月別アーカイブ: 2015年12月

テレビ修理その後

 今回が2015年最後の更新になります。そんな中、テレビ故障からしばらく経ちましたが、部品交換だけで復活するはずが、うまく行かなかったため修理工場に持ち込みとなってしまいました。担当の方は何とか年内にという事で頑張るという言葉をいただいたのですが、何とか年内に修理が完了しました。

 なぜ修理が遅れたかというと、持ってきてもらった部品が初期不良だったためだとかで(^^;)、それは使っているテレビが現在生産されていないプラズマテレビという事情があります。すでに交換部品の方も少なくなってきているようで、不具合が先に伸びれば伸びるほど部品の調達が難しく更に時間がかかるか修理不能になる可能性もあるとのことです。

 そういう意味においては購入から4年で部品交換できたことで、プラズマテレビとしての寿命が伸びたのではないかと考えることもできます(^^;)。まあ、悪い事も常にプラスに考えていった方がいいかなということで、来年もこうしたトラブルもブログで紹介できるような前向きの気持ちで行ってみたいと思います。

 本年もこのブログをお読みいただきありがとうございました。

年賀状は出すべきか?

 毎年、年賀状の発行枚数が減っているということがニュースになっています。私自身が書く年賀状自体も少なくなっていることは確かなのですが、年賀状自体をすぐに止めようかというとそうではありません。

 それこそ、電子メールがない時から年賀状のやり取りをしてきた惰性というものはあるのですが、アナログの住所と氏名を書いて送ることのメリットというのも最近は感じているところです。というのも、私自身まだ携帯電話のメールが一般的になる前からパソコンのメールアドレスを持ち、やり取りをしていたのですが、電子デバイスやその仕組みを使ったコミュニケーションの取り方というのは短い間にめまぐるしく変わっていくことが問題です。古くからネット経由でやり取りをしている知り合いで、昔のメールアドレスをそのまま使っている人というのは限られた人だけですし、そもそもメールでのやり取りというのは、確実に届いているのかというのがわかりませんし、アカウントは残っていても普段使いにしていないメールアドレスに出したメールが長い間読まれないままそのままになっているということはそれなりにあるものです。

 今のネットを使ったコミュニケーションの主流はLINEであったりフェイスブックであるわけですが、その前に大はやりしたmixiのサイトを覗いてみるとその寂れようは惨憺たる有りさまで、同じような事が起こらないとも言えません。私の場合はインターネット環境が変わっても同じメールアドレスで連絡が取れるようにGmailのアドレスか取得したドメインのメールアドレスを使っていますが、今ではGmailのアドレスを教えるのがいいとは思うものの、これも今のスマートフォンの主流がGoogleが主導するAndroidになっているからとも言えます。スマートフォン黎明期にはPalmやWindows Mobileを搭載した端末がしのぎを削っていましたので、これも将来的に絶対かというとそういうものでもありません。ユーザーというものは冷酷なもので、新しく便利なものが安く提供されるなら今までの資産の乗り換えというのは簡単ですし、現在は当然だと思われていた常識が通用しないことも考えられます。

 私の知り合いの中でも年賀状でなく年賀メールで済ましていまっているような人はいますが、もしそのメールアドレスをどちらかが使わなくなった時点で付き合いが終わってしまうかも知れません。10代20代の方で、ネットだけの付き合いをしている人の割合が多い方は、いつの間にか仲良くしていた人との連絡方法が突然切れてしまうようなことが急に起こってしまうことは覚悟しておいた方がいいと思います。

 しょせん本名も知らないでコミュニケーションを取っている人だからそれまでだと言ってしまえばそれまでですが、せっかく会ってつながりを持った人との縁が切れてしまうというのはもったいないなと思うのも確かです。年賀状に限らず、転居の際に住所変更の連絡をくれる知り合いとは長い間途切れない関係を保てますし、それこそ1年に年賀状1回だけの関係になってしまっても、どういった拍子で付き合いが復活するかわかりません。そうした絆というものがしばしば人生を面白くします。この時期はそんなことを想いながら年賀状を作っているのですが、昨年はほとんど年賀状だけのやり取りをしていた人と会う機会があり、来年はその人との事で、生活のパターンが変わってしまう可能性さえ現在は感じています。してみると、作るのにストレスになりがちな年賀状というのもそう悪いものではないと私は思います。

年末年始にはChromebookをメインにする理由

 暮れも押し詰まってくると、どうしてもこたつの中に入ったまま動きたくなくなってしまうというのが正直なところです。私が今使っているパソコンの中で、一番起動が早くてストレスがないものはmacでもWindowsでもないchromebookなのですが、このパソコンはインターネットブラウザのChromeを使ってネットを見たりGmailを使ってメールを読み書きしたりするには良くても、普段の作業の中ではどうしても使い慣れたアプリケーションを使いたい場面も出てきます。

 そんな時、できるだけこたつに入ったままで他のパソコンを使っての作業をやることができることを思い出しました。家の中で電源を入れておいたWindowsの入っているパソコンとChromebookをリモートデスクトップの機能を使って遠隔操作することができれば、手元に置くハードはChromebook一台だけで使い分けることができます。こうした家庭内のみでの遠隔操作だけなら電源を入れる時だけ体を動かせばいいし、印刷などもWindowsバソコンを操作して行なえば普通に行なうことができるのでストレスは感じません。

 何よりパソコンで動画を見るような場合はChromebookから直接やれば良く、リモートデスクトップが必要となるのは例えばofficeファイルを開いて編集しなければならないような場合のみです。ブログを書くような場合でも、家庭内の安定した通信環境なら10Mbps以下しか出ないADSLでの通信であっても画面操作が遅くなるような事もそう感じませんでした。

 リモートデスクトップと言えば、Windowsのノートを持ち出すのが大変だった時に、WindowsCEを積んだシグマリオン3の小さな画面でWindowsを使ったことが思い出されます。今ではモバイル環境でもWindowsが使えるものもありますし、データはほとんどクラウドを使うことでOSに関係なく利用することができるようになったことで、あえてどこでもChromebookでWindowsを使えるようにする必要もなくなりました。ただ、それこそTVのリモコンのようにChromebookを家庭内で使い回すことは十分ありだと思います。

NEC モバイルルーター MR04LN その3 実際にセッティングしてみての感想

 アマゾンのプライム会員に登録していることもあり、注文した翌日には新しいモバイルルーターを手に入れることができました。ちなみに、今回はヤマト運輸の営業店で直接受け取ったのですが、荷物番号を確認の上本人確認も必要になるので、なりすましで持って行かれる恐れは少ないかと思います。

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 型番の違いこそあれ、基本的には前のMR03LNと同じような感じではありますが変わった点もあります。SIMカードは写真のように電池を外さなくても抜き差しできるようになり、フタ自体も開けやすくなりました。また、アクセスポイントのセットのようなことでも本体のタッチパネルを使って設定することができるようになったのは急に新しいSIMを使いたい場合に便利です。細かい設定についてはブラウザから行う方がいい場合もあります。その際は本機のIPアドレスを確認の上ブラウザに入力すると設定画面が開くようになっています。IDはadminですが、パスワードは自分で設定する必要がありますので忘れないようにしましょう。

 docomoのSIMで動くのはわかっていたので、とりあえず今回から使えるようになったauのMVNOであるmineoのSIMが使えるか試すことにしました。ネットで設定の内容をメモし、ちゃんと入力したのに全くLTEに繋がる気配がないのです。メモした内容に大文字小文字のレベルで間違いはないかと何度も確認しても間違っていることはなく、何故だと思ったら、mineoはmineoでも、今はauだけでなくdokomoのMVNOも併売しているので、私が調べたネットのページがdocomoMVNOの方の設定だったことに気付きました(^^;)。auもdocomoもユーザー名とパスワードについての入力は同じですが、APNの内容だけが違います。「mineo-d.jp」というのはdocomoの方らしく、auのSIMでAPNは「mineo.jp」にしないとダメだったのでした。今後、同じ業者でも複数のキャリアを扱う場合、しっかりキャリア別の設定を確認しましょう。

 ただ、一度つながってしまえば全く問題なくインターネットが楽しめ、docomoとauがタッチパネルでの設定操作によって簡単に切り替えられるというのはすごいものが出てきたなというのがとりあえず使ってみての印象です。

 現在は500MBまでの利用なら0円で契約を維持できる雑誌「デジモノステーション」の付録についてきたso-netの0円SIM(500MB未満/月までは0円)を空いていたスロットに入れています。メインで使っているぷららの無制限プランは、3Mbpsというスピードの制限だけでなく、時間や場所によっては低速でしか繋がらないという口コミもネット上で多く見受けられます。スピードが出ないで困った時に通信カードを切り替えて使えば、追加料金なしで(あくまでも月間500MB以内しか使わないという条件はありますが)ぷららの弱点を補えるので、今回購入できたのは重ね重ねグッドタイミングでした。あとは手持ちのsimカードでdocomo回線が繋がらなくなった場合にauのsimカードに入れ替えて使うケースも出てくるかも知れません。0円で維持できるデータ通信プランが出てくること自体、ルーター購入時には思いもしませんでしたが、今後も面白そうなSIMが出てきたらこのルーターに入れて活用の方法について考えてみたいと思っています。

NEC モバイルルーター MR04LN その2 雑誌「デジモノステーション」2016年2月号の付録SIMを入れる

 MR04LNの2回目のレポートは実際に使ってみての感想を書く予定だったのですが、たまたま購入のタイミングで、2つあるスロットの空きスロットに入れておくには最適のSIMがあることを知り、すぐに手に入れてきたのでその内容について急遽レポートします。

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 すでにネット販売では売り切れが続出しているようですが、12月25日発売で、本屋さんだけでなく全国のコンビにでも売っている可能性のある写真の雑誌「デジモノステーション」2016年2月号の付録がものすごいことになっています。私も販売日翌日に近所のコンビニでゲットしましたので、特に地方の人なら何とかまだ入手可能ではないかと思われます。

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 中に入っているSIMカードのプロバイダはso-netです。開通期限が2016年2月24日のnanoSIM(大きさはiPhoneに入る一番小さいサイズです)で、高速通信が使えます(低速との切り替えはなし)。

 何がすごいかというと、毎月のデータ量0~499MBまでなら0円で使えてしまうのです。ちなみに500MBを超えてしまうと100MBごとに100円の課金が2GBまで続き、課金が1600円まで到達したら速度が200kbpsに制限されるようになっているようです。さらに高速で使いたい場合は再びチャージが利用できるようですが、他のサービスとの比較で考えると、できるだけ毎月の支払いを0円に近づける形で使うのがおすすめです。

 なお、このSIMカードにはSMSは付いていないので、タブレットやモバイルルーターで使う方がアンテナ表示が出なくなったり電池の消耗が早いという「セルスタンバイ問題」のあるスマートフォンではそうした状況が出ることを覚悟の上で使うことが必要です。そういう意味でも、MR04LNに入れて使うには最適の通信カードだと言えます。

 実際にMR04LNに入れて使う場合のポイントは2つあります。まず最大の問題は、SIMカードのサイズが合わないことです。MR04LNのカードスロットはnanoSIMよりも一回り大きいmicroSIMを採用しています。さらに本体には「SIM変換アダプタは使用しないでください」という注意書きがされています。

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 つまり、このSIMを変換アダプタを使ったことによる不具合や故障については保証が受けられないと思った方がいいでしょう。私の場合はそういったことも含めて利用することを決断しましたが、少しでも心配がある方はそのままでの利用を見送った方が賢明です。ただし、SIMカードの変更は有料(3,000円 SIM紛失の場合の損害金も同額)になっているので、あえてmicroSIMに取り替えてもらうのが確実ではあるのですが、それでもできるだけスロットに引っかかることのない変換アダプタはないこともないです。写真のアダプタは現在スマートフォンのNesus5にnanoSIMを使うために使用中で、今までは何とか無事に動いてくれています。薄いフィルムの上にnanoSIMをのせてスロットに押し込むと、MR04LNでもSIMを認識したので、SIM自体の利用登録を別のパソコンで済ませた上でアクセスポイントの登録も行なったところ、問題なく利用が可能でした。

 そして、もう一つの問題はできるだけ毎月0円での運用を目指す方法です。MR04LNの設定の中には「データ通信量設定」という項目があります。この設定はスロットごとに設定できるのがまずいい点ですね。制限は月毎と日毎に分かれていますが、0円SIMの場合は1か月毎にセットし、データ通信量を400MB台の好きな数字に設定し(500MBに達した時点で料金が発生するため)、設定したデータ量に達したら通信をストップするように設定することができます。これで何の気がねもなく0円で通信を行なうことができるのです。

 もうひとつ注意したいことは、このカードは連続3ヶ月データ通信が0の場合は自動的に解約になるという点です。使わない端末に入れておいたままその存在を忘れてしまうと、せっかくの0円SIMを使う権利を放棄してしまうことにもなりかねませんが、MR04LNの中に入れておけば、思い出した時にSIMを切り替えればすぐに使えますので、およそ全く使わないということは考えられないのではないでしょうか。私の場合、メインに入っているぷらら無制限のSIMではスピードが出ない時の保険的な使い方を考えているので、まず使わないことはないと思います。雑誌は税込で620円ですが、興味のある方は店頭にあるうちに確保することをおすすめします。

NEC モバイルルーター MR04LN その1 前機種MR03LNとの違い

 アマゾンのタイムセールで、今使っているモバイルルーターMR03LNの次に出た現行機種MR04LNがクレードル付きで安く売られていたのでつい注文してしまいました(^^;)。どちらにしても電池がへたってきたら買い替えるつもりもあり、さらにテレビの一件でもし今のモバイルルーターが故障した時のことを思うと前機種をバックアップ的に用意するのもいいかと思って年末最後の買い物をしてしまいました。

 改めてスペックを比べてみると充電池は共通なので、車が使えない長期旅行にはモバイルバッテリーを用意しなくても、いざという時のためにもう一つのバッテリーを入れ替えて使えばBluetoothでのテザリングなら何とかなりそうです。具体的にMR04LNの方にメリットがある点といえば以下のような点になるでしょう。

・通信方式にLTEより早いというLTE Advancedが利用可

・カタログ上のLTE伝送スピード(受信)が150Mbpsから300Mbpsへ

・国際ローミングでLTEの使える「クラス5」が使用可

・SIMスロットの数が1つから2つになり、切り替えて利用可能

・Wi-Fi通信が2.4GHzだけでなく5GHzでもルータ側で屋内・屋外と分けて設定可

・使える通信会社の範囲が増え、au・softbank(Y!mobile)のSIMも利用可能

・同時に接続できる台数が10台から16台へ

・バッテリー自体の長持ち効果が期待できるロングライフ充電(7割充電)の機能が付いた

 主なところではこのくらいですが、ドコモのMVNOで使っている分にはMR03LNを使い続けても全く変わらないと思います。ただ、私が今メインのスマホに入れているのはauのLTEで使えるmineoのSIMなので、スマートフォンでテザリングするよりもMR04LNにSIMカードを入れ増しして使った方が使い勝手がいいという具体的なメリットがあります。また、最後のロングライフ充電ですが、常に満充電を繰り返していると充電池自体の寿命が縮まるという恐れがあることから、こうした機能が以前からNECのWimax用のモバイルルーターに搭載されていた機能がMR04LNで搭載されました。旅行などで長時間充電できない場合は設定を変更して100%充電をしてから出掛けるのがおすすめですが、普段使いならロングライフ充電の7割でも十分でしょう。

 今後の事を考えた場合、料金節約のために複数の会社のデータプランをうまく使って、一回線だけの契約より安く効率的に運用する組み合わせがあればいつでも乗り替えることができるようになります。基本的に私の外でのデータ通信の使い方はスマートフォンでは遅くても何とかできるくらいの事しかやらず、動画やパソコン・タブレット端末での利用はモバイルルーターから行なうので、このルーターから使える通信をメインにできればそれでいいわけです。

 将来のMVNOの展開を考えていくと、あれだけ政府与党から通信料金を下げろとの勧告があったわけですから、MVNOをほとんどドコモからのものに独占させている状態というのはおかしいということになるでしょう。大手3社がそろって回線の貸出しを行ない、業者に貸す料金が競争によって下がってくれば、auやsoftbank回線を使って今のドコモMVNOよりも安く提供するような所も出てくるかも知れません。無制限のプランを出すと、これ幸いとばかりデータのダウンロード量を増やすユーザーがいることが無制限というプランが一般的にならないことにつながっているという事はあるものの、固定回線のADSL並みに使えるプランがこの2スロットの組み合わせで実現できるかも知れません。今後のMVNOの展開にすぐに乗れるように、このMR04LNというモバイルルーターが来年すぐ役に立てばいいなと思います。

ヤマダ安心会員のメリット

 昨日、メーカーからテレビの修理担当の人に来てもらいました。電話で症状を言っただけで故障の原因を推定されたようで、代替機を持ってきてもらいましたが故障している本体は持って行かず、注文した部品が届いたらもう一度訪問の上で部品交換をしてくれることになったのでほっとしました。

 故障してから翌日にこの対応で、この分なら週末にも修理が終わりそうで、しみじみ日本のメーカーの修理対応はすごいなということを再認識しました。これが地方にサービス処点のないメーカーの場合は違った対応になってくるでしょうから、同じものでもそう値段が違わなければ日本の大手メーカーのものを購入しておいた方が無難ということですね。

 さらに、今回は通常の保証期間は過ぎていたのですが、昨日のエントリーに書きましたように、他社からの購入(インターネット購入も含む)でも修理対応してくれるヤマダ電機の安心会員サポートが本当に使えるサービスで助かりました。

 このサービスは、保険のサービスと違って先に入っていなくても、故障が発見された時点で入会してサービスを受けることも可能なサービスです。しかし、新たに入会した場合、すぐに修理サービスを受けることができないという事がポイントです。というのも、今回私がヤマダ電機のサポートに電話したところ、名前と電話番号を述べたところで、安心会員に入っているかどうかの確認を取ったのですが、入会後登録に反映するまでに時間がかかることがあるので、今回のような暮れも押し詰まった時期に入会した場合、恐らく修理サービスを受けられるようになるのは年が明けてからになっていたでしょう。

 そうなると、修理するよりもとりあえず何かテレビを一台購入するという選択しかなくなるわけで、今回のようにすぐに代替機を持ってきてくれるサービスを受けられるのとかなりの違いがあります。こうした長期保証が効くものについては冷蔵庫やエアコンなど、ないと困るものが多いので、急に大きな家電が壊れてすぐに修理費用や買い替え費用が出せないかも知れないという方は、年間3千円ちょっとでいざという時に役立ちますので(会費のうち、2ヶ月に1回使える500円分の買い物券が6枚付くので、サービスを提供するヤマダ電機側も継続した売上げが見込めることでこのサービスが成り立っていると思われます)、気になる方は使う予定がなくてもまずは入っておいた方がいいと思います。実際にサービスを使ってみて、今回は本当に助かりました。といってもまだ直ったわけではないのですが(^^;)。

今年一番のトラブルが(^^;)

 暮れも押し詰まってきましたが、クリスマス前のこの時期に全く想定外の事が身の回りに起こってしまいました。休みだったのでいつものようにテレビを見ていたのですが、突然小さな音がしたかと思ったら画面が落ちまして、それ以降復活することがなくなってしまいました(;_;)。

 問題なのは、今自宅にあるテレビが一台だけで、これがないと全くテレビが見られなくなってしまったことです。今のテレビは2011年9月に購入したもので当然保証も切れているのですが、長期保証が見込めるヤマダ電機の安心会員に入っていたので、20型以上のテレビなら製造後6年の製品なら他社で購入したものでも修理を受け付けてくれるので、今回頼ることにしました。さすがに当日中に修理には来られずに、明日以降の連絡を待つことになりましたが、メーカーの修理を自宅まで出向いていただけるというのは本当に有難いものです。

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 まだ修理して直るということも決まっていないのですが、何とかなることを期待して、とりあえずは私のスマートフォンでテレビの代わりをさせることにしました。写真のセットは災害で停電した時のために用意しておいたスマートフォンスタンドに、自宅のTVアンテナをつなぐことのできるアダプターを接続し、電源はあえて外部バッテリーをつなぎながら長時間の視聴を試してみました。夕方から深夜までずっと写真の組み合わせでも十分スマートフォンからのテレビ放送を視聴できました。ちなみにテレビ放送はフルセグが見られる機種なので、画質も良く、何とか必要なテレビ放送は受信することができました。

 しかし、こんなことがよりによって年末も押し詰まって起こるとは、本当に運が悪いというか何というか。それでも、さらに年末の時期や、皆が休んでいる正月三が日に起こらなくて良かったと思うべきでしょうね(^^;)。

 あと思ったことは、テレビロスの生活がいやだと思ったら、スマートフォンの画面ではなく、いざという時に代替できるバックアップの体制を作っておくべきだとも思いました。ただ、小さいテレビを別に買ってもほとんど使うことはないので、いざという時にテレビに変身するシステムを用意しておく方が私には合っているような気がします。というのも、テレビ放送が地デジ化された時にはしばらくアナログテレビに地デジ用チューナーを使って頑張っていたので、今でも地デジチューナーは使わないで取ってあるのです。最近はスピーカーの付いたモニターも安く手に入るようなので、その辺の事も考えながら、もし修理不能になったことも考えつつ、一番いい方法についてもこれから考えていきたいです。

日本のポップス文化の特徴を備えた「ギンギラギンにさりげなく」

車中泊のブログではありますが、ちょくちょく音楽ネタを書いてすみませんm(_ _)m。一応、車で長距離ドライブをする場合にはいろんな音楽を車内で聞く機会が増えますので、心地いいドライブ用の音楽を求めて試行錯誤する中で、こんなお話もたまにはご容赦下さい。

2015年のNHK紅白歌合戦についての情報がニュースの形で入ってくることが多くなりました。アイドルはどのグループが出るのかが話題になり、アニメのあのキャラクターも出てきたり、一時は紅白に出られなかった人が出てきたり、今回限りで紅白出場を最後にするという人もいたりと、今年も数々の話題を提供してくれていますが、一番の大きな話題というのは、白組紅組の最後(トリ)の人選と歌われる楽曲についての話ではないかと思っています。

特に白組の最後になった近藤真彦さんが昔の曲である「ギンギラギンにさりげなく」を歌うというのはちょっと想定外でしたが、日本のミュージックシーンを考えた時、確かにこの曲は日本のポップスの傾向を表わしているという意味で最後にもってくるのはなかなか面白いのではないかと思っています。というのも、この「ギンギラギンにさりげなく」は、当時からヒットすべき使命を帯びて作られた曲であるのです。まずはYou Tubeを利用できる通信環境のある方は、原曲を聴いてみて下さい。

当時はジャニーズ事務所の看板タレントでヒット曲を連発していた近藤真彦さんの新曲ということでヒットすることは(多くのファンが買うので)わかりきっていたのですが、当時の賞レースを勝ち抜くためにはもっと対象を広げて多くの人の支持を得ることが必要だったでしょう。

そこで、曲のアレンジの中で当時ヒットしていた曲のアレンジをうまく取り入れて耳なじみのある曲調に仕上げてしまおうと、ヒット曲作りのテクニックが発輝されることになります。この説というのは私が独自に言っているわけではなくで、当時のテレビの音楽番組で解説されていたことをそのまま書いているので、ネットで調べれば同じような話が出てくるかも知れません。

この「ギンギラギンにさりげなく」のイントロについて、参考にしたのではないかと言われているのが当時の大ヒットナンバー、ロッド・スチュワートの「アイム・セクシー」です。「ギンギラギンにさりげなく」の方がアップテンポで、「アイム・セクシー」の方がスローでけだるい感じはありますが、かなり似たメロディになっています。比較のために「アイム・セクシー」の方と聞き比べてみてください。

これだけなら聞いている方もなかなか気付かないレベルでの似せ方ですが、この曲のサビ前にはもう一盛り上がりさせる間奏があります。この間奏はテンポといい感じといい、クインシー・ジョーンズの「愛のコリーダ」のサビ前とほとんど同じなのですね(^^;)。こちらもサンプルがありますので聞いてみて下さい。

このように、「ギンギラギンにさりげなく」という曲はパクリでは決してありませんが、いかにして多くの人の耳に馴染むものとして仕上げるかという課題を見事にクリアーし、今年の紅白のトリで歌われるほどに日本のポップスの代表曲となったのです。

考えてみれば、日本の歌謡曲というのはその始まりから外国のヒット曲を日本語でカバーすることから始まり、その後うまく外国のポップスのいい所を取り入れながら独自の進化を続けてきました。それが、今海外で受けているのですから不思議なものです。こうしたヒットのエッセンスをまぶした楽曲というのは今も作られ続けており、それがある意味日本らしいポップスの形ではないかとも思えてきます。

こうした傾向に我慢できないという方もいると思いますが、そうした反発から生まれてくる名曲というものもあるわけですから、お互いに目くじらを立てるのではなく、出てくるものを楽しむのが大事だと私は思います。ただ、2015年にちょっとしたパクリ騒動があったことも思い出してみて下さい。平浩二さんの楽曲がMr.Childrenの曲の歌詞とが似過ぎていることで回収騒ぎになったことからもわかるように、あまりにあからさまにパクることはこの日本のミュージックシーンにおいても許されることではありませんので(^^;)、その点は注意して作品を出して欲しいですね。

最低限の用意と工夫で持ち物を減らす

 災害が起きた時の事が心配で、沢山の物を揃えてしまう癖がぬけないのですが、全ての用意を完全にしたものを常に持ち歩くということははっきり言って不可能です。常にいざという時のことを考えているというのも心配し過ぎになってしまうということもあり、いろんなものを用意しつつも、もし何もなくても何とかできるような最低限の用意ということにも考えを及ぼすように最近なってきました。

 現在、車の中には車中泊で役立つものであるとともに災害の時に役に立ちそうなものを入れていますが、車の近くや車に乗って移動している時だったら食料も水も燃料もあるのである程度の時間だったら援助物資がなくても何とかなりそうではあります。

 しかし、体一つで移動している時に何か大きな災害に見舞れた場合、そこまでの用意をするためには海外旅行用のスーツケースを転がしながら歩いているようでないと車の中に入れているものと同じように物を揃えることはできません。どこかにそこまで心配してあらゆる事を想定したものを持ち歩いている人はいるかも知れませんが、私にはそこまでできません。

 身軽な中にもいざという時の準備をする場合、避難所に入り食べ物や飲料水、毛布などを支給されることは見越しておいてもいいような気がします。その他、罹災した後でも調達できるものについては常に持ち歩く必要はないと思いますが、やはり人間にとって必要不可決なものである水はキープしておけるようにしたいものです。

 しかし、水用のタンクを常に持ち歩くなんてことは一般的ではありませんし、災害用の水タンクの中には折りたためたり袋状になっているものもありますので、そうしたものを持ち歩く方法はありますが、今までと言っていることが違ってくるかも知れませんが、水タンクには水を入れるという用途しかないので、できれば水を入れる以外にも使えるものであった方が何かの役に立つ確率は上がります。

 防災の専門家のアドバイスの中で私がもっともだと思ったのが、給水車からの水をもらい運ぶ場合には、ダンボール箱をどこかから調達してきてごみ袋をその中に入れて水を入れて運ぶという方法です。これなら袋を縛って運べば水をこぼす心配もなく運び、使う場合もダンボール箱をバケツのように使えるので、とりあえずはたたんでしまっておける大きなごみ袋を用意しておけばいいというわけです。

 もしかしたら避難所でごみ袋を入手することができるかも知れませんが、いざという時に役立つものは取り合いになるかも知れません。そこで、どうしても必要なものは自分で用意しておき、避難所で用意したものは別の人に使ってもらえるようにした方がいいと思います。

 このような最低限あった方がいいものというものは他にもあります。例えば暗がりの中でも明かりを取れるようなキーライト・ヘッドライトの類、情報はガラケーやスマホで最低限入手可能なのでいいとして、インターネットでは検索できない自分自身の情報についてはしっかり控えておき、血液型や持病、常備薬がある場合はその事もメモに残しておきましょう。