ぎりぎり日帰りの旅(1)旅の目的地について

 2015年のゴールデンウィークにどこかに行こうと考えていた時に、できるだけ渋滞を避け、しかもそれほど混んでいない場所をとかなり都合のいい行程をと思ったのができるだけ首都圏を通らずに行ける所をピンポイントでつないでいこうというものでした。

 さらに、ETC搭載車に適用される土曜休日1,000円が終了した後、しばらくは土曜休日半額料金が適用されていたものが、国庫による補助がなくなり三割引と逆に二割ほど通行料が高くなってしまったため、高速道にずっと乗りっぱなしで目的地に行くのではなく、下道もうまく活用しながら交通費も抑えて行きたいとかなり欲張った旅になってしまいました。こうした旅行を成功させるためのカギは、体に無理をしないでできるだけ早い時間に出発するということでした。

 出発日は天気も良かった5月3日、朝の6時過ぎに自宅をスタートすることができました。静岡インターから高速道路に乗り、途中の日本平パーキングエリアで朝食を買って、清水ジャンクションから新東名に入ります。ここで、一つの判断をしなければなりません。とりあえずの目標は、日本海側まで出ることで、恐らく金沢は北陸新幹線が開通したことでゴールデンウィークは相当にぎわっていることが予想されたため、逆方向の新潟を目指します。新潟のどこを目指すかというと、このブログでも折に触れて紹介しているステンレス水筒や金属加工製品で有名な新潟県三条市にある「燕三条地場産業振興センター」に行ってゴールデンウィークに開催されている小規模なイベントを見ながら面白いものがあったら買ってこようという算段です。たまたまネットで調べていたら、この物産館は駐車場代も無料で、物産館内の磁場産品コーナーで買い物をした際にインターネットから印刷したアンケート用紙を提出すると、粗品程度ではありますがプレゼントをいただける(県外からのETC利用者が土曜休日に訪問した場合のプレゼントです)ことがわかり、行ってみようという気になりました。以前燕市には秋につばめ物流センター行なわれている「燕青空即売会」に行ったことがありました。そこではかなり安くいろんな製品が売られていますが、中には地元産でないものも混じっているので、今回出掛ける物産館では安心して地元産の品を買えるというのも背中を押された理由の一つでした。

 ただ、交通状況や天候の悪化によりたどり着くことが難しい場合のことも考えて、他のプランも考えています。幸いにして今回は無事に新潟までたどり着くことができましたので、これからしばらく今回の旅の報告にお付き合いいただけたらと思います。


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