カテゴリー別アーカイブ: お知らせ・各種ニュース

このブログについてのお知らせや、ブログで扱っている内容について新たなニュースがありましたらここで紹介および解説を行ないます。

「eSIM」プラットフォームの可能性

元々は携帯電話に入れることで通信全般が行なわれる「SIMカード」の概念が大きく変わる可能性が出てきました。カードの入れ替えなしでも多くの対応製品が使えるようになるかも知れない「eSIM」プラットフォームに対応した製品が今後出てくることにより、モバイルの状況もさらに変わる可能性があります。

今回そうした仕組みを初めて採用したのがAppleの出す腕時計型端末の「Apple Watch3」で、この端末はさすがに小さすぎてnanoSIMであっても挿入するスロットはありません(作れなかった?)。しかし、本体にLTE通信のできるユニットを内蔵していて、通信は可能になっています。

そこで考えられたのが、物理的にSIMカードを端末に入れなくても、電話番号や契約者に関する情報を汎用のユニットに書き込んで、書き込まれた内容を基にして通信サービスを行なえるようにしたのが「SIM」の前に「e」の付いた「eSIM」というわけです。この仕組みではリモート操作で端末にアクセスすることにより、事業者間の入れ替えも可能になるので、物理的なSIMカードの交換作業が必要なくなります。実際には、事業者との契約情報についてはダウンロードして入れ替えが可能になるようです。

ただ、今のApple Watch3では回線自体は大手キャリアのものを使っていてもMVNOでこの機能をApple Watch3では利用できず、同じ経営母体であるソフトバンクモバイルとY!mobileとの間でも互換性はない状況のようです。MVNOの格安SIMを使っている方が「eSIM」を使えるようになるには、様々なハードルがあるようなのですが、将来的にこうした概念が形になり、SIMカードなしでも通信ができる製品が出てきたということで、様々な新製品の可能性が考えられてくるでしょう。

利用する側でも端末のみで複数の業者との使い分けや海外旅行の際に本体を通してのデータ切替のみで海外利用に特化した通信サービスに切り替え可能になれば、いちいち本体からSIMを取り出して交換する手間が省けます。SIMの交換作業というのは案外デリケートなもので、入れ替える直前にSIMカードを落として見付からなくなってしまうような事もなくなりますし、入れようとしたSIMカードが入らないので強引に入れようとしてスマホ本体を壊してしまうようなリスクを回避することができるようになるでしょう。

さらにeSIM化が進むと、今まで頻繁に事業者の切り替えで生じていたSIMカードの大きさ変更のためのコストや、新規契約の際のSIMカード発行手数料も生じなくなり、ユーザーにとってはコスト面の有利さが生じます。さらに、スマホだけでなくタブレット端末やノートパソコンにLTEユニットを組み込む事についても、SIMスロットを付ける必要がなくなるので、低コストで本体のみで通信可能な端末が作ることができるようになるので、全世界で端末を売りたいメーカーにとってもメリットが出てくるのではないかと思います。

eSIMが今後当り前になるかは対応している機器がどれくらい出てくるのかがカギですが、まだ現役で3Gガラケーも使われている現在、全てのSIMカードがeSIMに置き換わるということはないでしょう。また、「0SIM」のように、SIMさえ持っていれば、対応するSIMスロットのある端末ではどれでも同じく安くデータ通信が使えるようなメリットは残りますので、今後は新規の製品が多く採用しているnanoSIM用のスロットがある端末を中心に、スマホやタブレットの中古を購入する場合に考えて行った方がいいだろうと思います。

今のところ、eSIM化の流れの中で困ってしまう事があるとすれば、私の加入しているNTTdocomoの場合、ドコモの出している端末を使う場合に、自社の出しているSIMカード以外で本体のアップデートを行なうことができない事に関しての不安です。現在はSIMの差し替えを行なうことで、アップデートする時だけSIMをドコモのものに入れ替え、それ以外は安いMVNOのSIMを入れて使うこともできています。そうした物理的な差し替えの可能な場合、本人の契約でなくても友人の使っているSIMを借りてアップデートだけをやらせてもらえますが、eSIMに置き換わってしまった場合、他人の契約したeSIMのデータを入れ替えて使えるのか使えないのか現時点ではわかりませんし、その前に面倒くさいからと作業自体を友人から断わられてしまう可能性の方が大きく、今までのようにMVNO利用者が大手キャリアの中古白ロム端末を使うハードルが上がるかも知れません。

もっとも、eSIMの方が普通になったら大手キャリアが3社で内容が同じの端末を売る必要もなくなるわけで、大手キャリアの契約形態にも端末は外部からSIMフリーの端末を購入するコースなるものが出てくるかも知れませんし、SIMロックで完全に制約の外れた端末になるように現在のような状況が変更がされる可能性もあります。

まだまだわからない事が多いeSIMではありますが、まずは対応する機器が出てきたらいやおうなしに対応しなければならないというのは、今まで「標準SIM」→「microSIM」→「nanoSIM」という風に出てきた大きさのSIMスロットを持つ端末が出てきた際のように、MVNOでも大手キャリアのようなサービスと同様の事ができるかどうかというのが鍵になるでしょう。すぐに対応する必要はないかとは思いますが、今後の事も考えつつSIMカードを必要としない「eSIM」というものがあるということを知り、今後の状況の変化に備えるのがいいのではないかと思います。


「電磁パルス攻撃」の対策は電気を使わない生活の選択か

この文章を後から読み返す機会ができたとして、単なる笑い話で終わるのか、実際に起こってしまうのかはわかりませんが、長い間戦争とは無縁な生活を行なってきた身としては、非常時が当り前の日々に天災以外でなってしまうことがあったとしたら、本当に理不尽であるなと思うでしょう。

過去の戦争では直接人命を奪うような爆撃がされたり、特に日本では核爆弾を二発投下されているので、物理的に被害の出る戦争は止めて欲しいですが、最近では人や物を直接には狙わないものの、日本のはるか上空で大規模な爆発を起こすことによる「電磁パルス攻撃」について、もしかしたら太平洋上で北朝鮮がその爆発実験をするのではないかという話が出てきました。もし実験が行なわれた場合、深刻な海上汚染の心配がありますし、実験が行なわれた時点でもまずいのではないかと思えるのですが、もし実際にそんな攻撃を自分が受けたとしたらどうなってしまうのか、このブログなりに考えてみることにしました。

この「電磁パルス攻撃」が実施されるとあらゆる電子機器が使えなくなる恐れがあり、家電製品やパソコン、ネット通信も使えなくなると言われています。このブログも更新することができなくなるでしょうし、テレビやラジオについては受信機が使えなくなることだけでなく、送信側の設備も動かなくなってしまうと電波の発信すらできなくなるかも知れず、しばらくは情報の共有ができなくなることも予想されます。

電磁パルス攻撃では物質的な破壊はないとされているものの、放射能汚染の問題が出てくるのではないかという心配があるので、その時に通信が全く使えないとなったらどうなるのかと考えるだけでも恐ろしいです。さらに最近の社会インフラは全てパソコンのシステムによってコントロールされているので、水道やガスの供給も一時止まってしまう可能性が言われています。移動手段についても同じような事が言えます。電車は止まったまま動かなくなることはおわかりと思いますが、バスや私たちの持っている自動車はどうなのでしょうか。

実は現在公道を走っている自動車については、ほぼ例外なく小型のコンピュータにより制御されていて、車のトラブルでも車内にあるコンピューターの不良が原因で車が動かなくなったりまともに走れなくなるトラブルがあります。それは最新の車だけではないというのが大きなポイントです。

最近の車でなくても、オートマ(特にCVT)は当然コンピューター制御ですし、チョークを引くような車もないので、これもコンピューターによる自動制御になっています。もし、ご自宅に「電磁パルス攻撃」をされても大丈夫な自動車があるとしたら、それはいわゆるクラシックカーと呼ばれかねない古い時代の車であるかも知れません。そう考えると、古い車といってもコンピューター制御の車が今ではほとんどということで、今走っているほぼ全ての車がストップしてしまう可能性が大きいと言えましょう。そうなった時、実際に有事の際に移動手段として使えるものは、車が修理できるまでは自分で歩くか自転車を使うかということになるでしょう。

となると、現在考えられる最悪のシナリオとしては、建物や人的な被害については目に見える形では何もなかったとしても、ライフラインだけでなくテレビ・ラジオからの情報も入手できず、何が正しい情報かわからないまま放射能や社会的な不安を焚き付ける形でのデマに踊らされ、深刻な人間同士のトラブルもあちこちで発生する中で、人的な被害があちこちで起こるというような状況です。やはり一番怖いのは正確な情報がどこからも入手できない恐れがあるということでしょうか。

となると、その場で起こったことを記録するためにパソコンが使えなくなることで、自分の目の前で起こっていることを記録するためには、紙に手書きで記録するしかないので、紙(メモ用紙やノート)と筆記具は常に用意しておくべきでしょう。さらに、情報収集のために放送局や役所まで出向くためにはいつでも使える自転車を用意しておくことも必要になるでしょう。そうして集めた情報の中に、ライフラインの代替措置としての水の供給についての情報やテレビやラジオの復旧情報があったりしたら自分達だけで独占するのではなく、収集した情報を他の人に伝えるためにはポスターの裏のような大き目の紙があれば捨てずに取っておいて、自分自身が説明しなくても情報を伝達することのできる壁新聞の形として集まってきた情報を取りまとめて開示するようなことも必要になってくるのかも知れません。

明かりにLEDライトが使えればいいですが、懐中電灯すら電磁パルス攻撃によって使えなくなってしまったとしたら、ろうそくとマッチの用意も必要になってくるかも知れません。幸い私のところには調理用の器具として、薪や木質ペレット燃料をを燃やして調理することのできるものもあるので、その点は安心ですが、キャンプ用のグッズでもできるだけ電気を使わないグループというものも保管はしておき、いざという時にサバイバルまがいの生活をしなくならなくてはならないことも考えておいた方がいいのかも知れません。

このような事は今までは考えてきませんでしたが、車での移動もできず、電池を利用するような機器すら使えないという極限状態になることも考えて防災のための準備を行なっておく必要というのもこれから出てくるのではないかと思います。今後もう少し「電磁パルス攻撃」による影響についての情報についても入手しながら、よりよい対策について考えることもやっていきたいと思っています。


文字のやり取りによる誤解解消のためにも通話定額は必要では?

スマホを使ってLINEで友人との連絡だけでなく仕事の打ち合わせまでやってしまうという状況は国内では普通になってきているところもありますが、その弊害というものも明らかになってきています。

テレビを見ていたらそうした内容を取り扱ったニュースがあったので興味深く見ました。一つの例として挙がっていたのは、社員旅行のとりまとめをやっていた方が旅行代理店の方とLINEで打合せをしていた際、オプショナルツアーの提案について一言「結構です」と送って断わったつもりが、先方はこの「結構」を「○」の意味で捉え、最終的に上がってきた旅行費用の見積りが500万円ばかり増えてしまったということでトラブルになったことが紹介されていました。

この場合は、常識で考えると「結構です」という言葉は「✕」の意味で書いたとわかりそうなものですが、「結構です(^^)」と顔文字付きで書いてしまっていたとしたら、相手側も「○」の意味として取ってしまう可能性が出てきます。もし今後そうした大事な打ち合わせをLINEのみで完結させたい場合は、「結構です」ではなく、「オプショナルツアーは付けなくて結構です」というように前後の流れで付ける意志はないことを示すか、「オプショナルツアーはいりません」とストレートに書くようにしないと誤解からトラブルになることは今後も出てくるのではないでしょうか。

もう一つ、SNSを使ったコミュニケーションの功罪として挙がっていたのは、自分の意志をストレートにぶつけるような発言を個人の間で行なったケースです。これは一つの大きな事件が一般の人の行動にも関わっていると思えるのですが、とあるバンドのメンバーとテレビのバラエティ番組で人気だった女性タレントのLINEでのやり取りが、スクリーンショットを撮られた形で外に流出したことで、当人同士がいくら言い訳をしてもしっかりとした事実としてLINEのやり取りの証拠が残り、彼らの立場が窮地に追い込まれてしまった事がありました。これと同じようなことにならないように、一部の人たちが恐れているというのです。

上記の例において、あくまでLINEは補助的に使い、「○時に電話する」とか「その日は○○で会いましょう」ぐらいの連絡に止めておけば、極めて具体的な対象についての悪態などまで世間にさらされることはなく、謝罪会見の後で大人しくしていれば済んでしまったかも知れません。これは芸能人でなく一般人でも同じで、自分や相手の赤裸々な意志の表明を画面に残してしまうわけですから、相手の告白を快く思っていない人が友人にプライベートな私信を見せびらかし、あろうことかスクリーンショットを共有するような可能性もあります。そうなったら告白した方はたまったものではありません。

もちろん相思相愛の場合でも、不倫の場合にはお互いのパートナーが証拠として画面を押さえ、保管しておくようなケースもあるでしょう。LINEによるコミュニケーションは便利なのですが、永遠に残ることの不都合ということもあるので、現在は電話や直接会って意志を伝えることを選ぶケースも出てきているのだそうです。

そういう意味からすると、現在多くのMVNOが行なっている10分以内の通話がオプション料金を払えば定額になるプランというのは、やはり付けておいた方がいいだろうということになります。

私個人としては、仕事の打合せなどでどうしても10分を越えてしまう電話が多かったり、古くて遠方にいる友人と話す時にはあれもこれも話している間に、ついつい長電話になってしまうことが多いので時間無制限の通話定額を利用しています。ただ若い世代で通話する相手とほとんどLINEの友だち登録をしているのなら、話が長くなりそうだなと思ったらLINE電話に誘導すれば通話料もかかりませんし、そこまで親しくない友人との会話なら10分あれば少なくとも自分の言いたいことは伝えられと思われます。

そうなると、安くてさらに通話も料金を気にしないでできるということで、LINEと普通の会話で伝えることを分けようと思っている場合には大手キャリアから卒業しMVNOの取り扱っている「データ通信」+「10分以内通話定額」の組み合わせにしておけば間違いないということは言えると思います。

もっとも電話の内容を録音したり、実際に会って話している時でもICレコーダーやスマホの録音機能を使ってその内容を録音し、広く友人たちと共有するような人もいるのかも知れませんが、よほどひどい事を相手に言ってしまったならまずいですが、普通のプライベートでの会話を録音して公にするということが逆に相手の負い目になったりすることもありますので、そこまで気にすることではないと思います。

大事なのは、たとえそれが全世界に公開しないダイレクトメッセージであっても、相手の端末上に表示された後も残す気があればずっと残ってしまうことまで考えた上で書くか、大事な事を話したり打ち合わせする場合は相手の反応も即座にわかる状態でコミュニケーションのできる電話が実際に会うことを選択することです。

電話をいきなり掛けるのは悪いと思われるなら、LINEのメッセージで「いつなら電話して大丈夫ですか?」というようなメッセージを送って相手の反応を待てばいいでしょう。今後もこうした文字のやり取りによるすれ違いの事例は減ることはないと思いますので、思いあたる事のある方は、ぜひ参考にしてみて下さい。


改めてリチウム電池の扱いに注意する点を考える

このブログでは市販品ではありませんが、ドライブレコーダーに関する記事を書いている関係もあり、先日流れてきたニュースはかなり気になるものでした。ユピテルが販売している車に据え付けて前方の様子を撮影できるドライブレコーダー「DRY-FH200」について、本体内蔵のリチウムイオン電池が燃え、本体および設置場所周辺が燃えるという事故が2017年5月に国内2ヶ所で発生したのだそうです。その原因を調査した結果、ユピテルはこの製品「DRY-FH200」のリコールを行なうことを決定し、約8万5000台出ている商品を回収し発火の恐れのない代替製品に交換するということを発表しました。

当該製品の販売期間というのは2012年10月~2013年8月ということで、発売されてから約5年が経っているということもあり、車自体を変える時に新たな製品を利用するようにしたり、ドライブレコーダー自体を付け替えてしまった方は大丈夫でしょうが、中古で購入したり(購入した中古車にすでに設置されている場合もあるかも知れません)、新品で購入しても長く使っている方も少なからずいるかと思いますので、まずは自分の車にドライブレコーダーが付いている場合はそれがユピテルの製品かどうか、さらに型番が「DRY-FH200」かどうかを確認するようにしましょう。なお、メーカーの方の発表が掲載されたページは以下のリンクからたどれますので、もしご自身の車にこのドライブレコーダーが付いている場合の参考にしてみて下さい。

https://www.yupiteru.co.jp/corp/important/170904.html

個人的にこの話を聞いて注目したいと思うのは、いわゆる製品の初期不良ではないということです。販売されたのが2012年10月からということで、この文章を書いているのが2017年の9月ですからおよそ5年間は問題が出ていなかったということになります。それでも、製品として世に出した以上は、問題があれば責任を持って回収・交換しなければならないメーカーの大変さというものを感じるわけですが、特にこの「ドライブレコーダー」という製品の特性である、直射日光をまともに浴びながらも正確な動作および電池の安全な利用ができないといけないわけです。

このブログでは様々なモバイル機器の事を紹介していますが、熱が発生しているのにそのまま使うようなことはとてもおすすめできないのですが、ドライブレコーダーは車をスタートする時点で本体が熱くなっていたとしても、誤動作や発火を決してしないように設計して世に出さなければなりません。そして今回のように発売してから5年経ったのでもういいだろうという風にもならないという事もあります。

改めて、私たちの身の回りを眺めてみると多くのものの中に動作用のリチウムイオン電池が入っているものが少なからずあると思います。スマホについては胸ポケットに入れているような人もいると思いますが、下手をしたらポケットの中で発火するような可能性もないとは言えません。

日本製のスマホの中には防水防塵をうたうものが多く、私もそうですが多くの人が安心し切ってスマホを使っているケースが多いかと思います。当然正常に動くことが当り前なのですが、手で持ってみてちょっと電池の部分が膨らんでいるとか、それまでと比べて本体がかなり熱くなっているなどありましたら、少なくとも体に密着しての使用は中止し、できれば販売店やメーカーのサポートに連絡して異常がないか見てもらうことも必要になってくるのではないかと思います。

それだけ電池のトラブルというものは恐いもので、特に最近のものは本体を薄くするために本体一体型で自分で交換することは不可というタイプのものがほとんどになっています。それはそれで時代の流れとして仕方ないところもありますが、モバイル機器を利用している中で、電池に対する違和感というものを事前に感じることができるようになることで、自分の生命や財産を守ることができるようになると思います。

今回のドライブレコーダーのニュースは、一見すると過去に起きたサムソンのスマホの発火事故のように、初期不良的な原因のような感じも受けたのですが、詳しく見て行く中で、ずっと安全に使ってきたものでも経年劣化によって発火する可能性も示されたものではないかと個人的には思っています。毎日のスマホやタブレットの充電時の挙動にも気を付けながら安全にモバイル機器をはじめとする電子機器を使えるようにしたいものですね。


OCN モバイル ONE の新しい通話オプションで「ほぼフルかけ放題」

2017年9月1日から「OCN モバイル ONE」の音声通話SIMを契約している方へのオプションとして、新しいものが出てきました。今までの通話オプションというのはMVNOの出しているプランの中では一回の通話について1分・3分・5分・10分以内の通話に限ってオプション料金の範囲内で利用が可能なものでしたが、最大の10分以内の通話が定額なオプションでも不満に思う使い方をされている方は存在されると思います。

というのも、友人や恋人、家族との会話というのは、話しているうちにあっという間に時間が過ぎてしまうものですし、こちらから掛けた場合はなかなか自分から切ることができないと思っている方も少なくないのではないでしょうか。

ちなみに、大手3大キャリアでなくても時間無制限の「かけ放題」を提供しているMVNOは既にあって、楽天モバイルが提供しています。ただ、その月額は2,380円(税抜価格 以下の表記でも同様)と決して安くはありません。データ通信と通話を2台に分け、通話定額をケータイで行なっている場合、ケータイ専用の24時間かけ放題の金額は月額2,200円となるので、一台にまとめるよりも毎月の通信料だけで見ると二台に分けた方が安くなるという状況になっていました。

それが、今回OCN モバイル ONEが出してきた「トップ3かけ放題」(月額850円)を利用した場合、「OCNでんわ」経由で当月中に掛けた電話番号の中から通話料が高かった電話番号の「トップ3」の金額をまるまる割引くというものです。ちなみに、第4位以下の通話料については30秒10円で通話料が別途請求されます。

ですから、友人や恋人、親族に連絡する場合には一名につき一つの電話番号に統一しておかないと、同じ人に電話するのにトップ3のうち2つを使ってしまうことにもなりかねませんので注意して下さい。

そうして、毎月の通話料がオプションの850円を加えていくらになるかで、このままの契約でいいのか、さらなるオプションの付いたパターンにするかを決めるようにするといいでしょう。というのもOCN モバイル ONEでは「トップ3かけ放題」に第4位以下の電話番号への通話料について10分以内なら定額料しかかからないようにできる「かけ放題ダブル」が付けられます。この場合の料金は月額1,300円ですが、2017年11月末までは1,000円というキャンペーン価格で利用ができるようです。

ここでは、あえてキャンペーンのない通常価格で考えますが、「トップ3かけ放題」のみを付けていろいろ通話した場合、4位以下への番号の通話料だけで1,300円-850円の450円以上かかっているなら、「かけ放題ダブル」にする方が安上りになる可能性があります。

ただし、4位以下の番号にも10分以上の通話が当り前だという方にとっては今回紹介したプランに加入するより、24時間通話定額のプランを検討した方が相手も時間も気にせずに掛けることができる分、おすすめになるかと思います。

ただ、友人へはLINEの無料通話を使い、LINEアプリを使えない人にも掛けたいような場合であれば、トップ3の電話番号だけでも十分に長電話をする相手はカバーできる可能性があります。特にOCN モバイル ONEの低速は十分に安定しているので、LINE電話の音声のみであればほとんど問題なく時間を気にせずに話すこともできると思いますので、こうしたデータ通信も利用しつつ普通の電話しか持たない人ともじっくり話したいと思っている方には十分選択肢の一つにはなるでしょう。

ただ、すでに24時間かけ放題のプランを出している楽天モバイルをはじめとして独自のプレフィックス電話を使って通話定額のサービスをしているMVNOが今後どう出てくるのかということは気になります。時間制限の通話定額というのは時間無制限が出てきたことで先が見えてきましたが、今回紹介した単純な時間による定額ではない通話オプションというものがこれからもっと出てくるかも知れない中で、将来にわたって何が主流になっていくのか、それは大手キャリアも含めた競争になっていく可能性があります。OCNが通話においてはかなり頑張って業界の流れを引っ張って来ている中、老舗のIIJmioは新たなサービスを打ち出してくるのか、はたまたmineoはどうなのかという興味もあります。

私個人としては毎月10分以上話す相手が4つ以上はどうしてもあるので、ドコモの24時間カケホーダイに入っていますが、2年後の更新月が来た時には、心からMVNOに移った方が良いと思える通話プランが出ているかどうかというのは割と大きな関心事なので、通話を主にスマホを使いたいと思っている方へのMVNOの動きについても注意深く見ていきたいと思っています。

OCN モバイル ONE


利用者側からの食中毒を避けるアプローチ

ここのところ私の住んでいるところは夜でも気温が下がらず、「食中毒警報」が出されているような状態です。テレビではお惣菜のポテトサラダや焼肉店での食中毒がニュースになっていますが全く他人事ではありません。今週末に夏休みの最後のお出掛けを考えている方もいるかも知れませんので、ここでレジャーなどで外出される際、出先で食中毒に自分の対策の甘さからなってしまわないように、心掛けたいことを簡単にまとめてみたいと思います。

まずは、食中毒のO-157菌というのは下痢を起こした人から出てきたものが移ってしまうということで、公衆トイレで菌をもらわないような注意が必要です。というのも、個室トイレのドアや便器、さらにトイレ内の洗面所などに、もしかしたら菌を持っている人が触ったことで菌が付いている場合があるので、もしその菌が付いているところに触ってしまった場合でも、手から落とすための「手洗い」が大切になってきます。

この時期は特に、トイレを済ませて出る前に手を洗う場合、水だけでざっと洗うのではなくシャボネットのような液体の石けんを十分に付け、手の表裏および爪の間や指の間、さらに手首まで、しっかり洗って菌を洗い流す入念な手洗いを家族間で実行しましょう。詳しい手洗いのやり方については、以下のようなサイトが参考になります。厚生労働省が世間に出している印刷可能なPDFファイルになりますので、印刷してその内容を家族で十分に共有しておくだけでも食中毒対策に関する意識は高まるでしょう。

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000090171.pdf

次に、今回ニュースになっている手作り惣菜やお弁当についてですが、車で旅行する中でありがちになるのが、すぐ食べるからと買ったおかずやお弁当をポリ袋に入れたまま車内の温度が上がる所に置くことで、菌が増殖してしまう可能性が出てくることです。車でそうしたものを運ぶ際には、購入した所でもらえる氷や保冷剤を入れたクーラーボックスに入れて運び、できるだけ早く食べることを心がけることです。さらに食事の前には念入りに手洗いをすることを忘れないで下さい。

また、食品を車の中で常温にしたまま放置する事の危険性が指摘されているのがペットボトルです。人の口の中には常に菌がいるので、一度口を付けたペットボトルを温度が上がる車内のドリンクホルダーに入れたままにしておくと菌が繁殖しますので、できれば時間を置かずに全て飲むか余ったら捨てるなどの処理が必要な場合も出てくるでしょう。あまりに長時間、中味の入ったペットボトルを放置した場合、ペットボトルが破裂するというケースもあると、雑誌の女性セブンで報じられていたという話もあるほどです。コンビニなどで飲み物を購入して、いったん開封したものを飲み忘れてしまった場合は、もったいないですが安全のために廃棄することも必要です。

さらに食事の中でも焼肉店で食事をするとか、野外でバーベキューをする場合、肉の表面に付いていたり、中にいる菌をさわったり差したりした箸をそのまま使って肉を食べてしまうことで食中毒になってしまうケースがあります。

生食で食べられる肉というのも確かにあります。私の住む静岡県のレストランで牛肉100%のハンバーグを食べさせてくれることで有名な「炭焼きレストランさわやか」がありますが、ここのお肉は工場から出荷してすぐに調理すれば菌が繁殖しないようにきちんと管理されているために、中がレアの状態でも食中毒を起こさないようになっています。県外から食べに来る人も多く、なぜ首都圏に進出しないのかという疑問を持つ方も多いと思いますが、一番の理由は自社工場からハンバーグ用の肉を運ぶ際に、食中毒が出る恐れのない距離が静岡県の店舗のみということなのです。それくらいシビアな問題であることをこの例からも理解していただけるのではないかと思います。

スーパーや普通の焼肉店で用意されている肉というのは、基本的によく焼くことで問題なく食べられるものの、生の状態では表面や中に食中毒を引き起こす菌が付いているということをまずは理解した上で調理することが必要になります。ですから、肉を焼くために生の肉を取って鉄板にのせるための取り箸と実際に焼けた肉を食べる時の自分のお箸とは明確に分けることが必要になるのです。

一番わかりやすいのは、肉を取って焼くのには箸は使わずにトングにし、箸は焼けた肉を食べる時だけにするということです。キャンプ用に焼肉用のセットを車に積んで持って行く荷物の中には、ぜひお肉を扱うためのトングを一つ用意して持って行くことが大切になります。100円ショップでも売っているものですので、バーベキューの道具の中にトングがなかった場合には目的地へ行く途中に買い求めてもいいかも知れませんね。

とにかくこの時期、外へ出た時には公共のスペースで過ごすことも増えると思いますので、思わぬところに食中毒を引き起こす菌が付いていることを考えるべきだと思います。トイレから出る時や食事の前には必ず手洗いをし、自分で焼く肉はしっかり焼くことはもちろん、直接口に入れる箸やスプーンでは生の肉を触らない。これらのことを守るだけでも食中毒になる危険性を減らすことができるので、旅先ではぜひ実践してみてください。


楽天モバイルの新しい料金プラン「スーパーホーダイ」について

昨日で高校野球が終わりました。試合を中継していたNHK総合テレビでは野球中継終了後に夕方の情報番組に入ったのですが、その番組でいきなり紹介していたのが楽天モバイルの記者発表で、かなり詳しく「スーパーホーダイ」というプランの内容について説明していてびっくりしました。

たまたまその番組を見ていたこともあり、楽天モバイルのホームページで新しい料金プランとは何かと思って詳しく見てみました。すると、そのプランはやはりというかデータ通信だけのプランではなく、音声通話とセットで、さらに音声通話のオプションとして設定されていることの多い「楽天でんわ」の5分定額も込みのプランでした。

ですから、このプランの最大のポイントである高速クーポンを使い切っても最大速度が1Mbpsの速度が出る(スマホなら十分動画サイトを見られるくらいの速度)ということに興味を持っている方でも、すでに通話用の契約は確保しているようなことがあったり、データ専用の回線を探している場合には無駄に通話用の回線を増やすことになり、料金もその分割高になってしまいます。

かく言う私も、通話専用にガラホを契約しているので、楽天モバイルの新プランには興味はあるものの、すぐに飛び付くことはないと思います。

ただ、公式サイトによると、かなり具体的なスピード制限として低速でも1Mbpsより7割もスピードを落とし最大300kbpsに制限する時間帯を表示しています。一般的に多くのアクセスが集中すると言われているお昼の12:00~13:00、さらに夕方の18:00~19:00の時間となっていて、深夜は一応適用外です。この通りにスピードが安定すれば、確かに魅力はあると思います。

しかし、このようなそこそこ高速で上記の時間さえ外せば、本当に安定して1Mbpsというモバイル環境では十分な速度を使えるのかという疑問は現時点では残ります。個人的にもぷららのLTE無制限プランや、ワイヤレスゲートの同様のプランを使ってきたもののサービス開始直後はそれなりのスピードが出ていても、ユーザーが増えるにしたがって平均的なスピードが落ちていった経験があるので、楽天モバイルの回線の運用が試されるという部分はあるでしょう。

ここで問題になるのは、新プランは最初に紹介したように、090などの番号から始まる音声通話回線とデータ通信のセットプランであるため、最低でも12ヶ月間までの間に解約しようとすると、解約金として9,800円が請求されます。サービスは9月1日から始まりますが、もし最初の数ヶ月で多くのユーザーの期待に反するような低速制限時のスピードしか出なかった場合に1年間は解約を待つか、解約金を払ってでも即解約するかという判断を迫られる場面も出てくるかも知れません。

もし新プランを2年契約や3年契約にしてしまった場合、初年度の解約金は19,800円(2年の場合)、29,800円(3年の場合)の解約金になり、一年経過ごとに1万円解約金が安くなるようになっています。もちろん、長期契約を行なうことでキャッシュバックなどの優遇措置があるからこその価格設定なのですが、現状ではまだスピードや安定性に関しては不確定要素が多いので、人柱覚悟で契約をされる場合は長期契約を控えた方がいいのではないかと個人的には思います。

ただ、楽天モバイルで新規契約をする場合、新品のスマホが普通ではありえないバーゲン価格で購入できるようになるキャンペーンが開催される場合があるので、そうしたキャンペーンをうまく活用し、ポイントバックがなくてもスマホ代を安く購入し、12ヶ月は使うつもりで契約するというのが、おすすめになるかと思います。

ここまで、かなり楽天モバイルに批判的なスタンスで書いてきたのではないかという感じもしますが、むしろ当然のように低速で1Mbpsが安定して出るならば、MVNOの歴史からしても相当のおすすめプランになることは間違いありません。さらに他のMVNOが平気で実体とかけ離れた実測値を公表することもなくなるのではないかと思います。

とりあえず年内いっぱいに楽天モバイルの新プランを契約した方が、ある程度満足できるような回線品質を提供できるとしたら、もはや大手キャリアを使い続けなくても、自由にスマホでインターネットを使うためにMVNOに移る人も増えるでしょう。ということで、楽天の新プランについては、今後もその回線状況を見守っていきたいと思っています。

楽天モバイル


「ゆうゆう窓口」深夜営業終了後の荷物の受け取り方

全国的に大きな郵便局でそれまでほぼ夜間から深夜~早朝にかけて開いていた郵便局の時間外窓口である「ゆうゆう窓口」の深夜営業が終了しつつあります。私の住む町でも、もう深夜に行っても窓口は開いていないので、今後の対策を立てる必要があります。そんな中、私のところに「不在連絡票」が届いたので、その中味を見ながらどうすべきかということを考えていきたいと思います。

不在票には様々な方法で「再配達」をするための方法について説明が書いてあります。表面には2つの方法について書いてあるのですが、それは

・PC、携帯、スマートフォン受付
・電話による自動受付(24時間受付可能)

の2つです。ただ、再配達の場合の配達希望時間がちょっと微妙です。

・午前中
・12時から14時
・14時から17時
・17時から19時
・19時から21時

以上のように分けられていて、実際に配達している人からすると、もっと細かく指定するのは難しいということは十分にわかります。ただ、私の場合は一番遅い「19時から21時」を選んでも間に合わなかったり、帰りが20時過ぎになった時に早めに再配達に来てもらった場合など、うまく荷物が受け取れない可能性があります。

そういう問題があるので、まだ「ゆうゆう窓口」が夜間~深夜でも開いていた時には配達を終え郵便局に戻ってきた時間をみはからって郵便局に不在票を持って行き、その日のうちに荷物を受け取っていました。しかし当日窓口での荷物受け取りができなくなった中でも、自宅に再配達以外に、郵便局での受け取りメニューも用意されています。

あくまでこの不在連絡票を見る限りでは、「郵便局窓口でのお受取り」を行なうためには、必ず事前にコールセンターに連絡した上で行かないと駄目だと赤字で書いてあります。ちなみにそのコールセンターの営業時間は8時から19時までで、もし当日自宅に帰るのが19時を回ってしまった場合、物理的に当日中の連絡は不可能になるので、この不在連絡票の通りだと荷物の受け取りは翌々日になってしまうことになります。

さらに、コールセンターへの電話は、固定電話なら無料ですが、携帯電話からだと無料用の電話番号には繋がらず、「0570」から始まる携帯電話会社の通話無料の対象にならない電話番号に掛けなければなりません。コールセンターでは人間が直接電話を受けるので、時間帯によっては料金がかかるのを承知の上で(携帯電話からの電話の場合)、保留音が鳴る中で時間がかかると課金も進む中待たなければいけません。

さすがにこれでは今の単身者で帰宅が遅い人には辛い内容になるので何とかならないかと思い、最初に書いてあったパソコン用のウェブサイトに繋いでみたところ、配達先を選ぶ画面にはこのような内容が書かれていたのです。

・ご自宅等
・ご近所様に配達
・勤務先に配達
・配達を担当している郵便局の窓口でお受け取り
・他の郵便局の窓口でお受け取り

個人的にここまで調べてみて、手元にある「不在連絡票」の記載をもう一度見直してみました。小さい文字でLINEの公式アカウント「ぽすくま」と友だち申請をすると、LINEからでも再配達手続きができると書いてありました。恐らく郵便局でも受け取れるように手続きはLINEからでもできるのでしょう。

そうなると「配達を担当している郵便局の窓口で受け取る」ことを「再配達」の中に入れているなら、その旨の記載を何故してくれないのか、思い切り不満に思いました。パソコン・スマホ、さらにLINEからでも再配達だけでなく郵便局での受け取りを指定できるなら、ちゃんと一言書いてくれれば、コールセンターに直接19時までに電話しなければいけないという風に考えず、夜間の時間があるときに翌日の郵便局で受け取るように希望を出せばそれで済んでしまうわけです。

ここまでわかったことで、改めて早速郵便局の公式アカウントを登録し、不在の際にスマホにメッセージが入るようにネット上から登録しましたが、単に不在連絡票を読んだだけでは、わからないことが多すぎるというのはちょっと問題がありそうな感じはしますが、とりあえず全てネットで完結させて郵便局に受け取りに行けることはわかりましたので、まあいいとしましょう。皆さんもこうした事に興味があるようでしたらまず、「ゆうびんポータル」(https://yu-bin.jp/)から登録してみて下さい。


東京五輪までに新東名御殿場~海老名南の開通は難しいか

毎日ラジオで交通情報を聞いている中、帰省ラッシュなどの渋滞が起こった場合を除き、最近の静岡県内では事故以外の自然渋滞が起こったという事をそれほど聞いたことがないというのが新東名の建設における効果だと個人的には思っているのですが、静岡県以外ではまだ未開通部分が残っています。

特に気になるのは東側が現在御殿場までつながっているものの、そこから東京方面の工事がどうなっているのかということです。今のところ、御殿場ジャンクションから海老名南ジャンクションまでの間(総延長53.3キロ)の区間が、東京オリンピックに間に合うように開通できるのかということが話題になっているのだそうです。

というのも、東京オリンピックの開催種目のうち、自転車競技は静岡県の伊豆市で行なわれるので(主に修善寺のサイクルスポーツセンター)、選手や関係者、さらに競技を見に行く大勢の人達の輸送を確保できるのかという事がこの区間が高速道路として開通しているかいないかでまるで違ってくることが予想されるからなのです。現在の予定としては、

・海老名南ジャンクション~厚木南インター(2km) 2017年度開通予定

・厚木南インター~伊勢原ジャンクション~伊勢原北インター(7km) 2018年度開通予定

・伊勢原北インター~御殿場ジャンクション(45km) 2020年度開通予定

となっています。予定通りに工事が進めば海老名南ジャンクションは圏央道と繋がるため、都心を通らずに静岡県内と関越方面・東北方面を行き来することができるようになり、さらに上記の道路が全て開通すれば東名高速との2本体制になるため、状況に応じて使い分けることも可能になります。具体的には、どちらかの道路をオリンピック期間中にオリンピック関係者のみに利用可能とすれば、スムーズな選手役員の移動ができることになります。

ただ、元々この新東名というのはオリンピックありきで建設が決定されたわけではないため、何が何でも五輪に間に合わせるという競技関連施設のような感じで行なうことが難しいという話もあります。さらに最近の報道では、工事区間のうち厚木南インター~伊勢原北インター間の工事において埋蔵文化財の調査を拡大して行なう必要が出てきたため、当初出していた2018年から供用開始というスケジュールが遅れるのではないかという話も出てきているようです。

さらに一番長い区間では供用開始予定が2020年度からとなっていても、オリンピック開催の2020年7月から8月ということで変更不可なので、実際問題としてオリンピックに間に合うのかという事も言われています。

もし、工事がオリンピックに間に合わなかったら海老名~御殿場間の東名高速を規制して一般車両を全て締め出すわけにもいかないでしょうから、あくまで関係者の交通を優先するなら、そのとばっちりを一般車両が受けることになるでしょう。具体的には車線規制をして常に関係者用の車線を空けておくようにするような事ですが、そうなれば現場には多くの人手が必要になり、さらにいらぬトラブルも起きてくるのではないかと思います。

また、渋滞を避けるために一般道に多くの車が降りてくれば、沿線上で暮らしている人の移動にも影響が出ますし、オリンピック期間には国を挙げてそうした不便さを我慢するような感じになっていくかも知れません。

オリンピック以降の事を考えると、この新東名の未開通区間というのは、日本列島を北へ南へ長距離移動する人たちにとっては、首都圏に入らずに東名と関越道・東北道との間をスムーズな移動が可能になると思いますので、ドライバーとしてはできるだけ早くできて欲しいと思います。今後も海老名のジャンクションでの多少の渋滞は残るかも知れませんが、少なくともジャンクションに到着するまでの車は東名と新東名の2つの道に分かれて進み、海老名より先でも首都圏に入る車とそれ以外の車とが分かれていくので、関西や東海地方の人が上越や東北地方に行くための選択肢が増えることで、かなり出掛けやすくなるのではないでしょうか。

ただ、東京オリンピックを見に行く場合には、基本的には車は使わないようにするのがセオリーでしょう。過去に日本にサッカーのワールドカップが来た時、準決勝の会場が埼玉スタジアムで、幸運にもブラジル対トルコのチケットが取れたことで車で出掛けたのですが、単独競技の開催で、そこまで関係者や選手も高速道路を使って動いてはいなかったためスタジアム周辺の駐車場もあり、帰りも同じように車で来ていたと思われる日本で暮らしているブラジルの方とサービスエリアで一緒になったりして日本でワールドカップが開催されているのを実感したのですが、オリンピックの場合は競技も多岐に渡りますし、何より会場近くの駐車場を探すのは難しいと思います。それでも仕事などで大会期間でも車で移動せざるを得ない車のために、未開通区間の早めの開通を願いたいと思います。

また、高速道路の開通といえばこちらも未開通区間の多い中部横断自動車道については今のところ最新の情報では2019年開通という話になっているようですが、トンネル工事が大変なことで、さらに遅れる可能性も言われています。静岡県内から清水ジャンクション経由で山梨・長野・新潟にスムーズに抜けられる中部横断自動車道の開通も、多くの車が首都圏を避けるためにはあると便利な道です。それこそ海老名近辺の渋滞が激しい場合、西から来た車は中部横断自動車道を使ったほうがいいと思います。ただ工事の状況を見るにつけ新東名・中部横断道のいずれも東京オリンピック前後には開通することになると思いますので、高速道路を使って遠方への車旅をしたいと思っている方は、これらの開通情報にもしっかりとアンテナを張っておくことをおすすめします。


テロ対策に車に対してできる対策を考える

過去には世界中で国と国とのいさかいが戦争になり、様々な悲劇を生んでいますが、現代の社会というのは、相変わらず国家間の緊張関係はあるものの、なかなか一線を越えて大きな戦争にまではつながらず、小さな集団が国家であったり国際社会にであったり単独で暴力行為を仕掛けるテロが数多く起こるようになりました。

日本でも、昔は時限爆弾を仕掛けて爆発させるようなテロを行なっていた集団がいましたが、今の世の中ではそうした行為を仕込んだところで監視カメラに見付かってしまうのがオチです。そのため、現代のテロリストというのは自ら爆弾を持って目的地に行き、一番被害が出そうな所で爆発させるいわゆる「自爆テロ」に走るようになりましたが、爆弾の持ち込みそのものを厳しく規制される中で、またその方法が変わりつつあります。特に普段は平穏な都市を狙う場合は、爆弾を持たずに単身で乗り込み、多大な一般市民に被害を与えるテロを引き起こします。

その方法が車に乗り込んでの暴走運転なのですね。この文章を書いている前日には、スペインのバルセロナで車を暴走させた事件が起こり、多くの尊い命が犠牲になってしまいました。更に前にはニースを狙ってバカンスで多くの観光客が集まる場所を狙って大型の車を使って人の波に突っ込むという事件もあり、犠牲になった方は本当に無念だろうと思います。

この種のテロというのはみだりに銃を持つことを禁じている日本でも当然いつ起こってもおかしくありません。隣国がミサイルを日本国内に打ち込んでくる確率より高いか低いかというのはこの文を読んでいる各々の方が考えていただきたいですが、少なくともそのような輩がテロを実行に移したとしても被害を最少限に抑えられるかも知れない対策だけはやっておくべきではないかと思います。

最近の日本で販売されている車は、消費者の意識の高さが表れているからなのかも知れませんが、車載カメラが付き、前方に障害物や人を発見した時に自動的にブレーキがかかる車が標準化しつつあります。実際のところ、こうした車で繁華街の歩行者天国に猛スピードで突っ込もうとしたらどうなるのかというのはわかりませんが、前方に人を認知したらそれ以上アクセルを踏んでも前に進まなくなる性能が現在でもあるなら、少なくともお金のある運輸・流通などの企業は悪意あるテロリストに車を盗まれても凶器の代わりとして使われないように、新機能を搭載した車に全て交換すべきではと思うのです。

また、大手のレンタカー会社も一度には無理かも知れませんが、新しく購入する場合は大きな車を優先的に衝突回避機能の付いた車にしていくことがまずはテロリストに国内の自動車を利用されないための第一歩になるのではと思います。昔の車にはそれこそエアバックもなかった時代からすると、現代はエアバッグが全く付いていない車を探す方が難しいくらいです。テロリスト対策として、ぜひ儲かっている企業の車からまずは乗り替えを行なって、人を傷つけない車が当り前になるように政府も音頭を取っていただきたいところです。

さらに、自動車を使ってのテロというのは自爆テロほどではないものの、普通の人間がそれを実行しようとしても、何らかの心の葛藤があるものではないかと思います。昔からテロリストにテロを実行させるために、テロリストを操る人たちがしてきたのが、思考をお酒や薬によって鈍らせて行動させるということです。

ただ、こうした意識が朦朧としたままで運転できないようにする試みというのは、現在市販されてはいないものの、車を発進させる前に自分の息をセンサーに吹きかけることでお酒を飲んでいると判定されたら動かせない車を作る技術は既にあると言われています。昔ならいざしらず、今ではお酒を一滴でも飲んで運転しては駄目ですし、法律で禁止されている薬物を吸って運転していいわけがありません。だったら、これも業務用の大型の車から積極的に、しらふの状態でないと車が始動しないセンサーも一緒に付けて販売するようにしていただきたいです。特に業務用の運送・流通用の車というのは専門のドライバーが運転し、経路も決まっていると思いますので、会社の人間でないと運転できないような仕組みを作って乗ってもらうとかすれば、車を強奪されてそのままテロに使われる恐れは少なくなるでしょう。

先日のブログでは未来の車を考える際に、主に化石燃料を使うか電気を使うかという事に絞って考えてみましたが、それとは違う基準で考えると、「車を走る凶器にしない技術」を搭載したものが当り前になる社会が来たら、それはそれで十分に意義のある事ではないかと思います。それは単に日本で免許を持つドライバーの事故が減るということだけでなく、車を盗んだり借りたりして、その車をテロに使おうとする輩の行為を未然に防止する事にも繋がると思いますので、こんな話も実際に日本でバルセロナと同じようなテロ事件が起こってしまう前に盛り上げて行きたいですね。