ぎりぎり日帰りの旅(3)渋滞の原因と対策を探りながら走る

 当日のお昼前に小布施PAを出発し、日本海を目指して北上中に、道路情報に不安を煽るような表示が出てきました。目的の三条燕IC手前で渋滞が発生しているとのこと。故障した車のためとのことでしたが、このまま順調に走ってしまうと、まず渋滞に巻き込まれることになってしまいます。

 ただ、地方の高速道というのは東名などと比べてインターごとに交通情報のラジオが整備されているのでは無いようで、試しに市街地付近で1620kHzの交通情報に合わせてみたところ、流れてきたのは高速道路情報ではなく、平行して走る国道の情報でした。長野県内の情報も私が走っていた時間には善光寺周辺の情報しかラジオからは流れてきませんでしたし、情報不足の感は否めません。そうなると、頼りになるのは実際にサービスエリアで提供されているものしかないわけで、とりあえずはということで、サービスエリアで道路情報を入手してみることにしました。

 継続した渋滞情報を注目する場合、時間の経過とともに渋滞の列が伸びているかそうでないかということに注目してみることが大事です。交通集中による渋滞の場合、時間とともに長くなる可能性があるので、休憩をしないでなるべく早く渋滞を抜ける算段をした方がいいと思いますが、事故や故障車による渋滞の場合、最初は時間とともに渋滞は長くなりますが、渋滞の原因である車を何とかできればすぐに解消する傾向があります。問題の渋滞はサービスエリアで確認した時には最初に入ってきた情報よりも渋滞の長さが短くなってきていて、これならもう少し休憩を取りながら進めば渋滞自体がなくなるのではないかと思いながらゆっくりめに進むことにしました。

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 それで、日本海側に到達したということもあり、上の写真にある日本海を一望できる雄大な展望台がある北陸自動車道の米山SAで少しゆったりめの休憩を取りました。ちょっと前に食事をしてきたので、利用客の多くが購入していたこのサービスエリアの名物「サバサンド」が食べられなかったのは残念でしたが、だいたい30分弱時間を遅らせて進んだら、目論見通り渋滞は消えていました(^^)。目指すイベントが行なわれているところは、インターから降りてすぐのところにあり、何とか大きな渋滞に巻き込まれることなく午後1時頃に到着を果たしました。


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