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無印良品「たためる撥水ショルダーバッグ」は旅行用のセカンドバッグにぴったり

最近はバッグ類の購入報告が多いですが、今までが新型コロナの影響を長く引きずり、家の回りしかウロウロしていないような状況になってしまっていたのですが、今後はフットワークを軽くして、せめて青春18切符のシーズンには単なる鉄道旅行ではなく、別の交通機関を駆使して色んなところに足を伸ばそうと思っているので、まずは快適な旅ができるような収納を考えて色んなバッグを物色しています。

雑誌付録のショルダーバッグ(MonoMax2024年5月号付録のNangaのもの)はやはり便利で、今までのミニショルダーでは入らなかった折りたたみ傘まで入るので、単体で持ち出しても何とかなるという気がします。ただ、日常的には良いにしても、旅先で使うとなるとまた状況は変わってきます。

旅先での外出はどうしても買い物がセットになります。今のショルダーバッグにもエコバッグや風呂敷は忍ばせてはいるものの、バッグの中はほぼいっぱいなので、何かを買った場合(お土産だけでなくホテルで飲食するものもあるので)、エコバッグを使うと片手が塞がってしまいます。買ったものが入るようなもう少し大きく余裕があり、さらに使わない時には小さくまとまるような少し大き目のショルダーバッグはないかと思って発見したのが、無印良品の「たためる撥水ショルダーバッグ」です。

畳んだ状態ではこのくらいでも、広げると縦27✕横38あって、マチも12cmあります。容量は16Lあるので、お財布など貴重品や雨具などを入れても十分すぎるくらいの余裕があります。飛行機に乗る場合、メインのバッグの他に身の回りの品を分けてもう一つのバッグを機内では膝の上に乗せて持ち込めますので、それ用にこのバッグを活用することで、かなり旅での利便性は増すのではないかと思っています。

広げると結構な大きさになるので、座席の上に入れる大物のバッグから必要なものを取り出してこのショルダーバッグに入れ、機内で出し入れもできますし、中にセカンドバッグとして貴重品をまとめてバッグインバッグとして使えば、必要な時にはセカンドバッグだけを取り出せば良く、ホテルやコインロッカーに荷物を預けて街歩きをする場合には盗難防止にもなり(体の前に抱えるようにして貴重品を含む荷物を持ちながら両手を自由にして歩ける)、旅行用としてはかなり良いのではないかと思います。

製品の名前の通り、表面は撥水加工してありますので、中味が雨でずぶ濡れになることはないでしょう。気になるなら、先日紹介したポリエステル製の風呂敷で巻いておけば、外側も雨から守ることができます。

価格は税込で2,490円とそこまで安くなく、私の住んでいる静岡県中部のお店では取扱いがなかったので、ネットショップから購入しましたが、実際に到着するまではその大きさとか畳んだ時のサイズとかがどうなのか不安ではありましたが、実際に手にしてみると大人の男性でも十分なサイズではないかと思います。

これで、今後は細々としたものは買うにしても、最後に残ったのがメインの旅行用バッグということになりました。基本的には余裕を持って制限7kgのLCCで利用することを目論んでいるので、重いキャリーバッグよりも背負うバックパックタイプのものを物色していくことになると思います。今回は、バックパックを背負った状態でもさらに両手を自由に移動できるものをということで、大きめのショルダーバッグということで「たためる撥水ショルダーバッグ」をチョイスしてみました。旅行用のスタイルを模索されている方の参考になれば幸いです。

旅行に出ることを意識した日頃持ち歩く手荷物に雑誌の付録のショルダーバッグを

☆昨日、ネットを開いたらよくある付録付きの雑誌の中で、MonoMax(モノマックス)の付録にNangaの小さめのショルダーバッグが付いて1,280円ということで、近くの本屋さんに雑誌を探しに行ったら、まだ材庫があったのでゲットしてきました。ショルダーバッグの本体については、私ではなく他の人がブログや動画で紹介してくれているので、そちらを参照してみて下さい。ちょっと小さくはありますが、日々使うものを両手を自由にして持ち運ぶためには便利そうなものでした。一応大きさの参考のため、スマホと並べて物を入れた状態での写真をアップします。

問題はそれなりに中を満たして毎日持ち歩く場合の耐久性にあると思いますが、今まで使っていたショルダーバッグはポケットがほぼないので取り出すのに苦労していたこともあり、旅行の時に限らずノートパソコンとは別に外付けキーボードおよびマウスを入れておき、必要に応じて持ち運ぶ用にすることにしました。

ちょっとした外出の折に持っていると助かるものを持ち運びたいということは、日々の生活だけでなく旅行の際にも役立つということにもなるので、新たなバッグ購入に合わせて、日々最低限持ち運ぶものの種類を変えてみました。
今回のショルダーバッグには防水性能は無さそうだったので、前々回紹介したばかりのポリエステル製の風呂敷を入れておき、雨が降ってきたらバッグに巻きつけるようにして本体および本体内の収納物を水の侵入から守るようにします。と同時に入れたかったのは折り畳み傘で、何とかぎりぎり入ったのはラッキーでした。

モバイル関連では持っている中では小さめのモバイルバッテリーに、最低限充電を行なうためのケーブルを一本、さらにスマホでネットが使えない場合にスマホ本体に内蔵されたFMラジオを使えるようにするための有線イヤホン、あとは財布に予備のマスク、風呂敷とは別に小さく畳めるエコバッグなどが入っています。あとはスマホ2台持ちなので、データ通信用のスマホとモバイルルーターを入れるとほぼパンパンで、ずっしりと重みを感じるようになってしまいましたが、逆に言うとこれだけ持っていれば、スマホ関連を使うだけならこれで十分で、雨が降っても急に何か買い物や貰い物をして荷物が増えても何とかなるので、旅行中に荷物を預けて持ち歩くものとしても使えると感じます。

今までセットで持ち出していたものは別の入れ物(バックインバックとして利用を考えています)に入れ、旅行で使いそうなノートパソコン関連のモバイル関連物を入れることで、いちきち旅行に行くからとモバイル関連物を用意しなくても良いような形に仕上げていきたいと思っています。

これがうまく行けば、あとはノートパソコン一式に衛生関連ものが入ったポーチと着替えを旅行用のバッグに入れるくらいですぐに旅立てるので、全てのものの重さがLCCの重量制限のサイズに収まる7kg以内になれば、かなりフットワーク軽くどこへでも行けるようになりそうです。

今回のNangaのポーチは、私は入れていませんがハイエンドのデジカメもちゃんと入るので、動画などの撮影機材をコンパクトにまとめて持って行くにも良さそうな感じがします。すでにAmazonでは新品は売り切れてしまっていますが、書店ではまだ置いてある可能性もありますので、そんなに大きくはないものの機能性のある普段持ちのショルダーバッグを探している方にはおすすめかも知れません。

スーツケースを選ぶ際に考えたい「保証」か「リペア」かの選択について

すぐに買うわけではないのですが、今ある車輪の付いたスーツケースは布製のソフトタイプなので、今後は悪天候に強く、旅行だけでなく徒歩・バス・電車でのお出掛けにも便利に使えそうな道を転がして移動できるスーツケースについて色々調べているところです。

ネットで調べるには動画を見るのが簡単なのですが、これはテレビと同じで時間の制約があるため、自分が思っている疑問を動画だけでは解決できないという点もあります。

もちろん、YouTubeで発信している人はコメントを出せばそれに丁寧に答えてくれるということもあるので、こうした動画だけを見て参考にする事も悪くありませんが、ネットの情報はそれだけではないので、やはり文字による情報というのも合わせて見ていくことで、色々考えさせられることがありました。

ハードタイプのスーツケースは、プラスチック・ポリカーボネイト・アルミという材質によって価格は違ってきます。私自身は海外に行くというよりも、国内のLCCを使って移動する場合に機内持ち込みサイズのものを物色しているので、海外で荷物を預けた場合のぞんざいにスーツケースを扱われて壊れるリスクについてはそこまで考慮してはいないものの、やはり長く使えば壊れるリスクがあります。

スーツケースを調べていて、保証期間が長いものから「生涯保証」をうたう製品もあることを知りましたが、安いものは1万円以下でも買えるものがある一方で、複数年から10年の保証から生涯保証になるとLCC用の小さいものでも10万円以上の価格になっています。

致命的な故障をしたら粗大ごみになり買い換えになるので、それなら高いお金を払って生涯保証のメーカーのものを買うという選択もありますが、私の場合はその生涯保証で対応できる故障になるのか? という点について疑問に思い調べたところ、改めて難しい保証の内容について知りました。

どんな製品も、取扱説明書に沿って正しい使い方をしていて壊れたものについては、メーカー保証の範囲になることは理解できます。しかし、海外の空港でスーツケースを投げられて破損した場合、それ専用の保証を用意しているメーカーと、そうでないメーカーがあります。破損に対しての責任がどこにあるかを考えれば、この場合はぞんざいな扱いをした航空会社に補償してもらうケースだと思うので、その場合には専用の保証のあるメーカーのものを購入するか、いわゆる「身の回り品」に対する損害補償がされる海外旅行保険を使うことで、そちらの方面から解決できるということになれば、メーカー保証を目当てに購入すること自体がどうなのか? という風に思えてきます。

そして、実は私が一番心配するスーツケースについてのトラブルが、メーカー保証および海外旅行保険(ないしは身の回り品に対する保険)の対象外になるであろうケースで、実はスーツケースのトラブルでは一番多いのではないかという「キャスター」についてどう考えるかということです。

キャスターは使えば使うほど消耗します。いわば自動車のタイヤのようなものなのですが、実は一般的な自動車保険の車両保険においても、タイヤ単体のトラブルについてはカバーされていません。よくあるケースが、悪意を持った犯罪者が、千枚通しなどで愉快犯的にタイヤを差して走行不能にするというトラブルがありますが、この場合は車の所有者に何も責任がなくても、タイヤ自体が走行することで摩耗していくことから、保険の対象外になってしまうのです。

スーツケースのキャスターについても同じ事なので、実際にキャスターが壊れてしまったら、そのまま粗大ゴミにするか、キャスターの修理を依頼するかということになると思うのですが、この点についてスーツケースの販売ページをネットで検索して見ていると気付くことがあります。ネット上にはメーカーによってはキャスターを交換するための部品としてキャスターだけが売られている場合もあります。さらに調べていくと、キャスター修理を業者に依頼しないで自分で交換する方法について解説されたページもあります。

国内のメーカーでこうした部品も販売している大手の製品の中から選ぶことで、旅行の時だけでなく、ちょっとした買い物にも気軽に持っていって、日々の生活の中でも活用し、長く使うことができるなら、最安の1万円以下のものを購入するよりもメリットは高いのではないかと思えます。

今後、実際に色々な交通手段を使って旅に出ながら、今の装備に足りないところをカバーしてくれるスーツケースについても長く使えることを条件に探していきたいと思っています。

LCCの利用時に使うバッグは「バックパック」か「スーツケース」か

前回の続きのような感じの話になりますが、今後は色々な形での旅行に備えた準備というものをやっていきたいと考えています。先だって書きました10センチの延長コードの話も旅行中には利用する可能性が大いにありますし、あらゆる交通手段を自在に使えるような旅をしようと考えているのですが、その中で出てくるのが旅行に持っていく「バッグ」は何にするかというものです。

私自身は基本的に歩きながら荷物を持っていても両手が空くバックパック派ですが、沖縄に出掛けた時にスーツケースを購入して持っていったのですが、沖縄は歩いて移動する場合、モノレールの駅から出る際にはちゃんと段差が解消されていて、コロコロとスーツケースを引きながら歩くのには全く問題ありませんでした。

改めて、今後の旅のケースを色々と想定した時に、やはり避けて通れないのは格安航空のLCCの利用だと思います。限られた日程で遠くに行けるだけでなく、安い時には高速バスよりも安く、新幹線よりも早く移動できるのですが、安く搭乗するためにはそれなりに我慢しなければならない場合もあります。

そんな中で、手荷物として持ち込むことのできる荷物の範囲を色々と調べてみたのですが、縦・横・高さの合計が115センチというのは、すでにそれに対応した様々なバッグが売っていて問題ありません。ただ、LCCの場合もう一つクリアしなければならない事があります。それは荷物自体の重さです。大手のピーチやジェットスターではスーツケースとハンドバッグ類の合計2個の荷物は機内持ち込みできますが、その場合の2個の重さの合計は7kgまでという制限があります。これを超えてしまうと、改めて預け直すことの手間だけでなく追加料金がかかります。この料金は結構掛かるため、例えば旅先でかさばるお土産を購入した際には、一緒に持って行くよりも宅配便で自宅ないしは営業所留めで送ってしまった方が安くなるだけでなく、チェックイン時にトラブルを防げます。

そこで改めて旅行用のバッグということで、「バックパック」と「スーツケース」について考えてみます。スーツケースは、それ自体がかなり重く、2~3kgくらいになってしまうと、中に入れる荷物の重さは4~5kgではなく、さらにハンドバッグやセカンドバッグの重さを差し引かなければならないので、かなり持って行くものは制限されてしまいます。

そういう意味では、かなり格好は悪いですが、写真のように手持ちのバックパックに始発待ちのための仮眠用ということで、前回紹介したパタパタ開くZライトマットをくくりつけて持っていくというのが無難なのではないかと思います。写真の付け方はちょっと危なそうですが、もう少し大きく、さらに軽いバックパックの中に収納することができれば、問題なく機内でも扱えるようになると思います。ちなみに、写真のバックパックの中には、一応シュラフとしても使えるシーツや雨具、パソコンや他の旅道具一式を入れて重さを計ったら約5kgでした。今後はZライトを内部に収納できるバックパックの購入も視野に入れながら、旅の荷物の軽減化というものも考えていくことが大事になると思います。

こうして一つの形が決まってしまうと、例えば行き当たりばったりの旅で、全く飛行機に乗ることを考えていなかったような場合でも、荷物の事を心配しないで飛行機を利用できることになります。まだそういう意味では新たな旅のパッキングについて考え始めたばかりですが、今後色々と考える中で長く付き合える道具を手に入れていきたいと思っています。

毎日生活している中での「違和感」にアンテナを張ることが旅先のマナー遵守にも役立つか

この連休、ずっとスポーツ観戦三昧だったので出掛けることはなかったのですが、一昨日夜にちょっとコンビニへ自転車で出掛けたのですが、その際いつも見慣れない光景に出くわしました。
近くに比較的大きな公園があるのですが、ちょうどコンビニに行く時に公園の裏を通るのですが、公園のところからすると隅っこの目立たないところに、一つのツーリングテントが設置されていたのです。これは自転車などツーリングで私の地元にやってきた旅行者が、一夜の宿を取るためになるべく公園では目立たないところにテントを立て、野宿しているのだろうなと思うとともに、そういう事は自分もやる可能性があるので、こういう事はやっても良いのか? ということを考えながら買い物をしてきました。

問題なのはここからです。翌日、昼前くらいに今度は別の用事で公園の裏手を通ったところ、そのままテントが立っていたのでした。もし私が緊急避難的に公園にテント設営をするような状況になった場合には、できるだけ周囲の方の迷惑にならないように、人々が起きて活動する前にテントを撤収し、もちろんゴミなども残さずにその場を後にするというのが、公園で野営するような場合の最低限のモラルではないかと思っていました。

この連休には、実は近くにある駿府城公園を中心に大道芸ワールドカップが行なわれていましたので、もしかしたらそのイベントを見るために滞在し、テントを公園に長い間設営したままにしたのか? とも思いますが、そうなら毎日設営・撤収を繰り返すくらいの事をしないと、世の中には色々な人がいますから、もしかしたら警察に通報され、地元民とのトラブルになる可能性もあります。

それ以上に困るのは、こうしたトラブルが頻発することで、公園自体の使い勝手が悪くなってしまう可能性もあります。これは、テント泊だけでなく車中泊にも言えることでしょう。基本的に公共の駐車場や道の駅、高速道路のサービスエリアで車中泊をすること自体にも問題が出てきてしまっています。車中泊について良い感情を持っていない人でも、長い時間運転してきて、このままでは安全に運転できないような状態での仮眠については許してくれると私は思っています。ただし、公共駐車用スペースを車中泊に使わない人が車中泊にあまり良い感情を持たない理由について考えると、正面からそうした主張をたたかわせることはできないでしょう。こうしたことは以前から色々なところで紹介されていると思いますが、車中泊が良く思われない理由としては、昔から言われているような様々な行為が考えられます。

それは駐車場が一般利用者で混雑しているのに、駐車スペースにテーブルや椅子を出してくつろぐ姿を目にしたり、公共の施設からコンセントを使って調理やバッテリーの充電をしていたり、ポータブルトイレの処理を公衆トイレで行なったり、長期滞在をして洗濯物を干していたりなど、もはや一時利用の仮眠の範疇を超えている状況を目にしたからではないでしょうか。そうした利用者が一定数いる以上、「車中泊禁止」という場所が存在するのも致し方ないと思うと同時に、深夜のあまり車が停まっていない時に入り、仮眠を取った上で施設の営業が始まる前に撤収して出発するような「車中泊」についても理解が得られなくなってしまっているとしたら、本当に残念です。

今の世の中で考えると、公園や公共の駐車スペースを利用するような場合においても、細かく利用規則を書いていないことで、何をやっても良い(?)と考えてしまう人がいるのではないかと思うこともあります。ただ、一つ言えることは、最初に紹介した私自身の違和感のように、日々自分の生活テリトリーの中でちょっとした違和感を感じた場合、それをどのように考えるのかということがあると思います。少なくとも自分が嫌だと思う行為を自分が他の土地でやったら、土地の人も嫌がるだろうなと思って、そう思われないような行動をすることが、これからも車中泊を行なっていく場合には重要になるような気がするのです。

コロナ渦後の日本の祭りをテレビや配信で見ることができる現在に改めてテレビの生き残る道について考える

ここ数年、旅行をすること自体自粛してきた中で、2023年は様々な屋外イベントが復活しました。本来なら現地へ行かなければ決して見られなかったものが、テレビやパソコンモニターを通して見られるということは、味気ないとは思いつつも、そのイベントとはどんなものか? というような疑問を払拭させてくれるには十分です。

今年は、コロナの影響でずっと中止になっていた夏の花火大会があらかた復活し、久しぶりにNHKや民放で様々な花火大会が生中継されました。新潟県の長岡、長野県の諏訪湖、秋田県の大曲といったメジャーだけでなく、他にも多くの花火大会がテレビで生中継されました。

私の地元の静岡市で毎年行なわれている安倍川の花火大会ではテレビの中継はありませんでしたが、ディズニーがドローンを飛ばして行なったパフォーマンスは現場で撮影した方の動画でその様子を見ることができました。今までであれば、やるということは知っていても現地へ行かなければ何が行なわれているのかすらわからないところ、疑似体験ではあるものの、その雰囲気だけでも感じたことは良かったと思います。

今回、こんな事を書く気になったのは、実は昨日、NHKのBS(一部は総合テレビでも)で富山のおわら風の盆の生中継が行なわれていて、バスケットワールドカップの中継の前までずっと見ていました。私にとってこのお祭りは、話では聞いていたものの、おわら節の演奏やそれに合わせて踊る方の様子など、テレビの画面を通してですが見ることができ、改めて現地に出掛けて見たくなりました。街中からの中継では、観光客とおぼしき人たちが盛んにスマホで写真や動画を撮っているのが見えましたが、これだけ多くの日本のお祭りがテレビを通じで放送されるということになると、テレビ番組の録画予約をしてから出てくるようにすれば、スマホの操作を気に掛けることなく、自分の目でお祭りを見て、その雰囲気を感じた方が良いのではないかという気がしました。

このような事を書くと、中にはテレビでわざわざお祭の中継を見て何が楽しいのかと思う方もいるかも知れませんが、直接見に行くことになったとしても、事前に何の予備知識もなく見るのと、画面を通してではありますがその雰囲気と、簡単な解説を聞いてある程度わかって見るのとは違う感じがします。全く何も知らない状況でインパクトある体験をした方が良いという意見もあるでしょうが、今やちょっとしたダイジェストであればすぐにインターネットで検索して見られてしまう時代でもあるので、ノーカット生中継で見られるテレビで見る祭りというのも、それはそれで私は楽しめます。

そして、富山から一気に沖縄に飛んで、風の盆からバスケットボールという風に現実世界では不可能な切り替えをできるのもテレビやネットでの生配信の醍醐味ではないでしょうか。逆に言うと、そうした今まで現地に行かなければ見られないイベントの生中継というものが、テレビにとっては大切なコンテンツとしてあるということを、テレビを作っている人は忘れて欲しくないですね。全国どこでも同じように見られるのがテレビやネットの醍醐味でもあります。

今年の12月からNHKではBSが1チャンネルに減ってしまいますが、生中継の醍醐味は4Kチャンネルの方で放送されるようになるのでしょうか。現在2Kテレビしかなくても、外付のチューナーを入れれば4K放送は見られますので、今後の生中継に興味のある方は外付4Kチューナーの導入を考えられてみてはいかがでしょうか。

乗り物チケットでの座席トラブルの際はまず自分のチケットが間違っていないかを確認し係の人を呼ぼう

元プロ卓球選手の水谷隼さんのX(旧ツイッター)の発言で、新幹線で指定席に座っていたところ同じ座席番号の書かれたチケットを持っている男性がやってきてトラブルになりかけたという話を出していました。こうしたことは、良くあることなのですが、座席の二重販売というのはまず考えられないので、もし自分が後から来て、座ろうとした席に誰かが座っていても、そこで直接相手に言わない方が良いかも知れません。

ちなみに、水谷隼さんの場合は、相手が違う新幹線の指定席を持っていたというオチで、かなりその男性はエキサイトしていたらしいのですが、最終的には水谷さんに匿名とは言え晒されてしまったので、自分もそのように相手から見られないように考えた方が良いとしみじみ思います。

ちなみに、新幹線の場合は列車の乗り間違えが多いのですが、さすがに座席のところでは乗っている新幹線の車両が何かというはわからないと思うので、すでに座っている人に直接話す前に、車掌さんのところへ行き、「この新幹線の指定席だと思うのですが確認していただけますか?」というように言った方が、後から恥をかかずに済みます。最悪の場合、自分が車両を間違えて乗ってしまったら、自由席で空席を探す羽目になるかも知れませんが、もし車掌さんの方でこの列車でまだ販売されていない席を別に取ってくれる可能性もあります(水谷さんの場合、相手の男の人に車掌さんが別の席を用意したそうです)。

世の中には色んな人がいて、決して自分は間違っていないと信じて生活している人もいますが、それがこんな所で出てしまうと、今までの自信が一気に萎えてしまう可能性もあります。私自身も決して間違えないようにチェックしながら旅をしていますが、改めて公の場では謙虚にすることで良い事もあるかも知れません。

ただ、新幹線のように代わりの席が用意できる交通手段なら良いのですが、間違えた方がその交通手段に乗ることもできず降ろされてしまうケースもありますので注意しましょう。こちらの方は実際に私が目にしたケースなのですが、それは夜行バスでの事でした。

静岡駅から京都駅を経由してユニバーサルスタジオジャパンに行く夜行バスがあるのですが、出発時刻が前日の23時50分という際どい時間で、ほぼ満席の中で席のブッキングが起きかけてしまいました。チケットの照合をしてわかったのは、後から来た人の方がチケットを購入する際に、現地着して遊びに行くのがが土曜日なので、その流れでつい土曜日発のチケットを購入してしまったのでした(この場合、金曜発のチケットでないと乗れません)。これだと、土曜深夜に出発して日曜朝に着く、翌日出発する深夜発バスになってしまいますね。さすがにその時には他の席も埋まっていたので、後から来た人は文句を言いながらも深夜の静岡駅で車外に出て、バスに乗れずに帰っていった? のだろうと思います。

今はJRの夜行列車もほとんどないので、そうした勘違いでのチケット購入はないかも知れませんが、夜行バスで翌日の早朝に着くようなルートのチケットを買う場合には、自分でネット画面上でポチる前に、本当にこのチケットで良いのか? ときちんと確認した上で購入するだけでなく、早割などでかなり前に購入していた場合には、出発ぎりぎりではなく数日前に改めてチケットのチェックをし、もし間違えていたらキャンセルの手続きおよび再購入ができるかどうかをきちんと確認することを習慣付けると良いのではないかと思います。

ネットでは他にも、お金を出して新幹線のグリーン車でくつろいでいた大学生が、突然車内に入ってきた年配の男性から「席を代われ」と強要され、持っていたチケットを見ると「自由席券」だったという話が盛り上がっていました。自由席券はどこでも自由に座って良い券だと勘違いというか自分勝手に判断して、同じグリーン車の中でも立場の弱そうな人間に声を掛けたのか? というような話も挙がっていますが、グリーン車には普通車からの通路はないので、最初からグリーン車に乗るつもりで入ってきたとしたらすごいですね。

このケースが本当にあったことだとすると、年配の男性はチケットをみどりの窓口では買わず、格安チケットの販売店で買ったため、買った切符について詳しい説明がなかった(チケットショップの方はそこまで説明しないでしょうし、本人もそうした説明を聞く気がなければどうしようもありません)のかとも思います。社会の変化によって、私が当り前のように皆が知っていると思っている切符の仕組みを知らずに電車に乗っている人も普通に出てくるのかと思います。もし旅先でそのような人に絡まれたらどうすれば良いのか? と考えると、これも基本的には乗務員さんに来てもらいその場で対応してもらうの一点でしょうね。トラブルになりかけた場合、近辺に乗り合わせている人に乗務員を呼んでもらえるようにお願いし、まずは相手にトラブルの顛末を説明してもらうようにすれば、説明している途中でもう相手の説明がおかしいことに気付いてもらえるでしょう。

ニュースやSNSなどでこのような被害に遭った方のケースを見たりすると、自分に非がなくてもトラブルになった場合、相手の怒りに呼応してこちらも熱くなってしまうと、さらに話はこじれてしまう可能性があるので、そうしたトラブル自体が好きな人でない限り、穏便に済ます方向に持っていく方が良いと私は思います。理不尽なトラブルの時こそ冷静にありたいものです。

旅の目的地はいつも満足できるものではないが実際にその場を訪れることでわかることもある

昨日はふと思い立って最近新たに営業を開始したとある観光施設に行ってきました。今回あえてその名前を出さないのは、今回の訪問は全くの期待外れだったからです。その施設は工場直結の売店があり、それを目当てに観光客がやってくるのを考えて作られたものだったのですが、私の考える食品工場直営の売店と比べると、個人的に購買意欲が湧きませんでした。

というのも、客観的に見て売られている品物が工場直営という割には安くはないのですね。贈答用のものが高いというのは十分にわかりますが、普通に自宅で食べるような包装のものでも、近所のスーパーの方が安いのでは? というような値付けに正直萎えてしまいました。

ちなみに、その工場直営売店は有名な観光施設に隣接しており、恐らくその観光施設にやってくる人たちのいくらかでも立ち寄ってくれればというような感じで作られているような気がしました。今回、私は観光施設には寄らず、この工場直営売店を主に目的地にして行ったので、その残念感はさらに上がってしまったというわけです。

多くの場合、せっかく出掛けたのに失敗したくないので、もう少しきちんと調べてから出掛けるのですが、昨日は日中部屋でエアコンを付けてテレビを見ているよりも、車の中でクーラーを入れてどこかへ行こうと突然思い立ってしまったので、今まで全く行ったこともなく、予備知識もないその施設を目的地にしてしまったのですが、今改めて考えてみると全くの時間の無駄だったという風には思っていません。

これについては、今まで自分で計画した旅が満足だらけの最大級の楽しさだけにあふれているというような事はほとんどなく、ここまでの失望はしなくても、「もう少し考えた方が良かったのでは?」と思えることはどんな旅でもあります。そうした思い出は風化させることなく、次の旅に生かすように(次にはがっかりすることをできるだけ少なくするために)、失敗を糧にすると思えば、それなりの踏ん切りは付きます。

もっとも、新型コロナの感染拡大によって食品を扱う仕事というのは相当の苦労があることと思いますし、原材料費の高騰や人件費の高い負担などで工場直営であっても価格を上げざるを得ない運営会社の苦労はあるだろうとは思います。ただ、私も様々な工場直営の食品テーマパークに行ってきましたが、以前のような試食方法が取れないというような中でいかに訪問客に楽しんでもらえるかというような苦労はどこのテーマパークもしているだろうと思えます。

ただ、やはり普段私たちが利用しているスーパーで売っている価格とほとんど変わらない価格で売られているのを目の当たりにしてしまうと、少なくとも知り合いに商品を大量買いをするような気は起きなくなります。この辺は会社としての利益を確保しないといけないわけですから、その中で折り合いを付けるのは大変だろうとは思うのですが、今回は思わぬ形でそうした観光施設の現実というものを垣間見た気がします。私たちは旅行へ行くとついつい財布の紐が緩みがちになるものではありますが、やみくもに何でも良いから買うというわけでもないので、全国の同じような食品に関するテーマパークを運営する企業には頑張って欲しいものですが。

旅先の温泉浴場や旅館のお風呂について誠実な施設を選ぶために公開してほしいこと

福岡県の二日市温泉「大丸別荘」において、お盆と正月の年2回しかお湯を交換せず、そのためにレジオネラ属菌が繁殖し、状況によっては入浴した人が感染症になって命の危険があるほどの状態だったことが判明したニュースは、今後の観光業界にもかなり大きな影響を与えたのではないかと思います。

というのも、規模が多い温泉施設であればあるほど、こまめに全ての浴槽をきれいにするには人手が必要で、コロナ関連で一旦解雇した従業員が戻っていない施設はかなり大変なことになっているだろうと思うからです。それだけでなく、長いこと観光旅行に行く人がほとんどなかったことで、営業自体を継続すること自体が難しかった旅館業界では、お湯の汚れをフィルターによって濾過する設備を持っているところでは、規模の大きさこそあれ、止むを得ず掃除をする頻度が下がってしまっていることが考えられるからです。

それにしても、レジオネラ属菌の恐さを感じていなかった経営者の発言というのは、その入浴施設を利用する人にとっては、もっと深刻に考えなくてはいけません。それでなくても、今回のお風呂のようにお湯を循環しているのにそれを明らかにしないような施設があるかも知れませんし、今後はそのお風呂が本当に「かけ流し」であるかということを調べるのと同時に、きちんと定期的に風呂掃除が行なわれているかということを調べてからでないと気持ちよく入浴することができなくなってしまうというのは残念ですね。

今までは床や浴槽の底の部分がぬるぬるしていても、それは温泉の成分のせいだろうと思っていた方も少なくないかと思いますが、今後は営業時間が決まっている銭湯は大丈夫だと思いますが、お湯を循環することで営業している温浴施設については、営業を休止するお風呂掃除の時間を設けているかということも、旅先で利用する際には考えておかなくてはいけなくなりました。

これは温浴施設だけの問題ではなく、最近頻発している回転寿司や牛丼店などで食事をしに来た客側からの不衛生な行動や、飲食店内部でもキッチン内で実に不衛生な行ないをしている従業員の行為が問題となるなど、今まで「性善説」を信じ、安心して受けていたサービスが信じられなくなりつつあります。これは、海外からやってきた旅行客の評判にも関わってくるので、今後日本が観光客を海外から呼んでいこうという状況に冷水を浴びせるような事にも繋がりかねません。

こんなことを書いていても、ほとんどの方が今まで通りきちんと仕事をこなし、お客の方でもきちんとマナーを守ってお店のルールに従っていると思うのですが、たった一人でもそのルールをわざと外すような事をやる人がいると、そのためにルールの内容どころか、お店としての存続すら危うくなってしまうようなことも今後起こってくるのではないかと思います。

ただ、まずは企業側が現在の状況をきちんと出すことが第一歩かなと思います。話を温泉旅館や日帰り温泉の話に戻しますが、温泉の成分はもちろんのこと、鉱泉を加熱しているのか湧いたものをそのまま使っているのか、お湯は循環しているのかかけ流しなのか、塩素消毒をしているのかいないのか、浴槽の清掃はどうなっているのかなど、きめ細やかな情報提供があれば、たとえ沸かし湯で循環であっても、さらには楽しみに出掛けて来たものの、お風呂掃除の日で休業日だったということがあっても、安心して利用することができるでしょう。

逆に、楽しみにやってきたのに、閉まっていて入れなかったというような事が起きると、当然その人にとってその温浴施設はあまり良くないものに感じられるかも知れません。しかし、厳密に誠実に温泉の品質を第一に考えた運営をすれば、当然24時間入浴可などということはできないわけで(多くの人が利用するのであればさらに通しでの営業は難しくなります)、誠実に営業している施設については冷静に評価してあげなくてはいけないと思います。今回のような事件が起こると風評被害も起こって温浴施設の関係者の方は大変だろうと思いますが、ぜひ施設の方々には利用者の安全を第一に考えた情報開示や営業を行なって欲しいと切に願っています。

大阪~埼玉間の夜行バスが京都で運転を打ち切った事に関して旅行者が考えるべきこと

この文章を書いている2022年9月は台風シーズンで、台風が日本にやってくる前に鉄道などが計画運休を行なうような事も考えられる中、事前に計画した旅行が台無しになる可能性が高くなります。

そんな中、私はネットの騒動を先に知ったのですが、大阪を出発して京都を経由して、最終的には埼玉県まで行く夜行バスが、車内エアコンの故障という、いわば運行側の都合によって京都で運転を中止し、深夜の京都駅に乗客を降ろしたまま運転手が立ち去ったということについてバス会社がけしからんという流れで盛り上がっているのを知りました。先日いわば後追いでテレビ局がこのニュースを報道していたのですが、格安な夜行バスなだけに、目的地までへの運賃とともに、直後のホテル代まで含めた金銭負担をバス会社に保証させるというのは、かなりの経営負担になり、そんな補償のやり方が定着してしまったら、中小のバス会社は夜行バスの営業から撤退してしまうのではないかと思ったりしました。

ちなみに、この会社の大阪(梅田)から埼玉(大宮)までの片道料金は5,800円から7,000円(四列シートで車内装備により料金が違う)と、新幹線と比べると格安です。今回の運行中止によるバス会社の対応策として出してきた条件は、京都駅までの運賃返還及び、京都から東京までの新幹線代として後日15,000円を振り込むというものでした。

ちなみに、新幹線の京都~東京は自由席で13,970円です。京都発6時14分の「のぞみ200号」に乗ると8時23分に東京に着きます。東京で夜行バスを降りた場合と比べると2時間くらい到着が遅れることになり、翌日に仕事や学校がある人であれば、ぎりぎり間に合わなくなることも予想されます。

夜行バスが車の事故ではない、車内冷房の故障という事で運転中止になるということはめったにあるものではありませんが、かなり正確に運行する新幹線と比べるとバスの場合は渋滞に遭遇した場合にはむしろ新幹線の始発に乗って行った方が早く東京に着くような事も有りえます。だから、新幹線と比べると半額という運賃で成り立つのだろうと思いますが、今回のようなトラブルが起きる可能性は0ではないので、帰ってそのまま会社や学校に行くような計画を立てるのはあまりおすすめしません。

ちなみに、翌日を休みにしてあれば翌日夕方くらいまでに目的地に着ければ良くなるので、今回のバス会社から支払われる15,000円を以下のように使うことで、騒ぎの原因の一つとなっていた「現地までの交通費とは別に京都でのホテル代を支払え」という条件もクリアできていた可能性があります。

もし私が翌日休みで京都駅に深夜に降ろされた場合、東京までの新幹線代を15,000円出してくれる目処が付いた時点で、翌日の朝に出発する昼行便の京都~東京行の高速バスをネット予約します。JRバスの便を調べたら午前9時10分京都発、東京着17時7分のバスが4,700円と5,800円の席がありましたので(最安の3,500円という席もありますが、恐らくその時点では売り切れていると思うのでこの金額での試算はいたしません)。最高額の5,800円の席が取れれば、残りはホテル代として9,200円まで充当できます。

運が良く5~6千円のビジネスホテルが取れれば、到着時間は遅れるものの、深夜2時くらいから朝8時くらいまで(現場では深夜1時過ぎまで騒ぎになっていたそうなので)は寝られ、当面の自己負担は出るものの後から全額回収してお釣りが出るので、高速バスの休憩中の昼食代や、うまく行けばお土産代まで自己負担なしということになっていくでしょう。

また、バス会社の方で提案したと言われるインターネットカフェの利用であれば(今後の事を考えるとバス会社は運転を中止した最寄り駅から近いネットカフェのリストを本社から送ってもらい、それを印刷して乗客に手渡しすることも対策の一つになるのではないかと思います)、ナイトパックを使えば2~3千円で鍵のかかる個室が使え、シャワーも利用可能だと思いますので、ビジネスホテルよりは居心地が悪いものの、深夜2時から新幹線の始発のある6時くらいまでは何とかやり過ごせます。最近ではインターネットカフェもスマホから個室の予約ができたりしますので、もはやバスの運行が中止になることがわかった時点でそうした予約を入れ、そこからバス会社の対応を聞き、その内容に沿って、いつまでも抗議をするのでなくとっとと次の行動を取るというのが安旅を行なう場合の基本だと私は思います。

もちろん、相手に全く誠意が感じられず、チケット購入時に確認した事項すら行なわない悪質な業者であることもあるでしょう。ただその場合でも、現場でどのような提案がなされ、一連の行動がわかった時点できちんとその証拠を固めた上、一旦はその条件に沿って自分の帰りの心配をしなければなりません。抗議をするのは自宅に帰った後でもいいわけで、ゴネることが逆効果になったりすることもありますので、その点には注意して欲しいと思います。

新幹線がストップすればそれがニュースになりなぜ予定通りに帰ってこないのか理解が得られやすく、JRでは車内を開放してくれて「列車ホテル」のように使え、夜食や朝食を出してくれたり、特急料金を払い戻ししてくれます。また大手航空会社であれば、自然現象ではなく自社都合による欠航・遅延であれば、自宅までのタクシー代や翌日までのホテル代(私が経験したトラブルでは北海道から何とか代替機が飛び、羽田に代替機が到着したのが終電が終わった後だったので、羽田空港内にあるホテルを取ってもらえました)を負担してくれる場合は確かにあります。しかし、決して大手ではないバス会社であれば、運行中止をした分の運賃は負担してくれても、本来の目的地までへの費用までは出してくれない場合も十分に考えられます。LCCなどの航空会社も、代替便の手配すらしてくれず航空券の払い戻しのみで対応させられることが普通です。航空機の場合は、一部の「国内旅行傷害保険」のオプションで宿代(代替交通費は不可)を実際に支払った場合に宿泊代を保証するプランがあるので、そうしたオプションを含めた旅行保険への事前加入というのも必要になる方もいらっしゃるでしょう。

いちいち自分で全てやりたくない場合は、パックツアーの利用や、やはりしっかりと乗客のその後を考えてくれる、大手の交通機関を選択し、格安旅を考えるなら先行割などで、あくまで大手路線から選び、格安業者は考えないようにすべきでしょう。トラブル対応のために高めの運賃を払っているという側面もあるのです。逆に安い運賃や宿泊を基本にする旅を計画する場合には、常にトラブルが起こった時にどうするかということを考えておくことが大事になります。今回紹介したように、今の時代はスマホを使ってトラブルになっている状況の中でも次の行動のための予約をすることができるので、トラブルを後から笑い話として語ることができるくらいの気持ちでいることが、旅を楽しむためには必要なのではないかと個人的には思うのですが。