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学校の規則で「水筒に氷を入れるのはダメ」という理由がはっきりしない件を考える

私の生活スタイルというのは周りに小さな子供がいないので、ネットニュースになって初めて色々な学校の規則が問題になっていることを知ったりするのですが、私が小学生の頃にも、色々理由がわからない規則がありました。

鉛筆でノートを取っていると、筆圧がそれなりに高いと、すぐに字が太くなったり心が折れたりして鉛筆を削る必要が出てくるのですが、筆箱の中に入れておいた小さな鉛筆削り器では木くずと芯のゴミが出るということもあって、中学生くらいになるとシャープペンシルを使うようになっていったのですが、当時の小学校ではそのシャープペンを禁止していました。理由については当時、カチカチと芯を出す音がうるさいとか、先の尖ったものは危ないということでしたが、鉛筆だって削りたては刺さると痛いですし、替芯を使えばゴミも出ないで書きものにはシャープペンシル一本で済みます。

鉛筆と比べて価格が高いものがあるというような批判もあったものの、当時も100円ちょっとで買えるシャープペンシルは存在し、なぜ小学校でシャープペンシルを使うのがダメなのかは、今だにわかりません。それに付随して、シャープペンシルおよび最低限の文房具を入れておく缶製の筆箱、「缶ペンケース」も禁止になっていました。

当時は落としたらうるさいという、何やら理由にもならないような理由で持ってきてはいけないものになっていましたが、当時の筆箱というのはかなり大きくて、様々な機能の付いた大そうなものがあった反面、必要十分な大きさでじゃまにならないペンケースということでは、特に教科書ノートを全て自宅に持ち帰らなければならない小学校の低学年の子にとっては、大きな筆箱というのは、さらにランドセルの収納にじゃまになる点もあり、さらに布やシリコン(私の時代には無かった)のペンケースの場合は、中味が潰れてしまって壊れてしまうくらいランドセルをパンパンにしてみんな登下校していたので、ペンケースの中味を守るという意味でも缶ペンケースは悪くない選択ではないかと思えたのですが。

そうした禁止条項と同じような感じなのかはわかりませんが、広島の一部の小学校では水分補給のために持っていく水筒の中に氷を入れてはいけないというルールがあるそうなのです。ネットニュースだけでなく記事へのコメントの識者の方々の意見も見ましたが、おおまかな理由として考えられるのは「氷を入れると水筒を振った時の音がうるさい」「直接氷を頬張ると窒息の危険性がある」「キンキンに冷やされた水(お茶)を飲むと胃腸に悪い」というような意見が見受けられました。

氷の入った水筒を振って音を出すというような行為については、缶ペンケースと一緒で、きちんと先生が注意すれば済む話ですし、窒息を恐れるなら蓋と呑み口の間に氷止めになる呑み口のある水筒を用意すればいいことです。私がこの夏にかけて使っているタイガー魔法瓶のMCY-A035という350mlの真空断熱ボトルにはストレーナーが付いているので、氷は直接飲み込むことはなく、逆に熱いものでもワンクッションあるので一気に口に入って火傷をする気遣いは無くなりました。

私自身は氷を入れてスーパーで貰った濾過したお水を入れていくのですが、氷を入れておくと中味を飲みきった場合でも、水道水を入れ直せば残った氷で水を冷やしてくれるので(氷は常温水を入れることで溶けてしまいます)、小さいボトルであってもおかわり分も冷たく飲めるのが気に入っています。

冷たい飲み物を飲むと胃に悪いというのは確かにそうですが、これも場合によります。炎天下でスポーツや仕事をする場合、私などは熱くなった体の部分に直接掛けるためにあえて氷を入れておくことで熱中症の対策をしていますし、別にカップを用意すれば本当に冷たいものを飲みたいならそのまま飲み、今冷たいものを飲んだら腹に悪そうと思ったら、カップに入れてからちょっと待って少しずつ飲むという知恵を使うことで解決できるのではないでしょうか。

この冷たい飲み物禁止のようにも感じられる「氷禁止」というのは、事前に別容器に水やお茶・麦茶を冷蔵庫で冷やし、キンキンに冷えた状態で真空断熱ボトルに入れて持っていくことまで禁止するの? と思ってしまいます。それこそ、登校時に児童全員の水筒の中味の温度を計るようなことまで小学校ではしないでしょう。となると、やはり後に残るのは「なぜ水筒に氷を入れてはいけないの?」という事になってしまいます。

こうした議論が進むと、体のために常温で飲むことのできるプラスチックボトルに統一するような考え方もあるかとは思いますが、学校の場合は昼休みを挟んで夕方まで同じ水筒で飲むため、夕方に近づくと中味が傷んで食中毒事故を引き起こす可能性もあります。氷についての問題は解決しても、別の問題が出てくるわけで、学校関係者の方の苦労はいかばかりかとも思えますが、そこまで行くと「水筒の持ち込み自体禁止」にして、先生が指示した時間にカップに飲み物を注いだり水道の蛇口を捻ってみんなで水分補給の時間を設けるような事になってしまいます。ステンレスカップだけをランドセルにぶら下げて登校なんていうのも個人的には好きですが、そうなると今度はそのカップについての規制も入るのかも知れませんね。

これまで紹介した「氷禁止」の理由というのは、確かにうなずくことができるところもあるものの、あくまで家庭に対しての「お願い」くらいに留めるべき問題ではないかと思います。先生たちが家庭との話し合いの中で親の方が今まで考え無しに氷を入れていたのか、自分の子にはどうするのが良いのかということについて改めて考えるための情報を学校が提供し、家庭の中でどうするのが良いのかという事を考えるきっかけにこのニュースがなってくれると良いのですが。


炭酸対応真空断熱ボトルはどのサイズを用意するのが効率的なのか考える

昨日は、こちら静岡でも日中かなり暑く、冷たい飲み物が欲しくなるような一日でした。冷たい飲み物を外で飲む場合にはペットボトルを持っていくか、出先で買って飲むことが一般的でしょう。私の場合、500~600ml対応のペットボトルカバー(真空断熱)を持っているので、出先でペットボトルを買い足した場合は、購入時に全て飲み干さなくてもしばらくの間は冷たさをキープできるのでそれなりに便利なのですが、この夏のトレンドとなりそうなのは、炭酸用のペットボトルを移し替えて持ち運びができ、なおかつ冷たさをキープできる炭酸利用可能な真空断熱ボトルでしょう。

現在はタイガー魔法瓶から1500ml・1200ml・800ml・500mlのサイズが、サーモスからは750ml・500mlのサイズが出ていますが、果たしてどのサイズを選ぶのが良いのでしょうか。今回はその点について色々とシミュレーションをしてみることにします。

まず、どちらのメーカーも出している最少の500mlというサイズですが、このサイズのボトルには二つの意味があるように思います。家から飲み物を持っていく場合、炭酸水を作る装置を持っている方もいるとは思いますが、多くはスーパーなどで購入したペットボトルの移し替えだろうと思います。ペットボトルの価格は自販機では500mlのものが160円くらいですが、安売りのスーパーでは同じ容量のものが種類にもよりますが、100円以下、もっというと50円前後くらいまで安くなっているものもあります。安いものを求めて箱買いする方もいると思いますが、さらに安く炭酸飲料を入手する方法があります。それが大容量のペットボトルを購入する方法です。

有名メーカーの主力商品でも、1.5Lなら一本200円ちょっとで購入できますし、スーパーのプライベートブランドであれば、一本100円ちょっとで1.5Lのペットボトルが購入できる場合もあります。500mlあたり40円くらいで中味が買えるなら、スーパーやネットショッピングでまとめてお気に入りの1.5Lサイズの炭酸ドリンクをキープしておき、500mlのサイズなら3回分持ち出せるということになります。

2回目はまだしも3回目は気が抜けてしまうと心配なら、750mlや800mlのサイズにして2回に分けて持ち出すという手もありますが、一回開けてボトルに移す時しかキャップを開けないのなら、それなりに炭酸が残った状態で冷たさがキープされた炭酸飲料をリーズナブルに外で利用できるということで、やはり普通は500mlのもの、それでは足りないという場合には750mlや800mlのサイズのものから始めると思う方が少なくないのではないかと思います。

では、タイガー魔法瓶の1200mlや1500mlのサイズはどんな時に良いかと言うと、それこそ1.5Lのペットボトル(清涼飲料だけでなくビールを入れるニーズもあるのでバーベキューのお供に)を出先でまるまる移してみんなで飲むために使うために作られているように思われます。

多くの炭酸飲料の場合、その中に入っている糖分が高いことが問題になっているので、個人で1.5Lのペットボトルを大き目の真空断熱ボトルに移して旅行中に飲み切るというような事は、個人的にはちょっとおすすめしません。今後、酒屋さんでビールの量り売りができるようになったら、缶や瓶を出さずに晩酌を楽しむ道具として使うような事も考えられます。すでに計り売りを近所で行なっているところがあれば、大容量のものの方がかえって都合が良いでしょう。

さて、私の場合ですが、すでに500mlペットボトルにセットできる真空断熱ペットボトルカバーは持っているので、あえて500mlのペットボトルを移し替えて使う必要性を感じていません。また、野外に持ち出すなら、500mlでは少し足りないかなという感じがするので、今のところは750mlか800mlという夏の喉の乾きを潤すサイズに注目しています。さすがに旅先で1.5Lのペットボトルを移して残り半分になったペットボトルを持ち歩くのはきついですが、最近は1Lサイズのペットボトルもあり、スーパーのプライベートブランドのものなら80円ぐらいでも買えるので、移した後の200~250mlのものは購入したその場で飲み干してペットボトルは処分し、残りの750~800mlをゆっくり飲むこともできますし、日常生活の中では1,5Lのペットボトルを2回(2日?)に分けて外に持ち出すことで飲み物に掛けるのコストを下げることもできそうです。

また、無糖の炭酸水を入れて持って行き、加えてウィスキーを合わせれば旅先の電車などでの移動中に2人くらいまでであればハイボールを十分に楽しめます。アルコールだけではなく希釈して飲むためのお酢と合わせて炭酸入りの飲むお酢にするとか、色々と出先での楽しみは広がるので、やはり750mlか800mlあたりのものが色々と潰しが効いてどれか一つという時には最初のボトルとして今の私には便利なのかも知れません。

個人的には第三のメーカーである象印が早く製品を出してくれないかなと思っているのですが、少なくとも容量については他の2つのメーカーの路線から大きく外れるサイズは出してこないと思うので、今後の価格推移などを見ながら、考えてみることにします。


サーモスからも保冷専用炭酸対応ボトルが発売され小容量ならお手軽に使えそう

タイガー魔法瓶が満を持して発売した「炭酸対応」の真空断熱ボトルですが、その発売を受けて他社はどう対応するのかと気になっていたのですが、日本の大手ボトルメーカーのうちサーモスから保冷用の炭酸対応ボトルFJKシリーズ(FJK-500 FJK-750)が店頭で売られているのを発見しました。まだそれほど店頭で見る機会はありませんが、その内容を紹介します。商品写真がないので、Amazonのリンクを以下に貼ります。

サーモスが出したのは500mlと750mlの二種類で、価格はAmazon価格になりますがどちらも3千円台をキープしていて、500mlのものでもAmazonでの実売価格が5千円を超えるタイガー魔法瓶のものよりもリーズナブルになっています。

構造は蓋にさらにキャップが付いているタイガー魔法瓶のものとは違って蓋一つという構造になっていて、まず軽く蓋を回して圧力を逃し、その後蓋を回して外し、直飲みというスタイルです。この場合、蓋は本体より離れてしまいますから、蓋を外したまま忘れてしまうと全く使いものにならなくなってしまうので、その点は注意が必要です。さらに、製品ラインナップがまだ少ないので、ビールの量り売りに使う(ホームパーティー用のびあだる替わり)に使うような大容量のものということだとタイガー魔法瓶一択になります。

炭酸飲料対応ということになっても、やはりボトル自体が揺れたりして圧力がたまり、一気に開けようとすると爆発する可能性はあるので、使用方法を守って、まずは軽く開けてから全開にするように使えば、きちんとした日本のメーカーであるサーモスが出してきたボトルなので、それなりに安心はできると思います。このラインナップだと外に持ち出して使うことが前提になると思いますが、旅行の際には同じ種類の炭酸飲料なら旅先の自販機で購入したらすぐに移し替えることで、自販機横のペットボトル用ゴミ入れに入れられるので、ペットボトルの処理を考えなくても済むことになります。

今年は、このように自宅から炭酸飲料を入れて持って行くことが普通になっていくのかも知れませんが、まだ製品を出していない象印がどんな製品を投入してくるのかということも、今後を考えると見物だと思います。そこまで急がない場合は、今回紹介したサーモスのボトル及び、象印のボトルが発売になった場合、自分の使い方に合うのはどれか? ということを考えても遅くはないと思います。


お湯を沸かしたら大き目の真空断熱ボトルで保管するメリットは飲むためだけではない

家庭内でお湯を確保するためにどうするか? というのは様々な考え方があるのではないかと思いますが、我が家ではかなり前から私自身の趣味で大き目の真空断熱ボトル2本に夕方に沸かしたお湯を入れています。

沸かしたお湯を保温するには真空断熱の仕組みがあるポットも売られているのですが、そのあまりの保温性能の低さ(高温が長時間持続しない)ことで、比較的保温性能の高いカップ付きの1L前後の真空断熱ボトルに入れているのですが、夕食で一本目の一部を使っても翌朝であれば残りのお湯は十分お茶を淹れても飲めるくらい温かいです。満タンで残しておいた方は翌日の昼食から午後に使っても何とか飲めますので、我が家では一日一回、2Lちょっとの湯沸かしをすればそれで事足りるような状況です。これも、保温性能が高い真空断熱ボトルを使っているためだと思います。

皆さんの中には日常的に電気ポットを使ったり、飲む分をその都度沸かす(ガスや電気ケトル)方もいると思います。我が家の使い方だと飲む時には足りなくなることもありますが、逆に余らせてしまうとぬるいお湯が残ってしまいますが、実はそうした「ぬるいお湯」をキープしておくと良いこともあるという事が今回のテーマです。

大きな災害が自宅にいる時に起こり、すぐに避難の必要がないような場合でも、停電が続くと困るのがトイレの問題です。基本的には自宅のトイレはそのまま水を流すような形では使わず、ポータブルトイレがあればそれを使うか、なければ自宅の便器にビニールシートをひき、携帯用トイレを使って処理することも必要になってきますが、普段と違う処理の方法にストレスがたまるとは思いますが、現代人にとってさらなるストレスとなりうるのが「温水洗浄便座」が使えなくなるということです。

それでなくても大きな災害の発生時にはお風呂に長い期間入れなくなることもありますが、毎日起こる生理現象でどうしても付きまとうおしりの洗浄が普段どおりにできなくなると、考えただけでも恐ろしいと思う方もいるのではないでしょうか。

日本で温水洗浄便座なしでは生活できないような人が海外旅行に行く際の必需品として、手動および電動で小さなタンク(一部ではペットボトルを利用するものもあり)からおしりに水を発射することができる携帯用の洗浄機というものが売っています。携帯用トイレは水をかけることによって固まるので、こうした携帯用の洗浄機で水をかけることで処理しやすくもなりますし、持っていない方には100円ショップで売っているものでも非常用としてキープしておくことをおすすめしたいです。ただ、こうした携帯用の洗浄機を使う上で一つの問題があります。

それは、真夏などでは問題ないのですが秋から冬にかけて利用する場合には、室内に置いておいた水を使う場合でも、相当冷たい水がかかることを覚悟しなければなりません。そうした不快さを回避するためにあった方が良いのが、お湯をいったん保温しておくことができる真空断熱ボトルであるのです。真空断熱ボトルに熱湯を入れても、時間の経過とともに中の温度は低くなっていきますが、飲むためではなく直接体の一部に当てるなら十分な温かさで、まだ直接噴射するには熱いくらいの温度でも、さらなる水を入れての温度調節が必要になるくらいだと思います。

また、冬の時期に温かいお茶が入っていたキャップがオレンジのペットボトルは通常のペットボトルと比べて熱いものを入れても大丈夫なように作られていて、耐熱温度が85℃とも言われています。真空断熱ボトルには性能を計る目安というものがありまして、熱湯を入れて6時間後の温度が表示されていることが多いですが、6時間経過後に80℃をキープできれば高性能なものと言えます。ですからある程度の時間手持ちの真空断熱ボトルに保管したお湯であれば、オレンジキャップのペットボトルに直接入れてもそこそこ安全に使える可能性があるので、非常時にはペットボトルを湯たんぽとして使うこともできるでしょう。さらに先述のおしり洗浄器のうちペットボトルを接続して使えるものであれば、直接ボトルのお湯を入れて後から水で薄めてもボトルが変形するようなことは起こりにくく、安心して使える災害用品に使用後のペットボトルを使えるようになるでしょう。

このように、災害時を考えると水という形でキープするのではなく、お湯を入れていつでも使えるようにストックしておくことで、様々な災害時に役立つ使い方ができることがおわかりいただけたのではないかと思っています。今後やってくる電気代・ガス代の値上げにもそれなりに対応できますので、日常的にお湯をストックしておくための大き目の真空断熱ボトルについて、その必要性を多くの人に認識していただければと思います。


新しくなったニトリの山用保温ボトルN-HEATEXは二重カップ構造が素晴らしい

ほぼ一ヶ月待たされて、ニトリの高性能保温ボトルN-HEATEXが届きました。500ml・750ml・900mlのうち今回は一番大きな900mlのサイズを選択しました。

前モデル(500ml)と比較してみましたが、ロゴの文字が違うだけで大きさ(太さ)についてはほぼ変わりません。恐らくボトルの内部構造については前のままの性能なのではないかと思います。しかし、新しいボトルはぱっと見ただけでも従来品より高性能な事をうかがわせる部品変更が2つあります。

まず一つ目は中センがセパレート化したことで、断熱材が入った芯の部分は小さくなったものの、中味を出す時に回しても外気にさらされる部分が少なくなったことで、熱が逃げないような工夫がされていると思います。

そして、中センをした状態でぴったりとその中センを塞ぐようにセットできるのがステンレス製の真空断熱カップになります(熱々のお湯を入れても外側は熱くなりません)。専用に設計されたものだと思うので、ほぼ隙間なくセットできます。これで、一部の製品では熱いお湯を入れた状態でカップ部分が熱くなるようなことも無くなるのではないかと期待できます。

さらに、このカップは単に断熱用としてだけではなく、他の事にも転用が可能ではないかということがあります。カップの容量が小さいので、キャンプで日本酒を冷やしたものを飲むお猪口代わりとしては絶妙ではないかと思います。断熱性があるので、結露もなく冷たい飲み物を冷たいまま飲めるのは嬉しいですね。

こうしたアイデアは以前からあったとは思いますが、大手メーカーに先掛けて商品化したというのは実に素晴らしく、今後のお湯の持ち運びの中心のボトルになることはまず間違いないと思われます。せっかくですので、ニトリの山用ボトルの前モデルを購入した時に測定したテストと同じ事を今回もやってみました。

ニトリ「超保温ボトル HEATEX」の概要と性能テスト

ちなみに、室内の気温は16℃~18℃で、事前にボトルを温めずに直接沸騰したお湯を入れ、だいたい6時間くらい放置しました。ちなみに、カタログ値では6時間後の温度は90℃以上となっていましたが、実際のところ細かく計ったらそれでも88℃と上のリンクでテストしたボトルとは一段違うくらいの性能を感じました。

やはり、ボトルの口のところを真空断熱性能のあるカップで隙間なく蓋をするというのはかなり温度キープに良いようです。温度を計る時に金属カップを外したら、中蓋の部分が多少暖かくなっていましたが、その外側を断熱しているので差が出てくるのだと思います。

さらに今回は、いったん温度を計ってからさらに6時間そのままにしておいて、沸騰したお湯を入れてから12時間後の温度も計ってみました。室内に置き、さらに薄いですがペットボトル1.5L用の薄いカバーを付けていたとは言え、12時間後の温度は82℃をキープしていたのには本当に驚きました。これだと、バッグに入れて持って行ったり、さらにタオルを巻くなどすれば、お昼にお湯を使い忘れてしまったとしても、夕方や夜になってもカップ麺が食べられそうです。

今回は事前にボトル内部を温めることなくお湯を注ぎましたが、しっかりと事前にお湯を入れて温ためておいたところに熱湯を注げば、朝入れておけば相当長い間、アツアツのお湯の温度をキープできるだろうと今回の実験をしてみて思いました。山用としては、中の真空断熱カップを使えば、雪山でもすぐに中味が冷めないうちに飲み切ることもできるのではないでしょうか。900mlサイズでも価格は2,990円なので、比較対象になるサーモスの山専ボトル、モンベルのアルパインサーモボトルと比べても性能は一段上(同じサイズの製品と比べて)になると思いますので、すでに他社のボトルを持っていても、とりあえず一本は持っておけば、日帰り旅では湯沸かしセットなしにお茶やカップ麺を出先でおいしく食べられるようになります。今後私自身も使うのが楽しみです。


外で緑茶を飲むための選択肢が意外と少ないという問題について

新型コロナの感染者数が増えてくるに従って、お店で食事をするという以前なら当り前のようなこともちょっと考えてしまうような状況になってきています。私的には週末を中心に外食ではなく、お弁当を用意しているお店に行ってテイクアウトしてきたお弁当を自宅に持って行って食べることで家族との外食の代わりにしているのですが、家族以外の友人と食事ということになると、弁当を外で食べることに納得してくれるような友人とでないと、なかなか会食というのは難しいと思います。

もし、そんな奇特な友人がいたとしても、弁当を外に持ち出すことで、食堂内でなら当り前にある飲み物が無くなるということもあります。まだ新型コロナ感染者が少なかった時に電車内で飲み物が欲しくなった時には、お湯を入れればすぐに飲めるスティックタイプのインスタントカフェオレおよび紙コップを人数分用意して、お湯を別に持って行ったのですが、緑茶(日本茶)の場合少々勝手が違ってきます。

スーパーに行くとインスタントの緑茶はありますが、自宅で茶葉を急須に入れて飲んでいる身からすると、やはり少々物足りなさを感じてしまいます。安くて手軽なのはペットボトルに入った緑茶であるのですが、家ではペットボトルを温めるのは難しいので、温めて販売しているコンビニでの購入が想定されるものの、購入してからすぐに飲まないと、ペットボトル自体に保温機能はないので、事前に用意するのは難しくなってしまいます。

私の持っているボトルの中には、急須の機能になる茶葉を直接入れても注ぎ口から漏れてこないものもあるので、家で飲んでいる茶葉をそのまま淹れて飲んでもいいのですが、その場合にはもしお代わりが欲しいと言われた場合に困ります。茶葉を専用で売っているティーバッグに入れて抽出したり、茶葉を専用のミルで挽き、粉末茶にして飲んでしまうという方法もあるのですが、単に外でお弁当を食べるためにそこまでするのか? という風に考ている中、最初からティーバッグに分けられて売っている製品を使えばいいのではないかと思い、色々探したらよくビジネスホテルに置いてある、あまり美味しそうに思えないものから、ちゃんとした茶葉を使っていると思しきものまで、単にティーバッグといっても色々なものがあることがわかりました。

外でそうしたティーバッグのお茶を飲む場合には、できれば一人一包で、飲み終ったら紙コップと一緒に捨てられるものの方が、スティックタイプのコーヒーとも一緒に飲め、用意するものは人数分が飲めるだけの容量を持つ真空断熱ボトルを一本用意するだけでいいので、気軽に行けます。ただ、普通にお茶屋さんで売っているもので比較すると、ティーバッグ入りのものはお手軽ではあるもののかなり割高であることは覚悟しなければならないでしょう。

それでも、夏に冷茶を飲むのでなければ、一杯あたりで考えるとティーバッグはペットボトルよりも安いわけなので、少量のティーバッグを用意して持って行き、いい景色が見え、できるだけ人がいない場所へ行き野外での緑茶を楽しむのも悪くありません。車中泊旅行中でもお湯さえ沸かすことができれば、それを保温のできる真空断熱ボトルで運び、お茶を飲みたいシチュエーションを探せば、こんな時期でもかなり贅沢な気分になれるのでなないでしょうか。

ただ、お弁当と一緒に飲むお茶ということだと、少し前には汽車や電車での旅行用にプラスチック製の「揉み出し茶」なる容器とお茶のセットが売っていて、売店でお湯を入れてもらって車内でおいしいお茶が楽しめたのですが、お茶どころの静岡でさえも最近あまり見ず、駅の売店で売っているところがあるのかも知れませんが、ネットで買えないか調べたところ、昔のプラスチックの容器は200個まとめてでないと注文することができないようでした。

たまたま昨日見た地元のニュース番組では、静岡駅構内のお店でサブスクで月額1,080円で一日一回500mlまでのマイボトルに淹れたての紅茶を入れてくれるサービスがあるそうなのですが、残念ながら緑茶ではありませんでした。せめて有料の給茶機でも駅や観光地に設置してくれたら、保温のできるボトルで持ち運んで美味しい緑茶を楽しめるのにと思うのですが、なかなかうまく行かないものです。今のところは紙コップに一杯ずつティーバッグで抽出するか、大きめのボトルに複数のティーバッグ(あるいは大きめの紙パックにお気に入りの茶葉を入れたもの)を入れて「緑茶サーバー」にして複数人で楽しむのがいいのかなという感じがしています。ただ、どちらにしても色々と準備が必要なので、かつての揉み出し茶のように、お湯さえあればおいしいお茶がどこでも飲めるようなオールインワンの製品があればいいなと思うのですが。


2022年四月から使い捨てプラスチック削減の方向へ(但しペットボトルは除く)

政府はプラスチックごみを減らし資源循環を促す新法を4月1日に施行することなどを定めた政令を閣議決定しました。レジ袋の有料化からスタートし、今後は今のところ以下のようにお店で提供されてきたものが具体的な削減目標を決める形で、今後提供される場合には有料での提供に切り換わるのではないかと思われます。

(飲食関係)
・フォーク
・スプーン
・ナイフ
・マドラー
・ストロー
(ホテル・入浴施設関系)
・ヘアブラシ
・くし
・かみそり
・シャワー用キャップ
・歯ブラシ
(クリーニング店関係)
・ハンガー
・衣類用カバー

こうなってくると、日常の生活の中で家に持って帰って食べたりする場合には自宅にあるものを使うようになると思いますし、もし旅行の際にいちいちお金を出して購入したくなければ、百円ショップでもいいので、簡単なカトラリーセットおよび洗えるストロー、さらにホテルや入浴をする場合には歯ブラシおよびひげ剃り(男性のみ)、そしてヘアケア関係のポーチぐらいは自分で作って持って行くような心掛けは必要になるでしょうね。

これはこれでゴミとして路上や海岸に散乱するプラスチックごみを削減するために必要な措置なのかも知れませんが、感染症が日本で流行するようになってテイクアウトでの営業が増えるに従って、多くなったプラスチック製の弁当容器についてこれらの中に含まれていないというのは、かさがいちばん大きいプラスチックごみの散乱については2022年4月以降も変わらないのではないかと思えますし、さらに言うと国内のポイ捨てされるプラスチックごみの中で一番多いのは飲料用のペットボトルということを考えると、果たしてこの政策がまともに機能するのかどうかという問題があります。

もし、本気でこうした政策を行なうのなら、弁当容器については土に還る材質(木や土など)を使ったものを業者が購入する場合には補助を出したりして、土に還る材質に徐々に置き換える形で、プラスチックごみを減らす方向に考える方がいいように思います。さらに、もはや簡単に失くそうとは言えないペットボトルについては、先日紹介したばかりの炭酸飲料が入れられる真空断熱ボトルを大手のコンビニやスーパーとタイアップして低価格化したり、炭酸でない飲料(牛乳など)を入れて何度も使えるボトルについての低価格での提供ができるかというのが鍵になるような気がします。

さらに、衛生面からできれば飲料を量り売りする場所で同時に専用ボトルを洗浄できる仕組みを作るところまで踏み込まなければ、世の中で一番多いペットボトルのポイ捨てをへらすことにはなかなか行かないのではないでしょうか。当然、そういう仕組みを作る方が現状と比べてはるかにコストがかかるわけですが、その部分をクリアできないと本気でプラスチックごみを無くすように考えているのかということ自体が疑問に感じてしまいます。

ペットボトルは落としても割れず軽く、さらに自販機でも使いやすいので、全てを失くすことは難しいと思うのですが、うわべだけの対策だけではなく、ゴミ削減を本気で考える意識の高い人の間だけでもプラスチックごみの軽減からの「脱・ペットボトル」の生活ができるような環境整備を今年は行なっていって欲しいと思うのですが。


ついに国内メーカーが真空断熱炭酸ボトルを発売することで私達の生活は変わるか

昨日のテレビニュースで、ついに日本の3大ボトルメーカーのうちタイガー魔法瓶から炭酸飲料が入れられる真空断熱ボトルが来週発売されることがニュースになっていました。

まさに昨日書いていた、保温用の真空断熱ボトルを選ぶ際に、夏にも使えるようにキャップ交換が可能で直飲み対応にもなる「ステンレスサーモボトル」の購入も考えたのですが、そっちに行かなくて良かったとしみじみ思います。

今回のタイガーの製品の肝はそのキャップにありということだそうです。キャップを開ける際に飛び散るのを防ぐための「炭酸ガス抜き機構」、さらに万が一、ボトル内の圧力が異常に高まった際、炭酸ガスが自動で抜ける「安全弁」を搭載しており、メーカーの方で炭酸を入れて持ち運ぶために製品化できたのは素晴らしいです。型番は「MTA-T」が最初に付き、以下のラインナップになっています。

・MTA-T050 0.5L
・MTA-T080 0.8L
・MTA-T120 1.2L
・MTA-T150 1.5L

このラインナップを見て思うのは、コンビニや自販機で購入したペットボトルからそのまま移して仕事時などに利用可能なMTA-T050、1L・1.5Lのペットを少し飲んでから残りを入れ、複数に分けて移動中に飲むならMTA-T080やMTA-T120、そしてホームパーティやキャンプの夕食時にクーラーボックス要らずで冷たい炭酸飲料(ビール含む)を楽しみたい時にはMTA-T150という感じになるでしょうか。最近では自分でお好みの炭酸飲料をソーダストリームで作る方もいるので、その場合は自分に合った容量のボトルを選べばいいでしょう。

こうした状況が広がってくるにつけ、個人的に期待したいことがあります。最近ではシャトレーゼで専用のボトルを購入すると樽入りワインを中味だけ詰めてくれるサービスがありますが、もし全国の酒屋さんなどでビールの量り売りが一般的に行なわれるようになれば、こうした炭酸飲料を持ち運べるボトルに入れて、ゴミを出さずに自宅だけでなく旅先でも気軽に炭酸飲料を楽しめるようになるのではないでしょうか。

個人的には、コンビニやドリンクバーのあるファミリーレストランなとでビールやソフトドリンクの計り売りが行なわれるようになれば、本格的にペットボトルの量を減らせるような試みになるのではないでしょうか。

ただ、出先で購入したペットボトルを保冷したいだけなら、私も現在使っている真空断熱構造のペットボトルカバー(各社から出ています)の利用でも十分です。今回のタイガー魔法瓶の動きを受けて、他の2大メーカーである象印やサーモスがどう出てくるかというところや、今年は本気で社会がペットボトルを減らすための「飲料の計り売り」という形で舵を切ってくるかということも気になります。まあ、そういう事とは別に今後はそれなりにリーズナブルな価格で性能の高い日本メーカー炭酸用真空断熱ボトルが出てくるわけで、その出来ばえには期待しかありません。


購入した後に実は進化版だったことに気付いたニトリのサーモボトル「N-HEATEX」

自宅でポット代わりに使っていて、先日中フタを交換した1.3Lの真空断熱ボトルは注ぐ時の漏れも全く無くなり、外装は古くてもまさに新品の使い勝手で満足していますが、もう一台併用していたスリム型の1Lの真空断熱ボトルが破損したみたいで、熱々のお湯を入れても数時間経つとすぐに中味が冷めるようになってしまいました。

ただ、自宅には同じくらいの容量で、お湯を注ぐのもワンタッチなのも変わらず、さらに保温性能については市販されている真空断熱ボトルではおそらく最高に近いのではないかと評価している象印のSJ-JS10(容量1.03L)というコップ付きモデルを持っているので、それを自宅用に卸すことにしました。

そうなると、お出掛け用に1L前後の保温性能が高いボトルが無くなってしまうので、旅行用に新しい真空断熱ボトルの購入を考えていたのですが、旅行用ということで考えると、通常では定番の象印・タイガー魔法瓶・サーモスの国内3メーカーではなく、山用ボトルとして高い評価を受けているモンベルの「アルパインサーモボトル」か、ニトリの山用サーモボトルのそれぞれ0.9Lのものを候補としました。

かつては頑丈設計の山用ボトルというのは、サーモスの独壇場でしたが、モンベルが安価なモデルを出し、最近は直飲み用の交換可能なキャップを出していて、冬だけでなく夏に冷たいものを直飲みするにも使えるようになっていて、かなり注目度が高いように思いました。ただ、ニトリのサーモボトルはモンベルよりさらに価格が安く、保温性能も十分ということで購入を迷っていました。

今回はニトリのポイントで使っていないものがあったので、ネットショップであまり考えずに購入したのですが、前回ニトリでは0.5Lのサーモボトルを購入した時には近くの店舗に送料無料で届けてくれたのが、なぜか自宅への配送のみになっており、その点はおかしいなと思いつつ注文したのですが、実は今回購入したニトリのサーモボトルは2021年12月に発売したばかりの今持っているものの改良版だということが後でわかったのです。

本体底にあるゴムの緩衝材や、スクリュー式の中せんに断熱材が入っているのは変わらないのですが、外ふたを兼ねているカップが、何と真空断熱構造になっているということなのです。考えてみれば、どんなに保温性能のあるボトルでも、フタの部分から熱が逃げていくので、先述の保温性能が高い象印のSJ-JS10でも、かなりカップ部分が熱くなってしまうのがウィークポイントで、その対策のためにタオルでくるんだり、ソフトケースに入れたりしていたのですが、今回の新しいニトリのサーモボトル「N-HEATEX」(前のシリーズの名前の前に「N」が付きました)は、ラフにそのまま持って行っても従来以上に保温できる大いなる期待があります。さらに、熱々のお湯を注いでもカップの方は熱くならないので、別に二層のカップを用意しなくても済むという大きなポイントがあります。

ニトリのページを見ると、沸騰したお湯を入れて6時間は90℃を保つ(0.9Lの場合)とされているので、旅行持ち出し用としては十分過ぎるほどのサーモボトルに仕上がっていると思います。今までこの進化に気付かなかったことはうかつでしたが、人気商品のためか今申し込んでも到着は2月上旬になるとのことでした。自宅に届きましたら、このブログでニトリの前の「HEATEX」0.5Lのものを買った時に行なったテストと同じことを試してみて、紹介させていただければと思っています。


長く使っているボトルが漏れ出した場合「買い替え」か「部品交換」かの判断基準

自宅では持ち歩く真空断熱ボトルの他に、ポット代わりに1リットル前後の大容量のボトルをポット代わりに使っています。真空断熱をうたったポットはメーカーから出ているのですが、高性能のボトルを使った方が、前日の夕方に熱湯を入れれば翌日の朝から昼にかけてもお茶が飲めるくらいの性能を持っているので、個人的にはポットタイプのものより大きめの水筒タイプ(コップが付いているもの)のものの方が良いと思います。

加えて、そうしたお湯を入れるために用途を絞ることで、面倒な本体および中フタのお手入れも簡単になります。今使っているものは象印の1.3Lのものを主に使っているのですが、ずんぐりむっくりの形はポットとして使うには問題なく、さらに注ぐ時にも便利なハンドルが付いている象印のSF-CB13-ARというかつてのモデルではありますが、今でも保温性能については高く便利に使っています。

ただ、このボトルを使っていて問題になることは、パッキンが寿命を迎えていて、しっかりと閉めておいても傾けると漏れてきたり、注いでいても結構漏れることです。自宅で使っているのである程度は我慢できるのですが、さすがに本体を倒して床が濡れることもあるので、何とかしようと二つのパターンを考えました。

実は、今使っているボトルと同じサイズで同じデザインのボトルは象印で継続販売されていまして、その型番はSF-CC13-XAとなっています。ちなみにアマゾンでの最安値はこれを書いている現在2,571円とそれほど高くはなく、買い替えてもいいかと思ったのですが、今便利に使っていて困っているのは中フタユニットだけなので、その部品だけ代えれば今のまま本体ごと捨てずに使うことは可能なのです。

ここで問題になるのは、その部品の価格ですが、今回調べたら定価が1,320円ということで、残念ながらアマゾンでは定価に上のせした価格の業者しか扱っていませんでしたので、定価でさらに送料無料のヨドバシカメラ通販で購入することにしました。これで、費用的にも安上がりな上、捨てるのはプラスチックの中ふた部品(旧)だけで済むので、今後もしばらく安心して使えるようになるのではないでしょうか。

しみじみ思うのですが、私たちは日々飲み物を飲むのにペットボトルを利用し、大量のゴミを出しています。自宅ではほぼ茶葉を使った緑茶か、コーヒーを頂くのでほとんどペットボトルゴミは出さないのですが、近くのイトーヨーカドーでは多くのペットボトルを処理するごとにポイントが貯まる機械が置いてあり、ポイントを貯めるためか、大きな袋に相当にたまったペットボトルを処理している人が結構います。

確かに、ゴミとして出さないで再利用されるようなサイクルを作るのも良いと思うのですが、そもそもペットボトルのゴミ自体を出さない生活をやっている人に対して、何らかのメリットを見出せるような事もあっていいのではないかと思うのですが。そんな点からも、真空断熱ボトルは、部品を気軽に購入できる価格設定であったり、今回購入した中フタのように全てを取り替えるのではなく、分解しやすくしてゴムのパッキン部分だけを安く買えるようにして欲しいと個人的には思っています。