月別アーカイブ: 2025年4月

2025年4月18日の長野県で起きた地震について改めてテレビ・ラジオの大切さを感じた事について

最近、ネットショップで売られているチューナーレステレビが安く手に入るようになってきて、自宅のテレビを替えてみようかなとちょっと思ったりしていました。ネットでテレビの同時配信が見られるのであれば、普通にテレビを見たいと思った時にも困りませんし、アンテナの用意がなくても、インターネットさえ繋がっていればすぐ見られるなら、新生活に入っていく人にとってはあえてテレビのチューナーは入れずにその分安く済ませることもありなのでは? と思うところも正直ありました。

一昨日、BS放送を見ていたのですが、このBS放送というものも台風や厚い雲がパラボラアンテナを向けた方向に出来てしまった場合、放送を見られないくらいの受信レベルの低下が起こり、途中まで見ていた番組が見られなくなってしまう事も結構起きます。日本では停電はそこまで頻繁に起こらないので、もし同じものがネット配信で見られるのだったら自然環境に影響されるテレビチューナーよりも、ネットに一本化するというのは一つの考え方です。

話はBS放送を見ていたところに戻るのですが、夜の8時を過ぎたくらいにいきなり、聞くとストレスになると思われる緊急地震速報の音ではっと画面に注目しました。見ていたのはNHKではない民放だったので、すぐに画面に地図表記は出なかったのですが、ちょっと遅れて地図が表示され、震源は長野県であることを理解しました。

大町市付近が震源ということでしたが、緊急地震速報が鳴り終わった後に自宅の集合住宅も少しではありますが揺れたのがわかりました。身構えるほどではなかったものの、いきなり揺れを感じて「この地震はどこが震源地か?」と思うような事はなく、落ち着いてその後の状況を見ることができました。

昨年の南海トラフ巨大地震に関する情報が出た後、大きな地震は身の回りで起こっていなかったためちょっと油断していたということはあったのですが、やはり日常生活の中ではいつ大きな地震が来るのかはわからないので、緊急地震速報を受けられる状況を作っておくのは大切ではないかと思います。本当に今いる地域で大きな地震波を感じた場合にはスマートホンを鳴らすような形での情報伝達がされるわけですが、今回の場合は長野県での地震だったので当然スマホは鳴りませんでしたし、日本全国エリアで異常が起こればそれをすぐに報じてくれるテレビのシステムというのは私にとっては必要なものだと改めて思った次第です。

もし、家に普通のチューナー付きテレビが無いという場合には、テレビよりも即時性の高いラジオをずっと付けておくことで、視覚的には情報は入ってこないものの、緊急地震速報は把握することができます。それを受けてインターネット放送やテレビの同時配信を見るようにする事でその後の推移はチューナー付きテレビを持っている人と同じように情報を受けることはできるかも知れません。

ラジオはデジタル化したテレビと違って遅延が少ないので、より早い情報という意味では、チューナー付きのテレビを持っている人にとっても数秒の差で状況が変わることもあるかも知れませんので、私も今後はラジオを活用する生活ということも考えていきたいと思いました。

西伊豆と清水を結ぶ「駿河湾フェリー」の清水発着港が江尻埠頭に変わって運行開始に

静岡市の清水から西伊豆土肥を結ぶ「駿河湾フェリー」は船の不具合で長く運休していたのですが、昨日船だけではなく清水で発着する港を移した上でリニューアルオープンしました。

今までは、商業施設や映画館、観覧車などがある「エスパルスドリームプラザ」から近い「日の出埠頭」から出ていました。車で観光するにはエスパルスドリームプラザの駐車場が使えたりするので便利だったのですが、JR清水駅からは少々距離があるので、その点は不便だったのが、公共交通機関を利用される方に便利なように、フェリーが乗り入れする埠頭が変わりました。

昨日から清水側の出発地となったのが「江尻埠頭」で、今までは水上バスが発着していましたが、工事でフェリーも発着することができるようになりました。ポイントは「駅からの近さ」です。清水駅の改札から出て港方向に屋根の付いた専用通路を進むと、だいたい徒歩5分でフェリー埠頭に着きます。

さらに、その場所には清水の海の幸を売ったり、マグロを中心として食堂の並ぶ「河岸の市」に隣接しているので、フェリーに乗る前や伊豆方面から清水に着いた後に食事や買い物を楽しめるようになりました。フェリー乗り場に隣接する「新いちば館」がリニューアルオープンすることになり、フェリーとの相乗効果が期待されています。

将来的にはフェリー乗り場近くに、もしかしたらサッカーJリーグの清水エスパルスがフランチャイズにする新スタジアムが作られるのでは? という話もあります。Jリーグの観客動員はひとえに清水エスパルスがいかに頑張ってJ1をキープし、優勝争いにからんでいくかという事が大事だと思うので、その点は何とも言えないものの、アウェーで他県からやってくるサポーターにとっては、現在の日本平スタジアムはちょっと清水駅から距離があり、シャトルバスだと時間がかかり、駐車場も混雑していますが、もし江尻埠頭近くにスタジアムができれば、清水駅から歩いて行けるスタジアムになる可能性が高く、スタジアムに来るのも、帰るのも早くて時間が読めるようになるので、サッカーファンにとっては有難いところですが、これについては今後の進展にも期待したいところです。

ちなみに、東海道線は清水駅の2つ次の駅が東静岡駅で、現在東静岡駅に隣接する土地にアリーナを建設する構想があります。現在プロバスケットボールのベルテックス静岡(B2)がホームとしてアリーナを使いたいという話も出ているのですが、東静岡駅の隣の静岡駅にも新幹線ホーム側にある南口の再整備計画などがあり、「静岡」「東静岡」「清水」という駅を中心に新たなプロジェクトが動く中での駿河湾フェリーの新ターミナルに変更しての運行再開に、今後の期待が高まります。

電子マネーとしても使えるポイントの「ポイ活」からPayPayは三歩後退の感が

キャッシュレス決済の方法は色々ありまして、私は楽天ペイを中心に、補助的にPayPayを使うというような形で推移してきました。どちらにもスマホでのゲームなどでたまり、電子マネーとして取り扱い店でそのまま使えるポイントを使用できることが有り難かったのですが、つい先日PayPayのポイントに大きな変更があるのに気が付きました。

私は楽天ポイントやPayPayポイントでは、Web上のクリックやスロットマシン、ポイントくじなどを使って子供のお小遣い程度ではありますが、貯めたポイントを活用させていただいておりました。毎日コツコツと、一日数円分のポイントであっても、気が付くと自販機で飲み物が買えたり、100円ショップでちょっとしたものを自己負担なく購入できたりするのは、なかなか自分で大きな買い物ができないお子さんにとっても有り難いと思われていたのではないかと思います。

ネットで調べてみると2025年2月1日からPayPayポイントの改変が行なわれたということです。今まではネットショッピングで物を買ったり、スマホゲームでゲットしたポイントには有効期限はなく、貯めたポイントを実店舗で使うことができたのですが、現在はそれらのポイントは「期間限定ポイント」となり、30~180日までの期間で使用しないと失効します。私もポイント明細の「有効期限切れポイント」の表示を見てその事に気付きました。

さらに、このポイントは今までPayPay加盟店(自販機などでも)で使うことができていたのですが、現在はYahoo!ショッピングなどネット関連の買い物でしか使えないようになってしまったのです。さらに、この期間限定ポイントではポイント運用もできないようになっています。

PayPayのライバルである楽天ポイントの場合、早いうちから期間限定ポイントというものはありましたが、実店舗での支払いに期間限定ポイントは使えますので、私は主に車のガソリンの支払い用に楽天ポイントを使えるスタンドで使用しています。楽天ポイントの方もスマホでポイントを貯められるのは微々たるものですが、それでもいくらポイ活にハマっても損をすることはないですし、スマホ依存になるほどやることもなく、ちょっとしたスキマ時間にできることで細々と続けていけるのは良い点です。

今までは楽天だけでなくPayPayポイントでも同じようなポイ活ができていたのですが、今後はポイ活してもスマホゲームで得たポイントを期限内に使えるくらい貯めることは難しいので、実質私の使い方ではPayPayの期間限定ポイントを生かす道は閉ざされたという感じですね。

今回はPayPayのポイントについて紹介しましたが、こうしたポイントの改変というのはどのサービスでも起こり得る事です。私が使っている楽天ポイントでも状況が変われば今までのように便利に使えなくなる可能性はあります。改めて日々のニュースというよりも、改変を伝えるメールを読み飛ばさないように早めに改変を知ることがいかに大事であるかということを今回の経験で感じることになりました。

もし、以前からPayPayのポイントを貯めているような方がいらしたら、アプリの「取引履歴」およびポイントの内容を確認して、現在の各ポイントの数と有効期限について確認しておくようにしましょう。

povo2.0を約一年間寝かせられる「1GB(180日間)」トッピングのコストについて

昨日、povo2.0の方からメールが来ました。約3ヶ月前に契約した契約回線を休眠させていたので、どうぞトッピングをお願いしますという内容のメールです。

メールの中味は契約開始時から60日間新たなトッピングがない人にメールを送るのだそうです。当初から契約開始から180日間経過すると契約解除になるのがpovo2.0を休眠回線にされている場合の注意点でしたが、「順次利用停止」ということがメールに書かれていました。今後、povo2.0の運用がどうなるかはわかりませんが、こうしたストレートな内容のメールを順次出してくるということになると、契約して休眠している側もきちんとした対応が必要になることはわかってきます。

メールでは、同じ1GBのトッピングでも有効期間の長さによって、契約解除になるまでの期間を長く取ることができるという提案が書かれていました。メールが来た2025年4月現在、同じ1GBのトッピングの有効期間の違いで料金は以下のようになっています。

・7日間有効1GB 一回390円
・180日間有効1GB 一回1,260円

細かくこれらの数字を見ながら計算すると、7日間有効の方は、高速通信は7日間で使い切らないと無駄になってしまいますが、低速のままで回線を維持できる日数は180日+7日で187日になります。このパターンで一年間回線を維持するためには、もう一度ぎりぎりのタイミングでトッピングをすると、372日で780円で、多少トッピングの時期を早めても一年間780円で維持できることになるので、これを月割にすると65円/月となります。

もし全く使わない期間が多くあって、povo2.0をもしもの時のお助け回線として使いたいなら、180日間有効のプランが良いかも知れません。ただ、180日を過ぎると低速でしか利用できなくなるので、そのディメリットを無くすためには180日毎のトッピングをすることも考えられます。今回はその二つの場合についてのコストを出してみます。まず高速クーポンが切れてもそのまま低速で残りの180日を持たす場合、利用日数は360日と一年にちょっと足りなくなりますが、月割にすると126円/月となります。また、高速クーポンが消えたタイミングで再トッピングをする場合は単純にその倍の252円/月となります。

こうなると、ちょっとコスト比較をしてみたくなります。最後に紹介した常に1GBのトッピングを繰り返すような場合、この金額だと日本通信の「合理的290プラン」の存在が頭をよぎります。こちらは月額290円とpovo2.0より高いですが、更新の必要はなくデータ通信量は毎月1GBあって、追加したい場合は1GBあたり220円と、それなりに実用的です。通話料についてもプレフィックス番号を入れずに30秒11円とpovo2.0の半額です。少ない金額でもそれなりに使うなら、ドコモ回線で問題がなければ、日本通信の方が使いやすいのではないかと思います。

180日有効なトッピングを一年毎に更新するケースでは、同じ日本通信のデータ専用回線とほぼ同じくらいですが、日本通信のデータ通信は1GBを超えると119円から一気に1,200円になり、通話・SMSもできないので、もしもの場合の回線としては月65~126円で手間はかかってもこまめにトッピングをした方が良いのではないかという感じはあります。

そもそも、povo2.0を休眠回線にしようと思っている方は、その回線しか使っていないのではなく、他にちゃんと使える回線を確保した上で契約していると思いますので、きちんと契約日・トッピングをした日を管理した上できちんと更新していくことができるなら、年に1回ないし2回のトッピングのスケジュールをきちんと実行するだけで現在は利用できるので、その恩恵を受けるのが良いと思います。ただ、こうしたサービスもいつまで続くかはわからないので、トッピング料金の値上げなどがされた場合も慌てずにどうするかを想定しておくことも大事だと思います。

これからの生活を守っていくためには「数字」を毛嫌いしないことが大事

国内で普通に生活をしていく中で、やはりお金の管理というのは大事です。たまたまテレビを見ていて、勉強が苦手な小さな子を自分で生きていけるように教育するためにはまず、「数字の概念」をきちんと理解させることが必要だということをその道の権威の先生がおっしゃっているのを見て、それはそうだなあと改めて思いました。

数字がわかるとお金の計算ができ、自分の意志で無駄遣いを減らすことができます。さらに時計が読めるようになるので、予定を立ててそれを記録(スケジューリング)することができるようになるので、仕事だけでなく旅行の計画を立てることも容易になります。

私がこのブログで格安SIMのMVNOを紹介しているのも、自分でどんなサービスが使えれば良いか? という中でそうしたサービスにいくらお金を出せるかというバランスの中で色々考えてできるだけ通信コストを下げることを数字とにらめっこしながら自分なりの答えを出した結果を報告しているということになります。ただ、それはあくまで私が良いと思ったパターンであって、実際には単に「安く使いたい」というよりも、どういったサービスをどのくらいの金額で使いたいのか、それに近づけるキャリア契約以外のサービスの中で、自分の中で許容できるプランには何があるか? というところを自分自身で考える必要が出てきます。

もちろん、ぐだぐだと細かい事を考えたくないという人もいることと思います。しかし、そうして数字と向き合うことをおろそかにしてしまうと、普段の買い物でも同じものがかなり安く買える状況があるにも関わらず、高いものを買ってしまうようになってしまいます。それでも、自分の意志で買えれば良いのですが、悪意を持った人に騙されて大切なお金を失なってしまうことも当然起こり得るのです。

こうしたことは、現金で支払いをしていても、キャッシュレス(クレジットカードや電子マネー)での決済であっても変わりません。スマホ内で決済の内容を見ることができてもそれを見ることをしないで使った分だけチャージするような使い方をしていれば、自分がどのくらいお金を使っているかを判断しにくくなり、月末になって自分の使えるお金が少なくなって苦労するような事は当然起こっています。

残念ながら今の日本の社会はあらゆる生活のためのコストが上がっていて、その内容を漠然とでも把握しておかないと、毎月の支出がいきなり増えてびっくりしてしまうというような事も実際に起こってきます。例えば電気代についても、我が家での電力消費量は先月は先々月よりも少ないのに、請求された電気代は先月分の方が高い(値上げor補助金の終了の影響が考えられる)ということが起こっているので、そうした現実を見ながら家計を考えていく必要性に迫られています。

ただ、家計のやりくりに関わる「数字」というのは単純であり、スマホの計算機でちょっと計算すれば「どこで」「何を」「どんな方法で」買うのがベストなのかということがわかってきます。ここ数日、マスクを付けたまま仕事をしているとかなり暑さを感じるようになってきたので、塩分補給のためのタブレットをネットで物色していたのですが、いわゆる業務用のかなり量のあるものを買おうと思ったところ、実際は近所のドラッグストアで通常のパッケージを買った方が安いだけでなく賞味期限切れの心配をすることなく買い足せるような価格が現時点では付いていることがわかりました。

今後、ネットでの定点観測を続ける中で、本格的なシーズンになって安くなった場合にはネットでの一括購入も有りだと思いますが、今はドラッグストア購入がベストになるとは思いませんでした。そういう事もあるので、様々なところから情報を得つつ、自分の足で確かめることもこれからの状況によっては必要になってくるのではないかなと思います。

今だからこそ「空飛ぶクルマ」と「ミニヘリコプター」の地域交通における利便性について考えてみる

万国博覧会のある意味目玉と言われた「空飛ぶクルマ」と呼ばれる物について、個人的にはずっとある種の違和感をもっていました。なぜなら、今回万博で披露された機体というのは、ドローンの親玉か小さなヘリコプターという感じで、「クルマ」の要素はどこにあるのか理解しかねていました。

とりあえずかんたんにAIによるヘリコプターとの違いのついての解答を見てみると、燃料がジェットエンジンでなく電動で、滑走路不要で垂直離着陸ができるのでどこにでも降りられる方式、騒音も少なく自動操縦も可能という答えが出ていました。ただ、これだけでは私の疑問への解答としては不十分のように思います。

なぜなら、曲がりなりにも「クルマ」という名が付いているのですから、空だけでなく陸上での移動もできるものでないと「空飛ぶクルマ」と名乗るよりも「飛行タクシー」と呼んだ方がまだ違和感は薄いと思います(ただ、タクシーは自動車のことを指すのでこれも微妙かなと思いますが)。

昔、普通の車に翼を付けて空も飛べるようにしたものを見た記憶がありますが、個人的にはそうしたものを進化させるような形での「空飛ぶクルマ」が実用化されれば、未来の交通機関として面白いものになるのではないかと思ったりもするのです。というのも、小さくて小回りの効く乗り物であれば、日本中のどこにも離発着可能な場所はありますが、特に山の中などでは着いてからの移動をどうするのか? という課題もあります。

今の状況でも小さな山中の駅ではタクシーの台数が限られているので、他の誰かがタクシーを予約してしまうと、いわゆるタクシー待ちで時間のロスが起こってしまいます。だったら、「空飛ぶクルマ」を変形させて陸上も普通のクルマのように走れるようにすれば、そのまま道路が続いている場所であればどこでも連続移動できます。

帰りも着陸した場所から離陸する必要もないわけで、地方交通においてはかなり自由度の高い乗り物になります。遠隔操作や自動運転ができるようになれば、現地での対応も最少限で済み、都会の人が全ての行程を空飛ぶクルマで行なえるようになるでしょう。

しかし、今回万博でプロモーションされるのはあくまで点と点を結ぶだけの大型乗用ドローンになってしまうので、現地に着いたら別の移動手段を用意しなくてはならず、さすがにそうした作業をこなすためには無人というわけにはいかないので、きちんと目的地に受け入れ体制がないと行けないような感じになってくるのではないかと思います。日本全国に多くの乗用地点を作って、現地からの移動については従来の交通機関に任すというなら今のままの進化ても良いでしょうが、そうなると確実に行ける場所は減ってしまうでしょう。

そんなわけで、万国博覧会が夢を具体化させて見せる場であるのなら、もう少し個人的にワクワクする「空飛ぶクルマ」が見たかったなあと思ってしまいました。もちろん、きちんと試作機として出してきた関係者の方々の努力は大変なものだろうと思いますが、どちらにしてもまだ完成はしていないと思うので、さらに私たちをワクワクさせるようなものとして完成を目指して欲しいなと思います。

まだポケットベルが現役だった時代に当時高額だった携帯電話をあえて使わない工夫をしていた

NHKBSとBS4Kで放送されている番組「ヒーローたちの卒業式」をたまたま見る機会があり、その中でポケットベル(ページャー)のサービスが終了したということで、その現象を「卒業式」ととらえ、その歴史をひもとくような番組構成になっていました。

私自身はディスプレイのない、ただピーピー鳴るだけのポケットベルは使っていませんでしたが、数字がディスプレイされるようになって契約しました。ただ、仕事で持たされたのではなく、あくまで個人契約です。当時からモバイル機器やノートパソコンを持ち歩いて旅行先などで使っていたのですが、携帯電話は維持費も通話料も高くしばらくは移動通信の方法はポケットベルと公衆電話の組み合わせでした。その後、月々の基本料金が安くパソコンや電子手帳(当時は当然スマホなどありません)のモデムと接続して低速の「みなし音声」でパソコン通信やメールができたPHSを持ちましたが、当時のPHSは限られたエリアでしか使えなかったので、外で連絡を取る場合には公衆電話が頼りでした。

その後、ショートメール(SMS)や一定の文字数まで受信無料のスカイメール(PCメール)が月額料金も安く使えるようになったガラケーで使えるようになったことでポケットベルは解約したものの、昔は公衆電話がいたるところにあったので、そこまで焦って携帯電話を持つこともないと思っていました。今回はそうした格安で利用可能な「ポケットベル」と「公衆電話」の利用方法について思い出しながら書いていこうと思います。

まだインターネットのない頃の電子メールはパソコンやモバイル機器と電話回線を使わないと使えない時代もありました。当時のモバイルマシンとして一般的に使われていたのがシャープで販売されていた電子手帳の「ザウルス」で、別売のFAXモデムをモジュラーケーブルで接続すると、モジュラージャックが付いていたグレーの公衆電話からメールの送受信ができました。ただ、今のようにリアルタイムに連絡を受けることはできず、旅先でグレーの公衆電話を見付けたらとりあえず接続してみてそこでメールが来ているようなら受信して、改めて電子手帳やノートパソコンで返信を書いて、それを改めて公衆電話経由で送るという形でした。

また、自宅にかかってきた電話を留守番電話に接続し、もし先方から何らかのメッセージが入ったら、当時の留守番電話機からポケベルを呼び出すこともやっていました。他のメッセージと区別するため、自宅電話からの転送には自局の番号を表示させるようにしていたため、旅行中でももし自宅の留守番電話にメッセージが入ったら携帯電話がなくてもすぐにわかります。

当時のポケットベルは契約した地域のみでしか呼び出せないものが多かったのですが、NTTドコモでは、日本全国でのサービスエリアをセンターに電話することで変更することができるプランがあり、私も契約していました。いつもは関東地区で使っていても、北海道に旅行で行ったような場合、北海道に着いた時点でポケットベルのセンターに連絡してそこからエリア変更を行なえば、ポケベル呼び出しのエリアを変えることができました。これで、日本全国どこにいても自宅にかかってきた電話の内容を間接的にですが(ポケットベル呼ひ出しから近くの公衆電話で留守電の内容聞き)捉えることができていたのです。

さらに、当時の公衆電話はコインの他はテレホンカードの利用が主でしたが、テレホンカードはプリペイドカードのため、残高がなくなれば電話自体ができなくなります。ただ、当時は自宅に固定電話を引いている人限定ではありますが、特別なテレホンカードを発行してもらって、料金は固定電話と同じく後払いにできるクレジット通話の「カードC」というサービスがあり、このカードを持っているとテレホンカードの残高を気にすることなく公衆電話を使うことができたのです。

ちなみに、ネット通信を電話で行なっていた頃は、各プロバイダは全国各地のアクセスポイントを用意していたので、北海道に行けばその地のアクセスポイントがあるので、そこからの通話料は市内通話料金で済むので、そこまで通信料はかかっていませんでした。また、当時の電話は距離が遠くなると料金が上がっていたので、当時出てきたいわゆる「新電電」でもクレジット通話のサービスを行なっていたので、NTTの公衆電話に入れて使えるテレホンカードタイプのクレジット通話カードで留守電にメッセージをくれた上に遠方から電話するような使い分けもしていました。一部の新電電では独自の公衆電話を持ち、特別なテレホンカードを使わなくてもクレジットカードを使って電話を掛けられる公衆電話もありました。今そうした機能が公衆電話に付けば便利だと思うのですが。

通信・通話料の高額さに辟易したのは、話し放題・ネット使い放題の仕組みがなく青天井式に増えてしまう携帯電話の使い始めの頃でした。ただ、公衆電話を使って安くネットに繋ぐ方法を知っていたので、旅先通信でもそこまでお金はかかった記憶はありません。

そうは言っても、今のモバイル通信と比べるとはるかに大変な事も多く、グレーの公衆電話がない場所では、公衆電話とパソコンを「カプラー」という受話器にぴったりと接続した機器でで繋ぐような事もしていましたが、だからこそ今のモバイル通信の便利さが有り難いと思えるのですね。また、通信費についてもそれほど意識することなく安くできるだけの選択肢が用意されているので、実に有り難いですね。

ポケットベルのサービス自体はもうスマホ内のサービスに移行されてしまいましたが、それでもフードコートで注文した食事の出来上がりを知らせるための機器はまさにポケットベルそのものです。こうした技術の進化が来ている中、ついに開催した万国博覧会で未来の世界の姿を具体的に見せるということは難しいだろうなあと改めて思ってしまった今日この頃です。

日本通信の新しいデータプラン「ネットだけ!プラン」はpovo2.0と比べて休眠回線におすすめなのか

私のネット環境は普段は自宅の光回線からWiFiを使って利用するのが主で、スマホでは普通にネットを使うものの、外で使うことがあまりないタブレット(AndroidやWindows)・パソコンでSIMカードが入るものを持っていても常に使うわけではありません。そうしたハードを持っている方にとっては実に興味深いデータ専用のプランが日本通信から出てきました。

その名はズバリ「ネットだけ!プラン」というもので、通話・SMSの利用はできなくなっていることにまずは注意が必要でしょう。ネットサービスの二段階承認が必要な場合には、こうしたデータ専用回線はSMSが使える別の回線とセットで使うのが良いと思います。ちなみに、回線種別はドコモ回線となるので、別のネットワーク(au・ソフトバンク・楽天)を使いたいという方は注意しましょう。

スピードはドコモから回線を借りている関係上、例えばドコモのahamoと比べても速度の制限がされる可能性もありますが、何といっても使っても使わなくても「安い」のが最大のポイントです。料金プランは3種類あり、20GB1,200円、40GB2,400円、60GB3,600円となっています。最大の60GBで契約していても月の使用量が20GB未満だった場合には請求金額は1,200円となります。ですから、60GBの内容で契約しておいて、毎月の細かな設定変更なしに最大60GB/月まで使えることになります。ちなみに、設定した量以上にデータ通信を使った場合は一般的な低速(128kbpsくらいと言われています)になるので、月20GBで契約していて月半ばで使い切ってしまったような場合には、もちろんその時にアプリから追加して高速でもう20GBを月末まで使うような形も可能です。

では、契約したもののほとんど使う機会がなかった場合はどうでしょう。このプランには普段家のWiFiで使うことがほとんどで、外ではあまり使わないような場合も考えられています。月の使用量が20GBどころか1GB未満しか使われなかった場合、その月の請求金額は何と119円と、同じ日本通信の「合理的290プラン」よりも安く回線を維持することができるようになっています。

普段はほとんど使わないがたまに多く使いたいというような場合には、今まではauのpovo2.0を維持しながら、必要な時に24時間使い放題のトッピングをするというパターンがありました。povo2.0の場合、データ通信だけでなく通話・SMSもできる音声通話可能な回線であるので内容は少々違うものの、単純に安さで言えばpovo2.0の方が安く回線を維持できます。問題は、使わない月と使う月がどのくらいの頻度であるかということも関係ありそうです。

povo2.0の24時間使い放題のトッピングは一回330円です。セール時などは安くなる場合もありますが、4回使うと1,290円になります。あと、月にどのくらいの量のパケットを消費するかにも関わってきます。月20GBが自分にとって多いのか少ないのか、そんなところもどちらを選ぶかの判断基準になるでしょう。

「ネットだけ!プラン」を選んだ場合、現在はeSIMの申込みになります。契約の際の本人確認方法については、多くの通信会社が本人確認の方法としている写真付き証明書の画象送付ではなく、マイナンバーカードを専用アプリから読み込んで申し込む形になっていますので、マイナンバーカードを持っていないと契約ができないという点にも注意です。ちなみに、物理SIMでの提供は後日とのことです。

さて、私はこのニュースを受けてどうするかということですと、実は非常に魅力的なものとしてこのプランを見ています。というのも、過去に中古で購入したノートパソコンのうち一台がドコモSIMによるLTE通信が可能なのです。タブレットと違ってノートパソコンの場合、常に外に持ち出すような事が無く、旅行の時に本格的に使う可能性があるくらいです。そうなると、できればpovo2.0のSIMカードを入れて使えれば良いのですが、今のところドコモSIMでしか通信が成功していないので、その点が問題でした。

これなら常にノートパソコンに入れておいて、テザリングを必要とせず最少限の通信で済むメールや、画面をモノクロにして画象も読み込まない設定にしてのウェブブラウザ使用、さらにはブログの更新のために使うだけなら余裕で月1GB以内の月119円を超えることはないので、もしもの時の保険としてSIMカードでの契約ができるようになったら加入しても懐は傷みません。将来的にタブレットやスペア用のスマホにSIMカードを入れ替えて使うようにすれば、今入っている回線の一つを解約して月々の負担を軽減できる状況も見えてきます。

メインのデータ通信用として使っても20GBあたり1,200円と安いので、今のスマホに入れている回線と入れ替えを実行する可能性も出てきます。で、状況が変化して使わなくなっても休眠回線として持ち続けることもできます。何より、そう深く考えなくても最低料金で維持しながら考えられるというのは、気楽に使おうと思っている身としては有難いです。

ということで、今後物理SIMの提供が始まりましたら実際にノートパソコンに入れて使ってみたいと今回は思っています。

auが当面オプション料金なしで提供を開始する「au Starlink Direct」とはどんなサービスなのか

2025年4月10日からサービスが開始されたauのユーザー向け衛星通信サービス「au Starlink Direct」は、空が見える場所(室内からではNG)であれば先日紹介したGoogleメッセージアプリの利用や位置情報の共有および各種緊急通報メールを受信できる、通信衛星を使ったネットがスマホで直接使えるサービスです。

特別なアンテナが必要なく対応端末であれば使えるというのはかなり面白いですが、書いた通り通話やメッセージサービス以外のインターネットサービスは使えないので注意が必要です。また、使える条件としては地上の基地局からの電波を拾えない「圏外」にある時にだけ使えるようになるそうなので、実際にどんな使い勝手かを試すには自分のスマホが圏外になる場所に行かないとだめということもあります。山の中とか、フェリーの上とかで使えるというイメージです。

なお、直接衛星とやり取りできる対応端末については以下のリンクに記載されています。この衛星は上空約340kmにあるスターリンクの衛星で、この衛星からの電波を受けられるものになっているようです。

https://www.au.com/mobile/service/starlink-direct/enabled-device/

今後、データ通信の利用も可能になっていくとauはアナウンスしていますが、使えるサービスが増えると現在は当面無料となっているオプション料がかかるようになるかも知れません。ただ、具体的にどうなるかはわかっていないので、auに加入していて対応端末を持っている方は、もしメッセージアプリを「+メッセージ」にしている方はアプリを初期化して、改めてGoogleメッセージアプリをインストールして、RCSチャットをオンにするなどの設定変更が必要となります。そうなると、人によっては今まで+メッセージを使ってSMSの送信を無料で行なえていたメリットを手放す事になってしまいますが、それ以上に地上の基地局がつながらなくても自分の現在位置を確認の上、外に向けてのメッセージを出すことで山などでの遭難対策はできますので、どちらの方が良いのかを十分検討の上、対応端末を使っている方はどうするか決めるのも良いでしょう。

個人的に気になるのは、MVNOはともかくとしてauのサブブランドである「UQモバイル」や「povo2.0」にもこのサービスを開放するのかというところですね。他社も同じような衛星と直接スマホを接続させて通信のできるプランを出してくるようになってくると思うので、今年がそうした衛星通信元年という感じになってくると面白いと思います。

ちなみに、今年の初めに落として無くしてしまったXiaomiのRedmi 12 5Gもauの対応端末に入っています。中古であれば1万円ちょっとで購入できますので、とりあえず使いたい方には安くて良い気がします。

他社が行なう衛星通信のサービス内容がますます気になりますが、今回auが「Googleメッセージ」アプリを使ってのメッセージ・チャットという事を提供してきているので、その点も認識しておきましょう。前の日のエントリーで、Googleメッセージにはパソコン版もあり、スマホと内容を同期できるという便利さもあります。こうなってくると現在の国内での連絡について、多くの方はLINEを使って行なっている方が多いと思いますが、Googleメッセージアプリを使ってのSMSでのコミュニケーションについても、いざという時には使えるようにしておき、いきなりGoogleメッセージから連絡が来ても、家族や知り合いの中で使えるようにしておくことも考えてみましょう。

PC版Googleメッセージをスマホとペアリングして使うメリットについて

現在、私のメインスマホにはRakutenモバイルのSIMと、LINEMOのSIMの二枚同時使いにしています。こちらからSMSを送信する場合には通話だけでなくSMS送信をデータ通信で行なえるため送信料を無料で送ることのできるRakuten Link(楽天モバイル回線のみ)を使っていますが、受信については二つの電話番号に送られるSMSは、最初からスマホに入っている「Googleメッセージ」アプリの方で見ています。

ちなみに、SMSを受信したタイミングで私がいつも腕に付けているスマートバンドにその内容が通知されるので、スマホを見なくてもそのSMSの内容を手元で確認できるのですが、ちょっと文字が小さくて見にくいので、よくあるサイトログインに使用する二段階認証コードが送られてきて、それがパソコンのウェブサイトへアクセスするために使用するような場合は、何度も問違った文字列を送ってしまったりとスムーズに行かず、結局改めてスマホを開いてGoogleメッセージに着いた内容を確認するというような事もありました。

そんな中、このGoogleメッセージアプリはパソコンのウェブブラウザで見られるようにできるということを知り、その方法を試してみました。

https://support.google.com/messages/answer/7611075?hl=ja

上のリンクにあるようにスマホでGoogleメッセージアプリを開きながら、パソコンとのペアリングを行なえば、「PC版Googleメッセージ」を使いスマホで表示されていたメッセージの内容がパソコンでも見られるようになります。ブラウザからでもSMSの送信は行なえますが、その際の料金はRakuten Linkのように無料ではなく、契約通信会社の規定する一通あたりの送信料がかかりますので、その点は注意しましょう。

手持ちのLinux Mintを入れたモバイルパソコンにはWineというWindows用アプリが使えるアプリを入れていますので、すでに「デスクトップ版Rakuten Link」を入れているので、パソコン上からでも通信の条件さえ揃えばパソコンからでも無料でSMSを送信できますが、パソコンでは特にネットサービスで来る二段階認証用のSMSの受信はできませんでした。

しかし、Linux Mintのブラウザからでも(私のブラウザはChromeです)Googleメッセージの内容を一覧表示できるようになったので、パソコンで各種サイトにログインする中で二段階認証を利用する場合、このPC版Googleメッセージが威力を発揮する事になります。

ここまで書けばおわかりかと思いますが、パソコンで何でも良いのですが二段階承認の必要なサイトにログインする場合、事前にPC版Googleメッセージのサイトを開いておき、別のタブでサービスにログインする中、二段階認証用の文字が送られてきたらメッセージをブラウザで確認してそのまま入力ということができるわけです。

パソコンでSMSを見る場合、時と場合によっては外から覗き見られる可能性もあるので使い方にはくれぐれも注意する必要はありますが、スマホとのペアリングは解除できるので、複数の人が使う可能性のあるパソコンの場合は使った後にはペアリングを解除するなどの手間は必要なものの、主にパソコンを使って様々なサイトへログインしたいというような場合にはこうした機能は便利ですね。

今後、Googleメッセージの利用者が増えてくれば、それこそRakuten Linkや+メッセージよりも使い勝手は広がる可能性も出てきます。ただ現状で、メッセージの閲覧がパソコンでできるようになるだけでもかなり便利だと思うので、こうした事を知っておくだけでも役に立つのではないかと思いますね。