OPPO Reno Aは新しいiPhone SEと比べてどうなのか

先日、楽天モバイルから時間差で入手したAndroidスマホ「OPPO Reno A」が届きました。直前まで楽天モバイルのSIMを入れていたファーウェイのP30 liteと比べると、一回り大きく、物理的な指紋センサーがないくらいで、カメラレンズの数が違うということはありますが、見てくれはほとんど変わりません。
ではP30 liteを使い続けてもよかっただろうと言われるかも知れませんが、以前からおサイフケータイの機能を使うためにスマホを使っていた身としては、メインで使うスマホにはおサイフケータイ機能が欲しかったので、今後はOPPO Reno Aをメインにし、P30 liteをサブとして使おうと思っています。

その際、メインスマホの候補としていたもう一つの機種が、UQモバイルで販売されているiPhone7でした。ただ、そんなタイミングで発売されることが発表されたのがiPhone7の後継機であるiPhone8のサイズで最新のチップセットが載った新しいiPhone SEでした。

Apple PayでモバイルSuicaが使え、64GBのメモリー搭載のもので税別45,800円ということで、一人一律現金10万円の使い道に合わせたかのような(^^;)タイミングでの発表ではなかったかと今になっては思います。

恐らく、キャリアの回線の新規契約や、他の事業者からのMNP利用の割引が付くと、本体が2万円台で購入できる可能性があります。個人的には早まってUQモバイルのiPhone7を買わなくて良かったという風にも思いますが、現在購入してしまった楽天モバイルのOPPO Reno Aの方も相当いいハードだと思いますので、このニュースが有ってもiPhone SEの方がメイン端末として私にふさわしいかと考えると必ずしもそうではないという気もします。ここではあえて、この2つのスマホのスペックとを合わせて紹介し、OPPO Reno Aの方が合う人はどんな人かということを考えてみたいと思います。

まず、新iPhone SEの基本的な価格は価格は64GBが4万4800円、128GBが4万9800円、256GBが6万800円となっています。初めてスマホを持とうとされる方は64GBで十分だと思いますが、音楽を入れて使うならメモリーの多いタイプを選択すべきでしょう。最新のものとの違いはホームボタンがあるということと、アウトカメラが一つで、多少カメラ機能については簡略化された印象です。

さらに、ワイヤレス充電や防水防塵(IP67)性能があり、Apple Pay利用可なのでモバイルSuicaを利用できるというのは日本でスマホを使うならいろいろと便利です。あと、iPhone SEはeSIMにも対応するデュアル端末なので、今後楽天モバイルの「楽天Link」アプリが使えるようになるかはわかりませんが、2回線を使い分けることができます。そうなると、同じくSIMカードが2枚差さるOPPO Reno Aとつい比較したくなってしまいます。

というのも、楽天モバイルで販売されているOPPO Reno AはRAMが6GBでROMが他の販売チャネルの倍の128GBということで、SIMカードを2枚入れて使って本来入るはずのmicroSDカードが使えなくなっても、十分にアプリと音楽・動画を本体にダウンロードして使えるだけの容量を持っているので、iPhone SE 128GBとの価格比較でいうと、同じ防水防塵でおサイフケータイ機能付きで税抜35,273円とAndroid機ということもありますが、iPhone SEと比べてもかなり安く購入することができることがわかると思います。

そして、注意したいことはiPhone SEを始めとするApple Payで使えるおサイフケータイの機能はSuica、iD、QUICPayに限定されるということです。私がUQモバイルのiPhone7に飛び付かなかったのは、楽天edyやセブンイレブンのnanacoに対応していないというのがありました。以前紹介したことがありましたが、日本の高速道路では結構楽天edyが使えますし、さらにコンビニの無人化を図る中でセブンイレブンが一部の場所に置いている自販機は、電子マネーがnanacoしか使えなかったという経験があるので、主に車で出掛けた先での利便性から、スマホをあらゆる電子マネーやお店のポイントカードが入るようにしたいという野望があるので、その点で言うとiPhone SEはフルでおサイフケータイの機能が使えるOPPO Reno Aに劣るということになるわけです。

ただし、電子マネーはSuicaくらいしか使わず、コンビニ決済ならiDとQuickPayだけでも何とか使えると思うので、楽天モバイルでは現状で通話やSMSが使えないものの、今後UQモバイルあたりが安価にiPhone SEが買えるようなキャンペーンをやり出したとしたら、UQモバイルのスマホプランSとの組み合わせでガラケーからの移行にはおすすめの端末になるでしょう。ただ、UQでiPhone SEを扱うかどうかはわかりませんし、スマホプランSはSIMカードだけでも契約可能なので、今回の一律10万円給付を利用してSIMフリーのiPhone SEを確保するのもありだとは思うのですが、それだとまるで日本政府と米国政府の思惑に乗ってしまうだけという気もするので(^^;)、あまり安易に行くべきではないのかとも思ってしまうのですが。

スマホ購入については欲しい時が買い時だということはあるのですが、私がOPPO Reno Aをポチったのは、その前にOCNモバイルONEで破格の4,800円で購入したP30 liteで楽天モバイルの回線品質をサービス開始と同時にテストすることができ、その結果楽天のキャンペーンのポイントと合わせて、今加入している回線を整理することによって実質的な金銭的な負担なくスマホ代を通信費の削減で埋めることができたからということになります。そう考えると、やはりぎりぎりまで待った甲斐があったと思っています。

その反面、それまではとにかく安く中古のスマホでしのいできたのですが、こんな時ですから出たばかりのスマホを定価で買うよりも、もう少し条件の良い中で買って使うことを考えながら今後の通信業界の動向を見ていくのがいいかと思います。

私自身はとりあえずOPPO Reno Aに詰め込めるだけのポイントアプリをインストールして、カードがなくてもスマホだけで様々な事ができるような端末にしようと思っています。もちろん、楽天モバイルのポテンシャルを最大限に発揮できるように、2枚のSIMの使い分けも考えていきたいと思います。


カテゴリー: 通信サービス全般ニュース | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す