緊急メールが届く「時間差」について考える

少し前の話になりますが、先日の日曜日の朝、地域の防災訓練により携帯電話・スマートフォンに訓練の大津波警報を知らせるメールが届きました。私の持っている端末は複数あるので、どの端末が鳴ってどれが鳴らないのかを確認するいい機会になりましたので、その結果についてちょっと紹介したいと思います。

ちなみに、現状では通話専用のガラケーをドコモに変更してしまったのですが、訓練のあった当日はまだauの回線が使えていましたので、なかなか興味深い結果が出ました。

まず、私がメインで使っているスマホは楽天モバイル経由で購入した国産SIMフリーのSH-RM02で、このスマホついては、予想通りというか全く緊急メールの受信はありませんでした。私と同じようにSIMフリーのスマホを使っている方は、Yahoo!の提供する災害用アプリなど、いざという時にその内容が通知されるアプリを補助的に利用することを考えておいた方がいいように思います。

当日は、警報メール特有の音で訓練が行なわれていることに気付いたのですが、鳴ったのはどちらもMVNOのSMSオプションが入っていないデータ専用SIMを入れていたドコモの白ロム(ガラホのF-05GとタブレットのSH-08E)でした。特にF-05Gの方には0simを入れていたので、毎月のデータ量に気を付ければ完全無料でもいざという時の警報メールは受けられるというのはかなりおいしい契約であると言えます。ただ2016年12月からは0simを手に入れるためには枚数限定の先着制になって、その枚数も7777枚までに制限されるようになっています。0simのトップページには残り枚数の掲示がされているので、興味のある方は月の早いうちに申し込むようにしないとなかなか手に入れられない可能性もあります。

さて、そこまでは良かったのですが、もう一台のガラケーに入っているau回線の方は改めて確認してみたところ全くメールの入った痕跡はなく、たまたま回線をネットショップで購入して移行中だったため、もしかしたらもうau回線が解約されて使えなくなってしまったのかと思ったのですが、少し経ってから同じように警報音とともに津波警報の緊急メールが届いたのでした。ちなみに、下の写真がその時のメールを比較したもので、右のドコモ回線では訓練の大津波警報が出た時点ですぐに来たのに対し、左のauのガラケーではメール到着まで1分余分にかかっています。

つまり、今回の防災訓練において、一秒を争う地震直後にその場から逃げるか留まるかを選択する判断基準となる警報メールが時間差で届いたということは、使っているキャリアの差で逃げ遅れてしまう可能性が出てきたということです。今回はauの方が遅かったですが、状況によってはdocomoの方が遅くなるかも知れませんし、今回検証していないSoftbankの動向も不明の中、私たちは警報メールの迅速性についてどのキャリアを選んでいいのかわからず、ちょっとした不安が残りました。
恐らくこうした事は海の近くに住んでいて地震発生から5分以内で津波が来ると予想されている地域で生活している人にとってはより深刻ではないかと思われます。そういう場合は、こうした警報メールが来る前であっても大きな揺れを感じた時点ですぐに避難場所に逃げるという行動を徹底するしかないと思われます。

個人的に携帯電話各社にお願いしたいのは、場合によっては人の生死を分けかねない緊急メールについては遅延することなく3社同時に着信するような仕組みになるよう現状を把握して改善に努めていただいたいです。そう考えると、実際に何かの行事に参加するわけではないのですが、定期的に放送やメールを確認することによって得るものもあるなとしみじみ思った次第です。


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