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台風に備える準備と他の災害準備との違い

この文章を書いている現在は、まだ台風は台風としての勢力を保ったまま北上しているようですので、この先の事が不安に思われている方もいるのかも知れません。何事も警戒しすぎるということはありませんので、いざという場合に備えての準備は十分に行なっていただきたいと思います。幸いな事ですが、私の住む地域については大きな台風による被害は目立ったものがなく、一時は高齢者や体が不自由な人のために近くの小学校に避難所が開設されましたが、翌日の朝には閉鎖されたそうで、前日までの準備がとりこし苦労に終わってほっとしたというのが正直なところです。

ちなみに台風が近づいてくる中で、一通り物的な用意は整っている中で、何を改めて用意するかということを考えて、昨日やったことが2つあります。

一つ目は、数多いモバイル機器を停電があっても使い続けるためには必要な、手持ちのモバイルバッテリー3個を追加充電したことです。リチウムイオン電池やリチウムポリマー電池は長い間使わなくてもそんなに放電はしませんが、充電したところ満充電になるまでは少々時間がかかりました。台風の場合、火災や地震と違い、台風が通り過ぎてしまえば停電は早めに復旧するものの、ネットでいろんなことをしていればあっという間になくなってしまうのがスマホを始めとしたモバイル機器の電池です。そんなわけで、最悪で数日は使えるような電気を確保するためにも、手持ちのモバイルバッテリーは満充電の状態にしておきたいですね。今回は利用することはありませんでしたが、近々一人で出掛ける用事があるので、今回の充電行動も無駄にはならないと思います。

次に用意したのは、食に関する準備です。台風の場合は避難所に入ってもそれほど長くは滞在することはないと思いますが、状況により暑かったり寒かったりすることもあるでしょう。特に大雨をともなう避難で全身が濡れてしまったら季節に関係なく体が冷え切ってしまいますので、当日と翌日に使う分くらいのお湯は確保しようと思い1リッターちょっとのお湯をバックパックに入る水筒に入るだけ入れていざという時にはバックパックを背負ってにげられるように準備しておきました。

今回は幸いにもそうして準備したものを使うことはありませんでしたが、こうして作ったお湯はそのまま翌日の朝食用に使えるものなので、ちょっとの手間ではありますが、寝る前に家族みんなで使えるお湯を用意しておくというのも無駄ではないと思います。その際は、できるだけ保温性能の高いボトルに入れておくことをおすすめします。熱湯が7時間でも80℃をキープするだけの性能を持ったボトルなら、お茶の用途だけでなく、カップ麺を温かく食べられるくらいの熱さを保っていますので、利用する手段が増える分いざという時に役立つ可能性が広がります。

あとやったことと言いますと、非常用持出袋の中味を入れ替えました。私は普段、どんな災害にも対応するために範囲が広い防災グッズをバックパックに入れていますが、今回の場合は台風がやってきている時だけをやり過ごすことができればいいという風に状況が違うので、長期にわたっての避難生活を考えたコンパクトな調理器具や、太陽電池パネルなどは出して、代わりにすぐ食べられる食料やお茶セット、ちょっとした着替えなど避難先ですぐに使えるものを優先して持って行くようにしました。

台風が通過した後にはバッグの中味を元に戻すようにしますが、事前に持って行くものを自らの判断で変えられるのが長雨や台風のような自然現象だと思いますので、個々の経験上でこれがあった方が良いと思ったものがあれば、積極的に入れ替えて持ち出すようにすることも大事だと思います。

台風通過中に逃げるための装備について

2017年8月に日本列島を縦断するように近づいてきた台風5号はかなりゆっくり動いているので、進路の情報も変わったりしますし、急に自宅や避難先から移動しなければならなくなることも考えられます。ここでは直近の対策ということだけでなく、いざという時に避難するスタイルについて考えていこうと思います。

もし、安全に車が使えるなら車を使っての避難というのもありだと思いますが、道路が冠水したり土砂崩れで道路が寸断されているような場合には車も使えないことも考えられます。その場合は歩いて移動することも考えておかなければいけないと思うのですが、無風で雨の降っていない時なら普段着で必要なものを手に持って逃げられるのではないかと思いますが、雨が強いだけでなく風が強い場合は普通の傘は役に立ちません。

傘を差したはいいものの一瞬で使い物にならなくなった傘は凶器に変わることもありますので、風雨が強い中外に出なければならない場合には傘以外の雨具を使う方がいいわけで、どういったものがいいのかということで、一つ提案したいのが上から羽織るポンチョだったり、上下に分かれたレインウェアだったりします。

http://syachu.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/icipaine-2976.html

私が今使っていて過去のブログで紹介した文章ですが、使い古しの自転車用合羽があればそれを流用してもいいでしょうし、雨の中で使う時に肌にベタベタ付かないような素材が使われているような登山用のものを新たに用意しておいてもいいでしょう。どちらにしても、雨具を着ないで雨が直撃することで体温が下がるような事にならないように、基本的にはレジャー用のものでも家族一人に一つ着るタイプの雨具を用意しておくことは大切だと思います。

また、避難するのが夜になる時には、頭に付けるヘッドライトを同時に用意することで足元を十分に確認しながら進むことができます。それほど高いものでもないのでヘッドライトを用意しておくということと、充電池はきっちり充電しておくことを心掛けましょう。電池はライトの中に入れておいてもいいですが、バッグの中に入れておくと何かの拍子にスイッチが押されることで電池の中の電力を使い切ってしまった状態でいざという時に使えないということもあるかも知れません。

充電池の中でもパナソニックのeneloopなら、長期間そのままにしておいても自然放電が少ないと言われています。個人的に試したことはありませんが、5年放置でも自然放電は30%(残量は70%ということ)というメーカーの発表があるほどなので、一年に一回充電したeneloopをヘッドライトとともに保管し直すようにすれば、いざという時に困るということはないでしょう。また、多くの日常的に使っている電化能品を単三や単四のeneloopを入れて使うものにしておいて、多めに買っておいた電池をまとめておいていざという時にはその電池のストックを持って逃げるようにすることでもいいでしょう。

次に、そうした荷物を持ち出す場合どんなバッグで持ち出すかということになると思います。日々使っているバッグでも十分だとは思いますが、暴風雨の中では安全に持って移動することは大変になると思います。そこでおすすめしたいのが、小さいものであっても登山用として雨対策がされたバックパックを利用することです。

http://syachu.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/icipaine-2976.html

これも過去のブログで書いたことですが、デイユースに使う小さなバックパックを私は非常用として持っています。こうしたバックパックの特徴は、別に購入しなくても標準でバッグを風雨から守るレインカバーが標準で付いていることです。

レインカバーがあれば雨具の上からバッグを背負ってもいいですし、二重に雨対策をしたいなら、大きめのポンチョだったらレインカバーを付けた状態でバックパックを背負ってからポンチョをかぶるようにしてもいいかも知れません。まだ雨が降っていない時でも逃げる時にあえてレインカバーを付けておくことで、どうしても水に濡らしては困るものが入っている場合でも比較的安心して持ち運ぶことができるようになるでしょう。自分でカバーを工夫するよりも、急な天候の変更および、平地よりも激しい暴風雨にさらされることのある登山でも荷物を水に濡らさずに守ることを考えて作られている登山用のものを選ばれるのがおすすめです。

歩くのも大変な暴風雨の中で、あえて屋外に出て逃げるというのは普通に考えるだけで危険ですし災害避難のためのセオリーではありませんが、災害が私たちの常識では考えられないような事象を引き起こすことも考える中で、答えを複数持っておくことは重要だと考えます。ですから、あえて屋外に行くという決断をしたら雨や風の大小に関わらず、その中を歩いて移動する場合はレインウェア・ポンチョにレインカバーの付いた登山用のバックパックをセットで使い、夜にはさらにヘッドライトを併用することを考えておくことが、いざという時の決断をするためにも大切になってくるのではないでしょうか。

運転免許証は常に持って移動を

ここのところ連続して九州の各地で自然災害が起こっていて、罹災された方にはお見舞いを申し上げます。水害と地震が続くというのは、連動することによる危険はまだ起こる可能性があり、梅雨明け宣言まではまだ十分注意し、決して楽観視してはいけないということはあると思います。また、他地域にお住まいの方も、現在は日本のどこでも大雨による被害を受けるくらいの天候の急変というものは有りえますので、毎日の気象情報は注意して見るようにしたいものです。

今回、大雨による洪水で命からがら逃げてきた方の様子をテレビニュースで拝見したのですが、このような大きな災害になるとどんな災害の時でも起こる可能性はあるのに、なかなか表立って問題にされることのない一つのケースが気になったのでここで紹介させていただきたいと思います。

テレビ局の取材を受けていたその方は、自宅から避難所まで逃げることができたのですが、奥さんが入院することになり、病院まで自分の車を使って出向こうとした時に一つの問題に突き当たりました。着の身着のままで逃げてきたので、車を運転するには必ず携行しなければならない運転免許証を自宅に置いたままにしてしまったのです。

当然、免許不携帯では運転することができませんから自宅に戻って免許証を取りに行ったのですが、流木が溜池をせき止めていていつ決壊するかわからないということで、その方の自宅を含む周辺地域が立入禁止区域になり、その方は免許証を自宅に取りに行くこともできなくなってしまったのです。

この場合、もし最寄りの警察署に連絡した場合、免許不携帯に問われることなく、速かに再発行の手続きができるのかどうかは確認できませんでした。普通に考えればこうした事情があったとしても、もし車を運転中に検問にかかった場合、免許不携帯で行政処分になる可能性は高くなるでしょう。本来はそうした場合に何らかの処置で免許再発行のための免許センターや警察署に行くまでの運転を許してもらえるような事はできないのかと考えてしまいますが、現状で難しいとなると心掛けたいことは一つです。

つまり、日常の生活の中で免許証を携行するために常に免許証を手元に置いておき、ちょっとした外出の際にも持ち運ぶということが徹底されれば、例えば財布の中に入れてちょっと外に出た時に何か大きな地震が起きたとしても、自分の命だけでなく何かしら必要なものが購入可能なお金と、車を運転するための免許証をキープすることだけはできるようになるわけです。寝る前にはスマホとおサイフをセットにして枕元に置くようにすれば、最低限の情報も仕入れることもできるようになりますから、そんな形を習慣とすることがいざという時の自分の身だけでなくその後の行動を助けることにもなるのではないかと思うのですが。

もちろん、そこまで用意していても気付いたら自分の身一つだったということも当然起こり得るわけですから、あらゆるものを再発行するためにばどうしたらいいかということも同時に調べて理解しておくことも必要でしょう。

ちなみに、2011年の東日本大震災の時の岩手県では、臨時に免許証再交付のための窓口が開かれたようです。その際の手数料は免除され、印鑑がないような場合には本人のサインでも再交付が受けられる場合もあったとのこと。場所は合同庁舎や警察署などが考えられますが、実際に自分の身に災害が降り掛かった場合は地域のコミュニティFM放送からの情報あたりが頼りになることと思いますので、改めて情報を逃さずに聞く準備が大切になります。

こういう話は実際に起こってからでないと思いも付かない話でもありますので、こちらでも気付いた時点で紹介するように務めることにしますが、免許証以外にも日常生活には不可決なものについては、最少の携行品をそろえたパックを作り、日々の生活の中で自分といっしょに常に持って移動するようにすることをまずはおすすめしたいと思います。

スマホカーナビに災害避難機能は付かないか?

福岡県朝倉市や大分県日田市における大雨による被害の情報が時間を置いて具体的に出てくるようになり、何とかして安全に危険な地域から逃げ出すことはできないのかと多くの方は思うに違いありません。その事について、テレビのニュースでは参考となるネット上の情報を紹介していました。

http://www.jma.go.jp/jma/index.html

上の気象庁のホームベージのホームにアクセスした後、「危険度分布」をクリックすると「土砂災害警戒判定メッシュ情報」として日本の地図が出てきます。その中で色の付いているところを拡大していくと、危険度が高い方から「濃紫」→「紫」→「赤」→「黄」→「白」というように色分けされていますので、現在の自分がいる場所はどうなっているのかを10分ごとの変化を見ることができます。自分の住む地域が赤になったらまずは逃げるという判断をした方がいいように思いましたが、ここで一つの疑問にたどり着きます。

目の前を増水した川の流れがあり、ものすごい勢いで雨が降り続く中ですぐに気象庁のホームページを開き、冷静に地図を出してスムーズに状況の把握を多くの人ができるのかという問題がまずは考えられます。そして、土砂災害の危険がある場合にどこへ避難したらいいのかという点についても気象庁のホームページでは示されていません。

たとえ、近くの避難所に逃げ込んだとしても、その避難所自体も大量の流木や増水によって被害を受けるかも知れません。できれば気象庁の土砂水害警戒で警報レベルが低い地域の避難所まで車で逃げることができれば、安心できると思うのですが、何か方法はないのでしょうか。

今すぐできることは、上記のリンクをスマホに登録しておいて、だいたいの方向をと場所を決め、いまだ警戒レベルが少ない場所まで車で逃げることを繰り返すことです。しかし、時間によって逃げた先がさらに警戒レベルが上がってしまう可能性があるので、日頃から車で安全に逃げられるルートを把握しながら、数パターンの逃げ道を考えておくことが大切だと思います。

ただ、日々使っている地元の道ならまだしも、車での旅行中にそうした警報にあった場合、同じく気象庁のホームページを見た上で、どこへ逃げたらいいか地元の人に聞いて避難地に辿り着ける安全な道もレクチャーしてもらわないと、状況によっては大変なことになってしまうかも知れません。

というのも、以前大雨にも関わらずカーナビの案内するままに山奥の峠に入り込み、脱出ができなくなってしまった車の事があったりしましたし、現状のカーナビをそのまま信じる事は危険な点もあります。ただ、災害時のことを考えた機能を持つカーナビアプリもあります。

トヨタがiPhoneやAndroidスマホのために無料で提供する「TCスマホナビ」の機能の中には、災害時に「通れた道マップ」としてトヨタ独自のリアルタイム交通情報・通行実績情報を地図上に表示し、被災地付近を安全に走行するための参考情報として利用できます(スクリーンショットは、今回の九州の豪雨で通行止になっている地域の「通れた道マップ」です。この状態でのナビはできません)。ネットと連動したスマホナビであるからこその機能ですが、できればこうした機能に上記の気象情報も加えて、雨が強まっている地域に向かって間違っても進んでしまわないような機能があればなおいいのではないかと思います。

普段はスマホのカーナビアプリを使っていないような人でも、事前に特定のアプリを入れておいて、「緊急」のようなボタンを押すと現状の交通情報と気象情報にアクセスし、警報レベルが低い地域の避難所までのルートを出してくれるようなアプリが出るのが理想ですが、現状でもとりあえずは「気象庁ホームページ」と「TCスマホナビ」の組み合わせでいざという時に備えてみるのはいかがでしょうか。

緊急速報の「エリアメール」送信のタイミングと「音」について

先週、事前の告知のもと、平日の昼間に私の住んでいる地域で河川の氾濫に関する大手3キャリアの「エリアメール」による訓練による送信がありました。内容は、河川の水かさが増したことによる「避難勧告」で一回スマホやガラケーが鳴り、その後「氾濫危険水位」に達した事を知らせる「河川反乱のおそれ」というメールが続けて来ました。実際にこのような状況になった場合は、先に来た避難勧告の段階で荷物をまとめて安全な場所に避難しその後の推移を見守り、後に来たメールの段階では決して忘れ物などを取りに河川には近寄らないということを個人的には確認したのですが、その訓練が6月14日あり、その後すぐ訓練でない本物の「エリアメール」が来たことにまずはびっくりしました。

6月21日は九州から関西、そして東海から関東へと猛烈な雨と風が縦断するような形で東海道新幹線も深夜に長時間ストップするなど様々な場所で大きな被害を引き起こしたのですが、私の住む静岡県では21日の朝からかなりひどい雨になっていましてお昼前後にはピークを迎えました。 そうして、ようやく雨が止みかけたかと思われた午後2時過ぎにガラケーとガラホがけたたましく鳴りまくり、「エリアメール」として来たのは避難勧告の前の段階の「避難準備・高齢者等避難開始」の情報でした。

この時は河川の側にはいなかったので、実際に避難準備をするのか迷うところでしたが、雨が止み掛けたところで体の不自由な人を避難させるような情報を回すというのは間違っていないとは思うものの、けたたましい音の鳴るエリアメールで来られると、ちょっと不安になってしまいます。 このエリアメールというのはご存知の通り、大雨の時だけでなく緊急地震速報や津波警報が出た時にも鳴るのですが、すぐに生命の危険が考えられる状況の音と、心を落ち着けて避難準備をする時には音を変えた方がいいのではないかと正直思いました。特に過去の大きな災害が心理的にトラウマになってしまっている人にとっては、なかなかエリアメールの音を間近で聞くのはヘビーなものがあるように思います。

同じ警報音でも自然災害とミサイル発射の際の音には違いがあるのですが、こうした音の鳴り分けを行なうのは今のガラケーやスマホでは難しいのかどうかはわかりません。また、過去に広島で起きた鉄砲水で新興住宅地が被害を受けた時の状況を考えると、それほど大したことはないことが予想したとしても、局地的には深刻な状況であるかも知れないので、避難準備情報の時から受け手に真剣に自分の命を守るために行動をする材料を提供することも無駄ではないとする考え方もわかります。

ただ、同じように寝ていてもわかるように警報音で告知することができれば、音の鳴らないメールと比べれは十分に危険を告知することはできるので、重要度に応じて音のパターンを変えるという方法も十分効果はあるのではないかと私には思えます。 ただ、人間というものはいかにその危険性を告知したとしても、慣れによるところもあるのかも知れませんが生命に関わる危険だと知らせてもそれをまともに受けとめようとしない人たちがいることも確かです。

警報音を聞いた人への精神的な影響が多少あるとしても、あえて警報の内容をしっかり見てもらうための一つの方法として、緊急地震速報と同じ音を出し、避難準備情報の段階で最大限の注意を呼び掛けることの方が大事なのか、それともそうした警報を受け取める人の行動を信じて音の鳴り分けなどを工夫して、段階的にメリハリを付けた警報を提供するようにするのか、それは情報の受け手である自分達の問題でもあるような気がします。

私自身の先日エリアメールが来た時の行動は、大雨の警報なのか津波か緊急地震速報なのかわからずまずその音に慌てふためきました。その時はテレビを付けていたので、地震関連ではないことはわかりましたが、メールで来た避難準備情報はテレビのテロップでは流れなかったので、実際にメールを開くまでは何の情報なのかがわからず、メールを確認するまでは不安な気持ちになっていました。 今回は避難準備情報でその後の避難勧告には結びつきませんでしたが、改めて思うのが周辺が慌てている時にこそ落ち着いて情報を分析できる冷静さであると思えます。

地域限定の情報については、エリアの広い情報を送るウェブよりも、地元の新聞社や放送局の出すtwitterからの情報提供の方がきめ細やかな情報をリアルタイムに確認できるのでおすすめではないかと思われます。フォローはしなくてもtwitterのリスト機能を使い、災害が起こった場合は優先してそうしたアカウントからの情報を流すようにもできますので、事前に「ニュース」「ライフライン(電気・ガス・水道・電話・ネットなど)」「行政(避難所・給水・支援物資など)」あたりに有効なアカウントをまとめてリストに入れておくのもおすすめです。

8Kカメラをヘリコプターに付けると何が変わる?

たまたまNHK教育の番組を見ていて、災害時により多くの避難民が出ることが予想される中、多くの人命を救うための新兵器を紹介していました。その新兵器というのは、今後テレビの本放送が始まることでも知られている8Kのテレビカメラで、その解像度を生かして拡大した時に細かな人の動きや状況、さらには目視でも見にくい送電線もはっきり映るため、救援ヘリの事故をも減らすことができると期待されています。

熊本での被災地を8Kで撮影した動画を見たのですが、さすが高解像度であることを実感できる映像でした。さらに、時期的にまだ車中泊で避難生活をしていると思われる車だけでなく、車の周辺にいる人の動きまでしっかりと捉えられているのにはこれが民生用で悪用されたら大変だなとも思いました(^^;)。

もちろん、ヘリコプターに搭載される8Kのカメラは普通に買える市販のカメラと比べれば性能は段違いにいいと思えるので、いくら8Kをうたうものが出たとしても多少暗くなってしまうとか、それなりの差は出るでしょうが、今後はこうした技術が誰でも使えるようになってくるにつれ、相当遠い所からの撮影でもその動画を分析することによって、例えば周りに誰もいないような郊外の場所にいたとしても、しっかり監視されてしまう可能性もあります。

こういった事をストーカーが行なったとしても、向こうから見えても逆の立場からというのは誰が誰だかわからないわけで、そうして盗撮した画像をネットにでも上げない限りはその行為自体が露見しないようになるかも知れず、今後はより一層周辺に不審者がいないかどうかの確認が必要になってくるのかも知れません。

話を災害時に戻しますが、今後災害が起こったとして、もし救助のために飛んで来たヘリコプターがいた場合、とりあえず大声で助けを呼ぶ行動をしても無駄にはならなくなるかも知れません。ヘリの乗務員が飛んでいる最中にはわからなくても、もしヘリコプターに積んだ8Kカメラで録画をしていたら、後からの検証でどこに人がいるかという事はしっかり探してくれることも期待できます。

自力でタオルを振ったりでもいいですが、上から見てよりわかるように何らかの意志表示ができれば、さらに発見される確率は上がります。災害が起きた直後に一気に救助される可能性はそう高くはないと思いますが、最初に飛んでくるヘリコプターが被災地全体の8K動画を撮影し、その画像を元にしてどこにどのくらいの罹災者がいるかを把握した上で本格的な救助が始まるような感じになっていくなら、救助される方もそのつもりで主張するので、ヘリコプターに8Kカメラが搭載され、撮影しながら飛んでいるのが下からもわかるような形で飛んでもらえるといいのですが(^^)。

このように、技術の進歩によって変わってくることも増えると思いますが、なかなかこういったことを知る機会というものはないものです。今後は地元に配布される広報誌やローカルニュースによる災害の訓練に関する情報などをこまめに入手しながら、公的な救助が必要になった場合の心得についても対策しておきたいものです。

震災を客観的に見られる時期に考えたいこと

昨日は熊本での大地震から1年ということで様々な行事が行なわれていました。昨年の今頃について考えてみると、このブログでも災害についてのカテゴリーを作っていたり、避難所に行かずに車の中で避難生活をする人のことを考え、その時に考えられることをとにかくこのブログに書き込んでいました。

今は当時と違って、突然の大きなショックを伴う環境の変化にパニックにならず、冷静に考えることができます。もし自分の身に大変な震災が今後起きた場合、冷静な自分はどのようなことを考え、何が大事かということを指適していたかという事を後から見られるようにこのぶろぐが存在しているところもあるので、今回はそんな観点から災害時および避難生活について思うことを書かせていただきたいと思います。

先日、旧ブログの5年くらい前に書いた記事についてご指摘をいただいたのですが、その記事とは避難生活中にエコノミークラス症候群による血栓が原因での死亡事故を防ぐために、避難所にダンボールで作ったベッドを罹災地域以外からすぐに搬入できる仕組みを作っている新潟大学の取り組みについて紹介したものでした。

この計画が機能したと想定すると早い時期にダンボールで作ったベッドが避難所に並ぶこともあるわけですが、その記事を見た方が、燃えやすいダンボールで作ったベッドを避難所に並べては、もし火事になったらさらに大きな二次被害を生み出すのではないかという話を実際の危険を想定した実験が行なわれていることとともに紹介していただきました。

この点についてはまさしくその通りなのですが、一方で「中越地震→東日本大震災→熊本地震」と時間を追う中での報道を見ている中で、エコノミークラス症候群による血栓が原因で震災後にお亡くなりになっている方が少なくないという事実も存在しています。こうした主張というのが現場で対立した場合、避難所に設置できるダンボールベッドが十分に用意されていたとしても、火事が恐いという気持ちの方が避難者の間で上回った場合、あえてダンボールベッドは使わずに旧態依然とした光景が将来の避難所でも起こり、相変わらずエコノミークラス症候群による犠牲者が減らない事も考えられます。ですから今のうちに、何とかして火事の危険も少なく、さらにエコノミークラス症候群にならない避難所の環境について考えることも必要になってくるのではないかと思うわけです。

まずはダンボールベッドを設置しなくても、常に不特定多数の人間が避難してきている避難所では火災のような二次被害の危険があるので、特に火災についての対策を考えていきたいと思います。具体的に私の考える範囲で挙げてみると、

・調理場は避難スペースと分ける
・避難場所ではランプやろうそくであっても火気厳禁とする
・避難所が停電している場合は速やかに建物内のブレーカーを落とす

まず、こうした内容を徹底するためには避難所における現場責任者を事前に任命しておき、実際に震災に見舞われた場合の事前研修を行なうなどの準備が大切です。過去の震災における避難所で起こった様々なトラブルを把握し、避難者からクレームが出た場合の想定問答集を作って使ったり、クレームを未然に防ぐような防災用品をストックしておきすぐに配れるようにすることも現場の雰囲気を殺伐としたものにしないためにも必要になってくるでしょう。それでも勝手に石油ストーブを避難スペースに持ち込んだり、カセットコンロで調理をするような人も出てくるでしょうから、そうした人への対策も合わせて考えておかないといけないでしょう。

今考えられる範囲で用意しておいた方がいいものは、毛布だけでは寒くて寝られない人のために火を使わないカイロや、明かりがない人へ少ない電池で長時間使える上、効率が良くそれ自身が火事の原因になりにくいLEDライトが考えられます。

さらに、最後に挙げさせていただいたブレーカーを下げておく事は震災後に電気が復旧した際の漏電による火事を防ぐことができるので、管理者には必ず学校などの建物が避難場所になっている場合は、何がさておき全てのブレーカーの位置を把握し、停電しているのに上がっているブレイカーがないか、さらに建物の中で漏電が疑われる所はないかなど、きめ細やかな対策をすることで、うっかりして避難所が火事になることはある程度防ぐことができるのではないかと思います。

次に、果たしてダンボールだけで作られたベッドを避難所に多数並べることは大丈夫なのかという点について考えてみます。多数の紙でできた物体を並べて置くことによりもし火事になった場合の火の回りはちょっと考えただけでも激しくなり、逃げ遅れて亡くなる人も出るであろうことは、以前に東京でおがくずが散りばめられた芸術作品のジャングルジムが燃えた時と同じように、大変悲惨なことになることは容易に予想できます。

そうした観点からの対策は、ダンボールベッドは決して隣り合わせて置かず、小さな教室に最大いくつで、どの場所に設置するというような細かなマニュアルで対応するような方法が考えられます。もちろんダンボールベッドが設置された部屋における火気の使用は厳禁にすることは言うまでもありません。

また、一つ一つの製造コストは高くなりますが、完成したダンボールを耐火塗料で覆うようにした製品を新たに作ってもらえる可能性があるのか、それともダンボールに塗ると燃え出すまでの時間を長くできる塗料がそもそもあるのかということも実際にメーカーにあたるなどの手続きが大切になるでしょう。うまく塗料が作用すれば、もしダンボールに火が付いたとしてもその場から逃げる時間を確保することはできるでしょう。

今回は極めて限定的な部分についての考察に終始してしまった感がありますが、大きな災害後の避難所で起こる問題というのは他にも多くのものがあると思うので、多くの人が知恵を出し合って震災直後だけでなく震災後長期にわたって罹災者の生命と財産を守るためにはどうすればいいかということを、今後も考えていきたいと思います。

ウェザーニュース「SOLiVE24」を大型テレビで見るには?

BS放送のデータ放送という市販の衛星放送が受信できるテレビでならどのテレビでもチャンネル番号を入力すればネット環境がなくても画質は悪いものの見ることができていた、ウェザーニュースの「SOLiVE24」が2016年9月30日にデータ放送を終了してしばらく経ちます。現在はネット上からしか見られませんが、先日のチリの金環日食の中継はタブレット端末で見たものの、リアルタイムで太陽が欠けていく姿は美しく、やはり大型テレビの画面上で見たいと思ってしまいます。

日々の天気だけではなく、定期的に放送される流星群の中継も、じっくり流星を見たい人にとっては邪道かも知れませんが(^^;)、なかなか遠征して流星を見に行く機会が減った我が身にはまた時間が取れた時にはどこかに車で遠征してみようかという意欲をキープさせてくれるワクワク感が持てます。

もちろん、地震・台風や大気の状態が不安定な時の天気情報の入手には十分に役に立ちますし、特に厚い雲に覆われた状態の場合はBS放送自体が見られなくなってしまうため、現在のネット中継の方が安定して見ることができるわけで、そんな中でできればテレビで見られればと思っていましたので、今回は様々な方法でテレビ画面で見る方法について考えてみます。

まず、ウェザーニュース社が推奨する方法というのはパソコンやスマホの画面をそのままテレビ画面に映す「Chromecast」を利用するという方法です。これだとテレビ本体にインターネット接続機能がなくてもパソコン・スマホ・タブレット端末をリモコン代わりに使ってテレビに画面を映すことができるようになります

https://weathernews.jp/web910/

こちらのサイトをパソコンやタブレットを使って利用しながら、大画面で見たい時には動画の画面をChromecast経由でそのままテレビに映して利用するということなのですが、当然ながらChromecastという周辺機器を入手してテレビに繋ぐ必要があります。ちなみに私のテレビ視聴環境ではChromecastは旧製品を持っているのですが、今はAmazon Fire TV Stickを主に使っているということもあって、見る度に取り付け・取り外しをするのはちょっとめんどくさいのです。ただし上記サイトでライブ配信をしているのはYouTubeのLive画面のようなので、最初からYouTube経由で見るパターンもあるでしょう。

テレビ自身にインターネット接続機能がある場合はテレビのインターネットボタンを押してYouTubeにアクセスして「ウェザーニュース」と検索すればライブ配信のページに行き着けると思いますし、Amazon Fire TV Stickの場合はYouTube視聴に特化したアプリをダウンロードできますので、そのアプリ経由でも十分見ることができます。

私の使っている古いテレビの場合、直接アドレスを入力して見る場合と、Amazon Fire TV Stickを使ってアプリ経由で見る場合で違いは出るのか試してみたのですが、自宅のテレビは古いためか、文字中心のウェブは見られても、動画サイトに接続しても動画の画面すら開かないという根本的な問題があるので、やはりChromecastなりAmazon Fire TV Stickなりを導入して動画処理はそちらに任せるのがやはりいいようですね。ちなみに写真は自宅の42型テレビでAmazon Fire TV Stickに入れたYouTubeアプリ経由で映したものです。画像処理をAmazon Fire TV Stick内で行なっているせいか、かなり綺麗でスムーズなライブ配信を見ることができています。

SOLiVE24はYouTubeだけでなくAbemaTV FRESH!でも配信されていますが、Amazon Fire TV Stickで使えるAbemaTVのアプリはあるものの、AbemaTV FRESH!のアプリはないので、現状は少し手間はかかってもYouTubeアプリから見るしかないのですが、今後大型テレビでもAbemaTV FRESH!の番組が見られるアプリが登場してくれれば、そちらの方がいろんなチャンネルを見ながら切り替えることができるので、ぜひそうしたアプリが対応になってくれればいいと思います。ということは、スマホやパソコンとセットにするならChromecast、そうした端末とは切り離して単体で操作したいという場合にはAmazon Fire TV Stickということになるでしょうか。

定時の天気予報やデータ放送の天気情報では足りないと思っている方は、他にもいろんな動画をテレビで見て楽しむことができるようになりますので、外部機器の利用を考えてみるのもいいのではないかと正直思います。

大規模火災は現代でも起こり得る?

2016年という年は、自分の中での常識がまさに音を立てて崩れていくほど「想定外」の災害が起こった年でした。熊本の地震の時には最初に起こった地震を「本震」だと思い込み、それ以上の大きさの地震は起こるはずがないと思い込んでいましたが、そうした常識は崩れ、初回の地震よりもさらに大きな地震が起こり得るということを実際に熊本県で起こっている事を見ながら、自分の見識の甘さに気付きました。

そして、以前東京のイベント会場で起こった展示物の火災が起こったことについて書いた中に、最近は「○○大火」というような多くの地域を襲う大規模な火事が起こっていなかったことについて、広い地域を燃やさないような対策がされているのでは? とブログ内で書きました。しかし、たとえそうした対策を講じていたとしても古い住宅や店舗が多く、道も狭ければなかなか消防車も入って来られませんし、空気が乾燥して風も強い中で、いつ大規模な火災が起きてもおかしくないということを、昨日新潟県糸魚川市で起きた大規模火災の現状が証明しています。ここに自分の不明を恥じるとともに、被災された方にはまずは身の安全を確保していただくことを願っています。

私の住む静岡市では、戦災を除く大規模火災というのは、静岡駅前の地下街で起こった大規模なガス爆発事故がかなり大きな事故てはあるのですが、あれは爆発であって火事ではないので、大きな火事ということになると、それこそ戦前の昭和15年1月に起こった静岡大火までさかのぼらなければなりません。逆に言うとそれだけ火事はそこまで広範囲に広がらず、現代の優れた消防活動によってピンポイントで消すことができるという風に思ってきました。この点については当然今の消防の努力の賜物なのですが、そうした範疇を超えるだけの状況も有り得るのだという感覚が麻痺しているとも言えるかも知れません。

現場の状況について、今回の火事が糸魚川市という首都圏から離れた所で起こったためなのか、夕方のニュースタイムではなかなか取り上げられず、自宅に帰ってきて夜7時のNHKニュースでは放送されたもののすぐに他の通常放送になってしまったので、今回はネットテレビのAbemaTVで見ていました。夜の8時半くらいから大粒の雨が降ってきたこともあるのか、とりあえず午後9時過ぎに火の勢いが弱まったという情報が入ってきました。

今回は日本海側で起きた大規模火災ですが、冬の乾燥する時期には太平洋側でも強い風が吹きますし、まさに対岸の火事ではありません。風が強い時に火が出ると、燃えカスが飛んで行って火元から離れたところでも火事の危険があります。実際、今回の火事でもそのように燃え移ったケースも多かったようですが、今後はそういったことも想定し、火が広がっていかないような対策を自分らの身の安全を第一にということは基本にしつつも飛んでくる火の粉を払うことぐらいができるのなら、外にいて見張るような事も必要になってくるのかなと思います。

今回の火災で被災なされた方は住宅や家財だけでなくお金では取り戻すことが不可能な多くのものを失なってしまい同情を禁じえません。今後の生活を考えると大変であることが想像されますが、糸魚川市の方でも最大限の援助はされるようですし、地震による火災と違って通常の火災保険で支払いの対象になるので、火災保険に加入されている方は、早めに保険会社に対策を依頼して当面の生活支援が受けられるかどうかを問い合わせてみてください。

緊急メールが届く「時間差」について考える

少し前の話になりますが、先日の日曜日の朝、地域の防災訓練により携帯電話・スマートフォンに訓練の大津波警報を知らせるメールが届きました。私の持っている端末は複数あるので、どの端末が鳴ってどれが鳴らないのかを確認するいい機会になりましたので、その結果についてちょっと紹介したいと思います。

ちなみに、現状では通話専用のガラケーをドコモに変更してしまったのですが、訓練のあった当日はまだauの回線が使えていましたので、なかなか興味深い結果が出ました。

まず、私がメインで使っているスマホは楽天モバイル経由で購入した国産SIMフリーのSH-RM02で、このスマホついては、予想通りというか全く緊急メールの受信はありませんでした。私と同じようにSIMフリーのスマホを使っている方は、Yahoo!の提供する災害用アプリなど、いざという時にその内容が通知されるアプリを補助的に利用することを考えておいた方がいいように思います。

当日は、警報メール特有の音で訓練が行なわれていることに気付いたのですが、鳴ったのはどちらもMVNOのSMSオプションが入っていないデータ専用SIMを入れていたドコモの白ロム(ガラホのF-05GとタブレットのSH-08E)でした。特にF-05Gの方には0simを入れていたので、毎月のデータ量に気を付ければ完全無料でもいざという時の警報メールは受けられるというのはかなりおいしい契約であると言えます。ただ2016年12月からは0simを手に入れるためには枚数限定の先着制になって、その枚数も7777枚までに制限されるようになっています。0simのトップページには残り枚数の掲示がされているので、興味のある方は月の早いうちに申し込むようにしないとなかなか手に入れられない可能性もあります。

さて、そこまでは良かったのですが、もう一台のガラケーに入っているau回線の方は改めて確認してみたところ全くメールの入った痕跡はなく、たまたま回線をネットショップで購入して移行中だったため、もしかしたらもうau回線が解約されて使えなくなってしまったのかと思ったのですが、少し経ってから同じように警報音とともに津波警報の緊急メールが届いたのでした。ちなみに、下の写真がその時のメールを比較したもので、右のドコモ回線では訓練の大津波警報が出た時点ですぐに来たのに対し、左のauのガラケーではメール到着まで1分余分にかかっています。

つまり、今回の防災訓練において、一秒を争う地震直後にその場から逃げるか留まるかを選択する判断基準となる警報メールが時間差で届いたということは、使っているキャリアの差で逃げ遅れてしまう可能性が出てきたということです。今回はauの方が遅かったですが、状況によってはdocomoの方が遅くなるかも知れませんし、今回検証していないSoftbankの動向も不明の中、私たちは警報メールの迅速性についてどのキャリアを選んでいいのかわからず、ちょっとした不安が残りました。
恐らくこうした事は海の近くに住んでいて地震発生から5分以内で津波が来ると予想されている地域で生活している人にとってはより深刻ではないかと思われます。そういう場合は、こうした警報メールが来る前であっても大きな揺れを感じた時点ですぐに避難場所に逃げるという行動を徹底するしかないと思われます。

個人的に携帯電話各社にお願いしたいのは、場合によっては人の生死を分けかねない緊急メールについては遅延することなく3社同時に着信するような仕組みになるよう現状を把握して改善に努めていただいたいです。そう考えると、実際に何かの行事に参加するわけではないのですが、定期的に放送やメールを確認することによって得るものもあるなとしみじみ思った次第です。