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カップ麺の味の再現性は格段に進化しているらしいが 実際にお店へ行くことも大切

テレビ朝日系列で放送されている「ざわつく金曜日」では定期的に全国のご当地カップ麺の紹介を兼ねた順位づけを行なっているのですが、昨日の放送では最初から番組で出てきたカップ麺をセットにして売るという「テレビショッピング」と融合したような企画になっていました。

新型コロナの関係で県をまたいでのお出掛けが難しくなっている今、地方の名産が直接出掛けずに通販で注文するという流れになっていて、それによって救われている方々も多くいることは十分にわかっているのですが、かつて実際に現地まで出向き、お店で直接いただいた味を記憶している身としては、最初の地方の味がカップ麺でいいのか? という風に、旅行自体も今後減ってきてしまうのではないかというような心配も出てきてしまうのです。

テレビで昨日紹介されたカップ麺は「新潟燕背脂ラーメン」「青森わかめとホタテラーメン」「熊本桂花ラーメン」「長崎ちゃんぽん」「札幌純連味噌ラーメン」の5つでしたが、新潟と青森は現地で食べたことはなかったのですが、熊本・長崎・札幌のお店は(長崎ちゃんぽんの場合はお店の味ではありませんが現地の有名店でいただきました)、直接お店へ行ってその味を記憶に刻み込んでいます。

個人的には、カップ麺がどの程度お店の味を再現しているのかは興味があり、機会があったらカップ麺の方も食べてみたいとは思います。ちなみに、私の知り合いにとんこつラーメンの全国チェーンである「一蘭」で働いている人がいて、最近になって一蘭がカップ麺を出したのですが、その味はかなりお店でいただける味に近いということで評価も高いようです。

そうなると、今後は全国のご当地ラーメンを実際にお店で食べるのではなく、通販を使って自宅に注文し、そこで食べることで現地で食べなくても疑似体験が済んでしまうような事も起こってくるのではないでしょうか。

逆に言うと、カップ麺のポテンシャルが上がってくると、実際のお店では少なくともカップ麺の味を超える感動を与えられるようなものを出さなくてはならないくらい、お店にはプレッシャーがかかってくるのではないかと推測します。私の事を言うと、今の外出自粛で県外へのお出掛けが難しくなってくるような状況でよく使うのが、デパートの物産展に出張して出店してくれる地元で有名なお店の品物だったりします。

最近は京都うまいもの市で、こちらに京都ラーメンの名店「新福菜館」が来てくれることが多いので、京都に行ったつもりでつゆが黒いラーメンを食べに行くことが多いのですが、もし可能ならばそうしたお店に出しているものをそのまま食べてそのおいしさに触れた後でカップ麺を購入して食べた方が、その味の再現力にうなることができるのではないかと思ったりします。

まだまだ全国の「名物」にとっては観光客の減少できびしい状況が続くものと思われます。そんな中、地方の味を多くの人に知ってもらうキーワードとして「カップ麺」があると思いますが、先にカップ麺で食べてしまった日は、ぜひ現地へ行ってその地域のお店でも食して欲しいですね。


地区への移動が難しければ「時空」をさかのぼって移動する旅をスマホで

県をまたいだ移動ができずに旅行ができない状況が続いています。ワクチン接種ができればある程度はましになるのでしょうが、現状では近所への買い物ぐらいしかできない状況の中で私の住む静岡市限定の嬉しいニュースが入ってきました。

スマホアプリの「大江戸今昔めぐり」は、江戸末期の古地図と現代の地図を重ねて表示し、今立っている場所が江戸時代にはどうなっていたのかをその場所に居ながらにして確認することができるという、歴史ファンだけではなくお散歩マニアにとってもなかなか面白いアプリです。

実は、このアプリの提供エリアは今まで東京地区だけだったのが、2021年6月21から対象エリアが増え、それが埼玉県川越市と私の住む静岡県静岡市(駿府城公園付近)であるという情報を聞きつけたのでした。全国に先んじて静岡市の古地図をアプリと連携させたというのは関係者の方々の努力の賜物で、個人的には感謝するしかないのですが、これでわざわざ遠方に旅行しなくても、しばらくは近所を散歩するだけでも、江戸時代の駿府城下をそれらしい気分で時間旅行することが可能になるということでワクワクしています。

このようなことは、ちょっと今までは想像すらできなかったことで、もし将来メガネ型のビューワーで当時の3D映像を重ね合わせるようなことができれば、本当にタイムマシンを使って江戸時代にタイムスリップするような錯覚を味わうことができるようになるかも知れません。こうした事がもし、歴史ある全国の城下町で実現できるとしたら、それなりの事前準備は必要になりますが、肌で歴史を感じる旅ができるようになるかも知れません。

もっとも、感染症の恐怖が去れば、このアプリを持って東京中を歩き回るだけでも違った東京観光ができることでしょう。今後はこのアプリを使って静岡市にやってきてくれる人も増えるかも知れませんので、私も密に気を付けながら様々なスポットを巡りながら自分の住んでいる町の歴史を再確認することができればいいなと思っています。

ただこれも、新型コロナウイルスが全国で蔓延したことで、地道な作業をやる時間ができたという面もあるわけで、まだなかなか県をまたいだ移動が難しいと感じられる地域においてはこうした動きに呼応し、全国の多くの地域で古地図とリンクした街歩きができるようになれば今後の旅の楽しみが増えるのではないかと期待しています。

・大江戸今昔めぐり
http://www.edomap.jp/index.html


地方のテレビ局はこんな時だからこそTVerを活用して地域アピールを行なってほしい

インターネットで地上波や一部の衛星放送テレビの見逃し配信を行なうサイト(スマホでは専用アプリ経由で利用可能)「TVer」を活用させていただいています。今までは主に東京や大阪のテレビ局が制作したテレビではお馴染みのお笑いタレントが多く出演するバラエティ番組を見るのが主だったのですが、最近番組リストを見ていると気になるのが、キー局でない地方局制作の番組が全国の視聴者に向けて「見逃し配信」されていることです。

たまたま先日見た、BSN新潟放送の「水曜見ナイト」という番組は新たにTVerでの配信が開始された地方発のバラエティですが、知名度のあるタレントに依存せずに手作り感満載でしたが、キー局の旅番組ではなくあくまでその地域の方々に伝える番組という感じで、色々と見ていて興味深い内容になっていました。

TVerでは地方局の中では先に長野県のSBC信越放送が、主にグルメ中心の旅をテーマにする「SBCスペシャル」を配信していて、観光客向けでない主に地元(県内の視聴者)向けの地域および旅情報がなかなか面白く、自粛期間が開けたら出掛けてみたいお蕎麦屋さんや、おいしそうな食事を提供してくれるお店をメモしながらたまに見ています。地域の人向けということで、グルメの内容には「新鮮な海鮮が食べられる店」といった、必ずしも私が長野県で食べたいグルメ情報ではないものもありますが、そこまで全国に知られていない地域の御当地グルメ(地域独特なラーメンなど)の情報は、なかなか他県在住では入手できないだけに、その情報は貴重だったりします。

先の「水曜見ナイト」では、私の見た回では新潟市中央区古町の地元で有名なお店を紹介していましたが、海鮮やへぎそばなど、いわゆる「新潟名物」を紹介するのではなくカツカレーやラーメンといったお店を紹介しているのも好感が持てました。

キー局の放送している旅番組の中では唯一そんな好感を持ってグルメ情報を見られる番組に、テレビ東京の「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」があります。この番組はどこまで事前打合わせを行なっているかは不明なのですが、一応全く旅をする地域についての情報は入れないで、食事についてはそこで出会った地元民の方々のおすすめのお店を聞くことで、私自身行ったことがある場所の旅でも、知らなかったようなお店やグルメにありついているのが羨ましいと思いながら見ているのですが、それでもその地域の魅力の多くはこぼれ落ちてしまっているだろうなとも思えます。

今は、旅行にも行けないような時期ではあるのですが、自分の中ではTVerで見逃し配信して全国どこでもネット経由で見られるような地方発バラエティが増えていって欲しいなと思います。番組自体が直接旅の参考になりますし、元々地方局は地域のお店を宣伝することによって成り立っているところもあると思うので、そのターゲットをTVerで配信することによって広げ、普段は地元民しか行かないような食堂のようなところにも経済的なメリットが発生するような展開が生まれれば、この流れは全国の地方局にも及んでくると思うのですが。

ちなみに、私のいる静岡発の番組では地元の情報も提供するコンテンツとして、お笑いコンビの霜降り明星の冠番組やピン芸人の宮川大輔さんの出演するコーナーを配信していますが、その地方に関係ない全国的に有名なタレントに依存するような形だと、情報の入りがそこまで主ではなくなってしまうので、その番組から静岡に遊びに来てくれる人がいるのかはちょっと疑問です。その点ではもう少し、地元チームで作った地域情報を出すような方向のものも配信してくれるといいのになと思ったりします。


「大沢温泉ホテル」が町の立ち寄り湯に 大沢温泉・依田之庄

日本全国で県またぎの移動が自粛される中、宿泊業の営業は本当に大変だと思います。GoToキャンペーンでは、いわゆる高級な宿に予約が集まったということですが、いわゆる古くから営業している老舗の宿の中には、宿の中の設備が古いままだといくら風情があると言ってもお客さんはリピートしてくれず、さらに苦しくなってしまう可能性があります。

そんな歴史の宿として、一度は泊まりたいと思っていた伊豆松崎町の「大沢温泉ホテル」が廃業したという話を伝え聞き、寂しい想いをしていたのですが、たまたま昨日ラジオで、このホテルの営業を町が引き継ぎ、新たに日帰り温泉として昨年末から営業を再開したということを知りました。

新しい名前は「大沢温泉 依田之庄」と言い、昔の名主さんが江戸時代に建てた家が残っています。依田家がずっと温泉旅館として家を守ってきたものの、継続することに限界を感じホテルとしての営業は終了したものの、この建物を有効に活用したいと町が新たな形での温泉施設として再出発ということになったようです。

古民家としても伊豆で二番目に古いというホテルの建物で休憩もできる(宿泊施設ではない模様)日帰り入浴の料金は大人700円、小学生300円、幼児無料(いずれも町外の人が利用時)ですが、今まで宿泊しなければ利用できなかった内湯と露天風呂をふらっと訪れて利用可能というのは個人的には嬉しいです。ただ、この「大沢温泉ホテル」はそのままつぶれてしまうには多くの人が惜しいと思えるだけの魅力がある温泉旅館であったから残ったとも言え、今後いつまで続くかわからない感染症による売上減少により、果たしてどれだけの旅館・ホテルが影響を受けてしまうのか、大変心配です。

その点では政府が、観光や飲食業にテコ入れをするというのもわかるのですが、今後はどこまで継続して支援がされるのかわからないので、新型コロナウィルスの影響が無くなった後、全国の観光地がかなりの様変わりをする可能性も考えずにはいられません。

こうした事は個人の力ではどうにかなるものではありませんが、今回の大沢温泉ホテルのように、営業形態を変えて存続するという道をとる方法や、大手資本を入れて改装する(リゾートホテル化)とか、長年の伝統を残す取り組みは、ここで積極的に紹介するだけでも意味のあることだと思うので、自分ではまだ行けないまでも新たな地域情報として入ってきたら、改めてここで紹介させていただければと思っています。


2021年の初詣について

2021年初は全国的に出掛ける人も少なかったと思いますが、私の住む静岡市では成人式が1月3日に市内の草薙球場で予定されていたものの、他の県内の市町村では早々と中止を決めていたのに、ぎりぎりまで開催するかどうかの判断をしていて、結局オンラインでの開催になりました。

元々成人式があると思って準備をしてきた新成人たちはそのうっぷんを晴らすためなのか、多くの新成人が着飾ってJR静岡駅北口の駅前広場に集まっていたようで、今後の状況としてその時集まった人の間で感染症にかかる人が出て来ないか心配です。また、私の住む静岡市では昨年中、クラスターが発生しても具体的にどこから出たかというのをなかなか発表してくれなかったので、もし二週間後あたりに爆発的に市内から患者が出たら、このままでは成人式のゴタゴタが原因で出たのではと疑ってしまいそうです。市民の多くが疑心暗鬼になる前に、今年はちゃんと情報を出して欲しいと思うのですが。

昨日から仕事始めになりましたが、それなりに静岡市中心部には人が出ていまして、私自身は帰りがけに夕食の買い物のみをして帰ってきましたが、駅の近くにある神社では、いつもはほとんど初詣客はいない神社なのに、結構な人が出入りしていて驚くとともに、初詣をその際に済まそうと少しは思っていたものの、素通りして帰ってきてしまいました。

2021年の初詣で一番驚いたのは、川崎大師の深夜の様子が映しだされた時です。大きな神社は大晦日の夜から元旦にかけて門を閉ざすところもありましたが、川崎大師はそういった事をせずに来る人の良識に任せたようなところがあったのだろうと思います。そうしたらかなりの数の人が初詣に訪れ、結果的にかなりの密を生む原因になってしまったように思います。

都市部では仕方ないにしても、参道が車で通れるような神社では、今年はドライブするー参詣が可能な所があれば行ったと思うのですが(^^;)、そこまでして行くのもどうかと思うので、今年の初詣は近くの神社か出先でたまたま行き合った神社かに、人がそれほどいないのを確認して詣でるようにしたいと思っています。

改めて思ったのは、今回の新型コロナウイルス感染症の告知がない頃には、まずマスクをすることをしないで人が多く集まった場所に行って年末から年始の行事を楽しんでいたように思います。今回の川崎大師でも新型コロナウイルスには感染しなくても、ノロウィルスやインフルエンザにかかる可能性もあり、今年の新型コロナウイルス以外の感染症にかかる人が減少しているのも頷けます。

静岡県は緊急事態宣言の対象にまだなっていないものの、外食するなら同じ店からテイクアウトするなど地域経済の事も考えながら、どうしても出掛けなければいけない時を除いては、お出掛けを我慢するような事も仕方ないと思っています。感染症云々の前に、外出して外の冷たい空気にあたり、体調を崩してしまうと免疫力が落ち、感染症にもかかりやすくなるわけですから、そんな事も考えて外出管理や免疫力を高める食事についても考えることにしたいものです。


地方の名店を流れのまま閉店させていいのか

新型コロナウィルスの影響は多くの飲食店を直撃していますが、長年地方の顔として営業してきた飲食店が今回の感染症の影響もあってか閉店するというのは寂しいものです。特に今の時期は全国的に「旅行」というものが自粛傾向にあるので、営業最後という話があっても現地に駆けつけることも難しく、遠方からその様子を黙って見ているしかなく、ショックも大きいのではないでしょうか。

昨日(2020年12月25日)、静岡駅の南口(新幹線改札に近い方の入口)から出てすぐのところにある食堂「おにぎりのまるしま」(昭和38年創業)が閉店し、最後の営業になりました。このお店は名前の通りおにぎりを店頭に出して販売しているのですが、店内でも食事ができるようになっており、「静岡おでん」として有名になる前からおでんを販売していました。

個人的にはかつては午前7時の早朝から営業していたので(閉店時には朝8時からに変わっていました)、電車で出掛ける前の腹ごしらえがしやすく、駅に近いことから早朝でもいったん静岡駅で降りた人がわざわざ店まで来ておにぎりやおでんをテイクアウトしていくことも結構ありました。お店のポリシーとしては、店内で飲食はできるもののお酒の類は出さなくて、この点は他の静岡おでんで有名なお店とは違っていました。

お店の並びで、これも早朝から開いていた街のパン屋さんとして同じく市民に親しまれていた「クリタパン」も少し前に閉店してしまい、早朝から静岡駅を使ってお出掛けする際にはコンビニか牛丼店の朝食にならざるを得ず、その辺は静岡ならではの朝食のメニューが減ってしまったということで、残念な気分ではあるのですが、さすがにお店を切り盛りするご夫妻も大変だし開けていても利益は減るだけだし、今回の判断も仕方がなかったのかなということですね。

改めて思うのですが、地方では観光客を呼び込むために、地方の色を出してアピールしようとします。その中で、全国を旅していてわかるのは、地方に住む人が普通に食べているものの、なかなか全国的な知名度に乏しい、いわゆるB級グルメの存在です。こうした地方発祥の食べ物というのは、大きなマーケティングの結果生まれたものではなく、あくまで地元の食材や食習慣、地方の人の味の好みなどを見ながら、地方の食堂の方々が工夫して作ってきたものです。それを広くアピールするのはいいと思うのですが、その味を作ったお店自体を長く営業できるようにフォローしていく(後継者問題を含めて)というのも、地方の活力を伸ばしていくためには必要になっていくことではないかと思います。特に「静岡おでん」というのは最近になって全国に広まってきたものなので、そうした中での老舗の一つが何の対策もないまま閉店してしまう現状というものは地元民にとっては悲しいですし、今後同じような状況になった時に何かできないかという風に考えてしまいます。

これは、静岡に限ったことではなく、今後も全国で多くの地元グルメの名店が経営危機になって閉店というような流れは止めようがありませんので、そうなると体力のある全国チェーンの外食店しか残らなくなるような事も現実に起こり得ます。この問題は時間の経過とともに顕著になっていくことが予想されますので、今のうちに「地元の味」をそれを生み出したお店とともにどう残していくかということを、地域全体で考えていくことも必要ではないかと思ってしまいます。


国内旅行の穴場を自宅から見付けるには

県境を超えての旅行について、自粛する人が多い中で私自身も例外ではなく、もし今後どこそこに行くことになったら何をして楽しもうかということを考えながらネットサーフィンをしているのですが、例えば私の住んでいる静岡市内の美味しいお味を探そうとして「静岡駅 ランチ」などと検索しても広告費をかけて上位に掲載するようなサイトの方が目立ってしまい、具体的に食べたいものがあればさらに検索ワードで絞り込めるものの、漠然とその土地で地元の人が食べているもの(決して土地の名物でないことに注意)を食べたいと思ってもなかなかネット検索ではたどり着けないような感じになってしまいます。

昨日、昼間運転しながらスマホアプリのradikoエリアフリーの仕組みを使い、適当に全国のラジオ局の中から適当な場所を選んで昼の生ワイド番組を聞いていたら、たまたまパーソナリティの方の外食談義になっていました。その土地は私が何回も行ったことのある場所でしたが、旅行で訪れる場合にはつい土地の名物ということでお店を探してしまうので、ラジオから流れてくるパーソナリティお気に入りのお店の名前を聞いても今一つピンとこなかったのですが、いわゆるB級の食事ということであえてガイドブックでは出てこず、安くて癖になるということからお昼や夜中につい行ってしまうというお店の名前が出てきたので、車を安全な所に止めて(^^;)、ラジオで言っているお店をネット検索してみました。

そこで改めて、旅行者として訪れる場合に地元の人に連れていってもらうようなお店と、日々の生活の中でその土地に馴染んでいる地元食との違いを改めて知ることになったのです。こうした情報というのはテレビの食事処紹介のような番組ではお店側に忖度することも考えられるので、その情報を信じて行ったとしてもテレビで見た以上の事はないのではないかと考えてしまうところがあります。今回の場合は、別に積極的に情報を出しているわけではなく、ラジオでの何気ないパーソナリティーのおしゃべりの中から出てきたお店の話題でしたので、確かにわざわざ旅行者が食べに行くようなお店ではないかも知れませんが、地元の人が常用するお店というのは安くておいしいのではないかという期待はありますね。

現在、GoToキャンペーンを利用しようと考えている方もいるかも知れませんが、それは個人の考え方によって使うか使わないかが変わってくるでしょう。感染症に怯えながら出掛けることは、どうしても出掛けなければ困る用事に私は限定することにして、今後は旅に出たい場所のラジオを聞きながら食事やお出掛けスポットの情報を探し、今後の旅行に備えるようなことを考えています。

私の場合で言うと、静岡から日帰りで行ける地域の外食情報について、近隣のラジオ局を連日ウォッチしながら情報を得るというのも有りのような感じがします。ラジオから流れてくる言葉があやふやな感じにしか聞こえなかった場合、ネットによる検索は最大の威力を発揮します。ラジオで聞いた複数のキーワードを入力して調べると、普通に検索しても決して出てこなかった場所が出てくる可能性もアップします。

情報を得てもすぐに行けるような状況でもなさそうなので、今後自分なりの情報収集を続け、自粛をする必要がなくなったら、その調査結果を使って思う存分旅を楽しもうと画策しているところです。


ローカルニュースで知る地元の宝物

全国を旅行する目的には色々な理由があると思いますが、車中泊の旅では時間に関係なく道のあるところならどこへでも行けるので、歴史を訪ねる旅というのも面白いものです。

私の場合は歴史小説を読んで武将に興味を抱くところから始まるのですが、歴史の教科書に載っていてもその扱いが小さい人物に憧れるというのは、学生時代にあまり歴史の勉強をしていなかった事の反動なのかも知れません。

短くて簡単に読めるものが多くあることではまってしまったのが坂口安吾の歴史小説で、彼は織田信長(「信長」)・豊臣秀吉(「狂人遺書」)・黒田官兵衛(「二流の人」)などが戦国武将について書かれた長編ですが、短編の中にも面白いものがあり、当時私がその存在を知らないで読んだのが「直江山城守」でした(恐らく青空文庫でネットから読めると思います)。

この人物は大名ではなく上杉家の家老で、豊臣方に付いた主君と運命をともにした歴史上では敗者なのですが、その人物の大きさ(安吾が書くところの)に感銘を受け、米沢にある上杉神社まで彼の甲冑を見に行ってしまったほどです。漢字の「愛」の文字は現代の「愛」という意味ではなく「愛染明王」の意だそうですが、きれいにその文字が残っていて、それを現代に伝える米沢の人達の直江山城守に対する畏敬の念を感じたものでした。

その後、この人物は思わぬところから脚光を浴びます。漫画「北斗の拳」を描いた原哲夫氏がぜひ歴史漫画を描こうとして、当時病床にいた小説家の隆慶一郎氏に前田慶次郎の自由奔放な人生を書いた小説「一夢庵風流記」の漫画家を直訴し完成したのが「花の慶次―雲のかなたに―」です。

そこで、主人公である前田慶次郎の莫逆の友として出てくるのが直江山城守なのですね。この時から隆慶一郎氏の作品に坂口安吾と同じような匂いを感じ、その後始まった同じ隆慶一郎さんの小説の漫画化「影武者徳川家康」も楽しみに読みました。

この作品の前提は関ケ原で徳川家康が討ち死にし、とっさに指揮を執った影武者を主人公にして二代将軍の徳川秀忠との抗争を描いているという、「花の慶次」と同じく敗者の側から見た歴史観の中、影武者の軍師となるのが関ケ原で討ち死にしたはずの島左近であったのです。もちろんこれは隆慶一郎さんの想像の設定に過ぎません。歴史上では島左近は関ケ原で徳川の家臣に討ち取られ、島左近の兜とされるものが長く伝わってきたといいます。

ずいぶん前置きが長くなりましたが、この伝島左近着用(確実な証拠がないため「伝」となっています)「紺絲威兜(こんいとおどしかぶと)」の特別展示が2020年9月22日まで静岡市の久能山東照宮博物館で行なわれているのです。代々徳川家家臣の家で伝えられてきた兜を現在久能山東照宮が所有していることは今回のニュースで初めて知りました。改めて歴史の勝者だけが歴史を作ってきたわけではないことを気付かせてくれた隆慶一郎さんに感謝し、機会があればその兜を見に行きたいと思っています。

もし新型コロナウィルスの事がなければ、全国の興味のある方は見に来て下さいと声を大にして言いたいところですが、現在の状況ではなかなか兜だけのために静岡に来るというのは不要不急の外出になってしまうと思いますし、宝物自体がなくなることもありません。というわけで、今回はこの事実を紹介するとともに、コロナ騒動が収まった後には、改めて島左近の兜を展示していただきたいなと思います。


直売所の人気の正体とは

車を使っての旅行に行けないながら、わずかな楽しみは県内の農産物直売所に出向くことです。直売所には様々な特徴がありますが、今回選んだのは「JA富士宮 ファーマーズマーケット う宮~な」です。なぜかというと、夏に旬を迎える「生落花生」をこの直売所では大量に売り出し、市場価格よりかなり安く購入できるからです。

落花生は塩水で茹でて、茹でたてをいただきます。個人的にはビールのおつまみには最適だと思っているのですが、人気の農産物なので、スタートから距離があるこちらには落花生購入には高いハードルがあります。

それでもこの「う宮ーな」を目的地にした理由というのは、この直売所の仕組みにあります。近くの同じような生落花生を売る直売所は、朝の9時頃に到着しても初回入荷分が売り切れたらすぐに営業終了なんてところもある中、野菜だけでなく肉や魚、さらに土地の名物である「富士宮焼きそば」をはじめとした惣菜コーナーも充実しており、お目当ての落花生がなくても多くの人が訪れます。ただ、それでは落花生を目当てにやってきたこちらとしては残念でしかないのですが、私が着いたお昼の12時以降でも新たな野菜の入荷があるということが、この直売所の特徴でもあります。

まず購入したのが、今年の全体的な野菜の高騰の中、春キャベツの取れたてを搬入してきた農家さんがいて、その方の説明を聞きながら必要な分を購入することができました。そして、他の物を購入しながら店内の様子に気を配っていたところ、その瞬間はついに訪れたのです。

というのも、会計をしようとしていたら、近くを通ったおじさんの買い物カゴの中に落花生を発見したので、ぱっとそれまで空だった落花生売り場を見たら、生産者の方がわずかではあるもののネットに入った落花生を持ってきているではありませんか(^^)。そうなるととにかく早くゲットするしかないので、内容も見ないで商品を手にし、改めて会計をして何とか目的であった生落花生を入手することに成功したのでした。

この直売所では以前も同じようにお昼前後に農家の方が落花生を持ってきてくれることがあるという事を経験上知っていたので、入店時に落花生が売り切れていても諦めないでお店にいるうちに落花生が出てくれることを祈っていたのですが、それが見事にはまったという感じです。

生産者の方としても、持っていけばすぐに売れて現金に替わるわけですから、どんどん持ってくるわけです。こうした事もあってお客さんはひっきりなしにやってくる人気の直売所としてにんちされているわけですが、逆にオープンの時には商品は揃っているものの定期的な補充がないため、お昼過ぎなど買い物に乗り遅れてしまって出掛けたところ何もないような直売所もあります。あまりガツガツと仕事をしないというところもあるのでしょうが、新鮮な食品を買いたくて来ている側としては、午後でもそれなりに買うものがそろっているようなお店の方が再び訪れたいと思うでしょう。

生落花生は今しか食べられないので、本当は県外からも多くの人に食べてもらいたいと思うところもありますが、実際は地元民だけで一気に買われてしまうというのが実情です。今後新型コロナウイルスの脅威が去った時には、ぜひ立ち寄って欲しい直売所の一つです。もし今の時期に落花生が売り切れていても、どうか諦めないで生産者の出入りをチェックしてみてください。


静岡県は県内移動も厳しそう

8月に入って例年なら夏休みにどこへ行こうかと計画を立てている頃なのですが、今年は全くそんな感じではありません。というのも恐れていた、新型コロナウイルスのクラスターがここ静岡県でも出てしまったようです。ここ数日の静岡県内の感染者は増えているのですが、その多くが浜松市と熱海市の特定のお店からの感染になってしまっているようです(その後、富士市でも飲食店内のものだと思われるクラスターが発生しました)。

浜松市の方はなぜこれだけ感染者が増えたのかというと、接待を伴う飲食店を利用した人が多く、さらにもう一店はクローズアップマジックを行なう全国展開のマジックバーから感染者が出てしまったことがあります。今回はたまたま浜松市で出ましたが、すでに他の地域でも表に出ない感染者がいるかも知れず、当然静岡県に限らずどこでも出現する危険性はあると考えるべきでしょう。ちなみに、浜松市の飲食店を利用した人が静岡市在住の友人と会ったことで、その友人の方も感染したという報告がされています。

どういった日々の活動をするかというのは個人の裁量に任されている現状であるので、どうしても感染したくない場合には友人と会うことだけでなく、不特定多数の人たちとすれ違う可能性のある外出についてもこうなっては気を付けるに越したことがないでしょう。

また、静岡県はどうしても観光をなりわいにしている人が多く、特に伊豆半島には先日の四連休には多くの観光客が来ていたようなので、今回熱海で報道されている店舗においても、県外から観光に来ている人と地元の人が接触した可能性もあります。ここまで感染者が増えていなかった状況では、伊豆半島の温泉でも行ければと思っていましたが、今後もかなりお隣の神奈川や東京から伊豆にやってくる人が多そうなので、同じ県内ではあるものの行政の方で何らかの移動制限が行なわれない限りは、まだうかつに動けないなというのが正直なところですね。

そうは言っても自宅と学校・職場の往復だけであとはずっと自宅という生活がいつまで続くかわからないというのは、それ自体がストレスの種になります。基本的には車で出掛けてできるだけ人と会わない近場に行き、食事はお弁当でも持ってリフレッシュをはかりつつ、今回の感染症の波が引くのを待つしかないかなと考えています。