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映画・舞台・コンサート開演中のスマホの扱いについて自分なりに考えてみる

一般的に、映画・舞台・コンサートなど会場を暗くして鑑賞するタイプのレジャーではスマートフォンを使うことはNGというマナーが言われています。あくまでマナーなので、厳密に守らなくても良いのでは? と思う人もいるとは思いますが、最近ちょっと考えることがあって、自分的には開演前にはスマホの電源を切り、終演後に電源を入れるという形が一番無難かなと思うようになりました。今回は、この種のマナーに関しての意見は色々あると思いますので、こちらの意見を押し付けるつもりは毛頭ないことをまずははっきりと述べておきます。その上で以下の内容について読んでいただけると幸いです。

スマホが各種エンタメ鑑賞に悪い影響を与えると思われていることの第一は「スマホによる録音・録画」の問題です。映画上映前には「映画泥棒」の告知がされ、違反した場合には罰則があることが明言されていますので、これは駄目だということは多くの方はわかるでしょう。この問題は、スマホをマナーモードにしても、機内モード(電波自体を遮断)にしても画面が付いているスマホを出せば盗撮を疑われるわけなので、疑わしい行動と見られないためにも手元にスマホを置かないことが面倒な事にならないためには必要だと思います。

ただ、盗撮さえ疑われなければ良いということでもないのが、スマホの問題です。まず、少なくともマナーモードにしておかないと、電話がかかってきたり、メッセージが入ったりした時にうるさく鳴り出してしまうので、鑑賞に来ている他の方に大迷惑となります。また、上演中にスマホを扱うことは、たとえマナーモードにしていても他の方の迷惑になる可能性が大です。

例えば、映画で夜のシーンになっている場合、演劇やコンサートで暗転している時にスマホを出していると、スマホの画面が照度を落としていてもかなりスマホを中心として周辺に光が広がってしまうので、その光が他の人たちの目に入ってせっかくの雰囲気がぶち壊しになってしまいます。真っ暗が前提のプラネタリウムではさらに悲惨な状況になります。マナーとは言え、他人への迷惑行為ということで退出を命じられる可能性もありますので上演中はスマホはバッグかポケットの中に入れて操作しないというところも考えておいた方が良いと思っています。

で、ここまで来ると、とりあえずスマホは上演前には手から離し、ポケットやバッグの中に忍ばせておけば大丈夫ということになるかも知れませんが、それだけだとまだ完全ではないということに最近になって気付きました。というのも、マナーモードにしたりサイレントモードにスマホをしていても、スマホが大音量を発する可能性は残っているということです。それがJアラートや緊急地震速報、災害関連の避難勧告などの緊急アラームです。当然、実際にそうした災害が起きたことを知らせる事はエンタメを楽しむ以前に命を守るためには必要だと思うのですが、実際命の危機でも何でもない時に鳴ることがあるのが問題です。訓練でスマホがけたたましく鳴ることは結構あるので、事前に訓練で鳴るのがいつか知らないのなら、やはりスマホの電波を遮断する「機内モード」にするか電源を切るのが無難だと思うようになったのでした。

ただ、私の場合は機内モードにしておくと、切り替えたことを忘れてしまい長いこと機内モードにしたまま重要な連絡を遮断する危険性があるので、上演前にスマホの電源を切っておくというのが自分自身がトラブルに巻き込まれず、終わった後にスムーズに元に戻せるという点でも無難かなと。自分が原因で上演を台無しにしたくないということで、このようなことを考えつつ実行に移していこうと今は思っています。

宅配便で相手に物を送る時に気に掛けたいことは色々あるけど相手がネットが使えるなら

インターネット上で色々検索を掛ける中で、様々な内容のブログや情報が上がっていますが、中にはちょっと「決め付けが激しいな」と思えるものもあります。何かを買って設定する時にこれだけはやっておけというような「熱い」内容が心に刺さる時もありますが、その熱さに引いてしまうような場合もあります。そんな事を踏まえて、今回は相手のことを思いながら何かを送る場合に自分で気を付けないと思ったことについて、あくまで自分自身の事ですが、ちょっと紹介していこうと思います。

もし、急にそこまで頻繁に連絡を取っているわけではない人に物を送ろうと思った場合、それが宅配便であった場合、時間設定をどうしようかと考えることがあります。その人の生活パターンを知っている人であれば、日中仕事や学校に行っている人であれば平日の夕方から夜に着くように出そうと思うこともありますが、何事もイレギュラーな点も出てくるので、それが全てではない場合も当然起こってきます。

となると、あえて時間を指定しないで送るべきかどうかと、細かな事を気にしてしまうのですが、こういう事は別にどうでも良いと思う方もいるでしょう。今回はたまたまこちらから送るのではなくて、あまり会うことのない知り合いから現地の特産品を送ってもらったのですが、先方がこちらに気を遣って、時間指定を夕方にすると事前にメールが届きました。

ほどなく、宅配業者から配達予定のメールが来たのですが、それは私が大手宅配業者の無料会員に登録しているからで、この会員に登録する事で事前に連絡がもらえるだけでなく、荷物を受け取りやすいように時間や場所の変更もできるようになるのです。

ですから、今回も状況によっては夕方以外の時間に時間変更ができると思っていたのですが、その人が預けた宅配業者のサイトで事前に手続きをしようと思ったら、最初に相手が設定した夕方以降でしか変更ができないようになってしまっていたのです。

そこで思ったのは、今回のように発送直後にメールやLINEなどで連絡が取れるような場合は、もし相手がウェブからこちらが設定した時刻を自分で変更できるようだったら、あえて希望時間なしに設定した上で送り、その後でもし受け取りたい時間があればそちらで時間変更をお願いしますと書いて送るのが良いかなと思ったわけです。

発送時の追跡番号と追跡用のURLを並列して案内すれば、すぐに配達状況を確認してもらえますし、必要であれば無料で会員登録をしてもらえば、時間変更だけでなく受取りを専用のロッカーや営業所に変えることもできるようになっています。当然、タイミングによってできないこともありますが、少なくともメールやSNSで連絡ができるのであれば、そういった形で発送後に連絡をして必要であれば時間などを向こうの都合で変更してもらえるようにすると思います。

ちなみに、先日同じ友人にこちらから物を送ったのですが、その発送には発送料の節約のため郵便局のレターパックプラス(一通600円)を使いました。この金額で速達扱いで中に入れたものを送れますが、こちらの方は手渡しでも時間設定ができないというのが玉に瑕です。今回はこちらから新茶を送ったのでレターパックの封筒に入ったのですが、今後レターパックに入らないものを送る場合には、荷物だけでなく事前・事後の連絡を蜜にとってできるだけ再配達にならないように配慮することができればと思います。

アメリカの国内産業の保護は映画にも及ぶ中でエンタメ関係の輸入にもコストがかかるようになるのか?

アメリカのドナルド・トランプ大統領がかつての「強いアメリカを取り戻す」ための関税を他国に課す政策というのは、本当にそれで強いアメリカが復活するのかと思ってしまうのですが、今回は自動車や鉄鋼などの製造業ではなく、エンタメ系の産業においてもアメリカ国内に海外のものが入っていく場合に関税を課すような事が発表され驚いています。

ニュースになったのは、アメリカ発のコンテンツとして世界をリードしてきた主にハリウッド発の映画についても海外映画をアメリカに入れる場合に関税を100%課すという内容でした。実際にどうなるかわからない事ではありますが、アメリカ以外の国で作られた、アメリカからすると「外国映画」は輸入する場合に今までより購入額が上がるということになります。

それをアメリカの興行主がどうするのかはわかりませんが、コストを観客に負担してもらうということにすると、単純に海外映画をアメリカ国内で見ようとすると、映画館で払うチケット代が関税分高くなってしまうということになるでしょう。問題なのは、単にチケット代が安いというだけでアメリカ国内の観客は外国映画を敬遠し、今後も国産映画を見るようになるのかということだろうと思います。

もちろん、それほどの話題作ではないミニシアター系の映画については、あえてアメリカに輸出するだけのメリットがなくなるので、その分国内のクリエイターの活躍する余地は出てくるでしょうが、観客の選択肢は狭くなってしまいます。

エンタメ系の関税ということで、まずは映画がピックアップされたということになるのですが、日本にとってはアニメーション作品もアメリカで上映しにくくなる可能性も出てきます。コアなファンについてはそれなりに継続するとは思うのですが、そこまでコアなファンではない人がふらっと映画館に足を運んで、そこで日本を含む海外映画のアメリカ映画との違った面白さに気付くというような事はなくなってしまうかも知れませんね。

今後の事を考えると、エンタメ系の規制が映画だけにとどまらずビデオゲームあたりにも波及した場合、関税がどのくらいになるかにもよりますが、確実にこれから出てくるゲーム機やゲームソフトのアメリカでの購入価格が上がってしまうでしょうから、こうした事に対する不満は出ないのかということも気になります。アメリカ第一の思想を持っている人であれば、国内で作られたコンテンツを見たり楽しんだりすることの方が古き良きアメリカを復活させるには大事だから海外のエンタメコンテンツに今までかけてきた費用を国内で作られたものに振り替える感じになるのか、それでアメリカに住む方は満足なのか、気になりますね。

ちなみに私は日本に住んでいても国産のコンテンツばかりでは満足できず、海外からのコンテンツについても積極的に観られる環境があることが素敵だと思っています。気分によってアメリカの映画を見たい時もありますし、ヨーロッパ・アジアもまた違った趣があるので、見られるならまんべんなく見る中で、日本で作られる映画もそうした海外の映画と比べて見劣りしないくらいのレベルを高めて欲しいと思っています。

今回のトランプ大統領の政策は大いなる実験ではあるのですが、もしこの政策が彼の任期中続いた場合、アメリカの映画産業は力を取り戻し、私たちに今よりも良質で面白い映画を輸出してくれるのか、そもそもアカデミー賞などでの外国映画の扱いはどうなるのか、その辺の事を心配しつつも状況は冷静に見ていきたいですね。

地域スーパー閉店の影響は買い物だけでなく飲料用の水の確保にも出てくる

私たちは普通の生活がいつまでも続くと思って生活しているのですが、急に今まで使っていたサービスが使えなくなることで生活プランの変更を迫られることがあります。通信関連では色々と経験していますが、今回はよく利用していたスーパーマーケットの閉店という今までにはないパターンの対応について考えていきます。

このスーパーはイオン系列の安売りスーパーで、今は行ってもほとんど棚に品揃えはないのですが、近辺のスーパーの中ではお米の価格は一番安いところでした。ということで、今後はお米の価格チェックに他のスーパーを回ることになりそうです。

今回私が痛いと思ったのは、このスーパーでは水道水をろ過した純水をボトルを購入すれば、各種カードを機械に通すと無料で給水できていたのが、今月中に閉店するというので来月から水を汲みに行けなくなるということです。

となると、別の系列のスーパーで給水サービスを行なっているところに鞍替えするのが一番安上がりですので、当面はお店を変えて水を汲みに行くことは続けようと思っています。ただ、こうした給水サービスというのはスーパー側にとってはなかなかの負担になるわけで、新しく変更したチェーンのスーパーでもずっと同じように給水サービスが続くのかどうかは今回の事を経験してそこまで期待はできないと思うようになりました。となると、今後はある決意を持ってその次の段階を想定して水について考える必要が出てきたように思います。

具体的には「我が家の水道水は本当に美味しくないのか?」ということです。集合住宅のため、屋上にある貯水槽に溜められてから利用している関係上、飲み水は給水してきた水を主に利用してきたものの、蛇口から出てきた水自体に違和感を覚えるほどの品質ではありません。水道水をそのまま飲んでも不味いとは思えないくらいのレベルではあるので、あえて水道水を飲むことも考えておかなくてはと思ってきました。

塩素が気になる場合は、蛇口から水を汲んで一日置いた水を飲むようにすると良いという話もあります。当然、スーパーで提供されているような品質の純水を作ることができる浄水器を導入したり、いっそのこと大きな水のボトルを利用するようなウォーターサーバーを利用するような事も選択肢としてはあるのですが、実際のところは水道水の汲み置きで違和感を感じないくらい地域の水道水を使えるのなら、毎日飲む分を今使っているスーパーで水を汲むために購入したボトルに汲み置きして使うようにするというような事も考えてみようかなと思っています。

JA系列の直売所にも高い米しかない状況にはうんざりするものの今は耐えるしかない?

私が普段買い物に行っているスーパーは複数あるのですが、それらお店には全くお米の在庫が無くなっています。時間帯によっては入ってくるお米もあるようですが、恐らく入庫があるとすぐに安いものから売れてしまうような感じなんだろうと思います。

ネットでもお米の価格と在庫を調べているのですが、現状ではなかなか買えませんね。で、ネットからはどこに行けば安く国産のお米が買えるのか調べてみたのですが、その一番手に挙がっているのがイオン系のプライベートブランドでありました。

今まで、色々なお店を回って一番安かったのがイオン系列のスーパーで、前回の購入時には備蓄米が入っているのかどうかはわかりませんでしたが、ブレンド米で5kg3,800円くらい(消費税込み)で売っていたのが、同じ銘柄のお米の価格表示を見ると、ついに4,000円の大台を突破した値付けになっていました(値上げ価格でも完売で棚は空でした)。

そのスーパーで唯一購入できる望みがあるお米が4,000円を突破してしまったことで、もう格安的に安いお米はJAの直売所へ行くしかないと思って昨日出掛けてきたのですが、そこでもかなり値上りしてしまっていました。

お米の在庫が無くなった昨年の段階でも3,000円を切る価格で地元産のお米を販売していた直売所ではいつの間にか地元産のお米を売らなくなり、山形や福島あたりのお米を精米して売るようになっていました。この場合、籾殻分だけ重量が減るので、実質的には5kgには到達しない精米されたお米にはなるのですが、先月にはそれでも山形産の銘柄米が税込3,800円くらいで売っていました。しかし、昨日行ったら状況は悪い方に変わっていたのです。

いつもは注文を受けてから精米するのですが、開店と同時にお店に入るとお米のカウンターにはすでに精米した5kg未満のお米の袋が並んでおり、精米をしなかったり五分つきなど白米以外の注文をする場合には時間がかかりますが、今の状態では在庫はすぐに無くなってしまうと思ってお店の方も準備をしていました。

今回出ていたものは福島産のコシヒカリで、値段は一気に上がって5kg未満で4,500円になっていました。他のお客さんが「高い!」と思わず本音を漏らしていましたが、お店の方は嘘か本当かわかりませんが「この値段でも赤字です」と言っていました。

少なくとも表記を見れば今回購入したお米は備蓄米ではないとわかりますし、恐らく地元産のお米が無くなったので何とか他の地域の農家さんが出しているお米を買ってきて売っているとすると、この値段でもほとんど儲けはないというのも納得はできます。というわけで、今回はあえて高値でもこのお米を買ってきましたが、少なくとも全農が買い入れた備蓄米は私の住むJAの直売所には流れてきていないということが改めてわかったということもあります。

昨年は過去に米不足になった時のように冷害などもあった話は聞いていませんし、収穫量が極端に少ないということもないと思います。その上備蓄米を政府が出している中で米が店頭に並ばない(もはや値上り云々の話からも変わってきている)ということになると、きちんとその原因を発表し、普通の人が苦労をしないでお米を買えるようにしてくれないと、大勢の人たちが困る状況がさらに続くことになってしまいます。

現状の状況を見ると、JAの直売所にも、地域のスーパーにも、地域によっては備蓄米が回っていない可能性が高いのではないかと思っています。まずは、備蓄米が直売所やスーパーに回ってくるのを待ちつつ、焦って高値のお米や、お米購入に対しての詐欺行為にひっかからないように注意しましょう。どうしてもお米が手に入らなかったり、今回紹介したような価格よりさらに高いような場合、もはやお米以外のもので代用することも真剣に考えなければならないと思っています。

これからの生活を守っていくためには「数字」を毛嫌いしないことが大事

国内で普通に生活をしていく中で、やはりお金の管理というのは大事です。たまたまテレビを見ていて、勉強が苦手な小さな子を自分で生きていけるように教育するためにはまず、「数字の概念」をきちんと理解させることが必要だということをその道の権威の先生がおっしゃっているのを見て、それはそうだなあと改めて思いました。

数字がわかるとお金の計算ができ、自分の意志で無駄遣いを減らすことができます。さらに時計が読めるようになるので、予定を立ててそれを記録(スケジューリング)することができるようになるので、仕事だけでなく旅行の計画を立てることも容易になります。

私がこのブログで格安SIMのMVNOを紹介しているのも、自分でどんなサービスが使えれば良いか? という中でそうしたサービスにいくらお金を出せるかというバランスの中で色々考えてできるだけ通信コストを下げることを数字とにらめっこしながら自分なりの答えを出した結果を報告しているということになります。ただ、それはあくまで私が良いと思ったパターンであって、実際には単に「安く使いたい」というよりも、どういったサービスをどのくらいの金額で使いたいのか、それに近づけるキャリア契約以外のサービスの中で、自分の中で許容できるプランには何があるか? というところを自分自身で考える必要が出てきます。

もちろん、ぐだぐだと細かい事を考えたくないという人もいることと思います。しかし、そうして数字と向き合うことをおろそかにしてしまうと、普段の買い物でも同じものがかなり安く買える状況があるにも関わらず、高いものを買ってしまうようになってしまいます。それでも、自分の意志で買えれば良いのですが、悪意を持った人に騙されて大切なお金を失なってしまうことも当然起こり得るのです。

こうしたことは、現金で支払いをしていても、キャッシュレス(クレジットカードや電子マネー)での決済であっても変わりません。スマホ内で決済の内容を見ることができてもそれを見ることをしないで使った分だけチャージするような使い方をしていれば、自分がどのくらいお金を使っているかを判断しにくくなり、月末になって自分の使えるお金が少なくなって苦労するような事は当然起こっています。

残念ながら今の日本の社会はあらゆる生活のためのコストが上がっていて、その内容を漠然とでも把握しておかないと、毎月の支出がいきなり増えてびっくりしてしまうというような事も実際に起こってきます。例えば電気代についても、我が家での電力消費量は先月は先々月よりも少ないのに、請求された電気代は先月分の方が高い(値上げor補助金の終了の影響が考えられる)ということが起こっているので、そうした現実を見ながら家計を考えていく必要性に迫られています。

ただ、家計のやりくりに関わる「数字」というのは単純であり、スマホの計算機でちょっと計算すれば「どこで」「何を」「どんな方法で」買うのがベストなのかということがわかってきます。ここ数日、マスクを付けたまま仕事をしているとかなり暑さを感じるようになってきたので、塩分補給のためのタブレットをネットで物色していたのですが、いわゆる業務用のかなり量のあるものを買おうと思ったところ、実際は近所のドラッグストアで通常のパッケージを買った方が安いだけでなく賞味期限切れの心配をすることなく買い足せるような価格が現時点では付いていることがわかりました。

今後、ネットでの定点観測を続ける中で、本格的なシーズンになって安くなった場合にはネットでの一括購入も有りだと思いますが、今はドラッグストア購入がベストになるとは思いませんでした。そういう事もあるので、様々なところから情報を得つつ、自分の足で確かめることもこれからの状況によっては必要になってくるのではないかなと思います。

送られてきた資格確認書が昔の保険証サイズだったのでそれに合うケースを物色

昨日は100円ショップで、先日送られてきた紙の、健康保険証に代わる資格確認書を入れられるクリアケースを探しに行きました。

この種のケースというのは過去にはハード系とソフト系の二種類のものがあり、ハード系のものはちょっとした衝撃でもパキパキ割れてしまうような経験がありました。そして、ソフト系のクリアケースは割れる心配はないものの、中に入れたものが折れ曲がるくらいに曲がってしまうので、持ち運ぶ場合のケースの入れ方を考えないと、かなりぐにゃぐにゃになってしまうだろうなあと思いながらショップ(今回はダイソー)に入りました。

昔の保険証が入るタイプのクリアケースは写真の「B7」サイズのものがぴったりとします。写真のものを購入したのですが、ハード系でありながらちょっとは曲がるようになっているので、以前出ていたタイプのハード系のクリアファイルと比べると破損する恐れは多少ではあるものの少なくなっているのではないかと思いました。このクリアファイルは3枚セットで110円とお買い得だったので、残りのものは親の後期高齢者の保険証(実はこれも紙製)を入れてもらうようにすることができました。

これで、水濡れや破損等の心配なく資格確認書を持ち運べるようになったのですが、ここで新たな問題が出てきました。というのも、今まで会社の健保組合の会員証はクレジットカードサイズなので常に財布の中にクレジットカードなどと一緒に財布の中に入れて持ち運んでいたので、今後はふと思い立って病院を受診したり、診療が月をまたいだ時なども問題なく保険証を出すことができたのですが、今は別々に持たざるを得なくなったので(折りたたみ式の財布なのでハード系のクリアケースに入れると物理的に入らないのです)、その点で必要な時に持って行くのを忘れる可能性が出てきたのです。

ただ、今のままだと財布を落としたらお金・クレジットカード・キャッシュカード・運転免許証などと一緒に保険証と診察券類もまとめて失くしてしまうということになってしまうのです。

今は小さめのポーチに資格確認書を入れたクリアケースを入れてあるのですが、今後は財布自体を全てが入る大きさのものに変えるか、それとも医療関係のものを別の小さなポーチに分けておき、持ち出す場合にはそのポーチの中に財布を入れるようにすれば、例えば肩掛け型のポーチであれば少なくとも医療関係の物を失くす可能性は少なくなるので、そういったポーチを物色するか、今色々と考えています。

ただ、実際のところは頭の中で考えた理想よりも、たまたま出会ったものの中で決めるような感じになってしまうのではないかと思います。とりあえずは今年いっぱいは、資格確認書とともに健保組合の会員証も使えるので、じっくりと探していきたいと思っています。

ようやく健康保険の「資格確認書」が届きましたのでその内容についてレビュー

現在、運転免許証と機能を一体化できるということでニュースでも紹介される事が多くなったマイナンバーカードですが、私はいったん紐付けていた健康保険証との紐付けを解除し、新たに「資格確認書」を送ってもらうことにしていたのですが、ようやく進展がありましたので改めてレポートさせていただきたいと思います。

まず、マイナンバーカードと健康保険証の紐付けについては、昨年の11月までに済ませ、11月になるのを待って会社の健康保険組合に、マイナンバーカードの紐付けを解除したので資格確認書を発行して欲しいとお願いしたところ、郵送で申込書類が送られてきて、それでも2024年11月中には申込みが完了していました。

その後、約5年間使える資格確認書を作るための手続きが滞っているらしく、数ヶ月と期限を切った紙の資格確認書が送られてきたのですが、2025年いっぱいは従来の健康保険証が使えるのであえてそれは使わず、きちんとした資格確認書が来るのを待っていたのですが、それが2025年4月になってようやく届いたというわけです。

届いた資格確認書はやはり紙のものだったので、令和12年まで使える(つまり有効期限は5年ということ)ということになると、破損対策として保険証入れのようなものに入れて持ち歩くようにしないと、ボロボロになって使えなくなることが恐いですね。そうしたケース類は100円ショップで揃いますので、それは早めに準備しつつ、年末までは今までの保険証の方が使い勝手が良いのでとりあえずはそちらの方を年末まで使い続けようとは思っています。

ただこれで、旅行の際にはマイナンバーカードを持って行かないという選択ができることが自分にとっては一番のメリットだと感じます。もし旅先で資格証明書を失くしたとしても、マイナンバーカードを無くした場合よりは手続きは大変ではないので、その点では気が楽になります。なにせ、今年はじめにスマホを落として失くした時の事務作業の大変さは良くわかっているので。

運転免許証については次の更新でマイナンバーカードとの二枚持ちにしようと思っているので、運転免許証を失くしたからといって、すぐ免許不携帯でマイナンバーカードが再発行されるまで運転できなくなるような事はなく、失くした所から車以外の手段でマイナンバーカードを取りに行けば、そこからは運転免許センターにはマイナンバーカードを持って自車を運転して行くことができるようになるわけで、それは大変便利でありがたいことになります。もはや決まっていることなのだからしょうがないという話もありますが、変えられるならマイナンバーカードと保険証を紐付けしたままスマホの画面で利用可能にしたり、資格確認書と併用できるようにして欲しいですが。

ちなみに、私のものより早く申請した(2024年11月始めに)私の親の後期高齢者健康保険の資格確認書については全く音沙汰がありませんが、これは今の保険証の有効期限の切れる2025年7月末日までに郵送されてくるのでは? と楽観的に考えていますが、これについても状況に変化があれば、ここで改めて紹介させていただければと思っています。

必要な電話だけを取るためには生活の中でかかってくる可能性のある番号を登録するのも一つの方法

ここに来て、改めて犯罪と思われる詐欺電話の新しい手口が報道されています。今までは、明らかに普通の状態ではかかって来ない海外からの発信であることがわかる「+」から始まる国番号が表示された電話番号でかかってきていたのが、最近は発信元が国外からであっても(?)、電話番号を偽装して最後の番号が「0110」で終わる警察署を装った着信での詐欺電話があるようです。

そうなって来ると、後で自分のスマホに表示された番号を調べてもそれが本当にその番号のところからなのか、はたまた巧みに偽装された詐欺犯からの電話であるのかにわかには判別がつかなくなり、もはやそうした電話に出ていいのか悪いのか、全くわからなくなっているような方もいるかと思います。

たまたまそんな時、ハガキによるガス点検のお願いというお知らせが自宅にやってきました。恐らく、昨今の状況においていきなり電話でそうした案内をすると、全く連絡が付かないから電話でなくハガキで来るのか? それとも元々こうした案内は郵便で来るのかわかりませんが、とにかくそうしたハガキが来ました。

そのハガキには、ガス会社から電話連絡をして訪問日を決めるやり方とは別に、こちらがガス会社のホームページにアクセスし、Web上から訪問日の打ち合わせができるように選べるようにはなっていました。ただ、こちらから一方的に日時をWebから指定したとしても、何回かメールを通してのやり取りは出てきてしまうので、こちらとしては電話をもらう方が都合が良いのですが、果たして電話が来てもちゃんと取ることはできるのかという問題はあるわけです。

今回は、そうした対策としてハガキに書いてあるガス会社の電話番号(市外局番から始まるもの)をスマホの電話帳に登録することにしました。恐らく、電話は代表番号からかかってくることが予想されるので、スマホの画面を見て登録していたガス会社の名前が出たらそのまま出て、話の流れが無料のガス点検の話(これは本当にガス会社からのもの)であれば、こちらの都合を伝えつつ訪問日を決めることができると思います。

もし、話の流れがLINEのアドレスを聞いてきて、続きはLINEでなんてような話になったり、無料でなく料金がかかるなんていう話になったら、これは自分の中では詐欺確定になりますが、恐らく詐欺集団は正式な手続きで送られてきたガス会社からのハガキまでチェックした上で自分の電話を狙うような事はしないと思いますので、今回の対策はガス会社の電話番号を電話帳に登録して終了ということになります。

もし今後、知らない市外局番から電話がかかってきて、知らない番号でこちらから電話に出ることをせずに改めてその番号を調べたら役所とかライフラインに関する企業からだった場合はいったんこちらから掛ける時には不在着信になった時間を申し述べると、どんな用件でかかってきたのか先方で調べてくれると思いますので、そうして相手の素性がわかった場合には、その代表番号を電話帳に登録し、再度同じような内容の問い合わせが電話で来た場合にスムーズに電話を受けることができるようにすることはできるでしょう。

もし、自分のいる地域でない場所の警察署からいきなり電話がかかってきた場合、私なら電話を取らずにまずはその番号がどこからのものなのか調べ、それがどの警察署からかわかった場合には、電話ではなくホームページ上の問い合わせ窓口(私の住んでいる場所では各警察署ではなく県警の相談窓口)のメールフォームから連絡できるようになっているので、緊急性がなければそちらの方から連絡を入れた方が良いかなと思っています。

ネットからの有料配信が当り前になるなかNHKの受信料をしゃぶりつくすための「見逃し配信」を活用する

NHKの受信料についてはかなり前から大いなる批判があり、NHKをぶっ壊すというスローガンで国会議員になった人もいる今ではあるのですが、最近ではテレビを持っていない人からも受信料(実際はスマホやPCなどでNHKのサイトから同時配信を含む番組を見るための視聴料)を取るというニュースが出たことで、さらなる批判の声も上がっていることは皆さんご存知の通りでしょう。

ちなみに、その金額はどのくらいかというと、ネット配信のみの場合はBS放送(4Kおよび8K含む)の放送はほんの一部を除いて配信されないので、地上波の受信料と同額の、月額1,100円(6ヶ月前払の場合6,309円)になるのではないかと思います。これで、単にテレビをリアルタイムでしか見られないというならば、確かに他の有料動画配信と比べると、リアルタイム以外にも利用できる期間中であればいつでも好きな時に見られないので、別に録画機器を購入する必要もあり、多くの人がメリットを感じにくいということはあると思います。しかし、NHKがリアルタイム配信だけでなく一週間の「見逃し配信」をサポートする「NHK+」を提供することで状況は変わってきたのではないかと思います。

ここで誤解して欲しくないと思うのですが、NHKが提供する番組について全く興味がなく、オリジナルのドラマなどを積極的に配信するネットフリックスや、各種スポーツを生配信してくれるDAZNの方に優位性を感じる方については、テレビをチューナー無しのスマートテレビに買い替え、NHKとの契約を解約して今まで払っていた受信料をネットの有料配信の方に振り向ければ良いと思います。

ニュースなどもラジオ(こちらは聴取料はかかりません)やネットからのリアルタイムで送られるニュースを見ることで十分今の世の中では情報に困ることはないと思いますし。ただ、私の場合はBS放送もそれなりに見ていますし(こちらは受信料月額1,950円、6ヶ月前払11,186円)、ネット配信の利用料はかなり頻繁に見直しがされ、BS受信を含む受信料と比べても高額になってきてしまったこともあり、改めて普段見ることのできないNHKの放送をネットの見逃し配信で見る機会が増えてきたので、今までの考え方を変えるべきかと思えるようになりました。

たまたま昨日、2025年3月7日に大阪局ローカルで放送された「阪神・淡路大震災30年特集・そらとみらいと『大友良英と佐渡裕からのメッセージ』」というローカル番組をNHK+の見逃し配信で見ることができました。以下のリンクは当時のものですが、この文章を書いた日からしばらくはNHK+で見られるので、興味のある方はネットを探してみて下さい。

https://x.com/nhk_osaka_JOBK/status/1897602457041309997

この番組は、兵庫県立芸術文化センターの芸術監督を務める佐渡裕さんが音楽家の大友良英さんにオーケストラ用の楽曲を依頼し、大友さんの方は交響楽の仕上げまでを一人で行なうスキルに不安があるということで、江藤直子 荻原和音 加藤みちあき各氏に編曲を依頼し、大友さんだけのものではなく、大友さんと合わせての四名で「そらとみらいと」を完成させました。番組はそのお披露目のコンサートを紹介しながら曲の成り立ちなど佐渡さんと大友さんのインタビューが入りながら紹介していく構成になっていて個人的には大変楽しめました。これはあくまで個人的な好みもありますが、今ではすっかりメジャーな音楽家として評価されている大友さんについては、バリバリのノイズ音楽を地下のライブハウスでご披露されていた頃からの贔屓なのです。現在、ここまで社会的に認められている事についてはびっくりするやら嬉しいやらで、つい大友さんの出てくる番組については見たくなるというところもあることをご理解いただきたいと思います。

住んでいる場所によってはリアルタイムで見ることができない番組も、見逃し配信であれば翌日には見られるというメリットを知ってから、NHK+はよくちぇっくするようになりました。というか、受信料を払っている手前、時間の制約で見たいけと見られない番組も多くある中、地域ローカルの番組やEテレの教養・ドキュメンタリー番組を良く見ます。というか、せっかくの休みにテレビを見ようとしても特にBS(民放)は通販番組と2時間ドラマのオンパレードで、それらをだらだら見るくらいなら放送時に見られなかった自分の興味ある番組を探しながら見ることのできるネットの見逃し配信は貴重なものだと思います。

民放にも同様のサイト「TVer」がありますが、ドラマやバラエティが多くその辺はNHK+との違いが大きいのですが、最近ではキー局だけでなく地方局制作番組も翌日には配信してくれるので、改めて番組がネット配信できるようになって、テレビ受信料のありようも変わってきたということを感じています。正直なところ、テレビ受信料は無駄な出費だと思われる方も少なからずいることは重々承知していますが、チューナ付きのテレビとセットにして、テレビ放送だけでなくネット配信の各見逃し番組を大型テレビでいつでも見られるようにしておくことによるメリットもあるので、改めて受信料について考えながら考えてみるのも良いのではないかと思いますね。