月別アーカイブ: 2016年12月

予約商品のクレジット決済で注意したいこと

2016年もつつがなく終わるかなと思ったぎりぎりになってちょっとしたネット通販に関するトラブルが発生してしまいました(^^;)。というのも、ここ数年は我が家でも家事の負担を軽減するために、年末に届くように冷凍のおせちを用意するのですが、今年は早いうちから予約した方が安く買えるということで、10月の時点でおせち料理を注文したのです。

こちらとしては年内の早いうちに決済が完了していると思い込んで、おせちが届くのを待っていたのですが、なかなかおせちは来ないで代わりに電話が注文元から入ってきたのです。

その内容というのは、今回私が注文した業者の場合ですが、実際に品物である冷凍おせちは宅配業者のところまで届いていて、その時点でクレジットカードによる決済を行なうことで注文主に届けられるという仕組みになっているのだそうです。業者さんは私のカードで決済を行なおうとしたところ、エラーになってしまったのだそうで、それで電話が自宅に掛かってきたのです。

この点については私にもしかしたらと思われることがありまして(^^;)、10月の時点ではメインに使っていた楽天カードから案内が届いたことで、実際は別のカードである楽天ゴールドカードにカード変更したことに伴い、おせちを注文していた一般の楽天カードが使えなくなってしまっていたので、エラーになってしまったというわけですね。こういう場合どうすればいいのかと聞くと、すでに今回注文したおせち自体は完売になってしまっているので、その業者さんのホームページに行って何でもいいので商品を現状で使えるカードで決済し、注文の際の備考欄にその旨を書いてくれれば、注文が上がった時点で注文内容を修正し、そのままおせちを届けてくれるとのことでした。

そこで、改めて数日前にその業者さんから来たメールを探し出し、そのリンクから手続きを行なうことにしました。こうしたトラブルで業者さんに迷惑を掛けるのは本当に申し訳ありませんでしたが、注文した当時はまさかこんなことになるとは思わずにカードを使っていたので、改めてクレジットカード決済が万能ではないということも思い知った次第です。

その後、無事に前のカードで申し込んだ内容をキャンセルし、新たにダミーの申し込みをした分で当初に申し込んだおせちの注文に変えるという手動による操作をしていただき、何とかおせちを当日中に受け取ることができました。

改めて思うのは、注文時に知らせる電話番号についても、こうしたトラブルがあるとどうしても困る場合には、何かあったらすぐに連絡が取れる携帯電話の番号を申込時に知らせておいた方がいいのではないかということです。先日書きました宅配業者の方にこちらのせいで過重労働をさせないためにも、こうした相手の事も考えながら何かトラブルが合ってもすぐに対応できるような事も考えながら注文事務をすることの大切さを改めて思いました。

というわけで最後にばたばたしてしまいましたが(^^;)、これで今年の更新を終了したいと思います。お読みいただいた方にはつたない内容も多かったかも知れませんが、来年も自分の中で気になったことなどをジャンル問わず書いていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

モバイルバッテリーの使い分け

最近になって、重さはともかく小さくキーボードをたたんで収納できるノートパソコン、キングジムのポータブックを購入したことにより、日々持ち歩くバッグを昔のものに戻したりといろいろ試行錯誤を行なっています。今後新しくハードを買い替えたりするので、まだ決定版という形ではありませんが、かなり小さくバッグの中にいろんなものを入れられるようになりましたので、改めてその内容はお知らせするかも知れませんが、何と言ってもかなりの重量があるのがネックです。

そんな中考えるのは、多くのモバイル端末を同時に持ち運ぶ中で外付バッテリーをどうすればいいのかというのがまず気になりました。今までは容量が大きなものを旅行用に複数用意して、ちょっとしたお出掛けにリップタイプの小型バッテリーを用意していたのですが、大型を常に持ち出すと重いですし、かといって小型バッテリーだけでは不安になります。

そんな時たまたま時期的に安くなっていた小型の円筒形スティックタイプのバッテリーでした。私が持っていた小型のバッテリーは容量が3,000mAのものでしたが、そのバッテリーはセールで安くなっているのに容量も5.000mAあり、同時に持って行けばそれなりに使えそうな気がしたので購入してみました。

写真のようにやはり容量の差ということもあるため、一回りといってもかなり大きくなったという印象がありますが、それでも他のモバイルバッテリーと比べたら小さくて軽く、縦に収納して運ぶことでバッグの隙間に入れて運ぶこともできます。

この種の小型バッテリーはUSB出力が一つのものが多いので、単純に2つバッテリーがあれば2つの機器を同時に充電できますし、どちらか一方で充電している間に、もう一つのバッテリーを充電してローテーションすることも可能でしょう。

さらに、あくまで災害時などの非常用でなく、外でバッテリーを消費しすぎた場合にはコンセントを借りるなどしてモバイルバッテリーを利用できる環境さえあればいいのではないかと考えることで、あくまで大容量のものを毎日持ち運ぼうという風に考えずに済みます。車での移動中ならシガーソケットから充電できますし、カフェなどでもコンセントやUSBソケットから直接充電できる設備を提供し、その事を集客に利用しているところもあります。したがってそういう生活の中でこちらが用意するものは、小さくてもそこそこ使えるモバイルバッテリーと、コンセントに繋げる小型のACアダプターのセットでいいのではないのかと考えたわけです。

今回は、最初に紹介したノートパソコンのポータブックでさえ5V2Aの汎用のUSB出力を持つACアダプターから充電できるようになったことで、日常的にモバイルバッテリーを利用する状況というのは増えていくのではないかと思っています。恐らくこの組み合わせで日常生活の範囲内であれば不満は出ないとは思っていますが、とにかく色々なモバイル端末を持ち出して使っていく中で、この2つのモバイルバッテリーのポテンシャルを確認していくことになると思います。

ネット通販からの注文をどう受け取るか

昨夜、北関東を震源とする強い地震がありました。まだ状況が全てわかっていない状態なのですが、揺れの範囲が広くなればなるほど、交通機関にも影響が出ることになるでしょう。今回の地震でも年末の忙しい時なだけに、宅配のドライバーさんたちは渋滞になったり荷物の状態を確認したりと仕事量が更に増えて大変だと思います。

先日、宅配業者の大変な内幕が紹介されたニュース記事を読む機会がありまして、ネット通販の利用者が増え、さらにクリスマスから年末年始の扱う荷物の多さに加え、荷物を届けに行っても不在で持ち帰り、再配達が多くなれば多くなるほど仕事も大変になるとこぼすドライバーさんが紹介されていましたが正にその通りだろうと思います。

再配達の多さはロスの増大を生み、人の苦労も増えますがトラックを動かすための燃料を消費するなど、コストの増大をも招きます。そこで、ニュース記事を読みながらユーザーの利便性を保ちつつ、できるだけ配送担当の方々の負担を減らすためにはどうすればいいのかということを考えてみました。

以前にこの話題について書いた時には、宅配ボックスがないような所に住んでいる場合は、自宅で受け取るのでなしに業者の営業所かコンビニエンスストアでの受け取りをおすすめしたのですが、受け取り場所を指定する場合、コンビニエンスストアによってはかなりコンビニ店員さんの負担が増えるということであまり歓迎されないということを知りました。

コンビニの店内はあらゆる品物を効率良く並べてあるだけに、宅配便の荷物というのは店内のスペースを圧迫したり、荷物を受け取りに来る人がたて続けに出た場合、店内のどこに置いたのかという事が全ての店員の間で情報共有されていない場合は、ただストレスを生むものにしかなり得ません。

ということは、考え方としては大きく2つの事が考えられます。まず、自宅で受け取る場合、配達希望時間を「希望なし」とは絶対にせず、家族のだれかが家にいる時間の中で確実な時間帯に配達してくれるように注文時にお願いするということです。そうすれば、急用が入って家を空けなければならないなどどうしようもない時を除き、再配達を生じさせる原因を利用者側のちょっとした気遣いで防ぐことができるかも知れません。

そして、もう一つの方法はそもそも再配達をする必要のない配達先を選ぶことです。ただ先述の通り、安易にコンビニエンスストアを選ぶよりも、宅配業者の営業所に直接取りに行くとか、駅の構内に受け取りボックスを設置してくれている業者の場合はそうした施設を積極的に利用するというような事です。できればコンビニ店員さんのような仲介者が発生するような形を避けることで、荷物が営業所に届くか、ドライバーが決まった宅配用のボックスまで行く手間だけで済むことになります。

私の場合は地方在住で車も持っているので、家から一番近い営業所で受け取ることのできる設定がある場合は極力営業所で受け取るようにしています。ただ、時間が不規則な生活をしていると、スマホに荷物の到着メールが届いた時点ですぐ使いたい場合はとにかく急いで営業所へ向かえばいいわけで、交通事情などによりいつ届くのかやきもきしながら待たなくて済む分、ユーザー側にもメリットがあるとも言えます。

ネット通販を利用している多くのユーザーは送料無料という業者も多いこともあり、年々その利用者は増えていますが、送料無料サービスをいち早く打ち出していたAmazonが送料無料の範囲をプライム会員だけに限定するなど、今後も多くの事業者がネット通販の送料無料が続くのかは際めて不確定な要素があると言わざるを得ません。

そんな中でユーザーができることはできる限り配送業者の負担を減らし、送料無料でも事業が成リ立つ様なモデルケースを多く利用することではないかと思うわけです。ネット通販で安く購入するだけでなく送料もできる限り安くしたいと思っている方は、注文時に自分でカスタマイズできる配送オプションがある場合はできる限り細かく設定することを個人的にはしたいと思いますし、同じ想いを持つ方が増えればいいなと思っています。

東芝充電ラジオ TY-JKR5の研究 その6 常時持ち出し時の電池問題

いろいろあって、現在TY-JKR5をいつも持ち歩くバッグに入れ、ラジオのない所で聞きたい番組があった時に取り出して聞くという風に使っています。いざという時のライトも付いていますし、本体が防水仕様になっているため濡らしてしまっても何とか使えそうですし、さらにガラホやスマホがいよいよ電池切れを起こしそうになった場合の気休めとしてもこうした複合的に使えるグッズを持ち歩いていると安心するものです。さらにこちら静岡でも地元のAM局がFMで同時放送を行なうようになったので、かなりクリアに聞くことができるようになったので、ワイドFM対応が生きています。

しかし先日、いつものように使おうと思ってバッグから出したところ、ボリューム兼スイッチが「切」の位置から回ってしまっていて知らないうちに電源が入っていて、当然のごとく中に入れていた単四エネループの容量は空になってしまっていました。

ただこのラジオは電池だけでなく内蔵キャパシタでも十分動くので問題がないと言えばないのですが、キャパシタから電源を取る場合にはそれなりにハンドルを回さなければなりません。普通の場合ならそれもいいでしょうが、回りの目を気にしなければならない時にはハンドルを回さないでラジオを使いたいですし、そのためには乾電池でいつでも利用できるようにしておくことが大事だと改めて思いました。

ラジオの中には時計が付いていたり放送局のメモリーがあって電池を抜いておくと消えてしまうものもあったりするのですが、このTY-JKR5はアナログラジオなので電池を最初から入れておかなくとも一向に差し支えありません。だったら満充電したエネループを別にしておく方がいいのではないかということで、改めて写真の組み合わせをバッグに入れておくことにしました。

こうしておくことにより、数年間エネループを使っていなくても、ラジオを聞く程度であれば十分な電池残量を残したまま保管できるだけでなく、電池の入れっぱなしによる液漏れによる内部故障も防止できます。もっと言うとこの単四電池はラジオにだけ使えるというものでもないので、他の単四電池を使ったグッズが電池切れを起こした時にも使える予備電池になるというメリットもあります。

同じように、デジタル表示のないアナログラジオを防災ラジオとして用意されている方は、ラジオの中に電池を入れた状態で保持しないで、電池を外した形で別々に保管するというのが、いざという時の事を考えると賢い保管の仕方ではないかと思われます。
ただ、今後のTY-JKR5をはじめとする防災ラジオに関する要望としては、本体電源スイッチを独立させるだけでなく、カバーを付けるなどして何かの拍子に電源が入らないように工夫してもらえると、いざという時の役に立たなさという印象は無くなる防災ラジオになるような気がします。本体のロック機能にしても、バッグの中で何かがそのスイッチを解除してしまう可能性はどうしてもあるわけですし、常に持ち出していてもいざという時に私のように電池切れの憂き目を見ないような設計上の工夫について考えていただけると幸いです。

※東芝の非常用ラジオ「TY-JKR5」について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 外観とその機能について
その2 コンデンサー充電についての覚え書き
その3 機種比較1 TY-JR10からの進化点
その4 機種比較2 KOBAN ECO-5との比較
その5 その5 まとめと今後への期待
その6 常時持ち出し時の電池問題
その7 ライトをランタン風に使うためのグッズ

キャッシュカードの暗証番号を忘れたら?

年の瀬もおしつまって、お金の出し入れをされる方も多いと思いますが、今回は大変参りました(^^;)。というのも、ここ数年使っていなかった都市銀行に久し振りに振り込みがあったので、早速口座からお金を下ろそうとしたところ、カードの暗証番号に登録した番号をすっかり忘れていたのです。

最初、恐らくこの番号だろうという番号を入力したら暗証番号が違うということでカードだけが戻ってきてしまったので、そこであまりにも愚かな行動を取ってしまいました。というのもその場であらゆる可能性を考えて適当に機械に入力してしまったのでした(^^;)。

そこで、本当の暗証番号が入力できれば良かったのですが、なかなかそういう偶然はありません。で、お決まりのキャッシュカードにロックがかかってしまい、その後自宅に戻って正しい暗証番号を思い出して機械に入力しても後の祭りです。盗難にあったカードで出金されることを防ぐために、本人が窓口に出向いてロックを解除しないと機械で現金を引き出せなくなってしまったというわけです。

それでも、私の住んでいる場所にその都市銀行の支店が存続していたのは幸いでした。もし経済状況の変化とともに支店が撤退してしまった場合、人を通しての手続きができず途方にくれていたことでしょうから、その点は良かったです。で、ようやく先日時間をやりくりして窓口が開いている時間に支店まで直接出掛けてきました。

この種の手続きは他の銀行・信用金庫でも同じだと思いますが、通帳と印鑑(口座届出印)とカードの他に本人の確認ができるもの(パスポートや運転免許証で大丈夫)を用意して窓口に行くと専用の用紙を渡されるので内容に記入および口座届出印を押して通帳とカードを一緒に提出すると、キャシュカードのロック解除とともに、希望すれば念のためということで窓口で現状での暗証番号を教えてくれます。

その番号が自分でこれだと思っていたものと違っていないか確認の上、お金を下ろした後で暗証番号の変更も合わせて行ないました。主に使っている銀行の暗証番号と共通にしようかなとも思いましたが、それは逆に一つの番号で根こそぎ引き出されてしまう恐れもあるので、改めて今の自分に関係ある4ケタの数字を設定しました。

もし、今回の私のようにこれだと思って入力した暗証番号が違っていたという時は、賭けをするように何の躊躇もなく連続して入力することはきわめて危険です(^^;)。そして、暗証番号を類推する際に大切なことは、よほど昔から使っていて全くさわっていないキャッシュカードでない限り、自分の誕生日や電話番号、ゾロ目の数字の羅列はまず使っていないと考えた方がいいでしょう。ロックが掛かるまでにそうした番号を入力してしまうと、大切な入力回数が無駄になってしまいます。

個人的には自分の頭の中だけにあるというのが理想ではあるのですが、今回のようにあまりに長期間使っていない口座のことを記憶の片隅に押しやってしまい、それはそれで困る場合もあるかと思うので、他人が見てもわからないような形式でどこかにヒントとなる文章なりを控えておく必要があるかも知れません。ただしその場合、あまりにわかりやすいヒントでは逆に見た人に簡単に類推されてしまう恐れもあるので、その点には十分気を付けて下さい。

しかし、今回の私と同じようなことを顔写真付きの本人確認資料がなく(パスポートや運転免許証など、さらにどの印鑑が口座届出印だったのかもわからないような場合にはとにかく家からそれらしい印鑑を持ち出し、本人確認資料においては保険証や年金手帳など、複数の書類が必要になる場合も出てきます。現在は誰でも写真付きの本人確認のためのカードを作ることもできますので、このようなトラブルが起こる前に各銀行が本人確認に使えると例を挙げている「マイナンバー個人番号カード」を作っておいた方がいいケースも出てくるかも知れません。車も持たず海外旅行もしないという方は、いざという時のためにそうした顔写真入りの身分証明書を作るということも考えておいた方がいいでしょう。

自分の車の残りの走行可能距離を把握する

一般ドライバーはどのくらいの頻度で車の燃料を給油するのかわかりませんが、以前ブログの中で、半分くらい燃料が減ったところで満タンにする習慣を付けておくと、いざという時でも燃量切れで困らないと書いたことがありました。もし、明日に身近な場所で大きな災害が起きたとしたら、車は単に走るだけでなく、シガーソケットからスマホを充電できるなどの発電機としての機能も持つため、まさにどのくらい燃料が残っているかでその後の避難生活にかなりの違いが出てくることが考えられます。

そんな感じで長らく今乗っている車でぎりぎりまで給油しないということはなかったのですが、いつも入れているスタンドのスピードパス(カードを出さなくても専用のリーダーにかざすだけで登録したクレジットカードからガソリン給油のための利用ができる)が使えなくなった影響から、珍しくガソリンスタンドへ行く機会を逸してしまい、先日本当に久し振りに給油ランプが付くまで乗ってしまいました。

もちろん、すぐにスタンドで給油しましたが、セルフスタンドで自動的に給油が止まるまで満タンにレギュラーガソリンを入れた量は33.55リットルでした。私のホンダフィットのガソリンタンクは42リットルなので、およそ残り10リットルになったらランプが付くということを改めて確認することができました。

こうした実測の内容を覚えておくと、旅先で燃料がなくなってきた場合に慌てなくても済みます。私の車には簡易的な燃費計も搭載されているので、ランプが付いた場合に残りどのくらいの距離を走れるかということについては、それまで走ってきたデータを基にした燃費計の数値に8か9を掛ければ大体安心して走れる距離がわかってきます。

そこでもし回りに全く何もないような場所にいた場合は、スマホのマップを使って現在地から一番近くちゃんと営業しているガソリンスタンドまでの距離を調べて何とか残りの燃料でたどり着けるとわかればそのまま走ればいいでしょうし、そうでない場合には有料のロードサービスや自動車保険に付帯しているロードサービスの「ガソリン給油サービス」を利用することも考えておいた方がいいかも知れません。ちなみに、JAFの場合は一回につき10リットルを実費で購入する形になります。保険会社のサービスでは年間の回数制限有りですが、無料で利用できる場合もあります。

しかし、ロードサービスを頼んだらやって来るまでに時間がかかりますし、当初お願いした場所を移動することもできないのでやはり旅先では大変です。ガス欠は故障ではないですが旅先で起こるトラブルとしてはかなり多いと言われています。それだけこの種のトラブルは起こるものであり、逆に常に燃料に気に掛けていれば避けられるトラブルでもあります。そうは言ってもつい給油を忘れてしまうことも良くあると思いますので、せめて自分の車で給油ランプが付いた場合の残りの燃料については一度自分で確かめてみることをおすすめしておきます。

さらに、もしかしたらガソリンスタンドが見付けにくい地域に出掛ける場合には、ガソリン携行缶に燃料を入れて持って行くくらいの下準備をしてから出発するという対策もありではないかと思います。特に冬に誰もいない場所でガス欠でストップし、その場で車中泊となると車中泊の用意をしていないとかなりきつい事になってしまいますので、最悪のケースまで想定した上、燃料の残りについては常に気に掛けることを旅先では心掛けることを改めておすすめします。

中古白ロムよりもSIMフリーの新品?

以前はスマホやタブレットを選ぶ際にMVNOのSIMが使えるものなら中古の白ロムでもいいと思って機種を選んでいたのですが、最近になってその選択に変化が生まれてきました。

というのも、新品ではないので中古ショップの保証期間が終了してしまった後は、独自の保証に入っていなければ有料での修理に出さなくてはなりません。それは中古購入では諦められるとしても、ちょっと納得出来ないケースもあります。

というのも、ソフト的なトラブルが頻発した場合、メーカーは製品の更新をネット上からできるように提供してくれるのですが、例えばドコモの白ロムでアップデートファイルが提供されるというニュースが入った場合であっても、格安SIMを入れたままではアップデートできないようになっている場合が多いです(SIMフリーの端末ならMVNOのSIMやWi-Fiからでもアップデートは可能です)。家族や友人にドコモのSIMカードを使っている人がいたら、アップデートのためだけに貸してもらうこともできるかも知れませんが、SIMカードの大きさが違えばアウトです。

さらに、ガラケーやガラホのSIMをスマホやタブレットに差し替える場合には注意が必要です。ガラケーやガラホのカケホーダイプランに入っている場合は、スマホにガラケー用のSIMを入れて電源を入れただけでその月の支払い金額が500円増えてしまう場合があります。これは、同じカケホーダイプランでもガラケー・ガラホとスマホで500円の基本料金の差があるためで、ガラケーでSIMを使うという契約でスマホに差して使うことで料金をごまかそうとする事を防ぐためです。ですから、たとえ仲のいい友人や家族であってもむやみにガラケー・ガラホのSIMカードをスマホに差し換えることは避けた方が無難です。

これはドコモの場合ですが、ドコモ白ロムを使う場合には今後致命的な不具合を解消するようなアップデータが提供されたとしても、MVNOのSIMしか持っていないということになると、不具合が解消されないまま我慢して使わなければならないリスクを負う可能性が高くなるという事になります。

というわけで、2017年以降についてハードの変更をする場合は極力SIMフリーのハード単体買いを選ぶ方向に進まざるを得なくなるでしょうね(^^;)。もっとも、スマホについては国内メーカーのスマホについてはおサイフケータイもワンセグ・防水も搭載したものがあります。価格的には時期を見て型落ちのものを選んでいけば新品の状態でSIMフリーのスマホを安く使うこともできそうなので、心配はそれほどありません。逆に、携帯大手3社のスマホの白ロムのうち、iPhone iPadを除くAndroidOSのものは常に最新の状況にしておけないという事になると、中古業者さんが困るのではないでしょうか。中古業者の方から携帯大手の方に何らかのアクションを起こさないと、この状況は変わらないと思うので、今後キャリアのスマホの白ロムを中古業者から購入される方は購入時に最新のバージョンになっているかを確認するなど、十分に納得した上で購入されることをおすすめします。

そういうこともあり、これからどうしようと思っているのが、常に持ち歩けるバッグに入れている7インチの小型タブレットをどうするかということです。現在は、いざという時にはフルセグが見られるお風呂用テレビとしても使えるドコモのSH-08Eを持って出掛けることが多いのですが、このタブレットも最新の状態にできないままでいます。さらに中古で購入したため少し電池が消耗しているようで、ドコモショップで電池交換を8千円ほどで頼むか、新たにテレビは捨ててSIMフリーで十分使えそうなファーウェイのMediaPad T2 7.0 Proを2万円弱で買ってしまおうか悩んでいます。

ちなみに、今使っているスマホにはワンセグも付いていないので(^^;)、外出先でテレビを見るにはSH-08EがなければガラホのSH-01Jの小さな画面で見るか、ちょっと前に面白そうだからと中古白ロムを購入したドコモのガラケーSH-06Cを使って、夜間限定にはなりますが本体内蔵のビデオプロジェクターを使って白い壁に映して見るかというところなのですが、ワンセグ放送のため限定的な点も多く、悩むところてす。

まあ、いざという時には両方持ち出せばいいのですが(^^;)、汎用のタブレットに付けられるチューナーあたりも考えつつ、全てのモバイル機器をSIMフリーに統一することで、MVNOのみでも問題なくモバイル機器をアップデートする方向でこれからは考えていきたいと思っています。

MVNO音声通話のSIMカード変更で一時不通に?

私自身が使っている格安SIMとは別に、親にスマホを持たせているのですが、そのSIMを選ぶ際に決めたのが、利用するスマホで使うサイズに合わせてmicroSIMにしてしまいました。今も同じスマホを使ってもらっているので別に代える必要はないのですが、今後機種変更をする場合にnanoSIM対応機が増えるだろうという予想のもと、今回はデータ通信量を少なめのプランにしてもほとんど利用しないことから3GBの高速クーポンを1GBにするにつき、同時にSIMカードの大きさの変更をしてしまいました。

今回の変更はデータ通信専用ではなく、音声通話が付いている番号付きSIMをそのまま変更したことで、全ての機能がちょっと使えない時期がありました。ここで加入しているMVNOはDTI SIMで、このプランの特徴としては特別に通話用のアプリを入れたりプレフィックスの設定をしなくても、スマホから電話を掛けた通話がオプションの契約だけで5分間は定額で利用できるようになっています。他のMVNOの5分定額オプションと違ってアプリを入れた上でいろいろ設定する必要がなく、場合によってはガラホにSIMを入れ替えて通話もデータも使えるという点で、個人的に使い方のよくわからないビギナー用としては他のMVNOより優れているように感じます。

今出ているiPhoneはnanoSIMですし、Androidスマホの新機種もかなりnanoSIM採用のものも増えています。さらに現在ドコモやSIMフリーで出ているガラホは全てnanoSIMを採用していることから、ちょっとしたニーズに応じて、古い機種を使う場合にも最悪SIMアダプターを使えばあらゆる機器に転用可能な(当然、SIMアダプターを使っていて不具合が出たら自己責任となりますのでご注意を)nanoSIMにしておいた方が、現在のスマホが壊れた時に使える選択肢が増えて便利だと思いました。

そうした理由から突発的にネット上からプランおよびSIMカードの大きさを変更したのですが、一点問題が出ましたので誰もにおすすめできるかというと疑問な点もありますので、そういう事を含めて報告します。

まず、変更を申し込んだのは木曜日の日中だったのですが、ネット上で申し込みは完了したもののまだDTI SIMからメールでの連絡がない時点でもう変更前のmicroSIMが使えないようになってしまっていました。電話番号を変えて申し込めばそういう事は起こらないのかも知れませんが、同じ番号を持つSIMカードが同時にこの世に存在してはいけないということからか、DTI SIMの方で新しいnanoSIMに番号を付けた時点で、申込前のSIMは利用不可になっているようでした。この時点でそのSIMを直接受け取れればタイムラグはなく使えるのですが、そこは実店舗のないMVNOの悲しさです。

さらに、金曜日未明にメールで申し込み完了メールが来て、SIMカードは本人限定受取郵便で届くため、確定日から3日~5日到着までかかるということで、どうしても電話が使えない期間ができてしまいます。今回はこういったことも織り込み済みで申し込んだので週末は電話を使わないことで対応できましたが、メインで使っている電話が3日から5日も使えないということになると大変なので、できればこういう選択はメイン電話では避け、最初からnanoSIMをアダプターで使えるように、最初からnanoSIMで申し込むことを考えた方がいいだろうと思います。

ただ、一つMVNOを利用することで気になることがあります。メインで使っているスマホに入れた音声通話のSIMが故障した場合、同じ番号で利用できるSIMカードを再発行してもらうことになります。その際、いくら早く変更を申し込んだとしても数日間はSIMカード到着までにはかかるので、すぐにSIM交換をしたいのなら、大手携帯キャリアで契約するか、同じMVNOでも実店鋪が自力で出掛けられる範囲にある所で契約することを考えた方がいいだろうということです。

ただ、今回のDTI SIMの場合、電話の転送サービスを行なっていますので、どうしても使えない期間に電話を受けたい場合には家の電話か予備の携帯電話(050番号のサービスを含む)に転送を掛けておけば、全く通じない事は避けられます。不幸にもSIM交換になってしまった場合にはこうした対処法についても考えた上でさまざまなケースを想定してトラブルに備えるのがいいかと思います。

大規模火災は現代でも起こり得る?

2016年という年は、自分の中での常識がまさに音を立てて崩れていくほど「想定外」の災害が起こった年でした。熊本の地震の時には最初に起こった地震を「本震」だと思い込み、それ以上の大きさの地震は起こるはずがないと思い込んでいましたが、そうした常識は崩れ、初回の地震よりもさらに大きな地震が起こり得るということを実際に熊本県で起こっている事を見ながら、自分の見識の甘さに気付きました。

そして、以前東京のイベント会場で起こった展示物の火災が起こったことについて書いた中に、最近は「○○大火」というような多くの地域を襲う大規模な火事が起こっていなかったことについて、広い地域を燃やさないような対策がされているのでは? とブログ内で書きました。しかし、たとえそうした対策を講じていたとしても古い住宅や店舗が多く、道も狭ければなかなか消防車も入って来られませんし、空気が乾燥して風も強い中で、いつ大規模な火災が起きてもおかしくないということを、昨日新潟県糸魚川市で起きた大規模火災の現状が証明しています。ここに自分の不明を恥じるとともに、被災された方にはまずは身の安全を確保していただくことを願っています。

私の住む静岡市では、戦災を除く大規模火災というのは、静岡駅前の地下街で起こった大規模なガス爆発事故がかなり大きな事故てはあるのですが、あれは爆発であって火事ではないので、大きな火事ということになると、それこそ戦前の昭和15年1月に起こった静岡大火までさかのぼらなければなりません。逆に言うとそれだけ火事はそこまで広範囲に広がらず、現代の優れた消防活動によってピンポイントで消すことができるという風に思ってきました。この点については当然今の消防の努力の賜物なのですが、そうした範疇を超えるだけの状況も有り得るのだという感覚が麻痺しているとも言えるかも知れません。

現場の状況について、今回の火事が糸魚川市という首都圏から離れた所で起こったためなのか、夕方のニュースタイムではなかなか取り上げられず、自宅に帰ってきて夜7時のNHKニュースでは放送されたもののすぐに他の通常放送になってしまったので、今回はネットテレビのAbemaTVで見ていました。夜の8時半くらいから大粒の雨が降ってきたこともあるのか、とりあえず午後9時過ぎに火の勢いが弱まったという情報が入ってきました。

今回は日本海側で起きた大規模火災ですが、冬の乾燥する時期には太平洋側でも強い風が吹きますし、まさに対岸の火事ではありません。風が強い時に火が出ると、燃えカスが飛んで行って火元から離れたところでも火事の危険があります。実際、今回の火事でもそのように燃え移ったケースも多かったようですが、今後はそういったことも想定し、火が広がっていかないような対策を自分らの身の安全を第一にということは基本にしつつも飛んでくる火の粉を払うことぐらいができるのなら、外にいて見張るような事も必要になってくるのかなと思います。

今回の火災で被災なされた方は住宅や家財だけでなくお金では取り戻すことが不可能な多くのものを失なってしまい同情を禁じえません。今後の生活を考えると大変であることが想像されますが、糸魚川市の方でも最大限の援助はされるようですし、地震による火災と違って通常の火災保険で支払いの対象になるので、火災保険に加入されている方は、早めに保険会社に対策を依頼して当面の生活支援が受けられるかどうかを問い合わせてみてください。

到着時間の伝達にはカーナビアプリとテレフォンサービスの活用を

2016年ももうすぐ終わり、年末の恒例行事とも言える高速道路の大渋滞にはまることを考えただけでも気が重いと思われる方もいるでしょう。個人的にはできるだけそうした時期には車で出掛けないようにしようとは思っていますが、全く出ないというわけにもいかず、年末年始の時期には車でちょっと出掛けるにも普段より時間がかかってしまうことになってしまいます。

気を付けたいのが、いつものつもりで用事のある所に出掛ける際、「大体30分くらいで……」と言ってしまって渋滞に巻き込まれてしまうパターンです。渋滞の中では車は動けませんし、渋滞を抜け出してから一気にスピードを上げて目的地に向かおうとして事故を起こしたり、警察の一斉検問に引っ掛かりさらに目的地への到着が遅れてしまってはそれこそ目も当てられません。

そんなことも考えながら、出掛ける先で人と会うような約束をしている場合は特に、こまめな連絡を入れることが大事になります。運転しながら電話するとダメなので、一人で移動中はいったん休憩したSAPAから電話することが基本ですが、同乗者がいる場合はお願いして電話してもらうことになるかも知れません。ただ、その前の段階で出発する時点で事前に、Yahoo! IDでログインするとVICSが使える「Yahoo!カーナビ」のようなスマホのカーナビアプリ(入れていない方は「Google Map」のような地図アプリのカーナビ機能でも利用可能)で、車で目的地に到着するまでにかかるであろう正確な時間を伝え、道路状況によって遅れてしまう場合には改めて連絡を入れますと言っておけばそう慌てる必要もなくなってくるだろうと思います。ただし、ここで紹介したカーナビアプリは常時ネットから地図データや渋滞情報を含むあらゆるデータをやり取りしながら表示していくので、スマホの高速クーポンを消費しますのでご注意下さい。

移動中の電話連絡の中でも旅行中には、予約した観光施設や宿に到着予定を伝えてある時にも必要に応じて行なうことが大事です。先方は目的の時間より前に、万全の体制で待ってくれているのですから、少し遅れただけでも担当してくれている従業員さんの仕事を遅れた分だけ奪ってしまうことにもなります。場合によってはキャンセルとみなされてしまうこともあるかも知れませんし、遅れてもスムーズに仕事をこなしたり遊びの計画を続けるためにはちょっとした配慮として、カーナビの表示からして明らかに予定時間に到着できそうにない電話は一本入れるようにしましょう。

スマホやカーナビの装備がないというケースで、渋滞にハマって見動きが取れなくなってしまったらということについても紹介しておきます。財団法人 日本道路交通情報センターではテープ案内ではなく地域ごとにオペレーターが対応するテレフォンサービスを行なっています。全国どこからでもその場近くのオペレーターに繋がる番号は「#8011」(携帯・PHSのみ)「050-3369-6666」(固定電話でも可)なので、これらの番号のどちらかをお手持ちのガラケー・ガラホ・スマホに登録しておくと便利です。なお、当然ながら通話料はかかりますのでかけ放題サービスとの併用をおすすめします。現状での渋滞を抜けるためのだいたいの所要時間をどうしても知りたい時には活用なさってみてはいかがでしょうか。

また、自動応答による全国の高速道路の情報を案内してくれる「全国高速ダイヤル」のサービスもあります。できればこうした情報は高速道路に乗る前に入手しておきたいものです。番号は「050-3369-6700」です。なお、ここでご案内した番号は2016年12月現在のものであり、今後の状況によっては変更になったり、サービスそのものが廃止になる可能性もありますので、最新の情報を入手する場合には以下のリンク先の内容を確認していただくのが確実です。

・財団法人 日本道路交通情報センター
http://www.jartic.or.jp/