今後の感染症対策のために備えたいこと ネットスーパーに登録する

大都市に緊急事態宣言が出た中で、今後の生活が私の住んでいる静岡でもどう変わってしまうか予想することはなかなか難しいものです。今までは夜の会食を控えることが言われていましたが、状況は変わり今では基本家で過ごすことで、ランチも外では自粛のようなスタンスでのお願いになってきました。

これでも感染が収まらないとなると、本格的に都市が封鎖されることも最悪の状況として考えておかなければならないでしょう。現状では通勤および買い物のために外出することはありますが、外食はせずにテイクアウトでがまんしているのですが、今後さらに状況が悪くなった場合に備えることにしました。

スマホの各種アプリで、弁当の配達をしてもらうことはできるので、料理をせずに外食だけで済ますならそれでもいいのですが、生活費を抑えるためには自分で食事を作る自炊が必要になります。スーパーへの買い物についても、今後は入店規制されるような事になるかも知れず、それも時間が合わなければ買い物すらまともに出来ないような事もこれからは考えておかなければなりません。

そんな中、幸いだったのが大手スーパーがサービスを開始している「ネットスーパー」の利用(届出)範囲に自宅があることがわかったので、今のうちにと登録しました。実際のスーパーで買い物をするよりも不自由な点はありますが、逆にウェブ上やアプリ上で購入金額をチェックしながら買えるので、実際に買い物に行く時よりもトータルの出費を抑えるような買い物が可能かも知れません。

もちろん、全面的なロックアウトになってしまったらネットスーパーも大繁盛で、サイトにつながりにくくなったり、当日中の配達は無理で今欲しいものも配達が数日後になるような事も考えられます。でも、家にいながらにして食材を買うことができなくなるということになると、最低限ネット注文の方法くらいは使えるようにしておいた方がいいように思います。

今後は、大手スーパーだけでなく農家や農家と消費者をつなげる業者によって、例えば野菜やお肉の定額セット販売とか(こちらでも昨年はドライブするー形式で野菜のセット販売が実施されたことがあります)、自宅に居ながらにして食材を入手することのできる仕組みが整備される可能性もあります。そうしたサービスを使い分けるためには、今までガラケーオンリーの人もやはりスマホが使えるようになる事が必要になってくるのかも知れません。

そうなると、やはり頼りになるのはいざスマホの取り扱いやアプリのインストール及び使い方(今回の場合はネットショッピングやネットスーパーをスマホ上から使えるようになることを目指す)になってきます。誰かわかっている人にやってもらえればいいですが、自分では全くわからない場合には、今期待されているahamoのような全てネット上で完結してしまうプランに加入するべきではありません。少なくとも自社が提供していない例えばネットスーパーアプリなどのインストールからその使い方を説明してくれるような人的サービスを行なっていたり、今の状況に合わせて自宅に居ながらにしてリモートによる設定をサポートしてくれる大手キャリアや、実店鋪を持つ大手のサブキャリアあたりで決める必要があります。

もし、全くスマホにもできないような親が遠隔地にいるような場合、親の名前でネットに登録し、事前に電話などで内容を確認した上でネット注文を行なうという手もありますが、その際はいつでも通話時間を気にしないで連絡できるよう、通話関連のオプションをどちらかに付けておく必要はあります。それでも、ネット関連の手続きができる人が側にいればいいですが、そうでない人は今後ますます生活が大変になる可能性が大きくなりますね。

政府は「携帯の料金を比較して案内する」だけの施設よりも、必要があれば遠隔地からのリモート操作で生活に必要なアプリの導入と使い方をレクチャーする設備をプラスした施設の方がしばらくは求められるのではないでしょうか。さらに、電話を掛けても常につながらないという問題を、メールやメッセージアプリの利用で一人の担当者が複数のネットからの問い合わせに対応できるような仕組みを作ることも必要でしょう。スマホを使えるスキルがさらに必要になるような状況に変えつつ、スマホの使い方をサポートしていくことで、ネット弱者を減らす事についても考えながら新型コロナウィルス対策とスマホを多くの人が気軽に使いこなせるような社会に世の中が向かっていって欲しいものであります。


カテゴリー: モバイル関連コラム | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

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