月別アーカイブ: 2025年12月

昨日から開始されたmineoの「パケット放題 1Mbps」で主に動画配信サイトを試してみた

以前、ニュースリリースがあった際に紹介させていただいた格安SIMの中でも独自のプランを提供してくれているmineoが、かなり外で使えそうなプラン変更をかけてきたので、実際のところ手持ちの8インチタブレットでどこまで動画配信が見られるか試してみました。

まず、私が契約しているのは「マイピタ」というプランの「月3GBプラン」(旧1GBプランから増量で税込1,298円/月は変わらず)です。他の月3GBのプランと比べるとちょっと割高に感じる方もいるかも知れません。ちなみに、現在私が使っている楽天モバイルは3GB未満の利用で月額1,078円でRakutenLinkアプリを使えばSMSと通話は定額(対象外の番号あり)です。また、LINEMOも3GB未満の利用であれば月額990円で使え、LINEを使う分についてはカウントフリーで利用可能になっています。IIJmioでは月額950円で5GBまで使えるなど、明らかにmineoの料金は高かったのですが、実はそれでもmineoにとどまる理由が私にはあるのです。

「マイピタ」のオプションで、低速時に通常の最大200kbpsではなく中速で利用が可能という、2025年12月10日から新たな無料中速オプションの「パケット放題 1Mbps」が新たにできました。今までは、10GB/月プラン未満の契約者は月額のオプション料金385円を払うことで低速時でも最大1.5Mbpsで通信でき(現在は最大3Mbpsにスピードアップ)ていたのです。ただ、中速通信を楽しむためには、1,298+385の合計で1,683円/月かかっていたのですが、今回の改定で高速利用できる容量は月1GB→3GBに増え、マイページから申し込みは必要ですが「パケット放題 1Mbps」のオプションを無料で付ければ低速時でも最大1Mbpsでネット利用が可能になるのです。

ただ、実際にサービスが開始されないと実際どのくらい使えるかはわからないので、今回その内容について紹介したいと思います。ちなみに、8インチタブレットを使い、時間は夕方4~5時くらいに試しました。平日の昼はアクセス集中によって遅くなる可能性はありますが、「マイピタ」には平日昼に宣言をして平日昼間の利用を控える日数が月に10日あると、23~翌7時まで高速データ通信を減らすことなくネット接続ができる「夜間フリー」の権利を獲得できる「ゆずるね。」という仕組みがあります。「パケット放題 1Mbps」と「夜間フリー」を組み合わせれば、昼でも夜でも深夜でも、それなりに使える回線を、月3GBの基本契約額1,298円だけで利用できてしまうということになると、これはかなり熱い仕様になります。

切り替え手続きを行なった後、アプリで低速時の速度が最大1M bpsであることを確認してスピードデストを行なってみましたが、4GB(au回線)では接続直後に2.8Mbpsくらい出た後に徐々に下がって950kbpsくらいで測定が終了しました。いわゆるブースト接続ができているようで、動画を見る場合には有利だと思います。次に私が使っている動画配信について一通り試してみましたので、その内容も合わせて紹介します。

・Amazonプライム 標準画質で普通に見られました
・YouTube 自動にすると240~360Pぐらいの間で動画を問題なく再生できました
・NHK+ 画質を「中」にして普通に見られました
・TVer 画質を「低」にしても止まる時がありましたが、動画自体は何とか再生しました
・AbemaTV 画質を「自動」にして普通に再生可能です
・DAZN モバイル通信の画質を「データセーブ」にして再生可能です
・U-NEXT 画質を「自動」にして再生できました

もちろん、時間や電波状況、さらには場所(多くの人がモバイル通信にアクセスするところ)によって上記の結果が出ない場合もあると思います。TVerが一番厳しい感じではありましたが、心に余裕を持って待っていれば再生を再開しますので、今のところスマホやタブレット単体で使うなら「マイピタ」無料オプションの「パケット放題 1Mbps」でも何とか使えると思います。

ただ、パソコンにテザリングをして使うとなると、ちょっと最大1Mbpsではストレスがたまるのではないでしょうか。特にスマホやタブレットの電池消耗を抑えるため、Bluetoothによるテザリングを行なう場合、新たな「パケット放題Plus」では3Mbpsの半分である1.5Mbpsくらいでパソコンなどを利用できるので、これは結構実用的だと思います(以前3Mbpsで利用できるキャンペーンの際に実際に計測しました)。マイピタの月15GB以上のプランでは最大3Mbpsのプランを無料で利用可能なので、ご自身が外で「いつ」高速を使うかによってプランを決めるのも良いと思います。

私の場合は、とにかく安く一通り使えれば良かったので、ともあれ、あえて最大1Mbpsでもそれなりに単体で使えるというのがわかり、安堵しております。今後もこのプランを使いながら、新たなものについても発掘していけると良いのですが。

ニトリ単四充電池利用での「暗い所で文字が光る目覚し時計」の電池持ちに関する覚書

今朝、昨日まで問題なく動いていた小型クロック(実際はトラベルクロック用途で購入)が止まっていると気付きました。単四電池2本で動くトラベルクロックが欲しくて購入したのですが、今回はその続きです。実際の商品については以前書いたブログへのリンクを貼っておきますので、そちらでご確認下さい。

なかなか見付からなかった単四2本タイプのトラベルクロックをニトリで発見したのでゲットしてみた

購入時、メーカーでは使用できませんとうたっている、エネループではなくアマゾンベーシックの充電用ニッケル水素電池(1.2V・850mA)を二本入れて使っていました。事故なども起こっていませんが、あくまで自己責任での使用であることをまずはお断りしておきます。目覚ましには使わずずっと時を刻み続けていたのですが、購入したのが昨年の12月11日くらいなので、ほぼ1年間使い続けられていたわけです。

このクロックは、クォーツではないのですが一年間全く時刻合わせをしなくてもほぼ正確な時間を刻み続けていました。あくまで自分の感覚ですが、あえて高値で電波時計やWiFi接続の時計を買うまでもないと思います。このクロックはアナログなので、時刻合わせも簡単にすぐできますし、個人的には時刻確認だけでも十分有用だと感じられます。

このクロックを旅先での目覚まし用に使う場合は、いったん電池を取り出して充電してから持って行くと思いますが、単に時間確認に使うだけなら電池が切れるまで使っても十分ですね。

充電可能なアマゾンベーシックの充電池で1年持つなら、もう少し容量のあるエネループだともう少し持ちそうですし、旅先で電池が切れたとしても100円ショップで買えるマンガン電池を入れて使い続けることもできそうです。たまたま今回、ほぼ1年後に電池切れを起こしたというのは偶然ではありますが、来年も同じように使えるとしたら実に便利な時計だとも思えます。

我が家のベランダに吊り下げた複数のソーラーパネルで充電できる容量を計ってみた

電気ポットやIH調理器を購入したことで、手持ちのポータブル電源を効率的に使いながら充電する環境が整ってきました。昨日は仕事が休みで、しかも日の出から雲ひとつない晴れの天気だったので、現在持っているソーラーパネルを出せるだけ出してどのくらいの発電できるのかというのが気になったので、試してみました。

以前の経験から、日が出てしばらくは出力は上がらないものの30分くらいすると出力も上昇してきて、100Wのパネル一枚で(パネルの温度がそこまで上がらない冬季)、大体75Wくらい発電します。現在使っているソーラーパネルの実力を最大限に生かす場合、自宅のベランダの限界まで釣り下げると、以前紹介した小さなパネル10枚を広げて発電する軽量のFlexSolar 100W 折り畳み式ソーラーパネルを2セットで計200W、さらにエコフローの4枚折りたたみの110W片面ソーラーパネルを1セットで合計310W分のソーラーパネルがあります。

このパネルを同じFlexSolarのパネルを並列接続し、大容量のポータブル電源用として使い、エコフローのものを別のポータブル電源充電用として使うのが、ベランダの広さとの兼ね合いで最大活用できる組み合わせとなります。なお、使用するポータブル電源によっては、エコフローの110Wの代わりに小さくて取り回ししやすい60Wのパネルを使う場合もあります。

実際にポータブル電源を充電してみると、ポータブル電源のメーカーに寄って出力されるワット数が違っていました。今回はエコフローのRiver2Pro・River2と、BluettiのEB3A・AC50Bで試しましたが、エコフローの方が二枚まとめて出力すると150Wくらいまで出るのに対し、Bluettiの方は130W台と少ない出力でした。そんなわけで、今後1000Whクラスのポータブル電源の購入を考える場合には、エコフローの機種の中から選んだ方がより高出力でこの3枚のパネルから充電できそうです(3枚いっぺんに使うと常時220~230Wくらいで充電できそうなので)。

今回は高容量のポータブル電源でソーラー入力200Wに対応しているEB3A・AC50B、220Wまで対応しているRiver2Proは100W×2の方で、小容量のものは110Wで充電しました。実際、3枚合計で200W以上が出るのは朝8時頃から11時過ぎくらいでしたが、昼過ぎになっても多少出力は落ちるもののそれなりに粘るので、一日のうちで充電できるのは午後1時くらいまでの実質5時間が勝負になると思います。

今回は複数のポータブル電源を充電しながら、充電を待つポータブル電源でお湯を沸かしたりして5時間をフル活用することができたのですが、ポータブル電源の容量からこの日、ソーラーパネルから充電できた電気は、約770Whくらいでした。手持ちのもので言うと、River2Proを空にした状態で満充電できるレベルではないかと思います。

もちろん、大きなポータブル電源に今回の3枚を接続させて、一気に充電した方が効率が良く、エコフローのモデルではDELTA 3 Plus(1024Wh)がソーラーパネル入力が500Wの端子が2つ、トータルで1000W充電できるポテンシャルがあるので、手持ちのパネル3枚で一台の充電ができるようになるり、今後の購入候補の一つにしていますが、ほったらかしでもこれ以上の充電ができるのではないかと思っています。

もちろん、今の組み合わせでも手持ちでは小さいポータブル電源が多いので、3枚のソーラーパネルを別々のポータブル電源の充電用に使うようにしても、かなり効率良く充電できています。ただ、冬は風が強い日もあるので、常にソーラーパネルの状態はモニターしながら充電したいので、現在は休みの日に気合いを入れて充電するだけに留まっています。まあ、災害時の自宅避難時はずっと家にいると思うので、逆に今回の結果を見て毎日使っても問題ない分だけ使う生活についても模索していきたいと思います。

はたからみて無理だと思う事でもメンタルで一気に夢を現実のものにしてしまう実例を連続で垣間見た日

昨日(2025年12月7日)は、表題のような事をテレビ越しではありますが垣間見た一日となりました。何でも曖昧にして過ごすような私ではありますが、だからこそ結果が全ての世界に入り込んでいる人たちの事は尊敬し、応援したいという風に考えているのですが、昨日のスポーツイベントではまさかまさかの連続が起きました。

まず、お昼から福岡国際マラソンの中継を見ていたのですが、優勝候補と目される日本の有力選手たちは飛び出さないで二番手グループでまとまっている中、先頭グループを唯一走っていたのがスズキアスリートクラブ所属の大石巧選手でした。この選手については以前にもブログで紹介したことがあったと思います。

彼が陸上を本格的に始めたのは大学に入ってからで、高校ではサッカー部だったそうです。サッカー部の活動が終了した後に陸上の記録会に出て、そのタイムを材料に、関東の駅伝の有力校に個人で入部を直訴し、城西大学へと進学することになりました。

駅伝における実績のある学校は、さすがに入部はできても実際に箱根駅伝を走るだけの実力に達するまでが大変ですが、3年生の時に8区のランナーに抜擢され区間4位という好走をします。翌年も同区間を走り卒業した後も実業団でランナーとして走る選択をしたのですが、それまでそこまで目立った活躍をしていない選手であるにも関わらず、目標をオリンピックに設定し、今回の福岡国際マラソンでも積極的に先頭集団に付け、まずはオリンピック出場選考レースのMGCに出場する資格を得ました(日本人3位以内でタイムが2時間9分切り)。

今回、大石選手は自分の最終目標に向け、MGCの日を逆算し、さらに自己ベストを上げて本気でオリンピックの代表の座を取りに行くための練習に入るでしょう。実際どうなるかわからないものの、高校まで陸上をやっていなかった人がここまで競技に没頭する力というのは、見ていて本当に感動します。回りの人が誰も信じなくても、自分がやれると信じて結果を出す大石選手に今後も注目したいと思います。

マラソンを見ながらサッカーJ2のJ1昇格トーナメントの様子も見ていたのですが、磐田は徳島に痛恨の失点で来年もJ2残留となりました。逆に徳島の気迫にやられたという感じでした。ただびっくりしたのは、もう一試合行なわれた千葉対大宮戦で、大宮が3対0とリードし、折角J2で昇格寸前まで行った千葉もここで終わりかと思ったところ、後半から怒涛のゴールラッシュで試合を4対3とひっくり返したのは、こちらも勝利への気迫は並大抵のものではないことを示してくれました。

実は、徳島はJ2最終戦でJ1昇格を決めた長崎と対戦し、長崎の気迫の前に惜敗していました。もし徳島が勝っていたら千葉はトーナメントに回らずに自動昇格だったのですが、その辺の状況も実に面白い二試合でした。最後の決勝はどんな試合になるかわかりませんが、少なくともメンタルで上回らないと次のステージには行けないような試合になるのではないでしょうか。レベルの差こそあれ、ここまで人生が変わる試合が国内でも多く行なわれる環境にあるサッカーの国際的な実力が上がっているのもさもありなん事だと思います。

マラソンについても、MGCというサバイバルレースの結果によって代表を決めることになったことで、日本記録自体も伸び、世界のレベルに多少は迫るようになってきました。今回紹介した大石選手以外にも多くのランナーがオリンピックを目指しており、そんな中で突然変異が起こる可能性も十分あります。なにせ、かつての日本のプロ野球は絶対にアメリカメジャーリーグにかなわないという時代の先に、大谷翔平選手のような人物が出てくるわけですから。スポーツ観戦好きとしては色んな期待を持って選手の活躍を期待したいと思っています。

買って使わずに終わってしまわないための日常にも車中泊にも使えるIH調理器選び

個人的にはまさか買うとは思わなかったIH調理器を購入しました。以前使っていて壊れたIH調理器は、冬にこたつと一緒に使っていたら、突然ブレーカーが落ちる状態になったりしたので、なかなか再度購入する踏ん切りが付かなかったのです。

また、ポータブル電源を買い出した時には小容量のものから徐々に中容量クラスに手を出しているのですが、現在持っている一番大きなポータブル電源がエコフローのRiver2Proで、出力は800W、X-Boostを掛けても1000Wまでの家電に対応するのみで(1000W出力がそのまま出るわけでなく出力はセーブされたまま機器が使える仕組み)、100Vで1400Wの出力でもそれほど大きな熱量を得られるわけではないので、ポータブル電源からではその能力を十分発揮できないという問題もあります。

それでも、IH調理器には1000Wやそれ以下の消費電力のものもあるので、車中泊のおすすめIHというページを見ると、小型の1000W以下の製品がおすすめされていることが多いです。

当初はそうした記載を真に受けて、コンパクトで小さなものを探していたのですが、先日のブラックフライデーセールで、1400Wの製品でも問題なく使えるポータブル電源の価格がかなり下がっています。現在は1000Wの製品しか使えなくても、近い将来にはそうしたポータブル電源を買えば、車中泊の時だけでなく、家でもブレーカーを飛ばす心配なく使えるということになります。

自宅でポータブル電源を使ってIH調理器を使うメリットとして「ブレーカーの心配をしなくてもIH調理器が使える」という事があり、これはポータブル電源のメーカーもそれをメリットとしてうたっています。その場合、大容量のポータブル電源の容量が一気に減ってしまうのですが、その場合あえてソーラーパネルで充電するというよりも、使った分を他に電気を使っていない時間にゆっくりとコンセントから充電することで、常に大容量を使う家電をブレーカー落ちの心配なしに使えるということにもなるわけで、電力会社との契約内容に余裕がない場合には、あえて自宅でもポータブル電源からIH調理器を使うというのは悪くない使い方ではないかと思います。

今回IH調理器を購入するにあたって、現在は最大1000Wの出力でも、将来的には1400Wでのフルパワーでガスコンロの代わりにも使いたいという事があり、その希望に沿った製品にしました。それが、パナソニックのKZ-PH34でした。
この機種は最大1400Wの製品ですが、最大1000Wに出力を抑える「1000Wセーブモード」があります。あらかじめこのモードにしてから手持ちのポータブル電源を使えば、最大出力にしても1000W以上になることはないので、安心して使えます。将来的に高出力のポータブル電源を買い足した時にはこのセーブモードを使わずに普通にも使えるということで、かなり使えるポータブル電源の幅が広くなっています。

購入してまずは、今使っているヤカンが使えるかどうか試してみました。たまたまステンレスのヤカンを使っていたので、セーブモードのまま使ってみたところ、問題なく使うことができました。現在持っている電気ポットでお湯を沸かす場合、ある程度水温が下がらないと「再沸騰」の機能がないのが不満だったのですが、いつものヤカンをIH調理器で使えるということになると、真空断熱ボトルに入れて少しさめてしまったような場合も、ガスを使わずにポータブル電源からの電力供給で沸かし直しができるので、それだけでも便利です。

あとは、これからの季節の鍋をしたり、専用のプレートがあるので焼肉を卓上でやったりと、まずは日常生活の中で使うことでそのメリットをしっかり得て、あとは車中泊の旅にもポータブル電源と一緒に持っていく可能性も考えてみたいと思っています。

災害時の自宅避難や車中泊用の調理器具として備える器具は時代とともに変わりつつある

私がこのブログを書き始めた頃、車中泊における調理ということでは、まず選ぶのは「カセットコンロ」という選択肢になっていたと思います。当時、車内で家電を使う場合にはシガーソケットにインバータを付けて使える家電を使っていたのですが、それだと当然使える家電は限られてきます。今でも売っている「タケルくん」「ワクヨさん」のような、車のシガーソケットに差した電力でも使える湯沸かしポットや炊飯器は当時からあったものの、最大100Wくらいの出力しか得られないので、炊いたり沸かしたりするまでにひどく時間がかかるだけでなく、車のバッテリーにも影響を与えかねません。

その頃は、キャンピングカーにサブバッテリーシステムを組んで、家にいる時と同じような家電を使っている方もいましたが、自分でシステムを組むにしても結構な費用(車代も入れて)がかかるので、私自身はより使う電力が少なくて済む、乾電池で動くグッズを色々探し、調理についてはカセットコンロを持ち込むという考えでいました。

しかし、どんな災害でもそうですが、いったん自分の回りでインフラが使えなくなった場合、間違いなく今までと同じようにお店でグッズを入手するのが難しくなります。個人的な事で言うと、大雨被害で私の住む市内の別地域で大規模な断水が起きた時、ペットボトルの水だけでなく給水車が来た場合に水を入れるタンクすら近くのお店から消え去りました。カセットコンロを備蓄したりこれから鍋の季節に向けて使っているご家庭も少なくないと思いますが、今現在家庭内で備蓄している分のカセットガスが無くなったら、しばらく新しいものを入手するのは難しいと思われます。カセットガスを使った器具は増えていて、ガスストーブや冷蔵庫、発電機もありますが、問題はいかにカセットガスを入手できるかという事があるので、私はこうした品については自分で購入する選択肢から外しています。

カセットガスについては火事の危険だけでなく、使い終わった後の処理についても災害時にどうなるのか不安になります。ですから、現在はカセットコンロ自体はあるのですが、これを災害対策用として使うことを止めました。小容量のポータブル電源を購入し、車のシガーソケットよりは大きな電力を使えるようにし、200~300Wくらいの電力(当然小さなポータブル電源の出力に見合ったもの)で動く炊飯器や電気鍋を購入しました。これで、お米と水さえあれば温かいごはんを食べ、ちょっとした調理ならできるようになりました。ただ、普段遣いの家電と比べると著しく利便性は劣るので、その点は我慢するしかないと思っていました。

それが、先日の電気ポット導入で状況はさらに変わってきました。ポータブル電源は何とかリフトアップさせれば定格1000Wまでの家電が使えるようなものを買いました。完全にフルパワーでは使えないものの、IH調理器も何とか使えるような環境が整ってきたのです。

そうなると、あえてカセットコンロに執着することなく、手持ちのポータブル電源で動く調理器具をカセットコンロの代わりに使うようにすれば良くなったのです。

今の世の中の状況は、あらゆるものが値上りして生活するにも大変な事になっていますが、事ポータブル電源に関しては、性能が上がった上に値下がりしています。最初に書いた自作で車の中にサブバッテリーシステムを仕込むより、大き目のポータブル電源に専用のオルタネーター(走行中にシガーソケットからよりも充電ができる)を設置するだけで、自宅と同じように家電を使え、走行するだけで充電が十分できる環境が完成します。本格的なキャンピングカーでなくても、中古の軽バンにDIYで居住空間を作る中で、調理器具だけでなくエアコンの設置も現実味を帯びてきます。その点では良い時代ですね。

私自身は車にオルタネーターは設置しないと思いますが、容量1000Whクラスで出力が家庭用コンセントと同じ1500Wあるポータブル電源を1つ増やすことで、1400WのIH調理器や電子レンジも短時間ではあるにせよ使えるようになるので、その分の発電がベランダに吊り下げた複数のソーラーパネルで効率的にできれば、何とか災害時に自宅内避難も行けるようになるのでは? と思っています。

旅先でのコインロッカー使用における新たなトラブル事例からその対策を考える

ネットニュースの一つで、X(旧ツイッター)に投稿されたカギを使わないタイプのコインロッカー(スマートロッカー)のトラブル事例について紹介されていました。投稿主は、大阪駅に設置されていたスマートロッカーから寝台列車に乗るために荷物を出そうとしたところ、スマホアプリを利用してキャッシュレスで開閉できるはずが「通信障害」で利用できず、時間が午前0時を回っていてコールセンターの受付も終了していて、乗る列車も待ってはくれなかったのでその時点での回収を諦め、翌日連絡して追加料金などがかからず荷物は先方が負担して送ってもらったとのことでした。

改めて考えてみると、スマホアプリで管理でき、トラブルがあってもアプリ内から対応が可能なスマートロッカーは、今回のような不幸な通信障害が起こったとしても、通信が復旧したりメールでの連絡手段が用意されているなら、そこまでびっくりするような事はないのかも知れません。ただ、貴重品やスマホ本体をロッカーに入れてしまって取り出せないままその場を離れざるを得なくなってしまうような事になると大変だろうなと思います。

翻って自分の旅先での行動で、コインロッカーを使う場合、貴重品はロッカーに入れず、もちろん財布やスマホは体から離さずに持って、衣類や旅行用具の入った大きなカバンを預けることはあります。また、お土産をたくさん買ってしまった場合もお土産だけ預けることはありました。

松尾芭蕉も「旅の具多きは道さはりなり」という言葉を残していますが、できれば旅行用品一式をバックパックにまとめ、基本的にコインロッカーを使わなくても済むような出で立ちを目指すことがまずは大切ではないかと思います。ただ、お土産を買いまくるような事になると、さすがにその後の行動に影響しますので、コインロッカーを使うこともあるでしょう。

今回の場合はカギもなく、硬貨も使わないスマートロッカーでのトラブルであり、スマホのアプリ内に利用情報が残っているのですぐに連絡ができたのでしょうが、カギのあるロッカーの場合、自分の過失でそのカギを失くしてしまう可能性はあります。特に知らない土地でのトラブルは、最悪の場合どこに入れたのかすら忘れてしまう(カギがなくなれば番号もわからなくなるので)かも知れません。

自分の住むテリトリーにあるロッカーであれば、一度離れてもそれほど時間を掛けずに戻ってこられるので良いかも知れませんが、旅行でめったに戻って来られない場所でこそ単なるトラブルが大トラブルになるかも知れないので、それなりに心掛けておいた方が良い場合もあるでしょう。

特に、電車移動で一度その場を離れるとおいそれとは戻って来られない場所でロッカーを使う場合は、カギのあるなしに関わらず入れたロッカー自体と、ロッカーと同じ場所にある注意書き(連絡先がある場合はそちらも)が入るように事前にスマホで写真を撮っておくことで、いざという時にはその写真を頼りに電話をしてトラブルを直接訴えたり、番号を伝えることもできます。今回の内容を書くきっかけとなったスマートロッカーの場合、液晶画面に「通信障害」と出た場合はその状況についても写真で記録しておくと、後で添付メールとして送ることでスムーズにトラブルの内容をわかってもらえるので、トラブル自体の写真を撮っておくことも大切だと思います。

あと、駅などではロッカーではなく荷物預かり所を使う手もあります。調べると、ヤマト運輸の営業所でも手荷物預かりサービスを有料で行なっている(営業時間終了までに取りに行くことが必要)ので、空きのコインロッカーがなく時間が合うならロッカーのトラブルとは無縁のそうしたサービスをあえて使うという手段もあります。

旅のトラブルはできれば起こって欲しくないものですが、事前にこうした情報を頭の中に入れておけば、いざという時にも早期解決できる可能性もあります。特に年末年始は出掛ける方も多くなると思いますので、そんな事も頭に入れながら利用してみてはいかがでしょうか。

ついに具体的なスケジュールが明らかになってきた民放AM局停波に向けて考えること

私の地元にあるAMラジオ局静岡放送が、将来のAM放送停波(FM放送に完全移行)をにらみ、静岡県の中でも東部地区でAM放送停波の実証実験を行なうと発表しました。2025年12月8日(月)から2026年9月30日(水)までAM放送が停波されるとのことです。

この流れはもはや撤回されることはなく、さらにNHKのラジオについてもAM放送の第二放送が無くなる(内容はAMとFMに再編)ことが発表されています。将来的にはAM放送の中で出される放送局の電波は、NHK一波ということになるわけです。

ところで、これを読んでいる方々は、日頃ラジオを日常的に聴く機会はあるでしょうか? 私自身ラジオについてのブログ記事を書き、数多くのラジオを所有しているのですが、自宅でラジオを聴くのは、朝起きてから出勤間際くらいに聴くぐらいで、日中聴くことはまずありません。

実質的に私が一番長い時間ラジオを聴く機会があるのは、車に乗っている際のカーラジオからの聴取になるのですが、今後民放AM局がのきなみワイドFMに移行してしまうと、私の車は古いうえにカーラジオはカーナビと一体化しているので、おいそれと車内環境を変えるわけにはいかないという現実があります。

もちろん、ポータブルラジオを車に持ち込んだり、スマホ経由でRadikoを使って聴くかすれば良いのですが、車に乗ってエンジンを掛ければすぐに聴ける環境は、ワイドFM対応になっていないラジオしか付いていない古い車に乗っている人にとっては「車でラジオ」の選択肢がかなり狭まってしまうことは間違いありません。

また、ワイドFMの付いたカーラジオが搭載されている車であっても、近所を走るだけなら問題ありませんが、車中泊などで長距離走行をしたり、山の中に入っていくようなドライブをする場合、まず地域の限られたFM局を移動中に安定して入感させるのは難しいと思います。

逆に言うと、AM局は今後NHKだけになるので、遠方のNHK局(東京・大阪など)の周波数に合わせて走ることで、長距離でも安定した受信ができるようにはなるかも知れません。ただ、電波は国内だけでなく国外からもやってきます。特に夜になると飛んで来る中国大陸や朝鮮半島からの放送局の電波はかなりのパワーがあるので、現在でも昼間では大丈夫な国内局が夜間には聴こえずらくなる状況もあります。

個人的には、今回のAM停波を受け、夜間でも混信を避けられる可能性のある新たな周波数での送信や、NHKの主要な送信設備を増強し、現在より強い出力で放送を出すなど、AM放送を災害に強い、一部の送信施設から全国でも何とか聴けるようなインフラを再構築する必要があるのではないかと思うのですが。

今まではNHKの電波を強くすると、国内民放局に混信する可能性がありましたが今後はNHKしかAM放送は基本なくなるので、人々の理解は得やすくなるのではないかと思います。災害時のラジオというのは注目されているものの、ピンポイントで地元のFM送信設備が使えなくなってしまう事もあるかも知れませんし、それこそ山の中ではFM局が人口カバー率100%になるのかどうか。

今は通信衛星とスマホをつないでラジオ放送を含む情報を得るという方法が主流になっていくかも知れませんが、そうなっても少しの電池で長時間聴き続けられるラジオを使って、遠方から強力な電波を発射するAM局からの情報が助けになる場合もあるかも知れません。この場合、いわゆるワイドFMの聴けるラジオでなくても(ということは古いカーラジオからでも)、情報を取ることが可能になるわけです。

先日、紅葉を見に山の方にドライブに行きましたが、山の中に入った道では入感しなくなったラジオが、川沿いを走れば普通にAMラジオが入感しました。民放AM局の停波で、古い車に乗っている方々はラジオを聞く機会が減るかも知れませんが、いざという時の情報収集手段として、ワイドFM非対応のカーラジオも今後使えるようにしておきましょう。

充電以外にも電気エネルギーを貯めておく方法を知っておくとより効率的に利用できる

大規模な太陽光発電のシステムを組むことは、私は元より諦めているのですが、まずは自宅の窓に設置して最大限の発電ができるよう、軽くて小さく折りたたむことができるソーラーパネルを複数並列接続させることで、最大200~250Wくらいの発電量を生むくらいまでは晴れた日の午前中であれば電気を作ることができるようになりました。

ただずっと家にいて発電管理をするわけには行かず、晴れていたと思っても雲がある天気であれば一気に発電できる量は少なくなってしまいます。現状では仕事が休みの時に雲のない天気であれば一気に充電することにしているのですが、複数のポータブル電源は、日常使いだけでなく大規模な停電に備えて持っている事もあるので、常に使い切るといった使い方はしないので、折角休みの日に晴れていてもその太陽の光を充電するだけの電池の空容量がないといった事も起こるのです。

ただ、先日購入した象印の電気ポットを使うことによって、その問題を一部解決することができることに気付きました。基本的にはお湯はガスで気が付いた時に沸かし、沸騰させたお湯を超保温の真空断熱ボトルに複数入れてキープしているのですが、先日紹介したニトリの真空断熱 超保温・保冷ボトル N-HEATEXは、その保温能力が「90℃以上6時間キープ」という市販品の中でも最高の性能を持っています。

ですから、朝起きてほとんど雲のない状態で、ソーラーパネルを使っての充電日和だと思った場合には、その時点で電気ポットを出してきて、ポータブル電源に接続してお湯を沸かします。時間は約15分くらいで終了するので(消費電力430Wですがポータブル電源の表示では440W弱で安定するので、出力が450Wくらいは欲しい)、そうして消費したポータブル電源からソーラー充電していくようにすれば、安定して降り注ぐ日光を湯沸かし用の電気代として直接使えるということになります。

写真は、手持ちのエコフローRiver2Proと電気ポットをつないで利用しているところですが、1L湯沸かしすると今の季節で約120Whの電力を消費します。自宅では約2L分の真空断熱ボトルをキープしているので2回湯沸かしすると約240Whと、大体小さめのポータブル電源1つくらいの電力を使います。これを午前中の太陽から一番発電しやすい時間に充電できれば、その日に使う分のお湯を沸かすためのエネルギーを直接太陽から得ることができるようになるわけです。ちなみに、2L分のお湯を作った場合のRiver2Proの残量は約60%になっていました。

その日のうちに充電が完了すれば、用意したお湯を使い切ってしまったとしても、朝に充電した分の電気でお湯を生産できます。で、また良い条件で日が当たる時間に自宅に居ることがあったら、少しずつでもその分を充電して、時間によって雲が出てきたことによって最高電力で充電できなくなったりした場合の補完充電をしながら、ソーラー発電した電気を効率的に使うことは可能です。

私の場合は容量の少ないポータブル電源でも使えるように消費電力の低い電気ポットを使っていますが、大容量のポータブル電源を持っているなら、瞬間的にお湯が沸く「電気ケトル」を使えばさらに早くポータブル電源の容量を使用し、早く充電できるようになります。どんな時でも使うという点においては「湯沸かし」というのがあると思いますので、それとポータブル電源、ソーラーパネルを駆使して電力をお湯に変えてエネルギーを変換することの意義はあるのではないかと思っています。

ついにポータブル電源にもナトリウムイオン電池の波がBLUETTIによってやってくる?

今年は、少し前にはちょっと考えられないくらい安くなったポータブル電源を複数購入してしまいました。充電用のソーラーパネルの価格も下がり、自宅で使うことを考えるとかなり良い環境ができたと思っています。

現在のポータブル電源はリン酸鉄の時代で、リチウムイオンと違って発火の危険性が少なく、3000回充放電を繰り返しても性能が劣化しにくいという、普段使いに使ってみたくなるスペックとなっています。

ただ、これからの季節に車中泊や冬キャンプの電源で使う場合、リン酸鉄バッテリーの場合、0℃以下では充電できず、−20℃になると放電も安定しないと言われています。車の中はかなり冷え込むので、行く場所によってはせっかく持ち出したポータブル電源が使えない可能性も出てくるわけです。

その昔、冬の夜に北軽井沢近辺に彗星観測に行った際、一通り観測を終えて帰ろうとしたら、車のドアが凍結して開かなくなり、その際には観測中の暖を取るために使っていた七輪にやかんをかけ、お湯をドアの隙間にかけて何とか車の中に入れたという経験もあったのですが、その時は外気は−20℃を超えていました。今考えると、望遠鏡をポータブル電源から自動追尾させようとしてもポータブル電源がトラブルになって観測自体ができない可能性もあります(当時は手動追尾でした。

そんなわけで、冬に車で出掛ける場合は、もしかしたら用意したポータブル電源が充電できなかったり使用もできない可能性を考えなければならないと思っていたところ、ポータブル電源メーカーのBLUETTIがそうした問題を解決するような製品を出すという話が入ってきました。

まだ価格などは未定とのことですが、「Pioneer Na」は容量900Wh、定格出力が1500W、ピーク出力が最大2250W、アプリで行なえる電力リフト機能を使うと2250Wまで出力できるとのことですが、一番の特徴は、世界初のナトリウムイオン電池を採用したポータブル電源になるということです。

ナトリウムイオン電池は今話題のレアアースを使わず、世界のどこでも簡単に入手できるナトリウムを使い、−15℃でも安全に充電でき、−25℃でも使用できる低温での性能に優れています。恐らく売り出しの価格は同じナトリウムイオン電池を採用したモバイルバッテリーと同様に、かなりの高価格になると思われますが、今後ナトリウムイオン電池採用のポータブル電源が普通になれば、ユーザーは貴重なレアメタルを抱えることなく環境に優しい製品を長い間安全に使い続けられる状況が出てくるわけで、こうなると将来的に過酷な環境でも使用できるポータブル電源として所持したくなりますね。

ただ、自宅で使う場合にはさすがに今のリン酸鉄バッテリーでも十分安全に充電および使用ができるので、自宅用としてなら現行品が安くなればそちらでつなぎに使うというのも有りでしょう。

個人的には、レアメタルを持たない日本国内において、日本のメーカーが私たちがワクワクするような製品を作っていって欲しいのですが、これについてはペロブスカイト太陽電池とともに国内生産の素晴らしい製品が出てくることを期待したいものですが。