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8インチタブレットと一緒に揃えることでモバイル環境が劇的に変わるものがある?

早速、購入したFPad5をいろいろいじっているのですが、今回持ち運びしやすい8インチタブレットを手に入れたことで、最低限の外出時の作業環境を作る方向で家にあるものを使って色々工夫してみました。

自宅にあるものでは、やはりタブレット用のスタンドがあるとないとでは違います。動画を見る時に手で持たなくても済むだけでなく、作業時にタブレット自体が安定します。そして、私の作業といったら、やはりブログを書くことです。

そこで、用意したのは現在手に入らないもので恐縮ですが、かつて任天堂のDS用に販売されていたタイピング練習用のソフトに付いてきた「ポケモンキーボード」です。写真にあるものですが、タブレットを立てているスタンドもポケモンキーボードと一緒に付いてきたもので、実用性はかなり高くて気に入っているものの、最近はノートパソコンを使うことが多くなったので、なかなか使わずにいたものです。

電源は単三乾電池2本で、現在はエネループを利用して使っているので、ほぼ電源の心配はありません。ペアリングは「Fn」キーを押して起動することで、タブレットからNintendo Keyboadという機種名が表示されるようになるので、あとは画面に出た数字をキーボードからタイピングすることでペアリングが完了します。

これで、タブレットにエディターを入れれば文字入力マシンとなるわけですが、Androidの場合、キー入力での日本語入力はローマ字に基本なるので、できればいつも慣れ親しんでいるGoogle日本語入力に入れてある入力方式を使いたいので、もうひと工夫しました。

といっても、Google Playで提供されているChormeのリモートデスクトップアプリを入れるだけです。

これは、ChromebookでもLinux Mintでも同じことをしているので、全く問題なくアプリをインストールして、接続までできました。ただ、つながっても最初にワイヤレスキーボードを認識しなかったので、設定変更が必要になります。

「画面での入力」という項目にチェックを入れるとワイヤレスキーボードを認識してキーボードからWindowsを操作できるようになります。ただ、タブレットの画面が消えた場合、同じ画面を表示しても私の場合はキーボードが使えなくなってしまっていました。その場合は、再度設定画面から「画面での入力」のチェックをいったん外し、改めてチェックすることによってキーボードとの接続が復活しました。この辺はワイヤレスの宿命なのか私のやり方が悪いのかわかりませんが、とにかく使えるのは良いことです。こうなってくると、私の中で一つの思い出というものがわきあがってきます。

過去に一斉を風靡したモバイルマシンの中で、NTTドコモが売りだした「シグマリオン」シリーズというものがありましたが、この中の「シグマリオン3」というモバイル端末がWindowsとのリモートデスクトップ機能をサポートしていて、外から自宅のWindowsPCの画面を出先からでも利用することができたのです。サイズ的にも今のタブレットはシグマリオン3くらいの大きさだったため、ノートパソコンでないモバイル端末でもWindowsとリモート接続すれば外でできることがかなり多くなることを実感したのでした。

ただ当時はモバイル回線で無制限にはできなかったので、安定した公衆WiFiのあるところで使うことが必要でしたし、外出先から自宅のパソコンを起動させるWake on lanの設定が厄介でした。うまく行く時もあれば、うまく起動しない時もあり、一時は物理的スイッチをリモートコントロールしてパソコンの電源を外出先から入れることも考えたのですが、現在はAmazonのAlexaに「パソコンを付けて」と呼び掛けたりアプリから文字入力することにより、自宅のパソコンが安定して基動するようになっているので、相当楽にリモートデスクトップを使えるようになりました。

ネットにつながっていないと使えないというディメリットはありますが、これなら小さめのChromebookを持ち出すよりも8インチタブレットとミニキーボードとの組み合わせの方が私は便利だと思います。

もちろん、自宅が停電していたり、自宅自体が災害を受けているような場合には使えませんが、それでも写真の組み合わせは常に持ち出して動けるくらい小さいものですし、昔のシグマリオン3のキーボードと比べると、ワイヤレスのキーボードは千差万別で色々な特色を持ったものを選ぶことができるので、打ち心地重視か、携帯性重視かによっては違ってきますが、自分の好きなものでそろえる事ができる分、かなり魅力的ではないでしょうか。

小型のWindowsOSの入ったノートパソコンは、それはそれで持っていると便利なのですが、日常的に持ち歩くと故障も心配ですので、今後ちょっとしたお出掛けであればこれで済ませてしまうこともできるのではないかと思っています。現在タブレットを単体で使われている方は、ワイヤレスキーボードでのリモートデスクトップ使用をぜひお試し下さい。

楽天モバイルの米AST SpaceMobileと協力した直接衛星通信は2026年から?

デスクトップ版の「Rakuten Link」アプリ提供について、出る出ると言いながらかなり時間がかかったことを考えると、今回の発表も予定通りに行かないことも考えられますが、楽天モバイルは、国内での衛星通信のサービス開始について2026年内にスタートすると発表しました。

楽天の衛星通信サービスは特別な機材を必要とせず(通信衛星と携帯電話との直接通信)、数々のサービスが提供されることが期待されています。ニュースサイトによると、テキストメッセージだけではなく、音声通話、ビデオ通話などを市販のスマートフォンで、衛星経由で利用できるようになるということです。これまでの実験では、音声通話や5Gでのデータ通信が14Mbps(下り)のスピードが出たということです。当然ながら実験データがサービス開始時に出るかという問題はあります。規制されて一定の速度に抑えられる可能性はありますが、個人的には常時1Mbpsくらい出てくれれば、非常用としては十分です。

先日書かせていただきましたが、そうしたサービスを提供する楽天モバイルでも、全ての通信を衛星通信にすることは難しいでしょう。衛星通信がオプションになり、現在の基本料から追加になるかどうかはわかりませんが、現在の楽天の弱点であるエリアの狭さが解消されるなら、本格的にメインの回線として使おうという気になります。

今年に起きた能登半島での地震の影響で、大手キャリア全ての通信が途絶えた地域がありました。避難所に衛星通信システムでは専用の器材を使うStarlinkが入り、入った避難所ではそこでWi-Fiを使ったネット接続ができるようになりましたが、そこではLINE電話などのデータ通信を利用した通話やメッセージのやり取りはできましたが、楽天モバイルの同じデータ通信を利用した「Rakuten Link」を使う場合、通話やメッセージを送ることはできますが、電話番号への着信やメッセージ受信はキャリアの電波がないとできません。電話番号しか知らせていない人との連絡が難しくなってしまう状況は今もあるのです。

今のところ、可能であればメールアドレスの交換やLINEのIDの交換を行なっておくことが大切だと思いますが、今後予定通り楽天が手持ちのスマホから直接通信衛星との通信ができるようになれば、発表の内容では地上基地局でカバーできない場所において通信衛星に接続させるような考えでいるようです。そうなれば、山の中や海上でも電話やメッセージの着信ができるようになることでかなり旅の中での利便性が良くなると思いますが、エリアについてはまだ未定ということなので、今後の状況(政府認可など色々な問題が出てくると思います)を見ながら、今後の楽天モバイルの展開に期待したいと思っています。

不幸を自ら招き寄せないためには石橋を叩いて渡るくらいの慎重さも必要になってくる

年末年始を迎えようとする中、初詣に出掛けると多くの人がおみくじを引きその年の自分の運勢を見るのではないかと思います。昔、某テレビ番組で「帰りに交通事故に遭う!」というような見立てをした占い師の方がいましたが、そうした言動は運勢を見る相手を下に見て、あわよくば自分が儲かるような形でお金を出してくれれば運勢も変わると言わんがための見立てのような気がして、個人的にはそういった占いは好きになれませんでした。

確かに、たまたまその場所に居合わせたことで災害や事故に巻き込まれることはあると思います。その中で、自分がどうがんばってもその運命を変えることができないような災害に遭ってしまったら仕方がないですが、自分が考えて行動していく中で、どんどん悪い方向に進んでいってしまうか、それとも何とか危機を回避できるのかということはあると思います。それは人より多くの情報を仕入れていたり、冷静に周辺を観察していることでも変わってくるかも知れません。今回はそうした危機回避について、一つのニュースを心に留めておいていただきたいと思います。

2023年12月2日の夜、フィリピンでの大きな地震によって日本の一部地域に津波注意報が出ました。確か注意報が出たのは深夜12時前くらいだったと記憶していますが、その後地震発生から9時間が経過し、津波注意報も解除さらたのですが、話はここからです。

愛知県田原市では何と津波注意報が解除されてから1時間半後の午前10時21分に、20センチの津波が到達したのだそうです。田原市といえば渥美半島がありますが、地形や海の状態によって、気象庁が解除した津波注意報であっても、その内容とは逆に津波がやってくることもあるということは、改めて考えてみると恐ろしいことです。

今回の津波の高さは20センチでしたが、もし数メートルの津波が、津波注意報解除後にやってきたら、注意報解除とともに海の様子を見に来た人が最悪犠牲になってしまう可能性もあります。ただここは、気象庁の情報がいいかげんなものだとは思っていませんので、その点については別な考え方をする必要があるのではないかと思います。

日本の地形というのはかなり複雑なので、津波に関する情報が出る時も解除されるときも、一斉に起こったりします。ただ、特殊な地形が災害にはまってしまった場合、津波の範囲外とされた場所でも津波が起こるかも知れませんし、今回のように津波の影響は無くなったと思って解除したにも関わらず、やってくる場合もその時の状況によっては考えておかなければいけないと思うのです。
津波注意報が解除したからすぐに海辺に出向くのではなく、高い所でさらに波の状況を観察するなどして、普段とは違うことを感じた場合は、解除されてもまだ水辺には近づかないような行動を心掛けることで、万が一、生命に関わるような津波が襲ってきた場合に、自分で自分の命を守ることかできるようになるわけです。その差というのは、やはりこうしたニュースを受けて常に頭の中に留めているかどうかでも変わってくるのではないでしょうか。

私の自宅は幸いにして海のそばではありませんが、車で走っていたり、海辺に遊びに行ったりする場合もあるので、特に遊びに行っていた場合には、津波に関する情報が出た時間でその場から撤収するくらいの気持ちの方が、最終的に自分だけでなく家族の命も守れるのではないかと思います。
今回の津波については、命に関わるものではなかったかも知れませんが、それでも日頃からちょっとでも危ないと思ったらその場から離れ、時間が経っても戻っていかないという事が自分の運を好転させることになるのではないかと思います。大きな災害というのは色んな不幸が重なって起こることも多いので、その中の一つだけでも回避することで不幸から逃れられるケースも当然あるでしょう。ぜひ自ら危ない方向て進んでいってしまうことのないように、今回の事例についても頭の片隅にでも入れておいていただかれば幸いです。

 

OCNモバイルONE終了で強まる「ahamo」標準化の流れは通信料の値上げと感じざるを得ない

先日、MVNOの「OCNモバイルONE」をドコモが吸収するというニュースがあったばかりでしたが、昨日の2023年6月20日の発表で、OCNモバイルONEというサービス自体が無くなり、ドコモは低コストのエコノミーユーザー向けのサービスである「irumo」、現在のドコモサービスの一本化で、無制限プランありの「eximo」、そして「ahamo」の三つのプランに絞って通信サービスを提供していくことを発表しました。

「irumo」の最低料金は月550円の月500MBプランと、OCNモバイルONEの最低料金プランと変わらないように思えますが、通話料がドコモと同じ30秒20円に上がり、恐らくOCNのプランにはあった10分相当の無料通話は無くなると思われますし、高速でも最大3Mbpsまでに制限がかかり、現在OCNの全プランであるミュージックカウントフリーのサービスもどうなるかわからないので、単に回線を寝かすのではなく、通話や音楽を聞くのに使いたいと思っている方は、今月中にOCNモバイルONEへの申込みを考えた方が良さそうです。

くわしい料金の話(irumoとeximo)については改めてその内容を確認してもらえば良いと思いますが、何の割引もなく入り、それなりに使うのであれば、ドコモのプランの中では低速でも最大1Mbps出て、5分以内の通話定額が付いた「ahamo」一択になってしまったことだけは確かですね。となると、「irumo」の低額プランが合う人であれば良いですが、無制限までは使わないものの、そうでなく通話もデータもそこそこという人は月3千円を払ってahamoに行くしかなくなります。

こうした危惧は、先日auグループでサブブランドのUQモバイルが新プランを発表した時にも抱きましたが、今回本当に昼間も安定して使えるキャリア回線を使うためには、月3千円くらいの負担を覚悟しなければならないような状況に大手キャリアが変えていこうとする意志が見えてしまいます。

こうなってくると、まだプランの変更を発表していないソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルとLINEMOがどうするのかということですが、特に何の抱き合わせプランなく月990円で使えるLINEMOのミニプランが終わってしまったら、本当に月3千円以上出せないと、まともに通話もデータ通信も難しいような状況になってしまいます(大手キャリアおよびサブブランドでの話ではありますが)。

大手キャリアでなくてもよいなら、ドコモのスマホを使いながらahamoよりも安く通話もデータ通信も行なおうとする場合、日本通信の「合理的みんなのプラン」(月1,390円でデータ通信月10GB/無料通話月70分or5分以内定額)にした方がシニアの方々には安心して使えるようになると思いますが、ドコモ契約でないと困った時にお店で聞けないというのがネックになる人もいるでしょう。まさにそういうところを人質に取りながら、一人あたりの単価を上げる(最初は安いプランにしても、今後のスマホの使い方で最安プランでは使いものにならなくなるので結局ahamoあたりに流れざるを得ない)ことを狙っている感がありありとします。

本当は、そうしたキャリアの選択肢を閉ざすようなプランについて、きちんと指導するのが政府の役割だと思うのですが、このままだと、全てのスマホプランの本流が月3千円以上のプランに固まってしまうようにもなりかねません。

月3千円くらいなら十分安いのでは? と思う方もいるかも知れませんが、ガラケーをずっと変えないで持っていても支障がない昔の状況と今は違います。店頭で端末も買うとなると、iPhoneであればなかなか一括での購入は難しく、通信費に分割の端末料金(場合によっては契約満了時に端末を返すという「端末利用料金」の負担になる場合もあり)を加えた額を毎月支払い、その支払いが終わった時には新たな端末をまた分割で払いながら使うような事になると、生活費における通信費の割合はさらに増えるということになります。

こうなってくると期待したいのが、スマホの中古市場の活性化で、全国に中古のスマホを売るお店ができ、そのお店で格安の通信会社の斡旋なり、スマホの操作についてわからない事があれば聞けるような事ができないと、いつまでも大手キャリアによって縛られてしまう状況は続くのではないでしょうか。今後は今以上に、スマホの通信プランについて知っている人とそうでない人との月々の負担額の差というものが出てきてしまうように思います。そして、自分のプランが高いと思ったらすぐに契約を乗り換える事ができる環境(端末の購入を含めて)を作っておくことが大事でしょう。今までの「通信費を安くする」ための業界の取り組みとは何だったのかを考えてしまう今回のドコモの発表でした。

マイナンバーカードの電子証明書をスマホで利用するために早めに手配したスマホについて

スマホで電話したり、電子決済だけを行なうなら、現在はおサイフケータイ対応のスマホでなくても、QRコードを表示できるものであればほとんど問題なく使えますが、今後の生活の中で色々とストレスの種になりそうなのが、マイナンバーカードとの付き合い方です。

個人的にはマイナンバーカードは現物を早々に手にして使っているのですが、人によっては強制的に持たせる政府のやり方に反発して持たない方もいます。それだけでなく、持つための申請ができないなどの情報弱者の方もいて、すぐには所持率を100%にはできないと思いますが、マイナンバーカードを持つなら、今回紹介するようなカード内の電子証明書をスマホで読み込んで、スマホ単体でも使えるようにしておく方が、カードにマイナンバーが記載された物理カードを落としたり盗まれたりする可能性を減らすことができます。私としては常時持ち歩く証明書は運転免許証だけにしたいと思っているので、この5月11から始まる、対応するAndroidスマホに電子証明書を入れてスマホ自体をマイナンバーカードとして利用できる余地を増やしたいと思っています。

ちなみに、私が今使っているOPPOのReno5Aは対応スマホの一つに入っているので一安心だったのですが、残念ながら母親に使ってもらっているGalaxy A21(for docomo)は対応機種に入っていませんでした。今まではマイナンバーカードの読み取りに対応していたので、新型コロナワクチンの接種証明書をプリントアウトしなくてもスマホ画面で表示させることによってスマホさえ持っていけば、証明書がないと入れないようなところでも入ることができて、それなt:りに便利でした。

恐らく、今回の事でスマホ一台でできることが増えるだろうと思っているので、使うならスタートとともにと思い、手に入れたのがリストの中にあるスマホとしては比較的安い値段で入手可能なarrows we(for docomo)を手に入れました。一時期は新古品(キャンペーンなどで入手してそのまま売りに来るようなもの)が安く出ていましたが、今でも程度の良い中古なら8千円~9千円くらいで入手できます。

早速必要なアプリの引っ越し作業をしましたが、arrowsは「かんたんモード」といって、必要なアプリだけを大きなアイコンで表示することができるアプリが使いやすく、恐らく前のスマホよりも使い勝手はアップし、さらにきびきび動くようになるので、端末の買い替えを早めに決断して正解だったような気がします。

これで、何とか物理カードを持ち出すことなくスマホに入れて持ち出すことのできる環境はできました。サービスがスタートしましたら、改めて何ができるようになっているのかということを含めて紹介していければと思っています。

現代の福袋について考えるとあまりメリットのないような気もするが

ネットに限らず買い物のためにアンテナを貼っていると、ここのところ様々なお店で出している福袋の中味についてのレポートが目立ちます。昔はお正月の運試しとして出しているようなところも少なくなかったものの、時代の要請もあってか「中味の見える福袋」や、明らかに中味が何かがわかり、購入にも早朝から並んだり抽選があったりしてなかなか買おうと思っても手に入らないような福袋も出てきた中で、そこまでして入手しようとは思わなくなり現在に至ります。

それでも、ネットオークションを使って、福袋の中味を吟味した後に自分には必要のないものを売りに出し、結果的に格安で欲しいものが入手できるようなクオリティの福袋が普通に入手できるということもあります。しかし、それの延長線で、最初から転売を目的に福袋を入手するような人が増えるにしたがって、個人的には福袋に関して興味が薄れてきたという側面もありますね。

福袋自体は日本独特の風習として、残って欲しい文化ではあるものの、最近は事前にスマホアプリから(会員登録必要)申し込んで抽選なんという転売対策をほどこしたものも多く、お正月に街に出て、初詣の帰りにお店の店頭にあるものを買うということもなかなかできなくなっています。また、昨年、一昨年の福袋の内容と比較すると価格が上がった割には中味が充実していないのではないか? というものもあったりします。もし幸いにもたまたま買いやすい福袋が店頭にあれば買ってしまうかも知れませんが、個人的には福袋よりも初売りで欲しいものがあればそれをピンポイントで狙うような買い方になってしまうかなという気もします。今年は例年にも増して値上げによる支出が増えるのではないかと思いますので、賢い買い物を心掛けたいものです。

2022年10月から変わった楽天モバイルのデータ量に対するスピード制限の変更について

私のブログは通信サービスの情報のみを提供しているわけではないので、私が使っている回線の話や、今後において自分で契約したいと思う回線について主にお伝えしているのですが、そんな私も参考にさせていただいている「格安SIM 格安SIMの管理人の比較」ブログで楽天モバイルの通信制限についての報告がありました。

https://kakuyasu-sim.jp/rakuten-mobile-speed-limit

2022年10月から、楽天モバイルでは一日のデータ通信量が10GBを超えると、当日中のスピードを最大3Mbpsに抑えるという通信制限を撤廃しました。その代わり、楽天モバイルの表示によると「公平なサービス提供のため速度制御の場合あり」と内容が変更され、具体的な速度についての言及は無くなりました。

ちなみに、今月(2022年10月22日迄)の私の楽天モバイルの通信量は、主に自宅の回線用として、パソコンやスマホのテザリングおよび、Amazon Fire TV Stickを使用した動画やリアルタイム配信の利用などを行なっていますが、約183GB使っています。一日にすると8.3GBくらいで旧規定でも制限されることはないような使い方ではあるのですが、翌月はAbemaTVでサッカーのワールドカップ全試合がリアルタイム配信されるので、それなりに使うことが予想されます。最大3Mbpsというのは、テレビで動画を見ながらパソコンやスマホのテザリングを行なうとちょっときついぐらいの制限であるので、今月からの通信制限についての情報を待っていたのですが、上記ブログのリンク先ではまず今のところ一日10GBを超えても制限されていない状況なようです。もっとも、10GBくらいのファイルを一気にダウンロードするような場合には制限が入るのかダウンロードがストップするような事はあるようです。

私自身も、単に動画配信を大画面テレビで見続けるだけで規制が入ってしまうなら、楽天モバイルの回線の使い方を変えることも考えなくてはと思います。その場合、ドコモのホームルーターを自宅用にして、楽天モバイルの回線を外出先のメイン回線と考えつつ使うというものです。ただ、今のところ私くらいの使い方をする者にとっては、今までは制限がかかっていたのが、それを回避できるくらいのところで使えそうなので、その後の情報を入れながらも現状のパターンをしばらくは続けようかと思っています。

個人的にはそれよりも、今のルーターが楽天モバイルへの回線固定ができないので、いつの間にかパートナー回線に繋がり、制限を受ける容量を一気に使い切り、最大1Mbpsに知らない間になっていたということが多いので、まずは楽天回線に固定できるホームルーターの購入が先なのかなと思います。というか、そんな用途を期待するユーザーのために、早いところ楽天純製のホームルーターを出してくれないかなと思います。

楽天モバイルの今後の状況については、具体的な制限される数値が出なくなったことで、いつどういう規制が入るかというのはにわかにわからなくなると思うので、最初に紹介したブログの情報なども活用しながら、自分の使い方が満足にできなくなった場合の対処法も考えながら、準備だけはしっかりしていこうと今は思っています。

2022年夏は「節電ポイント」導入で最初から対象外の人や無理をする人が出る可能性も

昨日のニュースで、首相が「電気料金については、消費者向けに幅広く利用できるポイントを付与する制度を作る」とし、家庭での電気使用(節約した)量に応じてポイント還元をする考えを明らかにしました。果たしてどんなものになるのかわからないながらも、ニュースを詳しく報じているサイトなどを見ていたら、2022年7月から大手の電力会社が「節電ポイント」なるものを始めるという話があるのがわかりました。

先行して節電ポイントの取引みを始めている電力会社では、スマートフォンアプリの通知機能を使って、電力の逼迫が予想される際にアプリにその旨を通知し、実際のピーク時の使用量に応じてポイントが付くようなものなのだそうです。現在私が加入している電力会社でも毎月の利用料金だけでなくアンケートに答えるとポイントがたまり、そのポイントを電気料金に充当できる会員サービスを行なっていますが、個人的にはこうした節電ポイントについても、電気料金の支払いに使えるだけで十分だとは思うのですが、大事な事は、こうしたサービスはポイント会員になるために申請して、パソコンの場合はネットから会員サイトへの登録、スマホの場合はアプリの導入が必要になるということです。

このあたりはマイナンバーカードを作って様々な登録をすることによるマイナポイントのプレゼントとかぶるところがあるのですが、今後政府が国民に何かを与えるような政策を行なう場合は、パソコンやスマホを使っての登録や申込みが必須になるということだけは確かなようです。個人的には電力会社の方で電力消費のピーク時に明らかに電力消費を抑えている契約者については、その分の電気料金を値引くシステムが(非ポイント会員限定のサービスだとしても)必要ではないかと思えます。

すでにスマートフォンの扱いに慣れていて、ゲーム気分でポイントを貯められるなら、私も現在行なっている「ポイ活」につながる部分があり、そこまで悲惨な感じはしないものの、やはり普通に使っていたものを我慢するというのは全て良い事ではないと思います。しかし、今後は節電すると汎用ポイントに変わるということになると、逆に無理に節電をしようとして人々の生活に影響が出るのではないかと、そんなことも気になったりしますね。

2022年の夏も相当に暑くなるようですし、恐らく自宅に居る間じゅうずっとエアコンを付け続けていないととても生活できないような状況になることも考えられます。もしそんな時に「節電のお願い」がアプリ通知から届いたらどうすればいいのでしょう。私の場合は、自宅にいる必要がなく、感染症問題について、外に出ても大丈夫な状況であれば、クーラーの効いた外の施設に逃げるような事を考えますが、そうでなければエアコンを付けたままで家の電力を使わない方法(エアコンの設定温度を上げた状態で扇風機を回すなど)を考えますが、もしそれで我慢できない場合には節電は諦めます。どのくらい「節電ポイント」がもらえるのかわかりませんが、それで体調を崩したり、生命の危険が出るようでは本末転倒です。

生活が大変だと思っている家庭の多くは、すでに節電についても何らかの対策のもとに無駄な電気消費量を抑えるような努力はしていると思います。となると、今回の「節電ポイント」で一番得をするのは、今まで無頓着に電気を使っていた、現在の電気料金値上げにも家計への影響のないご家庭なのではないかという気もしますが、ポイ活の経験から、塵も積もれば山となり、ポイントが貯まればそれなりに使うことのできる分がたまっていくというのも事実であるので、「節電ポイント」の詳細がわかりましたら、その対策についても具体的に考えていこうと思っています。

テレビ東京の2021年12月から開始予定のTVerでの同時配信延期はTVer側の問題

先日、プロ野球の日本シリーズにからめて、早くテレビ東京のネットによる同時配信が行なわれて欲しいと書いたとたんに、予定されていた2021年12月からの配信開始が延期されるという発表がありました。

記者会見のニュースによると、この遅れというのは同時配信を見やすくするためのTVerのスマホ・タブレット用アプリの開発遅れに原因があるということらしいです。同時配信では日本テレビが先行していたものの、確かにスマホでTVerを使おうとしても、どうすれば日本テレビの同時配信のところにたどり着くのかというのはちょっとわかりずらい点がありました。

テレビ東京としては、今回の同時配信スタートというのは、今までネット局の範囲が狭く、私の住む静岡県など多くの地域でリアルタイムに番組を放送することができずにいる現在、スマホで日本全国どこでも簡単に見られるようにするためには、もう少しアプリの改善を進めてもらって、同時配信のライバルである「NHK+」アプリよりも使いやすく同時配信を見てもらいたいという想いが強いことは個人的にもわかるところはあります。

ただ、こうした話は新しいサービスが出てきたり、ネット配信系の他のサービスが出てきたりするととたんに古くなってしまうという点もありますので、確実にでも早くアプリの改善を進めていかないと、私のようにテレビ好きの人たちは良いとしても、テレビ離れをしていると言われている人たちをつなぎ止めるのが難しくなるかも知れません。

これは、実のところテレビ東京だけの問題ではなく、NHK以外の民放局は地方局を含めて全局ネット配信を行なっていかないと、例えば今行なわれている日本シリーズも、テレビ放送ではなくネットでのLIVE配信がなければ見ないというような人たちもいるので、ネットで民放テレビを簡単に見るならTVerという認識を多くの人に早く持ってもらえないと、テレビは見ずにネット配信や動画コンテンツの方を優先して見るような流れは止まらなくなるのではないかと、テレビ好きな私としては危惧しています。

まずは、スマホ・タブレットおよび家庭用の大型テレビで見ることのできるAmazonのFire TV用のアプリについても使いやすい改善をしてもらいたいものです。そうなると、Fire TV用のアプリを提供していないNHKとの差が出せることになり、ユーザー側としてもあえてテレビを買わずに、スピーカー付きの大型モニターにFire TVをつないで民放地上波テレビやAbemaTV、そしてユーチューブや各種有料系の動画配信サービスだけで日常の情報を得て、NHKとの契約を解除するという道も出てきます。

NHKについては色々言いたいこともありますが、現在の「NHK+」アプリで地上波だけでなくBS放送の同時配信が行なわれるようになったらまた考えますが、あくまで地上波とBSを切り離してネット配信を行なうなら、台風の時など地上波を見られない人たちへの情報の伝達という観点では公共放送として放送を届けられないという気がするので、見逃し配信やライブ中継などの限られたものについては同時配信を地上波のみ契約の世帯にも見せてくれるとかして欲しいものですが、TVerにはぜひ、地上波だけでなく民放のBSについても同時配信をTVerで行なうことを見越したアプリのバージョンアップを行なって欲しいと切に希望します。

今後のライブ配信普及を睨んだデータ通信のスペック及びスマホの機能について

以前、東京オリンピックが開催される頃には会場周辺に5G網が張り巡らされ、次第に世の中でも高速でのモバイルインタネットが当り前になるだろうという見方がされていました。ただ、4Gのままでもスマホで見るくらいなら十分な速度であることも多く、5Gが当り前になったとしても便利に使えるコンテンツがなければ話になりません。

今回のオリンピックは、開催自体に反対をする方も多いと思いますが、モバイルコンテンツとしてのオリンピックを考える時、このまま本当に開催するのなら、パラリンピックを含めどうやって全競技を見たい人に見せるのかということが問題になるでしょう。まだ観客を入れてやるとは言いつつも、無観客試合のオリンピックになる可能性を考えると、地上波・BS・CSというテレビのコンテンツに頼るよりも、てっとり早くTVerやNHKプラスといった動画配信・見のがし配信サービスにライブ配信の機能を加え、ネットで複数のコンテンツを同時配信・見のがし配信を行なうというのが普通の流れでしょう。その流れでネットでのテレビコンテンツの同時配信が行なわれるようになれば、かなり状況は変わってくるでしょう。

その際、スマホで動画コンテンツをスムーズに見るためにはどのくらいのスピードが確保されればいいのかと考えると、やはり最低で最大1Mbpsは必要でしょう。500kbpsでは同じ動画配信でもスムーズに見られないコンテンツが出てきますし、200~300kbpsでは限られた配信動画のレートを下げてしか見られないことになってしまうと思います。

そんな中で、比較的低料金でもこうした動画が見られるサービスを打ち出してきたのがahamo・povo・LINEMOや、UQモバイルやワイモバイルのスマホプランであり、さらに「パケット放題Plus」をオプションで付けると最大1.5Mbpsで利用可能な(時間帯によってはスピードが落ちる場合あり)mineoや、最大3Mbpsで月50GBまでのデータ通信が可能な(50GB超では最大1Mbpsに制限されます)donedoneのような新しいスマホプランです。

共通するのは、どのプランでも高速クーポンを使い切っても、最大1Mbpsというスピードで利用が可能だということです。今のスマホにはテレビがリアルタイムで見られるワンセグやフルセグが内蔵されなくなってきていますので、ここのところの大雨の推移をリアルタイムに確認するためにも、これくらいのスペックをともなったプランを契約し、リアルタイム動画配信のサービスで情報を得る方が良いと個人的には思います。通信の場合は早ければ早いほどメリットも多いのですが、あまり早さばかりを優先すると料金との兼ね合いも起きてきます。その辺ではバランスが良いのが1~3Mbpsくらいの速度が常に使えるプランなのではないでしょうか。

そして、ワンセグ・フルセグに代わり現在少しではありますがスマホの機能として付いているものがあるのが「FMラジオ」です。先日のニュースで国内のAM放送を中心に放送してきた民放ラジオ局がFM局として継続していくという方向性を打ち出したこともあり、手持ちのラジオにはFMが108MHzまであるワイドFM搭載のものを選ばないと全国のラジオを聞けなくなる可能性がありますが、スマホに搭載されるFMラジオは周波数の問題はないと思います。ただし、スマホにはFM受信用のアンテナが内蔵されていないので、有線のイヤホンジャックがアンテナ代わりになるります。つまり、スマホ本体にイヤホンジャックが付いているものでないとそもそもラジオをスマホに付ける意味がなくなります。イヤホンジャックのないスマホを今後も使おうと思っている方は、スマホとは別にラジオを携帯した方が旅行に行く時には良いと思います。

スマホにラジオが付いている(当然イヤホンジャックも)機種を持っていれば、もし携帯電話の電波がつながらない状態でもラジオから最新の情報を入手でき、スマホ本体の電池の消費も「モバイルデータ通信」を切っておけば抑えられます。イヤホンだけでなく有線でつながるスピーカーを繋げば他の人と一緒にラジオ放送を聞くこともできます。イヤホンもスピーカーも無線接続のものが当り前になってきた今、非常用という意味ではまだ有線の方が優れているところもあるわけです。

すでに使っているスマホにラジオ機能が無い場合は、メインスマホでなく、サブ用のスマホとしてFMラジオ付きのものを持っておけば、メインのスマホが使えなくなった時の予備としても使えると思いますので、こうした価値判断で持つスマホを選ぶというのも十分に有りなのではないでしょうか。とにかく、外出先での安否確認および情報収集にはスマホが頼りになると思いますので、動画とラジオの両方が利用できるスマホという観点で旅行用に使うスマホを考えてみるのもいいと思います。