現状に配慮した? ドコモSIMカードの返却について

世の中は三連休が終わり、通常の生活が戻ってくると同時に、今まで休みが続いていたために出来なかったことをこなそうと不要ではない外出をしてきました。というのも、先日携帯電話の契約をMNPし、乗り換えた関係で、本家ドコモのSIMカードを返却する必要に迫られたためです。

契約を止めた(解約あるいはMNP)SIMについては、キャリアの事情によってその後の処理が変わってきます。ドコモとソフトバンクのSIMカードについては契約していた会社に返却が必要ですが、auのSIMカードについてはそうした処理は必要ありません。後くされなく契約を簡単に終了させるにはau回線のMVNOを使った方が良いかも知れませんが、物事はそう単純ではありません。

私の場合、数々のドコモ系MVNOを使ってきましたが、契約を解約した時には企業のSIM返却窓口の住所を調べ、そこにSIMカードを入れて送ることを繰り返してきました。返却窓口は会社のホームページか、ご丁寧に解説してくれているサイトがありますので、その住所をメモして送るようにします。その場合、ハガキにSIMカードをセロテープで貼り付けて送るというのはもし何か事故になって紛失した場合に困ると思うので(一応ちゃんと返却しないと違約金のような形で追加請求される可能性もあります)、書留にはしませんが封書かミニレター(郵便書簡)で送ります。ミニレターは郵便局の窓口で購入でき、ハガキと同じ63円でSIMカードを送れるので、個人的にはおすすめです。

翻って、本家ドコモの場合、店舗で解約の手続をせず、MNPで回線を切り替えてしまった場合どのように対応しなければならないのかと思って、ドコモのホームページの中を探してみたのですがSIMカード返却先の記載を見付けられず(私の探し方が悪かっただけかも知れませんが、その点は不明です)、ネット上の情報からどうやら近くのドコモショップへ行けば返却することができそうな事を知り、出掛けてきたわけです。

ただ、ここのところの携帯ショップは携帯電話の契約を見直すための利用も少なくないと思われ、密になってたらどうしようかとか、受付から手続きまでずっと待たされるのもいやだなと思いつつ、それなりに駐車場に車がたくさんある近所のドコモショップに出掛けてきました。

お店の入口では店員さんが出てきていて、まずは消毒をした後で発券機を取って手続申込をする前に要件を聞かれました。完全に利用者の選別をしているなと思いつつ、「回線をドコモから移転したので、今まで使っていたSIMを返却しに来た」と言うと、何とその場でSIMカード(解約済)を渡して終了でした。もちろん、こうした手続きの簡略化が計られた背景には、まだ非常事態宣言が出ていない静岡県内であっても店内に無駄に人を入れないという考えがあってのことでしょう。それでも、簡単にSIMの返却が済んでホッとしたと同時に、ドコモショップの利用客の選別の仕方に感謝しました。

今までも、窓口で一言で済むような用事であっても発券機を取って順番が来るまで延々と待たさせる事はあったのですが、これからは膨大な時間の無駄ということだけでなく、不特定多数の感染症にかかっているかどうかわからない人を店内に入れないため、きちっと用件別に分けていただけるとユーザーという面でも有難いです。

ちなみに、前回紹介したスマホに入れた楽天回線のSIMは何とか自宅で安定して楽天回線とつながっていてくれる場所を見付けることができ、私の場合月2,980円(税別)を払ってでも使い続ける価値は出てきたように思います。現状ではドコモの回線は一つ残っているので、今後はその回線をどう使うかということも含め、今後色々と考えていきたいですね。


カテゴリー: モバイル関連コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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