東芝充電ラジオ TY-JKR5の研究 その4 機種比較2 KOBAN ECO-5との比較

ECO-5 大きさ比較

ここまで紹介している東芝のTY-JKR5が出てくる前までは、コンデンサー(キャパシタ)を充電池として使っている防災ラジオの中での一番のおすすめは、写真のKOBAN ECO-5が唯一だったように思います。この機種の後継機が出てくればTY-JKR5の正統なライバルになると思いますが、このECO-5もまだ十分防災ラジオとして通用する部分はあります。2台を比べてみればわかりますが、ECO-5の方が大きさと厚さが一回り小さくなっています。

ECO-5がTY-JKR5と比べて残念な点は、多少感度が悪いことの他に、FMワイドバンドをカバーしないことがありますが、さらにAMもカタログ上1600kHzまでしかカバーしないので、高速道路や国道の沿線で放送している交通情報サービスが聞けないということがあります。

さらに、電源スイッチを兼ねたボリュームと選局ダイヤルが昔のラジオのように少々出っ張っているので、カバンの中でスイッチが入ったり、合わせておいた放送局がずれてしまったりということがTY-JKR5と比べると起こりやすいという事があります。まあ、この辺は製作コスト的には仕方のない部分ではありますが。

ECO-5は設計の割り切りによって乾電池での動作はできず、手回し発電によるコンデンサからの充電のみで使えるラジオです。ただ乾電池による利用ができなくなっているという事は悪いことばかりでなく、ある意味割り切りを感じさせます。その分本体が小さくて軽くできますし、長い間電池を入れっ放しにして液漏れを生じさせる心配もありません。

また、ECO-5には防水防塵機能はありませんが、イヤホン端子やUSB出力のところにゴムカバーがないのでいちいち開けたり閉めたりする手間はなくなり、直接コードが差せて便利は便利です。ただ、放送局を合わせるための同調ライトは付けてくれても良かったのではないかという気がします。

個人的には周波数をFMワイドバンドおよびAMの交通情報が聞けるよう改善し、同調ライトを付けて今の売り値である3千円前後をキープすることができれば更にバランスのいい製品になるような気がします。また東芝のブランドに固執しない人で、乾電池で使う事を想定していない人なら買いの防災ラジオになるでしょう。

ECO-5 ハンドルの比較

KOBANというブランドの「太知ホールディングス」という会社は早くから内蔵充電池にコンデンサーを採用した防災ラジオを販売していた実績があり、過去からの一定の評価はされてきたように思います。ある意味、この製品があったからこそTY-JKR5が出たとも言えます。何よりTY-JKR5がこのラジオの形であったり、写真のようにハンドルの収納方法が同じようになっていることからもその事は類推できるのですが、細かいことは抜きにしてもここまで紹介してきたように、TY-JR10からECO-5になり、さらにTY-JKR5まで進化してきたポケットラジオタイプの防災ラジオの状況というのはもっと多くの人にこういうラジオがあるということをわかっていただきたいなと思います。

TY-JKR5自体はまだ出たばかりで小型ラジオとしては高めの価格になっていますので、コンデンサーに充電するタイプの小型ラジオがとりあえず欲しいという方で、ワイドFMは現状では必要がないというならば、このECO-5を商品の名前通り備蓄ラジオとして手に入れておくのもありではないでしょうか。

※東芝の非常用ラジオ「TY-JKR5」について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 外観とその機能について
その2 コンデンサー充電についての覚え書き
その3 機種比較1 TY-JR10からの進化点
その4 機種比較2 KOBAN ECO-5との比較
その5 その5 まとめと今後への期待
その6 常時持ち出し時の電池問題
その7 ライトをランタン風に使うためのグッズ


カテゴリー: 充電池活用法, ラジオ | 投稿日: | 投稿者:

てら について

主に普通の車(現在はホンダフィット)で、車中泊をしながら気ままな旅をするのが好きで、車中泊のブログを開設しました。車で出掛ける中で、モバイルのインターネット通信や防災用としても使える様々なグッズがたまってきたので、そうしたノウハウを公開しながら、自分への備忘録がわりにブログを書いています。

スポンサーリンク

コメントを残す