月別アーカイブ: 2020年4月

Rakuten UN-LIMIT ver.2.0の概要と開通まで

昨日のブログでも書きましたが、昨日の4月8日に楽天モバイルのMVOサービス開始とともにSIMカードが送られてきました。早速、手持ちのスマホの中で唯一楽天モバイル回線でのアクティベーションができると言われていたOCNモバイルONE回線とともに購入したファーウェイのスマホP30 Liteに入れたところ、特に何の設定もしないまま楽天の回線に接続することができるようになりました(実際はローミングのau回線ですが)。

昨日も書きましたが、楽天モバイルではRakuten UN-LIMIT ver.2.0を発表し、当初案内していたau回線のローミング利用とは違い、4月22日から高速クーポンが当初言っていた2GBから5GBに増えることになり、もし5GBを使い切ったとしても最高速が当初の大手キャリア並の128kbpsとされていたのが、4月8日初日から旧スーパーホーダイと同じ、最大1Mbpsという、低速制限されても十分動画を含む様々なネット利用には十分のスピードが出るというのです。今利用しているmineoのオプションを付けても最大500kbpsなので、一年後の非楽天エリアでも同じように利用できるなら、他の三大キャリアやMVNOにとっては大いなる脅威になるでしょう。

自分のいるエリアが楽天のエリアなのか、au網のパートナーズエリアなのかは、別に「my楽天モバイル」アプリをインストールし、アプリ内でログインすると見ることかできます。楽天のエリアにいる場合はデータ通信は無制限に使えますが、エリアの穴に入ってしまうと使えない可能性も0ではありません。ちなみに私のエリアは楽天では当分エリアにならないと思うので、「パートナー回線エリア」という風にmy楽天アプリを起動するとわかるようになっています。アプリを立ち上げないとどちらの電波をつかんできるかはわかりませんので、気になったら少々面倒でもアプリを立ち上げましょう。

では、具体的にどんな感じなのかを見ていきます。まず気になるのはローミング利用でどのくらいのスピードが出るかということですが、スマホのアプリで計測したところ、ほとんどADSL級(私のいる静岡市では下り4~7Mbpsくらい?)という感じでそこまでスピードは出ていません。でも、これでも個人的には十分な感じで、今のところ楽天のエリアに移動することは無理そうでも外ではこの楽天モバイルの回線がメインになってしまいそうな感じもあります。

というのも、先程紹介したmy楽天アプリにはパートナー回線エリアの残量の確認ができるだけでなく、MVNOではおなじみの、「データ制限モード」に切り替えられるスイッチが付いているのです。このスイッチを入れて低速にしても最大1Mbpsで接続でき、高速クーポンを減らさない使い方ができるので、よほどの事がない限りはデータ制限モードのスイッチを入れたまま運用していても十分に使えるという印象があります。

動画は500kbpsではとぎれとぎれになってしまう「TVer」でもスムーズに再生できるので、いわゆるネット上の動画を見るサービスの殆どで画質の調整を行なえば問題なく外で動画を楽しむことができると思いますし、そうした使い方が全体的なデータ通信量を抑える効果があると思いますので、まずは「データ制限モード」の約1Mbps前後の通信を試してみて、問題がなさそうならそのまま使い、そのスピードに慣れてしまえば、必要に応じてデータ制限を解除するようにすれば、外使いの最強最安のSIMになると思います。今後テレビの地上波の同時放送が「TVer」で行なわれるようになれば、ワンセグチューナーいらずのテレビも安定して見られるサービスになるのではないでしょうか。

次に、私が当初心配したSMSと通話についてですが、このSIM自体は電話番号が付いていて音声通話も可能なのですが、「通話・SMS0円」にするためには標準の通話アプリを使ってはだめで、専用の「Rakuten Link」アプリを新たにインストールしてアクティベーションする必要があります。ただこれも、SIM確認をするために設定をアプリから始めると、電話番号にSMSが送られてくるのですが、そのメッセージに書かれているコードが自動的にアプリの入力画面に入ってしまうようになっていて、こちらは単にアプリの指示通りに画面を進めるだけでアクティベーションが完了してしまいました。これで少なくとも、楽天からアクティベーションを完了した人に与えられる楽天の期間限定ポイントを獲得したということになるのだろうと思います。

設定が終了したところで「Rakuten Link」アプリをどの画面からでも呼び出せるようにセットして、SMS・通話と番号通知がどうなるのか実験をしてみることにしました。当初は楽天回線でないと番号が通知されないという話がありましたが、これは楽天モバイルのSIMを抜いたスマホでWi-Fiで「Rakuten Link」を使って発信したときのみのようです。

今のところですが、楽天モバイルのSIMが入っていて「Rakuten Link」アプリを入れたスマホの場合、楽天SIMで発着信した時だけでなく、2枚のSIMを入れて別のSIMにデータ通信を切り替えても発着信は電話番号通知とセットで利用できることが確認できました。ちなみに、P30 Liteにはメモリカードを諦めれば2枚目のSIMが入るので、今後の事も考えて楽天エリアでうまく電波をつかまない時や、auのローミングで使っていてau回線が繋がらず圏外になってしまったケースの事を考え、ドコモ回線のOCNモバイルONEのデータ専用SIMを入れているのですが、いざという時には本体の設定を変えてドコモ回線でも使えるように用意しました。このデータ専用SIMでも楽天モバイルの電話番号で発着信でき、さらに番号通知もでき、さらにWi-Fiをオンにしてデータ通信をWi-Fiからのものにしても同じように通話と通知ができました。さらに、SMSも「Rakuten Link」アプリからなら0円で携帯電話に直接メッセージを送り放題です。これは、事前に楽天の番号を電話して教えておけば、携帯メールを知らないくらいの知り合いとの連絡にも使えるので、私の場合そうした知り合いも少なからずいるため、地味に便利です。

今のところはau回線で使えるところだけで便利なのですが、現在楽天のエリアが使えない地域にいるからこそ快適なところもあるというところもあります。1年間は料金が無料なので使う予定ですが、そうしているうち徐々に私の周りでも楽天のエリアが開通すれば、また違った状況になるとは思うのですが、その時の方が不安だったりします。果たして楽天のエリアが地方でどこまで拡大するのか、新型コロナウイルスの事もあるので心配ですが、こちらの方も楽しみに待ちたいと思います。

ともあれ、たとえ楽天のエリアが全く使えなくても十分スマホで動画を含むインターネットを使うのに適したサービスであると言えるので、まだ楽天のエリア外に住んでいる方でも十分に使えるようになっていることは知っておいていただけるといいかと思います。できれば私のようにSIMが2枚使えるスマホで、ドコモ回線のデータ専用SIMとセットで使うというのが一番安くいろんなところで使うための方法だと言えるのではないでしょうか。

ユニクロと楽天のインパクトの違い

ユニクロは品物限定で利用することがあるのですが、最近ではUTというブランドのTシャツのなかで、胸ポケットのあるものを中心に購入しています。安いものなので生地の薄さが気になりますが、きちんと許可をとったキャラクターのデザインを着られるのが気に入っています。

先日、飛び込んだ近所のユニクロでポケットのところにカップヌードルのデザインがされたTシャツを見つけたので購入したのですが、そこでセルフレジを通したところで、以前なら当たり前だった白いレジ袋が茶色い紙袋に変わっているのを発見しました。

実はこの4月からユニクロも他の小売店と歩調を合わせ、この紙袋を有料化する予定だったそうですが、有料化の先送りを発表していたのだそうです。その事を帰ってきてから知ったのですが、実はこの紙袋に関してちょっと書いておきたいことがあるのです。気になったのでネットでの反応を調べると、私と同じように思っている人も少なからずいるようなので、記録という意味でもここで紹介しようと思います。

商品を購入して、その商品の大きさに応じた紙袋が用意されているので、とりあえず小さいサイズの紙袋を手にしました。しかしながら、取っ手の紙ひもが最初から取れていたのでその紙袋は避けて、その下にあった同じ大きさの紙袋を取ってもって来たのですが、自宅に着いて改めて紙袋を持って車を出ようとした時に悲劇は起こったのです。

とりたてて変な力を加えたつもりはないのに、写真のように代わりに持ってきた紙袋の取っ手も両方取れてしまったのです。店頭でそうぐうしたものよりひどい二箇所ともなので、袋ごと地面に落としてしまいました。さすがにこんなことは初めてです。今回は最初に取っ手が取れていたものを弾いたのにこのようなことになったということで、天下のユニクロがどういうところに紙袋の注文を発注していて、まさかこの品質の紙袋でお金を取ろうと思っていたのかと思ってしまったわけです。

ネットではユニクロとGUの紙袋は使い方によっては破れやすいと書いてありましたが、今回のケースはそもそも持ち手の部分の接着ができていないのではないかと思われる不具合に2度遭遇したので、この品質の紙袋を今後有料化するなら、100円ショップで売っているショッピングバッグを持っていったほうがいいのではないかという気がします。たまたま私が運悪く不良品に連続してあたってしまっただけなのかも知れませんが、今後ユニクロを利用される方は、今後の紙袋有料化に向けて、しっかりと復路の内容を検証してみるということをおすすめしたいと思います。

と、ここまで書いて終わろうと思ったら、先日注文していた楽天モバイルのSIMカードが到着しました。当初は様々な罠があるからこその一年間0円で使えるのだろうと半ば人柱的な利用を覚悟していたのですが、楽天モバイルではサービス開始に合わせてまさかの条件変更が発表されました。

全国ほとんどの自局エリア以外のauに回線を借りて提供するローミングエリアでは基本の高速クーポンが2GBまでで、その容量を超えると何とMVNOよりも遅い最大128kbpsに制限されるとの発表だったものの、高速クーポンが5GB(4月22日から)に増え、すごいのは高速クーポンを使い切っても最大1Mbpsまでのスピードがキープされます。

ちなみに、早速au網に接続してスピードテストを自宅で行なったところ(問題なく、さらにAPNの操作も不要でOCNモバイルONEで購入したP30 Liteでアクティベーションできました)、下り7Mbpsくらいしか出ていないので、高速クーポンを使い切っても全く問題なく外でのインターネットができそうです。しかもauのエリアがそのまま使えるのて、毎月の通信料金としたら少なく見積もっても6千円以上は本来かかるものを今回の緊急事態宣言が関係しているのか、インパクトのある発表をして「損して得を取ろう」としているのかはわかりませんが、年間にすると10万円弱の通信料を楽天に払ってもらっているようなものですから、まさかの大盤振る舞いにびっくりしています。このまま政府から給付金がもらえなくてもしょうがないかと諦められるくらいのインパクトが私にはありました。それと今回のユニクロの一件を比べざるを得なくなると、ユニクロは今後大丈夫なのか? と思ってしまいますね。楽天モバイルについては、次回にも詳しく紹介します。

いなば食品 缶入り「赤ワインカレー」は災害用にも

タイに工場を持ち、数種類の缶入りタイカレーの評判が上々のいなば食品は静岡のメーカーですが、昨年には同じタイの工場でタイカレーでないカレーのシリーズを出してきています。

タイカレーの場合、スーパーで売っている容量が125グラムで、さらに一部の100円ショップで売っている製品は80グラムになっていて、一食分としては少々物足りないというのが個人的には残念な点だったのですが、今回の新しいカレーの容量は、165グラムとレトルトカレーに匹敵する容量になっていました。たまたま数種類出ている新しいカレーのシリーズのうち「赤ワインカレー」(他には「完熟トマトカレー」「深煮込みカレー」「スパイシーカレー」)が3缶セットが300円弱という価格で売られていたので衝動買いしてしまいました。

缶入りのカレーは匂いが移ってしまうからと敬遠される人もいるかも知れませんが、缶詰なだけに常温で3年間の賞味期限ということと、多少のショックで感が凹んでも、泥の中に浸かってしまったりしても、表面に穴や大きな傷がなく、密封状態が保たれていれば表面を拭いたり洗ったりすれば何とか食べられるという特徴があります。さらに、このカレーには具が溶け込むほど煮詰められていて、牛脂や豚脂は使っていないので、常温のままでもサラサラで、必ずしも温めなくてもパンに漬けるなどして食べることができます。温める場合でも、蓋を開けた状態で直接火にかければいいので、ある意味、便利な災害用食品ということで家においておくというのもいいと思います。

というわけで、残りの問題は自分の口に合うか合わないかということになると思うので早速頂いてみました。見るからに汚いご飯の盛り方で大変申し訳ありませんが、単に適当に冷やご飯を盛って、その上からこぼれないように気をつけながら常温のカレーをかけ、電子レンジに投入して温めるだけです。牛脂や豚脂は使っていないので、お皿に移す時にこぼさないように気を付けるくらいで簡単にできます。

また、災害時やキャンプ用の簡易飯としては、メスティン(ソロユースのスウェーデン飯盒)の上にこの缶を重しの代わりに置いてご飯を炊くだけでいい具合に食べられるようになります。今後は違う種類のカレーも試しつつ、一定量の缶詰カレーをストックしておくことで、いろんな状況に対応することもできる気がします。

肝心な味の方は中辛ということで食べた後にちょっとピリッときますが、そこまで辛くはありません。カレーとして十分食べられます味に仕上がっていると思いますが赤ワインで煮込んだデミグラスソース的な感じもあり、できればもう一品二品トッピングして具のない状態からもう少し食べごたえのある感じにしたいなというところはあります。それこそ、ブロッコリーやスーパーのお惣菜と一緒にいただけばさらに味も豊かになるような感じがします。

首都圏を含む地域に緊急事態宣言が出される中、今後はさらに外出するにも気を使うようなことも起こるかもしれません。買いだめや買い占めはしないで、長く置けるものを気づいた時に買っておけば、急に何かが起きても慌てずに済みます。今後もそうしたものを探しつつ、ここで紹介することができればと思っています。

静岡駅周辺でまぐろランチ

新型コロナ騒動の中、全国の観光業や飲食店の方々は利用客の減少に頭を痛めておられることと思います。基本的にここは旅のブログであり、さらに私の住んでいる静岡県を中心に観光情報なども発信させていただいていますが、しばらくは遠方からの観光客がやってこられない状況が続いています。

ただ、どこでもそうでしょうが地元で生活をしていれば買い物や外食に行く機会がなくなるわけではありません。今回はたまたまJR静岡駅周辺に用事があって出かけた際、いつもかなりの行列ができている有名なマグロ丼のお店を開店直後に通ったら行列はなくすぐに入れそうだったのでさっと入店して名物のマグロ丼を頂いてきましたのでその様子を紹介します。

今回訪れたのは駅からだとちょっと離れますが、静岡駅の南口方面を出て、駅のホームからでも見える螺旋階段にいつも行列ができているマグロ丼で有名な「清水港みなみ」の姉妹店で、同じマグロ丼のお店である「焼津港みなみ」というお店です。こちらの方もいつも行列ができている人気店なのですが、さすがに新型コロナ感染の危険がある中で行列には並びたくありませんし、たまたますぐに入れたのはラッキーでした。

店内はテーブル席とカウンター席があり、今回は一人で入ったのでカウンター席に通されました。カウンターは窓に面していて、これだと他のお客さんと接触する危険性は減ることになり、比較的安全に食事をいただくことができました。

メニューはマグロを使った丼のみで、980円のまぐろ丼から1,400円の本まぐろ三昧丼が最高額でそこまで高くはありませんので安心して入ってみてください(^^;)。ご飯は酢飯で、普通盛りだと量が少ないと感じる方もいるかも知れませんが、個人的にはまぐろメインで食べるなら普通盛りでも十分に感じます。ちなみに、ご飯の大盛りは50円増しでご飯だけでなく具も増える特盛は200円増しとなります。

店名の通り、このお店は「ミナミマグロ」の美味しさを提供するために看板メニューの「特選みなみまぐろ三昧丼(ミナミマグロの赤身・中トロ・大トロ・鮪漬け炙り・すき身)」(1,350円)があるのですが、開店してすぐに入ったのにも関わらず注文時にはすでに完売になってしまったのは残念でしたが、代わりに注文したのが同じ1,350円で提供される「店主おまかせまぐろ三昧丼」をいただきました。

恐らく今回の内容は「特選みなみまぐろ三昧丼」に準じた構成になっており、大トロ・中トロ・赤身・づけ炙り・すきみはちゃんと入っていました。身は薄く切ってありますが、ご飯の量に合っていて、大トロはかなり脂っこいので、このくらい薄く切っていただいたほうが個人的には良かったです。更に驚いたのは「すき身」の質の高さでした。というか、こちらでも安いすき身を変なところで買うと、明らかに油を加えたのではないかと思われるような脂の乗ったすき身があるのです。このすき身ならこれだけを丼にしていただきたいとも思ってしまうのですが、やはりこのお店に来る人というのはいろいろなマグロの部位を食べたいと思って来るのだろうと思いますし、観光客の方にはこうしたもののほうが受けると思うので、次に行くときは違う丼をいただこうかと思っています。

お店の方では臨時休業の情報などをブログで発信しているので、もし出かけられる際はブログの内容を見て行かれるといいでしょう。ちなみに日曜は基本的に休みで、お昼の食事の予約はできないようです。普通のときだと常に行列ができるようなお店なので、今回の新型コロナウイルスの危険がなくなったら、ぜひ静岡駅で途中下車して美味しいまぐろを食べていってほしいと思います。

清水港みなみ 焼津港みなみ のブログ
https://shimizukominami.eshizuoka.jp/

荷物のコンビニ受取りについての落とし穴

ここのところのブログの内容がどうしても新型コロナウイルス関連のことになってしまっています。テレビを付けてもニュースやワイドショーの話題がほとんどこのニュースになってしまっているところが影響してきている部分はあるのですが、自然災害とは違って今回の騒動が起こってはじめて経験することも少なくないので、毎日の生活の中で気づいたことを書き込めていくことが今後の生活を送る時に何らかの助けになるのではないかと思うことがあり、そうしたことについては記録していこうと思っています。

連日の新型コロナウイルス陽性患者が発表される中、感染者本人の個人情報まではなかなか出てきませんが、最近になって感染していた人物が何の仕事をしていて、どこのお店に出ていたというところまで報道されるようになってきました。これは、芸能人やスポーツ選手が実名で感染した状況とその症状を発表していることが大きいような気がします。

プロ野球阪神タイガースの藤浪晋太郎選手が実名でメッセージを出したことで、特に匂いや味を感じる機能が損なわれている事が新型コロナウイルスの感染を疑わせるものとして多くの人に認知されることになりました。さらに藤浪選手の味覚異常の症状に自分と同じだと不安感を持った、お笑い芸人の黒沢かずこさんは、最初は検査を断られたものの多くの医療機関を回って検査をしてもらった結果、陽性がわかって騒ぎになっています。この芸能人の一例だけをみても、検査を断られた「隠れ陽性」の保菌者が仕事に行ったり遊びに行ったりして感染を広げているのではないかと思えますし、そうした感染拡大を防ぐためには、まずはお隣の韓国やアメリカ、ヨーロッパ諸国並みに検査数を増やしてマスコミ発表の数字を実態数に近づけることが必要になるような気がするのです。

さて、ここまでのことは実は前置きでして、先日の東京で発生した新型コロナウイルス感染者のニュースで、マスコミでいうとテレビ朝日の近くにある「ファミリーマート麻布十番店」で働いていた男性従業員だったということが発表されたことの影響について考えてみたいと思います。

ファミリーマートのホームページを見ると、陽性になった従業員の勤務内容が詳しく紹介されていまして、感染者の男性は主に昼から夜にかけてのシフトに入っていたようで、一日だけ深夜から翌朝のシフトに入っていました。そのへんについてはフランチャイズ店であっても接触が考えられる人への情報提供はしっかりとやっていて、企業として素晴らしいと思います。ただこの新型コロナウイルスの特性として、感染がわかった時点で家族とともにお店で一緒に働いていたひとについては経過観察ということでおよそ二週間自宅待機が必要になってしまいます。

先日も赤坂警察署に勤務していた刑事に陽性反応が出たことで本人だけでなく一緒に仕事をしていた警察官も仕事をすることができなくなり、応援の警察官が業務についていることが明らかになりました。今後も私たちが生活を送るにあたってライフラインを維持している会社で患者が発生した場合、その二週間の自宅待機が原因で、かなりじわじわと私たちの生活が追い詰められていくことが考えられますので、そうしたことを考えた上での対策を考えていく必要が出てきます。

スーパーで感染者が出ても同じくらいの期間休業になったとすると、もしそのスーパー以外に買い物に行けないような生活をしているような人なら、それなりの食料や日用品の備蓄は必要になるでしょう。私のところではそこまでの全ての用意はしていませんが、当分大丈夫なように米を当分大丈夫なくらい実店舗とネットを利用して購入しました。しかし、ここで一つの不安要素が出てきました。

今回のネット通販の受け取りは、別に狙ったわけではないのですが自宅ではなく近所にあるファミリーマートでの受け取りをお願いしました。昨日到着したという連絡が入ったので、お店へ行きスマホにバーコードを表示させて無事に受け取ることができました。しかし、もし私が「ファミリーマート麻布十番店」を受取店舗にしていた場合、一体いつ注文したお米を受け取れたのかという疑問が出てきます。

これが宅配業者の営業所であれば、代わりの従業員が窓口業務をして受け取ることができると思いますが、残念ながら先程紹介したファミリーマートの説明ページには店舗受取りの荷物はどうなるのかということについては書いてありませんでした。お店自体は4月から消毒のために休業中で、いつから営業を再開するかまでは確認することはできませんでした。

今回のケースはあくまでレアケースかもしれませんが、荷物のコンビニ受け取りは便利ではありますが、様々なサービスをアルバイトの従業員に行わせるコンビニでは、何か合った時に少々面倒なことが起きる可能性があるということを知っておきましょう。通販の自宅以外での受け取りについては、コンビニよりも最近あちこちにできている宅配ロッカーの利用も考えておきましょう。

自宅待機は新たな事をはじめるきっかけにもなる

週末と言っても出かけるのは近所のスーパーに買い物に行くぐらいで、テレビやラジオ、インターネットをパソコンやテレビの画面に映して見ながら、ブログを書いているというのが現状ではあります。

ただ、ブログを書く字数はそう以前と変わらないと思うのですが、ちょっと変わったことがあります。モバイル用の小型パソコンと違って、自宅で主に使っているのはノートパソコンでも画面が大きいタイプで、キーボードもメインキーボードの隣にテンキーボードが付いたタイプになっています。

以前このブログで、テンキーを使っての日本語の片手入力について紹介したことがありましたが、ここのところ自宅で使うパソコンを使う事が多いので、今回思い切って自宅用のパソコンを片手入力専用にセッティングしたままにして使い出しました。ネットの検索語を入力するくらいならたどたどしく打ってもそうストレスにはなりませんが、こうしたブログを書くことも片手入力で済まそうとすると、さすがになれるまではちょっとしたタイプミスが連発してしまいました。

普段の状況ならこうしてストレスを溜めてしまうと、やはり打ち慣れた両手を使ってのキー入力にすぐに戻してしまうのですが、さすがにここのところはテレビを見ながらでもパソコンを使う時間が増えたので、片手打ちはかなり上達しました。高速な片手打ちというと、電卓をものすごいスピードで叩く人をテレビで見たことがありましたが、そこまでは早くはないものの、きちんと思考のスピードに追いつくくらいのスピードでスムーズに入力することができるようになってきました。

片手打ちが上達したからと言っても、両手打ちの方法を忘れるとか、そんなことは決してありません。むしろさらなる高速入力ができる両手打ちの素晴らしさを実感することにもつながったりして、日本語入力についてのレベルが自分でも上がったと思えるようになってきました。片手打ちはこたつに入って半分体を沈めながらも普通にキーボードから日本語を入力できるというのが大変楽で(^^;)、さらに空いた左手で別のことをしながら文章をかけるというのは、作業の種類によっては両手打ちより便利なところもあったりします。

今回紹介した日本語の片手入力はあくまで私の場合ですが、もしパソコンを使える時間が増やせるなら、いままでやろうとしてもできなかったキーボードのタッチタイピングや、総合オフィスソフトの今まで使っていなかった機能を学習してみるとか、パソコンを前にしてできることを極めてみるというのもいいのではないでしょうか。

個人的には中学生以上なら、ローマ字入力の両手打ちタッチタイピングの学習をすれば、休み明けの前には十分タイピング技術は習得できると思います。現在でもいわゆる社会人と呼ばれる人の中では半数以上がタッチタイピングができないと言われています。スムーズにタイピングをして自分の考えを即座にパソコン画面に出す快感を覚えると、例えばスマホで使っているLINEのアカウントを一時的にパソコンのブラウザ上で利用することもできるようになりますので、友人とLINEを使ってメッセージのやり取りをする時にはスマホよりパソコンのキーボードを使ったほうが早く正確にメッセージを出せるようになる事がわかるのではないかと思います。

今後の状況を見ると、まだ新型コロナウイルスのピークに達したとはとても言えないのでまだまだ自宅で過ごす時間はできると思います。私自身ももっとパソコンやスマホとインターネットを使って何ができるか、その可能性を考えつつ新しいことにチャレンジしていければと思っているところです。

車中泊のノウハウが役に立つ時代?

このブログはあくまで車中泊のブログなのですが、現在はほとんど車中泊用のグッズを揃えてしまったこともあってなかなかグッズ紹介はできませんが、まさかこうしたノウハウが旅行以外で役に立つときが来るとは思いませんでした。

現在の私の車中泊スタイルは、シートを倒してその上にコット(組み立て式のキャンプ用ベッド)を組み立てて寝るというスタイルに落ち着いたのですが、それ以前に試行錯誤したキャンプ用のマット各種や、季節ごとに使い分けられる寝袋などは古くなっても使えるので、しっかりキープしています。

今後、都市のロックアウトが起こったとして、どうしても出かけなくてはならなくなった場合、様々なお店はもちろんのこと、ホテルの営業自体もしていないということも考えられます。さらに今もそうなのですが、海外から日本に戻った人が検査を受けて、たとえ陰性だったとしても、二週間は自宅かホテルなどで経過観察をする必要があります。その報道を見ていて大変だと思うのは、自宅やホテルに移動する手段に、公共交通機関が一切使えないということになっていることです。

そんな時でも空港でレンタカーを借りて自分で運転して移動することは許されているので、たとえ迎えに来てくれる家族がいない場合でも、軽自動車のワンボックスカーを指定してレンタカーを乗り捨て利用すれば二週間ホテルに泊まるよりも安く安全に移動しながら簡易隔離状態を作ることができます。その際、キャンプマットと簡易寝袋があれば、何とか手足を伸ばして寝られる状況を空港のロビー床でも車内でも構築することができます。かなり小さくなるマットも寝袋も、さらにテントだってありますので、海外に長期で出かける場合にはそうしたミニキャンプセットを持っていくのもありではないでしょうか。

もし、単身世帯でなく自宅に誰かいる場合は、出かける前に「車中泊お出かけセット(マット・寝袋・アイマスクなど)」をわかるところにバッグに入れて置いておき、足止めされている空港の郵便局や宅配便の営業所留めという形でバッグごと荷物を送ってもらえるように日本に出発する前から手配しておけば、車中泊環境がまるでなくても、空港で荷物を受け取りしばらく空港で待たされる場合は仮眠に使うもよし、自宅へ出発することができるようになったらすぐレンタカーを借りればいいわけです。長期ではなく短期の観光や商用で海外に行かれる場合、あまり荷物を持っていきたくない場合で、留守番の人がいるなら、そうした方法も使えます。こうした車中泊お出かけセットを作っておくと、こうしたときだけでなく大きな災害の時にも有効に使えますので、今回の騒動をきっかけにして、荷物として送れそうなバッグにすべて入るものを厳選してみるのも面白いと思います。

そう考えてみると、一時期は自動車の運転免許を取らない方が生活にかかる経費は安く上がるという考え方もあるかなと思ったことがありましたが、車は手放しても免許だけは持っていたほうが、自分で好きな場所に行けるだけでなく、自宅へもちゃんと帰ることができるようになります。そして車中泊を快適に行うためのノウハウを身に着けていれば、空港から自宅がかなり遠くでも、車中泊の連続がそこまで苦にならないので、自分のペースを守って帰宅することも可能です。

もちろん、成田から九州・北海道なんていう移動を車でするなら専用プランで安く泊まれるホテル利用もいいでしょうが、現在はそうした費用はすべて自費になるので、同じ自費なら車中泊をしながらのんびり自宅に帰る(どちらにしても14日間は自宅待機になるので)という考え方もあるのではないかという気もします。もしこうしたプランを実行される方がいましたら、観光は基本的にはせず景色は車の窓から眺めることにとどめ、買い物や食事などでお店の方や他のお客さんと濃厚接触しないように細心の注意を払うことだけは忘れないでください。

ネット通販の誘惑にこんな時期だから注意しよう

いつも見ているネットでのお得販売のサイトが有るのですが、最近は自宅で過ごす時間が増えたのでどうしても毎日チェックしてしまうようになります。個人的には先日一世帯2つの配布が決まったばかりですが、安いマスクの売出しはないかと思って探しているものの、時間と個数を予告して売られるようなマスクは、販売開始時間から1分も経たないうちに売り切れになってしまうなど、専用のアプリを使わないで買おうとしてもほぼ不可能だということを改めて感じてしまい、一層ストレスがたまったりしてしまいます。

そんな中で、今まで全くその存在を知らなかったような品物でも、元値よりかなり割引がされていて、何か自分でも使えそうなものが出ていたときのことです。今あらためて考えてみても、買ってもどうせ使うのは最初だけだろうと思えるようなものでも、リンクをたどってその品物が売り切れていないことを確認すると、つい何も考えないでカートに入れてしまう自分がいます。ただそこでは、安くても果たして使えるのかとか、製品によっては交換しなければならない消耗品が必要なものだろうかというふうに、なぜ安く売られているのか、その理由を探そうとするのですが、今回は早めに冷静になって品物の評価をすることができたのでカートの中身を削除して、購入までには至りませんでしたが、自宅にいればいるときにでさえ、様々な誘惑はあるということを考えるべきでしょう。

これから、生活支援のための現金が支給されるかどうかはわかりませんが、支給されたらされたで、本来は足りなくなった生活資金の補填という意味で使わないといけないものを、単なる趣味嗜好の品や衝動買いに費やしてしまう可能性は0ではなく、このことも先日ちょっと紹介したベーシックインカムの問題につながってくるような気がします。そこで、いくらパソコンに向かう時間が増えたとしても、そこで衝動的にネットショッピングに走らないための抑制策について考えてみます。

まず最初に、自分が自由に使える毎月のお金がいくらあるのかを計算により出してみる事が大切です。その際注意したいのが、お金の出るパターンというのは定期的なものだけではなく、季節的なものや突発的なものもあるということです。このブログを読まれている方は、自家用車を持っている人がそれなりにいると思いますが、5月末には自動車税の支払いがあったりしますが大丈夫でしょうか。そして、自分の調子が悪くなってしまって近くのお医者さんにかかるにもお金がかかりますので、不必要なものを買ってお金をなくすよりも、将来起こりそうな支払いに備えることも考えておいたほうがいいでしょう。

そして、品物自身が気に入ったり、相当値引きされているという理由で、衝動買いへの想いを断てなくなってしまうこともあるでしょう。しかし、ここで踏みとどまることができるかどうかということも大切です。まず、それまでまったく頭の中にその商品のことがなかったような場合は、まずその人の生活にどうしても必要があるとは言えないでしょう。実際その商品を購入して、そこまで自分の生活に変化が出るのかどうか、改めて考えてみましょう。そして、それまでの自分の頭の中で、何か欲しい物が合った場合は、その欲しい物を購入するより先に手に入れたもので、以前から欲しい物が欲しくなくなるのかということも考えてみるといいでしょう。

普段のときもそうですが、安くものを買って満足するためには、まずその品物の平均価格を把握し、平均よりだいぶ安く買えるということがはっきりすれば、それが買い物のベストタイミングです。きちんと考えて待っていれば、衝動買いするときよりも冷静に、安く物を買うことができます。

また、今の時期は食品や日用品をネットで買うようなケースもあるのではないかと思います。それはそれでいいのですが、一つ気をつけてほしいことがあります。すぐに必要な主食などをネットで注文する場合、サイトによってはすぐに発送されずに待たされる場合があります。お米が少なくなったのでネットでお米を注文したものの、発送予定が二週間後だったというのでは、あらためてお米を買いに行かなければならなくなります。

このように、ネットでものを買うというのはさまざまな条件を確認してその内容をすべて了解した上で注文したとみなされますので、クリックしたあとに「しまった」と思っても後の祭りです。時間があるからとパソコンの前に座ってすぐにネットショッピングをする前に、まずはネットショッピングについての注意点が書かれたサイトを見てみるというのもありなのではないでしょうか。

迷惑を掛けない休み方について考える

首相の要請により学校が休みになった時にはここまで自粛が伸びるとは思わなかったのですが、今の関東関西での新型コロナウイルスの広がりを見るにつけ、これは5月のゴールデンウィークでは終わらないなという予感のようなものがあります。

そして、ここ数日では全国ニュースにはなっていませんが、私の住む静岡県でも新型コロナウイルス陽性の患者が続けて出ているのですが、その内容というのが、きちんとした対処をしていればここまでの騒ぎにならなかったのではと思われる事例でした。ただあまりにも、今後に向けてもし自分がかかってしまったらどうするのが正解なのかということを考える中では大切な事が含まれていると思うので、ここでそのあらましを紹介しました。

今回紹介する事例というのは、私の住む静岡市内にある新型コロナウイルスに関する隔離病床がある「静岡市立病院」で起きました。40代の女性看護師がまず陽性になったのですが、この看護師は新型コロナウイルスを診ていた看護師ではありませんでした。どこから感染したのかはこの文章を書いている時点ではわかっていないのですが、問題はこの看護師の陽性が確認されるまでの行動にあります。

まず、この方は3月23日に38℃の熱を出したことで早退したのですが、静岡病院の内規で「解熱後24時間経過しないと出勤できない」というルールがあったのですが、その内容が職場で徹底されておらず、翌日の24日に勤務に出てしまいました。25日から27日までは仕事が休みだったものの、市からの発表によると25日には市内の医療機関に行っただけでなく美容院とスーパーに立ち寄り、翌日の26日にもスーパーとドラッグストア、27日にもスーパーに行ったということです。

そして28日は勤務に出たものの、翌日の29日にも38℃の発熱があったにも関わらず市内の親族のお宅を訪れ、さらにスーパーとドラックストアを訪れたということです。陽性はその翌日の30日に本人を含む家族4人がなっていることがわかり、大きな騒ぎになったということです。

今回の事例は、単に看護師というだけでなく同じ病院で県内でもわずかしかない新型コロナウイルス対応の病床を持っている病院において、個人の杜撰な健康管理による濃厚接触者の拡大を招いてしまったという事実です。ちなみに、この看護師は人工透析を担当していたということで、もし人工透析を行なっている患者さんに新型コロナウイルスを感染させてしまったとしたら、医学の事についてよく知らない私でもわかるくらい、命の危険をともなう感染になり得るのに、医学について素人並みの行動を取っているのではないかと思わせるほど後から批判されるような行動を取っているというのは本当にショッキングな話でした。

ただ、もし自分が急に発熱をした場合、特に私自身は医療行為を仕事にはしていない普通の仕事をしているので、どうしても人が足りずに「できれば仕事は休まずに来て欲しい」というような期待をかけられていると思ってしまえば、自分が新型コロナウイルスに感染していると思わなければ、この女性看護師の方と同じような行動を取ってしまう可能性は0ではありません。ちなみに、今回の女性看護師の行動によって陽性を疑われ、PCR検査をしなければならなくなった人達は、担当の透析患者が77人、他の患者などが40人、濃厚接触者の親族が8人、同僚などの医療従事者が17人、そして美容院で担当した1人(この人数は3月31日夕方の時点での数字)と、たった一人の行動が150人に迫る人々に感染の危険を生んだわけです。

改めて、自分の毎日の行動をおさらいしてみると、通勤には公共交通機関は使わないのでその点では安心ですが、職場ではそれなりに人に会いますし、その後買い物で大型ショッピングセンターに立ち寄ることも日によってはあるので、そこでなるべく人と話をしないようにすることにも気を付けながら、その他の時間は極力自宅で過ごすようにしないと、自分はともかく相当の人に検査を受けさせる羽目になることを改めて考えないといけないでしょう。

私の場合は電車やバスでの移動をしなかったり、仕事は内勤なのである程度は毎日会う人は決まっているので把握はしやすいと思いますが、公共交通機関がないと通勤できないような人が集まる東京や大阪などの都市圏で生活する人はいつでも今回紹介した以上の濃厚感染者を生む素地があるということを考えるべきでしょう。そう考えると、やはり大都市圏の封鎖ということも今後の感染者の伸びによっては本当に必要になってくるのではないかと思います。ここを読んでいただいている皆さんも、改めて自分の行動を把握することと、38℃以上の発熱があった場合には、まずは最悪の事も考えて仕事や学校、行事への出席を休むことと、その後解熱しても匂いや味覚が感じられないなど、報道で言われている新型コロナウイルスが疑われる状況が出た場合は早めに受診して検査をお願いすることだけは行ないましょう。

生活支援とベーシックインカム

すでに一部の有識者の間では、今回の新型コロナウイルスの問題が起こる前から国民一人あたり毎月の生活費を支給する「ベーシックインカム」についての議論が行なわれていました。今後、本当に一時期でも生活することに対する費用を政府が支給するかどうかはわかりませんが、今回のコロナ騒動でわずかな期間で多くの人の生活がおびやかされる状況ができ、騒動が続けば続くほど様々な問題が起こってくるだろうことを考えると、一時しのぎの政策として現金給付を考えるだけではなく、社会制度としてのベーシックインカムを改めて考えるべき必要にせまられるのではないかと思ったりします。私自身この制度についてよく知っているわけではないので、細かいところまでは書けませんが、基本的なことと、果たしてベーシックインカムが日本で導入されたらどうなるのかということについて、今回は紹介してみたいと思います。

毎月の生活費といっても、支給される金額によってその意味あいも違ってくるだろうと思います。多くの人が想定するのは「必要最少限の生活費」という金額だろうと思います。具体的には「家賃」「光熱費」「食費」など、趣味嗜好をのぞいて人間が生きていくためにお金がいくらくらいかかるのかということになるのだと思います。当然、都市部と田舎では違うと思いますが、もし全国民で一律10万円という風に毎月の生活費が保証されるということになれば、子供をたくさん産んで物価も地価も安い田舎で育てるというライフスタイルを選ぶ人も増えるかも知れませんし、仕事はアルバイトを中心にして強引なパワハラや残業の強制には従わないで働く人が増えるかも知れません。それが結果として日本の少子化の歯止めになったり、大都市に人口が集中して地方の空洞化が起こるのを止める原動力になれば、それはそれで悪いことだとは思えない部分もあります。

ベーシックインカムというと、金持ちとそうではない人との格差が気になるという方もいるでしょうし、働かないで食っていけると思う人が増えてしまって社会がおかしくなるという人もいます。これも毎月支給される額によって変わってくると思うのですが、例えば毎月の現金(あるいは電子マネーで)支給がずっと続くということになれば、今の日本の社会制度や悪しき慣習がベーシックインカムで消える可能性もあるという点があります。

医療保険については、現在の高額医療についての補填がなくなってしまうとしんどいので全くなくすというわけにはいかないでしょうが、私の想像の範囲では「生活保護」「失業保険」「年金」およびその徴収と支給に関わる団体がいらなくなるはずです。地方公共民体や企業も家賃補助をしなくても家賃は毎月の支給分で利用できるなら、手当ての一部を減らすことができるでしょう。もちろん、支給をもらう側としても毎月のお手当だけだと最低限の生活しかできないということになれば、その不足分を補うために働くことになるでしょうから、全く働かない人が巷にあふれるような極端な社会にはならないのではないかという気がするのですが。

ただ、毎月の生活費支給をしさえすればバラ色の未来が出現するかというと、異論や実施に慎重な意見も多いため、日本での導入についてはほとんど無理だろうと個人的には思っていました。しかしなから、今回の新型コロナウイルスの騒動が長びけば、一回の10万円の支給だけではなく、継続した生活保証の実行が政府には求められることになるかも知れませんので、あくまで生活支援のための現金給付と言っても、それがベーシックインカムの実験に日本が着手することになるという見方もできてしまいます。

ですから、政府の中には商品券や企業に対する融資という形で予算は使っても、直接現金を国民一人一人に支給するということには絶対反対であるという考えの方というのは、ベーシックインカムには絶対反対だという人ではないかと思ってしまいます。

しかしそれでも、このまま感染被害が拡大し、多くの人から仕事が奪われた時、「家賃が払えない」→「多くの人がホームレス化」→「社会不安だけでなく衛生面でも限界を超える」→「漫画・北斗の拳のような力が日本社会を支配する世界」なんて莫迦みたいな想像も現実に起こるかも知れないと思うと、政府には今の社会の混乱を鎮め長期にわたって国民の生活を守るための方策を考えていただきたいと思うわけです。

その手段のうちのひとつが「ベーシックインカム」ということになると思うのですが、この憎むべきコロナウイルスのおかげで、こんなところまで考えなくてはいけなくなったというのは大いなる皮肉です。個人的にはベーシックインカムなしで、北欧諸国のように今より税金を上げる代わりに最低限の生活を政府が保証していただいてもいいと思っているのですが、さしあたっては今後の日本がどこへ向かうのか、その青写真を出して欲しいですね。個人としてはその内容によって、自分でできる生活防衛の方法について改めて考えていきたいと思っています。