私がTransBook Chi T90CHI-64GSを選んだ理由の中で、かなり重要だと考えることに、旅先のどこでも充電がしやすいものという事があります。普通のノートパソコンで、普通のACアダプタを持ち歩く場合はできるだけコンパクトなものがいいと思っていますし、microUSBポートから充電ができるなら、極端な話汎用のコードやアダプタを借りたり旅先で購入するという技が使えるので、そちらの方がより望ましいわけです。そういう意味でも、きちんと本体が充電できるかというのは大きな関心事になっています。
TransBook Chi T90CHI-64GSを購入する前に仕入れた情報として気になっていたのが、車のシガーソケットに差してUSB出力のあるアダプタの中には、この端末を充電できないものが結構あるということでした。先日購入して便利に使っている5つのUSB出力があるAnkerのアダプタ「Anker 40W 5ポート USBカーチャージャー 」ではTransBook Chi T90CHI-64GSが充電できないということもわかり、何とかして車の中で走行中に充電できるアダプタを探さないとと思いながらまずは持っているアダプタを試してみることにしました。
もしかしたらAnkerのものは駄目なのかと思って、以前最大2A出力が可能なiPad用の無印アダプターがあったので、それを試してみました。2つUSB出力があって、2Aのソケットを1つのみ使う場合に2Aが出るという触れ込みです。で、期待を持って試したところ、使用中だけでなく電源を切った状態でも本体の充電用のパイロットランプは点灯しませんでした。こうなると何が正解なのかわからなくなってきます(^^;)。下手に新しいものを買ったとしても買うだけ無駄という可能性もあります。そんな中、もう一つのアダプターがしまいこんであるのに気付きました。
こちらはAnkerのアダプターですが、「18W 3.6A カーチャージャー デュアルUSBポート 」という5つ口ではなく2つのみの出力になっていて、現行品ではないPowerIQ不搭載バージョンのものです。5つ口のアダプターでも当然先に試しましたが全く充電できなかったので全く期待せずにTransBook Chi T90CHI-64GSと繋いでみたのですが、何と当り前のように充電されていました。電源を入れて使いながらの充電も、電源を切っての充電もどちらも可能でした。これで車を使って車中泊の旅をしても、走行中充電して夜に使いまくるという方法が問題なく使えることがわかってほっとしました。
ただ、現状ではこのアダプターは購入できないので、新たに車でTransBook Chi T90CHI-64GSを使いたいと思っている方にはあまり意味のない情報になってしまいました。そこで、これを書いている現在Amazonで売られてる現行機の「24W 4.8A カーチャージャー デュアルUSBポート」(PowerIQ搭載)について、改めて購入してみることにしました。充電ができないのはPowerIQが悪さをしているのかなと思いつつ、ほとんどダメ元で注文しました。試した結果が駄目でも落ち込まないようにと思っていましたが、何と利用しながらの充電も私の環境ではできてしまいました(^^)。こうなると何が正解なのか増々わからなくなってしまいましたが、新たに車内用のUSBアダプターをTransBook Chi T90CHI-64GSで使いたい場合には購入する前に使えるかどうかしっかり確認することが大切になると思います。