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ゴールデンウィークの現金事情

学生の時には長い休みをずっと旅行に使っていたこともありましたが、暦の上での休みが長期間続くということでは2019年の4月27(土)から5月6日(月)までの最大10連休というのはどうなってしまうのか予想が付きません。この連休中は現金をATMで出すのに手数料がかかることになるので、仕事がある人もない人も、出掛ける予定がある人もない人も、この電子マネー普及へと盛り上がっている中で、どこまで現金を用意しておくべきか? ということを考えるべきではないでしょうか。

普通の買い物なら、クレジットカードで決済したりもできるのですが、旅行でカードが使えないような所で買い物・宿泊・観光をするような場合はどうしても現金が必要になりますし、仲間内で集まって飲みに行くような場合、全てを電子マネーで各々が払うというのは、さすがにまだ一般的ではないと思います。誰かが手を挙げてクレジットカードで払うような事はできるかも知れませんが、カードで払った人への支払いについては電子マネーの送金をお互いに使えるものなのかという問題があります。

せこい話で申し訳ありませんが(^^;)、いったん換えてしまった電子マネーを再現金化する事ができなかったり、現金化するのに手数料がかかってしまう場合、やはり現金で割り勘というのが一番スマートです。飲み会の参加者がみんな同じ電子マネーを使っていて各々チャージ及び送金の手続きができれば全てを電子マネーのやり取りで完結することができるでしょうが、そういった事がまだできないようであれば、不本意と思う人もいるかも知れませんが、やはりまとまった現金を用意しておくことが必要になるということになります。

しかし、まとまった現金が手元にあるということを狙って詐欺の電話がかかってくる可能性が今年も大きく、小さな心の隙に付け込んで言葉巧みに現金を振り込ませたり(コンビニなどで各種ギフトカードを購入させて送らせるというケースもあります。話に乗ってはいけません)、自宅に押し入って現金を強奪するような事件は絶対起こると思いますので本当に注意して下さい。

そうでなくても、お金があると思うとついつい気が大きくなって無駄遣いをしてしまうということが人間にはあります。かなり前になりますが、漫画家の蛭子能収さんに10万円を旅の資金として渡し、途中3人のゲストにお金をたかられつつ、残ったお金はギャラとは別に番組からプレゼントするというテレビの特番を見ましたが、最初は5万円残すと意気揚々だったものの、結局移動が大変だからとタクシーを使いまくったり、お気に入りの女性ゲストにおごったりしているうちに現金は見る見る減っていってしまいました。これは蛭子能収さんだからということではなく、それだけ現金を持っていればその分使いたくなってしまうという所を明らかにしたということで感心したことがありました。やはり基本的には手元に持っている現金はそこまで多目には用意せず、いざ現金が足りなくなりそうな時に、手数料を払わずに現金を入手するためのもう一つの対策をと考えています。

私が各種クレジットカードの決済に利用している銀行は普通の地方銀行ですが、平日の朝から夕方以外には口座から引き出すだけで手数料がかかってしまいますので、その中からいくらかを特定のネット銀行に移動しておきます。ネット銀行には月に数回という限度はあるものの、土日祝日および夜~早朝までの24時間ATM利用の手数料がかからないところがあります。ネット銀行は独自にATMを持たない代わりにコンビニやスーパー、郵便局のATMを利用してお金を引き出すことができるところも多いので、旅行中に現金が必要な場合にも対応は可能かと思います。詐欺電話以外の急な現金が必要になった場合に利用する可能性があるものとして準備しておけば安心だろうと思うのですが。

今回の連休は10日間銀行のATMが手数料がかかるようになるため、どのくらい現金を出しておくか考えている方もいるのではないかと思うのですが、現金は多少少なめに用意しておき、使えるならクレジットカードや電子マネーを使いながら現金の使用を控えつつ、現金が足りなくなったらネット銀行から引き出して使うというのが私の連休前のプランになります。私のところはそこまで引き出す現金がないので(^^;)、詐欺電話がかかってきても大した被害にはならないと思いますが、それでもやはりお金を騙し取られることはされたくありません。

冗談ではなく本当に、詐欺犯は家の中にお金が用意されているであろう今回のゴールデンウィークの時期をねらって用意周到に計画を立てているだろうと思います。そうした犯罪の被害に遭わないように、自らだけでなく実家や親戚には十分その事を伝えましょう。その際、「電話番号は変わっていない」ことや、仕事や私生活で多額のお金が必要なトラブルに巻き込まれていることはないということを伝えたり、事前に電話連絡する際の「合言葉」を決めておくのもいいでしょう。

また、連休中は公的な機関および銀行・普通の会社は休みなので還付金関連やネット料金請求の電話がかかってきたり、クレジットカードの暗証番号を銀行協会に伝えてなどの電話はまず詐欺と考えて間違いありません。この休みにどんな事が起きるかはわかりませんが、くれぐれも現金にまつわるトラブルに巻き込まれないように自分なりの対策を考えてみてください。

あと、連休中から連休明けについてのお金の事について忘れがちなことは、クレジットカードの請求引き落し日が4月末から5月頭に決まっている場合、銀行休みの影響で、一斉に連休明けの5月7日に来てしまうことがあるということもあります。連休前に計算して口座の残高が足りなくなる可能性がある場合には、連休前の4月26日までに入金しておかないと引き落としができない可能性がありますので、その点にも十分注意して楽しいゴールデンウィークをお過ごしいただきたいです。


コーヒーフレーバーの「リアルゴールド」の味は?

夜から朝方にかけてこちら静岡では冷えることもありますが、日が出ると日中の温度は上がり、真夏ほどではないもののかなりの暑さを感じる季節になってきました。汗をかくとやはり大事になってくるのが水分補給です。私自身はボトルに入れるのは水やお湯がメインですが、外で買い求めるのは爽やかな味のするペットボトルの清涼飲料水という事が多くなります。

ペットボトル飲料にも定番があるわけですが、そんな中でかなり冒険している飲み物も数々出てきています。その中でも売れるもの売れないものの差がくっきりと表われてくるのが実はこの季節なのではないかと思うのですが、今回はそんな中から近年まれにみる「口を付けるのに勇気が要る(^^;)」一本、「REAL GOLDウルトラチャージBLACK」を試してみることにしました。

写真はすでに飲んだ後の空ペットボトルになりますが、これほどネットでの評判の良くない商品は最近では見たことがありません。店頭で見た時にはいわゆる格安なエナジードリンクの定番とも言える「REAL GOLD」が安く買えるのでは? と思って手に取ったのですが、「コーヒーフレーバー」「ブラックペッパー」「ブラックジンジャー」という3つの黒素材入っているとパッケージに書かれた組み合わせに、これは売れないから安くなっているのではないか? という疑問がまず浮かんできました。しかし、まず飲んでみないとわからないということで、少しまとめて買ってきました。

ネットでの口コミでは、コーヒーフレーバーの飲み物に炭酸が入った不思議な飲み物という報告もあり、そこに胡椒や生姜が入ったらスッキリ爽やかというよりも喉に何かが残りそうで不安になることはあったのですが、一応冷蔵庫で少し冷やしたものをいただいてみました。

まず一口、口に含んでみて最初に来たのが基本であろう「REAL GOLD」の味なのですが、かなりねっとり甘い感じが口の中に広がります。胡椒や生姜はそこまで感じないのですが、その代わりコーヒーの後味がかなり残るようになっているので、これはコーヒー自体が苦手な人は全くだめなんだろうなと納得できました。コーヒーは普通にブラックで飲む私としても、この味のミスマッチ感はどうにもならないような気がしました。せめてキンキンに冷やしていただくようにすれば多少は爽やかになったのかも知れませんが、飲み物として胡椒や生姜の強さを抑えるために付けられているような甘みの強さというのが個人的にはネックでした。

今回は一本だけ購入したわけではないので、まだ飲む機会はあると思うのですが、それでも個人的な好みの問題としては沖縄の「ミキ」よりは美味しく飲めますし(^^;)、かつて静岡駅の自動販売機で買えた「タヒボベビーダ」やかの「ドクターペッパー」「ルートビア」よりは飲めるかな? という感じがします(あくまで個人の好みの問題であることをお断わりします)。しかし、この製品自体でないと駄目というようなファンが付かない限り、継続しての販売はなかなか難しいのではないかと思います。もしかしたら今年の夏に余った製品がさらに安売りされる可能性もありますが、大量買いする前に一度どこかのスーパーで手に入れてその味を確認してから買われるのがいいかと思います。ちなみにエナジードリンクとしての基本は守っていて、「高麗人参エキス」「ローヤルゼリー」「アルギニン」が入っています。

ちなみにこのドリンクは2019年2月に発売されたものなのですが、今後普通にスーパーで見掛けることができるのかという点についてはちょっとわからないくらいの味という風にも思います。恐い物飲みたさのある方は、お早めに確保してその味を感じてみるのもいいのではないかと思うところです(^^)。


ちょっとした事がきっかけで「大嫌い」になる心理

家族や周りから大反対を受けてもそれを押し切って結婚した方々が、結婚生活を続けていくうちに愛情が冷めるどころか触るのも見るのも嫌という風に変化するということはそう珍しい事ではありません。嫌われた方は、なぜそんな事になったのか理解できず、コミュニケーションを取ろうとしますが、中にはそうして話すことすら嫌になってしまって……、なんて話は世の中にごまんとあります。

なぜ、そんな心況の変化がやってくるのかということですが、当然受け取る人の感性で違いはあると思いますが、今までの人物の評価で一定のものがあった場合に、そうした今までの常識から外れた想定外の事をされると、一気に評価が反転してしまうということはあるかも知れません。

のっけからこんな話をするのは、何も人の家庭に波風を起こそうとするのではなく、最近の企業の「建前と本音」の裏側が透けて見える用な「改悪」をあえて起こしてまで、今までその企業に向けられたイメージを覆すような事を度々目にするからです。

具体的に言うと、今まで「安く焼き鳥を食べて飲めるお店」として認知されていた「鳥貴族」が一律にメニューに有る商品を値上げしたことにより、競合他社へお客が流れてしまい売上が長期に渡って落ち込んでいるような状態がそうです。今までは「安さ」を売りにしてきたお店がいきなり値上げをすることで、多くの人が「鳥貴族」イコール「安い店」とは思わなくなり、興味が失せたということになります。全ての商品の価格を値上げするのではなく、看板メニューとして薄利多売による客寄せが見込める商品の価格については据え置くとか、一ヶ月のうちで期間限定で旧価格で提供するとか「安く飲める店」というイメージにこだわった価格の見直しをしていればここまでの落ち込みはなかったように思えるのです。

最近になって、定食を中心にした食事の提供で業績を伸ばしている「やよい軒」で、新たな動きがあることがわかりました。全国の中でも東京、千葉、栃木、茨城の4都県の12店舗(全国の店舗数の約3%)において、「定食のおかわり自由」を止め、おかわりを有料にするという実験を行なうことを発表したということです。

個人的にはやよい軒が他の外食チェーン店と比べての大きな特徴というのは「定食を頼むとおかわり自由」ということだと思っていたので、この発表には驚きました。会社側は

「以前より、おかわりをしている人もしていない人も同じ値段を頂戴しておりましたが、その不公平感にご意見をいただいておりました。今回のテストは、改めて定食の価格とおかわり自由の価格を設定し、お客様の評価を把握する一環でテストを行います」(プレナス広報のコメント)

という理由で行なうと言っているのですが、今の世の中は誰もがご飯をおかわりして何杯も食べるというよりも、糖質を気にして炭水化物を控えるような流れになっているということも忘れてはいけないでしょう。何杯もおかわりして食べる人に対して、おかわりをしない人は「不公平だ」と文句を言うというよりも、「そんなに食べて体は大丈夫なの?」と思う方が今は普通になっているところもあります。

ただしそんな時代の中でも、やよい軒の存在価値はとにかくおかわりをしてお腹を満たしたいという人のニーズに合ったところがあったのに、このまま実験が他の店舗でも行なわれ、おかわり自由の追加料金を設定して取るなんてことになれば、たとえそれがわずかな金額だとしても、まず今まで足繁く通っていた個人も家族も(家族の中に食べざかりの子供がいるような場合)「おかわり自由のお店」というイメージが消える分、今後も通ってくれるかどうかはわからないというのが正直なところではないでしょうか。

むしろ、定食のごはん「小」や「普通(おかわりなし)」の価格のみを下げるとか、定食のメニューに「糖質カットメニュー」のような「食べ過ぎないメリット」のあるメニューを多く提供するようにし、健康指向の人のニーズを充足する中でおかわりサービスを続けた方が、他店との差別化になって新たな客層も呼び込めるのではないかという気もします。

こうした報道は本当に危険で、今後テストを行なう店舗では、その旨を入口のわかるところにきちんと掲示しておかないと、お店で無料でおかわりができると思った人が店側とトラブルになった場合、まずそのお客さんは次回の来店はしなくなると思います。さらに言うと、こうした報道が出た時点で「やよい軒のおかわり自由サービスはもうやらないんだ」と早合点した人が現時点での来店を見合わせるような可能性すらあります。改めて多くの人に認知されていたお店の特徴を消すような方向転換を行なう場合は注意してやらないと、事業自体が危うくなってしまうように思います。

車で旅をする事が多くなる中、もちろん地方でしか食べられないお店に入って名物を食べたいという欲求はあるものの、状況によっては全国チェーンでそのお店の特徴を知っているお店に入ることで、一食の予算や食べ終わるまでの時間、そしてボリュームなどをあらかじめわかった上で入れるメリットというものも存在するように思います。「やよい軒」はリーズナブルにお腹を満たせるという意味では魅力を感じていたのですが、もし車で全国を走っていて今後「やよい軒」の看板を見付けた場合、私もそのお店がテスト実施中のお店かどうかをいちいち見るのはめんどくさいので、他のお店を探した方がいいかなと思ってしまうかも知れません。そしてそれはあくまで個人の判断になるので、仕方がないと言えるでしょう。


お使いの自転車に「防犯登録」をしていますか?

昨日のことですが、夜に自転車で帰宅中に走っていたパトカーから呼び止められました。別にやましい事をしているわけでもないのですぐに止まってこちらから警察官の方に寄っていくと、まずはどこへ行くの? と言われたので自宅に帰ることを告げたのですが、その後に彼らが求めてきたのは自転車の防犯登録の有無でした。

この自転車の防犯登録というのは全国一律ではなく、私の住む静岡県では普通に自転車店から自転車を購入した場合に同時に行なってもらえステッカーが交付されます。その番号と自転車の型式などをデータベースに登録して、その内容を警察が把握することによって、もし自分の自転車が盗まれた場合にその情報を元にして探してもらうものです。

自転車というのは自動車と違って車検がないので車検証もないので、「今乗っている自転車が自分のものか?」ということを証明するためにはこのステッカーに記されている番号が頼りになります。今回はどうやら、私の乗っている自転車が放置自転車や他人の所有である自転車ではないか? と疑って声を掛けてきたようだったのですが、当然自分で購入した自分の自転車であるということは疑いようはありませんので、正々堂々と受け答えをしていました。

唯一気がかりだったのは、静岡県における自転車の防犯登録というのは購入時から10年を目安にデータベースから消えるという話もあったので、現場で警察官が防犯登録番号を照合した場合に自分のデータが出てくるのかということでした。しかし、照合の結果によって自分の自転車であることが証明されたようで、全くのお構い無しでそのまま帰宅しました。しかし、今冷静に考えてみると何か一つボタンを掛け違えていたら、さらに長く足止めを食らったり、最悪の場合自分の自転車なのに窃盗をしたと疑われるということも考えられました。

私の場合はいわゆる「町の自転車屋」さんで長く付き合いのあるお店から自転車は購入しているので、防犯登録もその都度行なってもらっているのですが、人から使っていない自転車を譲り受けたり、インターネットで購入するような場合は、防犯登録は自分で行なわなければなりません。ついそうした手間を避けるような形で防犯登録をしないまま自分の自転車として日常の足として使うことは基本的には問題はないものの、今回の私のようなケースでは、やはりきちんと防犯登録を行なっておくことが大切なことがわかります。

今まではあまりその必要性を感じていなかった方もいるかも知れませんが、自転車と歩行者との事故で歩行者が死亡するような事故において、損害賠償の負担が自転車側にかかることがもはや普通になる中で、やはり自転車といえどもこうした登録関係の事をしっかりやっておくことは大事です。事故の現場検証に警察がやってきた場合に、今回の私と同じような質問を警察からされた時に自分の自転車であることを主張できないと、その後の話し合いもうまく行かなくなるかも知れません。

こうした事に心当たりがある方は、ネットでご自身がお住まいの地方での自転車の防犯登録についての情報を仕入れ、早めの手続きを行なうことをおすすめします。現代社会はちょっとした手続きの不備だけでも思わぬ方向に事態は転がっていきかねませんので、転ばぬ先の杖ということで、きちんとできることは行なっておきましょう。


2019大河ドラマの視聴率が低迷していると言われますが

今年2019年のNHK大河ドラマ「いだてん」は、いわゆる時代劇とは違った明治の物語で、さらに2020年に迫ったオリンピックに関わる物語であるため、一般的には今まであまり知名度がなかった金栗四三という人物をメインに据えた物語が展開されていますがそのためなのかどうか確認はできませんが、発表されるテレビ視聴率は低迷を続け、そこまでオリンピックやスポーツを好む人たちが大河ドラマを見ていないのではないかという風にも思われているようです。

金栗四三(歴史的な人物ということであえて敬称は略させていただきます)という人は箱根駅伝や富士登山駅伝などにその名が残る日本のマラソン界黎明期に活躍したランナーで、長生きをしたことで長きにわたって日本のマラソン界に影響を与えた人物として今までは知る人ぞ知る存在でした。しかしながら、今回金栗四三を大々的に取り上げたことでネットで調べても大河ドラマ関連の情報しか検索では出て来ることがなく、決して明るい展望だけではなかった日本のマラソン史についても、歴史を振り返った今となっては強力なリーダーシップは時には負の影響を与えた事もあったのでは? という疑念について、ほとんど出てこないのが気にかかります。

個人的には金栗四三という人物の事は、最初にオリンピックに参加し、現在これだけ人気のある箱根駅伝という途方もない大会を実現した事だけでも素晴らしいと思いますが、箱根駅伝がお正月の一大イベントになってしまったことの弊害を指摘する声も挙がっています。具体的には箱根駅伝から人気ランナーになった人に興味が集中したり、さらに箱根で活躍した人気選手が大学卒業して実業団に入っても、人気の駅伝大会にエントリーをし続けなければならずにマラソンランナーとしての育成が阻害されるような傾向を作ったというのも、あまりにも箱根駅伝が世の注目を集めたことの結果起こってきたこととも言えます。また、注目度が上がり多くの人の声が入るに従って、過去のオリンピックにおけるマラソン競技の代表選手選考について、問題が度々起こったことも記憶に新しいところです。

今回の大河ドラマでそもそも扱われるかはわかりませんが、古くは戦前のベルリンオリンピックで、国内の選考会は終わっているのに改めて現地で本番のマラソンに出場する選手を選ぶ選考会を行なうような、大会の前に練習に集中したい選手にとってはとんでもない選考をしたことも日本のマラソン界にはあったのですが、そうした人間の本性に則った様々な失敗を重ねた上で今があるのに、都合の悪い事実をもみ消すようなドラマの展開にならないかと、個人的には視聴率云々よりもそちらの方が心配になってしまいます。

このブログで紹介している車中泊についても、過去の記述を改めて見直していると、今の基準からすると常識自体が変わっているような事もあり、ブログを始めた頃の「おすすめの車中泊の方法」と今のそれとではかなり違ってきています。当然、ブログの内容はそのまま残っているわけで、書かれている内容を読んだ時に自分で恥ずかしい事もあるわけですが、あえてそのまま残ってしまっているところも存在します。もちろん、具体的に誤りを指摘していただき、その内容について明らかにこちらの誤りである点については直接直すか、コメント欄に注釈という形で残す形になるかはわかりませんが、読んでいる人が誤解をしないような記述に直すことはやっていきたいと思っています。今回の内容には関係ありませんが、いい機会なのでもし過去に遡って明らかな誤りなのでは? と思うことがありましたらご指摘いただければ幸いです。

当然、スポーツの世界においても「失敗は成功の母」という言葉は重いと思いますし、あえて多くの人が見て、ライブラリ的にも残っていくであろう「大河ドラマ」の中で、上で書いたことおよび過去の日本で行なわれてきた選手への過度な期待が選手自身を苦しめてきた歴史(マラソンの円谷幸吉選手やテニスの佐藤次郎選手の悲劇など)もしっかり描くことで、未来のオリンピックに向けた新しいスポーツとの向き合い方というものを、ドラマでは見たいと思っているのですが、果たしてどんな物語がこれから展開されていくのか、そんな観点から楽しみに見たいと思っています。


コンビニの深夜・早朝営業の今後

車中泊での旅において、深夜走れるところまで走ろうとしたり、深夜まで仮眠を取ってから車の台数の少ない早朝の時間に走ろうとした際にこの上なく役に立つのがコンビニエンスストアであることは今さら言うまでもないことでしょう。普段の日なら全く利用することはないものの、出掛けて周辺に何もない時にコンビニを見付けた時には食事や飲み物、旅に出発した後で何か忘れ物に気付いた時の物品の購入、荷物の発送や受け取りなど、日本国内で同一のサービスを基本24時間行なってくれている、消費者にとっては大変ありがたいサービスをしてくれるお店です。

しかし、そこで働く人の目線になって考えると、誰もが好んで深夜から早朝に仕事をしているわけではなく、10代から20代にとってはその時間は友人と遊んだりすることが多くなかなかバイトのシフトが埋まらないということが普通なのだろうと思います。

そんな状況でどうしても深夜のアルバイトが集まらないということになると、営業ができないというところに至るのが普通です。しかしそんな事になっても営業を休止するという発想にならないのが今のコンビニのシステムです。多くのコンビニは直営でなく、大手のフランチャイズとしてオーナーが契約していますので、現在でも一部のコンビニチェーンを除いて24時間営業の決まりを破るということになると契約違反と見なされてペナルティも覚悟しなければなりません。

そこで現状での問題としてかなり以前から言われていたことが、オーナーおよびオーナーの家族が交代でバイトのいない深夜から早朝にかけての時間に、24時間営業を続けるために店舗に詰めるようになり、労働条件としてはかなり過酷になるとともに、生命の危険さえ出てくるかも知れない状態になっています。普通の会社でこんな労働を強要したら大変ですが、オーナーはコンビニ親会社と雇用契約をしているわけではないので、本社が一定のロイヤリティーを徴収した上で、店が24時間営業を続けることを守らないと最悪の場合契約を切られるだけでなく、違約金まで請求する事例が発生しています。現状ではどんなにオーナーが大変な思いをしても、救済されないというのはいくら雇用契約がないとは言え、何とかしないと今あるコンビニがバタバタ潰れていくという未来も予想できるだけに、利用者の立場としても何とかしてこの問題を解決して欲しいと思います。

そうした状況を受けて、コンビニ最大手のセブン-イレブンのオーナー達が24時間営業の是非について本社との団体交渉の申し入れを行なったことがニュースになっています。それは、マスコミのアルバイトに関する報道と少し関係があるかも知れませんが、回転ずしチェーンのスシローが全国の店舗を一斉休業することで従業員の負担を軽減しようとしたり、全国の大きな郵便局でそれまで24時間開いていた夜間の「ゆうゆう窓口」を深夜から閉じることを実行して社員の深夜労働を無くしたりと、それまでは当り前だった営業を続けることを一部の企業が見直し、労働環境を改善するところが出ている中で、なぜ日本でも有数の規模を持つ小売チェーンが動かないのか疑問に思う方もいるでしょう。

この話を考える時に大事な点は、今のところ実害は本社側には出ず、ただフランチャイズのオーナーに出ているだけなので、本社がどれくらい現場からの叫びを理解しているかということになります。セブン-イレブンについては今後のオーナー達と本社との話し合いの中で、今回のような報道が一般の人にも広がったということで、オーナー団体との話し合いにはきっちりと向き合って欲しいですし、その結果一部の店舗が深夜から早朝にかけて人手不足とオーナーの健康に配慮する形で営業時間を短縮する可能性があることを考えた上で今後は利用する心構えが必要になってくるでしょう。

こうした前提の元でコンビニ本社があえて24時間営業にこだわるならば、本社から人員を充てるような形にするか、本格的な無人営業の形態についても検討すべきでしょう。現状でもお店の一部のみを入れるようにして無人化し、情報端末の操作やコーヒーマシンを使ったお湯の提供(お店で購入したカップ麺用)、電子レンジを使った冷凍食品の自動販売など、深夜から早朝に掛けて何がどのくらい売れているかという分析は当然していると思うので、その中の売上げが見込めそうな商品に限って無人販売を行なうというのも一つの方法でしょう。

当然その中では荷物の受け取りのように、できなくなるサービスもあるわけですが、そうした問題についても宅配便各社では「無人受取ロッカー」を順次設置しています。今では駅にもそうした施設がありますが、コンビニにもロッカーが設置されれば、それで十分だと感じる人も少なくないでしょう。そんなお店が増えれば、かえって深夜から早朝にかけてコンビニを利用する側としても気兼ねなくお店を利用できそうです。

最近、スーパーで従来の店員にお金を払うレジの他に「セルフレジ」という自分でお金を払うレジというものが出てきました。この方式だと、小さいものを一個だけ購入したり、お金を現金ではなく自分で電子マネーにするかお店のポイントで払うのかを選べるので、混み合うレジではなかなか申告しずらいポイント払いを気軽にできたりして、利用者としてのメリットも感じています。もしコンビニでもそうした仕組みが整うのだったら、あえてお店を一部閉めて無人になった店舗を利用するという人も少なくないのではないでしょうか。

ただ、現場からいかに画期的な意見が出たとしても、本社の方でそうした意見を採用しないとなると話は深刻になります。現在の日本は急速に電子マネーやクレジットカード決済に舵を切りつつあるのですから、むしろ今の人手不足の状態をチャンスと捉えてオーナーとの協同路線を組み、本社もオーナーも共存共栄できる営業形態について考えるのが今の社会情勢に合った経営のやり方ではないかと思うのですが。


アルバイト動画炎上騒ぎの裏にあるもの

スマートフォンの普及率が上がるにつれて、アルバイトの職場内の様子をSNSに投稿したことがきっかけでテレビニュースで放送されることが本当に当り前になってきただけでなく、様々なファーストフードのチェーン店に騒動が広がってきていることに愕然としています。牛丼・回転寿司・コンビニ・和定食店の全国チェーンの全てがダメということになると、深夜まで走ることも珍しくない車中泊の旅では本当に困ってしまうのです。

そんな騒動が起こるはるか前、24時間営業のお店が発達し、深夜営業のファーストフードが全国展開していることが当たり前になった時期にはただ便利だとしか思っていませんでした。その認識が変わったのが、牛丼チェーンの「すき家」の一部店舗における休業が発表された時のことで、現実に近所のお店が営業をストップすることになった休業店舗を見て消費者の利便性だけでは社会は回っていかないことを思い知らされました。もっともそれ以前から、酒屋さんなどから転身してコンビニ経営をしていたお店のオーナーについて、24時間営業を維持するためにアルバイトの応募がなければ自ら店頭に立ちお店番を続けなければならないという過酷な現実を知ってはいたものの、そこまで深刻には考えてはいませんでした。

私自身、日々の生活の中ではそこまで常習的にコンビニやファーストフードを利用する機会はないのですが、車を使った旅に限らず見知らぬ土地で困った場合には全国どこでも同じサービスが受けられるインフラが整備されていることはすごいことで、そのインフラを維持できているのはただそこで働いている人たちのおかげであることは疑いもありません。それだけ「凄い」事であるのですが、残念ながらそこで働くアルバイトの人たちへの評価というのは、正社員と比べるとどうしても低くなりがちです。

さらに言うと、現在の日本は政府が言うところの「好景気」が続いていて、アルバイトに応募しようとする人に対する求人は引く手あまたで、今働いているところより待遇および時給がいい他のバイトがあればすぐに移ることも厭わない人間関係の緩さというものも存在しているのではないかと思えるところがあります。ここからは個人的観測に基づいた推察になりますが、SNSに職場内での行動をアップして炎上してしまう遠因になっているのではないかと思うのです。

さらに言うと、バイト先で真面目に仕事をやったとしてもサボったりしている人との差がないなど、日々の仕事で評価を受けない事が当り前になってしまった場合、お店の業績を上げようとかお客様のために働くというよりも、バイト仲間と楽しみながら働ければいいとなってしまうケースが少なくないのではないかと思います。もちろん、着替えて店頭に出るということになれば、普通はスマホを職場に持ち込むことは基本的にはダメであることも考えられますので、動画を撮影している時点で「いつやめさせられても次のバイトはすぐ見付かる」というような気分が先行してしまっているのではないかとも思えます。
確かにアルバイト募集は常にどこでもされていて、どこかをクビになってもすぐ次が見付かるという現実があることも確かでしょう。しかし、多くの職場での不適切と思われる行為の記録された事例が増える中で企業そのものに対する業績にも影響が出るまでになってきています。そうなると雇う会社の方も単なるクビという対応だけではなく、売上減少を受けたことに対する損害賠償を請求するケースもこれからは出てくるでしょう。今後アルバイトをする機会があるかも知れない方については、この点は十分に考えるべきでしょう。

話は少し変わりますが、昨日テレビで女優の樹木希林さんと市原悦子さんが共演した映画、河瀬直美監督の「あん」を見る機会がありました。映画はそれまでお金をもらって働くことのなかった樹木希林さん扮する老女がどら焼屋さんで働きたいと懇願し、募集では時給600円のところ時給200円でもいいと懇願してどら焼きのあん作りをすることになるのですが、そのあんの味は絶品で、今まで閑古鳥が鳴いていたお店には開店待ちの行列ができるまでの人気店になってしまいます。そうしたお店さんの反応を直に感じることができることは、老女にとっては生涯のうちの一番の喜びだったでしょう。そんな仕事をすることの中の喜びというものを感じられる職場であったなら、今回のような炎上騒ぎは起こることはないでしょう。しかし、現実というものは厳しいわけで、全ての人がやりがいのある仕事に就けるわけではありません。

これは、アルバイトではありませんが全国各地で問題になっている児童相談所について、問題の根元にあるのは、本気で児童を助けようと思う人がどれだけ働いているかというところにもあるのではないかと言われているところがあります。地方自治体の組織であると、必ずしも使命感を持って能動的に働くのではなく、自治体職員としての異動で在籍する中で、次にまた異動するまで無事に務め上げることが目的になってしまうところがあるのなら、別の意味での悲劇がそこでは起こっています。

世の中にある仕事というのはどんな仕事でも尊く、誰でもできる仕事であると考えているものでも、実際に行なってくれる人がいなければ多くの人が困ります。車で旅をすることが多い私としては、コンビニや地元のスーパー、ファーストフードや食堂・レストランできちんとしたサービスを提供してくれる方々がいるおかげで大がかりな荷物や食料を持たないでも全国を旅することができます。その恩恵を感じつつ、正社員パート関係なくきちんとやったことが評価される社会になることが、ひいては働く人に働きがいを与え、SNSでの炎上騒ぎを防ぐための第一歩になるのではないかと考えているところです。


消費税引き上げを考えた上でのお金の使い方を考える

昨日はちょっと時間があったので、いわゆる「千円カット」のチェーン店であるQBハウスに髪の毛をカットしてもらいにお店に立ち寄りました。少し前にこのブログでも書きましたが、数ある千円カットのお店の中で今回紹介するQBハウスは、消費税の増税とともに2019年1月までサービス開始時から消費税分だけを引き上げた1,080円の料金で(60才以上のシニア年代の人には年齢のわかる証明書があれば以前の通り1,000円の料金)長らく頑張っていましたが、この2月から値上げを行ないまして、サービスは変わりませんが行った時の客数は少なめのような感じました。

具体的には消費税とは関係なく1,080円を1,200円に値上げし、シニア年代の料金も1,100円に値上げしたので、QBハウスは厳密な意味での「千円カット」ではなくなったわけですが、今の状況を考えるとそうした値上げも止むなしという感じがするのも確かです。

これからの物価の値上がりというのは、小麦価格の高騰によりパンやそば・うどん、パスタの価格にも跳ね返ってきそうで、ハーゲンダッツのアイスやヨーグルトというような乳製品についても、生乳の値上げによって価格が上がることになっています。

また、嗜好品ではありますが税率を抑えた「第三のビール」についても税率が上がることでの価格上昇が見込まれています。こうした内容は、食費を外食をしないで切り詰めていたり、高いお酒でなく安い発泡酒でお金を節約している人にとっては今までの生活を多少なりとも変えなければならない状況に陥る可能性があります。

話をQBハウスに戻しますが、お店で働く人の形態には正社員ではなくパートタイマーという働き方もあると思いますが、ホームページのリクルート情報によると一人一日に30人以上カットするような仕事になり、労働環境に比して時給が少ないと感じられた場合、パートの場合は辞めるのも比較的簡単です。ただ、お店を管理する会社側としては薄利多売の商売で成功を収めている企業だけに、一つのお店でより多くの人数のカットをこなせないと利益につながらず、パートとしての待遇もなかなか改善しにくいでしょう。

では、今回値上げをしたことによってどのくらいの差が出るかということを考えてみます。ホームページにあった「一日30人」のカットを行なった場合、従業員一人あたりの売上は32,400円になります(全て1,080円の単価だった場合)。これが、一人あたりの売上が1,200円に上がると、同じ32,400円を売上げるには27人のカットでいいということになります。値上げ当初は他のお店に鞍替えされてお客さんの数が減る可能性もありますが、一回あたり120円の値上がりだったら、他の何かを切り詰めれば出せない金額ではありませんし、今までの来客人数を確保できるならば、同じ30人をカットした場合の売上は3,600円アップし、時給が上がることや待遇面での向上も期待できます。

結果、短時間で多くの人のカットを行なう人材を会社は確保できるという事なのでしょうが、世の中にはこうした値上げのできる企業とできないところがあることも確かです。結果、賃金は上がらないまま値上げの影響だけを受ける人も少なくないという現実が重くのしかかります。10月には消費税の引き上げも予定されていますので、いかにして今までの生活パターンを維持するのかということがこれからは大事になってきます。

個人的には何でも高くなっていく中で、とにかく安いものに走るということは危険ではないかと思います。紹介したQBハウスのビジネスモデルを維持するにも様々な苦労があることが理解できるので、良質なサービスを継続して受けるためにはある程度の費用負担増も止むを得ないという風に考え、その代わりに改めて自分の生活を見直してみるということも必要になってくるのではないかという気がします。

個人的な節約のための基本は安く買うことよりも「いかに無駄なものを買わないか」ということに尽きるかと思います。安いと思って大量買いしても多くのものが残って使われないままになってしまえば結局は無駄になりますし、常に財布の中味を意識して小さな買い物もする必要があると思います。最近の電子マネーの導入においても、常にスマホの残高表示を見れば1円単位で中味を把握することができますから、月ごとにも電子マネーの支出総額を意識し、毎月のチャージ額を少なくする方向で活用できればいいと思いますし、とにかく現金がなければ買わないと決めた方が毎月の支出を節約できるのなら、電子マネーをあえて使わないというのも一つの方法であるでしょう。

そして、自分自身に対しての反省を込めてお伝えしたいことは、店頭での高額商品の衝動買いは極力避けるということが大事ではないかと思います。もちろんこの考えにも例外があり、購入計画を立てる中でだいたいの「最安価格」を把握している場合は、その金額と比較して更に安ければ購入を迷うことはないでしょう。問題になるのは自分でも店頭価格が本当に安いのかどうかわからず、その場の雰囲気だけで高い買い物をしてしまう場合です。

様々な衝動買いを経験したことで、自分の直感で「かなり安い」と感じたとしても同じ商品が世間ではどのような評価を受け、ネットではいくらで売られているのかというのを知らないまま購入してしまうと「なぜその商品だけが安く売られているか」ということがわかってしまって衝動買いを後悔する場合があることが十分にわかってきます。

もし現実に出先で安い品物を見つけた場合、その商品の名前や型番をメモし、自宅へ戻ってじっくりネット検索するなど冷静に吟味してからお店へ電話するとかまたお店に戻って買うというような1テンポ置くことで、果たして今の自分に本当に必要なものかどうかを明らかにすることができます。

このブログでも過去から様々な商品の紹介をしてきましたが、別に企業から試供品や製品を借りて評価することは皆無で、全て自分て購入して紹介しているだけなので、商品紹介を主にやっていくのは無理だと悟っています。逆に今あるもので工夫をすれば実現できるものがあればそれでいいと考えつつ、どうしても使いたい高額な商品があった場合は十分にその内容が自分の用途に合うかどうかを考えた上でこれからは購入することになるでしょう。

今後、全ての職場で給料がバンバン上がって物価の上昇分をカバーできるならやみくもに消費して使ってみる中で自分に合ったものを見付けるのも悪くないと思いますが、今後は同じように情報を発信しているネット情報(商品評価サイトや安売りの情報を掲載したサイト)も活用しながら無駄金を使わずに効率的にお金を使っていこうと思っています。


インフルエンザに複数回かからないために

先月は正月休み明けにインフルエンザA型にかかってしまいましたが、最近になってニュースを見ていると、穏やかではない情報が入ってくるようになりました。私自身は昨年10月にインフルエンザの予防接種を行なったのですが、それを過信するあまり外出した際にそこまでの対策を取らなかったためなのかワクチンを打っているはずがかかってしまいました。ただ、これもワクチンのおかげか薬を飲んだらすぐに体温が下がり、最短で仕事に復帰できたことは幸いだったものの、これからまだ3月までインフルエンザにかかる可能性が十分にあるということなので、今までとは違う考え方でインフルエンザにかからないような生活スタイルを模索しているところです。

実は、インフルエンザにかかる直前に、実生活でもなかなかないようなところで転んでしまいまして(^^;)、怪我には結び付かなかったものの、その時の事を思い出すとやはり多少寝不足で体に疲れがあったのかなと思います。まず大切なことは、普段よりもきっちりと睡眠時間を確保し、疲れを翌日に残さないような生活のパターンを実行することがあるでしょう。どうしても無理をしなくてはいけない事も日々の生活の中ではあるかも知れませんが、もしインフルエンザに感染してしまったら仕事や勉強どころではなくなります。外にもうかつに出られなくなることになりますので、自分の体が悲鳴を上げているのを感じたらまずは十分な休息を考えるべきではないでしょうか。

インフルエンザだけではなく普通の風邪においても、喉の痛みを伴う場合が少なくありません。一般的にマスクは飛沫感染の予防にする場合が多いとは思いますが、鼻や喉を湿らせて乾燥から防ぐこともあるのではないかと思います。もちろん仕事や学校、通勤通学中の感染を防ぐための防御法の一つとしてマスクがあると思いますが、マスクの正しい使い方をしていないと、かえって逆効果になる可能性もあります。以下のリンクは医療機関が監修する正しいマスクの使い方です。個人的には夜寝る時にもマスクをして寝るようにすることで起きたら喉がカラッカラになることは避けられています。

https://www.jichi.ac.jp/center/sinryoka/kansen/taisaku_04.html

そして、やはり一番大切なのが、自分の手の清潔を保ち、安易に手を鼻や口に触らないようにすることです。これは、マスクをしていても同じです。つい手が顔に行ってしまうのが自分の癖なので気が付いたら顔を触っていたこともインフルエンザに感染した原因の一つではないかと疑うところがあります。特に公衆トイレや多くの人が触るドアノブ、エスカレーターの手すりなどに触った後には自分の手にインフルエンザウィルスが付着している可能性があるので、食事の前やトイレから出る際には念入りに手を洗うことを実践しています。手のひらを合わせてゴシゴシだけではなく、手首から指の股、爪の先から手の裏までしっかりと洗うことである程度のリスクは減らせると思われます。手の洗い方についてもネットで調べてみると有用なサイトがあるので、ここではその一つを紹介します。

https://www.jichi.ac.jp/center/sinryoka/kansen/taisaku_01.html

今回紹介した正しい手の洗い方については、インフルエンザだけでなくノロウィルス対策としても有効です。車の旅をしていると衛生的にはキレイとは言い難いトイレで用を足さなければならない時もあります。そうした場所には実に多くの人が出入りするので、ノロウィルスに感染した人が吐いてしまった後にトイレを使用した場合、手にウィルスが付いたまま食事ということも十分ありえますので、春を迎える季節までは十分に気を付けて、さらに一度かかったからと言って安心せずに、残りの冬の旅をお楽しみ下さい。


インフルエンザの治癒証明書は存在するのか

今シーズン、インフルエンザにかかって仕事を休まざるを得なくなった私ですが、苦労したのは発熱して休んでいる時もそうでしたが、「本人が治ったと思っていもいつまで休まなければならないか」という事です。この事については、実に様々な考え方があり、その中で大変困ってしまう要求をされる事があります。それが「インフルエンザの治癒証明書の提出」というキーワードです。

ちなみに、ここで問題にしているのは主に仕事をしている人がインフルエンザにかかってしまった場合のことです。学校や保育園・幼稚園の場合には集団感染を防ぐために学級閉鎖・学校閉鎖があり、さらに地域によっては「治癒証明書」「登校許可証明書」を地元の医師会との打ち合わせで発行するような仕組みがあることはあります。ただ、学校以外ではそうした仕組みはなく、逆にお医者さんの側からも果たしてインフルエンザが治っているのか(つまり、他の人にインフルエンザをうつしてしまう危険性はないのか)という客観的な証明は難しいというところがあるのです。

私の場合、熱が出た日に受診した際、鼻の穴に綿棒を入れられてインフルエンザにかかっているかどうかの抗体検査を受けましたが、この検査でインフルエンザにかかっていてもウィルスが検出されない可能性もあるので、直ったからもう一度抗体検査をして、インフルエンザウィルスが検出されなかったから全て大丈夫だということではないと検査そのものに意味はないと言われました。

では、どうして再び出勤できたかというと、職場の担当者に休んでいる時の状況を説明してその判断を仰ぐことで、いつから出勤と言われた日から出たということになります。これは、医師にも言われたのですが、あくまで職場の管理をする担当の人の判断に任せるしかないというのが正直なところのようです。もっとも、それでは何を根拠にインフルエンザが快方に向かうのかということを合理的に説明しにくいということがあります。そこで、学生や児童・幼児についてのガイドラインとして定められている基準を利用するという事があります。それは、こんな内容になっています。

・「学校保健安全法 施行規則第19条」
出席停止の期間の基準は、感染症の種類に従い次の通りとする。
インフルエンザ(鳥インフルエンザ(H5N1)及び新型インフルエンザ等感染症を除く。)にあっては、発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては3日)を経過するまで。

ここで問題になるのが「発症した後5日」と「解熱した後2日」というのがどのくらいになるのかということです。ここでいう「発症後」も「解熱後」も発症および解熱した日の翌日から数えるということになるようです。例えば、火曜日に発症した場合、翌日の水曜日から数え、5日後というのは日曜日になり、翌日の月曜日には復帰できる可能性があります。ただ注意したいのは、もう一つの条件の「解熱後」ということです。

これは、薬を飲んでも飲まなくても高かった熱が下がった日の翌日から連続して平熱になった場合の日数を数えます。同じく火曜日に発症・発熱し、水曜日に熱が下がった場合には木曜日から数えて金曜日までということになります。
以上の事柄が絶対ではないのですが、大切なのは発症したらこまめに体温を測り、いつから熱が下がったのか、そしてその熱は下がったまま安定しているのかはっきりと報告できることだと思います。そのため、安いものでもきちんと測れる体温計は必ず用意しておきたいですし、家から出られなくてもこまめに職場の担当者と連絡を取り合いつつ、再び出勤可能になる日の設定を話し合って決めてもらうようにすれば、後から問題を起こさずに職場に復帰できるようになるのではないでしょうか。

私の場合、再出勤した際に同僚に「本当に大丈夫なのか」ということをしきりに聞かれたのですが、あくまで学校の基準に則って出勤日を決定し、それは自分個人の判断ではなく、職場との意志疎通があったことを説明することで、スムーズに合流できました。いい加減な印象を周辺に与えてしまうと疑心暗鬼になって自分の立場も危うくなってしまうかも知れませんので、正式な証明は難しくても自分の周りの人も安心させられるような行動を取ることが大切です。もちろん復帰したとは言え、100%インフルエンザが直ったということは言えないので、マスクはきちんと付けて出勤・仕事をし、うがいと丁寧な手洗いを欠かさずにすることで、感染を防ぐ行動を示すことも大切になるでしょう。

とにかく、自分がかかってみないとここまで色々と考えることはなかったですが、いざ自分がかかってしまった場合には、ここまで説明したことを考えて復帰の道の考えていかないと、いつまでも復帰できないようなことも起こるかも知れませんので、皆さんもいざという時に備えてみてください。