運転免許証は常に持って移動を

ここのところ連続して九州の各地で自然災害が起こっていて、罹災された方にはお見舞いを申し上げます。水害と地震が続くというのは、連動することによる危険はまだ起こる可能性があり、梅雨明け宣言まではまだ十分注意し、決して楽観視してはいけないということはあると思います。また、他地域にお住まいの方も、現在は日本のどこでも大雨による被害を受けるくらいの天候の急変というものは有りえますので、毎日の気象情報は注意して見るようにしたいものです。

今回、大雨による洪水で命からがら逃げてきた方の様子をテレビニュースで拝見したのですが、このような大きな災害になるとどんな災害の時でも起こる可能性はあるのに、なかなか表立って問題にされることのない一つのケースが気になったのでここで紹介させていただきたいと思います。

テレビ局の取材を受けていたその方は、自宅から避難所まで逃げることができたのですが、奥さんが入院することになり、病院まで自分の車を使って出向こうとした時に一つの問題に突き当たりました。着の身着のままで逃げてきたので、車を運転するには必ず携行しなければならない運転免許証を自宅に置いたままにしてしまったのです。

当然、免許不携帯では運転することができませんから自宅に戻って免許証を取りに行ったのですが、流木が溜池をせき止めていていつ決壊するかわからないということで、その方の自宅を含む周辺地域が立入禁止区域になり、その方は免許証を自宅に取りに行くこともできなくなってしまったのです。

この場合、もし最寄りの警察署に連絡した場合、免許不携帯に問われることなく、速かに再発行の手続きができるのかどうかは確認できませんでした。普通に考えればこうした事情があったとしても、もし車を運転中に検問にかかった場合、免許不携帯で行政処分になる可能性は高くなるでしょう。本来はそうした場合に何らかの処置で免許再発行のための免許センターや警察署に行くまでの運転を許してもらえるような事はできないのかと考えてしまいますが、現状で難しいとなると心掛けたいことは一つです。

つまり、日常の生活の中で免許証を携行するために常に免許証を手元に置いておき、ちょっとした外出の際にも持ち運ぶということが徹底されれば、例えば財布の中に入れてちょっと外に出た時に何か大きな地震が起きたとしても、自分の命だけでなく何かしら必要なものが購入可能なお金と、車を運転するための免許証をキープすることだけはできるようになるわけです。寝る前にはスマホとおサイフをセットにして枕元に置くようにすれば、最低限の情報も仕入れることもできるようになりますから、そんな形を習慣とすることがいざという時の自分の身だけでなくその後の行動を助けることにもなるのではないかと思うのですが。

もちろん、そこまで用意していても気付いたら自分の身一つだったということも当然起こり得るわけですから、あらゆるものを再発行するためにばどうしたらいいかということも同時に調べて理解しておくことも必要でしょう。

ちなみに、2011年の東日本大震災の時の岩手県では、臨時に免許証再交付のための窓口が開かれたようです。その際の手数料は免除され、印鑑がないような場合には本人のサインでも再交付が受けられる場合もあったとのこと。場所は合同庁舎や警察署などが考えられますが、実際に自分の身に災害が降り掛かった場合は地域のコミュニティFM放送からの情報あたりが頼りになることと思いますので、改めて情報を逃さずに聞く準備が大切になります。

こういう話は実際に起こってからでないと思いも付かない話でもありますので、こちらでも気付いた時点で紹介するように務めることにしますが、免許証以外にも日常生活には不可決なものについては、最少の携行品をそろえたパックを作り、日々の生活の中で自分といっしょに常に持って移動するようにすることをまずはおすすめしたいと思います。


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