2021年11月3日から再開したETC休日割が使えない人は「ETC割引プラン」の検討を

車を使っての旅行を計画する人にとって、今までネックだったのが高速道路の割引が新型コロナ関連で緊急事態宣言が出ていた時の影響が続いていて、ETCを搭載する車でも高速道路の休日割引が行なわれていなかったということでしょう。もっとも、長い間隣県への移動については自粛が呼び掛けられていたので、仕方のない部分はあるのですが、何はともあれ昨日から地方の高速道路線において土日祝日の高速道路代が割引されるようになりました。

ただ、私の場合は週末に出掛けることもできるものの、週末には多くの観光客がどっと出ることが予想されますので、あえて平日に休みを取ってゆったりと旅行したいと思っている人も少なくないかも知れませんが、残念ながら割引の対象とはならず、何の対策もしなければ通常の料金を払わなければなりません。

しかし、そうした平日に動くようなドライブのスタイルでも同じくらいの割引をゲットできるものがあることをご存知でしょうか。全国で呼び名は違うのですが、NEXCO東日本(ドラ割)NEXCO中日本(速旅)NEXCO西日本(みち旅)という名前で同じく11月3日から利用可能になった様々なETC割引プランです。

例えば、NEXCO中日本が販売している「信州めぐりフリーパス2021」の場合は、信州地域を自由に乗り降りできる2日間のパス、首都圏や名古屋エリアから出発する場合のフリーエリアまでの往復高速料金がセットになったパス(2日間および3日間の選択が可能)があります。

静岡から行く場合は信州フリー区間が乗り降り自由なパス(普通5,600円・軽自動車4,600円)を利用することになりますが、このプランは平日にでも利用可で、静岡側から走ってくるとフリー区間入口の諏訪南インター手前までは事前にETCマイレージに登録し、100km以内に押さえれば、利用する時間(朝・夕の二回)によって平日では通勤割引が使え、ETCマイレージサービスの還元額(無料通行分)として割引された料金相当分が後日還ってきます(請求されるのは通常時の金額になるので注意しましょう)。

時間があれば私の住む静岡からならずっと下道で長野に向かってもよく、フリー区間の諏訪南インターに入れば飯田方面・松本長野方面・軽井沢方面まで高速道路で行き来できるので、せっかくならどこかに一泊(車中泊でももちろん可)して、かなり欲張った行程を取ればこのプランの元を取るくらいも可能ではないでしょうか。

同様に全国にも様々なプランが出てくると思いますので、出掛ける前にまずは高速道路会社のホームページにアクセスし、現在どのプランが利用可能なのかを見た上で行き先を決めるというのもいいかも知れません。

ただ、例に挙げさせていただいた長野県はガソリンの価格が現在日本で一番高いかも知れない地域ですので(^^;)、個人的にはもう少しガソリン価格が下がってくれないかなと思いますし、個人的にはGOTOよりもガソリン税の暫定税率部分だけでも価格に転嫁しないような政治的判断があってもいいのになと思うのですが。しかし、何の対策も無く出掛けるよりも、高速道路に乗る前にこうしたプランを申し込むことができれば、それなりに安く車での旅を利用でき、高速道路に乗り降り自由なので、急な出発で宿が取れない場合でも車中泊で何とかしながら回ることもできるので、休日割引が使えないという方は、こうした方法を検討してみても良いのではないでしょうか。


カテゴリー: 車中泊・車関連コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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