月別アーカイブ: 2021年1月

大事な生活情報は具体的でないと意味がない 静岡県の変異種発生について

最初、単なるローカルニュースだと思っていた、海外渡航歴のない静岡県在住の人から新型コロナウィルスの変異種(イギリスで発生しているもの?)が出たというニュースは、センセーショナルに全国に流れていました。

変異種はイギリスから直接静岡に飛んできたわけではないので、海外と日本をつなぐどこかから静岡県内に入ってきたと思うのですが、なぜ静岡県で最初に出たのかということも当初は報道されず、静岡県では県独自の緊急事態宣言が先に出されました。今まで以上に不要不急の外出は控えるようにという事になったのですが、正直なところ何をどう行動制限すればいいのかわからないというところがありました。

これは、昨日のお昼にニュースが報道される中でテレビのコメンテーターからも出ていた話ですが、地域の特定はパニックを生む危険性があるのでどこの保健所管轄かというところまでは出せない理由はわかりますが、静岡県は青春18きっぷで横断する場合、途中でめげそうになるくらい地図上の横に広いので(^^;)、用事があってお隣の地域に行きたいと思っても、もし自分のいる地域およびその近隣地域で変異種が出ていたら、おいそれと移動することは自分自身が変異種に感染してしまう可能性が出てきます。

静岡県は天気予報では「西部(浜松市など)」「中部(静岡市など)」「東部(三島市など)・伊豆」とおおよそ3つの地域に分かれています。さらに、富士市を流れる富士川を境にして電力会社の管轄が西が中部電力、東が東京電力という風に分かれています。せめて天気予報で分けられた3地域のうちどこで出たのかがわかれば、もし私の住む中部地方であれば、車での市内移動も極力控えようと思えますし、もし他の二地域であれば、お隣の地域には出ない範囲での移動までは何とかできるのではないかと思ったりします。

まあ、地域を限定してしまうと、必ずその地域を更に限定しようとして魔女狩りのような状況になる危険性があるのはわかります。過去には静岡市で発生したクラスターに出入りしている人(感染の有無は問わず)に向けて石を投げている人がいた? という本当にそんな事があるのかと疑ってしまうような話が出てきたりしている中では、うかつには発表できないという事はあるでしょう。しかし、私のいる静岡県だけでなく、全国の人たちは政府やマスコミによる情報を元にして生活をしているので、情報を出さずにただ外出はしないでくれと言われても、買い物も仕事も学校も普通に動いている状況では、どうしたらいいのか本当に困ってしまうのです。

自分の判断で学校も会社も休んで何の問題もなければいいのですが、そんな社会というのは現状ではありません。様々な情報を仕入れ、自分の生活に影響が出ない範囲での行動を取るしかないので、その判断材料を出してくれないと、それこそ家に籠もったままパニックになるようなケースも出てくるのではないでしょうか。それでも、ようやく昨日の夜になって、今回の変異種が出たのは、静岡県の東部保健所管内だということが発表されました。これで、恐らく東部を中心にして静岡県内でも人の流れが止まるのではないかと思います。

今回は、こうした事がわかるまでかなり時間がかかり、静岡県民はかなりやきもきしたと思います。それでも、地域を絞られて変異種にかかった人がいるということがわかった静岡県の人はまだましかも知れません。今回の情報によって、東の羽田・成田空港から人とともに入ってきたことも考えられるため、関東地方全体の方々にとってはいつ変異種が市中感染してしまっていると言われても仕方のない状況になっています。現段階ではどの地域に変異種のウィルスがあるのかわかりませんし、静岡県のように大都市から地方に行った人から変異種が持ち込まれる可能性もあるので、現状ではおいそれと人の集まる所には行けない気がするのですが、全国的にそこまでの緊急事態宣言はされていないので、今後さらに変異種は全国に広がっていくことも考えられます。

少なくとも、今後は感染者については従来のウィルスなのか変異種なのか、しっかりと調査して情報として出して行って欲しいと思います。その結果、自分の周りにまで感染の恐れが出てきた場合には、社会生活で許されるぎりぎりのところで外出するような生活を選ばざるを得ないでしょう。ともあれ、今後の報道では、社会的にパニックにならないところで、できる限り細かく情報として出して行ってくれたらいいのですが。

車を運転していて詰まないための知識 人身事故相手が軽症だからと先に帰ってしまったら?

昨日、仕事の都合を付けて運転免許の更新に行ってきました。そもそもこのブログは車で出掛けて宿泊込みの旅をするということなので、自分が車を運転できなくなってしまったらどうしようもありません。一通りの講習と検査を受けて、何とか無事に更新できましたので、早く感染症関連の騒動が一段落して欲しいですが、そうなった場合の心構えについて、今回の講習の中で一つ覚えておこうと思ったことがありましたので、せっかくですから自分への備忘録という点でも書いておこうと思います。

昨年(2020年)10月、俳優の伊藤健太郎氏が相手のある事故を起こし、その場から立ち去ってしまったことにより、すぐ引き返してきたとは言え「当て逃げ」扱いの事故として報道されたことは記憶に新しいことですが、車のハンドルを握って運転するということは、いざという時には冷静に事故の対処をすることが求められています。恐らく伊藤氏も免許講習では習っていたことだとは思うのですが、常に最低限の事は頭に入れておくようでないと、人生に大きな穴を開けてしまうことにもなります。

自分が事故を起こしたり、事故に巻き込まれた場合は、けが人がいたらすぐに救助を行ない、自分の車を安全な位置に移動させ、警察に連絡することが求めらめます。ただ、場合によっては、例えば歩行者と接触した場合、相手が大丈夫だと言ってそのまま立ち去ってしまうケースもあります。この場合、事故ではあるもののそのまま何もなかったように走り去ってしまっていいのでしょうか。

ほとんどの場合は後に何もないとは思うのですが、可能性としてその場では大丈夫だと言った事故相手が体に変調を訴えたり、事故の事を誰かに話したことによって改めて通報の必要を感じ、警察に事故の届けを出すこともあるのだそうです。その場合、自分がその事故の相手車だと見付けられた場合、警察は事故を起こしたのにその事実を報告せず、そのまま現場から逃げた「ひき逃げ」「当て逃げ」として処理されるというのです。

こんな事は考えたくありませんが、専門の当たり屋ではないものの、わざと現場では大したことのない様子で別れておいて、面白半分に後で警察に被害を訴えられたりした場合、警察の方からひき逃げ犯として取り調べをされても仕方ない状況になってしまうというのです。

大変理不尽な話ですが、その際自分の身を守るためにも、被害者が立ち去った時点でも警察に電話をして事故の実況見分をしてもらい、もし相手が後から体の調子が悪くなった場合に決して自分は運転者としての義務を怠ったものではないということを警察に訴えておくことが大事なのです。念のため、任意保険に入っている保険会社にも連絡を入れ、もし相手が改めて警察に言ってきた場合にすぐに保険会社に対応してもらえるように一報も入れておくことに越したことはありません。

ここまでしておくと、もし相手が悪意あって時間差で警察に通報してきた場合、すぐに警察は事故の相手である自車両および運転者を確認でき、決して運転手の義務を放棄せず、きちんと事故処理をしたことがわかります。そうなると、なぜ相手が事故直後すぐに警察に通報しなかったのかという話になってくるわけで、事故を起こした点では追求されるものの、その後の交渉は基本的に保険会社に任せておけばよく、もしその中で相手が意図的に事故を起こしたことがわかれば、保険会社は保険金を支払いません(次年度の保険料に影響が出ない)。

少なくとも自分が事故を起こしてしまったら、まずはその場に停まって事故処理(被害者の救護処置)を行ない、警察に通報して実況見分を受けることだけは肝に銘じておきましょう。最近は多くの車にドライブレコーダーが付いていますが、自分の行動に自信を持っているなら、安いものでも自分の車にドライブレコーダーを付けることも考えましょう。逆にドライブレコーダーが普及すればするほど、現場の話で何とかしようとか、勢いだけで相手に過失を認めさせるということも難しくなってきますので、その点も十分考えた上で日々の運転を行なうようにしたいものです。

引きこもりに優しい音楽配信サービス Spotifyの無料サービス拡大のニュース

昔から音声が好きで、でもレコード(CDではありません(^^;))を聴きたい分だけ買うだけの金銭的余裕はなかったので、レンタルレコードをカセットテープに録音して、部屋にあるラジカセで聴いていました。また、当時ヒット曲などをフルコーラスでかけて放送していたFM放送をラジカセで録音し、そのテープを編集して自分のお好みのカセットテープを作ったりしていました。

時は流れ、今では逆にアナログなラジカセやカセットテープ、LPレコードに脚光が当たる時代になってしまいましたが、今では録音媒体はメモリカードやフラッシュメモリ、ハードディスクに変化し、さらに録音しなくても一定の料金を払えば好きな時に好きなアーティストの音楽をいつでも聴くことができるようになっています。

ただ、こうしたサービスは色々あってなかなかどれにしたらいいのか決められないというのも正直なところです。私の場合はアマゾンのプレミアム会員の登録をしているので、アマゾンミュージックの「プライムミュージック」を自由に聴くことができるのですが、実はこのプライムミュージックの上に、「アンリミテッド」という有料のサービスがあり、聴きたいアーティストの曲を聴くためにささらに追加料金が必要な事が多かったりするのです。

最近では自宅で過ごすことが多くなったので、このようにパソコンで作業しながらラジオを「radikoプレミアム」(こちらは全国の放送局を自由に楽しめますが有料です)を使って聴くことも多いのですが、今はどこかに行ってしまった過去に作ったカセットテープの中にあったはずの楽曲を聴きたいなと思うこともあります。

そんな時に、音楽配信サービスの中で広告が入るものの、フルコーラスの楽曲を楽しめるSpotifyから新たなアナウンスがありました。今までは無料サービスのアカウントでは、広告が入るだけでなくアルバムを通して聴くとか、曲の途中で別の曲を選ぶような事はできず、アーティストなどを選んでのシャッフル再生しかできなかったのですが、その規制が一部緩和されたのです。

スマホでのアプリ利用では今まで通りシャッフル再生しかできませんが、パソコンやタブレット、ゲーム機のPlayStation®5、PlayStation®4およびPlayStation®3において、時間制限なく、いつでも好きな曲を好きな順に楽しめるようになったと言うのです。そこで、先日購入し、自宅内での動画や音楽を聴くのにかなり活躍しているアマゾンのタブレットFire8 HDで試してみたところ、曲と曲との合間にお知らせは入るものの、アルバムを最初から順番通りに聴くことができるようになっていたのです。

Fire8 HDの場合、それ自身にネット接続機能はなく主に自宅で使うような使い分けをしているのですが、これで無料プランでも自由に色々な音楽を楽しめるようになるので、民放ラジオを聞いていると思えば、家で仕事やネットをしながら音楽を聴くには十分ではないかと思います。曲の合間に入る案内がどうしても我慢できなければ、お金を払ってプレミアムプランにすれば、パソコンやタブレットだけでなく、スマホでも広告なしの音楽を楽しめます。

今回の改定は、主に自宅で引きこもらざるを得ない多くの人にはかなり有難い事だろうと思います。また、今使っているモバイル用のパソコンはそれなりにいい音を出してくれるので、今後旅行に出掛けてホテルに入った時にパソコンからSpotifyを利用して音楽を流しながらブログ更新もできそうで、ちょっとうれしいです(^^)。そうなると、スマホをテザリングさせてタブレットやパソコンで外でネットにつなぐことも考えたいので、メインのモバイル回線についても、もう少し強化したいところです。今のところデータ通信専用で安いプランというのは限られるので、新型コロナ後の状況の中でどんなやり方で外でネットするかということも考えながら今後の状況を見ていきたいですね。

「大沢温泉ホテル」が町の立ち寄り湯に 大沢温泉・依田之庄

日本全国で県またぎの移動が自粛される中、宿泊業の営業は本当に大変だと思います。GoToキャンペーンでは、いわゆる高級な宿に予約が集まったということですが、いわゆる古くから営業している老舗の宿の中には、宿の中の設備が古いままだといくら風情があると言ってもお客さんはリピートしてくれず、さらに苦しくなってしまう可能性があります。

そんな歴史の宿として、一度は泊まりたいと思っていた伊豆松崎町の「大沢温泉ホテル」が廃業したという話を伝え聞き、寂しい想いをしていたのですが、たまたま昨日ラジオで、このホテルの営業を町が引き継ぎ、新たに日帰り温泉として昨年末から営業を再開したということを知りました。

新しい名前は「大沢温泉 依田之庄」と言い、昔の名主さんが江戸時代に建てた家が残っています。依田家がずっと温泉旅館として家を守ってきたものの、継続することに限界を感じホテルとしての営業は終了したものの、この建物を有効に活用したいと町が新たな形での温泉施設として再出発ということになったようです。

古民家としても伊豆で二番目に古いというホテルの建物で休憩もできる(宿泊施設ではない模様)日帰り入浴の料金は大人700円、小学生300円、幼児無料(いずれも町外の人が利用時)ですが、今まで宿泊しなければ利用できなかった内湯と露天風呂をふらっと訪れて利用可能というのは個人的には嬉しいです。ただ、この「大沢温泉ホテル」はそのままつぶれてしまうには多くの人が惜しいと思えるだけの魅力がある温泉旅館であったから残ったとも言え、今後いつまで続くかわからない感染症による売上減少により、果たしてどれだけの旅館・ホテルが影響を受けてしまうのか、大変心配です。

その点では政府が、観光や飲食業にテコ入れをするというのもわかるのですが、今後はどこまで継続して支援がされるのかわからないので、新型コロナウィルスの影響が無くなった後、全国の観光地がかなりの様変わりをする可能性も考えずにはいられません。

こうした事は個人の力ではどうにかなるものではありませんが、今回の大沢温泉ホテルのように、営業形態を変えて存続するという道をとる方法や、大手資本を入れて改装する(リゾートホテル化)とか、長年の伝統を残す取り組みは、ここで積極的に紹介するだけでも意味のあることだと思うので、自分ではまだ行けないまでも新たな地域情報として入ってきたら、改めてここで紹介させていただければと思っています。

今後の感染症対策のために備えたいこと ネットスーパーに登録する

大都市に緊急事態宣言が出た中で、今後の生活が私の住んでいる静岡でもどう変わってしまうか予想することはなかなか難しいものです。今までは夜の会食を控えることが言われていましたが、状況は変わり今では基本家で過ごすことで、ランチも外では自粛のようなスタンスでのお願いになってきました。

これでも感染が収まらないとなると、本格的に都市が封鎖されることも最悪の状況として考えておかなければならないでしょう。現状では通勤および買い物のために外出することはありますが、外食はせずにテイクアウトでがまんしているのですが、今後さらに状況が悪くなった場合に備えることにしました。

スマホの各種アプリで、弁当の配達をしてもらうことはできるので、料理をせずに外食だけで済ますならそれでもいいのですが、生活費を抑えるためには自分で食事を作る自炊が必要になります。スーパーへの買い物についても、今後は入店規制されるような事になるかも知れず、それも時間が合わなければ買い物すらまともに出来ないような事もこれからは考えておかなければなりません。

そんな中、幸いだったのが大手スーパーがサービスを開始している「ネットスーパー」の利用(届出)範囲に自宅があることがわかったので、今のうちにと登録しました。実際のスーパーで買い物をするよりも不自由な点はありますが、逆にウェブ上やアプリ上で購入金額をチェックしながら買えるので、実際に買い物に行く時よりもトータルの出費を抑えるような買い物が可能かも知れません。

もちろん、全面的なロックアウトになってしまったらネットスーパーも大繁盛で、サイトにつながりにくくなったり、当日中の配達は無理で今欲しいものも配達が数日後になるような事も考えられます。でも、家にいながらにして食材を買うことができなくなるということになると、最低限ネット注文の方法くらいは使えるようにしておいた方がいいように思います。

今後は、大手スーパーだけでなく農家や農家と消費者をつなげる業者によって、例えば野菜やお肉の定額セット販売とか(こちらでも昨年はドライブするー形式で野菜のセット販売が実施されたことがあります)、自宅に居ながらにして食材を入手することのできる仕組みが整備される可能性もあります。そうしたサービスを使い分けるためには、今までガラケーオンリーの人もやはりスマホが使えるようになる事が必要になってくるのかも知れません。

そうなると、やはり頼りになるのはいざスマホの取り扱いやアプリのインストール及び使い方(今回の場合はネットショッピングやネットスーパーをスマホ上から使えるようになることを目指す)になってきます。誰かわかっている人にやってもらえればいいですが、自分では全くわからない場合には、今期待されているahamoのような全てネット上で完結してしまうプランに加入するべきではありません。少なくとも自社が提供していない例えばネットスーパーアプリなどのインストールからその使い方を説明してくれるような人的サービスを行なっていたり、今の状況に合わせて自宅に居ながらにしてリモートによる設定をサポートしてくれる大手キャリアや、実店鋪を持つ大手のサブキャリアあたりで決める必要があります。

もし、全くスマホにもできないような親が遠隔地にいるような場合、親の名前でネットに登録し、事前に電話などで内容を確認した上でネット注文を行なうという手もありますが、その際はいつでも通話時間を気にしないで連絡できるよう、通話関連のオプションをどちらかに付けておく必要はあります。それでも、ネット関連の手続きができる人が側にいればいいですが、そうでない人は今後ますます生活が大変になる可能性が大きくなりますね。

政府は「携帯の料金を比較して案内する」だけの施設よりも、必要があれば遠隔地からのリモート操作で生活に必要なアプリの導入と使い方をレクチャーする設備をプラスした施設の方がしばらくは求められるのではないでしょうか。さらに、電話を掛けても常につながらないという問題を、メールやメッセージアプリの利用で一人の担当者が複数のネットからの問い合わせに対応できるような仕組みを作ることも必要でしょう。スマホを使えるスキルがさらに必要になるような状況に変えつつ、スマホの使い方をサポートしていくことで、ネット弱者を減らす事についても考えながら新型コロナウィルス対策とスマホを多くの人が気軽に使いこなせるような社会に世の中が向かっていって欲しいものであります。

現場や利用者の状況を把握せずに一人歩きする発言 povo批判について

今回の話は新型コロナウイルス対策のことではありません。あまりいいニュースがない中で、政府が強引に推し進めてきた「携帯電話料金の値下げ要求」は、多少ずれた所はあったものの大手三キャリアがそれなりに毎月の利用料が安いプランを出してきたことで、数少ない政府の良いポイントだと思っていたのですが、これについてもちょっと怪しくなってきました。

というのも、武田良太総務相が2021年1月15日の会見で、三大キャリアの中では最後に料金プランを発表したau「povo」の発表に触れ、「非常に紛らわしい発表だった」と不快感をあらわにしたのでした。この件についてのニュースを読むと、auが基本料金を他二社と比べて500円(他社は5分定額が付く分500円高い)安く出してきたことについて、武田氏は「国民に対してあたかも一番安いと思わせるやり方。非常に残念だ」と述べたということです。

これは、もしかして三社全く同じ料金でプランを発表しなければならなかったということなのでしょうか? 大手キャリアは全て民間企業で、三社は熾烈な競争をしているので何とかして他社との差別化をしようと考えての今回の結果だと思います。総務相は、ドコモとSoftbankのプランには付いている(逆に言うと外すことができない)、「5分通話定額」を外すことが、auが姑息に見てくれの料金を安くするようなあざとさだと思ったのかも知れませんが、ユーザーの多様性について全くわかっていないように思います。

私の場合は音声通話偏重のあまり、5分でも10分でもない無制限の通話定額を付けていますが、逆に月に5分も電話をしない人たちもかなりいます。その人たちや友人や知人とどうやって連絡を取っているかというとSNSによる文字によるコミュニケーションで、どうしても直接話したい場合にはSNSのIDがわかっていれば利用できるデータ通信を使った音声通話(はっきり言うとLINE電話)を利用していることが多いです。

企業の中には電話番号の他の問い合わせ先をあえてLINEのIDにして、いわゆる無料通話が付いていない人にも料金を気にしないで電話してもらおうとしている所まであるくらいです。データ通信を使った音声通話の品質は低くなりがちですが、大手三社のプランでは高速クーポンを使い切っても最大1Mbpsのスピードが出るので、定額の範囲内で実質的に無制限のLINE電話を利用することができます。電話番号を使った電話をしないでLINE電話が使えればいいという人にとってはauのpovoやUQモバイルのくりこしプランのように、無料通話はオプションであった方が良く、auは「他社と同じ内容なのにわざと安い価格を出してきた」とは決して思わないでしょう。

逆に、政府がそうしたユーザーの想いがわからないでトップが発言してしまう体質だからこそ、新型コロナウイルス関連の政策についても批判が絶えないのではないかと思えてしまいます。これでは、今後出てくると思われる日本通信とドコモの争いについても、総務相は弱い立場の方の味方をしてくれるのか、非常に不安になります。話は通信のことばかりではありません。これからの社会を生きていく中で、くれぐれも国民生活を壊すような形での行動はなしにお願いしたいですが。

楽天回線の固定回線化がようやく完成か? MR04LNでの設定方法

この情報はあくまで個人で一時的に使えるようになったので紹介するもので、もしかしたら何らかの外的要因で利用ができなくなる可能性もあるので、あくまで私個人の例ということで紹介させていただきます。自宅で楽天SIMを使ったインターネットは、自動接続にしておくと電波の状態が良いと思われるBand18のauのローミング回線を掴むことが多く、自分でなかなか楽天回線を選ぶことができずに歯がゆい想いをしていました。

先日、スマホについては電波受信の状態を常時監視するアプリによって、au回線につながっていた場合、スマホの設定でいったん「機内モード」にして改めて機内モードをオフにすることで、場所によっては楽天回線の方の電波をつかむことを発見し、スマホのテザリングでなら何とか楽天回線の無制限データ通信を使うことができるようになりました。ただこの場合、テザリングなのでいったん回線がauになってしまった場合、スマホの通信を切って入れると、その上でテザリング機能のスイッチも入れ直すことになり、結構めんどくさいという点がありました。

当初から自分がもくろんでいたのが、過去に使っていたNECのMR04LNというモバイルルーターをクレードルに載せてLANケーブルを今使っているWi-Fiルータにつなげると、楽天回線を使って自宅内のインターネットを統一できるということです。ローミング回線の場合は高速通信は月間5GBまでしか使えず、使い切った後は最大1Mbpsに制限されます。スマホで使う分には十分な速度であっても、大画面テレビで動画を楽しんだりするのには力不足で、できれば常時無制限で一日10GBまで使える楽天回線がつながればと思っていたのですが、今回MR04LNの設定で、通信回線を固定化できるのでは? と思える記述をネット上で発見し、試してみることにしました。私の得た情報は以下のものです。

(ここから引用)

クイック設定Webを利用
・楽天モバイルのAPN設定
・国際ローミングON
・接続先を手動検索で44011を選択(44053ならパートナー回線)

(引用ここまで)

すでにAPNは設定済みで、そのままでもモバイルルーターを介してインターネットに繋ぐことはできるのですが、パソコンのブラウザから「aterm.me」と入れてMR04LNの設定画面に入り、「基本設定」→「接続先設定(LTE/3G)」と進みます。

ちなみに、楽天モバイルのAPN設定は簡単で、APNの項目に「rakuten.jp」だけを入力すれば私の場合普通につながりました。ただこのままでは楽天独自のBand 3ではなく、au回線(パートナー回線)のBand 18も掴んでしまいます。そこで、APNを設定した楽天モバイルに「国際ローミング」接続の設定を追加します。国内通信だけになっている楽天モバイルの設定のところにある「国際ローミング」にチェックを入れると、モバイルルーターが国際ローミングができるように内部で設定を変更します。

その後、同じAPN設定画面の詳細の欄を開くと、国際ローミングの接続設定の画面が開きますので、そこを「自動」ではなく「手動検索」します。しばらく画面が切り替わるまで時間はかかりますが、そこで出てきた接続先の中に「44011」があればそれをセットすれば、接続時には楽天回線を掴む仕様になるわけです。

現状では窓際にモバイルルーターを置いてもアンテナの数が2つ以上伸びないという、必ずしも受信状況は良くなく、現状で出ているスピードは上下10Mbps弱といったところですが、安定して楽天回線につながるのは、本当にここまで来たと感慨ひとしおでした。クレードルにLANケーブルをつなぎ、その先に今まで使っているWi-Fiルーターを繋げば、通信設定を変えることなく今自宅にある数々の端末でインターネットを継続して利用することができるからです。写真はクレードルにセットしたモバイルルーターのものですが、本体の表示で、1日ごとのデータ量を出すことが可能です。この日は6GB弱使いましたが、23時59分までに10GBを超えると最大3Mbps以下に制限されるということなので、すぐに状況を目視できるのは有難いです。

個人的にはテレビで動画や番組配信をストレスなく見られるようになっただけで十分なのですが、これが工事なしでどこにも持ち出せ、しかも月2,980円(税別)で通話無制限も付いているというのは回線の品質が保たれるならば金額はこのままでもOKです。世の中ではRakuten UN-Limitとahamoを比較していて、当初は私も同列に考えていましたが、こうして家庭内で固定回線化して使うように楽天回線を使うことを考えると、そもそも月20GBという数値を意識しない分(最大限に使うと1日最大10GBまで使えるのでポテンシャル的には月300GBくらい高速利用できるイメージ)、様々なことで楽しめると思います。

同じNECの古いモバイルルーターでも同じことはできるかも知れませんが、さすがに私に他のモデルの動作を確認することまではできないので、不確定感ありありではありますが、それでもこのようにして楽天回線に固定する方法があったとは今まで知りませんでした。もうしばらくこの状態で使ってみて問題がないようだったら、自宅の固定回線を止めてしまうことも考えてしまうかも知れません。

auの月20GBプラン「povo」発表とその評価

auがドコモの「ahamo」に対抗したプラン「povo」を発表しました。2021年3月から専用サイトでのみ申込を受け付け、キャリアメールのサービスはありません。月20GBの高速通信があり、高速通信を使い切った後は最大1Mbpsに制限されるなど、ドコモやSoftbankで出たプランと基本的には同じです。

「povo」が他社のプランとその違いを出している点は、基本料が無料通話をセットしていないところです。基本料が2,480円(税別)で音声通話は使った分だけ30秒20円になっています。一回につき5分までのかけ放題はオプションになっていて月額500円になっており、その合計がドコモやSoftbankと同額の2,980円になるというわけです。

この他のオプションとしてはデータ容量の追加が1GBにつき500円で、一日だけデータ通信使い放題(混雑時および動画についての通信制限あり)にすると200円/1日かかるようになっています。auやUQモバイルからの移行には手数料がかからないので、現在auだけでなくUQモバイルに加入している場合でも前向きに移行を考えられますが、同時にUQモバイルのプランも料金が変更になっていますので、そちらの方も合わせて見ていくことにしましょう。

UQモバイルのスマホプランについては、2021年2月1日より「くりこしプラン」として以下のように毎月の通信料金が変わります。共通なのは「povo」と同じくオプションを付けないと音声通話かけ放題が付かないこと(通話オプションについては、月間60分まで500円(税別・以下同じ)・10分まで定額700円・かけ放題1,700円)ですが、全体的に料金が下がりました。

・くりこしプランS(3GB・低速300kbps)1,480円/月
・くりこしプランM(15GB・低速1Mbps)2,480円/月
・くりこしプランL(25GB・低速1Mbps)3,480円/月

「povo」や他社の同プランとの違いは、プラン名の通り使い残したデータ通信容量を翌月まで繰り越せることと、専用アプリからあえて低速で日常繋ぐことによって、いざという時のためにデータ容量を温存できます。個人的にはahamoやpovoよりの20GBよりも、繰り越しも温存もできる「くりこしプランM」の方が使えるのではないか? という気がします。また、最初から音声通話定額が付いていないので、利用状況に応じてオプションを付けたり外したり、さらに電話を掛けるような環境になったらその時に付け直すことができる(プランの見直しが必要ない)というメリットがあります。

今回の内容を見ていて、povoのメリットは「データ使い放題 24時間」が主で、それが必要なければUQモバイルのくりこしプランMでいいのではないか? という気がしますね。

個人的には音声通話を主に考えていて日本通信のプランの方に移行しましたが、もはやデータ通信専用で安く出してくれるところは、Fuji Wi-Fiあたりしか選択肢がなくなってきたような感じがして、最大1Mbpsで高速通信なしぐらいの安価なデータ通信専用SIMが出てくれれば、日本通信のかけ放題プランとの2台持ちも有りかなと思っています。ただしこれらのプランは当然ですがスマホ一台で通話もデータ通信もするためのプランなので、それなりにバランスは取れています。

そんなわけで、大手三キャリアの政府からの携帯料金引き下げ命令を受けての全プランが出揃いました。もし自分でネット上で契約できるスキルがあるのなら、こうしたプランを検討する余地もありますが、自分だけでは問題を解決できない方はこうしたプランに加入して何らかのトラブルになった場合、基本は自分で解決しなくてはならなくなる(ネットでの対応になる)ディメリットがあることも忘れないで下さい。

現状に配慮した? ドコモSIMカードの返却について

世の中は三連休が終わり、通常の生活が戻ってくると同時に、今まで休みが続いていたために出来なかったことをこなそうと不要ではない外出をしてきました。というのも、先日携帯電話の契約をMNPし、乗り換えた関係で、本家ドコモのSIMカードを返却する必要に迫られたためです。

契約を止めた(解約あるいはMNP)SIMについては、キャリアの事情によってその後の処理が変わってきます。ドコモとソフトバンクのSIMカードについては契約していた会社に返却が必要ですが、auのSIMカードについてはそうした処理は必要ありません。後くされなく契約を簡単に終了させるにはau回線のMVNOを使った方が良いかも知れませんが、物事はそう単純ではありません。

私の場合、数々のドコモ系MVNOを使ってきましたが、契約を解約した時には企業のSIM返却窓口の住所を調べ、そこにSIMカードを入れて送ることを繰り返してきました。返却窓口は会社のホームページか、ご丁寧に解説してくれているサイトがありますので、その住所をメモして送るようにします。その場合、ハガキにSIMカードをセロテープで貼り付けて送るというのはもし何か事故になって紛失した場合に困ると思うので(一応ちゃんと返却しないと違約金のような形で追加請求される可能性もあります)、書留にはしませんが封書かミニレター(郵便書簡)で送ります。ミニレターは郵便局の窓口で購入でき、ハガキと同じ63円でSIMカードを送れるので、個人的にはおすすめです。

翻って、本家ドコモの場合、店舗で解約の手続をせず、MNPで回線を切り替えてしまった場合どのように対応しなければならないのかと思って、ドコモのホームページの中を探してみたのですがSIMカード返却先の記載を見付けられず(私の探し方が悪かっただけかも知れませんが、その点は不明です)、ネット上の情報からどうやら近くのドコモショップへ行けば返却することができそうな事を知り、出掛けてきたわけです。

ただ、ここのところの携帯ショップは携帯電話の契約を見直すための利用も少なくないと思われ、密になってたらどうしようかとか、受付から手続きまでずっと待たされるのもいやだなと思いつつ、それなりに駐車場に車がたくさんある近所のドコモショップに出掛けてきました。

お店の入口では店員さんが出てきていて、まずは消毒をした後で発券機を取って手続申込をする前に要件を聞かれました。完全に利用者の選別をしているなと思いつつ、「回線をドコモから移転したので、今まで使っていたSIMを返却しに来た」と言うと、何とその場でSIMカード(解約済)を渡して終了でした。もちろん、こうした手続きの簡略化が計られた背景には、まだ非常事態宣言が出ていない静岡県内であっても店内に無駄に人を入れないという考えがあってのことでしょう。それでも、簡単にSIMの返却が済んでホッとしたと同時に、ドコモショップの利用客の選別の仕方に感謝しました。

今までも、窓口で一言で済むような用事であっても発券機を取って順番が来るまで延々と待たさせる事はあったのですが、これからは膨大な時間の無駄ということだけでなく、不特定多数の感染症にかかっているかどうかわからない人を店内に入れないため、きちっと用件別に分けていただけるとユーザーという面でも有難いです。

ちなみに、前回紹介したスマホに入れた楽天回線のSIMは何とか自宅で安定して楽天回線とつながっていてくれる場所を見付けることができ、私の場合月2,980円(税別)を払ってでも使い続ける価値は出てきたように思います。現状ではドコモの回線は一つ残っているので、今後はその回線をどう使うかということも含め、今後色々と考えていきたいですね。

多少は解決策が見えてきた楽天モバイルの固定回線化

相変わらず、自宅内での楽天SIMを入れたスマホは、楽天回線をつかんだと思ったら急にパートナー回線に切り替わる状況を繰り返しています。場所によってはほぼ常時楽天回線をつかむところ(友人宅)もあるだけに、早く自宅でも常時楽天回線に接続させ、無制限の高速通信を行ないたいと思っています。

楽天のホームページには、パートナー回線を優先されるようにつかんでしまう場合には、「機内モード」のONとOFFを切り替えていったん掴んだ電波を離し、改めて機内モードをOFFにしてから再起動するという方法が載っていました。スマホは移動通信を安定して行なうために、電波が弱くなりがちな基地局の電波を粘って掴み続けるよりも、より状況の良い電波につなぐ仕組みがあります(この仕組みがないと、移動中に通信がたびたび切れてしまう可能性が高いです)。

現在、自宅回りでは楽天回線とパートナー回線の電波が混在し、パートナー回線の電波の方が強いということが予想されます。もう少し設備が増強され、安定して楽天回線につながるようになればこんな問題は起きないのですが、せっかく自宅が楽天回線のエリアになったのに、ほぼauの電波しか使えないのでは悲しすぎます。

そこで色々調べていたら、半ば強引に手動で楽天回線を掴みに行く試みが紹介されていました。まずは常時電波状況を調査するアプリ(私の場合は「LTE回線状況チェッカー」)を入れ、もしパートナー回線を掴んでいた場合には(楽天回線かパートナー回線かはアプリの挙動で確認できます)、いったんスマホを機内モードに手動で切り替え、改めて機内モードをオフにすることでスマホが電波を探しに行きます。うまく行けばそこで楽天回線を掴むので、その状況ができるだけ維持されるようにスマホのモニターを続けるというものです(^^;)。

今まではその都度my楽天アプリを開いて楽天orパートナー回線の状態を確認していたのですが、専用アプリの導入によって、画面の上部に「au」か「R」マークの表示を確認した上で利用するようにすることで、何とか楽天回線が自宅からでも利用できる可能性が出てきました。

今後は自宅のどこにスマホをセットすれば、楽天回線をつかみやすくなるのかの試行を続けながら、楽天モバイルの回線増強を待ちたいと思います。現在、自宅でも楽天回線につながれば下り20Mbps以上、上り15Mbps以上は出てくれるので、光回線にして大外れになることを考えると、これでも十分ましな結果ではないかと思います。

ただ、楽天回線には通信制限があり、1日10GBを超えると最大3Mbpsに当日の23時59分まで制限されます。その辺には気を付けつつ、あとその点については今契約しているmineoでは23時から翌朝7時まで通信制限を適用しない「夜間フリー」を毎日のお昼のデータ通信を使わないと宣言する「ゆずるね。」を月間10回達成すると翌月利用することができる仕組みがあります。楽天回線で制限された3Mbpsで我慢できない場合で、23時以降であれば、極力mineoの方を使うことにすると、結果的に楽天回線の通信制限も緩和される可能性もあるので、深夜にインターネットを使う事が多い方は楽天とmineoのセットというのも十分に面白い組合せなのではないかと思ったりしますね。

今後は、自宅のルータ環境の中に楽天回線を入れようと思っているのですが、手持ちのモバイルルーターではスマホのような芸当はできないので、しばらくはスマホをテザリングさせて色んなネット接続をしながら楽天回線の実力を計ってみたいと思っています。