月別アーカイブ: 2020年4月

DAISO「レンジでラーメン「丼」要らず」で自宅待機支援

先日のブログで、カップ麺に水を入れてそのまま電子レンジにかけている人の話を書きましたが、そんな事をせずに安全に安くインスタントラーメンを調理できる、電子レンジ調理器具を100円ショップのダイソーで購入してきました。

ダイソーの店内では電子レンジ用の調理器具はまとまって置かれていて、特にこの「レンジでラーメン「丼」要らず」は人気商品のため、今後ブームにならない限りは全国のダイソーで入手は容易かと思います。価格は当然110円(税込)で、気軽に試すことができます。

今回はインスタントラーメンの袋麺と一緒に購入しました。全国的な傾向なのかどうかはわかりませんが、私の近くにあるスーパーではカップ麺よりも袋麺の方が売り切れが多く、かなり買われているような感じです。知人とこの話をした際、たまたま家族の方が袋麺を作る工場で働いている方がいて、連日残業で大変だということでした。ただ袋麺の場合は安くても鍋を使っての調理が必要なので、小さなお子さんは一人で作るのも大変です。しかしこのグッズを使えば、安全に水から調理できるので、その点からもおすすめできるのではないかと思います。

今回は、明星のチャルメラ味噌味を買ってきましたので、作り方の説明にあった水を先に500ml入れて、麺を写真のように入れます。計量カップがなくても丼の側面に一応目盛りが付いています。できれば内部に付いていてほしかったですが、正確に計りたい場合は家庭内には計量カップがあると思いますのでそれを使いましょう。ただ、ある程度目分量で外側の目盛りを頼りにセットしても十分だと思います。

調理法については購入時に説明書が入っているので個人的にはその説明書を撮影して保管していますが、レンジの出力の違いによるセット時間(水の場合とお湯の場合)が蓋の部分に刻まれていますので、基本的にはその説明内容を守ってセットするだけで問題なく作ることができます。ちなみに、ごく一般的な500ワットの電子レンジで水から作る場合、セット時間は7分です。

7分という時間はカップ麺を作る時間より長いですが、お湯を沸かさずに水から作れるというメリットは大きいです。野菜を入れて作る場合は、あまり量を入れすぎると規定の時間ではうまく調理できない可能性もあるので、その辺は自分で調整してみましょう。レンジ加熱が終了したら、そこでスープをかけて完成です。容器はそのまま丼になっているので、食べたらそのまま洗って終わりという簡単さが、ズボラな孤食という感じでもありますが(^^;)、お子さんが調理から後片付けまで全てできるグッズと考えれば家族みんなで使えますので、複数あってもいいですね。

今後、今の新型コロナウイルス騒動が終わっても、多少荷物としてかさばることを我慢すればこの丼の中にお好みの袋麺を入れて持っていき、電子レンジのあるホテルやキャンプ施設でちょっとした時間に小腹を満たすために使ってもいいような気がします。本格的なキャンピングカーを用意していたり、車内で電子レンジが使えるような環境を持っている方なら、さらに多くの調理グッズを組み合わせて車内を汚さず火災の危険もなく、車中泊旅中の自炊ができるようになるので、車外での調理が難しい場所で仮眠を取りつつ移動したいような場合には便利です。今回の騒動では気が滅入ることが多いとは思いますが、普段なら使わなそうなものを新しく使ってみるのも、一種のストレス解消になる部分もあるかも知れませんし、興味を持たれた方はぜひお近くのお店を訪ねてみてください。


自宅療養や災害避難のためにも車中泊環境を整備しよう

昨日は早朝から私のいる静岡県では雷を伴ったものすごい雨が続き、夕方まで竜巻注意情報も連続して出ていました。幸い避難が必要なくらいまでは行きませんでしたが、緊急事態宣言での自粛期間終了後には梅雨の時期になるので、そこから梅雨明けまで続く、大雨・洪水・土砂崩れの心配とそれに対する準備も行なっておかないといけなくなってしまいます。

ただ、例年と比べて考えておかなくてはならないのは、公民館や体育館に避難するとしても避難が長期になってしまった場合、果たしてそのまま避難所にとどまってしまっていいのか? ということが気になってきます。災害時の避難所というのは今回の騒動がないような時でも、不衛生で感染症の蔓延が問題になった事が度々ありました。避難所にペット一緒に入れないので車中泊をするというケースも過去にあったように記憶しています。

当然、今後避難所を開く時には最初からきちんとパーティションで区切り、支柱と支柱との間にビニールを張って区切るなどして区画間での飛沫感染を起こさないような工夫はされるとは思います。が、公共の場所であるだけに、多くの人が手や靴の裏に付けたものがあらゆる場所に広がり、人々が手で触らざるを得ないドアなどの部分から感染症が広がる可能性は十分にあります。ある程度はそうした避難所を使わざるを得ない事にもなるかも知れませんが、避難もできて感染症の影響を避けることを両立させるため、車の中に避難してそこに就寝環境を作ることの意味はあるように思います。

災害がない場合でも、もし家族の中に新型コロナウイルス陽性患者が出て、入院やホテル移動ができないと言われた場合、自宅療養を余儀なくされるケースもあるでしょう。その場合、部屋数が多い所に住んでいれば、陽性と陰性の家族との接触はそれなりに抑えられるかも知れませんが、生活する中でどうしても接触を避けられない場合は、夜間や就寝時には非感染者が自宅の車庫で車中泊をしながら経過を見るような事も考えておいた方がいいのではないかと思います。

ただ、その場合の車中泊というのは、あくまで自宅での生活をしながら就寝場所が車の中になるだけなので、車中泊環境を整えるためには家にあるものをいくらでも使うことができます。実際の車旅での車中泊ノウハウというのは、いかに少ない荷物で快適な就寝環境を作るかというものでしたが、この場合はマットレスを始め使えるものは何でも使ってシートアレンジをしても残る段差を埋めて、手足を伸ばして寝られる環境を作ることができればいいので、かなり車中泊環境を作るハードルは下がると思います。

また、車中泊ではありませんが、車がなかったり車が車中泊に適さないような場合は、自宅や避難所で過ごす際に、室内でテントを張ってその中に各自が別れて寝るというような方法も考えられます。もしテントがない場合にはこれからキャンプシーズンになるということもあり、ファミリー用を中心にそれなりにテントは売られていると思いますので、自宅内外でのテント設置場所を考えながら、災害避難および新型コロナウイルス対策にとりあえずテントだけでも用意してみるのも有効な対策になるような気がします。

ちなみに、1フロア内で複数の人間がプライバシーを確保するためには、人数分のテントだけでなく電池で光りテントに吊り下げられるLEDランタンがあると便利です。部屋の明かりを消して寝たい人は寝ても、別のテントで明るめのランタンを付ければ読書もできるくらいの明るさは確保できますので、同じ部屋で過ごす中でのストレスを若干ではありますが軽減できるのではないかと思います。お互いに声掛けをして同時にテントから出ないようにし、テントに入る前に手洗いを徹底するなど気にすることは増えますが、レジャー用品の活用で今後の難しい局面を打開する方法はまだまだあると思います。ネット上には様々な方が試した車中泊についてのノウハウも公開されていますので、そうしたものも参考にしながら、最悪の状況を想定した準備をしてみることをおすすめします。


電子レンジ専用調理器の利用について

大都市でも政府が緊急事態宣言をしていた7つの地域に入っていない都市では、それまで独自の緊急事態宣言を出していましたが、ようやくというかこの緊急事態宣言を全国に向けて出すということになり、私の住む静岡県でも多少状況が変わってきました。まだ具体的に何が自粛になるかということについては言われていないのですが、よく買い物に行くコンビニやスーパーでは、レジの回りが透明なビニールで囲まれたり、行列の間隔を指示するバミリがされたりしています。

また、外食をする場所では一部の座席を利用できなくして、入店時の密集を避けたり、テイクアウトでの利用が推進されたりと、なかなか買い物をするにも大変なことになっていくような気がしています。

しかしながら、いつの世にもどんなところでも、そういった深刻さとは無縁な人というものはいるものでして、先日買い物に行ったスーパーのイートインスペースで、一瞬見てはいけないものを見てしまったのではないかと思うことに遭遇しました。私の行ったイートインスペースでは座席を多少減らしてあったのと、いつもなら定期的にお店の人がフォローしていた電気ポット自体が消えていました。当然ながら、電気ポットを押すのは人間の手ということで、そこからウィルス感染の原因になるという、しごくもっともな理由で電気ポットの自粛が始まったものと思われます。ちなみに、イートインスペースにはコーヒーの自販機があったり、それこそ店内ではペットボトル飲料は提供されているので、そこまで電気ポット撤去の影響はないように思えたのですが、実は大きな影響を受けている人がいました。それがカップ麺をお店で買って店内で食べようとする人たちです。

さすがに、そういう場合はカップ麺は自宅用として持ち帰り、イートインスペースで食べるのはお弁当などすぐに出して食べられるものだけにすればいいのにと思うのですが、ある年配のイートインスペース常連のような方は、おもむろに店内の水道の蛇口に口を半分空けたカップ麺を出し、水道の水をカップ麺に入れたと思ったら、そのカップ麺を電子レンジに入れて加熱したのでした(^^;)。

私はその顛末を最後まで見ずに店を後にしてしまったのでその後がどうなったのかはわかりませんが、カップそのものはともかく、カップ麺のフタは内部がアルミホイルのような形状になっているので、そのまま電子レンジに掛けると危ないような気がするのですが。後で気になって、カップ麺を電子レンジで調理する方法について書かれているウェブページを調べてみたのですが、それらのサイトでは少なくともフタは全部はがしてから電子レンジに入れないとまずいということと、カップ自体も材質によっては変形する可能性があるので、別の容器に移してから調理すべしという事が書かれています。

個人的には紙容器ならフタを取って水を入れて電子レンジに入れても大丈夫ではないかという感じはしますが、あくまでお店のご厚意で使える電子レンジで爆発する可能性のあるような行為をすることはちょっと考えても止めた方がいいのではと思えます。

ただ、そうしてネットを調べていると、災害時の非常手段として水でカップ麺を戻す場合にどうしたらいいかというページに行きつきました。結論から言うと、水の場合は15分から20分くらい待てばラーメンが冷しラーメンのようにいただけるそうです。今回のケースもそうして水でじっくり戻して食べるなら文句も言われないと思うのですが、蛇口から水をカップ麺に入れ、そのまま電子レンジに直行という事を公衆スペースで行なう人がいるというのは改めてびっくりしました。

実は、そういった需要のあるのを見越していたのか、100円ショップでは袋物のインスタントラーメンと水を入れてそのまま電子レンジにかけ、調理が終わったらスープをかけて出来上がりという電子レンジ用調理丼というものが売られています。改めて考えてみると、自宅で引きこもるならカップ麺より安い袋麺を用意し、この丼でずぼら調理をしても面白そうです。

また、今後の事を考えた時に車に電子レンジを設置している方ならこの丼を持って旅に出てもいいですし、ホテルに泊まるような場合も備え付けの電子レンジがあるような場所なら、トラベルポットの代わりになるような感じもします。今回の新型コロナウイルスのケースはライフラインは維持されている中での生活ということになるので、小さい子に調理をさせる場合に火を使わせないためにも、電子レンジで色々できることについて考えておくことも大切ではないかと思います。この件については改めて100円ショップを覗きながら、車中泊旅行にも便利に使えそうなグッズを選んでみようかなと思っています。


OPPO Reno Aは新しいiPhone SEと比べてどうなのか

先日、楽天モバイルから時間差で入手したAndroidスマホ「OPPO Reno A」が届きました。直前まで楽天モバイルのSIMを入れていたファーウェイのP30 liteと比べると、一回り大きく、物理的な指紋センサーがないくらいで、カメラレンズの数が違うということはありますが、見てくれはほとんど変わりません。
ではP30 liteを使い続けてもよかっただろうと言われるかも知れませんが、以前からおサイフケータイの機能を使うためにスマホを使っていた身としては、メインで使うスマホにはおサイフケータイ機能が欲しかったので、今後はOPPO Reno Aをメインにし、P30 liteをサブとして使おうと思っています。

その際、メインスマホの候補としていたもう一つの機種が、UQモバイルで販売されているiPhone7でした。ただ、そんなタイミングで発売されることが発表されたのがiPhone7の後継機であるiPhone8のサイズで最新のチップセットが載った新しいiPhone SEでした。

Apple PayでモバイルSuicaが使え、64GBのメモリー搭載のもので税別45,800円ということで、一人一律現金10万円の使い道に合わせたかのような(^^;)タイミングでの発表ではなかったかと今になっては思います。

恐らく、キャリアの回線の新規契約や、他の事業者からのMNP利用の割引が付くと、本体が2万円台で購入できる可能性があります。個人的には早まってUQモバイルのiPhone7を買わなくて良かったという風にも思いますが、現在購入してしまった楽天モバイルのOPPO Reno Aの方も相当いいハードだと思いますので、このニュースが有ってもiPhone SEの方がメイン端末として私にふさわしいかと考えると必ずしもそうではないという気もします。ここではあえて、この2つのスマホのスペックとを合わせて紹介し、OPPO Reno Aの方が合う人はどんな人かということを考えてみたいと思います。

まず、新iPhone SEの基本的な価格は価格は64GBが4万4800円、128GBが4万9800円、256GBが6万800円となっています。初めてスマホを持とうとされる方は64GBで十分だと思いますが、音楽を入れて使うならメモリーの多いタイプを選択すべきでしょう。最新のものとの違いはホームボタンがあるということと、アウトカメラが一つで、多少カメラ機能については簡略化された印象です。

さらに、ワイヤレス充電や防水防塵(IP67)性能があり、Apple Pay利用可なのでモバイルSuicaを利用できるというのは日本でスマホを使うならいろいろと便利です。あと、iPhone SEはeSIMにも対応するデュアル端末なので、今後楽天モバイルの「楽天Link」アプリが使えるようになるかはわかりませんが、2回線を使い分けることができます。そうなると、同じくSIMカードが2枚差さるOPPO Reno Aとつい比較したくなってしまいます。

というのも、楽天モバイルで販売されているOPPO Reno AはRAMが6GBでROMが他の販売チャネルの倍の128GBということで、SIMカードを2枚入れて使って本来入るはずのmicroSDカードが使えなくなっても、十分にアプリと音楽・動画を本体にダウンロードして使えるだけの容量を持っているので、iPhone SE 128GBとの価格比較でいうと、同じ防水防塵でおサイフケータイ機能付きで税抜35,273円とAndroid機ということもありますが、iPhone SEと比べてもかなり安く購入することができることがわかると思います。

そして、注意したいことはiPhone SEを始めとするApple Payで使えるおサイフケータイの機能はSuica、iD、QUICPayに限定されるということです。私がUQモバイルのiPhone7に飛び付かなかったのは、楽天edyやセブンイレブンのnanacoに対応していないというのがありました。以前紹介したことがありましたが、日本の高速道路では結構楽天edyが使えますし、さらにコンビニの無人化を図る中でセブンイレブンが一部の場所に置いている自販機は、電子マネーがnanacoしか使えなかったという経験があるので、主に車で出掛けた先での利便性から、スマホをあらゆる電子マネーやお店のポイントカードが入るようにしたいという野望があるので、その点で言うとiPhone SEはフルでおサイフケータイの機能が使えるOPPO Reno Aに劣るということになるわけです。

ただし、電子マネーはSuicaくらいしか使わず、コンビニ決済ならiDとQuickPayだけでも何とか使えると思うので、楽天モバイルでは現状で通話やSMSが使えないものの、今後UQモバイルあたりが安価にiPhone SEが買えるようなキャンペーンをやり出したとしたら、UQモバイルのスマホプランSとの組み合わせでガラケーからの移行にはおすすめの端末になるでしょう。ただ、UQでiPhone SEを扱うかどうかはわかりませんし、スマホプランSはSIMカードだけでも契約可能なので、今回の一律10万円給付を利用してSIMフリーのiPhone SEを確保するのもありだとは思うのですが、それだとまるで日本政府と米国政府の思惑に乗ってしまうだけという気もするので(^^;)、あまり安易に行くべきではないのかとも思ってしまうのですが。

スマホ購入については欲しい時が買い時だということはあるのですが、私がOPPO Reno Aをポチったのは、その前にOCNモバイルONEで破格の4,800円で購入したP30 liteで楽天モバイルの回線品質をサービス開始と同時にテストすることができ、その結果楽天のキャンペーンのポイントと合わせて、今加入している回線を整理することによって実質的な金銭的な負担なくスマホ代を通信費の削減で埋めることができたからということになります。そう考えると、やはりぎりぎりまで待った甲斐があったと思っています。

その反面、それまではとにかく安く中古のスマホでしのいできたのですが、こんな時ですから出たばかりのスマホを定価で買うよりも、もう少し条件の良い中で買って使うことを考えながら今後の通信業界の動向を見ていくのがいいかと思います。

私自身はとりあえずOPPO Reno Aに詰め込めるだけのポイントアプリをインストールして、カードがなくてもスマホだけで様々な事ができるような端末にしようと思っています。もちろん、楽天モバイルのポテンシャルを最大限に発揮できるように、2枚のSIMの使い分けも考えていきたいと思います。


体に負担を掛けない車中泊なら悲惨ではないのでは?

現在、多くの方が仕事を休んだり在宅のテレワークに移行している中、医療従事者の方々は直接新型コロナウイルスの陽性になった患者と向き合わなければならないので、大変な苦労と命の危険もある中での仕事となり、その姿には頭が下がるばかりです。しかし徐々に内部から悲痛な声が挙がるようになってきたのには、同情を禁じえません。

そんな中で、記者会見がテレビのニュースで何度も報道されていて、スタッフの感染があったため人手不足が深刻なとある病院ではスタッフ(主に看護師か?)が自分が感染していると仮定すると、自宅に帰って家族に感染させる可能性があるからなのか、昼も夜も仕事に忙殺されて帰る時間が持てないほど仕事を続けなければならないと考えたのかはわかりませんが、車中泊をしながら勤務していると声をつまらせながらその窮状を訴えていました。

医療従事者の方々の苦労は、私などの想像できることではなく、本当に大変な状況があることは理解できます。ただ、車中泊=悲惨な状況というような印象で車中泊という言葉を出されることには個人的には抵抗があります。病院のスタッフが車中泊をしているということは、当然不自然な格好で車内で寝るような事が続けば、エコノミークラス症候群で生命の危険もあるということは当然わかっていると思います。

その上で、車中泊といっても車の中がフラットになるのか、さらに常にレジャー用に車中泊でもちゃんと手足を伸ばせて熟睡できる装備を作っているかでその悲惨さは全く違ってきます。もし単に助手席のシートを倒しただけの状態で仮眠を取っているようなスタッフがいた場合は、悲惨な声で窮状を訴えたくもなるでしょう。というかその場合はまず車中泊という選択を消すべきだろうと思います。しかし現実問題として病院内では二次感染の恐れがあり、車の中なら他人が入ってこないので感染という意味に関しては安心というのだったら、病院の方としては、とにかく車中泊を行なっていると申告した職員の車中泊における環境について調査を行なうべきでしょう。そうしないと、コロナウイルスでなく血栓が固まることによって仕事ができなくなってしまいます。

その中でどうしてもエコノミークラス症候群の恐れがあるような環境で車中泊をしている人がいた場合は、別に仮眠空間を用意したり、それができないなら病院所有の車で床がフラットになる車があれば、その中で車中泊ができるように環境を整えてやったり、駐車場内や倉庫など院内感染の恐れがない屋内や屋外の敷地内にテントを張ってその中で休ませるというような最低限の就寝場所の確保をする方向に動くべきでしょう。

どうしても一律に「車中泊」という風に車の中で寝る行為をとらえてしまう傾向に陥りがちになるのですが、実際に今後家庭内に感染者が出て、その人と濃厚感染しないためには誰かが自家用車で車中泊を行なわなければいけない場面は出てくると思います。そうした行為を一律で悲惨だと決めつけられるのは、レジャーでのお出掛けに車中泊用に環境を整えた車を持っている家族からすると、その感覚のズレに戸惑うことも出てきてしまうと思います。

もちろん、一般的な方々の「車中泊」についての認識が、手足も伸ばせないで窮屈な体勢の中で仮眠くらいしか取れないというイメージが有ることも理解できます。しかし、地震などの災害と違って広い体育館にまとまって寝るような事ができない今回の状況を考えると、いかに快適に車中泊するかということを今から考え、そのためのグッズなどを購入してもしもの時に備えるということも必要になってくるのではないかと思うのです。幸い今の状況は全国の流通が止まっているわけではないので、今から車中泊やテント泊ができる装備を用意することもできます。今後の動向が気になる方は、むしろこれからでも車中泊グッズを揃えてみるのもいいのではないでしょうか。

今後の状況の変化を受けて、自宅待機で家族に陽性患者が出た場合に備え、車中泊の準備をしている事自体に批判をするような空気にはなってほしくないですし、きちんと準備をして環境を整えれば、同じ部屋で過ごすよりも安全に自宅待機ができる手段のひとつが車中泊であるということもあるので、ホテルに避難するよりも車中泊という手段もある(もちろんエコノミークラス症候群対策が十分にされていることが条件ですが)ということも知っていただきたいです。


eスポーツはもはや今の時代に求められているコンテンツだ

東京オリンピックマラソン代表を決める男女のレース(東京マラソンと名古屋ウィメンズマラソン)はかろうじて開催されたものの、一部の人の間では「春はセンバツから」と言われた選抜高等学校野球大会が中止に追い込まれ、大相撲の巡業は無観客で行なわれたものの東京オリンピックが2020年中にはできないことがわかり、サッカーJリーグやプロ野球が開催できない状況になっている中で、家に引きこもっている中でも、競技スポーツをテレビで見られないということに大いなるストレスを感じている方も少なくないのではと思います。

しかし、新型コロナウイルスの脅威が去り、日常生活が元通りになる日というのは今もってはっきりしないわけですから、このまま内に籠もる生活の中でストレスが溜まっていく流れになっていくのはある意味仕方ないものであるかも知れないのですが、外に出て見に行くスポーツではなく、観客だけでなくプレーヤーも自宅でネットに接続した状態で対戦し、その様子を多くの人々の間で共有して盛り上がれるのが、いわゆる「eスポーツ」であるということに改めて気付きました。恐らくこのままではあらゆるスポーツの大会は中止となることは目に見えていますので、地上波であれば最高ですが、ネットTVをはじめBSやCSあたりでも、リーグ戦が行なわれているeスポーツを生中継してくれれば、それはそれで盛り上がるのではないでしょうか。

かくいう私自身も、画面ではキャラクターが動くだけなので、eスポーツをプレーしているプレーヤーに思い入れをすることはなかなか難しかったのですが、先日たまたまeスポーツの中の「eBASEBAL(パワプロ)」のプロリーグで活躍する高校生選手に取材した地上波テレビでの特集を見て、それまでの認識を改めることとなりました。その選手は中日ドラゴンズ(eBASEBALLでは実際の球団にプロのプレーヤーを配置して年間王者を決めるリーグ戦を行なっています)の新井宇輝選手で、出身は大阪府ですがなぜ中日ドラゴンズなのかというと、彼はeスポーツを始める前には日本代表を本気で狙うほどのアスリートとして教育を受け、スポーツ留学で愛工大名電付属中に行ったエリート卓球選手だったということが関係しているのではないかと思います。

この新井宇輝選手の何が凄いかと言いますと、お爺さんが周樹森という有名な指導者で、元は中国の北京女子チームを指導していた時には、リオデジャネイロオリンピック女子シングルスで優勝した丁寧選手をチームにスカウトし、彼女を代表のエースに育てました。その後、周樹森氏は定年で中国を離れ、2009年シンガポール女子チームの監督に就任してすぐ、翌年の世界選手権では何と母国である中国を破り、当時でも19年振りに中国チームの金メダルを阻んだというまさに伝説とも言える人物です。

息子で新井宇輝選手の父である新井周氏は日本に早くから留学し(愛知・桜丘高校)、日本国籍を取得して日本代表としてアテネオリンピックに出場しました。当然その息子である宇輝選手も幼い頃から卓球の手ほどきを受け、お爺さんの関係もあったのか、中国スーパーリーグの丁寧選手にも手ほどきを受けたのだそうです。血筋から言えば現在の日本トップである張本智和選手よりもすごいと思えるのですが、残念ながら肘の怪我がひどくなり、中学校で彼の卓球選手としての経歴は終わってしまいました。

面白いのはそこからで、それまでの卓球で日本代表になるという目標を失なってしまった喪失感がすごかった息子を見かねた父の新井周氏が、自分が好きだったからという理由で宇輝選手を「パワプロ」に誘い、親子でプレイしているうちにどんどん腕前が上達し、数年でプロでのドラフト指名を受け(eスポーツの野球でもそんなことをするんですね)、晴れてプロのeスポーツ選手になったのだとか。

小学生からかなり早いピッチで卓球の球を打ち合っていたということが、パワプロのプレイにも生きていることは間違いなく、家に引きこもって運動も何もしない人がeスポーツでプロになっているのではないかという偏見も無くなりました。このように、実際にプレイしている人となりがわかってくると、やはり見るにも贔屓のチームや選手が出てきて楽しめるようになるだろうと思います。

恐らく今後はテレビ番組を作る場合でもドラマやバラエティのロケは難しくなるでしょうし、スタジオ収録でも人が集まらないようにするのが大変だと思います。そんな中で、プレイヤーと実況・解説者、そして観客までもが別々の場所にいても中継として成立し得るeスポーツがテレビにおけるコンテンツとして成長していくのではないかと期待を持っています。


ガラホなら5分かけ放題でも安心なアプリが使える

昨日このブログで書かせていただいたたように、現在の日本でガラケーやガラホユーザーは虐げられていると感じざるを得ません。ガラケーを使い続けている方は現在5Gのサービスが始まった中で、近い将来における買い替えは仕方ありませんが、4GによるVoLTEが使え、さらにシステムにAndroidが使われたガラホまで利用に制限がかかってしまうというのは、固定電話が徐々に姿を消していく時期と同じくらいで消えてしまわないかと思えるほど、個人的には寂しいものがあります。

私の場合、ドコモのSH-01Jというガラホを現在使っているのですが、発売時にはかなりインパクトのあったLINEアプリがプリインストールされていたり、おサイフケータイでもモバイルSuicaが使えたというメリットがすでにゆらぎつつあります。SH-01Jではログインを伴うモバイルSuicaは2020年12月には使えなくなり、私がガラホを止めるべきなのか考えてしまった原因にもなりました。ただし、SH-01Jでは新たにコンビニATMなどを利用して現金によるチャージをして交通機関の乗車に使うことはできるのでまだましでしょう(後継機ではモバイルSuica自体が使えなくなっています)。

さらに、LINEアプリについてもプッシュ通知ができなくなるという、もはや単体でガラホを使う場合は、基本的なメールやウェブ利用くらいしか使えなくなったという感じがあります。ドコモのガラホ用の料金プランは、現状では通話のみという形での契約はできなくなっていて、高速クーポンが100MBというかなり限定されたデータ通信がセットになったプランを出している割には、ガラホでのインターネット接続にともなった利用については冷遇されている感じがします。

せめてAndroidが乗っているならGoogle Playからアプリが本体でインストールできるようになれば、アプリからネットを利用するなど使い勝手もアップするのにと思うのですが、その辺もあまり期待できそうにありません。

過去にこのブログでは、SH-01Jに非公式な方法ではありますが、「ESファイルエクスプローラー」というアプリを使って、スマホからアプリを送信してインストールする方法を紹介したことがありましたが、現在ではその「ESファイルエクスプローラー」がGoogle Playから削除されてしまったようで、今後新たにSH-01Jを入手し、手持ちのスマホからアプリをインストールすることが難しくなっているということもあります。

元々この方法はイレギュラーな方法だったので、一つの方法が塞がれてしまうというのは仕方のないところだと思うのですが、ネット上ではガラホに送ってクリックするとアプリをインストールできる「apkファイル」を提供しているサイトはあるにはあります。しかしそうしたサイトを経由してガラホにアプリをインストールした場合、誰がどんなファイルをアップしているかわからず、安全性の検査もされていないと思われるので、どうしても危険を伴うことになり、個人的には全くおすすめできないのですが、ガラホを便利に使うためにはどうしてもその禁断の誘惑には耐えられない人も出てきてしまうでしょう。

私の場合は今までもこれからも、ガラホでネット接続をするケースというのはほとんどなく、通話を基本的にするだけなのですが、来月から「通話無制限」を「5分限定かけ放題」に変更するにあたり、新たにインストールすべきアプリがあったので、現在Google Playからインストールできる「Astroファイルマネージャー」というアプリの本体内アプリ(スマホにインストールしたアプリ)のアプリバックアップ機能を使ってapkファイルを取り出し、それをデータ移動(スマホ本体にあるapkファイルをSDカードにコピー)して何とかSH-01Jにインストールしたのが「通話時間タイマー」というアプリです。

このアプリはこちらから電話を掛けた際、指定した時間を経過すると本体をバイブさせて知らせたり、さらにその後で指定した時間で回線を切ってくれる機能があります。ここまで書けばおわかりでしょうが、5分定額なら通話時間が4分経過ぐらいでまず通知があり、5分になる前に回線を切ってくれるので、アプリが正常に動作していれば定額料金の範囲で通話ができるということになります。

このアプリは普通にスマホにインストールでき、プレフィックス電話用の専用通話アプリでも動作するので、かなりの方々が便利に使っているのではないかと思うのですが、ガラホでもこのアプリが使えれば、私の契約内容の場合4分経過時点で先方にもうすぐ切れる旨を伝え、改めて楽天モバイルのSIMが入ったスマホから時間無制限で話の続きを気がねなくできるようになりそうです。

このように、一般的な「ガラケー」ではできないものの、Android OSが基本ソフトとして入っているガラホなら、ぱっと見では普通のガラケーとしか見られない二つ折りでキーパッドがある携帯電話で、まだまだ色々な事ができる余地があるわけです。モバイルSuicaやLINEの機能縮小は残念ですが、まだまだインストールするアプリを工夫すれば使えると思いますので、今後もガラホで便利に使えそうなアプリを探していきたいと思っています。


端末・回線整理でLINEモバイルの解約もやむなしか

楽天モバイルがこれから一年間0円で使えるにしては、かなりの使いでがあるということがわかり(au回線がほぼ実用的な速度で使い放題?)、現在使っている回線と端末の整理を考えました。すでに先日のブログで紹介したように、現在ガラケーのプランを24時間カケホーダイプランにしているものを、5分間限定の定額(カケホーダイライトプラン)にすることによって通信量は1,000円くらいは安くなります。5月以降は長くなりそうな電話の場合は楽天モバイルで取得した電話番号から掛け直すことで、今までと同じような使い勝手を維持することができると期待しています。

さらに、今使っているドコモのガラホSH-01Jの電池パックを注文しました。実は、今使っている電池パックがちょっと膨らんできまして、現状ではなんとか使えるものの、今のままではちょっとフタに隙間ができるくらい浮いてきてしまい、防水機能が損なわれる様になってきてしまったのです。

ガラホの更新月は今年の年末なので、そこまで今のままで我慢しても良かったのですが、改めて考えたところ、ドコモからMNPして例えばUQモバイルに乗り換えた場合、今使っているガラケータイプのガラホが使えなくなってしまいます。ガラケーにはガラケーの良さがあり、2年更新ではあっても5分定額で1,200円というプランは現在では契約できず、価格的なインパクトもあります。更新月になったら同じガラホを使い続ける場合にはそのままプランを更新してもいいですし、解約金が1,000円になり、さらにガラホでのネット接続の付いた新プランだと1,200円から700円アップになるものの、ガラホとしては単体でネットが使えるようになり、その時になるまで考えることはあっても当面はドコモの契約はキープしようと考えています。それというのも、楽天モバイルの通話無制限に魅力を感じつつも、やはりドコモの携帯電話の信頼性というものも感じているからです。

先日まではドコモのガラホをUQモバイルのスマホプランに乗り換え、それと同時におサイフケータイ付きのスマホを購入してガラホとスマホの複数台持ちをスマホ1台にまとめようと思っていました。現状ではおサイフケータイ搭載のスマホはさらに別にあり、そのスマホには利用料金の安いLINEモバイルのSIMを入れていたのですが、現状では単におサイフケータイを使うためだけに使っていたので、何とかならないかと思っていたということもあります。

実は、今回楽天モバイルのキャンペーンを使うと、値引きにはならないものの期間限定の楽天ポイントが後日プレゼントされるのですが、このキャンペーンの詳細を見ると、必ずしもSIMと同時に端末を申し込まなくても適用されるということがわかりました。キャンペーン期間が月末までと迫っていて、おサイフケータイ対応でSIMが2枚同時に使えるDSDV対応のスマホとして買おうかどうしようか迷っていたOPPO Reno Aがこのキャンペーンを使うと、9500ポイント還元される対応端末になっているのです。すでに獲得してこれから還元される予定の6300ポイントと合わせると、期間限定ながら15,800ポイントをうまく期間内に普通の生活の中で消費できれば、楽天モバイルのOPPO Reno A(通常は64GB版ですが、楽天モデルのみ倍の128GB版)を2万円そこそこ(実質金額では2万3千円)で入手できるのです。

そうなると、LINEモバイルで使っているスマホをOPPO Reno Aで統合できるので、LINEモバイルを解約するとドコモのカケホーダイプランの見直しと合わせて月々約1,500円を削減できます。OPPO Reno Aの楽天モバイルでの価格は消費税込みで38,800円ですが、単純に今回削減できた1,500円で割ると、だいたい26ヶ月でもとが取れますし、ポイント分を換算して実質23,000円で計算すると16ヶ月でもとが取れます。そのうち楽天モバイルの通信料金は12ヶ月0円ですから、あまりお財布に負担をかけない形でOPPO Reno Aが使えることになるので、実際にサービス内容を見てから追加買いするというのは少々姑息な気がしますが、これからしばらくはガラホ(通話専用)とスマホ2台(メインをOPPO Reno Aにして楽天SIMとOCNモバイルONEの2枚刺しにし、サブにmineoのSIMを入れたP30 lite)という構成にするのもありなのではと思います。

本当は今のガラホ(SH-01J)はSuicaが使えるガラホなので、最低限のデータプランに変更してそのままSuicaを使い続けられれば良かったのですが、JR東日本はガラケーだけでなくガラホでのログインを伴うモバイルSuicaの利用を終了するという発表があった上では、新たにかかる端末代を抑え、今ある端末や回線を有効に使おうとするとこのような形に落ち着きました。まだ楽天モバイルのポテンシャルが完全には見えない中ではありますが、2年後に楽天モバイルがどうなっているかで、次の5G対応のスマホを考えるくらいが丁度いいのかなと言う感じもしているところです。


100円ショップ「セリア」で見付けた感染症対策グッズ

自宅から出ないで過ごすのに、昨日紹介した楽天モバイルの開通は大変有難かったのですが、家で過ごすにしても家の中での感染症対策をきちんとしておかないと、新型コロナウイルスに感染しなくても別の感染症にかかってしまう可能性も最近感じています。

そんな時、ふと訪れた100円ショップのセリアに置いてあったグッズがかなり心に響き、衝動的に購入してきてしまいました。写真を見ると紙コップにかぶせることのできるプラスチック製のフタと、プラスチック製のトングが付いているだけのものですが、このセットは手を汚さずにあのスナック菓子を食べることができるだけでなく、カップそのものに蓋ができるようになっているので、持ち運ぶような移動中にも便利だと思います。

というわけで、近所のスーパーで検証用のカルビーじゃがりこを買ってきました(^^)。カップにかかっているフィルムを取った状態でこのフタをかぶせ、トングを差し込むと、じゃがりこを開けた状態での保管(長期保存には適しませんので開封後はなるべく早くお食べ下さい)するのに、カップを倒しても中味をぶちまけるようなことは起こりにくくなります。

さらに、蓋の部分は開くようになっているので、開けたところからトングを入れて中味のスティックをつまんでそのまま口に入れれば、お菓子と自分の手が全く触れることはありません。お菓子は割と手でつまんでそのまま口に入れてしまうことが多いので、そこからウィルスを体内に入れてしまう危険があるので、このセットを使って手も汚さず、お菓子にも手を触れず直接口の中に放り込めるというのはまさに今にぴったりな器具だと思うのですが。

もちろん、トングの部分を清潔にしておかなければいけませんが、トングはじゃがりこのカップの中に差すことでうまく収まるので、旅行の際には食べ終えてもこのまま運び、新しいじゃがりこを仕入れたらフタとトングだけ移動させるようにすれば、まずトング自体が汚染されることもないでしょう。

じゃがりこは車のカップホルダーにすっぽりと収まるので、車の中で食べたり、移動中に小腹がすいた時に便利に食べられます。普通のポテトチップと違って、こういった製品を使えばきれいに食べられるのが一つの特徴でもあります。しかしそんなじゃがりこでもカップから直接手づかみで外で食べると、やはり後の手の処理が大変ということだけでなく、今の季節はどうしても手に何かが付いていて、食べカスとともに悪いものを体内に入れてしまう危険度は増すことになってしまいます。そこで、今後はこのグッズを使うことで、しばらくは家での間食用にはじゃがりこを中心にして、できるだけ間食をしたことで感染症にならないように気を付けるようにします。


Rakuten UN-LIMITで電話プランの変更へと動く

Version2.0となり相当利便性が上がった感のある楽天モバイルですが、楽天SIMを入れておけば、同時挿入しているもう一枚のデータSIMからでも、スマホで接続したWi-Fiからでもアプリの「Rakuten link」を使えば発信および受信ができるので、現状ではほぼパートナーエリアのau回線を使えるということで、今なら楽天SIM単体をメインにしてしまっても大丈夫かもしれないくらい満足度は大きいです。

ただ、今契約しているガラケーに入れている通話専用の別回線はすぐに変更や解約ができない状態になっているので、今回の楽天サービスの状況を受けて、ガラホに付けていた「かけ放題」を「5分定額」に変更することにしました。変更は5月からになりますが、今までカケホーダイプラン(ケータイ)で払っていた2,200円(税抜価格)が5月からカケホーダイライトプラン(ケータイ)にすると、1,200円(税抜価格)と月1,000円安くなります。

普通に考えると5分のみの限定定額というのは、過去にこのブログで書きましたが状況によっては通話が長くなる(企業などに問い合わせで電話する時など)ととても使えない定額ではあるのですが、長くなりそうな時には楽天モバイルの方から掛けたり、話をしていて長くなりそうなら先方にもう一つの電話番号で掛けることを告げてRakuten linkから掛け直せば無制限で電話することができるようになります。ちなみに、楽天のホームページでは(0180)(0570)などから始まる他社接続サービス、特番(消費者ホットライン188/児童虐待通報189)への通話は有料になるとの記載がありましたので、掛ける前の確認をして、有料のかからない別番号があればそちらの方に掛けるようにしましょう。

また、私の使っているガラケーはAndroid OSの載っているガラホなので、電話を掛けて5分過ぎる前に強制的に回線を切断するアプリの導入も可能なので、電話で先方と込み入った話をしたいような場合でも、改めて別番号から掛ける事を言えば、何とか通話するための料金をかけることなく運用することは可能だと思います。

ただ、問題はガラホで契約しているドコモの更新月後にどうするかということになります。もし楽天の電波が日本全国どこでも他のキャリア並みに安定して使えるようであれば、ドコモからMNPをして楽天に乗り換えるのが一番安く済む方法なのですが、楽天の通話定額はあくまでインターネット回線を利用したものであり、プレフィックス電話ではないものの制限もあります。

110番や119番は自動的に電話回線を使って掛けるようになっているので、楽天の電波が繋がらない所では発信できない恐れがあるというのが、電話としての信頼性という意味では不安になるところでもあります。また、Rakuten linkからは時報の117にはかかるものの、番号の前に市外局番を付けてその地域の情報を聞くことができる177の天気予報は掛けることができませんでした。さらに、Rakuten linkというアプリ自体が発展途上の中にあるようで、色々試した中でちょっと使いにくいと思ったことは、独自の着信音が使えなかったり、マナーモードにしてバイブを設定してもそのバイブは数回で止まってしまうなど(スマホの仕様かも知れないので本当の不具合ではないかも知れませんが)できれば改善を求めたいところです。

その辺が我慢できるなら、ドコモ回線を楽天モバイル回線にMNPし(月額税抜2,980円)、スマホもDSDVの2枚差しができるものを用意しもう一枚のSIMをドコモのデータ専用SIMで月千円ちょっとで最大500kbpsを普通に使え、毎日昼間の時間はデータ通信を行なわないことを宣言すると(実際楽天モバイル回線を使っていればもう一枚のデータ通信は利用しないので)夜間はさらに高速通信が使える可能性のあるmineoのドコモプランのSIMでも入れておけば十分でしょう。もし楽天やauがエリア外になってしまったとしてもドコモの電波が入る場所にいれば、楽天に紐付いた電話番号で通話とSMSができ、しかも月額5千円かからないという中で基本的にデータも通話も無制限で使えるわけですから。

ただ、Rakuten linkの電話はインターネット電話なので、やはりネットのトラブルで使えなくなることは極力避け、いざという場合の電話回線をキープしておきたいという事も自分の中ではあるのです。基本的にはプレフィックス電話ではない、普通に電話回線を使っての定額が利用できるドコモのガラホを維持したままで楽天モバイルのRakuten linkを補助的に使うというのが何かあっても安心だし、いざという時には時間を気にしないで電話もできる、双方のいいとこ取りが今のところはいいかなと思えます。一年後にある程度楽天モバイルのエリアが広がってきたところで、室内だと楽天モバイルの電波が届かないというような状況になると、やはり安定して使えるドコモなど大手キャリア回線は捨てるべきではないというところもあります。

しかし、今のままドコモ回線を維持する場合の最大の問題は、税抜1,200円で5分定額というカケホーダイライトプラン(ケータイ)は2年間の継続が条件であり、それを更新月のない契約にするためには、新しいガラケー向けの料金プランに変える必要があるのです。

ドコモの新プラン「ケータイプラン」の基本料は税抜1,200円で、5分定額を付けると700円プラスの1,900円と現在の料金の700円アップになります。その代わり解約料が1,000円で済み(0円にしたい場合は基本料が1,370円に変わりますが解約料が気にならなければ1,200円の方でいいのでは)、100MBと少ないもののガラホで直接ネットも使えるようになるというメリットも存在します。

ここで比較したいのは、より安く10分定額を付けられるIIJmioのケータイプランではなく(この定額もプレフィックス通話なので)、そのままダイヤルしても無料通話・かけ放題が使えるUQモバイルの「スマホプランS」(au回線)ですが、こちらの方はガラホでもスマホでも使え、データ通信は3GBまで使えて月額税抜1,980円ですが、60分無料通話付でプラス500円、10分定額付きでプラス700円、さらに24時間定額にするとプラス1,700円ということでこれらの通話オプションを月ごとに変更でき、状況の変化とともにプランを変えられることもメリットの一つです。

あくまでガラホにこだわるなら、現状のカケホーダイライトプランのドコモ2年契約をそのまま更新するのが最安ですが、これからもしもっと条件のいいプランが出てきた時のことを考えると、いざという時や端末を格安で購入できる魅力的なキャンペーンが行なわれた時にはすぐ変えられる契約内容にはしておきたいところです。今のところは楽天エリアの拡大とともにその品質やRakuten Linkアプリの進化を見つつ、年末まで様子を見て楽天モバイルでの通話およびその使い勝手について色々調べていきたいと思っています。