回線のバックアップ用として楽天モバイルのSIMだけでなく、mineo契約のdocomo回線や、povo2.0のSIMカードを入れて緊急避難的に使うこともできます。特にmineoのSIMはいざという時に備えて夜間は高速無制限、それ以外の場合でも高速データ容量をほぼ無制限に貯めておけるオプションを契約済なので、いざという時にはmineoSIMで代替できるのではと思っています。そうなると、モバイルWi-Fiよりもホームルーターに入れて使うので、一時期使わなくても無駄になるということもないでしょう。まだ最終的に光回線をすぐに引けるのかは回答待ちですが、今年4月からは自宅を光回線にして、改めて外でモバイル回線を使っての自宅テレビサーバーに安定して接続できるか試してみたいと思いますね。


音通通話に関係する新たなサービスと終了するサービスから音声通話の未来を考える

NTT東日本と西日本は、昨今の凶暴化する「アポ電」による強盗傷害事件の発生と関係あるのだろうと思いますが、ついに70才以上の人がいる世帯の固定電話契約について、2023年5月から、かかってきた番号を電話で表示することができる「ナンバーディスプレイ」のサービスや、番号を通知せずに掛けてきた電話をつながない「ナンバーリクエスト」のサービスを無料で提供することを発表しました。また、特殊詐欺の被害に遭遇していたり、今後かかる可能性を感じるような電話を受けて不安な人がいた場合、電話番号変更にかかる費用も無料になるように変わるようです。

現在使っている固定電話にも、ナンバーディスプレイが無料で利用できるようになれば、電話機に付いた迷惑電話対策の機能が使えるようになりますし、知らない番号から掛かってきた場合には電話には出ず、改めてその番号を調べてから電話を掛け直すというような事が携帯電話と同じようにできます。また、家族との話し合いで、よく掛かってくる家族や友人、お店などの電話番号を電話機に登録しておき、番号ではなく登録した名前で着信表示された時だけ出るようなことも、毎月の料金を考えることなく行なえるようになりますので、お宅に70才以上の人がいる方は、まずNTTの方に連絡してナンバーディスプレイを無料で使えるようにしてもらうようにすることをおすすめしますね。

それと同時に入ってきたニュースが、LINEが提供している通常の電話番号のある電話に、LINEアプリから直接電話を掛けることができる「LINE OUT」のサービスを2023年5月31日で終了するという話です。一応LINE OUTでは電話番号認証されている番号を、固定電話にアプリ設定で表示することはできるのですが、ガラケーやスマホのような携帯回線への電話については「通知不可能」「非通知設定」と表示されます。これはLINE OUTでは厳密に言って必ずしもLINEの入っているスマホに割り当てられている番号でない可能性もあるので、仕方のないことなのですが、今後はこうした「通知されない音声通話」については利用されなくなる感じが、今回のLINE OUT終了のアナウンスを聞き、感じてしまったというところです。

番号通知ということで言うと、今までSIMを入れないでも他のSIMのデータ通信やWi-Fiの環境があれば割り当てられた番号で電話番号の通知ができていた楽天モバイルのRakuten Linkを使った発信について、「非通知」の表示で着信されるようになってしまいました。通話無制限が売りの楽天モバイルですが、このままこの機能を通知ができるように使おうと思った場合には最安で980円出して回線を増やすような形にして、SIMカードと一緒の運用をするようになってしまいます。ただ、今後世の中は自分の電話番号を通知して掛けることが普通になってくると考えると、今まで便利に使っていたRakuten Linkからの電話もちょっと使えなくなってしまうかなという気もしてきます。

私の場合、楽天のSIMカードはホームルーターに入れて使っているので、かなりイレギュラーな使い方ではあるのですが、それなら050番号でIP電話を使うというパターンもありかな? と思ったりします。というのも、現状で0570から始まる電話を一番安く利用するには、050PlusというNTTコミュニケーションズのIP電話からが一番安くなり、さらに企業に伝える電話番号と普通に家族や友人などと連絡を取り合う電話番号を分けておけば、それこそ「かけ放題」をわざわざ契約しなくても大丈夫ではないかと思ったりします。友人との長電話にはLINE電話(LINE OUTではありません)を利用すればデータ通信量の範囲で追加料金はかかりませんし、誰から掛かってきたかもわかるので安心して電話に出ることもできます。

そういう意味では、mineoの月額250円の「スーパーライト」は音声通話用の回線としてかなり面白くなるのではないかという気がします。もし一般の電話や携帯電話に少しは電話する場合にはオプションの「10分通話パック」(月額110円)を契約して月360円で回しつつ、0570番号には掛けられませんが、月額110円の利用料がかかるものの、mineoの回線で契約する場合には無料通話が110円ある「LaLaCall」を加えても月額470円で無料通話のある2つの番号を使える電話が完成します。

さらに、これも入ってきたばかりのニュースですが、mineoでは「マイそく」契約の回線で利用することのできるデータ通信についてのオプション「24時間データ使い放題」を現在の一回330円から198円に値下げすることを発表しています。基本的には月500円以下で通話専用に使い、データ通信用のSIMは別に用意するとして、いざという時に無制限で使いたいシチュエーションにも使えるこのmineoのスーパーライトは十分に有りではないかという気もします。

また、今後固定電話がIP化されるにともなって、固定電話同士への電話について、距離とは関係なく3分8.5円(税抜)になるということですが、例えば無料通話の付いたプランや、固定および携帯電話への通話が定額になるようなプランもあって良いと思います。データ通信と比べると地味ではありますが、今後の音声通話の動向にも注目していきたいですね。


高速道路周遊パスが季節販売から通年販売で更に平日利用での特典キャンペーンも

先日紹介したテレビ東京の「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」では、2023年2月上旬に(出川さんの誕生日の直前という風に紹介されていたことから)静岡から山梨方面に出掛けた様子を紹介していたことを先日のブログで紹介しましたが、すでに雪は路肩に見えるだけで、恐らく現状ではノーマルタイヤでも十分に行って帰って来られるようになっているのではないかと思います。

となると、本格的に車に乗り、さらには高速道路を利用した旅をしたいと思う方も少なくないと思いますが、そんな人たちに嬉しいニュースが入ってきました。今まで、期間限定の販売だったものの通常料金よりかなり安く利用することができ、さらには周遊区間であれば乗り降り自由という「高速道路周遊パス」の通年販売が決定したというのです。

この「高速道路周遊パス」には色々種類があって、出発場所から周遊区間までの料金がセットになっているものと、周遊区間のみを利用できるものがあり、利用できる日数(2日間や3日間)、さらに普通車か軽自動車かによって料金が違っています。これらの周遊パスは発券がされるものではなく、使っているETCに紐づけされて後から利用料金が引き落としになるような仕組みになっています。

周遊パスには単体のものの他、観光施設の利用料金がセットされたものや、宿泊料金がセットされたものもあります。本来車での旅は自由なものですが、別々に予約をするのが面倒な場合には料金を比較しながら選ぶのも面白いかも知れません。

高速道路周遊パスは全国で販売されていますが、今までは高速道路会社がそれぞれ紹介していたのですが、今回改めて全国全てのプランを検索できるサイトがオープンしています。実際に出掛ける際に以下のサイトから自分の旅程にはまるプランを申し込んだ上で利用することができるようになります。

https://www.driveplaza.com/special/drivepass/

申し込みには会員登録および利用するためのETCカードが必要になりますが、ETCカードはどの車でも利用できるため、周遊したい現地までは電車やバスなど他の交通機関で行き、現地でレンタカーを借りてその車に装備されているETC機器にカードを差し込んで使うような事もできます。そうなると、かなり旅の自由度も上がるだけでなく、車を持っていなくても利用可能になるわけで、特に一人でなく家族で出掛ける時にはこうしたものを利用しての旅を考えていくのも良いのではないかと思います。これからはようやくみんなが旅に出られるような事になってきているので、上記サイトを利用してみるのも良いのではないでしょうか。現在、利用が集中する土日祝日がからむ日程でなく、平日利用の場合にはETCのマイレージポイントが多くたまる(高速道路周遊パスの販売価格の15%のETCマイレージサービスのポイントを追加付与)キャンペーンが行なわれているようですので、そういったものにも注目してみて下さい。


povo2.0はまだまだ試行錯誤中か?2023年3月下旬には7日間SNS使い放題を期間限定提供へ

多くの人はスマホ一台に1つのSIMカードを入れて一つの回線を使っているだろうと思いますが、たとえどんな素晴らしいプランでも、どこか「こういったサービスがあったらいいのに」と思うような事があるのではないかと思います。今出ているスマホの多くは、2枚のSIMが同時に使えたり、一方をeSIMにして2回線を使えるようなスマホが普通になってきています。

昨年のau回線の長い通信障害に苦い経験をした人からすると、メイン回線とは違った回線を予備的に使いたいと思っている方もいるでしょう。しかし、2回線となるとどうしても通信費の支払いが上がったりするため、躊躇したままの方もいるのではないかと思います。

個人的にはそうして一回線だけ使っている方で、その回線がdocomoかSoftBankの方であれば、基本料金0円でも維持することができるauの「povo2.0」を契約する事は悪くない選択ではないかと思います。au回線をメインで使っている場合には同じau回線に障害が出た場合にはどちらも使えずに終了となってしまいますが、docomoやSoftBank回線がつながらない場合、電話もデータ通信もauで使えるということになれば、いざという時には役立つからです。

ただ、povo2.0は単に0円で維持できる格安SIMというだけではありません。povo2.0のサービス自体がまだ固まっていないようなところがありまして、専用アプリからサービスのトッピングを選べるのですが、様々な「トッピング」が試験的に提供され、ユーザーの食い付きおよび加入状況のデータを取っているのではないかと思えるような多くの新しいトッピングを期間限定で提供し続けているのです。

今回新しく2023年3月下旬から提供予定の期間限定トッピングが7日間の「SNS使い放題」でしょう。具体的には、Instagram、Facebook、TikTok、Twitterがデータ使い放題になるものです。料金は直前になって出てくるそうなので、これを書いている時点ではいくらかわかりませんが、今後はこうした専用サービスに限定しての利用フリーのトッピングも展開していくそうです。

SNS使い放題のトッピングのみを付けた場合、対象サービス以外のデータ通信は低速で約60kbps前後くらいになりますが、メールくらいならそれでも十分でしょう。今回の内容にLINEが入っていないのは残念ですが、それこそ、災害が起きて連絡手段や現状起こっていることを発信するような場合には、安価にトッピングで安定して各種SNSが使えるようになると、ますます非常時のサブ回線としての利用価値は高まります。また今後出てくる予定の動画配信サービス関連のトッピングについても気になります。

個人的にはradiko利用についてのカウントフリー機能が付き、さらに全国の放送局を常に切り替えることができる「radikoプレミアム」をセットにして30日500円なんてトッピングがあれば、ラジオ専用として使う端末にしてキープするような事も考えるかも知れません。ついでに音楽配信サービスもカウントフリーで使えるようになれば、移動中には最強の回線になる気もします。

できるなら、こうしたトッピングは期間限定でなく常時使えるようになることで、メイン回線としてもサブ回線としても使えるとり回しの良さをpovo2.0に加えるような形で進化していけば、他の業者も色々とサービスについて考えていくのではないかと思いますね。


動画配信サービスの「dTV」が「Lemino」に改名するに伴い料金は月額990円へ

日本国内における動画配信のサービスは、広告が入るものの膨大な動画を無料で楽しめる「You Tube」がまず思い浮かびますが、You Tubeの有料会員になっている方はどれくらいいるのでしょうか。私の場合は通販で送料無料という特典があり、さらには電力会社とのセットプランまであるアマゾンプライムがやはり国内では最も多くの利用者を抱えているのではないでしょうか。

動画配信の世界にも色々と変化がありまして、テレビ局が放送番組を再配信する「TVer」や「NHK+」のような無料で(NHK+の場合は見逃し配信を見るためには受信契約が必要になります)使えるアプリやサイトが出てきました。逆にそれまで無料で様々な動画を提供していたGyao!がサービスを終了したり、U-NEXTがParaviを買収したり、DAZNがDMMと提携したり、今後の状況にはにわかには見通せないものの、データ通信自体はスマホやタブレットで料金を気にせずに見続けることができるようになってきているので、今後果たして何が生き残っていくのか、その状況は自宅でネットを楽しむ方々だけでなく、車などで出先で動画を見るようなニーズもあると思いますので、今後の動画配信サービスの動向には興味を持って見ています。

今回、新たにドコモ系の動画配信サービスのdTVがサービスをリニューアルすることを発表したというニュースが入ってきました。今までは月額550円(税込)で利用できていたのですが、新たに名称を「Lemino」に変え、広告付きの無料サービスを提供するようですが、基本は有料会員勧誘のためのお試し的な内容になるのか? という感じで、「Leminoプレミアム」という有料サービスの価格は月額990円と実質的には値上げになってしまいます。

今後行なわれるスポーツ中継配信の目玉と言えるボクシングの井上尚弥選手の試合はプレミアムでなくても見られるようなので、今後はアプリを入れて大きなイベントを「Lemino」が独占配信するような場合にどうなっていくのかを見ていかないと、サービスに加入するのかしないのかの判断は付きかねます。

そもそも、様々な配信サービスがある中で、毎日動画配信のものを見るような人でも、複数のサービスに入ってメリットが有るのは、他のサービスと被らないコンテンツがあってこそだと思います。サッカーのJリーグをどうしても見たければ、DAZNの契約は必須ですし、特定のサービスに入っていないと見られないドラマなどを見たい場合には自分から入ることはあるでしょうが、漠然と様々な映画を見たいというようなニーズにどこまで「Lemino」が沿うものであるのか、今後の展開を待つ他ありません。

ただ、できることなら常に月額の料金設定ではなく、無料会員の人がボクシングの一試合のみを見たい場合にその一試合だけにお金を払うような仕組みができるなら、それはそれで面白いのではないかと思いますね。

私は先月から改めて自宅にBSアンテナを設置してテレビ放送契約の受信料も余分にかかることになりました。ただ、自宅にテレビサーバーを置くことで、テレビとの同時配信や録画した放送を出先で見ることはできるようになっています。衛星放送でも映画やドラマ、スポーツは多岐にわたって見ることができるので、そうした各TV番組でも見られないレアなものでないと、さらにお金を出す事に躊躇してしまうのが正直なところです。現在メインのアマゾンプライムについても、いつ急に値上げするかわかりませんし、新しく使いやすい新サービスが出てきたら乗り換える可能性もあります。そんな不確定な状況もある中、ドコモの「Lemino」はどんな形で運営していくのか、コンテンツを利用しながらじっくりと評価していければと思っています。


mineoの次の戦略は「夜間フリー」をオプション化で月990円で提供することに

毎年3月に新たなプランやオプションを出し、すでに先行で発表していたオプションに加えて新しいものが昨日になって追加発表されました。その中で気になるのが、今まで平日昼間にデータ通信を行なわないとその日の午前11時半までに宣言した上で午後12時から13時までデータを使用しないことを実行することを一回と数え(「ゆずるね。」のサービス)、月の達成度が一定の数(10回)になると翌月適用される(料金は無料)「夜間フリー」のサービスを有料化することになりました。

このサービスは、「マイピタ」「マイそく」(スタンダード・プレミアムコースのみで「ライト」には付かない)の各サービスに付けることができますが、今までは平日昼間以外は一律最大1.5Mbpsないし3Mbpsのスピードの「マイそく」では、「ゆずるね。」を使うことができなかったので、特に「マイそく」を使っている方がターゲットになるのではないでしょうか。というか、月990円で平日昼間以外最大1.5Mbpsで使える「マイそく スタンダートプラン」との相性は比較的良いのではないかと思います。

具体的には「夜間フリー」のオプション料金は月990円で、マイそくスタンダードプランとの合計は1,980円となりますが、日中はそこそこのスピードでスマホで使いつつ、夜間(22:30~翌7:30)に無制限になるので、パソコンなどの大型アップデートの際や大きなファイルのダウンロードなどを夜間にするようにして、動画などは夜間にダウンロードしておいたものを後から使うような形で使えば、平日の昼間だけ通信を我慢すれば、残りの時間はスマホを使って一人暮らしぐらいの生活であれば、夜はスマホでテザリングすることで、普通にネットを使いこなすことも可能になるのではないでしょうか。

ただ、「マイピタ」に加入の場合は、多少面倒でも毎日「ゆずるね。」を宣言し、何とか毎月平日10回のノルマをこなして翌月の「夜間フリー」を無料で獲得する方が良いでしょう。というのも、「マイピタ」には月385円で低速でも最大1.5Mbps(平日昼を除く)でネット利用ができるようになるパケット放題 Plusというオプションがあり、マイピタの高速容量10GB以上のプランでは無料で利用できるようになります。ちなみにマイピタの月10GBプランの料金は1,958円(通話有りの場合)、1,705円(データ専用の場合)なので、頑張って「ゆずるね。」から「夜間フリー」を毎月獲得できれば、夜間以外に月10GB付きの状態で昼間もそこそこの速度(パケット放題Plusは低速で最大1.5Mbps)で使え、「マイそく」のウィークポイントである最大32kbpsに強制制限される平日昼間でも「ゆずるね。」宣言をせずに高速クーポンを使うような事もできます。

結論を言えば、とにかく安く便利に使うために、ある程度の手間(平日は毎日アプリから「ゆずるね。」宣言をする)を掛けられない場合は今回の「夜間フリー」オプションを「マイそく」に合わせて使うのがいいでしょうし、毎回忘れずに「ゆずるね。」宣言ができるなら、「マイピタ」の10GBプラン単体契約以上(非夜間に多くパケット消費したい場合は20GBでも音声通話付き2,178円、データ専用なら1,925円)がおすすめです。宣言回数が20回に達すると、契約容量の100%(契約容量と同じデータ容量)のパケットが「ゆずるね。」20回達成の翌月10日頃に付与される「パケ増し」を受けられるので、昼間の通信量がさらにお得になります。

このように、普通に考えると「マイピタ」の方がお得ではあるのですが、今回有料のオプションで「夜間フリー」が出てきた背景には、毎日宣言をして手続きをするには大変な人がそれなりに多いということもあると思います。ポイ活などもそうですが、コツコツとスマホに向かって作業するよりも、別の事に集中した方が効率が良いという人もいます。自分がどちらのタイプなのかということを考えながら、特に夜間にネットを使う頻度が高い人については新しい「夜間フリー」について検討してみてはいかがでしょうか。


JRの分社化がなければ交通に関する地域格差は是正されていたのか?

その昔、日本国有鉄道(国鉄)が地域ごとのJR各社に分社化され、現在に至っているのですが、ここにきてその歪みというものが一気に吹き出している感じがしています。これは郵便局とも同じようなところがあるのではないかと思うのですが、「赤字ローカル線」という名のもとに相当多くの路線が廃線になっていくわけですが、そもそも人口が少ない地域をつなぐ鉄道というのは、都市部と同じように利益を上げることは不可能で、国が経営しているということで、交通網の整備という観点から広げたものなので、採算性を第一に考えて作られたものではないのに、現在まで事業者ごとの格差が激しくなってしまっています。

そんな中で、一番の稼ぎ頭は私の住む静岡県内を含む東海地方の鉄道を運行しているJR東海でしょう。ドル箱の東京からの東海道新幹線を運行することで多くの利用者を得ているだけでなく、私鉄との競合がない私の住む静岡県内では、主に在来線を使う人にとっては必ずしも便利でも安くもないような感じで経費を抑えながら利益を上げているように思えます。

現在起こっている静岡県とJR東海のリニアモーターカー工事に関するイザコザについても、ニュースでは静岡県知事の言動にスポットが当てられ、静岡県外の方から見ると単なる地域エゴととられるのではないかと思います。私自身についてはリニア工事がJR東海の計画通りに行なわれたとしてもそこまで不利益を被ることはありませんが、もし大井川の水が枯れてしまった場合、お茶の産地など農業全般や、工業用水として大井川の水を使っている地元の企業にどんな影響が出るのか、それがわからないと少なくとも大井川流域の人たちが反対を続けることは普通に考えても有りそうです。

それでもJR東海がこれまでのやり方と同じように交渉を行なおうとするなら、もしかしたらJR東海の方が静岡県で生活する人たちや、新幹線(のぞみは停車しないので)や在来線で静岡県内を通過するために使っている人たちの利便性を犠牲にするような運行すると脅しを掛けてくるのではないかと、一抹の不安があります。そうした脅しがなくても、今までのJR東海はあまり魅力的な切符を出していないように私は思います。そして改めて思うのが、他のJR会社での沿線住民に対しての、数々の営業努力の結果としての魅力的な商品の数々だったりします。

昨日発表されたJR西日本の「西日本どこまで4DAYS」という切符は、青春18切符と同じように新幹線をのぞく在来線に乗り放題の切符なのですが、2023年2月21日から3月21日までの一ヶ月間で、連続する4日間乗り放題になるきっぷ(一名から購入可で9,800円)です。青春18切符との違いは、新幹線は乗れないものの、在来線の特急なら、特急料金を払えばそのまま乗れるということです。うまく使えばJR西日本内の地域をぐるりと一回りも可能です。

こうした期間限定のおトクなきっぷは、JR東海管内では18切符を使うしかない感じなのですが、別のニュースでは何とか今年も春・夏・冬の18切符の販売は行なわれるそうです。もし、18切符の販売が終了してしまったとしたら、もはや東海地域と東日本(東北・上越・長野新幹線が使えるJR東日本パスなどの販売あり)・西日本との気軽に鉄道旅行に行ける度はかなり落ちます。仕方ないこととは言え、やはり悲しいですね。

また、東海道・山陽新幹線以外に新たに開通した新幹線と並走する在来線が第三セクターに移管され、青春18きっぷで乗れない路線が増えたことも、JR各社の体力の違いに起因するところがあると思います。以前、長野新幹線の開通によって運転が終了した信越線の横川~軽井沢間を代行バス(もちろん別料金)を使って移動したことがありましたが、単に鉄道がバスに代わった以上に不便になっていました。というのも、鉄道なら車両に乗れるだけ人が乗れますが、バスの場合は座席に全員座ってシートベルトを締めないと運行できないため、補助席を含めたバスに座れるようにしないとスムーズな乗り継ぎが不可能で、同じ列車で到着してもバスの定員が埋まってしまったら、そのバスに乗ることはできず、同じバス停で次のバスを待たなければなりません。

そう考えると鉄道の輸送力というのは大したもので、今後恐らく新しい車を買えずに車を止める人が多く出ることが予想される中、地域の日常の足としてだけでなく、旅行として気軽に遠方からも全国色々な場所に行くことができるよう、今以上に鉄道を止めるというのは避けてもらいたいと個人的には思ってしまいます。これは私が静岡県在住だから言うのではなく、リニアモーターカーを開通させるだけの予算があるなら、今ある全国の在来線をキープする方向にお金を使って欲しいものです。今後に向けては地域エゴ丸出しで静岡県の駅に新幹線「のぞみ」を停めるべきだとか、富士山静岡空港に新幹線の新駅をというような事は主張しませんので、ぜひとも今後のためにも公共交通機関の整備の一環として地方の在来線を全国のJRが守っていく方向に考えていって欲しいと思うのですが。


mineoの発表した新たなプランとオプションについてじっくりとその内容を確認してみました

毎年、2月から3月にかけてMVNOのmineoが新しいプランを出してくることが恒例になっているかのようです。昨年(2022年)には平日お昼には最大32kbpsまでスピードが下がるものの、その他の時間帯には最大1.5Mbpsというスマホで動画を見るには十分なスピードが出る「マイそく」という月990円のプランが出て私もすぐ契約しましたが現在は解約しております。

今年はどんなプランが出て、その際また加入するようになるのか、ちょっと気になって待っていたのですが、昨日いよいよその概要が発表されました。今回発表された新サービスは4つあり、オプションが2つ、新プランが1つ、そして仕様変更が1つです。ホームページの記載によると、来月にも新たな発表があるということなので、今回は2023年1月末に発表があった分についてその内容を見ていきます。

まず、オプションについて言うと、2月1日から開始される月最大10分の無料通話オプション「10分通話パック」です。これは、OCNモバイルONEの最安である「500MBコース」の特典とかぶりますが、mineoでは全ての音声プランにおいて月額110円で最大10分間の通話ができ、余った分は最大10分間は翌月にくりこし可能だということです。

ちなみに、mineoの電話料金は通話アプリ無しで30秒22円と通常のキャリアと同じですが、OCNモバイルONEの500MBコースの特典の場合、繰越はありませんが、OCNでんわをアプリ無しで使用することで30秒11円の料金で220円分通話でき、無料通話分自体は同じですが、それを超えた場合にはmineoの方が通話料がかかります。それでも、最大月20分?(最大10分間翌月に繰り越せるという記載があるので)の無料通話があるわけですから、日頃全く自分からかけないものの、何かの拍子で電話する場合には、このオプションはそれなりに意味を持ってくるのではないかと思います。「マイそく」に付けると1,100円/月でデータもたまの電話もそこそこできてしまうので、何かの保険的に無料通話を付けたいという方には興味深いオプションではないでしょうか。

さらに「10分通話パック」を付けて運用するとほぼ通話しかしない人なら月額を安くできる新プラン「マイそくスーパーライト」が新しく出ました。これは、auおよびdocomo回線で利用できるのですが、データ通信のスピードは最大32kbpsと全く使いものにならないスピードですが、音声通話が可能で月額税込250円で維持できるという激安のプランです。

このプランはどうしても日本通信の「合理的290プラン」と比べてしまいたくなりますが、ほとんど音声通話用のプランで、データ利用は無理だと思っていただいて結構だと思います。しかし、上記「10分通話パック」を付けても月額360円で最大20分の無料通話分を持てるので、いわゆるガラホに差し替えて使うSIMとしてはかなり良いと思います。ただ、日本通信の方は通話料が半額の30秒11円ですので、月10分よりも長く電話をする場合には差が縮まっていきます。

また、日本通信のデータ通信は1GBまで高速ですが、当月中に1GBを使い切ってしまうとデータ通信そのものができない仕様に変えることを日本通信では発表しているので、その点をどうとらえるかが問題になるでしょう。ちなみにOCNモバイルONEの500MBコースは、高速データを使い切ると最大200kbpsとなります。なお、mineoではアプリから一日データ利用無制限のオプションを一回330円で付けることもできます。

au回線での契約を考える場合、当然月額0円のpovo2.0の方が安いですが、povo2.0の場合は0円維持をする場合には6ヶ月ごとのトッピングによる支払いが必要になるので、これを忘れてしまい電話番号が使えなくなるようなことへの不安があります。mineoの場合は基本料金があるので、全く通話もデータ通信もしなくても月250円だけで維持することができるわけです。いちいち計算して番号維持をする必要がないプランの中では最安なので、契約を塩漬けにする場合にも有効ではないかという気もします。

また、他の発表されたmineoのサービスとして申込みが必要ですが、無料でネットを利用している場合の広告によるデータ消費を抑える「広告フリー」というサービスや、docomo回線のDプランでもeSIMの利用が可能になるなど、かなり細かいところまで変わってきています。今回の目玉は月250円で音声回線を維持できる「マイそくスーパーライト」ですが、来月はどんなプランを出してくるのか、その内容にも注目していきたいと思います。


スズキが発売準備中?電動バイクは楽しみだが多くの人は電動アシスト自転車で十分か?

昔は電動アシスト自転車は存在しなかったので、免許が取れる年齢になったらまずは原付免許を取って、原付バイクを利用するようになりました。私の場合はたまたま中古のヤマハジョグを安く入手できたのですが、当時も新車は高価で、なかなか原付に乗るのも大変でした。

そんな中、軽自動車の方でも革命的な価格で(40万円台)新車を出していたスズキが、原付でも新車としては当時破格だった59,800円で出してきたサスペンションを省略し、セルすら付かなかった原付の「チョイノリ」は、友人の中には新車で購入して足として使っている人もいて、新車で乗れることに羨ましさを感じたことを思い出します。

実は昨日、ネットを色々と見ていたら、スズキが2024年を目処にしてバッテリーを使って走る電動バイクについての概要を発表していて、その中にある原付相当の電動バイクらしい姿がチョイノリシリーズの「チョイノリSS」にそっくりであることを指摘する方がいて、結構盛り上がっているようです。

チョイノリは2003年に発売されましたが、その時と比べて残念なことに社会人の給与はそこまで上がっているとは思えないので、今でも6万円を切る価格で原付や原付相当の電動バイクが出たらかなりワクワクする方はいるはずです。

電動バイクというとタレントの出川哲朗さんの番組でお馴染みですが、一回の充電で走ることのできる距離に限りがあるので、ロングツーリングはできないものの、往復あるいは片道だけでも一回の充電で走り切ることができれば、通勤用や買い物用、ちょっとした用足しにも十分で、個人的にも財布の紐が緩む感じもするのですが、今はそうした通勤通学用から買い物、お子さんの送迎用として電動アシスト自転車が大変に発達しています。そんなわけで、現在の電動アシスト自転車の動向について見てみたのですが、本当に色々種類があってびっくりしました。

安いものでは10万円を切るものもあり、折りたたみ式の電動アシスト自転車もあるので、そもそも駐輪場すらないような住宅環境でも持つことができるのがあくまで自転車である電動自転車のメリットです。もし今お住まいのところに駐輪場があり、原付は止められないが自転車なら止められるというのなら、かなり高性能な製品を選べば、オートでアシストが入るモードにしても一回の充電で100kmも走ることのできるモデルがあったり、運転しながらバッテリーに充電することで航続距離を伸ばすことができるモデルもあったりします。

ただ、そうした機能満載な電動自転車は値段も高くなっていまして、税金を入れると20万円弱と普通のバイク並みに高額なのが購入に躊躇するところなのだろうと思います。しかし、原付を買うということになると、その維持費が自転車と比べるとかなりかかること確かなので、自分の環境で考えてみることが大切だと思います。

自宅に駐車スペースがある戸建て住宅の場合は駐車場の心配はしなくても良いですが、私の住む集合住宅には最初から原付用の駐車スペースはないので、どこかで借りるしかないのですが、なかなかそんな場所はないものです。ネットで自宅周辺を調べていたら、近くにバイクの駐車場はありませんでした。市内にあるバイク駐車場は月3~4千円と安くはないのですが、ないものはしょうがありません。更に探すと発見したのは、小さめのスペースのトランクルームをバイク置き場として使うような物件でした。これはバイク以外に荷物も置ける代わりに、利用料が近所のトランクルーム(バイク対応)は15,000円ほどのところがすでに空き無しでした。

その他、原付の場合エコカー減税のようなものも無さそうで、年に一回2千円の自動車税がかかり、保険についても自分の怪我まで保証する自動車保険に付けられる「ファミリーバイク特約」に加入すると、年間2万円弱余分にかかります。電動バイクだと充電にかかる費用は微々たるもので、その点は良いですが、それでも点検費用も自転車に比べるとかかるので、人によってはもし59,800円で新しい電動バイクが発売されたとしても、その金額に10万円を足して高性能な電動アシスト自転車を買った方が維持費もかからずに便利に使える可能性は高いというのが実際のところではないかと思います。

特に今の状況では、大きなショッピングモールにはバイク用の駐車スペースがあるものの、駅周辺とかにあるのはほとんどが自転車用の駐輪スペースで、なかなか原付を止める場所がないというのも問題でしょう。止める場所に困って歩道に放置すると、反則金の対象になったり、交通違反で切符を切られると自動車の免許にも傷が付くというような事もあるので、昔原付に乗っていて運転することに何の問題がない私としても躊躇するような事が多いというのが正直なところです。

そういう事があるので、今電動キックボードのような新しい乗り物が出てきているのだろうと思うのですが、このままではバイクの灯が消えてしまうような事にもなりかねないので、行政にはもう少し、安い維持費で原付相当の電動バイクを乗れるようにするアプローチもあってもいいのではないかと思います。


楽天がようやく出してきたホームルーター専用プラン「Rakuten Turbo」の評価は如何に?

昨日書いた楽天モバイルが出すホームルーターについてのプラン「Rakuten Turbo」がブログで書いたのと同時タイミングで何と発表されました。2023年1月26日現在ですでにサービス開始ということですが、現在の「Rakuten UN-LIMIT VII」と比べて月額料金が高くなっています。月額は4,840円ですが、現在行なわれているキャンペーンを利用すると、契約から3年間は月額3,685円で利用できるようです。
専用のホームルーターも販売になっています。「Rakuten Turbo 5G」という5G対応のホームルーターですが、端末代が41,580円だとのこと。さらに、ソフトバンクやdocomoのホームルーターと同じく、登録住所での利用に限られるようです。

こうなってくると、まだ近所のお店でdocomoのHome5Gが一括0円のキャンペーンをやっていれば、月額4,950円のところ、ホームルーターが0円でなおかつ36ヶ月1,100円引きの3,850円で使えるので、楽天が有利な点というのは毎月の利用料金が110円(3年間の割引料金の差額は165円)ということなので、現時点で加入が可能なら楽天よりもdocomoが良さそうです。ただ、楽天の新プランについてはまだ実際に使っている人がいないので、開通した場合の通信の安定性およびスピードがどのくらい出るかということで今後は情報が出揃ったところで比較するしかないですね。

ちなみに、現在のRakuten UN-LIMIT VIIも基本的に無制限で、現在は具体的な制限についてはなくなっているので、これも楽天モバイルの方でUN-LIMITとどう差別化をするのかということが気になりますね。逆に、UN-LIMITの方に「一日10GBを超えると当日は最大3Mbps」というかつてあった制限を復活させるのか、UN-LIMITの基本料金を上げるのか、今後の成り行きが大変気になります。

「Rakuten Turbo」も普通のホームルーターで、さらに無制限と言っても常に大量のデータダウンロードを続けているようなユーザーには規制を入れないと電波は有限ですので、具体的な数字としての目安を出さない代わりに、いくらでも使えるようにはならないでしょう。個人的にはUN-LIMITに「一日10GBを超えると当日は最大3Mbps」が復活したとしても、現在の私のデータ利用量(1月26日現在)が200GBに届いていないくらいなので、今のUN-LIMITのSIMを使った固定回線利用を続けるつもりです。ただそうなると、私が今使っている「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」のホームルーターで運用する方が、帰省時にネット環境のない実家に移動しても使えますし(事前に楽天のエリア内であるかの確認が必要です)、むしろこれから変に人気が出てしまうかも知れません。

また、今回のホームルーター用プランの価格に対応するような形で、楽天モバイルが従来のUN-LIMITの無制限利用の場合の上限価格を引き上げるような事をした場合、私を含め多くの契約者が楽天モバイルから離れていってしまう可能性も出てきます。そうなると、どこかのキャリアに楽天が巻き取られる? なんて考えたくもない可能性も出てきてしまうわけで、楽天モバイルとしては正念場ではないかと思うのですが、そんな中でどんな発表があるのかないのか。とりあえず個人としてはdocomoのHome5Gとか光回線への移行も頭の中に入れつつ対応していこうと思っていますが、新たな情報が入りましたら随時更新させていただきます。