カテゴリー別アーカイブ: 防災対策と車中泊

ラジオ愛好者の裾野を広げることの意味

古いメディアというのは消え去り行く運命にあるというのはある程度仕方がない事かも知れませんが、これは潰してはだめだろうと思うものの中に「ラジオ放送」があります。車を利用して旅をする場合、通しで自分のお好みの音楽を聴くというのも、スマホでも使える音声配信サービスの普及により当り前にできるようになりました。その反動で車でラジオを聞くという方が少なくなったり、そもそも自分で車を持たずに済んでいるような人であればラジオ自体を持っていない人が普通になってしまったような感じもあります。

先日、新聞を読んでいて、年代別の1日あたりのラジオ聴取時間が載っていたのでデータだけメモをしておきました。2017年11月にNHK放送文化研究所が実施した調査によると、全世代で1日あたり29分で2007年の調査から6分減少したということです。年代別では13才~19才では男女とも6分、20代では男性8分、女性12分という結果が出たそうです。

ちなみに、男性60代になると1日45分、女性は40分。70代以上になると男性51分、女性45分と世代による差というものが大きいことがわかります。ちなみに、若年層でもアイドルや声優の方がパーソナリティをつとめる番組を聴いているファンというのは今も昔も一定数存在すると思うので、そうしたラジオを聞く習慣がない若年層は1日の聴取時間は0分で、1ヶ月でもほとんど聴かないという人が少なくないのではないかと思えます。

そうなると、スマホのアプリとしてラジオ放送を聞けることは知っていても、ハードとしてのラジオを使わないまま過ごしている人が意外と多いのかも知れません。先日の北海道での地震で「情報はテレビの他にスマホで入手するものだ」と思い込む人が多ければ多いほど、それほど電気を使わずに情報を受け取ることができるはずのラジオを使っての情報収集ができなくなってしまう可能性があるのではないでしょうか。

テレビと同じでラジオが身の回りになくても社会生活を行なうには全く困らないわけですが、唯一の例外が停電でテレビもインターネットも使えなくなり、新聞も来ないような状況になってしまった場合です。インターネットは苦労せずに世界中とのやり取りができるのでネットがあればいいと思っている方であればあるほど、停電でスマホや携帯電話の基地局が使えなくなってネットが使えなくなった場合の代替情報入手手段を考えておかないと、自分が孤立してしまった場合に途方に暮れてしまう可能性があります。

また、皆のスマホが使えないということになると、人の口から口という形で情報を伝えるしかなくなります。そうした口コミの情報の中には明らかにデマと思われるものが混じっていても、公的な情報を入手する手段がなければそのデマをそのまま信じてしまうこともあるかも知れません。そこでスマホが使えない時に頼りになるのがラジオからの情報ということになるわけです。わかっている人には当然の事かも知れませんが、「ラジオ放送」と一口で言っても、AMとFMでも放送内容は違いますし、NHKと民放も違います。さらに、災害の時に地元の細かい情報を伝えてくれるのは、コミュニティFMというNHKとも一つの県に1つある民放とも違う局だったりします。

そんなことがあるので、現在のようにテレビと比べるとかなり年代によって利用格差があるラジオについて、差し当たっては普段持ち歩いているスマホでリアルタイムに放送を聞くことができる「radiko」(民放)「らじる★らじる」(NHK)をスマホにインストールしてもらい、どんな番組が放送されているのかをアプリを使って聞いてもらうことから始まる啓蒙活動が必要になってくると思います。実際にラジオ番組を聞いてもらうことで、ラジオの特性と災害時に頼りになるということがわかってくれば、いざという時に使えるポケットラジオを災害用に用意する人も出てくるでしょう。このまま行くと次のラジオ聴取時間調査の結果がどうなってしまうか心配です。

ただやはり問題になるのは、ラジオの魅力とは何で、テレビと言うよりもスマホのゲームやSNSのコミュケーションに夢中なところで、どうやってラジオの方に向いてくれるのかということになるでしょう。その中で言えることは、ラジオというメディアは何かしながらでも楽しめるメディアだと言うことです。流石に電話で話しながらというのは無理ですが、メッセージのやり取りをしながらその内容を十分に聞くことはできます。

さらに、これは特にテレビとの比較で言うと、テレビはどうしても一人の人間に関して詳しく特集したり、直の話は聞けないメディアなのに対し、ラジオは短いトーク番組というものが成立するので、テレビやネットなど他のメディアで見て興味を持ったタレントさんがパーソナリティを務める番組があれば、まるで自分に語り掛けてくれるような形で話を聞くことができます。勘違いしてストーカーになってしまっても困りますが(^^;)、別にそれまでファンでも何でもなかったタレントさんの出ているラジオ番組を聞いて、テレビではなかなかわからない生の声やその人の醸し出す雰囲気を感じる中でファンになるというケースも多かったりします。

また、長時間の番組を持っているお笑いの人達の中には、ラジオでの喋りがネットニュースになるナインティナインの岡村隆史さんや明石家さんまさんのようなケースもあります。どちらも、テレビではなかなか言えないような事があっても、ラジオのブースで多くは自分の番組を聞くために待っていてくれるリスナーのためなら口が緩むこともあり得ます。テレビ出演の裏話や、テレビでは聞けないさまざまな面白エピソードなどを聞けるのがラジオでもあります。

改めてラジオ局のウェブサイトを見てもらい、そこにお目あての人物だったりちょっと気になっている人が出ていることがわかったり、普段なかなか聞くことのできないジャンルの音楽が特集されるような事に興味があれば少しでも聞いてみて、テレビやネットとラジオの違いというものを知り、ラジオ自体の面白さというものを理解してもらいたいということを個人的には思っています。ラジオというのは現在マイナーな位置に甘んじていますが、マイナーであることが逆に今まで知らなかった事を教えてくれる可能性というものもあるのです。

そういう意味では、今のネットではNHK・民放のラジオだけを紹介するようなポータルサイトが存在しないというのはちょっと残念です。ネットラジオを使えばラジオNIKKEIや全国の民放や各地にあるコミュニティFMを聞くことができるのですから、個人の趣味嗜好や好みのパーソナリティの情報が詰まったサイトを開くことが、潜在的なラジオリスナーを増やす可能性にもつながるということ理解していただき、人々のきめ細やかな情報欲求に応えられるようなラジオ番組を探すことのできるサイトができればいいなと思うところです。


災害時に使うグッズは説明書を読んでから使おう

今年の9月に起こった北海道胆振東部地震における被害において、できれば地震による直接の被害は仕方ないにしても、地震には関係ない避難所や車中泊生活が長びくことで起こる血栓による被害は無くなってほしいなと思っていたのですが、別の二次災害でお亡くなりになった人が出てしまいました。大きな災害の後の報道では、地震で直接命の危険には遭わなかったもののちょっとした選択のミスで命まで危ぶまれる事故に巻き込まれる場合がありますので、そんなニュースを聞くと本当に悲しくなります。

東日本大震災の時には、ガソリンの入手が難しく寒い夜中に車のエンジンを切って行列していた車の中で暖房器具を使っていての一酸化炭素中毒での事故が起こりましたが、季節的には今回の北海道の地震では常に暖房を使うような季節ではなく、寒い北海道と言えども一酸化炭素中毒の事故は起こらないのではないかと思っていたのですが、何と小型のガソリンエンジンの発電機を室内で回していて一酸化炭素中毒事故が起きてしまったのです。

詳しい事故内容についてネットで読める新聞記事を探してみたのですが、2件起こったどちらのケースでも男性の一人暮らしで、住居は一軒家と共同住宅の中で起こり、窓は閉め切られていたそうです。発電機はどちらも玄関や玄関付近に置かれていて、仕事に出て来ないことを心配した人が見に行ったら、現場の発電機の燃料は既に空にななっていたとのことです。

発電機の出す音は大きく、外に置くと他のお宅から騒音や振動に関する苦情が出る可能性はあります。それとも長いコードがなくて屋外に設置すると家電製品が使えなくなるので室内に発電機を置くしかなかったのかはわかりませんが、他の地方と違って北海道では冬を乗り切るためには室内の密封具合も高かったことが想像されるので、その点でも事故が起こる状況は高まったと言えます。

ただ、もろもろの事情はあったと言っても小型発電機の利用についても、メーカーはしっかりとした注意喚起を行なっています。小型発電機としてはレジャー用というとまっ先に思い付くヤマハ発動機のページには以下のような「発電機を安全にお使いいただくために」というページの文言があります。

(引用ここから)

排気ガス(ガス中毒)に注意

・室内などでの使用は絶対禁止
カセットコンロとは異なり、排気ガス中に毒性の強い一酸化炭素が多く含まれているため、一酸化炭素による中毒死のおそれがあります。

・排気ガスは有害な成分を含んでいますから、屋内、倉庫、車内、井戸、トンネル、タンク内など換気の悪い場所では使用しないでください。

(引用ここまで)

メーカーの方でも利用者の安全を確保するために、引用した部分だけを読んでも、室内だけでなく屋外でも設置場所に注意しなければならない事がわかります。屋外の風通しの良い場所で発電機を回すことの大切さを普段から発電機を利用している方や、いざという時のために発電機を所持している方は考えてみる必要があるでしょう。

この他にも、キャンプ用品を室内で使うような場合、一酸化炭素中毒の危険とともに、火器をひっくり返してしまって火事が起こる危険についても想像すれば、避難所ではなく自宅で電気などのライフラインが復旧しない状態での過ごし方にも注意すべきだと思います。

災害が起きた直後というのは平常時での生活が望めない非常時になるということで、いつもならしないこともやらざるを得ない状況というのも出てきます。寒い夜には明かりだけではなく暖房が欲しくなりますが、燃料を燃やす形でエネルギーを得たいと思う場合は、部屋の換気に気を付けつつも、利用する製品の説明書を使う前に読み、その中で禁止されているような使い方はしないように、災害が起きていない時にしっかりと確認しておくことが必要です。

また夏のバーベキューシーズンに必ず起こるのが、室内で使っても安全なはずのカセットコンロが爆発するという事故です。鉄板や鍋がコンロよりかなり大きいものを使っていたり、大きな鉄板を2台のカセットコンロをつなげて載せて調理していて、熱せられた鉄板がガスボンベに触れることでボンベが爆発する危険性が増します。これもカセットコンロの取扱説明書を読めば、そのような使い方は控えられるはずなのですが、今後の避難所での炊き出しで説明書で禁止されているような使い方をしての事故が起こらないことを願っています。


東芝充電ラジオ TY-JKR5の研究 その7 ライトをランタン風に使うためのグッズ

2018年9月に起きた北海道胆振東部地震と、その後に起こった停電についての対策としてこのブログで過去に書きました東芝充電ラジオ TY-JKR5についてのページを改めて見直してみました。現在でも出掛ける時には必ず持っていくことにしているのですが、これ一台で何通りにも使え、サイズも小さくていざという時に役立つという点については発売当初と変わっていないように思います。

今回は、私がTY-JKR5と一緒に携行しているちょっとした小物について紹介させていただきたいと思います。というのも、日々持ち歩くにしても非常用持出袋の中に入れるにしても持ち出すためにはできるだけ荷物を減らし、一つのもので多くのことに使えるものを持っていきたい、その中にTY-JKR5があると便利という事があるのです。

基本的に、ラジオに付いているライトというのはラジオを手に持って懐中電灯のように使うというのが定番の使い方ですが、TY-JKR5は四角い形で縦にも立てられるということから、ライトの部分にあるものを装着させると光を広げることができます。このためのグッズというのはいわゆる白いレジ袋でも十分なのですが、どうせ災害用のいざという時のために持つならば、他の用途にも使えるグッズとしては100円ショップに行けば置いてあるシリコンの折りたたみコップをおすすめします。

写真のような色のシリコンカップを本来はいざという時にお水を分けて飲んだり、シリコンで作られているということから、鍋敷きの代わりや直接熱いものに触れられないような場合に備えて持っていたのです。フタが付いているので使う前に内部に汚れが付いているということもないので、バッグの中に入れて持ち歩くにはピッタリのものです。

今回はそのシリコンカップをラジオのライト部分に引っ掛けるようにしてランタンのように使えるか試してみました。室内の明かりを付けた状態では、これで本当にランタンとして使えるのか? という感じも確かにします。

しかし、室内の明かりを消してから再び試してみると、この色のシリコンカップでも部屋の全体をくまなく照らすことはできました。ただ、もう少し部屋全体を明るくしたいと思われる場合には、半透明で色の少し付いたようなタイプのシリコン折りたたみカップに代えた方がいいかも知れません。また、明るい光ではなく優しい光を出したいという場合も、カップの色を選ぶことによって自分好みの雰囲気を出すことができるようになると思います。用意するカップは100円ショップで扱いのあるもので十分だと思いますので、興味のある方は実際にお店で色や質感などを見て試してみてもいいのではないでしょうか。
最後に、このラジオ一つでラジオとしてもランタンとしても使いたいような場合、手回しでの発電では1分間回しても、ラジオもライトも数十分で消えてしまいます。ラジオを聞きながらランタンのように使いたい場合は、可能ならば本体のスイッチを切り替えて単四電池2本でラジオとライトを使うようにした方が長時間そのままにしておいても使えるようになると思います。

この辺は、臨機応変に考えて昼は手回し発電でラジオだけ聞いて、夜には単四電池で手回しをしないで使うというようにすると、単四電池を効率的に使うこともできるようになります。もしできれば、4本パックで売っているエネループを購入し、最初の2本を使い切っても予備としてさらに長期の停電に備えるような感じで考えておけば、段々と停電は復旧してくるでしょうし、避難所に発電機があれば、そちらの方で明かりはまかなえるのでランタンとして使わなくてもスポットライトとラジオという使い道でいいのであえて単四電池を使わなくても良くなります。

単四電池はテレビなどのリモコンにも使えるものが多く、家のリモコンが電池切れを起こした場合に新しい電池(安いマンガン電池で十分)を買ってくるまで充電池を暫定的に使うこともできます。災害時について、現在はどうかはわかりませんが、東日本大震災の時には計画停電が関東で起こった際、単一や単三の電池は手に入りにくかったもものの、最後に地元で残った電池が単四電池だったということもあります。単四電池のサイズはそこまで大きくはないので、これも普段使っているバックに入れてラジオと一緒に持っておくように私はしています。

※東芝の非常用ラジオ「TY-JKR5」について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 外観とその機能について
その2 コンデンサー充電についての覚え書き
その3 機種比較1 TY-JR10からの進化点
その4 機種比較2 KOBAN ECO-5との比較
その5 その5 まとめと今後への期待
その6 常時持ち出し時の電池問題
その7 ライトをランタン風に使うためのグッズ


電子マネーの理想と現実

北海道胆振東部地震で起こった大きな問題は、もちろん地震による被害ということはあると思いますが、北海道内で多くの場所で停電が起こったことで現金しか使えなくなってしまったことではないかと思います。

大規模な停電でお店のレジも使えなくなり、決済手段としてのクレジットカードだけでなく電子マネーも使えなくなってしまいました。そんな中で唯一使えたのが現金で、レジの代わりに計算機を使ってお金を払い、商品を受け取ることしかできないお店の様子が地震から数日後のテレビに映っていました。その際、スマホに電源が入っていても支払いには使えないという事が罹災した人の中でも強烈な印象として残ってしまったというのは、キャッシュレスで決済することを目指している人たちにとっては大きなショックであろう事は想像に難くありません。

いったん大規模な停電が起こるとキャッシュレスの決済を行なうためには現状の方式では予備の電源とネット接続のできる環境が必要になることと思います。逆に言うと事前にしっかりと準備をしている店鋪であれば、モバイルインターネットが安定して使えさえすれば、電子決済自体は可能なはずです。しかし、携帯電話会社の基地局が使えなくなるなどの理由でモバイルインターネットがうまく接続できなくなったり、キャッシュレス決済につきもののタブレットやパソコンにパソリを動かすための電源が切れるなど、諸々の条件のうち何か一つでもうまくいかない場合には現金を使うしか選択肢がなくなってしまいました。

今後全国的に電子マネーの普及が進むことは確かで、私自身悪いものではないと思っていますが、今回の震災で実際に現金しか使えなかったという経験をした人や、この種のニュースを見た人が「災害が起きた時のためにやっぱり現金持たないと不安だ」と思ってしまうことは、もはや理屈で説明できるものではないでしょう。そうした考えの人が多ければ多いほど、キャッシュレス経済というものの普及はこの日本では遅れることになりかねないのではないかと思うところもあります。

こうした人々の不安をうち消してキャッシュレス化の流れを進めるには、これはもう今回のように電気もインターネットも使えないような状況でいかに現金を使わないで決済することができるのか、推進する勢力が示し、その方法を全国的に普及させる必要があります。今回の停電では銀行のATMも動かなくなり、銀行口座にお金がいくらあっても引き出すことができなければ何も買うことができませんでした。そういった意味でも、「現金がないと何もできない」という人々の不安を解消するようなアナウンスが今後に向けて待たれるところではないでしょうか。


「伊藤園 さらさら健康ミネラルむぎ茶」を活用する

私自身、マイボトルを持っていく場合中にはお茶やスポーツドリンクを直接入れず、キンキンに冷やした水をそのまま飲むか、お湯を入れていってお茶やコーヒーを作るかという感じです。ただ、夏の暑さの中で水分補給をする場合、単なる水ではミネラル分が摂れないですし、かといって粉末タイプのスポーツドリンクを持って行っても、飲みすぎると糖分の摂り過ぎになってしまわないか心配になります。

先日健康診断を受けた時に、お医者さんから水分補給に麦茶を勧められました。水出しの麦茶は安く売っていますし、1リットルのナルゲンボトルに紙パックを入れて冷蔵庫で冷やせば、簡単に麦茶を作ることができますが、マイボトルにそうして作った麦茶を入れると匂いがボトルに付いたり洗わずそのままにしていると悲惨なことになります。

それでも、日常使いなら麦茶専用のボトルを使えばいいと思いますが、旅先でなかなか普段通りに行かない場合もあるので、旅行用にと購入したのが今回紹介するパウダータイプの麦茶「さらさら健康ミネラル麦茶」です。

麦茶なので当然カフェインは入ってなくて、誰でも安心してミネラルを補給できます。パウダーはかなり細かくて、キンキンに冷やした水にも簡単に溶けるので、かなり使いやすい印象です。また、アイスだけでなくホットでもおいしいので、車や列車で冷房が効いている中で熱い飲み物が飲みたい場合、マイボトルにお湯を入れてくるのが前提になりますが、どちらのタイプでもいただけます。

分量の目安はティースプーンに軽く一杯という0.8gで100ccの水かお湯で溶いていただくぐらいがちょうどいいようです。私が購入したのは40グラムのパッケージですが100ccを一杯とすると約50杯いただけます。価格はこれで400円ちょっとと単価的には紙パックの麦茶と比べると高いですが、ペットボトルの麦茶と比べると自分の飲みたい分だけ飲め、残りはボトルに水として置いておけるので何かと便利です。

というのも、水というのは飲み物として役立つだけでなく手を洗ったり転んでしまってキズができた場合にも体についた汚れを洗い流すことができます。さらに、あまりの暑さに水を顔に掛けたりもできるので、旅先のスーパーで大きめの水ぼとるの形で手に入れ、1リットルのマイボトルあたりに移して使えば、いつでもおいしい麦茶がいただけます。

マイボトルにお湯が入っている時は、コップの付いているマイボトルで熱々の麦茶をいただくのもいいと思いますが、冷たい麦茶をいただきたい時には、ちょっと手の込んだやり方を私はします。

写真のボトルはタイガーの「無重力シリーズ」の200mlの小さいボトルですが、タイガーのボトルはフッ素加工していないので割とラフに洗うことができることから、旅先には空の状態で持って行って、コンビニのコーヒーを移し替えて飲んだりすることが多いのですが、このボトルの中に麦茶のパウダーをティースプーン2杯入れていっぱいまで冷水を入れ、蓋をしてから振ると本当に普通の冷たい麦茶が完成します。飲む直前に作った方がいいと思いますが、一気に飲まないで喉が渇く前に少しずつ水分補給するにはなかなか便利だと思います。

アイスとホットで何度もいただき、実際に旅行に持っていく場合に気を付けたいことは、この麦茶は冷たい水でも簡単に溶けるようなかなり細かいパウダーになっているので、乾いたティースプーンですくっても細かいパウダーがティースプーンの表面に付いてしまうことが起こります。乾拭きの場合はなかなか取れないので、そのままスプーンでかき混ぜてティシュなどで拭き取るようにした方がスマートに使えると思います。

さらにこの製品はどのスーパーでも売っているものではないので、現地でも買えるだろうと思わず、地元のスーパーを回ったり通販を利用したりして入手してから出掛けるのが無難だと思います。


機会があれば何でも経験しておこう

アマゾンプライムビデオで「シン・ゴジラ」が配信されたので改めて見ることができました。この映画自体は映画館まで見に行ったのですが、当時疲れていて少し寝てしまったので(^^;)一部見ていない箇所があったので、改めて全てを通しで見られて良かったです。

さすがにゴジラが目前に現われるような事象は考えられないとは思いますが、今後生きていく中で突拍子もない災害に襲われる可能性というのは0ではないことを再認識しました。しかし、実際にそんに状況に陥った際に、私たちは冷静になって確実な避難ができるでしょうか。それで思い出したのが先日受けた健康診断の時のことでした。

健康診断はそれこそピンからキリまであり、お金を掛ければ掛けるだけ精密に見ていただけるわけですが、その中にはかなりの苦痛を伴うものもあります。今年は昨年もやった胃カメラを勧められ、ちょっと迷いましたが自分の体に何か変なものがあるのをそのままにしておくのもいやだったので、意を決してやることにしました。

今の胃カメラは口からではく鼻から入れるので以前よりは違和感なく検査できるとは言いますが、異物を体の中に入れる事については同じです。検査前には鼻の穴から麻酔をかけ、それから内視鏡を挿入するのですが、立ち合いの看護師さんは内視鏡の違和感によるゲップは出さないでくれとかなり大変な事を言います。私自身は昨年もやっているので慣れているはずだったのですが、内視鏡の体内進入による強烈な違和感というのは何回やっても相当なストレスが掛かります。

その時に検査をされている医師から常に言われたのは、「落ち着くために常に深呼吸をして」でした。確かに余計なことを考えずに呼吸することに集中し、自分自身を客観化するような感じでできるだけ平静を保とうとしたことで、何とか検査に影響を与えることなく終了することができました。

直後に医師からの所見を聞くことができましたが、大きな問題はなく一安心するとともに、こうした一般生活を行なっている中ではなかなか経験することができず、さらに一定期間ごとに行なうことが単に健康維持のためだけでなく自分自身の危機回避能力を上げるという点においても大切である事が今回改めてわかった次第です。

とは言え、もし実際に自分がとんでもない災害や事故を目の前にして常に冷静でいられるかはわかりませんが、びっくりしたり緊張の場所に遭遇した場合には、何しろ冷静になるために深呼吸して心を落ち着けることが大切であることは疑うべくもない事です。パニックを起こせば普通に逃げられる状況でも逃げられなくなる可能性も考えられる中、自分で自分を守るためには何があっても頭は冷静にいられるようなシミュレーションの一つとしても、私の場合は健康診断でしたが(^^;)、様々なアトラクションに挑戦してみて、その中で自分を落ち着かせる方法をシミュレーションしてみるのもいいのではないでしょうか。

個人的にはバンジージャンプを行なえるだけの勇気はありませんが、大きな岩の上から川に飛び込むようなレジャーも最近ではあるので、例えばビル火災で地面にクッションが敷かれている下に飛び降りることができるかということを考えた場合、人生の中で初めて行なわなければならない状況でやるよりも、事前に高所から飛び込んだ経験のあるなしでもだいぶ状況は変わってくると思われます。

そう考えるとこの夏の様々なレジャーも、安全に配慮して行なうアトラクションであってもそれなりに自分の経験として積み重ねられるものであると思います。無理をして大変なものにばかりトライする事もないと思いますが、何事もやろうと思った後の最初の一歩を踏み出す勇気がいざという時にも役立つのではないかという風に考えてみると、また一つ違った楽しさというのが出てくるのではないでしょうか。


今の時代でも正確な災害情報を把握できないもどかしさ

このブログを書いてアップする時間というのはちょうど台風12号が静岡県をかすめる形で通るのか上陸するか微妙な時間なのですが、不用不急の外出はしないにしても自宅から非難するべきなのかどうなのか、正直言って良くわからない状況になってきています。

前日の7月28日の夕方にはけたたましいアラームとともに携帯電話会社の「エリアメール」の配信がありました。

このメッセージの内容は「避難準備情報」というもので、避難をするための準備と、高齢者で不安な方は避難を開始せよというメッセージです。ちなみに、この避難準備情報の出る少し前にはテレビのデータ放送の情報によると私の住む静岡市すべての小学校が避難所として開放されていて、「避難準備情報」を受けてすぐに避難できるような体制は整っているかのようですが、念の為エリアメールが来た時点で避難所である近くの小学校の体育館はどうなっているか確かめてみたものの、入口は開いているものの電気が付いていたり人のいる気配は感じられませんでした。

同時に、竜巻注意情報も出ていたため、もし自宅が台風による突風や竜巻で被害を受けた場合に備えて最低限の食料と水を用意し、必要最定限の避難用の荷物をデイパックに入れ、いざという時には避難できるように備えてはいたのですが、市の警報は常に市の全域に対して出されます。私の住む静岡市は平成の大合併以前から南アルプスの険しい山まで同じ行政区域になっていたり、以前は静岡市・清水市・由比町・蒲原町となっていた地域が全て同じように警報が出るので、どちらかというと台風の進路情報を自分で仕入れつつ、リアルタイムの雨や風についての情報からいつ自分のいる地域で風が吹いたり雨が降ったりするかというのを予測し、物理的に家が壊れたり水が出てきたりした場合にすぐ逃げるしかないように感じました。

こんな時に一番頼りにならないのがテレビで、ローカルな台風情報を見たくても全国ニュースになると基本的には参考にならず、通常放送を続けている局は避難をするかどうかの参考には全くなりません。台風情報を見るなら、常に台風の進路に沿った現地の天候の報告や時間の経過とともに日本のどの辺がどうなっていくのかという見通しを出してくれたネットライブのウェザーニュースは今回も役に立ちました。

改めて思ったのが、自宅ではパソコンからインターネットを使うのではなく、Amazon Fire TV stickを利用することでテレビでブラウザを立ち上げてYouTubeにアクセスしてウェザーニュースのライブをテレビの大きな画面で見たり、動画でない情報をブラウザから直接テレビに映したりして使うことの有効性です。パソコンで見る場合はどうしても自分一人だけしか情報を見られませんが、テレビに映すことで家族でネット上から得た情報を共有することができます。

さすがに停電になったらどうしようもありませんが、その時は真剣に避難を検討することになるでしょう。ただ、現地の情報は刻一刻と変わっていきますので、停電になってもモバイル通信が利用できるなら(バックアップ用の電源でしばらくはモバイル通信が利用できる可能性があります)、常に最新の台風情報や避難関連の情報について入手し、もしモバイル通信が止まった場合は、間違った情報で動かないためにも情報が集まるであろう避難所への移動を考えた方がいいのではないかと思います。

その後、2通目のエリアメールで「避難勧告」の内容が送られてきましたが、「土砂災害危険箇所等」というちょっとあいまいなもので、事前に静岡市が出している防災マップによる確認だと自宅および自宅が属する箇所には「土砂災害危険箇所等」の表示は見付かりませんでした。

実は自宅には、役所が販売した防災ラジオがあり、地震や津波、大雨の警報が出た場合には夜中でも急に鳴り出して警報を伝えてくれるのですが、今回の警報についてはテレビで流れているものと同じで、個人的に一番知りたいピンポイントの避難情報については教えてくれませんでした。西日本豪雨のようにどこで被害が出るかわからないようなことがあるので、全ての場所に避難勧告を出すというのは、それはそれで正しいのかも知れませんが、ピンポイントの災害情報がなかなか入手できずにいら立つのなら、いっそのこと早めに避難所に詰めてそこにやってくるであろう情報を見て、これ以上避難しなくても良いと判断できれば戻るというやり方も考えられます。台風の場合は現地を台風が通過して吹き返しの風が収まれば、避難所から帰るタイミングも図りやすいでしょう。

ただ、ここまで書いたのは自宅が「土砂災害危険箇所等」に該当していなかったからなので、ご自身の自宅が「土砂災害危険箇所等」のエリアに入っている場合は避難勧告が出た場合にはすぐに避難した方がいいと思います。今後台風の進路は西に向かっているということで、すでに西日本豪雨で被害を受けた周辺の地域にお住まいの方はもちろん、山や川の近くにお住まいの場合は、ご自身の市や町のホームページから「ハザードマップ」を表示し、自宅周辺が「土砂災害危険箇所等」であるかどうかはしっかり確認した上で、私のように何回も送られてくるかも知れないエリアメールによる避難勧告に備えましょう。


駅のホームではふらつきにも注意しよう

一昨日、夕方にテレビを見ていたらテレビのテロップによるニュースで東海道線の静岡周辺で電車が止まっているということを知りました。電車が止まるというのには様々な理由があります。一定の降雨量によって止まる場合もあれば、原因不明の停電や沿線の火事でも止まります。しかし一番多いのは踏切や駅のホームでの物損および人身事故で、これは首都圏で電車通学や通勤をされている方なら経験があることでしょう。

特に、先日などは高崎線の事故により、直接高崎線から乗り入れている東海道線まで動いていなかったりしましたので、一つの人身事故で影響を受けるのは広範囲にわたるということもあります。今回はなぜ電車が止まったかと言いますと、静岡駅の隣の東静岡駅においての人身事故によるものだという発表がありました。

翌日、その事故についての報道があり、事故にあったのは男子中学生で、歩きスマホをしていて足を踏み外してホームの方によろけ、走ってきた電車に巻き込まれるような形で電車とホームとの間に挟まれてしまったのだそうです。自動車や自転車を運転していて大きな事故に遭うことは話には聞きますが、駅で電車と関係した事故に遭うというのはそこまで頻繁にはないかと思います。しかし、ホーム上での安全確認を怠ったり、電車が来ているのにホームの端をそのまま歩くだとか、ちょっとよろけたり何かの拍子で人にぶつかって押されたりしたら即命に直結するような事態にならないとも限りません。今回の事故でも男子中学生は心肺停止という事になってしまったらしく、ちょっとした不注意が命にかかわるという認識を新たにすることになりました。

先日東京に行った時には、新幹線ホームにも地下鉄のホームでも転落防止のためのゲートが設置されていて、深刻な人身事故の対策としては十分だと思えました。よほど駆け込み乗車でもするか、足元を見ていないで踏み外すようなことをしなければホームに落下するような事はないと思いますが、この仕組みが全国全ての鉄道にに普及することは難しいと思います。

特にこれから夏休みの時期になり、普段電車に乗って移動をすることがない人が駅に行ったら、「黄色の線の内側に入らないで下さい」というアナウンスがあったとしても、ついその内側を歩きながら歩きスマホで移動してしまうということもあるかも知れません。私自身もそれほど電車に乗る機会があるわけではないのですが、駅に到着するためにスピードを落としている電車であっても、完全に止まるまでは接触することは大変危険で、自動車よりもはるかに長い制動距離でないと止まれないため、ともかく電車と接触するような可能性のある所を歩かず、今回の事故の原因であるかも知れない、歩きながらスマホを使う事は止め、ホーム上に安全な自分の居場所を作ってから楽しむということを徹底しないと大変な事になる場合も当然出てくるでしょう。

また、スマホ以外の原因で起こる可能性のある大人の方のケースだと過去の事例としてあるのがお酒を飲んで酔っ払って気が大きくなり、さらに足元がおぼつかないことでホームに落ちたり列車と接触してしまうというものです。酔っ払うと気分がハイになって大胆で無謀な行動をしがちという方は、少なくとも一人では電車に乗らないか、酔っ払った状態の中でも電車と接触することの恐ろしさを十分理解しておくことが大切でしょう。

さらに、お酒を飲まない方でもこの季節に特有な原因で事故に巻き込まれる可能性があります。というのも熱中症の症状の一つとして「めまい・立ちくらみ」があり、たまたま駅のホームでその症状が出た場合に、最悪のケースとしてよろけた拍子にホームから落ちるなんてことも考えられます。たまたまその時に電車が来てしまったらと思うと恐ろしいものがあります。

熱中症を防ぐには外出時に帽子をかぶったりのどが渇いていなくても定期的に水分補給ができるようにスポーツドリンクや経口補水液などの飲み物を用意する、水を補給する場合は同時に塩分やミネラルを補給できるキャンディーを持参するなどの気配りも必要になるかも知れません。

これらの事というのは各ケースの恐ろしさを事前に考えて自分でそうならないための対策を実行するだけで相当危険を減らせることだと思います。電車に乗る機会があまりなく、この夏休みに列車を使った旅行に行く方はご自身だけでなくお子さんを含めてのホーム上での対策についてしっかりと考えておくことが大切です。楽しみにしていた旅行で怪我をすることのないようにしていただきたいものです。


熱中症の危険回避策として作業時間を早くできないか

西日本の豪雨の後始末の話題が連休中には一斉にニュースで報道されていました。個人的にはとても現地までお手伝いに行くことはできないのですが、この文章を書いている2018年7月現在、現地までの交通網が寸断されているということと、かなり遠いため強行軍で車で出掛けた場合、先日山陽道で起こってしまった事故(現地まで支援に出掛ける中で事故を起こして現地までの交通網が滞ってしまった)を自分が起こしてしまったらと思うと、なかなか思い切って行けないということがあります。

そして、ニュース報道の内容を見ていると、明らかに太陽が照りつける中で過酷な作業をすることが予想されるので、自分が行ってもし体調を崩してしまったら周辺の人にさらに迷惑を掛けるのではないかと思いました。もし今後私の居住する地域の近くで同じような作業ボランティアの募集があったら出向くことも考えたいですが、果たして炎天下の中、ヘルメットをし手袋を付けて、さらに防塵のためにマスクをしてまともに動けるのかどうかということも大きな問題になりそうなので、地道な体力作りをしてそうしたいざという時のボランティアができるようにということも今回の報道を見て考えてしまいました。ただ体力を十分に蓄えてから出掛けたとしても、果たして今のように炎天下の中で活動した場合に、熱中症の方は大丈夫なのかという疑問があることも確かです。

というのも、現在の日本の気候では朝の9時か10時にはもう気温は30℃を超えてしまっているので、朝8時に集合してそこから順次派遣するにしても、作業開始から30℃以上の気温の中で作業をしなければなりません。これでは、一日中通して作業をしていれば誰でも体力的にきついですし、水分補給のために水やスポーツドリンクを持ってきたとしてもガブガブ飲んでしまうと、とても足りなくなってしまいます。元より水分補給というのはのどが渇いていなくても定期的にするのが良いと言われているので、できれば暑いから飲むというよりも、のどが渇いていない状態で定期的に水分を補給できる環境が望ましいと思えます。

幸い、7月なら日の出も早いので、もし開始時間をかなりずらして作業をすることが可能なようなら、例えば作業を午前5時から開始し、気温が30℃を超える午前9時から10時には終了するかいったん休憩するような日程は組めないものかと思います。どうしても日中の作業が必要な場合には十分な休息を取ることを条件にして短時間の作業に限定し、夕方になって日中ほどの暑さがなくなってきた時に残ったところをまとめて作業するとかできないのかと思います。もっとも、作業する人が朝の5時からということになると、作業先への説明や作業場所に住んでいる人がいる場合など、詳しい説明や事前準備などでボランティアの方々を受け付けて派遣する側の作業が大幅に増えることが危惧されます。しかし、これだけ暑い日々の中で作業をすることを想定する際、最初に「一番暑い時間の作業は中止」というコンセプトで現地でのボランティア活動を考えるというのも、一つの方法ではないかと思うのですが。

思えば、今まで大きな地震というのはまだ春になっていないような時期に起こったことで、雨や雪が降る中での寒さ対策というのがその後の復旧に向かう中のボランティアの活動の中でも求められてきたと思います。今回は梅雨明け前後に大雨が降ったものの、まさか7月中に猛暑日が連続するような状況になるとは私も思いませんでした。

昨日までのニュースの中でも、自らボランティア活動を志願して出掛けても体調を現地で崩したり、最悪の場合には命にも関わるような事が起こりつつあります。今回のボランティア対応では無理かもしれませんが、現地に行って被災者を助けたいと思った人が命の危険にさらされるような状況にならないようなボランティアの活動計画を考える必要というものはあると思います。そんな選択肢の一つに早朝や夕方の作業というものも加えていただけると個人的にも参加しやすくなるかなと思うのですが。


象印ステンレスボトル SJ-JS10

前回の内容で予告通り、ネットで注目して翌日には自宅にやってきたのが1.03Lというちょっと中途半端な容量の象印のステンレスボトル「SJ-JS10-BA(ブラック)」です。

実際のところ、今使っている象印の旧モデル「SD10-XA」と比べると取っ手やストラップホールもないためかなり軽いものの、本体の太さは少し細いくらいで手の小さい人が片手で持つには苦労するサイズであることは確かだろうと思います。にも関わらず全長は旧モデルよりさらに長いのが特徴です。性能は保温6時間後82℃以上ということで、サーモスの山専ボトルやモンベルのステンレスサーモボトルのカタログ値よりも高い性能を持ってきながら実売の最安値で2,500円前後という価格ということで、個人的に注目していたのです。もしここまでの話で興味を持った方は実際にお店でその大きさを確認した方がいいと思います。

ともあれ、本体だけを裸で持ち歩くのは辛そうなので、ボトルを入れるカバーを探しに行ってきました。一番都合が良さそうだったのが、昔から100円ショップの定番商品だと思われる、1.5Lペットボトル用のソフトケースでした。このケースは今でもコンパクトキーボードの入れ物としても利用しているのですが、なかなか具合はいいです。

このように本体がすっぽりと入り、わずかではあると思うのですが保温保冷機能を向上させることにも期待が出てきます。もちろん、カバーを付けたまま中味を注ぐことができますので、安いものですがとりあえずこのカバーを使ってみることにしました。

私がこのボトルを持ち出すことを想定しているのは、バックパックのサイドポケットにカバーに入れた状態で入るかということでした。もちろん、使っているバックパックによってその機能には違いはあるものの、写真のように十分サイドポケットに入れて落とさずに運べることがわかりました。過酷な登山に向くかどうかはわかりませんが、ちょっとした山登りで中に熱々のお湯を入れていけば、カップヌードルなら最大3人分くらいは行けそうですし、2人ならカップヌードルにコーヒーをいただいてもこれ一本で十分になるでしょう。

あと、本体を手にして確認したいと思ったのですが付属カップの容量です。写真のようにねじ込むための線の手前まで入れると約150mlということで、いわゆるインスタントコーヒーをいただくには十分な容量です。ただ、ギリギリまで水を入れようとしても約180mlくらいまでしか入りませんので、200ml以上の容量を飲みたい場合は素直に別のカップを持って行くのがいいと思います。
今回はこれで、気軽に使える1リットルのボトルが2つ揃うことになりましたが、旧製品でも冷たい飲料や氷入りの飲料は十分に冷たさが持続しますので、旅先で水を切らしたらスーパーやコンビニで安い2リットルの冷やされた水を購入して移し換えれば、氷いらずで冷たさを持続させることができますので、ドライブ中の水分補給には十分です。

また、旅の出発時にあらかじめ中味を温めておいたこのボトルに熱湯を入れておけば早朝出発の時でもお昼には十分な熱さのお湯がいただけます。車中泊の旅を道の駅や高速道路のサービスエリアで行なうのが主という方にとって、現場でお湯を沸かさなくとも必要十分な熱さと量のお湯が火を使わないで手に入るためのグッズとしてはもっと注目されてもいい製品ではないかと思うのですが。

最後になりますが、この製品はスポーツドリンクのような酸のきつい飲料を入れ続けても中のフッ素コーティングがだめにならないように従来品の2倍のコーティングをしていることもあり、麦茶やお茶、コーヒーを直に入れて使われる方も少なくないと思いますが、水とお湯だけを入れて旧製品を使っている身からすると、旅先でも手入れはカップだけで良く、そのカップも抗菌加工が施されているということで、水やお湯をカップに移してお茶でもコーヒーでもジュースでもスープやみそ汁でも作る方が物として長持ちさせることができるということで、私は今後もこの使い方を崩すつもりはありません。車の旅では思わぬところで安全に飲めるおいしい水が汲める場所に行き付くこともあるので、汲んだ時と近い冷たさを大量にキープできる大きめのステンレスボトルを狙っている方にはなかなかいい製品ではないかと思います。色違いで赤もありますので、水とお湯でボトルを替えるというのも面白いのではないかと思います。