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ぎりぎり日帰りの旅(6) ゴールデンウィークに日本有数の豪雪地帯を感じる

 ここまでで、新潟県で予定していた行動はすべて完了し、後はのんびり帰るだけとなりましたが、さすがに全ての行程を下道のみで行くのは大変です。そこで、できるだけ最短距離で静岡まで行けるルートということで、群馬県を通り世界遺産の富岡製糸場で有名な富岡から下仁田を抜けるルートを通ってみようと思いました。さしあたって栃尾市から夕食の時間に到着するように、群馬県内のとあるお店を目的地に据え、改めてスタートしました。

 ここで、カーナビを使わないで行程を組んだら、地図を見ながら長岡まで戻って関越道に乗ったかも知れませんが、全く地図を見ないで目的地までの行程を機械に決められるようにカーナビにセットしてしまうと、どんな道を通って行くのかわからない中で進めるという楽しみがあります。その時のカーナビは延々と一般道を案内するので案内に正直にそのまま進んでいたら、峠のトンネルを抜けたあたりでびっくりするような光景に出くわしたのでした。川を挟んだ両側にまだ大量の残雪があったのには正直びっくりしました。確かに立山黒部アルペンルートとかなら雪の壁がありますが、それは標高が高いからで、普通に田んぼがある風景の中での雪は予想外でした。後から調べたら、その場所は魚沼地方の北端にある旧守門村(現在は魚沼市)あたりでした。

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 ゴールデンウィークの後半にもなってまだ残雪があり、田植えもまだできそうにもないほどなのは、この地が日本有数の豪雪地帯であることの証でしょう。同じ場所ではないかも知れませんが、これも後からネットで調べたら、この地区の積雪量は伊吹山、酸ヶ湯に次いで全国で3番目の記録を持っている所だそうです。雪のない静岡県で生活をしている私としては、驚くべき光景につい車を降りて写真を撮りまくってしまいました(^^;)。

 今回通過した地域の周りには、雪だけではなく大雨や地震による被害が出た場所が点在しています。私の通ったところはそれらの被害があるような感じではありませんでしたが、自然の脅威を淡々と受け入れて生活をしている現地の方々には本当に頭が下がります。と同時に、改めて当時のニュースを見た記憶が蘇ってきました。旅の効用といったら変ですが、実際にさまざまな場所を訪れることによって、テレビに映し出されている光景を単なる対岸の火事ではなく感じられたり、過去の災害でも忘れないようになれます。そういう意識を持つためにはやはり高速道路のみを走っているだけではだめで、あえて下道を走ることもたまにはいいものです。

 カーナビの案内は魚沼から関越道の小出インター入口まででした。ここからまた高速道に乗って群馬県を目指します。

ぎりぎり日帰りの旅(5)これもデフレの影響か? 「道の駅R290とちお」の大混雑

 今回利用したルートは、今回紹介するところまでは以前に逆コースで回ったことがありました。燕市の青空市開催時間よりかなり早く現地に入る予定で、しかも前日車中泊して早朝から新潟に入ったことで、朝の6時からでも開いているお店のある栃尾市の豆腐屋さんを回り、名物のジャンボ油揚げとおぼろ豆腐をおみやげに買った上で燕市へ乗り込んだのでした。

 その際、一つ残念なことがあって、ジャンボ油揚げは買えたものの揚げたてのものを現地でいただくことができませんでした。その時行った豆腐屋さんは揚げたてのものは予約分がほとんどだと言われ、実際に揚げたてを食べるなら道の駅の屋台の方がいいよと言われたものの、当然朝の6時過ぎでは道の駅自体が開いていません。なので泣く泣くアツアツの油揚げを諦めたのですが、今回は燕三条地場産業振興センターを出発したのが午後2時過ぎだったので道の駅の営業時間には十分間に合います。

 当然あえて高速道路を使わなくても余裕なので、カーナビの目的地を「道の駅R290とちお」に設定し、一時間かからずに到着しました、途中の道は全く混んでいなかったので余裕だと思ったのですが、そんなに甘くはありませんでした。

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 道の駅の駐車場は満車状態で、さらに揚げたての油揚げを売っているスタンドは長蛇の列になっています。写真の列が今回いろんなところを回った中で一番長い行列でした(^^;)。油揚げはまるまる一本分で、油揚げだけだと250円、ネギと鰹節のトッピングがあると300円でした(他にキムチに漬けたものもありました)。カウンターには醤油と一味唐辛子が用意してあるのでこれらをかけていただくのですが、何しろ一本一本揚げてから切ってネギと鰹節をかけるのでなかなか列が進みません。それでも20分くらい待ってようやく自分の番になりました。

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 こんな感じでいい具合に揚がっているものを一気にいただきました。厚揚げではなく油揚げなので見てくれほどハードではなく、一気にいただきましたがとてもおいしかったです。そうして店内の売店でおみやげを買いましたが、油揚げだけでない食事がしたい場合には店内に食事処がありますので、そちらの方を利用した方がいいかも知れません。私はここではおやつ代わりに油揚げをいただこうと思っていたのでこれで終了しましたが、どちらにしても、安くておみやげにもいい(たたし賞味期限が短いので注意)、これだけの多くの人が油揚げを目当てに集まるのもわかるような気がしました。同じ新潟でもカニのような高級感はありませんが、同じようなジャンボ油揚げというのは他の地方では見たことがない人が多いでしょう。安くてもおいしく、毛色の変わったものをという事で、しかも油揚げなら普段の生活の中でも使います。近隣から多くの人が集まり繁盛するのは今の時代を考えると当然なのかも知れませんね。

ぎりぎり日帰りの旅(4)燕三条地場産業振興センターのイベントと買い物

 今回の旅では自宅を出てから目的地に着くまでの道案内はスマートフォンに入れたカーナビアプリのみでやっていました。目的地の電話番号を入力すれば自動的に導いてくれるのは本当に有難いものです。今回訪れた燕三条地場産業振興センターの駐車場に入るにはとりたてて案内看板が見付からず、カーナビアプリの案内が大変役に立ちました。

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 駐車場は結構な混み具合でしたが、駐車料金が無料というのは有難いですね。人の流れを追いながらイベントの会場にたどり着きましたが、入口から臨時の金物市が行なわれていたり、ステンレスのスプーン磨きを体験できるコーナーもあり、興味深いものが多かったです。ただ、金物市で売られているものはいいものというよりもお得な日用品というのが主なようで、一通り見て回ったもののあえて購入するものはなく、さらに奥にある常設販売所の方に入りました。

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 こちらのフロアーはイベントなど関係なく、一年中地元の製品が展示され、一部の品物については、燕製品販売促進事業の対象店舗になっているということで、「ふるさと割」のマークがある品については2割引きが適用されて購入することができるようになっています(税込1,080円以上の一部製品が対象)。こちらの方も多くの人が訪れていまして、スプーンやフォークだけでなくステンレスやチタンの箸があったり、タンブラーやぐい呑、鍋各種や急須など予算がなくても何かしら買って帰っこられるのはいいですね。

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 さらに、この地域でキャンプ用品を売っているメーカーというと「snow peak」が有名で本社がテレビでも良く取り上げられていますが、同じキャンプ用品メーカーの「UNIFLAME」の展示スペースがここには設けられています。個人的にはリーズナブルな値段で面白い品物が多いUNIFLAMEの製品はsnow peakより多く持っていると思います。キャンプ用品の全てがここで揃うのではありませんが、車中泊の旅にもこれらの製品は役に立つことは多いと思いますので、お出掛けの際はこちらのコーナーもチェックされることをおすすめします。

 そんなこんなで安い金属製品を購入し、レジでお会計をする際にネットでプリントしたアンケートを出したところ、今でも対応してくれるということで、リーフの形のティースプーンの3本セットをいただきました(^^)。それほど高いものではないとは思いますが、こうして地元の製品をプレゼントしてくれるというのは嬉しいものです。イベント会場ではB級グルメの燕餃子などの販売もありましたが、実は次に予定しているところも同じB級グルメで有名なところなのです。一通り買い物をして十分満足できたので、この時点で今回の旅はほとんど目的を達成したと思えます。これからは時間に縛られず、行けたら行くという感じておまけみたいなものですが、あえて高速には乗らないで次の目的地に向けて再ひ出発することになりました。

ぎりぎり日帰りの旅(3)渋滞の原因と対策を探りながら走る

 当日のお昼前に小布施PAを出発し、日本海を目指して北上中に、道路情報に不安を煽るような表示が出てきました。目的の三条燕IC手前で渋滞が発生しているとのこと。故障した車のためとのことでしたが、このまま順調に走ってしまうと、まず渋滞に巻き込まれることになってしまいます。

 ただ、地方の高速道というのは東名などと比べてインターごとに交通情報のラジオが整備されているのでは無いようで、試しに市街地付近で1620kHzの交通情報に合わせてみたところ、流れてきたのは高速道路情報ではなく、平行して走る国道の情報でした。長野県内の情報も私が走っていた時間には善光寺周辺の情報しかラジオからは流れてきませんでしたし、情報不足の感は否めません。そうなると、頼りになるのは実際にサービスエリアで提供されているものしかないわけで、とりあえずはということで、サービスエリアで道路情報を入手してみることにしました。

 継続した渋滞情報を注目する場合、時間の経過とともに渋滞の列が伸びているかそうでないかということに注目してみることが大事です。交通集中による渋滞の場合、時間とともに長くなる可能性があるので、休憩をしないでなるべく早く渋滞を抜ける算段をした方がいいと思いますが、事故や故障車による渋滞の場合、最初は時間とともに渋滞は長くなりますが、渋滞の原因である車を何とかできればすぐに解消する傾向があります。問題の渋滞はサービスエリアで確認した時には最初に入ってきた情報よりも渋滞の長さが短くなってきていて、これならもう少し休憩を取りながら進めば渋滞自体がなくなるのではないかと思いながらゆっくりめに進むことにしました。

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 それで、日本海側に到達したということもあり、上の写真にある日本海を一望できる雄大な展望台がある北陸自動車道の米山SAで少しゆったりめの休憩を取りました。ちょっと前に食事をしてきたので、利用客の多くが購入していたこのサービスエリアの名物「サバサンド」が食べられなかったのは残念でしたが、だいたい30分弱時間を遅らせて進んだら、目論見通り渋滞は消えていました(^^)。目指すイベントが行なわれているところは、インターから降りてすぐのところにあり、何とか大きな渋滞に巻き込まれることなく午後1時頃に到着を果たしました。

ぎりぎり日帰りの旅(2)渋滞を避ける新潟までのルートとお昼ごはん

 高速道路を使って静岡から新潟を目指すために、まずは東名高速から新東名に入りましたが、ゴールデンウィークでなければ、東名高速を厚木まで進み、圏央道から関越自動車道を目指すのが一番早く簡単だと思いますが、そのルートだと渋滞の名所を何度も通過しなければらならなくなります。そうした渋滞の名所を回避するためには、2通りの方法があるのですが、それは新東名を新清水で降りて、国道52号線を通って中部横断道の増穂インターまで下道で行き、そこから中央道長野道経由で新潟に入るルートと、新富士で降りて下道を中央道の河口湖インターまで走り、そこから圏央道経由で関越道に入るルートです。

 ゴールデンウィークでなければ河口湖インターから入る方が楽でいいのですが、首都圏から関越道に抜けるルートは多くの車が走るためどうなるかわかりませんので、首都圏の車が入ってくる余地のない中部横断道のコースを今回は選択しました。さすがに新清水のインター出口は混雑しましたが、それ以降の国道52号線はスムーズに進み、増穂インターから双葉ジャンクションを抜け、八ヶ岳パーキングエリアで最初の休憩に入ります。下道を行く場合はトイレ休憩をする所が限られるので、高速道路に乗るとほっとします。

 とりあえず、目的地に到着するまでは2時間間隔で休憩を取りながら効率的に進むことを心掛けましたが、道路状況を確認するのにラジオが役に立ちました。高速道路脇に主要なラジオ局の周波数が表示されているので、山梨の山梨放送、長野の信越放送という風に聞く放送局を変えていったのですが、面白かったのは信越放送の善光寺参拝に特化した交通情報および周辺駐車場の混雑情報が1時間ごとに流されていることでした。今年は7年に一度という善光寺の御開帳が5月末まで行なわれているので、周辺の駐車場からシャトルバスを使ってのパークアンドライドが行なわれていました(ゴールデンウィークおよび土曜日曜のみ)。駐車場料金は無料で、シャトルバスの料金は一人往復大人400円、小学生200円かかるそうですが、その負担だけで車は駐車場に置いたまま長野市内を一日観光できるなら結構安いのではないかと思います。今回は日程の都合で長野は通り過ぎましたが、午前中に到着するように出られれば、割と快適に長野市内の観光ができそうですね。

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 長野インターまでは善光寺参りの車の影響が考えられたので休まずに進み、結局休憩を取ったのは小布施PAでした。ここはハイウェイオアシスが併設され、道の駅と繋がっている広大な施設ですが、ここでは早めの昼食を取りました。というのも、小布施といえば栗ですが、ここの食事処ではパックに入った栗おこわ(410円)や、同じ栗おこわと温かいミニとろろそばのセットが640円(恐らくこの値段だったと思いますが10円単位で違っているかも知れません)とリーズナブルに提供されています。単なる栗おこわよりも信州名物のおそばも付いているとあって、そばとのセットを食堂で頼みましたが、その場で食べられないくらい席が埋まっていたり、食事をしてしまって今は食べられないような場合は単品の栗おこわが安くておすすめです。

ぎりぎり日帰りの旅(1)旅の目的地について

 2015年のゴールデンウィークにどこかに行こうと考えていた時に、できるだけ渋滞を避け、しかもそれほど混んでいない場所をとかなり都合のいい行程をと思ったのができるだけ首都圏を通らずに行ける所をピンポイントでつないでいこうというものでした。

 さらに、ETC搭載車に適用される土曜休日1,000円が終了した後、しばらくは土曜休日半額料金が適用されていたものが、国庫による補助がなくなり三割引と逆に二割ほど通行料が高くなってしまったため、高速道にずっと乗りっぱなしで目的地に行くのではなく、下道もうまく活用しながら交通費も抑えて行きたいとかなり欲張った旅になってしまいました。こうした旅行を成功させるためのカギは、体に無理をしないでできるだけ早い時間に出発するということでした。

 出発日は天気も良かった5月3日、朝の6時過ぎに自宅をスタートすることができました。静岡インターから高速道路に乗り、途中の日本平パーキングエリアで朝食を買って、清水ジャンクションから新東名に入ります。ここで、一つの判断をしなければなりません。とりあえずの目標は、日本海側まで出ることで、恐らく金沢は北陸新幹線が開通したことでゴールデンウィークは相当にぎわっていることが予想されたため、逆方向の新潟を目指します。新潟のどこを目指すかというと、このブログでも折に触れて紹介しているステンレス水筒や金属加工製品で有名な新潟県三条市にある「燕三条地場産業振興センター」に行ってゴールデンウィークに開催されている小規模なイベントを見ながら面白いものがあったら買ってこようという算段です。たまたまネットで調べていたら、この物産館は駐車場代も無料で、物産館内の磁場産品コーナーで買い物をした際にインターネットから印刷したアンケート用紙を提出すると、粗品程度ではありますがプレゼントをいただける(県外からのETC利用者が土曜休日に訪問した場合のプレゼントです)ことがわかり、行ってみようという気になりました。以前燕市には秋につばめ物流センター行なわれている「燕青空即売会」に行ったことがありました。そこではかなり安くいろんな製品が売られていますが、中には地元産でないものも混じっているので、今回出掛ける物産館では安心して地元産の品を買えるというのも背中を押された理由の一つでした。

 ただ、交通状況や天候の悪化によりたどり着くことが難しい場合のことも考えて、他のプランも考えています。幸いにして今回は無事に新潟までたどり着くことができましたので、これからしばらく今回の旅の報告にお付き合いいただけたらと思います。

雨の中の桜見物

 桜の見頃というのはその年の天候によって変わるので、事前にインターネット上にあがっている開花状況を確認してから出掛けられる分、大きな失敗をしなくてすみます。今年は近所にある桜を見るくらいしかできなかったのですが、昨日になってここで行かないと桜の見頃は終わってしまうと思い、雨の天気でしたが無理をして出掛けてきました。

 雨が降っていると足元が悪いので、できれば桜を見るための移動は最少限に抑えたいですし、それでも見に行った満足感のあるところに行きたいという希望もあります。私が結構好きなのが、有名な一本桜を見に行くことで、今回はそうした一本桜の中からまだ見に行ったことのなかった山梨県韮崎市にある、「わに塚の桜」に決めました。

 この桜は樹齢が300年以上というエドヒガンザクラで、テレビなどでも紹介されることが多いのでご存知の方も多いでしょう。とりあえず山梨のネット情報でその位置を特定し、その場所をカーナビに打ち込んで向かいました。

 現地近くになって、なぜか利用していたYahoo!の無料カーナビで示された位置が違っていたようでちょっと迷ったものの、人と車の流れを確認しながら進んでいくと桜の木の看板が見付かったので、静岡市内の自宅から3時間弱で到着しました。

 ネット情報によると駐車場は無料で100台くらいとありましたが、まとまった駐車場ではなくさまざまな場所に点在するように設けられていて、ひとつひとつの駐車場は小さいものでした。それでも、一本桜というのはそばまで出掛けて一通り見たらもう用はないということもあるわけで(桜の周辺には大掛かりな出店などはありませんでした)、ちょうど私の車が入ってきた時に出る車があったのですかさず空きスペースに駐車し、わに塚の桜の元へ勇んで出掛けたのでした。

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 現地に到着した際も雨は降り続いていたので、傘を差しながらの撮影になりました。真っ青な空や山々に映える桜の木は撮影できませんでしたが、それでもこの桜の存在感は素晴らしく、後で見直しても堂々たる姿を残してくれています。木の回りを一周し、写真を撮り終えてその場を後にしたのですが、雨の中、単なる思い付きで出掛けた割に満足度が高かったのは魅力的な一本桜をターゲットにしたからかも知れません。今回のコースの途中には身延山のしだれ桜や、富士川町の大法師公園のさくらまつりもあったのですが、そちらの方を選んだら見に行く前と後にも結構時間がかかったと思うので、今回の選択は良かったのではないかと改めて思いました。雨の中出掛けるのは大変な部分もありますが、花を散らすほどのものでなければ何とか写真も撮れると思いますので、ぜひ皆さんも出掛けてみてくださいね。

2015年1月 18きっぷの旅 その5 現地での無理は禁物

 ここまで書いてきて、あえてここまで目的地を紹介していなかったのですが(^^;)、今回の目的地は、行き帰りの時間の関係で現地である程度の時間を過ごせる上、単に景色を見るだけの観光旅行では満足できない家族のために、駅の裏に大規模なアウトレットモールがあり、さらにこの時期には冬のバーゲンを行なっているという情報を掴んだ軽井沢としました。普通列車で向かう場合は高崎線で高崎まで行き、信越線に乗り換えて釜飯で有名な横川駅へ行きます。その先は残念ながら長野新幹線の開業によって碓氷峠の路線が廃止されてしまったので、JR東日本が運行するバスに乗り換えて碓氷峠軽油でJR軽井沢駅に向かいます。ちなみに、料金は片道510円となっていて18きっぷでは乗れません。

 そのバスとの接続を考えて上野駅を朝の7時33分の普通列車で出ましたが、高崎までは駅で先に普通列車のグリーン券を購入していたので、これも乗車直前に購入した駅弁を車内で食べながら高崎に向かいます。心配していた事故や天候などの理由での遅れもなく、定刻に横川駅に到着したのですが、すでに軽井沢行きのバスが待っていたので駅からダッシュをかけ、何とか座席を確保することができました。というのも、電車が横川駅に向かうに従って、明らかに軽井沢行きのバスに乗る人がかなり多そうだということが見て取れました。列車は2両編成でしたが観光バス形式の接続バスと比べればその輸送能力には雲泥の差があります。スキーシーズンであり、今回はアウトレットのバーゲンがあるとは言え、これだけ普通列車を利用して軽井沢に乗り込む人が多いのかというのは予想していませんでした。それでも、補助席に座るようにしたことで立っていくことになったのは2~3人に留まりましたが、夏のハイシーズンになると積み残しが出るのか臨時便で対応できるのか実際に出掛けてみないとわからないので、新幹線開通は便利な面もありますが、こうしたことも起きるということがしみじみわかりました。

 そして、軽井沢に到着したのが午前11時前くらいで、現地は晴れ渡っていました。ここで、ある程度時間が過ごせることから、アウトレットに行く前に旧軽井沢方面を回ろうかなとも考えていたのですが、晴れてはいるものの高原特有の風の冷たさにあえて自転車を借りて周辺を回ろうという気は失せてしまいました(軽井沢駅から旧軽井沢地区へは多少距離があります)。せっかく軽井沢に行ったのにメインストリートや観光名所を回らなくてどうするという批判もあるかも知れませんが、アウトレットモール自体の範囲も広く歩きがいがあり、いわゆる軽井沢らしいお土産も全てこのモール内で購入できそうだったので滞在時間のほとんどを駅周辺にして歩いて回る方がいいと判断したのです。

 アウトレットでの買い物については、モバイル関連の項目で紹介できる面白いものを購入したので、後で別項目を挙げて書きたいと思いますが、実際に帰ってきて、それほど体の疲れもなく過ごせていたのですが、それも現地であまり無理をしなかったことが大きいと思っています。今回は同行者がいたのでこういった無理をしない行程になっていった部分もありますが、行き残したところがあればまた改めて行けばいいと思う方が次の旅にも繋がりますし、何事も満腹になるまで食べつくすよりも腹八分目がいいという感じでしょうか。特に行動に制限のある18きっぷでの旅では、あれもこれもと欲張らず、大変だと思ったら現地でも柔軟に行程を変える決断が必要なように思います。

2015年1月 18きっぷの旅 その4 乗れる列車には早めに乗ること

 この内容をアップしているのはすでに帰宅した後になりますが、この文自体は上野のビジネスホテル内で書いています。ホテルにはWi-Fiが利用可能とのことで、確かにホテルのWi-Fiの電波が飛んではいますが、部屋の中にはLANケーブルはありませんでした。チェックインの際にインターネットのことを聞くのを忘れたので(^^;)、結局ここでのネット環境は自前のぷららモバイルのモバイルルーターからBluetoothで接続しながら情報収集をすることになってしまいました。まあ、それでも十分なスピードでネット接続できていますので、私の場合はホテルのネット環境を予約の際には気にする必要はないのかも知れません。

 当日(1月9日)はだいたい午後6時頃に駅の改札に集合ということにしておいたのですが、私が10分前くらいに着いたらちょうどその時間に合流できてしまいました。前もって調べておいた行程は18時10分発の静岡発熱海行きに乗る予定だったのですが、この時間だと一本前のホームライナー沼津号に間に合います。この列車はホームの券売機で一人320円の座席指定券を購入すると、18きっぷでも乗れてしまう快速運転の列車だったので、急いで夕食用の駅弁を買い、改札を通って座席指定券も購入し、ぎりぎりで列車の出発に間に合いました。

 その後は沼津で熱海行きに乗り換え、その部分だけは普通の列車に乗りましたが、熱海から東京まではグリーン券を買ってあったのでそこで弁当を開けて食べながら東京へ向かいました。当初はホテルチェックインが23時の予定だったのですが、当初は静岡から熱海を各駅停車で向かうつもりが、一部快速運転で向かえ、さらに一本早い列車に乗ったこともあり、21時過ぎにはホテルに到着出来ました。

 その昔、紙の時刻表でしか列車の時間を確認することができなかった時には難しいですが、今は現在地をGPSで取得して一番早く目的地に着く行程をスマートフォンがあればすぐに出すことができます。実際の旅の中で頑張れば一本早い電車に乗ることができそうな場合は、スマートフォンで調べてからでもいいですし、まず乗ってから調べてもいいでしょう。一本前の電車に乗っても目的地に到着する時間は変わらないこともまれにありますが、先着していれば早く電車を待てるため座れる可能性は高くなりますし、首都圏を抜ける場合は一本待ったために後発の電車が突発的な事故で進めなくなることもあります。今回の旅は幸いにしてそうした事故の影響を受けませんでしたが、影響を受けることを極力避けるために、できるだけのことは準備段階から旅の最中も常に気にしておくことが大切です。

2015年1月 18きっぷの旅 その3 当日スムーズに出発するために

 前回のエントリーを書いてから、8日から9日の日付が変わりホテルの当日限定プランがネットで購入できるタイミングを見計らって(実際は前日の24時過ぎ)、ホテルの予約を行ないました。ネットの表示が変わり、当日予約扱いの安い金額で上野駅から徒歩ですぐのホテルを素泊まりで確保できたので、次に行なったのが乗車券の類の購入でした。

 今回のプランでは2名で一泊二日の行程ながら、18きっぷは3回分しか残っていません。すでに18きっぷは12月末日で販売を終了していますが、金券ショップには売られている可能性はあります。ただ、必ず売っているとも限りませんし、価格も不透明です。私が飛び込んだ複数の金券ショップには全く使い残しの18きっぷはありませんでしたが、販売価格がすでに翌日で期間終了だというのに、通常の販売価格と同じ一回分3,000円という表示を変えていませんでした。もっとも、1回分残した18きっぷを持ち込んでくるような人はほとんどいないというのがこちらの地域における実際のところなのでしょう。

 その状況を把握した上で購入したのが、金券ショップで売っている普通回数券のバラ売リでした。静岡駅から東京上手線内の運賃(現金価格)は大人3,350円ですが、静岡→由比と由比→東京上手線内の切符を分けて買うと安くなるのだそうで、私が購入した金券ショップでは2,980円で購入できました。これが上手線内でなく品川で良ければさらに安くなり、小田原から小田急に乗り換えればそのセット乗車券(小田原~新宿間急行利用の場合)は更に安く買えます。今回は上野から翌日の旅をスタートさせたいために多少割高になりましたが、それでも十分安く旅に出られます。ただ今回の旅は乗車券だけではなく、さらに追加料金を出して快適な環境を追求することにしました。

 以前紹介したことがありましたが、首都圏の特定区間における普通列車のグリーン券を追加購入することで、普通運賃で乗る場合だけでなく18きっぷに追加して利用することができます。出発日の1月9日は平日なのでグリーン車の走る熱海~東京間は980円となりますが、土・日・休日のホリデー料金の方が安く、範囲内なら最長区間を乗り継いでも、780円が上限になります。駅近くの金券ショップで購入したついでに駅のみどりの窓口で普通列車のグリーン券を購入してきたので、準備は万全です。あとは当日の鉄道の運休や遅れなどがなく、無事に目的地に時間通りに到着できるかを祈るのみです。もっとも、天候やアクシデントで東京より先に進めなくなっても、上野に泊まるならそれなりの観光はできると思いますが、この先は実際に出掛けた先の話を書かせていただきたいと思います。