月別アーカイブ: 2016年10月

鳥取での地震について

午後2時7分に起こった鳥取県中部を震源とする最大震度6弱という大きな地震は、地元のラジオ放送を聞いていて知りました。倉吉から遠く離れた私の住んでいる静岡市内においても、放送局の震度計は震度1を示していたというのですからいかに巨大なエネルギーが放出されたかがわかります。さらに複数の余震が続いているということもあり、鳥取県やその周辺にお住いの方は今後の情報や余震にも十分に注意して、不安がある場合は早めに避難所へ行くなど、安全に気を配った行動を取ることを心掛けください。

ここのところ熊本県ではもちろん、東北地方や北関東地方でも震度3から4の地震が頻発していたので、そうした地震をきっかけにして静岡にも大きな地震が来るのではないかと身構えていたところ、まさかの中国地方にある鳥取で直下型地震があるとは、日本という国ではどこへ行っても地震に遭遇する可能性があるという事を改めて実感した次第です。

鳥取での地震と言えば、最大震度6強を記録した鳥取県西部地震がマグニチュード7.3で2000年にありましたが、その前にも戦時中に起こったことでその概要が一部詳しくわからないと言われているマグニチュード7.2の1943年の鳥取地震が過去には起こっています。

どの地震も震源地がごく浅い直下型地震で、活断層の影響であると言われています。テレビに出ていた専門家の意見で聞いただけですが、過去にずれた活断層の所で今回の地震は起こったわけではなく、震源地と見られる場所も過去2回の地震とは違う場所で起こっているようです。改めて、日本のどこにいても常に地震への対策を考えながら暮らすことが大事であることを実感しています。

私がこれを書いているのは最初の地震が起こってからもうすぐ3時間になろうとしている午後5時になったくらいの時ですが、また中国地方を震源とする震度4の地震が起こっているようですし、車の中でとりあえず過ごされる方もいるかと思います。車の中で車中泊をされる場合は以下の事にご注意下さい。

・十分に体を伸ばして寝られるようにシートアレンジや隙間を埋めるなどの工夫を
・飲料水を用意し、十分に水分補給をするのも大事です
・不安で寝られなくても、目を閉じて横になるだけでも体は休まります
・室内灯やスマホ充電、エアコン利用による車のバッテリー上がりに注意しましょう
・車の中は外気と同じくらい冷えるので体温を保つために毛布などの準備をしましょう
・濡れタオルを車内にかけておくと車内の乾燥を防げます

これ以外にも必要な対策があったり、改めて有用な情報がありましたらこの文の下に追加する予定です。これから不安な夜を迎える方もいるかと思いますが、まずは自分や家族の生命を第一に考え、無理な移動や行動をすることなしに今後の対応を考えるようにしてください。


ドコモLTE VoLTE対応ガラホ用料金プランと新機種について

ドコモの新しい端末についての発表がありましたが、マスコミで報道されているのは以前からある購入プランを使って1年間利用することが前提で実質650円で購入できるというスマホ「MONO」に関する話が主になっていますが、実質はあくまで実質であって、別に驚くほどの端末ではありません。ただ、2年間ずっと同じ端末を使い続けるという気持ちがあり、スマホの買い換えにお金を出したくないという人にとってはいい端末かも知れません。

今回紹介したいのは、ドコモでもついに出たLTE回線を使ったVoLTEでの通話ができる新しいAndroid OSの入った「ガラホ」とVoLTE用の料金についてです。具体的な製品としてはシャープのSH-01JとパナソニックのP-01Jの二機種と、らくらくホンのガラホだと思われる富士通のF-02Jが出ます。先の二つの機能についてはそれほど違いがないようですが、らくらくホンの方には歩数計が付いていたり使い勝手は従来のらくらくホンと同じでLINEが使えるものという感じです。今回紹介し発売が10月21日のSH-01Jですが、以前の3G専用がラホと比べると、待望の機能2つが付きました。それは、おサイフケータイに対応したことと、Wi-Fiが搭載されたことです。これで、白ロムで購入してMVNOのSIMを入れても、また通話のみのSIMを入れたとしても、ネット接続の機能を十分に利用することができるようになるわけで、もちろんこれから紹介するドコモの通話+データプランを使ってもできることがより多くなり、今までのガラケー以上の可能性を感じるわけです。

ドコモが出してきた新たなプランとして、今回のLTE対応のドコモケータイ(ガラホ)で利用できる新たな通話プランが出ました。それは、今までのFOMAガラケーでは付けることができなかった最大5分間までのかけ放題が使える「カケホーダイライトプラン(ケータイ)」の新設です。基本料金は1,200円(税抜価格・以下同様)とスマホで同じプランを付ける場合に比べ500円安くなっています。そして、このプランと組み合わせるデータプランとして「ケータイパック」というFOMA契約のパケホーダイダブルと似たデータ料金プランも合わせて発表されました。最低料金300円で10MBまで使え、最大2GBの上限まで利用した場合でも4,200円となります。これにSPモードの300円を加えると、カケホーダイライトプラン(ケータイ)と「ケータイパック」とのセットで、月額1,800円から最大5,700円で利用可能です。ただ通話は一律で定額プランしか選べないので、無料通話があり、それを繰り越せるプランをお望みの方は素直にFOMAケータイやFOMAガラホの方で契約するのがセオリーですが、通話無料プランより通話放題のプランの方に魅力を感じるならデータ通信を切ってしまえば新しいVoLTE端末の方が毎月安く維持できるので、新しい通話定額プランを使いたいという方には興味をそそられるプランになっていると思います。

また、今までLTEの使えるガラホがなかったため、「カケホーダイプラン(ケータイ)」は今までLTE回線では契約不能だったのですが、もちろん新機種を使う場合には時間無制限の通話プランとして以前の3G専用プランと同様に月額2,200円で利用できます。こちらの方に「ケータイパック」を付ける場合の月額は、2,800円から6,700円となります。

また、10月21日発売のSH-01Jについては新規やMNPの場合、ドコモオンラインショップでの価格をみると、月々サポートが月1,404円×24回あるので上記の内容で2年間使うなら実質0円で利用が可能になります。

既に使っている回線から機種変更する場合は月々サポートの金額は下がり、割引額は月々594円にとどまるので、実質負担金は19,440円となります。ちなみにこれは発売前の価格なので、時間の経過とともにこの金額も変わる可能性があります。機種変更で手に入れたいがお金は出したくないという方は、しばらく様子を見るというのが賢明でしょう。

今回の新機種の発売で、auのガラホと使い勝手ではそう変わらなくなりましたので、基本料金の安いプランや無料通話にこだわらず(auの方にはドコモのFOMAプランのような形も選べます)、5分定額か定額通話プランを使いたいような場合、現在も定額通話プラン使いな私は、LTEのみで3Gが使えないauよりも、LTEのSIMカードでもLTEのエリアだけでなく3Gエリア、特に山間部などのFOMAプラスエリアでも使えるドコモのガラホの優位性というのは際立ってきたように思います。まだVoLTEで高音質で使えるのは自社のVoLTE対応端末間のみということもあるので、今までの3Gガラホやガラケーと比べるとそれほど通話的な優位性がないようにも思えますが、もし端末自体を使わなくなってもMVNOのSIMカードを入れて使えば(3G専用カード・FOMAカードは使えませんので注意)、キャリアメールこそ使えないもののデータも5分定額もできるSIMを入れて使え、さらにWi-Fiでも利用可という使い勝手の良さは十分にあります。さらに、電池が電池パックで交換可というのも今どきのスマホではできないことでもあり、解約して使わなくなってもつぶしが効く端末として、特に電話はガラケータイプの方がいいと思われている方は、あえてスマホではなくガラホへの機種変更を考えられてみてはいかがでしょうか。ちなみに、MVNOの中でもLINEモバイルのSMSオプションの付かない月500円という格安のカードでも、ID検索機能が唯一使えるので、プリインストールされているLINE専用端末として使う手もあります。

LINEモバイル

ちなみに、私の場合ですが、通話する機会がかなり多いため、通話定額のカケホーダイ(フル)で通話中心に使うことを考えています。料金的に一番安いと思われるMVNOの安いLTE対応SIMを入れて使う場合、5分以上通話すると通話料金がかかって結局安くならないケースになるかも知れないのでこのパターンは使わないと思います。となると、すんなりVoLTE対応のガラホをドコモプランで契約し、ガラホ自体のデータ通信は切ることで通話専用にし、ドコモメールは別に用意したシムフリースマホで受信できるようにマルチデバイス設定を頑張るか(そもそもこの設定ができるのかわかりませんが)、先日購入したF-05Gをショップに持ち込んでFOMA契約のカケホーダイのみの通話専用SIMにするか、今のところまだ迷っています(^^;)。実際にSH-01Jが発売になり、マルチデバイスで使うための設定ができるかどうかが私にとっての購入のポイントになりそうです。


テレビのネット同時配信が行なわれても残る2つの問題

総務省が2019年にもテレビと同時にネットでもNHKの番組を同時配信する方針であることがわかりました。NHKの放送を同時配信するには放送法の改正が必要で、その問題が解決されたら民放にもこの動きへの参入を促すとのことです。ようやくネットを使ってテレビ番組がリアルタイムで見られるようになるのかという風に思う方も多いと思いますが、個人的にはこの流れには全く期待していません。というのも、テレビを見る視聴者の側からすると、あえてネットを使って見るだけの価値を見い出せないからです。

まず最初に懸念されるのは、以前にもこのブログで書きましたが、パソコンとブロードバンドの環境があるところでは全てのパソコン・スマートフォン・タブレット端末でリアルタイムにNHKを見ることができてしまうと、自宅にテレビが無い家庭から受信料を徴収するようになる可能性が出てきます。もし強引に受信料を取ることにしてしまったら、テレビを見る習慣がほとんどない世代からの反発が起こることは必至です。

今回の同時ネット配信を画策しているのは総務省および政府自民党だと思いますので、万が一こうした反発が選挙での投票行動に影響が出てくるかも知れないと危惧する向きもあるでしょう。また、企業などで多くのパソコンがインターネットに接続されている環境の中で、果たしてそれらのパソコン一台ずつに受信料を請求するのかとか、テレビを設置せず、実際にパソコンなどを使ってテレビ放送を見ていなくても、端末さえあれば勝手にテレビが映ってしまうことから、パソコンやスマートフォン・タブレット端末を持つ家庭にテレビ受像器がなくても受信料を請求するのかどうかなと、解決しなければならない問題は山のようにあります。

個人的には既にNHK受信料を払っている世帯において、お客様番号などを専用アプリに入力してログインした人にだけ見せるようにするならいいと思います。これならテレビがなくネット配信だけで放送を楽しみたいという人でも、ネットによる配信を申し込んで受信料を払った人にのみが見ることができるようになるので、見たい人だけが見られるようになって丸く収まるのではないかと思います。

NHKについての問題はこれくらいですが、これにさらに民放がからんでいく中でもう一つの問題が出てきます。ただこの問題は今になって出てきたものではなく、過去にBSの空きチャンネルを使って地上波放送の難視聴地域に対して東京エリアの放送を同時配信していた時に起こっていた問題と同じ類の事です。

どういうことかというと、日本のテレビ局は東京に本社を置くキー局と地方局によって成り立っており、衛星放送やネット配信で東京のキー局の放送が同時配信されいつでも見られるようになってしまったら、地方局を見る人がいなくなり、コマーシャルを入れる企業が少なくなり地方局の経営を圧迫するのではないかという懸念が以前から語られています。そこで、現在はサービスを終了していますが、過去に行なわれていた地上波放送の難視聴地域に対しての衛星放送による地上波テレビの同時配信の同時配信について、その県で電波を出している地方局の数に応じて見られるチャンネルを制限し、ネットされていない東京キー局にスクランブルをかけて見せないようにしていたという事実があります。

つまり、NHKと民放が2つの計3局しかない県であれば、難視聴地域の衛星放送でも東京キー局のうち2つしか見ることができなかったのです。この方式がネット同時配信の場合でも適用される見込みで、私の住む静岡県の場合はテレビ東京系の地方局がないため、例えば野球の日本シリーズやサッカーのワールドカップ、オリンピックの特定の競技の放映権がテレビ東京に行った場合には、テレビでもネットでも見られないということが起こります。今までも特例的に地方局でテレビ東京系のスポーツ中継が見られたとうことはなかったので、過去には静岡県が「サッカー王国」として認知されていた当時にサッカーの「ドーハの悲劇」として多くの人の記憶に残っていると思われるサッカーのワールドカップアメリカ大会アジア最終予選「日本対イラク戦」を生放送で見られなかった人が大勢出ました。今回のネット同時配信の目的として総務省がかかげている、東京オリンピック・パラリンピックを外でも見られるようにするという意向からしても、おかしなことになるような気がします。

ラジオの場合には「ラジコプレミアム」として全国の民放ラジオが月350円で聞けるサービスが行なわれていますが、テレビの場合はこのような仕組み自体ができるのかどうかもわかりません。個人的にはテレビ東京だけ見られればいいと思っていても、全国の放送を見せるために現在のスカパーよりも高い金額を毎月請求されるようなら、テレビ自体見るのを止めようかなと思う人が続出するのではないかという危惧を受けます。

そもそも、技術的に全国の民放をネット同時配信することは難しくないと思いますし、最近では地方局であっても特色のある番組を積極的に作ってもいます。東京に住んでいてもあえて地方局のネット配信を見たいという人も少なくないでしょうし、東京キー局が中心で地方局はダメという価値感自体がおかしいのではないかという気もします。できればお試し期間というものを設けて、全国の地方局(東京キー局も含む)を一定の期間中は一斉に誰でも見られるように流してもらって、その結果を見てから配信方法を決めてもいいと思うのですが。


観光客の滞在時間と駐車場料金との関係

先日、甲府駅周辺で行なわれるイベントに車で行ってきました。静岡市からだと高速道路を使わなくても3時間くらいで行けますし、途中の道も信号も少なく燃費も私の1,300ccのホンダフィット(非ハイブリッドのガソリン車)でもうまく走れば20km/lくらいで走ることができるので、あえて公共交通機関を使おうとは思いませんでした。

ただ、一つ気になったのは甲府駅周辺の駐車場事情はどうなっているかということです。高速料金も掛からずガソリン代も安いのに、数時間停めただけで交通費以上に駐車料金がかかってしまうようでは車で出掛ける選択肢自体がなくなってしまいます。

何とか甲府駅周辺の駐車場の詳細がわかるサイトはないかと探していたときに見付けたのが、その名も「甲府駅周辺駐車場検索」というサイトでした。

・甲府駅周辺駐車場検索
http://kofuparking.info/

このサイトに目的地と利用日、利用時間を入れて検索したら、時間貸しではあるものの12時間とか24時間でも500円から600円で利用できる駐車場がそれなりにあることがわかりました。その結果、もう他の選択肢を考える必要もなくなったということで、いくつかの候補地をリストアップした上で、甲府に向かいました。

現地で参加したイベントは入れ替えなしで5時間以上動けなかったので、時間を気にすることなくずっと車を停めていられたというのは大変有難かったです。結局私は12時間500円という安くて目的地まで近い駐車場にしましたが、同じ500円でも入庫から24時間定額というところもあったので、丸一日観光してからしばし車の中で仮眠を取るような使い方をしても駐車料金を気にする必要がないというのは素晴らしいです。

もちろん、駅周辺で大きなイベントが行なわれる場合には駐車場の空きも少なくなったり料金が上がったりすることも考えられますが、事前に調べてそういうイベントを外して出掛ければ、十分にその土地を楽しむことができそうです。

こうした状況は私の自宅からの最寄り駅である静岡駅ではなかなか考えることができず、単純に羨ましいですね。静岡市中心部では毎年11月の連休を利用して大きなイベントの「大道芸ワールドカップ」が開催されますが、静岡市内のコインパーキングの中にはイベント開催期間のみの露骨な値上げを行なっているところもありますし、全国から静岡市に車で来る人にとってはなかなか安い駐車場を探すことは困難だろうと思いますので、できれば静岡駅周辺にこだわらず、東海道本線沿いの手前の駅周辺の一日通しで安く停められる駐車場を探した方がいいと思います(^^;)。

こんな事を書いていて、わざわざ車で静岡駅周辺にやってきてくれる人には悪いなあと関係者でもないのに思ってしまうのですが(^^;)、大きなイベントの場合、公共交通機関を使ってくれという案内があるところがほとんどなものの、家族で旅行・観光をするような場合はやはり車を使われる人が多いということもあります。市内中心部に駐車場を確保するのが難しかったら郊外に駐車場を確保して、パークアンドライドの仕組みでバスでピストン輸送するとかの対策も取れるわけですし、何とか車でやってきてもゆっくり観光が楽しめるところが増えて欲しいと思います。
ですから、今後私が車でいろんな所を回る場合は、自然と駐車料金が時間料金のみだとか全国的な相場と比べてちょっと高すぎるのではと思うような駐車場しかないような所へ行く場合にはゆっくり観光しないか素通りするかになってしまうということにもなります。

さすがに今は、いわゆるボッタクリのような法外な料金を請求するような所は少なくなったでしょうが、その分、全国を回っているとこの地方は車での観光客に優しい料金設定なのか、ある程度高めの最低料金を揃えているような所かは少し市内を回ってみれば判断できるでしょう。よほど人を集める観光資産があったとしても、細かいところでも不満があれば、もう二度と訪れないと思って帰る人も少なからずいるでしょうし、地元の方にも観光客にもお互いにいいことはないかと思うので、観光のための施策を考える場合には、車で来て観光する場合のコストについても地域の方には考えていただけると嬉しいです。


信号なしの横断歩道で一時停止しない車が9割も?

この話は以前同様のことをブログで書いたのですが、今回改めて紹介するのは、JAFが全国で調査したところ、信号機なしの横断歩道で渡ろうとしている歩行者や自転車がいるのに一時停止しないでそのまま通過していく車が9割もいるという報告をテレビ局がニュースにしているのを見たからです。

ここを読んでいる人の中にもなぜそれがいけないのか? と思われる方がいるかも知れませんが、歩行者が正規の歩行ルートである横断歩道を渡ろうとしている限りにおいては、歩行者優先であることが法律にも記されています。

歩行者の通行を妨げた場合、もし警察に止められたら罰金となります。なぜ知っているかというと私が原付バイクに乗っている時にこの違反を犯して反則金を収めただけでなく、この違反のおかげで翌年に取得できるはずだったゴールド免許を取れなかったことを今でも後悔しているからです(;_;)。

私の住んでいる静岡県では早くから信号のない横断歩道の手前で待っている人や自転車がいたらまず止まり、対向車に対してはパッシングで知らせてあげようというキャンペーンをやっていたこともあり、重点的に警察も歩行者の通行を車やバイクが妨害したことによる青切符を切っていた時に、たまたま時間がなくて早く行かなければならない時にさっと横断歩道を原付ですり抜けようとした時にご用となったわけです(^^;)。
私のように実際に摘発されると、自然ともうやらないと思うようになるわけですが、そうでない人でも、実際に歩行者を引っ掛けたり正面からあててしまうようなことにでもなれば、最悪の状況も考えなければなりません。

先日、土曜日の夜に車で夜の山道を通っていたのですが、改めて考えてみると常にライトを下向きにしているとなかなか夜の信号機のない横断歩道において渡ろうとしている歩行者を確認すること自体が難しくなるということもあります。常に対向車が来るような道ではライトを下向きにしたまま走らないと対向車をまぶしがらせてしまいますが、それほど車が通らない時にはむしろ積極的にライトを上向きにして走行し、横断歩道を見付けたらその前に歩行者や自転車がいて道路を渡ろうとしていないかを確認する必要はあるでしょう。これは車に乗っている人には避けて通ることのできない義務ではないかと思います。

これから秋の行楽地へのドライブや車中泊の旅をされる方も多くなると思いますが、日が落ちてからの走行に気を付けるだけでなく、具体的なライトの上下の切り替えを頻繁に行ないながら、しっかりと道路を渡ろうとする存在を確認するように心掛けていただき、私のように青切符を切られたり、最悪の場合事故になってしまうことのないようにしていただければと思います。


いつまでも続かないかも知れないスマホアプリの世界

Androidスマホを使っている人にとって、ごく簡単にラジオを録音することができる「Raziko拡張」という有料のアプリがありました。これは「Raziko」という日本の民放ラジオを聞くことのできるアプリの「radiko」と一字違いですが、当初はエリアを変更することによって全国の地方のラジオを無料で聞くことができたので重宝していた方も多かったのではないでしょうか。しかしradikoプレミアムという、有料にて全国の地方ラジオを聞くことができるサービスが開始されたことで、Razikoの全国のラジオの聞ける機能は使えなくなりました。

それでも、私がRazikoを使い続けていたのは、最初に紹介した「Raziko拡張」という有料アプリを使うことによって番組表から予約聴取および予約録音が簡単にできるというメリットが有りました。私はその機能が使いたいために、いつもは使っていないタブレットを録音専用にしてそこに「Raziko」と「Raziko拡張」を入れて録音したラジオ番組を楽しんでいたのですが、それが急にできなくなりました。

というのも、先日radikoのバージョンアップがあり、一週間の間は過去に放送された番組をradikoのアプリで聞けるようになったのですが、そのアップデートを済ませてしまったとたんRazikoアプリが起動しなくなってしまうのです。普通の方はスマホのアプリについて自動更新にしてしまっている方が多いと思いますが、今までと同じようにRazikoを使うためにはradikoアプリのバージョンを前のものに戻すしかありません。

私の場合は必要な対策として、以前使っていて今は使っていない端末を売ったりしないで確保しておき、いざという時にはその中に残っている昔のアプリをインストールし直すことはできます。しかし、今後radikoが更なるアップデートを繰り返していくことを考えると、古いバージョンのアプリがいつまで使えるのかもわからないということになります。

まあ、今までほとんどコストを掛けずにラジオを予約録音できていたことがラッキーだったと考えることもできます。所詮パソコンのアプリやソフトは状況によってはかなり使える期間が限られると思っておいた方がいいのかも知れません。

今後の事について考えられるのはスマホ用にradikoを予約録音することのアプリを追加する方法ですが、私が以前何の気なしに購入していたWindowsパソコンのシェアウエアでラジオ録音ができるソフトを押さえてあったので、しばらくはそのソフトを使ってラジオ録音はするつもりです。ただこうしたシェアウエアでもやはりそれもソフトだけでなくOS自体がバージョンアップを繰り返していく中で使えなくなる時期が来ることは間違いありません。そうなると、どうすればいいのか考えた時、やはりスマホのアプリというのは状況によっては今までうまく使えていたものでも使えなくなる可能性を考えた上で便利に使うべきだなあと思うわけです。

今回紹介したラジオを予約録音するという技術はかなり枯れた技術であり、個人的にはどんな端末でも再生できるMP3形式で録音できればいいなら、普通にラジオの録音機能があるものか、ICレコーダーにラジオチューナーがあるものを入手した方が長く使える可能性は高くなるでしょう。現在スマホやパソコンでラジオを録音している方も、念のためソフトのバージョンアップと関係ないハードを予備として用意しておいたほうがいいケースもあるのではないでしょうか。

最後に、この文章を書く中で、諸悪の根源はradikoがアップデートしてしまったためという気持ちになりかけたところもあるのですが、実は必ずしもそうではないというケースもありますので、状況によってはスマホでのRazikoを使っての録音を止め、新バージョンのradikoを使う方がいい場合があります。それがradiko新バージョンの目玉機能である「タイムフリー機能」を使うと、低速でもモバイルインターネットが使える環境にあれば、好きな時に現在に一番近い時間に放送された最新のニュースや交通情報・天気予報を過去にさかのぼって再生させることが可能になります。

これは、普通のラジオで実現させるためには全ての放送局を24時間録音し続ける必要があり、現実的ではありませんが、スマホに入れたradikoからなら一週間前の番組までは基本的にどの番組でも再生することができるようになっているので、その事自体は旅行中にも便利な機能として使った方がいいだろうと思っています。


コーヒーメーカーとスマホをつなぐと何が起きる?

ネスレ日本の発売しているネスカフェゴールドブレンドというインスタントコーヒーを使ったコーヒーメーカーの新機種「バリスタi」のテレビコマーシャルを偶然見て、ついにコーヒーメーカーもスマホとつながるようになったのかと驚きました。スマホに専用アプリをインストールすることで、コマーシャルでは知りえない情報を見ることができました。

まず、本来のコーヒーメーカーとしての使い方で、「コーヒーの量」「水の量」「泡立ち」を自分の好きなようにカスタマイズすることができ、自分で色々試しながら最良の組み合わせを作ることができるようです。さらにそうして作ったレシピを「お気に入り」に入れることで、同じバリスタiがある場所であれば、アプリでお気に入りに入れた配合を出先でも再現できるというわけです。職場にも同じバリスタiをこれで導入して欲しい(その逆もあり?)という販売促進には役に立ちそうですし、今までは機械の方で自動的にやっていた配合をいじれるというのはユーザーの心をくすぐるかも知れません。

また、専用アプリを使ってコーヒーを飲んだり、お店を訪問することでアプリ上にポイントが貯まるようになっていて、ポイントは景品に交換できたり、プレゼントに応募できたりします。

さらに、この機能をテレビコマーシャルで紹介していたのですが、アプリ内で同じバリスタiを持っている人を友達として登録すると、その友達がいつコーヒーを飲んだのかを知ることができる機能が付いています。こんな事をして誰が得をするのかと不審に思う方もいるかも知れません(^^;)。コマーシャルでは田舎の実家で暮らす父親にバリスタiを買ってあげた娘さんが、遠く離れていても定期的にコーヒーを飲んでいることをスマホアプリから知ることができるので、もしずっとコーヒーメーカーが使われた形跡がなかった時に体調を崩して日常的にコーヒーが飲めなくなったのではと思わせ心配することができるというわけです。

こういう製品は象印の電気ポットではありましたが、この機能を使うためには登録および料金が別にかかりました。しかし、バリスタiの場合は何しろスマホ自体がネットにつながっているため、親と子の両方がスマホを持っていれば、別に料金を請求されることはありません。その上で親御さんにはMVNOで安い固定費でも持てるSIMフリースマホを持たせてあげれば、毎日朝にはコーヒーとトーストという食生活をしている家庭同士ならまさに理想的にお互いの生活パターンに異常がないかをチェックできるようになるでしょう。

ただ一つ問題は、こうしたバリスタiを使ってコーヒーを飲むことに慣れてしまうと、所詮はインスタントであるので、コーヒーに目覚めて豆からコーヒーを煎れて飲みたいと思ってもお互いの様子に変化がないことを知らせるためにあえてバリスタiを使い続けなければならなくなってしまうということでしょうね(^^;)。味自体は私も前のモデルを持っているので、単にインスタントコーヒーにお湯を注いで作るよりも美味しくいただけるので、続けても苦にはならないと思いますが、将来的には普通のコーヒーメーカーにもこうした機能が付くと面白いのではないかと思います。


Spotifyの無料プランを使ってみて

海外からやってきた音楽のストリーミング配信大手「Spotify」アプリがあったので導入してみました。アプリを入れたのはかなり前だったのですが、現状ではアプリを入れてもすぐに使えず、メールアドレスを登録して招待してもらうという体裁になっています。先日ようやく招待メールが来たのでID登録をしてスマホから使ってみました。有料プランもありますが、興味のあるのは無料のプランもあるのでその中で何がどこまでできるかということです。

基本的には無料プランでも音楽を流し続けることはできるものの、音質が有料プランと比べると低音質だったり、途中で広告が入ったり(広告動画を再生することで一定の時間はノンストップで音楽を楽しむことも可能)と、不満を感じたら有料のプランに入ってくれというスタンスのようです。

まず私にとって大事なことは、いわゆる低速無制限の最大200kbpsでも音楽は聞けるのかということですが、今回はocn モバイル oneのターボオフで試したところ状況によってはわずかに音が途切れることもありましたが、それほどスピードが落ちない時間なら十分に音楽を楽しむことができました。

また、どのジャンルのどのミュージシャンを無料で聞く場合、再生はシャッフルプレイのみ、曲のスキップ回数に制限があるなど、次にどの曲が出てくるかわからない状態で聞き流すような形になるかと思います。そうなると頻繁に広告が入ったとしても、民放ラジオを聞いているような感じになるので、それはそれでいいのかも知れません。

また、聞くジャンルによって得手不得手があるのは、仕方ないことでしょう。私は全てのジャンルを聞きますが、その中でもドライブの際のBGMとしてお気に入りのジャズミュージシャンを選んで聞くようにすれば、そんなに違和感がなく聞き続けられるように思います。

また、この文章を書いている前の日に2016年のノーベル文学賞にボブ・ディラン氏が決まりましたが、Spotifyではホーム画面にてボブ・ディランについての公開情報が紹介されるなど、その時々の話題の音楽を聞きやすくなっています。

もっと具体的に好きなアーティストがいる場合は、そのアーティストがSpotifyに登録されているようでしたらフォローしておきましょう。そうすれば、ランダムにはなりますがマイページからすぐにお好みのアーティストを選べるようになりますので、その時に聞きたいアーティストの曲だけを気分に応じて楽しめることができるようになります。さらに自分でプレイリストを作ることによって、自分の好きな曲だけをランダムに聞くこともできます。スマホからなら曲を選んで自分の作ったプレイリストに加えていくだけですので、お手軽に自分好みのプレイリストやアーティストリストを作ってみてはいかがでしょうか。

私が使っている別の音楽ストリーミングサービスにAmazonプライムmusicがありますが、こちらの方はアルバムを曲順に聞くことも可能で、この辺はうまく使い分けながら聞き流すような感じで利用するには十分です。もう少し自分の好みのミュージシャンやアルバムが揃ってくるようなら有料会員になる道もあるかも知れませんが、とりあえずは無料でのサービスを他のサービスと内容を比較しながら楽しんでみたいと思っています。

・Spotify
https://www.spotify.com/jp/invite/


果たしてどのくらい当たるのか? 懸賞カテゴリーについて

私がこのブログを公開して様々な事にアンテナを張って書いているのは、もちろんこのブログを読んでくれる人に向けてということもあるのですが、元々は自分の備忘録のつもりで始めたこともあり、日記代わりに書いている事も少なからずあります。今回、新たにやってみようと思ったのが、改めてネット経由でプレゼントに応募したらどんな事になるのかということでした。

実は昔、一攫千金を夢見てこの種のサイトを巡回し応募しまくったことがあったのですが、当初は続けてやっていたもののやっていくうちにおっくうになってしまって長くは続きませんでした。そういった反省を生かしてあまり無理をすることなく、別に大々的にブログを作ってノウハウから何からを一から調べて紹介しようという情熱もなく(^^;)、単純に毎日一つくらい応募したとして全く当たらないのかそれともそこそこ当るものなのかのデータを共有したいと思い付いたのでした。

このカテゴリーを開くにあたって、最初に応募する懸賞について、できるだけ途中で投げ出さないように自分の中でゆるい基準を作りました。

・基本的にはネットからお金を掛けずに応募できるものにする
・当選人数の多い少ないにはこだわらず、懸賞応募サイトを利用して選ぶ
・メールで届く懸賞にも応募する(既に会員になっているサービス)
・会員登録が必要なものや、Twitter・Facebookのアカウントが必要なものは避ける
・できるだけ、一日に一つは懸賞に応募する

本来は、このブログで扱っている品が景品になっている懸賞に応募し、そのレビューまでできれば言うことないのですが、世の中そううまくは行かないでしょう。さらに懸賞を行なう企業や団体からすれば、できるだけプレゼントだけいただいて後は何もしないというスタンスでは、かなり当選確率は低くなるとは思うのですが、その代わり当選した場合はこのブログで賞品の説明や主催企業や団体の紹介も合わせてしてしまおうという事も目的の一つにしています。

普通、ブログで商品を紹介するような場合はあからさまなPRを除いては自分が興味のある品を自分で買ったりもらったりしたものについて書くことが多いと思いますが、なりふり構わず懸賞に応募して手に入れた品は何になるのか全く予想できないわけで、もしかしたらこの応募をきっかけにしてお気に入りの品になるものもあるかも知れませんし、ここを読まれている方にも有益な情報になるかも知れません。

すでに応募は続けていますが、いつ当選の通知が来るのかもわからないので、このカテゴリーが更新していた場合は何か当たった数が増えるような感じになると思います。送られてきたものによってはより宣伝臭が強いものになるかも知れませんが、それはこちらがプレゼントしていただいているものであるので、そういった事情も斟酌していただけると有難いです。

ただ、書きました通りこのカテゴリーはプレゼントに当たって何か来ないと何も始まりません(^^;)。ただ全く当たらなくても、私と同じように懸賞で何か手に入れようと考えておられる方への参考にはなると思いますので、このカテゴリーをお読みいただく方は、前後のアップされた日付けにも注目してお読みいただければと思っています。


新東名で最高速度110キロの試行が2017年度中にも

静岡県内を通っている新東名高速道路は制限速度を120キロにしても安全で走れるような設計で作られているのですが、実際に通っていると道路がいいためか意識することなく車のスピードが出てしまうという事が私が運転している時にもありました。

そうした実情を考慮したのかはわかりませんが、静岡県警と警視庁が新東名のうち新静岡インターチェンジから森掛川インターチェンジまでの50.5キロ区間を制限速度を110キロにする試行を2017年度中に実施し、その結果によってはさらに120キロまで制限速度を上げる可能性があることがわかりました。なお、この試行は新東名だけでなく、東北自動車道の花巻南インターから盛岡南インター間の30.6キロの間でも実施されるようです。

ただし大型貨物車については制限速度が変わらないため、普通車との速度差がさらに開くことで事故の危険度(特に夜間)が増すのではないかとの懸念が出ているそうですが、意識しなくてもスピードが出てしまうなら、そのまま流れに乗っても制限速度内で走らせていただけた方が安全は守られるのではないかとは思うのですが、そういう事も含めた試行だとも言えるでしょう。

このように東名と新東名で制限速度が変わることによって、急いでいる車は新東名、安全にゆったりと走りたい場合は東名というようなすみ分けの効果が出るのかという事についても個人的には興味があったりします。

ただ、東名と新東名ではサービスエリアの内容も違うため単に制限速度の違いだけで東名か新東名かを選ぶのも迷うところです(^^;)。単に静岡県を横に長いだけの通過県だと思うなら、今後は御殿場や豊田ジャンクションからすぐに新東名に入って時間を掛けずに通り抜けるという選択もできるようになるわけで、この平行して通っている二本の高速道路は今後も注目されることが続くのではないでしょうか。