新型コロナ騒動の中、全国の観光業や飲食店の方々は利用客の減少に頭を痛めておられることと思います。基本的にここは旅のブログであり、さらに私の住んでいる静岡県を中心に観光情報なども発信させていただいていますが、しばらくは遠方からの観光客がやってこられない状況が続いています。
ただ、どこでもそうでしょうが地元で生活をしていれば買い物や外食に行く機会がなくなるわけではありません。今回はたまたまJR静岡駅周辺に用事があって出かけた際、いつもかなりの行列ができている有名なマグロ丼のお店を開店直後に通ったら行列はなくすぐに入れそうだったのでさっと入店して名物のマグロ丼を頂いてきましたのでその様子を紹介します。
今回訪れたのは駅からだとちょっと離れますが、静岡駅の南口方面を出て、駅のホームからでも見える螺旋階段にいつも行列ができているマグロ丼で有名な「清水港みなみ」の姉妹店で、同じマグロ丼のお店である「焼津港みなみ」というお店です。こちらの方もいつも行列ができている人気店なのですが、さすがに新型コロナ感染の危険がある中で行列には並びたくありませんし、たまたますぐに入れたのはラッキーでした。
店内はテーブル席とカウンター席があり、今回は一人で入ったのでカウンター席に通されました。カウンターは窓に面していて、これだと他のお客さんと接触する危険性は減ることになり、比較的安全に食事をいただくことができました。
メニューはマグロを使った丼のみで、980円のまぐろ丼から1,400円の本まぐろ三昧丼が最高額でそこまで高くはありませんので安心して入ってみてください(^^;)。ご飯は酢飯で、普通盛りだと量が少ないと感じる方もいるかも知れませんが、個人的にはまぐろメインで食べるなら普通盛りでも十分に感じます。ちなみに、ご飯の大盛りは50円増しでご飯だけでなく具も増える特盛は200円増しとなります。
店名の通り、このお店は「ミナミマグロ」の美味しさを提供するために看板メニューの「特選みなみまぐろ三昧丼(ミナミマグロの赤身・中トロ・大トロ・鮪漬け炙り・すき身)」(1,350円)があるのですが、開店してすぐに入ったのにも関わらず注文時にはすでに完売になってしまったのは残念でしたが、代わりに注文したのが同じ1,350円で提供される「店主おまかせまぐろ三昧丼」をいただきました。
恐らく今回の内容は「特選みなみまぐろ三昧丼」に準じた構成になっており、大トロ・中トロ・赤身・づけ炙り・すきみはちゃんと入っていました。身は薄く切ってありますが、ご飯の量に合っていて、大トロはかなり脂っこいので、このくらい薄く切っていただいたほうが個人的には良かったです。更に驚いたのは「すき身」の質の高さでした。というか、こちらでも安いすき身を変なところで買うと、明らかに油を加えたのではないかと思われるような脂の乗ったすき身があるのです。このすき身ならこれだけを丼にしていただきたいとも思ってしまうのですが、やはりこのお店に来る人というのはいろいろなマグロの部位を食べたいと思って来るのだろうと思いますし、観光客の方にはこうしたもののほうが受けると思うので、次に行くときは違う丼をいただこうかと思っています。
お店の方では臨時休業の情報などをブログで発信しているので、もし出かけられる際はブログの内容を見て行かれるといいでしょう。ちなみに日曜は基本的に休みで、お昼の食事の予約はできないようです。普通のときだと常に行列ができるようなお店なので、今回の新型コロナウイルスの危険がなくなったら、ぜひ静岡駅で途中下車して美味しいまぐろを食べていってほしいと思います。
清水港みなみ 焼津港みなみ のブログ
https://shimizukominami.eshizuoka.jp/