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UKではナローボートで生活する人々が増加中? 船中泊で気ままな旅も良いが日本では?

相変わらず年始はテレビの前に座って動かないような状況が続いていますが、ロンドンでは時速6kmくらいしか出ないかつては運河を移動していた「ナローボート」の登録が増えているそうです。この船は免許もいらず操縦も簡単で、現在は多くの船が生活できるスペースを組むように改造され、運河で停泊しながらテレワークする人もいたり、私が見たテレビニュースではリバプールからロンドンまで移動しながらやってきた人に取材していました。

船上生活というのは、大雨の時が心配になったり、川が凍結したら身動きが取れなくなるので、どうなるのかという感じではありますが、そもそも高速移動することを放棄し、ゆったりと(名前の通り船の中はかなり狭いようですが)船で移動しながら生活できる選択がある事は、日本から比べると羨ましいと思いますね。

色々調べてみると、UKではこのナローボートを特定の場所に係留してその場所で生活する方と、今回テレビで紹介されていたような、運河を移動しながら生活する方がいると言います。前者の場合はきちんと定住の許可を届け出て税金も払います。郵便なども係留地にあるポストに届くのだそう。旅行用のナローボートの方がそうした係留のための費用は少なくて済みますが、居住用、旅行用などそれぞれの目的に即した係留権が必要になったり、ライセンスが必要になるということです。ただそうした手続きさえできれば、船を我が家として自宅ごと移動できる生活というのは一度やってみたいものです。

現在の日本で移動しながら生活をするような事を考えると、やはりキャンピングカーを使っての旅ということしか思い付きませんが、日本の場合はどこでも気軽に車を停めて車中泊することについての風当りは強く、公共の駐車場や道の駅でも車中泊をあえて禁止にしているところもありますので、緊急避難的に車中泊をしなければならない状況を除くと、なかなか長期にキャンピングカーで移動しながら生活をするというのは難しい部分もあります。

せめて、格安で停められる車中泊スペースがいつでもスマホから利用予約することができて、車中泊ライフが一般化すれば嬉しいのですが、最近はキャンプブームもあり、オールシーズンいつでも利用できて空きがあるような状況も考えずらいので、今後も日本では車中泊旅をする場合には色々と旅先でトラブルにならないような車中泊の仕方について考えることも必要です。

はっきり言って、単に夜に体を休めるだけなら、問題なく車中泊が可能なキャンプ場を予約して宿泊するよりも、最近では車利用に優しい、ナイトパックも充実している郊外型の個室付きのネットカフェをスマホで予約した上で利用した方が、シャワーもフリードリンクもあり、ネット利用やスマホ・パソコンの充電もできる上にキャンプ場のように事前予約が必要でなく(直前でもネットで空きを見付けてそこまで移動すれば良い)、利用金額も恐らく安く済むのではないかと思います。

車中泊を商売にしようと試行している動きについてはこちらでも把握していますが、少なくともネットカフェより高くては私にはそこまでして利用する気も起きませんし、逆に「店内設備利用可の上で車内での休息用」として、共用設備のみの利用(個有スペースは利用しない)で寝たり休憩する際には外に出て車中で行なうようなルールで、郊外型のネットカフェが新たな料金を作ってくれればいいのになと思います。ネットカフェ側では新たな設備を整えることなく、ユーザー側からしても個室が満室でも利用することができるので、いつでも利用可能になり、大変便利なような気がしますので、それが日本の車中泊のスタンダードになるのではないか? という気もします。

ナローボートの話から一気に世知辛い話になってしまいましたが、ネットカフェを効果的に使った車移動の旅というのは、カーナビアプリやネットカフェの提供するアプリからでも簡単に検索できますので、感染症の恐怖が無くなった時にはぜひ試してみたい旅の方法ではないかと思います。


キャンプ場のサブスクリプションサービスとモバイル通信との関係

ここ数日というか、かなりキャンプ関連のニュースが増えてきたように感じています。昨日見たのは、千葉県で限定的に行なわれている複数のキャンプ場を「ソロキャンプ」「平日利用」という条件で一ヶ月6,000円で何回でも利用可能というサブスクリプションの「Outdoor Life」というサービスです。単なる野営地を日ごとに貸すサービスも紹介されていましたが、一応きちんとした設備のあるキャンプ場を安く月ごとに利用することができれば、利用者にとってもうれしい事ですが、キャンプ場の方でも今まで平日はほとんど利用がなかったということもあり、キャンプ場の稼働日が増え、さらに賑わっているということで、さらに利用者が増えるのではないかという目論見もあるようです。

ただ、この募集は2021年11月より3ヶ月間限定で、定員も50人と先んじて情報を得ることができないと利用はなかなか難しいのではないかと思いますが、今後キャンプブームが途絶えることなく、全国に気軽に使えるキャンプ場ができて、その中で全国にこうしたサブスクリプションのサービスを利用できるなら、生活の中心をソロキャンプにしてしまう人だって現われるかも知れません。ただし、このサービスはあくまで「ソロ」利用の料金で、利用者が複数になると本人以外は正規の料金がかかるそうです。

ただ、いわゆるファミリーキャンプとは異なり、ソロキャンプを趣味にする方というのは、一人になりたいのでキャンプに行くわけで、今後こうしたサービスが全国で使えるようになり、さらに仕事自体もリモートワークであらかたのところが済んでしまうなら、今後今までとはまったく違うライフスタイルで生活する人も出てくる可能性は大きいでしょう。例えば普段の住居を極力簡便なものにし、その住居では荷物や郵便を受け取ったり、基本の住所として使う事を主にし、実際には年間のほとんどをキャンプするような暮らしというのもできるかも知れません。ただ一つ問題があるとすれば、一般的には市街地と比べるとインフラが弱いのではないかと思われる山間部などのキャンプ場で、仕事に不便を生じないようなネット環境を利用できるのか? という事は気になります。

ネット環境という意味ではキャンプ場自体が光回線を引くなどして、キャンプ場利用者が誰でも使えるような専用Wi-Fiを用意するというパターンもありますが、広大な敷地内でどこでも安定した通信ができるように設備を構築するためにはやはりそれなりのコストはかかってしまいます。そうなると利用料金が上がってしまうと思うので、個人的にはそこまでする必要はないのではないかと思います。少なくとも大手三キャリアのうちどのキャリアが使えるのかという内容を知らせるだけでも、わかっている人はちゃんと自分の方でスマホやモバイルルーターを用意した上でやってくるでしょう。問題はハイスピードの出る場所と同じようなスピードで通信ができるかということですが、今後そうしたキャンプ場を作ろうと思っている方は、逆に大手キャリアのエリアマップを確認し、自分で利用してみた上でそれなりに快適な通信ができることを確認した上でその場所にキャンプ場を作るような取り組みがあると、比較的仕事にも使えるキャンプ場ということになってくるのではないでしょうか。

今後、通信衛星を飛ばして限りなく携帯電話利用可能がエリアが広がってくるようであれば、かなりの山間部でもこうした心配をすることなしにキャンプ場の立地はできると思いますが、そうした事が実現されるにはまだ時間がかかります。人の来ない場所でキャンプをするということは、外からの通信そのものをシャットアウトすることだと考える方もいるかと思いますので、全てのキャンプ場でスマホを使えるようにする必要もないでしょうし、逆にそういう方はネット通信利用可能でリモートワークに対応可能なキャンプ場は敬遠するかも知れません。それでも新しい価値観によってキャンプ場自体の差別化(この場合は携帯電話の電波が通じるか否か)が進んでいけば、状況に応じた利用について利用者側も考えることができますし、新たなキャンプや車中泊の方法が増えていくことは良い事だと思います。

個人的には、サブスクリプションまでは行かなくても、平日の空いた時に安く、スマホから直接予約して決済までできるようなソロキャンプ場が全国に多くできたら、車中泊をするために使う事もできそうです。私としては、寝るのは車の中にして、食事はキャンプギアを出して気がねすることなく楽しめるような旅が全国どこへ行ってもできるようになれば、車旅の可能性がさらに広がるような気がします。


2021年11月3日から再開したETC休日割が使えない人は「ETC割引プラン」の検討を

車を使っての旅行を計画する人にとって、今までネックだったのが高速道路の割引が新型コロナ関連で緊急事態宣言が出ていた時の影響が続いていて、ETCを搭載する車でも高速道路の休日割引が行なわれていなかったということでしょう。もっとも、長い間隣県への移動については自粛が呼び掛けられていたので、仕方のない部分はあるのですが、何はともあれ昨日から地方の高速道路線において土日祝日の高速道路代が割引されるようになりました。

ただ、私の場合は週末に出掛けることもできるものの、週末には多くの観光客がどっと出ることが予想されますので、あえて平日に休みを取ってゆったりと旅行したいと思っている人も少なくないかも知れませんが、残念ながら割引の対象とはならず、何の対策もしなければ通常の料金を払わなければなりません。

しかし、そうした平日に動くようなドライブのスタイルでも同じくらいの割引をゲットできるものがあることをご存知でしょうか。全国で呼び名は違うのですが、NEXCO東日本(ドラ割)NEXCO中日本(速旅)NEXCO西日本(みち旅)という名前で同じく11月3日から利用可能になった様々なETC割引プランです。

例えば、NEXCO中日本が販売している「信州めぐりフリーパス2021」の場合は、信州地域を自由に乗り降りできる2日間のパス、首都圏や名古屋エリアから出発する場合のフリーエリアまでの往復高速料金がセットになったパス(2日間および3日間の選択が可能)があります。

静岡から行く場合は信州フリー区間が乗り降り自由なパス(普通5,600円・軽自動車4,600円)を利用することになりますが、このプランは平日にでも利用可で、静岡側から走ってくるとフリー区間入口の諏訪南インター手前までは事前にETCマイレージに登録し、100km以内に押さえれば、利用する時間(朝・夕の二回)によって平日では通勤割引が使え、ETCマイレージサービスの還元額(無料通行分)として割引された料金相当分が後日還ってきます(請求されるのは通常時の金額になるので注意しましょう)。

時間があれば私の住む静岡からならずっと下道で長野に向かってもよく、フリー区間の諏訪南インターに入れば飯田方面・松本長野方面・軽井沢方面まで高速道路で行き来できるので、せっかくならどこかに一泊(車中泊でももちろん可)して、かなり欲張った行程を取ればこのプランの元を取るくらいも可能ではないでしょうか。

同様に全国にも様々なプランが出てくると思いますので、出掛ける前にまずは高速道路会社のホームページにアクセスし、現在どのプランが利用可能なのかを見た上で行き先を決めるというのもいいかも知れません。

ただ、例に挙げさせていただいた長野県はガソリンの価格が現在日本で一番高いかも知れない地域ですので(^^;)、個人的にはもう少しガソリン価格が下がってくれないかなと思いますし、個人的にはGOTOよりもガソリン税の暫定税率部分だけでも価格に転嫁しないような政治的判断があってもいいのになと思うのですが。しかし、何の対策も無く出掛けるよりも、高速道路に乗る前にこうしたプランを申し込むことができれば、それなりに安く車での旅を利用でき、高速道路に乗り降り自由なので、急な出発で宿が取れない場合でも車中泊で何とかしながら回ることもできるので、休日割引が使えないという方は、こうした方法を検討してみても良いのではないでしょうか。


トラブルも時間と場所によって運・不運があることを改めて実感

車でのトラブルはブログのネタとしても、同じ失敗を二度と繰り返さないための備忘録としても、書いて昇華させるような感じで起こるたびに紹介しています。しかしながら、遠方への長距離ドライブを全くしていないのに、同じような車関係のトラブルが頻発するというのは、自分の運というものはどんなものなのか、ちょっと疑問に思ってしまいます。

今回起こったトラブルは、前回に引き続いてパンクのトラブルでした。仕事が早く終わったので普段はほとんど車を運転しない平日夕方に車を出して買い物に出掛けようとしたのですが、自分では全く気付かずに後輪の方がガクガク言い出した時には、まだパンクだとは思わず、すぐそばにあったコンビニの駐車場に車を停めて確認したところ、大きな音の正体は、車か自転車の反射板が後輪に張り付いていまして、どうやらビスで止めるような部品がタイヤにしっかりとハマっており、これを無理に引き抜こうとするとそこから一気に空気が抜けて走行不能に陥る可能性が大でした。

ただ、大きな音のする部品ごと踏んづけたため、大きな違和感を走行中に感じることができ、トラブルをかなり早い状態で発見することができました。買い物は当然中止し、その足で車で走って5分ほどのタイヤショップに向かいます。その時、時刻は夕方の5時を回っていまして、ショップの閉店時間が気になります。

お店は幸いなことに営業していて、時間が時間だけに他のお客さんもいなかったので、すぐにタイヤを見ていただくことができました。結果としてはやはりパンクで、もし穴が広がっていたり側面が傷ついているなど修復不能な場合にはタイヤごと交換と言われました。ただ、異物をひいてすぐに持ってきたためか、何とかパンク修理で空気も漏れず、料金は税込3,300円のみで済んだのはまさしく不幸中の幸いでした。

すぐにパンクしたことに気付かずそのまま走って自宅に戻った場合、恐らく一晩以上の時間が経てば、タイヤの空気は全て抜けてしまい、タイヤショップへ行くにしてもそのまま走ってしまうとタイヤへのダメージが心配されますので、自分で行なうかJAFを呼ぶかをしてスペアタイヤへの交換をしてから車を動かすようだと、かなり発見してからも時間がかかってしまったでしょう。

逆に何でこんな近所でばかりパンクしてしまうのかという根本的な疑問もあったりするのですが、同じパンクするなら人気のない山道よりもすぐにタイヤショップにアクセスできる場所で起きた方が、その後にかかる時間や費用は変わるので、今回のようにそこまで心理的なダメージは薄くなります。

個人的には、そこまでパンクが多いのは何かの原因があるのかと思ったのですが、お世話になったタイヤショップの方の話だと、基本的な事ではありますが、常にタイヤの空気圧をチェックしておき、適正な空気圧をキープすることによって同じように異物を踏んでも刺さりにくくなる傾向にはなっているということです。今後は、ガソリンスタンドは自分で空気圧測定及び空気の充填がセルフでできるスタンドを利用するようにし、月に一度は空気圧のチェックを行なうように心掛けたいと思っています。いよいよ行楽の季節になりますので、少なくともお出掛けの前にはタイヤ空気圧のチェックを忘れずに行なうようにしたいものです。


目的地までの移動とそこからの移動を分けて車中泊をするという考え方

昨今のキャンプブームによって実に多くの新たなキャンプグッズが発売され、特に100円ショップで売られるグッズの展開には驚くばかりです。私の住む地方のテレビ局でも、「女子の簡単にできるソロキャンプ」というテーマで実際にキャンプ場でロケをしている番組を偶然見る機会がありました。

番組ではソロキャンプの本も出しているという方が局の女性アナウンサーにソロキャンプの手ほどき(テント設営からキャンプ飯の作り方まで)をするというパターンのものでしたが、私がつい興味を持ったのは小型テント・キャンプチェアー・ソロ用バーベキューコンロではなく、それらソロキャンプ用の道具を入れて持って来たバッグでした。

一般的には海外旅行で使うようなキャリーケースの中にソロキャンプ用の装備一式をパッキングして持ってきていたのですが、こうしたキャンプ用のキャリーケースなるものも今の時代には売られているのですね、電車移動の時もそれほどじゃまにならずに運べるサイズのものがあり、キャスターが壊れた場合の予備も別売で用意されているものもあります。ネット上では車を持っていなかったり運転免許がなくてもソロキャンプに行けるというニュアンスの紹介が多かったですが、キャンプより車中泊派の自分としてはこうした電車・飛行機に乗せて移動できるキャリーケースと一緒に新しい車中泊の旅も十分ありではないかなと思いました。

どういうことかというと、目的地の駅や空港まではキャリーケースとともに移動するのはソロキャンプの方々と同じですが、そこから車中泊可能なレンタカーを借りて移動するのです。その際は軽のワンボックスが予約できればベストですね。

キャンプと違って車中泊の場合、テントは基本的に必要ありませんが、一人用など小さいテント(安いもので十分)を車の中に張ることで外から覗かれてもプライベート空間を確保できます。レンタカーの場合、もしもの事を考えて車内調理のような事は控えた方がいいとは思いますが、元々車の中で火器を使うこと自体が危ない行為なので、一泊だけだったらポータブル電源に電気式のクッカーを使うなんてこともありかも知れません。

荷物を減らしたい場合にはマットとシュラフをちゃんとしたものにして持って行けば、季節にもよりますが快適な車中泊がレンタカーでもできると思います。このプランの良いところは、駅や空港までの移動の場合、キャリーバッグであれば重たい荷物を持たずに常に転がして運び、悪路や砂利道などキャリーバッグが苦手とするような所は全て車に乗せてスルーできるところです。今の時期でしたら折りたたんで収納できるソフトクーラーバッグを車の中で展開し、そこからの食材や飲み物を仕入れれば、車に乗ってからまるっきり違った旅になるでしょう。

こうして色々と考えていくと、車旅の不便なところ(目的地までの長時間運転で体力を消耗する)と、車旅の便利なところ(その場で臨機応変に行動を変更できたり寄り道・買い物も可)を合わせたような旅ができる可能性があります。

一つ問題があるとしたら、旅先で様々なおみやげ(農産物など)を買った場合、駅や空港から自宅まで持って帰るのが大変ということがあるのですが、そうして帰りの荷物が多くなってしまった場合は、素直に宅配便の営業所に車で飛び込んで、自宅までの配送を依頼するのが良いと思います。電車や飛行機を使うなら、一人暮らしの場合でも自分の方が荷物より先に帰ってこられると思いますので、レンタカー代と宅配便の配送料を込みくらいで旅の計画を立てれば、休みがそれほどなくても遠方での車中泊旅が可能になるでしょう。鉄道にも飛行機にもお得な運賃設定がありますので、そうして浮いた分をレンタカー代につぎ込むようにすれば、宿泊費がかからない車中泊のメリットを十分に生かすことができるのではないでしょうか。

こういう旅の方法を考えられるのも、今のキャンプブームのおこぼれにあやかったような感じではあるのですが、様々なキャンプグッズがビジネスチャンスとばかりに出てきたおかげであるという風にも感じます。興味がある方はブームが終わって一気に関連商品が無くならないうちに、こうした旅を実現するためのグッズを揃えておくことだと思います。先述のキャリーバックもそうですが、荷物をコンパクトにまとめるためのキャンプ用ギアの中には今が旬のものも多くあるのではないかと思いますので、ぜひその品定めから始めてみるのはいかがでしょうか。


オリンピックで高揚した人々が夢から覚める時に何が起きるのか

オリンピックで毎日メダルラッシュにわき、オリンピックを歓迎していた方たちはその期間中は確かに幸福であっただろうと思います。私自身、そこまで賛成というわけではなかったのですが、それでも毎日放送されるのは見ていて、ずっと家にいなくてはいけない気持ちを紛らわす効果はあったと思いますが、いったんオリンピックの喧騒が去った今、改めてここまでの流れというものを考えてみると、ちょっとした寂しさや悲しさというものが生まれてくるような気がしてなりません。

この辺の気持ちの動きを何かの本で読んだ気がして昨日は色々とその出典を調べていたのですが、それが戦前に書かれた坂口安吾のエッセイ「日本文化私観」の中にあったことをようやく調べることができました。坂口安吾は当時からかなり遊び歩いていたようなのですが、そうした遊ぶことによっての精神の高揚が去る瞬間について、このように書いています。

(ここから「日本文化私観」三、家に就いてから引用)

「帰る」ということは、不思議な魔物だ。「帰ら」なければ、悔いも悲しさもないのである。「帰る」以上、女房も子供も、母もなくとも、どうしても、悔いと悲しさから逃げることが出来ないのだ。帰るということの中には、必ず、ふりかえる魔物がいる。
この悔いや悲しさから逃れるためには、要するに、帰らなければいいのである。そうして、いつも、前進すればいい。ナポレオンは常に前進し、ロシヤまで、退却したことがなかった。ヒットラーは、一度も退却したことがないけれども、彼等程の大天才でも、家を逃げることが出来ない筈だ。そうして、家がある以上は、必ず帰らなければならぬ。

(引用ここまで)

今やっている人がいるかはわかりませんが、キャンピングカーで車中泊をしながら日本一周をしている人の中には、こうした「家に帰ることの寂しさ」から逃れるためにハンドルを握ってずっと旅を続けることが可能な方法を行なっている方もいるかも知れません。ただし、日本一周した後にはどうするのか? という事もあります。家を捨ててキャンピングカーで生活しながら日本国内を転々としたり、最近では毎月定額を払うことによって全国のゲストハウスを自由に使うことのできるシステムを使って全国を回るライフルタイルが生まれてはいるものの、そうした生活はいつまで続けることができるのか? という気もします。

私自身は、とりあえず帰ることのできるベースを持った上で日常から離れるような旅であり車中泊旅というものをこのブログでは考えています。当然、旅の予定を立てるまではワクワクし、出掛けて目的地に着くまではそのワクワク感は続きますが、帰る段になると、帰らなくてはならない状況を恨めしく思います。ただ、そうして無事に家に帰って改めて新しい予定を立てるような流れを作らないと(ずっと旅に出続けている生活にしてしまったら)、私の場合生活そのものが破綻してしまうのではないかと思っています。

翻って今回の東京オリンピック後の社会について考えると、今の政府は、それこそナポレオンのように前進あるのみで行けるところまで行ってやろうという、かなり無茶なやり方を続けていると思えます。この前進というのはパラリンピック終了まで続くとは思うのですが、一連の行事が終わってしまったら今よりさらに寂しく悲しい現実というものがやってくることは何となくわかります。その時にどうするのかを考える時、まずは自分や家族、友人の健康を第一に考え、後で後悔しないような生活を続けていくしかないのかなと今では思っています。

様々なご意見はあるかも知れませんが、自分の親世代はワクチンをすでに二回接種しているので、私自身も何とかして年内までにはワクチンを打てるように最善を尽くし、ワクチンが打てたところで、車でお出掛けを考えてみようかなという流れを考えていますが、果たしてどうなるでしょうか。


女優・伊藤かずえさん所有の「シーマ」レストアプロジェクトの盛り上がりは何を意味するか

知っている方は知っていると思いますが、女優の伊藤かずえさんは、日産の最高級グレードの「シーマ」を新車から30年以上乗り続けているという超の付く優良ユーザーで、その事を伊藤さんが発信したことで私などもその事実を知ることになりました。

世の中の流れ的には、古い車を乗り続けると減税が受けられなくなるだけでなく、初年度登録から13年以上経過した車について自動車税と重量税が上がる仕組みになっています。はっきりとは言われませんが、古い車に乗り続けないで、新しい車に早く乗り換えるように勧められているような税制の中、古い車に乗り続けるというのは社会の流れに抗うことになると思うのですが、逆に車を作る際には結構なエネルギーがかかり、最近のニュースでは、それまで当り前のように燃費対策として付いていた「アイドリングストップ機能」を付けない車が出るなど、先進的と言われた新しい車の機能が全で良いものではないという当り前のことも認知されつつあります。

実は私、先日まで知らなかったのですが、2021年3月より、シーマの超優無ユーザーである伊藤かずえさんのシーマについて、日産の本社が動き、何とフルレストアを日産が行なってくれることが明らかになりました。ツイッターで「#シーマレストア」で検索すると、レストアの様子や様々な関連コメントを見られるようになっているのですが、そこまで自動車会社がするというのは、税制における新型車への移行に逆行しているようにも見えます。

ただ、ここのところのコロナ禍においての車の使い方というと、ほとんど近所の買い物にしか使うことがなく、毎月の燃料の消費量もかなり下がってきています。また、私の場合ですが、車の排気量が1500ccで車両重量が1トン以下の車なので、高速で長距離を走っても燃費はうまく行けば20km/Lを超えるくらいの燃費になっています。そうなると、あえて新車を購入したとしても車の維持費自体はそれほど変わらず、むしろ衝突安全装置の点検やアイドリングストップ機能を使うためのバッテリーやエンジンの負担、セルの消耗やオイルの交換でむしろ高くなる可能性もあります。

今回の日産の取り組みというのは、自分の気に入った車を長く乗るということを後押ししてくれるような感じがし、他人事ながらも妙に嬉しくなったというのが正直なところです。伊藤さんが毎年払う車の税金は車がシーマとあって相当な負担ではないかと思いますが、ご本人のネット上の発言を見ていると、レストアされて戻ってきたら高速を使って遠くへドライブしてみたいそうなので、まだまだ自分が運転できなくなるまでシーマのユーザーであり続けるのではないかと思い、こちらも応援していき、ぜひ政府には30年以上経過した車の税金を元に戻すとか(^^;)、トータル的にエネルギーをセーブしているのではないかと思われるユーザーの事も考えてあげて欲しいと思いますね。


出掛けることのリスクは感染症だけではない 久しぶりの車の運転には慌てずに注意を払おう

昨日は、日々籠もって暮らしている部屋の中で不満が残る部分を解決するためのグッズと、小さめのソーラーパネルを物干し竿に吊るすためのS字フックを100円ショップに買いに行ったついでに、先日ブログで紹介したUSB経由で単三・単四のエネループを充電できる専用充電器BQ-CC87Lについて、実際にどんなものか見たくなったため近くの家電量販店も車で回ってきました。

今回の話とは関係ありませんが、100円ショップを回った際に、先日紹介したダイソーの「燃料用五徳」(ダイソーの500円メスティンの中に入る組み立て式の鉄板三枚構成の五徳)が、早々と店頭から無くなっていました。大型の三枚五徳はあったのですが、やはり小さくてコンパクトに持ち運べるゴトクへのニーズは相当あり、人気商品になっているようです。商品の詳細については内部リンクになりますが、このブログの当該記事をリンクしています。見付けた方はぜひ手に取ってみて下さい。

ミニマムコンロのゴトクが100円ショップで手に入る ダイソー「燃料用五徳」

100円ショップから家電量販店に向かったのですが、売場をうろうろしながらやっと充電池を売っているところまでたどり着いたところ、昨年末に新たに発売になったライト内蔵の充電およびモバイルバッテリーになるUSB充電器(残念ながらこちらは普通の充電時間なので旅行用としては不向き)「BQ-CC91」しか置いてありませんでした。そこで、改めて少し遠くにあるもう少し大きな家電量販店へとはしごをしてみたのですが、何とそこでもお目当ての充電器は店頭には置いてなく、これではやはり人はネット通販に流れるのも仕方ないとしみじみ思いましたね。とにかく、ガソリンを無駄に使ってしまったと思いながら自宅へ戻ってきたのですが、走行中にびっくりするような光景に出くわしてしまったのです。

帰り道は片側二車線の幹線道路の左車線を通っていたのですが、急に前方の車が右車線に進路変更をする車が続出し、工事か事故か? と思って進んでいたところ、前方に交通整理をする警察官の方の姿が見えました。別に交差点もない普通の道でどんな事故が起こったのか? と思いながら進路変更のタイミングをはかっていると、左車線が塞がれている原因がわかりました。一台の車(本論とは直接関係ないが車種は日産リーフでした)が路外からかなり頭を出した状況で止まっていたのです。車自体に損傷はないので事故ではないと思ったのですが、その車が走行車線にはみ出して身動きが出来なくなった理由がわかると、かなりおかしさがこみ上げてきました。

その車は、左にある建物に用事があり、建物正面に車を停めていたのだろうと思います。この道には歩道もあるのですが、歩行車保護のために簡単には車が入ってこられないように長く縁石が続いていました。恐らくその車が駐車場に入る時には縁石のない車入口から入ったのだと思うのですが、出る時に久し振りの運転だったかどうかまではわからないものの、正面に縁石が続いていることを忘れ、そのまま縁石を乗り越えて発進してしまい、ちょうど車の腹のところできれいに止まってしまい、前進も後退もできない状況になってしまって、多分その車の中からドライバーは警察に連絡をしたのではないかと思います。

私はさすがにそこまでの凡ミスはしないと思いますが、つい駐車場所の前後左右にあるちょっと高くなっている部分や縁石を意識せずに無理に出ようとしてホイールをこすってしまうことは過去に何回か経験し、その都度恥ずかしい思いをしてきました。最近は、車を停める時に、できるだけ出る際に縁石とは関係ないところに停めるように気を付けていますが、今の新型コロナウイルス騒動でしばらく運転をしていないような人なら、こんな基本的な事もすっかり忘れてしまうのかも知れないと思ったりしました。

私の現在の生活の中では、そこまでして車を使う状況というものはないのですが、常に少しでも車は動かしていたいので、近場まで車を出すことは一応しています。そうでなく、このステイホーム状況の中で、車に乗る機会を逸してしまっている方については、感覚自体が鈍るかも知れませんので、思わぬところで車に傷を付けてしまうようなうっかりした運転ミスを起こす可能性も出てくるのではないかと思ったりします。

私自身、最初はそのドライバーの事を笑ってしまいましたが、まさに明日は我が身でもあります。さらに車を運転するということは、ちょっとしたミスでも人に怪我をさせたりする可能性もあるので、改めて慎重に発進してから駐車を終えるまで気を付けたいと思います。


車を運転していて詰まないための知識 人身事故相手が軽症だからと先に帰ってしまったら?

昨日、仕事の都合を付けて運転免許の更新に行ってきました。そもそもこのブログは車で出掛けて宿泊込みの旅をするということなので、自分が車を運転できなくなってしまったらどうしようもありません。一通りの講習と検査を受けて、何とか無事に更新できましたので、早く感染症関連の騒動が一段落して欲しいですが、そうなった場合の心構えについて、今回の講習の中で一つ覚えておこうと思ったことがありましたので、せっかくですから自分への備忘録という点でも書いておこうと思います。

昨年(2020年)10月、俳優の伊藤健太郎氏が相手のある事故を起こし、その場から立ち去ってしまったことにより、すぐ引き返してきたとは言え「当て逃げ」扱いの事故として報道されたことは記憶に新しいことですが、車のハンドルを握って運転するということは、いざという時には冷静に事故の対処をすることが求められています。恐らく伊藤氏も免許講習では習っていたことだとは思うのですが、常に最低限の事は頭に入れておくようでないと、人生に大きな穴を開けてしまうことにもなります。

自分が事故を起こしたり、事故に巻き込まれた場合は、けが人がいたらすぐに救助を行ない、自分の車を安全な位置に移動させ、警察に連絡することが求めらめます。ただ、場合によっては、例えば歩行者と接触した場合、相手が大丈夫だと言ってそのまま立ち去ってしまうケースもあります。この場合、事故ではあるもののそのまま何もなかったように走り去ってしまっていいのでしょうか。

ほとんどの場合は後に何もないとは思うのですが、可能性としてその場では大丈夫だと言った事故相手が体に変調を訴えたり、事故の事を誰かに話したことによって改めて通報の必要を感じ、警察に事故の届けを出すこともあるのだそうです。その場合、自分がその事故の相手車だと見付けられた場合、警察は事故を起こしたのにその事実を報告せず、そのまま現場から逃げた「ひき逃げ」「当て逃げ」として処理されるというのです。

こんな事は考えたくありませんが、専門の当たり屋ではないものの、わざと現場では大したことのない様子で別れておいて、面白半分に後で警察に被害を訴えられたりした場合、警察の方からひき逃げ犯として取り調べをされても仕方ない状況になってしまうというのです。

大変理不尽な話ですが、その際自分の身を守るためにも、被害者が立ち去った時点でも警察に電話をして事故の実況見分をしてもらい、もし相手が後から体の調子が悪くなった場合に決して自分は運転者としての義務を怠ったものではないということを警察に訴えておくことが大事なのです。念のため、任意保険に入っている保険会社にも連絡を入れ、もし相手が改めて警察に言ってきた場合にすぐに保険会社に対応してもらえるように一報も入れておくことに越したことはありません。

ここまでしておくと、もし相手が悪意あって時間差で警察に通報してきた場合、すぐに警察は事故の相手である自車両および運転者を確認でき、決して運転手の義務を放棄せず、きちんと事故処理をしたことがわかります。そうなると、なぜ相手が事故直後すぐに警察に通報しなかったのかという話になってくるわけで、事故を起こした点では追求されるものの、その後の交渉は基本的に保険会社に任せておけばよく、もしその中で相手が意図的に事故を起こしたことがわかれば、保険会社は保険金を支払いません(次年度の保険料に影響が出ない)。

少なくとも自分が事故を起こしてしまったら、まずはその場に停まって事故処理(被害者の救護処置)を行ない、警察に通報して実況見分を受けることだけは肝に銘じておきましょう。最近は多くの車にドライブレコーダーが付いていますが、自分の行動に自信を持っているなら、安いものでも自分の車にドライブレコーダーを付けることも考えましょう。逆にドライブレコーダーが普及すればするほど、現場の話で何とかしようとか、勢いだけで相手に過失を認めさせるということも難しくなってきますので、その点も十分考えた上で日々の運転を行なうようにしたいものです。


スマートフォンからの宿泊予約が進化すれば車中泊も変わる?

ここのところ、一時期のように買い物に行くのも自粛するような生活から、普通に買い物をして自炊するような生活にシフトしていたので、あまりお店からのテイクアウトを使うことも無くなっていたのですが、先日は知り合いが自宅に遊びに来たため、お得なお弁当のサービスを続けているお店からのテイクアウトを試みました。

5月のゴールデンウィークの頃には電話による注文のみで、しかも電話注文できる時間も限られているということで、電話しても話し中になっているとそのまま待っても注文できない状況になってしまったことも過去にはあったのですが、今回同じ番号に電話したところ、電話がなかなかつながらず、さらに何回も試みたところなぜかファクシミリの発信音がするところに転送になってしまい、これは電話での注文は難しくなってしまったのかと諦めようとしたのですが、改めてお店のホームページで注文方法が変わったのかを調べてみることにしました。

そうしたら、いつの間にか、お店独自のサービスではなさそうなネットでの予約注文の仕組みが利用できるようになっていまして、スマホから注文日時、注文の品および個数を入力すると出来上がりのおおよその時間の最短が表示されるようになっていて、注文が確定されると「注文受付」→「注文確定」の順にメールが届くようになっていました。さらに、品物が用意できた時にまたメールが来るシステムになっていたので、お店の方では何がしかの手数料を払うにしても、ネット上で注文を確認してそのまま端末の操作のみでテイクアウトのための注文及び連絡を代行してくれるようになっているので、電話を放ったらかしにしていても大丈夫だったということがわかりました。

テイクアウトサービスを利用する側としても、おそらく仕込みで忙しいだろう時間帯に電話で注文をするのに気を遣ったり、口頭での注文になるので注文品とその個数が違っているようなトラブルも起こりにくいので、こうしたシステムがあるなら、電話するよりもスマホから注文した方が便利かなと思えます。

これは、今回のような全国的な感染症の影響で、やむを得ずというところもあるかと思うのですが、逆にこうしたシステムが完備していれば、例えば最初からテイクアウトするつもりはなくても、予約サイトから注文ができれば買い物帰りに注文したお弁当を受け取って家で食べるという選択肢も結構出てきます。さらに言うと、旅先であっても専用アプリからだとチェーン店の一番近いお店を探し、そしてカーナビアプリと連動させると現在地からお店への到着時間も読めますので、受け取る時間設定も不慣れな場所であったとしても問題なく受け取って食べることができるので、こうした状況がさらに便利になるように期待したいところです。

車での旅ということでは、このテイクアウトと同じような予約の方法が、もし全国にあまたあるキャンプ場でも使えたら、かなり便利になるのではないかと思います。というのも、私の場合道の駅や高速道路のサービスエリアで仮眠を取るために車中泊をするような場合、本当なら食事は自炊して、朝ものんびりしたいような場合はその部分を我慢するしかないのですが、もし車中泊用にキャンプ場の駐車スペースと炊事場を利用できるようなプランが存在し、当日でもクレジットカード決済のようにチェックイン不要のような予約システムが全国に広がれば、個人的には理想的な車中泊場所として全国のキャンプ場を使えるようになるのですが。

キャンプ場での車中泊には、事前に車のナンバープレートを登録して個人宅の駐車スペースを提供するようなサービスもありますので、そのサービスが進化して当日でも開いていれば予約してすぐに利用できるようになってくれれば、それこそその日の駐車場所が確保できた時点で食材を買い込んでキャンプ場に入り、食事はキャンプ場の調理場で作って食べて翌朝もキャンプ用のバーナーでお湯を沸かしてコーヒーをいただくような事もできるのではないかと思います。

キャンプ場としては、テントサイトを使ってもらってこそのキャンプ場だということはあるのかも知れませんが、駐車場にテーブルと椅子を出してくつろげるくらいのスペースを車中泊者用に確保してもらい、さらにそのサイトがスマホから24時間予約化ということになると、根本的に車中泊のプランも変わり、利用者が増えるのではないかと思います。最近では車内で十分にリラックスできるような低価格のキャンピングカーを持っているものの、なかなか安全に車中泊できる場所がないということで車中泊場所を選ぶのに苦労する方もいるのではないかと思います。現在でもネット上から車中泊スペースを予約できるサイトは見付けることができましたが、これはサイトの問題ではないのかも知れませんが、圧倒的に数が少ない(RVパークは除く)ことと、予約の期限も前日までということで、突発的に出発してその日の宿泊場所を確保するようなニーズにはまだ対応できていませんので、今後の状況の変化に期待したいですね。