東芝充電ラジオ TY-JKR5の研究 その1 外観とその機能について

今回紹介する手回し充電ラジオ、TY-JKR5は、旧サイトで紹介していたラジオについての記事のコメントの中で紹介していただき、私自身も知ることとなりました。世間の評価についてはわかりませんが、まずは購入してみました(^^)。

個人的には国内メーカーが出した災害に備えるためのラジオとしてはかなりいいスペックを持っていて、いわゆるポケットサイズのラジオであることから、予算さえ許せば非常用持出袋に入れておくラジオとしてはこれが一番のおすすめではないかと思うのですが、それほどまだ注目されていません。ここでの紹介を機に多くの人に知って欲しいと思っています。

詳しい内容も見ないで買ったのにはこのブログで紹介しようと思った他に私の個人的な事情もあります。手元に置いているラジオはたくさん持っているのですが、その多くは単三電池で動くものです。最近になって単三よりも単四で動くグッズを利用し出したことがあり、単四2本で動き、小型のスピーカーを持つラジオを一台欲しいと思っていたところだったので、まさにピンポイントのニーズで購入に至りました。基本的には充電したエネループ2本で運用しますが、電池が切れた時には手回しハンドルでコンデンサに充電して使うことを想定しています。それでは、ここからはその概要を紹介していきましょう。

まず、大きさは幅110mm・高さ65mm・奥行き35mmと片手で十分持てます。付属品は本体に付くストラップと、microUSBでAndroidスマートフォンにつながる充電用のケーブルと、ガラケーを充電できる変換アダプタ(microUSBメス差し込み口付)が付きます。イヤホンは付属しないので、必要とされる場合は別途用意しましょう。

TY-JKR5正面

まず、本体正面を見てみましょう。ダイヤルはAMとFMに分かれていて、特にFMはワイドFMをカバーしているので、今後AM局がFMで再送信を行なうことが起こっても安心して使うことができます。本体の表示はもう2つあり、スイッチを入れると赤く点灯するLEDと、放送局を強力にキャッチしたら緑色に点灯する同調ライトがあります。

TY-JKR5真上

真上を見ると、FM用のロッドアンテナの他に、ラジオのバンド切り替えスイッチおよび白色のLEDライトのスイッチが付いています。過去の防災ラジオの中に付いていた機種もあった非常用のブザーについては付いていません。もっとも、こうした機能は誤動作が心配なところなので、これでも十分ではないでしょうか。

TY-JKR5左側面

そしてライトのある左側面にはゴムで蓋をされた端子類があります。イヤホン端子およびUSB出力の端子はここにあります。基本的に防水と防塵機能があるため、むき出しの端子では防水性能を保てないためこのような形になっています。

TY-JKR5右側面

反対側の右側面には選局および音量(電源スイッチも兼ねています)スイッチがあります。つまみの出っ張りは無く、かばんの中などで誤ってスイッチが入ったりすることを極力防ぐ仕組みになっています。なお、こちらの側にストラップホールがあります。

TY-JKR5裏面1

そして、手回し発電のギミックですが普段はこちらもハンドル部分が出っ張らないようにぴったりと収納できるようにデザインされています。ただ、爪を使わないとハンドル部分を起こせないくらいきっちりとはまっているので、最初にハンドルを取り出す際には注意しましょう。

TY-JKR5裏面2

ハンドルを引っ張り出すと、その中に電池の種別を選ぶスイッチがあります。ここで乾電池(単四2本)か充電池(コンデンサー、キャパシタとも言います)で動かすかを選びます。乾電池は説明書の記載によるとアルカリ電池での持続時間しか書いてありませんが、満充電したエネループでも十分ラジオを鳴らすことはできました。なお、乾電池を使ってLEDライトを点灯させることはできますが、ガラケーやスマホを電池で充電することはできません。

その他、説明書の中に書いてあることで紹介しておきたいことは、手回しハンドルの回転の向きはどちらに回しても大丈夫ということと、1分間に150から180回転で2分程度回し切れば満充電になるので、ラジオやライトのみ使うならばそう回す必要はないということです。ただ、充電をしていない場合はハンドルはかなり軽くなりますので、ある程度重い状態で回し続けることが早く満充電状態を作り出すコツとなります。

※東芝の非常用ラジオ「TY-JKR5」について書かせていただいた記事を以下にまとめさせていただきました。興味がある方はどうぞリンク先の記事もご参照下さい。

その1 外観とその機能について
その2 コンデンサー充電についての覚え書き
その3 機種比較1 TY-JR10からの進化点
その4 機種比較2 KOBAN ECO-5との比較
その5 その5 まとめと今後への期待
その6 常時持ち出し時の電池問題


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東芝充電ラジオ TY-JKR5の研究 その1 外観とその機能について」への4件のフィードバック

  1. けいたいまにあ

    この手の手回し充電ラジオは、ハンドルがやわくて壊れるのではないかと心配なものがあり
    この商品の強度はどうでしょうか?

  2. てら 投稿作成者

    けいたいまにあ さん コメントありがとうございました。

    ハンドルはプラスチック製なので、あまり手荒に扱うと折れるかもしれませんが、普通に使っている分には十分な強度だと思います。ただ、ハンドルが壊れる状況というのは、ハンドル部の収納が甘いため落としたり何かした時にハンドルに直接力がかかって壊れる可能性のほうが高いのではないかと思います。

    その点ではこの製品のハンドル収納時の形は裏の面と一体化していますし、むしろ爪を伸ばしていないとハンドルを引き出せないほど密着して収納できるので、落としてハンドルが折れるような事故を起こしにくい工夫がされていると思います。

    ただ、写真で紹介しても実際に手にとってみると印象が違うと思いますので、機会があったらぜひ店頭で触ってみていただきたいです。

  3. 旧サイトで、この製品を紹介した者です。
    購入された上、記事にして頂いて良かったです。

    私もこの製品を購入しておりますが、災害時用備蓄として安心出来そうなラジオとしては、現時点ではトップクラスの中の1台なのではないでしょうか。
    私はこういった事が趣味ではなく、ケチで面倒くさがりゆえに、備蓄用として充電池性能保持の手間が掛からず、なおかつ充電池劣化の為だけで買い替えずに済む物を、と考え、コンデンサ搭載の当機種購入に至りました。

    数少ない不満としては、ラジオON時にライトもONにすると、ノイズが入る事。
    あと、私の所有する個体は、購入2日目で同調ランプが点灯しなくなりました。
    まあ、ライトを点灯しながらラジオを聞く事はほぼ無いし、同調ランプが点灯しないからといってラジオ機能には問題無いみたいですし、常に点灯するランプが1個減り省エネでいいじゃないか、とポジティブに考えられる程度には気に入ってます。

    東芝は色々厳しいようですが、もし後継機種を出せるなら、
     1. 価格が上がってでも、コンデンサを何倍かに特盛り 
     2. 乾電池を充電池にすれば、そちらにも手回し充電出来る機能
     3. USBからの給電は、オンタイムの手回し充電に加え、乾電池や、2. で充電した充電池からも可能
    これらを入れてくれたら、趣味ではない上ケチな私でも、もう1個買ってしまうかもしれません。

  4. てら 投稿作成者

    先日は旧ブログのコメント欄からこのラジオのことを紹介してくださり、ありがとうございました。

    コメントいただいたように、このラジオは他の防災ラジオと比べてもまとまっていて、もっと注目が集まってもおかしくないと思うのですが、やはり東芝は大きな不祥事との関連もあるのかマスメディアで取り上げられることがないのが残念です。

    まだコンデンサーによる蓄電というのは開発の途中で、なかなか大容量のものが出て来ないのが歯がゆくもあるのですが、このラジオは国内専用品ではあるものの、海外のラジオでしか情報が入手できない所に住んでいる人にとっても、息が長く使えるラジオとして仕様を変えて世界に向けて売り出してもいいように思うのですが。

    今後は例えば太陽電池パネルを搭載し、コンデンサーに充電できたり外付けのガラケーにも充電できるような機能が付くとなおいいと思いますが、その分お値段が張るようだと困りますね(^^;)。

    熊本で地震があり、関連する事も報道される中で、いざという時の情報収集や夜間の明かり確保、なおかつガラケースマホ充電の問題を一気に解決するモバイルツールとして、少々値は張りますが興味のある方はぜひ一度店頭で触ってみて欲しいですね。

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