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ファミリーマートの一部店舗でスプーン・フォーク・ストローの有料販売スタートによる影響

私自身は現在日常的には使っていませんが、車で旅行に出掛ける時には結構コンビニエンスストアのお世話になっています。お弁当だけでなくサラダやデザート、飲み物を購入する場合に今まで当り前に付いていた商品を食べるためのスプーン・フォーク・ストローについて、コンビニ大手のファミリーマートでは全国の店舗のうち100の店舗で有料化し、1本4~6円で販売することになったそうです。

こうした背景にあるのは環境問題としてのプラスチックごみの増加を懸念してということなのですが、こうした事実を知らないで対象店舗で食品を購入された場合、今まで無料でもらえていたものが有料になるということになるので、ユーザー側でもある程度の心掛けが必要になるのではないかと思います。

まず、こうしたやり方を行なっているのは大手コンビニの中でもファミリーマートだけなので、レジの前ではじめてそんな話を聞かされて自分がトラブルになるだけでなく、レジに並んでいた他の人と店員とのトラブルが起こるのを見たくないという方は、素直に他のコンビニを利用した方が良いかな? という感じはします。

当のファミリーマートとしても、新たなサービスを開始した直後というのはどうしても混乱が起きやすいということもあるので、ユーザーとしては落ち着いて動向を探る必要があると思います。今回の取り組みにしても一気に全店舗て行なわず、一部の店舗だけでこうした試みを行なうというのは、果たしてこれによって売上が変わるのか(環境に対する意識が高いお客さんが増えることで、売上が伸びる場合も当然ありうる)、お店で働く店員の方々の負担にならないか、それによってアルバイトが他の大手コンビニに移ってしまわないかなど、営業戦略として一般化して大丈夫なのかを時間をかけて見ているのではないかと思います。そこで大きな問題が起こらなければ、次第に全店舗で同じような有料化を行なうでしょうし、それに追随するような形で、他のコンビニチェーンも同じような有料化の流れになっていくのではと思います。

ただ、環境問題を解決するためには、例えばいつまでも自然界で残らない木や紙、とうもろこしを原料にした食べられるカトラリーなんてものもありますので、そうしたものを販売したり配布するというような考え方もあります。全てを有料化するのでも、従来のプラスチック製のものと、自然に還る材質のものとの価格差を付けるというようなやり方もあるでしょう。それは各企業によって戦略は変わってくるでしょう。

少なくとも、ファミリーマートはカトラリーの無料配布から有料化というところに舵を切ろうとしているので、旅に出掛ける場合には、自分でお箸・スプーン・フォーク・ストローを用意してから出掛けるというような事もできればした方が良いのではないかという気もします。

ただし、今の時期は感染症の危険もつきまといますので、普通のものではなく、一回使って安全に捨てられる、自然に還るような材質のものを車に入れて出掛けるというのが、時代に合うだけでなく、車の中で食べるような事になれば、感染症予防という観点でも良い選択になるのではないかという気もします。

そんなわけで、今回のファミリーマートのやり方がコンビニを利用するユーザーに受け入れられるのかどうか、レジ袋のように、多くの人が常にショッピングバッグを持参するように、カトラリーを持ち歩くのが普通になるのかどうかをじっくりと見ていく必要があるように思います。それと同時に、100円ショップなどで一回のみ利用できるお皿やカップ、カトラリーを購入するような場合、自然に還る材質のものがそもそも売っているのか、売っているとして価格(同価格での量の差も)がどうかを見ていくことも大切ではないかと思います。


もしもの時の備えに自動車や火災保険に付けられるトラブルサービスを把握する

日常生活のトラブルで、車の場合によくあるのはキーとじ込み(インキー)やバッテリー上がりですが、過去テレビのニュースではそうしたトラブルの際にネットで検索して一番上に表示されたところに連絡を取ってきてもらったら、法外な利用料を請求されたというトラブルがあります。

先日、友人が鍵を落としてしまって途方にくれたという話を聞き、一年中で一番寒い時期に家に入れないどころか、いつドアが開けられるかわからないような状況に追い込まれてしまったらと思うと、ちょっと心配になりました。その後、どうしたのかと聞いたら、友人は直接鍵業者(店舗)に連絡したので、ぼったくられることなく正規料金で解錠してもらったと思いますが、それでも結構な費用になるのではないかと思います。

車関係のトラブルにおいて事故以外の故障やインキーであっても、自動車保険には普通、加入時に意図的に外さなければ、トラブル時のレスキューサービスがほぼほぼ付いているので、まずは保険会社に連絡するというのが、支払いを気にしなくて良いという点でもおすすめです。私の場合はJAFの会員にもなっていますが、その場合でも保険会社経由でJAFに連絡してもらうことで、メリットを付けているケースもありますので、私の場合は何かあった場合には警察や消防と保険会社に連絡することが基本でしょう。

また、住宅のトラブルについても付けている火災保険に「住まいに関するトラブル対応」のサービスが付帯されているものがあります。私の入っている火災保険の場合は、水のトラブル(トイレづまりや水道)、鍵のトラブル(鍵を落として部屋に入れない)、ガラスが割れた際のトラブルについて365日24時間、保険会社の専用ダイヤルに電話すれば業者を手配して最低限のトラブル対応を無料で提供してくれます。

友人からの話を聞いた直後、自分の事が心配になったので加入している保険会社のホームページを見たので、その情報に基づいて書いています。ただ、本格修理や交換については保険適用にはならない場合には自費となるので注意は必要です。これもネット情報なので正確ではないかも知れませんが、トイレづまりや鍵の解錠(保険会社のホームページではドアスコープを外してのサムターン回しの事例が紹介されていました)をお願いするだけでも出張料と技術料で1万6千~7千円くらい普通なら請求されるということなので、いざという時の事を考えると、そうした生活関連のサービスのある火災保険のチェックをしながら、自分の家の状況に合ったものに入るようにするのも大事だと思います。

一人暮らしであればもちろん、家族と同居している場合でも、鍵を落としたり盗まれたりして家に入れないというのは、季節的にも今の時期はつらいものです。こうしたサービスがないと実費を請求されるだけでなく、運悪く悪徳業者に当たってしまったら、さらなる負担を現場で要求されてかなりのストレスになることが予想されます。

また鍵のかかったドアの解錠をする場合、その家が本当に依頼者の家であるかについて、住所の書かれた証明書を提示する必要が出てくるだろうと思います。そんな場合でも、火災保険付随のサービスは、自分の家にかけているわけなので、本人確認はスムーズに行くのではないかと思います。旅先で鍵を落としてしまうということも考えられなくもないので、トラブル発生時に金銭的負担を減らすためには、家の中にスペアキーを用意しておきながら保険の付随サービスだけで問題が解決できるような準備をしておく事が大事だなとしみじみ思いました。


年賀状は将来的には消えていく運命ではあるものの簡単になかったことにして良いのか

今年の秋から郵便料金が上がり、ハガキや封書に貼る切手の値段が上がることが発表された今、来年の年賀状はどうしようと思っている方は多くいるのではないかと思います。こちらの方は細々と出し続けていて、昨日発表されたお年玉付年賀ハガキの当選番号には何とか切手シートが当たるくらいの年賀状は届いているのですが、来年用の年賀状は一枚85円になるので、100枚で8,500円ということになります。

年賀状の切手シートは連番のうち下2ケタの番号が3つあるので、100枚貰えばまず切手シートはもらえるような感じになると思いますが、今年限りで年賀状納めをする人もいると思いますので、出す方も少なくなろのではないかとは思うのですが、今年についてはそうした「年賀状納め」をというようなメッセージを書いて送ってくれた友人はいなかったので、多少コストは上がっても、少なくとも今年送ってくれた人には出そうとは思っているのですが。

もちろん、年賀状じまいをする方の気持ちはわからないでもありません。自分自身、もはや手書きで何かを書いて手紙を出すということは無く、ちょっとした文章ならパソコンのキーボードから打ってしまった方が早く、印刷すれば誰が読んでもわかるきれいな文字で出すことができます。年賀状の時だけいちいち手書きで一筆書き添えるというのも、数が多いと年末の忙しい時にはかなりストレスになることも事実です。そうした毎年の苦労から逃れ、連絡が必要な人にはすでに知っている携帯電話の番号への電話やダイレクトメッセージ、メールアドレス、LINEなどのIDに連絡を取れば良いから出さないというのは理にかなっているように思えます。ただ、これは一昨年かその前か忘れたのですが、このブログに書いたかも知れませんが、改めて年賀状を出すことの大切さというものを自分で考えた事があるので、その話を少し書きます。

毎年の年賀状は、その前年に年賀状をいただいたり、年賀状は来なかったものの喪中はがきが来た人をピックアップしてリストを作って出しています。その年は、前年に引っ越しをした年であり、郵便は住所変更届を出していたので一定期間は転送されるのですが、年明けにはその転送期間も過ぎ、私のところに年賀状を出したものの、転居先不明で戻ってきてしまった友人がいました。過去の年賀状には住所とともに自宅の電話番号(固定電話)を記載していたのですが、あまりに迷惑電話や詐欺と思われるような電話が多かったため、当初は新居にも電話番号を引き継いでいたのですが、携帯電話で十分と思って長年多くの人に知らせていた電話を解約しました。そうなると、自分の携帯番号を知らない人は、こちらから年賀状を出さない限り、新たな自分の住所を知らず、相手から見ると行方不明ということになってしまいます。

その時は、その相手との共通の友人から携帯電話の番号に電話が来ました。話を聞いて、その友人へはついうっかりリストから外してしまったことを伝えると、改めて新住所を教えてやっても良いかと聞かれたので、その電話上で改めて自分の住所をその友人に教え、その友人との年賀状交流が止まる寸前のところで回避されました。

友人の中には学校を卒業して以来会っていない人も少なくないですが、そういう人には当然LINEのIDも伝えていませんので、人生の中でも住所や電話番号、メールアドレスが変わって連絡が取れなくなる可能性を考えると、年賀状だけのつながりではあるのですが、一年間のつながりを維持するためには、やはり年賀状のやり取りをしている人が自ら止めるまでは自分からは止めない方が良いかな? という感じはします。今回紹介した友人とは実際に会うことは今までありませんでしたが、いつ状況が変わって連絡を取り合うようになるかも知れません。

今年は能登半島でかなり甚大な被害が出ている大きな地震が発生しました。こうしたことは自分の所でも起こる可能性は大きいですが、少なくとも住所を知っていさえすれば、宅配便が動かないような場合でも「レターパック」(速達扱いでバイクで配達する)に支援物資を入れて送ることは可能になります。今回の地震に関しては金沢市在住の友人はいますが、もし輪島や珠洲など、長期避難が疑われるような所に住んでいる人と年賀状交換をしていた場合、まずそうした直接的な支援が可能ですので、やはり住所をやり取りしていつでも物を送れたり、状況によっては直接訪れることのできる住所というデータを共有することは大事だろうと思います。

ですから、もしすでに年賀状じまいをしてしまっている方でも、かけがえのない友人が遠方にいるのであれば、転居や携帯番号の変更時にはハガキに限らず、メッセージや電子メールでも住所や電話番号についての情報はその都度送ってあげることはした方が良いのではないかと思うのです。ここまで、まだ一年のうちいくらかも経ってはいないものの、あまりの考えられない状況が起こっている中で、大切なのは人と人とのつながりなのではないかと思ったりします。年賀状は出さなくても、そうした人のつながりを考えた行動は必要ではないかと思います。


改めて当り前の日常が閉ざされる苦しさを感じた2024年のウィーンフィルニューイヤー・コンサート

昨日は連休初日でしたが自宅でゆっくりしていました。能登半島の地震で避難している方の事について気に留めながら、逆にこれだけ道路が寸断されていると、個人の立場で被災地に行くべきではないでしょうし、今の援助は地方公共団体の方でお願いした医療スタッフ・消防・自衛隊・各種NGOの方に任せつつ、さらに通信のトラフィックを使って現地の仕事を混乱させるべきでもないと思います。

恐らく、現地へ行って何らかの手助けがしたいと思う方は、同じ地域に住む方は自力で出掛けることもあるとは思いますが、基本的にはある程度交通規制および道路の復旧ができた段階で、お住まいの役所や団体の方で募集することがあればそれに参加し、現地までの交通手段は、募集した所で用意されるバスなどで一斉に向かわれるような形が地元に負担を掛けず、その場所で望まれる作業を行なえるように思えます。直接、現地に知り合いがいる方に何かを送りたい場合には、まずメールやSNS、ダイレクトメッセージで連絡をしてから送るものを考えるのが無難です。

この文章を書いている現在、各社の宅配便については受付そのものが行なわれていませんが、さきほど郵便局のホームページのニュースリリースを覗いたところ、車でなくバイクで配達する基本速達郵便扱いの「レターパック」の配達については直接受付中止のような表示はありませんでした。連休に入ってしまったので郵便局の窓口も閉まっているので、はっきりとした事は言えませんが、もしレターパックの中に入るような支援物資を送るなら、相手の所在が確認できれば相手の指定する住所にレターパックを送ることはできるかも知れません。ただ、お近くの郵便局での対応がどうかというのはその場所によっても変わってくると思います。まずは無理をせずにお知り合いがいたら、現地での状況をスマホを使って聞いてみて、その対応によって送れるものなら、物品を送るような順番で考えた方が良いかも知れません。

さて、昨日は元日の夜に放送が中止になった、オーストリア・ウィーンからの生中継「ウィーンフィル・ニューイヤー・コンサート」の放送がありました。私は過去のブログに書いた通り、NHKでの放送が中止になったことを受けて、Xで情報として上がっていた現地ラジオからの生中継を音声のみで聞いていました。テレビでは常に地震の情報が流れる中で、テレビの音量は少し絞って、パソコンのスピーカーからコンサートを最後まで楽しんだのですが、改めてコンサート会場の様子や、バレエと合わせたウィーンフィルの音を聞きながら、改めて年の移行を意識するとともに、今年(2024年)は特別な年になるのかも知れないと思ったりしました。

現代はマスコミから入ってくる情報だけでなく、ネットを通じたさらに生々しい情報が入ってくる環境にあるので、安易に考え方を流されないように、あえて「非ネット」の時間を作ることも大切ではないかとも思っています。私自身、ブログはこまめに書き続けていますが、SNSについてはちょっと思い立った時ぐらいに書くぐらいで、こちらのブログに紐付けしているXのアカウントでは投稿の紹介が主になってしまって、独自の投稿はめったにしないのですが、それはどうしても短い発信というのは自分の意図するところがうまく伝わりにくいと思ってしまうので、こういった形でブログの投稿を紹介するような形での運用は今後も続けていくつもりです。

個人的には多少のタイムラグはありましたが、きちんと私自身の毎年の習慣であったニューイヤー・コンサートを聞くことができて良かったです。現在、専用サイト・アプリからアクセスできる「NHK+」で見逃し配信も行なわれていますので、時間に関係なく見逃し配信期間内に聞きたい人が利用できるようになっているのは、今回のような大きな災害の影響で見られなかった人に対する救済措置として本当にこうしたシステムがあって良かったと思います。同じ1月1日には、夜9時からテレビ朝日でドラマ「相棒」が放送されましたが、番組の最後になって緊急地震速報が入ったために放送が途中で終了してしまったものの、民放の見逃し配信サイト「TVer」で見られるようになっています。被災地で大変な思いをされている方々におかれましては、大変な状況の中でもこのようなテレビプログラムの見逃し配信でいつでも好きな時に、録画していなくても見られる方法が用意されていることは救いの一つになるのではないでしょうか。

各通信会社も被災地にお住まいの方を対象にして、高速クーポンの利用ができる救済措置を行なっていると思います。そうした救済措置を利用しながら、今の状況とは違う別の世界観を見ることのできる、動画配信を利用なさることも大切ではないかと思います。まだ余震活動は続いていますが、スマホの利用が可能であれば、そうしたやり方をぜひお試しいただければと思います。


お店からの強制キャンセルは結果的にこちらにとっては有難かった新たなトラブルの詳細

前回、ネットショッピングで注文が成立(クレジットカード決済)した後に店側の都合で強制キャンセルされたショックも残っていた中で、新たな問題が生じました。ちなみに、今回のキャンセルの連絡はメーカー直営のショップからではなく、システムを借りていると思われる広域のショッピングサイトからで、果たしてこのショップはどこまで関わっているかはわかりません。ただ、そのキャンセルのお陰で、昨日になって新たに発生したトラブルについて急遽また買い物をすることになったので、その分衝動的に買い物をしそうになった事が無くなったので、個人的にはホッとしているというのが正直なところです。

何がトラブルかというと、今の時期(人によっては遅い)には良くあるもので、年賀状をプリントアウトしようと思ったら一つのインクが出ないというトラブルです。

私の使っているプリンターはCANONのG5030というプリンターで、大容量インクを継ぎ足しながらコストを下げての印刷ができるというものなのですが、黒印刷は問題ないものの、なぜかマゼンタインクのみが出なくなってしまったのです。

ただ、他のインクジェットプリンターとその仕組みは変わっており、プリンターのヘッドはHPプリンタのような形をしているものの、インクは入っておらず、注入したインクタンクからヘッドを通って印刷されるような形になっています。クリーニングを繰り返しても状況は改善せず、念のためヘッドを外してみたところきちんとカラーカートリッジからは3色のインクが出ていることを確認できたのですが、何度テストパターンを印刷してもマゼンタの出が悪いことが続いてしまっていました。

ただ、私がこのプリンターを購入した一つの理由として、ヘッド関係のトラブルが出た場合には、新品のヘッドが安く出ており(カラーヘッドカートリッジは二千円弱)、交換も簡単にできるということがありました。今回あわててすぐに送ってくれそうな大きなネットショッピングサイトでカラーヘッドを注文したところです。

今回のトラブルは、どちらにしても避けられないものだった可能性が高いので、もしキャンセルになった契約が成立してしまっていたら、年末にさらなる金銭的な負担が出ることになっていました。安いものとは言え予定外の出費なので、比較的高額だった商品がキャンセル扱いを受けたことで、それほど自分自身の負担が出なくなったのは良かったと捉えるべきでしょう。

それよりも問題なのは、毎年毎年、年賀状をプリントアウトして出すタイミングがぎりぎりになってしまうことです。このトラブルも、早くからヘッドを交換していたら起きませんでしたし、すでに年賀状は出せていたかも知れません(年賀状の内容はすでに用意済)。

来年は、いざという時に備えて、黒とカラーの新品のヘッドを改めて安い時にでも買っておくことを誓いながら、年賀状の印刷のために注文したカラーヘッドが届くことを祈っています。皆さんも私のような失敗を起こさないように、事前にプリンターの動作確認をした上で年賀状の準備に入ることをおすすめいたします。


もはやネットショッピングで激安を追い求める場合に避けて通れない「販売店都合の注文キャンセル」

2023年の最後のネットショップ利用になるかと思っていたものが、販売店側から一方的に注文キャンセルを喰らいました。ものについては詳しく説明しませんが、恐らく業者がAmazon・楽天・ヤフーショッピングなど多岐に渡って出品している中、マイナーな販売チャンネルの同社直販(一応メーカーの直売店です)で値下げして他のサイトではすぐに材庫がなくなったのに残っているのを発見したので、きちんとクレジットカードの登録までして注文を起こしたのですが、翌日「注文キャンセルのお知らせ」という題名のメール一通でキャンセルとなってしまいました。

こういったことになるのは久しぶりですが、恐らく私が見付けたマイナーな販売チャンネルのサイトにある商品ページを消したり直さないでそのままにしていて、元から売り切れてしまっていたということが想像されます。ですから、この件についての怒りというものは全くなく、買えなくて残念ということはあるものの、衝動的にポチってしまって「また無駄遣いを」と思ったことも確かなので、年末に向けてほっとしたというのも正直なところあります。

ちなみに、私は独自に販売情報を仕入れたのではなく、安売り情報をまとめてあるサイトからその情報を入手したのですが、一昨日の夜に購入手続きをして、昨日改めてそのサイトを見たら、その情報自体が消されてしまっていました。これを見た時点で何かがおかしいと思ったので、恐らく安売り情報を出すサイトの方でも、この情報を元に注文しても販売店側のキャンセルを食らうことは確定的だったので急いで情報そのものを消してしまったのだと思われます。

ただ、今回はキャンセルの連絡が入る前にクレジットカードから決済が終了したという情報メールの方が先に来ていたので、お金だけはきっちり取って、自分が間違えたら要件だけのメール一通かという感じはしました。こういうことは良くあることなので、それ自体で販売店がどうこうということはないのですが、やはりマイナーサイトの販売店よりもメジャーなところを使うのが良いかなとも思ったりします。

まあそれでも、通常より安く欲しいものが買えるということは嬉しい事です。今年はそれとは違いますが、Amazonで自分が欲しいものの安売りをしているというネットからの情報を受け、通常価格よりも半額で売られていたので「これは買うしかない」とページから注文しようとしたら、すでに予定数は完了していたようで、Amazonの場合は本家が売り切れた場合、同じ商品を出品している業者の商品(当然金額も違う)が買えたものの、価格は当然高くなっていて、スペシャル特価に間に合わなかったということになります。

まあ、こうして買える時、買えない時があるから面白いとも言えますので、買えなかったものもウォッチは続け、再びセールになるのを待ちながら来年も新たなレビューができるように、良い買い物をしていきたいと思っています。


ネットで調べることはできるものの調べるための検索ワードを入手するのはまた別の話

自分の生活の中ではインターネットからの情報収集を主に今は行動しているという感じなのですが、インターネットで全てを入手できるかというと、そこまで甘くはないものです。最近ではXなどのSNS発信で自分が今まで知らなかった事を知ることもあるのですが、それも世の中の知識の全てではないということを今回しみじみと感じることになりました。

そのきっかけは、一昨日の朝に早く起きてしまったものの目が冴えてしまい、何と朝4時に寝られなくなってしまったので枕元のラジオを付けました。ラジオはNHK第一放送に合っていて、たまたまその時に流れていたのが落語についての話でした。目が冴えているといっても、寝床の中なのでぼーっとしながら聞いていたのですが、その中で現在私が住んでいる静岡市の鞠子(丸子とも書くが読みは「まりこ」)という場所が出て来たので、それは何の噺か? と頭が働くと一気に寝床から跳ね起きました。

しばらく聞いていると、アナウンサーと落語家の入船亭扇辰さんの話の中で落語の筋を話している中で、ようやくその題名が何であるかがわかりました。その落語は古典ではなく、元々昭和15年(1940年)に尾上菊五郎主演で、歌舞伎座で上演された「江戸の夢 東海道鞠子地主武兵衞家の門前の場」という劇作家の宇野信夫氏の書いた戯曲を、宇野氏が三遊亭圓生のために改めて落語の噺として書き下ろしたものだそう。入船亭扇辰さんはそんな、今では語られなくなった噺を得意にしていて、ラジオでの披露となったのですが、私はたまたまラジオでその話を耳にして、とにかく「江戸の夢」という落語のお題だけを書き留めてから仕事に行き、帰ってきてからネットで色々と調べたことでこれだけの情報を得ることができたというわけです。

肝心の「江戸の夢」というお話は比較的新しい噺であり、作者の宇野信夫氏の著作権が残っているということで、なかなか高座に掛けたり、CDやDVDとして出すのも大変だという話ではありますが、色々なサイトを見ていると人情噺の傑作として多く語られているということで、今後、販売されているソフトを入手できればと思っています。それにしても、一昨日まではまるで知らなかったことを知り、それをネットでの検索でより深く知ることがてきるようになるというのは、ネットの便利さということもありますが、自分がちょっと耳にしたり目にしたことでも、それをメモしておき後から調べることの大切さを感じた一件となりました。

とにかく、ここまで書いた情報というものは私がたまたまラジオを聞いて、一つのキーワードをメモしたことによってそこからネットで調べることができたわけですが、こうしたキーワード入手というのは単にウェブサイトや動画をだらだら見ているだけでは得られない可能性の方が高いといえます。一度キーワードを手に入れてしまえば、調べた結果は自分でパソコン上のファイルにまとめてクラウドにでもアップしておいたり、私の場合はブログをやっているので他の人にも公開しながら自分自身の備忘録としても活用できます。今までのように資料をダンボール箱に詰めて保管するなんてことも必要ないので、自分で気付くことをメモし、そこから自分に有益な情報を活用できるようなアンテナをさらに張りたいなと思っています。


以前その状況を紹介した遅延の後でそのまま配達された自宅宛荷物の顛末を報告

以前、このブログで紹介させていただいた期日指定をしたのにも関わらずに「住所不明」で届かなかった荷物について、その後届きましたので改めてその顛末を紹介させていただきたいと思います。

冷蔵便でお歳暮が届くという連絡がメールで届いたので、確実に自宅にいる日曜日の午前中に時間指定させてもらい(ちなみに業者はヤマト運輸で、メールによる通知などをするため事前にクロネコメンバーズに入っているので、自宅の住所については加入時に完了届が自宅に手渡し配達されているので、現住所は把握されています)、待っていたのですがその日は届かず自宅のポストに不在票も入っていませんでした。

今回は、こちらが品物を注文したわけではなく、先方から送ってもらったもので、「住所不明」となっている理由にはもしかしたら先方が住所を申告する際に間違えたのか? とも思えたのですが、その時点では確認することは難しく、相手に自宅の住所が間違っているのかをすぐ聞くのも申し訳なく、携帯電話からの問い合わせ先が0570から始まる電話番号(携帯電話の無料電話の対象外)しかなく、電話しようかどうしようか迷っている時、なぜかすんなりと(時間的には平日の夜間ぐらいでした)に届きました。

その時にはあまりにもあっさりと相手の方も受け渡ししてきたので、こちらもそこで何も言わずにサインして荷物を受け取ったのですが、当然そこで荷物に貼ってある宛名ラベルの住所表記を見ることになります。そこに書かれている住所は、改めて二度見してしまいましたが、不明な住所ではなく正確に書かれていました。唯一違ったのが電話番号表記で、すでに先方には伝えていたのですが、あまりにも営業や迷惑電話が多いため解約した電話番号が書かれていました。現在は携帯電話に移行していることを先方には伝えていたのですが、電話番号が違っていて「住所不明」というのはどういうことだったのか、自分なりに考えてみました。

自宅では防犯のため表札は付けていないのですが、集合住宅なので入り口に集合ポストはあり、氏名までは書いていませんが名字だけの表記がポストには付いています。多くの部屋がある中で住所表記を頼りに建物の中までは来たものの、電話してもつながらなかったので、そのまま不在票も入れずに「住所不明」の届けを会社側に出したことで、届くのに時間がかかってしまったのではないかと思います。

というわけで、今回の事はちょっとした事だとは思いますが、少なくとも今回荷物をお送りいただいた先方には多少の誤りはあったとは言え、荷物の配達が滞るようなミスだったとは思えませんので、今回の顛末を書かせていただきました。自分で仕事をする中でも些末なミスというのはありますが、それを隠すような事をすることで大きな影響が出ることもありますし、困っても自分の中だけで留めないで周辺と相談して違う対策を出せるようにすることが大事ではないかと改めて思えるような今回の顛末ではありました。


清水エスパルスと東京ベルディの選手構成の違いにチーム編成の差を感じることになった

地元のプロサッカーチーム、清水エスパルスはJ1昇格プレーオフで敗れて来年もJ2で戦うことになりました。今年のリーグ戦はJ2最強の戦力と言われながらも最終順位は4位ということで、3位でシーズンを終えて東京ベルディにあったアドバンテージがそのまま生きた形で決着しました。

地元民としては、試合のスターティングメンバーを見て、選手個々のポテンシャルは高いものの、全体の平均年齢が低く、さらには下部組織から順調にトップチームに上がってきたメンバーが多い東京ベルディの方に将来性を感じていました。今回僅差で引き分けとなりましたが、もしそのまま勝ったとしてもその後数年でまたかつてのような優勝争いのできるチームを作ることができるのか? そんな事も思いながら見ていました。

積極的な補強を行ないチームの総合力を上げようとすることは、当然の事だとは思います。しかし、改めてJリーグ創設時の事を考えた時、かつて優勝を争った当時のベルディ川崎は、まさに今の清水のようにお金を使って有名選手を集めていたという批判も一部にはありました。静岡のサッカーファンからすると、静岡市出身の三浦知良選手の争奪戦に敗れたから余計にそうした批判をしたくなる点もありますが、少なくとも清水エスパルスは母体となる社会人チームが無かったため、いわゆる「オール静岡・オール清水」といった感じでチームを組んでおり、それが地元のファンがチームを応援する根拠になっていたのではないかと思います。

高校生世代のリーグ戦・プレミアリーグではかつては清水エスパルスはその強さが光っていましたが、現在は下部のプリンスリーグ参戦となっていました。ただリーグでは成績を残し、何とか上位プレミアリーグへの昇格プレーオフに参加できることになりましたが、まずはユース世代に頑張ってもらって、ユース世代から底上げをはかるというのがやはり大切であることを、今回のJ1昇格プレーオフを見終って、強く感じました。

シーズン中の試合は結構見ていましたが、今年のエスパルスは勝たなければならないところで星を落とすような事が数多くありました。そのうちの一試合でも勝っていれば自動昇格ラインに届いていたのですが、やはり負けるべくして負けたと思わざるを得ません。サポーターの方の落胆は相当でしょうが、どのチームのサポーターでもJ1の当落線上をさまよって毎年ぎりぎり残留するようなチームを目指しているのではなく、チーム力を付けてJ1の中でも上位にいて優勝を狙えるチームを作ってもらいたいと思っていると思います。

そうは言っても、なかなか難しい話です。お金を掛ければ良いチームができるなら、今年の清水エスパルスは圧倒的な強さでJ2で優勝できるはずだったと思います。来年にかけて現在のチーム構成がどう変わるかはわかりませんが、基本的には地元密着でわかりやすいコンセプトの元、来年のJ2で他チームと切磋琢磨していってもらい、結果的にJ1復帰がなって欲しいと個人的には思っています。


Amazonロッカーで荷物が別々のロッカーに入っている場合の荷物の受け取り方は簡単だった

先日、アマゾンで2日間別々の買い物をしたのですが、到着が同日になりました。そのどちらも自宅ではなく受付り専用のロッカーを受け取り先にしていたので、どんな感じなのかと思ったのですが、一つのロッカーに2つではなく、どうやら2つのロッカーに別々に入っているようだったので、長くロッカーを占拠しては申し訳ないと思い、早々に取りに行ってきました。

到着した場合、ロッカーにかざすと読み取って自動的に開くバーコードと、バーコードが読み取れない場合に使う数字がメールに添付されてくるのですが、メールが2通来て、そこに書いてある数字が違うため、別々に入れられたということがわかったのです。こうしたパターンは初めてだったので、メールに書かれた数字を紙にメモして、連続して数字を入力してロッカーを開けようと思ったのですが、アマゾンのロッカーの場合、そんなことをしなくても大丈夫なようになっていることを使ってみて初めて知りました。

私の場合は2つの荷物が別々のロッカーに入っている状態だったのですが、まず一つの荷物を受け取るために数字を入れますと(もちろんメール添付のバーコードを通しても同じ)、画面にもう一つの番号を入れていないのに、2つの荷物のどちらを受け取るかという表示が出ます。そのまま荷物の画面をタップしていくと、一つの番号だけ入れたにも関わらず、二つの荷物が入ったロッカーを開けて中の荷物を取り出すことができました。

ロッカーに荷物が入ったらメールで知らせてくれるので、自宅にいなくても外から直行することも専用ロッカーの場合は可能ですし、とにかく再配達になってこちらも配達担当の方にも気まずい思いをさせたくないと思っているので、今後もこうした無人ロッカーの利用は続くと思います。注文や発送のタイミングによっては、まとめての発送ではなく、今回の私のように複数のロッカーに分けて配達されるような事もあると思いますので、一つの番号で解決するというパターンもあるということを覚えておいて損はないと思います。