防災対策と車中泊」カテゴリーアーカイブ

スマホを買い替えて他社とMVNOを利用しはじめた方には確認して欲しい緊急警報メール受信の如何

2023年の台風2号の被害が心配された沖縄県(主に本島)では台風通過とともにその影響は小さくなっているのではないかと思いますが、台風は直撃しないものの台風の動きによって連続した雨が降りやすくなっている国内の地域についてはまだまだ雨や風の影響は出てくると思うので、十分に警戒して下さい。外に出られる場合には十分配慮の上、危険を感じたら中止するくらいの気持ちでいた方が良いのではないかと思います。

先月に新しいスマホをメインにしての運用および、今まで使っていたスマホにも新しいMVNOのSIMカードを入れ替えたので、一つの事が心配でした。それが「いざという時にスマホの緊急警報メールは鳴るのか?」という事でした。
昨日は、台風の影響で私の住む地域でも長時間に渡って大雨が降り、私の住んでいる地区は大丈夫だったのですが、同じ地域の中においてかなり高めの避難勧告が出たりしていたので、家中のスマホがけたたましく鳴り、緊急情報を自動受信し、地元のコミュニティFM局からの地域情報を流してくれる防災ラジオもかなり鳴りました。

母親のスマホを含め、3台のスマホで緊急通報メールを受信するのが初めてになったため、今後もアラートを鳴らしますか? という表示も出ました。先日このブログて書いた「Jアラート」とはどう違うのかわかりませんが、Jアラートの場合にはそんな形での告知はありませんでしたから、Jアラートが鳴ってももしかしたら緊急警報メールが鳴らないというような事も起こるかも知れません。今後の雨や地震などでもきちんと鳴ることがわかった上で、やはりうるさいと感じてもテレビを付けていない時なども普通にありますし、そのままアラートを鳴らす設定にしました。合わせて、今回の一連の経験でJアラートを含む緊急警報メールを全てのスマホで受け取ることができることを確認できたことは、まだ自宅周辺の状況は予断を許さないところはあるのですが、しばらくはスマホを枕元に置いて寝ることも仕方がないのかなと思っています。

ちなみに、ネットで色々見ていたら、ネットの口コミの掲示板において、楽天Hand 5Gにpovo2.0のeSIMを入れている人が緊急警報メールが鳴らないという話が出ていました。その掲示板ではpovoのチャットでその件について聞いた人がいて、一応povo2.0では楽天Hand 5Gの利用については確認しているということで、緊急警報メールが使えないことはないという回答が掲載されていましたが、こうした情報というのは実際に起こってみないとわからない部分はあります。

私の場合は楽天Hand 5Gには楽天回線とLINEMOのeSIMを入れていて、SMSは両方受信できるようにしていますが、問題なく緊急警報メールは受信できています。今回の台風の影響では国内でもかなり広い地域で緊急警報メールが入ると思いますので、直近で回線やスマホを変えた方については、きちんと緊急警報メールが入るかの確認をしてみましょう。外が滝のような雨なのに何もスマホが鳴らないような場合には、スマホの動作および回線との関係をきちんと調べてみることが大切ではないかと思います。こうした場合には情報の有無によって命にも影響が出る可能性がありますので、心配になった場合には契約している回線を提供している通信業者の方にお伺いを立ててみましょう。


ポータブルテレビは車中泊に使うよりも自宅での停電対策に使う方が良いのでは?

車中泊について、ネットではさまざまなニュースと言うか、車中泊について書かれたネット上の記事やブログがリンクされて、私の目の届くところにも届いています。そうした記事の中で、主にキャンピングカーでテレビを後付けするよりも、ポータブルテレビを設置した方が取付工事も不要で簡単に車内でテレビを見られるということで、おすすめのポータブルテレビを紹介するものがありました。

こうした記事というのは、一部正しくもあるのですが、車中泊のためにキャンピングカーを利用するということになると、街の中で泊まることはまずないわけで、トイレやキッチンを完備したキャンピングカーであれば、人が行かないような場所に行ったり山の中の道を進むようなこともあるのですが、そんな時も車の中にポータブルテレビを入れて満足に見られるのでありましょうか。

地デジであれば、地域またぎをすればその場をサービスエリアにしている放送局に移動の都度変えなければなりませんし、移動中も安定して見るには車載アンテナでは不安定になる事は普通にあります。さらに、山の中に入っていくと、その場所で生活していて、きちんと自宅でアンテナを立てている人でもうまく見ることのできない難視聴地域というものはどうしても出てきてしまいます。キャンピングカーで移動した先では人も住んでいないところもあれば、ポータブルテレビの貧弱なアンテナでは、うまく映らない可能性もあります。

日本全国で安定してテレビを見るためには、全国で同じ設備があれば受信可能なBS/CSであれば鮮明な画像を移動中の車内からも見るようにはできます。観光バスなどではBSのアンテナに繋いだテレビを見せるような事をしているところもありますが、車載用のBSアンテナというのは、車が移動するに従って動き、常に南東の方向に向くような高度な技術を持ったもので、その価格や設置費用を考えると私としてはとてもおすすめできません。

かといってポータブルテレビでは、移動中や宿泊先で全く見られない可能性もあります。ポータブルテレビを車中泊でという選択は、私としてはそういう理由でちょっとどうかと思いますが、自宅の災害対策という意味では悪い選択ではないと思います。というのも、自宅が落雷や大雨、地震などの自然災害によって長く停電した場合、本体内蔵の電池やモバイルバッテリー、ポータブル電源などを接続すれば使えるポータブルテレビは、それ自体は貧弱なアンテナでも、自宅で送信所が見えるような場所で固定して使うことによりその真価を発揮できると思うからです。もし購入するなら、外部アンテナ端子のあるものを選ぶのが良いでしょう。

私の場合は、いざという時のためにまだスマホやタブレットにTVチューナーが内蔵されていた頃のタブレットを一台用意しています。そのタブレットにはロッドアンテナの他、充電台には外部アンテナ端子があるので、自宅のアンテナをそのまま利用していざという時にはモバイルバッテリーで給電をしながら地デジ放送を安定して見続けることができます。ただ、車でお出掛けする時にはこのセットを持っていくことなく移動中や山の中でもテレビを見たい時に見ることができるような用意はしています。

といっても必要なものは、1Mbps以上で通信が可能なモバイル回線とスマホ(大きな画面で見たい場合はタブレット)を用意するだけです。ハード的なテレビチューナーなどの用意が全く無くても、アプリ「NHK+」「Abema TV」「TVer」のようなテレビ放送を再配信および同時配信(TVerは夜のゴールデンタイムのみ)できるアプリを使えば、テレビの電波を受信せずともテレビ放送をインターネット経由で見ることができます。テレビ放送の場合はトンネル内は全く電波が届きませんが、携帯電波の場合はトンネル内も通じるようになっている場合も多く、インターネットを利用してテレビ放送を見る方がはるかに安定し、さらに長時間見ていても受信エリアを気にせずに見続けることができます。

地デジだけでなくBS/CSまで見たい場合には、自宅に設置したテレビチューナーとスマホを外から繋ぎ、ネット回線を使って自宅で見ているチャンネル(その場合は地デジは自宅と同じチャンネルになります)を全てモバイル回線経由で見ることも可能ですが、その場合には自宅に専用チューナーを置く必要があるものの、専用チューナーは単なるチューナーで消費電力も大型テレビと比べれば少ないので、ACコンセントのあるポータブル電源で動かし、モバイルバッテリーでも利用可能なモバイルモニターを接続すれば停電時でも十分に実用になります。そうなると私の場合は、停電が限定的であればポータブルテレビすら使う必要は無くなります。

元々外付けテレビチューナーとモバイルモニターのセットは、電気料金値上げ対策で、大型テレビよりも消費電力の少ないセットを構築する中で揃えたものですが(実際、わが家の消費電力はかなり変わり、電気代削減に貢献しています)、私にとっては自宅内だけでなく出先でも移動中でもそれなりに安定してテレビを見られるようにできるセットとなりました。

そんなわけで、私は車中泊用にポータブルテレビを設置することについては消極的です。というか、実際にワンセグがガラケーに付いていた頃に車内でテレビを見ようとしてストレスになったことが今の考えの基本としてあるので、何もキャンピングカーではなく、車中泊用の車の中でテレビを見たいと考えている方は、本当にポータブルテレビで宿泊場所でテレビが見られるのかをよく考えてからポータブルテレビの購入を決められると良いと思います。


やはり一本あると便利だと思う少容量の真空断熱ボトルの持ち歩き方

毎日持ち歩くものは方にかける小さめのショルダーバッグにまとめています。個人的にはついついカバンの中味をパンパンに詰めてしまいがちになるのですが、大きく重い荷物は動くことにも影響を与えるようでは意味がないので、持ちたいと思いながら中味はある程度余裕を持ってということを心掛けてきたのですが、今回ついに持ち物を増やしてしまいました。

というのも、昨日買い物に近くのショッピングセンターへ行ったのですが、中が乾燥していたのか喉がカラカラになり、ちょっと喉を湿らせたいと思ったのですが、ショッピングセンター内で喉を潤すには缶やペットボトルの購入ということになってしまいます。その時にはちょっとしたお出掛けだからとマイボトルを持ってくるのを忘れてしまったのですが、あることに気付き、いったん車の方に戻って缶飲料もペットボトルも買わずに水を手に入れることができました。

以前このブログでも書いたことがありましたが、全国に出店している「無印良品」のお店では、店舗ごとに浄水器を通した水を、マイボトルを持参すればマイボトルの中に入れて持ち出すことができるのです。たまたま車の中に200mlの真空断熱ボトルを入れておいたのを思い出し、車からボトルを持って改めて無印良品の店舗へ行き、給水することができました。

ちなみに、無印良品では「水」というアプリを提供していまして、現在地から給水器のある無印良品の店舗を検索して探すことができるようになっています。さらに、こうした無印良品の取り組みは店内で缶飲料も売っていながら、社会全体でのペットボトルの消費を抑制するために、水を汲んだ時にその容量をカウントできるようになっていて、結果的に自分が無印良品の給水器を使ったことでペットボトルをどのくらい節約できたかを知ることができるようになっています。店内では様々なボトルを販売していますが、全く関係のない他社のボトルを持ち込んでも問題なく給水はできるようになっています。

私が最初にこの事について書いた時には、まだ一部の店舗でしか給水器を置いていませんでしたが、最近改めて「水」アプリを開いて自宅からの無印良品の店舗について調べてみたところ、市内の店舗全てに給水器が置かれていることがわかりました。

これから日常的な水分補給が大切になる時期を迎え、無印良品のようにちょっとしたことで立ち寄ることのできる給水スポットがあるなら、日常的に小さめで良いので真空断熱ボトルを持ち歩いても良いのではないか? と思ったのです。

というわけで、ショルダーバックの外側に少容量の真空断熱ボトルを入れることのできるケースを吊り下げて、あまり意識することなく容器を持ち運ぶことにしたのです。ボトルはいっとき流行った120~150mlというごくごく少容量のものですが、口がカラカラになった場合に使うものであればそれだけの容量で十分ですし、普段は飲み物を入れずにそのまま持ち歩き、外で水が汲める状態になったら使う事にすれば、それほど気にせずにボトル容器を持ち運ぶことができます。

これは地元だけでなく旅行に出た際も、無印良品であれば全国どこにもあるので、移動中に給水して移動中の水分補給に気軽に活用できるような気がします。ただ、これ以上持ち物は増やしたくないので、他に何かバッグに入れたいと思った時には、いったん中に入れたもののあまり使っていないものを出すようにして、中味に余裕を持たせていこうと思っています。


大雨など厚い雲による受信環境の悪化があるテレビのBS・CS放送についてその対策を考える

2023年のGWの最後は、雨の天気になりました。単なる雨ではなくかなり強く降ったこともあり、特に北陸地方の方々は地震の後でもあり、常に天気や災害に対する情報を必要としたことだろうと思います。

こちらでは午前中からMLBのロサンゼルス・エンゼルス対テキサス・レンジャーズの試合をBS(NHKBS1)で観ていたのですが、やはりというか大気の状態が悪く、南東の方向に厚い雲が出現した際には放送が途切れる現象に遭遇しました。

以前からわかっている事とは言え、やはり自宅周辺の天候によって全く放送が見られなくなるだけでなく、予約録画も失敗するような不確定要素があるというのは、衛星利用の問題だと思います。

翻って考えてみると、今後地上にある携帯電話用の基地局の代わりに衛星からの電波をスマホで直接受けて通信を行なう衛星回線の利用について、天候の影響はどのくらいあるのかということも気になります。現在日本でも利用可能な「スターリンク」でも天候の影響でスピードが遅くなることがあるようです。今はもう終わった技術ですがADSLも雨の日などは遅くなったそうですし、携帯電話の電波も同じ傾向があり、以前固定回線の代わりに使っていた楽天モバイル回線も雨の時には速度低下していました。

現在は光回線にしたことで、昨日のBS放送が中断した時にスピードテストを行ないましたが、天候の影響を受けることはありませんでしたので、通信インフラが動作している状況の中では光回線を引いている場合はNHK+やABEMAのようなインターネットの同時配信をうまく活用してネットを使った情報収集をする方法を併用することを考えておくといいでしょう。

また、私はすでにBSアンテナを設置したことで利用はしていませんが、多くの光回線の場合には月800円ほどの負担をすることによって、ネット配信という形でBS・CS放送を見ることができるサービスがあります(NTTのフレッツ光系のサービス)。自宅付近ではそこまで天候の影響による放送が見られなくなるような事はそこまではないので、あえて契約はしていませんが、台風が頻繁に上陸するような地域では、基本的にBSアンテナを使っていても、放送のバックアップ用にネット上からテレビ放送を見られるようにしておく対策も十分に有りだと思います。

残念なのは、地上波についても技術的には同時配信(基本的には東京で見られるNHKおよび民放)は可能だと思うのですが、せめてテレビ送信施設が利用不可能になった場合には地上波放送についてもネット配信を行なえるような形にして料金が変わらないなら、個人的には加入するのも有りかなとも思うのですが、この辺も台風の多い地域に対しては積極的にサービスの範囲を広げるところもあっても良いのにと思えるのですが。


お出掛け中の罹災が心配される石川県能登地方で発生した地震の状況とその場で心掛けたいこと

昨日の午後、GWの際中としては大きな地震が石川県能登地方で発生しました。最初の地震が起きた時には自宅にいて、テレビは付けていなかったのですが、スマホの画面で私の住む静岡県に関しても発生する可能性がある緊急地震速報が入ったので、すぐテレビを付けたところ、予想される震源域が北陸地方ということで、真っ先に観光地である珠洲市や輪島市の様子が気になりました。

今回の地震でびっくりしたのは、最初の速報から程なくして改めて能登中心に緊急地震速報が出たことで、その時の揺れは一回目より大きくはなかったものの、過去には後から起こった地震の方が規模が大きかった熊本地震のような事例があるため、現時点(この文章を書いているのは5日の午後4時前)でも大きな地震への対策はしっかりして、地震活動の推移を見守るべきだろうと思います。

地元の方々にとっては一部倒壊した家屋もあるという情報もあるので、被害への対応などをする必要が出てくるのではないかと思っていますが、今回の地震が起こった時期は何せ多くの観光客が能登地方を訪れている可能性があるので、今回はとりあえず、私たちが旅行先で地震に遭遇した場合、どうしたら良いのかということについて考えてみようと思います。

観光で訪れている人にとっては、不慣れな地域であるということはあると思います。できるだけ早く自宅に帰りたいという風に考えるのはもっともでしょう。今回の地震では、直後にはJRなどの鉄道は正常に動いているという報道があった後、新幹線(金沢~長野)や周辺の在来線が運転とりやめになりました。幸い今回の地震ではすぐにどちらも運転を再開できましたが、もし自分が金沢駅にいて東京方面に戻る予定だった場合には、不通の情報が出る前に電車に乗ってしまうような素早い判断をした方が良い場合もあります。そのためには適確な情報を収集することが大事ですが、そのために使って欲しいのが、スマホを利用した「複数メディア」の情報を得ることです。

災害発生時にスマホのニュースから情報を得るということは誰もが行なうことだと思いますが、スマホの利用はウェブから入ってくる情報だけではありません。アプリの「radiko」を使うと、現在位置でサービスをしている民放ラジオ局の放送をリアルタイムで聴くことができますので、イヤホンをスマホにつないで、まずはラジオからの情報を聞き続けるようにしましょう。もしメモ用紙があれば、ラジオ放送内で自分に関係ある交通情報の最新情報をチェックすることができます。

それとは別に、ウェブのニュースサイトだけではなく、鉄道の経路検索アプリの中には、路線の不通情報がとりまとめられている場合が多いです。ラジオとどちらが早いかというのは状況によって変わってくるとは思いますが、経路アプリの中にはユーザーの口コミをそのまま掲載している場合もあるので、駅の掲示板の情報などはそうした口コミ情報やTwitterの方が情報が早い場合があるので、常に複数のチャンネルにアンテナを張って、その内容をチェックすることで、その後自分がどう動けば良いのかということがわかってくるのではないかと思います。

車での移動の場合も、今回は高速道路に大きな被害は今のところ見付かってはいませんが、これは震源地がどこかということにも関わってきます。もし震源地が車で帰宅する際の経路にかかっているような場合は、念のためその地域を外して、多少遠回りになっても帰ることができるルートを見つける必要がありますし、さらに車の場合は電車のように簡単に不通にならない代わりに、危険な道であることが天候によって変わってくるような場合もあります。

車で帰る場合には、地震情報だけでなく天気予報もしっかり入手して、車で移動する途中で孤立してしまわないようにルートを決めることも安全に帰るためには大切になります。ルートがあるからといって、決して旧道の峠を使うようなことはしない方が良いと思います。その際のカーナビの経路検索結果については十分疑って、もし高速道が通行止めになったような場合には、食料などをあらかじめ買っておきつつ、最悪車中泊をしながら道路開通を待った方が良い場合もあります。どちらにしても、自分だけがスイスイと帰ることのできる抜け道というのはないと考えた方が良いでしょう。ただそれでも、積極的な情報収集につとめ、他の人のまだ知らない情報を利用すれば、本格的に人が押し寄せる前に行動を起こすことはできます。今回の地震についてもその状況を見ながら慎重に行動し、無事に帰ることができるようお祈りしております。


ダイソーの「コーヒードリップポット」で湯沸かしをしたい場合のフタを何とかする

先日ダイソーへ行ったら、どのお店にも550円という低価格で買えてしまう「コーヒードリップポット」は品切れになっていました。同じサイズ感(350ml?)のものがニトリでは倍以上の価格になっていますし、最近はずっとこのポットを使っていますが不具合を感じたこともなく、十分使えると感じるものが安く買えたと思うので、その人気というのもうなずけます。

一つ思ったのが、比較的しっかりしたステンレス製なので、一人分のコーヒーを淹れる場合にこのドリップポットを直接火に掛けられるか? ということでした。もちろん利用は自己責任になりますが、最近セリアの「蚊取り線香スタンド」を使ってのチタンカップによる湯沸かし実験をしている身からすると、それほど強くなく中央に固まるような火の出方を蚊取り線香スタンドの中に燃料用アルコールを入れて点火するとしてくれ、さらには周辺に火が回らないので、そこまでハンドルが熱くならないというメリットを生かせそうだと思ったのです(我慢すれば直接手で持てるが過信は禁物です)。

というわけで、普段はsnowpeakのチタンシングルマグ450を使っているところ、この「コーヒードリップポット」をケトル代わりにして、一人用のコーヒーを飲む場合なら、直接コーヒーを淹れられるように使ってみるのもありかも? と思ったわけです。

「蚊取り線香スタンド」を使用した必要最少限まで絞ったアルコールストーブセットの概要については改めて紹介することにして、今回は「コーヒードリップポット」をケトルにするための「フタ」をどうにかすることと、一杯分のコーヒーを淹れるためのドリップをどうするかというところまで考えることにします。

ご承知の通り、少ない熱量しか出ないアルコールストーブを効率的に使うためには、様々な工夫が必要です。それは外からの風を抑える風防だったり、熱を逃さないための囲いだったりするわけですが、熱気が上部から逃げるのを防ぐためにはケトルには普通にある「フタ」をきちんと閉めるということが大事です。

ちなみに、コーヒードリップポットの口径は約7センチでした。ということですぐに連想したのが、100円ショップのセリアで主に売っているステンレスの小皿のうち一番小さい口径7.5センチのものでした。凹んだ方を下にして上に乗せると、見事に隙間なくはめることができました。

 

ただ、このままだと沸騰した際に手でフタを開けることはできません。何かしらの取手が必要になるのですが、この解決方法は簡単でした。ちょうどお皿の平らな部分に収まるような直径5センチの吸盤のセット(こちらはダイソーで購入したもの・ポットの右側にあります)を付けると、まさに普通の鍋のフタのように熱い部分を触らずに済むようになるのです。

 

このようにセットしてみると、全て100円ショップで揃えたとは思えないくらいにはまっているように感じます。蚊取り線香スタンドをそのまま利用したアルコールストーブに5~6mlくらい燃料を入れて8分ぐらい燃え尽きるまで火にかけると、沸騰までは行かないもののコーヒーを淹れるのに最適な温度くらいまでのお湯を作ることができます(今の時期の水温が20℃くらいからスタートする場合)。ガスバーナーを利用する場合には本体の底面積が小さいため、バナーパッドの利用を推奨します。これも最近は100円ショップに置いてあるお店があるので、気を付けて探してみるとさらに応用範囲が広がるでしょう。

 

そして、現在ドリップに使っている「ハイブリッド茶こし」を直接飲むカップにセットできるように、カップも新しくしました。実はこちらもダイソーで購入した「真空2重ステンレスタンブラー(コンビニアイスコーヒーカップ対応)370ml」が絶妙なのです。ちなみに、写真の茶こしは以下のリンクで紹介されているものです。

容量的にはコーヒー一杯は200mlくらいなのでもっと容量が少なくても大丈夫なのですが、今後は牛乳を足してカフェオレも楽しみたいと思っているので、これだけ余裕があれば十分ですし、茶こしを付けても茶こしの底が水面に付く心配をせずにドリップできます。さらに真空2重構造なので熱を逃さないので、外で飲むには十分な保温性能を持っています。

コンビニのアイスコーヒーカップが入るサイズになっているので、このカップだけ持って出ても結露せず冷たさをキープできるのですが、それだけに使うには勿体ないと私は感じます。さらにこのカップは、スタッキングも可能なので、複数持ってもかさばらないという特徴も合わせ持っています。ダイソーのキャンプコーナーには最初からスタッキングに特化したステンレスカップもありますが、応用範囲の広さから考えると、こちらのタンブラーを常用した方が結果が良いような気がします。

これで、一人分のコーヒーを淹れる場合には、ドリップケトルと茶こし、ステンレスタンブラーだけを用意すれば、後は粉コーヒーを出先で入手すれば、これでコーヒーが淹れられ、飲み終わった後も主に茶こしからコーヒーを捨てて、茶こしとタンブラーを軽く水で流すだけでも十分なので、後片付けのしやすさという点でもおすすめの組み合わせではないかと思います。

さすがにコーヒーミル(豆から粉をひく場合)は100円ショップでないものを用意した方が良いと思いますが、それ以外はほとんど100円ショップに売っているもので揃ってしまうとは良い時代になったものです。今回紹介したセットは室内だけではなく外出先でも大変に実力を発揮できると思いますので、一人から二人用のコーヒーセットを作りたいと思っている方は、ぜひ100円ショップを巡ってみて下さい。


USB充電によるランタンは内蔵電池がヘタれば終わりだがもう一つの考え方

現在、自分が持ち出している明かりというのは、一つ前の型のモンベルのヘッドライトを使っています。電源は今流行のUSBから充電できるリチウムイオン電池内蔵ではなく、単三電池一本で長時間使えるものです。明るさから言えばリチウムイオン電池内蔵のものに分がありますが、単三電池と言っても使いすてのアルカリ電池だけでなく、エネループのような充電池でも使えるので、電池の寿命が来て使えなくなるということはありません。モンベルのヘッドライトはかなり長く持っていますが、新しく充電した電池を入れれば、普通に使えるためそれで十分だとは思ったのですが、お気軽な使い勝手を持つUSB充電のできるライトを使ってみたいという気持ちもあったりします。

そのままUSB充電のできるコンパクトライトを買うのは簡単なのですが、実は今まで使っていなかったUSBライトがパナソニックのエネループ充電器に付いてきたのを思い出し、引っぱり出してきました。

持っている今は使わなくなったモバイルバッテリーに接続するだけで、結構な明るさ(白色)で光ることがわかり、サイズも極小であることから、常時持っているモバイルバッテリーに接続していざという時に懐中電灯代わりにしようと思ったのですが、一つ問題があることを発見してしまったのです。

普通のライトにはONとOFFを切り替えるスイッチがあるのですが、このUSBライトにはスイッチが付いていないので、ライトを付ける時につなぎ、消したい時にバッテリーから外す必要が出てきてしまったのです。これだと何かの拍子にライト部分だけ落としてしまうこともあるかも知れませんので、手元にONとOFFを切り替えることのできるスイッチが付いたUSBライトがないものかと思いつつ調べてみたところ、残念ながら私が一通り探した限りでは見付けることはできませんでした。

ただ、何か引っかかっているのを感じていました。過去に同じようなことを考えたことがあり、その際に画期的な商品を見たような気がしたので、今度は改めて丹念に調べてみたところ、USBアダプター自体にONOFFのスイッチが付いている「USBスイッチ付きコネクター」なるものが売られていることを突き止めたのです。

この商品は単にスライド式のONOFFスイッチが付いているだけのものですが、このコネクタをモバイルバッテリーにつなぎ、その先にUSBライトを付けることで、ONOFF機能の付いたライトができるというわけです。ライト自体はLEDなのでそれほど電気を使いませんから、スマホの充電には力不足と感じるような使い古しのモバイルバッテリーを接続しても良いし、高容量でなくても小さくてバッグに入れてもかさばらないようなバッテリーとセットにしても良いでしょう。

早速USBスイッチ付きコネクターを注文したので、その様子は実際に届いてからお知らせします。価格もそれほど高いものではないので、耐久性が心配にはなるものの、あくまでヘッドライトの電池が切れた時用の予備ライトとして考えています。使い勝手などもスイッチが届きましたらまとめてレポートする予定ですので、今回はその概要をお伝えしました。


実際にお店に出掛けて見付けたセリアの「蚊取り線香スタンド」はアルコールストーブになる?

私の生活の中でブログを書くということは、単に文章を書いているというよりも、毎日を以前とは違うことをして楽しもうとする中で、アイデアを具現化する場所でもあります。もし私がブログを書いていなかったら、色々なものを買ったとしてもノーマルな使い方だけで満足していたでしょうし、そこからの発展も現在のようにはなっていなかったと思います。

今回は、先日紹介した「折りたためるミニ五徳」をセリアで購入した時、ちょっと興味を持ったもののいまいち確信が持てずにいたものについての事です。折りたたんで小さな口径のカップなどを使って固型燃料とセットで使えるミニ五徳は便利なものでしたが、私自身は常に固型燃料を使っているわけではなく、主にアルコールストーブを使って楽しんでいるので、折りたたみミニ五徳とアルコールストーブをセットで使いたいと漠然と思っていました。もちろん、今まで紹介したセラミックフェルトが入ったミニアルコールストーブや、アルミ缶を加工して作ったグルーブストーブをセットに入れても良いのですが、五徳の並んでいる場所に置かれていたある物にふと興味が湧いてしまったのです。

それは、「蚊取り線香スタンド」という商品名のもので、細長い蚊取り線香や渦巻き型の蚊取り線香を折ってその中に入れることで、短い時間燃焼し、その時だけ蚊を寄せ付けない空間を作る便利グッズです。装飾の入ったものもあるのですが、何も装飾がないものにはアルコール燃料が少々入りそうだったので、この中にアルコール燃料を入れて火を付けたらどうなるか? と思ってしまったのでした。

その結果が上の写真なのですが、アルミ製の内部に入れたアルコール燃料が良い具合に燃えています。5mlくらいが安全に入れられる量なのですが、チタンカップに200mlの定温の水を入れて火にかけるとだいたい10分くらいは燃え続け、沸騰には至りませんでしたが、70℃くらいまでは温められ、ミネラルウォーターなら安心してお茶が飲めるくらいの実力を持っていることがわかりました。

実際に使えることがわかったので、もう一つ同じものを買い、さらに燃焼終了したらすぐに取り替えて使えるように小さめのトングを調達してきました。グルーブストーブでは効率を上げると大体20ml弱くらいで500mlの水を沸騰させることができましたので、きちんとした風防を付けたり室内で安全に使えるところで使用すれば、スノーピークの450mlカップと組み合わせ、カップ麺用のお湯を最少限のアルコール燃料で沸騰させることもできるのではないかと思います。アルコール燃料なら自宅に常備しているので、小さめの30mlのボトルに入れていっても、このシステムで6回ぐらいは使えることになります。

コストを考えると固型燃料よりもアルコール燃料は安く(500mlで330円で買えるので、5mlでは約3.3円?)、気軽に一人分のお湯を作るセットが作れそうです。

まさか五徳を買いに行ってアルコールストーブに流用可能なグッズがセリアで併売されているとは思いもしませんでしたし、これで炊飯なし湯沸かしだけならコンパクトメスティンよりさらにサイズを小さくできそうです。

こういうことがあるので、ネットショッピングだけではなく、実際にお店に出掛けることは大切だと思います。ただし、「蚊取り線香スタンド」のアルコールストーブ化は本来の使用方法ではない使い方になりますので、少しでも異常を感じたりした場合は改めてこのブログで紹介させていただくつもりです。


セリア「折りたためるミニ五徳」購入を機に作ってみた常にバッグの中に入れておける調理・保温セット

そろそろキャンプブームもひところの勢いは失なわれがちで、高額なギアを買ってキャンプへ行っていた方がが出品したと思われるキャンプグッズがリサイクルショップやネット上のフリマサイト、オークション上に表れるような状況になってきたのではないか? と思っています。

しかし、100円ショップのキャンプグッズのコーナーは2023年も新商品を出してきていて、定番化した商品と合わせて使えば、これは十分に利用価値があると思えるようなものもあります。ただし、100円ショップはキャンプ用品店とは違い、一度売れないとレッテルを貼られた品物についての再販はまずないと思われますし、さらにキャンプブームがしぼんでしまった場合、新たなジャンルの製品に一気に置き換わる可能性もありますので、自分で見て面白そうだと思ったら、一通り確保しておくことが大事ではないかと思います。今回はそんな100円ショップの中でもセリアがこの春に出してきた「折りたためるミニ五徳」を中心にして、毎日持ち歩いても苦にならず、もし大きな地震などが出勤してから起き、いわゆる帰宅難民になってしまっても自力で何とかできそうな究極のソロセットを作ろうと思い立ち実行しました。

これが今回発売になった「折りたためるミニ五徳」のパッケージです、平らになったところを∨字に開くことで、上にカップ類やクッカーが乗るようになっていて、本体はかなりしっかりしています。今までは小さな五徳というと、100円ショップではエスビットのポケットストーブもどきが定番で、普通の大きさだけではなく小型のメスティンに入るサイズも売っていたりして、これはこれで便利なのですが、メスティンの中にポケットストーブを入れてしまうとそれだけでいっぱいになってしまうのですが、これなら何とか他のものもメスティンの中に入れられそうです。

今回のミニ五徳を使うイメージについては、同じくセリアで売っている固形燃料用のホルダーとともに使います。このホルダーは旅館などで出てくる青い固型燃料を入れるようなサイズなのですが、私は袋状になっているピンクの固型燃料の方がどんな形にもなり青色のものより長期間の保存ができるので、こちらの方を愛用しています。今回のセットでは2つはセットの中に隙間を探して入れることができるようです。

次に、固型燃料ホルダーを反対にしてその上に、ミニタイプのキャンドルを乗せると、長時間の明かりを確保できるだけでなく、五徳の上に温かい飲み物を置けば、長時間その温かさをキープさせることができます。これは停電時の屋外でも役に立つ仕様で、いざという時のためにこのタイプのキャンドル(ダイソーではこのサイズのキャンドル15個のセットが税込110円で売っています)も同時に持っておくと、いざという時には役に立つかも知れません。

基本的に調理は固型燃料で、保温はキャンドルでということになると、五徳の上に乗せるクッカーが必要になりますが、これについては一式のケースも兼ね、さらにバッグの隅に放り込んでもじゃまにならない四角サイズのメスティンの中でも、容量が500mlと少ないダイソーで主に販売されている小型のメスティン(550円商品)を利用することにしました。ダイソーには小型・中型(普通)・大型の三種類ありますが、今回はメスティンの中にそのまま収容できる専用設計の木製まな板と中にセットし、小量の水を入れて使うと蒸し料理のできる網も同時にセットの中に入れました。折りたためるミニ五徳も、まさにあつらえたように小型メスティンの中に折りたたんだ状態で収納できます。

そうして固型燃料ホルダーにキャンドルを2つ入れ、端のところに袋に入ったカトラリー類(連結できる金属製箸とバターナイフが入っています)、そうして空いたスペースにピンクの固型燃料を押し込んで、その上から小型メスティン用の網をかぶせても、余裕を持って蓋は閉まります。

バッグに押し込むことからメスティンをこれも100円ショップで売っている小型の袋に入れ、調理をするためには欠かせない火起こしのためのライターを一緒に入れればセット完成です。トータルでも千円前後くらいで、いざという時のための非常用ソロセットの完成となりました。

この中にはありませんが、私自身は毎日水分補給のために200ml~350mlの真空断熱ボトルを持ち歩いているのですが、今回新たにそのボトルよりちょっと口径の持ち手を折りたたむことのできる大きなステンレスカップを購入し、今後はそのカップに真空断熱ボトルを差し込むような形でいっしよに持って行くことにしました。こうした用意をすると、メスティンで沸かしたお湯を真空断熱ボトルで保温しつつ、これも毎日持っていきお昼にお湯だけをもらって作るスティックコーヒーを複数個常備することで、水さえゲットできれば冬でも温かいコーヒーを作り、さらにステンレスカップに入れたコーヒーを保温しながらキャンドルで僅かながらの暖を取るようなこともできるかなと思っています。自宅までの長い道を歩いて寒さに震えながら帰るような状況に陥っても、ペットボトルの500mlのお水をゲットできれば2回分の温かいコーヒーを確保できるわけで、もしもの時に役に立つセットとしてバッグの端で出番を待つことになりそうです。


使わなくなったワイファイルーターはスイッチングハブとして再利用することに

今月末の光回線設置を待ちながら、徐々に自宅内の通信環境を整備しています。現在は楽天モバイルの回線を使ったホームルーターで自宅のインターネットを賄っているので、ホームルーターを窓際に置いているのですが、通常全てのネット接続を利用するためのWi-Fiルーターは日の当たりにくい別の部屋に置いています。そこから外からの視聴も可能なTVチューナーなどに接続しているのですが、そうなると、ホームルーターの置かれた部屋に大画面テレビなど、それ自体でもLAN経由でインターネットに繋がる機器も置いてあるので、今まではテレビにはあえて繋がないようにしていました。

今後は、家族が一緒に過ごすことが多いテレビのある部屋の方にIP電話を持って行こうと思っているので、「テレビ」「4Kチューナー」「IP電話」をできれば有線でつなぎたいと思っています。すでに窓際のホームルーターの回線をWi-Fiルーターで安定して使うために、長めのLANケーブルを部屋またぎで這わせているので、光回線が来たらWi-Fiルーターの置かれている場所にモデムを置き、そこからテレビ方面に今まで這わせてあったLANケーブルを接続する予定なのですが、その際にテレビ以外のネット接続をするためにスイッチングハブを必要とするのです。

当初、新しいものを買おうと思っていたのですが、考えてみると、少し前まで現役として使っていたものの、無線接続が不安定だったので新しいものに変えて使っていたためお蔵入りになっていたWi-Fiルーターがあったのを思い出しました。スペックを見ると有線LANについては全て1,000Mbps対応のLANポートになっているので、設定で利用形態をアクセスポイントモードにし、さらに混信を防ぐためにWi-Fiを使わない状態にすれば、わざわざスイッチングハブを購入しなくても十分に自宅で有線LANが使えるポートを増やせるとわかり、早速設定および設置をしてみました。

たまたまですが、テレビ台の下に設置していた4Kチューナーの横幅とぴったいサイズが合ったので、例えばインターネットはつながっているものの無線の調子が悪い場合など、テレビのある部屋ではパソコンを有線接続して使うこともできるようになりました。ほとんどの場合、無線で大丈夫なのですが、てっとり早くつなげる場合には、やはり有線が使えるようになっていた方が心強いですから、しばらくぶりに現役復帰ということになったわけです。

この他、現在楽天のSIMを入れているホームルーターについて、今まではサブ回線としてpovoのアクセスポイントを設定していたのですが、それに加えて、いざという時に使う頻度が増えるだろうと思われるdocomo回線のmineoのapnもついでに登録しました。

来月からは待望の夜間フリーが利用できるようになりますし(「ゆずるね。」で権利獲得から翌々月の1日から利用可)、深夜と平日お昼の時間以外は低速でも最大1.5Mbpsで使えるような形で契約しているので、光回線のトラブル対策として、つなぎ直して電源を入れればすぐにネットに繋がるような設定ができました。光回線のトラブルということで言うと、NTTのフレッツ光の回線は2023年4月3日の朝から、NTT東西の一部の地域で数時間利用できなくなり、光でんわも不通になったというニュースが有ったばかりです。自宅のIP電話はそんなトラブル時でも、ホームルーターにつなぎ直せばすぐに電話はできるようになるので(緊急通報は元々利用できないので、その場合は携帯電話から掛けることになります)、トラブルを見越して、やはりこうした用意は必要でしょう。

光回線が開通するとホームルーターはいらなくなり、すぐにネットオークションやフリマに出せばてっとり早くお金にはなるものの、いざという時に改めて新しいハードの買い直すよりも、今まで使っていたものを引っ張り出してきてすぐに使えるなら、その方が私としては良いのではないかと思います。

今回は、同時に大型テレビに付けているFire TV Stickを有線化できるケーブル・アダプターの導入も考えたのですが、これについては実際に光回線を使ってやってみて、それでも頻繁に画面が止まるなら(現在は状況によって画面が止まることがあるのです)、新しく買うのも良いかな? と思ってはいるものの、早くFire TV Stickの電源がmicroBでなくType-CのUSB端子になってくれないかなと思っているので、端子の形が変わるであろう、次世代が出るまで待ちたい気持ちもあります。

どちらにしても使いたいハードがあった場合、すぐに注文ではなく、自宅にストックしてある過去のもので代替できないかという事を考えることも大事ではないかと思います。それこそ、回り回って配送業の方々の労力を削減するには、ネット注文を必要以上に行なわないことも大切なのではないかと思います。