お知らせ・各種ニュース」カテゴリーアーカイブ

このブログについてのお知らせや、ブログで扱っている内容について新たなニュースがありましたらここで紹介および解説を行ないます。

民放はAMラジオから撤退すべきか

ラジオのAM放送を廃止しFM放送に転換できるようにするため、民放連が総務省に制度改正を求める方針を決めたということがニュースになっています。実際は、スポンサーの問題で必ずしも利益を出すことが難しいラジオ局の運営ということを考える中で、塔の立て替えを含むAM送信設備のメンテナンスを行なうだけの費用を出せないので、基地局のメンテナンスが少額の投資で済むFMに移行したい地方局の窮状を何とかして凌ごうとする想いが透けて見えます。それだけ、AM放送の送信設備を維持することは大変なのだということがあります。

最近ではラジオ自体を聞くことがない方が多いと思いますのでピンと来ないかも知れませんが、AMラジオの放送を送信する場合、かなり高い鉄塔と広大な敷地が必要になりますし、鉄塔や機械設備、さらに停電時でも安定して放送を送信するための自前の発電施設を合わせたハードを維持することが大変な割に、国民の多くはAMの電波でラジオを聞いていないというコスト面での問題を多くのラジオ局は抱えているでしょう。

こうした流れは特に地方のラジオ局においては顕著だと思います。放送自体はコミュニティFM局並みの小出力の送信局を数多く設置することでエリアを確保し、聞きにくい人やエリア外聴取を希望する人に合わせてインターネットで同時配信することでラジオ放送としての体裁を整え、今までの番組をそのまま放送することも可能です。ユーザー的には今まで使っていたラジオのうち、「ワイドFM対応」のラジオでないと民放のラジオを聞けなくなってしまうという事もありますが、そこまでしてラジオを聞きたい方はワイドFM対応のラジオを手に入れるでしょうし、最近のスマホの中にはFMラジオがネットを介さなくても電波を受信して聞ける機種が少なからずありますので、平常時に限ってはそこまで地元局のAMを使ってのラジオ放送が終了しても困らないということはあるでしょう。しかしこれはあくまでも平常時の話です。

すでにネットでは多くの人が指摘していることですが、先の東日本大震災ではかなり広範囲で被害が起きる中で、様々なライフラインが切れました。断水や停電ということだけではなく、携帯電話の基地局への給電が断たれた場合や、そもそも基地局自体がやられてしまった場合、スマホを使ってのインターネットもできず、スマホも充電できないような状況になった方は多かったと思います。さらに、電波の停止という点では福島原発事故の影響もあり、日本全国をカバーしていた電波時計用の福島の送信所からの電波が止まったため、多くの電波時計で時刻修正のための電波が受信できなくなり、正確な時間を知るためにラジオを使った方もいたのではないでしょうか。

更に、災害時のラジオということを考えた時、広い範囲で大きな被害が出た場合、地元局の送信設備に被害が出た場合、放送をしたとしてもそれを待つ多くのリスナーに向けて届かない場合があります。これはあくまで電波の特性の話で、AM電波なら静岡の私の自宅付近からでも高出力の東京のニッポン放送の番組が昼でも普通に聞けるくらいのエリアがありますが、同じラジオでもFM東京の場合はかなり大規模なアンテナを建てないと聞こえませんし(これはかなり特別な設備を揃えないと無理で、一般的には同県エリアの局でも山間部では聞こえない場合もあります)、災害時に用意しているポータブルラジオやカーラジオでは、地元の送信所が壊滅した場合には情報が入ってこない最悪の状況も考えられます。

AMの電波のもう一つの特徴というのがあって、それは夜になると昼には聞こえなかった遠方の放送局が貧弱な受信機でもそれなりの感度で入ってくることがあります。ですから、AM放送を大出力で送信する設備を日本中の主な地点に置いておくことによって、昼間はAM・FMを含め地元局が全滅しているような状況が起こったとしても、最低限の情報は入手できるようになるわけです。また、地元のコミュニティFM局で災害情報に特化した放送が始まったとしても、常に災害情報だけを伝えられると気分が萎えてくるケースがあります。そんな時、同じように災害に関する放送を伝えていても、直接罹災していない地域で放送する番組というのは、多少の温度差がありその温度差にホッとするということもあります。例えば、罹災した現地では流せないような音楽を流したりするような遠方からの放送を聞くだけでも心が休まるということは十分に有り得ます。

このニュースについてのネット上での議論というのは、すぐに日本全国の民放AM局が無くなるのでは? というような感じで書かれているような方もいたのですが、個人的には大出力を有する日本の大きな都市に位置するなり、周波数の関係でそこまで出力は大きくなくても遠方まで届くラジオ関西のような放送局については、国が補助金を出してでもAM電波を使った放送を続けて欲しいというのが、個人的な希望ということになるでしょうか。AM電波を民放が全て停止しても、NHKがあれば十分という意見もあり、それはその通りなのですが、全国同じ放送で他に何の情報も得られないというのは個人的には辛いですし、私自身が日頃からNHK・民放を問わずラジオを聞いているということもあるので、せめて広いAM放送のエリアを持っている民放ラジオ局には残って欲しいなと思うわけです。


原付バイクのナビアプリについて

先日、テレビで自動車専用の高速道路上をママチャリらしき物体が(^^;)道路を逆走してくる動画を見る機会があり、「なぜ自転車が高速道路に乗り、さらに逆走するのか?」ということを考えてしまいました。逆走がブームということもなければ、車がビュンビュン対向して走ってくるところを走るというのは、正常な精神の持ち主なら明らかにおかしいと思うのでしょうが、テレビのコメンテーターがその原因として考えられる事の一つとして、スマホのカーナビアプリが普及するあまりに歩行者や自転車用のナビでなく、車用のナビ画面を使ってスマホを見ながら移動しているうちに気が付いたら高速道路に乗っていたということもあるとのこと。

そういえば、過去に歩行者が高速道路に入り込んでしまうことが注目された時があったのですが、その時も、料金所のない高速道路の出口からスマホの画面を見ながら周りを見ずに入ってしまうことで高速道路に入ったことに気付かずにしばらく歩いてしまうことがあるという話を聞いたことがありました。果たして今もそんな状況があるのかはわかりませんが、カーナビをスマホアプリで実現することが当り前になると、そんな事が出てくるのかという気はします。

個人的に思うのは、首都圏を中心に車に乗らない人が増えている中で、大きな駐車場がなくても気軽に利用できる原付バイク(今後出てくるであろう電動バイクを含む)あたりがもう少し普及しても良さそうだということがあります。それこそピザ配達用の屋根が付いたものを選べば、少々の雨でも使えそうですが、あのタイプのバイクは車並みに高額になるのがネックではありますが(^^;)。

その際、やはりあった方がいいのがバイクにカーナビがセットされていることですが、これはスマホを利用してバイクにセットするホルダーさえ設置すれば、車と同じようにスタート前にセットすればいいわけです。しかし、車と原付は制限速度だけでなく大きな交差点では二段階右折になったり、一部の自動車専用道路には入れないなどの違いがあります。

残念なのは徒歩や自転車には無料で使えるナビゲーションアプリがあり、事前にそうしたアプリや専用の設定を利用すれば歩いて高速道路に入ったり逆走することはなくなると思うのですが、原付には無料ではナビゲーションアプリがないということです。有料でもきちんとしたナビが使いたいという場合には「NAVITIMEツーリングサポーター」をインストールし、ご利用のバイクの排気量を入力すると、その排気量に応じたナビゲーションがされるという優れものになっているので、現状で原付バイクで遠出をするのに使うアプリということではこれ一択のような気がします。

しかし、もう少し原付を含むバイクを売りたい気がメーカーにあるのなら、メーカー主導で原付や125cc以下のバイク用ナビアプリを作ってくれた方が一人で近くに行く用途であれば車でなく原付や電動バイクで代用するようなライフスタイルの変化につながってくるように思えるのですが。

もしどこかの観光地で、周辺に車を置くスペースを用意し自家用車を観光地内に入れず、その代わりに電動自転車や電動バイクを使えるようにし、各観光地に充電スタンド付きの駐輪場所を整備して時間貸ししてくれるようなシステムがあれば、限られた時間の中で観光地を早回りしたいような場合は電動自転車よりも電動バイクにし、それをナビゲーションアプリでモデルコースを回るようにすれば、自己責任にはなりますがスマートに観光地を回りながら、途中で面白い所を見付ける楽しみも増えます。

バイクという乗り物自体が今後は利用者が少なくなっていくような傾向があるので、なかなか企業も投資しないような感じですが、私が現在持っているガソリンエンジンで走る原付でさえハイブリッド車くらいの燃費で市内走行できることを考えると、今後は折りたたんで袋に入れることで公共交通機関で運べるペダル付き電動バイクを作る和歌山県のglafitという会社にヤマハ発動機が1億円の資金を入れて業務提携したというニュースがありました。glafitでは現在販売しているモデルからの派生したモデルを2020年春に出す予定だということで、個人的には日常の足としてだけではなく車中泊旅のお供にできるのではないかという期待があります。できればそれくらいまでに無料で使える実用的な原付用のナビアプリが登場して欲しいものであります。

・glafitのホームページ
https://glafit.com/product/glafit-bike/


モバイルインターネットの盛り上がりに水を差しかねない勧告

モバイルインターネットにおける動画閲覧というのは、ユーザーにとっては長きにわたっての課題とでも言うべきものでした。基本的にはYou Tubeを家だけでなく外で時間を潰しながらも見ていたいと思う人が多かったのだと思いますが、まずは格安SIMの側から「無制限プラン」という形で提供されたサービスに人々が群がった結果、大きなスピード規制を受ける事になり、「何が無制限なのか」というこぞって契約したユーザーによる売り文句と実態がかみ合わなくなった事に対する批判が出た結果、「無制限サービス」をうたった業者のほとんどはその看板を下ろすことになりました。

その代わりに出てきたのが、月間の高速クーポンを増やして50GBとかのプランを出した、これも格安SIMの業者が先行する中で大手も追随した感じです。しかし、私自身も思いますが、どのくらい外で動画を見るのかはその月の状況によっても違ってきますし、段階的に設定されたプランの場合、ちょっと動画を見ただけでも料金がかさんでしまうように感じることもあります。また、最初から大容量の高速クーポンを利用する契約の場合、動画を見ない月であっても一律に料金を払い続けるのもどうもと思ってしまうようなところがあったように思います。

そこで最初に格安SIMのビッグローブが出したのが特定のサービスを利用する場合、そのサービスを使う際には高速クーポンを消費しないという「エンタメフリーオプション」で、このサービスでは特定のサイト(2019年2月現在はYou Tube・AbemaTV・U-NEXT・You Tube kids・Google Play Music・Apple Music・Spotify・AWA・radiko・Amazon Music・You Tube Music)を利用する場合に高速のまま使えることが売りで、基本プランに付けるオプションになっていて、利用したい人だけ追加料金を払って一部の動画を見放題にできる画期的なものでした。

こうした「カウントフリー」サービスについて、格安SIMを売りにする業者が始めても別に規制がかかるなんて話が出てくることはなかったのですが、昨年あたりから大手キャリアの一つであるソフトバンクが「動画SNS見放題(ソフトバンクではウルトラギガモンスター+)」というサービスをテレビコマーシャルを大々的に打ち出して行なった時点で総務省からこうしたプランを提供することを自主規制すべきだという勧告が出たニュースが入り、少々びっくりしました。

この種のサービス自体に問題があるなら、ビッグローブや自社サービスのLINEや他のSNSの利用について高速クーポンを消費しないプランをオプション無しで提供しているLINEモバイルがプランを出した時点で何か注意があっても良さそうなものでした。先日このブログで紹介したように、政府が集めた有識者会議に参加している人が勤めている大学に対して寄付をしていたことが発覚したauとドコモではこのようなサービスはまだ行なっていないということも、何か胡散臭さを感じるのは私だけでしょうか。ニュースによると総務省が開催した有識者会議では自主規制を求める理由として「中小の業者は不利な立場に置かれ、公正な競争を妨げる懸念」という話が出たのだそうですが、単に「エンタメフリーサービス」を禁止するだけだと、大手のソフトバンクでなく中小に分類されるであろうビックローブなどが先に倒れてしまう危険性もある話なので、この件についてはそれこそ慎重に議論していただきたいと思っています。

こうしたエリアフリーサービスの問題点としてもう一つ指摘しておきたいのは、通信業者にどのサービスを「エリアフリー」として扱うかの区別が問題になってくるところでしょう。画期的な動画サービスがこれから展開されたとしても「エリアフリー」に対応している老舗動画サービスを外で利用せざるを得ない事になってサイト間の公正な競争を阻んでいると言われれば、それはそうだと思えますが、動画を自由に見るには「エリアフリー」でなければいけないということでもないということも、ここで指摘しておくべきかも知れません。現状の格安SIMでも自由にどのネットサービスも「使い放題に準ずる」利用にすることは可能なことは意外と知られていないのです。

それが私が今加入しているUQモバイルの「無制限プラン」なのですが、このプランはネット通信速度を500kbpsの「高速」でない「中速」で利用することで長時間の動画を画質をぎりぎりまで落とすことで、同じデータ容量をやり取りする場合でもより長く動画を見続けることができるようになるというものです。UQモバイル自体がauとの関連がある会社ではあるのですが、他の格安SIMを提供する「中小の業者」にも安く大手キャリアが回線を貸してくれるように総務省が指導すれば、何でもかんでも高速クーポンを消費するような形でなく、小さな画面でなら十分に見られるクオリティにして格安的にも今より安く提供できる中速のモバイルインターネットで動画を見るパターンでも十分な方もいるはずです。

道路に例えれば速度無制限の高速道路でなく、60キロ規制で信号のない自動車専用道を整備するようなものだと思うのですが、今より安い金額で回線を借りられる環境が整ってくれば、動画サービスを配信する業者においても中速より遅い低速でも(時間やトラフィックの問題で一時的に低速に速度が下がる状況も考えないとストレスない動画連続視聴は難しいでしょう)何とか見られるような動画配信技術の開発競争も期待できるのではないでしょうか。このような話を出す前に、まずは大手キャリア全ての回線提供を安価にさせるように促すのが筋のような気がします。そういった経緯を無視し何でもお上からの指示で目立ったプランを潰す目的で規制するというのは、民間の活力を削ぎ、画期的なアイデアを出にくくするだけで、むしろネット動画自体の衰退もありうるのではないかと思ってしまったニュースでした。


逆走に気付いた後の対応こそが問題だ

一昨日になりますが新東名の浜松周辺で80代の男性が運転する軽自動車が高速道路を逆走する騒ぎがありました。そうした報道はしばしばありますが、今回このブログで改めて紹介しようと思ったのは、逆走した車が恐らく中日本高速道路会社の職員によって止められる所を車の中からビデオ撮影していた動画がツイッターから拡散してテレビニュースでも放送されたことにあります。恐らく、このブログを読んだ方にも見た方はいらっしゃるでしょう。見ていない方のために、そのツイッターのリンクを貼らせていただきたいと思います。

ニュースによると新東名のネオパーサ浜松(サービスエリア)を東京方面へ進むはずが本線への入口を間違えて約15km逆走したということです。それだけ長く走っていれば、多くの車が警察への通報をしたことが想像されます。ビデオでは、恐らく逆走してくるという情報を受けた高速道路会社の巡回車の誘導に従って高速道路を走っていた車が走行車線および追い越し車線を塞ぐ状態で止まっている中、逆走車が入ってくる直前から始まりました。そうした中、逆走してくる車からは全ての車線が対向してくる車で埋まっているのを感じ取ったのか、高速道路会社の職員に誘導されたのか、今回逆走してきた車が高速道路の路肩に避けてきたのですが、その後さらにびっくりする動きをしたのでした。

普通は逆走をしていることを意識していなくても、前に全く進めずに高速道路の職員から停止を求められればまずは止まって気持ちを静め、さらにキーを渡して車の向きを変えて安全に今来た道を戻るようになるかと思ったのですが、一昨日の事例ではそれでもなお逆走して路肩を進もうとしたばかりでなく、車を止めるために前に立った高速道路会社の職員にも構わずに進もうとしていました。見ようによっては前に立つ人に車をぶつけようとしたと見られてもしょうがない状況が動画になって残っていたのでした。

その後、何とか職員の方が車を止めて運転席のドアを開け、そこでようやく車が停止したことになるのですが、そこまでしてなぜ車を逆走させなければならないのか。そもそも逆走という意識はあったのかというところが気になります。その点について地元のテレビニュースでは車を運転していた80代男性が逆走をしていた認識はあったという恐らく警察からの発表が伝えられました。このコメントは警察からのものだと思うので、取り調べを受ける中でつい言ってしまった可能性も0ではなく、本当はどうだったのかという点についてはもしかしたら違うこともあるかも知れませんが、何せ15kmも逆走したのですから、走っているうちにある程度の違和感に気付いたので、全く逆走している認識が全くなかったとも言えないでしょう。

特に、今回のビデオで撮影された職員に止まれと指示されているにも関わらずそのまま逆走を続けようとしたということは、そこにあるのは自分が高速本線に入ることを間違えたのに、それ自体を何とかなかったことにして次の出口でしれっと出ようと考えてしまったことが少しはあったのではないかと思うのです。幸いなことに今回の逆走で事故にはなりませんでしたが、逆走をした時点で警察に通報されていますし、急ぐ車も多い中で交通を止めて安全を確保されているわけですから「ただで済む」わけがありません。それでも、自分の犯した過ちに正当に向き合わず、何とか手先口先でなかったことにしようとする人間の弱さに起因する現象だったのではないかと私は思います。

今の世の中は、今回の報道で動画が出てしまったように、あらゆることが監視され、通報される社会であると言えます。もし旅先で何かまずい失敗をしてしまった場合、なかったことにしようとして逃げるというのは、もしそれが動画に残されておりネットに拡散されてしまったら、ケースによってはその方の仕事や学業にも影響を与える可能性があります。さらに、「あおり運転」の実状を紹介するビデオが車に搭載されたドライブレコーダーで録画したものであることを考えると、今後ますます「逃げ得」というのはあり得なくなると考えておいた方がいいような気がします。失敗はしないに越したことはないですが、ツイッターで炎上する以上に車での悪行は多くの人の心象を悪くしますので、車のハンドルを握るということはそれほど重大な事だということを考えて出掛けるようにお互いにしたいものです。


大手企業の不正は利用者の倫理の欠如を生む

テレビや新聞ではなかなか伝わってこないニュースをネットで見たりすると、なぜ伝えられないのかと不思議に思うことがあります。今年に入って大きく報道されている「レオパレス21」の手抜き建築がわかり、物件のオーナーと居住者を巻き込んだ騒動に発展し、ある意味以前からあった事が溜まりに溜まって爆発したことでニュースになりお互いに大きなダメージを受けているのを見ると、なぜもっと早いうちから問題にしなかったのかと思います。同じようなオーナーへの家賃保証、一括借上を行なっている業者についても、しっかりと調べて同じような事が起きる前に問題にしておいてもらいたいと思います。

今回はさらにそうしたテレビなどで報道されない企業の不祥事として「京王観光」によるJR乗車料金不正についての話題を先日になって初めて知ったので、その事について書かせていただきたいと思います。最近ではほとんど旅行代理店を使わずに自分でネット予約をして宿も交通手段も手配しているのですが、唯一旅行代理店に頼んでいるのは新幹線こだまを使った日帰り旅の「ぷらっとこだま」くらいなので、具体的に旅行会社がどういう不正をやっていたのかはわからないところがあるものの、団体旅行ツアーにおけるJRの乗車券を人数分発券せず、実際に参加した人数との差額を会社の利益にしていたという話があるのです。ここには、JRと旅行代理店が持ちつ持たれつで、実際に利用する人数の勘定をいちいち確認しないことを逆手に取った不正ということが言えるのではないでしょうか。

ただそれは、JRと旅行会社との問題で、同じように通常の料金を払っている利用者にとってはそんな不正が通るなら運賃を値下げしろという話になってしまうでしょう。両者の間には現場で問題にできればしたくないので、いい加減に人数を数えないでもツアー客を乗車させてしまっていたのかも知れませんが、もしこうした行為が京王観光だけではなく他の旅行代理店でも行なわれていたとしたら大変です。京王観光の場合、10年で2億円という被害額だそうなので、JRが改めて全ての旅行代理店に内部調査を依頼して同様のケースが出てきたら、いったいいくら本来入るはずだった運賃が払われていないことになるのでしょう。

こうしたことが大きく報道されるようになると、利用者の中には、「不正が当り前なら、自分もばれなければ不正をやってもいいだろう」と思って実行する人が出やしないかと心配になります。過去のブログで私が居合わせた電車の車内で行なわれていたかも知れない不正疑惑について書かせていただいたことがありますが、検札が来たら払うつもりで乗車していても、もしそのまま検札に会わずにグリーン車や特急列車に乗れてしまったとしたら、改札から出る前に精算をせずにそのまま抜けてしまおうと思う人が増えるかも知れません(通常は、車内で検札が来ない場合でも駅員に申請し正規の運賃を払うことが必要になります)。

こういう状態をモラルハザード(倫理の欠如)と言い、「赤信号皆で渡れば怖くない」というかつての漫才のネタのように、明らかに不正なことが当たり前のように行なわれる社会になってしまう可能性もこれからの日本で起こらないとも言えません。鉄道会社の出している様々なフリーきっぷや鉄道規則を研究し、正規の料金で安く乗ることについては問題ありませんが、ネット自体も不正のやり方を共有することに使われる可能性があり、日本社会のモラルの崩壊につながっていく可能性もあります。

まずは、旅行会社においても、今回問題となったJRの運賃だけでなく様々な名目で水増し請求がされているのかどうか、また宿や観光施設にきちんと約束した料金を入れているのかどうかなど、企業としてのモラルが疑われないようにきちんと業務全体において検証し、その結果をきちんと紹介してもらう必要があると思います。実際に安いツアーであっても、宿には正規の宿泊金額よりかなり安い金額しか払われないような事があれば、ツアー先のサービスの低下を生むかも知れませんし、利用者も旅行企画を立ててもらうことでのメリットもあるわけですから、その分はしっかりツアー料金に上のせしても大丈夫な状況というものを作っていく必要があるでしょう。それは、まさに先日紹介したばかりのQBハウスの値上げと同じような事であり、消費者は値上がり分の理由がわかれば納得して払う人もいるわけですから、いつまでも古い体質を引きずらないで欲しいと思います。


電話口での「有名企業」名には一応注意を

自宅の有線の固定電話から実は無線電話であるソフトバンクの「おうちのでんわ」に変えたものの、自宅の電話番号をそのまま引き継いでいるため、本当に多くの変な電話が掛かってきます。最近はインターネット加入の電話こそ減りましたが、太陽光発電の案内とかリフォーム工事、さらに「東京にお持ちのマンションの売却のお願い」と、こちらがそんな不動産を持っていないのに何度もしつこくかけてくる不動産の電話など、携帯電話以外の電話に出るのがいやになるほどです。そんな中、先日掛かってきた電話は地元のテレビ局の名前を出しての取材らしきものでした。

一応会社名を出して上の名前だけを名乗ったものの、30代くらいの男の話す言葉は、かなり早口で更に滑舌が悪いので耳は決して遠くない私にでも何を言っているのか聞き取れませんでした(^^;)。そこで、何回も「もう一回お願いします」と返したところ、地元では有名な企業なのにも関わらず、その男は自ら電話を切ってしまいました。さすがに取材と称したアンケートで掛けてきているのにこの対応はひどすぎると思い、ちょっとインターネットを使って調べてみたのですが、すると今回の電話は本当に地元のテレビ局が掛けたものではないのではないかという事がわかってきました。

というのも、そのテレビ局のトップページに今回自宅に掛かってきた電話を含む「テレビ局を騙る迷惑電話」についての注意喚起が書かれていたのです。その中では「アンケート調査」と称して家族構成や資産の有無を聞き出そうとする不審電話が多くのご家庭に掛かってきているとのことでした。今回の電話では何か話をする前に相手が切ってしまったので向こうにとっても何も情報は得られないと悟ったのかも知れませんが、話に入る際の滑舌は悪かったものの、最初の「企業名」「担当者名」だけははっきりと語ったのでちょっと信じてしまったというところがあります。

本日のニュースで、同じ静岡県内の優良企業と思われていた「スルガ銀行」の行員が、「デート商法」に関わるところに融資をしていたという事が報じられていました。今になってはスルガ銀行は危ないと理解することができますが、そのデート商法で騙された人にとっては個人ローンとは言え、地銀のスルガ銀行が一連の話にかんでいることで信用してしまった人もいるかも知れません。今回のスルガ銀行の件はあくまで広報は個人の行員がやったことだと言っているようですが、そういう事も含めてテレビコマーシャルなどで名が知られた企業だからと安心しないで、きちんと対応することが必要でしょう。

今回私が受けた電話でも、企業名と名前を聞いたら「会社の代表番号」「担当部署」「担当者名」を教えてもらい、折りかえし掛けるからと言えば本当のアンケートでなければ黙って電話を切ることになるでしょう。もし教えてもらった場合は改めてインターネットなどで代表番号は本物か、担当部署がちゃんとあるかを確認すれば、でたらめな番号を教えたことがすぐわかるでしょう。

この方法は特に最近増えてきた携帯電話・スマホに掛かってくる迷惑電話にも対応は可能です。何しろ携帯電話は受け手がどこにいて何をしているのか相手にはわからないため、「仕事で長く話ができない」とか、「外にいるので落ち着いて話ができない」とコールバックすると伝えてから相手の情報を聞きやすくなります。そこで相手の都合が悪くなれば相手はすぐに電話を切るでしょう。決して「後から掛け直す」と言われてもその申し出を受けず、あくまでこちらから掛けるで押し通すことが大事ですし、後から同じ番号で掛けてきたら、事前にスマホのアプリで通話録音する方法については、通話内容をそのまま録音することのできるアプリもありますので、必要に応じて導入していざという時には通話内容を押さえておくこともいいかも知れません。

しかし、携帯電話の場合は固定電話と違って相手が番号を通知すればその番号が端末に残りますし、名前を登録した相手以外の電話には基本的に出ないというのが一番いいですね(^^;)。どうしても連絡を取りたい相手が電話を掛けていた場合、その後で会った時に電話したことを言われれば、そこから電話帳に登録すればいい話ですし、メールやLINEで代わりに連絡が来たらそちらの方で対応すればいいことでもあります。そうなると、ますます固定電話を使う人がいなくなることが考えられるわけですが、そうなったらテレビ局や新聞社の「世論調査」の型も今まで通りには行かなくなり、ここまで紹介したような数々の不審電話にも丁寧に応じる人が主に回答するような「世論」とは変わってくるような気がします。そう考えるとむしろ固定電話を捨てた方がこれからの世の中は良くなるのではないかとも考えてしまいますね。


中部横断自動車道が3月10日に静岡県内開通

静岡県に住んでいて、山梨や長野方面に出掛けることが多い身としては待ちに待ったニュースが入ってきました。静岡県静岡市清水の新東名新清水インターから山梨県の双葉ジャンクションまでを結ぶ「中部横断自動車道」は長らく静岡県内での工事が続いていましたが、ようやく2019年3月10日に新東名の新清水ジャンクションから山梨県の富沢インターまでの20.7kmと山梨県内の下部温泉早川インターから六郷インターまでの8.4kmが開通することになりました。これで残るは2019年夏ごろに開通予定に変わった富沢インターから南部インター間6.7kmと、2019年度中に開通予定の南部インターから下部温泉早川インターまでの区間が未開通ですが、来年の今ごろまでには現状では工事が終わる予定になり、そこまでで完全に新東名から中央自動車道に行けるようになります。

これまでは、新東名高速道路の新清水インターから出ると国道52号線に出て、そこから身延・甲府方面に行けるようになったものの一般道を走る距離が長く、ちょうど山梨県に入る直前の国道52号線はかなり大きなカーブが連続する区間があるので、人によってはなかなか運転がしずらく行きずらさを感じているケースもあったのではないかと思います。それが今回の一部区間開通によってまだ工事区間が残っているとは言えかなり山梨・長野方面に行きやすくなるのではないかと期待しています。

将来的に中部横断自動車道が全線開通した場合、西から来た人が東京都心を通らないで関越方面や東北方面に行きたいと思う場合、「中部横断自動車道」→「中央自動車道」→「圏央道」という形で経由すれば都心を通るよりもスムーズに抜けることができます。もとより、来年の東京オリンピックを見込んで関係ない車両が東京都心に入ってくることを避ける目的で整備されているところもあるのでしょうから、現在でも一般道を経由することに抵抗がなければ来月の一部開通時には清水から新東名に入り、そこから中部横断自動車道に入るルートで進むというのも一つのルートとして考えてもいいのではないかと思います。いつも使っている立場からすると、この道路がメジャーになって混雑はしてほしくないのですが(^^;)、恐らく東京オリンピックの時期には通らざるを得ない状況になってしまうと思うので、早めにこのルートを知っておくだけでもいざという時に役に立つこともあると思います。

というのも、東名の清水インター以東の区間は昔も今も交通の難所と呼ばれる「薩た峠」で、台風の時に波が大きくなるとそれだけで通行止になってしまいます。そうした天候の変化を早めに捉えると、単に新東名を東京方面に進むだけではなく、中部横断自動車道から中央自動車道に入るというパターンも選ぶことができるようになるでしょう。目的地がどこかによって使えないケースもあるとは思いますが、3月10日を境に使い勝手が相当違ってきますので、山梨や長野を目的地とする車の旅をする場合は、気に留めておくのもいいのではないでしょうか。


共同通信がスクープした大手キャリアの値下げ審議委員への寄付

自宅では全国紙ではなく地方紙を購読しているのですが、社会面に載っていた記事にちょっと注目しました。改めて調べたら地方紙へ記事を提供する共同通信の独自の記事だったようですが、その内容というのは、安く携帯電話を利用したいと思う人の気持ちを逆なでするような内容になっています。(以下のリンク先の記事は突然リンク切れになる可能性があります)

https://this.kiji.is/464717938404246625?c=39546741839462401

具体的には総務省の電気通信事業政策部会と下部組織における審議会の委員(主に国立大学の教授)に対し、NTTドコモとKDDIの2社が大学の研究費用を寄付しており、その規模が8人の審議会委員で4,000万円を超える額になっていることが、共同通信の請求した情報公開請求によって明らかになったというものです。

取材を受けた総務省は「審議は(寄付金とは関係なく)公正に行なわれている」とコメントし、審議会の委員についても同じく「審議は公正に行なわれている」と回答していることを報道していますが、こういう事を言われても現在まで多くの大手キャリア契約者が満足するまで毎月のスマホ利用料が安くなっていないのではないかと考える人も多く、まだMVNOとの価格差は相当あると感じる方もいるでしょう。そしてそのMVNOがどうやって通信サービスを行なっているかというと、大手キャリアから帯域を借りて提供しているわけで、胴元の方が高値で安定してしまっているというのは解せないというのが個人的にどうかと思うところです。

私個人の利用内容で言うと、大手キャリアの中ではドコモに加入していますが、データ通信料が高いのでいわゆるガラホを契約しているのに通話だけにしか使えていないという状況になっています。OSがAndroidのガラホなので、それなりに便利にデータ通信にも使えるのですが、Wi-Fiで使う以外は通話専用になってしまっています。

もしドコモもMVNOにならい、高速通信を行なわず128kbps(ドコモの場合のデータ制限が行なわれる場合の最大速度)固定のデータ通信を月額千円くらいで提供してくれれば、画面の小さなガラホでも十分に簡単なデータのやり取りやウェブ閲覧くらいはできるので、一気に使い勝手が広がります。LINE通話を使えば、音声通話に通話定額を付けなくても低速通信で十分に友人との連絡は付くでしょうし、それなりにニーズもあると思うのですがそうしたプランが出てこないのが不思議ではあります。

個人的にはもはや大手キャリアがMVNO並の安いデータプランを出すということは半ば諦めていたのですが、今回報道された件があくまで「公正に話されている」前提で行なわれていたとしても、残るのは総務省と大手キャリアに対しての不信感しかなく、今後の通話の状況によってはドコモからの離脱も止むなしという状況になるかも知れません。

とにかく、昔から「李下に冠を正さず」という言葉があるように、あえて多くの人から疑われるような寄付金のもらい方を何故するのか、もしかしたら今回報道されたような事が多くの人に誤解を受ける可能性を考えないで補助金をもらうと同時に審議委員を続けていたのかと思うと本当に理解に苦しみます。そうなると、ユーザー側ができることとしては、できるだけ大手キャリアとの付き合いを少なくし、用途によって使う会社を分けて使うのが一番ということになってしまいます。

もしかしたら大手キャリアは次世代の5Gでさらなる高額プランを売ろうともくろんでいるのかも知れませんが、そこまでの速度を必要とするユーザーが全てではないということも考えてもらって、契約しやすいプランが出てこなければこのまま現状維持でいくことになるでしょう。できればもう少し総務省にも大手キャリアにも本気で通信費を安くするための努力をしていただきたいものですが。


「えきから時刻表」終了がわかって初めてわかるデータ掲載の大切さ

2019年2月1日になって、同年3月29日で多くのネットユーザーに利用されてきた無料の時刻表データを掲載していた「えきから時刻表」のサービスを終了することを発表しました。現在、普通の人が経路検索をする場合、出発駅と到着駅を入力して一気に検索するサイトが主流になってしまったため、「えきから時刻表」のような紙の時刻表に近いデータを一覧できるサービスは利用者が少なくなってしまったのだろうと思いますが、すでにネットニュースとしてこの事が報道され、今まで便利に使ってきたユーザーが残念がる声が挙がっているのを見て、さもありなんと思いました。

「えきから時刻表」があれば、ネットの接続料金はかかりますが、サービス自体は無料で全国の様々な時刻表をパソコンやスマホの画面上から利用できたので、一発検索では出て来ないような旅の行程に沿った電車の乗り換えを紙の時刻表なしに考えるには唯一のサイトでした。私が使ったのは、「とにかく早く目的地に着くための最善の乗り換え方法」ではなく、具体的な列車に乗りたいがために、その列車に余裕を持って乗ることができるにはいつまでに駅に到着すればいいかというような事を調べるために利用することが多かったです。また、大きな都市をまたいで長距離乗車をする場合に、ぎりぎりで乗れる列車に乗り継ぐのではなく、常に列車で座れるように始発駅に先に着いて多少ホームで待ってでも座りながら移動したい場合にもタイムスケジュールを組む目的でよく使っていました。

今後は「えきから時刻表」のサイトが無くなってしまうので、同じような事を行なうためにはスマホ・タブレット用に開発された有料アプリ「JR時刻表lite」「JR時刻表Pro」を使うことになると思います。このうち、「JR時刻表Pro」はデータをダウンロードして使うためネット環境がなくても使えますが利用料が高くタブレット専用、「JR時刻表lite」はその都度データをネット接続して使うため通信圏外では使えないものの利用料は安くスマホ専用です。「えきから時刻表」は大きなパソコンの画面で列車の情報を一覧できるという点でパソコンでの利用については代替サービスが見当らないのが残念です。大きめの画面で列車一覧を見ながらどの列車に乗るかということを考えることができなくなると、それこそ紙の時刻表を旅行の前に購入して使うのが一番いいのかなという風にもなりそうです。

ただ、世間一般の人たちにとっては「えきから時刻表」サイトが無くなっても生活に全く影響はないわけですから、一部のマニアのために無料で情報を提供し続けるような余裕が企業になくなってきてしまったというところもあることは確かでしょう。列車一本一本の時刻表を見られるだけでなく、前後の列車も含めたダイヤ情報を一覧できる事がネットでは限られてしまう今、旅行中に駅の待合室に置いてある紙の時刻表の活用を考えることも今後の旅では考えておいた方がいいかも知れません。今回のニュースは個人的には大変残念ではありますが、検索アプリの出す結果を受けた人が乗り継ぐ列車には乗らず、ゆっくりと移動したいような場合は、検索アプリの結果を過信せず、あえて時刻表から調べるという事も旅を楽しむためには大切なことである事を多くの人に理解していただければと思うところです。


新東名の最高速度実験は次の段階へ

このブログで以前に紹介したことがありましたが、東海道を高速道路で結ぶ2本のうち、新しくできた新東名高速道路の新静岡~森掛川インターチェンジ(上下道約50km)において、2019年3月1日午前10時から、一部区間における乗用車・軽乗用車・バス・125CC以上の二輪車における(大型トラックは対象外)最高速度を現在の110km/hから120km/hに上げる実験が行なわれることが発表されました。交通渋滞や事故との関連性を見るため、試行開始から1年以上かけて走行データなどを分析する予定だということです。

この区間は3車線の区間が全体の6割あるそうで、東名高速道路との分散化が行なわれていることから、最高速度を110km/hに上げてもそこまで影響が出なかったということらしく、今回はさらに最高速度を上げてみるということですが、机上の空論で結果を出すのではなく、実際にやってみることは必要だと思います。そういう意味で、今回の決断は決して無謀ではなく有効なチャレンジではないかと個人的には考えます。

ただ、気になるのは大型トラックの最高速度が80km/hに据え置かれるため、その影響が出ないかということと、乗用車が80km/hくらいの速度で走っていた際に「あおり運転」を行なうような車が出ないかということが気になると言えば気になります。

静岡県警察では、巡回するパトカーやヘリコプターの数を増やし、今以上にあおり運転や速度超過、追い越し車線をずっと走り続ける通行帯違反について厳しく取り締まることをアナウンスしています。こうした取締も功を奏しているのか、今まで最高速を上げても人身事故が前年度と比べても四割減ったというデータもあるため、今回の試行でどうなっていくのか気になるところです。

前にも書きましたが、私自身が新東名の静岡県の区間を走った経験からすると、抵抗なく走れる道路のおかげかも知れませんが、110km/hに上げても車がスムーズに進み、ぶれてくることがないので気が付くと制限速度をオーバーしそうになるということが何回かありました。エンジンの回転は少なくてもスピードが出ることから、無理に速度を上げないでエンジンの回転数を意識して走っている中で速度が120km/h付近まで上がってくる状況なら、車の燃費に影響を与える状況も少なくなるのではないかと思います。

こうした事があるので、速度を落としてゆっくりマイペースで走りたい場合や、大型トラックで走る場合には東名高速道路を走るようにし、平均速度を100km/h前後に保ちたい場合には新東名に入るようにすれば、結構スムーズにどちらの道路でも走ることができる気がします。個人的にはこうした試行に水を差すような故意による無謀運転をする輩が出て来ないで欲しいですし、日本にはもっと速度100km/h以上を出すことのできる高速道路が増えればいいと思っているので、今回の実験がうまく行くことで、新東名の最高速が今回実験されるルート以外にも広がるといいなと思っています。