パソコンを使っていてしばしば起こるのが、いつもは問題なくできていたことが突然できなくなってしまうことです。今回、先日このブログで紹介したLTE通信のできるnanoSIMスロットが付いたレッツノートCF-SV7で再度SIMスロットに入れたIIJmioの回線を使おうとしたところ、いきなり本体の方でSIMを認識しなくなっていたのです。
以前は、きちんとドコモのSIMと認識していたのになぜだろうと思い、再起動をかけまくったり、SIMカードを抜いて表面を拭いた後で改めて挿入し、電源を入れ直しても結果は同じで、このままLTEが使えなくなってしまったらどうしようと思って目の前が真っ暗になりかけました。
実際のところ、設定をいじった覚えもないし、なぜ急に使えなくなったのか全くわからなかったのですが、じーっと画面の下のパネルに表示されるアイコンを見ていてようやく気付きました。
実は、レッツノートの左側面にはワイヤレス関連の物理スイッチ(スライド式)があり、これはWiFiとは関係ないのですが、Bluetoothを使う時にONにしておかないと、Bluetoothが使えないようになっているのです。以前は、常にBluetoothが使えるように、常にONにしていたはずなのですが、パネルを見たらそこにBluetoothのアイコンが無いことに気付き、物理スイッチをチェックしたところ「OFF」になっているのを発見したのです。
ケースに入れてガタガタさせていると自然にスイッチの位置が変わってしまうことは良くあることなのですが、ワイヤレスの物理スイッチはWiFiに影響を及ぼさないので、この点については全くのノーマークでした。で、もしやとLTE通信についても物理スイッチで切替えるのかと思って接続の操作をやってみたところ、今までの事が嘘だったかのように普通にモバイルブロードバンド(IIJmioのドコモ回線)でつながるようになったのでした。
来月から、月5GB(翌月繰越付)のプランに変える予定でいたので、ここで全くレッツノートから直接インターネットにつなげるかつなげないかというのは私にとっては大きな違いになります。他の方はさすがに私のような間違いは犯していないかとは思うのですが、もし急にLTEやBluetoothにレッツノートで接続できなくなった場合には、物理スイッチがONになっているかどうか、そこをまず確認してみることは大事ではないかと思います。
今回のことに限らず、後から考えると何でもないことで人はつまずくものです。このブログは自分の備忘録も兼ねているので、自分自身が同じ問題でつまずいた場合、「確かいつか同じことでつまずいた記憶があったかな?」と思って改めて自分のブログから検索して問題を解決することができるようなパターンが結構あります。本来自分のためだけの話ではあるのですが、先日Linux Mintに関する事で自分が困っていたことが他の人にも響いて解決に結び付いたこともあったので、もし画面の向こうの誰かが今回紹介した問題で困っていた場合の解答になれば幸いです。