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国内の低速プランより安い? 新たな低速無制限プランStarlink「スタンバイモード」はどうか

昨日、メールアプリを開いたらStarlinkからメールが来ていて、利用規約の更新とあったので何なのかと思ったら、「スタンバイモード」という契約パターンができたということでした。

これはどういうことかというと、今までは契約を休止した場合、通信料は0円になる代わりにネット接続はできませんでした(本体のアップデートは可能)。今回新しくできた「スタンバイモード」は、月額730円で回線を維持しながら最大500kbpsでの低速通信が無制限で利用できるので、遅いながらも細々とではありますが緊急時にメールをしたり、SNSに発信したりなどすることが常時できるようになるということです。もちろん本体のアップロードも問題なくできるようです。

アメリカでは、0円で休止できなくなるというような不満の声が出ているようですが(日本でもどうやら0円で塩漬けにはできなくなる模様)、私は常に使いたいと思っていたので、来月からスタンバイモードに変更するように手続きをしました。

はっきり言って、今までIIJmioの2GBのプランで月額850円払っていたのですが、月10GBまでとは言っても月額1,500円というのは少々毎月の負担が増えてしまいます。そんなわけで、慣れたら休止と復活を繰り返して使おうかと考えていたのですが、今回の「スタンバイモード」は、低速でも心おきなく接続できるという点で今まで考えていたStarlinkの使い方が変わるのではないかと思っています。

具体的に、最大500kbpsで何ができるかと考えると、「メール」「ブログ更新」「SNSでの発信」というような、外に向けての発信は普通にできると思いますし、LINE通話も遅延が起こるかも知れませんができる可能性はあります。Rakuten Linkを使ったIP電話の発信ができるようなら、アンテナとバッテリー・ケーブルはかさばりますが通話についても普通に使えるレベルになるなら、非常用通信としては月730円だけで常用しても十分では? と思ってしまいます。

あと、動画は最大500kbpsだと厳しいと思いますが、スマホで画質の悪いものなら何とか見られるかも知れません。動画なしのインターネットラジオであれば普通に聞けるのではないでしょうか。となると、もしラジオがあっても近くの設備が罹災してしまって放送が聞けないような場合でも、「Radiko」やNHKの「らじる☆らじる」のアプリを起動させて、情報をラジオ放送から取るような活用法も考えられます。

さらに、低速とは言え制限のないインターネット接続ではあるので、気前良く他の人にネットを使わせてあげることも月730円でできてしまいます。500kbps定速無制限というのは、かつてはUQでもOCNモバイルONEでもサービスがあり、私も一時期使っていたことがありますが、やはり動画が使えないのがネックの割には月額2千円くらいかかっていたので、金額面でもメリットがあるStarlinkのスタンバイモードを私は評価します。衛星インターネットの特徴である、空さえ開けていれば圏外がなく無制限で低速通信ができるメリットが大きいと思います。

とりあえず、私の契約日の関係で9月8日から新プランの適用となりますので、その時には改めて基本的なスピードであるとか、色々なアプリを使いながらその使い勝手を試してみたいと思っています。

大きな災害時や通信トラブルが起こった場合のStarlinkの契約内容変更について

私がStarlinkを契約したのは、普段使いにするのではなく、旅行中にスマホが圏外になった場合や、大きな災害が起きて携帯電話の基地局が長期停電で使えなくなったような場合でもインターネットに接続できるようにという考えがあってのことです。

ただ、ずっとインターネットが使えなくなるような事が今後起こるかどうかということを含め、様々な状況をシミュレーションしてみたいと思います。

現在、私の契約しているモバイル回線の中では、毎月あえて3GB未満で運用している楽天モバイルと、制限はかかるものの低速でも最大1.5Mbpsで使えるmineo(au回線)があります。mineoは夜の11時から翌朝7時までの深夜帯は高速無制限で使えるように(深夜フリー)してありますし、高速クーポンは制限無しの繰越分が現在200GB以上あります。先日mineoでは、太平洋岸一帯に津波警報が出た際には緊急対応として高速クーポンの配給がありました。そうなるとあえて楽天モバイルの無制限の回線を使わなくても、トータルの通信費の出費を変えずに災害対応はできる可能性もあるわけです。

ただ、日本の通信インフラ全体が滞ってしまった場合にはStarlinkの出番となるわけですが、実際契約してみて、「プラン変更」をうまく使えば、それほど負担を増やすことなく衛星インターネットを使えることもわかってきました。

現在の私の契約は「ROAM10GB」というプランで、月額1,500円の支払いが発生しています。この額はauが他回線の人たちに提供するスマホと衛星との直接通信を可能にするau starlink directとほぼ同額ですが、Starlink miniは様々なプラン変更ができるというのがポイントです。

ROMA10GBの契約で上限の10GBを使い切ってしまった場合、プランをそのままにして1GB/260円ずつ追加料金が掛かるのですが、プランを変更することによって月々の負担を抑えることができます。ROAMプランは日本国内であればどこにでも移動が可能ですが、契約時に登録した住所(つまり自宅設置)でStarlink miniを使い続けるだけなら、安く無制限にネットが利用できるプランがあります。それが「ホームLite」プランです。

こちらは登録した住所一ヶ所でしか使わず、さらには通常の「ホーム」プラン(月額6,600円)より帯域を制限される可能性はあるものの、月額4,600円(料金は日割りで請求されます。8月19日から私が契約した支払切換日の9月7日まで変更するとその月の追加料金は1,965円で、合計3,465円/月で利用できることになります)でネット利用ができます。

つまり、月ごとの「プラン変更」なので、私が現在最安である月々支払っているROAM10GBプランの支払い分1,500円/月を生かしつつ、翌月精算時までの差額負担だけで色々なプランが利用可能になるわけです。自宅の光回線が復旧すれば、またプランをROAM10GBに戻せば良いわけです。

こうしたプラン変更はStarlinkの設定ページからプラン変更を選ぶと、利用可能なプランと、変更した際に必要になる追加金額が表示されます。避難所での生活は過酷ですし、Starlinkのようなものを多くの人に見せびらかしてしまうと、自分の負担だけが増えてしまいますし、Starlink自体の盗難の恐れもあります。

もし状況が許すなら自宅避難にしてこのホームLiteを使えるようにするか、車での避難生活をする代わりにプランをROAM50GB(月額6,500円)にして、それでも足りなければROAM無制限(月額14,400円)と、段階的にプランを上げていくことで使い過ぎを防ぐこともできます。こうした手動によるプラン変更で料金の日割り追加ができるような仕組みを国内の通信事業者も行なってくれればと思いますね。

そういう意味でも、月の途中からでも一定時期だけ自宅からそこまで負担を増やすことなくホームLiteで安くインターネットを使えるStarlinkは、災害時に頼りになります。できれば使いたくないものではありますが、いざという時にメインの通信手段として使えるように、今後もその状況を見ながら使っていきたいと思っています。

車中泊利用を前提にした車内ダッシュボードに置いたStalink miniの通信を試してみる

今回のエントリーはもっと早く紹介する予定だったのですが、計らずも60W以上の出力のあるモバイルバッテリーが手元になかったので、100WでのPD出力が可能なJackery Explorer 100 Plusを購入した後になってしまいました。毎日暑い日が続く中、買い物に出掛けた際に車にStarlinkキット一式を乗せて出掛けてきました。

こうしてみると、Jackery Explorer 100 Plusはかなり車の中では小さくて、さらに一通り使った後で移動中にUSBケーブル一本でバッテリーの方も充電可能ということで、普通のポータブル電源より取り回しが良く、旅行用および日々の持ち出し用として十分な性能を発揮します。

先日味わったような、WiFiルーターを専用アプリの入ったスマホから発見できなくなるような事もなく、大体北の方に向けただけで調整の必要がない感じでスムーズにStarlink miniは通信衛星を捉えることができました。

で、スピードはというと、車のダッシュボードと外との間には車のガラスがあるわけですが、それでも上りが少し下がったぐらいで、下りは300Mbpsに迫る勢いで利用が可能でした。動画も当然ながら問題なく視聴できました。

今後、車中泊場所を探している中で山の中に迷い込み、ふとスマホを見たらアンテナが立たずに「圏外」の表示になったとしても、車から出ないで差し当たっての通信手段は使えるということになります。最近は人間も恐いですが熊が出てきたら、アンテナを外に出したままだといざという時に逃げられないので、車の中にアンテナを設置して使える事がわかったのは収穫でした。さらに、私の場合は楽天回線のRakuten linkを使って通話を行なっているので、着信は難しいにしても発信であれば通話料無料でできるので、車中泊中にもし非常事態が起きても外への連絡だけは付けられるので、その点は安心して車中泊を行なうことができるようになると思います。

なお今回使ったものは、Starlink miniアンテナとケーブル、そしてJackery Explorer 100 Plusだけなので、公共交通機関を使って出掛けても、途中でレンタカーを借りるような感じで旅行を続けるような場合におもむろにバックパックから一式を出して車内で使えるようになるので、旅行の方法によってはStarlink miniのセット一式を持ち出すのも有りだと思えました。

何より、今までは全く通信できなかった場所であっても北側の空が開けている場所であれば(夜であれば北極星の位置がわかれば簡単にアンテナの方向を決めることができます)、自宅での光回線より早い快適なインターネットを利用できるというのは本当に便利だと思います。

整備済製品のJackery Explorer 100 Plusは古いロットだったが入っていたものは?

先日、かなり早い感じでJackery Explorer 100 Plusの整備済製品が届きました。大きさなどはネット上の広告写真でわかっているはずだったのですが、普通のモバイルバッテリーと比べると確かに大きいですが、同じ容量のELECAENTA SG120-JPと比べるとかなり小さく重さも半分(1kg弱)となっています。比較検討されている方のために二つのポータブル電源を並べた写真を出しておきます。

動作自体は全く問題がなく、ポータブル電源本体に直接USB-Cケーブルを接続して、Starlink miniを使うのには問題ありませんでした。Starlinkアプリでは安定するまでは平均で30Wくらい、安定すれば20Wちょっとの消費電力ではあるのですが、ディスプレイの消費電力表示を見ると12W~49Wくらいまで変わっているので、これはさすがに45WクラスのバッテリーではStarlink miniは動かないだろうとしみじみ思えました。

今回は、新品ではなく過去に新品として販売された本体が初期不良になったものから、簡単に新品と同じような性能を取り戻したものを「整備済製品」として売っているのですが、私のところにやってきたJackery Explorer 100 Plusは、あるものが入っていたことで、少し前のロットであることが推測できました。それが「DC8020→USB-typeC 変換アダプター」でした。

これは、ソーラーパネルからJackery Explorer 100 Plusを充電する際にDC8020端子があるソーラーパネルであれば、それをUSB-Cに変換させることで、USB経由ではなくソーラーパネルの方から直接充電できるようにするためのオプションパーツです。Jackery Explorer 100 Plusが発売された頃にはこの変換アダプタがUSB-Cケーブルに加えて付属していたのですが、現在新品でJackery Explorer 100 Plusを購入した場合、変換アダプターは付属しないようになってしまっています。ちなみに、Jackery公式サイトでは税込で2,999円します。

改めて、社外品のDC8020プラグが使えるソーラーパネルに接続して充電をしてみたところ、問題なく社外品のソーラーパネルは使えます。充電時のワット数もきちんとディスプレイ表示されるので、この辺は本当にミニ・ポータブル電源といった感じです。

今回、このアダプターが入っていることを発見して、元々セール価格よりも3千円くらい安く買えたのですが、このアダプターは100Wクラスのソーラーパネルでポータブル電源を早く充電するためには必要なアイテムなので(本体が100Wまでの充電に対応しているので)、合計6千円得をしたという感じでした。ただし、事前にこうした内容をJackeryがうたっているわけではないので、ただ私が購入したタイミングと先方が送る本体を選ぶ際にたまたま変換アダプターが入っているものが発送されたと考えられます。

こうなると、もし保証期間が終了する半年後に使えなくなったとしても、同じように整備済製品が安くあれば、直すより買い足す方がいいのではないか? という気もします。今回、常に持ち出すバックパックの中にすっぽり入るサイズであるということから、出掛ける際には持ち出すバッテリーとして使うことに決定しました。今までは20,000mAhのモバイルバッテリーを持ち出していたのですが、Jackery Explorer 100 Plusはモバイルバッテリーのように容量を計算すると大体30,000mAhあるそうなので、この他に手軽にスマホや周辺機器の充電ができるように薄めの10,000mAhのモバイルバッテリーと併用しようと思っています。

これで、出先で急に何かトラブルが起きて自宅に帰れないような事があっても、少なくともモバイル関連のバッテリーで困ることはないですし、何よりStarlink miniとの相性はばっちりで、満充電からなら3時間くらいは連続で使うことができるかも知れません。できれば今後も故障することもなく、長く使える自分のモバイル生活の相棒になってくれると嬉しいのですが。

PD出力が弱いELECAENTA SG120-JPの性能を補填するためのグッズ購入で死角なしか?

以前購入して、それなりに便利に使っているのが容量99Whと飛行機に持ち込めるタイプのポータブル電源で、出力もUSB(Type-AおよびPD)だけでなくACコンセント(120Wまで)、とDC入出力まで付いていて、ソーラーパネルとの相性も良く、電池がリン酸鉄という安心のELECAENTA SG120-JPですが、先日このバッテリーでUSBケーブル経由でStarlink miniを動かそうとしたら、電源は入るものの全く動作しませんでした。

なぜなのかと思ったところ、このバッテリーはPD出力では最大30Wしか出せない仕様になっていることに気付きました。もちろん、ACコンセントに60~100Wクラスの汎用PD出力を持つACアダプターを接続すればStarlinkも使えるようになるのですが、DCをACに変換する際にエネルギーを使うので、効率良くポータブル電源を使えないというジレンマがあります。

単体でUSB-Cから100Wを得るためには別のポータブル電源が必要ですが、何とかこのポータブル電源単体でも効率良くStarlink miniを使えないかと思ってふと考えたのが、すでに持っているシガーソケットのメスと、SG120-JPのDC端子として使われている5.5-2.1mm端子が出ているコネクタアダプターを使えば、シガーソケットに差すタイプで60~100WがPDで出力できるカーチャージャーを追加で購入すれば良いのではないかと思い当たりました。

というわけで、そのくらいの出力のあるカーチャージャーを物色して購入したのが、UGREENの3口合計130Wで出力できるという90413という製品になります。コネクタアダプターにセットすると、このような感じになります。

実際に最大100Wで使えるPD端子にStarlink用のケーブルを差すと、スマホアプリで全く問題なくWiFiアクセスポイントとしてStarlinkを見付けることができ、普通に使えました。カーチャージャーとコネクタアダプターは合計で4千円弱で購入可能です。

直接接続して使うという点でいえば、前回のエントリーで購入したことを紹介したJackery Explorer 100 Plusの方がPD出力が100Wあるので、スマートに利用可能ではありますが、何といっても元々ACコンセントが付いており、コネクタアダプターをつなぐだけでもシガーソケットで動く家電も使えるようになります。こうした事はUSB入力出しかないJackery Explorer 100 Plusではできないので、今回カーチャージャーをコネクタアダプタと一緒に使うことで、USB出力でもJackery Explorer 100 Plus並の使い勝手を得ることができることがわかり、改めてSG120-JPのオールマイティーさを感じることになりました。

カーチャージャー単体としても、他のポータブル電源と組み合わせることで高出力のPD電源を得ることができますし、車で移動する場合にもポータブル電源を使わないでシガーソケットから直接Starlinkを動かしたり、短時間で充電の完了する走行充電もできるようになるので、やはりこうした100W出力できるPD端子を持つカーチャージャーは一つ持っておく方が良いと思います。旅先でレンタカーを借りた時に使えるように、その時に本体だけ持って行く事も今後は考えて常にカーチャージャーだけ持ち出そうと思っています。

ポータブル電源の「整備済製品」とはどんなものでどんな物がオススメなのか?

一昨日、私の住む場所を震源とする地震がいきなり起きました。震度は最大で3だったそうですが、南海トラフとは関係ないとは言え、もし住んでいるところでもっと大きな地震が起こっても何とかなるような準備はしておきたいものです。

また、災害ではありませんが現在開催されている大阪万博会場からの交通手段の一つである地下鉄が停電で止まり、約3万人の来場客の方々が会場から出られなくなるという事態が発生しました。レジャーで出掛ける場合にはさすがに寝袋やテントを持って出掛ける人はいないと思いますが、少なくともスマホからの情報を入手し続けるために高容量のモバイルバッテリーは持って出掛けたいものです。

情報がわかればその場に留まるのかどうかの判断もできますし、今回のケースでは会場内にステイさせられたなんていう話もありますが、例えば友人に車での迎えを頼むような事はできると思うので、安全に会場の外に出るための方法などを調べるためにもスマホの充電はできるようにしておきたいものです。

私の場合は、前回書きました通り、Starlink Miniを外でも動かすためにUSBから100W出力が可能な小型のポータブル電源、Jackery Explorer 100 Plusについて価格情報などを中心に色々と調べていました。

2025年8月現在、通常時の価格は15,900円ですが、この値段を出すなら、飛行機には持ち込みできませんが、倍の容量のある200whクラスの小型ポータブル電源がセール時には買えてしまいます。ただ、本家でもAmazon・楽天あたりでもセール時には11,130円くらいまで下がります。以前からAmazonの「欲しいものリスト」に入れて価格動向を見ているのですが、新品での購入はこの11,130円という価格を基本にして、この価格で良いかという風に考えつつ、今まで購入できずにいました。

ポータブル電源の場合、実はメーカーが新品として売ったものの中で、初期不良で返品されたものの中で、ちょっとした部品の不具合が原因のものを整備した上で再販売する「整備済製品」というカテゴリーのものがあります。いわゆる「新古品」ということなのですが、新品と同様の保証ではなく、半年までの保証に留まっている代わりに価格は安くなっています。

ちなみに、Jackery Explorer 100 Plusにも整備済製品があって、その価格は7,950円でした。これだとモバイルバッテリーより安く、さらに言うとシガーソケットに差すカーチャージャーと合わせて買っても、新品のセール価格くらいで手に入ってしまいます。とりあえず買ったらどんどん使っていくつもりなので、その中で不具合が出たら保証期間中に修理に出せば良いし、もし半年以降に不具合が出たとしても、安く買えただけ良いかと思って注文してしまいました。カーチャージャーと合わせてちょうどセール価格くらいで注文できたので、個人的には良かったかなと思います。

ただ、元々高額なポータブル電源の整備済製品の場合は、元々の定価が高いため、6割引くらいになってもそれなりに高いと思われる人もいるので、保証が半年という事に不安を覚える方もいるかも知れません。その点にさえ気を付ければ、整備済製品は恐らく初期不良の可能性は限りなく低いと思うので(動作チェックをしたものを販売しているため)、自分の中で半年後に壊れても納得できる価格であれば、今後も整備済製品の購入について考えてもいいかなと思っています。

オールマイティな利用を見越す中で今後のモバイルバッテリーは出力60W以上のものを

昨日は日が目一杯当たる中、車で屋上駐車場のあるショッピングセンターへ行ってきました。目的は買い物もあるのですが、そのついでに車のダッシュボードにStarlink miniを設置し、その状態でどのくらいの速度で接続できるかのテストをしようと思ったのですが、先に結論を言ってしまうと、そのテストはある理由から出来ませんでした。

まず試したのは、車のシガーソケットに接続するPD出力のあるカーチャージャーだったのですが、Starlink miniのランプは付くもののWiFi接続をしようとしても、Starlinkのアクセスポイントが全く出てこないのです。もしかしたらと思い、その製品の仕様を見てみたら(ネットショップからの購入履歴から見ることができる)、何とPD出力が30Wの製品でした。

スマホやタブレットの充電に使うだけだからと安いのを買ったのですが、Starlinkを動かすためには、公式ではPD100W、実際に使っている方のブログなどを見ると、少なくとも60W以上の出力に対応するモバイルバッテリーであればきちんと動くことが書かれていることはわかっていたので、この不具合は間違いなく電力の供給不足という結論になりました。

ちなみに、現状では60W以上のバッテリーは大きなポータブル電源しか無く、一つあった大き目のモバイルバッテリーは仕様が出力45Wなので、もしかしたらこれでぎりぎりうまく行くか? と思って試してみることにしました。

45Wのバッテリーにつなぐと、StarlinkのWiFiスポットは出てきたり出てこなかったりと不安定で、何とかつながって衛星を掴むこともできるのですが、次の瞬間一気にStarlink自体が落ちてしまうようなことを繰り返し、結局のところネット通信どころではないことがはっきりしました。

というわけで、今後は60~100のPD出力のあるカーチャージャーやモバイルバッテリーを手に入れないと、移動先でのネット通信は厳しい可能性があるということが改めてわかりました。

現状で、モバイル機器を持ち出す場合、元々のWindowsタブレットにLinux Mintを入れて使っていることもあり、小さな30W出力のモバイルバッテリーだけでもパソコン・タブレット・スマホ・その他USB充電可能な機器で十分使えたのですが、今回Starlinkを導入した事でこの状況が一気に変わってきたという事は言えると思います。

ただ、発火の危険があるリチウムイオン電池の高容量・高出力のモバイルバッテリーはできれば使いたくないので、安全性と安さを優先すると、Jackery Explorer 100 Plus 一択かなという感じがします。以前紹介したナトリウムイオン電池が高容量で安くなってくれれば良いのですが、まだそうした製品が出るまでには時間がかかると思います。Jackery Explorer 100 Plus はリン酸鉄リチウムイオン電池を採用していて、発火の可能性が少なく2000回の充電に耐えうる電池なので、普通のモバイルバッテリーよりも安心して長く使えます。ソーラーパネルからの充電も可能なので、モバイルバッテリー代わりにオールマイティに使うなら、小型のものよりも汎用性の高いものの方が私の価値感には合います。

ただ、車で出掛けるなら今あるポータブル電源で運用すれば良いので、今後の車でないお出掛け用にJackery Explorer 100 Plusをセール時に狙おうと思いますし、それとは別に日常的にバッテリーを持ち出していない時でも車で使えるように(レンタカーでシガーソケットがあった場合)、高出力できるカーチャージャーを手に入れて持ち運び用のバッグに入れたいと思っています。

何とかStarlink miniを自宅で運用できる見通しが立ってきた事について

Starlink miniは自宅据え置き(home)ではなく、移動運用主体(ROAM)で使うために購入しました。しかし、最初にこのブログで紹介したように、何とか自宅のベランダにStarlink miniを設置して自宅のインターネットとしても使いたいと思っていました。

ちなみに、自宅のベランダは南東に向いていて、ベランダに設置しているBSアンテナはベランダの正面から右側(南西)に向けることで、良好なBS放送受信ができるようになっています。

しかし、Starlinkアンテナの向きは、自宅のベランダからは望めない北側にアンテナを向ける必要があります。StarlinkアンテナをBSアンテナの反対方向に向けると、それでも北東の開けた空は望めるところにはあるのですが、最初、ベランダの中にあるクーラーの室外機の上にアンテナを置いて試してみたのですが、ベランダの屋根が邪魔をするためか全く繋がりませんでした。

そこで、屋根に邪魔をされないように、BSアンテナ用のポールを設置し、そこにStarlink miniに付いているパイプアダプターをアンテナにセットして向きはBSアンテナの反対方向(北東)に向けてみたところ、何とかオンライン状態になって衛星を捕まえている模様です。本体のアップデータについても何とかダウンロード可能で、アンテナを再起動させると、7月22日付けのアップデータを読み込むことができました。

このアップデータは1ヶ月に一回ぐらい更新があるようで、Starlinkを休止状態にしていてもアップデートのための衛星とのアクセスはできるようになっています。災害用に使うために購入を考えている方は、休止状態にしていても、毎月電源を入れて衛星との通信を行ない最新のアップデータにしておく事で、いざという時に安心して使えるようになります。よって、自宅で使えるかどうかということも大切になるのだろうと思います。

ちなみに、日本国内のどこでも使えるROAMでは、10GBが1,500円、50GBが6,500円、無制限だと11,400円になります。それが、登録した住所の場所で固定して使うHOMEにすると、ホームLite(ダウンロード速度が45~130Mbps、ピーク時には制限される可能性もあり)では月額4,600円、ホームサービス(ダウンロード速度が100~270Mbps)では月額6,600円となります。災害時に自宅で避難できるような場合には、ROAMをHOMEに変更してLiteなら月4,400円と光回線と同等かそれ以下ぐらいのコストに収まるので、やはりROAMで契約して移動中心に考えている場合でも、自宅に設置して使えるかどうかという事は大切なように思います。

私の自宅の場合、北東方向にアンテナを向けた時、ある程度空が開けていたので、その点はラッキーでした。Starlinkを手に入れるまでは、もし停電で光回線が使えなくなった場合は、メインスマホに入れている楽天モバイルのSIMをホームルーターに入れ替え、電話は(人に知らせている電話番号は楽天モバイルのSIMに紐付けられた番号なので、「デスクトップ版Rakuten Link」で電話の発着信をするような環境を整えているのですが、長期間の停電が続くと、地上にある基地局も使えなくなる可能性があるので、その場合にはStarlinkを光回線の代わりとして「ホームLite」のプランで使うという選択肢が増えました。

もちろん、停電するのでポータブル電源とソーラーパネルの組み合わせが必要ですが、今回設置したStarlink用の取付場所はソーラーパネルをベランダに設置してもお互いに干渉しないので、Starlinkにポータブル電源で給電しながらソーラーパネルで充電という形も取れます。

今回は、自宅に設置して使えるかもわからない状態で注文をしてしまいましたが、結果オーライという感じですね。ただ、災害用として使いたいと思っている方は、自宅でちゃんと使えるように、北側に窓があるかどうかをしっかり確認した上で導入を決めた方が良いと思います。

スマートフォンの乗り換えを検討する点について私が譲れないと思ういくつかのポイント

先日、xiaomiのタブレットを購入しましたが、以前購入した安い中華製タブレットと比較すると、安いものは使っているとタッチが効かなくなる不具合が普通に出てしまうことがわかってきました(一旦電源ボタンを押して再度画面を出すようにするとタッチは復活します)。実のところ、それで日本でもスマホを含めて販売実績のあるXiaomiのものが安くなったので購入しました。

はっきり言ってその他大勢の中華ブランドと比べ、今のところは画面タッチについてのトラブルはなく、CPUが遅い事は差し引いてもモバイル運用にはXiaomiという感じがしていて、色々調べています。しかしタブレットはともかくとして、メインで色々使うスマホについては、日本のメーカーでないところがわざわざ日本用に特別な機能を付けるというのはコスト的に合わないと思うので、極端に安いものの中にはOSが古くてアップデートできなかったり、日本ではまだまだ使うおサイフケータイ機能のないものもあるので、先走って買ってしまわないような注意が必要だと改めて思います。

そういう意味では、OS寿命が長いiPhoneや、GooglePixelシリーズを選ぶのがセオリーなのでしょうが、最近になってOSアップデートを発売から5年までアップデート保証するスマホの中に、シャープAQUOS sence9(2029年10月まで)があることがわかりました。

実のところ、以前はGooglePixel一択かなと思っていたのですが、先日から内蔵電池についてのトラブルが言われるようになり、無料交換はリコールではなくメーカーに材庫がなくなったら返金対応ということなので、それはそれで長く使うための不安要素も出てきます。今後は、そうした情報を総合的に判断して自分に合うだけでなく、おサイフケータイ・マイナポータル・電子証明書が使い続けられそうなスマホを機能関係なく選べるよう、情報収集を続けていきます。

イオンモバイルの「やさしいプラン」(60才以上限定)の速度アップのニュースも……

以前、スマホプランのいわゆる「高齢者優遇プラン」が色々ありまして、私もその年になったらかけ放題を安いオプション料金で付けられるUQモバイルを契約しようかなと思っていたものでした。

しかし、時の流れとは恐ろしいものです。もはや電話番号を使った音声通話を使うケースというものは減り、友人たちとであればSNSやメッセージアプリや、LINE通話のように直接音声通話をデータ通信のみでできてしまう未来はその時には想像できませんでした。現在は、同じくデータ通信を使って音声通話とSMSの料金がかからない(例外あり)楽天モバイルのRakuten linkを使っているので、いわゆる「かけ放題」に対してのプランは契約していません。

私の家族用には5分定額のプランを付けていて、スマホのアプリでこちらからの発信が5分に達する前に強制切断するように設定してあるので、何回こちらから電話しても通話については定額料金のままで毎月の支払いは推移しています。こうなってくると、何が高齢者有遇かとも思いますし、今のプランで掛け値なしに高齢者有利なプランがあるのかとも思うようになっています。そんな中、イオンモバイルの60才以上限定という「やさしいプラン」の変更についてニュースがあったので見てみました。

イオンモバイルは全国のイオンモールに実店舗があるので、MVNOであっても相談しやすいというメリットがあります。で、その「やさしいプラン」の内容ですが、1GBから10GBまで1GBごとにプランを選べ、音声通話の付いた音声プランは、1GBが638円という価格で、1GBごと110円ずつ上がっていき、10GBの場合は1,628円になります。

ただし、このプランは安い代わりに高速通信時の下りスピードが制限されていて(上りは制限なし)、今までは最大500Mbpsだったのが、2025年9月下旬から最大1Mbpsにスピードアップするというのです。確かにこのスピードアップがあれば、電子マネーの利用時などまごまごすることは無くなるかと思いますが、これなら年齢と関係なく契約が可能な別会社のプランの方が良いのでは? と思えてしまいました。

それは、私が現在データ通信用のメイン回線として使っているmineoの「マイピタ」です。この1GBプラン(月額1,298円)にオプションの「パケット放題Plus(月額385円)」を付けると合計1,683円と「やさしいプラン」10GBプランと同等(ちょっと高くはなりますが)となります。「やさしいプラン」は10GBまでは9月末から1Mbpsで使えますが、動画などを見たりして月10GBを超えてしまうと一気にスピードが最大200kbpsとそれまでの5分の1になり、電子マネーの利用にも大変になってしまうことが予想されます。

mineoの場合は、最初の1GBは高速通信ができますが、高速通信を使い切っても「やさしいプラン」より速い最大1.5Mbpsで月末まで利用可能です。これだけの速度で使えるなら、家族との電話(音声)でのやり取りは全面的にLINEに頼ってしまえば、こちらからどうしても電話を掛けなければいけない状況があるなら、mineoでは10分かけ放題を月550円で提供していますので、全て合わせても2,233円で収まります。

もちろん、外では電子決済以外ほとんど使わないという方もいるかと思いますが、データ容量を気にせずに毎月使えるという意味では、今回紹介したmineoのプランは安心して使ってもらえます。そう考えると、必ずしもイオンモバイルのプランが改定されても、高齢者有遇プランとしてもう少し頑張ってもらえないかとも思います。

何でもそうですが、スマホを使い慣れない人ほど間違ってデータ通信をだだ漏れにして使ってしまうこともあるため、肝心の時に高速通信を使うことができず大きなストレスになることもあります。本来はそうした「超初心者にも優しい」プランが出てきて欲しいと思っているのですが、最近は大手キャリアでもプランの料金だけでなく店頭での手続きの価格が上がったりと高齢者になかなか優しくなれないような状況になっています。それでも、色々なスマホプランの中には今回紹介したmineoのような格安を維持して十分使えるプランも混ざっていますので、そうしたものを使いながら真に高齢者に優しいプランの登場を待ちたいものです。