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「大沢温泉ホテル」が町の立ち寄り湯に 大沢温泉・依田之庄

日本全国で県またぎの移動が自粛される中、宿泊業の営業は本当に大変だと思います。GoToキャンペーンでは、いわゆる高級な宿に予約が集まったということですが、いわゆる古くから営業している老舗の宿の中には、宿の中の設備が古いままだといくら風情があると言ってもお客さんはリピートしてくれず、さらに苦しくなってしまう可能性があります。

そんな歴史の宿として、一度は泊まりたいと思っていた伊豆松崎町の「大沢温泉ホテル」が廃業したという話を伝え聞き、寂しい想いをしていたのですが、たまたま昨日ラジオで、このホテルの営業を町が引き継ぎ、新たに日帰り温泉として昨年末から営業を再開したということを知りました。

新しい名前は「大沢温泉 依田之庄」と言い、昔の名主さんが江戸時代に建てた家が残っています。依田家がずっと温泉旅館として家を守ってきたものの、継続することに限界を感じホテルとしての営業は終了したものの、この建物を有効に活用したいと町が新たな形での温泉施設として再出発ということになったようです。

古民家としても伊豆で二番目に古いというホテルの建物で休憩もできる(宿泊施設ではない模様)日帰り入浴の料金は大人700円、小学生300円、幼児無料(いずれも町外の人が利用時)ですが、今まで宿泊しなければ利用できなかった内湯と露天風呂をふらっと訪れて利用可能というのは個人的には嬉しいです。ただ、この「大沢温泉ホテル」はそのままつぶれてしまうには多くの人が惜しいと思えるだけの魅力がある温泉旅館であったから残ったとも言え、今後いつまで続くかわからない感染症による売上減少により、果たしてどれだけの旅館・ホテルが影響を受けてしまうのか、大変心配です。

その点では政府が、観光や飲食業にテコ入れをするというのもわかるのですが、今後はどこまで継続して支援がされるのかわからないので、新型コロナウィルスの影響が無くなった後、全国の観光地がかなりの様変わりをする可能性も考えずにはいられません。

こうした事は個人の力ではどうにかなるものではありませんが、今回の大沢温泉ホテルのように、営業形態を変えて存続するという道をとる方法や、大手資本を入れて改装する(リゾートホテル化)とか、長年の伝統を残す取り組みは、ここで積極的に紹介するだけでも意味のあることだと思うので、自分ではまだ行けないまでも新たな地域情報として入ってきたら、改めてここで紹介させていただければと思っています。


2021年の初詣について

2021年初は全国的に出掛ける人も少なかったと思いますが、私の住む静岡市では成人式が1月3日に市内の草薙球場で予定されていたものの、他の県内の市町村では早々と中止を決めていたのに、ぎりぎりまで開催するかどうかの判断をしていて、結局オンラインでの開催になりました。

元々成人式があると思って準備をしてきた新成人たちはそのうっぷんを晴らすためなのか、多くの新成人が着飾ってJR静岡駅北口の駅前広場に集まっていたようで、今後の状況としてその時集まった人の間で感染症にかかる人が出て来ないか心配です。また、私の住む静岡市では昨年中、クラスターが発生しても具体的にどこから出たかというのをなかなか発表してくれなかったので、もし二週間後あたりに爆発的に市内から患者が出たら、このままでは成人式のゴタゴタが原因で出たのではと疑ってしまいそうです。市民の多くが疑心暗鬼になる前に、今年はちゃんと情報を出して欲しいと思うのですが。

昨日から仕事始めになりましたが、それなりに静岡市中心部には人が出ていまして、私自身は帰りがけに夕食の買い物のみをして帰ってきましたが、駅の近くにある神社では、いつもはほとんど初詣客はいない神社なのに、結構な人が出入りしていて驚くとともに、初詣をその際に済まそうと少しは思っていたものの、素通りして帰ってきてしまいました。

2021年の初詣で一番驚いたのは、川崎大師の深夜の様子が映しだされた時です。大きな神社は大晦日の夜から元旦にかけて門を閉ざすところもありましたが、川崎大師はそういった事をせずに来る人の良識に任せたようなところがあったのだろうと思います。そうしたらかなりの数の人が初詣に訪れ、結果的にかなりの密を生む原因になってしまったように思います。

都市部では仕方ないにしても、参道が車で通れるような神社では、今年はドライブするー参詣が可能な所があれば行ったと思うのですが(^^;)、そこまでして行くのもどうかと思うので、今年の初詣は近くの神社か出先でたまたま行き合った神社かに、人がそれほどいないのを確認して詣でるようにしたいと思っています。

改めて思ったのは、今回の新型コロナウイルス感染症の告知がない頃には、まずマスクをすることをしないで人が多く集まった場所に行って年末から年始の行事を楽しんでいたように思います。今回の川崎大師でも新型コロナウイルスには感染しなくても、ノロウィルスやインフルエンザにかかる可能性もあり、今年の新型コロナウイルス以外の感染症にかかる人が減少しているのも頷けます。

静岡県は緊急事態宣言の対象にまだなっていないものの、外食するなら同じ店からテイクアウトするなど地域経済の事も考えながら、どうしても出掛けなければいけない時を除いては、お出掛けを我慢するような事も仕方ないと思っています。感染症云々の前に、外出して外の冷たい空気にあたり、体調を崩してしまうと免疫力が落ち、感染症にもかかりやすくなるわけですから、そんな事も考えて外出管理や免疫力を高める食事についても考えることにしたいものです。


地方の名店を流れのまま閉店させていいのか

新型コロナウィルスの影響は多くの飲食店を直撃していますが、長年地方の顔として営業してきた飲食店が今回の感染症の影響もあってか閉店するというのは寂しいものです。特に今の時期は全国的に「旅行」というものが自粛傾向にあるので、営業最後という話があっても現地に駆けつけることも難しく、遠方からその様子を黙って見ているしかなく、ショックも大きいのではないでしょうか。

昨日(2020年12月25日)、静岡駅の南口(新幹線改札に近い方の入口)から出てすぐのところにある食堂「おにぎりのまるしま」(昭和38年創業)が閉店し、最後の営業になりました。このお店は名前の通りおにぎりを店頭に出して販売しているのですが、店内でも食事ができるようになっており、「静岡おでん」として有名になる前からおでんを販売していました。

個人的にはかつては午前7時の早朝から営業していたので(閉店時には朝8時からに変わっていました)、電車で出掛ける前の腹ごしらえがしやすく、駅に近いことから早朝でもいったん静岡駅で降りた人がわざわざ店まで来ておにぎりやおでんをテイクアウトしていくことも結構ありました。お店のポリシーとしては、店内で飲食はできるもののお酒の類は出さなくて、この点は他の静岡おでんで有名なお店とは違っていました。

お店の並びで、これも早朝から開いていた街のパン屋さんとして同じく市民に親しまれていた「クリタパン」も少し前に閉店してしまい、早朝から静岡駅を使ってお出掛けする際にはコンビニか牛丼店の朝食にならざるを得ず、その辺は静岡ならではの朝食のメニューが減ってしまったということで、残念な気分ではあるのですが、さすがにお店を切り盛りするご夫妻も大変だし開けていても利益は減るだけだし、今回の判断も仕方がなかったのかなということですね。

改めて思うのですが、地方では観光客を呼び込むために、地方の色を出してアピールしようとします。その中で、全国を旅していてわかるのは、地方に住む人が普通に食べているものの、なかなか全国的な知名度に乏しい、いわゆるB級グルメの存在です。こうした地方発祥の食べ物というのは、大きなマーケティングの結果生まれたものではなく、あくまで地元の食材や食習慣、地方の人の味の好みなどを見ながら、地方の食堂の方々が工夫して作ってきたものです。それを広くアピールするのはいいと思うのですが、その味を作ったお店自体を長く営業できるようにフォローしていく(後継者問題を含めて)というのも、地方の活力を伸ばしていくためには必要になっていくことではないかと思います。特に「静岡おでん」というのは最近になって全国に広まってきたものなので、そうした中での老舗の一つが何の対策もないまま閉店してしまう現状というものは地元民にとっては悲しいですし、今後同じような状況になった時に何かできないかという風に考えてしまいます。

これは、静岡に限ったことではなく、今後も全国で多くの地元グルメの名店が経営危機になって閉店というような流れは止めようがありませんので、そうなると体力のある全国チェーンの外食店しか残らなくなるような事も現実に起こり得ます。この問題は時間の経過とともに顕著になっていくことが予想されますので、今のうちに「地元の味」をそれを生み出したお店とともにどう残していくかということを、地域全体で考えていくことも必要ではないかと思ってしまいます。


国内旅行の穴場を自宅から見付けるには

県境を超えての旅行について、自粛する人が多い中で私自身も例外ではなく、もし今後どこそこに行くことになったら何をして楽しもうかということを考えながらネットサーフィンをしているのですが、例えば私の住んでいる静岡市内の美味しいお味を探そうとして「静岡駅 ランチ」などと検索しても広告費をかけて上位に掲載するようなサイトの方が目立ってしまい、具体的に食べたいものがあればさらに検索ワードで絞り込めるものの、漠然とその土地で地元の人が食べているもの(決して土地の名物でないことに注意)を食べたいと思ってもなかなかネット検索ではたどり着けないような感じになってしまいます。

昨日、昼間運転しながらスマホアプリのradikoエリアフリーの仕組みを使い、適当に全国のラジオ局の中から適当な場所を選んで昼の生ワイド番組を聞いていたら、たまたまパーソナリティの方の外食談義になっていました。その土地は私が何回も行ったことのある場所でしたが、旅行で訪れる場合にはつい土地の名物ということでお店を探してしまうので、ラジオから流れてくるパーソナリティお気に入りのお店の名前を聞いても今一つピンとこなかったのですが、いわゆるB級の食事ということであえてガイドブックでは出てこず、安くて癖になるということからお昼や夜中につい行ってしまうというお店の名前が出てきたので、車を安全な所に止めて(^^;)、ラジオで言っているお店をネット検索してみました。

そこで改めて、旅行者として訪れる場合に地元の人に連れていってもらうようなお店と、日々の生活の中でその土地に馴染んでいる地元食との違いを改めて知ることになったのです。こうした情報というのはテレビの食事処紹介のような番組ではお店側に忖度することも考えられるので、その情報を信じて行ったとしてもテレビで見た以上の事はないのではないかと考えてしまうところがあります。今回の場合は、別に積極的に情報を出しているわけではなく、ラジオでの何気ないパーソナリティーのおしゃべりの中から出てきたお店の話題でしたので、確かにわざわざ旅行者が食べに行くようなお店ではないかも知れませんが、地元の人が常用するお店というのは安くておいしいのではないかという期待はありますね。

現在、GoToキャンペーンを利用しようと考えている方もいるかも知れませんが、それは個人の考え方によって使うか使わないかが変わってくるでしょう。感染症に怯えながら出掛けることは、どうしても出掛けなければ困る用事に私は限定することにして、今後は旅に出たい場所のラジオを聞きながら食事やお出掛けスポットの情報を探し、今後の旅行に備えるようなことを考えています。

私の場合で言うと、静岡から日帰りで行ける地域の外食情報について、近隣のラジオ局を連日ウォッチしながら情報を得るというのも有りのような感じがします。ラジオから流れてくる言葉があやふやな感じにしか聞こえなかった場合、ネットによる検索は最大の威力を発揮します。ラジオで聞いた複数のキーワードを入力して調べると、普通に検索しても決して出てこなかった場所が出てくる可能性もアップします。

情報を得てもすぐに行けるような状況でもなさそうなので、今後自分なりの情報収集を続け、自粛をする必要がなくなったら、その調査結果を使って思う存分旅を楽しもうと画策しているところです。


ローカルニュースで知る地元の宝物

全国を旅行する目的には色々な理由があると思いますが、車中泊の旅では時間に関係なく道のあるところならどこへでも行けるので、歴史を訪ねる旅というのも面白いものです。

私の場合は歴史小説を読んで武将に興味を抱くところから始まるのですが、歴史の教科書に載っていてもその扱いが小さい人物に憧れるというのは、学生時代にあまり歴史の勉強をしていなかった事の反動なのかも知れません。

短くて簡単に読めるものが多くあることではまってしまったのが坂口安吾の歴史小説で、彼は織田信長(「信長」)・豊臣秀吉(「狂人遺書」)・黒田官兵衛(「二流の人」)などが戦国武将について書かれた長編ですが、短編の中にも面白いものがあり、当時私がその存在を知らないで読んだのが「直江山城守」でした(恐らく青空文庫でネットから読めると思います)。

この人物は大名ではなく上杉家の家老で、豊臣方に付いた主君と運命をともにした歴史上では敗者なのですが、その人物の大きさ(安吾が書くところの)に感銘を受け、米沢にある上杉神社まで彼の甲冑を見に行ってしまったほどです。漢字の「愛」の文字は現代の「愛」という意味ではなく「愛染明王」の意だそうですが、きれいにその文字が残っていて、それを現代に伝える米沢の人達の直江山城守に対する畏敬の念を感じたものでした。

その後、この人物は思わぬところから脚光を浴びます。漫画「北斗の拳」を描いた原哲夫氏がぜひ歴史漫画を描こうとして、当時病床にいた小説家の隆慶一郎氏に前田慶次郎の自由奔放な人生を書いた小説「一夢庵風流記」の漫画家を直訴し完成したのが「花の慶次―雲のかなたに―」です。

そこで、主人公である前田慶次郎の莫逆の友として出てくるのが直江山城守なのですね。この時から隆慶一郎氏の作品に坂口安吾と同じような匂いを感じ、その後始まった同じ隆慶一郎さんの小説の漫画化「影武者徳川家康」も楽しみに読みました。

この作品の前提は関ケ原で徳川家康が討ち死にし、とっさに指揮を執った影武者を主人公にして二代将軍の徳川秀忠との抗争を描いているという、「花の慶次」と同じく敗者の側から見た歴史観の中、影武者の軍師となるのが関ケ原で討ち死にしたはずの島左近であったのです。もちろんこれは隆慶一郎さんの想像の設定に過ぎません。歴史上では島左近は関ケ原で徳川の家臣に討ち取られ、島左近の兜とされるものが長く伝わってきたといいます。

ずいぶん前置きが長くなりましたが、この伝島左近着用(確実な証拠がないため「伝」となっています)「紺絲威兜(こんいとおどしかぶと)」の特別展示が2020年9月22日まで静岡市の久能山東照宮博物館で行なわれているのです。代々徳川家家臣の家で伝えられてきた兜を現在久能山東照宮が所有していることは今回のニュースで初めて知りました。改めて歴史の勝者だけが歴史を作ってきたわけではないことを気付かせてくれた隆慶一郎さんに感謝し、機会があればその兜を見に行きたいと思っています。

もし新型コロナウィルスの事がなければ、全国の興味のある方は見に来て下さいと声を大にして言いたいところですが、現在の状況ではなかなか兜だけのために静岡に来るというのは不要不急の外出になってしまうと思いますし、宝物自体がなくなることもありません。というわけで、今回はこの事実を紹介するとともに、コロナ騒動が収まった後には、改めて島左近の兜を展示していただきたいなと思います。


直売所の人気の正体とは

車を使っての旅行に行けないながら、わずかな楽しみは県内の農産物直売所に出向くことです。直売所には様々な特徴がありますが、今回選んだのは「JA富士宮 ファーマーズマーケット う宮~な」です。なぜかというと、夏に旬を迎える「生落花生」をこの直売所では大量に売り出し、市場価格よりかなり安く購入できるからです。

落花生は塩水で茹でて、茹でたてをいただきます。個人的にはビールのおつまみには最適だと思っているのですが、人気の農産物なので、スタートから距離があるこちらには落花生購入には高いハードルがあります。

それでもこの「う宮ーな」を目的地にした理由というのは、この直売所の仕組みにあります。近くの同じような生落花生を売る直売所は、朝の9時頃に到着しても初回入荷分が売り切れたらすぐに営業終了なんてところもある中、野菜だけでなく肉や魚、さらに土地の名物である「富士宮焼きそば」をはじめとした惣菜コーナーも充実しており、お目当ての落花生がなくても多くの人が訪れます。ただ、それでは落花生を目当てにやってきたこちらとしては残念でしかないのですが、私が着いたお昼の12時以降でも新たな野菜の入荷があるということが、この直売所の特徴でもあります。

まず購入したのが、今年の全体的な野菜の高騰の中、春キャベツの取れたてを搬入してきた農家さんがいて、その方の説明を聞きながら必要な分を購入することができました。そして、他の物を購入しながら店内の様子に気を配っていたところ、その瞬間はついに訪れたのです。

というのも、会計をしようとしていたら、近くを通ったおじさんの買い物カゴの中に落花生を発見したので、ぱっとそれまで空だった落花生売り場を見たら、生産者の方がわずかではあるもののネットに入った落花生を持ってきているではありませんか(^^)。そうなるととにかく早くゲットするしかないので、内容も見ないで商品を手にし、改めて会計をして何とか目的であった生落花生を入手することに成功したのでした。

この直売所では以前も同じようにお昼前後に農家の方が落花生を持ってきてくれることがあるという事を経験上知っていたので、入店時に落花生が売り切れていても諦めないでお店にいるうちに落花生が出てくれることを祈っていたのですが、それが見事にはまったという感じです。

生産者の方としても、持っていけばすぐに売れて現金に替わるわけですから、どんどん持ってくるわけです。こうした事もあってお客さんはひっきりなしにやってくる人気の直売所としてにんちされているわけですが、逆にオープンの時には商品は揃っているものの定期的な補充がないため、お昼過ぎなど買い物に乗り遅れてしまって出掛けたところ何もないような直売所もあります。あまりガツガツと仕事をしないというところもあるのでしょうが、新鮮な食品を買いたくて来ている側としては、午後でもそれなりに買うものがそろっているようなお店の方が再び訪れたいと思うでしょう。

生落花生は今しか食べられないので、本当は県外からも多くの人に食べてもらいたいと思うところもありますが、実際は地元民だけで一気に買われてしまうというのが実情です。今後新型コロナウイルスの脅威が去った時には、ぜひ立ち寄って欲しい直売所の一つです。もし今の時期に落花生が売り切れていても、どうか諦めないで生産者の出入りをチェックしてみてください。


静岡県は県内移動も厳しそう

8月に入って例年なら夏休みにどこへ行こうかと計画を立てている頃なのですが、今年は全くそんな感じではありません。というのも恐れていた、新型コロナウイルスのクラスターがここ静岡県でも出てしまったようです。ここ数日の静岡県内の感染者は増えているのですが、その多くが浜松市と熱海市の特定のお店からの感染になってしまっているようです(その後、富士市でも飲食店内のものだと思われるクラスターが発生しました)。

浜松市の方はなぜこれだけ感染者が増えたのかというと、接待を伴う飲食店を利用した人が多く、さらにもう一店はクローズアップマジックを行なう全国展開のマジックバーから感染者が出てしまったことがあります。今回はたまたま浜松市で出ましたが、すでに他の地域でも表に出ない感染者がいるかも知れず、当然静岡県に限らずどこでも出現する危険性はあると考えるべきでしょう。ちなみに、浜松市の飲食店を利用した人が静岡市在住の友人と会ったことで、その友人の方も感染したという報告がされています。

どういった日々の活動をするかというのは個人の裁量に任されている現状であるので、どうしても感染したくない場合には友人と会うことだけでなく、不特定多数の人たちとすれ違う可能性のある外出についてもこうなっては気を付けるに越したことがないでしょう。

また、静岡県はどうしても観光をなりわいにしている人が多く、特に伊豆半島には先日の四連休には多くの観光客が来ていたようなので、今回熱海で報道されている店舗においても、県外から観光に来ている人と地元の人が接触した可能性もあります。ここまで感染者が増えていなかった状況では、伊豆半島の温泉でも行ければと思っていましたが、今後もかなりお隣の神奈川や東京から伊豆にやってくる人が多そうなので、同じ県内ではあるものの行政の方で何らかの移動制限が行なわれない限りは、まだうかつに動けないなというのが正直なところですね。

そうは言っても自宅と学校・職場の往復だけであとはずっと自宅という生活がいつまで続くかわからないというのは、それ自体がストレスの種になります。基本的には車で出掛けてできるだけ人と会わない近場に行き、食事はお弁当でも持ってリフレッシュをはかりつつ、今回の感染症の波が引くのを待つしかないかなと考えています。


楽天回線が静岡市でもスタートした模様

昨日の記事に69さんがコメントを下さり、何と静岡県の中でも私の住む静岡市で楽天回線のエリアがサービスをスタートしたことがわかりました。なぜか楽天モバイルのホームページには記載がなく、以下のエリアマップは情報を聞いた上で自分でエリアを絞り込んで見付けた2020年7月22日からのエリアマップに記載がありました。濃い赤色のところがパートナーエリアでない楽天モバイルのエリアになります。

静岡市の中でも中心部ではなく、安倍川の河口から西にある広野地区・下川原地区・用宗(もちむね)地区の一部あたりのみのサービス開始ということで、残念ながら私の居住エリアではなかったのですが、行こうと思えばすぐに行けるエリアではあるので、近いうちに実際にエリア内でのスピードと安定性を見てみたいと思います。ブログに頂いたコメントによるとだいたい20Mbpsくらいは出ているということなので、地方都市でまだまだ楽天モバイルを使っている人が少ないことを考えると、ADSLの代替には十分なりそうな感じなので、大いに期待が高まります。

ちなみに、今契約しているADSLは12Mプランなのでたぶん楽天回線より出ていないのですが、それでも日常的に使うには十分だと思っています。ただ一つだけADSLを使っていて気になるのがファイルのアップロード速度が下りより遅いので、例えば自宅のテレビをサーバー化してモバイル環境を作って日本全国で静岡県内のローカル地上波を見られるようにするには、もう少し上りの速度があればと思っていたのですが、今後静岡市中心部や静岡県内の各地域でサービスが開始されれば、固定回線の代替として使う人も出てくるのではないでしょうか。少なくとも私は固定回線と併用してみて、問題がなければ自宅では楽天回線メインで使うだろうと思います。

逆に、楽天回線を全国を移動して使おうと思っている人については、今回の静岡市のエリアを見ると決して観光地に配置されているわけではなく、恐らく送信用の設備を置かせてもらえる場所が今回のエリア内にあっただけだと思うので、地方都市においては車で移動している方以外での有効活用は難しいと思います。

そういった全国どこでも便利に使えるモバイル回線を求めるなら、昨日の繰り返しになりますが安くてバランスのいいところではUQモバイルのスマホプランRかFUJI WiFiあたりがまだ無難です。全てのインターネットを無線で完結することができれば、日本全国を旅行するようなケースだけでなく、転勤で引っ越しを何回もするような人についても、インターネット利用のための工事が必要ありませんし、引っ越しの条件として楽天モバイルのエリアを指定することで、常に安定した自宅でのネット利用を楽天回線で行なえることにもつながります。

そんなわけで、日々の楽天モバイルのエリアチェックは私にとって欠かせないものになりそうです。今年中に駅周辺で使えるようになると嬉しいのですが。


中部横断自動車道の全線開通は2021年になる模様

新型コロナウィルスの感染者が全国で出ることによって、県をまたいでの移動が自粛される中、着々と工事が進んでいた静岡県静岡市清水から山梨長野を経由して新潟まで抜ける高速道路「中部横断自動車道」ですが、ここにきて最後に残った区間の2020年中の開通が翌年に延期される旨の発表がありました。

といっても、現在でも東名・新東名の清水ジャンクションからそのまま中部横断自動車道に入り、県境をまたいで山梨県の南部IC(近くに道の駅なんぶがある)まで通っていて、工事中の区間である南部ICから下部温泉早川ICまでの未開通部分は2021年夏ごろ(ということはもしオリンピック中止にならなかったらその頃?)まで開通延期ということだそうです。

その理由としては、地盤が想定より悪く、工事の見直しが必要になったとのこと。今回の長雨でもかなりの降水量があったところでは土砂崩れの被害が頻発しているので、やはり通行の安全ということを優先しての判断となったようです。

ただ、私自身もこのニュースを聞いて、すぐに開通しても利用して県またぎの旅行をするかというと、まだうかつに動けないなあという感じがあるので、工事に関係されている方も感染症に十分気を付けて工事を進めてもらい、ある程度感染症の危険が和らいだ時くらいに開通してくれた方がいいのではないかと思います。

山の中の高速道路といえば、岐阜県の高山や下呂温泉、白川郷、郡上八幡を通る東海北陸自動車道では、今回の大雨の被害で国道が通れなくなっている箇所があるため、郡上八幡IC―飛騨清見IC―美濃加茂IC間を無料開放しており、もしもの災害時に交通網を守る役目を果たすこともあります。中部横断自動車道もかなりの山の中を通るため、もしもの時に強い道路として完成して欲しいというところは、特に地元の方からすると思うところなのではないでしょうか。

現状でもある程度状況が落ち着いてきたら、自宅から高速を乗り継いで南部ICで降り、下部温泉とは反対の方面に向かった集落の先にある「奈良田温泉」あたりでいつかゆっくりできればと思っているので、開通を急かさずに待ち、あまり急ぎ過ぎないようにしたいと思っています。

ところで、静岡県内の工事といえば、リニアモーターカーの南アルプス大井川水系のトンネル工事の問題がありますが、東京と名古屋、大阪を結ぶ大動脈の整備が大事なのか、静岡と言えばお茶というほどの大きな産業を続けるために必要な「水」の方が大事なのか、白黒付けなければならないでしょうが、もしリニアモーターカーの路線で大規模な土砂崩れが発生して立ち往生したらどうなるのかという想定はされているのか、ということも今回のニュースを聞いて気になったところです。

気になったのでJR東海のホームページを見たところ、「ブレーキの性能について」「停電時の対策」「地震への対策」「火災への対策」「避難誘導」「避難訓練」についての項目はあったものの、もし南アルプスの中のトンネルや地上部分で土砂崩れが起きたらどうするのかなど、水害対策についての対策および、人が入ることも難しい場所に停まってしまって身動きが取れなくなった場合、どうやって乗客と乗務員を助けるのか? という視点での対策は見当たりませんでした。今後、工事をやっていく中で道路は整備されるとは思うのですが、その道路が土砂崩れで通れなくなる可能性もあります。これだけ毎年同じような水災が起こってしまうと、地震ではなく長雨による土砂災害対策はあるのか? という方が個人的には心配になってしまいます。どの工事も安全に気を付け、災害に強いものを作っていただきたいですね。


今年の大道芸ワールドカップは中止に

世間ではプロ野球やサッカーのJリーグが開催されるようになり、多くのお店も開き、県境をまたいでの移動についても許容されるという風に動いているのですが、私が心配なのは、自粛期間と現在とにどんな違いがあって自粛が解除されるのかということなのですね。

はっきり言って自分自身、新型コロナウィルスにかかっていたのか(つまり、自分の中に抗体があるのか)、まだかかっていないかということすらわからない中で、騒動が起こる前と同じような生活に戻れと言われても、そう簡単には戻れないと思うのですが、今後大都市在住の人々がどう動くのかというのは地方に住む人間にとっては結構な関心事だったりします。

とりあえずは観光地がどうなるかということと、毎年イベントで多くの人々が集まるようなことがどうなるのかという事は気になっていたのですが、私の住む静岡市内で言うと、やはり一年の中で一番県外から人が来るのは11月の連休前後に開催される「大道芸ワールドカップ」ですが、今年のワールドカップの開催は中止になると今回正式な発表がありました。

私の住む静岡というのは東海道沿いにあって昔から多くの人や物が流通してきたところなのですが、いわゆる「有名なお祭り」というものがありません。これはなぜかと考えてみると、江戸時代の昔から多くの人が行き交っているので、常に江戸や京都から新しい流行が入ってくるとそれが流行る代わりにそれまであったものが廃れてしまうということが繰り返されてきたためだろうと思っています。

これは逆の立場で考えると、今でも車でしか行けないような田舎町で、国の無形文化財として伝わる行事が残っているということも関係しています。人の往来が少なく、京や江戸に行ってそこの風俗を見てきた人が当時の「流行」であるお芝居などを伝え、それが当時の風俗を今まで伝えているような事もあるわけです。当然東海道上の主要都市であった静岡市中心部では昔のお祭りやお芝居は流行った頃はあっても今には伝わってこないわけで、その上で現代の都市にいかに興味を持って来てくれるか? という事を考えた中で出てきた一つの答えが「大道芸ワールドカップ」だったわけです。

まだ大道芸が市内で浸透していなかった頃は、大道芸人の方の主な収入源である「投げ銭」をしないでタダ見していく人も少なくなかったのですが、今では様々なアーティストの芸を見るために、ちゃんと両替してから現地へ行くのが当り前になりました。そういう意味ではフェスティバル不毛の地によくぞこうした催しを定着させてくれたと嬉しくもありますが、例年170万人も訪れる事業であるだけに、新型コロナウィルスのワクチンもなく、抗体検査もされない現状では人が集中するような状況をしばらくは作らずに感染症を防ぎ、来年には開催できるように状況が変わってくれることを祈るのみです。