大塚国際美術館への旅 その8 帰途に着くまでと残念だったこと

かなり長い間鑑賞した大塚国際美術館でしたが、帰りは一気に帰って来たかったということもあり、美術館のホームページで紹介のあった美術館前から出発する関西方面行きの高速バスを予約しました。荷物の中にはお土産のチョコレートもあったのでトランクに乗せていただき、時間的に早く着くJR神戸駅まで約2時間弱の移動になります。

行きと同様に帰りも大鳴門橋と明石海峡大橋を渡って行くのですが、特に大鳴門橋を通っている時に下を覗くと渦潮までは行きませんでしたがそれらしい波も見ることができました。本当は遊覧船なり渦の道なりに行って直に見て来たかったですが、それはまた次の機会ということで、そのまま四国と淡路島に別れを告げます。淡路島では玉ねぎの乾燥用の小屋が多くあるのがバスから見えまして、次回は鳴門のサツマイモと淡路島の玉ねぎの旬の時期に電車でなく車で行けたらしっかりと買って帰ってこられそうなので、それはまた次回のお楽しみにしておきましょう。

神戸駅には定刻に着き、改めて18きっぷを取り出して帰りの旅のスタートです。前日に予定していた551蓬莱の豚まんを買うためにいったん三ノ宮の西口で降りた先にあるお店で夕食かもしかしたら夜食になるかも知れない豚まんと焼売をセットで購入し、長い旅の始まりです。この間がかなりスムーズにできたので、あわてないで済みました。

その後は人が少なくなった時を見計らって豚まんでお腹を満たしながら米原で乗り換えて、その後豊橋で乗り換えたところで列車は各駅停車に変わります。18きっぷで東海道線を利用される方は誰もが思う事かも知れませんが、とにかく静岡県に入ったら快速運転が一切ないので乗り続けるのが苦しいというのがあるのですね。通常の場合、自宅からの最寄り駅は静岡駅なのですが、今回は1泊2日車を停め続けることのできる西焼津駅までと少しは電車に乗っている時間は少ないのですが、それでも延々と電車に乗り続けても着かないという苦しみを感じながらの行程となりました(^^;)。

こうして、8月12日の午後11時頃にようやく列車は西焼津に着き、そのまま車に乗り換えて自宅に着けばこの旅は終了となるのですが、実はこの旅には最後にもう一つのプランが有りました。というのも、8月の12日前後にはペルセウス座流星群が極大になるということで、すぐに自宅に戻らずに天空を見上げられる場所に移動すればおよそ1分に1個は流星を見ることができます。

当日は台風や雨もなく、何とか流星が見られるのではないかと思ったのですが、駅に降りて空を見上げたところ、見事に一面の雲に覆われていて、流石にこれではかなり遠くまで移動しないと雲を避けることはできないだろうと思って泣く泣く観測を中止して自宅に直行することになりました。これはあくまでおまけだったからいいのですが、今回の旅では帰宅した翌日に自宅でゆっくりできるような日程を組んでいましたので、もし夜空が晴れていたら、帰宅時間を伸ばしてでも流星を見に行ったと思います。

2017年以降も山の日の後ならほぼ毎年安定してペルセウス座流星群が観測できると思います。山の中の天の川が見えるようなホテルに宿泊予約をして楽しむというのもいいかも知れませんが、車で出掛けた場合は事前に星を見るのに都合のいい場所を調べておき、帰りにちょっと寄っていくというパターンも十分ありだと思いますので、日程とのからみにはなりますが、そんな旅の最後を飾るイベントについても考えてみてもいいのではないでしょうか。

※大塚国際美術館への旅について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 今回の旅の構想と事前準備
その2 途中下車して食べた水まんじゅう
その3 彦根城に登る前にしておきたいこと
その4 神戸に着いて確認したこと
その5 美術館最寄りの高速バス停は?
その6 美術館を見るのにかかる時間は4時間?
その7 大塚国際美術館の食事・お土産ガイド
その8 帰途に着くまでと残念だったこと


カテゴリー: 旅日記 | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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