ノンジャンルコラム」カテゴリーアーカイブ

リゾート気分でバブル期に作った高層マンションに生活の基盤を移せるか?

バブル時期に作られたスキーリゾート用の高層マンションが格安で売りに出されているというのは以前から知られていると思います。たまたまテレビを見ていて、新幹線の越後湯沢駅から苗場に向かい、そこで売りに出されているリゾートマンションの内見をしている番組があったので見てみました。

たまたま、オンエア中に内見をしていた物件名でネット検索して、その詳しい情報を見ようと思いましたが、考える事は同じとみえて、私の見ようとしていた検索上位のサイトはアクセス集中によって見られなくなっていました。

時間を置いてから改めてその種のページに行き、越後湯沢駅周辺の物件情報を見てみたのですが、番組で紹介されていた内見物件の最安値、売価10万円の物件は結構ありました。地理的な情況もあって、住民なら使える温泉(?)の大浴場があり、月々の管理費と修繕積立金、さらに水道基本料を合わせても2万円くらいで住めそうな物件もあり、なかなか面白い物件だとは思います。

ただ、私の場合はちょっと無理だと思ったのは、新潟のスキーリゾート用の物件ということで、冬は雪の影響があるということです。恐らく、こうした物件に住むためには車が必要になることが多いと思うのですが、冬になる前にスタッドレスへの履き替えが必要ですし、雪道を運転する経験が少ない人はやはり雪道運転はリスクが高いと思います。

また、今の住んでいるところは太平洋側で冬でも太陽の光が窓から入ってきますので、雪かきの必要がないだけではなく、洗濯物を外に干せ、さらにはソーラーパネルをベランダに設置してポータブル電源への充電が年間を通じてできるという大きなメリットがあります。

安い物件を購入しようとする方の中には、年金生活でも家賃負担がなくなれば大丈夫ではないか? という風に考える方もいるかも知れませんが、一年を通して住むとなると、毎日の買い物はどうするのかとか、光熱費などはどうなるかなど、単に個人が我慢できるレベルに収まらない状況が出てくる場合があります。現在の私の住居も、数年住んでいるうちに何とか今後も暮らしていて我慢できるところと、我慢できないところがはっきりとしてきました。

ごくまれではありますが、電力会社との契約を最少限に抑え、徹底的にライフラインを絞るような生活をされている方もいますが、私は基本的には自分で楽しめるところだけライフラインの代替を行なうくらいがちょうど良いと思っています。夏になったらエアコンをつけっぱなしにしますし、冬の太陽が出ていない時にはかなり部屋の中は寒くなるので暖房を付けて過ごします。

何事も、無理をしないで生活できるのならば、昔のリゾートマンションに引っ越して悠々自適の生活というのも良いと思うのですが、今のところは今の生活がバランスが取れていると思うので、自宅を拠点にしながら色々なところに出掛けてリゾート気分を楽しむような生活の方でいいかな? と思っています。
それでも、ご自身の生活にぴったりはまって、無理をしないで収入の範囲内で余裕を持って暮らせるなら、苗場に限らず格安のリゾート物件を探してみるのも面白いのではないかと思います。まず、テレビで紹介されてしまったら穴場ではなくなってしまいますので、今後はそんな事も考えながら気に入った場所へ出掛けてみたいですね。


スポーツ中継の動向によって変わっていくスポーツの盛衰と未来について考える

地上波テレビのテレビ朝日がゴルフの「全英オープン」の中継を止めることがニュースになっています。今回はそこで、改めて現在有料でなく衛星契約やインターネット契約のみを行なえばそれ以上の費用がかからずに見られるスポーツについて、その状況とその後に起きてくることを明らかにしていきたいと思います。

まず、ゴルフについては国内の日本オープンなど代表的なトーナメントについてはNHKがBSと地上波で合わせてほぼ生中継してくれています。民放については、放送時間の事もあって、放送時間に収まるように、生中継のような録画中継ではありますが、その間はネットで種明かしをしないで楽しめるようになっています。また、NHKのチャンネルが減ったことも関係あるのか、主にアメリカでのPGAツアーについては、NHKBSでの放送は無くなりました。代わりに、BS JapanetがPGAのトーナメントを放送してくれていますし、BS松竹東急では「全米プロゴルフ」「全米オープン」「全米女子オープン」を放送、TBSおよびBS−TBSではマスターズゴルフトーナメントを放送しています。

スカパーに加入すれば、一連のトーナメントを軒並み放送する「ゴルフチャンネル」がありますが、大きなトーナメントでの日本選手の活躍を見たいというニワカファンであれば、無料の放送だけでも十分なのですが、今回の全英オープン中継からのテレビ朝日の撤退で、どこか別の局が放送を続けるのかどうか、個人的には無料BS局に頑張って欲しいところです。

というのも、メジャースポーツの中でも四大大会をここのところ全て無料系チャンネルで見られるようになっていたというのは、かなり画期的だと個人的には思っていました。同じように四大大会のあるテニスの場合は、全豪・全仏・全英・全米は有料のWOWOWに入ることが必要で、全英(ウィンブルドン)だけはNHKで中継があるのですが、やはりその他のグランドスラムが有料でないと見られないというのは厳しいところです。他のスポーツと同じようにWOWOWが全てのスポーツに強ければ良いのですが、例えば地元のJリーグのサッカーの方を優先させたいとなると、必然的にWOWOWよりもDAZNのネット配信の方に行ってしまうケースも出てくるでしょう。

そうした流れと反するようなことが起こっているスポーツもあります。昔はテニスの影に隠れて「暗いスポーツ」の象徴のように一部では思われていた卓球の中継を見ていると、その見やすさは格段とテニスやゴルフとは変わってきています。現状はテレビ東京が息の長い支援を続けていたことによると思うのですが、現在はTVerのスペシャルライブでもテレビ東京が映らない地域でもネット配信の生中継でほぼタイムラグなく見られますし、先日からも「シンガポールスマッシュ」という世界の中でも格の高い大会がTVerやユーチューブでネット環境があれば無料で生中継が見られてしまいます。

最近は、小学生くらいのうちからチームに入って卓球をやる子供も増えてきたようですが、それは比較的に世界の一流のプレーを気軽に見やすくなってきていて、さらにはそうした世界の戦いで日本選手が良い結果を出してきていることで、相乗効果が生まれているのではないか? と思われます。

野球については国内リーグはBSを中心に見たい人が無料で多くの試合を見られるようになっています。そして、大谷効果でロサンゼルス・ドジャースの試合はNHKBSで常に中継することは今年のシーズンも同じでしょう。時差の関係で学校に行っている子が見るのは難しいところはありますが、今年も日本中で大谷選手の活躍が中心にテレビが中継し、報道されると思います。今後はWBC効果もあり、何とかして子供の野球離れを止めようと野球関係者が必死で色々なことを行なっているのではないかと思いますね。

新しいスポーツについても、それが申し込みに金銭が発生しないテレビかネット配信で見られるか見られないかというのは大きなポイントです。最初に紹介したゴルフというのはいわゆるおじさんのスポーツなのですが、私は小さい頃からゴルフを観戦するのが好きで、青木功選手とジャック・ニクラウス選手の全米オープンのまるでマッチプレーのような今となっては考えられないような死闘を生で(当然テレビでですが)見ていました。それは、テレビの影響というより、藤子不二雄Aさんの漫画「プロゴルファー猿」の影響なのですが、そうした導入があっても、テレビの地上波体の中継映像がなければ見るだけとは言ってもゴルフに私が注目することはなかったでしょう。

そういう意味で、今後ゴルフをやる人を増やすというスポーツにとっての一番の必要な事として、やはり多くの人がせめてメジャーなトーナメントだけでも見られるようにして欲しいですね。


テレビショッピングを参考にネットで同じ物を探すために検索をしてみてわかったこと

来月、親戚の結婚式があるため色々と面倒くさい状況になっています。おめでたい事で嬉しいのですが、コロナ関連で一時は全くイベントとかもない生活に慣れていたこともあり、今回の結婚式は久々に出掛けることになったため、フォーマルウェアをどうするかということで色々考えていました。

手持ちの礼服はあるものの、体型の変化があるだろうと当初は考えていたので新しく礼服を買うべきか? それとも借りるべきか? というところでまずは考えていました。インターネットで貸衣装について調べたところ、今は事前にネットで申し込み、一式を宅配してもらって3泊4日ぐらいで借り、使用後も着払いで送ればそれで良く、価格も6~8千円くらいで収まるというところがありました。新たに安いフォーマルを購入しようとすると当然それ以上掛かりますし、借りるのも悪くないだろうと思いつつ日だけが過ぎ、あっという間に結婚式の日どりが迫ってきてしまいました。

そんな中、改めてタンスの中を探したら、今まで小さくて着れないと諦めていた礼服の他にもう一着の礼服があるのを見付け、何とか今の体型でも着ることができました。ともあれ、これを着ていけばわざわざ新たな礼服を買う必要も、借りることもしなくて済むということになり、正直ほっとしました。
ただ、その中にはどうしても新たに買わないと揃わない小物があることもわかりました。それは、スラックスに合わせるベルトだったのです。普通のベルトでは穴を通すため、どうしても使っていると穴の部分から切れてしまうというのはこうしたベルトの宿命です。礼服に合わせていたベルトを見たら、さすがにみっともないくらいに劣化していたので、ベルトだけ無難なものを揃えようと考えていました。具体的には無印良品のベルトが3千円くらいで本皮なので、これにしようかなと思っていたところ、あるテレビショッピングの商品が目に入りました。

それが、ベルトに穴がなく無段階で調整が可能なラチェット方式のベルトでしたが、テレビショッピングでは3本で5,980円という、使う必要のない本数での販売になっていて、さすがに3本は要らないなと思ったのですが、同じようなものがネットで売られているならと、大手ネットショッピングの方で検索を掛けたところ、3本同時購入時の1本あたりの価格と比べても安い価格で同じようなベルトが売られていました。こうしたベルトは基本的には冠婚葬祭の時くらいしか自分は使わないと思うので、買ってすぐ壊れるようだと困りますが、さすがにそんな事はないだろうと思って、自分のウェストサイズに合った一本をネットでポチりました。

テレビショッピングは、それなりに今売れているとは思いますが、ニーズのある消費者がいても、今回のように1本だけ欲しいのに3本セットの価格になっているといったような事もあるので、私の場合はなかなか利用するというところまでには至っていません。ただ、本当に良いものであれば、ネットで探せば色々な候補は出てくると思うので、まずは同じような商品がネットに掲載されていないかを調べてみるということは、むた使いをしないためには大事ではないかと思います。

もちろん、その商品自体が自分の思っていたものと違って、いわゆる安物買いの銭失いになる可能性はあります。それでも、ワンクッション置いて考えた上での行動というのはそこまで痛手にはならないのでは? と思います。

ネットで商品を見る場合に貴重だと思ったのは、大手サイトであればそこには「口コミ」の情報が入っているので、テレビショッピングで説明されていた内容に加え、もし購入したユーザーが実際に使っていての残念な点などを書き込んでいてくれれば、良い事だけでなく悪い事も承知した上で購入できるというのも良い点かなと思います。何とかフォーマルウェア一式の手配は間に合いそうですが、やはりもう少し早く準備すれば、もっと余裕を持てたのにとも思います。葬儀への出席とは違って結婚式はそうそう急には来ないので、そうした機会がある場合には、早めの準備をするのがやはり大事なので、その点は反省しています。


確定申告に今年もe-taxは使わなかったものの楽天ポイントで納税

毎年の確定申告ですが、もはや対面での納税相談はせずに国税庁のホームページから入力して納税額を出す方法でいつも書類をPDF型式で残すようにしています。例年、PDFファイルとともに、入力完了したデータファイルを保存しているので、翌年の納税時期には昨年のデータが使えます。

さらに言うと、昨年からうちの会社でも支払調書のデータ出力ができるようになったので、そのファイルを読み込ませると、手入力の手間もかからないというのが良い点ですね。

今年はそうしてパソコンで作った最新データを利用して、スマホで改めてe-taxを使っての申告をしようとしたのですが、パソコンで作ったファイルはスマホでは読み込めないとのエラーメッセージが出てしまいました。それなら仕方ないので、例年通りの紙で出力をして、マイナンバーカードのコピーを添えて近くの(自転車で行ける距離にあるのでこんな申告方法を続けているということもあります)税務署に書類を提出してきました。この点については進歩はありませんね。

ただ、今年はPDFファイルを印刷する際に、納税の方法について、各種電子マネーを納税にあてられるということだったので、そのQRコード付きの書類一式をPDFファイルにし、QRコードはパソコン上に出してものでスマホで読み込ませて、そのまま今回は楽天Payで納税しました。先日パソコンを購入した時に付いたポイントで一部支払いましたが、これで、ポイントを現金としてまるまる使えたということになります。

ポイントを貯めるというのは、貯めるために買い物をするのではちょっとおかしな事になってしまうと思うのですが、自分が買いたいもの、買わなければならないものを安くサイトで購入して、それにポイントが付くならば、このように「実質」の値引きだったものが現実のお金の代わりとして使えるわけで、使わない手はありません。

先月は固定資産税の支払い時期だったので、そちらも楽天ポイントを使って支払いましたが、こうした使い方を利用することで、必ず払わなければならない費用にポイントを充当することもできるようになってきました。

また、時期というものは重なるもので、自動車保険の継続手続きの案内も来ていたので、こちらの方はクレジットカードで更新手続きをしました。支払い方法については、一括払いと分割払を選べるようになっているのですが、月払は毎月の負担は少なくて済むものの、私の契約の場合年間4千円くらい月払いの方が費用がかかるようになっていました。といって一括払いは厳しいという方もいるかと思いますが、少し我慢してクレジットカードでの支払いを選ぶと、私の加入しているところではクレジットカードの2回払いが選べるようになっています。

ご存知の通り、クレジットカードの分割払いのうち2回払いには金利が乗らないので、うまくこうした支払い方法を利用することで、多少ですが節約をした上で一括の負担も軽減できることになります。最近ではアマゾンの買い物でもクレジットカードで2回払いを選べるようになっているので、うまく毎月の支払いを分散させることで、金利を払わずに毎月の支払い額を軽減するような事はできるのではないかと思います。当然、分割であっても買い過ぎては元も子もないので、あくまでご利用は計画的にしなければいけませんが、明らかに詐欺と思われるネットからの投資案内などに心を動かされる前に、まずは生活に影響を与えない投資資金を貯めるというのが、個人的にはおすすめしたいところなのです。


大型の家電量販店で延長コードを探しに行った結果起こったこととは

昨日の今日になりますが、日常的に持っていても邪魔にならない、相当短いタイプでコンセントが一つの延長コードを探しに出掛けてきました。昨日ネットで色々調べた中では、エレコムスイングプラグT-ADR1WHあたりがコード長さが10cmと短く、プラグ部分も可動式になっているのでこれ一本あるだけでACアダプターのコンセント干渉問題が解決できそうなので、そのような製品を探すことにしました。

まず行ったのは、スーパーよりも少し大きなショッピングセンターの中にある家電コーナーでした。探す際に、日用雑貨といっしょに陳列されていて、まずは家電のエリアがどこにあるかを探すのは大変でしたが、ここには残念ながら電源タップ自体が置いていなかったようでした。

まあこれは仕方ないと気持ちを切り替えて、近所の比較的大きな家電量販店に向かいます。そのお店は1階から4階まで売り場が分かれているので、果たしてどの階に「電源タップ」が置いてあるのかを探すのが大変でしたが、ウロウロしながら何とか電源タップのあるところまでは到達できました。

しかし、そこで売られていた一番短い延長コード(電源タップを含む)は1mのものでした。これでは100円ショップと変わりません。事前にリサーチしたコードはエレコム製のものだったので、もしかしたらパソコン関連の売り場か、はたまたこうしたごく短い延長コードはAV機器で利用するケースもあるらしかったので、そちらの方の売場も覗いてみたのですが、そちらの方には延長コード自体の取扱い自体がないようだったので、今回私が探していたようなニッチな製品というのは、そもそも家電量販店では取り扱わないのかもという気もしました。

今回探している製品は一つ500円以下という安い製品でもありますし(アマゾンでの価格)、これから家電量販店をはしごしたところで、あまり意味はないと思って、素直にネットで注文することにしました。ただ、その際発送まで明日という風にはなっていなくて、到着まで約1週間ということになっていたので、豊富な品揃えのアマゾンでもわざわざ買う人のいない製品が、地方の家電量販店に置かれていないというのも、これはこれで仕方のないことなのかなと思ったりしました。

ただ、スマホ・タブレット・ノートパソコンの全てが充電可能な汎用ACアダプタは小型になったとは言ってもそれなりにコンセントを専有しますので、その対策として短いものでも延長ケーブルは持っておいた方が良いと思います。購入前からその用途がはっきりしている製品なので、あえて到着した後のレビューは行ないませんが、こういう時には送料込みの価格として表示価格を認識して購入できる、アマゾンプライム会員のメリットはあるなと思ったりしました。

全てをネットショッピングに頼るというのも抵抗がある方はいるかも知れませんが、もしお店にお目当てのものがなく、取り寄せるにも時間がかかるようなニッチな商品が欲しい場合には、むしろネットで調べてそのまま買う方が都合の良い場合もあるという今回の結果となりました。


お金の運用の前にきちんとお金の管理ができるかが個人的には問題だと思う

毎年同じことを思うのですが、今の時期は確定申告の季節ということで、昨年分のお金の出入りをまとめる中で書類を作成することにしているのですが、毎年それではダメだと思って今年こそきちんと日々お金の出入りを管理しようと思いつつ、そのままになってしまっています。

私個人はそこまでお金に無頓着ではなく、月終わりになってお金がなくなって苦しむようなことまではないのですが、それでも昨年から今年にかけては色々と買い物をしていながら普段の生活にもお金が掛かるので、後から考えて「あれは買わなくても良かったのではないか?」と思って憂鬱になってしまうこともあります。

今年に入って思うのは、ここ数年新型コロナで自宅に籠もる生活に慣れてしまったことで、今までは積極的に旅に出ていた資金を買い物に役入するようになってしまって、なかなか旅をする費用にまで回っていかないと感じることもあったりします。

まあ、日々の生活があってこその旅でもあるので、まずは生活を安定させ、さらに今後の生活にも関係するような品物については、必要なものは入手したいですが、その上でちょっと遠方まで行って日常を忘れられるような旅を複数回楽しめるようにするためには、やはり支出の管理というものが必要になってくるだろうと思います。

現在、昨年の支出について色々過去のデータを見ているところなのですが、月ごとの支出や、一昨年との比較などをしていると、リアルタイムで支出の動向を把握することができれば、もし無駄遣いしたとしても月の途中で修正が効きます。そうなれば、必要な買い物をするためにどのくらいお金をプールしておけば良いかわかりますし、旅行へ行く場合でも、時間を掛けながらじっくりと予定を立て、より楽しむためにはどのくらいの予算が必要なのかを割り出せば、おのずと生活にメリハリが出てくるように思います。

こんなことを書いて、また今年もこまめな管理が実行できなかったら恥ずかしいですが、今年はさすがにいろんな所に出掛けたいと思っているので、まずはすでに旅をしている方々の動画などを見ながら、自分ならばどういう旅をするかということを考えつつ、そうした計画が実行できるようにできればと思っています。

今は当然、お金を貯めることだけでなくいかに運用するかということも大切ですが、運用するためのお金を用意するためにも管理は大切で、やみくもにあるお金を使うということだと、目前の欲望を満たすためだけにお金を使いがちになり、振り返ってみればいつの間にかあったはずのお金がなくなっていたということも起きます。

これは収入の大小には関係なく、ある分だけ使う生活にはまってしまうと、もし減給や失業などで収入が少なくなってしまったら、とたんに生活にも困ることになってしまいます。昨年は通信費を切り詰めることである程度余裕はできましたが、その分のお金を飲み食いに使ってしまったりしてしまうと、お金もなくなるし健康にも影響が出るかも知れませんし、そうした事についても考えながら、お金を管理し、自分にとって有効に使うことを今年は考えて生活しようと肝に銘じました。来年の今ごろ、また後悔している自分がいるのかどうか、せめて今年は月ごとにきちんとその月のお金の使い方を反省できる環境にしたいと思っているのですが。


良いものを見抜く目を磨きながら買い物をすることの大切さを改めて思う

昨日、静岡市のけやきブラザ(新規開店した駿河屋ビルの隣)1階にある100円ショップのダイソーへ行ってきました。この建物は先日大幅にリニューアルし、リニューアル前には5階(?)にダイソーの店舗があるだけだったのですが、リニューアル後には入りやすい1階に引っ越し、同じフロアにダイソーが展開する高級志向のショップ「Standard Products」も併設されています。

会計はどちらも同じ無人レジになっているので、ダイソーの商品だけでなく最高1,100円でどこか雰囲気が無印良品的なテイストの落ち着いた感じの商品が並んでいるので、ちょっとびっくりしましたが、違ったテイストの商品を1フロアの中で選べるのはなかなか面白く、それほどコストを掛けずにトータルコーディネイトするような買い物もできそうなので、今後じっくりとお店の中を見ながら、自分に必要なものを手に入れたいと思っています。

そのあと、お店から出て静岡駅方面に向かっていく中で、とあるお店の閉店セールに出くわしました。そのお店は昔からの金物屋さんで、中に置いている品物は結構ダイソーやStandard Productsにあるものとかぶっていたのですが、その値札を見るとやはり昔からあるもので元々の値段が高いので、用途にもよりますが、わざわざ専用の厨房機器を買わなくても十分と思う人が多いので、なかなか商売にならないことは理解できます。

それでも、コストの掛かった道具で、長く使える品質の確かなものであれば、多少高くても買って使う価値はあります。大切なのは、何が自分にとって必要なのか判断する目ではないかと思います。例えば、以前コーヒーを豆から淹れるために様々な道具を探していたことがあります。その中で、最近では100円ショップのコーヒー用品の品揃えはかなり充実していて、豆を挽くコーヒーミルやドリップをするポット、さらにはドリップしないでプレスする器具まであります。

ただ、その中では100円ショップのもので十分と思えるものもありますが、やはり100円ショップのものと比べてみて、やはりそれなりのお金を出して揃えたいものも出てきてしまいます。もちろん、100円ショップの製品でも満足できる方もいると思いますし、単なる自己満足に過ぎないような性能のものを高く買って喜んでいるような事も実際にあるかも知れません。

だからこそ、きちんと調べたり実際に使いながらでも、きっちりと価格差分の品質を持つものを選ぶことのできる目を鍛えたいと思っています。どちらにしても100円ショップの商品は安いので、気軽に購入して試すことはできます。100円ショップで決して買えないものは何かということを自分で選択できる目を持っていきたいと思っています。


ポイントが付いて「実質」安く買えた場合にその後のポイントをどう使うか?

先日購入したChuwiのMinibook Xというノートパソコンですが、Chuwiの直営店から定価で購入しました。つまり、その場で支払った金額は全く安くないのですが、その時には大幅なポイント還元を行なっており、昨日そのポイント1万2千円相当が使えるようになりました。直営店の定価は51,900円で、還元されたポイントが約12,000円分のポイントなので、「実質」4万円弱で購入できたということになるのですが、この「実質」という言葉の意味を誤ると、かえってその買い物が無駄遣いになってしまいます。

ネット上だけでなく、最近ではポイントを使って実店舗でも買い物ができるようになっているため、今すぐ使える多くのポイントがあると、つい使ってしまいたいと思いがちになります。ただ、そのポイントはもらったものではありますが、値引き分として考えると、現金と同じように使えばこそ、最初に購入したノートパソコンも安く買えたということになるのです。

気が大きくなって、普段の状況では買わないようなものをポイントで買ってしまった場合、特にクレジットカードで購入金額を後から精算するような買い方をしている場合には、引き落とし時に口座の残高を見て青くなってしまうような事にもなりかねません。

これは私の場合ですが、私は主に楽天ポイントを貯めていて、今回のポイントも楽天ポイントの形で保持しています。私自身はそこまで楽天経済圏に入っているわけではないのですが、車のガソリンを入れに行くスタンドが、楽天ポイントが貯まるだけでなく楽天ポイントを使っての支払いにも対応しているということで、毎月の車両関連費を節約するのに役立っています。

また、楽天モバイル回線を持っているので、ちまたま貯めたポイントが月初に一気に減ったと思ったら、毎月の楽天モバイルの支払い分に充当されるように設定していたのを後から思い出すような感じで使っています。現在の使い方は3GB未満で月額約千円ではありますが、通常時であっても数百ポイントが支払い分になり、確実に安く通信費を利用できています。

今回付いたポイントには、来月末で消えてしまう期間限定ポイントが3,000ポイントほどありますが、残りの9,000ポイントは期限のないものになっています。ということで、毎年お世話になっている方に旬のギフトを送るために期間限定の3,000ポイントを使いました。このポイント分は毎年この時期に自腹で送っているので、毎月かかる費用をうまくポイントで充当できたということになります。

現在は、他の買い物やキャンペーンなどで貯めていたポイントが大体10,000ポイントぐらいあるのですが、それについては衝動買いのような形で使うのではなく、毎月どうしてもかかる通信費(楽天モバイル)とガソリン代に主に使っていこうと思っています。そうすることでポイントを利用した分のカード支払い分が少なくなり、「実質」の割引き価格で商品を購入したという結果にもっていけるわけです。

本来は、クーポンや割引のある時に本質的に安い品物を買うことで毎月の支払いを抑えたいのですが、なかなか大変ですね。こうしたことは、最初に楽天モバイルでスマホを購入した時にもありました。その際も数万ポイントを後付けされましたが、これも毎月の必要な出費に当てることで、先に口座から引き落とされた分が時間を掛けて戻ってくるというイメージで、「実質」の価格をそれに限りなく近づけるための苦労はあったものの(多くのポイントがあるとやはり使いたくなるのです)、それを考え無しに使ってしまっては、お得なのか何なのかわからなくなります。

それが、値引きでなくポイント還元で物を買う時の難しさだと思います。今回は安くノートパソコンを買うためにはポイント還元の仕組みを利用するのがベストな選択でしたが、その後のポイントの使い方は自分の欲望との戦いとなり、今後もできるだけポイント利用での衝動買いは抑えようと思っています。皆さんも、ポイント還元の罠には十分ご注意を。


ファミリーマートの一部店舗でスプーン・フォーク・ストローの有料販売スタートによる影響

私自身は現在日常的には使っていませんが、車で旅行に出掛ける時には結構コンビニエンスストアのお世話になっています。お弁当だけでなくサラダやデザート、飲み物を購入する場合に今まで当り前に付いていた商品を食べるためのスプーン・フォーク・ストローについて、コンビニ大手のファミリーマートでは全国の店舗のうち100の店舗で有料化し、1本4~6円で販売することになったそうです。

こうした背景にあるのは環境問題としてのプラスチックごみの増加を懸念してということなのですが、こうした事実を知らないで対象店舗で食品を購入された場合、今まで無料でもらえていたものが有料になるということになるので、ユーザー側でもある程度の心掛けが必要になるのではないかと思います。

まず、こうしたやり方を行なっているのは大手コンビニの中でもファミリーマートだけなので、レジの前ではじめてそんな話を聞かされて自分がトラブルになるだけでなく、レジに並んでいた他の人と店員とのトラブルが起こるのを見たくないという方は、素直に他のコンビニを利用した方が良いかな? という感じはします。

当のファミリーマートとしても、新たなサービスを開始した直後というのはどうしても混乱が起きやすいということもあるので、ユーザーとしては落ち着いて動向を探る必要があると思います。今回の取り組みにしても一気に全店舗て行なわず、一部の店舗だけでこうした試みを行なうというのは、果たしてこれによって売上が変わるのか(環境に対する意識が高いお客さんが増えることで、売上が伸びる場合も当然ありうる)、お店で働く店員の方々の負担にならないか、それによってアルバイトが他の大手コンビニに移ってしまわないかなど、営業戦略として一般化して大丈夫なのかを時間をかけて見ているのではないかと思います。そこで大きな問題が起こらなければ、次第に全店舗で同じような有料化を行なうでしょうし、それに追随するような形で、他のコンビニチェーンも同じような有料化の流れになっていくのではと思います。

ただ、環境問題を解決するためには、例えばいつまでも自然界で残らない木や紙、とうもろこしを原料にした食べられるカトラリーなんてものもありますので、そうしたものを販売したり配布するというような考え方もあります。全てを有料化するのでも、従来のプラスチック製のものと、自然に還る材質のものとの価格差を付けるというようなやり方もあるでしょう。それは各企業によって戦略は変わってくるでしょう。

少なくとも、ファミリーマートはカトラリーの無料配布から有料化というところに舵を切ろうとしているので、旅に出掛ける場合には、自分でお箸・スプーン・フォーク・ストローを用意してから出掛けるというような事もできればした方が良いのではないかという気もします。

ただし、今の時期は感染症の危険もつきまといますので、普通のものではなく、一回使って安全に捨てられる、自然に還るような材質のものを車に入れて出掛けるというのが、時代に合うだけでなく、車の中で食べるような事になれば、感染症予防という観点でも良い選択になるのではないかという気もします。

そんなわけで、今回のファミリーマートのやり方がコンビニを利用するユーザーに受け入れられるのかどうか、レジ袋のように、多くの人が常にショッピングバッグを持参するように、カトラリーを持ち歩くのが普通になるのかどうかをじっくりと見ていく必要があるように思います。それと同時に、100円ショップなどで一回のみ利用できるお皿やカップ、カトラリーを購入するような場合、自然に還る材質のものがそもそも売っているのか、売っているとして価格(同価格での量の差も)がどうかを見ていくことも大切ではないかと思います。


もしもの時の備えに自動車や火災保険に付けられるトラブルサービスを把握する

日常生活のトラブルで、車の場合によくあるのはキーとじ込み(インキー)やバッテリー上がりですが、過去テレビのニュースではそうしたトラブルの際にネットで検索して一番上に表示されたところに連絡を取ってきてもらったら、法外な利用料を請求されたというトラブルがあります。

先日、友人が鍵を落としてしまって途方にくれたという話を聞き、一年中で一番寒い時期に家に入れないどころか、いつドアが開けられるかわからないような状況に追い込まれてしまったらと思うと、ちょっと心配になりました。その後、どうしたのかと聞いたら、友人は直接鍵業者(店舗)に連絡したので、ぼったくられることなく正規料金で解錠してもらったと思いますが、それでも結構な費用になるのではないかと思います。

車関係のトラブルにおいて事故以外の故障やインキーであっても、自動車保険には普通、加入時に意図的に外さなければ、トラブル時のレスキューサービスがほぼほぼ付いているので、まずは保険会社に連絡するというのが、支払いを気にしなくて良いという点でもおすすめです。私の場合はJAFの会員にもなっていますが、その場合でも保険会社経由でJAFに連絡してもらうことで、メリットを付けているケースもありますので、私の場合は何かあった場合には警察や消防と保険会社に連絡することが基本でしょう。

また、住宅のトラブルについても付けている火災保険に「住まいに関するトラブル対応」のサービスが付帯されているものがあります。私の入っている火災保険の場合は、水のトラブル(トイレづまりや水道)、鍵のトラブル(鍵を落として部屋に入れない)、ガラスが割れた際のトラブルについて365日24時間、保険会社の専用ダイヤルに電話すれば業者を手配して最低限のトラブル対応を無料で提供してくれます。

友人からの話を聞いた直後、自分の事が心配になったので加入している保険会社のホームページを見たので、その情報に基づいて書いています。ただ、本格修理や交換については保険適用にはならない場合には自費となるので注意は必要です。これもネット情報なので正確ではないかも知れませんが、トイレづまりや鍵の解錠(保険会社のホームページではドアスコープを外してのサムターン回しの事例が紹介されていました)をお願いするだけでも出張料と技術料で1万6千~7千円くらい普通なら請求されるということなので、いざという時の事を考えると、そうした生活関連のサービスのある火災保険のチェックをしながら、自分の家の状況に合ったものに入るようにするのも大事だと思います。

一人暮らしであればもちろん、家族と同居している場合でも、鍵を落としたり盗まれたりして家に入れないというのは、季節的にも今の時期はつらいものです。こうしたサービスがないと実費を請求されるだけでなく、運悪く悪徳業者に当たってしまったら、さらなる負担を現場で要求されてかなりのストレスになることが予想されます。

また鍵のかかったドアの解錠をする場合、その家が本当に依頼者の家であるかについて、住所の書かれた証明書を提示する必要が出てくるだろうと思います。そんな場合でも、火災保険付随のサービスは、自分の家にかけているわけなので、本人確認はスムーズに行くのではないかと思います。旅先で鍵を落としてしまうということも考えられなくもないので、トラブル発生時に金銭的負担を減らすためには、家の中にスペアキーを用意しておきながら保険の付随サービスだけで問題が解決できるような準備をしておく事が大事だなとしみじみ思いました。