月別アーカイブ: 2021年12月

2021年を振り返り新たな価値感で生活をしていくことの大切さを実感

今回で今年の更新は最後になります。本年もこのブログにお付き合いいただき、大変ありがとうございました。

基本的には旅行をメインに挙げているブログではありますが、感染症の影響もあって旅行どころか外食すらままならない状況が続き、その中でどのように生活をしていくかという観点で色々考えていきました。

まずは、外に出られない分、自宅に籠もる中で感染症の影響なく自由に屋外で活動できるような状況に備え、新たなアウトドアグッズを仕入れてその使い勝手などを検証したり、そんな中で特に100円ショップのアウトドアグッズの充実ぶりがすさまじく、お金も掛けずにそれなりのアウトドアセットができてしまったりとか、これは新型コロナ渦が無ければこれだけのアウトドアグッズが100円ショップで出てこなかったのではないかと思えたりします。

今年の夏には日々感染者が増える中、東京でオリンピックが開催されましたが、過去に日本で行なわれた世界的なスポーツイベント、サッカーやラグビーのワールドカップは実際に試合を見に行ったのでそれなりに開催されている感はあったのですが、東京オリンピックは無観客での開催だったこともあり、テレビでしか見られなかった分、海外で開催されるオリンピック並みの盛り上がりに終始したのは残念でした。来年、冬季オリンピックが北京で開催されますが、ほぼ時差がない分、東京オリンピックと同じようになるのかなという感じがしないでもありません。テレビで競技を見ることで、外に出なくなるというのはいい傾向だとは思いますが。

オリンピックが開催された夏の時期は外出を公言することも控えなければならないくらい、全国でデルタ株の新型コロナ感染者が出たため、本気での自粛を自分もしましたが、その騒ぎが収まり、現在のオミクロン株が発生するわずかな隙を付いて日帰りの旅行に出掛けられたのは、きちんと準備をし、感染に気を付けながらピンポイントで決断できたからこその事でもあったと思います。

来年以降も、ここまでひどくはないにしても、新たな変異株の出現によりまた同じように社会生活が復活してもまた自粛になる可能性をはらんでいます。そんな中、それなりに生活を楽しむためには、自粛期間中に何を準備するか? という事が大事になると思います。私の場合、今年の年末に実際に旅に出たことによって、ある程度のイメージを持って、もし次回出掛けられる時のために、ネットで色々と調べながらシミュレーションをし、基本的には行ったつもりになっての計画を立てることで、実際に出掛けることになった場合に慌てずに済む効果はあるのではないかと思います。

どちらにしても、ここ2年の社会の変化によって、日常生活および旅行でのマナーも変わってきているのではないかと思います。今後はそうした以前からの常識を変えていかなければならない事も考慮しながら、自分なりの旅の方法というものも模索していければと思っています。本年も読んでいただきありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします。


久能山東照宮の2022年夜間特別拝観は「富士山満喫きっぷ」の利用範囲を広げられるか?

世に言うお得なきっぷというものは多くありますが、使えばお得であることはわかっていても、なかなか使いずらいと感じるきっぷが静岡県にはあります。通常は同一会社の鉄道などの間で乗り放題になるものがほとんどだと思いますが、私鉄やバス、船、ロープウェイまで含んで乗り放題なのが「富士山満喫きっぷ」です。

https://railway.jr-central.co.jp/tickets/fujisan-mankitsu/index.html

上のリンクはJR東海のページですが、ここから内容をご覧になれば、一日のみでの利用は魅力的ではあるものの、果たしてどうやって使えば良いのか? と悩むきっぷでもあります。

東海道本線では熱海から静岡までの往復可能で、沼津から御殿場線で御殿場から小山まで行けます。身延線では芝川まで行けますが、富士宮からはバスで白糸の滝まで行けます。三島からは伊豆箱根鉄道で修善寺まで行けますし、伊豆長岡からは三津シーパラダイスまでのバスが利用可能。沼津からは沼津港までのバスも使えるので、沼津港エリアも十分に楽しめます。

それだけでなく、清水港からのみなとクルーズおよび、清水港~土肥港のフェリーも利用可能で、清水からはバスで三保方面も行けます。さらにさらに、東静岡や静岡駅からバスで日本平まで行き、そこから出ているロープウェイで往復して久能山東照宮にお参りすることも可能です。

これだけ行ける範囲が広いと、どこか絞らないときっぷをお得に使い切ることは難しそうなのですが、昨日たまたまこのきっぷを使った観光利用がうまくできそうな情報を入手しました。それが、久能山東照宮の夜間特別拝観についてのニュースでした。

通常時の久能山東照宮は夕方5時ぐらいに門が閉まるので、このきっぷで利用する場合、最初に伊豆・沼津・三島・富士宮エリアを観光する場合、かなり朝早くから動いたとしてもじっくり東部地区を回るというのは難しかったと思うのですが、今回発表された久能山東照宮の夜間特別拝観は2022年2月4日から4月3日の金土日祝のみではあるものの、午後6~9時(最終入場同8時)とかなり余裕ができます。恐らくこの期間には日本平から久能山東照宮へ行くロープウェイも営業をするでしょうから、あとは日本平ロープウェイ乗り場から東静岡・静岡駅方面へのバスが増発されるようなら、まさにこの期間は「富士山満喫きっぷ」を一日使い倒すことができるかも知れません。

うまく使えば、「三島大社」「富士宮浅間大社」「久能山東照宮」のパワースポットを巡りながら沼津港か清水港で食事をしたり、修善寺か熱海で温泉を楽しむことも不可能ではないかも知れません。久能山東照宮では夜間特別拝観に合わせて徳川綱吉公筆「稼穡図屏風(かしょくずびょうぶ)」の公開も予定されているそうです。問題の静岡・東静岡~日本平ロープウェイまでのバスについては、下のリンクの静岡鉄道のホームページで最新のダイヤを確認した上で利用計画を立てるのが良いだろうと思います。オミクロン株の状況が気になるところですが、冬の夜間拝観は大いに楽しみです。

https://www.justline.co.jp/


年賀状をすぐに出せない理由と来年以降を睨んで年賀状専用の住所録を作る試み

ここ数日、日本列島は西日本を中心にして大雪になり、トラックが立ち往生して国道など幹線道が長時間ストップしてしまうなど、大きな影響が出てしまいました。そんな中、一昨日に友人から土地の名物を送るよと連絡が入ったのです。ただ、その方が福岡の方だったので荷物やレターパックプラス(速達扱い)は基本的に翌日にはいつもの状況ならこちらに届く感じではあったのですが、福岡からトラックで来るとすると、彦根付近や名古屋あたりでも雪が降っていたこともあり、今度ばかりは翌日に届くのは無理ではないかと思ったのですが、レターパックに入った荷物が当日の夕方ではありますが、無事に届きました。

改めて郵便を含めた日本の物流大手の方々の仕事というものはすごいということを実感できたわけですが、そうした現場で働く方々の想いを裏切るような行動を私自身は毎年してしまっています。

というのも、毎年本来は12月25日までに投函することで、スムーズに全国に発送される年賀状を現在全くやれていないのです。このパターンはここ数年という感じではなく、年内に出せれば良いという感じで出してしまっているのですが、とりかかると早いのに、遅々として進まないというのには一つの理由があります。

それは、毎年来た年賀状を見ながらスマホに入っている住所や電話番号、メールアドレスの照合は行なうものの、その後どこかに仕舞った年賀状の束を探すところから年末の年賀状の準備をはじめ、その頃には大方喪中はがきも届いているので、その情報を加えて今年の年賀状を誰に出すのかというのを決めるまでに時間がかかってしまうということがあるのです。もし年初に届いた年賀状が見付からないと、見付かるまで宛名書きが進まない(誰からもらったのかはスマホに入れた住所録でははっきりしないので)という悪循環があります。

今年もそんな感じで今まで全く手付かずになってしまったのですが、今年はちょっと来年以降の事を考えて、パソコン上で年賀状用の住所録を新たに作ることを試しています。どういうことかと言うと、年賀状の本体が見付からなくても、宛名書きする際にエクセルで作った住所録がきちんと出来ていれば、それを見て宛名書きをしてもいいですし、直接はがきに印刷することも可能です。来年は喪中はがきや転居の知らせが来たら年賀状用に作ったエクセルファイルを編集し、11月くらいにすぐパソコンを開いて宛名書きだけでも先にやっておけば、今年のように年末の最後になってあわてることもなくなります。

逆に言うと、なぜ今までそういうことを行なってこなかったのかというと、それは私自身がかなり早い段階から紙の住所録を使わずにスマホよりはるか昔の電子手帳の時代から住所録を電子化して使っていたことと関連があります。
この方法は手元のスマホをいじるだけで更新することができる利点がある半面、住所録というのは年賀状用だけではないので、膨大な人数がたまってしまい、今では全くお付き合いのない方のデータも残ってしまっていて、年賀状用ということでまとめて管理できていないということがありました。

とにかく今年は急がば回れで、まずは印刷可能なエクセルのテンプレートを使って、年賀状管理をはじめることにしました。今年送ってもらった人、出さなかった人、喪中はがきをいただいた人などを一覧できるようにし、早めに今年は何枚出すのかということや、宛名書きだけでもできる体制を整えることにしました。

もしここを読んでいる方で私からの年賀状を送っている方がいましたら、来年は到着が遅れる可能性があることをここでまずお詫びさせていただこうかと思います。その代わり、再来年の年賀状は元旦に届くように書くために色々考えて作業していこうと思っています。ともあれ、これでようやく年賀状を書くにあたってのストレスを何とかして、苦労するのはこのブログくらいにできれば良いと思っているのですが。


家の中の電池をほぼエネループで賄っていてもストックが必要なアルカリ電池の用途

私は以前から、電池を使った家電製品については、充電により限界はあるものの相当の回数を再利用可能なニッケル水素電池の「エネループ」(単三型および単四型)を入れて使っています。基本的にはそれで十分で、もし単二や単一を使う製品があっても、それぞれの電池の大きさで単三電池をセットして使うことのできる「スペーサー」という器具を使って、利用することが可能です。そういう意味ではできるだけ電池の廃棄物を出さないというエコな生活を行なっていたということになります。

ただ、家庭にある製品の全てをエネループだけで使うことはできません。家によってはその製品がないところもあるかも知れませんが、オール電化の家でなければまずどの家にもあるものが、エネループ使用ができないということがあるのです。

それは、自宅にある「ガステーブル」です。特に自宅のガステーブルは、電子制御でご飯の自動炊飯や天ぷら油の温度調整ができたり、やかんを火にかけて沸騰した時、あるいは5分間沸騰させたあとに自動消火する機能が付いています。そうした機能を使うために、さらにガスを点火させるために電池による電力供給が必要で、昨日ガスを使っていたらついに電池交換のランプが点灯してしまったのでした。

なぜエネループがガステーブルで使えないかというと、エネループなどの充電池というのは最大電圧が1.2Vと、マンガン電池やアルカリ電池の1.5Vと比べても非力で、もし満充電したエネループをスペーサーに入れてガステーブルにセットして使おうとしても、電圧の関係から、この電池は消耗していると誤判定し、うまく点火することもできない可能性が大きいのです。

今回は、以前余分に購入していた単一アルカリ電池のストックが準備してあったのですぐに対応することができたのですが、もし大きな災害が起きて停電した際、ガスの供給がされたとしても、もしガステーブル内の電池が消耗してしまったら、ガスが来ているのにガステーブルが使えなくなってしまう最悪の可能性もあるのです。

そこであわててストック用の単一アルカリ電池を買いに行ったのですが、大量にストックしなくても、一般的なガステーブルで使う2本パックを一つ置いておくだけで安心できます。この他、家に多くあるリモコン用の電池としては、ある程度休ませると回復する単四型のマンガン電池(100円ショップへ行けばまとまったものが110円で買えます)も、主にリモコンでしか細かい動作設定ができないエアコンを年中使っている方には予備として用意しておいても良いものだろうだと思います。今年ももう終わってしまい、地域によってはお正月の営業を休止するところもあるかと思いますので、いつ必要になるかわからないものの品切れには注意して今のうちに補充しておきましょう。


ダイソーの「ステンレス茶碗」大小は家の中だけでなく屋外用の食器として注目

インターネットの口コミ情報というのは自分も活用しています。日々のお出掛けだけでは網羅できないような新製品の情報については、やはり紹介してくれる人がいてこそ購入することもできるので、私自身もそうして得た情報を利用し、さらに紹介させていただくことで、本当に欲しいと思う方のところに届けば良いと思っています。

キャンプや車中泊用品としてあると便利なのが、屋外で使える食器類ではないかと思います。今まではキャンプ用の食器を車中泊用に流行したりしていたのですが、良くあるのがアルミ製のスタッキングできる食器や、同じ大きさでスタッキングでき、アウトドア感が漂うシェラカップの利用などがあると思います。

ただ、アルミやステンレス、チタンの食器であってもお湯やスープ、ご飯などを入れると熱くて手では直接持てなくなるので、取っ手があるタイプでないと取り回しが良くないのですが、取っ手がある分収納的には出っぱってしまうため、うまい収納を考えなくてはなりませんでした。また、日常生活の中で使うにはちょっと無理があるという方もいるでしょう。

そういう意味では、今回紹介するダイソーの「ステンレス茶碗」は、少し前に出ていてすぐに店頭から無くなるほど人気だった「ステンレス丼」と同じように、二重構造になっていて、お湯を入れても手で持てます。さらに、普通の食器といっしょに使っても、材質がステンレスの器であることが気にならなければそんなに違和感なく使えるようになると思います。当然金属ですので、落としても割れることは少なくともないでしょう。

写真の小さい方の茶碗にはだいたい180mlの量のお湯を入れることができるので、大きい方の茶碗をご飯用にして、小さい方にはフリーズドライタイプのお味噌汁を作って食べ、食後は小さい方のお茶碗にお茶を入れて湯呑代わりに使えば、アウトドア感はシェラカップ使用時より劣ると思いますが、実用という点においてはこちらの方が便利です。

今回のお買い物で大(どんぶり)中(お茶わん)小(お茶わん兼湯呑み?)が揃ったので、重ねてみました。このようにスタッキングという点ではそこまでうまく行かないものの、大き目の巾着袋に入れて行けば、車でのお出掛けなら全く問題なく運べますので、お茶・コーヒーから味噌汁、ラーメン、ご飯など3サイズの食器でほぼ屋外飯では対応できるように思います。

ちなみに、価格は大が330円、中が220円、小が110円と全て違いますが、とりあえずは日々の食卓で必要が出れば使いながら、車でのお出掛けには大中小のセットを持ち出して、旅先の自炊のお供にしようと目論んでいます。今後、ダイソーではきっちりスタッキングできるようなシリーズが出てくるとさらに嬉しいですが、そんな事も考えながら100円ショップめぐりは今後も続けていきたいと思っています。


年末年始の振込需要に対応して地元信用金庫のネットバンキングを開設し振込回数の水増しを計る

現在、私は口座振込用の銀行として楽天銀行を便利に使っています。預金を一定額(10万円以上)入れておかないと入金するにも手数料がかかってしまうのですが、ある程度ステータスを保つと、私の場合月5回のATM入出金および(ATM出金は24時間コンビニのATMでできるので有難い)、月3回までの他行振込が手数料無しで利用できるので、今までうまく使っていたのですが色々なサービスを使っている中でその限界というものもわかってきました。

というのも、住まいの関係でいつもは毎月振り込む先が2ヶ所から3ヶ所あり(月によって回数は変化する)、楽天の振込手数料無料の回数と合致していたのですが、先月は突発的にネットショップ利用時の支払いで振り込むことがあり、そんな時に限って毎月振り込む所が3ヶ所あったため手数料無料の回数を使い切ってしまい、そのため残りの回線については手数料を払わざるを得なくなってしまったのです。

毎月振り込むののは、地元の自宅から一番近い信用金庫に口座を持っている人のところなのですが、先月はその支店まで行ってATMから振込をしたにも関わらず、現金で振り込む場合には1万円以下の振込額でも手数料が200円かかってしまいました。それほど多いものではないのですが、全て現金で振り込むと考えると結構な額が飛んで行ってしまうので、今後の事を考えると楽天口座からの振込手数料無料の回数はキープしたまま、毎月の振込については何とか別の方法で手数料を節約したいと常々思っていました。

先月、信用金庫のATMで振込手続きをしている時、その手数料一覧を見ることができたのですが、そこで改めて情報を得ることができました。直接現金で振り込むより、その支店に自分が口座を開いて口座から振り込むと1万円以下なら手数料が100円になることがわかり、さらにネットバンキングからだと無料で振込ができることがわかりました。

そこで、先日その信用金庫で新たに通帳を作り、同時にネットバンキングの申し込みをしました。パソコンでもスマホでも同じようにネットバンキングがブラウザ上からできるのですが、スマホからは使いやすいように信用金庫共通のアプリがあり、そのアプリを導入することでより使いやすくなります。申し込みからネットバンキングが使えるようになるまでに2週間弱はかかったものの、これで毎月の振り込みは信用金庫のネットバンキングを使って行ない、楽天の無料振込はそれ以外で突発的に振り込みをしなければならなくなった時にするような切り替えができるようになりました。

私の場合は住居関連で以前、こちらが自由に振り込むのではなく、不動産屋さんの方で保証の関係から(もし振込がない場合に組合の方で補填するような事の契約の関係で)、振込は銀行口座からの引き落としで、強制的に振替手数料が取られていたような事があったのですが、今のところは直接振り込むだけで支払いが滞らなければいいので、自分の好きなやり方で振り込むことができています。毎月のことですが、ネットバンキングの場合には口座に入金しておけば、設定で決まった日に自動的に振り込むようなこともできるので、今までは楽天銀行の振り込みでそうした事を行なっていたのですが、信用金庫のネットバンキングでも同じことができるので、振り込みの使い勝手自体は変わることなく、私自身の振り込み回数を増やしたことになります。

最近はキャッシュレス化が進み、ほとんどのネットショッピングではクレジットカードが使えるのであまり感じることはないかも知れませんが、ネットオークションやフリマで買ったり、個人商品と取り引きをする場合には、直接振り込みを要求されることもなくはありません。もし、私のように毎月振り込む先があるような場合には、手間にはなりますが、口座を増やしてでも振り込み料金を節約するために、常に振り込んでいる先があるなら、その銀行の口座を作ったりネットバンキングの申し込みをするというアクションを起こすことも悪くないと思います。私の場合はこれで状況によっては月一回のランチ分くらいは節約できると思いますので、その分は色々考えて大事に使おうと思っています。


政府の新型コロナワクチン接種証明書アプリをしばらくインストールすらできない地方も

新型コロナウイルスのオミクロン株が市中感染の域に広がってきた中では、もはや必要とされなくなってくるのでは? と思われるワクチン2回接種を証明する証明書について、政府は12月20日からマイナンバーカードを持っていて、その内容を読み取ることができるスマホを持っている人限定ではありますが、スマホの中にワクチン接種証明書を入れることのできるアプリを公開しました。

テレビではすでに多くの人が導入したことが報じられ、さらに一部不具合がある(別姓での登録ができない?)ことを報道していますが、そうした報道を受けて早速私もアプリをインストールしようとGooglePlayからアプリの検索をして、ようやく導入できるかと思っていたところ、何ということか、以下のような画面が出てきてしまいました。

この文章によると、私の住む地域ではアプリそのものをインストールできない仕様になっているようで、「アプリがインストールできません」ではなく「お住まいの地域では以下のアプリをご利用いただけます」とあって、あの悪評だらけの厚生労働省が金の無駄遣いをしたCOCOAアプリを今さら勧めてこられようとは、怒りを通りこして呆れているというのが正直なところです。

ある意味、オミクロン株が今後流行していくことで、このワクチン接種証明書を持っていても具体的なメリットが見いだせなくなり、3回目接種が終わった頃に使えるようになっていくのかなという気はするものの、今回の対応を見ている限り、3回打った後にアプリが使えるようになるかも怪しいと思っています。地域によっては、データの確認作業が必要だということはニュースを見て知ってはいたものの、実際にアプリをインストールすることもできない地域があるのにも関わらず、そのことを告知したり、ニユースで伝えない政府やマスコミについて、不信感が増しただけという結果になってしまいます。

新型コロナ対策についての不信というのはこれだけではありませんが、実際にできると言っているものができないという事になると、今後も本当に大丈夫なのかということについても不安になってきてしまいます。個人的には3回目のワクチン接種については地域格差があっても、流行しそうな場所だったり市中感染が広がりそうな所で若い人を中心に接種することについては異論がないのですが、輸入に頼っていて必要な量の見通しが立たないワクチンならまだしも、全国同時タイミングで利用することが可能なアプリくらいは、地域格差なく使えるようにして欲しいものです。

この話というのは、わかっている人にとっては待てばいいのですが、よくアプリの事をわかっていない人にとっては今後大きな問題に発展する恐れがあります。政府の公式アプリに似せた、スマホ内部のデータを奪い取る悪意を持ったアプリが出現したら、まだ公式アプリが提供されていない中で情報弱者が間違ってそうした悪意あるアプリをインストールしてしまう可能性も出てきます。政府には、早急に公式アプリも少なくとも全国でインストールすることができるようにして欲しいものです。


タイミングを見計らって実行した静岡~宇都宮日帰りグルメ旅 その6 滞在時間は短かったものの小さなエリアで全てが揃った宇都宮の評価と帰途報告

今回は日帰りの旅ということで、結局ここでは紹介できなかったお店も含めると、4ヶ所ぐらいしか餃子の食べ歩きはできませんでしたが、初の電車旅という同行者にお土産を選んでもらう時間を作るためにもということで、少し早めにJR宇都宮駅に戻ってきました。

実は、餃子以外の栃木県の名物ということで言うと、私の住む静岡県のライバルとなるのですが、イチゴの生産が盛んで、ブランドの「とちおとめ」が有名です。駅構内にはフルーツに関わるカフェやお土産なども多かったのですが、個人的にも同行者の好みにも合ったのが駅ビル一階にある「フルーツダイニング8010(パレット)」のフルーツサンドでした。残念ながら夕方で残っているものも少なく、さらにお店の奥にはイートインスペースもあったので、到着時にすぐ餃子よりもこちらの方でフルーツサンドを基本にしたランチを食べるべきだったかな? とも思いましたが、これは次回訪れる際にリベンジしたいと思います。ここではミックスサンド980円を購入しましたが、イチゴはもちろん中に入っているりんごがシャキシャキしていて、大変おいしかったです。

実際のところ、餃子を含めた宇都宮のお土産を買うなら、ほぼ駅ビルでまかなえるようなくらいのお店が構内にはまとまってありました。お土産と言えば、やはり餃子のお土産は欠かせませんが、今回使う予定だった餃子券が一部使えないということになって、この時点で餃子券を余らせていたのですが、その券は私を含めた3人のお土産餃子代へと化けることになりました。餃子については、やはり「宇都宮みんみん」のものをということで、昼食を食べたメッツ店のところまで戻り、そこでお土産を購入しました。わざわざお店のところまで戻ったのは、普通の多くのお土産餃子のあるお店だとみんみんの冷凍餃子は5人前のものがほとんどなのですが、お店では5人前の他、3人前、2人前のパッケージも用意されているのです。今回餃子券は500円券が2枚余ったので、箱代とドライアイス代は別になりますが、自分で支出しなくても2人前(500円)が2つ買えたのです(下の写真は2人前の冷凍餃子のパッケージになります)。

ちなみに、発泡スチロールの別容器にドライアイスを詰めると、だいたい購入時から6時間は冷凍状態をキープできるということでした。ちなみに、宇都宮から静岡までの普通列車の所要時間は6時間弱なので、ちょうど家に着くまでは冷凍餃子の状態を損なわずに持って帰ることができるということになります。

そこから一応自由に各々お土産を見てもらう時間を作り、改札に再集合することにしました。私はと言えば、当然今回は食べられなかった餃子のお店もあったのは残念でしたが、改札口すぐのキオスクで栃木県特有の「レモン牛乳」は購入して飲みました。お土産関連では宇都宮のものだけではなく日光のものも購入できるので、もし18きっぷで日光線を使って日光東照宮を参拝し、現地でお土産を買い損ねたような場合にも、いったん改札を出て、駅ビルを物色すれば何とか格好が付くようなお土産を買うことができます。

帰りのグリーン車は、平屋のトイレに近い場所をキープし、飲食もしながらゴミが出たらすぐそこにあるゴミ箱に捨てられるような体勢をとってそれなりにまったりとしながら帰ってきました。時間調整の甲斐あって、最初の列車で国府津まで行く予定が、国府津の手前の二宮駅で降り、人身事故で遅れていた本来なら先行する列車に同じホームから絶妙に乗り換えることができました。これは、車内アナウンスの情報をしっかり聞いたおかげで、18きっぷの旅ではやはり事故での遅れもあり、今回のように自分の乗っている車両は遅れていなくても、他の車両との関係で、時刻表上は乗ることのできない列車に乗れたりします。そのためにも車内アナウンスをじっくり聞くのは必要な事だとしみじみ思いました。そういう意味では、席自体が少ない平屋のグリーン区画はアナウンスを明瞭に聞くという点においても有利です。私たちはそのおかげで、国府津でホームから隣のホームへ階段を上り降りする必要がなくなり、二宮から同じホームの後発列車にすぐ乗って熱海駅にも早く着きました。熱海まで行った後、熱海~沼津間だけはグリーンではない車両に乗りましたが、沼津ではあえてホームライナー号を待って、沼津~静岡間はゆったりとした雰囲気を改めて楽しみつつ、夜の九時半には静岡駅に着きました。この時間だとまだ自宅までの路線バスも動いているので、その後の移動も楽でした。

今回は宇都宮滞在4時間というばたばたした旅でしたが、長い電車乗車時間がほとんどグリーン車だったため、同行者の受けも悪くありませんでした。改めて最初の旅行に宇都宮を選んだことで、コンパクトに回っても充実していて、満足度もそれなりになりました。旅から帰った後に、同行者からは早くも次回の開催をと言われているのですが、それはこの旅の計画をした側からすると嬉しいですね。

今後、もしオミクロン株やインフルエンザの流行があるとまた旅行に出られないような状況になってしまいますが、日帰りではあるものの交通費・食費・お土産代まで付いてだいたい一人8千円弱くらいの予算で行ってこられたということで、次の18きっぷシーズンを目指して予定を立てようと思います。もちろん、車で出掛けられる旅の方もここで紹介できるような状況になってくれるように願いたいと思います。

※以下に今回の旅について書いたものをリンクにしてまとめています。

・タイミングを見計らって実行した静岡~宇都宮日帰りグルメ旅
その1
その2
その3
その4
その5
その6


タイミングを見計らって実行した静岡~宇都宮日帰りグルメ旅 その5 パワースポットの正面にフードコートのある宇都宮の街を歩きと周遊バスで堪能する

多少いやな事はあったものの気分を切り替え、腹ごなしという意味あいも兼ねて、宇都宮市内循環の「きぶな号」バスに乗り、大谷石で造られたという松が峰教会を見学しました。

写真のフレームになかなか収まらないほど、その迫力に圧倒されたものの、今回の新型コロナ対策ということで内部の見学ができなかったことは仕方のないこととは言え残念でした。でも門から入って建物の外観についてはしっかりと見ることができ、そこからはバスを使わずにオリオン商店街(アーケードのある商店街)の方に向かいました。

私の住む静岡市の商店街は一部に屋根はあるものの、写真のような全体に屋根のあるようなアーケードはないので、こういったスペースがあること自体正直羨ましいです。もし当日の天候が雨の場合には、このアーケード街を中心にして市内散策をする予定でしたが、当日は晴れて気温もそこまで下がっていなかったので、今回餃子以外でのもう一つの目的である「二荒山神社」へ向かいました。

この写真ではあまり伝わらないかも知れませんが、街の中心にこれだけ大きな神社があるというのは、他の都市ではあまり無いのではないかと思います。大鳥居を抜けると広場になっていて、神社は長い階段を上って行った先にあります。以前宇都宮に泊まった時には早朝にこの神社にお参りして、その神々しい雰囲気を満喫させていただいたのですが、今回は社務所が開いている時に行けたのでおみくじを引いたりすることもできましたし、多くの観光客らしい人とも遭遇したりと、観光らしい事ができたのではないかと思います。

階段を上ってお参りするのは大変な部分もありましたが、上からは市内を見渡すことができ、ちょっとした別世界というものを感じることもできました。
立地上、この神社の正面が宇都宮餃子のフードコート「来らっせ 本店」が地下に入っているメガ・ドン・キホーテの入っている建物だったので、餃子の食べ歩きにも両立しやすくなっているのもグッドでした。このフードコートには「常設店」と「日替わり店」の二つのスペースがあり、常設店には「宇都宮みんみん」「めんめん」「香蘭」「龍門」「さつき」の餃子をいただけます。もし食べ歩きの最初で駅ビル内の「宇都宮みんみん」に入れない場合にはこちらでみんみんの餃子を食べる予定でしたが、今回は何とか食べられたためにここでは曜日によって提供するお店の餃子が変わる「日替わり店」のスペースへ行ってきました。

実は、循環バスの「きぶな号」一日乗車券を持っていると、この「日替わり店」で餃子を食べた時にメニューの上では220円するソフトドリンクのサービスがあるのです。そうしてやってきたドリンクは結構な大きさで、餃子とともにいただくには十分過ぎるほどでした。バスの料金も一乗車で170円なので、2回乗れば元は取れる上にソフトドリンク代もちゃらになり、先述の周遊クーポンと合わせてもかなりの節約になりました。

そして、来らっせが入っているビルの一階がドン・キホーテの食品館になっていたため、そこで帰りの電車で飲むものを物色し、安いものをまとめ買いしてきました。もう少し時間があれば、栃木県にしかないものをじっくり探したかったのですが、これは次回がもしあった場合の課題ということになるでしょうか。帰りの電車までには時間はありましたが、駅ビルでお土産を買うことも考えていたので、少し余裕を持ってバスで改めて宇都宮駅に向かいました。

※以下に今回の旅について書いたものをリンクにしてまとめています。

・タイミングを見計らって実行した静岡~宇都宮日帰りグルメ旅
その1
その2
その3
その4
その5
その6


タイミングを見計らって実行した静岡~宇都宮日帰りグルメ旅 その4 観光クーポンを使っての餃子購入に思わぬトラブルで地域の裏面を感じる

今回、宇都宮の餃子を食べ歩くため、たまたまその年の先月から販売を開始したばかりの観光用の「周遊クーポン」を購入しました。このクーポンは一口2,000円を一名二口(4,000円)まで購入でき、実際は利用できる店舗で使う分には、おつりは出ないものの6,000円まで利用できるというお得なクーポンです。この周遊クーポンを購入するには、まずLINEで友だち申請をして、LINEのトークから購入手続きに進むことができるようになっています。

駅から出たら(駅ビルの2階が出口になっています)、正面にあるお土産物が並んだ店舗の奥に、多くの店舗のお土産餃子などを揃えた「来らっせ パセオ店」(パセオとは駅ビルの名前)があり、そこへ向かいます。そこで改めてLINEアプリを開き、お店のところにあるQRコードから手続きをすると、そこで売っているものを買えたりするのですが、今回は餃子中心に食べ歩きたいと思っていたので、お店でいちいちQRコードを読ませて購入手続きをしなくて済むように、一枚500円分の餃子の飲食やお土産代として使える「餃子券」に全て交換しました。都合、6,000円分で12枚の餃子券が手に入ったわけですが、それを持って出掛けたのが、「来らっせ」からさらに奥を目指して歩き、ホテルのあるところからエスカレーターで3階に上がるとすぐにある、宇都宮餃子の老舗「宇都宮みんみん」の「メッツ店」(メッツとは駅に併設されたホテル)および「ステーションバル」の2店が並んでいるところでした。(写真はメッツ店の方です)

この2つのお店はどちらも「宇都宮みんみん」の餃子が食べられるのですが、まず「メッツ店の方に行ったら、こちらのお店はカウンター中心でテーブルが少ないため、テーブル席の多い隣の「ステーションバル」の方を勧められました。どちらのお店の方も、行列対策のため番号札を取ってその順番に入店できるシステムがありましたが、電話番号を登録すると、自分の順番が来たら電話をもらうことで、店周辺で買い物をしながら順番待ちができるようになっていて、時間調整には嬉しいサービスです。

平日のお昼で観光客は少なかったので私たちはお店の前でしばらく待ちましたが、思ったほどの混雑ではなかったのはラッキーでした。ただ、メッツ店の方には餃子と同じく創業者が中国から持ち帰ったと言われるじゃじゃ麺(岩手県盛岡の名物でもあります)を扱っているのに頼めなかったのは残念でした。

ステーションバルのお店ではお昼なのに店内にはジャズが流れ(宇都宮は世界的なサックス奏者の渡辺貞夫さん、弟でドラマーの渡辺文男さんの出身地ということでジャズの街でもあるのです)、お酒やおつまみも充実していますが、ここではシンプルに宇都宮の餃子を楽しんでいただくために、「焼餃子」「水餃子」をセットで注文しました。

私としても久しぶりのみんみんの餃子ということで、野菜が多めであっさりしていますが、特に水餃子は何も付けずにそのままいただけるほどで、改めて宇都宮にやってきたことを実感しながらおいしくいただきました。同行者にも好評でして、支店とは言えお店の味を楽しんでもらえたのには正直ほっとしました。

その後、お決まりですが駅を出て二階部分の広場に置かれている「餃子像」で記念写真を撮った後、一階に降りて向かって左にある「チサンホテル」の隣りにある関東自動車のバスセンターに行き、そこで市内循環バス「きぶな号」乗り放題チケット(大人300円)を購入し、移動して次の餃子店に行ったのですが、そこでちょっとしたトラブルに遭遇しました。

詳細がわからないので具体的な店名を挙げたり、撮影した餃子の写真をアップすることは控えますが、事前にネット上で調べてそのお店で「周遊クーポン」が使えることを確認し、さらに餃子券にもそのお店で使える旨の表示がされていたので、食後に餃子券を出したところ、「この券は使えません」と拒絶されたのでした。

そう言われてもと思い、私が券に印刷してあるそのお店の名前を示して交渉したのですが、そのお店の店主の話しぶりではどうやら周遊クーポンを企画した餃子会との折り合いが良くないような口ぶりで、券に店名が書いてあっても使えないという一点張りだったので、仕方なくその分のお金を払って出てきたのですが、これはちょっと予想外でした。

こんなことは書きたくないのですが、私のように事前に調べた上でクーポンを購入したり、餃子軒に書かれた店名を見て行くお店を決める人にとっては、大手で信頼できるお店以外の餃子については、入店前にいちいち「このクーポンは使用可能ですか?」と券に表記してあっても聞かなければ安心できないということにもなってしまいます。人によってはその場でお店の方とトラブルになる可能性もありますし、そうなると期待して出掛けた分だけ宇都宮餃子についての失望感も、もしかしたら出てきてしまうのではないでしょうか。

これはお店だけではなく餃子会の方々についても何かお店とうまく行っていない所があるのではないか? と思う点もあるので、一概に当該のお店を非難することも私にはできません。私自身が部外者で単なる観光客としてお店を利用しただけですが、餃子会とお店ということについては、あえて餃子会に入っていない有名店もありますし、そうしたお店の餃子を食べたい場合はしっかりお金を払っても食べようと思います。今後、こうしたクーポン券を購入した上で餃子を楽しむ人たちのために、餃子会の方々には、少なくとも私と同じような事を経験するような人が出る前に、ホームページの記載や餃子券に表示している店舗の修正をお願いしたいと切に思います。

※以下に今回の旅について書いたものをリンクにしてまとめています。

・タイミングを見計らって実行した静岡~宇都宮日帰りグルメ旅
その1
その2
その3
その4
その5
その6