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自宅でも外出先でも美味しいコーヒーを淹れるためのセットがようやく完成?

先日先行して紹介しました、キメの細かい「ハイテック茶こし」で淹れるコーヒーを日常的に使うための道具ですが、先日ようやく形になりまして、今回改めて紹介することができるようになりました。ちなみに、その際には「ハイテック茶こし」および、コーヒーを落とすための「ドリップケトル」を紹介していたのですが、今回紹介するものを加えると、家の中でも外でも同じようなコーヒーを飲むことができるようになるのではないかと思っています。ちなみに、その際のブログは以下のリンクにありますので、参考までにリンクを貼っておきます。

一人用のコーヒーを淹れるためのグッズは約2千円でそれなりに揃う?

今回購入したのは数々あるのですが、まずは二人分のコーヒーをまとめて淹れられるようなサーバーを安く購入しました。通常のサーバーはガラス製なので、家の中で落としたりしないように細心の注意が必要ですし、外へ持ち出すような事はほとんど考えられないのですが、今回購入したものはプラスチック樹脂(トライタン)のもので、落としても割れませんし、直接電子レンジにもかけられます。

このようにちょっと見るとプラスチック樹脂のものとは思われないかも知れませんが、この製品は実に良くできていまして、本体の中にドリッパーが収納できるようになっています。その場合に使えるのは円錐型のペーパーフィルター(1~2人用)となっています。

このようにペーパーフィルターをセットすると、茶こしで淹れるのとはちょっと違ってすっきりした味になるような気がします。これは好みだろうと思いますし、外で何杯も淹れる場合は、ペーパーフィルターで処理した方がいい場合もありますので、こうした製品を日常使いとして用意しました。

また、「ハイテック茶こし(大)」が写真のようにすっぽりとサーバーにセットできるので、二杯分はこのままお湯を注いでも大丈夫です。家で淹れるにはこの状態で挽いた豆を入れるのが一番楽ですね。大人数でコーヒーを楽しむには向きませんが、二人から三人くらいで楽しむなら悪い選択ではないと思います。

そして、これは主に外でコーヒーを飲む場合について考え、真空断熱機能があり、ちょうどコーヒー一杯分が入るカップということで、サーモスの取手のない容量280mlカップ(写真はペアですが一個ずつでも買えます)を揃えました。これから寒くなりますが、このカップなら多少時間を掛けて飲んでも冷めにくくなっており、湯呑のような形をしているので他の飲み物を外で飲む場合にも汎用性があるのではないでしょうか。

あと、このセットの他に、外でお湯を調達することを考え、できるだけ小さな湯沸かしセットをコーヒーセットの中に入れることにしました。それが以前このブログでも紹介したDAISOで購入したステンレスカップを使って約400mlのお湯をわかすためのセットです。

安く揃うから愛おしい100円ショップで揃えた格安で最少の湯沸かし調理セット

これがあれば、アルコール燃料でも固型燃料でも水からお湯を作ることができるようになります。その容量がちょうどコーヒー二杯分の約400mlなのですが、ここでさらに、たまたま終売在庫限りでかなり安く購入できたことから追加購入したタイガー魔法瓶のスリムボトル400ml(MSE-A040-Nが型番ですが、現在は品切れのためリンクは割愛します)と相性が良く、そのボトルもコーヒーセットの中に加えることにしました。

かなりスリムなのに必要な容量があるこのボトルがあれば、計量カップなしでも400mlを計ることができ、湯沸かしした後もこのボトルでかなり長い間でも熱々のお湯を保存することができます。事前にお湯を沸かしておいてこのボトルから出すことで、いつでも美味しいコーヒーをいただけるということで、家でお湯を用意して持っていくようなパターンも今後は増えるのではないかと思います。

ここでは紹介していませんが、セットの中にはコーヒー豆を入れる容器や、手動で回すタイプのコーヒーミルも同梱できますので、これからの季節、人の家に出張してコーヒーを提供するようなこともできそうで、その際は改めて自分が淹れたコーヒーの味の評価をしてもらおうかとも思っています。


一人用のコーヒーを淹れるためのグッズは約2千円でそれなりに揃う?

ここのところサッカーのテレビ観戦が増えるとともに、睡魔との闘いになってしまいます。何の対策もしないと気が付いたら試合が終わってしまうという事にもなりかねず、また試合を見終えて出掛ける時に居眠りしないようにとコーヒーを今まで以上に飲むようになりました。

そんな中で、簡単においしくコーヒーを淹れられるようなグッズを色々と物色していましたので、ちょっと紹介します。本格的にコーヒーを趣味とする方には異論もあるかも知れませんが、安い豆を安い器具でそれなりの味にというのがコンセプトです。

今まではプラスチックのドリッパーにペーパーフィルターをかけて、お湯はいったん一人分の量を少さめの真空断熱ボトルに入れて、ボトルからドリッパーにかけていたのですが、色々調べてみると一人用だったらいつも使っているステンレスの真空断熱カップというのを持っているので、そこに直接落とすようにし、さらに最近ではペーパーフィルターが必要ない金属製のドリッパーもあるということで、色々調べて行き着いたのが、通常のものより目が細かい「ハイテック茶こし」というものです。以下にリンクを貼っておきますが、価格的には1,100円ぐらいのもので、リンクにある価格がそれより安い場合はその価格に送料が別にかかる出品者からの購入(つまりAmazonで一時的に品切れ)になってしまうので、興味のある方はその辺を十分に確認してからリンク先をご覧下さい。

カップと茶こしの間に入れているのは、確かキャンドウで購入したカップに直接コーヒーをドリップするためのホルダーです。単なる針金を曲げたものなので、強引に茶こしがぴったりはまるように曲げて使っています。

さらに、一杯ないし二杯分のコーヒーを仕上げるためにお湯を落とすためのドリップケトルも購入してしまいました。本体がプラスチック製でスケールも付いているので、一杯分を正確に計ってから落とすことができます。今回は古い豆で淹れているので写真のように豆が膨らんでいませんが、本当に茶こしをペーパーフィルターの代わりのように使えます。二つの道具は合わせても2千円ちょっととそれほど高くなく、自宅でも外でも簡単に一杯分のコーヒーを作り、さらに片付けもカップと茶こしを洗うだけなので実に簡単です。

ちなみに、ドリップケトルは単にお湯を入れて注ぐだけなので、使い終わった後はふきんで拭いておけばそれで終わりです。ハイテック茶こしは、かなり目が細かいためか、中挽きした粉であれば全くカップに微粉は落ちませんし、味もしっかりしていて、自分の中ではこれで十分ではないか? という感じがします。

外で使う場合でも、多少口が大き目な真空断熱ボトルに落とすことができれば、淹れてすぐに飲まなくても、ある程度は温かさが保てますし、茶こしを水洗いできる場所があれば、常に清潔にしてあとはお湯さえあれば車旅中のコーヒーは買わなくても持ってきた豆や粉コーヒーで安く済ますことができるようになります。二~三人でコーヒーを飲みたい場合にも、一杯ずつ淹れれば良いので、今後は家だけでなく外でもコーヒーを楽しむために今回のセットは使っていきたいと思っています。


100円ショップのWattsで早々に売り切れになっていたスキットルがDAISOで発売に

様々なボトルを持っていて、用途によって使い分けている私ですが、そんな中でもなかなか手にする機会がなかったのが、ステンレス製で主にウィスキーを入れて持ち運ぶための「スキットル」がありました。

金属製なので、お酒だけでなくアルコール燃料や灯油を入れて持ち運ぶこともできそうだったのですが、そうなると複数のスキットルを用意しお酒用と燃料用にするようになんて考えると、少々普通に売っているスキットルよりも専用の燃料入れを買った方が良いということになるのは言うまでもありません。

ただ、そんな中で100円ショップ大手のWattsでステンレス製のスキットルが330円で売り出されたという話を聞き、すぐにお店に出掛けたのですが、売り切れていたというよりも、私の行ったお店では最初から入荷が無かったという感じでした。まあそれでも、キャンプブームの関係で、いったん売切れても追加生産された頃に店頭に並んで手に入るだろうと楽観的に考えていたのですが、当時スキットルとともに入手困難だった目盛り付きのシェラカップが今ではどの100円ショップでも手に入るようになったのと反対に、全く入荷情報が途絶えたので、さすがに330円でスキットルを売り出すのは採算が取れないのかと思っていたのでした。

そんな時に別の100円ショップであるDAISOからWattsで売られていたものと同じものではと思われるスキットルが同じ330円という価格で売りに出ていると聞き、近くのDAISOへ行ったら、今度は無事にゲットすることができました。

容量は180mlでステンレス製、専用の漏斗も付いています。最初から燃料入れにするにはもったいないので、今後車を使わない旅行に行く時にはウィスキーを入れて現地調達した炭酸のペットボトルと混ぜてハイボールでも作るようにしようかなと思っていますが、今後、DAISOの方でホットサンドメーカーなど、一時的に人気で店頭で買えなかったものが買えるようになっているのですが、スキットルもそんな感じで入手しやすくなった時には、もう一つ入手できればしようと思っています。

今後、季節は冬に入っていくので、保温機能がなくても大丈夫なので、尻ポケットにフィットする形状になっているスキットルに水を入れて持ち運ぶのも、個人的には十分に有りだと思います。特に冬は乾燥しますので、口の中がカラカラになった時のために、今けっこう出ている100~150mlの真空断熱ボトルではなく、それより少し多めに入るので色々と便利な部分もあると思います。スキットルタイプのプラスチック製のボトルは以前からDAISOにはありましたが、落としても割れない金属製のボトルであるスキットルは、安いからこそ色々な事に使ってみたいという風に思えます。興味がある方はぜひお店で探してみてください。


持ち歩きに便利な「計量カップ」を蓋付きのポリプロピレンボトルにしてみる

一昨年から自宅で安全を確認しながら主にアルコールストーブでの湯沸かしや調理を行なっているのですが、その際お水の量を計るには、100円ショップで購入した500mlまで計量することのできる計量カップを使っているのですが、取っ手の付いたプラスチックのカップということで、持ち出すにはけっこう大変です。

今までは、お米の一合を計ることのできるステンレス製の計量カップをスタッキングして持って行ってはいるのですが、お米の計量には大変便利なのですが、例えば300~500mlのお水を沸騰させたくてクッカーに入れるような場合、何度も分けて計量することになるのでめんどくさいだけでなく、正確に計ることができない可能性が高いので、どうにかならないかとずっと思ってきました。

以前は、ナルゲンの500mlのボトルで容量を計ることができたのですが、ボトルを使い込んでいるうちに肝心の容量表示の部分が消えてきてしまったので、今はそうした用途は諦めて、一切装飾のないキッチン用の500mlボトルを主に水運びおよび水分補給用に使っています。

さて、改めて持ち出しても便利に使える計量カップについてですが、たまたま近くのホームセンターへ行ったら、ナルゲンボトルによく似たポリプロピレンのボトルが各種売られていて、それらの側面には印刷ではなく容量が刻印されているのですね。それが写真の新潟精機製造の「PPボトル 広口ビン(中ブタなし)」だったのです。

先に紹介したナルゲンのキッチン用ボトル(写真右)と並べてみました。多少太めではあり、押すと凹むものですが、何せ価格が税込298円とかなり安かったので、失敗してもいいやと思って購入してしまいました。

刻印は20mlずつ目盛りが付いていまして、500mlまでの液体の容量を計ることができるようになっています。表示もけっこう見やすくて、野外で水の量を計るために使うなら十分という感じですね。

外出先でそのまま飲める水を汲むような時にはこのボトルも他のボトルと一緒に活躍してくれると思いますし、そのお水を沸かしてコーヒーを飲みたい場合は、人数に応じてこのボトルで水の量を計り、今まで自宅で蓄積した水の量とそれを沸かすために必要なアルコール燃料の量を考えながら、できるだけ効率的に野外での湯沸かしや炊飯を行なうためにはやはりこうした計量のできるボトルというのは私にとって必要だと思います。ネットでは他社のものがもっと安く買えるようですが、恐らく製品の内容はあまり変わらないと思いますので、興味のある方はお近くのホームセンターを探してみられるのが良いのではないかと思います。


外でコーヒーを淹れるための「コーヒドリッパー」は440円出してキャンドウで

このブログでは最近アルコールストーブについて何回も書いているのですが、実際のところここまでアルコールストーブについて凝ることになったのは、外でコーヒーを飲むためのセットを作ろうとしたところから始まっています。

当初は、モンベルで現在も販売している、折りたたむと片手で隠れるくらい小さくなる形状記憶合金を使った布製のフィルター「O.D.コンパクトドリッパー」をセットの中に忍ばせていました。確かに小さくて紙フィルターが無くてもそのまま使えるアイデア商品ではあるのですが、安定してカップなどの上に載せるにはお箸など二本の棒状のものを付けた上でカップの上に這わせることが必要ですし、一般的な台形のペーパーフィルターを使った場合でも、コーヒーは布製の本体に染み込むので、外出先で何度も使う場合にはきちんと洗浄することも必要になります。

そこで、色々とキャンプなどに持って行けるコーヒードリッパーについて検討していたのですが、そんな中でもユニフレームが作っている針金を整形したような「コーヒーバネット」および、全国どこの100円ショップでも置いてあると思うそのコピーのようなコーヒーバネットは一応100円ショップのものを購入してみたものの、カップに乗せた時の安定性が不安だったり、あまり圧縮してバッグに押し込むと変形してしまうので、使わなくなってしまいました。

そんな中、100円ショップチェーンの中でもキャンドウの400円商品(税込440円)で発売を開始した、まるでスノーピークの焚き火台のような形状をしたコーヒードリッパーのコピーだと思われる「折りたたみ式コーヒードリッパー」が目にとまったのですが、当然ながら地方のキャンドウでは発売後はすぐ売り切れてしまうか、元々入荷がないような状態で、半は諦めていたのですが、先日たまたま地元のキャンドウに立ち寄った際に比較的大量にお店に並んでいるのを発見し、久し振りに興奮しながら購入してきました。

見れば見るほど、スノーピークの同じような商品とそっくりな感じですが、ものはステンレス製でしっかりしています。パッケージそのものが開封後もジップロックで蓋ができるので、このドリッパー用の「円錐形」のコーヒーフィルターとともに入れて、私のコーヒーセットのメインドリッパーとして使うことにしました。

さすがに、焚き火台の構造を模したものであるだけに、小さなカップの上に載せても安定性は問題ありません。使用後はティッシュなどで軽く水気を拭き取って収納すれば良く、布製のO.D.コンパクトドリッパーとのお手軽度の差は明らかです。もちろん、仕舞寸法の差はあるので、使う状況で使い分ける必要はあるでしょうが、私のコーヒーセットにはかなりいろいろなものが入っているので、折りたたみ式コーヒードリッパーの入る隙間はあるので、今までのように持ち運ぶことも全く問題ありません。むしろ、かなり使いやすくなった感じがします。

ここでは紹介しませんが、先日自宅内でコーヒー豆を挽くために電動のミルを購入しました。手回しのコンパクトミルをこのセットには入れているのですが、今までは自宅でコーヒーを淹れる時にもこの手回しミルを使っていたので、自宅用と外出用のセットを分けることができ、これでようやく外に持ち出せるコーヒーセットが完成したという感が強いですね。コーヒー道楽はお金を掛ければきりがありませんが、普段は豆を冷凍庫に入れておき、飲む時だけ出してきて飲む分だけ挽くようにすれば、それほど高い豆でなくても、私としては十分に満足できるものなので、これでさらに家でも外でもコーヒーがいただけるようになると、外でコーヒーを買う機会も減っていくかも知れません。

今回紹介したコーヒードリッパーは、私の地域でも入荷してきたので、興味のある方はお近くのキャンドウの店頭を確認してみると良いと思います。今まで台形型のコーヒーフィルターを使っていた方は円錐形のフィルターと一緒に購入することをおすすめします。


非常用の湯沸かし量を考える場合あえて500ml以上にしたい理由について

先日紹介したアルミ缶を切り出して作ったグルーブストーブ クレセントは何とか自分なりに満足する性能を出せるようになりました。今回作ったのは、一般的なビールや清涼飲料水が入っている直径66mmのものと、普通はコーヒーが入っている小さめの直径55mmのものを上に直乗せするクッカーの口径によって使い分けます。

今後は常に持ち出して、どこにいてもいざという時には使えるようにと目論んでいるエバニューのアルミクッカー550FDの底面の口径は95mmなので66mm缶で作ったものを使い、コーヒーセットの中に入れているモンベルチタンカップ600mmは底面の口径が75mmなので、55mm缶で作ったアルコールストーブを使うようにします。どちらで湯沸かししても、アルコール燃料を20ml入れて点火すれば室内(無風状態)でだいたい10分から11分くらいで沸騰させることができました。

他のサイトを見ると、アルコールストーブの性能を見るための沸騰実験で用意する水の量はもっと少なく300~400mlくらいだと思いますが、500mlという量に私がこだわるのは、非常時にお湯を沸かす際に最低限どのくらいの量が必要で、その量を把握できるのかということを考えた結果なのです。

というのも、災害が起きた後、一人一人に配られる支援物資としての「水」はどのくらいの量かということを考えると、当然2Lのペットボトルはありますが、多くは一人分の飲料として配られる500mlのペットボトルではないでしょうか。もし水が大きなサイズのものしか配られなくても、別に配られたお茶のペットボトルなどが空になったものがあれば、そのボトルが計量カップの代わりになります。クッカーの方に目盛りが付いていれば500mlのボトルから分けて入れることはできるものの、私は湯わかしセットに容量500mlの真空断熱ボトルをセットにして持ち運ぼうと思っているので、一回でボトルを満タンにできる500mlの量が使いやすいと思います。

さらに、お湯の量としての500mlというものを考えますと、これも災害避難時に支給されやすいと思われるカップ麺の場合、自分で想定して用意できるわけではないので、大盛りタイプのものの場合は500ml弱のお湯が必要になるものがあるので、常に湯沸かしして真空断熱ボトルに入れた高温をキープしたお湯が500mlあると便利です。とりあえず用意してあるお湯を使って空腹を満たした後、残ったお湯で一人分くらいの温かい飲み物が飲めるなら(日清カップヌードルタイプのものでは150mlちょっと残ります)、急いで追加の湯沸かしはしなくてもいいでしょう。

そして、私が持っている真空断熱ボトルの中で、熱いお湯を長く持たすという点において性能とお湯の量のバランスが最も取れているのが500mlなのです。これも以前このブログで紹介しましたが、値段が安く性能の良い山用ボトルの定番とも言える、ニトリのN-HEATEX 500mL(ニトリでの価格は税込2,490円)の場合、85℃以上が6時間持続というのがカタログ値ですが、大体6時間後でも80℃をキープし、24時間放置しても温かい飲み物用としては十分飲めるくらいの高性能なのです。これを予算5千円で2本用意しておき、時間がある時に2本分の熱湯を入れておけば、車中泊時の夜食や朝ごはん用として2人ぐらいであれば必要十分のお湯をいつでも飲めるように確保しておけます。ボトルに入れたお湯は極力使い切るようにして、その都度補充しておけば旅行にも災害時にも大変重宝するとともに、バックパックに入れておいてもそこまでかさばらずに持ち運べます。

話は最初に戻りますが、私の場合は最小の湯沸かしセットを作るために、熱源についてはガスでなくアルコール燃料を選択したことで、劇的に持ち物の量と重量を減らし、利用後のゴミも出さないようにしました。グルーブストーブは直乗せが可能なので、通常のキャンプ用ストーブでは必要になるゴトクすら必要としません。今回は湯沸かし試験で手いっぱいだったのでここまでにしますが、これで自作のグルーブストーブ クレセントの性能に手ごたえを感じたので湯沸かしセットでの自動炊飯にチャレンジして、さらに利用範囲を広げていきたいと思っています。


モンベルアルパインサーモボトル0.35Lはリッド交換によって3Wayに使える

前回紹介した持ち運びできるステンレスストローを使っての水分補給を考えた時、真空断熱ボトルで利用する場合には、片手で簡単に開けられ、呑み口の穴にストローが入るものが一番いいのではないかと思って、手持ちのボトルの中でワンタッチオープン機能のあるボトルで試してみたのですが、一気に中味が飛び出ないためでしょうか、微妙に太いストローが入らない構造になっていました。

そうなると、また新しくボトルを買い足さないとダメなのかと思ったところに、一つ閃いた製品がありました。保温性能が高く山用のサーモボトルとして評価の高いモンベルの「アルパインサーモボトル」に、カップと断熱材入りの中せんの代わりに片手で開けてそのまま中味を飲める「アクティブリッド」を付け替えただけの「アルパインサーモボトル アクティブ」という商品名で販売されているのです。ただモンベルでは従来のカップ付き(主に保温用)とアクティブリッド(直飲み保冷専用)を一本のボトルで使い分けるため、「交換用コップセット」と「交換用アクティブリッド」を単体で販売しています。価格は660円と安いので、どちらかのボトルを買い、リッド交換をすれば2通りの用を成すボトルとしてアルパインサーモボトルを使えるようになるのです。ちなみに現在、アルパインサーモボトルの0.35Lを保有しています。

昨日、早速近くのモンベルストアへ行き、そのアクティブリッドを開けるとストローは入るのか? という事を確かめてみたのですが、これが問題なくストローが入ることを確認した上で、交換用アクティブリッドを買って帰ってきました。ダイソーのケース付き伸び縮みするストローを入れた写真がこちらになります。

ちなみに、この交換用アクティブリッドはアルパインサーモボトルの0.35Lと0.5Lの穴の大きさに対応するのですが、ストローを差して使うには、写真を見ていただければおわかりの通り、0.35Lのものの方が安定すると思います。この0.35Lというのは、カップヌードル一人前分として利用できますし、珈琲を飲むならぎりぎり2杯分と、ソロで使うにはかなりバランスの良いサイズだと思います。ペットボトル飲料(炭酸以外)を入れる場合には少し余るわけですが、購入時に余った分だけ飲み、残った分をボトルに入れて飲むようにすれば、規則的な水分補給には良いのではないでしょうか。

ちなみに、アルパインサーモボトルの価格(0.35L)の価格は3,300円とそれほど高くありません。0.5L以上のものについては、ストローの利用に不安があるということと、保温性能およびその価格で比較すると、ニトリの出している山用ボトルの方が若干大き目にはなるものの、性能は高くなおかつ安いので、個人的には0.35L一択だと思っていますが、すでに0.5Lのアルパインサーモボトルを持っている場合は、単に交換用の部品を買うのではなく、最初からアクティブリッドの付いた0.35Lのモデルを買い、必要に応じて相互のリッドを付け換えて利用するというのもいいかも知れません。

個人的には今回のアップグレードで、水分補給のための常時持ち歩きボトルをアルパインサーモボトルアクティブタイプにして、直飲みとストロー利用の二刀流として使いながら、お湯を持って行きたい場合にはコップタイプにして使うような三刀流の使い方をしようと思っています。


公共交通機関を使ったお出掛けで思った今後の旅行に必要なあるグッズ

昨日は一日電車を使ってお出掛けをしておりました。ほぼ一日仕事で必要な打ち合わせをしてきたのですが、行きは電車を使ったものの、帰りは夜行バスを利用するため、バスターミナルの待合室に乗車時間のかなり前に入りました。
実はその深夜バスは何回も同じ行程で利用したこともあり、過去に待合所も使ったことがあるのですが、そこでは通信環境はともかく、普通にバスを待っている人と距離を置いてパソコンで作業することのできる、コンセント完備された作業スペースがあるのです。このブロクの文章も、その作業スペースで書いているのですが、他の人に気をつかうことなく作業に没頭することができるので気に入っていたのです。

時間的にはぎりぎりの電車(新幹線も選択肢にあり)で帰ってくることもできたのですが、昨日は朝から夜までずっとパソコンにもスマホにもほとんど触ることができなかったので、ブログを上げる場合、あわてて電車に乗ると電車の中でブログを書くことになってしまいますが、車内は隣にどんな人が座るかわかりませんし、一部在来線を使うとブログを書くどころか移動中も立ちっぱなしということにもなりかねません。

仕事は翌日に休みを取ったので、発車の遅い夜行バスを利用する道を選んだのですが、その場合問題があるとすれば、早めにバスターミナルに着いてしまうと、発車までの間どうやって時間を潰すかということになると思うのですが、色んな事を考えながらパソコンのディスプレイに向かって文章を書いていると、それほど時間を持て余したりはしません。ネット環境もコンセントもあるところであれば、かえって自宅に帰ってからブログを書くよりもはかどったりするものですし、今回はバスに乗車する前にアップするブロクを書くことを目標にしました。

今回の日程は、新型コロナがまさかこれだけ増えてくるとは思わずに決めてしまったので、出先ではかなり神経質になりました。会合の時もマスクをしたままでしたし、会食の時も食べる時はマスクを外したりするものの、食べ終わったらマスクを付けて話すようにするとか、久しぶりに会う人であったこともあり、こちらもあちらもお互いに感染の原因にならないようにと気を付けました。

今回、関東近郊の天候は曇り時々雨ということで、熱中症を引き起こすような暑さではありませんでしたが、いつも持っていく直飲みの真空断熱ボトルと、ペットボトルの冷たさをキープできる真空断熱のペットボトルホルダーを持って行ったのですが、電車の中で水分補給をしたくなった場合、車内が混み合っている場合、マスクを外してボトルから水や飲み物を飲むのは若干躊躇することもありました。手でマスクを上げて、その隙間にボトルを入れて飲んでいましたが、もう少しスマートに水分補給するには、やはり使い捨てでない金属製のストローはあった方が良いのではないかと思います。

ボトルの種類によってはストローが入らないものもありますが、ストローの入らないボトルは持って行かないことにすれば、今後はボトルの中の飲み物でも、缶飲料もペットボトル飲料も回りを気にせずに飲むことができるようになります。私のいるところでは、電車に乗って移動するということがそもそもないので、こうした準備をすることの必要性というのは考え付かなかったというのが正直なところです。

戻ったら、早速ダイソーの商品の中にケース入りの金属製ストローのセットがあったと思うのでげっとした上でバッグの中に入れ、電車の中だけではなく人の多く集まる所での水分補給に備えたいと思っています。それがわかっただけでも今回出掛けた甲斐があったと言えるのではないかと思います。ケース付きのストローは直感的に面白いと思いつつも、今までその有用性を見出せなかったので買ってこなかったのですが、外に出掛けてみないとわからないこともあるのですね。またしばらくお出掛けするには厳しい状態になるかも知れませんが、何かあった時のための準備としても悪くないと思いますので、また現物を購入しましたらその内容および、もっと便利な商品が見付かったら、そうしたものについてもレポートしたいと思っています。


大型の専門店が入ったテナントを回ってみてわかった価格と性能とのバランス

昨日はあまりに暑いので、しばらく専門店が多数入った建物の中をうろうろしていました。日が照っていて日中で一番暑い時間帯をそちらで過ごすことで、単に涼しくなったというだけではなく、中に売っているものを冷静に比較して見られただけでなく、たまたま見付けたものを買って帰ってくることができました。というわけで、今回は私の見たお店による違いという事から書いていきたいと思います。

まず、出向いたのは全国に店舗を展開しているLOFTでした。なかなか近所のお店で見ない雑貨が置かれているので、久しぶりにどんな品揃えになっているのかと思いながら店内を回っていたのですが、そこで気になったのが「バターマスター」とロフトがコラボしたという以下のリンクの商品です(商品の取り扱いが終了しましたらリンクを切る予定です)。

https://loft.omni7.jp/detail/4973307596988

プラスチックカップが4個重ねて収納できる容器は、1L入るピッチャーとしても利用でき、さらにそのピッチャーには200mlごとに目盛りが付いています。これ一つあると、家族や親しい友人とのお出掛けであれば(少人数)、紙コップを用意しなくても使ったものから下の方に収納していけば、お茶やお水を分けていただくことができ便利です。ただ、この商品についてはキャラクターのイラストが付かず、さらにピッチャーの蓋の部分の色の違いを除けば、以下の写真のものと全く同じものだと思われます。

写真の商品はLOFTで購入したものでなく、同じ建物内にあるダイソーの200円商品(220円)「JUG & CUP SET」でした。ロフトでの商品の価格は1,400円とかなりの開きがありますが、よほどバターマスターのファンでなければ、ダイソーのものを購入した方が全く同じ使い勝手を堪能できるでしょう。今回はまさか同じ建物の中でこんなに価格差があるものが売られているとは思わなかったのですが、改めて情報収集の必要性を感じる出来事でした。

さらに別の場所には無印良品が入っていたのですが、そこで気になったのは写真の左にある200ml用の「ステンレス保温保冷ボトル」でした。右は同じ200mlのタイガー魔法瓶の「夢重力ボトル」のつや消しシルバーのボトルですが、細かく比較してしまうと呑み口の口当たりや内部のコーティング、表面の仕上げ方などタイガー魔法瓶の製品の方が優れているのですが、無印良品のボトルもタイガーのものと比較するとその安っぽさや内部の仕上げに差が目立つものの、現在私はこの手の200mlボトルをお茶や珈琲を淹れる際の一杯分のお湯の量を計るボトルとして活用しようと思っているので、普段持ち歩いて飲むのはタイガーの方が良くても、何しろ価格が990円とタイガーの製品の半分以上にもなるということで、今回このボトルを購入して持ち出し用の珈琲セットの中に加えることにしました。

この容量200mlのボトルは、一般的な温かい飲み物の一人前(180ml)を計るのにぴったりなので、粉の珈琲を抽出する場合、二人前ならこのボトル二杯分というように分けて入れたり、スティックコーヒーの場合、このボトルの中にスティックコーヒーの中味を入れて蓋をしてシャカシャカ振ることで、マドラーを使わずに珈琲を一人前ずつ作ることができます。アイスコーヒーの場合も氷を入れて振ればいいと思いますが、氷を入れて振る場合は使用が推奨されないような事もあると思いますので、その点は自己責任でお試し下さい。このように、用途が「保温・保冷して保存する」のではなく、単に定量のお湯やお水を計るためだったり、一人前の中味を混ぜるためだけに持つのであれば、あえてタイガーの水筒ではなく無印良品のもので十分なわけです。

今回は様々なテナントの入るビルを回ることで、今の自分にとってどんな商品を購入して使うのが必要十分なのかということがわかったような気がします。逆に言うと、他のお店を探す前に必要以上に価格が高い商品を先に購入してしまうと、その後の気分もどんよりしてしまうかも知れませんので、買い物をする場合には一通り見てから購入するのが良いと思います。


「タイガー」「サーモス」と発売になった炭酸用真空断熱ボトルの次は「ニトリ」だった

昨日、私の住む東海地方でも梅雨が明けましたが、外から体を冷やすだけでなく、冷たい飲み物をいただきながら体の中から冷やすことも必要になってくるのではないでしょうか。そうした需要を見越して、2022年の真空断熱ボトルは「炭酸飲料を持ち運べる」というキーワードのもと、ずっと炭酸飲料を入れていても爆発しないような工夫されたボトルがまずタイガー魔法瓶から出て、次にサーモスからも登場しました。

となると、過去にも書いたことですが次にいつ象印から炭酸飲料用真空断熱ボトルが出るのかということで色々調べていたのですが、何と象印を差し置いて保温ボトルとしては国内最強の真空断熱ボトルを出している「ニトリ」から、炭酸用(保冷のみ)真空断熱ボトルの発表がありました。

ニトリのラインアップは2種類で、容量は370ml(2,490円)と530ml(2,990円)という、ペットボトルの炭酸飲料の移し替えを主目的に考えている方にとっての製品であることに注意しましょう。量り売りのビールを入れてキャンプに持っていくような大容量の製品はありませんので、そうしたニーズのある方はタイガー魔法瓶から出ているものを検討されるのが良いと思いますが、何しろニトリの製品は安いですし、個人的には容量の少ない370mlは他の会社が出していないサイズであるということと、500~600mlの炭酸飲料を外で購入し、先にこのボトルに入れて残ったものをその場で飲んでペットボトルを処分し、残りを時間を掛けて冷たいまま飲むような人には合っていますね。もう一方の530mlは500mlペットボトルの中味がそのまま入りますので、活用の仕方はそれなりにあるでしょう。参考までにニトリの公式ページへのリンクをはっておきますので、キーワード「ステンレス炭酸用ボトル」で検索してその内容をご確認下さい。

https://www.nitori-net.jp/

ちなみに、ニトリのボトルについては、ボトル内部が振動などにより加圧された場合に圧力を抜く場合、30分に一回程度、ボトル上部にある減圧レバーを手動で動かして内圧を調整する必要があるようです。

この手の製品を購入するか迷う場合は、特にこのニトリの製品がペットボトルの中味を移すことに最適化された容量ではないかということを考えると、あえて高額で使った後の手入れの煩雑さということを考えると、ダイソーでも税込770円で売っているペットボトルを入れることで熱が逃げにくくなり、ペットボトル内部の温度上昇を緩やかにする「ペットボトルホルダー」を使った方が良い場合もあります。比較的早めに500mlのペットボトルを飲み終えるような方はホルダー利用の方が個人的には良いと思いますし、多少飲んだらしばらくは飲まないものの、再度飲む時にはしっかり炭酸感が残って欲しいという方にとってはこうした専用ボトルへの移し替えの方が便利だと思います。今回は、ニトリが出したことにより、サイズ展開も増えて自分の好みの量に応じたボトルを買いやすくなったように思います。最後に、容量と価格の一覧(価格はニトリは店頭価格、他はアマゾンの執筆当時の価格)をまとめてみることにしました。購入を考えている方は参考にしてみて下さい。

(容量少)
・ニトリ ステンレス炭酸用ボトル 370ml(2,490円)
・サーモス 保冷炭酸飲料ボトル 500ml(3,080円)
・タイガー魔法瓶 真空断熱炭酸ボトル 500ml(5,250円)
・ニトリ ステンレス炭酸用ボトル 530ml(2,990円)
・サーモス 保冷炭酸飲料ボトル 750ml(3,599円)
・タイガー魔法瓶 真空断熱炭酸ボトル 800ml(5,909円)
・タイガー魔法瓶 真空断熱炭酸ボトル 1,200ml(6,364円)
・タイガー魔法瓶 真空断熱炭酸ボトル 1,500ml(6,818円)
(容量大)

こうしてみると、大容量ならタイガー一択、中容量ではサーモスもあり、小容量ではニトリが唯一という感じでバランスが取れてきたのではないかと思えます。中容量の炭酸飲料はペットボトル持ち運びでペットボトルクーラーを利用するなら、両極端なニトリとタイガーの製品を用途によって使い分けるのは十分ありです。車で家族分の炭酸の飲み物を持ち運ぶ場合は、タイガーの1,500mlに大容量ペットボトルの中味を移し替えて持っていったり空になったら追加したりして、カップで飲むようにした方が経済的かつクーラーボックスを必要としないので、限られた車のスペースを有効活用できます。今回のニトリの製品の販売を機会にして、こうしたボトルは必要か? というところから考えてみることをおすすめします。