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一人の命はオリンピックより軽いのか

日本の政治の歴史を紐解く中で、印象的な言葉があります。かつて、行動派左翼として国内外で様々な事件を起こした日本赤軍の起こした事件の一つ「ダッカ日航機ハイジャック事件」です。

この事件は日本航空の国際便を日本赤軍の構成員が乗っ取り、多額の身代金と日本の刑務所に収容されている仲間らの釈放を求めました。当時は福田康夫氏の父親である福田赳夫氏が自民党総裁と内閣総理大臣をしていた時代で、当時の日本政府は苦しい判断に迫られました。

ハイジャック実行グループの要求をすべて飲むのか、それとも限定的に飲むために時間を掛けて交渉するのか、はたまた一気に実力行使で解決を図るのか。現代の思考では左翼など潰してしまえと勇ましい意見が大勢を占めるかも知れませんが、当時の内閣総理大臣・福田赳夫氏が述べたと言われているのが「一人の生命は地球より重い」という言葉です。

今では考えられませんが、日本政府はハイジャック実行グループの要求を飲み、超法規的措置で一部の人間を刑務所から出獄させ、日本赤軍に合流させました(一部の人達は個人の意志で日本赤軍からの誘いを断った)。こうした日本政府のテロ対策というのは、当時から弱腰だと批判されたところはあったかもしれませんが、この事件の一部始終を見ていた多くの人は、日本政府は何よりも国民の命を大切に考えてくれると思ったでしょうし、それが当時の日本政府の思惑に沿ったものだったのです。

テロというのは政府要人を狙うこともありますが、そうして政府のリーダーや国民にとって象徴的な人を直接狙ってしまうと、かえって国民全体の怒りに火を付けるような事になってしまい、かえってテロ組織の存在自体が危うくなります。テロ組織にまともかまともでないかという言い方をするのはあまり良くないかも知れませんが、少なくともまともな組織なら、多くの支援者を組織が得るためには闇雲に殺戮を繰り返すよりも人命を尊ぶことをアピールするほうがいいに決まっています。逆説的に言うと、だから多くのテロ組織が一般人を狙った人質事件を起こすということになるのでしょう。

政治の取引でなんの関係もない自国民がバタバタと亡くなっていくとしたら、それは政府の政策自体が国民の反感を買い、政府自体が世論の盛り上がりによって倒れる可能性も出てきます。福田赳夫首相はそうしたことも考慮した上で政府要人とは全く関係ない日本人の乗客の命を守ろうと思ったところで「一人の生命は地球より重い」という言葉になったのだろうと思うのです。

しかし、現代の日本では当時と同じ自民党政権に過去の歴史を振り返ること自体がないのか、日本国民の命は今までにないほど軽んじられているように思います。オリンピックが正式に延期されると発表されるまでは、ここまでの首都圏における外出制限を要請することもありませんでしたし、オリンピック関連のイベントに人が集まることについて強く意見することもありませんでした。

さらに、オリンピックが延期になったあとから急に東京での新型コロナウイルスの陽性患者が増えたというのも、単純にオリンピック延期を機に検査を増やしたのかも知れないのではとつい疑ってしまいますし、もしかしたら今の政府は「一人の命は東京オリンピックより軽い」と思いながらここまで動いていたのかと思うと、どうにもやりきれません。

今後の新型コロナウイルスに対する検査数が増えるに従ってさらに感染者が増えることは当然考えられますので、不要不急の外出は避け、家に引きこもるという要請は正しいとは思いますが、今後この国では本当に国民のためを思って政策を行ってくれるかということについては残念ながらとても期待できないというのが個人的なここまでの状況を見ての感想です。不要不急の外出を自粛しろと言いながら飲食店や農業従事者、観光業の方々を支援しようというのは国民に呼びかけることではなく、そうした業種の方を含めた全国民に生活支援を政府が考えた上で外出の自粛をお願いするのが筋だと思います。マスクの流通を確保するといった話は一体どこに行ったのかわからないまま、不安だけが増大する恐れが強い今後の社会を何とか乗り切るために、いろいろなことをこれからも考えていこうと思っています。


感染を受けやすい人の行動について

先日、どうしても電車を使って行かなければならないところがあって、小一時間往復電車に乗って移動しました。一応、できる限り新型コロナウイルス感染症を避けるようにして出掛け、電車内や駅の利用にもいちいち気を付けて行ったつもりです。

具体的にはマスクを付けて混雑する車両は避け、手すりやつり革には小さなタオルを利用して直接手で触らないようにし、食事の前にはしっかり手洗いをした上でアルコール消毒をしてからということを心掛けました。必要に応じて手袋をしようかとも思って持って行ったのですが、今回の場合はそこまでしなくても他の人がベタベタ触っているようなところに手を触れることはなかったので使いませんでしたが、そんな風にいちいち気を付けているこちらからすると、逆に自分から感染を受けに行っているのではないかと思ってしまうような人と出くわしてしまいました。

その人は恐らく60代から70代のシニア層くらいだと思われる男性の方で、ロングシートの真ん中に荷物を置き、その隣に靴を脱いだ状態で座っていました。マスクはしていません。無意識にでしょうが手が顔に行ってしまうような、何やら落ち着きない感じでの動きが危険性を感じたので、その人から少し離れた場所をキープしていたのですが、さらなる行動を取りはじめました。

というのも、その時の電車内はそれほど乗客はいなかったので、どんな落ち着きのない動作をしていても、その場にとどまっていれば自分からウィルスを撒き散らすこともないでしょうし、他人の飛沫を受けるようなこともなさそうでした。しかしその人は自分から荷物をその場に置いたまま席を立ち、車両内をウロウロしだしたのです。途中手すりやつり革にも素手で手を付けながらその場をうろついているので、こういう人が外出して誰かが付けたウィルスを手につけてしまい、結果として感染症を引き起こす原因そのものを取り込んでしまい、自分の家族に感染症をうつしてしまう可能性があるのだなとしみじみ思ってしまいました。

私自身は荷物を網棚に載せたときに手が車内に付いたり、座れなかった場合にはつり革をタオル越しに触ったくらいで、できるだけその人が触った箇所を避けるような形で電車を降りました。その後、念のため手を念入りに洗い、食事に入ったお店に用意されているアルコールで消毒してから食事をしたのは言うまでもありません。

流石にこの時期に素手でベタベタそこら中を触りながら移動するというのは、あまりにも感染症に対する注意が少なすぎると思いますし、感染症の危険が少ない時期であってもおすすめできるような行動ではないのではないかと思います。あと、今回出掛けてみて気付いたのが、鉄道会社の方でも人が多く乗ってくる車内についての対策を打っているということでした。アナウンスで、「今から車内の換気を行ないますので冷風が体にあたるようなことがあってもご了承下さい」という風に前置きして、密閉された車内の換気を行なっていたところに出くわしたのです。こうした事でどのくらい感染症が防げるのかはわかりませんが、アナウンスがあった時はちょうど人が多く乗り込んできた時だったので、多少は安心できました。今回の移動は普通列車か新幹線か迷ったところもあったのですが、在来線の普通列車の場合は駅に着くごとにドアが全開になりますし、空気中にウィルスが漂うようなことはないと思われるので、時間はかかっても普通列車で人の多くない時間に移動するのは間違っていないと感じました。

今回、あえて出掛けてみてインフルエンザ・ノロウィルスの対策が必要な時期については、現在のような多くの人が触っている可能性の高いところには直接触らないようにし、無駄に動き回らずにできるだけ自分の手に何かが付くような行動を控えることで、ある程度の予防はできるのではないかと改めて思いました。あらゆる行動を自粛し、自宅から出ないで過ごすという事にも限界がありますので、どうしても公共交通機関を使わなければいけない時もあると思いますが、無意識にとってしまう自分の行動に気を付けるとともに、公共物にできるだけ触らないことを意識してウィルスを自宅に持って帰らないような気配りをすることを心がけましょう。


家庭内での食料備蓄は自宅療養中にも役立つ

昨日も書いたように、2020年2月末からはひどい風邪を引き調子が悪くなると、単なる風邪なのかそれともインフルエンザなのか、そして今回の騒動の原因となった新型コロナウィルスによる肺炎なのかということはわからないので、政府の方針として会社や仕事をしばらく休まなければいけなくなりそうです。社会全体がさらに厳しく体調の管理を求めるようになった場合、体調が悪くなったら仕事を休むにしても、その時には家から一歩も外に出られないような事にもなりかねません。

そうなった場合一番困るのは食べるものの心配だと思います。個人的には主食として用意するのはパンがいいのかごはんでいいのかというと、いつもパンを食べている人も毎日ご飯に変えることをおすすめします。なぜなら、小麦粉からパンを作る場合には「パン焼き機」やパン焼き機能のあるオーブンが必要になるというのが一般的な認識になるのではないでしょうか。鍋やフライパンでパンを焼くにしてもそこまで一般的ではなく、パンを家庭内で食べるというのは、出来合いのものを買ってくるというのが普通でしょう。しかしパン屋さんに毎回行くということになると、それこそ多くの人が集まるスーパーの中ではあまり何度も行きたくないというのが正直なところです。

その反面、お米とご飯は以前から食べていたということもあるので、専用クッカーの炊飯器があり、さらに無洗米を使えば米を研がなくても炊飯器の内蓋にある目盛りの通りに水を入れてスイッチを押してやれば一発でご飯が失敗なく炊けるでしょう。そしてもちろん炊飯器のできる前はかまどでお釜を使って炊いていたのですから、普通の鍋でも問題なく炊けます。

そういう意味では自宅から動かずに食べものを確保するのには、まずはお米を購入しておくというのがおすすめです。極端な話おかずがなくても、ご飯さえあればあとは家で自炊をしている方なら、家にある調味料で何とか食べられますし、おにぎりにして置いておけば、体調が悪い時にも多少食欲が出てきた時に食べられるでしょう。冷え切ったおにぎりでも、お椀の中に入れてお茶を注げはお茶漬けやお粥風になるので、炊いたお米そのものが傷まないように気を付ければ、多少多めにお米を買っておいてもいいくらいなのではないかと思います。

さらに、炊きたてのご飯があればすぐに食べられるものの定番としてはレトルトカレーやふりかけ、各種缶詰もセットで買っておくといいでしょう。缶詰はシーチキンのようにおかずとしても他の料理の材料としても使えるようなものであれば、大量にストックがあっても大丈夫なので、数多くある缶詰の中で自分の好みのもので、何もないような時でも食べられそうなものをリストアップしておくことをおすすめします。

普通、非常用食料というと、お湯を入れて3分待ってから食べるカップラーメンを思い付く方もいるでしょう。これも今後を考えると主食とは別に用意しておいた方がいいと個人的には思っていて、スーパーで安売りするような時には気を付けて消費した分を補充するような形で購入しています。

ただ、カップラーメンの場合は体調を崩して食欲がないような場合もありますので、そんな時に激辛やこってりしすぎているカップラーメンしか残っていなかったら流石に食べられないかもしれません(^^;)。普段はおやつ代わりに夕食までのおなかを満たすために、それほど味がどぎつくないものをストックの中に入れておけば、食欲がなくても食べなくてはいけないような時に有難いものです。カップラーメンについては買っておけば、とにかく動くのも大変だという状況であっても、お湯を沸かすことだけが必要なものですので、一人暮らしの常食ではバランスの良い食事という観点からするといけないと思いますが、一人暮らしの非常食という風にとらえて備蓄するのもいざという時には使えると思います。

あとは、袋を開けるだけで食べられるおかし類もありますが、これは個人的には決しておすすめしません。なまじ調理を必要としないものですので、非常時になる前につい開けて食べてしまって通常のごはんが食べられなくなってしまうようではいけません。お菓子はその都度、自分で食べたいものをその時のために食べ、お菓子の備蓄をするなら、「缶を開ける」という行為のともなった備蓄用として作られたお菓子を災害時には揃えるのがいいと思います。

また、これもすぐに作れて味も良い冷凍食品もあると便利ですが、災害用の備蓄という観点では停電のときなど一気に溶けてしまいますので、一回か二回の食事で消費できるくらいに購入をセーブするように私はしています。今回のような場合はもう少し多めにストックしておくのもありだと思いますが、常日頃から備蓄をするという観点で考えると、ここまで紹介した数多くの種類の食品をバランスよくストックし、賞味期限が近づいたら無理なく食べて新しいものと入れ替えられるような感じで考えるのがいいでしょう。

まさかインスタント食品はマスクのように一気になくなってしまうことはないかとは思いますが、やはり台風の前など場合によっては地元のスーパーからインスタント食品が消えたということもありましたので、今後の日本政府の動向を見て、都市封鎖なんて言葉が出る前に、しばらくは外に出ないでも何とか自分の食べる分くらいを用意しておくこともありなのではないかと思っています。ただ、くれぐれも買ったその都度から食べないように気を付けましょう(^^)。


自分の無意識の行動をコントロールする大切さ

テレビはここのところいつも新型コロナウィルスに関する話を取り上げることで、こちらの方もいかにして感染症から身を守るか? ということについて考えることが多くなってしまいました。しかし、今までの自分の行動を振り返ってみると、自分から好んで風邪を引いたり、インフルエンザに掛かっているわけではありません。

私自身の話をすると、昨年の今頃は実際にインフルエンザにかかって自宅から仕事にも行けない状態を体験したものの、どうやってインフルエンザにかかったのか? という点についてはよくわかっていません。今年もそうですが昨年もインフルエンザの予防注射はしっかりしたのになぜだと昨年は思っていたのですが、今年はインフルエンザのようによくわかっていないウィルスに感染しないためにはというような情報をしこたま仕込んできたので、人の多いところに行く場合にはその方法を実践しようと思っているのですが、たまたま昨日は人が少ない時を狙って地域にある大型ショッピングモールまで出掛ける中で、自分の行動の未熟さというものをひしひしと感じてしまった次第です。

一応、乗り物に人と一緒に乗ってそこから感染しないように自分の車で出掛け、車を停める場所も立体駐車場の屋上に停めました。あまり防御にはならないと言われているマスクを付けて車を降り、モールの中にあるお店へ買い物に行ったのですが、そこで無意識についやってしまったのが、下りのエスカレーターに乗っていて、体がよろけるわけでもないのについ手すりに手を添えてしまったことです(^^;)。この行動は回りを見ていても手すりに手を添えてエスカレーターに乗っている人はしばしば見付けました。頭の中ではとにかく素手で多くの人が触っていそうな場所に触ってしまわないように気を付けたつもりでも、なぜか手をついてしまってからヤバいと思ってはっと手すりから手を離してももう後の祭りです。ショッピングモールにはちゃんと温水が出てエアータオルのある洗面所が完備していたり、各階の所定の場所に消毒用アルコールが用意されているのでいいのですが、なかなか手に付いたであろう菌を付けたまま動くことが感染症にかかる原因の一つであるということをしみじみ思いました。

その時にはさすがに顔のパーツに直接手で触れることは(触れることで菌やウィルスが体内に入ってしまう危険がある)しませんでしたが、エスカレーターであれだけ思い知ったにも関わらず、階を移動するためエレベーターに乗った際、エレベーターのボタンを直接指で押してしまうという失態をさらに起こしてしまいました(^^;)。これもテレビでは十分な注意が呼びかけられていて、お隣の中国ではボタンを押すための爪楊枝が用意されていることを「何て莫迦なことを」と笑って見ていた自分が本当に恥ずかしいです。再度エレベーターを利用した時には、常に持っているボールペンの先でボタンを押すようにして手に何かが付くことを逃れることができましたが、いつもは車移動が中心でエレベーターもエスカレーターもあまり使うことがないので、やはり実際に行動してみないと自分の起こす「問題行動」がどこに出るかという事はすぐにはわからないものだとしみじみ思いました。

今回は、ウィルス対策にマスクしかしていきませんでしたが、さらに花粉対策用のメガネを掛けたり、顔と同じく触るとウィルスが付いている可能性がある頭や髪の毛を触っても大丈夫なように帽子をかぶったり、洗面所の設備がそれほど整っていない所に行った時のためにタオルやティッシュ(どうしても顔を触りたい時にはティッシュ越しに触ってすぐ捨てる)、除菌のできるウェットティッシュを持って行くなど、様々な対策を頭に入れつつ、つい今回のように触ってしまった場合に備えることも必要かなと思います。

実は近いうちに公共交通機関を使って関東に行く用事があるので(^^;)、改めて自分の行動についてチェックしてみたのですが、やはり100%完全に頭の中で考えた事を実行するというのは難しいことだということを改めて思いました。こんなことを書いていると日々満員電車で通勤通学をしている方々に莫迦にされるかも知れませんが、こうした行動を正すということは、例年のインフルエンザやノロウィルスにかからないためにも必要があると思いますので、特になかなか人の多くいるところで生活していない方は、自分で意識した方がいいと思います。自分ができる所は自らの過失で体内にウィルスを引き込まないように気を付けつつ、今後の行動についても考えていこうと思っています。


キャッシュレス決済とセルフレジの使い方をこの機会に広めるべし

恐らく今回の内容はマスコミでは思っていても出せない話題かも知れません。国家の危機に乗じて社会の流れを一気に変えるような提言は受け入れられないと思う方がいることは十分承知しています。

ですから、今回の題名にもある「キャッシュレス決済」および「セルフレジ」の使用について、全てをキャッシュレス化したり全てのレジに人を置くなということではないということをまずはお断りしておきます。最初に結論じみたことを言ってしまえば「自衛のために、買い物の時に他人から感染しないための方法の一つとして覚えておいた方が良い」という事です。

通貨を使っての決済というのは、まず通貨自体が誰が触ったかわからないものであり、財布の中に入った硬貨や紙幣が原因で感染症が広がる可能性というものは否定できないものがあるでしょう。

そこで、一切お金どころか従業員の手さえ触らないようにして支払いをするためには、クレジットカードよりもQRコードをかざす(読み取る)ことや、専用の端末にタッチすることによって支払いが完了する電子マネーの利用が確実だということになってくるのです。

また、キャッシュレスの手続きでもクレジットカードで決済する場合には、スーパーなどで「セルフレジ」があればそちらの方を積極的に利用したいものです。というのも、セルフレジを使ってクレジットカードや電子マネーを使って支払えば、お金のやり取りはしなくてもよくなりますし、さらに人によってはなかなか言いずらい「ポイントだけの買い物」もしやすくなります(^^)。

セルフレジの場合は現金で払うこともできますが、この場合も店員の方から直接お金を受け取ることはないので、多少は感染症の危険性は減るのではないでしょうか。機械が苦手な方の中には、電子マネーの利用だけでなく、セルフレジを極力避けて人の手によるお会計をとにかく求めるような方はいると思いますが、対感染症という点に重点を置けばその時だけでもセルフレジや電子マネーが使えるように、いざという時に備えて準備をしておくというのも大切ではないかと思うところがあります。

この文章を書いている段階で、お隣の中国では物を買う際には電子マネーを使ったり、お金をバケツのような容器に入れたりして、さらに買った品物は袋に入れてすべり台のような仕組みで投げるような形で手渡す仕組みのお店をテレビで見たのですが、日本中で感染症が万円するようになった場合、どうしてもキャッシュレスの手続きができないようだとお店によっては買い物ができないようなケースもあり得るのではないでしょうか。

このようなキャッシュレス手続きのメリットというのは、ある種の極限状態と言える中国での様子を見ていると、この日本でも考えなければならない事だと思えてくるようになりました。もちろん、全ての決済がキャッシュレスで行なえるようになるにはまだ時間がかかると思いますが、次回電車を利用して関東に出掛ける時にはあえて食事や買い物では現金を使わない決済だけで済むようにリサーチしようと思います(^^)。


感染症対策を考えたこれからのトイレとは

今回の新型肺炎対策について考える中、様々な菌を自ら呼び寄せることのない対策について考えるような内容のニュースが結構流れているような気がします。こうした対策をしっかりすることは新型のウイルスだけでなく、来年の冬の時期に流行する恐れのあるインフルエンザやノロウイルスの対策にもなります。

個人でできることは「手洗い」「うがい」などの基本的な事だけですが、やはり気を付けたいのは多くの人が使う公衆トイレでの行動ということになるでしょう。この件については先日のブログでも書きましたが、書いた後で多少テレビでは紹介されるものの公衆トイレの危険ということでは取り上げられない穴のような話をここではさせていただきたいと思います。

個人的には古い施設より新しいものの方がより安全であると思われますが、便利さを追求するあまり、その安全性に疑問が生じるようなトイレの機能があることを思い出しました。それがよくある「自動洗浄」の機能です。

昔の公衆トイレは単純に流し忘れるだけでなく、わざと流さない不届き者がいて、個室に入ってすぐいやな気持ちになったことが過去にはありましたが、今の最新のトイレ個室では、そのほとんどで自動洗浄の機能が付いています。場合によってはまだ流すつもりがないのに流れてしまうような状況もありますが、それか実は恐かったりします。

というのも、トイレを流すことによって水しぶきが上がり、もしその水の中に感染症の原因物質があった場合、それが室内に飛び散ったり、体に付いてしまう危険性があります。それを防止するためにはあえて流す前にはトイレの蓋を閉めてから流すように変えた方が感染症の予防にはいいでしょう。それは自宅のトイレや、古いトイレでも蓋のあるトイレだったら、何とか自分のタイミングでしぶきが上がらないようにトイレを流すことができるのでいいのですが、今の自動洗浄になった公衆トイレではまともに自分がしぶきを浴びてしまいます。

そこで、改めて考えていただきたいのは、さらなる便器の進化です。家庭用やホテルに設置されているものの中には、すでに自動的に蓋が開閉するタイプのものはありますが、問題にしたいのはトイレから出る前に水を流す時です。そこを自動化しないと流し忘れが頻繁に起こるということはあるので自動洗浄になっているのでしょうが、それなら便座から離れ、水を流す前に必ず蓋を閉めてから流すようにはできないものでしょうか。そうすれば便座に乗っている時に流れることもありません。どうしても座ったままの状態で水を流して音を消したいと思う人に対しては「音姫」があるわけですから、必要に応じて音姫も設置する必要も出てくるかも知れませんが、そうした細かい事をいちいち考えていくことも、全体的なトイレ内の感染予防対策にはならないような気がします。

ただ、私がこのような事を考えたのも、かなり新型肺炎の影響が深刻になり、できる限り自分の責任で感染症を回避するにはどうしたらいいのか、改めて考える機会を与えられたからだとも言えます。今後の新型肺炎の日本への影響はさらに身近なところまで迫ってくるかも知れませんが、直近の脅威については自分の責任で対策を進めつつ、将来的には社会のインフラ整備の中で、こうした細かいところまで配慮された施設が作られていけばいいと思います。


海外クルーズ船で情報まで隔離されないためにラジオの活用を

コロナウイルスによる新型肺炎の広がりというのは、身近なところで具体的な感染者は出ていないので、ピンと来ない方も少なくないと思いますが、様々な報道を見るにつけ日本と他の国の対応に違いがあるということを知る中で、日本の方が他の国よりも優れている点とそうでもない点が際立ってきたような感じがしています。

例えば、オーストラリアは感染者をオーストラリア大陸から離れたクリスマス島に隔離するように留め置いて、一定の期間を経過して初めてオーストラリア大陸に入ることができるようなやり方で国内での感染を封じ込めていますが、日本政府の大変さ(島国できちんと千人以上の人間を隔離しておくための土地がない)は十分にわかるものの、勝浦のホテル三日月に武漢からのチャーター機で日本に帰ってきた人を誘導したのは良かったものの、家族でない人が一時期同部屋になるような部屋割りをされて、もしかしたら同部屋のどちらかがコロナウイルスに感染していた場合、部屋割りが原因で自分が感染するかもしれないという恐怖を与えられることになりました(現在ではそうした対応はされていないようです)。

これは完全に素人考えで、実現する可能性はないと言われることは承知の上で書きますが、今回横浜港で国内に上陸できないでいる「ダイヤモンド・プリンセス」という大型客船まさに移動する大型ホテルと言うべきものなので、もしこうした国内にある大型客船を日本政府がチャーターすることができれば、少なくとも客室の数だけの感染者と思しき人の隔離施設として利用することもできるのかも知れないと思ったりします。今回のダイヤモンド・プリンセスに残った乗船客についても、時間は相当かかっていますがきちんと検査をして陰性ならば船から降りられるわけですから、少なくとも船内の様子のみを心配すれば済みます。特に今年の東京オリンピックで海外からやってくる観光客の宿泊場所として大型客船を利用するという構想があることも聞いていますので、それなら船をチャーターするような選択肢というものを考えた危機管理体勢が取れれば良かったのにと素人の考えながら思います。

今回ダイヤモンド・プリンセスで乗客が足止めされる原因になったのは、すでに下船した乗客が新型肺炎の陽性反応を示したことで、船が横浜港から進めなくなってしまったのですが、問題なのは船内をしばらく新型肺炎にかかった人物がウロウロしていたということを、他の乗客が早い段階で知らされていなかったということでしょう。

昨日のニュースでは問題の人物はレストランでの食事は当然していたそうですし、プールで泳いでいたという事実もあったようです。船内に感染者がいて、そうした行動をすれば当然コミュニケーションを取る人もいたでしょうし、これも船内で「この乗客の事を知っている人がいたら名乗り出てください」という形でも呼び掛けて、濃厚接触した人間を絞り込むことはできなかったのかなんて考えてしまうのですが、船内に新型肺炎にかかった人物がいたという事自体を日本国内にいる家族からの連絡で初めて知ったという人もいたということですから、対応の遅れが目立っているように感じます。それでも、船の中であったことが乗客および乗務員の一斉検査という行動を可能にし、新型肺炎にかかった人とそうでない人とをより分けることはできます。その点については良かったと心から思います。

今回のダイヤモンド・プリンセスの航路は横浜から台湾・香港方面にも寄港するというものでしたが、自分の命にも関わりかねない感染者の情報を船の発表の前に自ら手に入れる手段が全くなかったかというと、そうでもありません。実際私は漠然と海外クルーズに憧れていて、あのジャパネットたかたの提供するクルーズについて羨ましいと思いつつ見ていたのですが、その前に調べなければならないことがまだあるということを今回改めて実感した思いです。それは、海の上でいかに情報をを確保するかということについてです。

情報というとやはりスマホやパソコンを使ったインターネットを連想しますが、基本的に海の上というのは携帯電話の電波というのは陸上にいる時のように使えないかも知れず、特に日本の領海を離れてしまった場合、いい気になってスマホを使っていると国際ローミングに切り替わって高額な料金を後から請求されてしまう可能性も出てくるのでそれは避けたいところです。基本的にはスマホのモバイルネットワーク通信を切っておき、船内のWi-Fiを利用するか、寄港時にその港のある国(日本および海外)のアクセスポイントを使ってのネットや電話をするかというのがいいと思います。

今回の事で改めてダイヤモンド・プリンセス船内のインターネット環境について調べてみたところ、船内では無料のWi-Fiはあるものの、その範囲は船内での連絡に利用に限定されていて、船の外部との接続はできないものなのだそうです。私達が国内で利用するようなインターネットを利用するにはツアー代金の他に有料での利用となり、その利用限度によって一日14ドルから30ドルちょっとを払うか、船内にあるインターネットカフェを利用するかどちらかになるようです。今回のような誰がかかっているかわからない感染症の場合、多くの人が殺到するであろうインターネットカフェの利用はできれば避けたいところです。今回の場合は乗船客は感染者が乗船していたことを知らされていなかったのですが、普通の人はインターネットのない生活こそクルーズの醍醐味とばかり、わざわざ毎日お金を出してインターネットにつなぎまくらなくても、クルーズ期間中くらいはネットとは離れた生活をし、船内の娯楽施設で楽しめればいいと思った方も多くいたのではないでしょうか。

そうは言っても乗客にとっては、過去にさかのぼれば感染するかどうかの瀬戸際のような状況だったわけなので、早めの乗務員の対応(乗客は各客室にこもって食事はルームサービスとか)があった方が良かったと思いますが、今回のような乗客に対する情報伝達の遅れが海外クルーズでは普通だとしたら、今後船の旅を利用するような場合は、自分である程度の情報を仕入れるための対策を用意しておく必要についても考えてしまいます。有料のインターネットサービスに入って客室内で毎日情報収集するのも良いですが、そのインターネットは船の方で提供される分コントロールすることもできてしまうように思うので、船長の判断一つで、乗客のパニックを心配するあまり情報を遮断されてしまう可能性も0ではないでしょう。

最初に書きましたが、船の中というのは外界から隔離された社会というところが良くも悪くもあるので、そんな中で船とは関係なく緊急避難的にでも情報を入手するための方法は、個人レベルで対策しなければなりません。その際、高いお金を用意して衛星電波を使った通信を利用しなくても、短波放送が聞けるラジオ一台あれば事足ります。今回のクルーズ船のルートなら日本国内のAM局でも十分だったかも知れませんが、日本の領海を離れた時のためにNHKの海外向け日本語放送であるNHK World Japanやこれは国内向けではありますが全国カバーしているラジオNIKKEIを船内でも聞けるようにしておけば、定時のニュースで日本ではどんな事が起こっているかということについてはおおまかに知ることができるようになります。必要であればラジオニュースをスマホの録音機能を使って録音し、船の乗組員に聞かせて対応を迫ることもできるでしょう。そうした情報収集をしていたら今回の場合、特にレストランで感染者と濃厚接触された方のいる可能性があるため、騒ぎになる前から安全な部屋の中で過ごすことも可能だったと思われます。

クルーズでない現地を回る海外旅行の場合、ホテルや公共施設ののWi-Fiサービスおよび、現地で利用できるSIMカードとモバイルルータを利用すればラジオがなくても情報は入手できますが、地域によってはネットがつながりにくい場所もあるかも知れません。急にクーデターが起こってネット使用不可能になることもあるかも知れません。個人的には海外旅行に行く場合もラジオはあった方がいいと思いますが、特にネット自体を船内で管理されている海外クルーズに参加されることを考えている場合には、ある程度感度のいい、さらに短波放送が受信できるラジオの用意を考えておくことがゆくゆくは身を助けることもあるかも知れませんので、一つ用意しておきましょう。私はすでにそうしたラジオは中国のものですがPL-380という機種を使えるようにしてあります。さらに、事前にネットで海外向けのNHK World Japanの放送時間(時間は世界標準時なので必ずしも現地時間とは一致しないのでご注意を)、そして放送される周波数をプリントして用意しておくことでいざという時にスムーズに海外でもNHKからの日本語放送を聞くことができるようになります。

モバイルバッテリーでも使用できるラジオ TECSUN PL-380

上のリンクは私が過去にこのラジオを紹介した時の内容ですが、今の日本ではこのラジオ以上にコストパフォーマンスのいい短波ラジオはなかなかありません。それこそ日本の家電メーカーは高性能なラジオを作ってその評価を上げたというところもあったのですが、現在のラジオというのは非常時の手回し発電ラジオのようなものが出ているものの、短波の聞ける手回しラジオというものもソニーや松下は作っていなくて、本当の意味での日本の方が海外での情報を得る最後の砦というのは中国のメーカーに任されているような感じになってしまっています。

それが時代の流れといえばそれまでですが、これはメーカーだけが悪いということではないことも確かです。日々の生活の中でテレビすらも必要ないと思っているネット依存の社会があるからこそ、ラジオというメディアは顧みられなくなってしまっているのでしょう。しかし、5Gという次世代インターネットがもてはやされる現代にあっても、ラジオしか情報源がなくなる可能性というものを今回の事で再認識したということは、私にとってはきっちりと備えるためのいい教訓だったように思います。早くこの新型肺炎の騒動は鎮静して欲しいと思いますが、デマに惑わされることなく正しい情報収集をするためにも、ネットの情報をラジオニュースで確認するなど、細心の注意をしないと行動を誤る事もあることを考えながら、万全の用意をお願いできればと思う次第です。


マスクが買えなくてもダイソーで買える感染症予防グッズ

この週末、テレビニュースを見ると全国的にマスクが買えない状況が続いているとのことだったのですが、私の住む静岡県内でも軒並み薬局やスーパーからマスクは消えていました。

たまたま、私はこんな騒動になるとはわからない中でインフルエンザ対策のために、今日本で一番安いワイヤー入りのマスクではないかと思われる、ダイソーの不織布マスクを購入していました。この騒動を受けて週末にマスクを買い足そうと思って購入店に改めて出向いたところ、まさかの売り切れになってしまっていました。30枚で税抜100円というのは破格なので、もしダイソーで見掛けたらゲットしておくことをおすすめします。ちなみに、私が購入したお店(すでに売切れ)の掲示では「一家族1個限定」ということになっていました。便乗値上げをするようなお店では買わず、こうしたお店を巡回しながらきちんと正規の買い方で安くて使えるマスクを購入することをおすすめします。

ただ、ヨーロッパではマスクを付けて外に出ているというのは、インフルエンザをはじめとする感染症にかかっている人という風に見られるので、マスクを予防のために付けるということの効果についても疑問が持たれているところもあります。もし出掛けた先のどこでもマスクが購入できなかったとしても、別の対策グッズを購入して新型肺炎に備えるのもいいと思います。

まず、私の場合マスクより効果があるかもと思ったのは、本来外で花粉を付けないように工夫されている税抜100円の「花粉メガネ」です。写真で見た通り、フレームが厚くなっていて顔にフィットすることで直接花粉が目の粘膜から入りにくくなっています。もちろん、新型肺炎のコロナウィルスはマスクをしていてもその小さな穴を抜けて入ってくるほど小さいので、直接保菌者から飛沫を飛ばされた場合はマスクをしていても絶対ということはありません。そんな中で、一番の自分でできる予防方法は「徹底的な手洗い」と「菌が付いているかも知れない手で体の粘膜を触らない(口・鼻・目)」ということです。

手洗いについては特に食事の前に念入りに行なって、口から原因菌が入らないようにするようにする事で感染症の発生を抑える効果が期待できるでしょう。ただ、原因菌が体に入る可能性は他にもあって、それは個人的な行動に関係するのですが、私の場合などはわかっていてもつい手を洗っていない状態で顔や目の近くに手が行ってしまう事があります。さすがに鼻はほじらないですが(^^;)、最近は黄砂や花粉が飛ぶような日には目の回りが気になってつい手で直接触れてしまうということもあります。ちなみに、私自身は花粉症の症状は出ていませんが、やはり花粉が多い時にはそうでない時との差に気付く感じですね。

この花粉メガネをしていれば、そうした目への違和感を感じることを防ぐことができ、目の回りを触るかわりにメガネのフレームに触って周辺の違和感を解消することもできます。その際、直接自分の手が顔に触れることはないので、その点でも安全です。

最後にもう一つ、外出時にどうしても手が洗えないような状況に備えるためのアルコール消毒ができるグッズを探していて、写真の「アルコール消毒綿」(税抜100円)を見付けました。モノは4センチ四方のサイズの綿にエタノールが主成分の薬液が付いているもので、14包あります。体の粘膜や傷の部分に使うことはできませんが、手洗いもできず、さらに液体のアルコールも近くに見付からない場合に使うことができます。さらに、液体のアルコールと違い、スマホなどの物を拭くことで普段使いの中でよく触れるため、様々な菌がついているかも知れない物をアルコール消毒できるというメリットも有るのではないかと思います。

このように、マスクがなくても意外と感染症予防に有効なグッズが100円ショップを改めて見直せば色々あるので、今回紹介したダイソーでないお店でも同様の商品が置いてあるかも知れません。色々探して自分的に使えそうなグッズを発見してみるのもいいのではないでしょうか。


災害避難に電動自転車という選択

ここのところめっきり寒くなってきましたが、太平洋側に属する私の住んでいるところは雨かほとんど降らず、これから空気が乾く季節に突入します。そんな中、今年一年の様々な事を振り返ると、台風が日本中で大きな被害をもたらしたことはまだ記憶に新しいのではないかと思います。

今年はたまたま静岡県では大きな台風による被害はなかったように思えますが、静岡県の特産物であるみかんの雹による被害が甚大で、例年だと事前に収穫して一定の時期貯蔵することによって甘みが増えることで人気のある「青島みかん」のうち、静岡県内のみかんの最大ブランド「三ヶ日青島みかん」の流通量が落ちているという話が聞こえてきました。台風の進路は予測できるとは言え、どこでどんな雨が降り、風が吹き雹が降るかということまではわかりません。今年はそんなわけでおいしいみかんがいただけずに残念ではありますが、来年以降の事を考えても、もし自分の住んでいるところに大雨が降ってきたらどうするのかという事を考えるために、地元の自治体が開いている水害対策の様子を展示する施設に行ってきました。

過去に私の住む静岡市でも大きな水害はありましたが、一番ひどかったと言われているのが1974年の七夕の日に降った雨による被害で、その時は台風が接近していたものの直接の被害ではなく、台風によって刺激された前線による長く強い雨がたまたま静岡市を襲い、堤防が決壊して一部の地域が水びたしになりました。ちょうど今年の長野県千曲市の被害に似ているような感じです。

川は急にあふれるのではなく、増水する状況は今ではテレビのデータ放送で見ることができます。基本的には自宅の近くを流れている川かあふれたら水はどのように流れてくるのか、地形そのものが関わってきますが、その点については地方自治体が作ったハザードマップで確認し、高い所に逃げるというのが基本です。地元にある施設では、何と担当の職員の方がマンツーマンで説明してくれまして、改めて情報を早めに入れて、逃げる時の判断の大切さを思い知りました。

ただ、台風や大雨の場合は情報を把握することで何とか避難することはできるものの、私たちが生きていく上でもう一つの備えなければならない災害についても言及しなければなりません。実際には起きて欲しくないですが、南海トラフを震源とする大きな地震に対する避難です。

大きな地震の直後には海の近くにいた場合、果たしてどのくらい大きな津波が来るかということを漠然と考えておくことが必要だと思います。近くに山などの高台があればそこへ一目散に逃げることになると思いますが、そうした高い土地がなく延々と平野が続くような場合、建物に入って垂直に避難するとして、果たしてどのくらいの高さまで上がれはいいのかということを考えないと、十分高いと思われた建物の屋上に逃げた人がさらに高い津波に飲まれてしまうということにもなりかねません。

ちなみに、内閣府が出した南海トラフ地震における静岡市の海岸線の一部では最大13メートルという予測になっていて、今回お邪魔した施設の高さは約9メートルということだったので、その場にいた場合に地震が起こったら、施設にとどまらずに少なくとも標高が津波の高さより高いところに逃げる必要があります。

その場合、地震直後に車を使っての避難というのは渋滞に巻き込まれたら進めなくなり、大切な道路の通行を妨げてしまうため、できれば車は使いたくないところです。さらに、一人で避難できるなら原付やバイクでの避難も有効でしょうが、家族が多い場合そうもいかないでしょう。

車が使えず、バイクで一人逃げられないような場合の事を考えると、やはり歩きより早く移動できる自転車でということになりますが、自転車だと高台に避難する場合には自力で登れないと歩いて登るよりも遅くなり、結果的に逃げ遅れてしまう可能性もありますので、やはり急な坂でも楽に登ることができる電動自転車を日常的に使い、常に充電しておくことの大事さというものを改めて感じます。ただ、やみくもに走り回るのではまずいので、事前に複数の避難経路を考え、実際に走って無理なくたどり着けるのか、さらに自宅からどのくらいの時間で避難場所にたどり着けるのかということをチェックしておくことも大事だと思います。

もちろん、高台がない場合はある程度の高さのあるビルやショッピングセンター、地域で用意されている避難タワーという人工物になると思いますが、避難した後の天候の変化ということもありますので、晴れていても雨具の類については常に自転車に装備しておくことも大事だと思います。季節的にはしばらくは大雨はないと思いますが、そんな時だからこそ、次の梅雨の長雨や台風シーズンを含めた様々な災害対策について考えておきましょう。


古いSIMフリースマホの問題点を改めて知る

昨日の12月1日は地域での大規模な防災訓練があり、自宅にある緊急警報対応のラジオが訓練の地震と大津波警報を知らせてくれました。それと同時にドコモ契約のガラケーから緊急速報がけたたましい音とともに配信されたのですが、先日購入したばかりのP30 liteからも同様の緊急速報が配信されたのを確認しました。

ちなみに、私が所持しているスマホの中には古いバージョンのAndroidの入っているSIMフリースマホ(タブレット)が多く、緊急速報を外で知るのにはドコモのガラケーだけが頼りだったのですが、今回改めてSIMフリーでの受信を確認したことで、今後ガラケーとスマホの2台持ちからスマホへの一本化が利用できるような状況になった時に背中を押してくれるようなことにもなったかと思います。

というわけで今まであまり気にしていなかったのですが、緊急速報を受信できるものとできないものの差とは何なのかということが気になり調べてみました。すると、Android搭載のSIMフリースマホでは大手キャリア3社がAndroid 8.1向け(公式資料では Android™ 8.1.0_r9 以上が対象)に共通受信仕様を策定したということがわかったのです。

P30 liteはAndroid9ベースのEMUI 9.0が入っていて、最近の報道ではAndroid10へのアップグレードの時期は2020年3月とされています。一時期はアメリカ政府からのファーウェイへの制裁のおかげで日本での販売すら危ぶまれていた機種がこのような事になるわけですからわからないものです。

今まで持っていたSIMフリーの端末はAndroid5とか6くらいのバージョンのものを中古を含めて使っていたのですが、日常的な使い勝手はそこまで変わらないとは言いつつも、やはりAndroidのバージョンによって大事な機能が使えないというのは問題です。緊急速報を鳴らせないSIMフリースマホのバージョンを使っている方は、大手キャリア以外のところから提供されている緊急速報を伝えるアプリを入れておけば同じように利用できるものの、かなり防災に関する危機管理能力が高い人でないと、そこまでの準備はできない方が多いのではないでしょうか。

普通の生活の中で常に人のいる所で生活している人はあまり考えなくてもいいのかも知れませんが、旅先でラジオの代わりに配信されてきた音楽をずっと聞きながらドライブしているような状況では、もし走行中の地域で何らかの緊急警報が発せられたとしても、道路掲示板のようなものでしか異変を知ることができなくなってしまいます。

今回はたまたま訓練ということで、緊急警報が鳴るときに新しく購入したP30 liteの動作確認ができたことが一番の防災対策だったのではないかと思います。改めて皆さんがお持ちのSIMフリースマホのOSバージョンを確認してみることをおすすめさせていただきます。