お知らせ・各種ニュース」カテゴリーアーカイブ

このブログについてのお知らせや、ブログで扱っている内容について新たなニュースがありましたらここで紹介および解説を行ないます。

スペアタイヤ搭載なしの車で旅をするならJAF会員限定の「タイヤ貸し出しサービス」の存在を知っておこう

自動車を常に運転するなら、何らかのロードサービスに入っていないと心配になりますが、現在では自動車保険にもロードサービスが付いているので、それで十分だと思われる方も多いと思います。私の場合、今は乗っていませんが昔は原付に乗っていたので、二輪車のロードサービスも行なっているJAFにずっと入っています。年会費は毎年かかるものの、いざという時の安心感というのは十分にあるので、ほとんど疑問を持たずに維続加入しているのですが、今回たまたま興味深いサービスを行なっていることを知ったので、今回はその内容について詳しく紹介します。

それは会員限定の「タイヤ貸し出しサービス」というもので、会員であれば無料でタイヤを貸してくれます。貸し出しされる場合には一定の条件はあるのですが、これを知っていると今の新しい車(スペアタイヤのない車)でも自走して帰ってこられるケースもあります。ただ、利用するには色々な条件があるようです。

まず、このサービスを提供していない地域があるということと、車種は乗用車に限定されます(貨物車や二輪車は不可)。さらに、最初からタイヤの貸し出しに限定しての申し込みはできず(基本スペアタイヤがなかったり、タイヤが修理不可でスペアタイヤも使えないと隊員が判断した場合のサービスだからです)、タイヤのピッチなどの関係で取り付けられない場合もあり、返却時に実費(宅配便で返却するような場合)がかかるということです。

ちなみに、タイヤのパンクのトラブルは私にも経験があります。私の車は古いのでスペアタイヤは装備しているのですが、その時には保険会社のロードサービスでJAFを指定することのメリットとして一般会員でももしタイヤの応急修理が可能な場合、その実費を保険会社が出してくれるというサービスがあったことを思い出し(サービスの内容は加入している保険会社によって異なります)、自分でタイヤ交換をせずにJAFに保険会社を通して連絡を取りました(サービス併用の場合は直接JAFに連絡するのでなく、保険会社の事故受付に連絡してからJAFの出動をお願いするのが基本です)。

その時は、現場でのタイヤ修理はできないという判定だったので、スペアタイヤとの交換になったのですが、まずは空気圧チェックをして(長年使っていなかったので空気が抜けていた)、問題なく使用可能であるかの判定をまずは受けました。そしてパンクしたタイヤが前輪だったため、駆動輪の前輪にスペアタイヤをそのまま付けるのではなく、後輪に付いているタイヤを前輪に付け、残った後輪にスペアタイヤを付けるという、自分でやったらめんどくさいことこの上ない作業をJAFの作業員の方にはやっていただきました。

その時には自分の車にはスペアタイヤがあるので、タイヤの貸し出しという話にはならなかったのですが、もしスペアタイヤの状態が悪いと判断された場合には、もし在庫があって自分の車に合うタイヤがあれば、今ではそのタイヤを借りることができる可能性もあるということになります。

そういう意味でも、スペアタイヤのない車がほとんどになっている現在の状況を見て、そうしたサービスを行なってくれているJAFの信頼性というものは私の中では大きいですね。車で遠出する場合に、車のトラブルになることなどあまり考えない方もいるかも知れませんが、タイヤトラブルでもその場でお金が掛からず、その場から自走して帰ってこられる可能性のあるタイヤ貸し出しのサービスがあるということだけでも、年会費を払ってJAFに加入するメリットが、特にスペアタイヤのない車に乗っている人には十分あるのではないかと思います。車に搭載されているパンク修理キットではうまく対応できない場合もありますので、よくわからないままパンク修理剤を使うよりも、プロに対応を任せるという意味で、先にJAFに連絡をして待ち、ロードサービスを利用する方が私には良いのではないかと思います。

今後は新しい車の整備・車検の費用がどうなるのかの話を聞いていて恐ろしくなった話

およそ一週間車のない生活を続けましたが、その間にも実は新たな発見がありましたが、それはまた別の機会に書かせていただくとして、今回は車検の話を修理屋さんとしていて思ったことがあったので、それについて書かせていただきます。

今回の車検費用は樹脂が曇ってしまって車検を通らない(下向きのライトで一定の明るさが必要)事によるヘッドライトユニットを2つ交換したことで、トータルの車検費用が約20万になってしまったのですが、その他にもプラグを全て交換し、ファンベルトも交換してもらいました。ブレーキパッドは前回の車検で交換してもらったので、今回は交換の必要はないということで、その点はほっとしました。

とりあえずは、少なくとも次回の車検では今回くらい費用がかかる事はないと言われました。エンジンについては調子は良いし、もし何かあってもバラして調整はできるので、まだまだ余裕で乗れますよと修理工場の方には言っていただきました。そんな話の中、話は新しめの車についての話になりましたが、アイドリングストップとか、事故防止のための各種センサーが付いた車は、車検とは別にセンサーが正常に作動するかどうかのチェックをするのですが、そのためのテスターを揃えている中小の修理工場は少ないらしく(今回お願いした工場もそう)、なかなか大変だとのことでした。

もっと大変なのは、新しいセンサーやコンピューターに異常が出た場合、それを直すと言うよりも、ユニットごと全交換になる可能性が高いということなので(センサーが作動しないと車検が通りません)、私のようにのほほんと構えていて、エンジンの調子が良いから大丈夫だろうと思って車検に出しても、もろもろの部品を交換しなければならなくなると、もはや車検を通すよりも中古車で程度の良いものに買い替えた方が良くなるレベルの請求が来る可能性がある状況は今後は予想できるとのことでした。

まあ、この辺は時代の流れであらゆる部分でコンピューターによる制御が行き届いていて、事故防止のためのセンサーを付けていない車を探す方が難しいわけで、そうなると車に乗り続けること自体が贅沢な行動になってくるのかなという感じはします。といっても、今から車を買って乗る人は、各種安全装置の付いていない時代の古い車を買ってもあまり良い事はないわけなので、そこそこ安い車を買い替えて乗っていく選択をする方が安上りになるような状況も考えられます。

ともあれ、私の車については次回事故なく過ごすことができれば、今回ほどの費用はかからないそうなので、今後かかってくるであろうタイヤ交換にも備えながら、大事に乗り続けていこうと思っています。車を買う時に次の車検とか点検整備費、あとタイヤの価格などを調べて買う人は少ないかも知れませんが、タイヤ交換の必要性に迫られても、安い(よくカー用品店で激安なタイヤが売られることがあります)タイヤが付けられず、高い定価のタイヤしか付けられないような事も起こってくるので、車を買う時にはそうした下調べをした上で、乗り続けていくことのコストについてもこれからは考えていく必要があるのではないかと思います。

また、車検の話とは違いますが、最近の車にはスペアタイヤが付いていない車が多いので、昔の車には当り前に付いていたタイヤ交換のためのジャッキも付いていない(オプションになっている)車も多いようです。先日、地震が起きた時に役立つグッズの一つとして、このジャッキの存在がありました。今年の能登半島の地震でも家屋が倒壊し、倒れてきた建物に挟まれて脱出できないようなケースがあったのですが、力のない人間一人でも、隙間に車に積んであるジャッキを使って隙間を広げ、そこから救助するための道具としても使えるので、その点でもスペアタイヤとジャッキが積んである今の車に乗り続けることは個人的には悪くない選択だと思っています。

Windows10から11への移行ハードルが下がっても古いパソコンを使い続けることは難しい?

正確でない情報をこのブログで論じるのはあまり良いことではありませんが、たまたまネットニュースで見た話として、マイクロソフトがWindows10から11にアップデートできるパソコンのスペックをゆるくするのではないかという憶測が語られるようになっています。

現在もWindows10の入ったパソコンを使い続けている方は、新しくWindows11が快適に使えるパソコンへの買い替えを模索している方も少なくないと思いますが、今使っているパソコンが11にアップデートできないとなると、Windows10のサポートが終了してしまうと、セキュリティの観点から古いパソコンをずっと使い続けるというのはおすすめできなくなります。そうして廃棄されるパソコンの数もかなりのものになるのではないかとの危惧もある中、Windows11へのアップデート基準を緩くすることができるなら、多少の古いパソコンも使い続けるようになるのかも知れません。

ただ、古いパソコンでWindowsのアップデートを続けながら使い続けること自体に無理があるということも事実なのです。今回の文章を書くにあたって、当初はWindows10から11への対象になったので一時はWindows11を入れて使っていたLenovoのIdeaPad D330を使って書いています。このパソコンは現在Linux mintにOSを入れ替えていますが、それはWindows11を使い続ける上において、本体メモリーの64GBでは容量の関係からアップデートすらできなくなってしまったということが原因でした。現在Linux Mintを入れていてもOSその他で45GBくらいを消費しているので、軽いと言われるLinuxでもぎりぎりといった感じになっています。

特にモバイル用途で購入し、価格が安いかわりにメモリが少ないなどスペックを現状のOSがぎりぎり使えるくらいのノートパソコンにおいては、たとえWindows11へのアップデートが今後できると判定されたスペックであっても、内蔵のSSDを換装するなどしないと、使い続けるのは難しいでしょう。軽いChromeOSやLinuxの場合はそれで何とかなりそうですが、Windowsの場合はある程度のCPUパワーがないと、アップデート時の作業すらうまくできなくなってしまう可能性があります。そうなると、私などはもはやそのPCについては少なくともWindowsOSを入れて使い続けない(廃棄することを含めて)という結論に達するのではないかと思います。

かく言う私も一応Windows11が事務的作業においては快適に使えるくらいのスペックのパソコンを新たに買い足してはいますが、今まで使っていたパソコンのOSをLinuxに変えて使っていると、それだけでできることが増えてきているので、現在はどうしても使いたいソフトを使ったり、相手と使っているソフトを合わせないと書類のやり取りができないような場合に限って使っているといった状況です。

Windows11を入れるともはや使いものにならなかったIdeaPad D330は、現在多少の問題はあるものの過去にWindows10を使って動かしていた時と同じように快適に使うことができるようになっています。バッテリーにも問題はないので、モバイルパソコンとしても使える感触も持っています。ですから、今回紹介したネットでのうわさ話が本当であり、将来マイクロソフトがWindows11へのアップデートができるスペックを下げてきたとしても、私にとってはあまり関係のないニュースとして処理をするようになってしまうかも知れません。

現在、Windows10の入ったパソコンを使っている方は、新しくWindows11が快適に利用できるパソコンに買い替えることとともに、今後の事を考えつつ、今使っているパソコンを処分してしまわないで、軽くて長く使い続けられるChromeOSやLinuxに入れ替えてWindows11と併用しながら今後の事を考えてみるのも良いのではないでしょうか。

「地獄の深夜バス」から「快適な寝台夜行バス」への転換ができれば旅行には大きな変革となるのでは?

国土交通省は、2024年11月19日に高速バスのフルフラット座席に関する新しいガイドラインを発表したそうです。私はバスの座席をフルフラットにすることによって、事故が起きた場合の影響が心配な部分はあるのですが、社会的な流れの中で深夜バスの利用環境が良くなるのなら、どんどんやって欲しいと思っています。

一口に夜行バスと言っても、その内容というのはかなり違います。まず、座席が観光バスのように4列シートのバスは隣席との間が狭く、もはや寝ることを拒否するような環境であるだけでなく、隣の乗客から痴漢行為を受ける可能性もあるので、全ての人が安心して使うことは難しいと思います。ただ、私の住む静岡から出たり、静岡へ向かう夜行バスは殆どが従来型のバスを流用しただけの4列シートなんですね。これだとよほど神経が強い人でないと目的地まで熟睡することは難しく、翌朝から観光をするにも疲れてしまいます。

今後、大都市のビジネスホテルでも海外からの観光客との競争になる中で、少し前なら5~6千円くらいで泊まれたところが、平気で一万円以上かかることも珍しくありません。そうした状況の中で夜行バスの環境も変わっていくことが望まれます。

今あるのは、4列でなく3列で全ての座席と座席との間に通路があるようなタイプのバスですが、これなら少なくとも隣席の知らない人との接触は避けられます。しかし、前後の空間が狭いとリクライニングをする場合、例えばそれが途中から乗って行く場合には後ろの乗客に迷惑を掛けないかというストレスになってしまいます。

そうした状況の中で国土交通省がガイドラインを出してきたのだろうと思うのですが、走行中に寝るので完全にフルフラットになってしまうともしバスが交通事故を起こしてしまった場合に体がシートに固定しにくくなるかも知れないので、シートに工夫をして背もたれをそれなれに倒すことができ、さらに最大限座席を倒した状態でカーテンを使って他者とのコンタクトを遮断するようなスペースを確保できるような夜行バスが一般的になれば、隣の人のいびきがうるさければ耳栓をし、車内の明かりが気になるならアイマスクをして、何とかバスの中で寝る体勢が取れるだけでもかなり違います。

当然、長時間の乗車になるわけですからエコノミークラス症候群にならないくらいのシートは必要ですが、そうしたシートが夜行便で当り前になってくれば、移動しながら快適に一夜を過ごせる乗り物として、今よりも更に注目が集まるようになると思います。

ただ、車内の快適さを求めれば求めるほど、バスの定員が少なくなり、バス会社の収入という点では魅力が薄れることは確かです。ただこれも、最近の路線バスでは一台のバスにもう一台の「客車」を連結する「連節バス」が走っていますので、このバスに高速道路を走らせる事ができれば(現在は連節バスは高速道路は走れないようです)、また状況は変わっていくだろうと思います。

今後、夜行の列車について新しいものが出てくるどころか、今走っている車両もかなり古いものなので、いつ無くなってもおかしくありません。バスの中の寝台をどうするのかという問題はあるものの、多くの乗客を乗せて乗客が快適に過ごすことができるような知恵を関係される方に考えていただくことで、新たな旅の形としての「夜行バスによる車中泊からの観光」というリーズナブルな旅の形も現実味を帯びてくるのではないかと想像します。バスの自動運転とともに寝台の進化が行なわれることを期待したいですね。

日本通信が始める新しい電子マネーはマイナンバーカードの電子証明書で本人確認をしてIDパスワード不要に

具体的にサービスが始まらないとわからないところも多い、スマホを利用する電子マネーの一角に、日本通信が割って入ることが明らかになりました。すでに電子マネーやクレジットカードなど、キャッシュレスでの決済を使っている身としては、新しいものが出ても普及しなければ意味がないと思うのですが、今回のニュースで気になるところがあったので、自分でも完全には理解しているとは言い難いのですが、自分の思うところを書いてみたいと思います。

ニュースによると、この新しい電子マネーは、マイナンバーカードを持つことが前提になるようで、スマホにマイナンバーカードをかざし、マイナンバーカードのICチップに入っている情報を読み込んで電子証明書をスマホに保存し、その証明書にアクセスすることで本人確認をするという仕組みのようです。

他の電子マネーの場合は、電話番号やメールアドレスと紐付けし、IDとパスワードを入力することによって本人確認するので、以前PayPayであった、モバイル回線の契約を乗っ取って他人のPayPayを使うというような詐欺行為のような事はこの電子マネーではできなくなるのでしょう。もし強引に他人の電子マネーを使うためには、電子証明書の入ったスマホを強奪し、ロック解除を行なってそのスマホ自体で使うようにしないと、電子マネー自体が使えないという私的な理解なのですが、ニュースの見出しではIDパスワード不要ということでしたので、恐らくそんな事だと思います。

ということになると、ちらにしても安全に電子マネーを使うためには、他人に勝手にスマホを使われないようなロック(指紋認証がおすすめ)をしていない方は、しっかりと設定をしておくことが大事になってくるのではないかと思います。

私の中では、近々マイナンバーカードと健康保険証を一体化するマイナ保険証への移行が行なわれることで、かなり認知度は上がってきているように思います。現状ではもしマイナンバーカードを病院のカードリーダーで読み取れないような場合に、スマホの中に「資格情報」入れて画面で見せれば問題なく受信できるようになるので、マイナンバーカード及び、マイナポータルアプリ及び電子証明書の組み合わせをスマホで利用する事が当り前になってくるのではないかと思います(スマホがない場合は紙の資格情報を用意する必要があります)。

以前から書いていますが、将来的にマイナンバーカードは持っていなくても、マイナンバーカードの中のICチップの情報を電子証明書にすることで、スマホが健康保険証や運転免許証としても使えるようになると個人的にはマイナンバーカードを外で落とす可能性が消えるため、そうした状況になって欲しいです。ただ今回の電子マネーは、マイナンバーカードから情報を読み取った電子証明書で本人確認を行なってスマホで決済できるようになるようなので、スマホだけ持ち出しても電子マネーは使えるということなのでしょう。

このように、色々な事がスマホでできていくようになれば、事前に電子証明書をスマホ内に入れておけば、いちいちサービスを受ける際に本人確認を受ける必要も無くなっていくのではないでしょうか。紙のものだとなりすましで使えてしまうコンサートチケットを電子化する中の一つの方法として、こうした方法があれば、ID・パスワード自体が無いので、ハッキングされて被害に遭う可能性も無くなるのではないかとか、色々便利になる半面、スマホを持つ人と持たざる人との差というものは決定的になっていくことが想像できます。

ただそのためには、誰でも不安なく電子決済などの日常生活に起因するサービスが使えるだけの通信速度を安価に提供するための通信プランおよび安価な端末の整備は必要だと思います。マイナンバーカードを推進する場合、そのような生活に必要不可欠なスマホを全ての人が普通に持って使えるような環境の整備を改めてお願いしたいですね。

新たにスマホを使う前にスマホの価格や通話料・通信料の仕組みをきちんと説明できないと大変なことに

今の時代でも良くあることなのかと思うのですが、あるネットニュースで中学生の息子にスマホを持たせたところ、その料金(記事ではワイモバイルでした)請求で、「通話料」が13万円弱になっていて大変高い勉強代を払うことになったという話を読みました。
私のブログではそれぞれの利用者にとって安く使えるスマホプランについて結構書くことがあるのですが、今回はその前提となる「基本的なスマホの料金の仕組み」について書いてみたいと思います。

スマホの料金には二通りあり、一つが「データ通信料」で、もう一つが電話番号を使って通話やSMSをする場合の「通話料」というものに分けられると思います。データ通信を使い切ってしまった場合、通信速度が制限されてしまいますが、追加のクーポンをお金を出して買わない限り、月のデータ容量分の料金については毎月一定になります。
ここで気を付けたいのは、通信会社のアプリを使うと、アプリの操作だけで自由に高速データ通信の容量を追加することができてしまうので、お子さんにスマホを使わせる場合にはその点について話し合いつつ、勝手にアプリをインストールしていないか(当然そのアプリで不足した高速データ容量の追加購入をしていないか)を親御さんは把握しておいた方が良いでしょう。

今回のネットニュースで問題となったのが、電話番号を使った「通話料金」です。月に13万円というのは、ワイモバイルの場合30秒20円という他の携帯電話会社と同じくらいの料金水準だと思うので、月に54時間くらい電話していたということになります。なぜこんな事になったのかというと、ニュースでの説明では、親子間の話し合いで、夜間についてはスマホにロックを掛けて自由にスマホを使わせないことにしたのですが、ロックが掛かった状態で画面を付けると「緊急通報」というボタンが出てきて、そこから進むと電話番号を使った通話を掛けることができることを発見し、それからは友人と直接電話番号を使った電話をするだけでなく、電話をつなぎっぱなしにしたまま放置するような事もあったのだそうです。

その後、ワイモバイルから連絡が来たことで、家族割を使って別回線も親子ともども使っていたということもあり、その13万円を払ったのだそうです。ニュースの中でも言及がありましたが、家の中で友人と連絡を取る場合、もし自宅に光回線などのネット環境があれば、LINE通話を使うことで通信料は光回線の固定料金になるので、息子さんからすると無料で電話(ビデオ電話も)が掛け放題になることが当り前になる中、電話番号を使った電話とLINE通話との区別がついていなかった可能性が高いと言えるでしょう。そして、これが今後の初めて自分のスマホを持つ若年層の人たちにきちんと説明すべきことでもあります。

そもそも、国内の通信事業は有線の音声通話しかできない電話から始まりました。直接人と会わなくても話しができるというのはそれ以前の生活からすると大きな変化ですが、料金大系はきちんと決められていました。市内通話なら3分7円ですが、当然長電話をすると話した分だけ料金がかかります。さらにその料金というのは事前に支払う固定料金とは別に、「使った分だけ後払い」になるので、長電話を国内の長距離でしばしば行なった場合には、今回の事例と同じように楽しく話していたその翌月に10万単位の電話代請求が行なわれて大変な思いをしたという方も少なくないと思います。

また、インターネット創成期には電話回線に接続してインターネットを行なっていたので、まずつなぎ続けると延々と通話料と同じ料金がかさみます。さらに、インターネットに接続する場合はプロバイダーと契約するので、データをダウンロードするにも通信料が結構かかっていたのです。ゲームアプリをダウンロードしたら、通話料と通信料の合計で1万円くらいかかった時代もありました。

そんな高額請求にならないように、正しくスマホ関連の料金について知ることが必要で、私自身はできるだけ固定料金の他に料金を払わないような工夫をしています。今回のニュースの中学生のようにロックが外れないからと緊急通報ボタンから電話をしてしまうと、電話代が無料なはずの楽天モバイルでも通話料金が青天井でかかります(一応通話オプションは用意されてはいます)。なぜなら、楽天モバイルの通話・SMSが無料になる条件は、専用の「Rakuten Link」というソフト経由で発信しないと無料にならない仕組みになっているからです。

今回の場合、特に電話番号から通話するための定額プランを付けていなければ、掛ければ掛けるだけ青天井の通話料請求になりますので、通話定額オプションを付けない場合には、電話番号に電話をする場合の料金についてきちんと説明することが大切になりますね。ちなみに、私の親に持たせているスマホには5分定額を付けていて、別のアプリと組み合わせることで、こちらから掛けた通話が5分を超える前に強制切断するようにセットしてあるので、ニュースのような高額請求の危険性はほぼないと思います。

どちらにしても、どんなスマホプランでも通話やデータ通信を無制限に使って安く済むようなものにするには、それなりのコストがかかります。通話もデータも無制限ということだと、回線を2つ契約して、一つは通話専用にpovo2.0の通話無制限のトッピング(月1,650円)にして、もう一つは楽天モバイルの回線(無制限で月3,278円)にすると二回線合計で4,928円/月になります。ただこれでも、0570から始まる電話番号への電話や、povo2.0の回線でSMSを送ると別料金になりますので、それらの点には注意ですね。

2024年8月よりヘッドライトの車検基準が変わるので古い車では高額なヘッドライト交換の必要性も

昨日、車検になったのでいつもお世話になっている修理屋さんに車を持って行きました。経費節減のため代車はもらわず、バスと徒歩で帰ってきました。その時に実に不吉な話を聞きました。

というのも、今年(2024年)8月から今まで経過措置で古い車でも審査がゆるかったヘッドライトの検査が厳格化されたそうで、特に私の車(GD1・ホンダフィット)は樹脂製のヘッドライトカバーが付いているのですが、それが紫外線の影響でかなりくすんできており、厳格化になった検査をパスしない可能性があることを指摘されました。

その場合、まずは樹脂の部分に磨きをかけたり、ライトを出力が大きいものに変えるという方法があるようですが、それがうまくいかなかった場合、ヘッドライト自体を新品に交換する必要があると言われました。部品の価格は片方で3万くらい? ということなので、工賃と合わせると新品交換の場合は通常の車検費用に加えて7万円くらい余分にかかるのではということで、もしそうなったら実に痛い変更であるということになります。トータルの車検代を考えたら新しい中古車が買える(古い車なのでそのくらいの価格でも売られている可能性あり)という話までされましたが、こちらとしては長年乗り慣れている車ということもあり、最悪そのくらいの負担が出ても仕方がないと話して帰ってきました。

逆に、中古車を新たに購入するにしても、恐らく前オーナーが車を手離す理由がそうしたヘッドライトの劣化に起因するかも知れず、よくヘッドライトの状態を見て買わないと、買ってすぐ後の車検で同じようにヘッドライトの部品交換をしなくてはならないかもわかりません。そうなったら、今乗り慣れた車を乗り続けた方が良いわけで、そうした状況を考えた上で車検費用を用意する必要が古い車を乗り続けている人には大切になってくるということになります(このような費用が古い車にはかかるので、せめて古い車の自動車税を高くするのは止めて欲しいですが)。

まあ、恐らくガラスからプラスチック樹脂にヘッドライトのカバー部分の素材を変えたのは、変更当時に事故の時に割れにくいなどのメリットを考え、そこまで長く乗る人がそこまで増えることは想定されていなかったのではないかと思われます。ただ、昔から日本の車は海外での評価が高く、日本で乗り切ったと思ってもその車が廃車にはならず、海外で新たなユーザーに使われるような状況もあります。そんな中、エンジンの性能はそこまで落ちなくても、ヘッドライトの安全性は日本で車検が通らないので処分され海外に行った車ではかなり落ちるということなので、その辺の事も今後は色々と考えなければならないでしょう。

今年は海外のツアーでバス事故による被害が多く出ましたが、特に日本の中古車がまだ現役で走っている地域において、大きな事故として報道されることはなくても、夜間の正面における認識性が落ちることで事故につながることも出てくるのではないかと思われます。今回、車検に出してからこんな話を聞いたので、今回はうまく今のままの状態で車検を通るにしても、将来的には費用を掛けても部品を交換することを考えた上で車を乗り続けるか別の車に替えるかということを考えなければならなくなるということになります。

さしあたっては、これから中古車を安く買おうと思っている方は、いくら安くてもヘッドライトカバーが黄ばんでいて、他の車と比較すると明らかに光量が落ちるような車については、こうした状況があることを考えた上で購入の判断をすることが必要になってくるかと思います。

メルカリの騒動で改めて考えたい個人取引の危うさと「物を売ること」の大変さ

Xでの騒動がネットニュースになるということは、それだけXを見ている人がいてその影響も大きいということなのでしょうが、ここ数日はメルカリの出品者の方が購入者というよりもメルカリの運営に対してのクレームをXに流したことでかなりの大騒動になっているような気がします。

メルカリは匿名での取り引きが行なわれることが多く、私も主に購入のために利用することはありますが、最後まで相手の素性を全く知らないまま取引を終了させています。今までトラブルに遭っていないのは、購入する回数が少ないということと、購入する場合の価格がどれも数百円からせいぜい二~三千円くらいまでに決めているので、もし騙されたとしてもそこまでダメージを受けないようにという事で利用しているからだと思っています。

今回問題になったのは主に出品側の人たちで、購入したものに説明と違った内容などがあったと返品を行なうものの、送ってきた箱を開けたら中には出品した商品は入っていないで、恐らく最初から出品した商品をだまし取るために購入手続きをしたような疑いを抱かざるを得ない購入者にあたったことがまずあります。

Xで騒いでいるのは、個人対個人の関係にとどまらず、匿名の相手ときちんと話をするために運営側に相手の情報の開示を求めても、テンプレートと思しき内容のメールが返ってくるだけで、真摯に利用者同士のトラブル解決のための行動をしようとしていないと出品者が思ってしまい、怒り心頭に達した出品者がXにその内幕をばらしたことによります。そのように、Xやネットニュースで問題があらわになったところには返金処理はするものの、悪質な購入者(というより出品した物を騙し取るような人)についてペナルティも取らないというところにも多くの人が憤っているようです。

これはあくまで個人の考えになりますが、今回の騒動をきっかけにして、同じように購入者に出品した商品を騙し取られた人が、Xに同じようにその顛末を続々とアップしているようですし、もはや出品する場合には高額値付けのものを出すのではなく、薄利多売方式での出品をするために使った方が良いのではないかと思います。それでも、こうした騒動が続くようであれば、もはやネットフリマというジャンルの商売が成立しなくなる可能性すらあるのではないかとすら思っています。これは、ある意味「闇バイト」にも共通するところがあるのかも知れません。一連の出品者騙しがうまくいくような状況にあることで、楽をしてお金を(この場合は手に入れた商品を換金?)稼ごうとする人たちがメルカリに入ってきているようなら、一層事業としてのネットフリマの先行きは見にくくなってしまいます。

また、私がメルカリを含めたネットフリマをそこまで頻繁に利用しないのは、値付けを比較的強気にする人が少なくなく、実際のフリーマーケットと比べると渋い値付けで出ている場合が多いので、それだと安心で保証もある信頼できるネットショップや中古ショップで購入した方がメリットが大きいからです。本人がいらないと思うものを安値で出してきていて、たまたまその品が自分が使いたいものだったというような個人売買の楽しみがないと、頻繁には買おうと思わないですね。

そもそも、物を送るだけでもし壊れていたり不備があった場合に修理など保証対応なしに返金するだけの個人売買は、市場価格より安くないと買う側のメリットはないと言って良いでしょう。返金云々の話になった時に連絡が滞るような事は普通のネットショッピングではよほど悪い業者でなければ起こらないでしょうし、大手のネットショップではその点は安心できます。そんな中で強気な値付けの品物が多く出ていれば、もはやそこから買おうとは思わなくなるのは私だけではないはずです。今後は、運営側も個人売買でしか買えないようなものを出品者に出してもらうような形で出品者に関わるとか、今のような何かあったらテンプレートメールを出すだけというような対応では事業としての先が見えてしまうのではないかと思うのです。

今回のメルカリに関する騒動を受け、私自身はよほど何かないと今後メルカリの利用で高額な品やトラブルの起こりやすい精密機械や割れ物などの品は購入しないようにしようと思っています。とにかく今は、運営側がどのようなメッセージをユーザーに出してくるのかを注目しながら、悪質な利用者にきちんとペナルティを課すようになることを期待したいものです。

民生用の通信機器を兵器化するような事が行なわれてしまうとその影響は簡単に非戦闘地域に及ぶ?

2024年の9月に、レバノンのイスラム教シーア派組織であるヒズボラの構成員が持っていた通信機やページャー(ポケットベル)が爆発し、ヒズボラ構成員だけでなく市民を巻き込んで計3千人以上の人が死傷したというニュースがありました。当時からこの爆発にイスラエルが関わっているのではないかという話が出ていましたが、先日改めてニュースがあり、この爆発とイスラエル政府の関係があり、イスラエルのネタニヤフ首相がこの作戦にゴーサインを出したことを認めたとのことでした。これは、個人的にはとっても恐ろしいニュースではないかと思っています。

かなり昔の話になるのですが、友人がアメリカに旅行してきた際のお土産として、恐らくプリペイド携帯だと思うのですが、現地アメリカで利用可能な当時は2GのTモバイルの小型フィーチャーホンをいただきました。日本では使えませんが、こうしたものはなかなか日本国内では入手することはできなかったので、コレクションとして解約した端末とともに一時期手元に置いていました。

今回のヒズボラに支給されたページャーは、スマホを常時利用しているとバックドアを仕組まれた場合、自分の位置情報を敵に対して晒してしまうことになり、ピンポイント爆撃の標的になってしまう恐れがあるので、持っているだけでは居場所を特定されないように最新のスマホはあえて持たず、昔の技術を使ったページャーを持つようになっていたのです。もちろんそこには、イスラエルの作戦でスマホにより場所を特定されないようにするためのヒズボラの戦略があったわけですが、その作戦を承知の上でヒズボラに配布するページャーに爆弾を仕込むというのは、相当の根気と執念(怨念?)があると言わねばならないでしょう。まさに映画になりそうな作戦であると言えます。

今回は直接ページャーの中に爆薬を仕込んでページャーを遠隔操作で爆発させるような事を行ないましたが、今後こうした技術を進化させると、ハード的に爆発物を仕込まなくても、リチウムイオン電池内蔵のハードであれば、それこそ遠隔操作で通常では起こしてはいけないような電力消費をハードに行なわせ、内蔵のリチウム電池を発火・爆発させるような事もできるかも知れません。これだと、空港の保安検査でも痕跡を見付け出すことは困難でしょうから、もはや電子機器を使うこと自体に危険が伴うでしょう。

さらに怖いのは、紛争中の当時者が使う予定であったり、実際に使っていたハードが発火・爆発する前に中古ルートに流れ、土地の一般市民であったり物好きな観光客が購入した後で作戦が実行された場合、この日本国内でも命の危険を伴うような電子機器の爆発事故が、実は某政府諜報機関の構成員撲滅作戦だったなんて事も起こってしまうかも知れません。

考えてみると、今の私たちは便利ではあるものの、もし悪い事を企んでいる人に自分の持っているものが乗っ取られて暴走してしまったら、単にデータが消えるということだけでなく命の危険のある状況に今の世界はなってきているということも言えるわけです。今後の世界情勢はますます混迷の状況になってくることが予想されますが、少なくとも自分で新品でない電子機器を購入する場合には出所がはっきりしたもので、中古店の赤ロム保証があるものを入手するようにし、PSEマークや技適マークの付いているものを確認して購入するくらいの事を行なっていくことの大切さを改めて実感した次第です。ネットでは日本未発売の興味深いハードの紹介記事も見ることがあるのですが、国内未発売のものというのは手元に置かないようにすべきではないかと今は考えているところです。

もはや「周遊券」という言葉は鉄道では使えなくなっているので車の旅に「周遊パス」を活用する旅にシフトへ

昨日のニュースで、瀬戸大橋を走るJR四国の快速列車「マリンライナー」が朝7時過ぎにあろうことか瀬戸大橋の上で動けなくなり、乗客がおよそ6時間くらい車内に閉じこめられたというニュースを聞き、昨日が日曜日ということもあり乗客の多くは四国から岡山へ行く途中であったことが考えられる中、かなり大変な目にあったのだろうなと思い同情を禁じえません。

鉄道を使う長旅ということでは、先日発表された「青春18きっぷ」の改変の影響もあり、個人的にはもう仕事をリタイヤするまでは連続使用が条件のこのきっぷは使わないと思いますが、悪天候ではないトラブルで6時間身動きが取れなくなってしまったら、このような割引されている代わりに使用条件が限られるきっぷというのは変更が効かないので色々と大変だと思います。

鉄道に関して、現在は個人的に使ってみようと思えるものはないのですが、以前は18きっぷではなく遠方への旅行には「周遊券」を使っていました。このきっぷは、出発地から目的エリアまでの往復乗車券と目的地周辺の乗り降り自由なフリー区間のきっぷが付いているようなもので、当時はまだたくさん長距離列車が走っていた「急行」での往復ができるのが特徴でした。

上野発では内陸を通って早く目的地に到達できる青森行の「八甲田」と、日本海回りの「津軽」に乗れたので、東北の観光地はかなり回りました。当時は18きっぷでも青函連絡船に乗れたので、北海道函館までであれば、予約なしでもいつでも出発でき、さらに学生に対しては周遊券を学割価格で購入できたので、学生時代は18きっぷよりも周遊券の方をよく使って、四国にも周遊券で行ったことを今回の事故で思い出しました。

現在の旅はもうJRに固執することなく、私鉄や高速バス、LCC利用の飛行機、フェリーなど様々な交通手段を考えて行った方が良いと思いますが、現在でも昔の周遊券と同じような仕組みの交通手段はあります。それがNEXCO各社で出している高速道路をETCで利用する場合に使える「高速道路周遊パス」です。

かつての周遊券と比べるとそこまでのバリエーションもなく、関東在住の方と私のような地方都市在住者とでは出発地までの高速代が別にかかる(自宅近くのインターから乗っても定額な周遊パスの設定がない場合が多いので)という不便な点はありますが、出発地から目的地までの往復の高速代が入っていて(発着付きプラン)、フリー区間では高速道路を途中で降りてまた乗ってというまさに周遊券的な使い方ができます。電車と違って車であれば一般道も自由に走ることができるので、車を使って地域をくまなく観光したい場合には、むしろこちらの方が便利なのではないかと思いますね。

また、周遊パスにはフリー区間のみ利用できるプランもあるので、例えば、目的地まで一般道で行くとか、フェリーを使って目的地まで行くとか、さらに言うと現地まで公共交通機関を使って目的地からレンタカーを借りるような形で利用も可能です。その際、自分のETCカード(周遊パスに紐付けしたもの)を持って行くことが前提になりますが、現地の移動手段が少ないような場合、単にレンタカーを借りるだけでなく、高速道路の周遊パスをセットにすることで、うまく使えばかなり交通費を節約できる可能性があります。

目的地までJR(新幹線含む)を使う場合、同乗する人数が多ければ「レール&レンタカー」という仕組みを使うと、乗車券2割引、特急券1割引という特典が受けられる商品があります。申込み方が独特なので、手間はかかるかと思いますが、これだと過去の周遊券を使ったような旅ができるのではないかと思います。そうなると、まだまだ色々な旅行プランを立てる面白さというものはあるような気がします。

逆に言うと、旅行に行く時に自分もしくは同行者の中に運転免許証を持っている人がいるかいないかで、かなり旅の自由度が変わってくるということも言えます。運転免許を取得するにもコストはかかるので、なかなか取るのも今は大変だとは思いますが、車を今後所有する予定はなくても、免許を取得してレンタカーやカーシェアリングサービスを使いながら運転のカンは維持できるようにしておくと、これから旅に出るような場合には選択肢が増えます。

ただし、自分の車やレンタカーで移動するについて注意しなければならない事もあります。公共交通機関の場合、計画運休を含めて災害に見舞われそうな場合には運行自体が取り止めになります。車の場合は運転手の意志で出すなら、どこにでも行けるわけですが、進んだ先で冠水している場所に入り込んで車をダメにしてしまったり、無理に峠などを走り、土砂災害に巻き込まれて命の危険を生じる事もあります。新幹線が止まっていても高速道路の通行止が解除されたような場合だったら良いのですが、あらゆる乗り物での移動に危険が伴う場合には大人しく現地で宿泊できる場所を探すようにして無理に旅を続けない勇気も必要ではないかと思います。