ぎりぎり日帰りの旅(2)渋滞を避ける新潟までのルートとお昼ごはん

 高速道路を使って静岡から新潟を目指すために、まずは東名高速から新東名に入りましたが、ゴールデンウィークでなければ、東名高速を厚木まで進み、圏央道から関越自動車道を目指すのが一番早く簡単だと思いますが、そのルートだと渋滞の名所を何度も通過しなければらならなくなります。そうした渋滞の名所を回避するためには、2通りの方法があるのですが、それは新東名を新清水で降りて、国道52号線を通って中部横断道の増穂インターまで下道で行き、そこから中央道長野道経由で新潟に入るルートと、新富士で降りて下道を中央道の河口湖インターまで走り、そこから圏央道経由で関越道に入るルートです。

 ゴールデンウィークでなければ河口湖インターから入る方が楽でいいのですが、首都圏から関越道に抜けるルートは多くの車が走るためどうなるかわかりませんので、首都圏の車が入ってくる余地のない中部横断道のコースを今回は選択しました。さすがに新清水のインター出口は混雑しましたが、それ以降の国道52号線はスムーズに進み、増穂インターから双葉ジャンクションを抜け、八ヶ岳パーキングエリアで最初の休憩に入ります。下道を行く場合はトイレ休憩をする所が限られるので、高速道路に乗るとほっとします。

 とりあえず、目的地に到着するまでは2時間間隔で休憩を取りながら効率的に進むことを心掛けましたが、道路状況を確認するのにラジオが役に立ちました。高速道路脇に主要なラジオ局の周波数が表示されているので、山梨の山梨放送、長野の信越放送という風に聞く放送局を変えていったのですが、面白かったのは信越放送の善光寺参拝に特化した交通情報および周辺駐車場の混雑情報が1時間ごとに流されていることでした。今年は7年に一度という善光寺の御開帳が5月末まで行なわれているので、周辺の駐車場からシャトルバスを使ってのパークアンドライドが行なわれていました(ゴールデンウィークおよび土曜日曜のみ)。駐車場料金は無料で、シャトルバスの料金は一人往復大人400円、小学生200円かかるそうですが、その負担だけで車は駐車場に置いたまま長野市内を一日観光できるなら結構安いのではないかと思います。今回は日程の都合で長野は通り過ぎましたが、午前中に到着するように出られれば、割と快適に長野市内の観光ができそうですね。

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 長野インターまでは善光寺参りの車の影響が考えられたので休まずに進み、結局休憩を取ったのは小布施PAでした。ここはハイウェイオアシスが併設され、道の駅と繋がっている広大な施設ですが、ここでは早めの昼食を取りました。というのも、小布施といえば栗ですが、ここの食事処ではパックに入った栗おこわ(410円)や、同じ栗おこわと温かいミニとろろそばのセットが640円(恐らくこの値段だったと思いますが10円単位で違っているかも知れません)とリーズナブルに提供されています。単なる栗おこわよりも信州名物のおそばも付いているとあって、そばとのセットを食堂で頼みましたが、その場で食べられないくらい席が埋まっていたり、食事をしてしまって今は食べられないような場合は単品の栗おこわが安くておすすめです。


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